男子には収集癖があり、それは男の本能だと言う識者もいます。たとえば、彼がプラモデルを集めるのに凝っており、「そんなお金があれば、結婚のために貯金しておけばいいのに」と彼女が思ったところで、彼はお金と時間をプラモデルにつぎ込むわけです。「それは男の本能です」と言ってしまえば、それまでの話ですが、もう少し具体的に「彼が趣味にお金と時間を使う理由」について見ていきたいと思います。
■■限界を知っている男たち
男子は、それがどんなにチャラい男子であったとしても、自分が60歳を過ぎるまでずっと、働かなくてはいけないことを知っています。子供を産むという選択肢を持っている女子は、「結婚を機に、人生をリセットしちゃえ!」とか、「子供が小学校に上がるまでの間に、資格を取って、そこから新しい人生を再スタートさせればいいや」と思うこともできますよね。
それができない男子は、あたかもエンドレスで、死に物狂いで働かなくてはいけないというような、切羽詰まった気持ちと、危機感を持っています。若い男子はエッチのことしか考えていない・・・・・・なんてことが、コミカルな恋愛コラムには書いてあったりもしますが、なかなかどうして、若い男子たちは自分の将来について、かなりまじめに考えているのです。