とさらっと書きましたが、美意識の最大の問題は、お互いにそれを口にしないところにあるんですよね。
たとえば電車で席を譲らない男子に対して「どうして譲ってあげないの?」と言う人って少ないでしょ?たいていは「彼、席を譲らないんだ、ああ、そういう人なんだ」と、心の中で残念に思うだけとか、残念に思って彼のポイントを下げて、ポイントが0になったら別れるとか、そういうことになりますよね。
男子だって、女子の美意識に対してほとんどなにも言いません。たとえば彼は「この子、玄関で脱いだ靴を揃えないんだ」と思うことがあっても「靴くらい揃えようよ」と言うことはほとんどないんですよね。
女子同様、心の中で残念に思うか、適当な時期にフェードアウトして関係が終わるか・・・・・・だから、美意識が地味な問題に感じられても、じつは恋愛に大きく関係してくる大問題なのです。
■■多くの人に共通する美意識
たいていの人は「かっこいいかどうか」を恋愛の基準にしていると思います。彼はかっこいいかどうか?とか。あるいは、わたしは彼の前でかっこよく(orかわいく)振る舞えているだろうか?とか。
なので、ほとんどの人は何らかの美意識をちゃんと持っているし、持っている美意識をつねに働かせているはずなんです。