欧米では低GIダイエットの書籍がズラリと並んでいます。日本でも「糖質オフ」ダイエットとして浸透してきているようですね。食後に血糖値が上がりすぎると太りやすく、肌老化も起こりやすくなるので、ご自分のいつもの食事パターンを見直してみましょう。
■なぜ食後高血糖がいけないの?
最近よく耳にする「食後高血糖」。食べる順番や、高GI食品ばかりを選んで食べてしまったことで、食後に血糖値が急上昇することを指します。食後に睡魔が襲ってきたり、些細なことでイライラしたりするのも「食後高血糖」が原因とも言われています。
白いご飯やパン、うどん、ラーメンなどの炭水化物は、体内でブドウ糖に変わりますが、ブドウ糖はGI値が100と高く、血糖値を上げてしまうのです。このブドウ糖は、糖の代謝の過程で正しく筋肉などに推移されれば問題ないのですが、余った場合、体の中で、タンパク質や脂肪と結合します。
これが「食後高血糖が太る」と言われるゆえんです。
■GI値とは?
GIとはGlycemic Indexグリセミック・インデックスの略で血糖値上昇指数のこと。研究機関にもよりますが、60以上の食品を高GI食品、60以下の食品を低GI食品と分類します。