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来年1月公開の『Dr.パルナサスの鏡』で、急逝したヒース・レジャーの代役をジョニー・デップ、ジュード・ロウと共に務めたコリン・ファレルに、先月7日、息子が誕生したことを彼のスポークスウーマンが発表した。ヘンリーと名づけられた男の子の母親はポーランド出身で26歳の女優のアリツィア・バフレダで、2人は今年の初めに撮影していた、ニール・ジョーダン監督の『Ondine』(原題)の共演が縁で交際がスタートした。コリンには以前の交際相手との間に誕生した6歳の息子・ジェイムズがいる。かつてハリウッドの暴れん坊として名を馳せたコリンだが、いまではアンジェルマン症候群という発達障害を抱えている息子を大切に育てる父親としての顔が知られている。『Dr.パルナサスの鏡』(写真)のギャラを、ジョニーやジュードと同じく、ヒースの遺児・マチルダに寄贈し、子を持つ親ならではの心遣いを見せるまでに成長したコリン。ジェイムズの弟の誕生で、女性関係の方も落ち着いて、今度こそ幸せな家庭を築いてもらいたい。(text:Yuki Tominaga)■関連作品:Dr.パルナサスの鏡 2010年1月、TOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開© 2009 Imaginarium Films, © 2009 Parnassus Productions Inc.■関連記事:ジュード・ロウの娘を出産したモデルがツーショット写真を英ゴシップ誌に公開ヒース・レジャー遺作『Dr.パルナサスの鏡』英国予告編到着ジョニーら縦横無尽!ジョニー・デップ、友人バンドのPV監督に挑戦【ハリウッドより愛をこめて】J・デップほか、スターの品々はオークションでいくら?【カンヌ現地レポ 09】ヒース遺作に喝采!監督「ヒースはこの映画の共同監督」
2009年11月02日公開まで1か月を切った『ニュームーン/トワイライト・サーガ』。いまだその全貌は明らかにされていないが、先日、報道陣に完成前の本作のフッテージ映像が披露された。この第2弾の軸となるテーマはずばり“危険をはらんだ運命の男”と“優しく包み込んでくれる幼なじみの男”の間で揺れる乙女ゴコロ。苦悩の末に愛するベラ(クリステン・スチュワート)の身を案じ、彼女の前から立ち去ることを決意するエドワード(ロバート・パティンソン)と、突然の別れから立ち直れず廃人同然のベラをそばで見守るジェイコブ(テイラー・ロートナー)。ジェイコブの優しさを受け入れつつも、自分の前から去った恋人を忘れられず、彼の幻影を追い続けるベラ…といった具合に“ヴァンパイアもの”でありながらも前作以上にかなりリアルな三角関係が展開されるのである。ちなみに、ベラが、自身へのジェイコブの恋心に気づいているのかどうかは完成前の短い映像を見た時点では不明。ここまでされて気づいてなかったら犯罪に近いぞとも思うが…。そしてもう一つ、物語の鍵を握るのが本作で初めて登場しエドワードたちの強力な敵として立ちはだかる、最古のヴァンパイア一族、ヴォルトゥーリ族の面々。ダコタ・ファニングはこの一族の一人として登場する。ここ最近、『PUSH 光と闇の能力者』や『The Runaways』(原題)などでグッと大人っぽくなったダコタの姿が報じられているが、本作のダコタ、“大人っぽい”とか“セクシー”を通り越してかなり怖い!意外と悪役は彼女にとってハマリ役なのかも…?と思わせるほど冷酷さ&狂気がほとばしっている。一族のリーダー役を演じるマイケル・シーンも同様。彼らの存在が物語をかなり盛り上げてくれそうな予感。ちなみに、先に挙がった三角関係の一角(の中で最も損な役回り?)のジェイコブくんにも大きな見せ場が。彼自身もかなり特殊な一族に属しており、周囲の不穏な動きに反応するかのごとく彼の肉体(凄まじい!)にもある変化が…。本作の完成が公開直前ギリギリとなった要因のひとつが、このジェイコブの変化の映像の部分をCGで描ききるためとか。ざっとふり返ってみるにアクションシーン満載のロミオとジュリエットといったところか。『ニュームーン/トワイライト・サーガ』は11月28日(土)より全国にて公開。■関連作品:トワイライト〜初恋〜 2009年4月4日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2008 SUMMIT ENTERTAINMENT, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.ニュームーン/トワイライト・サーガ 2009年11月28日より全国にて公開© 2009 SUMMIT ENTERTAINMENT, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:【ハリウッドより愛をこめて】『SATC2』にペネロペ&マイリー・サイラスが出演!ジョニー・デップ、キース・リチャーズに「ロック不滅賞」を授賞“片思いソングの女王”加藤ミリヤが『ニュームーン』イメージソングを書き下ろす矢口真里インタビュー乙女が『トワイライト』にハマるワケとは?赤目のダコタ・ファニング、ヴァンパイア姿が解禁!主演を食う存在感放つ
2009年11月01日映画『わたし出すわ』の初日舞台挨拶が10月31日(土)、東京・新宿バルト9で行われ、主演の小雪らが幸せのつかみ方について観客へメッセージを送った。同作は、突然故郷に戻り、同級生の夢や希望のために、東京で稼いだという莫大な金を「わたし出すわ」と差し出す女性・摩耶の姿を通じ、人の生き方や幸せについて考える物語。単独初主演で摩耶を演じた小雪は、「ちょっと掴めない女性で世俗的なところを感じさせない、ある意味崇高。そういう人だから人にお金をあげることが成立したんだと思います。悩みながらやらせていただきました。お金とどう接し、周りの人とどう接するか、考えましたね」と感慨深げ。一方、共演で研究者役の小澤征悦は「僕の役は専門業者だから、役者もある意味同じと思ってやりました。あと女性に弱い。そこは僕と全然違うんですけど」と軽妙に語ってみせたが、中高年層が目立つ客席にはジョークが伝わらず静まり返ったまま。小澤さんは苦笑い気味だった。また、映画のテーマにちなみ、キャスト陣らはそれぞれが思う幸せの掴み方を書いた色紙を読み上げた。小雪は、「私すごくリアルですが、インフルエンザが流行っているので、うがいと手洗い、忘れずに、です。私たちの仕事ってマスクができないからうつされ放題なんですよ。気をつけないと。みなさんも気をつけましょう」と注意を呼びかけ。共演の黒谷友香は、「種をまく。何か作るでもいいですし、今日から何か始めるでもいい。実りにつながります」と朗らかな笑顔。井坂俊哉は「個人的になってしまいますが、ドライブです。車を運転することがすごく好きで、運転していると自分がナチュラルになれる。まだ静岡に住んでいますが、仕事で東京に来るとき、高速で仕事のこととかいろんなことを考えています」と走り屋の一面を明かした。13年ぶりのオリジナル作品となった森田芳光監督は「僕の作品はすぐに評価されず、10年20年経って評価されたりする。この映画もちょっと心配で…みなさん早く評価してください」と照れ笑い。色紙を読み上げる際は「新宿の場外馬券場に行って監督の運を試す。天皇賞(11月1日開催)はキャプテントゥーレの単複、8−7−12の3連単BOX…」とヤマっ気タップリ。本作のロケは函館で行われたが「函館記念(7月26日開催)ではマヤ(小雪さんの役名)と、サクラ(小池栄子の役名)がきたんですよ!それぞれマヤノなんとか(マヤノライジン)、サクラなんとか(サクラオリオン)っていう馬ですけど」と競馬のツキと本作を重ね、本作のヒットを祈念したのか興奮気味だった。『わたし出すわ』は恵比寿ガーデンシネマ、新宿バルト9、銀座テアトルシネマほか全国にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:わたし出すわ 2009年10月31日より恵比寿ガーデンシネマ、新宿バルト9、銀座テアトルシネマほか全国にて公開© 2009アスミック・エースエンタテインメント■関連記事:ファッション小噺vol.116カーペットの上の人間模様〜東京国際映画祭〜小雪インタビュー「いまは、ものを捨てに捨ててる。わたし、出してます(笑)!」【TIFFレポート】写真でチェック!グリーンカーペットのファッションを一挙公開ファッション小噺vol.114『わたし出すわ』じゃなく、わたし“出品”するわ!?『わたし出すわ』試写会に25組50名様ご招待&『ブラック会社…』鑑賞券プレゼント
2009年10月31日日米のキャスト・スタッフが集結し、アカデミー賞脚色賞はじめ各国の賞に輝いた名作『サイドウェイ』を日本版として新たに誕生させた『サイドウェイズ』が10月31日(土)、公開初日を迎えた。初回上映前には主演の小日向文世をはじめ、生瀬勝久、鈴木京香、菊地凛子らキャストとチェリン・グラック監督が舞台に登壇し、映画に因みワインで乾杯し門出を祝った。ワインの聖地、カリフォルニア州・ナパを舞台に、そこで出会った男女4人の恋愛と友情、珍道中を描いた本作。現地での撮影を通して意気投合した様子の4人だが、主演の小日向さんは「こんなに宣伝プロモーションで回ったことはないので、正直疲れました」と、公開初日に少々お疲れ気味?劇中で印象に残った台詞を聞くと、「『最短距離がベストな道とは限らない』という言葉が好きです。遠回りしたって結果的には良いことが待っているとポジティブに思えたら、それは素敵なことだと思います」と笑顔で語った。ワインショップに勤務する麻有子を演じた鈴木さんは、映画をワインに例えて「この映画は、良く出来た年のワインのように、素敵な雰囲気といい思い出を醸し出してくれるような作品に仕上がっています。まずは採れたてのボジョレー・ヌーボーのように味わってください。そして、この先も味わっていただける映画なので、DVDになっても楽しんでもらえると思います」と、早くも本作のDVDまでアピールし、会場を和ませた。アメリカを拠点に活躍するグラック監督は、この日のためにわざわざカリフォルニアから来日。観客に向けて「我々、映画ファミリーへようこそ。“手づくり映画”を楽しんでください」とアピールし、4人の日本人キャストを称えた。オリジナル版に劣らず、まさにハマリ役と言える一同だが、お調子者の大介を演じた生瀬さんは役そのままの調子のよさを発揮。この映画出演の功績として「ハリウッドからのオファーがちょこちょこ来てるんだけど、まだ日本でやり残してることがあるのでお断りしてるんです」と告白するや、「今日はみなさんにご紹介しようと思って写真がここにあるんです」と言ってポケットから取り出したのは携帯電話。「釣りでこんなのを釣ったり、あと京香さんとお買いものしたのがこの写真ね…」とちっちゃい画面を披露し、客席を沸かせた。4人の中で一番年下の菊地さんは、撮影について「お兄ちゃんとお姉ちゃんの下で、何しても許される自由な環境で、一番楽しんでました。プレッシャーとか責任とか感じない、こんな現場が続いたらいいなと思います」とマイペースぶりを見せた。舞台上でも小日向さんたちに温かく見守られる中、「ナパは私一人だったらもう二度と行きたくない場所ですが、この4人でならまた一緒に行きたいです」と無邪気な笑顔で語った。最後には、巨大グラスを手に小日向さんの「お客様は神様でーす!」の合図で、一同ワイングラスを交わすと、盛大な拍手に包まれた。『サイドウェイズ』は全国にて公開中。■関連作品:サイドウェイズ 2009年10月31日より全国にて公開© 2009 Twentieth Century Fox Film Corporation and Fuji Television Network, Inc.■関連記事:小日向文世『サイドウェイズ』インタビュー海外苦手でも鈴木京香さんなら断れない!ジェイク・シマブクロインタビュー天才ウクレリストが奏でる“ワインのある風景”【TIFFレポート】小日向、通訳の英語にタジタジ凛子は監督を「いい加減」と暴露ワインをおいしく!『サイドウェイズ』特製ワインサーモメーターを3名様にプレゼント菊地凛子『サイドウェイズ』インタビューオスカー候補女優が海外に挑戦し続けるワケ
2009年10月31日若い世代にカリスマ的な人気を誇る佐々木希が主演作『天使の恋』の舞台挨拶で早稲田大学・大隈講堂を電撃訪問!山本ひかる、大石参月、七菜香、加賀美早紀とともに劇中で着用している女子高の制服姿で登場し、早大生たちの熱烈な歓迎を受けた。佐々木さんは「もう、21歳なので17歳の役ということで緊張しました。いまも(大勢の前で)緊張しています」と告白。続いて、共演陣も制服についてコメント。山本さんは「いま大学一年生で、ついこないだまで制服を着てたので、高校生活や撮影のことを思い出します」と嬉しそう。大石さんは撮影以来という制服だが「普段、あまりスカートをはかないのでスースーします(笑)」とのこと。七菜香さんは「老けて見えるかもしれませんが、18歳です!高校生活というものを知らなかったんですが、撮影中は本当の高校のようで楽しかったです」とふり返った。これに触発された(?)のが加賀美さん。「コメントしにくいですが…25歳です。一番頼りない感じですが…」と自虐気味に語り会場の歓声を浴びていた。佐々木さんは本作で映画初主演を果たしたが「つらかったのは(忙しくて)寝る時間もなく、2時間睡眠とかでした。肌のコンディションが悪くならないように毎日パックしてました」と苦労を明かした。司会者から「今日もお肌がきれいですよ」と声を掛けられると「メイクです!」とニンマリ。舞台上でもワイワイと楽しそうな彼女たちに撮影現場の様子を聞いてみると「雰囲気はこのまんま(笑)」(七菜香さん)、「常にガールズトークで、ズグダンズンブングンゲーム(お笑いコンビ・はんにゃのネタ)とかやってました」(佐々木さん)とのことだが、ここでも一人、ほかのメンバーとは違う空気を醸し出していたのが加賀美さん。役柄的に、あまりほかのメンバーと交わらない役だったこともあり、あえてみんなに近づくのを避けていたそうで「輪に入らず、はんにゃのゲームにも参加せず…。みんなのブログをのぞいて『楽しそうだな』と思いつつ、寂しく演じてました」とポツリ…。佐々木さんたちに向けて、講堂を埋めた早大生たちからも質問が。「友情と恋愛で迷ったらどちらを取る?」という質問には一同苦悩。佐々木さんは悩んだ挙句「どっちもー!」と答えたが、かわいいからOK!山本さんは「恋愛を取っても、友情は元通りになると思う」。大石さんは「恋愛です」とビシッと断言。七菜香さんも「彼氏を失いたくないです(笑)」と恋を選択。最後の加賀美さんは?「どっちでもいいです…嘘です(笑)。友情は自分を助けてくれるものだし、恋はきれいにしてくれるもので、どちらにもいいとこがあるんですよね…」と悩ましげ。最後に佐々木さんが、劇中でも見せる投げキッスをせがまれ、客席に向かって豪快にキス!客席の早大生たちから歓声、奇声、叫び声がわき起こった。『天使の恋』は11月7日(土)より全国にて公開。■関連作品:天使の恋 2009年11月7日より全国にて公開© 「天使の恋」製作委員会■関連記事:ファッション小噺vol.116カーペットの上の人間模様〜東京国際映画祭〜佐々木希、一日で4変化!ミニスカからドレスまで美肌&美脚で視線釘付けに【TIFFレポート】セクシー佐々木希、かわいい顔してやるもんだ!監督が素顔暴露【TIFFレポート】写真でチェック!グリーンカーペットのファッションを一挙公開佐々木希主演!『天使の恋』試写会に15組30名様をご招待
2009年10月30日アジアのトップ女優チャン・ツィイーと韓国きっての人気俳優ソ・ジソブがタッグを組んで贈る、中韓合作のラブコメディ『ソフィーの復讐』。このたびツィイーが主演だけでなく自ら初プロデュースに挑んだ本作を引っさげ、ジソブと一緒に来日!10月29日(木)、2人揃っての舞台挨拶が行われた。女性ファンで埋め尽くされた会場は熱気に包まれ、ソ・ジソブが姿を現すや黄色い声援で埋め尽くされた。プロデューサーとして、ジソブを抜擢したツィイーはその理由を聞かれると「私が言うまでもなく、みなさんが良くお分かりなんじゃないですか」とコメント、ファンの拍手を促した。続けて「彼には俳優としてどんどん良くなっていってほしいし、代表作もたくさん作ってほしい。今回彼は中国語も勉強しなきゃいけなかったし、見知らぬ国での撮影と、決して簡単な役ではなかったと思いますが、非常に勇気があって大変尊敬しています」と絶賛した。今回、ジソブは中国人役としてツィイーの恋人を演じたが、もちろん台詞も中国語。現場では、海外経験の先輩であるツィイーに助けられたようだが、「憧れの存在だったので、『本当に自分が中国でチャン・ツィイーといるのか?』と信じられない気持ちでした。中国語は本当に難しくストレスも感じましたが、彼女に『楽しんでやればいいですよ』と言われたのが励みになりました」と感謝の念を示した。撮影が行われた本国・中国では、8月に公開されるや初登場1位のヒットを記録した本作。ツィイーはプロデューサーの顔になり、「細かいところまで準備しなければならず、スタジオを借りる際も自らオーナーと値段交渉もしました。俳優にとって現場をいかに快適にするかに努めました。この映画は小規模ですが、中国で良い成績を記録して幸せ」と微笑んだ。また、劇中にハロウィン・パーティのワンシーンがあるが、来るハロウィンの予定を尋ねると、「たぶん仕事してると思う…」と現実的な回答のジソブ。一方、ツィイーは「オフなら、(劇中でマスクに鼻をつけている)ジソブの格好に扮して街を歩こうかしら(笑)」と余裕を見せ、終始ジソブをリードしてみせた。『ソフィーの復讐』は1月9日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:ソフィーの復讐 2010年1月9日より新宿ピカデリーほかにて公開© 2009 SOPHIE PRODUCTION LTD, PERFECT WORLD CULTURE COMMUNICATION CO., LTD. and CJ ENTERTAINMENT ALL RIGHTS RESERVED
2009年10月30日秘密の恋はドキドキするもの。それは本人たちだけでなく、それを知った周囲も「えっ!!」と、思い切りドッキリさせられます。たとえそれが、自分は直接知らない人物や既にこの世を去って久しい歴史上の人物でも、「実は…」的な話を耳にすれば、「へー」「ほー」と思うもの。それが、本人のイメージからはかなり遠い、激しい恋であれば驚きとドキドキは倍増です。そこで、こんな話はいかがでしょう。生涯独身で通し、お堅いオールドミスだったと思われていた作家ジェイン・オースティンに秘密の恋が芽生えていたというのです。そんな“実は…”が描かれているのが、アン・ハサウェイ主演の『ジェイン・オースティン秘密の恋』。ジェイン・オースティンといえば、いまで言うなら“恋愛小説の女王”。「分別と多感」「高慢と偏見」「エマ」などで、時代を経ても変わることのない愛の本質にぐぐっと迫った作家。「恋愛の達人でなくてどうする!」と思ったりもしますが、作家とは必ずしも経験から創作を行うわけではなく、想像から作品を生むことも多い人々。人物と作品のギャップなど、文学界にはつきもので、そこが面白かったりするもの。劇中でも、作家と作品のギャップについて語られている部分があるので、本当のところ、ジェインはどうだったのかなと、旧説と新説を比べつつ、本人像に思いをめぐらせたりできるのも楽しいところです。元はと言えば、伝記作家のジョン・スペンスが、独自の調査と新たに入手した証拠を基に、斬新な視点で彼女の生涯を検証。2003年にジェインは激しい恋を経験していたと発表したもの。それを機に、ジェインの人生についての新説が誕生したものの、事実なのは、彼女が生涯独身を通し、作家として自立した女性像を築いたこと。彼女が生きた18世紀、19世紀のイングランドと言えば、非常に保守的。結婚は当然すべきもので、今と違ってある年齢になっても結婚していない女性は“いき遅れ”として家族の悩みの種、周囲からは笑いの種になる時代でした。それでも、結婚や階級の制度に憤りを感じ、自分を貫いたジェイン。映画では、そんな彼女の姿勢に、若き弁護士・トムが、ほかの女性には感じられない新鮮な魅力を感じ、激しい恋に発展したとなっています。映画で描かれるトムとの恋は、彼女にとって運命の恋。それを引き寄せたのは、彼女の素直でしなやかなパーソナリティ。つまり、心を偽らなかったがゆえに、ありのままの自分であり続けることに誇りを持っていたがゆえに出会った恋です。心を偽れば、資産家との結婚、そして願ってもない豊かな人生が待っているはずでした。実際、一度は彼女のこの結婚に承諾しています。そんな事実からすると、トムとの恋が、経済的に豊かな結婚生活を犠牲にして、生涯一人を貫くことの引き金になったのかもしれませんが、一生を捧げるに値するものだったということなのでしょう。結果的に、ジェインは後世に“お堅いオールドミス”という、ありがたくないイメージを残してしまいましたが、人知れずでも確かにいきいきとした人生があったのなら、人がどう思おうと関係ないのかもしれません。すべては自分の心次第。その信念の強さは、彼女の作品に表れていますよね。幸せそうと思われていても、激しい恋など一度も経験したことがないのと、寂しい人生だと思われても、実は豊かな実りがありそれを大切にしているのと、どちらがいいのか。好みの問題でしょうか。さて、『ジェイン・オースティン秘密の恋』についていろいろ語ってみましたが、証拠を検証したとはいえ、本人がいない今となっては、本当のところどうだったのか分かりません。憶測のラブストーリーといえば、個人的には、ルードヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェンの恋文から着想を得た『不滅の恋/ベートーヴェン』が大好き。ウィリアム・シェイクスピアの恋を描いた『恋に落ちたシェイクスピア』も有名です。いずれにしても、歴史的人物の知られざる愛を知ると、この傑作の根底にも密かに恋物語が隠されているのかもと想像できて楽しいもの。彼ら自身の作品もよりドラマティックに思えてくるので、楽しさも一石二鳥というところでしょうか。(text:June Makiguchi)■関連作品:ジェイン・オースティン秘められた恋 2009年10月31日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開© 2006 Becoming Jane Films Limited, Scion Films Premier (Third) Limited Partnership and UK Film Council,All Rights Reserved■関連記事:イギリスで大ヒット!アン・ハサウェイ主演『ビカミング・ジェーン(原題)』
2009年10月30日角川春樹が150万人動員のためにまさに体を張ってプロモーション!大森南朋を主演に迎えた自身、12年ぶりの監督作となる『笑う警官』の宣伝のために、角川監督自らが23時の時報の“時計”になることが明らかになった。「時計になる」とはこの写真のように大きな時計の前で自らの体を使って23時を示すというもの。実写版『時をかける少女』(’97)以来の監督作で、本作がタイムサスペンスということに因んでの試みとなるが、自ら時を刻むことに…。近年、日本映画のヒット作では、監督自らが数々のプロモーションに参加する姿が目立つ。『ザ・マジックアワー』では三谷幸喜監督が100本以上の番組に出演、一時期、TVは同監督によるジャック状態に。また、『劔岳点の記』では木村大作監督が全国90か所での舞台挨拶を、自らが車を運転して各地を回りながら敢行し話題を呼んだ。最近では、『空気人形』の是枝裕和監督が、出演陣と揃って「笑っていいとも!」に出演していたが、今回、新たに一人の映画監督によって日本初となる究極のプロモーションが実現!角川監督は本作について「150万人動員できなければ、映画は辞めようと思ってます」と宣言しているが、目標達成のために体を張った形だ。まずは10月30日(金)の22時59分45秒に、監督の“時計っぷり”が本作公式サイト上で公開されるほか、AXN、FOXチャンネルほか、STV札幌テレビ放送、テレビ愛知、三重テレビ、読売テレビ、RKB毎日放送などで、この23時の時報が放映される予定。『笑う警官』は11月14日(土)より全国にて公開。『笑う警官』公式サイト■関連作品:笑う警官 2009年11月14日より全国にて公開© 2009『笑う警官』製作委員会■関連記事:【TIFFレポート】大森南朋、原作者の「かっこよすぎる」という称賛に複雑な気分大森南朋「監督と一緒に、人間ドラマをしっかり作った」『笑う警官』舞台挨拶恋したい“大人”な俳優は誰?MTVオリジナルiTunesダウンロードカードを10名様プレゼント大森南朋主演『笑う警官』主題歌に復活間近の歌姫W・ヒューストンの新曲が決定!人気警察小説の映画化!『笑う警官』モニター試写会に50組100名様ご招待
2009年10月30日映画ファンのみなさんならご存知の通り、10月17日(土)から25日(日)まで、第22回東京国際映画祭が開催されました。国際、という割には海外ゲストが少なくなってはいるのですが、日本を代表する監督、主役級の役者たちほか、エンタメ界以外からも話題の大物たちが一堂に会するこれほど華やかな場はほかにはないでしょう。オープニングでは、環境保護を訴えるグリーンカーペットの上を、様々な人々が行き交いました。そこでシネマカフェでは、気になる方たちのファッションをふり返ってみたいと思います。最初は、美女二人を従えた怪しげな人物…ではなく、森田芳光監督。従えている美女は、『わたし出すわ』で主演した小雪と黒谷友香。肌の色とマッチしたヌードカラーのドレスを纏った小雪は、大ぶりのイヤリングと、おそろいのネックレスでややジミ目の色味に煌きをプラス。自らの存在感と大胆な“肌見せ”で、華やかさをプラスしたしっとりとした着こなしが見事です。一方、それに対抗するように黒谷は、鮮やかなブルーを使ったホルターネックのインパクト強い着こなし。「小雪がそうくるなら、私は…」的な主張がさすがは女優。このショットで、同じ体格の二人の女性が、同じ髪型、さらにドレスも同系色で揃えてきたら、森田監督が引き連れてきたどこかのキレイなお姉さんになりかねません。ふたりの女優がそれぞれの個性を意識した着こなしをしたことで、二人ともが引き立ったというわけです。一方、登場した3人の女優が同じ赤で揃えてきたのが、『ゼロの焦点』の中谷美紀×広末涼子×木村多江の3人組。グリーンカーペットの上で極めて強い印象を残す赤という色を3人揃って着るという大胆さで、上記の二人組とはまた違った鮮烈さを残してくれます。しかも、それぞれの美しさを引き立ててドレスのデザインをがらりと変えているので、色が同じでもかえって個性的が引き立つ結果に。中央に立つ広末涼子が、すこしトーンを抑えたワインレッドに近いものをチョイスしているあたりも、「3人で一緒に並ぶ」というところまで意識した様子が垣間見られます。そんな計算も、大事ですね。映画祭のオープニングを飾った『オーシャンズ』組は、ジャック・ペラン監督を囲むように、宮沢りえと平原綾香。登壇者のみんなが、どこかにグリーンを身につけての登場だけに、宮沢だけはそれをあえて拒否したのかとちょっと疑問になるショット。ドレスのデザインも色もとってもお似合いだけれど、パーティやイベントというお祭り感覚のある場では、ぜひ周囲と歩調を合わせたいもの。それでないと、ノリの悪い人だと思われてしまうので。イヤリングやチョーカーでエメラルドをつけるという選択肢もあったのかもしれませんね。さて、ここまでに登場した迫力の女優陣とは打って変わって、初々しい装いを見せているのが、『僕の初恋をキミに捧ぐ』の井上真央。岡田将生の冬物っぽいジャケットの生地感と合わせたのか、タイツで登場。パーティではなるべく肌を見せるのが華やかさへの近道ですが、この黒タイツがかえって恥じらいを感じて若々しかったりして。でも、今流行中のトレンカタイプのレギンスだったりするともっとお洒落感がUPしたのかも。それにしてもこの二人、なんだか俳優のツーショットというよりも、思い切り本気でデート中という感じがしませんか。なんでこんなにリアルなのでしょう。次は、佐々木希×谷原章介の2ショット。『天使の恋』で歳の差カップルを演じた二人です。谷原のリーゼント風ヘアも気になるところですが、やはりお人形のような佐々木の姿に目が行きます。年上の男性にエスコートされることを意識してベアトップ&フルレングスを選んでいますが、胸元にはたっぷりのフリル。これがハートシェイプのようになっていて、乙女らしさが垣間見えます。谷原も、パパに見えてしまわないかが気になって、髪型をロックテイストにしてみたのでしょうか…。ちょっとちぐはぐな感じが、かえって映画の世界そのものという感じです。最後は、美女と野獣という感じの、山田孝之×戸田恵梨香の二人。『大洗にも星はふるなり』で共演している彼らですが、戸田は眩しくなるような白を選んで正解。ライトのように顔写りをよくしてくれているのは、上半身に集まったたっぷりのフリル。スポットライト&マドンナライト効果を発揮するこのドレスでなければ、山田に全部持っていかれていたことでしょう。お気づきの通り、これまで男性ファッションにはほとんど触れていない私ですが、彼だけは注目せずにはいられません。フォーマルとなると、特筆すべきことがなくなる男性陣の中で、これだけの度胸と個性を発揮できる人はそうそういません。正当派な着こなしで柔らかく微笑む戸田の横で、全くジャンルの違うオーラを発している彼。日本映画界で引っ張りだこなので、舞台挨拶などの映像をご覧になったこともあるでしょうが、いつも主張のある着こなしを見せています。男性ながら、ド○小西のファッションチェックでも取り上げられるほどのインパクトの持ち主なので、これはこれで貫いていって欲しいものです。ほんの短い時間でも、いろいろなことが見えてくるカーペット・ウォーク。やはり、どんなに海外ゲストが少ないと言われても、期待せずにはいられません。来年、この時期に東京近郊にいる方は、一度覗きにいらしてはいかがですか?(text:June Makiguchi)■関連作品:第22回東京国際映画祭 [映画祭] 2009年10月17日から25日まで六本木ヒルズ、Bunkamuraをメイン会場に、都内の各劇場及び施設にて開催わたし出すわ 2009年10月31日より恵比寿ガーデンシネマ、新宿バルト9、銀座テアトルシネマほか全国にて公開© 2009アスミック・エースエンタテインメントゼロの焦点 2009年11月14日より全国東宝系にて公開© 2009「ゼロの焦点」製作委員会オーシャンズ 2010年1月22日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2009 Galatee Films - Pathe - France 2 Cinema - France 3 Cinema - Notro Films - JMH-TSR 僕の初恋をキミに捧ぐ 2009年10月24日より全国東宝系にて公開© 2009「僕の初恋をキミに捧ぐ」製作委員会天使の恋 2009年11月7日より全国にて公開© 「天使の恋」製作委員会大洗にも星はふるなり 2009年11月7日よりシネセゾン渋谷、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開© 2009「大洗にも星はふるなり」製作委員会■関連記事:佐々木希の制服姿に早稲田騒然!恋と友情の二択迫られキュートに「どっちもほしい!」【TIFFレポート】杏がミニスカで美脚披露!木村佳乃は…写真でふり返る閉幕式【TIFFレポート】『イースタン・プレイ』グランプリ含む3冠!亡き男優にも男優賞【TIFFレポート】台湾の名匠お墨付きの新鋭監督は、草食系&星座占い好き?井上真央はやっぱり“何考えてるか分からない”岡田将生が好み?細田よしひこ無念
2009年10月30日3年前に破局したジュード・ロウとシエナ・ミラーは現在、奇しくもニューヨークで別々の舞台に主演中。そんな2人の仲が再び復活したという説が流れ始めている。2人は2004年に『アルフィー』で共演したのをきっかけに交際がスタート、ジュードは妻のサディ・フロストと離婚して、シエナとの関係を続けたが、2年間の交際期間中に何度も破局と復縁を繰り返した揚げ句、ジュードと子供たちのナニーの浮気発覚を機に交際に終止符を打った。その後、シエナはリス・エヴァンスや、またしても妻子持ちのバルサザール・ゲティと交際、ジュードは既報通り、一夜限りの恋の相手に娘が誕生したばかり。現在、ブロードウェイでジュードは「ハムレット」に、シエナは「After Miss Julie」(原題)の舞台に立っているが、ニューヨーク市内で2人のディナー・デートの現場が何度も目撃されている。ジュードのスポークスパーソンも、2人が会ったことを認めているが、再び恋人同士として交際を始めたかについてはコメントを避けた。実は、シエナと舞台で共演中のジョニー・リー・ミラーはジュードの親友。ニューヨークの街でシエナと一緒に犬の散歩をしているところを写真に撮られたりしているが、どうやら犬のお散歩デートと見せかけて、ジョニーは彼女をジュードとの待ち合わせ場所までに連れていく役目を買って出ているようだ。ジュードもシエナも共に公演は12月まで。果たして今後、どんな展開になるだろう?(text:Yuki Tominaga)22日、「After Miss Julie」のオープニングを迎えたシエナと共演陣(左:ジョニー・リー・ミラー、右:マリン・アイルランド)。© AFLO
2009年10月30日元・モーニング娘でつい先頃、芸能復帰した市井紗耶香がまもなく公開のホラー・ムービー『ファイナル・デス・ゲーム』の宣伝リーダーとしてトークイベント付きの試写会に出席。ホラー映画らしからぬ、明るいトークで会場を盛り上げた。火あぶりに処された魔女の血と皮と涙によって作られたというボードゲーム“マンバ”。勝った者は好きな願いを一つ叶えることができるが、負けるとゲーム上の厄災がふりかかるというこのゲームを偶然手に入れた7人の男女の運命を描いた本作。白と黒のストライプの入ったミニワンピースに黒のファーというファッションで登場した市井さんは「実はホラー映画は元々好きだったので、(宣伝リーダーー就任は)嬉しいです」と意外な(?)告白。映画については「冒頭から目を覆うようなシーンの連続で、すごく怖いんですが、同時にワクワク感も味わいました」とさすが宣伝リーダーというべき感想を語ってくれた。2児の母である市井さんに「お子さんと一緒に観たいか?」という質問が。これには「ちょっと早いかなって感じです。もうちょっと大きくなったら…」と母親の表情で語った。劇中のゲーム“マンバ”で勝ったら何を望むか?という質問には「家族の健康です!」と即答。ホラー映画らしからぬ明るい雰囲気を醸し出す市井さんの姿につられるように、客席にも笑顔が広がった。イベントの最後に人生を楽しむコツを聞かれた市井さん。「常に前向きに、明るくいることが大切!子供にはいつも笑顔で接するように心がけています」と言葉そのままに元気に締めくくってくれた。『ファイナル・デス・ゲーム』は11月7日(土)より銀座シネパトスほか全国にて順次公開。■関連作品:ファイナル・デス・ゲーム 2009年11月7日より銀座シネパトスほか全国にて順次公開■関連記事:負ければ“死”の運命…『ファイナル・デス・ゲーム』試写会に5組10名様をご招待
2009年10月29日「BONES」恋バナ捜査の最後を飾るのは、骨博士“ボーンズ”ことテンペランス・ブレナン役のエミリー・デシャネル!ジェファソニアン法医学研究所の天才法人類学者であり、遺体の骨から様々な事実を分析する専門家として事件捜査に協力するブレナン博士の登場です。昨年の7月に来日し、「BONES」のプロモーションを行ったことも記憶に新しいエミリーですが、今回は撮影現場でリラックスしている彼女を直撃しました。ブレナンとブースに関する鋭い見解がいろいろ聞けましたよ!天才ゆえか対人スキルに問題があり、率直な物言いで相手をどん引きさせることもしばしばのブレナンですが、そんな彼女が相棒のFBI捜査官・ブースや研究所の仲間たちとの友情を通し、徐々に変化していくのが「BONES」の見どころ。シーズン1ではだいぶ変人度(?)の高かったブレナンも、シーズンを経るにつれ温かみを増していきます。しかも、シーズン4のブレナンは人間関係について自ら学ぼうとするなど、過去最高に健気でキュートな面も!これはやっぱりブースの影響によるもの?「そうね。ブレナンはブースとの関係を通し、オープンな人間へと変化していくの。ブースは彼女に、どうすればもっと魅力的で好かれるようになるかを教える存在でもあるのよ。だからこそ、彼女は自分の周りに張り巡らしていた壁を壊し始める。それって、ブースはもちろんジェファソニアンの仲間も含め、本当に信頼し、愛する人たちに出会えたからよね。もっと温かく、人に好かれ、社交的になる方法を学びたいと、彼女は自ら思い始めるの。そんなふうに努力するブレナンが私は大好きよ」。「『BONES』は深いレベルで愛し合っているのに、お互いに対する気持ちを決して認めることができない男女を描いた物語」とも語るエミリーですが、自らを変えてくれた運命の男性、ブースがすぐそばにいるにもかかわらず、ブレナンが彼と恋人同士になるのはまだまだ先のよう。シーズン4では、知的な会話を楽しめる男性とセックスを楽しめる男性のふたりに対し、ブレナンが二股をかける(!)展開も見られます。「本当は、知的な会話ができて、セックスも楽しめる相手を見つけるのが理想よね。私の目標もそうよ(笑)。そういう意味では、ブレナンの論理や欲求を理解することは出来たわ。自分が求めているものをひとりの人間の中に見つけることが出来ないから、ふたりに求めたのね。ちょっと男性的な行動だけど、彼女らしいわ。私自身はブレナンほど極端じゃないし、ふたりの男性と同時にデートをしたこともないけど、男性的な行動という点で言えば共感できる部分はある。実は以前、バレンタイン・デーをすっかり忘れていた私に、恋人が花だったか何かをくれたの。普通、記念日やイベントに気を払えないのは男性なのにね。私だって、記念日を気にかけない男性がナイスじゃないとは思っているのよ(笑)」。続けて、「ブレナンは本当に欲しいと思っている男性、ブースを得られないから、別の男性ふたりの中に欲しいものを見出そうとしたの。彼女にとって、ブースは両方を兼ね備えている存在なのにね」とも。となると、今後の展開がますます気になるところです…。そんなふたりに、ものすごい展開が待ち受けるシーズン4。ブレナンとブースの関係の行方は、世界中のTVドラマファンにとっていまやブランジェリーナの私生活以上の関心事!?ふたりがたどる恋の結末を予想しつつ、まずはシーズン4を楽しみましょう!(text:Hikaru Watanabe)DVD「BONES−骨は語る−シーズン4」Vol.1〜3レンタルリリース中発売元:20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント© 2009 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.■関連作品:BONESボーンズ [海外TVドラマ]■関連記事:シネマカフェ的海外ドラマvol.124「BONES」恋バナ!捜査ファイル第4回シネマカフェ的海外ドラマvol.123「BONES」恋バナ!捜査ファイル第3回シネマカフェ的海外ドラマvol.122「BONES」恋バナ!捜査ファイル第2回シネマカフェ的海外ドラマvol.121「BONES」恋バナ!捜査ファイル第1回事件の鍵は骨!「BONES─骨は語る─」の美人捜査官、エミリー・デシャネル
2009年10月29日出演するどの作品でも、常に独特の存在感を示している俳優・小日向文世。その小日向さんが、今度はアカデミー賞を受賞したハリウッド映画の日本版、という画期的な作品に挑んでいる。1か月にも及んだ海外ロケ、俳優としての挑戦について語ってくれた。思わず“ハリウッド映画に出てる気分”に!2人の男がカリフォルニア・ワインの聖地ナパ・バレーのワイナリーを巡るロードムービー、『サイドウェイ』の基本設定はそのまま、キャラクターを日本人に置き換えて新たなストーリーとともに展開される『サイドウェイズ』。本作の撮影が、オリジナル同様にナパ・バレーで行われたのは約1年前のこと。インタビュー部屋に飾られていた映画のポスターを眺めて「『よく行ったなぁ』って感じです…」と小日向さんはつぶやいた。「何か夢のような気分なんですよ。『あー、綺麗なところに行ったんだね〜』って」。最初にプロデューサーからオファーを受けたときは、「ワイナリー巡りよりは九州の焼酎蔵巡りの方が日本人にウケるのでは?」とおもわず考えてしまったほど想像がつかなかった、といまだからこそ明かす。しかし、そんな彼を惹きつけたのは、何よりも海外での撮影だった。「監督含め、スタッフ全員が海外の方。それは確かに面白いと思いましたね。実際、監督はチャーリー・シーンみたいな顔をしているのに、日本語ペラペラなんですけど(笑)。でも監督が『Rolling!Action!』なんて指示を出すと、『おぉ〜何だかハリウッド映画に出てる気分だな〜』って感じがしましたよ」。ところが、「実は海外はあまり好きじゃない」という驚き(!)の告白。「どんなに仕事がハードでも必ず家に帰る、というのは必須条件。でも今回ばかりは『僕はあまり海外が好きじゃないから』って断ったら、後で後悔するんじゃないかなって思いました。しかも、僕が好きになってしまう相手役が鈴木京香さん!これはやっぱり断れないでしょ?案の定キスシーンもありましたし(笑)」。小日向さんの意見も取り入れられながら、何度も書き直されたという脚本。結果、より共感できる、等身大の『サイドウェイズ』が生まれた。オリジナルと比較して観るのも面白いが、ひとつの新しい映画としても、大いに楽しめる作品となっている。「ウジウジしながらも、それなりにもがいて、何とかしたいって思っている。それを1週間ワインを飲みながら、何かひとつ見つけて帰るというところをうまく演じきれたらいいな、と思っていました。僕が思い描いた道雄を、アメリカ版とは違う形でね。どっかで『頑張れよー』ってうしろから後押ししてあげたくなるような人にはなれたかな、って思うんですけど」。「本物のワインを飲ませてくれ!」もちろんオリジナル版同様、映画のキーとなっているのが「ワイン」。とにかくワインを飲むシーンがたくさん登場するが、小日向さん自身もかなりのワイン好きだそう。「カリフォルニア・ワインがこんなにおいしいものだとは、今回の撮影で初めて知りました。フランスワインよりもおいしい!オススメ?僕はナパのピノ・ノワールが好きです。『ニュートン』という銘柄は日本にも輸入されていますよ」。ちなみに、撮影で飲んでいるワインは基本的に中身は全てグレープジュース。しかし、中には本当にワインを飲んでいるシーンもある、と裏話を教えてくれた。「夜、この撮影で今日はもう終わり、というときは『本物を飲ませてくれ!』って頼みました。酔いつぶれるシーンは、本当にワインを飲んでいましたよ(笑)」。ホテルのルームサービスでハンバーグを頼むのが大変だったという話、緊張から一週間便秘になってしまった話、撮影がオフの日にサンフランシスコに遊びに行った話…取材中、たくさんの思い出話を聞かせてくれたが、それだけ、本作は小日向さんの俳優としてのキャリアにも大きな影響を与えたことは間違いない。「1か月間も日本を離れたのは初めて。僕のプロフィールの中で、『サイドウェイズ』という作品は、とても大きな存在になると思います。海外の方が映画を観て、『フミヨを使いたいからこっち来て』って言われたらどうしよう…って言われないか(笑)。これはこれで、僕がいままで色々やってきた中のひとつなので、この映画を足がかりに海外進出したいなんて、これっぽっちも思っていないんです。今度はまた違う、日本に生活している日本人を演じたいと思っています。本当にささやかな家族の話とか演じてみたいですね」。(photo:Yoshio Kumagai/hair & makeup:Yuko Tomioka)衣裳協力:マリテ+フランソワ・ジルボー(タカセ商事)化粧品:アクセーヌ『サイドウェイズ』菊地凛子インタビュー『サイドウェイズ』ジェイク・シマブクロインタビュー■関連作品:サイドウェイズ 2009年10月31日より全国にて公開© 2009 Twentieth Century Fox Film Corporation and Fuji Television Network, Inc.■関連記事:ジェイク・シマブクロインタビュー天才ウクレリストが奏でる“ワインのある風景”【TIFFレポート】小日向、通訳の英語にタジタジ凛子は監督を「いい加減」と暴露ワインをおいしく!『サイドウェイズ』特製ワインサーモメーターを3名様にプレゼント菊地凛子『サイドウェイズ』インタビューオスカー候補女優が海外に挑戦し続けるワケ菊地凛子&鈴木京香、仲良くぶどう柄でペアルック?『サイドウェイズ』舞台挨拶
2009年10月29日累計400万部の売上を突破した人気コミックを原作に、人気沸騰中の市原隼人を主演に迎えてドラマ化され、今年7月より放送された「猿ロック」。兼ねてから映画化が囁かれていた本作だが、その真相がこのたび明らかに!映画『猿ロック THE MOVIE』というタイトルで、強力な新キャストも加わり、撮影がスタートした。ドラマからの続投で、市原さんが演じるのは主人公の天才鍵師・猿丸耶太郎、通称“サル”。映画では謎の美女に依頼された仕事で、警察の権威に関わる重大な秘密が入ったトランクを手にしてしまったサルは、ブツを取り戻そうとする銀行強盗犯、そして警察に追われるハメに…。市原さんに加え、共演陣には芦名星、渡部豪太、高岡蒼甫らがドラマに続き、サルの幼なじみとして配役。さらに、劇場版新キャストとして、NHKドラマ「どんと晴れ」で脚光を浴びた比嘉愛未がサルを美貌で騙す謎の美女を、小西真奈美は超エリート警察官僚役で事件の最大のカギを握る人物として出演するほか、光石研に西村雅彦、國村隼などベテラン勢も集結。また、鍵屋vs警察の激しいアクションも見どころとなる本作。カーチェイスに車の横転、海に車ごとダイブもあり!制作には、『海猿』の制作スタッフが何名か入っているが、先日都内某所で行われた銀行強盗のシーンの撮影では半径約100メートルの道路を一日中封鎖して敢行。警察隊や報道陣、野次馬といった数百人ものエキストラもおり、一般の通行人は本物の事件と間違えて、野次馬となって押し寄せたとか…。ドラマから映画に、パワーアップした映像が展開される。『猿ロック THE MOVIE』は2010年2月27日(土)より公開。■関連作品:猿ロック THE MOVIE 2010年2月27日より公開© 2010「猿ロック」製作委員会
2009年10月29日全世界で公開を迎えた『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』。本国アメリカで大々的に開催されたレッドカーペット・イベントに負けじ!ここ日本で開催されたジャパン・プレミアの様子を、会場を訪れたライオネル・リッチーに黒木メイサら豪華スペシャルゲストたちの写真とコメントを中心にお届け!最初にステージに現れたのは、クリスタル・ケイ!マイケルの思い出を尋ねられ「小さい頃からモノマネして『フーッ!』とかやってました」とコメント。加藤ミリヤは「マイケルのクリエイティビティを少しでも盗みたい!」と映画の開始が待ちきれない様子。マイケルばりの真赤なハットをかぶって登場したのは歌姫・伊藤由奈。彼女も小さい頃からのマイケルの信奉者の一人だったようで「小学生の頃、ムーンウォークが出来なくて練習してました。いまでも出来ません!」と語った。このほか、CHEMISTRYの2人(川畑要&堂珍嘉邦)に、清水翔太、西野カナ、JUJU、HOME MADE 家族(MICRO、KURO、U-ICHI)、ZEEBRA、AI、松下奈緒に俳優の石黒賢と多彩な顔ぶれがそれぞれにマイケルへの熱い思いを口にした。ひと際大きな声援を浴びていたのが黒木メイサ!胸元の開いた黒いドレスと真っ赤なヒールをポイントにしたハイヒールで颯爽と登場し「マイケルは常に何かを伝えようとしてきた人。この映画で何を伝えようとしたのか知りたいです」と映画への期待を口にした。そして、最後に登場したのは思わぬ超大物ミュージシャン。80年代にマイケルと双璧をなす人気を誇ったスーパースター、ライオネル・リッチーが来場し、会場の盛り上がりは最高潮に!「彼が10歳の頃から知っているし、スーパースターになっていく姿を見てきたけれど、僕にとってはいたずら好きの彼のイメージが残ってるよ」とマイケルを偲んだ。会場には子供から大人まで、熱狂的なマイケルのファンが大挙。カメラマンエリアのすぐそばには、大ヒット曲「スリラー」のミュージックビデオでマイケルが着ていたのと同じような印象的な赤い衣裳でマイケルのマスクをかぶったファンの姿も。ライオネルはこのファンに気づくと大喜びで駆け寄り、記念撮影とサインに応じていた。『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』は丸の内ピカデリーほか全国にて2週間限定で公開中。■関連作品:マイケル・ジャクソン THIS IS IT 2009年10月28日より丸の内ピカデリーほか全国にて2週間限定公開■関連記事:【ハリウッドより愛をこめて】マイケルの最後の雄姿、その全貌を目撃!マイケル・ジャクソン映画、公開直前に本編映像が到着!あの名曲のリハーサルが…ブルーのジャケットで踊る、マイケル最後のリハーサル新画像が日本初公開!マイケル・ジャクソンの死因は致死量の麻酔薬。当局は「殺人」と見なす?【ハリウッドより愛をこめて】泥沼化するマイケル埋葬問題51歳の誕生日に決着?
2009年10月29日9月にジュード・ロウの娘を出産したモデルのサマンサ・バークが、生後5週の娘・ソフィアとのツーショットをイギリスのセレブ・ゴシップ誌「Hello!」11月号で公開、掲載料として30万ドル受け取ったと言われている。誌面のインタビューでサマンサは娘について「顔はジュードの方に似ていると思うわ。あごや鼻はそっくり。それから、しかめ面をしたときの表情も。目は私に似ていると思うけど」と話している。ジュードはサマンサの妊娠が明らかになったとき、娘の誕生後は養育をサポートするとコメントしたが、まだ面会には訪れていない上に誕生祝いのプレゼントや養育費も届いていないという。現在ブロードウェイで週8回公演中の舞台「ハムレット」に主演しているジュードについて「忙しいのは分かってるから。でもひと目見れば、彼は娘に夢中になるはず」と理解を示してみせるサマンサ。妊娠の公表直後にブログを開設し、一連の行動は「お金目当てじゃない」と力説し、「Hello!」誌から受け取った掲載料の一部をチャリティに寄付し、残りは娘の教育費・生活費として信託すると書いてはいるが、どこか釈然としないものがある。ちなみにジュードは、忙しい舞台出演の合間を縫って、前妻サディ・フロストとの間にもうけた子供たちと一緒に過ごす時間もとり、良き父親の顔を見せている。一方、ソフィアはこの世に誕生してすぐに母親の一存で大金を稼がされ、父親は会いに来る予定もない。何の罪もない彼女が、何とも気の毒だ。(text:Yuki Tominaga)写真は9月30日にアメリカのTV番組に出演した際のジュード。サマンサと生まれたばかりの娘のソフィアに関しては口を閉ざした。© Splash/AFLO■関連作品:シャーロック・ホームズ 2010年3月、全国にて公開© 2009 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITEDDr.パルナサスの鏡 2010年1月、TOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開© 2009 Imaginarium Films, © 2009 Parnassus Productions Inc.■関連記事:ヒース・レジャー遺作『Dr.パルナサスの鏡』英国予告編到着ジョニーら縦横無尽!ジョニー・デップ、友人バンドのPV監督に挑戦ジュード・ロウに4人目の子供、女児が誕生残念!ブラピの『シャーロック・ホームズ』出演は誤報ブラピが盟友の窮地を助け、シャーロック・ホームズの宿敵役に急遽挑戦?
2009年10月29日オール海外ロケ&海外スタッフで撮影された、ハリウッド映画の日本版、という海を越えて生まれた作品にふさわしく、『サイドウェイズ』の音楽を手がけているのは、世界で活躍するハワイ出身の天才ウクレリスト、ジェイク・シマブクロ。大人の青春物語・ワイナリーの風景・ジェイクのウクレレ。意外なようで、ぴったりとマッチする組み合わせ。軽快にウクレレを披露してくれるとともに、映画音楽について語ってくれた。華麗なウクレレプレイで、唯一無二の存在として世界に名を馳せるジェイク。日本にもファンの多い彼が、初めて映画音楽を手がけたのは2006年夏に公開され、数々の賞を受賞した日本映画、『フラガール』。そして『サイドウェイズ』は2作目となる。『フラガール』はテーマからしてウクレレとすぐに結びつくが、『サイドウェイズ』と聞いて、ジェイク自身もとても驚いたという。「プロデューサーが僕の音楽が映画に合うと推してくれたそうで…お声がけいただいてとても光栄でした。確かに、ウクレレが簡単に想像つくような映画でないですよね。でもだからこそ、僕にとっては新しい挑戦で、とても嬉しいです」。ジェイクがオファーを受けたとき、ちょうどカリフォルニアで行われていた撮影が終盤に差し掛かっていた。それから映画が編集に入るとほぼ同時に、彼は音楽を作っていったという。イメージしたものは“ナパ・バレーの景色”そのもの。「僕自身、何度かナパ・バレーに行ったことがありますが、とてもエネルギーのある素敵な場所なんです。実際に自分がそこで過ごした時間を考えながら、イメージを膨らませていきました」。出来上がった映画を観て、「キャラクターはみんな大好きで、キャストも全員素晴らしかった!相性がすごく良かったと思います」と絶賛するジェイク。好きなシーンを聞くと、「たくさんあるけど…」と少し考えながら、「大介と道雄が二人で女性警察官の家に忘れ物を取りに行くシーン」、「道雄が落ち込んでワイナリーの池の中に入って暴れてしまうシーン」といずれもコミカルなシーンを選んでくれた。「映画は大好きなので、また機会があればぜひ映画音楽に携わりたい」と話すジェイク。ちなみに日本の映画も好きだそうで、最近観たものだと、「『ハンサム★スーツ』と『20世紀少年』が面白かった!」と挙げてくれた。日本映画とジェイクの音楽のコラボをまた観れる日はそう遠くないかも?先ずはウクレレの優しい音色がストーリーを美しく包み込む、『サイドウェイズ』の世界をたっぷりと堪能してほしい。ジェイク・シマブクロから独占動画メッセージが到着!■関連作品:サイドウェイズ 2009年10月31日より全国にて公開© 2009 Twentieth Century Fox Film Corporation and Fuji Television Network, Inc.■関連記事:【TIFFレポート】小日向、通訳の英語にタジタジ凛子は監督を「いい加減」と暴露ワインをおいしく!『サイドウェイズ』特製ワインサーモメーターを3名様にプレゼント菊地凛子『サイドウェイズ』インタビューオスカー候補女優が海外に挑戦し続けるワケ菊地凛子&鈴木京香、仲良くぶどう柄でペアルック?『サイドウェイズ』舞台挨拶菊地凛子、流暢な英語で「ワイン大好き」『サイドウェイズ』、本場ナパで大盛況
2009年10月28日「This is it」――。誰にも真似できない、唯一無二の音楽スタイルを築きあげたキング・オブ・ポップ、マイケル・ジャクソン。彼は世界中の人々に愛され、数々の音楽賞にも輝きました。この地球上で最も天才的なパフォーマーでありシンガーソングライターと言っても過言ではありません。しかし数か月前、彼の悲劇的な最期以来、マイケル・ジャクソンの“才能”はないがしろにされ、彼は痛み止めや現実逃避のために数々の薬物を使っていた“過去のセレブリティ”として報道されてきました。しかし、マイケルの遺したドキュメンタリー『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』を観れば、彼のこうしたネガティブな面を忘れ、なぜ彼がここまで偉大で才能に恵まれたエンターテイナーとして崇められるのか、再確認できるはずです。マイケルという人間の内面やユーモアに満ちた素顔、そして彼がショービズ界で最も努力家で忙しい人物と言われていた所以を、見てとれると思います。生前には、UKで行うはずだった「THIS IS IT」ツアーは準備不足では、と疑われていたマイケルですが、この映画を観ればそんな不安も消えるはず。彼の音楽は変わらず素晴らしく、かつ楽しそうな雰囲気から、いかに彼がこのツアーに入れ込んでいたかがうかがえます。この映画では、彼がいかにあらゆる面にこだわり、いかに完ぺき主義者だったかも見せています。私はいま、ハリウッドで作品を観てきたばかりですが、一つだけ言えるのは、マイケル・ジャクソンという天才に再び恋に落ちたということ。とても素晴らしい映画でした!今日、レッドカーペット・プレミアイベントがノキア・シアター(マイケルがツアーのためにリハーサルしていた場所)で行われ、その歴史的イベントを取材してきましたが、ファンは大スクリーンにマイケルが登場することに興奮しきり、会場は異常な熱気に包まれていました。レッドカーペットには、パリス・ヒルトンやウィル・スミス、ヴィヴィカ・A・フォックス、元ボクサーのシュガー・レイ・レナード、アメリカン・アイドルからは出身歌手のデイヴィッド・クックとアダム・ランバート、それからコメディアンのマーティン・ローレンス、歌手のケイティ・ペリー、ジェニファー・ラブ・ヒューイット、そして本作の監督ケニー・オルテガやマイケルのバックシンガー&ダンサーたちとバンドの姿がありました。特に、私の大好きなアレックス・アル、マイケルのバンドでベースを担当していた人物ですが、彼を見られたことは何より嬉しかったです!とにかく、イベントは感動的で、会場にいる全ての人がマイケル・ジャクソンの人生を祝うことに興奮していました。もちろん私もこんな素敵な瞬間にいられたことに感謝しますし、読者のみなさんにはとにかく、映画を観て!と言いたいです。マイケルがショーのためにどれだけ準備をしていたのか、ステージに立つことに全てを捧げたマイケルという男を、間近で観ることができますよ。(text:Lisle Wilkerson)© Reuters/AFLO■関連作品:マイケル・ジャクソン THIS IS IT 2009年10月28日より丸の内ピカデリーほか全国にて2週間限定公開■関連記事:マイケル・ジャクソン映画、公開直前に本編映像が到着!あの名曲のリハーサルが…ブルーのジャケットで踊る、マイケル最後のリハーサル新画像が日本初公開!マイケル・ジャクソンの死因は致死量の麻酔薬。当局は「殺人」と見なす?【ハリウッドより愛をこめて】泥沼化するマイケル埋葬問題51歳の誕生日に決着?【ハリウッドより愛をこめて】ザ・キング・オブ・ポップ、永眠の地はどこに?
2009年10月28日刊行から40年以上にわたって愛され続け、これまでにも映画化、ドラマ化されてきた筒井康隆の手による青春SF小説「時をかける少女」が、仲里衣紗を主演に迎えて新たに実写映画化されることが決まった。1983年に原田知世を主演に迎えて映画化され大ヒットを記録。その後も1997年に再び実写映画化、さらに2006年には細田守監督(『サマーウォーズ』)の手でアニメ化されるなど、少しずつ設定を変えてたびたび映画化されてきた本作だが、今回は新たな少女の物語として生まれ変わった。原作小説の主人公・芳山和子の一人娘の芳山あかりを主人公に、彼女が入院中の母に代わって1970年代にタイム・リープして母の初恋の人を探す中で、様々な人たちに出会い、成長していく姿が瑞々しく描かれる。『純喫茶磯辺』、『パンドラの匣』などの話題作に出演し、若手演技派女優として注目を浴びる仲さんだが、アニメ版の『時をかける少女』で主人公の声を演じており、この作品とは“運命”とも言えるような不思議な縁が?今回、解禁となった写真には、はかま姿で弓を引く凛々しい仲さんの姿が!母の和子を、昨年公開された『歓喜の歌』で久々のスクリーン復帰を果たした安田成美が、また、あかりが恋に落ちる大学生・涼太を『ROOKIES−卒業−』の若手個性派、中尾明慶が演じる。加えて元・劇団四季の石丸幹二が本作で映画初出演!ほかにも青木崇高、石橋杏奈、柄本時生、勝村政信ら若手注目株から実力派まで豪華な顔ぶれが名を連ねている。仲さんは「アニメ版『時をかける少女』の主人公の声を演じ、素晴らしい作品に出会うことができたと嬉しく思っていました。今度は、声だけでなく、自分自身がスクリーンに映ることができることになり、『時をかける少女』というブランドを背負うことが出来るのか、すごく不安でしたが、一生懸命、時をかけました。歴代の『時をかける少女』のファンの方もまた新たに楽しめる作品になったと思います。ぜひたくさんの方に観ていただきたいです」とコメントを寄せてくれた。『時をかける少女』は2010年3月、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネカノン有楽町1丁目ほか全国にて公開。■関連作品:時をかける少女 (2010) 2010年3月、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネカノン有楽町1丁目ほか全国にて公開© 「時をかける少女」製作委員会2010
2009年10月28日世界的大不況が叫ばれる中、“お金”を題材にアメリカ経済の現状に警鐘を鳴らすドキュメンタリー『キャピタリズム〜マネーは踊る〜』。“アポなし取材”を得意スタイルとする、異才マイケル・ムーアがこの新作を引っさげ、11月下旬に初来日することが決定した!『ボウリング・フォー・コロンバイン』(’02)でドキュメンタリー作家として、ここ日本でもその名を知らしめたムーア。以来、『華氏911』(’04)、『シッコ』(’07)と新作ごとに大きな波紋を投げかけてきた。興行成績の面でも高い記録を残してきたにもかかわらず、「行くまでの時間が長過ぎるから」という理由で、意外にもこれまで来日経験はゼロ。4度目の正直となる今回は、「(フライト時間が)12時間くらいなら行けるかも」との安直と思える理由で、“アポあり”で来日するに至った。本作でムーアが描きだすのは、ずばり“まじめに働く99%の労働者”と、“搾取する側、1%のCEO”の相反する生活の実態。「ウォール街の飽くなき利益の欲求」を独自のスタイルで斬っていく。また、本作で初めて字幕監修を務めるのが、分かりやすい経済解説で、TVでも活躍中の経済アナリスト、森永卓郎。“小学生でも世界同時不況が2時間でわかる字幕”を完成させた。そんな森永さんはムーア監督について「今度は、金融資本主義者の仮面を剥ぎに行った。そこに現れた彼らの素顔は、戦争を仕掛ける死の商人と同じだった。ウォール街に乗り込んだ監督が、最後に断行した勇気あるお仕置きに拍手を送りたい」と大絶賛。どことなく容貌も似ている二人、来日した際には日米の“資本主義”を相手に結託?『キャピタリズム〜マネーは踊る〜』は12月5日(土)よりTOHOシネマズ シャンテ、TOHOシネマズ 梅田にて限定公開後、2010年1月、全国にて公開。■関連作品:キャピタリズム〜マネーは踊る〜 2009年12月5日よりTOHOシネマズ シャンテ、TOHOシネマズ 梅田にて限定公開、1月、全国にて公開© Front Street Productions, LLC.■関連記事:マイケル・ムーア『キャピタリズム』がN.Y.とL.A.限定公開で大ヒットスタートM・ムーアの経済ドキュメンタリーがヴェネチアを席巻!上映後10分間観客総立ちM・ムーア、ヴェネチアに殴りこみ!ドキュメンタリー作品初のコンペ部門出品マイケル・ムーア、次は恋愛映画に挑戦?GM破綻を受けアメリカの“経済”を斬る!
2009年10月28日まもなく公開を迎える話題の韓国映画『母なる証明』を携えて来日中のキム・へジャ、ウォンビン、そしてポン・ジュノ監督が10月27日(火)、本作のプレミア上映会の舞台挨拶に登壇し、およそ500人のファンの歓声を浴びた。殺人容疑で逮捕された息子(ウォンビン)の無実を信じる母(キム・へジャ)の戦いを描いた本作。今年度のアカデミー賞外国語映画賞の韓国代表作品にも選出されている。兵役を経て、実に5年ぶりの来日となったウォンビンが姿を見せると、黄色い声援はほとんど悲鳴に!「お久しぶりです。この作品で、みなさんとこうしてお会いできて嬉しいです。“母”という言葉から多くのことを感じられると思います」と優しい微笑を湛えて観客に呼びかけた。続いてキム・ヘジャが、マイクの電源がオフのまま挨拶しようとすると、ウォンビンはすぐにスイッチを入れて手渡す。キム・へジャは「うちの“息子”は全てやってくれるんです」と満面の笑みを浮かべ、会場は温かい拍手で満たされた。2人は現場では、互いをどのように呼び合っていたのか?と尋ねると「役のまま『トジュン』と呼んでました」(キム・ヘジャ)、「撮影中も『お母さん』と呼んでいました」(ウォンビン)と明かしてくれた。さらに、撮影中の思い出としてウォンビンは「鶏肉を食べるシーンと、母が漢方を飲ませてくれるシーンがあるんですが、撮影を通じて鶏8羽、(鶏の)足だけで16本くらいは食べたと思うし、漢方の飲み過ぎで胃もたれにもなりました」と苦笑交じりに語り、会場は笑いに包まれた。こうして並ぶと、外見も含めて本当の親子のように見える2人。監督は「2人の写真を見ると、目がそっくりなんです。日本の少女マンガに出てくる、目の中に星が5つぐらい入っているような輝きをリアルに見ることができました」と語った。さらに監督はこの2人の起用について「とにかく、キム・ヘジャさんと一緒に仕事がしたくて、この企画が始まったんです。彼女が母として狂気の疾走を繰り広げるという話で、いったい誰が息子だったら母として狂気を持ちうるか?と考えたらウォンビン以外にいなかった」と語った。舞台挨拶の終盤、司会者から「そろそろお時間ですが…」という言葉が出ると、会場はお昼の某番組のごとく「えーー!」という心の底から残念そうなため息の大合唱。すると監督は「私は立ち去りますが、ウォンビンくんだけ置いてきましょうか(笑)?」と提案。会場は再び大歓声と拍手に包まれた。そして、この日はスペシャルゲストとして、ポン・ジュノ監督が名を連ねたオムニバス作品『TOKYO!』に出演した香川照之と、日本でいま最も注目を浴びる“妻”であり“母”である鳩山由紀夫首相の妻・幸(みゆき)さんが登場し、3人に花束を手渡した。香川さんは自身の出演作(『カイジ〜人生逆転ゲーム〜』)が先日公開されたばかりだが「悔しいけど、『母なる証明』が今年のNo.1」と称賛を贈った。『母なる証明』は10月31日(土)よりシネマライズ、シネスイッチ銀座、新宿バルト9ほか全国にて公開。■関連作品:母なる証明 2009年10月31日よりシネマライズ、シネスイッチ銀座、新宿バルト9ほか全国にて公開©2009 CJ ENTERTAINMENT INC. & BARUNSON CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED■関連記事:韓国四天王・ウォンビン「自分の母も全てを投げ出すと思う」と故郷の母に思い馳せる韓国の鬼才ד母”×四天王が見事に融和最後まで目が離せない『母なる証明』最も浴衣が似合うと思う俳優は?「MTV」オリジナル携帯ストラップを10名様プレゼント【カンヌ現地レポ 04】スクリーン復帰のウォンビン、拍手喝采に涙!
2009年10月28日中山美穂の12年ぶりの映画出演作となる『サヨナライツカ』の完成披露試写会が、記者会見に続いて10月27日(火)の夜に行われ、中山さんを始め西島秀俊、石田ゆり子、そしてイ・ジェハン監督が上映前の舞台挨拶に登場した。中山さんは昼間の会見時の肩出しドレスとは趣きを変えて、華やかな黄色いワンピースで登場。作品について「何度でも観たくなる作品になっています」と力強くアピールした。久々の映画出演を決めた経緯に話が及ぶと、「話をいただいたときは驚きましたが、以前、一度(本作の映画化の)お話があったときの気持ちが甦り、演じたいと思いました」と語った。西島さんは、婚約者(石田さん)がいながら、中山さん扮する奔放な女性、沓子との愛に溺れていくサラリーマンを演じたが、その中山さんを西島さんは絶賛!「中山さんじゃなかったら、この映画は完成しなかったと思います。役柄を演じるだけでなく、現場を支えてくださいました。中山さんは、自分のことは全く考えず、作品のことだけを考える人なんです。そんな姿勢に勇気づけられました」と称賛を惜しまない。中山さんは少し照れくさそうに「西島さんも、すごく忍耐強い方で、スタッフを盛り上げたりとかしてくださって、私も現場で支えられました」と笑顔で返した。こんな2人の相思相愛ぶりに石田さんは少し嫉妬気味?西島さんは「石田さんが現場にいらっしゃるとホッとするんですよ」と語るも、石田さんは「西島さんは、本当は私に対して、特に感想はないと思います…。いいんです、私は。この2人(中山さん&西島さん)の素晴らしいラブストーリーになってますので」と寂しそうな笑顔を浮かべての自虐コメントで、会場は笑いに包まれた。イ・ジェハン監督は「全てのシーンを丁寧に作り上げました。細かいところまで観ていただければ嬉しいです」と静かな口調ながら自信をにじませた。最後に中山さんは、詰めかけた観客に「観終わったらみなさん、いろんな感想をお持ちになっていろんなお話をしたくなると思います。それは、愛についてであったり、人生についてであったり、生きるということについてだったりするでしょう。そんな話を日本中の人々がしてくれたら嬉しいです。壮大なラブストーリーになっています!」と呼びかけ、舞台挨拶は幕を閉じた。『サヨナライツカ』は2010年1月23日(土)より、新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開。■関連作品:サヨナライツカ 2010年1月23日より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開© 2009 CJ Entertainment Inc. All Rights Reserved.■関連記事:中山美穂、撮影現場よりも久々の会見に緊張?現場では西島秀俊に嫉妬も!中山美穂×西島秀俊『サヨナライツカ』主題歌に中島美嘉!切ない詞に涙必至?中山美穂、12年ぶりの銀幕に出会いと別れ語る「壊れてしまうのではないかと思った」
2009年10月28日21日から開催されていた第13回ハリウッド映画祭の最終日である26日、ビバリーヒルズのビバリー・ヒルトン・ホテルでハリウッド・アワーズ・ガラ・セレモニーが開催された。毎年1月1日から12月31日までに公開された映画を対象に、そこで素晴らしい功績を残した人たちを対象に贈られる賞で、ロバート・デ・ニーロが『Everybody’s Fine』(原題)でハリウッド男優賞、ヒラリー・スワンクが『Amelia』(原題)でハリウッド女優賞に輝き、共演のユアン・マクレガーがプレゼンターに。監督賞は、イラク戦争に従軍した若い米軍兵士たちを描いた『ハート・ロッカー』(原題)のキャスリン・ビグロー。同作主演のジェレミー・レナーがハリウッド・ブレイクスルー男優賞に輝き、『スタンドアップ』で彼と共演したシャーリーズ・セロンがプレゼンターとして登場した。ブレイクスルー女優賞は『Wall Street 2』(原題)でマイケル・ダグラスの娘を演じるキャリー・ミュリガン。TVシリーズ「24TWENTY FOUR」シーズン4や『砂と霧の家』でアカデミー助演女優賞候補にもなったイラン出身のショーレー・アグダシュルー、『インフォーマント!』に出演しているメラニー・リンスキー、監督としても活躍し、ジェーン・カンピオン監督の『Bright Star』(原題)に出演しているポール・シュナイダー、そして『スター・トレック』でスポックを演じたザッカリー・クイントが、脚光を浴びつつある俳優に贈られるハリウッド・スポットライト賞に輝いた。ジュリアン・ムーアがハリウッド助演女優賞、『イングロリアス・バスターズ』のクリストフ・ヴァルツは共演のダイアン・クルーガーから助演男優賞を、ブラッドリー・クーパーがハリウッド・コメディ賞を受賞し、『All About Steve』(原題)で共演したサンドラ・ブロックがプレゼンターに、と縁ある俳優が栄誉を讃える形式でセレモニーは行われた。(text:Yuki Tominaga)ハリウッド女優賞に輝いたヒラリー・スワンク。© Retna UK/AFLO■関連作品:インフォーマント! 2009年12月、恵比寿ガーデンシネマ、梅田ガーデンシネマほか全国にて公開© 2009 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.イングロリアス・バスターズ 2009年11月20日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2009 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVEDハート・ロッカー (原題)■関連記事:ブラピがロサンゼルスでバイク走行中に転倒するも、ケガはなしブラピ&タランティーノ最強タッグ来日決定!アンジーとのツーショットは?ブランジェリーナ、双子を連れてシリアへ。イラク難民の家庭を訪問恋したい“大人”な俳優は誰?MTVオリジナルiTunesダウンロードカードを10名様プレゼントサミット開催のN.Y.で、マット・デイモンがクリントン元大統領主催の会議に登壇
2009年10月28日『セックス・アンド・ザ・シティ』ファンのみなさん、朗報ですよ!うわさによれば、人気歌手・女優のマイリー・サイラスが先週、彼女の出演シーンを撮り終えたそうです。彼女は私のお気に入りキャラクター、サマンサ(キム・キャトラル)と共演しており、2人は同じドレスを着てセレブのイベントに登場するらしいです!マイリーは本人役で登場するのですが、キムとは素敵な撮影時間を過ごせたようですよ。同ドラマの大ファンであるマイリーは、本作への出演を自らオファーしたそうです。ほかにも、カメオ出演にオスカー女優のペネロペ・クルス(彼女も番組の大ファンです)が、キャリーの夫、ミスター・ビッグに近づく銀行員を演じています。また、「SATC」ファンにこっそり内容を明かすと、新作では再び誰かの結婚が描かれます。以前にも触れたと思いますが、この結婚式シーンでは歌姫ライザ・ミネリが登場し、ビヨンセの歌を歌います。最後に、私が一番気になるのは…、今回主人公の4人(サマンサ、ミランダ、シャーロット、そしてキャリー)がどうやって出会って友達になったのか、「SATC」のプロローグが描かれていること。そして、このシーンでは華やかな80年代ファッションとヘアメイクがふんだんに登場するのです!これは楽しみですね。次の話題は『トワイライト』について。あと約1か月で新作『ニュームーン/トワイライト・サーガ』が公開となりますが、ここアメリカの高校生たちはもう待ちきれないようです。先日行われたローマ映画祭では、本作から3人のヴァンパイアが駆けつけファンに向けて、20分間のフッテージ映像というプレゼントを届けました!第1作が世界各地で大成功に終わり、現時点で3億8,300万ドルの興行収入を記録しています。そして、先述のローマでの上映チケットはたったの数時間で完売御礼、まだまだ『トワイライト』旋風の勢いは弱まるところ知らず。本作のサウンドトラック(デス・キャブ・フォー・キューティーやレディオヘッドのトム・ヨーク、ザ・キラーズも参加)が次週のビルボードチャートのトップに踊り出そうです。『トワイライト』ファンは11月20日の新作公開に向けて、準備万端ですね。(text:Lisle Wilkerson)仲が良すぎる?キム・キャトラルとマイリー・サリナス。『セックス・アンド・ザ・シティ2』の現場にて。© Splash/AFLO■関連作品:トワイライト〜初恋〜 2009年4月4日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2008 SUMMIT ENTERTAINMENT, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.ニュームーン/トワイライト・サーガ 2009年11月28日より全国にて公開© 2009 SUMMIT ENTERTAINMENT, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.セックス・アンド・ザ・シティ2 (原題) 2010年6月、全国にて公開セックス・アンド・ザ・シティ 2008年8月23日より日劇3ほか全国東宝洋画系にて公開© MMVlll New Line Productions, Inc. Sex and the City™ is a trademark of Home Box Office, Inc. All Rights Reserved.■関連記事:ジョニー・デップ、キース・リチャーズに「ロック不滅賞」を授賞【ハリウッドより愛をこめて】M・キャリー、ノーメイクで挑んだ映画がヒットの予感?“片思いソングの女王”加藤ミリヤが『ニュームーン』イメージソングを書き下ろす『SATC』のミスター・ビッグ、5年越しの恋人とついに婚約矢口真里インタビュー乙女が『トワイライト』にハマるワケとは?
2009年10月27日中山美穂の12年ぶりの映画主演作となる『サヨナライツカ』の完成記者会見が10月27日(火)に開かれ、中山さんと共演の西島秀俊、石田ゆり子にメガホンを握った韓国人監督のイ・ジェハンが出席した。映画は辻仁成の小説を原作に、25年にもわたる男女の愛を描いており、中山さんは自由奔放な女・沓子を、西島さんは沓子と燃えるような恋に落ちる豊を、そして石田さんは豊の貞淑なる婚約者・光子を演じている。左肩を大胆に出したシックなドレスで登場した中山さん。「現場では不思議とブランクを感じなかったんですが、いま、この瞬間、(会見への出席が)すごく久しぶりだな、という気がしてすごく緊張してます」と語った。そんな彼女に質疑応答では質問が集中!12年ぶりに映画に出演する気になったきっかけを尋ねられると「以前からこの作品を映画化するというお話は伺ってました。沓子という女性に魅力を感じていましたが、まさか自分が演じるなんて思ってもみなかったです。ただ、監督からお話をいただいて、眠っていた感情が甦って、どうしても演じたい…沓子のような自由奔放な女性の役をやりたいって思ったんです」と語った。相手役の西島さんは撮影をふり返り「一番大変だったのは、監督がシーンごとに説明をしてくださるんですが、そこで要求される感情がひとつじゃないんです。喜びと悲しみとあきらめと…という感じで。全シーンがそうで、それを表現できるまでOKを出さないんです。辛く、やりがいのある現場でした」と充実した表情を見せた。が…一方で中山さんは「私には、大きな注文はなかったです。(厳しい要求を受ける)西島さんにちょっと嫉妬しました」といたずらっぽく笑った。石田さんは自身の役について「武家の妻のようですね。家庭を守り、夫を支えるのが自分のやるべきことであるという揺るぎない気持ちを持っている女性です。私なりに、彼女の美学を考えて演じました。監督には『優しく、やわらかく、包み込むように』という注文をいただきました」と説明した。劇中では2人の全く違うタイプの女性の間で揺れ動く男を演じた西島さんだが、個人的にはどちらに惹かれるか?という質問に西島さんはかなり困った表情。「両方が一番いいんですが…(苦笑)。豊が揺れ動く気持ちがよく分かります。僕が豊の立場でも揺れると思います。そうですね…映画を観ていただいてそれぞれに感じていただければ…」と何とか逃げ切った。逆に女性陣2人に沓子と光子、どちらに魅力や共感を感じるか?と尋ねると、石田さんは「本来、全ての女性は沓子と光子の2人の部分を少なからず持っていると思います。気持ちの上で、この2人は表裏一体なのかな、と。でも完成した映画を観たら『沓子、魅力的だな…。男ならこっちを選ぶかな』と正直、思いました(笑)」と明かした。中山さんもこれにうなずき、「光子には共感しますし、沓子のような女性への憧れの気持ちもあります」と答えた。さらに、中山さんには(現在、住まいのある)パリでの7年の生活が何か影響を与えたことは?という質問が投げかけられたが「ブランクが明けて、演じる上で、このブランクの間に変わった部分が演技ににじみ出ればいいな、という思いでした。ただ、自分の中で(ブランクが)どのように影響したか、ということは私にも分かりません」という答えが返ってきた。『私の頭の中の消しゴム』を手がけた鬼才として日本でも人気の高いイ・ジェハン監督は「原作を読んで、光子が書く詩に感動し、“岐路”というワードを見たときにこれを映画化したいと思いました。別れたくても別れられない、2人の胸の痛みを映像にしたかったんです」と作品に込めた思いを明かした。『サヨナライツカ』は2010年1月23日(土)より、新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開。■関連作品:サヨナライツカ 2010年1月23日より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開© 2009 CJ Entertainment Inc. All Rights Reserved.■関連記事:中山美穂×西島秀俊『サヨナライツカ』主題歌に中島美嘉!切ない詞に涙必至?中山美穂、12年ぶりの銀幕に出会いと別れ語る「壊れてしまうのではないかと思った」
2009年10月27日直木賞作家・浅田次郎の小説を映画化した『銀色の雨』の完成披露試写会が10月26日(月)に開催され、主演の賀来賢人と大島優子(AKB48)、監督の鈴井貴之による舞台挨拶が行われた。賀来さんは本作で映画初主演を果たしたが、主演が決まったときの様子について「もちろん、吐きそうになりました(笑)。でも、現場では年上のキャストの方が多くて、みなさん、孫のように扱ってくださいまして。導かれるままに演じました」とふり返った。そんな賀来さんの横で、妙にハイテンションな鈴井監督。「映画の内容は暗いので(笑)、せめて舞台挨拶は明るくと思いまして」と語り、やたらと賀来さんに絡むも「面倒くさいです…」(賀来さん)とすげなく拒絶される始末。髪型もどことなく似た感じの賀来さんと鈴井監督の仲睦まじい(?)様子を見て、大島さんが「親子みたいです」と笑顔で語ると、監督は「親子なんだ…兄弟ではなく」と少し傷ついた様子。監督は、大島さんの起用の理由を尋ねられると「かわいいからです」と即答。曰く「(AKB48の)ステージでは大人びた表情を見せるけど、普段の顔は中学生みたいなんです」とのこと。大島さんはこれを聞いて「一応、賀来くんよりひとつ年上の21歳ですけど!」と抗議し、会場は笑いに包まれた。大島さんは反撃とばかり監督について「そう思ってはいけないと知りつつ、(TV番組の)『水曜どうでしょう』のミスターのイメージが強くて、つい『面白いことやってほしい』って思ってしまいました」と告白。この日はあいにくの…いや、この映画にふさわしく雨模様ということで、賀来さんは最後に「みなさん、雨に濡れて帰ってください」と呼びかけ、舞台挨拶は幕を閉じた。『銀色の雨』は11月28日(土)よりシネマート新宿、シネマート六本木ほか全国にて公開。■関連作品:銀色の雨 2009年11月28日よりシネマート新宿、シネマート六本木ほか全国にて公開
2009年10月27日「いまハマッてるのは…温泉ですね(笑)」。さすが自らを“おっさんくさい”と言うだけあってたいそうシブ好みである。川島海荷、15歳。今年に入って一躍ブレイクした彼女は、この4月に高校生活を始めたばかり。高校入学のほんの少し前、中学3年の最後の時期に撮影されたのが、初主演となった『携帯彼氏』である。「主演というだけでなく、初めてのことばかりだった」という彼女に話を聞いた。先輩への憧れ&恋心「分かります!」今回演じた里美は女子高生。ということは、少しだけ背伸びをして演じたということになるが…。「イマドキの女の子ですよね。実際より上の年齢の役を演じるということで嬉しいという気持ちもありましたけど、『ちゃんと女子高生に見えるかな?』という不安もありました。イマドキの女子高生ってどんな感じなんだ?ってわかんなくて…。私の学校は(規則が)厳しくて、スカートの丈もひざまであるので、最初に衣裳の短いスカート見たときはびっくりしましたね。でも、里美はわりと落ち着いてる感じがしたので、しゃべり方とか叫び方も少しおとなしめな感じで里美らしさを出せるようにしました」。初めてということでいえば、ラブシーンにも果敢に初挑戦!憧れの先輩との切ない恋が展開されるが、さて、演じてみての感想やいかに?「最初に台本読んだときは、自分で言ったことないようなセリフがあってびっくりでした(照)!始まる前は『どうしようか…?』って緊張してたんですけど、いざ、現場に入ったらいつもと変わりなかったです。(相手役の)石黒(英雄)さんにも引っ張っていただいて、『何も緊張することないんだ』という気持ちでリラックスして出来ました。演じてみてですか?こういう恋っていいなぁと思いました。切ない部分もあるけど、先輩に憧れる気持ちも分かります!パソコンルームでの出会いもいいなぁ…って(笑)」。同級生役の朝倉あきさんも含め、比較的年の近い若い俳優陣との共演もプラスになったようだ。「にぎやかな現場でした!あきちゃんは年上なんですが、すごくフレンドリーに接してくれて。高校の話を教えてくれたり、あとはお薦めのお店の話をしたり。石黒さんと一緒だったのは、撮影の中盤ごろ、3日間だけだったんです。少し年が離れていますけど、こっちのテンションに合わせてくださって『いまの女子高生ってこんな感じなんだー』とか(笑)。憧れの先輩の役、ということもあってすごく印象的な3日間でした」。「良い意味で、自分を捨てて思い切りよく振り切った」時折、あどけない表情を見せつつも、撮影での苦労に話が及ぶと、きりりと“女優”の顔になってこう語ってくれた。「ひとつの作品の中に、サスペンスやラブストーリー、友情といろんな物語があるので、シーンごとの切り替えは難しかったです。後は、現場に入ってから学んだことがすごく多かったですね。振り切った演技を要求されることが多かったんですが、そこが苦手なところで…なかなか思うような演技が出来なかったり、感情が表に出せなくて。監督とリハーサルの後で相談しながら現場で作り上げていく感じでした。そこで、いい意味で自分を捨てて、思い切りよく振り切った演技ができるようになっていきました」。憧れの女優は新垣結衣さんと宮崎あおいさん。「ナチュラルで飾ってなくて素敵です。違和感なく、どんな役にもなりきれる女優になりたいです」と力強く語る。新たに『私の優しくない先輩』への主演が決まるなど、これからまだまだスクリーンをにぎわせてくれそう!まずは、サスペンスに恋愛に、友情に大忙しの本作で彼女の魅力を堪能してほしい。川島海荷プロフィールかわしまうみか/1994年3月3日生まれ。「カルピスウォーター」、「フレッツ光」、「クノール カップスープ」のCMに出演中!現在、初主演映画『携帯彼氏』が新宿ピカデリーほかにて公開中。来年には主演2作目となる映画『私の優しくない先輩』が公開される。また、ガールズユニット9nineとしても活動しており、2ndシングル「Smile Again」発売中。■関連作品:携帯彼氏 2009年10月24日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2009「携帯彼氏」フィルム・パートナーズ■関連記事:素顔はしっかり者?川島海荷、短いスカートの制服を「もう着られないのは寂しい」川島海荷主演『携帯彼氏』 女子中高生限定ライヴイベントに10組20名様ご招待!特別イベント付き『携帯彼氏』完成披露試写会に15組30名様をご招待川島海荷「中学のときに先輩に憧れていたことを思い出した」『携帯彼氏』ヒット祈願
2009年10月27日『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』では佐藤江梨子の妹役で主役に負けない強烈なキャラクターで強い印象を残し、今年に入って公開された『鈍獣』では腹黒いブリッ子キャラで男たちを翻弄、今年1年で公開作品は6本とめざましい活躍を見せる、佐津川愛美。現在公開中の堀部圭亮監督作『悪夢のエレベーター』では自殺願望を抱えるゴスロリ少女・カオルを熱演している。スクリーンの中での印象が強烈過ぎる彼女だが、その素顔は…。「カオルには青春期特有の迷いや不安を表に見せない強さがある」佐津川さん演じるカオルを含む4人がたまたま乗り合わせたエレベーターが停止することから展開する今回の物語。ひとりひとりの人物が一面的ではなく様々な“顔”を持っていることが作品の大きな魅力となっている。佐津川さんのカオルに対する印象は?「結構、周りからは『怖い』っていう声が多かったんですが、私にはすごく魅力的に映りました。人間誰しも二面性や気持ちの上がり下がりってあるものだと思うんですよ。カオルくらいの年齢の子は、青春期特有の悩みって感じで『どうしたらいいの?』って迷いや不安を表に出すものだけど、カオルはそれをギリギリまで見せない強さがあるな、と」。大ドンデン返しがこれでもかと押し寄せてくる本作。詳細は明かせないが…それにしても佐津川さん、個性的な役柄への出演が続く。「楽しいです(笑)。感情がひとつじゃない、何かを背負ってる子の方がやりがいがありますね」。では、実際の役へのアプローチの方法、役作りはというと…。「いや、あんまりやらないんですよ(笑)、役作り。まず、脚本を最初に読んだときの印象を大事にしてますね。多分、最初のその感情が、お客さんが初めてこの子を見るときの感覚に近いとも思うので。その感じを大切にしようと思ってます」。「“答えがない”ということを楽しみたい」では、そんな個性的な役を演じる佐津川さんの“本性”は?そう尋ねるといたずらっぽい笑みを浮かべ、こんな答えが。「これがわかんないんですねー(笑)、我ながら。すごく波があるんですよ。演じている役柄にものすごく引っ張られることもあるし、そうかと思うと全く影響を受けないときもありますし…」。「最初にこの世界に入ったときは、女優とかモデルとかタレントという区別も分からず、深く考えずにやってた」という佐津川さん。だが、初めて映画の現場に参加したことで“覚悟”が固まったという。「最初に『蝉しぐれ』に出演させていただいて、『映画ってすごい』って衝撃を受けました。監督はすごく厳しかったけど、現場でみんなで作品を作っていくのが楽しくて。出来上がった作品の中の自分を観たときは恥ずかしかったですけど…(苦笑)、でも撮影を終えてから初めて『女優っていいな。本気でお芝居したいな』って思えたんです」。それからの彼女の活躍は見ての通りだが、彼女自身、成長や変化をどのように感じているのだろうか?「自分では見えないし、考えないものですね。いま、舞台に参加してるんですよ(注・本谷有希子演出の「来来来来来」に出演)。舞台は初めてで、自分の出来なさ具合を思い知ってます…。もちろん毎日ベストを尽くしてるんですが、『明日はもっと!』って気持ちになりますね。去年1年間、ずっと映画に携わらせていただいて、すごく楽しかったんですけど、もうちょっと違う角度でって思ってたときにこうやって舞台の話もいただけて、すごくありがたかったです。改めて、自分はまだまだなんだってことを理解しました。でも、何十年やっても悩みは出てくるんでしょうね、答えがない世界だと思います。答えがないからこそ出来ることもあると思いますし、それを楽しみながらやりたいです」。■関連作品:悪夢のエレベーター 2009年10月10日よりシネセゾン渋谷、シネ・リーブル池袋、新宿ミラノほか全国にて公開© 2009「悪夢のエレベーター」製作委員会
2009年10月27日23日、8月下旬にリンジー・ローハンのロサンゼルスの留守宅からアクセサリーや服、現金などを盗んだ容疑で犯人グループ5人が逮捕された。が、そのうち4人がなんと十代の女性で、リンジーら若いセレブのファッションへの興味が高じた結果の犯行だったという。容疑者の1人はケーブルTVのリアリティ番組のパイロット版に出演が決まっていて、彼女の逮捕&釈放劇が番組用に撮影されていたという報道もある。リンジー宅窃盗事件については、同家の監視カメラに犯行当日に映っていた18歳の容疑者が9月に逮捕されている。今回捕まった容疑者の女性たちは容疑を否定しているが、リンジー宅以外にも、昨年12月のパリス・ヒルトン宅、今年7月のオーランド・ブルーム宅で起きた窃盗事件も彼女たちの犯行と見られている。彼女たちはハリウッドスターの住所が記載された地図を参考に、セレブのスケジュールをチェックしたうえで留守時を狙っていたらしい。(text:Yuki Tominaga)今月19日、N.Y.のホイットニー・ミュージアム・ガラに出席したリンジー。淡いピンクのファーコートにゴールドのドレスをコーディネート。© AFLO
2009年10月27日ディズニーの人気キャラクターの一人、妖精ティンカー・ベルを主人公にしたシリーズの第2弾『ティンカー・ベルと月の石』の応援隊長を、前作に続いて木下優樹菜が務めることが発表された。あわせて、ティンクのコスチュームを公募し、ベストデザイン賞に選ばれた方にはディズニーのアニメーターが描いた世界でたった1枚のイラストを贈られるという「ティンカー・ベル コスチューム・デザイン・コンテスト」の審査員にも就任した。1953年に映画『ピーター・パン』でスクリーンデビューを果たして以来、多くの人に愛され続けてきたティンク。彼女がピーターと出会う以前のたくさんのエピソードを描くのが、この『ティンカー・ベル』シリーズである。昨年の12月に劇場公開された第1作『ティンカー・ベル』では、彼女がその素晴らしい才能を開花するまでを描いたが、今回の『ティンカー・ベルと月の石』では、妖精たちの運命を握る魔法の宝“月の石”を守るため彼女が大冒険を繰り広げる。木下さんは「応援隊長は自分しかいないと思っていたので嬉しい」と満面の笑み。さらに、ティンクの新たなコスチュームを公募する「ティンカー・ベル コスチューム・デザイン・コンテスト」の審査員に選ばれたことについて「ティンカー・ベルの性格は天真爛漫で気分の上げ下げが激しくて私にとても似ていると思います。ティンカー・ベルにふさわしく、そして私にも似合うようなコスチュームができるのを楽しみにしています!」と語った。そして見本として(?)、木下さん自身の手によるデザインを披露!「コンセプトは“季節にこだわらずカラフル”です。服もグラデーションでラインストーンとか入れて、カラフルでキラキラした感じをイメージしました」と語る木下さん。ずばり、自己採点は?「12点かな…(笑)」と謙遜気味に語った。『ティンカー・ベルと月の石』は12月23日(水・祝)より全国にて公開。コンテストの詳細は映画公式サイトにて。『ティンカー・ベルと月の石』公式サイト■関連作品:ティンカー・ベル 2008年12月23日より公開© Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.ティンカー・ベルと月の石 2009年12月23日より全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.■関連記事:上戸彩、子供たちと『ティンカー・ベル』CMに挑戦!小さな妖精と意外なつながりも?独占映像到着!映画公開直前ティンカー・ベルが失踪?残された相棒たちは大慌て!世界一有名な妖精の誕生秘話!『ティンカー・ベル』特製携帯ストラップを3名様にプレゼント歌う妖精役?『ティンカー・ベル』主題歌の湯川潮音、声優挑戦に意欲!“天使の歌声”湯川潮音が妖精とタッグ『ティンカー・ベル』クリスマスツリー出現
2009年10月26日