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YouTubeや著書で人気のバレエダンサー。その彼が恋に落ち、結婚したのは、クリスさん、男性だ。二人はどこにでもいる、新婚さん。フランスで正式に結婚したカップルだ。彼らは仲睦まじく、ごく自然にゆったりと、誰の目も気にせず、腕を組んで寄り添って歩くーー。(全3回の第3回)竹田さんはバレエダンサー。「上品にボディメークができる」とSNSや動画サイトで話題の「床バレエ」の日本での第一人者だ。「美尻王子」の異名を持ち、10年ほど前から床バレエのエクササイズ本を何冊も出版。今年4月に出版した『マネしたらやせた! 30秒だけ床バレエ』(講談社)も好評を博している。いっぽうのクリスさんは、リトアニア出身。国内外で活躍する、建築やインテリアのデザイナーだ。フランス在住の二人は今年3月、パリから南に列車で2時間ほどの距離にあるブロワ市で、結婚した。彼らが暮らすフランスでは、ちょうど10年前の’13年から、同性婚が正式に認められている。葛藤を抱えながら大人になった二人は、幸いなことに、生涯をともに歩むパートナーと巡り合い、ありのままの自分でいられる場所を見つけることができた。じつは竹田さんは、交際開始間もないころにクリスさんのプロポーズを受け、それを快諾していた。でも、当時暮らしていた日本では、同性婚は認められていない。「結婚が目的でフランスに来たわけではないんです。でも、ビジョン(保護団体から引き取ったグレイハウンド)という“息子”ができて、やっぱり正式に結婚して家族になりたい、そう思うようになったんです」先述のように、フランスは同性婚を認めている。二人は結婚に向け動き出す。書類を揃えるなど準備を進め、インターネットで縁起のいい日取りを調べた。「今年の3月に、最強にパワフルな日があるとわかって。二人で『その日だ!』って。それで、今年の1月、ブロワ市庁舎に婚姻届などの申請書類の受け取り、結婚の宣誓を行う婚姻式の日取りの予約をしに行ったんです。そこで驚いたのが、窓口の人が私とクリスに向かって、すごく普通に『結婚ですか、はい、こちらにどうぞ』と言ってくれたこと。同性婚やLGBTなんて言葉は一切なかった」式当日の3月21日。市庁舎の一室で、タキシード姿の二人は、立会人を務める市長の代理の女性に向かって結婚の宣誓をした。すると、彼女は厳かな口調で二人にこう告げた。「私たちは、どんな国の人であろうとも、また、どんな性別の人であろうとも、愛があれば結婚を受け入れます」そのシーンを回想する二人。クリスさんは「すごい感動した」と大きな瞳をいっそう輝かせた。竹田さんも、穏やかな春の日の光景を思い浮かべていた。その目には、いまも光るものが浮かんでいるように見える。「小さいころから、社会に溶け込めないと思っていたし、本当の自分をずっと出せずにいましたから。その言葉は……、自分たちが、この社会に受け入れてもらえたんだと、本当に嬉しかった」■世間の反響の大きさで自覚した「LGBTQ」で悩む人に伝えたいことクリスさんの両親はいま、結婚を祝福してくれているという。「昔、ホモフォビアの気持ちが強かったお父さんだけど、いまは僕の幸せを喜んでくれるようになった。純くんとの結婚も『息子が一人増えた』と祝福してくれた。それは、僕もめちゃ嬉しかった」いっぽう、竹田さんの実家の家族はというと……。「私をいじめていた姉は、いまではいい理解者です。母はあまり自分の意見を言わない人ですが、私の話はちゃんと聞いてくれます。でも父は相変わらずで……」竹田さんはこう言って顔を曇らせたが、それでも、この国はゆっくりと、前に進んでいる。『新婚さんいらっしゃい!』の彼らの出演回の放送に前後して、二人のことをさまざまなメディアが取り上げると、インターネット上にはたくさんの反響が上がった。もちろん、そこには賛否両論ある。だが、その多くは同性婚を遂げた竹田さん、クリスさんを祝福するもの。また、当事者やその家族から「励まされた、勇気をもらった」といった主旨の次のようなコメントも少なくなかった。《とっても素敵なカップルです、応援しています》《息子が同性愛者で将来に不安を感じていたけれど、2人の姿に、こういう形があると安心しました》《いろんなかたが生きやすい社会になるといいなぁ》反響の大きさを、当の二人も喜んでいる。竹田さんは言う。「多くのLGBTQの人たちに、こんなハッピーな形もあるんだよ、というのが届いたのなら、私たちも嬉しいです」最後に竹田さんは、日本中のお父さん、お母さんにメッセージを発した。それは、どこか自分の父に向けての言葉のようでもあった。「どうかお子さんには『男らしくしなさい、女らしくしなさい』ではなく『あなたらしくいなさい』と言ってください。法律を変えるのは簡単ではないけれど、家庭でできる気遣い一つで、子どもの生きづらさは半減するはずだから」
2023年10月22日『新婚さんいらっしゃい!』で初の同性婚カップルとして話題になった竹田純さん(34)、クリスさん(34)。竹田さんは床バレエ・エクササイズの考案者としてYouTubeや著書で人気のバレエダンサー。その彼が恋に落ち、結婚したのは、クリスさん、男性だ。二人はどこにでもいる、新婚さん。フランスで正式に結婚したカップルだ。彼らは仲睦まじく、ごく自然にゆったりと、誰の目も気にせず、腕を組んで寄り添って歩くーー。(全3回の第1回)「それでは、最初の新婚さん、お呼びしましょう。新婚さん、いらっしゃーい!」MCによる恒例のフレーズで始まった、6月4日放送の『新婚さんいらっしゃい!』。観覧席からの盛大な拍手に迎えられ、スタジオに登場した二人はラブラブな雰囲気で、見ているほうが気恥ずかしくなるほど仲睦まじい。なれそめや日常生活などについてそれぞれが語りながら、手を繫いだり互いの体に触れ合ったり。ときにはMCからツッコミを入れられ、観覧席や視聴者の笑いを誘う。その姿は、番組に出演するいつものカップルたちと、なんら変わらない。ただ一つ、違ったことといえば……。この日、出演した“新婚さん”竹田さんとクリスさん、二人がともに男性だということ。竹田さんはバレエダンサー。「上品にボディメークができる」とSNSや動画サイトで話題の「床バレエ」の日本での第一人者だ。「美尻王子」の異名を持ち、10年ほど前から床バレエのエクササイズ本を何冊も出版。今年4月に出版した『マネしたらやせた! 30秒だけ床バレエ』(講談社)も好評を博している。いっぽうのクリスさんは、リトアニア出身。国内外で活躍する、建築やインテリアのデザイナーだ。フランス在住の二人は今年3月、パリから南に列車で2時間ほどの距離にあるブロワ市で、結婚した。彼らが暮らすフランスでは、ちょうど10年前の’13年から、同性婚が正式に認められている。放送のなかで竹田さんは、今回出演が叶った番組への憧れを、笑顔で語った。「小さいときから見ていたので、すっごい嬉しいです」半世紀を越す長寿番組『新婚さんいらっしゃい!』に同性婚カップルがスタジオ出演するのは初めてのこと。それゆえか、この二人の出演は、放送前からインターネットを中心に大いに注目を集めていた。■年齢も育った国も違う二人が感じた「周りの子と違う自分」竹田さんは’82年、静岡県で中華料理店を営む両親のもとに生まれた。「両親が共働きで、私と2歳上の姉は家で留守番か、父方のおばあちゃんに預けられることが多くて。バブル期でお店もすごく忙しくて、とにかく親の愛情に飢えている、私はそんな子でした。いま思えば、そこまで欲しかったわけでもないのに、きっと愛情を確認したかったんでしょう、お母さんと買い物に出かけたりすると『あれ欲しい!』と泣き喚いて困らせる、そんな子どもでした」竹田さんの話を聞きながら「僕はもっといい子だった」とほほ笑んだクリスさんは’88年、リトアニア第二の都市・カウナスに生まれた。「欲しいもの、買ってもらえなくても『しょうがない』って思える、そういう子だった。だから、そういうことで泣いたり、もちろんパニックとか絶対にならない。両親からしたらめっちゃラッキーな、いい子じゃない?(笑)」年齢も育った国も違う二人。だが、それぞれが「周りの子と違う自分」を感じながら、少年時代を過ごしてきた。クリスさんは言う。「幼いときから『自分はなんか周りの人と違うな』と思ってた。人を好きになるなら、皆と同じように女性じゃなきゃいけないと思ってたけど、僕はそれができなかった。だから、僕は“表向きの自分”という殻を作って、ずっとその中にいたし、家族とは少しずつ距離を取るようになった」いっぽう、竹田さんは自身の幼少期をこう振り返った。「厳密に、どこで自分が『周りの人と違う』と気付いたかは定かじゃないです。でも、保育園のとき『いいな』と思う人がいて。その人、見た目がボーイッシュな女の子だった。女性と気付いてすぐ『あ、違う』って思い直したんですけど(苦笑)。そのころかもしれないですね、自分は違うんだと気付いたのは」朗らかな口調で、思いの丈をまっすぐ語る現在の竹田さん。だが、少年期の彼はそうではなかった。「お習字も水泳もサッカーも、何をやっても中途半端。というのも“皆とは違う”と気付いた瞬間から、ずっと心にあったのは『自分は決して成功する人間ではない』という思いでした。何をするにも、いつも端から諦めてしまっているというか。幼いときから教え込まれたこの世の中の“普通”、男性と女性というスタンダード。翻って自分を見れば『私は違うんだ、ダメなんだ』という気持ちに、どうしてもなってしまっていた。だから、本当の自分なんて出したくても出せない、出しちゃいけないっていう感覚がずっとありました」そんな竹田さんが唯一、諦めることなく、没頭したものがあった。「中学生のとき、当初はダンスでした。ジャネット・ジャクソン、それにスパイス・ガールズ……。テレビで見て『すごい!』って思って、振付をまねして、家で踊りまくって。そしたら、姉に『うるさい!気持ち悪い!』って怒られ、蹴りまで飛んできて(苦笑)。それで、家で踊ることは諦め、電話帳で見つけたジャズダンス教室に通うようになったんです」竹田さんにとって踊ることは、全身を使って本当の自分を表現することに、ほかならない。「2年ほど通うと、ダンス教室の先生から『あなたはバレエのほうが向いている』と勧められ、17歳でバレエ教室に。バレエはダンスのように、好き勝手には踊れないんです。足の出し方一つにも、制約がたくさんある。でも、それすらも面白くなって、どんどんバレエにハマっていきました」やがて高校3年生になった竹田さんだが、進路にあれこれ悩むことはなかった。目の前にあったのはバレエダンサーへの道、一択。「自分の将来とか、あんまり真剣に考えてこなかったんです。でも、そのときバレエ教室の先生から『東京バレエ団のオーディション、受けてみたら』って言ってもらって。考えるより先にまず行動するタイプの私は、言われるまま受験して、入団が決まっちゃった」キャリア、わずか2年足らずで、国内有数の名門バレエ団の一員になるという快挙を成し遂げた。「入ってみたら、当然ですが私がいちばん下手。でもそれで、一気にやる気が強火になった(笑)」日本屈指のバレエ団。環境にも恵まれていて、海外のバレエダンサーの姿も身近なものに。「彼らを見ていたら、自分も海外でやってみたいと思うようになっていきました。『下手な私が上達するには、ゼロからちゃんと学び直さなきゃ』と思って、フランスの国立バレエ学校に行こうと決心して。それに、まったく違う世界に飛び込めば、本当の自分をもっと受け入れてもらえるかもしれない、そんな淡い期待もありました」竹田さんは20歳で渡仏。ところが、目指した国立バレエ学校は通常、15~18歳が通うところで……。「それ、知らなかったというか、調べてもなくて(苦笑)。年齢を理由に、何度も門前払いされましたけど、めげずに通ったら、4回目ぐらいに窓口の人が根負けしてオーディションを受けさせてくれて、無事合格(笑)。以降、15歳の子たちとレッスンに励みました」基礎から学ぶこと4年。’06年には難関といわれる国際コンクール「Concours International de Danse Classique de Biarritz」で銅メダルを獲得。フランスのリモージュ歌劇場など多くのバレエ団で活躍した。そして’09年、竹田さんは27歳のときに日本に帰国することに。「帰国後、収入を得るためにバレエの指導者になろうと。でも、ただの先生では面白くない。そこで思いついたのが、フランスで『バーオソル』と呼ばれる床バレエでした。それはバレエをベースにした床に体をつけたまま行うエクササイズ。フランスではバレエ経験の有無にかかわらず、美しい筋肉が手に入るととてもポピュラーなもの。私自身、日ごろ床バレエをやってきたことで、けがから早期回復できた実体験もあり、多くの人に勧めたい、日本でも広めたい、そう思ったんです」【中編】床バレエで人気の“美尻王子”が同性婚!〈2〉ゲイである自分を押し殺していた2人の運命的な出会いと葛藤へ続く
2023年10月22日青春時代に夢中になったドラマの裏には私たちの知らない“ドラマ”がいっぱい。出演者ご本人を直撃し、今だから話せるエピソードをこっそりお届け!【『101回目のプロポーズ』(フジテレビ系・’91年)】交通事故で亡くなった婚約者・真壁(長谷川初範)を忘れられない矢吹薫(浅野温子)と、さえないサラリーマンの星野達郎(武田鉄矢)の純愛ラブストーリー。トレンディドラマらしからぬ武田鉄矢のいちずな思いが共感を呼び、主題歌の「SAY YES」とともに大ヒット!「『101回目のプロポーズ』では、主演の浅野温子さん演じる薫の亡くなった恋人役でしたが、当初は回想シーンだけの出演予定だったため、第1話がオンエアされる前に撮影は終了していたんです」こう語るのは、俳優の長谷川初範さん(68)。回想シーンの撮影期間もわずか2日ほど。ピアニストという設定のため、撮影現場では本番ギリギリまでピアノの練習をして、浅野の準備が整うのを待っていた。「しばらくすると、スタジオの2階から浅野さんが下りてきたので、練習を止めてごあいさつしようと思ったんです。ところが、浅野さんはいきなりピアノの前に座る私を背後から抱きしめ、頭を撫でてきました。そんな二人を見て、監督が手持ちの8ミリビデオカメラを回し始めたんですよ」無事に出番を終えたが、第3話の放送が終わったころに、フジテレビのプロデューサー・大多亮氏から連絡が入った。「大多さんと脚本の野島伸司さんが相談しながら、達郎(武田鉄矢)の恋のライバル役として、亡き恋人・真壁に生き写しの藤井克巳を登場させることになったとのことでした」■浅野温子とは今でも恋人同士のようにハグを思わぬ再登板となった撮影でのことだった。「メーク室にいると浅野さんがやってきて、今度は『アル・パチーノみたいなオールバックにしてください』ってアイデアを出されました。それでスーツ姿にオールバックという藤井のイメージができあがったんです」そんな藤井に引かれながらも、薫の中で達郎の存在が大きくなり、別れを決意する。「広い公園で二人きり。このワンシーンのために、昼からセッティングやリハをして、薄暗くなった夕方6時くらいから本番という、半日もかけた撮影でした」望遠カメラで撮影しており、周囲にはスタッフも含めて誰もいない。涙ぐみながら別れのセリフを言い合っていると、完全に二人だけの世界に入り込んでしまったという。「撮影が終わっても、浅野さんは、本当に失恋したような感覚になって『私、このままでは帰れないわ』と言いだしたくらい。じつは私も、帰りの車を運転している途中で、涙があふれてしまいました」名シーンを演じた浅野とは、今でも舞台を観る際などに出会うことがあるそう。「本当に“恋人だった”感覚があるせいなのか、お会いするたびに、ハグし合います(笑)。こんなに入り込める作品に出合えたなんて、幸せですよね」【PROFILE】長谷川初範’55年、北海道生まれ。’78年に本格的なデビューを果たして以降、多くの映画やドラマに出演。11月6日よりNetflix配信の映画『クレイジークルーズ』に出演する
2023年10月22日YouTubeや著書で人気のバレエダンサー。その彼が恋に落ち、結婚したのは、クリスさん、男性だ。二人はどこにでもいる、新婚さん。フランスで正式に結婚したカップルだ。彼らは仲睦まじく、ごく自然にゆったりと、誰の目も気にせず、腕を組んで寄り添って歩く。そんな二人はどこで、どのように出会ったのだろうかーー。(全3回の第2回)竹田さんはバレエダンサー。「上品にボディメークができる」とSNSや動画サイトで話題の「床バレエ」の日本での第一人者だ。「美尻王子」の異名を持ち、10年ほど前から床バレエのエクササイズ本を何冊も出版。今年4月に出版した『マネしたらやせた! 30秒だけ床バレエ』(講談社)も好評を博している。いっぽうのクリスさんは、リトアニア出身。国内外で活躍する、建築やインテリアのデザイナーだ。フランス在住の二人は今年3月、パリから南に列車で2時間ほどの距離にあるブロワ市で、結婚した。彼らが暮らすフランスでは、ちょうど10年前の’13年から、同性婚が正式に認められている。「クリスの生まれた国・リトアニアは、ロシアやソ連に組み込まれてしまっていた時代が長かったからか、国民のメンタルがすごく保守的なようです。最初に連れていってもらったときもクリス、自分の国に着いた途端、無意識にだと思うんですが、繫いでいた私の手を、パッと離したんです」リトアニアについて説明する竹田さんの言葉を、クリスさんは頷きながら聞いていた。そして、自らの言葉でこう続けた。「だから僕、リトアニアにいたころは自分でも気が付かない間に、自分をすごく、押さえつけて生きていたと思う」自分を押し殺しながら、大学生のころまで祖国で過ごした。「建築を学んでいた大学生のとき、EUのコンクールで僕の設計したリトリートのプロジェクトが1位になりました。それを見た、日本の会社にスカウトされたんです」’11年に22歳で来日したクリスさんは、日本で建築やインテリアの仕事を始めた。そして5年後の春、運命の出会いが訪れる。「東京で、友達のバースデーパーティに招かれて行ったら、そこに純くんも来ていたんです」こう振り返ったクリスさんに、「先に見つけたのは、私よね」と竹田さんが言葉をさし挟んだ。「まさに一目惚れでしたね。パーティ会場で、遠くからずっとクリスのことを見ていました。彼が一人になったのを見計らって近づいていって。それで『ハーイ』って声をかけた。それが最初よね」出会いの瞬間を、嬉しそうに述懐した竹田さん。でも、当時クリスさんには交際している人がいた。「そう、元カレがオーストラリアに住んでいて。『来週、会いに行こうと思う』って話をしたと思う」いきなりの失恋にショックを受けた竹田さん。だが、よくよく聞けば、クリスさんの遠距離恋愛は、あまりうまくいっていなかった。「だからって『チャンス!』なんて思えない。それどころか、最初の3カ月は、あくまで友人として、クリスのことを励ましました。『悩んでいないで、もう一度会いに行ってみれば』って」その奥ゆかしい態度が、クリスさんの胸を打つことに。「純くんは最初に見たときからかわいいなと思っていたけど。何より、すごく謙虚で、僕のハピネスだけを考えてくれてた。なんて素敵な人だろうって、思うようになった」やがて、ごく自然に交際がスタート。気付けば、二人はともに暮らすように。4年後の’19年には、クリスさんの仕事の関係で二人はフランスに移住。竹田さんにとっては10年ぶりのフランス生活だ。「移住後、南仏のクリスの友達の家に遊びに行くと、そのお宅ではグレイハウンドという、世界一足の速い犬を飼っていました。でも、そのワンちゃん、脚が1本ないんです。かつて出場していたドッグレースでけがをして、脚を切断することになってしまったと。さらに、ドッグレースの犬は、年老いたり走れなくなると、殺処分されるケースも少なくないと聞きました。そこで、前々から犬を飼いたいと考えていた私たちは、保護団体からグレイハウンドを1頭、引き取ることにしたんです」一昨年の5月、二人には新しい“家族”が加わった。名前は「ビジョン」。竹田さんが言う。「雄犬のビジョンのこと、私たちは『息子』って呼んでるんです。ビジョンがうちに来たことで、私たちはすごく、家族というものを意識するようになりました」■「ホモフォビア」に大きな影響を与えたのは身近な存在=親の存在日本では今年6月、いわゆる“LGBT理解増進法”が成立・施行された。だが、法案審議の過程で保守派の意向を踏まえ、後ろ向きともとれる修正が加えられたことを疑問視する声も少なくない。背景にあると思われるのが、一部の人たちに根強く残る性的少数者への偏見や嫌悪感。だが、竹田さんたちは「同じような嫌悪感が自分たちにもある」と打ち明ける。竹田さんは「理解しにくいと思いますけど」と前置きして、自分たちの心の内をこう説明した。「『ホモフォビア』って、聞いたことあります?同性愛や同性愛者を受け入れられない気持ちを指す言葉なんですが、それは一般の人はもちろんですが、私やクリスの中にも、あるものなんです」クリスさんが、自らの経験を例として、さらに説明を続けた。「潜在意識は3歳ぐらいまでに作られるというけれど、まだ僕たちの世代が幼いときは、ストレートの文化しか、教えられてこなかったから。自分でも気付かないうちに、ホモフォビアの考えが自分の中に根付いちゃっていたと思う。だから、『僕が好きなのは男の人』って自分のことを理解したとき、心の中がぐちゃぐちゃになった」こう苦しげに吐露するパートナーの手に優しく触れながら、竹田さんが言葉を引き継いだ。「それがきっと、幼いときの私が『自分は決して成功できない』という思いを募らせ続けた遠因だったと思うんです。それにホモフォビアってとても根深くて。大人になっても、ゲイのカップルに会うと戸惑うというか、距離を置いてしまう。自分もゲイだというのに」そのような心境に、大きな影響を与えたのは身近な大人=親の存在。クリスさんは、子どものころ目にした、父親の些細な言動を長い間、忘れることができないでいた。「夕食のとき、テレビを見ていたら、ゲイの人が出ていました。リトアニアは同性婚が認められてないから、その人は『フィンランドに引っ越します』と。すると、お父さんは『こんなことは認められない、見たくもない』と言ってテレビを消した。そのときの怒ったようなお父さんの顔や声は、ずっと長く心の中に残っていました」いっぽう、竹田さんの父親は、振舞いが女性的になっていく息子に向かっていつも「男らしくしろ」と、苦言を呈していたという。「『男なんだから』とか『男らしくしろ』とか。思春期を迎えてからは『彼女作れ!』って。フランスに行くときも『フランス人の彼女を連れてこい』。そればっかり」竹田さんもクリスさんも、それぞれの父親の言葉に傷つき、追い詰められた。だからクリスさんは「家族と距離をとった」。竹田さんも「居場所がなくなってしまったと感じていた」とこぼし、言葉を詰まらせた。【後編】床バレエで人気の“美尻王子”が同性婚!〈3〉フランスで婚姻届けを提出し正式な結婚カップルに。新婚番組出演で思うことへ続く
2023年10月22日お化けよりも身近で怖い存在は、やっぱり“人間”だった――。『人間まおのヒトコワ実話』では、筆者や読者の周りでおこった、“ヒトコワ”な体験談を紹介。漫画でいろんな実例を学んで、人生のトラブルを避けよう!読者からの体験談投稿も絶賛募集中。今回はひさびさに会う約束をした知人がカフェに持ってきたあり得ないお土産の話。これ、いったい誰が持って帰るの……?【人間まおから一言】しかもサイズがXLばかり!泣く泣く持って帰ったそうです。私も昔、友達から服をもらってその場で着てみたら骨盤デカすぎて破けてしまったことが。その友達は申し訳なさそうに全部持って帰っていったな……。ごめんね。> 4コワ目「手作りジャムにはいっていたもの」【PROFILE】人間まお’18年に『くず系女子。』(KADOKAWA)でデビュー。現在はサルのあげおと共存の日々を送りながら、日常のあるあるをゆる~く描いた漫画ブログが大人気
2023年10月21日“マツケン”こと俳優・松平健(69)の快進撃が止まらない!松平健が、今月発売の小学生女子がメインターゲットの少女漫画誌『ちゃお』11月号(小学館)に初登場したことがSNSなどで話題になっている。誌面でのグラビアインタビューとともに、「ちゃお×松平健ゆめかわ♡Viva&Love マツケンサンバ恋叶♡おまじないシール」も付録でついてくる。マツケンサンバのゴールドの衣装を着てポーズをとるマツケンがシールになっていて、貼るだけで運気が上がりそうな仕上がりだ。インタビューでは、「ちゃおっ娘のおなやみビバ☆成敗!!」と銘打ち、読者の悩みに答え、アドバイスを送っている。そんなニュースがあったかと思えば、11月6日発売の『月刊少年チャンピオン』12月号(秋田書店)では、マツケンが異世界に召喚されて金色の勇者となり、平和のために戦う漫画『マツケンクエスト~異世界召喚されたマツケン、サンバで魔王を成敗致す~』の連載がスタートするという。巻頭カラー51ページという大ボリュームから、その人気ぶりがわかるだろう。さらに、秋の新ドラマ『下剋上球児』(TBS系、日曜夜9時)にも高校野球部の監督役で出演中というから、もう勢いが止まらない。なぜ今、ここまでの人気となったのだろうか――。「松平健さんは、今では子供世代、その親世代、さらに祖父母世代と、3世代から愛される、稀有で最強の“カワイイ”大スターという存在になっています」トレンド評論家の牛窪恵さんは、現在のマツケンブームをそう読み解く。松平健といえば、そもそもは時代劇『暴れん坊将軍』(1978年~2002年テレビ朝日系)の徳川吉宗役が当たり役の、正統派二枚目の時代劇スターだった。そんな松平に、予想もしていなかった大ブレイクが訪れた。2004年、マツケンサンバIIが空前のヒットとなったのだ。「時はガングロ・コギャルや安室ブームが起きた直後。当時の女子中高生は、みんなキラキラしているものが大好きでしたね」(牛窪さん、以下同)そこに、マツケンが金色の着物を着て登場し、華やかなダンサーを従えてサンバを歌い踊ったものだから、たちまち当時のギャルたちの心を鷲掴みにした。「あれから20年がたち、その世代が親世代になっています。今はコロナ禍をはじめ、世の中になかなか明るいニュースがありません。だから、平成ギャル世代やその子どもたち、またZ世代もみな、“キラキラと明るい”あの元気なパワーをもらいたいという憧れが強いのです」マツケンサンバは今、TikTokでもリバイバルブームを起こし、皆が踊る人気コンテンツとなっているようだ。思えばバブル世代まで振り返っても、ディスコのお立ち台で踊るなど“キラキラした元気で華やかなもの”がみな大好きだった。「50代以上のバブル世代は、松平さんが時代劇で馬に乗って疾走する“殿”としてカッコよかったことも知っています。今の親子は総じて仲良しですから、『マツケンは、暴れん坊将軍でカッコよかったのよ』と親が子に伝え、親子で当時の動画を見たりして楽しみ、若い世代もファンになることがあるようです」特に若い世代は、ただカッコいいよりも、そこをあえて外すお茶目な一面が見えると身近に感じられて、『カワイイ』と共感を得るのだという。「松平さんもずっと二枚目だった自分をあえて崩して、金色の着物姿でサンバを踊るマツケンになりました。そのパワーやかわいらしさが、子供の心を掴んで人気に火がついています。何より、マツケンサンバにしてもいろいろなことに挑戦するYouTube動画にしても、松平さんご自身が楽しまれているのが伝わってくるのがいいですね」また、マツケンブームは、子供から大人へと人気が広がっているのも特徴だと指摘する。「親が子に伝え、親子2世代でファンという事例は、元SMAPや、『川の流れのように』で若い世代の人気もつかんだ美空ひばりさんなどがいますが、松平さんのように3世代の心をつかんだ人は、これまで皆無に近かった。さらに今回のブームは、『ちゃお』『月刊少年チャンピオン』と拡散力の強い子供世代を媒介に火がついて、子供→親→祖父母と、上の世代にも再び人気が波及していっている流れです。こうしたリバイバルに近い逆流現象は、珍しいと言えるでしょう」マツケンは、国民的アイコンになったのかもしれないが、牛窪さんは、さらにグローバルな人気に発展するのではと予想している。「今は、SNSも動画も世界中の人が目にします。着物姿で歌い踊るマツケンは、アニメっぽくもあります。“ジャパニーズカワイイ殿”として、日本だけでなくグローバルでみんなに親しまれる素質は十分です。将来、USJなどで外国人観光客も巻き込み、“マツケンカーニバル”が実施されるかもしれませんね(笑)」暴れん坊将軍は日本だけじゃなく、“ジャパニーズカワイイマツケン”として世界中で大人気になる日も近い!?
2023年10月21日スーツ姿で自宅から現れたのはA氏、堀ちえみ(56)の“3人目の夫”だった。「堀さんがA氏と結婚したのは11年。その8年後に堀さんはステージ4の舌がんが判明し、手術を受けましたが、その闘病生活をさせたのがA氏でした。A氏は21年にパチンコ機業界最大手のS社の関連会社であるB社の代表取締役兼取締役に就任。“年収は数億”とも言われていたのです」(芸能関係者)A氏は社長就任の翌月に、東京都内の5階建て住宅を購入。延べ床面積は200平方メートルを超える豪邸だ。堀は、その新居のリフォームの様子を、楽しげにブログで公開していた。だが堀夫妻の人生が暗転したのは今年9月末のこと。A氏が取締役を解任され、代表取締役も退任することになったのだ。「今年開催された堀さんの復帰コンサートのチケットを会社の経費で購入して人に配ったり、社員にチケットを購入するように迫ったりしたことが問題視されたとも囁かれています」(パチンコ業界関係者)本誌はA氏に直撃取材を試みた。――B社の社長を解任された理由について聞かせてください。「解任については現在、弁護士さんと相談しておりまして、今後、係争することになると思います。いまはお話しできません」――堀さんはチケットに関する疑惑については、ブログで否定されていましたが?「妻も今回の報道にはショックを受けています。チケットを部下に買わせたことなどは、事実無根です」――今後は再就職されるのでしょうか?「急なことでしたし、裁判の準備もあるので、(再就職の)予定はありません。これ以上はお話しできないので失礼いたします」その後、取材を進めるとS社の社員に話を聞くことができた。A氏のことも良く知る人物だった。「今回の解任騒動で社内も騒然としました。9月21日と聞いていますが、AさんがS社の社長室に呼ばれ、突然役員の解任を言い渡されたとか。Aさんは納得できず、“S社の社長を訴える”と言っているそうです。チケットの件ですが、確かにAさんは堀さんの名古屋公演に、従業員たちを関係者席に招待したそうです。ただAさんは『あくまで希望者を呼んだだけで、チケット代などもらっていない』と主張しています」こんな騒動のなかでも、堀の理想の我が家づくりは進んでいた。《今日は午前中、ファミリールームに変貌する、ダイニングキッチンに置くソファーの納品日。》(A氏の10月15日付のブログ)不動産登記簿によれば、A氏は自宅購入の際に、あわせて1億円近くのローンを組んでいた。「堀さんは12月に自身初となるディナーショーを開催します。しかし収入は全盛期におよばず、ご主人の収入が絶たれたいま、ローン返済も苦しくなり、自宅を手放さざるをえなくなる可能性もあります」(前出・芸能関係者)またしても襲ってきた人生の荒波を堀は乗り越えることができるか。
2023年10月21日「頭が痛くなるのは、決まって低気圧の日ばかり」気象病や天気痛が一般的になってきた今、低気圧不調に関するこんな会話もよく聞かれるように。一方で、私たちが悩まされる気圧の変化は、「天気」だけではない。自律神経の名医と気象予報士が天気を味方につける方法を探った『天気に負けないカラダ大全』から一部抜粋、再構成してお届けする。■現代人は、天気だけでなく移動中の気圧変化でも体がボロボロに低気圧がくるのと同じくらい、気圧変化が起きるものがあります。特に、勤務先のオフィスや自宅がビルの高層階にある人や、各地を飛び回っている出張が多い人は要注意。気圧が低くなる分かりやすい例として、山頂でパンパンに膨らむお菓子の袋の話がよく持ち出されます。でも、現代社会では山登りをせずとも、これと同じ現象が日常的に起こっているのです。その代表的なものが「高層ビル」。自宅や会社が高層階にある人は、毎日、エレベーターの昇降による気圧変化にさらされており、一日に何度も行ったり来たりを繰り返していると、じわじわと自律神経を乱す要因になります。高層ビルやタワーマンションに設置された高速エレベーターに乗ると、耳にツンとした痛みを感じる「耳ツン現象」に見舞われたり、耳が詰まったりしますよね。これこそが気圧の変化によるもので、鼓膜の内側と外側の圧力差によって生じます。フロア1階分の高さは、一般的に4メートル程度。気圧は、地上からの高さが10メートル上がるごとに1ヘクトパスカル下降します。単純計算ですが、10階の高さは約40メートルで気圧は4ヘクトパスカル低下します。フロアが10階上がるごとに気圧低下は倍になるので、20階なら8ヘクトパスカル、30階なら12ヘクトパスカルも気圧が低下する計算になります。1ヘクトパスカルの気圧低下で不調を訴える人もいるのに、わずか数秒の間にこれだけ急激に気圧が変化すれば、体調によっては片頭痛が起こる日もあるでしょうし、気圧の低下によって副交感神経が働き、だるさを覚えたり、やる気を奪われたりすることも十分考えられます。エレベーターだけではありません。上下に移動するエレベーターは気圧の変化がイメージしやすかったと思いますが、高速で移動する新幹線などの横移動や縦と横が組み合わさった飛行機、高低差の大きい地下鉄での移動でも気圧の変化を受けることになります。出張などで各地を飛び回っている人もまた、現代ならではの気圧変化にさらされているといえるでしょう。エレベーターと同様に、飛行機の上昇中や下降中、新幹線がトンネルを出入りするときなどに、耳の圧力調整がうまくいかず、耳ツン現象を起こすことがありますよね。乗り物の速度、トンネルの幅なども関係するため気圧変化を数値で示すのは難しいですが、わずか数秒でビルの高層階へ瞬間移動するくらいの負担が体にかかっている、とイメージしてください。乗り物での高速移動は、気圧変化をキャッチするセンサーの役割を持つ内耳を酷使します。このため自律神経の乱れが生じることもありますし、ずっと座ったままの姿勢が血行不良の原因となり、自律神経のバランスを崩してしまうこともあります。また、出張の多い方は、出発地と目的地の天候の違いによる気圧変化や寒暖差に直面することがよくあると思います。移動の車内で気圧変化を調整してきた自律神経は、すでに働きすぎの状態なのに、晴れたエリアから雨のエリアに移動という悪条件が重なれば、自律神経の疲労度はとんでもないことに!移動前と移動後の気温差も自律神経にダメージを与えます。旅行などで移動するのは楽しいものだけれど、半面、自律神経には負担がかかるということを知っておき、自律神経のアンバランスをリセットする行動を心がけることが不調を寄せつけないための心構えになります。【PROFILE】小林 弘幸(こばやし ひろゆき/Hiroyuki Kobayashi)順天堂大学医学部教授1960年、埼玉県生まれ。87年、順天堂大学医学部卒業。92年、同大学大学院医学研究科修了。ロンドン大学付属英国王立小児病院外科、トリニティ大学付属医学研究センター、アイルランド国立小児病院外科での勤務を経て、順天堂大学小児科講師・助教授を歴任、現職に至る。自律神経研究の第一人者として、トップアスリートや文化人へのコンディショニング、パフォーマンス向上指導に関わる。また、日本ではじめて便秘外来を開設した「腸のスペシャリスト」でもある。『聞くだけで自律神経が整うCDブック』(アスコム刊)などベストセラー多数。小越 久美(おこし くみ/Kumi Okoshi)気象予報士、健康気象アドバイザー1978年、岐阜県下呂市生まれ。筑波大学第一学群自然学類地球科学専攻(気候学・気象学分野)卒業。2004年から2013年まで日本テレビ「日テレNEWS24」にて気象キャスターを務める。その傍ら、民間の気象予報会社(株)ライフビジネスウェザーに所属し、健康気象アドバイザー・データ解析士の資格を取得。スーパーマーケットの売上予測の開発にも携わる。現在は(一財)日本気象協会に所属し、気象データとAIを活用した商品の需要予測事業に携わり、アパレルや飲料メーカーなどへのコンサルティングを行う。著書『かき氷前線予報します~お天気お姉さんのマーケティング~』(経済法令研究会)。
2023年10月21日「黒瀬と僕は真逆の性格なので、役づくりは大変でした。とくに目つきを変えようと、“目の演技”を意識しましたね。夜中に一人で散歩に行って、誰もいないところでセリフを練習したこともありました」そう話すのは、金曜ドラマDEEP『秘密を持った少年たち』(日本テレビ系・金曜24時30分〜)で令和のヴァンパイア“夜行”を狩るリーダー・黒瀬拓実を熱演中の大東立樹(18)。ストイックに役に入り込むあまり、収録中にはこんな出来事も。「僕はまだドラマの経験が少なく、演技のテクニックがないので、黒瀬が憑依してしまうことがあるんです。なので、お芝居をしているときは、夜行役の龍宮城のメンバーたちを本気で嫌いになっていましたね(笑)。でも、撮影の合間はみんなと仲よく楽しくやっていましたのでご安心ください(笑)」昨年18歳になり、成人を迎えた大東。心境の変化はあったのだろうか。「『まだまだ子どもだから』という甘い考えは、これからは通用しないと思っています。男気のある、かっこいい大人になっていきたいです」そんな大東の“憧れの俳優”は?「将来は菅田将暉さんのような幅広い演技ができる役者さんになることが目標です。また、激しいアクションにも挑戦したいので、最近、アクションのレッスンに通うことを決めました」最後に、成人のお祝いでやりたいことを聞いてみた。「友人と旅行の計画を立てています。行きたい場所ですか?現実的ではないかもしれないんですけど、ハワイに行ってみたいですね。でも、まだまだ僕には早いと思います(笑)」モットーだという謙虚さと向上心を持ち続けながら、活躍の場をどんどん広げてほしい!
2023年10月21日安田顕(49)とシナモンという“異色コンビ”が共演することで話題になっていた、料理番組『シナモンと安田顕のゆるドキ☆クッキング』(TBS系・土曜9時25分〜)がついにスタート!シナモンとの関係性や番組への意気込みなど、ざっくばらんに語ってもらいました。「料理は得意か不得意かと聞かれたら不得意です(笑)。焼きそばにしても炒め物にしても、何にでも納豆を入れちゃうんです。ことごとく失敗します(笑)」(安田・以下同)安田は、オファーがきたときの率直な感想をこう振り返る。「『僕でいいんですか?』っていう気持ちでした。サンリオさんのキャラクターと自分があまりにもかけ離れているものですから(笑)。ミスマッチを面白く思ってくださったということなんでしょうね」このように、当初は“ミスマッチ”と思っていたようだが、実際に収録をしてみると……。「シナモンの言葉がミストシャワーのように効いてすごく癒されています。何度か収録を経て、シナモンは僕にとって、すごく近しい友達といった感じです」具体的には、シナモンとのこんな会話に癒されたという。「『無理しなくていいんだよ』『嫌って言っていいんだよ』っていつも言ってくれるんです。『きちんとしないとお料理じゃないの?』というのも響きましたね。時短だって手抜きだって、別にいいじゃない。何かの上に何かをのせれば料理になるんじゃないのって。すごく気持ちが楽になります」そんな癒しにあふれた番組だが、もはや「ゆるいのでほぼ料理はしない」そう。「もちろんまったくしないということはないですが、あくまでも“ゆるドキ”なので(笑)。料理番組というより、人間再生みたいな感じですね。短い時間ですが、土曜の朝に見ていただければ、その後も一日優しい気持ちで過ごせるんじゃないかと思います」
2023年10月21日元陸上自衛官YouTuberの「令和タケちゃん」こと後藤たけし氏のYouTubeチャンネル(登録者数36万人)が、10月20日までにアカウント停止された。後藤氏のチャンネルでは《嫌がらせ、いじめ、脅迫を目的としたコンテンツを禁じている YouTube ポリシーに対する度重なる違反または重大な違反のため、このアカウントを停止しました》と表示され、コンテンツが閲覧できなくなっている(20日19時現在)。政治や社会問題などを取り上げ、現場に突撃する“パトロール系YouTuber”として活動する後藤氏。昨年11月には千葉県松戸市議選にも出馬し、知名度を上げていた。「令和のタケちゃんは、路上喫煙や迷惑駐車をする人に自ら注意する様子などを動画で公開していました。これまでもXで《不法投棄して逃走する外国人を私人逮捕!》《怪しい不動産投資の勧誘者に殴られたので私人逮捕!》といった具合に、突撃する様子を公開。今年9月には、日本で数々の迷惑行為が物議を醸していたジョニー・ソマリことイスマエル・ラムジー・カリド容疑者を大阪で確保、警察に引き渡したとも報告していました」(WEBメディア記者)後藤氏のX(旧ツイッター)では18日に《中国人が国有地を不法占拠していたヤミ畑跡地から包丁が見つかった!?》と記し、YouTube動画の一部を投稿して更新が止まっている。また17日にも《迫真の演技をするヤミ畑系中国人!》として、XにYouTube動画の一部を投稿していた。動画では一人の男性を追いかけながら、「君のような河川敷を不法占拠して行政の人や近隣住民に迷惑をかける中国人はいらない!」と言い放つ後藤氏の声が収められていた。「YouTubeのガイドラインではポリシーに違反するコンテンツは削除し、クリエイターは90日以内に違反警告を3回受けるとYouTubeを永久に利用できなくなると定めています。いっぽう後藤氏のチャンネルは、コンスタントに動画が投稿されていました。どの動画がNGだったかは現時点で不明です」(前出・WEBメディア記者)後藤氏の“BAN”に、X上では《動画がBANされてますね?びっくり.. 3年ほど変わらないコンテンツなのに何故、今》《タケちゃんの動画が見れなくなっていますが、どうした?》との声が上がっている。同じく“BAN”経験のある元迷惑系YouTuber・へずまりゅうこと原田将大氏も、20日にXで後藤氏に《【朗報】令和タケちゃんのYouTubeチャンネルがBANされる》と言及。続けて、《次は私人逮捕系の人たちかも? 知名度さえあれば金になるけどタケちゃんじゃキツいだろうな。 稀に誤BANとかあるけど嫌がらせ虐めコンテンツで復活した人いないし。 過激な動画は伸びるがリスクを伴うから消される前に名を上げるゲームだな》と持論を綴っていた。
2023年10月21日かつて旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)に所属した「ゆう」こと川口優とジャニーズファンの「たい」ことたいせいからなる2人組YouTuber「Smile Flower(以下スマフラ)」が複数の企業が旧ジャニーズ事務所のタレント起用を取りやめていることに言及。その内容が賛否を呼んでいる。10月4日にアップした動画でも、数々の性加害が指摘されている故・ジャニー喜多川氏について「確かに駄目なことがたくさんあって、それは向き合うべきだと思うんだけど、やっぱいいとこはいいとこでまるっとちゃんと押さえないと」などと、批判しつつも功績を称えたことで、波紋を呼んでいたスマフラの2人。10月18日に「ジャニーズ問題について」という動画をアップし、食事しながら現在のジャニーズ問題について話し合った。旧ジャニーズのタレントが今後新会社とエージェント契約を結ぶことについてコメントしたのち、川口が「あれひどくない?」とモスバーガーがSnow Manの広告起用をとりやめた件について言及。「ジャニオタファン激怒ですよ」とモスバーガーに客足が遠のいているという知人らの話を紹介した。たいが「モスバーガーはジャニオタしか食べてなかったってこと?」とツッコむと、「ジャニオタだけじゃないと思うけど、それぐらいの貢献力」とジャニーズファンの購買力を評価。その後、「タレントに罪はない」と主張し、「コンプライアンスに引っかかってるとか、うちの会社では使えないとかっていう広告会社が多く続出して、降板になっていってる」とした上で、「バカなのかなと思っちゃう」と非難。さらに、「売れなくなっちゃうよ、もう店の経営が回んないというか、会社の経営が回んなくなくなるぐらい困っちゃうよね」と旧ジャニーズのタレントとの広告起用を打ち切るマイナス効果についても懸念を寄せ、「逆圧力みたいなあるんですかね。なんかもうみんなでジャニーズ潰そうみたいな」と訝しんでいた。さらに、旧ジャニーズのタレントを広告起用することに苦言を呈した一部の政治家についても「そういう偉い人たちが、この期に及んで声出さなくても、今はそれに対して向かって解決しようとやってるし、少なからずジャニーズという存在がなければ、今の日本の盛り上がりないわけだから」と反論。最終的に、「ジャニーズ全体が問題だからって、今まで取ってきたコマーシャル降板とかさ、俺がこんなこと言っても何もはけ口になんないんだけど、うん、やるせなすぎるよね」と思いを語っていた。この意見に、動画のコメント欄には賛同するファンの声が寄せられた。《その通りだと思う、切り捨ててる企業とかはコンプライアンスとか言ってるけどなんか履き違えてるんじゃ無いかな?何だかおかしな方向に向かってる気がする!》《お二人の健全な姿に救われます。今後の活躍楽しみにしています!わたし、ジャニーズキャンセルした企業の売ってるもの、買わないです》《今のタレントに違法行為も責任はないのにね。事務所は真面目に取り組んでよく対応しています。事務所もタレントも評価してる人はしてる人は少なくないし、タレントさんたちも必ず盛り上がると思います》(原文ママ)その一方で、創業者である喜多川氏の性加害問題が認定された上で、起用を取りやめたクライアント各社の判断に異論を唱えることに批判する声もあがっていた。《その企業で仕事をしてる以上、その企業で不祥事が起きそこの従業員に罪は無くとも企業全体としてペナルティーを受ける事は仕方がないことだと思う》《元ジャニーズ事務所を応援したい気持ちのみの発言なんでしょうけれど、ジャニーズに近い立場の方がジャニーズ擁護の発言をするのは今は得策ではないと感じます。タレントさんに罪がないのは皆さんもちろん理解されていて、様々な状況や事務所側の対応を鑑みた上での判断なので》《所属している企業に問題があったから所属しているタレントは起用できません。至って当たり前の対応です。所属しているからCM起用されているわけでしょ。それでも個人的に契約されるタレントはそれほどスポンサーにとって大切な存在だという事。それは長年培ってきた信頼からくるものでちょっとやそっとじゃ成立しない。まあ社会ってそういうもんだよ》
2023年10月21日10月20日、市川猿之助(本名:喜熨斗孝彦)被告(47)の初公判が、東京地裁で行われた。5月に父の市川段四郎さん(享年76)と母の延子さん(享年75)の自殺を手助けしたとして、自殺ほう助罪に問われていた猿之助被告。起訴内容を認め、検察は懲役3年を求刑した。週刊誌報道を受け、「歌舞伎界に迷惑をかけ、歌舞伎の仕事はもうできない」と考えたという猿之助被告。両親に自殺の意思を告げると延子さんは「私たちも逝く」、段四郎さんは「うん」と言ったという。「猿之助被告が不眠症のために処方されていたという向精神薬を20錠ほど水に溶かしてコップに入れると、両親はそれぞれコップの水を飲んだといいます。その後猿之助被告は、動かなくなった両親の頭にポリ袋をかけるなどしたといいます」(前出・社会部記者)歌舞伎界にいられなくなるという思いから、自殺を決意するまでに追い込まれたという猿之助被告。ところが、公判冒頭に裁判官から職業を問われると、猿之助被告は「歌舞伎俳優です」と答えた。「捜査の段階で猿之助被告が供述したという調書が、初公判で検察側によって読み上げられました。それによると猿之助被告は、『許されるなら歌舞伎に関わり舞台に立ちたい』と今後について話していたということです」(社会部記者)事件から公判までの約半年、猿之助被告のなかでもさまざまな思いが巡ったことだろう。しかし、両親の自殺をほう助したことを認めたにもかかわらず、自らは歌舞伎界への復帰を希望していたという状況に、SNS上では驚きの声が広がっている。《2人死んでるのに本人&歌舞伎関係者が開口一番『復帰希望』にモヤモヤ。そもそもセクハラ・パワハラした人が歌舞伎で償うって被害者の気持ちは?やはり梨園は浮世離れしてるんだなと思った。そして求刑3年…。もう一度言うけど『人が2人死んでる』んですよ!》《両親を道連れにして自分も命を断つつもりだった人が、たった数ヶ月しか経っていない上に裁かれる場でこんな前向きな発言しますかね。懲役三年で執行猶予がつきそうなことにも驚きましたが、この発言は更に驚きました》《贖罪が始まってもいないのに復帰希望とか厚顔無恥すぎる》
2023年10月21日「脚本を読んだとき、ほかの登場人物と比べると、晄司(こうじ)の存在が平たく思えて。だから、憤怒する場面では、タガが外れたような切れ味を意識しました」そう語るのは、10月20日公開の映画『おまえの罪を自白しろ』で主演を務める中島健人(29)。本作が本格的な社会派サスペンス映画初挑戦の中島が演じたのは、国会議員・宇田清治郎(堤真一)の次男で秘書の晄司という青年。実際に国会や議員会館にも足を運んだという。「晄司は常に、現状の自分に満足できない鬱屈した思いを抱えているんだけど、それは僕自身も同じ。爆発すると、すごいエネルギーになることも知っているから、彼の一番の理解者として演じきりました。今の自分に出せる“深み”は、最大限表現できたと思います」劇中、晄司は清治郎の政治姿勢に反発し葛藤する。その関係性は、ある恩人の存在を思い出させたとか。「僕にとっての清治郎は、芸能界に入りたてのころお世話になった振付師さん。すごく怖い方で、たくさん指導されたから、正直苦手だったんだけど、彼のもとを離れてしばらくたった今は、あの刺激が恋しい。振り返ると、厳しい言葉で僕の進むべき道を示してくれてたんだよね。最近、連絡してもなかなか返事くれなくて悲しいけど(笑)」デビュー当時から、常に芸能界の第一線を走り続ける中島。プレッシャーもあるはずだが、仕事への思いを語る表情は明るい。「ステージで歌って踊っているときは、生きてるって実感があるし、演技の仕事は、自分じゃない自分になれるのが心地いい。初めて作詞をしたのも、片思いの役を演じたのがきっかけで、ずっと相互作用してるんだよね。アイドル活動も俳優業も、表現者としての僕の“生きがい”です」
2023年10月21日楽天ポイントで誘導し、クレジットカードや金融サービスで顧客を囲い込む「楽天経済圏」。そのポイント還元をめぐって「改悪」が相次ぎ、批判がやまない。「1%還元(100円につき1ポイント)」が売り文句の楽天カードでも、11月請求分からポイント付与のルール自体が見直される。物価高で細々とした財テクさえ入り用な今、そこまで手を付けるのか、楽天――。運営元によると、ポイント付与の対象は従来、「毎月のカードショッピング利用金額合計」だったが、「1回のカードショッピング(買い物ごと)の利用金額」に変更される。11月請求分から適用される。具体的にどれほどの不利益が生じるのか。運営元が例示するケースをみてみよう。■ポイント付与のルール自体を変更1カ月間で4回にわたり、計13720円(3980円、5980円、2650円、1110円)分の買い物をしたとする。10月以前は、合計金額の1%に当たる137ポイント(100円未満切り捨て)が付与されていた。11月以降は、本来加算されるはずだった100円未満の利用額が買い物するたびに切り捨てられ、135ポイント(39+59+26+11)に目減りする。2ポイントだけ、と侮るなかれ。経済圏の恩恵を最大化しようと、固定費を含めて月々の決済を楽天カードに「全振り」していたユーザーは、さらに痛手を被ることになる。■インフレ下の「改悪」なぜ?歴史的なインフレで家計が硬直化し、「ポイ活」もやりくりして節約志向が高まるいま、楽天はなぜ、屋台骨のルール自体まで見直すのか。ITジャーナリストによると、業界動向を見極めて他社と足並みを揃えたという。確かに、dカードやPayPayカードのポイント付与ルールも利用ごとの算出だ。ただ、三井住友カードやリクルートカードのように、従来の楽天カードと同じく毎月の合計額で計算しているポイントサービスがあるのも事実だ。リクルートカードの還元率は1.2%の高水準とあって、「改悪」を続ける楽天を見限って乗り換えるユーザーも現れ始めている。そんな楽天経済圏のここ1年ほどの「改悪」を振り返ってみよう。■強みの「SPU」でも続々……楽天ポイントの優位性を支えているのは、グループの各サービスを使えば使うほどポイント倍率が上昇する「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」だ。楽天市場アプリから決済するだけで「SPU+0.5倍」を獲得できていたが、ユーザーにとって最も達成しやすかったであろうこの特典も今年9月に廃止された。次のケースは、ポイント付与上限の「改悪」だ。楽天ブックス(実書籍)と楽天Kobo(電子書籍)で1回1000円以上の買い物をすれば、「SPU+0.5倍」の特典を受けられる。もともと会員ランクによって最大1万5000ポイントを獲得できたが、今年2月以降はいずれのランクも上限が一律1000ポイントまで引き下げられた。月20万円以上の買い物をするユーザーに影響した。もっと分かりやすい「改悪」は昨年9月。楽天会員ニュースの購読者なら誕生日月に会員ランクに応じて100~700ポイントをもらえていたが、なくなっている。条件達成の難易度が上がった「改悪」もある。楽天銀行の口座で楽天カード利用代金を引き落とすだけで受けられた「SPU+1倍」の特典は昨年7月以降、さらに購買の前月に楽天銀行で給与・賞与・年金を受け取ならいと達成できなくなった。会員ランクに応じて獲得できる月間ポイントの上限も、最大15000から一律5000にダウンした。■元凶は楽天モバイルの不振?相次ぐ「改悪」の元凶は、「楽天モバイルの不振」との指摘もアナリストから上がる。楽天グループが発表した2023年6月中間決算(国際会計基準)は、純損益が1399億円の赤字だった。1778億円の赤字だった前年同期から赤字幅は縮小したものの、中間期の赤字は4年連続だ。基地局整備の初期投資が重荷のモバイル事業が足を引っ張っている。楽天モバイルは電波がつながりやすい周波数帯「プラチナバンド」を獲得すべく、総務省に割り当てを申請して起死回生を図っている。これで「改悪」が止まればいいが……。(文:笹川賢一)
2023年10月21日今月15日、フリーアナウンサーの滝川クリステル(46歳)が、ナビゲーターを務めるJ-WAVE「NX NIPPON EXPRESS SAUDE! SAUDADE…」の番組終盤で第2子の妊娠を報告、11月に出産予定と伝えた。自民党の小泉進次郎衆院議員との間には2020年1月に第1子が誕生しており、出産当時42歳と年齢が注目された。今年はほかにも、2月にあやまんJAPANリーダー・あやまん監督が43歳で第1子を出産、8月に元宝塚歌劇団月組トップスターの龍真咲が40歳で第1子出産、今月にはタレント・グラビアアイドルの手島優が41歳で第1子を出産、同じく今月フリーアナウンサーの宮崎宣子も44歳で第1子を出産している。40代での初めての出産はいわゆる「高齢出産」(35歳以上での出産のこと)にあたるが、芸能界に限ったことではなく、日本では「高齢出産」は年々増加しており、特段珍しいことではなくなってきている。実際、人口動態統計を見ても女性の出産年齢は高齢化しており、令和4年度は、総出生数約77万人のうち、40代女性の出生数は約4.8万人で、20代、30代の出生数が減少している中、45歳以上の出生数は前年より増えている。また、およそこの10年で、母親の年齢が35歳以上の出産割合は倍増しているのだ(厚生労働省 令和4年人口動態統計月報年計(概数)の概況を参照)。だが、実際これほど増加しているにもかかわらず、「高齢出産」に対する否定的な意見はあとを絶たない。《滝川クリステルさん、46歳で第2子を来月出産されるって!同年代!すごすぎる~!私もあやかっていける、、、ワケね~これを聞いて、40代でもまだまだ妊娠出産できるんじゃん!って思う女性男性が増えませんように》《……高齢出産は誰がなんと言おうと危険が伴うので極力避けるべきだし、子供に障害がある可能性が非常に高くなるので、本当に慎重になるべき》たしかに、高齢妊娠、高齢出産のリスクは高い。子宮内膜症,子宮筋腫などが増加したり、不妊治療の増加(38歳以上では不妊治療成功率が低下)、多胎妊娠の増加 、流早産率の上昇、胎児異常の増加(染色体異常,胎児奇形など)、妊娠合併症の増加(妊娠糖尿病,高血圧症候群、前置胎盤,常位胎盤早期剥離など)、低出生体重児の割合の増加、帝王切開率の上昇などが挙げられる。そのうえ、生まれてからも母体の体力の低下や疲労、産後うつなどが起こりやすいという指摘もある。「それでも私は、おめでとう、頑張って!とまずは言いたいですね」と、丸の内の森レディースクリニックの院長で産婦人科専門医の宋美玄さんは言う。「もちろん高齢不妊、高齢出産の医学的なリスクは大前提としたうえですが、産むのは若いほどいい、というのも雑な論調だと思います。30代後半からの妊娠を望む女性たちは、それぞれ人生の背景が違うし、もろもろのリスクをわかったうえで不妊治療にも挑んでいることと思います。もちろん、結果的に妊娠できなくて子供のいない人生になるかもしれない。それでも、若いうちに産む選択肢をとれなかった人の努力を、否定していい理由はありません」最近の高齢出産への強い風当たりに、高齢出産を経験した一人として異を唱える。「私自身、35歳、39歳のときに高齢出産で子供を産みました。まわりからは年を取ると妊娠できないよと散々言われたし、医者もみんな、リスクが低いうちに、若いうちに産んだほうがいい、と口をそろえて言います。もちろん、医学的なことだけ言えば若いほうがいい。でも、今の世の中、子育て支援が十分とは言えず、若く産んでも育てるのが不安という人も多いですし、若いうちに子育てすることで諦めなければいけないことが多かったり、キャリアが途絶えて再出発が難しくなったり、政治・行政や社会の仕組みがそうさせない部分も大きいと思います。そういった背景を無視して、高齢出産を産む人個人の自己責任論にするのはおかしいと感じますね」実際、年齢別にみる自然妊娠の確率は、20~34歳までは25~30%だが、35~39歳は約8%にガクッと落ち、40~44歳に入ると約5%以下で、45歳~は約1%以下になる(日本生殖医学会のデータ参照)。そういう意味では、年取ると妊娠できないよ、の意見は概ね正しい。「だからこそ、今40代の女性がクリニックに来院して妊娠が判明したら、何はともあれ、妊娠できたのだから、おめでとうと言いたいです。そのうえで、流産に至るリスクが半分を超えてくること、赤ちゃんがダウン症、18トリソミー、13トリソミーという染色体異常を持って生まれる確率が増えること、切迫早産、高血圧症候群、妊娠糖尿病などの合併症が増えることを説明し、しっかり妊婦健診を受けて医師とともに管理する必要性を伝えますね。高齢出産はハイリスクであることが強調されますが、40代前半で妊娠した人でも、元気に出産を終える人のほうが多いわけで、まずは妊娠が成立してある程度の週数まで継続できているのならそこまでネガティブなことばかり考える必要はないです。妊娠した本人がいちばん不安なはず。リスクは念頭に置いて妊婦健診にきちんと通いつつ、ゆったり過ごしてほしいと思います」では、産後の育児こそ高齢出産だと大変だ、産めばいいってものじゃない、という意見についてはどう思うか。「高齢出産は誰もができることではないし、産婦人科医として安易に勧めるつもりはありません。30代後半の女性が相談に来たら、欲しいなら“今でしょう”とアドバイスします。今30代の人に、40代まで先延ばしにすることを勧めることはありません。ただ、40歳を越えての出産、育児は、経済力、人とのつながりや人的資産から考えると、その年齢で産むのも悪いことばかりではありません。仕事も、40代までキャリアを積んだメリットは多分にあるでしょう。経済的にも人脈的にも豊かな状態で出産、育児に臨めれば、加齢して体力が落ちても、精神的な余裕で乗り切れる育児だってあると思います」出産するタイミングは人それぞれ。年齢だけにフォーカスするのはやめ、否定や不安視を投げつけるのではなく、まずは受容と温かい目をもって新しい命の誕生を祝福しよう。
2023年10月20日米フロリダ州のウェリントン・コミュニティ・ハイスクールで教鞭を執っていたチャールズ・マグリオ被告(54)が、口腔内に銃を発射して自ら命を絶った。マグリオ被告は教え子だった16歳の少女と性的関係を持った疑いで逮捕、起訴されていた。The Palm Beach Postなどが報じている。Local10によると、マグリオ被告に捜査の手が伸びたきっかけは、昨年12月に被害者が働いていたレストランに花が送られたことだったという。レストランの店長がフラワーショップに電話して確認すると、チャールズ・マグリオ被告が送り主だとわかったため高校に知らせ、校長が被害者の祖母にその旨を伝えた。当局は女子生徒の事情聴取を行った後、マグリオ被告の自宅を捜索。先月になって押収した生徒の下着からマグリオ被告のDNAが検出されたため、マグリオ被告は未成年車との不法な性的行為などの容疑で逮捕された。供述宣誓書によると、女子生徒は校長から祖母に連絡があった夜、マグリオ被告にお互いのメール履歴をすべて削除し、2人の関係に疑いを持たれないよう注意するよう忠告したという。「だって、私は彼を愛しているんです。私たちのしていることは間違っているかもしれないけど、正しいことだと感じているの」と語っていたそうだ。放課後に女子生徒がマグリオ被告の教室に訪れたことから距離が縮まり、2人はソーシャルメディアで連絡を取り合うようになっていた。やがてマグリオ被告の自宅で性的関係を持つに至り、衣類や歯ブラシなども彼の自宅に置いて恋人のように過ごしていたという。起訴後、マグリオ被告は2万ドルの保釈金を支払って自宅に戻っていたが、今月1日に雑木林で倒れているところを発見され、死亡が確認された。自宅からは遺書が見つかったという。■「日本いのちの電話」ナビダイヤル:0570-783-556(午前10時~午後10時)フリーダイヤル:0120-783-556(毎日・午後4時~午後9時/毎月10日・午前8時~翌日午前8時)
2023年10月20日2025年春の朝ドラのモデルが、『アンパンマン』作者のやなせたかしさん(享年94)と妻の小松暢さん(享年75)に決定したことが、10月20日に発表された。朝ドラのタイトルは『あんぱん』。ヒロインはオーディションで決まるという。大正8年に高知で生まれたやなせさんは、終戦後に勤めていた高知新聞で暢さんに出会う。同社が戦後初めて採用した女性記者だったという彼女は熱血な性格で、土佐弁でいうところの“ハチキン”な性格だった。やなせさんより先に上京した暢さんは、漫画家デビュー後も苦しむことの多かった夫を支え続けた。やなせさんが妻について語った本誌‘02年7月16日号「シリーズ人間」を紹介しよう。《漫画家としてひとりだちを目指すやなせさんを暢さんはこう励ました。「なんとかなるわ。収入がなければ私が働いて食べさせるから」》《限界まで働くやなせさんを支え続けたのが暢さんだった。「仕事以外はすべてカミさんに頼っていた。散髪も彼女にしてもらったし、病気になると全力で看病してくれた」(たかしさん)》‘93年11月、がんのため逝去した暢さん。子供のいなかったやなせ夫妻にとって、アンパンマンはまさに“子供”なのだという。暢さんの死から30年、たかしさんの死から10年、“家族”の物語が時を経て再生することになった。
2023年10月20日10月20日、報道番組『サンデーモーニング』(TBS系)を勇退すると発表された関口宏(80)。3月末まで総合司会を務め、4月以降は膳場貴子アナウンサー(48)にバトンタッチし、BS-TBSで新たな番組にチャレンジするという。「関口さんは’87年10月の番組開始以来、36年にわたって“日曜朝の顔”でした。しかし最近では、関口さんのコメントに視聴者から『的外れ』『勉強不足』などと批判が集まることもしばしば。数々の番組で司会を務めてきた関口さんですが、年齢的なものも考慮して区切りをつけたのでしょう」(テレビ局関係者)「まだまだ自分は元気だが、世代交代というのも大事」とコメントを寄せている関口。いっぽう最近では、“終活”を始めていたことも話題を呼んだ。’21年2月に出演した『徹子の部屋』(テレビ朝日系)では、自動車の運転免許証を返納したと明かしていた。関口が免許を返納したのは75歳の時で、車が大好きなだけに「断腸の思い」だったという。また30年以上住み慣れた“自分の城”も手放し、マンションに引っ越したとも告白。「家を捨てる。これも断腸の思いだったなぁ。もう三十何年住んでた家を、女房が体調壊しちゃったんでね、もう維持できないっていうんでマンションになりました」と、語っていた。そんな関口の“終活”は、’71年3月に結婚した元歌手の愛妻・西田佐知子さん(84)のためでもあった。本誌は’17年4月、東京・世田谷区にあった関口の自宅が解体されたことを報じている。約545平米の広い土地に建てられた地下1階・地上2階の“関口御殿”は更地となり、すでに新しい建物の基礎工事が始まっていた。当時、関口の近所の住人は本誌にこう証言していた。「奥さまと2人そろって、引っ越しのご挨拶に見えましたよ。あのお宅の中にはすごく凝った階段があってご夫婦の寝室は2階だったんですが、歳をとると上り下りがつらいとおっしゃっていました。関口さんご本人が『年を取ってくるとマンションがいいですね』と話されていて」ところが関口夫妻は、もう一度引っ越しをしていたのだ。「評価額約5億円ともいわれた都内の一軒家を売却し、ご夫婦は都内のタワーマンションの最上階に引っ越し。近所には、専門医も所属する大病院が隣接していました。ですが病気で体調のすぐれない奥様のサポートを手厚くするため、数カ月後にマンションを売却。マンションに居ながら、訪問看護も受けられるシニア向けの高級マンションに移り住んだといいます。運転免許証も時期は異なりますが、夫婦ともに返納したと聞いています」(前出・テレビ局関係者)『サンモニ』の勇退によって、50年以上連れ添った愛妻と過ごす時間は増えるだろうか。
2023年10月20日10月16日にYouTubeで公開されたリアリティ番組『令和の虎』で、志願者との面接中に、ジャガー横田(62)の夫で医師の木下博勝氏(55)が途中退席をする騒動があり、木下氏の振る舞いに称賛が集まっている。『令和の虎』は出資を受けて起業したい志願者が事業計画をプレゼンテーションし、投資家らが審査して出資の可否を判断するという、2000年代前半に日本テレビ系で放送された『マネーの虎』のYouTube版。今回話題となったのは「『医者としてここには居られない』虎が退室する理由とは。美味しいローカーボで心身共に健康な世界を実現したい」というタイトルの動画で、志願者はインフルエンサーを名乗る41歳の女性。父親の闘病をきっかけにローカーボ(低糖質)の食の普及活動のためYouTube等でインフルエンサー活動を始め、「“おいしいローカーボ”という新しい食生活を広めることで、心身ともに健康な世界を実現させる」ことを目指しているという。女性は、現代人の生活習慣は糖質過多であり、食生活を改善させるために、ローカーボの普及活動として「ローカーボグルメフェス」を開催したいと希望。8年前に糖尿病を患い、「半年後には人工透析」と宣告された志願者の父親が、糖質制限食を推奨する医師の食事指導により、薬が不要になるところまで回復したとのエピソードを披露した。医師の立場として意見を求められた木下氏は「どこからどう言ったらいいかと思うんですが」と前置きし、「僕らが普段している心療、治療の考え方とは全然違うことで。糖尿病の治療っていうのは、現在は糖尿病の治療ガイドラインっていうのがありますので、それに基づいて普通医師は行うんですけど……」と、困惑ぎみに発言するも、女性は、近年は医師の間でも糖質制限の考えが普及してきていると反論。すると木下氏は「僕が一人で言うとなんか元も子もなくなっちゃうんですけど、基本カロリー制限が糖尿病の治療原則だと思うんですね。なのに糖質だけ制限するっていうのは、エビデンスは僕はないと思うんですけど、(女性の話は)糖質を制限されるのがカロリー制限になるんじゃないかなと思うんですけど」と解釈を伝える。これに対して、女性は「糖質制限におきましては、カロリー制限は推進しておりません。同時にカロリーを制限してしまうと、フラフラしてしまったり栄養不足になってしまうので、脂質とかをきちんととって、カロリーはきちんと摂りましょうって言うのが基本です」と説明。木下氏は「仰ってることはよくわかるし、お父さんがよくなられたこともすごくいいなと思うんですけど、一般論でないってことは当然世界中で研究しているし、治療もガイドラインってのがあるぐらいで、なんでそれが前面に出ていないのかってことをお考えになっているのかなと」と女性を気遣った上で、こう疑問を呈した。「僕らからすると、たまたまそれでうまくいっている人がいるかもしれないけど、(治療法が)スタンダードでないってことはスタンダードでない理由があるんですよ。病院でそんな風に勧めることはまずないですよ。それはなんでだと思いますか?(医師たちが)ただ知らないだけだと思いますか?」それに女性は「いえ、私の地元の総合病院でも、最近は糖尿病のお医者さんが勧めてるよって話も聞いておりますので、だいぶ変わってきたかなとは思っておりますけど」と再び反論。それに対し、木下氏も「まあ、僕が知る限りゼロですね。そういう特異な治療をされてる感じは、マニアックな方はそういうのを信じるかもしれないけど、僕としてはちょっとやめてほしいんですね、そういうことは。医師の立場としてはそういう立場ですね。こんなこと言うと元も子もないんだけども」と一蹴した。「糖質制限による糖尿病の治療で治った人がいた」という女性の経験談について、出演者から「たまたまか」を問われると、木下氏は「信じる人は勝手に信じてください、ですね」と言い切った。さらに「糖質制限がきっかけじゃない?」のという問いには、「可能性はゼロじゃないと思いますよ。医学に100%はないですけど、これを観た人がこれを信じて、頑張って結局は悪化するとか悪くなるということがあっては絶対いけないと思うから、僕は医師の立場として言ってるんですよ」と問題点を指摘し、「エビデンスがないものを人に勧めるなんていうのは、絶対にいけないです。だから僕はこれ、退出しなきゃいけないと思ってます。これ以上ここにいたら、僕は賛成してる立場に思われてしまうから。すいませんけど、退出してもいいでしょうか?」と退室の許可を求めた。別の出演者からローカーボのデメリットについて問われると、木下氏は「僕は栄養学のプロじゃないので知りません」とした上で「考え方としては別にいいと思いますよ」とローカーボ自体は否定しなかったものの、「でも『これをやると糖尿病が治る』とかね、そう誤解をさせてはいけないと思うんですよ。全員が全員これでうまくいくなんて到底思えないです」と、効果を謳うことの危険性を強調し、糖尿病の治療法としてキッパリ否定した。別の出演者に、今回のビジネスプランの対象は糖尿病患者だけなのかを問われた女性が「私は医者ではないので、ローカーボを始めて、周りの方の健康状態が改善したことがすごく多かったので、現代、糖質が過多な生活がすごく多いので、それの改善ということで今回来させていただいて」と話すと、木下氏は「全くもって賛同できないので、退出させてください」と女性の話を遮って、そのまま退室した。医師としてキッパリ言い切り、エビデンスを重視する姿勢を見せた木下氏。その対応にネット上では称賛の嵐となった。《「エビデンスのないものは推奨できない」木下先生の医師としての確固たる信念と自信に圧倒的に賛同します》《木下先生の言うことは、凄いよくわかる。民間療法で悪化したし、亡くなった方もいるから、退室は仕方ないよね》《同業者ですが、木下先生意外とちゃんとしていて見直しました。健康に関わることを、半端な知識で世間に広めようとするのはやはりまずいと思います》《この民間療法が良いか悪いかが論点ではなく、立場的に推奨してると思われかねない事はできない!!!と、お医者様の立場意見を通す先生は素敵だし信用できるなと思いました》《木下先生は実際に命に向き合って仕事をしているためにこのような絶対的根拠が無い志願者の意見を少しでも世の中に間違った方向に広めてしまう恐怖があったのかと思います。 木下先生の退出に賛成です》
2023年10月20日人気YouTuberグループ「東海オンエア」周辺で巻き起こる泥沼バトル。10月19日に、所属事務所の「UUUM」が謝罪し事態は沈静化するかと思われたのだがーー。事の発端は、東海オンエアのしばゆー(29)の妻であるあやなん(30)が16日に、Instagramのストーリーでしばゆーとの離婚の意思を明かしたこと。その後X(旧Twitter)では、離婚の原因は東海オンエアのリーダーであるてつや(29)だと投稿し、これまでの不満を爆発させた。しばゆーは当初あやなんを諫めていたものの徐々に自身もヒートアップ。てつややあやなんのみならず、HIKAKIN(34)などの有名YouTuberを「ゴミ」などと揶揄。また、てつやの局部を写した動画も無修正でアップした。止まらぬ暴走を受けて、19日、UUUMは公式サイトで声明を発表。《このたび、当社クリエイターにより、SNSでのコンプライアンス上問題のある発言や動画の投稿が行われました。当社クリエイターの行動により、多くの皆様に不快な思いをさせたこと、深くお詫び申しあげます。当該クリエイターへの対応は継続的に行って参ります》と謝罪した。19日までに、しばゆー、あやなんともにXの更新をストップ。その後、東海オンエアのとしみつ(30)はXで《本日、僕は関係各位の皆の力を借りてではありますが、しばゆーと会って会話する事が出来ました》《もう少し待ってあげて下さい》と投稿。てつやも20日、《現在しばゆーは、しばゆーのことを心から心配して愛知、東京、様々な場所から集まってくれたたくさんの友人知人の絶え間ない献身的なサポートにより現在病院に向かっています》《今しばゆーはすごくすごく頑張っています。外の世界に出るのが本当に怖くて怖くて仕方ないはずなのに、勇気を搾り出して回復の道へ進む決断をしてくれています》《一緒に願っていてください。お願いします》と呼びかけた。こうして事態は鎮静化に向かうと思われたのだがーー。20日、あやなんがXの更新を再開し、“我が道を爆走”しはじめた。自身の離婚表明以来、昼夜問わずSNSに自身の考えを書き込んでいるあやなんは20日、東海オンエアの企画動画「クイズミリオンエア」について《「あやなんはヤバすぎる」と世間に対して印象操作された認識》といい、こう述べた。《もちろんその時の私自身の現実での行動に問題があったことはもちろん自覚していますが、その当時は初めての妊婦生活初めての岡崎で頼れる人はしばゆーしかいなかったので、なぜ直接謝って済む形にしてくれなかったのか、動画やブログで言う必要があったのか、ここまで取り返しのつかないくらいネットでの印象を変えられて本当に悔しかった》‘18年3月に公開され、現在は非公開となっている動画「公開処刑クイズミリオンエア」では、しばゆーが風俗店を訪れていたことが明かされていた。動画撮影当時、あやなんは産後半年ほどで、育児に追われる中で夫婦の内情を動画にされたことに怒りを感じていたという。しばゆーは、動画を出さないでほしいとメンバーと相談していたが、結果的に公開されてしまったことを『しばなんチャンネル』で明かしていた。■「あやなんは燃料投下してるだけだから黙って欲しい」別の投稿で、あやなんは「徹夜明けのしばゆーを寝かせない」という企画が原因で、しばゆーがパニック障害を発症したといい、そのため東海オンエアのメンバーとLINEで連携していたと明かした。しかし《ようやく迎えた10周年の次の日てつやからきたラインによって今までの全てがどうでも良くなりました。私も限界でした》《柴田ユウスケという人間が2度と正気を取り戻せなくなることが何よりも恐ろしいと思っています》と続けた。さらに、あやなんが怒りの矛先を向ける新たな登場人物が。それは18日にしばゆーがXで存在を明かした女性だ。当時しばゆーは《重大発表するわ 一般女性と結婚しました》《顔出しはしません 年上の、ありのままの柴田裕輔を愛してくれる素敵な人です》と明かしていた。この女性に心当たりがあるのか、あやなんは《Sさん、私はあなたに話しかけてる》と切り出し、こう綴った。《あなたの携帯でしばゆーのアカウントがログインされているのを知ってます。ということはあの投稿をしたのもあなたの手であるかもしれない私はそう思ってます。うーくんがもしそうしろと言っても、してるふりをしてダメだと止めて欲しかったしうーくんが暴れても止めずに動画を撮るのではなくて、「やめな」って止めてあげて欲しかった。なんであんな動画を投稿することになったのか私にはいまだに信じられないんです。何かがおかしいって。歪んだ愛情を注ぐのはもうこれ以上やめて欲しい》またSさんに向けて《決めつけて申し訳ないけどあなたに初めて会った時なんか嘘くさい何かを感じたんです》と述べ、《ポッとでのあなたに何ができるんですか?いい加減にしろ。本当に本当に怒るぞ》と“宣戦布告”した(現在投稿は削除済み)。しかし、SNS上では内情を明かしては喧嘩腰を辞めないあやなんに厳しい視線が。「もう発信を辞めてほしい」との声が相次いで上がっている。《せめてしばゆーが落ち着くまで黙って波風立てないで待っててあげて。本当に愛があるなら》《あやなんは燃料投下してるだけだから黙って欲しい》《誰もあやなんさん止められないの?あやなんさんのお友達誰か止めて欲しい》3つのポストを終えた後、《わかった今はもうもう何も言わないです。すみません。また報告します》と宣言しているあやなん。事態は収束するだろうか?
2023年10月20日社員の税金は会社任せでごまかしようがない」はずですが、最近、税務調査が入り「追徴課税」される会社員が増えています。国税庁の調査で’22年6月までの1年間と前年同時期を比べると、所得税の申告がない人への税務調査は約3割増えて3千828件。所得の申告漏れ額は5割近く増えて1千119億円、追徴税額は2倍超の190億円と軒並み増えています。これらがすべて会社員とは限りませんが、’23年3月には元会社員のユーチューバーが報酬など約3千600万円を申告しなかったため、約700万円を追徴課税されたという報道もありました。会社員の申告漏れのおもな原因は「副業」で、2種類あります。まず1つは、本業とは別の会社でアルバイトなどを行い、給料を受け取るケースです。本業の会社で年末調整を受けていても、副業の会社で受けていない場合は税金の払いすぎかも。払いすぎた税金は還付されますので、忘れずに申告しましょう。もう1つは、原稿料やデザイン料、料理教室の講師料など、プロジェクト単位で携わった業務に対する報酬を受け取るケースです。この場合、受け取るのは給与ではなく「雑所得」です。本業の給料とは別に、雑所得が年20万円以下なら申告は不要ですが、年20万円を超えると確定申告が必要です。ただし、所得は売上げとは違います。たとえば料理教室を開いた場合、会場費や材料費などの経費を、教室で得た売上げから差し引いたものが所得です。売上げと混同しないよう注意してください。■正々堂々申告するのが結局は安心だ会社員が副業の税申告をしない理由は「本業の会社に知られたくない」「確定申告が必要だと知らなかった」などもあるかもしれませんが、やはり税金逃れが多いでしょう。といっても「脱税」ほど罪の意識はなく「本業と離れた地域での収入だし大金でもないから、税務署にはわからないだろう」という“ごまかし”が多いのでは。しかし、’16年のマイナンバー制度の導入以降は通用しません。マイナンバーとは日本に住民票があるすべての方が持つ12桁の個人番号です。物議をかもしている任意取得のマイナンバーカードとは分けて考えてください。税金に関わる源泉徴収票などの「法定調書」はマイナンバーと紐づけられています。そのため、税務署は収入をマイナンバーごとに名寄せして把握し、税申告との突き合わせも簡単に行えるようになりました。会社員の税務調査や追徴課税が増えたのはこのためです。申告漏れが税務調査などで発覚した場合、本来の納税額に5~30%上乗せした追徴税が課せられます。また、隠ぺいなど不正があった場合は冒頭のユーチューバーのように「重加算税」として35~40%上乗せのペナルティも。最近は副業OKの会社も増えています。副業の収入も正々堂々と申告し、きちんと納税しましょう。
2023年10月20日「今年も『紅白』の制作チームが発足し、出場者の選考が行われています。しかし今年はかなり難航していて、関係者は誰もが頭を悩ませているのが現状です」こう語るのはNHK関係者。この年末の『紅白歌合戦』は、例年の風景とはかなり違ったものになりそうだという。その理由は、故ジャニー喜多川氏(享年87)による性加害問題。9月27日、NHKの稲葉延雄会長は定例記者会見で、《新規の出演依頼は、被害者への補償や再発防止の取り組みが着実に実施されていることが確認されるまで、当面行わない》とし、ジャニーズのタレントの新規起用を見合わせることを明言しているのだ。「’22年の『紅白』には6組のジャニーズが出場しました。今年はトップクラスのセールス記録を誇るKing&PrinceとSnow Manは出場させたいというのが制作チームの本音でしょう。しかし、ジャニーズタレントが出演する『ザ少年倶楽部』(BSプレミアム)の公開収録が中止となるなど、NHKはジャニーズに対して厳しい視線を向けているようです。『紅白』へのジャニーズの出演も、実現へのハードルはかなり高そうです」(音楽関係者)ここで『紅白』が直面するのが、“視聴率問題”だ。「近年NHKは若い世代の視聴者を増やすため、SNSで流行する歌手を『紅白』に出場させる傾向にありました。しかし視聴率にはなかなか反映されず、’22年の『紅白』は歴代ワースト2位の低視聴率でした」(前出・音楽関係者)ジャニーズからの出場が激減するとなると、近年にも増して目玉不足となりそうだ。そこで、華やかな大みそかを演出するべく、制作チームはある秘策を練っているようで……。「“昭和の紅白作戦”です。稲葉会長は“知名度の高い歌手”を出場させるよう『紅白』チームに命じています。そこで目をつけたのが昭和のスターたち。年配層にとってはなじみ深いでしょうし、最近はSNSで昭和の歌謡曲がはやっていて、若者にも知られている曲は多いのです。それだけに、“昭和の紅白作戦”なら幅広い層を取り込めるのではないかと考えているのです」(前出・NHK関係者)気になる候補者はーー。「まず、今年デビュー45周年を迎えたサザンオールスターズには早々に出場を打診しています。同じくデビュー45周年の石川ひとみさん(64)も候補の一人です」(前出・NHK関係者)“親子共演”の案も浮上している。「キャンディーズとしてのデビューから50周年を迎えた伊藤蘭さん(68)も候補です。7月には音楽番組『SONGS』(NHK)に初出演し、キャンディーズ時代の秘蔵映像が流れました。娘の趣里さん(33)は朝ドラ『ブギウギ』でヒロインを熱演中。同作では趣里さんの歌唱シーンも多く放送されます。『紅白』では朝ドラ企画も恒例ですから、そこで親子共演が見られるかもしれません」(前出・NHK関係者)“卒業組”にも期待がかかる。「和田アキ子さん(73)は’15年の出場以降『紅白』からは遠ざかっていますが、今年はデビュー55周年。10月18日からホールツアーが行われますが、体力的な理由からこれが最後と決めているといいます。節目の今年、『紅白』復活の可能性もあります。出場となれば40回目の紅白となります」(前出・NHK関係者)小林幸子(69)も候補となっているようだ。「幸子さんは’12年から不選出となっていましたが、’15年には特別出演枠として復活を果たしています。その後は出場していませんが、局内では、目玉不足の今年こそ幸子さんの豪華な衣装が見たいという声も根強くあります。若い世代からも人気が高いのが好材料です」(前出・NHK関係者)あの大御所にも復活の可能性が。「北島三郎さん(87)です。’13年に“出場50回”という節目で『紅白』を“卒業”しましたが、特別枠での出場なども含めて検討されています」(前出・NHK関係者)かつて『紅白』を盛り上げた歌手たちに再びすがるという奇策。果たして『紅白』は再び“国民的番組”となれるのだろうかー。
2023年10月20日全国各地で相次いで報告されるクマの出没。10月19日にも岩手県で70代の夫婦が襲われたと一斉に報じられ、世間を震撼させている。報道によれば、通報があったのは同日午後2時ごろ。夫婦が岩手県八幡平市の山林できのこ採りをしていたところ、先に妻(75)がクマに襲われ、助けようとした夫(79)も襲われたとのこと。夫は頭や手首などに重傷を負い、通りがかった別の男性に救助され病院に搬送。警察などの捜索で同日午後5時過ぎに、山林内から妻の遺体が発見されたという。岩手県におけるツキノワグマの人身被害は、現在までで38人と過去最多を更新している。「岩手県では’21年度の人身被害は14人、昨年度は24人と年々増えつつあります。最も出没が多いのは北上市で、今回被害のあった八幡平市と一関市がその次に多いようです。八幡平市では今年に入って、これで8件目の人身被害となります」(全国紙記者)いっぽう隣の秋田県では、クマを駆除したことで苦情が殺到したという“二次被害”も波紋を呼んだ。「今月4日に美郷町で野生のツキノワグマ3頭が作業小屋に立てこもり、地元の猟友会によって駆除されました。このことがニュースで報じられると、秋田県庁や美郷町役場に『クマがかわいそう』『なぜ殺すんだ』とクレームの電話が殺到。職員たちの業務に支障をきたすほどだったといいます」(前出・全国紙記者)■今年度の殺処分は250頭も苦情の電話はほぼナシ今回クマによる人身被害が大々的に報じられた岩手県だが、捕獲や駆除の状況はどうだろうか?そこで本誌は20日、岩手県庁環境生活部の自然保護課に話を聞いた(以下、カッコ内は全て担当者)。まず担当者によれば、「基本的には県内で許可を出して、市町村の方で捕獲を実施することになります。クマは保護もしなければいけないという面もありますので、被害があった場合、その個体に対して捕獲の許可を出すという形です」とのこと。なお今年度は、8月末時点において捕獲したクマは263頭だという。その上で、「クマを保護する視点もあるため、捕獲上限数を毎年決めております。今年度は上限を686頭と決めています」と教えてくれた。いっぽう、捕獲されたクマは全ての個体が殺処分されるというわけではないようだ。「クマが危害を加えたわけではなく、ただ迷い込んできた場合などは、街中で捕獲した後に印を付けて山に放すこともあります。ですが、印を付けた個体が街中に戻ってきたならば、“戻ってくる癖がついてしまった”ということで殺処分することになります。ただ、ケースとしてはあまり多くはありません」なお今年度に殺処分したクマは「おそらく263頭のうち250頭くらい」だといい、「捕獲した後に山に放したケースは、1%ほど」とのことだった。ではクマを駆除することに対して、苦情が寄せられることはあるだろうか?「稀にございます。街中に出没したクマが殺処分されたとニュースなどで報じられた際に、『殺す必要はなかったのではないか』というお叱りのお電話を受けることは確かにあります」ただ件数は多くはなく、「今年で5~6件ほどだったと思います」とのこと。続けて担当者は、「秋田県が大変なようですけども、岩手県ではクマを殺処分したとニュースになったケースが今年度はあまり多くなかったので、そこまで影響が出なかったように思います」と語った。たとえ殺処分のニュースを目にしたとしても、県や自治体のやむを得ない判断だと理解すべきだろう。
2023年10月20日秋クールのドラマが続々と始まるなか、未だ熱気冷めやらない前クールのドラマがーー。堺雅人(50)の日曜劇場『VIVANT』(TBS系)だ。阿部寛(59)、役所広司(67)、二宮和也(40)といった主役級キャスト、謎に包まれたストーリーが評判を呼び、最終回の世帯視聴率は19.6%(ビデオリサーチ調べ)と有終の美を飾った。現時点で今年一番の成功を収めた超ヒット作だけに、出演者たちも豪勢に“祝杯”をあげているかと思いきや……。「実はそんなおめでたいムードの中でも打ち上げは行われなかったんです。上層部としてはモンゴルで2カ月以上撮影をした出演者とスタッフを労いたい気持ちは強かった。ただ、コロナ禍が少し緩和したとはいえ感染者もまだ多く、万が一でも何かあれば大変だということで見送られたようです」(TBS関係者)以前は、当たり前のように行われていたドラマ終了後の大規模打ち上げ。各メディアで報じられる打ち上げ現場の様子を見たことがある人も多いことだろう。しかしコロナ禍以降、“打ち上げなし”が新潮流になりつつあるという。「コロナ禍では、ドラマも映画も舞台もいっさい打ち上げが行われませんでした。最近になって映画や舞台の現場では少しずつ行われるようになってきましたが、ドラマは放映期間が長く、関わる人数が多いこともあって、すっかり“打ち上げなし”が定着しています。4月クールの『ペンディングトレイン―8時23分、明日君と』(TBS系)で主演を務めた山田裕貴さん(33)は、ラジオ番組で小規模な打ち上げを開催したことを明かしていましたが、それも『お疲れ様会をやろう!』といって行ったそうです。やはりプロデューサーや主演を務めた人たちからすれば、1クールの間にわたって支えてくれた現場スタッフたちを労いたい気持ちは強いんです。ただ世間的にも大きな会場で大人数が集まって何かあったら……という思いはまだあるようで、なかなか大規模な打ち上げは行われにくいようです」とはいえ、労うことを全くやめたわけではないようだ。「代わりに以前のような大人数でビンゴ大会や余興があるような打ち上げではなく、少人数で食事会のようなものを行うことは多くなりました。ときにはマネージャーも呼ばないくらいクローズドな会も。こうした流れは、今後も続きそうですね」(前出・芸能関係者)
2023年10月20日「駅前がものすごい人だかりだったので覗いてみたら、反町さんがいたので驚きました。こんな地方で芸能人が見られるなんてね」(ロケに居合わせた人)真夏のような暑さだった9月下旬のある日、とある関東近県の駅前でドラマ『GTO』の撮影に臨んでいたのは反町隆史(49)。出演者やスタッフで総勢200人近くが集結する大規模なロケだった。「反町さんの代表作で、松嶋菜々子さんと交際するきっかけにもなったドラマ『GTO』が25年ぶりに復活することになりました。スペシャルドラマとして来春放送される予定です。夫婦共演も25年ぶりということで、注目を集めています」(スポーツ紙記者)ロケは炎天下で一日中続いていたため、途中、ぐったりした様子で現場を離れるエキストラもいたほどハードなものだった。この日は松嶋の姿こそなかったものの、ハッスルした様子の反町は共演者らに積極的に声をかけながら、座長として現場を盛り立てていた。「これまで続編のオファーを断り続けていたという反町さんと松嶋さんですが、2人の娘さんが義務教育の年齢も過ぎ子育てがひと段落したということで、夫婦そろっての出演が実現したそうです。反町さんにとって久々の単独主演ドラマということで、自らテレビ局にアプローチするほど熱を入れているそうですよ」(芸能関係者)年齢を重ねても鬼塚はますます燃え上がっているようだ。
2023年10月20日俳優の財津一郎さんが亡くなっていたことが10月19日にわかった。89歳だった。熊本県出身の財津さんは高校を卒業後に上京。帝劇ミュージカルで初舞台を踏むと、’66年からテレビ番組『てなもんや三度笠』に出演し「ヒジョーニ、サミシーイ!」「してチョーダイッ」などのセリフで一躍人気者となった。そんな財津さんといえば、中古ピアノの買取・販売を行う企業「タケモトピアノ」のテレビCMが長らくお茶の間で親しまれてきた。全身タイツの女性たちがタキシード姿の財津さんを囲んで踊るこのテレビCMは、財津さんの「モットモットタケモット」「ピアノ売ってチョーダイッ!」といったフレーズが印象的。また『探偵ナイトスクープ』(ABCテレビ)では“赤ちゃんが泣き止む曲”として紹介されるなど、“老若男女”問わずさまざまな視聴者に愛されてきた。それほどの人気CMだけに、訃報の直後SNS上には“CMは今後も続くのだろうか……?”との声が相次いだ。そこでタケモトピアノに取材を申し込むと、タケモトピアノの竹本功一会長は涙ながらに財津さんとのこれまでを語ってくれた。「実はCM契約は9月で終了しているんです。弊社としましても『20年以上も本当にお世話になったなぁ』という気持ちが強く、事務所さんとやり取りをして、挨拶に伺おうとしていました。訃報は、その矢先のことで……。報道で財津さんが亡くなったと知り、社内でも動揺が広がりました。6月も山でゴルフしたとお聞きしましたから、最初は『事故か何かに遭ったのでは』と思ったほど。ちょうどこのCMの撮影中に、お孫さんで現在俳優として活躍されている財津優太郎さん(24)が誕生して、大変喜ばれていたことが今でも思い出されます」(以下、カッコ内は竹本会長)孫の優太郎さんは、昨年春にドラマデビュー。10月15日に第1話が放送された日曜劇場『下剋上球児』(TBS系)に出演しているが、その晴れ姿を見る前の逝去となった。■取材同行をお願いすると「銭金で仕事をやっているんじゃないから!」と近年も同社と財津さんの交流は続いていたという。「生前、財津さんに取材した雑誌の方からしょっちゅう連絡がありました。『財津さんに取材したら、タケモトさんのことばかりお話されたので』と掲載の確認を尋ねる連絡があって、ですから、こちらも『いいですよ、財津さんが喋られたことなら』と。財津さんは本当にいつも、弊社を気にかけてくださっていました。また『探偵ナイトスクープ』の取材のときは、こちらから『撮影しますから、ちょっと来ていただけませんか』とお願いをしました。すると、『銭金で仕事をやっているんじゃないから!そういうので引き受けてる仕事じゃないから、大丈夫だよ』って。いつも、そうおっしゃっていただいていて……」また竹本会長は「10年くらい前まではしょっちゅう連絡をとっていた」と言い、「『どこにいるの?』というので『どこどこです』と伝えると、『お茶でも飲むか』とおっしゃって」と仕事を超えた付き合いをしていたことも明かしてくれた。財津さんは’11年以降体調を崩し芸能活動を休止していたが、’19年に「NEWS ポストセブン」で配信されたインタビュー記事で、《いま僕は仕事していないので、僕の最低限の生活を守ってくれているのは、あのCMなんです》と話している。このことについて、竹本会長はこう語る。「出演料はずっとお支払いしていました。奥さんの看病をされているということも記事になる前から知っていましたが、『財津さんの生活を支えよう!』という気持ちではありませんでした。そんな考え、とんでもないです。いつも気づかいしていただきますし、何より『CMが皆さんに愛されているから』というのがずっとCMが放映されてきた理由です。途中でCMの内容を変えたことがあるのですが、本当にたくさんのご意見をお電話でいただきました。『CMを変えるんじゃない』『赤ちゃんが泣き止むような良いCMをどうして変えようとしているんだ』と。そういうご意見は本当にありがたいんで、『そのままやれということだからやろうよ』と。会社ですのでCMを放映するようになって10年経ったくらいから、制作費の予算の計上をしていました。でも、途中で『もういいか』となりましたね」今後のCMついては「現在制作中です。財津さんが亡くなる前から制作していたもので、雰囲気もガラッと変わるかもしれません」とのこと。どんなCMが完成するか、天国の財津さんも楽しみにしているはずだ。
2023年10月20日“改名”に追われる旧ジャニーズ事務所とそのタレントたち。10月17日にSMILE-UP.と同社の社名が変更されたほか、コンテンツや番組名から「ジャニーズ」の表記がなくなった。「故・ジャニー喜多川氏(享年87)の性加害によって、社名についても、”ジャニーズ”という名前を残すべきではないとの指摘があり、10月2日に行った会見で、東山紀之社長が社名変更をすると発表しました。さらに、ジャニーズの名称がついたグループについても『愛されてきた名前なので本人たちも葛藤はあると思う。ただ、変えていくということになる』とし、『すべてジャニーズと名がつくものはなくなります』と断言しました」(芸能関係者)活動名に“ジャニーズ”が付くのは、関ジャニ∞とジャニーズWEST、ジャニーズ Jr.の3つ。関ジャニ∞は、ファンクラブでグループ名を公募。10月12日に候補を2つに絞ったことを明かしている。ジャニーズ Jr.については、17日の社名変更のタイミングで「ジュニア」表記となった。また、10月18日にはジャニーズWESTが、自身らの公式YouTubeチャンネルで生配信を行い、グループ名を「WEST.」に変更したことを明かしている。長年慣れ親しんだグループ名が変更されることに対し、果たしてファンはどのような気持ちなのだろうか。そこで、今回は事前の質問でジャニーズのファンであると回答した男女500人を対象に、グループ名の変更についてファンの思いを調査した。■賛成派の意見は「ジャニーズの名前がある限り、心の中にモヤモヤしたモノが残る」選択肢は、「賛成」「どちらかといえば賛成」、「どちらかといえば反対」、「反対」の4つ。結果は、賛成が32.8%、どちらかといえば賛成が40.8%、どちらかといえば反対が18%、反対が8.4%。「賛成」と「どちらかといえば賛成」を足すと賛成派が73.6%と多数派となった。「賛成」と答えた人の意見としては、「グループ名が変わってもタレントの価値は変わらない」というものが多かった。また、ジャニーズという名前を背負って活動するのはタレントにとってよくないという意見も多数寄せられた。《心機一転で変更して、再度やり直せば良いと思う。好きな人は付いていく♪ついてこないなら、たいしたファンではないと思うし。他のグループやジャニーズメンバーは変更して頑張れぃーー?》《ジャニーズの名前がある限り、心の中にモヤモヤしたモノが残るので、新しい名前にして欲しい》《ジャニー喜多川氏は世間的に許されないことをしていたので、その名前が淘汰されるのは当然のことと思うから》《ジャニーズという言葉を聞いただけで気持ちを害する人がいるならやめた方がいいし、別にジャニーズという名前でなくても輝けるタレント揃いだから》最も多かった「やや賛成」の人の意見としては、名前には愛着があるため少し寂しいが、被害者のことを思うと変えざるを得ないのではという意見が多くを占めた。《メンバー自体に非はないし、思い入れがあるグループ名だと思うので少し寂しい気持ちはあるが、ジャニーズという言葉で嫌な思いをする人もいると思うので、メンバー自身が納得の上なら変更することもありだと思うから》《関ジャニ∞の名前は馴染みもあり名前が変わるのはとても残念だが性被害の犯罪者の名前を聞くとつらいい被害者がいると思うと変えたほうがいい。名前は変わっても又、変わらぬ活躍されたら名前はすぐに馴染むと思う》《永年ジャニーズに親しんでいるので変更は寂しいですが、被害者の事を思えば変更も仕方ないと思います》■反対派は「タレントに罪はない」「このグループだけ改名を強いられるのは理不尽」一方で、受け入れ難いという人はどのような思いなのだろうか。「やや反対」派の意見としては、「タレントやグループ名は悪くない」という主張が多かった。《そのグループで何年も活動してきて、グループ名は罪は無いと思う》《ジャニーさんのせいでこんな事態になってしまったのだから彼らに罪はない》《別にそのグループの人たちは何も悪くないのに気の毒だと思う。関ジャニに関してはこの名前で10年以上やってきていて愛着もあるはずだと思う》《ジャニーズWESTのファンだが、この名前に愛着があるし、今まで積み上げてきたものを一気に否定されているような気がするから》最も少なかった「反対」派。意見としては、加害者であるジャニー氏がすでに亡くなっているから変える必要はないというもののほか、特定のグループだけが改名することへの不公平感を感じる人もいるようだ。《犯罪を疑われている人はすでに亡くなっているから関係ない》《グループのメンバーには関係ない話。どこまで責任を持たねばならないのか疑問。マスコミは信じない。より一層ジャニーズ事務所を応援したくなった。》《変更しても看板の付替えに過ぎないと思うから。名前は残して再出発をするべきだと思う。名前変えても同じでしょう》《ジャニーズと名がついていただけで、このグループだけ改名を強いられるのは理不尽だと思うから》一部からは反対もあるものの、ファンの多くは改名によるさらなる活躍を期待しているようだ。
2023年10月20日「家事は少しでも短時間で楽に、そして節約したい。その気持ちはわかりますが、そうした工夫が、火災など思わぬ事故を引き起こすことがあります」そう警鐘を鳴らすのは、独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)の安元隆博さんだ。たとえば、NITEが把握するガスコンロの製品事故は’18~’22年度に195件だが、半数以上の108件が利用者の不注意などによる。さらに、汚れの放置や間違った掃除の時短術が原因の事故は43件と全体の4分の1近い。家事アドバイザーの河野真希さんも恐怖を感じることがあるそう。「安全の観点からは間違った危険な時短・節約家事の情報を、ネットなどでときどき目にします」危険な家事を見ていこう。【1】ガスコンロのグリル内にアルミホイルを敷くグリル掃除は本当に面倒。特に焼き網についた汚れは頑固だ。「鶏皮など脂の多い食材の調理中にアルミホイルを敷くのはNGです。アルミホイルに脂がたまって発火したり、飛び散った脂に引火したり。火事になった事例もあります」(安元さん)【2】コンロのグリル排気口を油跳ね防止のためアルミホイルで覆うグリルの使用中に排気口をふさぐと、グリル内が高温になり危険。「グリル使用時の排気口は思った以上に高温です。排気口をふさぐだけでなく、近くにふきんやガスボンベなどを置くのも危険です。また、市販の排気口カバーもありますが、製品ごとに正しい使い方は異なります。取扱説明書で確認してください」(安元さん)【3】電子レンジで、アルミ製のトレイやアルミホイルを加熱する電子レンジではアルミ製のトレイやアルミホイルなどのほか、耐熱性のないプラスチックやガラスの容器、紙皿などが使えない。「市販の総菜が電子レンジOKな容器に入っているとは限りません。アルミトレイなどのまま加熱するとスパークしたり、紙皿が燃えることもあるようです」(河野さん)【4】IHヒーターの汚れ防止マットを敷いたまま調理するIHヒーターで市販の汚れ防止マットを敷いたまま天ぷらを調理。その場を離れたすきに油が発火し火事に。「本来ならIHヒーターのセンサーによって制御されるのですが、汚れ防止マットを敷くと、温度検知機能がうまく働かなくなる危険性があります」(安元さん)汚れ防止マットの素材や品質によって使い方が違うので注意が必要。なにより揚げ物中はその場を離れないという基本を守ろう。【5】少なすぎる油での揚げ物(+揚げ物中にふたをする)「少量の油でムダのない揚げ物が人気ですが、少なすぎる油はすぐに高温になるため危険です。また、天ぷら油の温度を早く上げたいのか、天ぷら鍋にふたをする人がいるようですが、これは絶対にやめてください」(安元さん)高温に熱された油は、ふたを開け酸素が供給された途端“爆発”の勢いで火が上がる。調理者の命さえ奪われかねないと心して。【6】エアコンを自分でスプレー洗浄する夏に酷使したエアコンを掃除したい。でも業者に依頼するのはもったいないと、市販の洗浄スプレーなどで素人が内部を洗浄すると、エアコンの配線端子に洗浄液が付着して異常に発熱するトラッキング現象が起こることも。「エアコンの内部洗浄はプロに任せるのが安全です」(安元さん)【7】電子レンジで液体を過剰に温める1人分のコーヒーなどを“レンジでチン”と作る人が多いのでは。「電子レンジでの液体加熱は温めすぎると危険です」(河野さん)レンジ調理では沸点を過ぎても沸騰しないことがあるそう。でも、レンジから取り出す、砂糖を入れるなどの刺激が加わった直後に一気に沸騰。爆発のように液体が噴き上がる現象を「突沸」という。「沸騰した液体が手や顔などにかかってやけどの恐れも。加熱時間は短めに設定し、途中でかき混ぜるなどして、様子を見ながら加熱してください」(河野さん)【8】暖房を消し、もこもこしたセーターなどを着て火を扱う「寒くても、自分1人のために暖房をつけるのはもったいない。もこもこした服を着ていれば大丈夫」そう考える主婦は多いだろう。けなげな節約志向だが、火を扱うときは注意が必要だ。 「生地の表面が毛羽立ったものやゆったりサイズの衣類などは引火に注意が必要です」(河野さん)危険な家事から身を守るための注意点を安元さんに聞いた。〈1〉取扱説明書を読もう便利グッズなどを使う場合、家電製品とグッズ両方の取扱説明書を読んで。メーカーが推奨しない使い方は避けよう。〈2〉調理器具の汚れをためない汚れやかすなどが発火のもとだ。河野さんは「汚れをためないこまめな掃除が大切」と言う。「マイクロファイバーのふきんなら洗剤なしでOK。使い捨てシートなら拭いた後は捨てるだけ。便利グッズで、掃除のハードルを下げるのも一案です」(河野さん)〈3〉製品の機能を知ってタイマー設定や温度管理など、新しい安全機能を上手に使おう。〈4〉調理中はその場を離れない時短や節約のために危険を招くなんて本末転倒だ。安全第一で、賢く家事をこなそう。
2023年10月20日今年2月に中国に返還されて約8カ月。ついに10月8日、シャンシャンが一般公開された。公開初日からたけのこをムシャムシャ--中国へ行ってから緊張のせいかやせたように見えたが、元のまんまる顔に戻ってかわいさ倍増♪公開後は、中国のファンたちが連日、シャンシャンの様子を配信しており、広い運動場をのびのび歩き回っていたり、欲張ってたけのこを2本もほおばる元気な姿に「シャンシャンらしいしぐさが見られてうれしい」と日本のファンも狂喜乱舞。日本語で「シャンシャンげんき?」と呼びかけると「あれ?」と気づいたように一瞬動作が止まる、という瞬間もあり「涙が止まりません」と感極まるファンも。大好きなりんごをたくさんもらえていて、中国でも愛情たっぷりなお世話をしてもらっていることがわかり、ホッとひと安心。これからは中国で、シャンシャンフィーバー始まります!
2023年10月20日