AKB48が長年所属していたキングレコードを離れ、ユニバーサルミュージックに移籍することを2月27日に発表した。レコード会社の関係者は語る。「AKB48とキングレコードは15年にわたる“盟友”でしたから、移籍発表には驚きました。もともとソニーミュージックグループだったAKB48がキングレコードに移籍してから売れ始めたため、総合プロデューサーの秋元康氏がソニーのために公式ライバル・乃木坂46をつくった、というのはファンの間では有名なエピソード。今回の移籍も、起死回生を狙う一手なのでしょう」かつては総選挙が行われるたびに“国民的”な話題となり、前田敦子や大島優子、指原莉乃など神7と呼ばれるスターたち輩出したAKB48。NHK紅白歌合戦に11年連続で出場していたが、‘20年からは3年連続で選外となっている。移籍が決まった背景には、売上げの変化もあると見られている。ここでAKB48をめぐる“数字”で、最近の動向をチェックしてみよう。まずはシングルの売上げ枚数だ。オリコンの初週データで全盛期と現在を比較してみた。<過去最高>’13年「さよならクロール」約176万枚/センター・渡辺麻友、島崎遥香、大島優子、板野友美<最新曲>’22年「久しぶりのリップグロス」約31万枚/センター・千葉恵里約176万枚から約31万枚と、おおよそ6分の1になっていることがわかった。ただデータを一通り見ていくと、差が大きく開いたのは’21年に発売された58作目のシングル「根も葉もRumor」(約35万枚)以降であることが分かった。それより以前は、約10年にわたって、1作を除いてすべて初週で100万枚を突破している。前出のレコード会社関係者が解説する。「コロナ禍で握手会(お話し会)へのメンバーの参加人数が変わったことが大きいですね。以前は、AKB48以外の地方グループのメンバーもAKB48のCDで応募できる握手会に参加していたのですが、’21年からは、AKB48本体のメンバーのみとなりました。それがCDの売り上げ枚数に直結しているのです」それではYouTubeの再生回数はどうだろうか。公式ライバル・乃木坂46と最新曲で比較してみると……(数字は2月28日現在)。・AKB48「久しぶりのリップグロス」219万1603回・乃木坂46「ここにはないもの」578万2262回「AKB48には新しいスターが必要ですね。ここ数年、絶対的エースだった岡田奈々が熱愛スキャンダルから卒業を余儀なくされ、後に続く人材がいません。最新作でセンターを務めた千葉恵里は今年写真集を発売しましたが、オリコン発表の初週売り上げが2千冊程度。日向坂46の金村美玖が昨年暮れに発売した写真集は初週で7万部を超えています」(前出・レコード会社関係者)AKB48のユニバーサルミュージック移籍第1弾シングルは、日韓合同グループ・IZ*ONEでも活躍した本田仁美がセンターを務める。巻き返しはなるだろうか。
2023年03月01日2月11日、岸田文雄首相は都内のクリニックで、慢性副鼻腔炎の治療のため内視鏡手術を受けた。首相を悩ませてきた慢性副鼻腔炎について多田耳鼻咽喉科医院(大阪市)の多田直樹院長が解説する。「鼻の穴を入ったところにある鼻腔の周囲にある空洞で細菌感染による炎症が起こっている状態が副鼻腔炎です。かつては蓄膿症と呼ばれていました。風邪やアレルギー性鼻炎などがきっかけで、空洞の出口である『自然口』が炎症によってふさがれ、内部で病原体が増殖し、膿がたまってしまうのが『急性副鼻腔炎』です。黄色や黄緑色のドロドロした鼻水が出て、鼻をかんでもかみ切れないなどの症状が、12週間以上続くと『慢性副鼻腔炎』と診断されます」年間の患者数は軽症者を含めれば200万人ほどいるといわれている。現在ジワジワと増えているのが「好酸球性副鼻腔炎」だという。「岸田首相は鼻茸ともいわれる鼻の中にできる鼻ポリープを手術したと報じられています。これは鼻ポリープが多発する特徴のある好酸球性副鼻腔炎の可能性が十分考えられます。当院でも副鼻腔炎の手術を行っていますが、その半数以上が好酸球性副鼻腔炎によるもの。1990年代後半から増えているのです」(多田先生、以下同)好酸球性副鼻腔炎は、特に50代を中心に増加しているという。「白血球の一種で免疫細胞の好酸球は抗原抗体反応を介さず迅速に外来異物を排除する役割がある一方、アレルギー性の炎症を起こします。この好酸球が副鼻腔で過剰に増殖することで起こりますが、原因はわかっていません。ニカワのような粘り気のある乳白色の鼻水が出る、頭痛や頭重感、嗅覚障害などの症状が起こります」慢性副鼻腔炎と違って抗生物質が効きにくく難治性といわれていたが、治療法が年々進歩し、症状は改善するという。いずれにしても副鼻腔炎を放っておくとさまざまな不調を招く。「鼻づまりが続くと口呼吸になり風邪をひきやすくなります。特に就寝時に口呼吸になると睡眠の質が低下し、昼間の眠気や倦怠感が引き起こされ日常生活の質が悪化します。まれではありますが、副鼻腔からさらに奥の脳に炎症が広がって髄膜炎などを引き起こすこともあります」適切な治療を受けない場合、髄膜炎の致死率は50%。甘く見ていると命にかかわることがあるのだ。副鼻腔炎なのに、単なる鼻炎や鼻づまりと思って放置している人も多い。自分が“隠れ副鼻腔炎”でないか、下のチェックリストで確かめよう。予防法はあるの?■副鼻腔炎を見抜くチェックリスト1.黄色や黄緑色のドロドロの鼻水が出る2.乳白色で、のり状の鼻水が出る3.コーヒーの匂いを感じない4.食べ物をおいしく感じない5.昼間に無性に眠くなる6.頭痛もちだ7.目の奥が痛い※1つでもあてはまれば、医師の診察を受けよう。特に1の場合は「慢性副鼻腔炎」、2の場合は「好酸球性副鼻腔炎」の疑いがある「副鼻腔炎の多くは風邪が発症のきっかけとなることも多いため、手洗いの徹底、感染症の予防、規則正しい生活習慣を意識すること。また鼻うがいなど『鼻ケア』もポイントです。さらにアレルギーを悪化させるストレスとは上手に付き合うことも重要ですよ」支持率が低迷している岸田首相。“鼻スッキリ”で変われるか?
2023年03月01日「鶴瓶さんは、最愛の弟子である笑瓶さんの訃報を聞き、号泣していました」(鶴瓶の知人)2月22日、笑福亭笑瓶さんが急性大動脈解離のため66歳でこの世を去った。師匠の笑福亭鶴瓶(71)はこうコメントしていた。《師弟関係を結んだのは僕が29歳で笑瓶が24歳。師弟関係というよりも、信頼のおける親友のようでした。一番僕のそばにいて、全ての事に気のつく男ですごく彼がいて助かりました》前出の知人は言う。「笑瓶さんは夕飯に“きな粉ごはん”を食べていたというほど貧しい少年時代を過ごしていました。そのためテレビで見るスターへの憧れは誰よりも強かったそうです。大学卒業後、深夜ラジオ出演後の鶴瓶さんを出待ちして直談判。鶴瓶さんも初めての弟子でしたから“本当に彼の人生を預かっていいのか”と1年ほど自問自答して最終的に入門を許したそうです」笑瓶さんとは『噂の!東京マガジン』(BS-TBS)で30年来の交流があり、鶴瓶とは同じ大学の1年先輩でもあった清水国明(72)は2人の師弟関係をこう明かす。「鶴瓶は関西で絶大な人気でしたが、先に東京でブレークしたのは笑瓶だったから、結構お互いをライバル視してました。聞いた話では、鶴瓶が『俺は吉永小百合さんを知ってるんや』と言うと、笑瓶は『自分はあのアイドルと仕事しましたわ』と張り合っていたとか。でもね、笑瓶は鶴瓶を本当に尊敬していました。楽屋でも後輩や新人に率先して声を掛けて気遣うし、あいつを悪く言うタレントさんなんて見たことないですよ。“鶴瓶流”をしっかり見習っていたんです。師匠の背中を追って、落語家としてまた高座に立とうと頑張っていたのに……」笑瓶さんは’15年末にも千葉県内のゴルフ場で大動脈解離で倒れ、ドクターヘリで緊急搬送。九死に一生を得たが、昨年11月中旬、鶴瓶はそんな笑瓶さんを連れて同じゴルフ場を訪れていた。「当時、倒れた笑瓶さんを必死に看護してくれた女性と偶然、再会して2人とも驚いていました。昨春、鶴瓶さんの芸能生活50周年と古希祝いを兼ね、一門全員で焼き肉店で集まったんです。笑瓶さんは皆の前でスピーチに立ち、鶴瓶さんにまず“弟子一同、迷惑ばかりかけてしまいました”と詫び“師匠にはいつまでも長生きしてほしい”と話したんです。感極まった鶴瓶さんが涙する場面がありました。あの事故以来、笑瓶さんはゴルフを控えていたそうです。鶴瓶さんが、例のゴルフ場に笑瓶さんを連れていったのも“いつまでもゴルフができるよう元気でいてほしい”という厄落としの思いがあったのでしょう。その矢先の出来事ですから、鶴瓶さんも憔悴していました」(前出の知人)鶴瓶は笑瓶さんと高座で共演できる日を楽しみにしていたという。
2023年03月01日《自身の映画の公開、夏以降のスケジュールや新曲の発表など、今後の事を話し合っていた中での突然の出来事でした。あまりにも突然のことで社員、スタッフ一同深い悲しみに包まれております》2月28日、公式サイトなどでこう綴ったのは歌手・黒崎真音さんの所属事務所。この日、黒崎さんが2月16日に急逝していたことを発表した。35歳だった。持病の悪化に伴っての急逝であり、通夜並びに葬儀については遺族の意向もあり、近親者のみで執り行われたという。08年のデビュー以来、主にアニメソングを中心に『とある魔術の禁書目録II』や『ドリフターズ』など人気アニメともタイアップするなど歌手として活躍していた黒崎さん。あまりにも早い訃報に、ネット上では悲しみの声が相次いでいる。ソロ以外にもユニットとしての活動にも精力的だった黒崎さんは、2020年に神田沙也加さんと2人組ユニット「ALICes」を結成。公私ともに親交を深めていたようだ。「ALICesとしてYouTubeチャンネルも運営していて、『ALICes☆Tea Party』というトーク番組を毎週投稿。お互いのバッグの中身を見せ合ったり、推しコスメを紹介し合うなど仲はとても良さそうでした。またプライベートでも、’21年8月に沙也加さんの出演した舞台『王家の紋章』を、黒崎さんが観劇したり、黒崎さんが『舞台に出たい』と相談したときには、沙也加さんが見つけたオーディション情報を共有したりもしていたそうです。沙也加さんは黒崎さんのことを“双子”のような存在だと、よく言っていました」(音楽関係者)しかし、沙也加さんは’21年12月に35歳の若さで突然この世を去ってしまう。黒崎さんはたびたび、SNSやブログに沙也加さんへの思いを綴っていた。訃報翌日、黒崎さんはTwitterに《ALICesは解散しません さやはわたしの中にいる》と投稿。続けて、沙也加さんと交わしていた“約束”を綴っていた。《さや 早く帰っておいで 寒いでしょ ずっと言ってたよね さやを一人にしないって 寂しかったら一緒に住もうって いつでもどこでも会いに行くって ねぇ さや さや LINEしても既読さえつかないよ 》さらに沙也加さんの1周忌となる’22年12月18日には「忘れないで」というタイトルでブログを更新して、《彼女が最後にわたしに送ったLINEの言葉は『真音、哀しいよ』》だった綴っていた。今年1月28日にAlICesの活動休止を発表していたが、黒崎さん自身のライブやドキュメンタリーフィルムの劇場公開など、さまざまな活動の告知がされていた。これまでの絆から沙也加さんと同じ年齢で亡くなったことを悲しむ声が、ネット上で相次いでいる。《あれだけ神田沙也加さんの件を悲しんでいた黒崎真音さんが後を追うように亡くなったの悲しすぎる》《黒崎真音さん亡くなる。 神田沙也加さんが亡くなった時にとても悲しい気持ちが伝わってきました。 なんで若くして悲しい事が続くんだろう》《沙也加ちゃんが旅立った後真音ちゃんずっと「さやに会いたい」って言ってたから硬膜外血腫の苦しみから解放されて会えてたらいいな… 》《あれだけ神田沙也加さんの件を悲しんでいた黒崎真音さんも持病の悪化により亡くなったのか… 》
2023年03月01日昨年10月に一定以上の所得がある後期高齢者の医療費窓口負担が1割から2割に引き上げられたばかりだが、今度は年収が153万円を超える後期高齢者の医療保険料が上がることになる。2月10日に閣議決定された健康保険法などの改正案によると、今年4月から50万円に引き上げられる「出産育児一時金」の財源を、現役世代だけでなく、75歳以上の人が加入する後期高齢者医療制度からも捻出するという。「医療費の負担をめぐり、現役世代に負担が偏っている点が問題視されてきました。今回の改正を政府は『全世代型社会保障法案』と呼んでいます。後期高齢者にも保険料を負担してもらいますよ、という意味ですが、高齢者の年金収入が減ることにつながるので問題です」そう警鐘を鳴らすのは、淑徳大学の結城康博教授(社会福祉学)。新制度に移行後は、最終的に後期高齢者の約4割(700万人)が対象になる。厚生労働省の資料によると、出産一時金を47万円(5万円引き上げ)と仮定して試算すると、一時金全体の7%を後期高齢者が支援する仕組みになる。具体的に収める保険料の上限は、年収200万円の人は3千900円増の年9万700円、年収400万円は1万4千200円増の年23万1千500円となる(令和6年度)。「食料品や物の値段だけでなく、光熱費も上がり続けるなか、年金収入が減ることは後期高齢者の子どもの世代にあたる40、50代が負担を強いられることにつながります」(結城教授・以下同)年金収入だけでは生活が成り立たないという高齢者は多い。生活が苦しく、病気にかかったときの医療費や介護の費用を子どもが負担せざるをえない状況になると、子ども世代の貯蓄が減って、生活がひっ迫しかねない。このほかにも、国民年金の保険料を支払う期間を40年から45年に延長、介護保険料の自己負担2割の対象を拡大するといった社会保険の負担増が検討されている。「高齢者の『収入』をターゲットに保険料負担や自己負担の割合を引き上げても、財源への効果は限定的です。むしろ、子ども世代にしわ寄せがいくだけなのでマイナスです」人生100年時代、老後が延びたことで生活費が足りなくなる“長生きリスク”の人が続出することにもなりかねない。またしても国民に十分な説明がないまま、生活に関わる大事な法案が強行突破されようとしている。
2023年03月01日昨年9月に放送終了したNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』。本誌は2月28日発売号で、ヒロイン・暢子を演じた黒島結菜(25)とその夫・和彦を演じた宮沢氷魚(28)の熱愛を報じた。本作で初共演した2人は劇中で、幼なじみから恋人、そして夫婦の関係へと発展していった。約1年に及ぶ撮影期間は一緒にいる時間も長く、絆も芽生えたようだ。「現場では、“結菜ちゃん”“氷魚くん”と呼び合っていて、カメラが止まっていてもよく一緒にいましたね。食べ物をつまみながら休憩していたり、お互いの写真を撮り合ったりもしていました。2人とも現場が楽しかったようです」(映像制作関係者)そんな2人は、昨年7月25日に公開されたNHK出版デジタルマガジン『本がひらく』の対談で、互いの“意外な第一印象”を明かしていた。黒島:「初対面は氷魚くんの撮影初日でした」「初めて会う氷魚くんはとてもキラキラしていて、少し戸惑いました」宮沢:「見学したときに強烈に印象に残ったのは、スキップする暢子(笑)」「初対面のときの結菜ちゃんはクールで落ち着いたイメージだったので、意外だなって」戸惑いながらも徐々に打ち解け合った2人だが、宮沢にとって黒島は理想的な女性だったのかもしれない。かつて宮沢はファッション誌のインタビューに、「好きな女性のタイプ」をこう語っていた。《しっかりしてる人、判断力のある人、精神年齢が僕より高い人。実年齢は僕と同じでも下でもいいんですけど、大人っぽい人が好き》(『VOGUE GIRL』2018年2月13日)「物静かな性格の黒島さんは、天真爛漫な暢子を演じたことで『人見知りがなくなった』と明かしていました。一方で、彼女と共演した同世代の上白石萌歌さんや平野紫耀さんは、口を揃えて『冷静』『しっかりしている』と評しています。宮沢さんも同じように、『しっかりとしたビジョンを持っていて、自分の気持ちをコントロールしながら演技をされている印象』と別のインタビューで語っていました。黒島さんは撮影現場でも共演者やスタッフに細やかな気配りを欠かさず、座長としてチームを引っ張ってきました。宮沢さんは自分のことを“不器用”と言うだけあって、しっかり者の彼女に惹かれたのかもしれません」(芸能関係者)前出の映像制作関係者によると、2人は共通点も多いという。「趣味が合うようで、カメラに料理、犬好きという共通点もありますね。雰囲気も似ていて、2人ともまじめでチャラついたところがないんです。宮沢さんは合コンにも行ったことがないんだとか」硬派な朝ドラカップルに今後の活躍を期待したい!
2023年02月28日覚醒剤を使用した罪などに問われたアイドルグループ「KAT-TUN」の元メンバー、田中聖被告(37)に対し、2月27日に懲役1年4カ月の実刑判決が言い渡された。田中被告はこれまで6度逮捕されている。最初は2017年5月24日、東京都渋谷区の路上で大麻を所持していたとして、大麻取締法違反容疑で現行犯逮捕され、のちに証拠不十分で不起訴処分に。2回目は、22年2月24日、名古屋市内のホテルで覚醒剤を所持していたとして、覚醒剤取締法違反容疑で逮捕され、3月17日、覚醒剤取締法違反と医薬品医療機器法違反の容疑で再逮捕(3回目)。同年6月20日、懲役1年8月、執行猶予3年の判決を受けた。4回目は、この判決直後の6月29日に千葉県柏市で覚醒剤所持の現行犯で逮捕された。さらに7月20日、覚醒剤使用の疑いで再逮捕(5回目)。6回目は、22年11月29日に、前年6月に知人女性に現金10万円を振り込むよう迫り1万円を脅し取った恐喝の疑いで逮捕され、こちらはのちに不起訴となっている。13年にジャニーズ事務所を「度重なるルール違反行為があった」として契約解除されるほど、現役時代からその“ヤンチャぶり”は有名だった田中被告。しかし、あるスポーツ紙記者は意外な一面について明かす。「人気絶頂のジャニーズアイドルにもかかわらず、いつも自然体で感じがいいんです。ヤンチャキャラでも裏表のない性格で、インタビューなどでも本人は可能な範囲で正直に答えてくれます。記者と親しくなって個人的に連絡をくれるなど、自然と人を惹きつけるので、女性記者だけでなく男性からのウケも非常によかったです」さらに、とあるフリーランスの芸能記者は2020年のコロナ禍初期の緊急事態宣言中に田中被告からもらった“メッセージ”に驚いたと話す。「当時は、ワイドショーもニュースも連日コロナの話題ばかりで、エンタメ関連は壊滅状態でした。フリーの記者には死活問題だと思ったのか、田中さんが突然LINEで『コロナの影響大丈夫ですか?』って連絡をくれたのには正直驚きました。もしかして田中さんもコロナの影響で大変なのかと思って聞いても、『音楽の部分は影響受けてますが、YouTubeで食べてはいけてるので大丈夫です。全然うちはひっそりやれればいいので気にしないでください!』って。さらに、『それよりこんな時期なのでやっぱり手の届くところは助けたいなと思っただけなので!何かあれば何でもいってください』って言ってくれて。自分も大変だったろうに、フリーランスの記者まで気遣ってくれて、すごい人だなって思いました。あの頃はみんなが不安だったと思いますが、気にかけてくれる人がいるってだけでも、とても勇気づけられました。薬物依存と向き合って、また誰かを助けられる存在になって欲しいと願っています」マメな一面を生かして再起はあるのかーー。
2023年02月28日回転寿司チェーン「スシロー」の熊本県菊陽町の店舗で客がレーンを流れるすし皿に消毒用アルコールスプレーを噴射する動画がSNS上で拡散した問題。2月27日、各メディアの取材に対し、スシローは24日に警察へ被害届を提出していたことを明らかにした。拡散されていたのは、わずか13秒ほどの動画。客の少年が、商品を紹介するポップが載った皿に向かってアルコールスプレーを噴射。続いて実際に寿司が載っている皿にもスプレーを吹きかけたのだ。この皿を少年が取る様子は映っていなかった。スシローでは、1月下旬に少年が醤油のボトルや湯呑みを舐めまわして元の場所に戻したり、レーン上の寿司に唾液をつけたりする動画が問題になり、大きな被害を受けたばかり。この動画で迷惑行為をした少年をめぐっては、SNS上で苛烈な個人情報の“特定作業”が。あるインフルエンサーが岐阜県内の高校名をツイートしたことがきっかけとなり、その高校に苦情や誹謗中傷の電話が殺到し、少年が自主退学したことも一部で報じられている。今回、アルコールスプレーを寿司に噴射した少年についても、SNS上で動画が出回るやいなや、真偽は不明だが少年の名前や通っているとみられる中学校まで特定する動きが広がっていた。学校名が拡散され、中学校にはどのような影響があったのか。本誌が中学校に問い合わせると、「今回の件は生徒たちへの指導に活かします」と答えるに留まった。また、各メディアによると、この少年の関係者から名乗り出る電話がスシローにあったという。少年自身が自らの行いを反省し、更生することを願うばかりだ。
2023年02月28日4月に実施される衆院山口2区補欠選挙に出馬表明した、元防衛大臣の岸信夫氏(63)の長男・岸信千世氏(31)。先日、公式ホームページに掲載した家系図を削除したばかりだが、今度は“新たな仕様”が物議を醸している。「信千世氏はサイトのプロフィール欄に、経歴とともに伯父の安倍晋三氏や曾祖父の岸信介氏など大物政治家たちとの関係性を図解した家系図を掲載。しかし、ネット上では親族の威光に頼ろうとする姿勢に、《家系図アピール》《世襲はもういい》と厳しい声が相次いだのです」(全国紙記者)そうした炎上を受けて、信千世氏の公式HPはしばらく「メンテナンス中」が続いた。2月28日までにリニューアルされたようだが、今度は閲覧者に個人情報の入力が求められているのだ。まず、公式HPのトップには「岸のぶちよ後援会入会申込フォーム」との表記が。次に《応援していただき、ありがとうございます。ご入力をお願いします》と記されており、その下には個人情報の入力フォームがズラリと並んでいる。後援会に入会するための仕様だが、個人情報を入力しないと信千世氏の政策や経歴が閲覧できない可能性もある。肝心な入力必須項目は、「お名前」「ふりがな」「生年月日」「郵便番号」「ご住所」「お電話番号」「メールアドレス」の8つ。任意での入力項目には、「FAX番号」「企業・団体名」「ご紹介者のお名前」「LINE ID」「その他」が設けられている。さらにサイト末尾には、《ご本人以外に入会希望の方がいらっしゃいましたら、チェックを入れて情報を入力して下さい》との案内が記されたチェックボックスも。しかし、疑わしい部分も指摘されている。「ホームページのソースを確認したところ、追加入会は最大4人まで情報を入れられる仕様となっていました。しかも、個人情報の取り扱い方針を定めたプライバシーポリシーの記載がなく、プライバシーマークなど個人情報を守るための資格も取得していないようです」(WEBメディア関係者)いきなり個人情報を入力しなければならない仕様に、ネット上では再び批判の声が相次いでいる。《信千世は何様?》《これまた前代未聞です》《政策の記載無し…やる気無いんだと思う…》《支持者しか閲覧できないという「差別」》本誌は28日午後、信千世氏の岩国事務所へ電話で取材を申し込んだ。ホームページについて問うと、秘書の男性につないでもらうことに。だが、改めてホームページについて質問を投げかけると、「ちょっと他の電話が入ったんで」との対応に。続けて、「私どもではお答えできることがありません」「こちらの方の事務所にはわかる者はいない」との返答だった。詳細が得られなかったため、本誌はメールにてリニューアルした時期や個人情報の取り扱いについての質問を送った。回答があり次第、追記する。
2023年02月28日《“夫婦役からリアル恋人に”というワードに何故か私がざわざわ…》《ちむどんカップルの身長差が良すぎる》本誌が2月28日に報じた“朝ドラ発”の新カップルが大きな反響を呼んでいる。朝ドラでの共演がきっかけに生まれたカップルといえば、なんと言っても2013年度下半期の『ごちそうさん』(NHK)でヒロインとその夫を演じた杏(36)と東出昌大(35)だろう。2人は’15年に結婚するもその後、東出の不倫が報じられ’20年に離婚している。そんな二人の同じ轍を踏まないように……。祝福と心配の声が同時に上がっているのが、2022年度上半期に放送された『ちむどんどん』(NHK)の黒島結菜(25)と宮沢氷魚(28)のカップルだ。朝ドラ共演までは会ったこともなかったという2人。物語では結婚するが、1年を超える長い撮影期間の間に、現実でも距離を縮めたようだ。本誌はクランクアップの2カ月後にツーショットも目撃。共通の知人でもある杏の自宅を訪れたところだった。杏は朝ドラ発カップルの経験者として、何かアドバイスもしたのだろうか。“共演”をきっかけとしたカップルといえば、舞台『Endless SHOCK』の堂本光一(44)と佐藤めぐみ(38)が2月26日に交際を報じられたばかり。また今年元日に結婚が発表された土屋太鳳(28)と片寄涼太(28)は‘17年に放送されたドラマ『兄に愛されすぎて困ってます』(日本テレビ系)で共演していた。なぜ共演から交際や結婚に発展するケースが増えているのだろうか。芸能事務所関係者に聞いた。「近年でいえば、ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)の星野源(42)と新垣結衣(34)や韓流ドラマ『愛の不時着』のソン・イェジン(41)とヒョンビン(40)といった、超大ヒット作で主役を演じた俳優らも結婚していますよね。ヒット作、注目作に共通して言えるのは、現場も相応の熱量をもっているということです。俳優もプロとはいっても、役に入り込んで気持ちが高ぶります。共演者と実際に交際に発展するというのは、むしろ自然な流れではないでしょうか。そしてコロナ禍以降、仕事先以外での出会いが減っているのは芸能人も同じです。今後はますます“共演から交際カップル”が増えていくと思います」もはや、“まさかやー!”ではない!?
2023年02月28日《なにより本人が楽しそうだった》《やっぱり長瀬くんは音楽やってる時が最高すぎる》2月26日、元TOKIO・長瀬智也(44)が所属するバンド「Kode Talkers」のライブが神戸で開催。訪れたファンからは、冒頭のようにSNS上であがっていた。’21年3月末にジャニーズ事務所を退所して以降、芸能活動は行わずに幼なじみが手がけているアパレルブランドのチラシに登場したり、スポーツブランドのPVに出演したいた長瀬。しかし、音楽や俳優の活動は行わず、インスタグラムには趣味の釣りやバイクを愉しむ姿がたびたび投稿していた。表舞台から姿を消して2年が経とうとするなか、2月15日に「NEWSポストセブン」は、2月に都内で開かれた友人のアパレルブランドの14周年を記念したライブに長瀬が出演したことを報じた。5人組バンド「Kode Talkers」のメンバーとしてオリジナル楽曲を10曲ほど披露したという。「2月26日のライブも、長瀬さんは『Kode Talkers』の一員として出演。今後はライブ活動はしばらく行わず、5~6月あたりにレコーディングした曲を発表するための準備をしていくといいます」(音楽関係者)元メンバーの山口達也さん(51)がTOKIOを脱退した’18年5月から、長瀬は公の場で歌う機会がなかった。「Kode Talkers」としての活動を始めた今後露出が増えていくのではないかと、前出の音楽関係者は続ける。「実はバンドの公式インスタグラムが作られたのです。現在2つの投稿がなされておりフォロワー数は2月28日時点で約4200人です。2月26日になされた最初の投稿は、ロゴマークの写真に“Kode Talkers Official Instagram OPEN”と綴られていました。2つ目は長瀬さんとバンドのメンバーたちが音をあわせる姿の動画でした。この公式インスタグラムを通じて、今後の活動についても告知がされていくのではないでしょうか」2月27日に、自身のインスタグラムで《#kt#神戸バリット#ありがとう#以上》と、ライブハウスへの感謝を語っていた長瀬。久しぶりのライブは格別だったことだろう。
2023年02月28日1月下旬、新大阪駅で目撃したのは元ビーチバレーボール選手の浅尾美和(37)。2児のママとは思えないほどの現役時代と変わらぬスタイルだった。マイナースポーツだったビーチバレーの会場に浅尾目当てのファンが殺到し、“ビーチの妖精”と呼ばれるほどの人気を博したのは2000年代後半のことだ。「高校バレーボールの大会にキャプテンとして出場していたところ、川合俊一さん(60)にスカウトされてビーチバレー選手としてデビュー。そのルックスとスタイルで人気はうなぎのぼりとなりました。一方で、実力よりも人気のほうが先行してしまったことに浅尾さんは重圧を感じ、現役時代はプレーを心から楽しめていなかったようです」(スポーツ紙記者)目標として掲げた’12年のロンドン五輪出場は叶わないまま、同年末に現役引退を発表。翌年には美容師をしていた男性と結婚し、岐阜県で2児を育てるママとなった。一方でメディアへの出演は続けている。「現在は『サンデーLIVE!!』(テレビ朝日系)、『おはよう朝日です』(朝日放送テレビ)、『よんチャンTV』(毎日放送)、『ドデスカ!』(メ~テレ)などでコメンテーターとして活動中で、はつらつとした姿を見せていますよ。現役時代には黄金色に焼けていた肌も、いまではかなり白くなっています。テレビ出演も慣れているのでノリが良いと現場でも好評です」(在阪テレビ局関係者)自宅のある岐阜から職場の東京、大阪、名古屋へと忙しく移動している浅尾。この日も新幹線のチケットを買って改札に入っていった。ママタレとなっても現役時代と変わらぬ“遠征の日々”を送っているのだ。
2023年02月28日2月22日、テレビ業界に衝撃が走った。深夜バラエティ番組『タモリ俱楽部』(テレビ朝日系)が3月末で放送終了することが発表されたのだ。1982年から40年以上にわたって続いた人気番組の突然の終了報告に、ネット上ではショックと惜しむ声が相次いだ毎回ニッチな特集を全力で楽しんでいた『タモリ倶楽部』だが、その中でも屈指の人気企画が「空耳アワー」。視聴者から寄せられた、日本語ではないのになぜか日本語に聞こえる「空耳」歌詞を紹介するという企画で、「空耳」の面白さに応じて手ぬぐいや耳かき、Tシャツなどといった記念品が贈呈される。投稿者によって支えられてきた「空耳アワー」だが、中にはかなり熱心な人も。10年以上にわたって投稿を続けてきた、相賀浩紀さんもその1人だ。相賀さんは番組終了の報せが流れた当日、Twitterにこう綴った。《学生時代に授業の一環として見た空耳アワーを「おもしろいな~」と思い、軽い気持ちで空耳投稿を始めて気がついたら10年以上空耳人生を送ってきた私です》また3枚の写真も添えられており、そこには所狭しと並べられた手ぬぐいや耳かきといった景品の数々が。その数はさることながら、贈呈されることが珍しいTシャツまで複数並んでいることもあって、ツイートには《まさかレジェンドの方がツイッターやられていたとは》《すごい、空耳職人や》《凄すぎます。本当にお疲れ様でした》など、驚きと称賛の声が寄せられた。本誌が相賀さんに取材を申し込んだところ、「10年以上前の事なので記憶違いがあったら申し訳ないのですが……」と、当時を振り返ってくれた。「学生時代、たしか英語の授業で『空耳アワー』を観て、「ケインズ・オファリング」というバンドの「カレー・そば・パスタ・ピザ・スープ 何なんすか?」という空耳が面白いなと思いました。さらにその先生が『空耳アワーで採用された人には単位をあげよう』と言ったので、冗談だと分かったうえで空耳探しを始めました。初めて投稿したのは、2011年頃だったと思います」洋楽、邦楽問わず聞くようになったのも、空耳アワーがきっかけだという相賀さん。他の番組への投稿は、ほとんどしたことがないという。さらに、自身の投稿が初めて採用された放送回を、こう振り返った。「2011年11月頃に、トム・ジョーンズの『恋はメキ・メキ』という曲から『ほんこん』というネタで採用されました。 映像にタレントのほんこんさんが出演されていたのと、初採用で耳かき評価を頂けたので、非常に嬉しかったですね。担任の先生は当時、初めて採用されたことを知っていました」投稿するきっかけとなった先生も、ずっと投稿を続ける相賀さんのことを知っていたようで、「社会人になってから偶然、街で再会したときに空耳アワーの話をして、会話が弾んだ記憶があります」と懐かしんだ。これまで全部で91回、採用されたという相賀さん。特に印象に残っている作品を聞くとーー。「『ブルース・ブラザーズ2000』OSTの『ファンキー・ナッソー』という曲から採用された、『姫 清楚だったら良かったです』というネタです。採用されたときに映像後のトークで、タモリさんがブルース・ブラザーズと会って面白話をしたというトークが、印象に残っています」相賀さんの言葉の端々から溢れ出る、番組への並々ならぬ情熱と愛。果たして、番組終了を知ったときにはどう思ったのだろうか。「Twitterを見ていたら『タモリ倶楽部、3月末に終了』という記事がいきなり目に飛び込んできたので、『えっ!こんな唐突に!?』という感情が強かったですね。ただそれと同時に、『前触れもなく唐突に終わるのもタモリ倶楽部らしいと言えばタモリ倶楽部らしいかもしれないな』という感情もありました。最初は好きだった番組が終わるのは寂しいなと思っていましたが。40年続いた番組との事なので、今はタモリさんや関係者の皆様にはお疲れ様でしたとありがとうございました、という気持ちですね」番組は終了してしまうが、気が向けば今後も空耳投稿を続けるかもしれないという。「現在Twitterの別アカウントで、採用されなかったりボツにしたネタを投稿したりしているのですが、もしかしたら新しく見つけたネタを、そちらで投稿したりするかもしれません。 ただ、空耳アワーが特番枠で復活するという希望も捨ててないので、様子を見ながら決めていくと思います」注目を集めた相賀さんのツイートには、すでに3万を超えるいいねがつけられている。多く寄せられた声や反響に、相賀さんはこう語った。「正直な所、まさかここまで皆さんが反応してくれるとは思っていませんでした。色んな方々から感謝の言葉や『あのネタが好きでした』と言って貰えて、続けてきて良かったなと思っています。これからも趣味として空耳探しは続けていくつもりなので、マイペースに頑張っていこうと思います」番組が終わっても相賀さんの“空耳アワー”は続きそうだーー。
2023年02月28日香港でモデルやインフルエンサーとして活動していた蔡天鳳(さい・てんほう)さん(28)の頭部が鍋の中から見つかったと地元警察が発表した。The Telegraphなどによると、蔡さんは21日に行方が分からなくなり、22日に家族から捜索願が出された。警察が郊外のタイポーにある賃貸住宅を捜索したところ、冷蔵庫から蔡さんのものと見られる脚が見つかり、部屋を契約していた男が逮捕された。この男は蔡さんの別れた元夫の父親だという。また、450万香港ドル(約7800万円)と高級時計を持って逃げようとしていた元夫とその兄、母親、さらに父親の愛人も芋づる式に逮捕された。地元メディアは1億香港ドル(約17億円)に上る蔡さんの財産を狙って、元夫とその親族が犯行を計画した可能性が高いと報じている。THE STARITS TIMESによると、遺体が見つかった家からは大きな鍋が2つ押収されたが、その中には野菜とひき肉と骨を煮込んだスープがなみなみと入っていたという。ニンジンやダイコンと一緒に煮込まれたものは蔡さんの遺体の一部と見られており、現在専門家が中身を分析している。
2023年02月28日失言やカネにまつわる問題が絶えない日本の政治。その中で、最近特に問題視されている一つが“2世たち”の言動だ。昨年10月に岸田文雄首相(65)の首相秘書官に就任した長男・翔太郎氏(32)は、岸田首相の欧米5カ国外遊に帯同し、そこで公用車を使って観光名所などを訪れていたことが一部で報じられた。また、2月に議員辞職した岸信夫氏(63)の長男である岸信千世氏は4月の山口2区補選への出馬を表明。しかし、公式サイトに安倍晋三氏(享年67)など“偉大な親族”の家系図を大々的に掲載したことで、大炎上しサイトを閉鎖する事態に。翔太郎氏、信千世氏はまだ議員ではないものの、日本には数多くの“世襲議員”がおり、その言動が波紋を広げることは少なくない。そこで本誌は、クロス・マーケティングのセルフアンケートツール「QiQUMO」とTwitterで「やめてほしい世襲議員」のアンケートを実施。ランキングを作成した。回答したのは男女316人。第3位にランクインしたのは、立憲民主党の小沢一郎衆院議員(80)。父は吉田茂内閣で郵政相や建設相、池田勇人内閣で行政管理庁長官を務めた小沢佐重喜(さえき)だ。27歳の若さで政界入りを果たし、自由民主党幹事長や民主党代表などを歴任してきた古参の小沢氏。父の票田を受け継ぎ、岩手県で半世紀にわたって選挙に勝ち続けてきた。しかし、 ‘21年10月の衆院選で初めて小選挙区で敗北し、比例で復活。また、今年に入り20年以上続けた「小沢一郎政治塾」も活動休止に至るなど、年々政界での存在感を失いつつある。また、昨年夏の安倍元首相が銃撃され死亡した事件については「自民党がおごり高ぶり、勝手なことをやった結果」などと発言し、党代表の泉氏から注意を受ける事態に。目立った活躍がなく、失言ばかりが強調されることから”辞めてほしい”とする声が相次いだ。《政治にかける理想が見えない。ただ、国会議員であろうとしているようにしか見えないから。》《成果が何も無いし期待出来ない。》《これと言った際立つ活躍をまるでしてないから》《失言多い、老齢過ぎて、頭が固い》第2位となったのは、現首相である自民党の岸田文雄首相(65)。首相秘書官となった息子・翔太郎氏の行動も話題だが、祖父、父ともに衆院議員で、宮沢喜一元首相を遠縁に持つサラブレッドだ。日本のトップである岸田首相だが、その感覚は世間からかけ離れているいるようだ。たとえば、1月27日に国会で、産休・育休中にリスキリング(学び直し)をする取り組みを支援する考えを示すと、SNS上で《育休中に勉強している時間はない》と批判が殺到した。さらに、電気・ガス代の高騰や物価の上昇に国民があえぐなか、2027年度に防衛費を国内総生産(GDP)比で2%へ増額するために、財源として年間1兆円の防衛費”増税”を決定したことに対しても疑問の声が相次いでいる。さんざんアピールしていた「聞く力」はどこへやらーー。国民の声を聞かないうちに支持率は下落。時事通信が実施した2月の世論調査で、岸田内閣の支持率は27.8%と5カ月連続の30%割れとなってしまった。2位へのランクインは、低迷する支持率を反映しているようにも見える。《リーダーシップないし、何をしようとしているのか判らない。風見鶏の対応は、印象悪い。》《子育てしやすい日本にしてほしい値上がりしすぎな日本をどうにかできる人にかわってほしい》《値上げの高騰、消費税増税など国民の金を税金を沢山取ることしか考えていない。日本がどんどん悪くなってる感じがする。》この2人に大差をつけて第1位に選ばれてしまったのは自民党の麻生太郎衆院議員(82)。祖父は吉田茂で、父親は元衆議院議員で九州電力の会長も務めた麻生多賀吉。”特別な家”で育った麻生氏は、’19年の副総理時代に「自分の年金を心配したことない」と発言するなど、庶民感覚からほど遠いことで有名だ。また、“失言メーカー”としての存在感も際立っている。世界中で新型コロナが流行し始めた’20年6月に、日本のコロナ死者数が欧米諸国より少ない理由を「国民の民度のレベルが違う」とコメントし炎上。さらに今年1月にも、福岡県で開かれた講演会で「(少子化の)一番大きな理由は出産するときの女性の年齢が高齢化しているからです」などと発言。少子化の非は晩婚化する女性にあると受け取れることから、批判が殺到した。さらに、自らが築いてきた立場から、政権に対し強い影響力を持つことも懸念されている。「SmartFLASH」の報道では、当初は内閣と自民党の合同葬という形で進んでいた安倍元首相の葬儀について、岸田首相に3回も電話し、「これは理屈じゃねえんだよ」と圧をかけたという。これが総額12.4億円の”国葬”実施に多大な影響を与えたというのだ。アンケートでは、生活に何の心配もいらない立場で国政を意のままに操ろうとする麻生氏に対し“もう辞めてくれ”との悲鳴が相次いで寄せられた。《どうせ辞めさせられないのを判っているから、放言を言いまくり、謝罪もしない。大した実績も無いくせに、親から譲り受けた地盤と派閥の力で、党の中ででかい顔をしている》《政権への影響力が強すぎる。富裕層なので庶民の生活がわからず的外れの政策を推し進めている。》《庶民の感覚がない人がいつまでも政治家でいるな。国民はお金なくて苦しんでいる》果たして、日本を救う世襲議員は現れるのかーー。【辞めてほしい世襲議員アンケート】1位 麻生太郎(父:麻生多賀吉祖父:吉田茂) 81票2位 岸田 文雄(父:岸田 文武) 49票3位 小沢 一郎 (父:小沢佐重喜) 32票4位 世耕弘成(祖父:世耕弘一) 22票5位 小泉進次郎(父:小泉純一郎) 19票
2023年02月28日2月28日に本誌が報じた黒島結菜(25)と宮沢氷魚(28)の熱愛。昨年9月に放送終了した連続テレビ小説『ちむどんどん』(NHK)で夫婦役を好演した2人だが、現実でも愛を育んでいたようだ。本作のクランクアップ時、「大変な時期もありましたが、撮影現場に行きたくないと思う朝は一度も無くて、毎日ここに来て作品を作ることがとても楽しかったです」とコメントしていた黒島。Twitterでは「#ちむどんどん反省会」のハッシュタグで、ツッコミが相次ぐといった異例の事態にも見舞われた。昨年9月9日に放送された『あさイチ』(NHK)では、ゲストで出演した黒島の様子を心配する声も上がっていた。そんな時、空気を変えたのが宮沢の登場だった。「番組開始時、表情が固い黒島さんに視聴者から心配の声が上がっていました。ですが途中から宮沢さんが加わると、少しホッとしたような表情に。宮沢さんが自ら演じた和彦が恋人を振ったことを『本当に申し訳ない』と謝ると、黒島さんも大爆笑。4角関係が物議を醸した恋愛編は、黒島さんも『一番難しかった』と振り返っていました」(テレビ誌ライター)本作が初共演ながらも、約1年間にわたる撮影期間中に距離を縮めたという2人。映像制作関係者は本誌の取材に、こう証言していた。「特に撮影期間の後半は一緒にいる時間も長く、仲を深めていました。現場では、“結菜ちゃん”“氷魚くん”と呼び合っていて、カメラが止まっていてもよく一緒にいましたね。食べ物をつまみながら休憩していたり、お互いの写真を撮り合ったりもしていました。2人とも現場が楽しかったようです」そんな2人は、プライベートでも共通点が多いようだ。「2人ともお酒好きで、黒島さんはビアボール、宮沢さんはオリオンビールのイメージキャラクターに起用されました。黒島さんは日頃から濃いお酒を好んで飲んでいるそうで、宮沢さんも仕事終わりのビールが楽しみだとか。散歩も共通の趣味のようです。建物を見ることが好きな宮沢さんは、オフの日には1〜2時間も歩くことがあるそうです。犬を飼っている黒島さんも朝夕と1日に2回散歩に出ることで、リラックスできる時間を大切にしているといいます。宮沢さんも実家では犬を飼っており、Instagramでたびたび愛犬の成長を報告しています」(芸能関係者)前出の映像制作関係者は「クランクアップのころはまだ交際していなかったと思う」と語っていたが、その2カ月後に本誌は2ショットを目撃していた。昨年11月上旬の午後9時ごろ、黒島と宮沢が親しげに談笑しながら出てきたのは都内の一軒家。実は、ここは共通の知人である女優の杏(36)の家だった。昨年8月にフランスへ移住した杏だが一時帰国しており、この日は5歳になった杏の長男の誕生パーティが行われていた。杏は2人とそぞれ確かな信頼関係を築いていた。「2016年の映画『オケ老人!』で初共演した際、杏さんは当時女優経験が浅く緊張していた黒島さんを気遣い、積極的に話しかけて打ち解けるように。以来、プライベートでも会うようになり、黒島さんが杏さんの自宅でご飯をごちそうになることもしばしば。黒島さんは現在2匹の保護犬を飼っていますが、それも杏さんと当時結婚していた東出昌大からの影響だといいます。杏さんが黒島さんに朝ドラでの座長としての心得などを教えたこともあったそうです。宮沢さんとは2019年のドラマ『偽装不倫』(日本テレビ系)での共演以来、交流が続いているそうです。宮沢さんにとって、杏さんは俳優だけでなく、二世芸能人としての先輩でもあります。杏さんはデビュー以来、ほとんど父である渡辺謙さんとは一定の距離をとって、父の力を頼らずに今のキャリアを築きました。そんな杏さんを宮沢さんはとても尊敬して、“姉”のように慕っているといいます。杏さんは仲良くなった後輩を自宅によく招くことで知られていて、杏さんのお子さんたちも宮沢さんと黒島さんともに懐いているそうです。そこで、揃ってパーティーに招かれたそうです」(テレビ局関係者)手振りを加えながら話す黒島に、真剣に耳を傾けていた宮沢。そのまま近くの駐車場に入って行くと、同じ車に乗り込んで去っていった。朝ドラで芽生えた愛情は、公私共に強い絆になることだろう。
2023年02月28日2月27日、KAT-TUNの元メンバー・田中聖(37)が、覚せい剤取締法違反の罪で、懲役1年4月(求刑・懲役2年)の実刑判決を言い渡された。田中が逮捕されたのは別の同法違反で執行猶予付き有罪判決を受けた9日後だったため、“再犯の恐れ”が争点の一つとなっていた。被告人質問で「社会復帰を目指していたのですが、ネットなどで覚えのない記事が出され、多くの誹謗中傷があり、それによる不安やストレスがつのった」と述べていた田中に対し、千葉地裁松戸支部は「言い分があるとしても、相応の責任があり、非難に値する」と指摘しての判決だった。’17年には大麻取締法違反で、’22年には恐喝容疑でも逮捕されている田中(いずれも不起訴)。復帰の見通しについて、芸能関係者は語る。「田中被告はジャニーズ事務所退所後もバンドやYouTubeなどさまざまな活動に意欲を見せてきました。そのつど自らの不祥事で継続できなくなってきたのですが、それでもやはり彼の居場所は芸能界以外にはないでしょう。復帰の可能性は完全消滅ともいわれています。しかし彼の更生を考えるなら、出所後に手を差し伸べる人物が現れるとよいのですが……」元ジャニーズタレントとしては異例の実刑判決となったが、過去には光GENJIの元メンバー赤坂晃(49)が、やはり覚せい剤取締法違反の罪で’10年に実刑判決を受け、‘12年まで服役している。「赤坂氏の場合も覚せい剤による2度の逮捕があって実刑となりましたが、出所後3年で舞台に復帰しています。その後も音楽活動やテレビ出演などをおこない、今年は出演した映画の公開も決まっているそうです。2度目の逮捕からすでに13年たっています」再犯率が非常に高いといわれる覚せい剤。田中は出所後、再びファンの前に姿を見せることができるのか。そして誘惑に打ち克ち続けることはできるのか。
2023年02月28日2月下旬、東京都内の商業施設の屋外で疾走していたKing&Princeの永瀬廉(24)。グレーのスーツにベージュのトレンチコート姿だった。この日行われていたのは福山雅治(54)と大泉洋(49)が13年ぶりにドラマ共演する、4月期の日曜劇場『ラストマン―全盲の捜査官―』(TBS系)の撮影だった。永瀬が演じるのは、物語のキーパーソンとなる大泉の“弟役”の刑事だという。「現場では大泉さんから永瀬さんに『(“兄弟役”なのに)似てないよね!?』とイジリが入って盛り上がっていました」(ドラマ関係者)制作関係者によると、大泉がいない現場では永瀬がムードメーカーになっていることも多いという。「彼はその人懐っこい性格から、先輩俳優からもかわいがられ、物おじせず共演者たちに愛称をつけたりすることもあります。若手の役者陣とベテランをつなぐ橋渡しを担ってくれるため、最近はドラマのキャスティングで、彼の名前がよく挙がります」キンプリといえば、平野紫耀(26)と岸優太(27)、神宮寺勇太(25)の3人が5月22日付で脱退。平野と神宮寺は同日に、岸は今秋にジャニーズ事務所を退所することが発表されている。キンプリは永瀬と髙橋海人(23)の2人組として再出発する。「永瀬さんは朝ドラ『おかえりモネ』の“りょーちん”役が好評を博したように、当面は俳優業で存在感を強める考えのようです。事務所の先輩である東山紀之さんは15年から『刑事7人』、井ノ原快彦さんは18年から『特捜9』(ともにテレビ朝日系)で刑事ドラマの主演を務めています。『日曜劇場』といえばTBSドラマの看板枠。その刑事役に初めて抜擢されたということは、ゆくゆくは刑事ドラマで主役を張れる“王道スター”としての第一歩を踏み出したということでしょう。ドラマの撮影現場でファンから声をかけられた際、手をふるだけでなく『ありがとう、見てね!』と答えたこともあったそうです。俳優としての活躍が、“キンプリを守っていく”ことにもつながるという意識が強いのだと思います」(前出・ドラマ関係者)永瀬は最近のインタビューで、アイドルこそ自分の天職だと改めて語っている。《歌って踊って、お芝居をして、しゃべって。それでファンの方が喜んでくれたり、キャーって言ってもらえるのは魅力的です》(『GINGER』23年2月号)22日に発売されたキンプリの最新シングル『Life goes on/We are young』の売り上げは初日で85万枚を記録。“スター認定”を受けた永瀬は激動の春も走り続ける。
2023年02月28日「『ちむどんどん』の撮影中から“仲がいいな”と黒島さんと宮沢さんの関係をほほ笑ましく思っていましたが……。最近になって、2人が恋人同士として真剣に交際を始めている、という話が耳に入ってきたのです」(映像制作関係者)朝ドラ発のビッグカップルの誕生だ――。冒頭の関係者が話す“2人”とは、昨年9月まで放送されていたNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』で、ヒロインを演じていた黒島結菜(25)と、同作で共演していた宮沢氷魚(28)。「初共演で、それまでは会ったこともなかったそうです。朝ドラは1年ほど撮影が続きますが、黒島さんと宮沢さんとは劇中で結ばれて夫婦となっていますから、特に撮影期間の後半は一緒にいる時間も長く、仲を深めていました。現場では、“結菜ちゃん”“氷魚くん”と呼び合っていて、カメラが止まっていてもよく一緒にいましたね。食べ物をつまみながら休憩していたり、お互いの写真を撮り合ったりもしていました。2人とも現場が楽しかったようです」(前出・映像制作関係者)撮影当時、この現場の様子を聞いて意外に思ったという芸能関係者の話も聞こえてきた。「黒島さんは、淡々としているというか……。人見知りな性格もあるせいか、共演した俳優とあまり雑談したりはしない印象でした。まだ彼女が10代のころですが、ある恋愛系の作品で、相手役の俳優と休憩中に話しているのをほとんど見なかった、という現場の逸話を聞いたこともありますから」だが、そんな黒島が宮沢相手には――。「人見知りの彼女が宮沢さんには特に心を開いているようだと聞いて、よっぽど波長が合うんだろうと思いました」(前出・芸能関係者)2人は共通点も多いという。「趣味が合うようで、カメラに料理、犬好きという共通点もありますね。雰囲気も似ていて、2人ともまじめでチャラついたところがないんです。宮沢さんは合コンにも行ったことがないんだとか」(前出・映像制作関係者)■俳優恋人と別れた後、間近で見守り続け…黒島には朝ドラの期間中、いくつか“つらい経験”があった。まず恋人との別れ。「’22年春ごろに高良健吾さん(35)と破局したと報道されています。高良さんとは’20年に交際が発覚しました。NHK大河ドラマ『花燃ゆ』(’15年)で夫婦役で共演したことが交際のきっかけでした。2人は近所に住んでいて、一緒に犬の散歩をしている姿も報じられましたが、黒島さんの朝ドラの撮影が始まったことで、多忙によるすれ違いのために別れてしまったようです」(スポーツ紙記者)もう1つ、黒島の負担になっていたのが『ちむどんどん』の評判。「評判が芳しくなく、放送のたびにツイッターでは“#ちむどんどん反省会”というハッシュタグがトレンド入り。黒島さんが気にしているのではないかと周囲は気遣っていました」(テレビ局関係者)’22年8月31日に『ちむどんどん』はクランクアップ。そこまでのつらい時期をいちばん近くで見守っていたのが宮沢だったのだ。前出の映像制作関係者は「クランクアップのころはまだ交際していなかったと思う」と語るが、この前後には黒島から宮沢への好意を感じるこんなエピソードが――。「朝ドラではないある現場で、スタッフの一人が宮沢さんの話を振ったら、それまで物静かにしていた黒島さんが、意外なほど楽しそうに話題に入ってきてくれたそうです」(前出・芸能関係者)『ちむどんどん』後、仕事で会うことがなくなった2人は、プライベートの時間をともにするように。クランクアップの約2カ月後、本誌は2ショットを目撃している。昨年11月上旬の夜9時ごろ、2人が出てきたのは都内の一軒家。共通の知人・杏(36)の家だった。「その日は杏さんが、移住したパリから一時的に帰国しており、3人の子供のうちの長男の誕生日パーティを開いたのです。気のおけない友人を数人、招待したようです」(杏の知人)黒島にとって、杏は’16年の映画共演以来の仲で、「東京に来ていちばん長い友人」というほど。一方、宮沢は’19年のドラマ『偽装不倫』(日本テレビ系)で共演以来、杏と親交がある。「恋人役だったこともあり、“杏さんと氷魚くんがいい仲なのでは”という声も上がっていましたが、彼にとって、杏さんは“俳優の先輩”として慕う存在。恋愛の相手は別でしょう」(宮沢の知人)むしろ2人の“キューピッド”が杏のようだ。杏の知人が話す。「杏さんは、黒島さんの恋愛の話も聞いていたんじゃないかな。杏さんのお子さんたちは2人に懐いているんです。杏さんが近しい人に“うちの子供たちが、『黒ちゃん(黒島)と氷魚くんがお似合いだ』と言っていた”と笑って話していたそう。子供って鋭いですよねぇ(笑)」本誌が目撃した日、杏の家から出てきた2人は、自然な距離感。親しげに交わす会話は止まることがなかった。近くの駐車場へ入っていくと、同じ車に乗り込んで、その場を去っていった――。「お互いに朝ドラ後、撮影があったり、海外の仕事が入ったりと多忙。でも交際を始めてからは、隙間を見つけて会っているようですよ。お互いの作品を見たらLINEで報告し合っているそうです」(前出・映像制作関係者)2人の恋の行方は朝ドラ以上に私たちを“ちむどんどん”させてくれそうだ。
2023年02月28日《マスクマスクうぜぇな。日系エアラインは。国際線で10時間以上も気持ち悪くてマスクしてらんねーよ、、、 》2月27日、Twitterにこう綴ったのは“ホリエモン”こと実業家の堀江貴文氏(50)。これまで、マスク着用ルールについてたびたび苦言を呈してきた堀江氏の持論がまたもや物議を醸している。ANA国際線の帰国便でビジネスクラスを利用した際に、CAからマスクの着用を求められたという堀江氏。冒頭の呟きだけでは怒りは収まらなかったようで、連続して投稿していた。《行きはノーマスクでも何も言われなかったんだけどね。帰りは超真面目なCAだったのか、「あいつマスクしてーぞ」ってうざ絡みモンスター搭乗者がいたのかどっちかだな》《だいたいよ、ビジネスクラスの半個室みたいなところにいるのにそこまでマスクマスクいうの変だと思わないのかな。ANAのCAさんよ。真面目ちゃん!》マスクの着用に関しては、政府が発表している通り、3月13日以降には「個人の主体的な選択を尊重し、着用は個人の判断に委ねる」ことになっている。また、国内の航空会社19社が加盟する定期航空協会もこれに合わせて、「機内や空港内では乗客、従業員ともに着用は個人の判断に委ねる」と発表していた。とはいえ、13日になるまでは従来のマスクの着用ルールが継続されるため、27日現在でもANAのHPには「空港および航空機内においては、マスク等を必ずご着用ください」という旨が記載されている。こうしたマスク着用ルールに、堀江氏は以前から一貫して否定的な姿勢だった。2020年11月に国土交通省が、マスク未着用の乗客を乗車拒否できるようにタクシー事業者の運送約款変更を認可した際、堀江氏は義務化に反対する解説動画をYouTubeにアップ。今年1月26日にもTwitterで《そして新型コロナウィルスワクチン接種を進めて、マスク社会を終わらせたい。と思っている。引き続きワクチン接種忌避派の発言や行動などに抗議していきます》と、コメントを投稿していた。とはいえ、堀江氏にマスクの着用を求めたCAは、現行のルールに従っただけのはず。にもかかわらず、CA個人を《超真面目なCA》《真面目ちゃん!》と、怒りの矛先を向けた堀江氏に、ネット上では否定的な声が相次いだ。《的外れな指摘ですね。 乗務員がルールを守るように窘める事は何ら間違っていない》《この人、まだこんなこと言ってるんですね。CAさんはしっかりお仕事をされていただけでしょう。ルールを守れないのならプライベートジェットにすればいいのに》《CAが真面目チャンで何が悪いのか。規則を守らなかったらまずいでしょうに。 だいたい、そんな末端に過ぎない現場の職員に文句言ったって仕方ないことくらい、わかってる事だろうに。 マスク着用ルールに文句が言いたいなら規則を決めた上層部に言いなよ》
2023年02月27日2月26日に放送された報道番組『サンデーモーニング』(TBS系)。今月13日に亡くなった漫画家・松本零士さん(享年85)の特集が組まれたが、出演者たちの“勉強不足”が露呈する事態になり波紋を呼んだ。番組企画「風をよむ」のコーナーでは、“戦場漫画”を描いてきた松本さんが作品に込めた反戦の思いをVTRで紹介。司会者の関口宏(79)は、「松本零士さんの作品っていうのは50代前後かな?一番大きく影響を受けているのは」と出演者たちに問いかけた。しかし、ほとんどのコメンテーターが松本さんの作品を「知らない」と打ち明けたのだった。法政大学前総長の田中優子氏(71)は、「本当にもう世代が違うので見てないんですけども、でもこういう風に伺っていると、まず戦場の体験者も、それから戦場の体験を聞いて育ってきた世代もどんどんいなくなってきているということなんですね」とコメント。その上で、「このような聞いたことをきちんと作品に残してくださることはとても貴重で、それを私たちは受け継いで見ていかなきゃならない、読んでいかなきゃならない」と主張した。次にコメントを求められた元外務事務次官の藪中三十二氏(75)は、「まったく恥ずかしいんですけども、無知で、見ても読んでもいないんですね」と告白。「イメージだけは正に戦艦ヤマトの、何となく戦争に関係する、そこにロマンを見出しているのかなと誤解してたんですけど、今の話を聞いて全くそうじゃない、戦争はやってはいけないんだというメッセージですね」と語った。さらにNPO法人WELgee代表の渡部カンコロンゴ清花氏(31)も、「私もお名前ぐらいしか存じ上げていなくて。でも(番組で)扱うって聞いたので、昨日の夜にスマホのアプリで試し読みを読み始めたら本当に面白くって。どんどん課金しながら、そのまま朝を迎えてしまった」と明かしていた。■たびたび問題視されるも改善されない“勉強不足”松本さんを偲ぶ特集のはずが、コメンテーター達の「知らない」連発にネットでは厳しい声が相次いだ。《関口さんの、松本零士に一番影響を受けている世代は50代、はどこから出てきたのかな?》《番組で取り上げるなら、知らないなら事前に予習しておくように手配するべきだろう。知らないのに知ってるふりをするのはどうかと思うが、知らないと堂々と言う人ばかりなのは人選ミスだろう》《今回の件に限らず、サンモニは、話題の提供はするものの、詳しくない気がする。だから、話題になっている人に対して、非常に失礼だと思う》「サンモニ」での“勉強不足”な発言は、たびたび問題視されてきた。「特に司会者の関口さんが『知らない』と発言することが多いようです。今年1月の放送ではWBCの日本代表・侍ジャパンの話題で、日系メジャー選手として初抜擢されたラーズ・ヌートバー選手が取り上げられました。しかし、関口さんは『よく存じ上げない』などと発言。昨年6月に日本ダービーを特集した際も、『競馬をやりませんので名前が読みにくいんですよ』と不満を口にしていました。今までも“事前の下調べが足りない”と指摘されてきましたが、改善される様子は見受けられません。今回はコメンテーター達が『知らない』との回答を連発しましたが、詳しい人物を招くこともできたのではないでしょうか。数々の問題発言に、出演者だけでなく制作サイドの責任も問われています」(テレビ誌ライター)本誌が昨年7月に行った「嫌いなMCランキング」では、3位にランクインした関口。報道番組として、“知らぬ存ぜぬ”はどこまで通用するだろうか。
2023年02月27日KinKi Kids・堂本光一(44)と女優の佐藤めぐみ(38)の熱愛を「スポーツニッポン」がスクープした。双方の所属事務所は交際を否定しなかったという。2人は堂本が‘05年から主演・脚本・演出などを手掛けるライフワーク的な舞台『Endless SHOCK』で’09年、‘10年に共演し、それから間もなくして交際を開始。そのため“10年愛”など報じられ、マスコミやファンに交際を隠し続けていたことに対する驚きの声が上がっている。堂本といえば“王子様”を思わせる王道アイドルキャラで知られ、私生活が語られることは滅多にない。そんな彼が珍しく自身の恋愛について赤裸々に語ったのが、’19年に放送された『密会レストラン』(NHK)だ。たとえばデートについてはこのように語った。「(恋人と)会うにしても、どこか行ったりとかできないじゃない?デートっていうデート、40歳にして、したことないんだもん」(光一)佐藤との交際もすでに10年近くになろうとしている時期だが、一度も外出してのデートはないのだという。「(恋人を)車で迎えに行くんですよ。それも絶対バレなさそうなところで拾うわけよ。で、拾って自分ちの(地下)駐車場にそのまま入って……」(光一)芸能記者泣かせの鉄壁ぶりだが、長年実践し続けているところが堂本のすごさだろう。芸能関係者が語る。「光一がツーショットを撮られたのは一度だけ。それも27年前の’96年5月の『フライデー』の記事までさかのぼります。当時の彼は17歳で、デート相手はアイドルグループ『CoCo』の宮前真樹でした。バイクに乗った堂本は宮前と公園付近で待ち合わせ。人気のない道路に移動した後で、ようやく後ろに乗せるという用心深さでした。彼女のマンションの部屋に入るときにも、時間をずらし、さらに光一はヘルメットを被ったまま宮前の部屋から出てきたのです。それでも記事を報じられてしまった彼はこの経験に学び、より慎重になったのかもしれませんね」
2023年02月27日TwitterやInstagramでは日々新たなスター猫ちゃんたちが話題に!そこでSNSで話題の爆笑&癒しカットを厳選し紹介。題して、「総いいね200万超え!バズ猫博覧会」。眺めるだけで思わずニッコリしてしまう、キュートな最新バズ写真をご覧あれ♪【あんこ♂】19.3万いいね/Twitter:@cat_anko3さん睡眠にくわえて、電気充電も対応!?飼い主さんが帰宅すると、たまたま片付け忘れた充電ケーブルの上ですやすや眠っていたそう。【りん♂】52.6万いいね/Instagram:@suitanko_meichanさん短足で知られるマンチカンなのに、足長スタイリッシュなりんくん。ご機嫌の証しである“へそ天”で、ついでに背中をストレッチ♪【おにぎり♂】3.5万いいね/Twitter:@omochi_nam01さん何とも言えない顔でこちらをじ~っと見てくる……と思いきや、ブランケットの猫柄!奇跡のシンデレラフィットがじわじわきます。【エマ♀】3.1万いいね/Twitter:@NEKOLAND13さん「待たせたな!」的なノリでドヤ顔を披露するエマちゃん。就寝前に専用のお部屋へ帰そうと探していた最中の出来事だったとか(笑)。【アーサー♂】4.8万いいね/Twitter:@MunchKINGArthurさん家にある紙袋はすべてチェックするという生粋の紙袋マニアなアーサーくん。飼い主さんの計らいで穴を開けたら、ハマっちゃった!【プリン♀】23.8万いいね/Twitter:@mero627puri914さんニャルソック(窓辺で警備する猫の意)中に見せた天使のほほ笑み。この窓辺が大好きなプリンちゃん、表情筋まで緩んでます。“猫界の橋本環奈”と話題の美人猫♡【リリー♀】80.7万いいね/Instagram:@kanapu10さん“ごめん寝”からの、目をグゥーっと押さえ込むコンボ技で心臓射抜かれちゃう!ストーブ前で寝ているのも猫ちゃん指数高し。【ハク様♂(anicas)】7.3万いいね/Twitter:@hakusama0906さんスクワットに初挑戦した飼い主さんにびっくりし、耳をたたんで威嚇ポーズに。「やうやうやう~」と鳴き声も面白かわいい♡【シロウ♂・レオ♂】5.3万いいね/Twitter:@hide_pauさん飼い主さんの私物である「耳付きフードマフラー」に驚いて毛を逆立てたそう(笑)。後ろで冷めた顔をしているレオくんとの温度差がまた一興。漫画家の飼い主さんが描く、Twitterでのコミックエッセイも人気の2匹。「レオとシロウのドタバタ猫日記」として書籍化(3月9日発売)されます。
2023年02月27日グッチとの作品でも知られる、画家・絵本作家のヒグチユウコの大規模個展「ヒグチユウコ展 CIRCUS FINAL END」(森アーツセンターギャラリー〈東京・六本木〉で4月10日まで)が開催中。展示総数約1500点、アート好きにはたまらないアイテムがずらり!かわいくも不気味な世界を堪能できる。■怖くてかわいい原画たち絵本の原画やグッチとの作品の展示箇所には、“この世ならぬ不思議ないきもの”がところ狭しと並べられている。■写真撮影ゾーンで作品世界へ没入風神雷神図屛風、和室、ゴシック調の部屋など立体作品もたくさんあり、写真撮影可のゾーンも。思わず写真を撮りたくなる。■限定画集が大人気!展覧会限定版の図録『ヒグチユウコ画集 CIRCUS Exhibition Edition』(3520円)。描き下ろしショートストーリーなども収録。■猫好き悶絶!ポップなグラス本展オリジナルのグラスは1320円。ヒグチ作品の不思議ないきものが描かれたポップでキュートなグラス。■全部そろえたくなるカプセルフィギュアも展覧会ショップにて設置されている“ガチャ”も人気。「ヒグチユウコ フィギュアマスコット3」は全7種で1回500円。■カフェでオリジナルプレートも入手可同フロアにあるカフェでは、お皿付きメニューをオーダーするとオリジナルプレートがもらえる。全5種。※枚数限定。予定販売数に達し次第配布終了。
2023年02月27日その霊能力のために、楽屋では霊視を求める先輩芸人たちが行列をつくることもあるという、吉本興業所属の“霊がよく見える”芸人・シークエンスはやとも。『ポップな心霊論』は、そんな彼が人生で見てきた霊たちや霊現象などを紹介していくコラム連載!【タイにある最強のパワースポット】以前、いつかアメリカに移住したいという話をしましたが、最近は、タイもいいなと思うようになりました。気候も穏やかで生活費も安いですし、家族や相方たちを連れていって、YouTubeの広告収入で暮らしながら、好きにお笑いをやる生活がしたいですね。ちなみに、タイへの移住が気になりだしたのは、最強のパワースポット、「ワット・パークナム」の話を聞いたから。由緒ある寺院なんですが、とくに有名なのは、’12年に建てられた大仏塔。エメラルド色を基調とした天井画に、ガラス製の仏塔や龍の像など、ものすごく幻想的な空間なんです。たぶん、いわゆる“あの世”をイメージしているんじゃないかなと。先日、YouTubeで共演した女性が数年前に訪れたとき、何人もの参拝客が、ぼんやりと天井画を眺めていたそう。すると、自分もその空間にのみ込まれるような感覚になり、気付くと数時間が経過していたんだとか。そのあと帰国してから、急に事業が軌道に乗ったらしいんです。実は、世界中の社長たちが、不思議なパワーを求めて「ワット・パークナム」を訪れているとのこと。僕も、近いうちに絶対行こうと心に決めています!【PROFILE】シークエンスはやとも1991年生まれ。吉本興業所属。『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)などで見せた芸能人の霊視も話題に。自身のYouTubeチャンネルでも心霊話を配信中。本連載をまとめた著書『ヤバい生き霊』(光文社)が発売中。
2023年02月26日2月16日に過去の“パパ活不倫”が「FRIDAY DIGITAL」で報じられたダウンタウン・浜田雅功(59)。記事では2018~2019年にかけて、浜田と密会していたという大阪在住のエステ店経営者Aさん(24)の証言を掲載。飲み友達だった元芸人から「奥さんそういうの大丈夫な人だから」と紹介され、大阪の高級ホテルで会うように。Aさんは「4回くらい会って、合計で30万円ほどもらいました」と明かしていた。浜田に不倫が報じられるのは、2014年6月以来。今後の動向に注目が集まるなか、24日に打たれた“続報”では、Aさんが体験した性行為の詳細が記されたのだ。「16日に公開された『FRIDAY』電子版では、浜田さんとの性行為の内容は触れられていませんでした。改めて配信された記事では、誌面で報じた内容を全て掲載。Aさんは身体の一部を力強くつねられたり、首を絞められたりしたと告白しています。さらに避妊具も着けてもらえなかったといいます。浜田さんの暴力的な性癖に耐えられなくなり、Aさんは2019年4月を最後に会わなくなったそうです」(週刊誌記者)“パパ活不倫”の全容が明らかになった形だが、1日が経ったいまもワイドショーやスポーツ紙が取り上げる様子はない(25日12時現在)。妻の小川菜摘(60)もまた、夫のスキャンダルに沈黙を貫いている。「ネット上では浜田さんの暴力的な行為を批判する声はあるものの、擁護する書き込みの多さは当初とさほど変わらない印象です。Aさんにスイートルームを用意したり、高級ブランドの財布を贈ったりしたという行為に、“紳士的で優しい”と褒め立てる声すらあります。アンジャッシュの渡部建さん(50)や東出昌大さん(35)に不倫が報じられた際は、スポーツ紙やワイドショーもこぞって取り上げました。ですが浜田さんに限っては、暴力的な行動が報じられてもダンマリを決め込んだ状態です。渡部さんと東出さんは数々の仕事を失いましたが、今のところ浜田さんには出演キャンセルや降板といった情報は発表されていません」(芸能関係者)ネット上で第一報が伝えられた当時、『水曜日のダウンタウン』や『プレバト』『オオカミ少年』など浜田のレギュラー番組を複数放送するTBSは、本誌の取材に《お答えすることはございません》とコメント。コンビでCMに起用する回転寿司チェーン「くら寿司」も、不倫報道による今後の影響について「今のところ影響はありません」と回答していた。このまま何事もなかったかのように、スルーされ続けるのだろうか。
2023年02月26日シャツまで黒に統一されたダブルスーツ姿で、都内の路上にいたのは福山雅治(54)。周辺からはエキストラや、ひと目見ようと集まった一般人たちが熱い視線を送っていたが、福山の顔に笑顔はなく、真剣な表情で白杖をつきながら歩いていた。2月下旬、4月放送開始の日曜劇場『ラストマン-全盲の捜査官-』(TBS系)の撮影が行われていた。2019年放送の『集団左遷』以来4年ぶりに日曜劇場に帰還する福山は、アメリカから期間限定で来日した主人公のFBI特別捜査官・皆実広見を演じる。過去のある事故をきっかけに両目の視力を失った捜査官という役どころで、福山が盲目の役を演じるのは俳優人生において初めてだ。難役に挑む福山だが、強力な“相棒”がいる。同作で皆実のアテンドを担当する警察庁人材交流企画室の室長・護道心太朗を演じる大泉洋(49)だ。2人がドラマで共演するのは、福山が主演を務めた2010年のNHK大河ドラマ『龍馬伝』以来13年ぶり。同じ事務所に所属している2人だが、それだけではない“強固な絆”が。「08年のドラマでの初共演をきっかけに、福山さんと大泉さんは意気投合。普段、大泉さんは福山さんのことを“先生”と呼ぶほど慕い、プライベートでもよく食事に行っています。福山さんもインタビューで《大泉さんと僕に関しては本当に仲がいい》と語り、普段あまり明かさないプライベートなことも大泉さんには話すそうです」(テレビ局関係者)昨年の『第73回NHK紅白歌合戦』では大泉が司会を務め、福山が白組のトリを飾り、白組が優勝した際に福山が「やったよ、洋ちゃん!」と語りかけた場面も。また2月19日に放送された『福山雅治のオールナイトニッポン55時間スペシャル“魂のラジオ”』(ニッポン放送)でも、大泉のコメントがオンエアされるなど、その絆は本物だ。そんな2人だけに、現場の雰囲気もさぞ和気あいあいとしたものかと思いきや――。冒頭で目撃した撮影現場には大泉の姿もあった。この日共演シーンはなかったが、同じ場所で待機する場面が。しかし、適度に会話を交わすものの、なれあうような様子はなく常にほどよい距離感を保っていた。「バラエティ番組でモノマネを披露したりと、福山さんをイジることも多い大泉さん。しかし、今回のドラマでは真逆な性格のコンビを演じるということもあって、役に入りこむためか、あまりふざけないようにしているようです。ただ、最近は福山さんのマネをするためのネタ探しに困っているようなので、あえてじっと観察している可能性もありますね(笑)」(TBS関係者)親友同士といえども、撮影現場ではプロフェッショナルに撤する福山と大泉。“無敵のバディ”の掛け合いが今から楽しみだ。
2023年02月26日「このスタジオで、一人籠って曲や詞を作ることもあります」東京・恵比寿駅に近い地下の音楽スタジオでそう話した女性は、作詞作曲家の岡嶋かな多さん(38)。手がけたアーティストは安室奈美恵やSnow ManからBTSまでと幅広く、オリコン1位は通算120回以上。売れっ子の彼女だが、そのプロフィールは「異色」と言えるかもしれない。中学卒業後、高校には行かず音楽業界に飛び込んだ。1月に出版されたばかりの著書『夢の叶え方はひとつじゃない』(PHP研究所)の副題にも「私は、中卒作詞作曲家」とある。当時の夢は、自身が表舞台に立つシンガー・ソングライター。現在の「裏方」の仕事には葛藤を抱いていたと、本人も打ち明けた。そして今、彼女はこう言い切る。「これが、私の天職です!」その思いに至るまでの、物語にあふれた道のりを語ってもらった。■苦悩を抱えきれないときはワーッと泣いて曲を作って歌って、弱い自分を成仏させた84年(昭和59年)7月7日、青森県黒石市で生まれた岡嶋さん。「父は製造業のエンジニアで、母は専業主婦、4つ年下の弟がいます。3歳のとき、父親の仕事の関係でアメリカへ行きました。おてんばでしたね。バービー人形もおままごともありましたが、私は家の裏にある川でザリガニを捕ってるほうが好き。『女の子らしく』と言われるのがイヤで、スカートもはきたくなかった」通った現地の小学校には、さまざまな国籍の生徒がいた。「肌の色が違うのが当たり前。この社会では、努力と強い気持ちが大切だとアメリカで学びました」8歳で帰国して、都内で暮らし始めた途端に、ある違和感に襲われたという。「町の至る所にブロック塀があって、圧迫感を覚えたんです。学校も、正直、窮屈でしたね。音楽の時間にリコーダーを吹くときも、なんで、みんなそろえて同じように吹かなきゃならないの、と」その音楽も、「けっして得意でも好きでもなかった」と言う。「音楽の楽しさを知るのは、小5のとき。担任が音楽の女性教師で、クラスの生徒一人一人にオリジナルソングを作ってくれたんです。『曲って自由に作れるんだ』と目覚めたきっかけでした」次の気づきは、中1の1学期終わりごろ。「期末試験明けに友人とカラオケへ行って、ラストに私が大好きだったミスチルの『Tomorrow Never Knows』を歌ったんです。そしたら友達が口々に『かな多、うまくない?』と言ってくれ、涙ぐんでるコもいて。あっ、私の歌は人を楽しませることができるのかな、って」一方では、活発さも健在。バドミントン部では部長もつとめ、都大会へ出場したことも。初めて曲を作ったのは、中3だった。「まず図書館で『指3本ですぐピアノが弾ける』という教則本を借りて自己流で始め、その後、父に初めておねだりして録音機能のついたキーボードを買いました。作った曲をカセットテープに吹き込んで、友達にプレゼントしたり。テーマは愛と受験でした(笑)」音楽で少しずつ変わっていく自分に気づいて、ハッとする。「10代の私は、自分に未来なんてないと思っていました」それから彼女は、今の自分を知ってもらうためにもと、アメリカ時代のつらい体験を話してくれた。「ある大人から、卑劣な行為を受けていました。誰にも打ち明けられず、帰国後も自分はこの世界の汚物で、早く消えてしまうべきだと思い続けてました」音楽との出合いを、彼女は「成仏」という言葉で表現した。「深い苦悩や葛藤を抱えきれないときはワーッと泣いて、詞を書いて、曲を作って、歌って。そうやって弱い自分を成仏させていった。ずっと生きる価値を感じられなかった私にとって、唯一の希望をくれたのが音楽でした」そして15歳にして、思うだけでなく行動するところが、彼女らしさなのだろう。「音楽の道へ進もうと決めているのに、なんで高校へ行かなきゃいけないの」相談した父親は、「わかった。ただし、やるなら勝ち戦しかするなよ」と、背中を押してくれた。こうして中学を出て、自ら新聞広告で見つけた音楽専門スクールへ。「目標は、17歳で武道館!」しかし、思い描いていたようにスカウトされてデビューといった出来事は起こる気配もなく、新たな苦悩に満ちた日々が始まった。■この歌詞を書くために今までの苦しみや悲しみがあった。もはや、表も裏もない!「焦りまくってました。同世代のSPEEDがデビューと同時にブレークして、最年少メンバーは同い年。宇多田ヒカルさん、安室奈美恵さんたちもみな10代でヒット連発でしたから、私はすでに手遅れ、という思いでした。曲を作り、バンド活動を始めても先は見えず、私の人生はどうなるんだろうと不安で、ピアノに突っ伏して泣いていました」18歳からは渋谷のCDショップでアルバイトを始め、気づけば20歳になっていた。「いちばん葛藤していた時期です。私は相変わらずバイトしながら、中華屋のダクトからの煙の匂いをおかずに塩にぎりを食べる日々。一方、同級生は、そろそろ就職活動を始めていたり。もう私は、戻るに戻れない。この世界に骨を埋めるしかないんだとの覚悟、というより開き直りでしたね」ただ、音楽で食べていきたいとの思いだけは消えなかった。「好きなのはR&Bで、『日本のジェームス・ブラウンになるぞ』って。反骨精神にシンパシィを感じてたのかも」このころ、一つの転機が音楽スクールの先輩を通じて訪れる。作曲家の作った歌をレコード会社などに提案するときにシンガーの役割をする“仮歌”の仕事だった。「同時に、歌詞を考える“仮詞”もセットで依頼されるようになるんですが1曲2千円のギャラは往復の交通費などで消えました。その仮詞が少しずつ評価され、そのまま正式な詞として採用されたり、バックボーカルの仕事などが入るようになるんです」どんな仕事も貪欲に引き受けていくなかで、作詞作曲やボーカルディレクション(レコーディング監督)は途切れずに依頼が舞い込むことに気づく。「そこが、自分の得意分野なんだろうなと。やがて楽曲コンペの話も舞い込むようになり、多いときで年間500曲くらい、コンペの歌詞を書いていました」その努力が報われ、ついに作詞家デビューを果たすのは21歳のとき。Soweluの『to YOU』。寒い冬の朝、思いがけないかたちで自分の作品と出合った。「バイトに入ろうと、渋谷の、あのスクランブル交差点に立っていたら、職場の店舗フロントの大画面に自分の作品がドーンと流れ始めたんです。その場で体中が震え、音楽を生業にする醍醐味を“知っちゃった”という感覚でしたね。ただ、その後も3年くらい生活は大変で、バイトも続けました」朝から夕方までCDショップで働き、それからレコーディングスタジオに向かい仮歌の仕事。明け方近くに帰宅してコンペの歌詞を書いて、またバイトへ。「そこに、週末は路上ライブ。エナジードリンク飲みながら、乗り切りました(笑)」やがて徐々に仕事も増え、’09年の安室奈美恵のアルバムに歌詞が採用されたのを機に、業界でも彼女の名前が少しずつ知れ渡っていく。しかし、本人は「まだジレンマを抱えていた」というのだ。「15歳からプライドを持ってバンド活動で表に出ようとしながらうまくいかず、でも一方で裏方の作詞作曲家として求められている自分がいて……」そんな歯がゆい思いを抱えているさなか、ポップス大国・スウェーデンの音楽事務所から声がかかる。現地の作曲家たちと組んで曲作りをする“コライト”の誘いだった。「初めての土地、初めてのチームで曲を作る。明け方までみんなで仕事をして、それからクラブで踊ったり、人生でこんなに楽しいことって本当にあるのか、って」そんな刺激的な日々を8日間、過ごすなかで知る。「歌うことがアーチストになるすべてと思っていましたが、私には作ることそれ自体が楽しいんだと。雷に打たれたような衝撃でした」2年後、バンドを解散して、スウェーデンの音楽事務所と正式に契約を交わし、海外での活動もスタート。そして再びのスウェーデン滞在中、一本の電話が。「安室奈美恵さんとクリスタル・ケイさんのコラボ曲のコンペに参加しませんか」ちょうど一時帰国直前の超多忙なさなかだった。しかし、日本に着くまでの10時間、機内でPCを開き、「この歌詞が誰かの背中を押せばいい」との思いを込めて一心不乱に歌詞を書き続けた。その数日後、「岡嶋さんの歌詞に決まりました」それが、’15年9月発売の『REVOLUTION』。「ああ、報われた。今までの悲しみや苦しみは、この歌詞を書くためにあったんじゃないかと」同年12月に行われた安室奈美恵の全国ツアーの東京公演では、クリスタル・ケイが共演し、その観客席に岡嶋さんもいた。「涙が止まりませんでした。自分の抱えていた濁った塊のような思いが、プロフェッショナルなアーチストさんによって、こんな美しい形でみんなに届くんだと。コロナ前で、観客のみなさんの地鳴りのような歓声とも相まって、これを境に、もう表とか裏とかいう迷いは、私の中からすっかり消えていました」そして、確信する。「作詞作曲こそ、私の天命にして天職。これを全力でやらないで、私は何をやるんだ」【後編】BTS、Snow Manなどを手掛ける作詞作曲家で二児の母「キャンピングカーで子育て」する岡嶋かな多さんへ続く
2023年02月26日住んでいた場所は違っても、年齢が近ければ「そうそう!わかる」って盛り上がれるのが、青春時代、夢中になったアイドルの話。活躍する同世代の女性と一緒に、“’90年代”を振り返ってみましょうーー。「安室奈美恵さんは、’92年にスーパー・モンキーズのメンバーとして『恋のキュート・ビート』などでメジャーデビューを果たしたものの、まだ全国的な知名度はありませんでした。小田茜さん主演のドラマ『いちご白書』(’93年・テレビ朝日系)、『ポンキッキーズ』(フジテレビ系/’94~’97年出演)と徐々に露出を増やし、エイベックスの松浦勝人氏の目に留まります。アーティストとして大きな転機となったのが、松浦氏のプロデュースによる『TRY ME~私を信じて~』(’95年)でしょう」そう話すのは、世代・トレンド評論家の牛窪恵さん(55)。時を同じく、人気のカラオケ歌番組『THE夜もヒッパレ』(’95~’02年・日本テレビ系)にレギュラー出演し、突出した歌唱力やダンスパフォーマンスが注目される。『太陽のSEASON』(’95年)でソロデビューを果たすと、東芝EMIからエイベックスに移籍し、小室哲哉が作詞・作曲からプロデュースまで手がけた『Body Feels EXIT』(’95年)で、スターダムへ駆け上がった。「当時、若くしてユーロビート調ばかりでなくブルース調の曲を歌える女性歌手は、極めて少なかった。また、バックダンサーを従えたパフォーマンスはアイドルとまったく異なり、本格的なストリート系ダンスを取り入れて新しいアーティスト像を作り上げました」■オンでもオフでも筋を通す世界基準の歌姫’96年ごろからは、茶髪、日焼けした肌、細眉、ミニスカート、ロングブーツを身につけた“アムラー”と呼ばれる若者が渋谷の街にあふれた。一方、週刊誌などでは安室の生い立ちが報じられることも。「授業料を支払えなかったため、沖縄のアクターズスクールに特待生として入学し、徒歩で何時間もかけて通っていたという逸話もあります。バブルの豊さに疑問を抱く人が増えた時代、そのハングリー精神は、安室さんの人物像に厚みを持たせたのかもしれません」’97年に発表した『CAN YOU CELEBRATE?』はウエディングソングの定番となった。「人気絶頂のなか、弱冠20歳で結婚・妊娠を発表した安室さんの人生をトレースしたかのような歌。年末の『紅白歌合戦』で同曲を披露し、1年間の産休に入りました」結婚・出産が芸能活動の大きな障害になりえる時代でもあったが、1年後の紅白歌合戦で見事な復帰を遂げた。「’90年代を代表するアーティストに成長し、’18年に40歳で引退するまで、輝きを放ち続けました」【PROFILE】牛窪恵’68年、東京都生まれ。世代・トレンド評論家でマーケティングライターとして『ホンマでっか!?TV』フジテレビ系)など多数の番組で活躍
2023年02月26日住んでいた場所は違っても、年齢が近ければ「そうそう!わかる」って盛り上がれるのが、青春時代、夢中になったアイドルの話。各界で活躍する同世代の女性と一緒に、“あのころ”を振り返ってみましょうーー。「アムロちゃんとは同学年で、同じ沖縄出身。そんな共通点があるから、アムロちゃんの歌にいつも自分を重ね合わせてきました。ラストコンサート『Finally』も、チケットが当たって見に行けたんです。『じゃあ、またね』と、特別なことは何も言わずにステージから降りたのもアムロちゃんらしく、今でも、また会えるような感覚でいます」こう語るのは、医師の友利新さん(44)。’90年代を振り返ると、人生は安室奈美恵の楽曲とともにあったという。「高校に進学する15歳まで、沖縄県の宮古島で育ちました。いまでこそ宮古島というとリゾートのイメージですが、私が育った当時は離島の田舎町。テレビでリアルタイムの放送が見られるのはNHKだけで、民放の番組は、だいたい東京の2週間遅れ。だから、『ザ・ベストテン』(’78~’89年・TBS系)の結果を知るのも、2~3週間後になってしまいます。雑誌も船便で運ばれてくるから、東京の発売日よりだいぶ遅れていました」とくに愛読していたのは今井美樹や有森也実、はなが“シスターモデル”として活躍していた『mc Sister』(婦人画報社/現・ハースト婦人画報社)。「ファッションばかりでなく、原宿のショップ紹介やグルメ記事など、さまざまな東京の情報が詰めこまれていました。あとは宝島社の『CUTiE』も、毎号楽しみ。バンドブームだったので、『三宅裕司のいかすバンド天国』(’89~’90年・TBS系)出身のジッタリン・ジンが大好きでした」ファッションや美容に興味を持ち始めた中学3年生のとき、子宮内膜症と診断された。「病院の先生からは『将来、子どもができなくなると困るから治療しようね』と、当時では標準的な治療法だったホルモン剤を飲むことになったんです」医師の「体重が増えたり、ニキビができるかもしれないけど、頑張ろうね」という言葉どおり、副作用に苦しんだ。「体重は15キログラムくらい増えて、顔中にニキビが。朝起きると、ニキビがつぶれて枕に血がついていることもありました」宮古島の中学校を卒業し、沖縄本島の高校に進学するために引っ越しをしたときのこと。2歳上の姉が空港に迎えに来てくれたが、容姿の変わってしまった友利さんを見つけられなかったという。「姉はかわいくて、学校ではファンクラブがあるほど。学校では“入学してくる妹も、かわいいに違いない”と噂になっていたようで、私を見てみんな“え!?”という顔をしていました。“全然気にしていないよ”という態度をとっていましたが、いつも容姿にコンプレックスを抱いていたんです」■人生の節目、節目で勇気づけてくれた安室奈美恵の歌そんな悩みを抱えていた高校3年生のとき、安室奈美恵が『TRY ME~私を信じて~』をリリースした。「こんなにスタイルがよくて、かわいくて、歌えて踊れる人がいるんだと衝撃を受けました。踊るといっても、アイドルの振付のようなものではなく、本格的なダンス。自分と同じ年齢ということもあって、アムロちゃんの歌を聴くと、自分を信じようと思えたり、勇気づけられたりしました」その後出会った医師の治療により病状が回復し、体重や肌荒れも落ち着いた。そんな経験が、もともと抱いていた医師への夢を後押しし、高校卒業後は東京女子医科大学へ進学。「東京は人が多いのですが、だからこそ孤独を感じやすかったです。学校の勉強も大変で、なかなか先が見えずに葛藤を抱いていた19歳のころに聴いていたのが『SWEET 19 BLUES』(’96年)でした」医学部の勉強はハード。前期・後期試験の1カ月前から、毎日大学の図書館が閉まる夜10時まで勉強していた。「それほど優秀な学生ではなかったので、勉強には苦労しました。図書館からの帰り道に、MDに録音した『Don’t wanna cry』を聴いて気持ちを高めていました」大学がある場所が、お台場に移転する前のフジテレビに近かったこともあり、通学中にドラマの撮影現場を目にすることがあった。「月9ドラマ『バージンロード』(’97年・フジテレビ系)のロケを見たときは感動。ドラマの主題歌が、アムロちゃんの『CAN YOU CELEBRATE?』ですから!」それから数カ月後、安室は20歳で結婚・妊娠を発表、’97年の『紅白歌合戦』で同曲を歌ったのち、1年間の産休に入ったが、翌年の紅白で復帰した。「ママになって、ちょっとふっくらして戻ってきたアムロちゃんは、本当に素敵でした。スーパースターで、結婚・出産も経験して、またステージに戻ってくる。すべてを諦めずに手に入れる姿に、すごく衝撃を受けたし“私も!”と影響を受けたんです」医師になった友利さんは、恩師から「友利くんは、一人の患者を診るだけでなく、多くの人に何か発信もできるのではないか」とアドバイスされたこともあり、医師としてメディアにも出るという新たな挑戦をすることに。「当時、女性の医師でメディアに出ているのは西川(史子)先生くらいだったので、やっぱり不安はありました」メディアに出れば、厳しい意見が寄せられる。だが、そんなときに勇気づけてくれたのは、やはり安室だった。「私なんかが“アムロちゃんみたいに”なんていうのはおこがましいですが、『Chase the Chance』で感じた“夢は、見たり語ったりするだけじゃなくて、努力をして手に入れなければ”という気持ちでやってきました。アムロちゃんには、生き方まで教わったんです」【PROFILE】友利新’78年、沖縄県生まれ。医師免許取得後、内科医として勤務し、のちに皮膚科医に。医師として勤務するかたわら、’04年に第36回ミス日本コンテストで準ミス日本を受賞。3児のママとなった現在も多くの情報番組でコメンテーターとして活躍している
2023年02月26日