3人組グループ・timeleszの菊池風磨が、26日放送のMBS/TBS系『海の向こうでひとり暮らし 世界ワンルームガール カツカツだけどハッピーです。』(後2:00~後3:24)でMCを務めることが20日、発表された。同番組では、海外でひとり暮らしをする日本人ガールの部屋をのぞき見する。パリ、韓国・カンナムでひとり暮らしする女性の生活やこれからひとり暮らしをする女性の部屋探しに密着。4ヶ国の女性ともリモートでつなぎ、その国ならでは家事情に迫る。菊池は「番組を通して、本当にいろいろな気づきがありました。夢を追いかけて、比較的みんな考えずに、とにかく『行っちゃえ!』という勢いに結構刺激受けましたね」とコメント。「彼女たちには本当に頑張ってほしいなと思いましたし、自分自身も勇気づけられて、頑張りたいなとも思いました」と改めて気を引き締めた。今回は、海外でひとり暮らしの経験のあるアンミカ、海外で生活したことのないゆうちゃみと河井ゆずるが、ゲスト出演し、夢と希望にあふれた女の子たちのリアルな生活をモニタリングする。アンミカは「20、30年前、単身で海外に行ったときは、携帯電話もパソコンもなかったんですよ。何も調べられないから現地に行くしかなかったんです」と自身と重ねつつ、「今の子たちは、下調べをできるのに『まず行ってみる』ことを選択することがすごい新鮮で。『行く』好奇心が勝っている若い人たちが、今いるという事実がすばらしいと思いました。日本の良さも確かにわかる。でも挑戦したくなっちゃった。こうやっていろんな経験を伝えてもらえるとてもいい番組ですね」と絶賛した。河井も「責任を持ってこの番組全体であかりちゃん(VTRに登場するワンルームガール)がどうなるのか、最後まで追いかけてあげたいな(笑)」と興味深々。ゆうちゃみは「いろんな国が世界にはたくさんあって、私と同世代のZ世代の子たちがこう海外で頑張ってるっていうのがすごい!VTRに出てくる皆さんほんま尊敬やし、みんなにももっと世界のこといっぱい知ってもらいたいな」と伝えた。
2024年05月20日4月1日にグループ名をSexy Zoneから改名したtimeleszの第1弾リリースとなるEP『timelesz』のリード曲が、山下智久によるプロデュース楽曲「Anthem」に決定した。この楽曲のプロデュースは、timeleszメンバーから依頼し、山下が快諾したことで実現したという。山下は作詞を手掛け、新たなスタートを切るtimeleszが“龍のように力強く舞い上がってほしい”という願いを込めて制作された。タイトルの「Anthem」が表すように、聴く者を鼓舞するような歌詞と、低音が響くトラックが相まった力強いダンスチューンであり、timeleszの旅立ちに相応しい、決意表明のような楽曲となっている。「Anthem」は5月20日深夜放送の文化放送『timeleszのQrzone』で初オンエア。またミュージックビデオもすでに撮影済みで、近日公式YouTubeにて公開される。Deluxe Editionにはミュージックビデオと、ジャケット撮影を含むメイキング映像の収録が決定している。1st EP『timelesz』は全7曲収録。「Anthem」を含む新曲4曲に加え、昨年Sexy Zone名義でリリースした、いずれもドラマ主題歌の「本音と建前」、「人生遊戯」、「puzzle」の3曲を収録。なお、「本音と建前」は新たにfull ver.として収録される。商品形態はDeluxe Edition、Limited Edition、Standard Editionの3形態。○■山下智久コメントまず、このような機会を頂けた事に感謝しています。メンバーから頼まれた時はとてもうれしかったです。誠心誠意取り組みました。人生には立ち向かわないといけない困難がある。諦めてはいけない時がある。そして大切な仲間や愛する人たちのために、戦わなければいけない時があると思います。そして、ただ夢を叶えるだけでなく、伝説になる。そういう思いで不可能を可能に変えていく強さを歌ってほしかった。今の彼らにこの歌を歌ってもらえる事は沢山の人に勇気や希望を届けられる事だと思い、このような歌詞を書かせて頂きました!龍のように力強く舞い上がってほしいという願いを込めて。○■timeleszコメントまずはプロデュースいただき光栄に思っております。本当にありがとうございます。かれこれ10年くらい気にかけていただいており、長きにわたりご縁のある山下くんに楽曲提供いただけるということが本当にうれしかったです。これまでも壁にぶつかった時や節目の時など様々なタイミングに向き合ってくださり、アドバイスをいただき、背中を押してくださる存在でした。今回、楽曲提供、プロデュースという目に見える形で背中を押してもらえることは、僕らにとってすごく自信になります。そして、timeleszの最初の一歩目は、とても力強く、決意表明のような楽曲になりました。この「Anthem」で自分たちを鼓舞して、勢いそのままに龍のように突き進んでいきたいと思います。とにかくド派手なパフォーマンスを皆さんも楽しみにしていてください。【編集部MEMO】timelesz(タイムレス)のメンバーは佐藤勝利、菊池風磨、松島聡。2011年11月16日、Sexy Zoneとしてシングル「Sexy Zone」でデビューし、オリコン週間ランキング1位を獲得。以降シングル26作、アルバム11作(ベスト / アニバーサリーアルバムを含む)を発表し、全作品でオリコン週間ランキング1位を記録。2024年4月1日よりtimeleszに改名し、現体制へ。ドラマ、バラエティ、CM、舞台など様々な分野で活躍中。timelesz projectとして新メンバー募集オーディションをスタート。
2024年05月17日3人組グループ・timeleszの菊池風磨が23日発売のファッション誌『ViVi』7月号増刊(講談社)表紙に登場する。「みんな、風磨に恋してる。」をテーマに“幸せな記憶”がよみがえるカバーストーリー&ピンナップで圧巻の51カットが収録されている。バラエティー番組やYouTube「よにのチャンネル」での“憎めない後輩”キャラクターが大人気な一方で、アーティストとしては4月1日にSexy Zoneからtimeleszへグループ名、メンバー構成を変更し再出発。まさに、話題のど真ん中にいる菊池に「今こそ表紙を飾っていただきたい!」という同誌からの熱烈なラブコールによりソロでの増刊表紙と、8ページカバーストーリー、両面ピンナップが実現した。今回は「みんな、風磨に恋してる。」をテーマに、温もりのある写真を写真家の川島小鳥氏が撮影。撮影当日は暖かい陽気が降り注ぐ最高の天気に恵まれ、菊池もスタッフと談笑しながら終始リラックスした雰囲気で撮影が行われた。起き抜けの姿から始まり、一緒にカレーを作ったり、ゴロゴロしたり。当てもなく散歩をしたり、ドライブに出かけたり。まるで菊池さんと一緒に暮らしていた思い出のような写真を、カバーストーリーとピンナップで合わせて51カット掲載する。菊池の飾らない笑顔やリラックスした姿、頼りたくなる広い背中や、キラキラした少年のような瞳、そしてふとした瞬間の色っぽい表情…。そんな“幸せな記憶”がたたみかけるフォトストーリーが展開される。
2024年05月16日3人組グループ・Timeleszの佐藤勝利と、6人組グループ・美 少年が、15日より放送されるコスメブランド『TIRTIR』新CM「WATERISM GLOW TINT」篇にそろって登場する。「君にあわせた、うるおいティント。」をキーメッセージにした新CMでは、抽象的な世界で男性のリップアプライが違和感なく描かれており、同ブランドにこれまで出演してきた2組が初共演を果たす。なお、オリジナルインタビューを交えたCM撮影を振り返るメイキング動画を同時公開。CM公開と同時に、メイキング動画をTIRTIR JAPANの公式YouTubeチャンネルに掲載予定。3回目のCMになることから、撮影の合間は制作スタッフとリラックスし談笑している姿が垣間見られた佐藤だが、カメラが回ると一転、スタッフが息を呑むほど美しい表情を演じていた。そんな佐藤のオンとオフが伝わる映像になっている。また今回のオリジナルインタビューは、初共演となった美 少年と実施。CMでは見られない素の様子が楽しめる。■佐藤勝利(Timelesz)&美 少年 オリジナルインタビュー――「TIRTIR」のCMは今回で3回目となり、佐藤さんと美 少年の夢の共演が実現しました。浮所飛貴:とってもうれしい!佐藤龍我:ついに!佐藤勝利:そうだよね。初めて共演してみてどうでしたか?佐藤龍我:隣でずっと見ていたのですが…ティントのリップがとても似合うんですよ!佐藤勝利:楽しく撮影できましたね。岩崎大昇:今年1番楽しそうです、勝利くん。佐藤勝利:何を見てそれを言っているの?(笑)――「Waterism Glow Tint」 について、商品の印象や使用した感想はいかがですか?佐藤勝利:今回の商品はこのティントだったけど、みんな使ってみてどうだった?那須雄登:今もつけているんですけど、ちゃんと潤うのに軽いつけ心地がとてもいいですね。岩崎大昇:みんなで自分に合う色とか塗り方とかを試してみたりしました。浮所飛貴:カラー展開がたくさんあるので、皆さんもぜひ自分のお気に入りを見つけてほしいです。佐藤龍我:色持ちも良いから、ぜひ皆さんにも色々と使ってみてほしいですね!――このCMも見ていただいた方々へのメッセージをお願いします全員:「TIRTIR」のCMキャラクターの、佐藤勝利と、美 少年です。いつもTIRTIRの商品を使っていただき、ありがとうございます。これからもTIRTIRと、佐藤勝利、美 少年を、よろしくお願いします!
2024年05月14日timeleszの佐藤勝利とSixTONESの田中樹が、ゲストをもてなす日本テレビ系トークバラエティー『あべこべ男子の待つ部屋で』(毎週土曜後2:30~後3:00※関東ローカル)が、5月4日にスタートする。キャラクター、好きなもの、休みの過ごし方など、すべてが真逆(あべこべ)な2人が、協力しながらゲストをもてなす。同番組では、おもてなし初心者である佐藤と田中が、自分たちの部屋にゲストを招く。自ら徹底的にゲストのことを調べ上げ、ゲストが喜びそうなことを手あたり次第ぶつけて、ゲストを気持ちよくさせる完全手探り型体当たりトークバラエティーとなっている。2人を別室でモニタリングするのは、多少の毒はあれど、嫌味なくどんな大物ともうまく付き合える芸能界屈指の“おもてなしのプロ”おぎやはぎ。2人からの叱咤激励やアドバイスを受けながら、佐藤と田中はゲストを喜ばせるために行動し、成長していく。初回は、坂上忍をゲストとして迎える。いきなりの大物ゲストに佐藤と田中はド緊張。歯に衣着せぬ物言いの坂上に心から喜んでもらうために2人はどのようなじゅんびをして、どのようなおもてなしをするのか。初回収録を終えた佐藤は「2人で雑談をしていて、まだ心の準備ができていないところから、突然収録がスタート。ゲストがスタジオに入ってきて、こんなにスッって始まるんだと思って、びっくりしました」と回想。「坂上さんのリアクションをいろいろ想定して、対応を考えていたのですが、結局のところ、樹くんは1番近い先輩なので、トークやいろいろなことを樹くんに任せて臨みました」と田中の活躍をアピールした。田中は「佐藤勝利と2人で仕事をするのはあまりなかったためどうなるのか不安でした」と本音を吐露。「自分たちで準備して自分たちで何をするか決める、ほぼ何をやるのか決まっていない、ゲストの方も何も知らないこの番組は、心構えが難しく、ただただ緊張。1クール終わったくらい疲れました。いろいろあったけど、坂上さんの笑顔が見られて楽しい撮影になりました」と振り返り、「カメラが回っていないところでもふたりで小声でダメ出しをしながら、本気で、体当たりで挑んでいるので、その感じが伝わるとうれしいです」と伝えた。同番組は、全18回の放送を予定している。放送終了後、TVer、Hulu、日テレTADAにて見逃し配信を実施。Huluでは、佐藤と田中のおもてなし準備の様子や収録前後の密着映像を特別版として配信する。
2024年04月22日3月31日にSexy Zoneとしての活動の幕を降ろした佐藤勝利さん、中島健人さん、菊池風磨さん、松島聡さん。ラストステージを飾った涙の配信ライブをレポート。4月1日、配信ライブで新グループ名をtimelesz(タイムレス)と発表した怒涛の2日間を振り返ります。Sexy Zoneのラスト配信ライブは4人の友情と絆が感じられる感動のステージに!2024年3月31日20時――。定刻時間を迎えると、2011年11月16日にリリースしたデビューシングル「Sexy Zone」から始まった配信ライブでのラストステージがスタート。シルバーのラメが輝くジャケットのセットアップの衣裳に身を包み、4人でパフォーマンスをする本当に最後のかけがえのない時間。披露する楽曲は、ファンから事前に募ったアンケートで考案したセットリストだ。彼らの代表曲の1つとなった「RUN」を疾走感たっぷりに歌い上げ、「ぎゅっと」では佐藤勝利さんが「Sexy Zoneです。今日はSexy Zoneとしての最後のパフォーマンスです。感謝を込めて、みんなと一緒に楽しいライブにしたいと思います」とあいさつ。菊池風磨さんが中島健人さんを変顔をして笑わせ、「マジでやめて(笑)」と噴き出してしまうヒトコマもありながら、菊池さんが「配信ライブをご覧の皆さん、それからSexy Zoneの皆さん。最後に我々と皆さんと『ぎゅっと』できますか。じゃ、行きますよ。せーの!」と声をかけ、ぎゅっと寄り添う4人。MCでは、中島さんが「俺のパートでめちゃくちゃ変顔するの、やめてくれる?」と菊池さんの変顔に笑ってしまった話に。「最後まで笑わせ合いっていうのは、きっとファンの方はSexy Zoneっぽいなって思うよ」と佐藤さんが言いつつ、「俺らふざけすぎ!」と笑いが止まらない4人。そんなリラックスした雰囲気だが、この配信前に菊池さんとサウナへ行ったという松島さんは「整いに行っちゃった。ちょっと緊張をほぐしに行きたくて」と最後の配信ライブに緊張していたことを明かしていた。ファンによる事前アンケートで選ばれた楽曲について触れ、「この曲が来るんだとかさ、意外性があったよね」と驚いたという4人。松島さんが「デビュー当時、ライブ作るの大変だったもんね。自分たちの持ち曲がまだなくて」と言うと、「『Sexy Zone』5、6回歌ってなかった?」と中島さん。菊池さんは、「ファーストライブでいろんな『Sexy Zone』を歌って。普通の『Sexy Zone』をオープニングで歌って、途中でバラードバージョンを歌って、最後にまた普通の『Sexy Zone』を歌って」と懐かしそうに振り返る。ここから昔話に花が咲き、ジャケ写を見ると今とデビュー当初の松島さんが全然違う、いちばん変わったと盛り上がる。「まだ物心ついてなかったでしょ」「まだ赤ちゃんみたいだった」とイジられる松島さん。いろんな変化を遂げて13年目を迎え、「いろんな歴史がありました」としみじみする4人。「今回は僕らが個人的にと言いますか、表ではあんまりわからないようなことをまとめてみました」(菊池さん)と映像と共に振り返るパートも。2013年にドバイに行った時の写真が公開され、「ドバイでマグロ丼食ったこととか覚えてない?」と中島さんが言い出すと「えっ、それってハワイじゃない?」と佐藤さんがツッコミ、「いやいや、ドバイにもあんのよ」と中島さん。さらには「あっ、ポケじゃない?」と松島さんがポキ丼を“ポケ”と言い間違える可愛らしい一面を覗かせ、「ポケだとなんか捕まえられそうだから(笑)」とフォローする中島さん。微笑ましいやりとりが延々と続く。ハワイの写真にはマリウス葉さんの姿も一緒のショットがたくさん。マリウスさんの写真が映し出されるたび、「現地のコーディネーターさんが写っちゃってる」「これにもコーディネーターさんが!」と盛り上がる4人。菊池さんが「異国の地で(配信ライブを)見てくれてるというお友達がいまして。聞こえているかな。名前を呼びますか。せーの」で「マリウス!」と叫び、マリウスさんがオンラインで飛び入り参加。「見てたよ。こっちまで緊張した。あと、後ろのディスコグラフィが懐かしい」と、これまでのシングルやアルバムのジャケット写真がコラージュされたセットに触れるマリウスさん。思い出を尋ねられると、「よく覚えてるのは、ハワイとかドバイとか行った時に通訳をしようとして、英語は理解できてたんだけど、それを日本語にできなかった(笑)」と笑う。菊池さんが「マリウスはバレンタインデーにさ、結構クッキーとかチョコをメンバーに作ってくれてたね。俺さ、1番最初にもらった時に“カタい”って文句言ったら、それから俺にはくれなくなった(笑)」とさみしそうな顔を見せると「じゃあ、来年から再開します」とマリウスさん。話の途中で、「あいつ(アルバム『ザ・ハイライト』の)パーカー着てるぞ」とメンバーが気づくと、背中のデザインを見せてお尻を振るマリウスさん。「なんでちょっとお尻振ったの!?(笑)」と笑いが起こる一幕も。5人のSexy Zoneはこんな感じだったなと思い出される懐かしいやりとりにほっこり。たっぷりのMCの後、「puzzle」を。ここからは「With you」「バィバィDuバィ~See you again~」「夏のハイドレンジア」「本音と建前」「Sexy Summerに雪が降る」と人気曲を怒涛のメドレーで畳みかけていく。最後の挨拶は、最年少の松島さんから。「2011年からSexy Zoneという名前でずっと活動してきましたけども、これをご覧になっている皆様、Sexy Zoneを知ってくれている全ての皆様にまず感謝をお伝えしたいと思います。ありがとうございます。『皆さんの存在があって、僕らはこうやってステージに立てている』という言葉は、ライブやいろんな場所でお伝えさせてもらっているんですけども。改めて先ほどもステージに立ってみて、それをすごく強く実感しました。Sexy Zoneという名前は今日で卒業はするんですけども、今後もそれぞれの活動をぜひ応援していただけたらなと思いますし、皆さんに応援してもらえるようなアーティストにもっともっとなっていきたいなって思っているので、本当に皆さん1人1人の存在にこれからも感謝して、引き続き頑張ってまいりたいと思います」。続いて、佐藤さん。「2011年9月29日にSexy Zoneを結成しました。それから約12年経って今日を迎えております。たくさんの愛情と応援をいただきました。ちょっと泣きそうになるので、冷静に話しますけど、色々なことがあったと思います。5人揃っていた時間が、どれぐらいあったのかなって思い返すと…。誰のせいってわけでもないし、タイミングなんだけど、少しね、寂しい思いをさせてしまった期間もあると思います。でも、僕たちは 1番5人が好きだったし、5人が好きなファンのみんなに何か届けてこられたと思うし、その12年に嘘はないと思うので、本当に一緒にSexy Zoneというグループをみんなで作れたような気がして、ファンのみんなに本当に感謝しています。そして、こういう場所を作ってくれて、ここまで連れてきてくれたスタッフの皆様にも感謝申し上げます。僕たちにはたくさんの個性があって、時にはまとまらないような5人だったと思いますが、ここまで一緒に楽しいものを作ってくれて、ここまで一緒に走ってくれて感謝です。今日でSexy Zoneとしてはひとまず最後ですけど、明日からはソロとグループ、それぞれの道に進んで行きますので、僕たちがまず応援し合って、みんなでまた楽しい時間を共有できたらなと思います」。「順番的に私が」と話し始めたのは、菊池さん。「今回こうやってSexy Zoneっていう名前が変わるタイミングで中島さんが抜けてしまうっていうことで。僕らは話し合いを重ねる準備期間があったので、自分の中で整理をつけていくことはできたんですけども。ファンの皆さんからすると本当に怒涛の3か月になってしまったな、と。発表してから2か月しかなくて。この配信ライブっていうのもその時は決まってなくて。すごく寂しい思い、悲しい思い…これからどうなるんだろうっていう不安な思いもさせてしまったなと。本当に申し訳ございませんでした。ただ、これは本当にもう僕らなりの前向きな決断ということで。あと、中島が抜けるってことだけじゃなくて、Sexy Zoneって名前が変わるっていうことにおいて、僕たち4人、それからマリウスが今も見てくれていると思いますけど、5人がSexy Zoneっていうグループからの卒業なんじゃないかなと僕ら5人で口を揃えて言っておりまして。なので、みんなそれぞれが、それぞれの形で次のステージに、次のステップに進んで行くっていう僕たちの決断です。ここから先、僕らなりの誠意として、この決断が正しかったと皆さんに思ってもらえるような活動をしていけたらと思います。本当にいろんな夢を叶えさせてもらいました。いろんなところに行ったり、いろんなところでライブやったり、ドーム公演を5人でできたり。『やっぱりドームだよね』なんて、15、16歳の僕たちが言ってたあの時から、こんなに早くSexy Zoneからの卒業っていうものが来てしまうとは…。あの時の僕らからすると想像もしていなかったことかもしれません。だけど、これからもっと想像以上の僕たち5人でいられるように精進いたしますので、これからもどうか応援のほどよろしくお願いします」。最後は“Sexy Zoneの最年長”と紹介された中島さん。「テンション上がって汗がすごいんですけど。このグループの形として、こうして僕が汗をかけるのも今日で最後です。去年の中期からいろんな話し合いや、お互いに発展的になれるような、そういう時間を過ごすためにはどうしたらいいのかっていうものをたくさん積み重ねて、このような答えをグループとして出しました。なので、このオンラインライブを皆さんに早急に準備していただけたこと、本当に感謝しておりますし、このオンラインライブをですね、見に来てくださっている全てのファンの皆さん、そしてSexy Zoneに興味があると思ってくださる全ての方々に心から感謝を申し上げます。僕たちのラストローズが届くといいなと思っております」。そんな“らしい言葉”を紡いだ後、「僕は今日で最後なので」と、ここからメンバー全員にメッセージを送る中島さん。「まず聡ちゃん。ありがとうね。本当に小さい頃から2人で電車乗ったり、お寿司屋や焼肉にも行ったり。まさか聡ちゃんが個展をやる、芸術家の道に進むとは、意外だったというか、すごい。12年の中で成長を間近で見られるってのいうのは貴重な経験だったと思います。アイドルとして、すごく最強になっている姿を間近で見させていただいて、自分も負けられないなという刺激をいつも実は受けていましたし、尊敬しています。個展、また見に行くね」。「そして、勝利ちゃん」と“ちゃん”付けで親しみを込めて呼び、「いや、もう本当な。『Withyou』の時から色々やってたよな。帝劇もそうだし、2人でまず『Sexy Zone』の元みたいな振り付けの時間があったり。『Sexy Zone』のサビの振り付けが変わる前の振り付けとかもやったりして。あの時間ってやっぱりこの会社に入って成長しないと過ごせない。だから、今、話をしている姿は、なんかお兄ちゃんからしたら本当にお前カッコよくなったな、と。今、舞台ですごく活躍してるし。勝利はSexy Zoneのセンターだったけど、次は世間のセンター取りに行きなよ。自分も負けないようにしたいし、いつまでも応援してる。ありがとう」。「そして、隣にいる菊池くん。最後だな。1番付き合い長いもんね」と言ったところで中島さんが言葉を詰まらせ、「いやいや、ごめんね。…本当この16年の中で、本当に嫌いだった時も好きだった時も全部が青春だったと思うわ。全部が青春だったし、自分を強くしてくれた。メンバーの中でも年も近くて、ほぼ同い年だし。お前がいてくれたから、俺は強くなれたよ、正直。本当にみんなに感謝してる。2人でご飯を食べた時に言っていたバラエティーのゴールデンのMCを頑張って取りにいって。もう明日からメンバーじゃなくて友達に戻るから…。2008年4月に出会って、本当にここまで一緒に走ってこれで良かったです。ありがとう」。涙を流しながら語る中島さんの想いを受け取った菊池さんも今だから言える本音を語る。「中島とは同期で。彼のほうが1週間早かったんですけど。俺は中島と出会ってなかったら多分デビューしてないと思うんですよね。それだけ腐りかけた時もあったし、悔しい思いも一緒にしてきたし、もちろん好きな時も嫌いな時もあったし。でも、どっかでお互い、特にジュニアの頃なんかは、こいつに負けたくないと思って、そんな中でやってきたジュニア時代だったし、グループになってからその思いとはまた違ったライバル関係でずっとここまで来れたっていうのは、中島が僕らの世界で言うと“シンメ”って言うんですけど、対になって一緒にずっとやっていくシンメが中島じゃなかったら、俺はどっかで腐ってたし、デビューもできてなかったかもしれないし、色々今のお仕事させてもらえてなかったと思うので、中島に出会えて良かったなってすごく思うし。なんか思い返すと全部楽しかった。だから、1人で、ソロでやってくっていうのも応援したいと思ったし。それをもしかしたらファンの子たち、スタッフ、メンバーからしたら、『いや、お前が止めないと』っていうのはあったと思うんですけど、俺は止められなかったっすね。だって、曲がかかったらさ、この人のコンディションわかるんだもん、その日の。そんな相手の決断を止められないよね。でも、やるからには誰にも負けずに、中島健人らしく。僕も、僕らも負けずに頑張ります」。ジュニア時代から人気だった菊池さんと中島さんのコンビ“ふまけん”の深い絆と、共に切磋琢磨して成長してきた関係性が分かるあいさつは感動的なものに。中島さんが流した一筋の涙がキラリと光った瞬間、Sexy Zoneの本当にラストの瞬間が訪れた。最後の曲振りをするのが名残り惜しくて、菊池さんと中島さんが大ケンカをする時は必ず佐藤さんの前だった話など、わちゃわちゃトークを続ける4人。「今ステージ上にいるのは4人ですけど、マリウスも含めて5人、今日でSexy Zoneを卒業します」としんみり静かに話す佐藤さん。「僕ら5人のSexy Zoneを宝箱に閉じ込めるような感覚ですかね」と菊池さん。最後に締めようと中島さんが「いや、本当に素晴らしく素敵な時間を過ごさせていただいております。僕たちにとってのラストローズがですね、皆さんに届いてるといいなっていう風に」と話し始めると、「ちょっとラストローズが『バチェラージャパン』っぽいなぁ(笑)」と、すかさずツッコミを入れる菊池さん。「お前、俺のこと、ホント好きだな~!!」と嬉しそうに笑う中島さん。こんなやりとりが見られるのもこれが最後だ。「まあまあ、華やかな人生をみんなでこれから生きていこうよ」と気を取り直した中島さんが「セクシーラバーズ、大丈夫ね? それではですね、皆さんにこの言葉が届きますように。『Congratulations』」。と曲振りでラスト曲へ。赤い薔薇を持って『Congratulations』を歌いながら、Sexy Zoneを4人が卒業。グループの幕を降ろした。新グループ名はtimelesz(タイムレス)と発表! 新メンバー加入オーディションも開催。その感動的な配信ライブの翌日の4月1日、佐藤さん、菊池さん、松島さんが公式YouTubeとインスタグラムを更新し、再びライブ配信を。新グループ名を発表する瞬間がやってきた。昨晩は眠れなかったと話す3人。松島さんが視聴者に見えないように色紙に毛筆で新グループ名を書き始めると、「皆がどんな反応するんだろう」と心配そうな菊池さん。佐藤さんは「(グループ名を)当てられる人はいないよね」と予想。そして、発表の瞬間。松島さんが「ご準備よろしいでしょうか」と大きく息を吸って、3人で「We are timelesz(タイムレス)」と発表。菊池さんが「あ、そういうこと? ってなってるかもしれないですけど、マリウスが卒業のタイミングで5人で作った曲が『timeless』」と5人の想いを乗せたグループ名にしたと説明。「Sexy Zoneの歴史だったり、皆に見せてもらっていた夢だったり、思いを継承したいので、『timless』ではなく、『timelesz』。僕らなりの誰も置いていかない答えです」と語っていた。そして、佐藤さんが「僕らtimeleszとして初めてアリーナツアーが決定しました」と6月の北海道公演を皮切りに全国ツアーを開催することも発表。さらに、菊池さんが「新メンバー加入オーディションを開催します!」と驚きの告知を。Sexy Zoneを応援して下さった方とこれまで以上の景色を見たいと新しい夢を追いかける仲間探しをしたいという。菊池さんは、「誠意をこれからの姿勢でお見せできれば。複雑な想いもあるかと思いますが、いつかその先で笑っていただける活動をしたいと思います」と真剣な表情に。「中島が抜けるって時に3人で話し合った時に現状維持ではなく、階段を駆け上がりたい。飛躍するには大改革が必要だなということでこの決断に至りました」(菊池さん)。松島さんはファンが置いてけぼりになっていないか心配しながら、「少しずつ時間をかけて理解してもらえたら」と話し、菊池さんは「新メンバー加入は僕が言い出しっぺ。受け入れてもらえなくて当然」、佐藤さんは「提案してくれたのは風磨くんだけど。3人で決めたことだから」と、3人の意見は同じだ。ファンネームは「secondz」で「セコンズ」か「セカンズ」か読み方は今後、決めるという話にもなり、最後に「怒涛でした。この情報量、俺なら泡吹いて倒れてる…」と笑う菊池さん。6月からのアリーナツアーと『timeleszオーディション』の開催も発表され、当面は3人で活動を続けて行くという。これからtimeleszがどんな進化を遂げていくのか、まだまだ未知だが、その新たな旅路の行方をあたたかく見守りたい。取材、文・福田恵子
2024年04月03日