マリーン・セル(MARINE SERRE)の2024年春夏コレクションが発表された。高鳴る鼓動を鮮やかに身にまとって“HEARTBEAT”—―「高鳴る鼓動」をテーマに2024年春夏シーズンでマリーン・セルが表現したのは、活気あふれるパーティに集まった多様な人々が、同じ脈打つリズムに合わせてグルーヴする世界観。デッドストック素材を再生したアップサイクルアイテムを中心に、フェミニニティとストリート要素が交錯するエネルギッシュなコレクションを展開する。官能的なリゾートムード散見されたのは、ハワイの美しさにインスピレーションを得たハイビスカス、鳥や動物など、南国を思わせるリゾート風の色鮮やかなモチーフ。これらはブランドのアイコニックな“三日月”モチーフと共に、ユニセックスで着用されるスカートや露出度の高いカットアウトドレスに配されることで、フェミニンなムードにどこかミステリアスでエキゾチックなテイストを加えている。表情豊かなドッキングドレスドレスアイテムには、大胆で遊び心あふれるドッキングを施して。中でも象徴的だったのは、プリーツスカーフやアップサイクルTシャツなどの表情豊かなファブリックをあえて不均一に繋ぎ合わせたロングドレスだ。布の落ち感と呼応したギャザーとドレープを効かせることで、メリハリのあるシルエットに仕立てている。ざっくりニットでエフォートレスなムードをプラス流れるような生地の使いかたとは対照的に、カントリー調で素朴なムードのニットウェアが織り交ぜられているのも面白い。かぎ針編みによってざっくりと編まれたカラフルなニットは体のラインを際立たせる端正なシルエットのドレスやミニスカート、再構築されたカーディガンなどに取り入れられ、コレクション全体に意外性のあるコントラストを生み出していた。ドレスやブルゾンなど、豊富なバリエーションのデニムウェアまた、ブランドのアイコニックなブルーデニム生地を用いたウェアは5ポケットジーンズをはじめ、セットアップやボクシーベスト、ミニスカートなど、カジュアルからフォーマルまで様々なスタイルで登場。デットストック生地を繋ぎ合わせることで、クラシックなシルエットを再構築していた。たとえば、デニム生地を斜めに紡いだクチュールライクなドレスは、ウエストラインを強調するステッチや、肌を大胆に露出するカットアウトなど、デットストック生地を繋ぎ合わせることで再構築。ブランドのアイコンである“月”はバストを象るようにあしらわれ、センシュアルな雰囲気を強調する手段として取り入れられている。
2023年07月13日東急ホテルズの新ブランド「ストーリーライン(STORYLINE)」第1号店として、沖縄・瀬長島に「ストーリーライン瀬長島」が2024年春開業。東急ホテルズの新ブランド「ストーリーライン」新ブランド「ストーリーライン」は、東急ホテルズが有するブランド群「ディスティンクティヴ セレクション(DISTINCTIVE SELECTION)」に属し、「Your stay. Your story.」をコンセプトとして展開するホテルコンドミニアム型の宿泊施設。それぞれの土地やホテルと個性溢れるテーマを掛け合わせた、「ここだけのオリジナルストーリー」を提案していく。沖縄・瀬長島に第1号店そんな「ストーリーライン」の第1号店として開業する「ストーリーライン瀬長島」は、那覇空港から1番近い島と呼ばれる瀬長島に位置するホテル。約50店舗が並ぶ商業施設「瀬長島ウミカジテラス」や、サップやビーチヨガを愉しめる遠浅の天然ビーチなど、沖縄の人気観光スポットも徒歩圏内というアクセス抜群の立地だ。那覇市内へも便利にアクセスが可能で、慶良間諸島や粟国島、久米島といった離島も気軽に観光できる。全室オーシャンビューの客室全101室を備える予定の客室は、全室オーシャンビュー。目の前に広がる海と、左右ふたつの滑走路に飛行機が離発着する風景を堪能できる。インフィニティプール&天然温泉スパ8階には、インフィニティプールと天然温泉スパを備えるルーフトップを用意。美しいサンセットや那覇市街地のきらめく夜景など、1日を通して多彩な眺望を楽しめそうだ。なお、「ストーリーライン瀬長島」の個性的な外観は、アメリカ・フロリダ州のカラフルな建物が建ち並ぶ「アール・デコ地区」として知られる、マイアミの「アール・デコ」をモチーフに採用。波のように柔らかな曲線や、シンボリックなネオンサインを取り入れている。【詳細】「ストーリーライン瀬長島」開業時期:2024年春住所:沖縄県豊見城市字瀬長瀬長原155-1施設構成:客室101室(予定)、フロント、ロビー、レストラン、ショップ、インフィニティプール、屋外天然温泉スパ、ジム等
2023年07月03日総力特集「コレがホントの落ちないコスメ!」など6月22日、本音によるコスメ批評誌『LDK the Beauty(エル・ディー・ケー ザ ビューティー)』8月号が発売された。同誌は晋遊舎の月刊誌でA4ワイド判、146ページ、定価は750円である。今号では、巻頭特集で「夏こそ オールインワン使いましょ!」を掲載。総力特集は「コレがホントの落ちないコスメ!」で、第2特集「ちょいテクで即旬顔! アフターマスク時代のかんたんメイクレシピ」、第3特集「2023年上半期 ベストコスメAward」などを掲載する。なお、『LDK the Beauty』にはミニサイズのB5変形判もあり、『LDK the Beauty mini』として同価格で同時発売されている。新作中心のオールインワン18製品をガチテスト肌にうるおいを届けたいけれど、ベタつきはイヤ。夏であればなおさらであるが、夏だからこそ、「うるおう」と「ベタつかない」を両立するスキンケアアイテムを選びたい。時間に追われる朝でも、日中の疲れが押し寄せる夜でもオールインワンなら、時間と手間を少なくすることができる。8月号の巻頭特集では、化粧水、乳液、美容液、クリーム、パックなどが一つになったオールインワンをテスト。新作中心の18製品を比較する。保湿力、成分、使用感のそれぞれで評価、最終的な総合結果を発表する。また、コスメなどにはキャッチコピーや謳い文句がつけられるが、果たして「72時間崩れない!」といった文字は信じられるのだろうか。総力特集では、「ファンデーション」「下地」「日焼け止め」「リップ」「アイライナー」「アイブロウ」について、「落ちないコスメ」の真実を検証している。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※LDK the Beauty 【エル・ディー・ケー ザ ビューティー】 2023年8月号 ‐ 晋遊舎ONLINE
2023年07月03日ウェールズ・ボナー(WALES BONNER)の2024年春夏コレクションが、2023年6月21日(水)、フランス・パリにて発表された。「マラソン」をテーマに今季のウェールズ・ボナーのテーマは「マラソン(MARATHON)」。ランナーへとオマージュを捧げるようにして、ブランドのベースにあるスポーティ、テーラリングを基調としたコレクションを展開した。スポーツウェアは、ブランドのエッセンスであるばかりでなく、今季はそのテーマゆえに直接的な参照源であると言えるだろう。それはたとえばトラックスーツであり、スポーツ用のハーフパンツなどである。トラックスーツはバックの配色を大胆に変えるなど、ベーシックなアイテムの表情を変えている。また、サイドラインには組紐を添わせるなど、アフリカ的な要素を彷彿とさせるディテールが組み込まれている。一方、テーラリングは、ショルダーは端正なセットイン、シルエットは身体に自然に寄り添うラインを描く、洗練された仕立てが貴重。しかし、衿周りの配色を切り替える、ラペルを小さく設定する、デニム素材を用いる、パンツにはスポーティな側章を施すなど、随所にカジュアルな要素を取り込んだ。上で少しふれたように、コレクションにはアフリカの要素を散りばめている。手刺繍を施したラフィア素材は、スカートやベストに採用。ビーズをふんだんに用いたマクラメ編みのベストやスカートも見られる。あるいは、広くスタッズをリズミカルにあしらった装飾も用いられている。カラーは、ベージュ、ホワイトやブラックといったベーシックなものを軸に、ブルーやレッド、イエローといった力強い色味をスポーツウェアに採用。また、アニマル柄や花柄も取り入れ、存在感あるアクセントをもたらした。
2023年06月30日6月24日、 パリの中心部にある歴史的なフランス共和国親衛隊の馬術トレーニングアリーナに設けられた特設会場にてロエベ2024年春夏メンズコレクションショーが開催されました。Courtesy of LOEWEパースペクティブの研究。ものの認識とスケールを決定する「視点」、そして認識とスケールが描きだすシルエットについて。リンダ・ベングリスの巨大な噴水が取り囲む中、観客は広角で、また下から見上げるようにして、ある種の壮大さに圧倒されながらランウェイを眺めます。長いレッグ、高いウエスト、コンパクトなバストからなるシルエットもまた、そのような見方を誘います。Courtesy of LOEWE伸長されたプロポーション、ジェスチャー、製法の探求が、単純なものを婉曲的に、かすかなものを大胆に提示します。コレクションを構成するのはブレザー、コート、バンカーシャツ、ニットポロ、ツインセット、アーガイルニット、ジーンズ、チノパンツ。いずれも捻りをきかせながら、見かけの平凡さが目を欺きます。フィルターのように表面を覆い、緻密なストライプやピンストライプを描くクリスタル。動的カットにより、構築物と化すボディ。シューズはトラウザーへと成長し、地面から生えてきたかのようです。Courtesy of LOEWEこれまで以上にロエベらしく、予期せぬ手法が物事を覆してゆきます。ピンの刺さった、生地見本のような巨大なトップス。アクセサリーは衣類の一部に。切り刻まれたブロケードのトップスの上にクリスタルのハチドリ。きらびやかに装飾されたサングラス。Courtesy of LOEWE熟考されたカラーパレット。柔らかな色合いやソリッドなブルー、ブラックやカーキ。ラウンドトゥのチェルシーブーツやサンダル、バレエシューズ。スエードのペブル バケットバッグやパズルトートなどのオーバーサイズのバッグが、プロポーションに関する研究を深めています。Courtesy of LOEWEアートワークについてショーのセットは、アーティストのリンダ・ベングリス(1941年生、アメリカ・ルイジアナ州)が制作した3つの噴水を中心に展開されています。60年にわたるキャリアの中で、ベングリスは形態と物質性における絶え間ない革新によって芸術作品を再定義し、流体の予測不能な振る舞いを探求してきました。ブロンズ、ポリウレタン、ラテックス、グリッター、紙、プラスター(石灰または石膏を主材料とした塗装材料)、水などといった多様な素材に対して動的かつ物理的にアプローチし、伝統的な彫刻の境界に挑戦してきました。Courtesy of LOEWEベングリスによる最初の噴水は、1984年のニューオーリンズワールドフェアのために制作した《The Wave of the World》です。ショーでは以下の3つの作品が展示されています。《Crescendo》(1983-84/2014-15)は、《The Wave of theWorld》の進化形であり、ドラマティックに張り出した形状はクラッシュする波や火山の噴火を連想させます。3つの巨大な銅製の塔からなるBounty, Amber Waves, Fruited Plane》(2021)は、花のような形状が積み重なり、生命の成長や凍った水の爆発を想起させます。《Knight Mer》(2007-2022)は、藻類に覆われた岩のように水面から突き出ています。壮大でありながら親密なベングリスの噴水は、いきいきと脈打ち、観る者にエネルギーを伝染させながら、感覚と本能を触発します。Courtesy of LOEWEロエベについて1846年スペインにて誕生したロエベは、176年以上にわたって世界的なラグジュアリーブランドの一つとして名を連ねてきました。2013年からはジョナサン・アンダーソンによる指揮のもと、新たな章へ。知的かつ遊び心に満ちたファッションと、大胆でいきいきとしたスペインのライフスタイル、レザーにおける類稀な専門性を背景に、クラフトとカルチャーを重んじるブランドとして存在感を示しています。お問い合わせ:ロエベ ジャパン クライアントサービス電話:03-6215-6116
2023年06月30日ターク(TAAKK)の2024年春夏コレクションが、2023年6月25日(日)、フランス・パリにて発表された。細部の震え、繊細さとダイナミズム今季のタークのテーマ「GOD IS IN THE DETAILS (神は細部に宿る)」とは、多くの場合、建築家ミース・ファン・デル・ローエの言葉とされている。これに少しだけ補助線を引くと、実はこの言葉は、19世紀後半から20世紀前半にかけて生きたドイツの美術史家アビ・ヴァールブルクによって用いられたものでもある。ヴァールブルクが主に対象としたのが、サンドロ・ボッティチェッリをはじめとするルネサンス絵画である。ルネサンスとは古代ギリシア・ローマの文芸の復興のことであったが、この時ヴァールブルクにとって、古代の造形を甦らせて生き生きとした息吹を与えるのが、波打つ衣裳の裾や、風に揺れる髪といった細部であったのだ。たとえば、ボッティチェッリの《ウェヌスの誕生》を思い浮かべればよい。だから、今季のタークには、あたかも細波が震えるようなダイナミズムと静謐さが交錯している。それは、緻密な刺繍で波のようにファブリックを連ね、あるいは流動的な柄を縫いとったシャツやジャケットであるし、波打つように一面にリボンを織りなしたMA-1ブルゾンやパンツであり、あるいはフリンジのように震えるプリントシャツである。このうち、刺繍という技法が、今季デザイナーの森川が徹底してこだわりたかったものであった。そこには、安直に流行のデザインや技法に従って、日本で培われた技術の数々が失われてゆくことに対する危惧があったという。ダブルブレストのテーラードジャケットに施した装飾模様や、ストライプシャツのフロントにあしらったブレードのようなモチーフにおいては、その精緻な技術によって静かに震えるような表情を織りなされている。静かにたゆたい、その震えでもってダイナミックな息吹を感じさせるウェアには、オープンワークでリズミカルな格子模様を生みだしたベストやプルオーバー、甘くランダムな模様に編みあげたニットなどに観ることができる。また、鮮やかなプリントを施したロングコートやシャツなどには、薄く透け感のあるファブリックを用いるなど、風に繊細にゆらめく官能的な佇まいももたらされている。
2023年06月29日sacai(サカイ)の2024年春夏コレクションが、2023年6月25日(月)、フランス・パリのソルボンヌ大学にて発表された。力強く開く花のように突き抜けるような夏の青空のもとで発表された今季のsacaiは、ミリタリーやワークといったブランドが軸とするテイストを基調に、力強い陽の光を受けて育つ植物、あるいは花さながらにダイナミックな造形を示しているように思われる。たとえば、ショーの幕開けとともに登場したデニムウェアは、リジッドデニムのハリのある質感を活かし、立体的に広がり、起伏をなす造形に。裾にかけて広がるデニムジャケットはもちろん、矩形のファブリックを褶曲させることで花のようにいきいきと膨らむベストやスカートなども展開した。素材のひだを活かすことで生まれるフォルムは、ジャケットやドレスなどにも見ることができる。ニットのカーディガンやトップスは、ショルダー周りに余裕を持たせる一方、ウエスト部分には縦に複数のタックを寄せることで、緩急のついたシルエットに。また、トレンチコートをベースにしたノースリーブドレスは、やはり大胆なタックによってウエストから裾にかけて広がるよう仕上げている。このように、デニムジャケットやミリタリーブルゾン、スカートといったウェアは、ハイブリッド的な要素を交えつつ、全体として裾に向かってダイナミックに広がるシルエットを示している。また、MA-1には大胆なサイドスリットを設けるなど、身体の動きに沿った躍動感も示している。柄としては、植物や花がモチーフとして取り入れられている。いずれも大胆に図案化、平面化されたこれらのモチーフは、プルオーバーのトップス、シャツ、カーディガン、スカートといったアイテムを力強く彩った。また、ノーカラージャケットやスカートにのせたクラシカルなチェック柄、ニットに採用したノルディック調パターンなども挙げることができる。カラーは、ブラックやグレー、ネイビー、カーキ、ベージュといったベーシックカラーを基調としつつ、ヴィヴィッドなレッドやブルー、花柄を彩るオレンジやグリーンなどが、コレクションに生命感あふれる色彩を添えた。
2023年06月28日ダブレット(doublet)の2024年春夏コレクションが、2023年6月25日(月)、フランス・パリにて発表された。テーマは「NOW. AND THEN」。表層の戯れ衣服がすぐれて、それを身にまとう人の印象を作りだすものであるのならば、ダブレットはそのシルエットで、素材で、あるいはディテールで、その印象を──ユーモラスに──戯れてみせる。ジャケットを見てみよう。ショルダーには大胆にパッドを施し、パワーショルダーを超えでた力強いフォルムに。全体としてオーバーなサイズ感を採用することで、その下に覆われた身体のシルエットをはぐらかしてやまない。素材はどうか。リラクシングなロングコートに用いたのは、薄く軽やかなビニール素材。しかし、さながら経年変化を帯びたレザーのような表情に仕上げることで、人工素材が(まあおおよそ)示すことのない時間の変化と、レザーではなしえない軽快な表情を示している。シャネルジャケットの力強いモダンさも、ここでは屈折される。もともとのクラシカルなファンシーツイードは、甘く織られたツイードへと変奏。長く愛用されたタオルを彷彿とさせる、柔らかく軽快な素材をオーバーサイズで採用することで、元来のストレートなラインを気怠い佇まいに仕上げた。また、ミリタリーブルゾンもこうした柔らかな素材を用いることで、テイストと質感のギャップを生んでいる。あるいは、金属的な光沢を示すデニム、トロンプルイユのプリントを施したアイテムなど、表層と実体を戯れてやまないユーモラスさを、コレクションを通して提示したように思われる。
2023年06月28日ケンゾー(KENZO)の2024年春夏ウィメンズ&メンズコレクションが、2023年6月23日(金)、フランス・パリのドゥビリ橋にて発表された。東洋と西洋の往還エッフェル塔とパレ・ド・トーキョーをセーヌ川の上につなぐドゥビリ橋を会場に、陽が沈む本の手前の心地よい時間に開催された、今季のケンゾーのショー。そこでは、東洋と西洋それぞれの要素を取り入れたウェアを展開した。たとえば柔道着は、そのフォルムを踏襲しつつ、素材にワークウェアで使用されるファブリックを採用することで、日常に溶け込む衣服にアレンジ。また、日本の着物で伝統的に用いられてきた文様「青海波」は、ジャカードのブルゾンやフーディといったカジュアルウェアに反映されている。デニムウェアも数多く展開されている。パンツやミニスカートはもちろん、チェスターコート、シングルブレストジャケット、ドレスシャツといったフォーマルウェアにカジュアルなデニム素材を用いることで、テイストの交錯を育んでいる。また、その上にのせたバラの模様が大胆な華やぎを添えた。また、カッティングやパターンにも日本の伝統的な衣服の要素を取り入れているようだ。ブレザーやダウンアウターなどには、着物を彷彿とさせる直線的なカッティングを反映している。カラーは、ベーシックなブラックやベージュ、インディゴなどを軸としつつ、レッドやネイビーの花柄、大きくバラを咲かせたライトブルーやライトピンクなど、日常に馴染む軽快な色味を加えている。
2023年06月28日ホワイトマウンテニアリング(White Mountaineering)の2024年春夏コレクションが、2023年6月24日(土)、フランス・パリにて発表された。テーマは「Memories」。「Memories」をテーマにデザイナー自身が今まで目にしてきた景色、あるいは旅から得た着想源に、自らの経験した時代と情景の変化を「写真」として捉えた、今季のホワイトマウンテニアリング。ブランドがベースとするアウトドア、スポーティなテイストを軸としつつも、したがって、そこには豊かな抒情性が感じられる。コレクションのひとつの中核となるアウトドアやスポーティのウェアは、ブラックを基調に、機能的な素材とディテールでまとめられている。マウンテンパーカーはもちろん、コーチジャケット、ベストなどのほか、シングルブレストジャケットもスポーティな表情でアレンジした。一方、スタイリッシュなブラックの統一とは対照的に、さながら自然を写し入れたかのようなウェアは、色彩とニュアンスに富んだ表情を醸し出している。それは、樹林を彷彿とさせる柄であるし、建物をニュアンスに富んだ色彩で写したプリントであるし、パッチワーク状に組み合わせたチェック柄であるし、あるいはペイズリーや波柄模様である。また、記憶と時間の重層性を仄めかすかのように、レイヤードにより長短のリズミカルな丈感が示されている点も特徴的だ。アウターの下に重ねるシャツは、やや長めの丈感に。また、トップスのコーディネートに変化を加えられるベストやオーバーサイズのクルーネックなども見受けられる。カラーは、上で軽くふれたようにブラックを中心に、グリーン、エクリュやベージュがベース。また、パープルなどの鮮やかな色彩により、存在感をもたらした。
2023年06月28日カラー(kolor)の2024年春夏コレクションが、2023年6月24日(土)、フランス・パリのソルボンヌ大学にて発表された。アウトドアやスポーティを再構築風の吹き荒ぶような音響のなか、幕を開けた今季のカラーのショー。そのコレクションでは、アウトドアやスポーティをベースに、ブランドらしい解体・再構築的なデザインによるウェアを展開している。たとえば、オーバーサイズのロングコートやジャケットには、テクニカル素材を軸に用い、アウトドアやスポーツで活躍するウェアのパーツをコラージュ的に取り入れて構成。配色も、グリーンやオレンジ、ネイビーなど、アウトドアウェアに特徴的な力強いカラーを複数取り入れることで、存在感ある表情に仕上げている。機能的なウェアをベースとはしつつ、その素材は春夏らしく薄く軽やかだ。とりわけ、コートやスカートには透け感のあるファブリックを用いることで、レイヤードを引き立てている。また、コートのバックスタイルにはギャザーを寄せるなど、機能的なウェアとは一線を画する華やぎも反映している。また、冬服に用いられることが多いノルディック柄ニットのモチーフも、こうした軽快なアイテムに装飾的に取り入れられている。ハーフスリーブのニットにのせるのはもちろん、テクニカル素材のアウターのスリーブに組み合わせるほか、バックにもさながらヨークのようにしてあしらった。
2023年06月27日メゾン ミハラヤスヒロ(Maison MIHARA YASUHIRO)の2024年春夏コレクションが、2023年6月23日(金)、フランス・パリにて発表された。80年代後半〜90年代を着想源にデザイナーの三原が自身の10代の頃、1980年代後半から90年代にかけての記憶をよすがに展開された、今季のメゾン ミハラヤスヒロ。「流行や情報を持たない、怖いもの知らずで熱狂的な若者のファッションコミュニティーが今の時代にあったとしたら」との思いのもと、推進力に富んだバンドの演奏とともに繰り広げられたそのショーは、反抗的な気怠さを帯びている。コレクションの基調をなすのは、きわめて大きなシルエットでまとめられたウェアだ。アンコン仕立てのジャケット、MA-1ブルゾン、デニムジャケット、スカジャン、あるいはパンツなど、いずれもスーパービッグと形容できるサイズでルードで気怠いムードを演出。アウターのスリーブ下にはスリットを設けて腕を出せるようにするなど、着こなしにも変化がもたらされている。もうひとつの特徴が、色落ち加工による経年変化を帯びたような表情。デニムアイテムはもちろん、ナイロンアウター、鈍い光沢を帯びたファブリックにも加工を施し、反抗的なスタイルを際立てている。随所に施されたほつれ加工にも、同様の効果を見てとることができる。色落ち加工により豊かな表情をもたらしつつも、カラーパレット自体は抑制されている。グレーやブラックなどを軸に用い、色褪せたようなニュアンスを引き立てている。さらにコレクションでは、転写を得意とするトーキングアバウト ジ アブストラクション(TALKING ABOUT THE ABSTRACTION)とのコラボレーションによる、マガジン型のクラッチバッグやラジカセ型のショルダーバッグを披露。とくに、クラッチバッグのモチーフには、当時を代表するストリートスナップ誌『FRUiTS』創刊号のバックナンバーの写真をのせた。
2023年06月26日アミ パリス(AMI PARIS)の2024年春夏コレクション が、2023年6月22日(木)、フランス・パリで発表された。1990年代のミニマル・スタイルに着想1990年代のミニマルなスタイルに着想を得たという今季のアミ パリスは、デザインを削ぎ落としつつ、リラクシングな快適さを示している。たとえば、コレクションのひとつの軸となっているテーラリングは、メンズにもウィメンズにも幅広く見られ、心地よいセットインショルダーとやや長めの丈感に設定し、身体にそっと寄り添うような自然な上品さを演出している。また、ロングコート、ワンピース、フルレングスや膝下丈のパンツといったコレクションを構成するアイテムは、いずれも極度なデフォルメを避けたすっきりと流れるようなシルエットが特徴。いずれもデザインを抑制し、ミニマルな佇まいに仕上げた。そうしたなか、素材で目を引くのはシアー素材やスパンコールだろう。シースルー素材はすっきりとしたシルエットのトップスなどに用い、心地よい涼やかさを演出。一方、スパンコールは、シャツやパンツ、ワンピースなどにのせられ、削ぎ落とされたシルエットに華やぎを添えている。カラーは、柔らかく上品なトーンがベース。ベージュやグレー、ブラックといったベーシックカラーに加え、ライトブルーやライトグリーンが爽やかにコレクションを彩った。
2023年06月26日KENZO BY NIGOが2024年春夏 ウィメンズ & メンズ コレクションを発表しました。東洋と西洋の間を行き来するリアル・トゥ・ウエアのワードローブ。KENZOの2024年春夏のウィメンズとメンズのコレクションは、アーティスティックディレクターのNigoによって生み出されたメゾンのコードを新たな世代のエレガンスに統合しました。パレ・ド・トーキョーとエッフェル塔をセーヌ川上につなぐドゥビリ歩道(PASSERELLE DEBILLY)で発表されたこのコレクションは、髙田賢三のヘリテージとNigoの現代的なビジョンを結びつけ、シティ・ポップの思い出に映し出されます。1980年代の日本でデザイナーが青春時代に聴いていたサウンドトラックは、マルチジャンルのポップ、ファンク、ブギーと共に、グラフィックで洗練されたプレッピーでポッピーなルックスと相まってコレクションに軽快なスピリットを吹き込んでいます。このコレクションでは、日本と西洋のワードローブのコードを切り替えながら展開しています。柔道の上着はチョアジャケットとして再コンテクスト化され、青海波(せいがいは)と呼ばれる古代の波模様がインディゴでアレンジされています。ウィメンズのシルエットは、透明感のある生地の軽やかなレイヤリングと、アーカイブのモチーフでよりエレガントなラインを強調。コレクションでは、Nigoの長年の友人である日本のグラフィックアーティスト、Verdyとのクリエイティブな対話も展開されており、彼のシグネチャーであるスワッシュ・フォントでKENZOのロゴがウエアやアクセサリーに大胆に描かれています。戦後の日本でシティポップが盛り上がりを見せ、髙田賢三のキャリアにおいても最も印象的な瞬間と重なり合っていました。近年、世界中でのこのジャンルの再評価が見られ、またそれが当初その道を切り開いた時代や文化から完全に切り離された若い世代によって行われたことから、Nigoの目にはKENZOのヘリテージが現代のメンタリティにおいていかに合致しているかを示す強力なアナロジーと映っています。ショーのサウンドトラックは、1990年代中盤以来、Nigoと同世代の友人であり時折コラボレートもしているCorneliusによって制作されました。彼もデザイナーと同様にシティポップを高く評価しており、そのジャンルを反映したスコアを作り上げました。Nigo/Courtesy of KENZOKENZO BY NIGO2024年春夏 ウィメンズ & メンズ コレクションシルエットこのコレクションのエレガントな感性は、髙田賢三の伝統に基づくマッチングのオーバーシャツ、トップス、パンプスのアンサンブルや、ワークウエアのジャケットとスカートの組み合わせで表現されています。超軽量なアンクル丈のドレスや、ボタンを留めても外しても着られる柱状のカーディガンドレスのレイヤードシルエットは、優雅な長身のスタイルを作り出します。夏らしいリネン素材を使ったテーラリングは、髙田賢三が好んだ若々しいエレガンスを提案しています。ブレザーには、日本的なカッティングのアプローチが反映され、着物のようなセミデタッチスリーブのデザインで、ノーカラーのトレンチコートやテーラードジャケットには、VerdyのKENZOロゴが施されています。ウィメンズのスーツは、繊細なカラーやベビーピンクからレーザープリントのバラまでのグラフィックと対照的なオーバーサイズのラインでカットされています。柔道着スタイルの刺し子ジャケットやバーシティジャケットは、東洋と西洋のスポーティなプロポーションの間で揺れ動き、アメリカのヴィンテージアイテムにインスピレーションを得たパフォーマンスウエアやワークウエア、キモノカットのダウンパフは、日本の洋服の在り方と融合しています。Courtesy of KENZOCourtesy of KENZOCourtesy of KENZOCourtesy of KENZOテーマとモチーフ日本のグラフィックアーティストVerdyの手がけたKENZOロゴは、複数の色の組み合わせでスワッシュ・タイポグラフィのオールオーバーでメゾンのエンブレムを再コンテクスト化しています。「A Drawn Flowers」は髙田賢三の手描きの花のイメージを呼び起こす一方、「KENZORose」はアーカイブのニットからインスピレーションを受けたハイパーリアルなイメージで、オールオーバープリントやプレースドグラフィックとして使用されています。Nigoのシグネチャーであるカモフラージュは、「Flower Camo」としていくつかの色で花柄と融合しています。日本語で「青い海と波」を意味する切り返し模様の「青海波(せいがいは)」は、インディゴのデニムやキルティングで古代の地図のモチーフとして使用されています。ポップアートのフルーツ・ステッカー・プリントはシャツに飾ったり、単体のプリントとしても使用されていおりドローン・バーシティ・プリントは、1950年代のアメリカの卒業式の服に描かれた学生の落書きを模しています。メンズウエアに使用される4つのヘリテージパターンは、初期の髙田賢三のスケッチを参照しています。シェーディングは筆のような筆触、スケッチ・アーガイルはステンシルのような模様、チェック・ジャカードはチョークのような模様、ヘリンボーン・ジャカードは矢じりのような模様です。象徴的な「ボケの花」はデヴォレの花柄として再登場します。Courtesy of KENZOCourtesy of KENZOCourtesy of KENZO素材と技術柔道着は、ワークウエアで使用されるスポーティな織り地であるナッテという素材で作られています。波模様の「青海波(せいがいは)」は、デニムのインディゴやニットウエアのジャカードで表現されています。VerdyによるKENZOのモノグラムは、プリントやジャカードで採用され、コレクション全体にわたって流動的なシルクやビスコース、コットン、ウールなどの様々な素材で現れます。フォーマルウエアは、1980年代と90年代のKENZOジーンズのトロープから復活した日本の生地や洗いを施したインディゴのデニムに変身。レザーアイテムは、それらにインスピレーションを受けたアーキタイプのヴィンテージ表現を想起させる表面処理を施しています。エレガンスを増したウィメンズウエアは、デヴォレ、チュール、ブロデリーアングレーズなどのふわふわまたは繊細な素材で構築されています。ニットウエアには、グラフィックなジャカードやインターシア、ロングラインのシアーなアルパカのリブ、手編みのストライプ入りムーライン、アーカイブに基づいたウロコのパッチワークが含まれています。Courtesy of KENZOCourtesy of KENZOバッグNigoによるKENZOのコードを確立するために、今シーズンのバッグには、日本の伝統、アメリカの実用性、そしてメゾンのアーカイブに基づいています。レザーのアップリケロゴが施された小さなトートバッグやバックパックは、日本で日本酒を運ぶために使用される形状に基づいています。ショルダーバッグは米の包装をイメージしています。柔道着は伝統に従って巻き上げられ、ストラップで持ち運ばれます。KENZO by Verdyのロゴは、クラシックなバックパックやアメリカのワークウエアワードローブからインスピレーションを得たKENZO Utilityバッグにあしらわれています。メッセンジャーバッグ、バックパック、トートバッグ、剣道セットバッグには、コーティングされた生地とコーティングされていない生地が使われています。アーカイブの形状は、フラップバッグやバケットバッグで表れ、手編みのBOKEの花があしらわれています。Courtesy of KENZOCourtesy of KENZOCourtesy of KENZOシューズKENZO PXT(パリ × 東京)は、メゾンのイースト・ミーツ・ウエストのジェネティクスとNigoによって確立されたコードから生まれた新しいスニーカーです。レザーとスエードで作られ、タンとヴァンプのオーバーレイが補強されており、ミッドソールの輪郭に合わせて反り返ったKENZOダイヤモンドカットのアウトソールが特徴的です。本格的なスケートスニーカーKENZO DOMEはレザーとスエードの新色で登場し、KENZO PACEレザーランナーはミックスカラーの組み合わせで進化している。コレクションでは、超エレガントなドレープ素材のKENZO キトゥン ヒールと、フラワーモチーフのクロッグが登場。KENZO MUKLUKは、ミリタリーの防寒オーバーブーツから派生したカミックのようなパフォーマンスブーツで、KENZO COZYサンダルにもインスピレーションを与えています。Courtesy of KENZOCourtesy of KENZOCourtesy of KENZOCourtesy of KENZOアクセサリー帽子は、ビッグサイズのベレー帽やミリタリーキャプラインのような、拡大されたサイズ感が特徴。1980年代のストリート写真からヒントを得て、ガードキャップ、バケットハット、トップレス・ストローハット、KENZO by Verdyのロゴをあしらったベースボールキャップなどが登場します。このモチーフは、西洋のワードローブを模したタイガーヘッドやBOKEのバックルと共に、メタルベルトのバックルにも現れています。日本の影響は、柔道ベルトやマルチポケットを備えた伝統的な剣道ベルトに表れています。ジュエリーでは、KENZO by Verdyのロゴがネックレスのペンダントに、BOKEのエナメル装飾がリングやカフリンクスにあしらわれています。Nigoのコレクションの定番であるメダルは、メゾンのアイコンが散りばめられたフルーツシールの形を採用しています。Courtesy of KENZOCourtesy of KENZOCourtesy of KENZOProduction by Back of the HouseShow music by CorneliusContent production by KittenStyling by Marq RiseCasting by Samuel Ellis Scheinman for DM CASTINGMake up by Lucy Bridge and the Make Up For Ever teamHair by Anthony Turner using René FurtererNails by Ama Quashie
2023年06月26日ジェイエムウエストン(J.M. WESTON)から2023年春夏の新作シューズが登場。ジェイエムウエストンの23年春夏シューズブランド初のレザーサンダルジェイエムウエストンの2023年春夏コレクションから、メンズとウィメンズの新作シューズが到着。中でも注目したいのは、ブランド初となるレザーサンダルだ。革靴にも引けを取らない、エレガントなストラップサンダルやミュールサンダルがラインナップする。カラーはいずれもタンとブラックの2色が揃う。ローファー&ジョッパーブーツ着想のハイブリッドサンダルブランドを代表するローファーとジョッパーブーツから着想を得た、ハイブリッドなウィメンズサンダルにも注目。シグニチャーローファーのシルエットはそのままに、ジョッパーブーツにインスパイアを受けてデザインしたストラップをあしらい、アクセントをプラスした。新色エスパドリーユサマースタイルの定番、エスパドリーユには新色が仲間入り。爽やかなライトブルーやイエローのスエードなどが登場する。なお、6月23日(金)から7月30日(日)までの期間限定で、一部直営店舗で対象のシューズを購入した人に、シューケアサービスのバウチャーをプレゼント。ぜひ、この機会に新作シューズをチェックしてみてほしい。【詳細】ジェイエムウエストン 2023年春夏シューズ発売時期:2023年6月アイテム例:・「DOUBLE V SANDAL #946」107,800円・「DOUBLE V MULE #951」88,000円・「WOULD LOVE LOAFER #349」132,000円・「WAIT&SEA ESPADRILLE #933」69,300円■プレゼントキャンペーン期間:2023年6月23日(金)~7月30日(日)対象店舗:ジェイエムウエストン 一部直営店舗※オフィシャル ECサイトを除く。対象モデル:・メンズコレクション:DOUBLE V SANDAL #946、 DOUBLE V MULE #947、 WAIT&SEA ESPADRILLE #933・ウィメンズコレクション:DOUBLE V MULE #951、 WOULD LOVE LOAFER SANDAL #349※各モデルの販売店舗が異なるため、詳細については各店舗まで要問合せ。【問い合わせ先】ジェイエムウエストン 青山店TEL:03-6805-1691
2023年06月25日ファセッタズム(FACETASM)の2024年春夏コレクションが、2023年6月21日(水)、フランス・パリにて発表された。カジュアルなデイストに華やぎを今季のファセッタズムは、ストリートやミリタリーのウェアを基調としつつ、その雰囲気はひじょうに華やかでカラフルだ。たとえば、チュールのフリルやプリーツ。MA-1ブルゾンなどには、テープ状のフリルを数多と連ねて装飾することで、タフなウェアの表情を変化させた。また、アシンメトリックな切り替えなど、解体・再構築的な要素も随所に見てとることができる。トップスには、片側のみにギャザーとチュールのレイヤリングを装飾。スポーティなブルゾンは相異なるカラーやロゴをひとつに。あるいはチェックのワンピースには、ショルダーにフォルムを変化させるファスナーをあしらってる。彩りの要素で中心的な役割を担うのは、マルチカラーを用いたファンシーボーダーだろう。トップスやニット、ワンピースなど、比較的ストレートなラインに仕上げたアイテムに色とりどりのボーダーをのせることで、視覚を惑乱するかのような力強い効果をもたらした。
2023年06月24日2023年6月17日、ドルチェ&ガッバーナは2024 春夏 メンズ コレクションを発表しました。Courtesy of Dolce&Gabbana2024 春夏 メンズ コレクションは、Dolce&Gabbana STILE(ドルチェ&ガッバーナのスタイル) へのトリビュートです。キーワードは、「スタイル」「ブラック」「仕立て」「 上質な生地」「美しさ」―。デザイナーにとって、 今回のファッションショーの鍵となったのは、 アイデンティティとスタイルに対する敬意でした。自身の最も基本的なコードに立ち返って、 自分たちのスタイルやイメージとはどのようなものかを考えてきたのです。Courtesy of Dolce&Gabbanaブランドのアイデンティティともいえるスタイルと、 デザイナーが長い時間をかけて築きあげ、 現在の視点から再構築したイメージの数々。とりわけ、テーラリング、カット、 秀逸なカッティングが施された服、ディテールへのこだわり、 ブラック、ロザリオなどにスポットを当てています。Courtesy of Dolce&GabbanaCourtesy of Dolce&Gabbanaデザイナーは、ブランドのスタイルの進化、コードの進化、 そしてタンクトップ、ハンチング、ロザリオ、ブラック、 エレガントなスーツといったアイコン的なアイテムの進化にも取り 組んできました。今回発表されたアイテムの中には、 まるで彫像の造形のようなドレープを携えたTシャツや、再びアーカイブの中から選ばれ、 初めて発表された年のラベルが付いた服も登場します。Courtesy of Dolce&GabbanaCourtesy of Dolce&Gabbanaプリントは、ポルカドットの一種のみ。いくつかのアイテムには、 彫刻のような花刺繍が施されており、 全体の表情を和らげています。コレクション全体を彩るカラーパレットは、ホワイト、ブラック、 グレー、キャメル、ブラウン。厚みのある上質な生地が、 彫刻的なシルエットやラインを際立たせています。Courtesy of Dolce&GabbanaCourtesy of Dolce&GabbanaCourtesy of Dolce&Gabbana#DGSS24#DolceGabbana#ドルチェガッバーナお問い合わせ:ドルチェ&ガッバーナ ジャパン電話 : 03-6833-6099www.dolcegabbana.com
2023年06月24日6月18日21時(日本時間)、プラダ2024年春夏メンズコレクションがミラノにてランウェイ形式で発表しました。©PRADA今コレクションは、私たちの自然な状態、 つまり人間に内在するダイナミックな動きと絶え間ない変化を究極的に表現しています。©PRADA起点となっているのはシャツで、その構造とディテールをベースとして、スーツ、レインコート、 スポーツウエア、レポータージャケットなど、メンズウエア全体を変容させています。構造を考え直し、再構築するという試みのもと、今回のコレクションはシンプルであることから始まり、拡張という概念、アイデアの増幅、つまりシルエットと実体との間のパラドックスを提示しています。究極の目的は、ウエアの内側にある身体を常に意識し、そして解放することです。©PRADA©PRADA流動性は、従来の硬直的なテーラリングの表現に疑問を投げかけます。その中心として、軽さと柔らかさがウエア全体にもたらされ、身体とウエアの間に揺れ動く親密な関係性を作り出します。こうした考え方は、装いのあらゆる面に浸透しています。ヘッドバンドやアイウエアは単体のパーツで形が作られており、あたかも動きの断片を捉えているかのようです。また、レザーバッグは意外なほど柔らかな手触りに仕上げられています。©PRADA©PRADA不在を通じて、存在を表現しています。シルエットは男性的なスーツのラインを取り入れながらも、その構造とは相反するしなやかさを本質的に備えています。テーラードのウエアはシャツの構造を取り入れ、その典型的なシルエットを新たな繊細さで再構築しています。コットンポプリンを用いつつテーラリングの要素を取り入れた正にハイブリッドなウエアは、人々が理解するサルトリアルな領域の狭間に存在する新たな空間に存在しています。©PRADA©PRADA目的と機能に根底から異議を唱えたものもあります。拡張という概念を緻密さに進化させ、立体的な装飾で表現しました。コサージュやフリンジをあしらうことでフローラルプリントの概念を一新し、静的な存在にいきいきとした動きをもたらしています。この発想をさらに広げ、実用的なポケットからは機能性を切り離し、むしろより装飾的な装置としての役割を与えています。©PRADAプラダ財団の Deposito に設けられたショー会場でも、人の形を構成する流動性というコンセプトを改めて膨らませて表現しています。会場を分断するように流れ落ちる液体は、抽象的な壁をイメージさせます。この壁が常に変化するアンフィラードを作り出し、その合間をモデルたちが通り過ぎていきます。©PRADA©PRADA今回のコレクションのウエアは、私たちの自然な状態、つまり人間に内在するダイナミックな動きと絶え間ない変化を究極的に反映しているのです。プラダ クライアントサービスTEL:0120.45.1913
2023年06月24日ナリス セルグレースのエイジングケアセット付き6月12日、40代からの女性向け美容雑誌『美的GRAND(グラン)』夏号が小学館から発売された。同誌はA4判で年4回発売、最新号の価格は1200円(税込)である。今号は美容家の石井美保さんが表紙に初登場。大特集『石井美保は圧倒的「清潔感」で夏を駆け抜ける!』、特集『2023上半期「美的GRAND」エイジレス・ベストコスメ』などを掲載する。また、特別付録として「ナリス セルグレースのエイジングケア6品豪華11パウチセット」が付属している。過酷な夏を駆け抜ける石井美保的清潔感魅せる肌とスキンケアを叶えるナリスの「セルグレースシリーズ」。今号の特別付録のセットで、必要な潤いや栄養を最大限に届ける6ステップをすべて試せる。「クレンジングクリーム」「洗顔フォーム」「コンク」「ローション」「ミルク」各1包、「デュプレ クリーム I・II」各3包のセットである。通常、美容雑誌の表紙は俳優やモデルが務めるが、今号の表紙は美容家の石井美保さんで、誌面の大特集でも、「石井美保さんの夏美容」を紹介する。清く正しく楽しく、“夏老け”とは無縁で過ごす美容ライフが掲載されている。「石井美保の6・7・8 月夏美容to doリスト」「石井美保’S夏のスタメンベスコス発表!」などを掲載。中村ゆりさんの「夏のこく色メイク」、松本若菜さんの「夏の肌魅せ学」などのビューティ企画も見どころである。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※美的GRAND最新号 ‐ 美的.com
2023年06月24日ルイ・ヴィトンは、6月20日現地時間、2024春夏メンズ・コレクションをパリにて発表しました。©LOUIS VUITTONメンズ クリエイティブ・ディレクター ファレル・ウィリアムスによる初のショーとなった今回は、セーヌ川に架かるパリで最も古い橋、ポンヌフで開催されました。©LOUIS VUITTONメンズ クリエイティブ・ディレクター ファレル・ウィリアムスによる初のショーは、普遍的な源である太陽が根底にあります。文化や信条を超えて、人々を勇気づけ、癒し、団結させる輝きを放つ光の象徴として、グラフィックの光線、カラーパレット、装飾などコレクションのいたるところで表現されています。©LOUIS VUITTONコレクションは、トッド・トウルソが監督したフィルムによる前奏曲“PUPIL KING”で幕をあけます。©LOUIS VUITTON©LOUIS VUITTONダミエ・パターンとカモフラージュが融合した“ダモフラージュ”、イエローのカラーパレット、ダンディズムなテーラードなど様々なキーワードでコレクションが構成されています。また、アメリカのアーティスト ヘンリー・テイラーによる作品が、刺繍でデザインされています。©LOUIS VUITTON©LOUIS VUITTON©LOUIS VUITTONファレル・ウィリアムスが、ルイ・ヴィトン初のショーで伝えるメッセージ“LVERS”。これは温かさ、幸福感、歓迎する気持ちの基盤となる心の状態を表し、グラフィックや装飾など至るところで表現されています。©LOUIS VUITTON©LOUIS VUITTON"JOY (Unspeakable)"と題した音楽に合わせて、ファレル・ウィリアムスとメンズ・スタジオが登場し、フィナーレを飾りました。©LOUIS VUITTONルイ・ヴィトン 2024春夏メンズ・コレクション ランウェイショー(フランス・パリ)日本時間 6月21日(水)午前4:30 / 現地時間 6月20日(火)午後9:30 #LVMenSS24 @PHARRELL【ルイ・ヴィトンについて】1854年の創業以来、ルイ・ヴィトンは、革新とスタイルを組み合わせた独自のデザインを常に最高級な品質で提供し続けています。現在もトラベルラゲージ、バッグ、アクセサリーなどの製品を通じて、クリエイティブでありながらエレガントで実用的という、創業者ルイ・ヴィトンが生み出した「旅の真髄(こころ)」という精神を忠実に受け継いでいます。ルイ・ヴィトンというストーリーを作り上げたのは「大胆さ」でした。伝統を重んじ、歴史の中で建築家、アーティスト、デザイナーに門戸を開き、プレタポルテ、シューズ、アクセサリー、ウォッチ、ファインジュエリー、フレグランスなどの分野を開拓してきたのです。これらの丁寧に製作された製品は、ルイ・ヴィトンがクラフツマンシップにいかにこだわりを持ってきたかという証となっています。
2023年06月22日メゾン ヴァレンティノ(MAISON VALENTINO)は、2023年6月16日、 ミラノで2024年春夏メンズウエアコレクション ’ヴァレンティノ ザ ナラティブ(VALENTINO THE NARRATIVES)’ を発表しました。Courtesy of Valentinoマスキュリニティの意味を見つめなおすことで新しくモダンな視点 を見出し、そのアイデンティティを再定義する瞬間。クリエイティブ ディレクター、ピエールパオロ・ ピッチョーリは本コレクションにおいて、生活、衣服の一生、現代のリアルなマスキュリニティという、 今日におけるそのアイデンティティの定義を見直しました。Courtesy of ValentinoCourtesy of Valentinoまた、本コレクションのショーにおいてメゾンは、PORTERと のコラボレーションによるハンドバッグの特別なカプセルコレクション‘ヴァレンティノ ガラヴァーニ アンド ポーター’ を発表しました。Courtesy of Valentino>ヴァレンティノ ガラヴァーニ アンド ポーターの記事はこちらCourtesy of ValentinoCourtesy of ValentinoCourtesy of ValentinoCourtesy of Valentino#ValentinoNarratives#ValentinoGaravaniAndPorter
2023年06月22日イタリア・ローマ(Rome)を代表するラグジュアリーブランド フェンディ(FENDI)は、職人たちのための革新的なハブとして、トスカーナ(Tuscany)のカパヌッチア(Capannuccia)丘陵に誕生した新しいフェンディ ファクトリー(FENDI Factory)にて、シルヴィア・フェンディ(Silvia Venturini Fendi)によるフェンディ2024年春夏メンズコレクションのショーを開催し、日本の建築家 隈研吾氏とともにデザインした特別なアクセサリーを発表しました。Courtesy of FENDI「隈研吾氏は、自然主義建築の巨匠であるといつも考えていました。彼は、建築の内部にも外部にも自然を組み込むことの大切さを、初めて認識した建築家の一人です」と、アクセサリーおよびメンズウェアのアーティスティック ディレクター、シルヴィア・フェンディは語ります。Courtesy of FENDI環境を構築し、隈氏の厳密なデザインにおける原理“ネガティブアーキテクチャー”のムーブメントに対する自然主義的なアプローチは世界的にも高く評価され、自然素材に対する実験的な取り組みや、クラフツマンシップへのひたむきさは、素材革新と研究開発に対するフェンディのアプローチと一致しています。 「彼の作品は、未来と彼のルーツが非常に本質的な方法で調和しています。彼のサヴォアフェールに対する日本的なアプローチには類似性を感じますし、私はそれを日本とイタリアを結ぶ強固な共通の価値であると考えています」と、シルヴィア・フェンディは続けます。Courtesy of FENDI「ピーカブー(Peekaboo)」と「バゲット ソフト トランク(Baguette Soft Trunk)」バッグ、「フェンディ フロー(Flow)」スニーカーにフォーカスし、隈研吾氏は古の日本のクラフツマンシップと天然原料を用い、フェンディのアイコンにわずかに革新的な新しいバージョンを生み出しました。隈氏は、昔の手すきの紙を思わせる、コットンと樹皮繊維から作られる和紙のハイブリッドスタイルである「和蘭紙」を、主な介入要素として各デザインに用いました。伝統的に折り紙や提灯、また着物のディテールに用いられるこのドライでソフトな質感のファブリックは「ピーカブー」、「バゲット ソフト トランク」、「フェンディ フロー」スニーカーの不均一で不完全なファサードとともに強力な構造的基礎を形成し、人工物を自然に一体化させるという隈氏の哲学に共鳴しています。ふたつめの「ピーカブー」のデザインは、トスカーナのオリーブの木を彫り出した内側のフレームとともに、フェンディのアイコニックな「ペカン(Pequin)」ストライプに控えめに敬意を表した、淡いシラカバ樹皮の良質なかせで構成されています。Courtesy of FENDI隈氏は他にも、細い竹をイレギュラーに編み上げる「やたら編み」を思わせる手法で、強固な格子を編み上げました。この日本の伝統が「和蘭紙ピーカブー」の内側のフレームに用いられ、またアッパーにリサイクルされたポリコットンニットまたは和蘭紙を用いた「フェンディ フロー」スニーカーの3Dプリントによるソールにインスピレーションをもたらしています。「フェンディ フロー」はシューレースまたはファスナーがあしらわれたアッパー、コルクのインソール、未染色のバイオベースEVAを用いた「FF」ロゴソールに再解釈されています。Courtesy of FENDICourtesy of FENDI革新、また人間と自然の調和した対話を目指し、「フェンディ ケンゴ・クマ(FENDI KENGO KUMA)」は、素材が持つ可能性のオーセンティックな表現を通じて、過去と現在を融合し、クリエイティブな分野における刺激的な文化交流を果たします。Courtesy of FENDICourtesy of FENDI「隈研吾氏との私たちのパートナーシップは、フェンディと建築との対話だけでなく、他のデザイナーとの会話、そしてその職人と素材の選択を生み出しました。規模を拡大したクリエイティビティは、決してひとりの作品では あり得ません。フェンディのアーティスティックなプロジェクトがイタリア国外でも成長を続けることは重要なことです。それは手と心、そして世界中のさまざまな才能とリソースの協力の賜物なのです」―シルヴィア・フェンディ「自然とクラフトは、建築家そしてデザイナーとして私が生み出す作品の中心であり続けています。フェンディからフェンディのバッグやシューズについて考えてほしいと依頼があったとき、それらがヒューマンスケールにおける 小さなアーキテクチュラルプロジェクトであると考えました。シルヴィア・フェンディが手がけるメンズデザインの シグネチャーを、自然と軽やかさ、革新的なデザインに対する私たちの共通の情熱を表現しながら、伝統的な日本の技法と素材で変化させました」―隈研吾
2023年06月21日ルイ・ヴィトンはフランス・パリにて、メンズ クリエイティブ・ディレクター ファレル・ウィリアムスによる2024春夏メンズ・コレクションのランウェイショーを6月20日(火)現地時間 午後9:30 / 日本時間 6月21日(水)午前4:30に開催します。©LOUIS VUITTONルイ・ヴィトン 2024春夏メンズ・コレクション ランウェイショー会場:フランス(パリ)日時:6月20日(火)現地時間 午後9:30 / 日本時間 6月21日(水)午前4:30 スタート予定ハッシュタグ:#LouisVuitton #LVMenSS24 @LouisVuitton公式サイト、公式インスタグラムのほか、FASHION HEADLINE(*本記事内を予定)でも配信を予定。ルイ・ヴィトンについて1854年の創業以来、ルイ・ヴィトンは、革新とスタイルを組み合わせた独自のデザインを常に最高級な品質で提供し続けています。現在もトラベルラゲージ、バッグ、アクセサリーなどの製品を通じて、クリエイティブでありながらエレガントで実用的という、創業者ルイ・ヴィトンが生み出した「旅の真髄(こころ)」の精神を忠実に受け継いでいます。ルイ・ヴィトンというストーリーを作り上げたのは「大胆さ」でした。伝統を重んじ、歴史の中で建築家、アーティスト、デザイナーに門戸を開き、プレタポルテ、シューズ、アクセサリー、ウォッチ、ファインジュエリー、フレグランスなどの分野を開拓してきたのです。これらの丁寧に製作された製品は、ルイ・ヴィトンがクラフツマンシップにいかにこだわりを持ってきたかという証となっています。
2023年06月19日この春夏のトレンドカラーとして注目を集めるイエロー。ビビッドなものより、くすんだ色みや淡いトーンを選ぶのがカジュアルになりすぎず、大人っぽく着こなす秘訣。クリアフレームで涼しげな印象に。イエローフレームとブルーレンズの組み合わせが、これからの季節にぴったりな一本。ボリューム感のある太めのセルフレームも、こんなクリアカラーを選べば重くなりすぎない。サングラス¥41,800(アヤメ TEL:03・6455・1103)撥水性に優れた素材で雨の日のおでかけも安心。ブランドのベストセラーアイテム、「ハンビー」のフーデッドコートの新色。リラックス感のあるドロップショルダーでこなれた雰囲気に。コート¥97,900(マッキントッシュ/マッキントッシュ ギンザシックス店 TEL:03・6264・5994)Tシャツ¥9,900(スリードッツ/スリードッツ表参道店 TEL:03・6805・1704)デニムパンツ¥33,000(ジャーナル スタンダード ラックス/ジャーナルスタンダード ラックス 表参道店 TEL:03・6418・0900)サンダル¥17,160(エダーシューズ/シップス インフォメーションセンター TEL:0120・444・099)顔まわりに視線を集めるビッグカラーがポイント。国際女性デーのために別注したミモザカラーのトップス。袖口にはリボンがあしらわれており、キュッと結んで袖をたくしあげて着てもかわいい。¥30,800(エスロー×シップス/シップス インフォメーションセンター)フレアシルエットでスタイルアップ効果も抜群。ゆるすぎず適度なフィット感があり、レディライクなシルエットに。オーバーオール¥18,700(ラングラー/エドウイン・カスタマーサービス TEL:0120・008・503)Tシャツ¥7,700(アーメン/ジャーナル スタンダード ラックス 表参道店)バッグ¥9,680(マスター&コー/マッハ55リミテッド)ネックレス¥88,000(Studebaker Metals/グラストンベリーショールーム TEL:03・6231・0213)サンダル¥17,160(エダーシューズ/シップス インフォメーションセンター TEL:0120・444・099)※『anan』2023年6月21日号より。写真・多田 寛スタイリスト・髙品逸実ヘア&メイク・上川タカエ(mod’s hair)モデル・野内まる(NOVEMBER AGENCY)文・恒木綾子(by anan編集部)
2023年06月14日表紙の吉瀬美智子さんが目印6月1日、更年期世代の美と健康の悩みに応える『MyAge』の「2023 夏号」が発売された。今号は『MyAge』初登場となる女優の吉瀬美智子さんが表紙を担当している。巻頭大特集「未来に備えて大事に育てる! 更年期世代の骨活・腸活」、人気ヨガクリエイターayaさんによる「背中に効かせて全身痩せできるメソッド」などを掲載する。更年期世代にこそ必要な「骨活」と「腸活」一生を通じて変化し続ける骨。特に女性ホルモンが減る更年期以降には、骨密度が減少しがちで、骨粗しょう症が心配される。また、近年は腸に関する研究が進み、腸内環境を整える「腸活」の意義が高まっている。腸内の細菌がうつや認知症にも関わっているのではないか、そんな報告もある。巻頭大特集では、更年期世代だからこそ必要な未来のための「骨活」と「腸活」を解説する。骨折しないエクササイズ、食事でできる「骨貯金」、簡単でおしゃれな美腸レシピなどが掲載されている。また、人の後ろ姿を見て、実年齢よりも老けて見える人がいる一方で、若く見える人もいる。背中は、鏡を使わない限り、自分で見ることができないパーツであるため、自分では変化に気付きにくい。今号では「老け背中」を解消し、全身痩せをかなえる3ポーズなども紹介されている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※MyAge 2023 夏号(6月1日発売)
2023年06月09日オールモストブラック(ALMOSTBLACK)の2024年春夏コレクションが発表された。芸術家・勅使河原蒼風へのリスペクトとシンパシーを込めて2023年秋冬コレクションと同様に、いけばな草月流の創始者である勅使河原蒼風とコラボレートした今季のオールモストブラック。蒼風の作品からのインスピレーションを反映するというスタイルは引き継ぎつつ、自分だけの「思い入れ」を込めたメモリアルウェアや時間を経ても価値を感じられる古着などを通して、デザイナー中嶋峻太が抱く蒼風へのリスペクトとシンパシーを表現したシーズンとなっている。「思い入れ」を示す“刺繍”たとえば、これまでも古着から影響を受けたコレクションを受けてきたブランドらしく、あえてユーズド感のある素材を用いたジャケットやパンツに、刺繍をオン。蒼風への想いを刻むメモリアルな手法として、何かの記念やファンアートのようにして独自の刺繍を施した。刺繍は、セットアップのジャケットやパンツにも見られる。色鮮やかな花の刺繍は、蒼風と切っても切り離せないいけばなとの関連性も表しているように感じられる。パンク・ファッションとしての“穴”の表現また、前シーズンに引き続き、蒼風の花器や立体作品、樹塊、冷たさを感じる鉄の作品などに開けられた空虚で不気味な穴の表現を随所に散りばめているのも重要なポイント。その穴をパンク・ファッションを強調する要素として位置付け、ステンレス鋳物の工場「ヤナギモト」の協力の下制作されたボタンやブローチに採用した。今季は、穴の開いたブレスレットや、華やかな花を象ったボタン、ネックレスとして登場し、ルックにアクセントをプラスした。大きめの穴をあけたブレスレットは、両手首につけることでよりパンキッシュな印象に。また、大胆なカットアウトを施したトップスの上に合わせたピンクのニットカーディガンや黒のパンツには、花モチーフのボタンを均等に並べており、画一的な美しさを感じさせる。一方で、ノースリーブのライダースジャケットや白シャツには、シンプルなステンレスのボタン一つが施され、対照的な美しさを見せている。
2023年05月27日春が終わったと思ったら、いきなり夏のような陽気!年々夏の季節が長くなってきてますよね〜。そんな長くて暑い夏を、おしゃれにそして快適に過ごすための夏小物を集めました。外出が億劫になりそうな夏も、お気に入りのアイテムがあれば足取りも軽くお出かけできそう!特に夏の足元、どうしようかなと思ってる方は、必見ですよ。遊んだ後の足の疲れを癒すサンダルシンプルでどんなスタイルにも合わせやすそうなこのサンダル。実は、今話題のリカバリーサンダルなんです。リカバリ=サンダルとは、足の疲労感の軽減をサポートする機能を持つサンダルのこと。高いクッション性や、足全体を包み、土踏まずを支えてスムーズな歩行に導いてくれる素材や構造となっています。このアメリカ生まれの「TELICテリック」のサンダルは、足の総合病院である下北沢病院も推奨している1足。オリジナルのEVA素材を使用することで軽量性だけでなく、高いクッション性や衝撃吸収性も実現。様々な足の形に優しくフィットし、足底にかかる負担を軽減。手洗いもできるのが嬉しい。インソールの凹凸は、足裏へのグリップ効果も。さらには踵部分を深めにすることで、安定感のある歩行をサポートします。また足裏のアーチに沿うように成形されたアーチサポートで歩行時の衝撃を吸収。足首や膝関節、ふくらはぎへの負担を軽減。つま先と踵が湾曲して、アーチを描くロッカーボトムで、自然な体重移動を促し効率よく軽やかに歩くことができるんです。シンプルなデザインは、街歩きからレジャーまで活躍。室内でスリッパ代わりにしてもいいですよね。 【ご紹介したアイテム】足の回復や修復をサポートする機能を持つ「リカバリーサンダル」。テリックのFLIP FLOPは、履いていることを忘れるような軽さと、素足にしっとりと馴染むフィット感です。⇒ リカバリーサンダル FLIP FLOP トングサンダル /TELIC テリック クロスデザインで抜け感を演出する快適サンダルフットウエアの人気ブランド「SHAKA シャカ」から「クロステープ ストラップサンダル FIESTA」がリニューアルして登場です。2023年春夏モデルは、ブランドロゴや素材もリニューアルし、より洗練された1足になりました。履き心地はそのままに、アッパーの素材をサステナブルなリサイクルポリエステル素材に更新し、強度と足当たりの良さを両立。コットンライクな風合いで、ナチュラルな印象に仕上がっています。履くだけで足元にちょっと抜け感を演出してくれるデザイン。足首ストラップはフックで着脱可能で2WAYのスタイルになります。外して履けば、よりラフな印象のサンダルとしても。また履き心地は抜群!SHAKAを象徴するオリジナルパターンのアウトソールを厚底にアレンジ。EVAの一体底は、長時間歩いていても疲れにくく、耐久性もバツグン。土踏まずにフィットし、クッション性のあるソールは安定感のある履き心地です。アウトソール(底)は全面に耐摩耗性、耐久性、屈曲性に優れた、ラバーを使用。すり減りにくく、サメの歯のような形状でグリップ力があり、快適歩行へ導きます。ヌーディな印象のトープは女性らしく、ブラックはスポーティにもモードにも使えるカラーです。お好みでお選びくださいね。 【ご紹介したアイテム】スニーカー感覚で履けるコンフォートサンダル。長時間履いても疲れにくく、カジュアルにもきれいめにも◎。2WAY仕様でご近所から旅行やレジャーまで活躍します。⇒ SHAKA クロスストラップ 2WAYサンダル スニーカー感覚のホールド感!カジュアル派さんのサンダルアウトドア派さんや毎日スニーカー派さんにおすすめの、フットウェアブランド「SHAKA(シャカ)」から届いたバタフライデザインのサンダルです。バタフライ形状のアッパーが、しっかり足をホールド。ネオプレンアッパーは、ソフトな足当たりながら、強度のあるコーデュラナイロンを組み合わせることで、ホールド力を高めています。ベルト部分は、面テープでサイズの微調整も可能で、安定感のある履き心地です。足首ストラップはフックで着脱可能。2WAYで楽しめます。外して履けば、よりラフな印象のサンダルとしても楽しめます。またこのサンダルはソールが特徴的!オリジナルのSFソールはコマンドブーツのソールをモチーフにアレンジしたブロックパターンが特徴。さらに「特殊部隊」採用基準をクリアする高品質を目指しています。軽量でありながらクッション性も高く疲れにくいんです。アウトソール(底)は全面に耐摩耗性、耐久性、屈曲性に優れた、ラバーを使用。高いグリップ力と耐久性で、滑りにくく、快適歩行へと導きます。カジュアルな印象のトープ、足元を引き締めるガンメタルの2カラーからお選びいただけますよ。 【ご紹介したアイテム】バタフライ形状のアッパーが、しっかり足をホールド。安定感のある履き心地が魅力のこちらは、普段スニーカーを愛用している方にも、快適に履いていただけます。⇒ SHAKA バタフライデザイン 2WAYサンダル 夏の相棒に確定!からだに馴染む軽やかバッグ夏はカゴバッグが持ちたいなと思うけど、嵩張って、持ちづらかったり。。。そんなお悩みを解決してくれるのが、このペーパー素材のトートバッグです。ざっくりと編まれたペーパー素材は、くたっと柔らかな素材感。持った時に、からだに馴染んでくれます。一つ一つハンドメイドで作られた、ナチュラルな素材の風合いは軽やかで夏にぴったりなんです。持ち手はラウンド型で肩掛けしやすいのもポイント。またA4サイズもすっぽり入る、大容量サイズ。夏のカジュアル通勤コーデや、何かと荷物が増えがちなお子様とのお出かけにもおすすめ。また重さ約280gと軽量で持ち歩きの負担になりません。シンプルデザインは、休日のお買い物や夏のカジュアル通勤、お子様との公園ピクニックなど、いろんなシーンに活躍!合わせやすいナチュラルなカラーとニュアンスのあるキレイなカラーの4色展開。カラフルな洋服を着る機会が多い方は、ベーシックカラーを、逆にベーシックなスタイルの方は、キレイなカラーを選んでみては? 【ご紹介したアイテム】肩掛けもしやすく、荷物がたっぷりと入ってオンオフ幅広く使えるトートバッグ。ペーパー素材はとっても軽量で柔らかく、持ち手も幅も広いので、腕や肩が痛くなりにくいのも◎。⇒ ペーパー素材 体に馴染む 軽やかトートバッグ A4対応/kauliina カウリーナ 強い日差しもこのハットで完全ガード!夏の紫外線は、美肌の大敵!どんな時にも被れば安心のハットが、こちらのbon moment リネン混 つば広遮光ハット 保冷剤ポケット付です。ツバ部分に遮光生地を挟んた「遮光ハット」。紫外線を遮蔽する紫外線遮蔽率(UVカット率)に加え可視光線をカットする遮光機能で、顔回りをしっかりとガードします。紫外線遮蔽率99.99%、遮光率99.99%とともに日差しの強い季節の頼もしい相棒に。またこのハットは選べる2つのデザイン。紐が取り外しできるAタイプと、紐をハット本体に通したデザインのBタイプの2種類から選べます。約12.5~13cmのツバ広設計も、日差しをしっかりガードするポイント。日焼けが気になる、首の後ろもカバーしてくれる長さです。被るだけで手軽にUV対策ができて、気分もちょっと優雅になる美フォルムデザイン。ツバ先は折り返したり、下にさげたりとアレンジも楽しめます。また帽子の後ろに取り外し可能な、保冷剤ポケットあり!暑い日のお出かけ、スポーツ観戦、ガーデニングの時などの熱中症対策もできますよ。涼しげなリネン混素材で上品な印象。ベーシックで普段の洋服に合わせやすい3カラーをご用意しています。 【ご紹介したアイテム】美肌の大敵、夏の気になる紫外線対策に◎。ツバ部分に遮光生地を挟んた「遮光ハット」です。首にひんやり当たる保冷剤ポケット付きで、熱中症対策にも効果的。⇒ bon moment リネン混 つば広遮光ハット 保冷剤ポケット付/ボンモマン【送料無料】 お洋服がシンプルでも、小物のチョイスでグッとおしゃれに決まるもの。季節感を楽しみながら使えるこだわりのアイテムを見つけてくださいね! おーまえ京都在住。ほぼ毎日自転車行動。時間があると気になる場所やお店をウロウロ探し回りがち。お笑いと犬がずっと好き。最近はリボベジに小さな幸せを感じてます。
2023年05月26日バリエーション豊富な【しまむら】アイテムで、春夏に着たいトップスを揃えちゃいましょう♪そこで今回は、いろんなテイストのトップスを4つピックアップしてみました。Instagramアカウント@shimapato2525さんの投稿からまとめてお届けしていきます!何枚でも欲しい♪着回しやすいボーダートップス出典:Instagramまずは「何枚あっても良い」と投稿されている「LD7ブBDTシャツ」。オレンジのボーダー柄が華やかな1着で、お値段は1089円(税込)です。そのままデニムやフレアスカートと合わせるだけで、春夏らしいコーデが完成しそうですね。着るだけでサマになるボレロセットトップス出典:Instagram続いての「2セットフクレJQボレロES」は、1969円(税込)で販売されています。一癖あるテクスチャーがポイントで、キャミとボレロがセットになった商品。そのままセットで着るだけでサマになるデザイン性が嬉しいですね。キャミをインナートップスとして使ったり、ボレロをワンピースに羽織ったり、それぞれ単品使いでも活躍する予感。ショート丈が可愛い透かしニットカーデ出典:Instagram次の「ミチル*スカシニットCD」も、1969円(税込)で販売されているアイテム。カーディガンとして使うのはもちろん、ボタンを閉めてトップスとしても着回せます。コンパクトなショート丈が今っぽく、ドロップショルダー&透かし編みで着るだけで抜け感がUPしそう。毎日のコーデで使えるロゴT出典:Instagram最後に、デイリーユースしやすい「ロゴシシュウイリTシャツ」です。お値段は1089円(税込)で、シンプルな英文ロゴは大人カジュアルに着こなしやすそうですね。いろんなアイテムと合わせやすいロゴTも、何着持っていても困らないのでは?気になるトップスが見つかった人は、しまむらでまとめてGETしてくださいね。※こちらの記事では、しまこ(@shimapato2525)様のInstagram投稿をご紹介しております。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※アカウント名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございます。最新の商品情報は各お店・ブランドなどにご確認くださいませ。
2023年05月24日エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)のカプセルコレクション「マーレ」より、2023年春夏新作ウェアが登場。「マーレ」コレクションの2023年春夏新作イタリア語で“海”を意味する「マーレ」は、夏のバカンスから着想したカプセルコレクション。インディゴブルーの色彩が爽やかなムードを醸すドレスやトップス、スカーフなどがラインナップする。リボンワンピース&爽やかオーバーシャツ注目は、バティックという技法でフローラルプリントを手描きのようにあしらったアイテムたち。風に揺れるような質感が魅力のコットン地ロングカートに、同素材のサスペンダー×リボンを配したワンピースや、肩の落ち感がリラクシングな印象を与えるオーバーサイズシャツなどが展開される。透け感ティアードワンピースワンカラーのフリルワンピースも登場。ティアードスカートの裾には透け感のあるマテリアルを採用し、フェミニンなシルエットの中に清涼感をプラスした。スカーフ&Tシャツもその他、モダール、リネン、シルクを混紡した起毛仕上げのスカーフや、コントラストの効いたボーダープリントが存在感を放つジャージー素材Tシャツを取り揃える。【詳細】エンポリオ アルマーニ「マーレ」コレクション発売時期:2023年5月 ※現在発売中アイテム例:・サスペンダー付きロングスカート79,200円・フリルドレス 79,200円・スカーフ 40,700円・Tシャツ 30,800円【問い合わせ先】ジョルジオ アルマーニ ジャパンTEL:03-6274-7070
2023年05月19日みなさんは、春夏ファッションでマストの「サンダル」をもうGETしましたか?まだの人は、インスタグラマーさんが「即ポチった」と投稿している【GU】アイテムを要チェック。Instagramアカウント@manaodaysさん、@neni.moさんの投稿からお届けします♪ぷっくりボリュームが可愛い「トングサンダル」出典:Instagramまずは「パフィートングサンダル+X」を紹介。2490円(税込)で販売されていて、@manaodaysさんは「可愛くて即ポチったサンダル」と投稿しています。今までになかったような、ぷっくりとボリュームたっぷりのデザインが魅力ポイント。シンプルなブラックのワントーンでも、存在感のある足元になりそうですね。柔らかい生地感でノンストレス♪出典:Instagramトングサンダルやビーチサンダルなどの鼻緒があるデザインで、指の間が痛くなってしまった経験はありますか?「パフィートングサンダル+X」は、投稿によると「柔らかい生地で私は痛くならなかった」とのこと。鼻緒で痛くなることが悩みだった人も試しやすい商品ではないでしょうか。今っぽストラップデザインのフラットサンダル出典:Instagram続いて@neni.moさんの投稿から「ポインテッドフラットサンダル+X」です。お値段は2490円(税込)で、今っぽさの漂うストラップデザインのフラットサンダル。投稿では「えっー、これはやばいー。。」とコメントされています。華やかなゴールドカラーも魅力的ですね。春夏サンダルはGUアイテムが大優勝です♡出典:Instagramインスタグラマーさんが絶賛するGUサンダル、気になりますね。まだ春夏ファッション用にサンダルを手に入れていない人は、ぜひGUアイテムを試してみてください。※こちらの記事では、manao 【大人が着れる UNIQLO GU ZARA H&Mの最新アイテム厳選して発信してます。⠀】(@manaodays)様、neni #GU #UNIQLO etc(@neni.mo)様のInstagram投稿を紹介しております。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※アカウント名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございます。最新の商品情報は各お店・ブランドなどにご確認くださいませ。
2023年05月10日