フェンディ(FENDI)の2019年春夏ウィメンズコレクションが、2018年9月20日(木)イタリア・ミラノで発表された。ポケットぎっしりで高機能フェンディ特有の“スーパーロング”なランウェイ。垂直に細く伸びたショーの舞台に、最初に足を踏み入れたのは、透明のスタンドカラーコートだった。中に合わせたホワイトのフリルドレスをほんのり透かせたアウターは、そのボディ全体の個性はさておき、大きなポケットが特徴的だ。レザー仕立てのポケットは、よく見ると細かく分かれていて、それぞれにジップやボタンが付いている。荷物の仕分けも簡単そうで、まさにバッグ要らずの機能的なコート。モデルが手にしたワンハンドルバッグも、コート同様に外側に便利な小分けポーチがぎっしりで使い勝手がよさそうだ。洗練さと機能面の両立このファーストルックが象徴するように、今季のフェンディは「機能性」が一つのキーワードとなっている。レザーのジャケット、パンツスーツ、ロングコート、あらゆるピースに起用されたのは、収納力抜群の立体ポケットだ。ワイドシルエットのデニムパンツには、前後左右あらゆるところにポケットが縫い付けられている。新作アクセサリーは、ウエストバッグやクロスボディなどで、どれも両手が自由になるデザインである。コーディネートはテキストMIX機能面に特化させながらも、ファッションをポップに楽しむのがフェンディスタイル。プリーツスカートやフリルドレス、FFロゴ入りのタイトスカートといった、フェミニンなウェアには、相反する要素を溶け込ませてアンバランスを楽しむ。袖にギャザーを入れたビッグサイズのブルゾンやフーディジャケット、スポーティなブラトップ&スパッツと一緒にコーディネートするのだ。立体的ディテールでドレスも個性的にまた、タイトなノースリーブドレスや軽やかなプリントドレスなど“一枚で決める”勝負ピースには、デザインアクセントを。ブラトップのように見える立体的な胸元や、トレンチコートのアンブレラヨークのような襟元など、立体的なディテールを添えている。
2018年09月23日アンテプリマ(ANTEPRIMA)の2019年春夏コレクションが、イタリア・ミラノで2018年9月20日(木)に発表された。テーマは「スウィング(SWING)」。新しい夏に出会ったら「スウィング」しよう澄んだ夏風、青い空、漂流中の夏雲--その情景がまぶたに浮かび、新しい夏の訪れが待ち遠しくなるポップな言葉が散りばめられた、今季のコレクションノート。仲良く並んだプレイフルなワードは、デザイナー荻野いづみの頭にすでに新しい季節が鮮明に浮かんでいることを物語っているようだ。海で街で全力で遊び回るサマールック彼女が描いた、新しい春夏シーズンは独創的で躍動感にあふれている。スイムウェアやガウンコートなど、ビーチが似合うサマールックに、ブランドロゴを入れてチャーミングに仕上げたスポーツユニフォーム。夏の陽射しを浴びてぐんと伸びたひまわりは、モチーフとして新たな命を授かり、プリントドレスやトップスとなって登場する。夏の透明感をPVC素材で表現この季節ならではの透明感、キラキラとしていてピュアなこの独特な感覚は、PVC素材によって表現される。フード付きベスト、ハーフスリーブトップスの一部分となり、装いにフレッシュさをもたらすもの。また、スカートのウエスト部分から顔を出すクリア素材は、タックインした中のストライプシャツを映し出し、トートバッグとなったクリア素材は、中にひそめたブランドのアイコン・ワイヤーバッグの姿を露わにする。PVC素材の上にフラワーモチーフをのせれば、新しい発見に遭遇。インナーにホワイトシャツをあわせてみれば、くっきりと花模様を浮かび上がらせ、装いをよりドラマティックにみせてくれるのだ。
2018年09月23日マックスマーラ(Max Mara)の2019年春夏ウィメンズコレクションが、2018年9月20日(木)イタリア・ミラノで発表された。クラシックをリデザイン今シーズンは、マックスマーラらしいエレガントでクラシックな佇まいはそのままに、装飾・着こなし・素材・丈感などに新しいエッセンスを投影して、フレッシュなスタイルを作り出している。特に、スーツ・トレンチコートといった、現代のスタンダードワードローブをアレンジするのが主流だ。トレンチコートは、アームや裾に立体的なフリルをあしらったり、全面にドット柄を散りばめたりしてフェミニンにアレンジ。また、紙のように薄くハリのある素材で、マント風シルエットに変化させたものや、襟元を2重にしてスカーフを巻いているように変形させたものもある。スーツは、ボトムスをクロップド丈にしアクティブな印象に。Mロゴのボタン付きダブルジャケットも、フリル付きアームのテーラードも、上半身は肩を張り出したボックスシルエットに整えられている。+個性派アクセサリーでワンランクUPコーデ楽し気にリデザインされたクラシックピースは、そのポップな雰囲気を引き継ぐように、自由な発想でコーディネートされる。ヒールまでフリルのついたパンプスと合わせたり、シースルーのグローブとミックスさせたり…と。マックスマーラ流アドベンチャースタイルこれらの装いと並んで登場したのが、マックスマーラ流アドベンチャースタイルだ。ハーフパンツに、足をプロテクトするためのレッグカバーをレイヤードさせた“新しい冒険者たち”は、いずれも大きなクロスボディバッグを背負い、頭にスカーフをきゅっと巻いて、民族的なムードを取り入れたアクティブな着こなしで登場している。
2018年09月23日ヌメロ ヴェントゥーノ(N°21)の2019年春夏コレクションが、ミラノ・ファッションウィーク初日の2019年9月19日(水)に発表された。赤い光に包み込まれた会場からショーはスタート情熱や愛、様々なキーワードの象徴として使用される赤。ヌメロ ヴェントゥーノの新作コレクションは、この“赤”一色に染まった会場を起点にスタートする。ブランドがこの赤い光に込めたメッセージは定かではないが、その色彩が持つエネルギーを存分に浴びたピースは、個性的で、何かを主張するかのような力強さを持っているように映る。“色気”にフォーカス一つのキーワードとして挙げられるのは、色気。きゅっとくびれたウエストや長く伸びた脚。そういった女性のセクシーなパーツを強調させるシルエットが主流だ。スカートはレッグラインにフィットするようにタイトで、ドレスも身幅を絞ってコンパクトにまとめ、ほとんどのワンピースは脚全体を露わにしたスーパーミニ丈となっている。足元に合わせられたのも、華奢なミュールだ。素材・装飾・カラーにこだわり個性的にセンシュアルな魅力は、妖艶に打ち出されるのではなく、素材・装飾・カラーに個性を持たせることで、味のあるスタイルへと変化する。タイトスカートは、光沢のあるビニルのような素材で作られ、キャミソールドレスは総ビーズ刺繍によって飾られる。本来は上品であるはずのリトルブラックドレスも、ふくらはぎの辺りまで伸びたビックリボンで一工夫。ノースリーブのドレスの上には、フェザーたっぷりのベストを重ねてデコラティブに仕上げた。カラーは、発色のよいピンクやライトグリーンなどがセレクトされ、個性という名のスパイスをふりかけている。相反するものの掛け合わせ女性らしいピースに交えて登場するのは、男性性を感じさせるアイテム。フーディジャケットやショートパンツといったアクティブウェアを筆頭に、身幅・アームラインを大きくとったドロップドショルダーのジャケットなど、フェミニニティの中にマスキュリンな要素をほどよく溶け込ませるのが、ヌメロ ヴェントゥーノらしいアプローチである。
2018年09月23日アルベルタ フェレッティ(ALBERTA FERRETTI)の2019年春夏コレクションが、ミラノ・ファッションウィーク初日の2019年9月19日(水)に発表された。レトロ×機能性を+α、新エレガンスプリーツのロングドレス、レースのミニ丈ワンピース、カラーグラデーションの美しいシースルーワンピース、シフォンとレースを掛け合わせたトップスなど、ブランドらしいエレガンスとフェミニニティを象徴するピースは健在ながら、今季は機能性やレトロシックなテイストを交え、新しい女性像を提案する。コーディネートは懐かしさ&アクティブがキーワードカットレースをあしらったブラウスには、ミリタリーパンツを、ミニ丈ドレスにはデニムのシャツとバックパック、光沢あるサテンのキャミソールにはショートパンツを合わせて、可愛さの中にアクティブな要素をプラスする。トップスはタックイン、シャツは腰巻き。どこか懐かしく、温かみのある着こなしが特徴だ。イーグルスの名曲と共鳴するカラーパレット会場を包み込むのは、イーグルスの名曲「ホテルカリフォルニア」。哀愁漂うメロディとドン・ヘンリーの少し掠れた歌声が作り出す切なさは、カラーパレットに落とし込まれた。ピンクやイエロー、ライトブルーなど、本来明るくパワーのある色彩も、褪せ、かすれ、切ないサウンドと共鳴しあう。バッグはBIGサイズ!コレクションのアクセントとなるのは、ビックサイズのバッグたち。モデルたちが華奢な背中に背負うのは、ヒップラインを隠すほど大きなバックパックであり、細く伸びた腕の近くには巨大なクロスボディバッグが存在している。
2018年09月23日ジル・サンダー(JIL SANDER)の2019年春夏ウィメンズコレクションが、ミラノ・ファッションウィーク初日の2018年9月19日(水)に発表された。夏のように陽気な気候のミラノで新作ランウェイショー9月下旬に差し掛かったとは思えないほど、陽気な気候のイタリア・ミラノ。ジル・サンダーのランウェイショー当日は、少し歩くと汗ばむほど温暖で、まばゆい陽射しが降り注いでいた。ショー会場は、この朗らかな天候を予測していたかのような特別な空間。イタリアの伝統的な菓子パン・パネットーネの工場だという建物は、天井が抜かれ、上から明るい陽射しが差し込んでいる。ランウェイの至るところには植物が飾られ、開放的な雰囲気が広がっていた。会場を包み込むムードとリンクするように、ジル・サンダーの新作はのびのびとした印象。風にのって流れるように動き回るロングドレス、ふわりと広がったミニ丈のワンピース、ボクシーシルエットのシャツなど、シルエットの緩急が激しく、各々がそのテキスタイルの長所を楽しむようにデザインされた個性的なピースが揃っている。女性の服はいまどうあるべきか?今季の一つのテーマとなったのは、女性服の根本的な見直しだ。現代女性に必要なものは何か、立ち止まって考えなおすことで生まれたのは、相反するものの融合。フレアなミニスカートとワークシャツのコンビ、スキューバ着想のスポーティーなファブリックで仕立てたセットアップ。一見交わることのないものたちが、そのアンバランスさを楽しむようにミックスされている。こだわりのテキスタイルはどれも個性的ファブリックは、ルーシー&ルーク・メイヤーの勤勉さが垣間見える、厳選素材を使用。過去には、新作を作るため約200通りの生地を作って試すほど、テキスタイルにこだわりを持つ彼らは、今回イタリアと日本の工場でテキスタイルを作り出した。ボックスシルエットを容易に描き出すハリ感のある素材や、ボディにそっと寄り添うニット地、製品が出来上がった後に染めるガーメントダイを繰り返したオーガンザなどを用意している。キーワードはデフォルメ一方で、彼らのポップなアイデアは、各ピースのディテールに反映。特に、ルーシーがお気に入りだという拡大された袖口が印象的、シャツやワンピースなど繰り返し登場している。また、前と後ろを逆転させたアンバランスなデザインも起用。前から見るとプレーンなデザインなのに、後ろをみるとボタンが並んでいたり、大きくVの字にカッティングされていたり、肩甲骨手前くらいまでジップが配されていたり…と、バッグスタイルに意外性を持たせたデザインも多く取り入れられていた。女性のドローイングモチーフをアイコンに今シーズンのアイコンとなるのは、女性を描いたドローイングのモチーフ。「女性服の見直し」を一つの起点とした今季らしいアイコンは、女性のヌードをあらゆる角度から捉えたものだという。彼らの遊び心によって、ビックサイズのニットにパッチのように張られたり、前身頃に大きくあしらわれたり、シャツの上に刺繍で装飾されていたりと、様々な形で表現されていた。“厚底下駄”でオリジナルコーデしかし、最もパンチが効いていたのは“厚底下駄”の登場だ。日本からインスピレーションを受けて、太い鼻緒に分厚いソールを組み合わせた下駄は、プラットフォームサンダル風に変身している。オープントゥのレッグカバーとミックスされ、新しいフットウェアのコーディネートを提案していた。
2018年09月23日エトロ(ETRO)の2019年春夏ウィメンズコレクションが、2018年9月21日(金)イタリア・ミラノで発表された。ヴェロニカ・エトロが太平洋の隅々で視野を広げ、各国のビーチからインスピレーションを得たという今季のテーマは「パシフィック ゼン(PACIFIC ZEN)」。世界のリゾート地を巡る旅ヴェロニカ・エトロの心を揺さぶるクリエーションの旅は、アメリカ・カリフォルニアから始まった。サンサンと輝く太陽が似合う街からはサーフカルチャーのアイデアをゲット。そこから、世界有数のリゾート地・ベニスへ向かい、豊かな自然にあふれたハワイを通り、終着点の日本へとエトロ号は進行を進める。ブランドのDNAと旅先の思い出を融合旅先での思い出は、ペイズリー、パッチワーク、繊細なエンブロイダリーといったエトロならではのデザインコードと交わり、その国境が曖昧になるほど自然に溶け込んでいる。ハワイで見つけたハイビスカスの葉やヤシの木、脳裏に焼き付くほど美しくサンセットもモチーフとして溶け込ませた。カリフォルニアのサーファーたちからもらったアイデアは、素材に反映。ウェットスーツ風のミニドレスやスリムフィットのニットスーツを生んだほか、防水性の高いネオプレンのボレロも作り出した。日本文化満載!また、ゴール地点の日本からのインスピレーションは、長旅の締めくくりとして色濃く反映。着物スタイルのキルティングローブ、下駄を想起させるトングサンダル、着物でみるようなオリエンタルな花模様。そして、最も色濃くジャパニーズカルチャーが反映されているのが帯ベルトだ。ゆったりとしたシルエットのアウターをコンパクトにまとめあげ、コーディネートのアクセントとなっている。海の色、旅の思い出を反映した、移ろいゆくカラーカラーパレットも、旅路を追うかのように美しく移ろい行く。海を想起させるインディゴとサンゴを想起させるコーラル。この2色をキーカラーとしてショーは始まり、イタリアの大地を想起させるようなレモン・ライム・オレンジといったシトラスカラーへバトンタッチ。ラストは日没の海を象徴しているようなダークカラーや、書が発展している日本ならではのブラック&ホワイトの配色などが起用されている。
2018年09月22日ブルマリン(Blumarine)2019年春夏コレクションが、日本時間2018年9月21日(金)17:30より、イタリア・ミラノで発表される。ファッションプレスでは、その模様をライブ配信。前シーズンの2018-19年秋冬コレクションでは、透け感のあるワンピースとパンツのセットアップを基軸にコレクションを展開。シフォン素材のワンピースには、ファーなどの立体的な素材で仕立てたアウターを合わせたり、カジュアルに寄せたパンツのセットアップには、襟元にフェザーを装飾したりと、相反するファブリックを共存させるクリエーションが目を惹いた。今シーズンはどのようなピースで魅了してくれるのか、期待が高まる。【詳細】ブルマリン 2019年春夏コレクション日本時間:2018年9月21日(金)17:30現地時間:2018年9月21日(金)10:30
2018年09月21日モスキーノ(MOSCHINO)2019年春夏コレクションが、日本時間2018年9月21日(金)午前3:00より、イタリア・ミラノで発表される。ファッションプレスは、その模様をライブ配信。前シーズンの2018-19年秋冬コレクションでは、前半はスーツ、後半はドレス・イブニングで構成したランウェイショーを展開。レッド、オレンジ、蛍光グリーン、パープルなど力強いカラーを基調としたスーツや、スパンコールやクリスタルなど立体装飾を施したドレスが目を惹いた。ジェレミー・スコット率いるモスキーノが、今シーズンはどんなクリエーションで楽しませてくれるのか、注目したい。【詳細】モスキーノ2019年春夏コレクション日本時間:2018年9月21日(金)3:00現地時間:2018年9月20日(木)20:00
2018年09月21日ロンドン・ファッションウィーク3日目の9月16日、マーガレット・ハウエル(MARGARET HOWELL)が2019年春夏コレクションを発表した。過去数シーズン、メンズ・ウィメンズを統合したショーを開催し、シーズンを追う毎に性差の境界線はぼやけてきた。そして今季は特に、何の疑いもなくワードローブを共有する男女の像が浮かび上がる。ファーストルックに登場したのはオリーブグリーンのレインコートに、それを際立たせる真っ白なシャツドレスを纏った女性。同じレインコートを男性は、オリーブグリーンのニットと白のテーパードでよりクラシックな印象を受けるが、共通しているのは気負わない粋なアティチュードだ。ボリュームを与えてひらひらと揺れるスリーブのシャツ、プリーツのミニスカート、サルエルパンツや軽いニット素材のトップスなど、軽快さを持ったアイテムは爽やかな春風を誘う。そして季節は徐々に夏へシフトしていく。セーラー風の襟のシャツやインディゴブルーのデニムと白の組み合わせ、マリン風キャスケットが多く登場し、軽やかな足取りで海へと向かう。ミズノ(MIZUNO)とのコラボレーションのスイムスイーツのルックはヘアスタイルもウェット気味に、海から出てきたばかりの演出のようだった。さらに、イギリス発のスポーツウェアブランド、フレッド・ペリー(FRED PERRY)とのコラボレーションも果たし、ポロシャツやボンバーなど極めてカジュアルなアイテムが、マーガレット・ハウエルらしい品性によっていつの時代も色褪せることのないエフォートレスなスタイルへとアップデートされている。
2018年09月21日ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON)が、ロンドンファッションウィークにて2019年春夏コレクションを発表。
2018年09月18日ラフ・シモンズ(Raf Simons)によるカルバン・クライン(CALVIN KLEIN 205W39NYC)がニューヨークで2019年春夏メンズ&ウィメンズコレクションを発表した。
2018年09月18日バーバリー(BURBERRY)の2019年春夏コレクションが、日本時間2018年9月18日(火)1:00よりイギリス・ロンドンで発表される。ファッションプレスは、その模様をライブ配信。先シーズンは、長きに渡ってクリエイティブ・ディレクターとしてバーバリーのブランドイメージを刷新してきたクリストファー・ベイリーによるラストショーとなった。アイコニックなバーバリーチェックを一掃することで新しいイメージを構築してきたクリストファー・ベイリーが、あえてコラージュのようにしてバーバリーチェックをピックアップ。多様性を讃える文化やカウンターカルチャーと組み合わせたアイテムの数々は、ポジティブで自由な精神を主張した。そして、今シーズンは、新チーフ・クリエイティブ・オフィサーに就任したリカルド・ティッシのデビュー・コレクション。ショーに登場した一部アイテムが、ショー直後の24時間限定でSNS経由で販売されるなど、すでに新たな兆しを見せている。どんなコレクションが繰り広げられるのか、注目が高まるところだ。【詳細】バーバリー 2019年春夏コレクション ライブ配信日本時間:2018年9月18日(火) 午前1:00ロンドン現地時間:2018年9月17日(月) 17:00
2018年09月15日アカネウツノミヤ(AKANE UTSUNOMIYA)が2019年春夏コレクションを発表した。
2018年09月15日ポーツ 1961(PORTS 1961)の2019年春夏コレクションが、日本時間2018年9月15日(土)20:00よりイギリス・ロンドンにて発表される。ファッションプレスはその模様をライブ配信。前回の2018年秋冬ウィメンズコレクションには、裏表で柄の違うアニマル柄のロングアウターや、光沢を施したコートなど、素材感にひねりを加えたオーバーサイズのピースが登場。首から膝下まで続くロングフリンジやアシンメトリーといった、様々なフォルムと素材を合わせた変化のあるコレクションは、観る人を楽しませた。2019年春夏コレクションでは、どのようなルックで魅了してくれるのか、注目したい。【詳細】ポーツ 1961 2019年春夏コレクション日本時間:2018年9月15日(土) 20:00~現地時間:2018年9月15日(土) 12:00~
2018年09月14日サポートサーフェス(support surface)の2019年春夏コレクションが、2018年9月10日(月)、上野・東京国立博物館 表慶館で発表された。テーマは「Motion 軌跡のデザイン」。東京国立博物館 表慶館の内部に現れたランウェイ。重要文化財にも指定されている、この特別な場所での開催は、デザイナー研壁宣男がその建造物としての美しさに惹かれ、10年以上前から切望していたという。「布の軌跡」をデザインしたフォルム今シーズンを紐解く鍵となるのは、布を纏った女性の"所作"。研壁は、人が動作することによって動く布の"余韻"を捉え、布の軌跡をデザインする感覚で制作を進めたと語る。"静"に焦点を当てた2018-19年秋冬コレクションとは対称的に、軽やかで上品な"動"に着目したピースを展開していく。ドレープをたっぷりとったキャミソールブラウスや、サイドに深く切り込みを入れたスプリングコート、大きくタックの入ったパンツは、モデルである女性たちが歩くたび、肉体に寄り添うかのように美しく揺れ動く。ハリ感、落ち感、軽やかさ、そのすべてを兼ね備えたピースを完成させるため、テキスタイルの選択にもこだわった。エレガンスの中に光るスポーティー上品なムードが漂うコレクションにアクセントを加えるのは、アクティブでスポーティーな要素。スポーツウェアをファッションとして取り入れることが当たり前の時代に、スポーツブランドでは成し得ないスポーティーなエレガントウェアを生み出したい、という研壁の強い想いが込められた。男性用の作業着であるニッカポッカにインスピレーションを得たボリューミーなボトムスには、軽やかな素材を採用することで品格ある佇まいに。スポーティーなジャンパーにはパフスリーブを取り入れることで、フェミニンな印象に仕上げている。足元には一貫して、クラシカルな靴の作りを持ちながら、スニーカーに見られる蛍光色を配した、存在感溢れるシューズを合わせた。リズムを生む多彩なパターンショーが中盤に差し掛かると、鮮やかなパターンに彩られたピースが続々と登場し、コレクション全体にリズムを生んでいく。爽やかな水玉模様のシャツワンピースや、オレンジを基調とした花柄のジャケット、ラメプリントが印象的なロングスカート、光沢感のあるストライプパンツ...洋服のフォルムや素材感を引き立てる鮮やかなパターンが、ショーを見る者を最後まで惹きつけ、魅了していた。
2018年09月13日エズミ(EZUMi)の2019年春夏コレクションが発表された。テーマは「Untitled:1618」。昨シーズンに引き続き、あえて"無題"とすることで、奥行きのある世界観を見せていく。トッド・マクレランの作品に着想創作のインスピレーション源となったのは、現代アーティスト、トッド・マクレラン。ガジェットをはじめ既に完成されたプロダクトをあえて分解し、すべてのパーツを規則正しく並べた彼の写真作品「Disassembly(分解)シリーズ」に着想を得て、デザイナー・江角泰俊が得意とする構築的なピースを展開していく。パーツごとに分解し再構築用意されたのは、アイテムを一旦パーツごとに分解し、別のアイテムと共に再構築したかのようなピースたち。たとえばデニムパンツのウエストやサイドに注目すると、淡いブルーのデニムをパーツごとに切り分け、インディゴブルーのデニムに張り付けたかのようなディテールが見て取れる。カーキとブラックのカラーブロックが印象的なジャケットは、エポーレット付きの軍服を切り取り、スタンドカラーのミリタリージャケットにドッキングしたかのようなデザインに仕上げた。ファスナーやスナップボタン、複数のポケットなどミリタリーアイテムの優れた機能性は残しつつも、形の異なる2つのジャケットを再構築することでデザイン性を高めている。前から見るとフロントのボタンを開けたデニムシャツワンピースを羽織っているかのようなピースも、背面にはトレンチコートなどに見られるベルト風ディテールが現れる。さらに、バックスタイルには、江角が得意とする美しいプリーツもプラスした。ストライプのオリジナルテキスタイルブラックやベージュ、カーキといったベーシックカラーが主流のコレクションにリズムを生むのは、繊細なマルチストライプのテキスタイル。上品な光沢のあるキュプラを用いたこのオリジナルテキスタイルは、フリルをたっぷりとあしらったブラウスや、ウエストのレースアップが印象的なワンドパンツなどに採用され、コレクション全体に漂う落ち着いたムードにアクセントを加える。
2018年09月11日春水堂(チュンスイタン)グループのティースタンド「ティーピーティー(TP TEA)」の2号店目となる「ティーピーティー丸ビル店」が、2018年9月12日(水)に丸の内にオープンする。ニュウマン新宿店に次ぐ2店舗目がオープンするのは、東京駅から直結の便利な立地。観光やショッピング、近隣オフィスからも人が集まる丸ビル内地下1階だ。店内では、看板商品であるラテシリーズの「大粒タピオカ鉄観音ラテ」をはじめ、定番ドリンク「タピオカミルクティー」、日本限定の「タピオカ抹茶ラテ」、そして上質なジャスミンティーでつくる「タピオカ翡翠ジャスミンティー」など50種以上のティードリンクを用意。また、日本初登場の元祖・もちもちタピオカがたっぷりの「タピオカミルクティーソフトクリーム」や、1食分の野菜が摂れる春雨ヌードル「サラダ麻辣湯」などの食事メニューもラインナップする。なお、オープンを記念して、オープン日から3日間、毎日先着200名にオリジナル・ドリンクホルダーをプレゼントする。【詳細】ティーピーティー 丸ビル店オープン予定日: 2018年9月12日(水)住所:東京都千代田区丸の内二丁目4番地1号地下1階営業時間:平日11:00~21:00土日祝11:00~20:00■メニュー例<ドリンク>・タピオカミルクティー 500円+税・大粒タピオカ鉄観音ラテ 550円+税・タピオカ抹茶ラテ 550円+税・タピオカマンゴーラテ 600円+税<ソフトクリーム>・タピオカミルクティーソフトクリーム 530円~)・タピオカ鉄観音ソフトクリーム 530円~)<サラダ麻辣湯>・サラダ麻辣湯 白 600円+税・サラダ麻辣湯 赤(1~3辛) 650~700円+税※追加で7種のトッピングを選択可能(サラダ麻辣湯+ドリンクセット 1,000円~)
2018年09月07日この記事を執筆している本日、9月1日。 ついに夏が終わりましたね。一年で一番切ない日…とどこかで耳にしました、素敵な表現。今風に言ったらエモい、となるのでしょうか。とは言ってもまだまだ暑いし、ノースリーブだって着ちゃうし、エアコンはガンガンに25℃設定ですし、そんなに秋が来たという実感はないんですけどね。 突然ですが皆さん、音楽は好きですか? 私はというと、可能な限り常に音楽を流しておきたいタイプでして、更には気に入った曲が出来ると、数ヶ月に渡ってその曲をがっつりと聴きこむ傾向にあります。特にハマった最初の数日間は一曲を永遠リピートで聴いていることもしばしば。 音や音楽は私たちに多くの影響を与えてくれますが、「記憶を呼び戻す」ことに関してはその中でもことさらパワーが強いのではないでしょうか。私もまたきっと、この夏に聴き込んだ音楽を耳にしては2018年の夏…平成最後の夏を思い出すのだろうな、なんて思っています。(とは言っても実際は、平成最後の夏だなんて全く実感はないんですけども…とりあえず言っておきたい感が否めないですが…笑) 今日はそんな私の2018年夏、改め平成最後の夏のプレイリストを、少しだけご紹介させてください。 Sufijan Stevens - "Mystery of Love" 今年の春に公開された映画『Call Me by Your Name(君の名前で僕を呼んで)』の主題歌。切なげで繊細なメロディとささやくような歌声が、ひと夏の恋を描いた映画のストーリーともリンクしていて素敵。なんとアカデミー賞の主題歌賞にもノミネートされているみたいですね、すごい。 shunji iwai - "ウヲアイニ・アラベスク" 実は昔ひっそりとバレエを習っていたことがありまして、今でもバレエにまつわるものは好きなのですが、こちらはバレエを題材にした映画『花とアリス』の挿入曲。主演の蒼井優さんが、とあるオーディションにてバレエを披露するシーンで使われていた曲です。昔から大好きなのですが、この夏は改めて聴き込みました(音楽って、そういうことありますよね)。音量をMAXにして思いっきり浸りたい、そんな曲です。 Diana Krall - "Just the Way You Are" 言わずと知れたカナダのジャズシンガー、ダイアナ・クラール。こちらビリー・ジョエルの名曲、Just the Way You Are (素顔のままで)のカバー曲です。彼女のハスキーボイスが曲調にマッチしていて、爽やかな気分の朝も、ゆったりしたい夜も、何度でも聴きたくなります。音楽もさながら歌詞も素敵。友人がInstagramのストーリーに投稿していたのがきっかけで、聴くに至ったこの曲。昨今は、音楽に触れる機会がCD以外にも沢山あって、本当にありがたいなあ…なんて思います。 Okkervil River - "Love Somebody" 今更ですが、皆さんは音楽をどうやって聴いていますか?私はもっぱらAppleMusic!その中でも「For You」機能をふんだんに活用中。「For You」とはAppleMusicのリコメンド機能で、自分好みの音楽をプレイリストにして提供してくれる、何ともありがたい機能です。これはそこから見つけた曲。音楽はもちろん、ポップなMVもかわいいので必見です。 never young beach - "明るい未来" 夏になると俄然聴きたくなるネバヤン!どこか懐かしくってトロピカルなムード、少しけだるい感じなのがたまらないです、大好きです。今年の夏もしっかり聴き込みました。特にこちらをヘビロテ。この独特の雰囲気、日本人ならではの感覚なのかな…。PeLuLu女子ならきっと誰もが好きであろう、モデルのkanocoさんが彼女役でMVに出演しているのもポイント高い! oasis - "She’s Electric" みんな大好きoasis!名曲揃いなoasis、定期的に聴き直してみるも、やっぱりどれも最高に良い!イントロからめちゃくちゃ可愛いこの曲、夏のワクワク感とマッチしていて好きです。昼下がりの青空の下、ドライブをしながら流したら最高…。oasisと言えば最近アダムエロペがコラボTシャツを出していましたよね、あれ、欲しいな… Marrón - "Sándalo" 8月も終わりに差し掛かったある日、近所のスタバで作業をしている時に流れてきたこの曲。あ、これは好きなやつだ、とすぐさまアプリで検索してプレイリストに追加!どうやらスペインのアーティストのよう。「Sándalo」=「サンダル」、の意だし、MVも海がひたすら映し出されているので、夏をテーマにした曲…の可能性が高いです。キラキラした曲調や爽やかかつ壮大な雰囲気が夏の海を思わせるこの曲、一気に大ファンに。以来毎日聴き続けています。ジャケも可愛い! Sigur Rós - "Hoppípolla (Planet Earth II Mix)" 何度聴いても名曲すぎてため息ものの、シガー・ロス『ホッピポッラ』。夏に限らず一年中いつでも聴いていたい位ですが、今年の夏はこちら“Planet Earth Ⅱ Mix”がお気に入りでした。オリジナル曲と比べてよりキラキラ感、壮大な雰囲気が割り増しされているような感じです。何だかこの曲例えるなら、生命だとか、大地だとか、そんなレベルの話を思わせてくれる、そんな圧倒的な壮大さ。恋愛ソングももちろん泣けるんですが、本当に心を揺さぶられるのはこんな曲なのかも。なんて一人でこっそり思ってしまうほど。 音楽には時間を超えて感動を与えてくれる力がある…と、特に音楽方面に詳しいわけではありませんが、これだけは素人のわたしでも強く思うんですよね。いえ、きっと誰もがそう思っているのではないかな。 もちろん音楽を聴かなくとも生活していくことは可能なんですが、どうせならその瞬間お気に入りの音楽で、気持ちよく耳を満たしていたい!お気に入りの洋服を着るのと似た感覚でしょうか。昔とある友人が『人生って音楽でだいぶ盛れると思う!』と何気なくつぶやいていたその言葉が妙に気に入って、以来ひっそりと自分のモットーにしています。 さらに、それに加えて昔の良い思い出と結びついている音楽を久しぶりに引っ張りだしてその当時の気持ちに浸る、というのもまた最高です。 そんな「思い出の曲」がたくさんある人生って、なんだかとっても愛おしいです。 9月に入ったので早速「2018Autumn」というプレイリストを作ってみました。この秋はどんな音楽に出会えるでしょうか。日々楽しみにしている私です。 text:Shima Hirakawa
2018年09月05日夏休みがやってきた!「魔女の宅急便」でおなじみのクロアチアへ。 ヨーロッパでは夏に1~2週間ほど、長い人だと1か月くらいの「長期旅行」に行くのが一般的。その夏のお楽しみのために、みんな仕事をしているのではないかというくらいです。ベルギーでも学校は6月末で終了し、7,8月は夏休みなので、最後の日は「Bon vacances!」といってバイバイします。会社も日本のようにお盆あたりに夏休みが設定されているわけではなく、みんなそれぞれ取りたいときに有休を使って休みます。わたしたち家族は、この夏は1週間、クロアチアとスロベニアにバカンスに行ってきました。最初の数日はアドリア海の真珠と呼ばれる、クロアチアのドゥブロブニク(Dubrovnik)です。この橙色の屋根が続く突き出た旧市街をみると、魔女の宅急便や紅の豚を思い出す人もいるのではないでしょうか? ジブリ映画のモデルになったとも言われているドゥブロブニクの旧市街は、ユネスコ世界文化遺産でもあり、アドリア海に面し、城壁がぐるりと取り囲んだ要塞です。端から端まで徒歩10分で行けてしまう小さな街なのですが、ロープーウェーや宿泊したアパートメントからみると海に映える橙の景色がとても美しくかっこよく、迫力があります。 旧市街は城壁に囲まれているので、4つある門からしか入れません。車も入れません。 白くて古い壁に緑の窓が印象的な街並みで、大通り以外は細い階段の多い路地ばかりです。大通りにもにぎやかでとても楽しいのですが、細い路地をめぐるのがわたしはとっても楽しかったです。 細い路地にもレストランや、ショップがちょこちょこあったり、普通の住居らしく洗濯物が干してあってここに暮らす人々の生活が垣間見れます。どこを切り取っても絵になる街でした。 旧市街を取り囲む城壁は歩いて1周することができます。城壁の上からみるメイン通りはこんな感じ。 近くから見下ろすと、旧市街の橙の古い屋根が所せましと建っているのがわかります。 こちらは、過去の爆撃で壊されたままになっているところです。多くはありませんが、いまだ復旧できてないエリアもあって、戦争が起こっていたことをまざまざと見せつけられました。 クロアチアは旧ユーゴスラビア連邦から1991年に独立したまだまだ新しい国です。1991年なんてわたしがこどものころで、そんな時代に戦争をやっていたなんて改めてびっくりしました。実際には1995年までユーゴスラビアとの戦争は続きました。ドゥブロブニクもそのときに砲撃を受けてかなりの被害がでて、ロープーウェーも破壊されたそうですが、急速に復旧し世界遺産としての美しさを取り戻しました。 6歳の長男はこの景色をとても考えいった様子で眺めていました。日本にいると戦争という過酷な環境は遠い昔のこと、遠い世界の国のことのように感じてしまいますが、いまでも世界のあちこちで起こっているということを幼いながら理解してほしいです。 少し暗い話になりましたが、ここからはおいしい食の話!クロアチア料理というとあまりピンとこないかもしれませんが、とっても美食の国なのです。わたしの住んでいるブリュッセルは海から遠いこともあって新鮮な魚介があまり食べられず、高価なので、アドリア海の海産物を食べるのを家族みんな楽しみにしていました。まずは生牡蠣!アドリア海の牡蠣は日本のものと違って丸くて平たい形です。レモンを絞っていただくのですが、日本の牡蠣よりさっぱりしているように思いました。 ベルギーに比べてとっても暑く、湿度もあって日本のような気候なので、冷たい牡蠣とクロアチアのあっさりしたビールが最高でした。 タコも有名です。ベルギーではほぼ食べられることのないタコ。日本のガイドブックにこのタコのカルパッチョが載っていてこのお店はぜったいいくぞと決めていました。カルパッチョというとオイルと塩でいただくのかなと思っていたら、なんとチーズとレモンとケッパーでした。ケッパーをペーストにしたものとレモンを合わせるとゆずコショウのようでした。しっかりした触感のタコ、うれしかったです。 こちらはちょっといいお店でいただいた海老とトリュフのフェットチーネです。ドゥブロブニクは海に面した街ですが、クロアチアのイストゥラ半島の山ではトリュフが名産です。すりたてのトリュフはとても香りが高くて、海と山の幸のコラボにうっとりでした。 こちらはイカ墨のリゾット。イカとムール貝も入ってとてもおいしかったです。イカ墨を食べる文化も強く、クロアチア料理のひとつです。 海外にいるとお米を食べる機会が少なく、こどもたちはごはんを欲しがるのですが、クロアチアはリゾットもおいしく、助かりました。気候もそうですが、海も山も資源が豊富なクロアチアは、日本人の食の嗜好と近いものがあるのかな?と思いました。海水浴も楽しみ、2泊3日まるっと遊んだドゥブロブニク、大人も子供も楽しめてとてもよかったです!階段や坂、石畳が多く、夏はかなり暑いので、気になる方はあまり歳を重ねないうちに旅行にいかれることをおすすめします。次回はスロベニアとクロアチアのプリトヴィッチェへのレンタカー旅をご紹介します! 《today’s knitting 》鎌倉のpstroneさんでの souvenir 展 ミトンが会期前半に間に合わないハプニングがあり、大変ご迷惑をおかけしましたが、なんとか後半お店に並びました。現品販売もオーダー販売も完売いたしました。本当にありがとうございます。オーダーミトン、ていねいにおつくりさせていただきます。 編み物やベルギー生活の日々のことはinstagram@shiotasunaoもご覧ください。 文・塩田素直(編み物作家・handmade mittens SUNAO)インスタグラム::
2018年09月01日イザベル マラン エトワール(SABEL MARANT ÉTOILE)が2019年春夏コレクションを発表。
2018年09月01日ファイブノット(5-knot.....)は、2019年春夏コレクションを2018年8月28日(火)に東京・原宿で発表。キューバへの旅からインスパイアクラクションカーのエンジン音から幕を開けたコレクションのインスピレーション源は、キューバ。実際にデザイナーが旅をして刺激を得たのは、キューバのカラフルなストリートアートやコロニアル建築、ラテン音楽に身を委ねる人々の陽気さに加え、路地裏に入った時の生活の様子や、タイルやコンクリートを再利用して建てられた建物に残る痕跡。土地や歴史に根付いた文化や空気感を、ウェアに落とし込んだ。グラフィティやウイスキーボトルのプリント注目したいのは多彩なプリントのファブリック。街中の壁に描かれたカラフルな落書きをイメージしたウォールグラフィティモチーフは、プリント及び刺繍で表現され、オールインワンやロングスカート、ジャケットにあしらわれている。その他、キューバンフラワープリントや、ウイスキーの瓶を並べたボトル柄ジャカード、キューバの首都・ハバナの街並みを描いたプリントなど賑やかでプレイフルなテキスタイルを揃える。リラックスしたシルエットアイテムは、リゾートを思わせるリラックスしたシルエットのワンピースやワイドパンツ、ロングスカートなどが散見された。暖かなイエローのフラワープリントワンピースは、バルーンスリーブで浮遊感のある仕上がりに。なめらかなドレープのティアードスカートや、細かいギャザーと布の分量感でエレガントに仕上げたカラフルなワイドパンツなど、キューバの温暖な気候を投影したかのように晴れやかなピースが展開されている。軽やかな素材シルエットに加え、軽やかな素材を使うことでより一層開放的な雰囲気に。しなやかなレーヨンや、先染めリネン、リネンナイロンなど涼しげな素材が多用されている。スイムウェアの上に羽織ったアロハシャツは、トロピカルなムードとともに、レーヨンのハリ感と光沢によって上品な雰囲気を演出する。ファイブノット初のスイムウェアブランド初となるスイムウェアは、米・カリフォルニア発のサーフブランド、オーシャンパシフィック(Ocean Pacific)とのコラボレーションアイテム。スイムウェアの他にも、レインボーカラーがポイントのカットソーや、ロゴTシャツ、ワンピースなども披露された。また、ハットは、全ての工程を手作業で行うブランド・Kohsuke Inaba Hat Makerとのコラボレーションによるものだ。
2018年08月31日鬼澤瑛菜と西野岳人によるファイブノット(5-knot)が8月28日、東京・原宿で2019年春夏コレクションを発表した。テーマは、「キューバの旅へ」。29日から9月2日に開催する展示会の前にコレクションを開催するため、ニューヨークやパリなど海外のファッションウィークに先駆けてランウェーショーを行った今回。登場したのは、キューバの旅からインスピレーションを受けたデザイン。キューバの太陽インスパイアされたようなオレンジのグラデーションを使ったトップスやロングシャツと、まぶしい光を感じさせるピンク、イエロー、グリーンなどをつないだボーダー柄のロングスカート。南カリフォルニアのサーフブランド、オーシャン パシフィック(Ocean Pacific)とのコラボレーションによる、レインボーカラーをポイントにしたカットソーやロゴTシャツに同ブランドとしては初めてとなる水着。プリントも華やかなキューバの花やハバナの街並みなどを描いたもの。また、鮮やかな色や柄とは対照的な裏道の壁や砂のような色とムードを取り入れたワンピースや、Kohsuke Inabaによるハンドメイドのハットなどもアクセントになっている。西野は「前回までは展示会を先に行い、最後にコレクションをしていたが、今回は8月の展示会の前にコレクションをしたかった。ニューヨークの前ということは意識していない。次回の開催時期についても、まだ決まっていない。これから検討したい」と話した。
2018年08月29日楽しかった夏も、もうすぐ終わり。 8月半ばを過ぎ、ここストックホルムも、夏の終わりを感じるような涼しい気候となってきました。 今年のヨーロッパは異例の猛暑となり、5月から暑い日々が続いていましたが、通常であれば、スウェーデンで夏といえるような期間は6月終わりから8月半ばまで。そんな夏の終わり頃、Kräftskiva(クレフトフィーバ)という、ザリガニを食べるイベントがあります。私も旦那の実家へ行き、義家族と一緒に、 たらふくザリガニを食べました。 意外と食べやすい、ザリガニの味。 初めて食べる時は、やはり少し抵抗があったのですが、いざ口にしてみると、これがまた美味しい!!思ったより泥臭くなく、塩味がききつつも、しっかりと甲殻類の旨味がある。シュナップスという強いお酒と一緒に楽しむことが多いのですが、これはお酒が進むだろうなぁ、という味でした。食べ方は人によって色々こだわりがあるようですが...。頭を切り落とした胴体の部分には、塩辛くてコクのあるスープが入っていて、ちゅーちゅー吸いながら食べました(お腹側からちゅーちゅー吸う人も多いみたいです。)尻尾やハサミは、言われなければザリガニだと気づかないんじゃないかというくらい、食べやすい味でした。今年は産地別に購入して、トルコ産、スペイン産、スウェーデン産と食べ比べてみました。もしかしたら産地ではなく、メーカーの調理過程の違いなのかもしれませんが、個人的にはスウェーデン産がクリーミーで美味しかったです。ザリガニパーティの飾り付けも賑やかで面白い!Månenという人の顔の絵を描いたランプ、三角帽子、ザリガニの絵が大きく描かれた前掛けやお皿、ザリガニ用の小さなナイフなど、この時期はお店にザリガニパーティ用の品々が並びます。少しずつ日が短くなり、少しずつ肌寒くなり。1年で1番明るく楽しい夏が終わってしまうのは、寂しい気持ちになりますが、この賑やかなザリガニパーティがあるなら、夏の終わりも悪くないかな、と思えてきます。 YukaBlog ... ...
2018年08月25日ドイツの夏のカフェドリンクといえば、Eiskaffee!アイスカフェーと読みますが、アイスコーヒーと表記が似ていることから注文してちょっとした衝撃を受ける日本の方が多いこの飲み物。いわゆる日本でおなじみのアイスコーヒーは、焙煎もしてるようなコーヒーにこだわりのあるカフェではコールドブリューとして最近ようやく見かけるようになりましたが、まだまだどこにでもあるわけではないのです。 そう、EiskaffeeはEis→アイスKaffee→コーヒーなので、アイスがどんっと入ったコーヒーになります、笑。 例えばこんな感じ。 私、結構好きでよく頼みます。面白いのが、お店によって結構スタイルが違うところ。クリーム有り無しが選べたり、ミルク入れるか聞かれたり、結構甘いところとコーヒーの味が強めで甘さ控えめなところがあったりと様々。写真のものは、クリームなし、ミルク入りです。あんまり甘くなくて良い感じ。メニューに載っていなくても夏は大抵のカフェにあるので、 “Einen Eiskaffee, bitte!“(アイネン アイスカフェー ビテ! / アイスカフェーひとつ下さい!) と是非ドイツ語で注文してみてくださいね♪ Mari Kusakari◇Website◇ ◇Instagram◇
2018年08月22日「anan」2115号8/22水曜日発売「脳と血流で、夏のカラダリセット!」特集、今回の表紙、木村拓哉さんの撮影の様子を紹介します。anan編集部緊急指令! 「雨を降らせよ!!」「雨に濡れた木村拓哉さんの姿を、かっこよく切り取る」。撮影のテーマがそう決まったあと、私たちに残されたミッションは、「じゃあ、どうやって雨を降らすか?」でした。ドラマや映画の大規模な撮影ならいざ知らず、普段のスチールの撮影では、なかなかそんな演出をする機会は多くありません。冗談でなく、検索サイトの入力欄に「雨 降らし方」と打つところから始めた我々ですが、「男らしく夏の雨の中に佇む木村さん、きっと最高にかっこいいに違いない!」という思いのもと、リサーチを続行。無事に、映像用の特殊撮影を行う業者さんから専門の機材をレンタルできることになり、使用法のレクチャーも受けて万全の態勢で撮影に臨みました。当日、撮影現場に颯爽と現れた木村さん。私たちの無茶なお願いにも嫌な顔ひとつ見せず、あっという間に雨の撮影がスタート。シャワーのように噴出された水が、徐々に木村さんの全身を濡らしていきます。シャッターが切られ、ディスプレイに写真が表示されると、現場からはどよめきにも似た歓声が。濡れた髪、頬を伝う雨粒、こちらを見つめる力強いまなざし。雨に打たれてひときわ輝く、木村さんの圧倒的な魅力に、現場の誰もが感動した瞬間でした。今回の特集では、「夏の雨」と題したグラビアに加え、木村さんならではの夏の過ごし方や、最新主演映画『検察側の罪人』の撮影エピソードについて伺ったインタビューもたっぷりお届け。ボリューム満点の内容を、ぜひお楽しみください!(Y)
2018年08月21日イランも夏真っ盛り! こんにちは Mamiです。日本の各地で40度近い気温を記録した話を最近よく耳にします。 イランも、40度近くまで気温が上昇することがよくありますが、実際に住んでみてびっくり、涼しいんです! その理由は湿度!だいたい10%くらいなので、カラッとした天気が続いています。直射日光の当たる場所は日差しが辛いのですが、日陰に入ると涼しくてとても過ごしやすい気候です。(とはいえ、暑いのですが。想像していたよりは全然マシです!) ちょっと足を延ばして、宮殿までお散歩! そんな最近、マイブームはお散歩。ひとりで、家から散歩をしたり、メトロで少し遠いところに行ったり。 今回は、お散歩で行ってきた「サアダーバード宮殿」を紹介します! サアダーバード宮殿は、テヘラン北部にある宮殿。かつてのパフラヴィー王家の夏の離宮だった場所が、現在約20個の博物館として公開されています。 本当に大きな場所で、敷地内を乗り合いのバス(ゴルフ場の車みたいなもの)が走る程です。 沢山の博物館がある中で、今回は白の宮殿(メッラト宮殿)と緑の宮殿に行ってきました!敷地がとても広いのですが、緑がいっぱいで気持ちいい場所でした。 入り口からテクテクと5分程度歩いてまず到着したのが通称ホワイトパレス「メッラト宮殿」です。 外から見るとこんな建物!さっそく中に入って行きます。 入り口で支払いをした際のレシートについたバーコードを読み取ってもらい入場。レセプションホールや寝室など様々な部屋をガラス越しに撮影することができます。 一部屋一部屋の絨毯の大きさにびっくり。1番おおきなものは37畳サイズ!手織りで37畳。。衝撃です。 キラッキラ!また同じ建物の中に、近代美術を紹介するコーナーも。 壁や階段まで可愛くて、ついつい写真におさめてしまいます。 白の宮殿を出て、緑の宮殿へ。1キロ以上坂道を登っていきます。気温は35度を超え暑いのですが、日陰に入ると体感温度が一気に下がるのがイランのいいところ。日陰を探しつつ丘を登ります。 そして到着した、通称緑の宮殿ことグリーンパレス。残念ながら内側は撮影禁止です。。白の宮殿よりもサイズは小さいものの、豪華絢爛、とても見応えのある宮殿でした! 広大な敷地には、レストランカフェもあり、ゆっくり休憩もできます。 そして、周りを見渡すとカップルがとても多くてほっこりします。次は誰かと一緒に来たい場所だなと、1人猛暑の中歩いて来たわたしは思うのでした。 イランには、今回ご紹介したような宮殿が沢山あります!また他の宮殿もご紹介できればと思います。それでは! text:Mami Yamada
2018年08月19日堀内太郎によるタロウホリウチ(TARO HORIUCHI)が2019年春夏コレクションを発表した。画家ジョージア・オキーフ(Georgia O’Keeffe)が描いた淡く強い花や骨、風景の美しさや、ミニマル画家として知られるアグネス・マーティン(Agnes Martin)が描く淡々と並び連ねる線の重なりといった、女性アーティストが表現する強さや繊細さ、危うさのグラデーションをインスピレーションとした今シーズン。ロシア生まれでシンガポール在住のアーティスト、ユリヤ・グリャノヴァ(Yuliya Gryaznova)ともコラボレーションし、彼女が本コレクションのために書き下ろした鮮やかな作品のプリントを施したワンピースや、スカートなどがラインアップする。
2018年08月18日エンジニアド ガーメンツ(ENGINEERED GARMENTS)は、2019年メンズ&ウィメンズ春夏コレクションを発表。1950年代リゾート&1970年代アウトドア今シーズンは、1950年代のリゾートスタイル、また1970年代のアウトドア、アスレチックテイストの素材やカラーを落とし込んだコレクションを展開。これまでFWK バイ エンジニアド ガーメンツ(FWK BY ENGINEERED GARMENTS)として発表していたウィメンズのピースも、エンジニアド ガーメンツのネームを配して展開。サイジングもXXSからXLまで、幅広いレンジを設ける。メッシュやコットン、ポリエステルなど豊かな素材注目したいのは豊かな素材感。光沢感のあるポリエステルのパーカー軽やかなメッシュ、肌になじむような綿素材など、幅広い素材を自在に駆使しながら、エンジニアド ガーメンツならではの、活動的でアメリカンなスタイルを作り上げた。多彩な素材で表現された様々な形の服を組み合わせ、オープンなマインドでコーディネートを楽しめるようなピースが登場する。エスニック調の柄に織られたテキスタイルのジャケットとタイパンツに、あえてインナーとして組み合わせたツヤ感のあるポリエステルパーカーは、スタイリングのアクセントとして斬新なイメージをもたらす。一方、同じポリエステル素材で仕立てたショート丈のオールインワン、ベストで統一したスタイリングはモードな雰囲気を漂わせる。レッド、ブルー、ネイビーなどのラインが交わるマドラスチェックや、1950年代リゾートの雰囲気を彷彿させるトロピカルなボタニカル柄のウェアも同様に、スタイリングの主役としても、ポイントとしても使うことができるアイテムだ。ボタニカル柄をあしらった、オーセンティックなテーラードジャケットとパンツは、奔放な華やかさがありながらも気品のある仕上がりとなっている。異素材やカラーブロックのパッチワークまた、異素材や異なる色彩のパッチワークも散見されたディテール。前後の見頃をメッシュとコットンで切り替えたベストや、チノとコーデュロイのパッチワーク、粒の異なるドット柄を組み合わせたパッチワークなど、クラフト感のあるウェアが揃う。パッチワークで仕立てたデニムジャケットは、トーンの異なるインディゴのカラーブロックが明るく爽やかな印象。ゆったりとしたデニムパンツと組み合わせることでラフさが増し、親しみやすいスタイリングが完成する。ソフトな色彩の刺繍ジャケットライトブルー、ライトベージュ、カーキなどの柔らかな色彩もまた、親近感や肌なじみの良さを演出する。ソフトな色味のデニム地に黄色の花を刺繍したジャケットは、刺繍ならではのノスタルジックな表情が魅力。マドラスチェックのシャツ、パッチワークデニムのショートパンツ、真っ白なスニーカーを合わせて、軽やかに着こなすことができる。
2018年08月14日リトゥンアフターワーズ(writtenafterwards)が、2019年春夏コレクションを発表。"魔女"をテーマとした連作をスタート戦前、戦中、戦後の女性たちにインスパイアされた2017年春夏・秋冬、そして2018年春夏シーズンの一連のストーリーに区切りをつけ、今季から連作で取り組むテーマは「For witches」。デザイナーの山縣良和は「"いつの時代も社会は魔女性を必要とする"という考え方に基づき、社会構造や歴史、そして魔女性を持った女性と向き合いながら、現代に生きる魔女のために衣服を創りたいと思い制作をスタートさせた」と綴っている。山縣が幼い頃から想像力を掻き立てられる存在だったという"魔女"。歴史を紐解くと、負の要素を内包する魔女、物語の世界にのみ存在する魔女など様々なものが存在するが、山縣が生み出すピースには、女性の生き方が大きく変容した近現代を生きる魔女の、不思議なオーラや謎めいた魅力を映し出していくという。魔女の服といえばダークな印象を抱きがちだが、2019年春夏コレクションには、魔女の結婚をイメージしたという真っ白なピースが並ぶ。一際目を惹くのは渦を巻いたようなデザインの模様を大胆に配した、ボリューミーなケープ。模様の一部がカットされており、そこから腕を出して着用する。また、エリザベスカラーに着想を得た贅沢なプリーツの襟や、まるでジレのような長い付け襟など、シンプルなワンピースなどに重ねて多様なスタイルを楽しめるアイテムも充実している。山縣による魔女のイラスト入りTシャツもベーシックラインのリトゥン バイには、ホワイトのTシャツやスウェットを用意。Tシャツには「For witches」のロゴや、山縣による魔女のイラストが配されている。展示受注会を開催なお、これらのアイテムは2018年7月21日(土)・22日(日)に東京・品川で開催されるリトゥンアフターワーズおよびリトゥン バイの2019年春夏展示受注会で先行して手に入れることができる。同会場では、近代の結婚制度や家庭生活の中に入り込んだ魔女のプライベート空間を創造した、山縣によるインスタレーションおよびアート作品も展示・販売される。【詳細】リトゥンアフターワーズ 2019年春夏コレクション「For Witches」展開時期:2019年1月頃(予定)■展示受注会&インスタレーションの展示・販売開催日:2018年7月21日(土)~7月22日(日)会場:URANO(東京都品川区東品川1-33-10 TERRADA Art Complex 3F)
2018年07月22日