共働きのサヤコさん一家。毎週末、生鮮や冷凍食品、パンやお菓子、いざというときのカップ麺など、1週間分の買い物を済ませてから夕飯の準備をしています。そんな、ある週末のできごと…「パーム油の問題」は、私たちの問題ゾウさん、ごめんね。僕たちのせいで大切な居場所がなくなっていたなんて。どうしたらいいんだろう……やっと気づいてくれたか…。でも、いまからだって遅くない。動物たちの居場所や地球環境を守るためにできることを教えよう…こんにちは! 廣岡です。サラヤでは約20年前からボルネオ島で環境保全活動をしているんだ。世界中のパーム油の85%は食用、15%が非食用。そのうち、サラヤの洗剤が使っている割合はほんのわずかなんだけれど、原料の調達先であるボルネオの現状やパーム油にまつわる様々な問題を知ってしまった以上、なんとかしなければ…と、2004年から「ボルネオ環境保全プロジェクト」を開始。住む場所を奪われた動物たちの救出や治療をしたり、分断された森をつなぐ吊り橋をつくったり、ボルネオ島の動植物を守るための活動をしているんだよ。ひろおかさん、僕もうこれ以上ゾウさんたちを苦しめたくないよ…。そもそもアブラヤシ農園なんて、もうつくらなければいいじゃん。みんながもうパーム油を使わなきゃいいじゃん! 涙そうだよね。でも、すでにこれだけたくさんの商品に使われているパーム油を世界中から完全になくすことは難しいかな…。あと、アブラヤシ農園で働いている人たちにとっては、生活の糧となる大切な収入源でもある。むやみになくすことはできないのが現状なんだ。 共存していくためには、もともとあった熱帯雨林も野生動物も、農園で働く人の仕事も守ることができる、“持続可能なパーム油”を生産することが大切なんだ。そのためにサラヤでは、違法労働や違法伐採をしていない、環境と人権に配慮したパーム油である証、「RSPO認証」のパーム油を商品に採用。RSPOの加盟や認証制度の普及支援もしているんだよ。生産や流通の過程で持続可能なパーム油が使われていることを保証するRSPOマーク。この認証マークのついた商品を選べば、自然と社会貢献につながる。こんなマークがあるんだね、知らなかった~~‥‥動物たちを助けたい気持ちはわかるけれど、学校や仕事もあるし、自分たちだけでやろうとするのはとても大変だよね。でも、「ものの選び方」を少し変えるだけで、ボルネオの動物や熱帯雨林を守れるかもしれない。そこでサラヤは、「ヤシノミ」シリーズの売上の1%(※メーカー出荷額)を、ボルネオ環境保全活動の支援に還元。洗剤を使うだけで「誰でも気軽に支援に参加できるしくみ」をつくったんだよ。なるほど! 普段食べているものや使っているものをRSPO認証マークがついている商品に変えたり、売上が環境保全活動に寄付されているものを選ぶことで、ボルネオの動物や働く人たちみんなを守ることができるんだね!パーム油の現実を知ってから買い物をするときは原材料をチェックしたり、RSPOマークがあるかどうかも意識するように。(ママ)やれることから始めるのが大事だよね。家族の笑顔や地球の未来につながる“もの選び”、これからも続けていきたいね!(パパ)子どもたちの未来のために“人と地球にやさしい”ヤシノミ生活を“人と地球にやさしい”がコンセプトの「ヤシノミ」シリーズは、無香料・無着色。ヤシの実由来の植物性の洗浄成分。排水は微生物によって生分解され、すばやく地球にかえります。1971年の誕生以来、50年以上変わらないコンセプト、品質・製法で、世代を超えて愛されているロングセラーシリーズです。*サラヤは日本に籍を置く企業として初めて2005年1月にRSPOに加盟。2010年には日本で初めてRSPO認証パーム油を原料として使用した商品を販売開始。ヤシノミシリーズはすべてPSPOマーク認証商品です 「ヤシノミ」シリーズ をみる おてつだいで地球にいいことやってみよう!スペシャルサイト、公開中! 夏休み中のおてつだいはヤシノミ洗剤を使った食器洗いにチャレンジ! サラヤでは8月4日を「ヤ(8)シ(4)ノミ洗剤の日」と制定し、夏休み中は“地球についてお子さんと一緒に考えてみること”を提案、親子で一緒に楽しみながら学べるコンテンツを公開中です。 詳しくはこちら >> イラスト:つん 文:佐々木彩子[㏚] サラヤ株式会社
2023年08月02日今回の「やさしいママのヒミツ」は番外編です。沖縄に移住したセソコマサユキさん一家が愛用するのは、人と地球にやさしいサラヤの洗剤「ヤシノミシリーズ」。毎日使う洗剤の売上の1%が原材料の産地ボルネオの環境保全に使われていると知り興味津々。二児のパパでもあるセソコさんによる「ボルネオの旅」レポートです。しっかりと冷房の効いたコタキナバル空港の扉を開けると、湿気をたっぷりと含んだ暑い外気が体を包んだ。同行者たちからは「暑いー、、、」と言うため息にも似た声が漏れたが、僕は少しホッとした。なんだか、沖縄の空気に似ているような気がしたからだ。僕の住む沖縄の家からは、ほんの少しだけ海が見える。その海へは、車を走らせれば15分もかからずにたどり着くことができる。夕方少し早めに仕事を切り上げて子どもたちと海で遊び、夕日を眺めながらビーチで家族そろって晩ご飯にするのが、僕のささやかな楽しみでもある。自然を身近に感じることのできる沖縄の暮らし。でも、僕たちは本当の意味で、地球と繋がる暮らしをできているだろうか。自然を思い、自然とともに暮らすことって、どういうことだろう。我が家でも愛用している人と地球にやさしい「ヤシノミ洗剤」。サラヤが展開する環境保全活動の視察ツアーに参加させてもらい、その原材料に使われているパーム油の産地であるボルネオへ、旅をする機会を得た。1億年以上前の熱帯雨林が現存するという、その雄大な自然を感じる旅へ。パーム油の産地、ボルネオ島へ成田空港からマレーシアの首都クアラルンプールの空港を経由し、サバ州の州都、ボルネオ島北部に位置するコタキナバルへ。インドネシア、マレーシア、ブルネイの3カ国の領土であるボルネオ島は、日本の国土の約1.9倍、世界で3番目に大きい島だ。熱帯雨林が発達していて、ボルネオゾウやオランウータン、テングザルなどの動物たちが暮らしている。氷河期の影響を受けなかったため、およそ1億年も昔にできた自然が残っているのだそう。そのボルネオで近年、パーム油を採取するために、熱帯雨林を切り開いてアブラヤシのプランテーション(農園)が作られているため、自然破壊が懸念されているのだそうだ。自然が失われるということは、そこに暮らす動物たちの「暮らしの場」も無くしてしまうということ。さて、そのパーム油とはなんだろう。耳慣れないその油は、僕たちの暮らしに必要なものなんだろうか? 実はポテトチップスやカップラーメンなどの食品から、化粧品や洗剤、プラスチック加工品まで、その原材料として記載されている「植物油(油脂)」の多くが「パーム油」のこと。近くにある食品や日用品を手にとってみて欲しい。思った以上に身近な存在であることがわかるはず。これがアブラヤシの実。この果肉から「パーム油」が採れる。日本へ輸入されているパーム油の85%は食品に、残りの15%が洗剤などに利用されている。日本は年間65万トンものパーム油をマレーシアから輸入している。つまりそれは僕たちの暮らしが、マレーシアの熱帯雨林と、そして地球が1億年の昔から培ってきた自然と繋がっているということ。圧倒的なスケールの自然を前に沖縄を出発して成田空港へ。そこからクアラルンプールを経由してコタキナバル、そしてマレーシア・サバ州のサンダカン空港へと向かう長い旅路。最初にたどり着いたのはテングザルの保護地区「ラボックベイ」。キナバタンガン川の下流域には、オランウータンやテングザルほか10種の霊長類、ゾウやサイなど絶滅の危機に瀕した動物をはじめ、多種多様な野生生物が生息しているのだそう。テングザルは名前の通りの大きな鼻が特徴の猿。最近息子が気に入っている『ざんねんないきもの事典』(高橋書店)にも登場していて、一緒に読んだことを思い出した。大きな鼻が邪魔になり、時に手で鼻をよけたりしながらご飯を食べる、なんてことが書いてあったっけ。間近に見るテングザルは、やっぱりどこかユーモラス。大きな体をしたオスがゆったりと過ごすその周りにちいさな群れをつくり、子どもたちがキャッキャと遊びまるその様子は「家族」そのもの。その微笑ましい様子に、沖縄の家族を少し、思い出す。テングザルはボルネオ島にしかいない固有種。一般的には水辺にあるマングローブ林などに群れなして生活をする森林伐採により生息地を失った動物たち絶滅が危惧される何種もの動物たち。そのひとつがオランウータン。続いてやってきたのは「セピロク・オランウータン・リハビリテーションセンター」。43平方kmもの広大な天然原生林につくられた保護施設「セピロク・オランウータン・リハビリテーションセンター」。世界でも有数のリハビリテーションセンターで、世界中から多くの人々が訪れる。ここは、動物種保全条例が制定される前にペットとして飼育されていたり、森林伐採の際に生息地を失ったオランウータンを保護し、再び森での生活に戻れるようリハビリをする施設。入り口で手の消毒。サラヤが日本でも販売している消毒液が設置され、こんなところでも日本との繋がり、貢献を感じることができたのは嬉しい。給餌の時間になると森の奥からオランウータンがバナナやミルクをもらいにやってくる。途中、見学客用の歩道にオランウータンがヒョイっと降りてきた。遠巻きに写真を撮る人々。沖縄を含め、日々の暮らしの中ではなかなか接することのない大きさなので、近くに来るとちょっと怖い。でも、森とは本来彼らが暮らす場所。ぼくらがお邪魔しているんだ。次に向かったのは、絶滅が危惧されるボルネオゾウを保護する施設、「ボルネオ・エレファント・サンクチュアリ」。ここで出会い、餌やりを体験させてもらったゾウの「ガンバロン」。推定10~14歳くらいだというガンバロン。バナナを持って手をあげると、その動きに合わせるようにスッと鼻を伸ばして口を開ける。口に入れてあげるともしゃもしゃと。鼻をなでればざらりとしたその皮膚から、安らいだ心が伝わってくるようだった。サラヤや旭山動物園、ボルネオ保全トラストジャパンの強力なサポートによって完成した「ボルネオ・エレファントサンクチュアリ」では、捕獲されたり傷を負ったゾウたちを一時的に保護・治療をし、他のゾウの群れと重ならない地域を探して森に還している。幼いころ、自宅の近所にはちいさな「林」がいくつもあった。住宅街ではあったけれど、家々の間にはそうやって自然が残っていて、「あっちの林にクワガタがいるぞ」なんて友だちと話しながら、虫捕りに出かけたものだ。歳を重ね、林へ遊びに行く回数が減るのと時を同じくして、そこは次々に住宅へと姿を変えていった。それは僕たちにとって遊び場でしかなかったけれど、やっぱり寂しさを感じたものだった。森に暮らす彼らは、いま何を思うんだろう。リバークルーズ、ナイトハイクで出会ったものその後もキナバタンガン川をクルーズしたり、ナイトハイクを通して、自然や動植物と触れ合った。「虫」たちがびっくりするような大きさだったり、見たことのない花や生き物がいたり、沖縄と似ているようで、やっぱり違う。キナバタンガン川をクルーズ中、シルバーリーフモンキーやサイチョウ、ワニなどとも出会う。ここでみた夕景は美しかった。ナイトハイクで夜のぬかるんだ森を40~50分歩いて出会ったのが、1年でたった一夜だけ咲き、夜明けとともに散ってしまう1輪の「サガリバナ」。その美しさにちょっとホッとしたのは僕だけだっただろうか。そう、サガリバナは梅雨明け頃から夏にかけての沖縄の風物詩でもある。写真左:一夜だけ咲くという「サガリバナ」。写真右:ナイトハイクでは素晴らしいボルネオの星空を堪能。広大なプランテーション、動物たちとの共存へヤシノミ洗剤の原材料として「パーム油」を使うサラヤは、プランテーションによって失われた熱帯雨林の森を買い戻し、分断された森と森をつなぐ「緑の回廊」プロジェクトや、「命の吊り橋」プロジェクト、オランウータンやゾウなど「野生動物の救出」プロジェクトなどを行なっている。僕らが使っているヤシノミ洗剤の売上の1%は、マレーシア・サバ州政府公認の国際NGO「ボルネオ保全トラスト」(BCT)を通じて、こういった野生動植物の保護と生息域の確保に使われているという。熱帯雨林だった土地を買い戻し、分断された緑(保護地)をつなぐことで「緑の回廊」を回復させるプロジェクトも今年で11年目を迎える。アブラヤシ農園の拡大によって森は小さく分断されてしまう。オランウータンを絶滅の危機から救うべく、分断された森と森をつなぐ「命の吊り橋」プロジェクトがスタート。吊り橋は、サラヤ本社のある大阪・東住吉区の消防署から提供された「廃棄消防ホース」を再利用して作られている。実際に訪れたアブラヤシのプランテーションは広大で、ヘリコプターに乗り上空から眺めても、途方もない広さだということがわかる。川沿いに、少しばかりのジャングルを残して。規則正しく並ぶ広大なアブラヤシ農園と残されたジャングル。上空から見る眺めに複雑な思いがよぎる。その地に降り立ってみるとアブラヤシの大きさがわかる。長い鍬のような道具を使って、器用に20mにもなる樹上の果実のついた房を落とす。どさっと40~50kgにもなるという房が落ちてきて、そこから果実をとって油を精製するのだ。遠くマレーシアで手にしたこのアブラヤシが、沖縄にいる僕たちの暮らしにつながっているというのは、なんだか不思議な感覚。これまでプランテーションのなかにはゾウなどの動物が立ち入ることはできなかったのだが、今回の旅では、ゾウのために畑の一部を開放するという新しい取り組みをしているプランテーションを訪れた。熱帯雨林と同じようにはいかないだろうが、プランテーションが動物たちの暮らしの場の一部になって、人と動物たちがより良い環境で共存できる日が、いつか訪れるのだろうか。人の営みと、動物の営み。繋がり、自然を守ること今回の旅では、沖縄とは違う自然の力を感じ、日頃出会うことのない動物たちの営みを見た。暮らしと環境、そして地球はつながっている。そんなことを強く感じた旅だった。未来を生きる子どもたちのために、動物たちの営みのために、僕たちにできることはなんだろう。ちいさな台所から始まった旅は、地球に思いを馳せる壮大な旅になった。野生動物と自然を満喫できるボルネオだが、コタキナバルの街には海辺のリゾートや子連れで楽しめる施設もあり、世界中から観光客が訪れている。飛行機や電車を乗り継いで帰宅して、ただいま、と玄関を開ける。しばらくぶりに会う子どもたちが「おかえりー」と駆け寄ってくる。抱きしめて、コーディネーターさんからもらったぬいぐるみをお土産に渡すと「テングザルだ!」と言って、大喜びしていた。あれ、なんで名前を知っているんだろう? そうだ、こないだ一緒に本で読んだんだね。子どもたちの未来のために“人と地球にやさしい”ヤシノミ生活をヤシノミシリーズはヤシノミ由来の植物性。洗った後の排水もすべて微生物によって分解され、すばやく地球にかえります。洗っても、洗っても、安心。今日の汚れをあしたの未来に残さない。そんな “人と地球にやさしい” ヤシノミ生活をはじめてみませんか。【売上1%で、ボルネオ環境保全を支援】ヤシノミシリーズの売上1%はマレーシア・サバ州政府公認の国際NGO「ボルネオ保全トラスト」を通じて野生動植物の保護と生息域の確保に使われています。また、サラヤの製品は、違法労働や違法伐採によって作られた植物油を使用せず、環境と人権に配慮して生産されたRSPO認証植物油が使われています。 無香料、無添加のヤシノミシリーズを見る ★ヤシノミシリーズは ロハコ や amazon でお買い求めいただけます。 「やさしいママのヒミツ」ほかのインタビューも見る 沖縄に移住したセソコさん 子育てインタビュー写真:竹谷健太朗、柏倉陽介(サガリバナのみ)写真・取材:セソコマサユキ[PR] サラヤ株式会社
2019年07月30日旅行好きのパパママの間で、いま人気上昇中の子連れ海外旅行先のひとつが、マレーシアのコタキナバル。ボルネオ島北西部に位置するサバ州の州都で、周辺にはサンゴの海や地球最古の熱帯雨林など手つかずの大自然が広がっています。海あり山ありのネイチャーアイランドには、子どもの五感を刺激してくれるアクティビティがめじろ押し。そこで今回は実際に現地で体験したなかから、とくに家族旅行におすすめしたいアクティビティをご紹介します。■野生動物に会いに行く!「テングザル観察リバーサファリ」冒険気分を味わえるリバーサファリ地球最古の熱帯雨林が茂るボルネオ島は野生動物の宝庫ゆえ、動物に会いに行くオプショナルツアーも豊富。なかでも小さな子連れでも参加しやすいのが、「テングザル観察リバークルーズ」です。マングローブの生い茂る川をボートで進んでいくと、スタッフの「あそこにいるよ」の声。指さす方向を見ると、大きな鼻が目を引くボルネオ島固有のテングザルが枝をゆさゆさと揺する姿が。テングザル以外のサルや水トカゲなど多数の動物を見ることができました。驚くほど多様な動物が暮らすボルネオ島。テングザルは大きな鼻が特徴日没後は天気がよければ、ホタル観賞です。木々のまわりで輝く無数のホタルの群れは、まるでクリスマスツリーのような美しさ。今回はクリアス川でのリバークルーズを楽しみましたが、ガラマ川でも楽しめます。いずれもコタキナバルからは片道約2時間。午後出発で夕食付きの半日プランが一般的です。■サンゴ礁の海を楽しむ!「アイランドホッピング」サピ島のビーチ。とにかく海の青さに感激!コタキナバル沖には、5つの島(ガヤ島・サピ島・マヌカン島、マムティク島、スルグ島)からなる海洋公園「トゥンク・アブドゥル・ラーマン公園」があり、このうち1~2島を巡るアイランドホッピングツアーが人気。コタキナバル市内からスピードボートでわずか15分と近いのに、海の青さが段違い! 魚も多く、子どもたちも大はしゃぎです。人気アクティビティ、ジップライン「コーラルフライヤー」(40kg以下の子どもは親と二人乗りで体験可)はとにかく爽快!サピ島とガヤ島を結ぶ全長250mシュノーケリングやパラセーリングなどマリンアクティビティもいろいろ。子どもが小学生くらいなら、家族でチャレンジしてみると楽しいですよ(※アクティビティによって対象年齢が違うので詳細は現地で確認を)。■先住民の暮らしに触れる!マリマリ文化村マリマリ文化村。こんなつり橋もあり、大人もワクワク!少数民族が30以上も暮らすサバ州。先住民族のライフスタイルを再現した「マリマリ文化村」は、子どもが楽しみながら異文化に触れられる絶好の観光スポットです。吹き矢体験。ほかに火起こしレクチャーや地酒の試飲も見学の最後は見応えのある民族の舞踏ショーで締めくくり■市内観光も異文化体験のひとつ白と青のコントラストが美しい「コタキナバル市立モスク」市内観光でも発見がいっぱいです。市内にはモスクも多く、ヒジャブ(イスラム教の女性がかぶるスカーフ)を身に付けた女性の姿を見れば、子どもも日本とは違う異文化を自然に感じられるでしょう。マレーシアの人たちは温厚でフレンドリーなので、市場やお土産もの屋さんでは、ぜひ子どもも交えて店員さんとコミュニケーションをとってみることをおすすめ。そうしたリアルな体験は、子どもが世界を理解する感性を育む素地になってくれるはず。サバ州の民芸品を集めたショップ「カダイク」は、ぬいぐるみ、かご製品、ナマコ石けんなどお土産の品ぞろえが豊富親子ともに冒険心をくすぐられるコタキナバル。紹介した海や森でのアクティビティはオプショナルツアーとして、ホテルのツアーデスクや現地の旅行会社などで申し込めます。日本では味わえないネイチャー体験は、親子の一生の思い出になりますよ。取材協力サバ州観光局 マレーシア航空 ※この記事は2018年6月現在の情報です。
2018年06月19日子連れ海外旅行の旅先として、近ごろ人気が高まっているマレーシアのコタキナバル。きらめくビーチあり、森の動物との出会いあり、地元の人とのふれあいあり…とファミリー向きの要素がいっぱい!直行便を利用すれば、成田から約6時間と意外に近く、施設の充実したリゾートホテルもあるので赤ちゃん連れでも安心です。今回は子連れ・赤ちゃん連れに楽しいコタキナバル旅行の魅力を徹底紹介します!コタキナバル沖に浮かぶ、サンゴ礁に囲まれたサピ島のビーチ。コタキナバルではアイランドホッピングも気軽に楽しめる■動植物の楽園!コタキナバルってどこ?コタキナバルは、ボルネオ島北西部に位置するサバ州の州都です。ボルネオ島は、マレーシア・インドネシア・ブルネイの国境をまたぐ世界で3番目に大きな島で、地球最古の熱帯雨林が生い茂り、多様な動植物の宝庫。そのため、コタキナバルではオラウータンやテングザルなど、動物に会いに行くオプショナルツアーも充実しています。森の野生動物を探しにいくツアーも豊富島のまわりは美しいサンゴ礁に囲まれ、マリンアクティビティも多彩。海も森もすぐ近くにあるので、本物のネイチャー体験を親子で気軽に楽しめます。サピ島でのパラセーリング体験サバ州は10~3月がモンスーン季とされますが、年間を通じて大きな気候の変化はなく、基本的に一年中旅しやすい旅先です。■コタキナバルが子連れ旅行におすすめの3つの理由自然体験が豊富なこと以外にも、赤ちゃん連れ・子連れにうれしい理由があります。1.直行便があるスケジュールは限られますが、マレーシア航空が、月・木の週2便、成田/コタキナバルの直行便を運航しています(※)。フライト時間は約6時間。直行便がない日はクアラルンプール経由で。その場合は乗り換え時間を含めて11時間強かかるので、往復のいずれかだけでも直行便が利用できるとフライトの負担がグンと減らせますね。2.時差が少ないコタキナバルと日本の時差は1時間(日本より1時間遅い)だけなので、時差ボケしらず。子どもの体力的な負担も少なくてすみます。3.温厚な国民性マレーシアの人たちは温厚な国民性で、子ども好きも多くフレンドリー。子どもと一緒にいるだけで現地の人とのコミュニケーションの機会が増えるかも! レストランも基本的に子連れウェルカム。島なのでおいしいシーフードがリーズナブルに楽しめます。マレーシア航空の成田/クアラルンプール線は、2018年5月より新機材エアバスA350-900型機で運航されている。内装もピカピカで快適※マレーシア航空の成田/コタキナバル線は2018年5月18日~7月22日までの期間、一時的に運航を休止していますが、7月23日から再開予定です。■コタキナバルの治安や衛生環境は?ガヤストリートにある人気ラクサ店「イーフン」。子連れの姿もコタキナバルは基本的に治安もよく、街歩きも安心です。ただ、スリや置き引きなどはあるので、一般的な海外旅行と同程度の注意は必要。衛生状態も良好で、とくにリゾートホテルに滞在しているのであれば神経質になる必要はありませんが、日本の夏と同様の気配りを。飲み水はミネラルウォーターを使うようにします。カラフルな建物が多く、フォトジェニックなコタキナバルの街並み日差しが強いので子ども用の日焼け止めや帽子、森へ行くときは虫よけも忘れずに。オムツは街のスーパーにも売っていますが、水遊び用のオムツは入手しづらいので日本から持っていくことおすすめ。ミルクも飲み慣れたもののほうが安心です。■コタキナバルで子連れにおすすめのホテルと選び方のポイント開発が進むコタキナバルでは年々新しいホテルがオープンしているのでホテルの選択肢は豊富。子連れなら、海沿いにあるプール付きのホテルがよいでしょう。たまにはスパやバーでのんびりしたいママパパは、キッズクラブやベビーシッターサービスの有無もチェックしておくとよいですよ。子どもはやっぱりプール遊びが大好き!「シャングリ・ラ・タンジュンアル・リゾート&スパ」コタキナバル国際空港から車で約10分、コタキナバル市街地へも車で10分と便利な立地にある「シャングリ・ラ・タンジュンアル・リゾート&スパ」も、子連れに人気のホテルのひとつ。赤ちゃん向けプールや子ども向けスライダー、ボルネオ唯一のウォーターパークなどがあり、プール・水遊びはバッチリ。5~12歳の子どもが無料で利用できるキッズクラブ(※5歳以下は保護者要同伴)もあり、図工やゲームなど日替わりアクティビティのほか、毎週金曜夜にはキッズパーティも開かれます。「シャングリ・ラ・タンジュンアル・リゾート&スパ」の朝食ブッフェにはかわいいキッズコーナーもホテル前のタンジュンアルビーチは夕陽の名所。絶景サンセットを家族で楽しむ人も多い赤ちゃん連れや子連れのコタキナバル旅行では、ホテルのプールやビーチ遊びをメインに、オプショナルツアーをいくつか組み合わせるのがおすすめ。手つかずの大自然のなかで、本物のネイチャー体験ができるコタキナバル。今後ますます注目が高まりそうな旅先です。取材協力サバ州観光局 マレーシア航空 ※この記事は2018年6月現在の情報です。
2018年06月14日ファッションモデルで、5歳の娘さんの母親でもある森貴美子さん。森さん家族が毎日を快適に過ごすために欠かせない日用品のひとつが、ヤシノミ洗剤シリーズです。愛用品の原材料に使われているパーム油にまつわるストーリーを追い、常夏の島、ボルネオへ旅してきました。森貴美子(もりきみこ)「森きみ」の愛称で親しまれるファッションモデル。雑誌『non-no』の専属モデルとして17歳でデビュー。チャーミングな笑顔と親しみやすいキャラクターで一躍人気となる。現在は一児の母として、また1日70万アクセスを超える「モリキミニッキ」のブロガーとしての顔ももつ。最新刊に『森きみのパンダイアリー 毎日がパン日和』。Blog: ■私たちとボルネオ島との深い関係「こんなにいい体験ができるなんて、思っていた以上です!」。今回、森さんがボルネオ島を初めて訪れたのは、環境保全活動の視察ツアーに参加するため。日本から最も近く、そして地球で最も古いといわれる熱帯雨林の現状を見るのが目的です。地上から見上げるのではわからない、樹上の動植物の様子が観察できるキャノピーウォーク。ボルネオはマレーシア、インドネシア、ブルネイが領土をもつ世界で3番目に大きい島。日本から飛行機で6時間ほどの距離の赤道直下にあります。この島が私たち日本人の生活に欠かせない存在だと言われても、ピンとくる人はまだそれほど多くないかもしれません。ボルネオ島北部のサバ州は、全長560キロのキナバタンガン河や 標高4095メートルのキナバル山などがある、雄大な自然の楽園です。1億年以上前の熱帯雨林が現存する生命の宝庫、ボルネオの一大産業は、パーム油。パーム油とは、アブラヤシの実から採取される植物油(油脂)のこと。世界で最も使われている植物油で、そのほとんどがマレーシアとインドネシアで生産されています。マヨネーズやマーガリンなどの調味料、ポテトチップスやチョコレートなどのお菓子、カップラーメンといった加工食品などの成分表示によく記載されている植物油脂、それはボルネオ産のパーム油かもしれません。というのも、日本は年間65万トンものパーム油をマレーシアから輸入しているから。人口で割ると、日本人ひとりにつき1年間で4キロものパーム油を消費している換算になります。ちなみにパーム油は、そのほとんどが食用に、その他、化粧品やペンキ、洗剤などに使われています。現代生活に欠かせないパーム油の需要が年々拡大するのに伴い、マレーシアでは国策としてパーム油の生産が推奨されたのを背景に、アブラヤシのプランテーションが拡大の一途をたどっています。政府にとっても、地元の人々の生活にとっても、もはや不可欠な輸出産業なのです。熱帯雨林は伐り開かれ、次々とプランテーションへ姿を変えていく。それは、数多くの動物たちが棲む場所を失うことも意味します。地球にとって、あまりに大きな代償です。熱帯雨林は河岸に追いやられ、アブラヤシのプランテーションが一帯に広がっています。ひと房20~30キロのアブラヤシには3000個ほどの実がついています。スーパーやコンビニなどで売られている半数近くの商品に入っているといわれるパーム油のほとんどを、日本はマレーシアから輸入。私たちの日々の消費が、ボルネオの環境破壊に直接、影響するのです。 ■いつも使っているものの背景を知る東日本大震災が、それまでの自分の暮らし方や考え方を根本から見直すきっかけになった人はきっと少なくないでしょう。森さんもそのひとりでした。「ちょうど妊娠も重なり、環境や自然についてあらためて考えさせられて……それで出会ったのがヤシノミ洗剤でした。といってもジャケ買いだったんですけど(笑)、体と環境とお財布にやさしいのに、汚れもきちんと落とせて、いいことづくめ。もう一生これでいいよねって夫と言い合ってるくらい惚れ込んでいます」左:森さん家族の日常のひとコマ。 右上:森さん宅に常備されている、人と地球にやさしいヤシノミ洗剤シリーズ。 右下:アブラヤシの実。ここから原材料となるパーム油がとれる。洗たく洗剤もじきに愛用するようになり、ヤシノミ洗剤、ヤシノミ洗たく用洗剤、ヤシノミ柔軟剤の3つのアイテムは、森さん家族にとってもはや必需品。でも、じつはこのヤシノミ洗剤にもパーム油が使われています。製造元のサラヤは2004年から「ボルネオ環境保全運動」をスタート。そのほとんどが食用に使われているなかにあって、洗剤に使われるパーム油はごくわずか。それでもパーム油に関わる環境問題に取り組んでいる日本企業はサラヤだけです。アブラヤシのプランテーションで。実をかじってみると、生の段階ですでにかなりオイリーでした!行き場を失ったゾウやオランウータンの保護、熱帯雨林だった土地の買い戻しなど、地元のNGOと協力して社会運動を展開。熱帯雨林の野生動物たち、パーム油で生計を立てる現地の人たち、パーム油の恩恵に与って生活する私たち……さまざまな事情のバランスをとりながら、環境保全と原料調達の両面からこの問題に取り組んでいます。セピロック・オランウータン・リハビリテーションセンターでは、森林開発で住処を追われたオランウータンを保護し、森へ還すための訓練を行っています。今回、森さんが参加した視察ツアーもそうした活動の一環です。毎日使っているアイテムの原材料が、どんな場所で、どんなふうに育てられているのかを実際に見られるのは興味深く「いわゆる顔が見えるっていうのは、いまやすごく価値のあることですよね」と森さん。プランテーションではアブラヤシの収穫を体験した森さん。長い鎌と格闘すること数分、やっとのことでひと房を落とすことに成功。「パーム油をとるのはこんな重労働なんですね…」。アブラヤシの木を見上げながら、森さんの心は複雑な思いが交錯していました。 ■川からの視点、空からの視点。対照的なグリーンの正体まだ暗いうちから熱帯雨林へ出かけると、木々の間からご来光が。熱帯雨林のウォーキングに、リバークルーズ。アブラヤシのプランテーションに、野生動物の保護センターの見学。ボルネオに暮らす人々や動物に触れ合う、じつに濃いツアー内容でした。「朝日が昇る前に熱帯雨林にウォーキングに行き、時間が経つにつれて虫の声が鳥の声に変わり……たくさんの生き物が息づいているのがわかりました。その後、野生動物の保護センターで、森で生活できなくなったゾウやオランウータンに会いました。彼らは元気そうに見えたけれど、人に慣れてしまったために簡単には森に戻れないそう。いまの暮らしは安心だろうけど、本能のまま森で生きるのと、どっちが幸せなのかなって」ボルネオ・エレファント・サンクチュアリーではボルネオゾウをレスキュー。このプロジェクトには、北海道の旭山動物園も参加しています。ゾウは、手から直接餌を受け取るほど人に慣れていました。キナバタンガン川のクルーズでは、テングザル、オランウータン、カワセミ、サイチョウなどなど、ボルネオ固有種を含むいろんな動物と遭遇できました。動物はなんでも好きだけれど、なかでもゾウが大好きという森さんにとって、野生のボルネオゾウたちが草を食むのを間近で見られたのは特に大感動だったよう。キナバタンガンのリバークルーズでは、野生のボルネオゾウの群れに遭遇! 子ゾウが母親に寄り添っていました。「船から川沿いの森を見ていると、それがすべてに思えました。動物たちはこんなに豊かな森で暮らしているんだなあって。でもその後、クルーズしたところをヘリコプターに乗って上空から見てみると……森の小さいこと、奥行きがないこと! 見渡すかぎりアブラヤシのプランテーションが続いていて、森はところどころに残っている程度だったんです。動物たちは、小さな森に閉じ込められているんですね」百聞は一見にしかず。なかなかショッキングな体験でした。手前が熱帯雨林、向こう側がプランテーション。グリーンの境界が上空からだと一目瞭然です。 ■自分には何ができるかを知ること普段なにげなく口にしたり使用したりすることで、期せずして環境破壊に加担しているとしたら? でも、日用品の意識的な購入で環境保全活動に参加できる方法があります。ヤシノミ洗剤の売上の1%は、ボルネオ保全トラスト(BCT)に還元されます。商品購入によってボルネオの環境保全に参加できる仕組みです。「ちゃんと足を運んで、自分の目で見て感じないとわからないことが、たくさんありました。遠く離れた国で、パーム油で揚げたポテトチップスを食べて生きてきた私が、何を言える立場でもないけれども、この現状をいろんな人に知ってもらいたいと思ったし、私はこうしたいって強く思うところがありました」「考え方はひとりひとり違う。だから他人に自分の考えを強要することはできないけれど、自分自身はこうしたいっていう思いがあるのなら、それについては諦めずに取り組みたい。自分ひとりがどうしようが世の中は変わらないよね、と諦めるのではなく、自分ひとりでも行動する意味はあると思うんです」視線を感じるとそこには…。熱帯雨林には世界中の類人猿種の95%以上が生息しているそう。右:ボルネオ固有種のテングザルが、枝から枝へ飛び移る瞬間!左:ボルネオ固有種のサイチョウの名前の由来は、サイの角のようなトサカから。 右:夜のリバークルーズでは、河はまた違った顔を見せる。枝に留まってカワセミが睡眠中。そもそも家族の間でも意見の相違は当たり前なのだから、と森さんは言います。「私と夫は真逆の性格で喧嘩が絶えないんですが(笑)、子育てに関しては意見を合わせようとしていました。両親の言うことがバラバラだと、子どもが混乱すると思ったから。でも夫は、いろんな意見があるってことを小さいうちから知っていたほうがいいと言うんです。そんなものかなあって、私は全面的に共感できたわけではないんですけど、パパはこう思う、ママはこう思うって話し方に変えました。価値観は人それぞれに違うものという前提に立つことにしたんです」セピロック・オランウータン・リハビリテーションセンターでは、娘さんと娘さんの親友のためにおみやげをゲット。売上はセンターの運営金として使われるそう。おみやげの購入が支援につながるのは嬉しいこと。“価値観が違っていい”という価値観を、共有する。それが正しいことかどうかはわからないけれど、少なくとも家族全員が正直でいられるし、ストレスがないんです、と森さん。「またガラリとやり方を変えることがあるかもしれませんが、自分たちなりのかたちでいいかなと思っています」ボルネオで見てきた現状を、なるべく多くの人に知ってもらうこと。これからも日々の暮らしでヤシノミ洗剤を使うことで、ボルネオの環境保全に還元すること。自分ひとりができることは限られているけれど、世の中が動き、変わるのは、そういうひとりひとりの思いと行動が積み重なっていくことでこそ、実現していくものなのだから。取材/構成:野村美丘(photopicnic)ボルネオ撮影:藤田二朗(photopicnic)商品写真:林ひろし親子写真提供:森貴美子[PR]サラヤ株式会社 ボルネオ環境保全プロジェクト 【やさしいママのひみつ 一覧】
2017年06月30日photo: Satsuki Ichikawaボルネオ島の魅力をご紹介した“前編”に続いて、後編では家族旅行にぴったりな編集部注目のツアーをご紹介。 マレーシアの美しき島、ボルネオ島のコタキナバルへは、マリンドエア直行チャーター便で行くH.I.Sのツアーがおすすめ。ベストシーズンの8月11日(木)成田発~15日(月)成田着の「マリンドエア直行チャーター便で行く マレーシア・ボルネオ島 コタキナバル5日間」では、大自然を満喫できるコタキナバルの人気ツアーに、おすすめリゾートホテルが最大9軒ラインナップ、そしてH.I.S限定の貸切サンセットBBQディナー付きなど、ファミリーバカンスを最大限に盛り上げる魅力的なコンテンツが満載。最終日は出発時間までホテルの部屋が利用可能などなど、子連れの旅に嬉しい特典も。早速、詳細をチェック! サービス充実のマリンドエア写真提供:H.I.S.今回の直行チャーター便は「マリンドエア」を利用。インドネシアの「ライオンエア」とマレーシアの航空系企業「ナショナル・エアロスペース・アンド・ディフェンス・インダストリーズ(NADI)」の合弁会社として2012年に設立された航空会社だ。通常の格安LCCとは異なり、ビジネスクラスを設置し、エコノミークラスでもミールサービスがあり、広い座席とパーソナルモニターを完備するなど、サービスが良いのが特徴。 ツアーの嬉しいポイントその1サンセットBBQディナーに無料でご招待!写真提供:H.I.S.H.I.Sのチャーター便の利用者には、ステラハーバーリゾート&スパでの貸切サンセットBBQディナーが無料で招待されるという嬉しい特典付き! 8月12日(金)の夕方、宿泊ホテルからステラハーバーリゾート&スパまで送迎付き。写真提供:H.I.S.BBQ前には、子供が喜ぶ「昆虫ふれあいコーナー」と「バティック作り体験」又は「BBQ前の1杯」をサービス。ボルネオ島ならではの自然体験や、お土産にも人気のバティック(ろうけつ染め布地)作りなど、ここでしかできない特典をチョイスして旅の思い出づくりをしてみては?写真提供:H.I.S. ホテルは選べる豪華なリゾートが最大9軒広大な敷地を有するビーチフロントリゾートやインターナショナルブランドの大型シティホテルも多いコタキナバルの中から、最大9つの快適な極上リゾートホテルがラインナップ! どこにしようか迷ってしまいそう、というあなたへ、TRIPPING!編集部が特におすすめしたい4ホテルをチェック! ネクサス・リゾート&スパ・カランブナイ写真提供:H.I.S.6Kmのプライベートビーチが自慢のネクサスは、ボルネオ島の原始的な自然と調和する緑豊かなリゾート。国際会議なども催されるホテルなだけに、豪華で快適、至れり尽くせりの設備が充実。カヤックや水上スキーなどのマリンスポーツやサイクリング、ゴルフ、自然散策やジャングルトレッキングといったネイチャーアクティビティが豊富。ネクサス・リゾート&スパ・カランブナイ指定のフリープランはこちら> シャングリ・ラ タンジュンアル リゾート&スパ コタキナバル©SHANGRI-LA HOTELS & RESORTS周囲を25エーカーという広さの庭園に囲まれ喧騒から離れた5つ星の楽園リゾート「シャングリ・ラ タンジュンアル リゾート&スパ コタキナバル」。ゲスト専用の桟橋からは、ホテルが所有する6隻スピードボートで「トゥンク・アブドゥル・ラーマン国立公園」のサピ島やガヤ島などに渡ることができるなど、子供と一緒に冒険心と好奇心をフル稼働させたくなる一軒だ。シャングリ・ラ タンジュンアル リゾート&スパ コタキナバル指定のフリープランはこちら> シャングリ・ラ ラサリアリゾート&スパ コタキナバル©SHANGRI-LA HOTELS & RESORTS「日中のツアーで思い切り体を動かす予定だから、ホテルはおこもり系癒しリゾートで」という家族にはもってこいの「シャングリ・ラ ラサリアリゾート&スパ コタキナバル」。同系列のホテル「タンジュンアル リゾート&スパ」よりさらに奥まった自然の中にロケーションしている。シャングリ・ラ ラサリアリゾート&スパ コタキナバル指定のフリープランはこちら> ステラハーバーリゾート&スパphoto: Satsuki Ichikawaホテル、マリーナ、ゴルフ場などが集まるマレーシア随一のインテグレートリゾート「ステラハーバー リゾート」。リゾート内には5つのプールがあって好きなプールを選べるなど、遊び尽くせないほど充実した施設が自慢。フォトジェニックなヨットハーバーの景色をバックに、リッチな気分で家族旅行を楽しめる。ステラハーバーリゾート&スパ指定のフリープランはこちら> のんびり派?アクティブ派?選べる2つのプランマリンドエアの直行チャーター便で行く「マレーシア・ボルネオ島 コタキナバル5日間」では、終日自由行動の「フリープラン」と、滞在中毎日現地ツアーに出かける「ファミリープラン」が用意されている。家族の希望を叶えてくれるのはどちら? のんびり派には「フリープラン」©SHANGRI-LA HOTELS & RESORTSサンセットBBQディナー以外は、基本的には自由行動の「フリープラン」。ホテルのプライベートビーチ※やプールで思う存分ゆっくりするもよし、中心地に出かけてショッピングや海鮮BBQ屋台を楽しむもよし、自由にコタキナバルを楽しめるのが嬉しいかぎり。もちろん、現地オプショナルツアーが充実のH.I.S.だから、1日はツアーに参加してみるといった、自由な組み合わせもOK!ホテルは9軒の中から、好みに合わせて選ぼう。※ホテルによって、プライベートビーチの有無は異なりますサピ島 写真提供:H.I.S.また、フリープランに追加30,000円(12歳未満は追加15,000円)で、ボルネオ島を大満喫できる人気ツアー3つに参加することも可能。「サピ島(昼食付き)&貸切サンセットBBQディナー」、珍しい動物たちに会える動物園「ロッカウイ・ワイルドライフパーク」、そしてコタキナバル市内から車で約2時間のところにある「世界遺産キナバル公園とポーリン温泉(足湯)&キャノピーウォーク」と、海・川・山がすべて楽しめる。フリープランの> アクティブ派には現地ツアーが充実の「ファミリープラン」スパンガール島 写真提供:H.I.S.「ファミリープラン」は、2日目に1日30名限定と静かでのんびり過ごすことができ、クマノミのスポットもあるスパンガール島へご案内。photo: Satsuki Ichikawa3日目にはテングザルを探してマングローブが生い茂る川をボートで進むリバーサファリ、4日目にはオランウータンやマレーグマ、アジア象など珍しい動物を間近で見ることのできる動物園「ロッカウイ・ワイルドライフパーク」を訪れる充実のプラン。ボルネオ島の自然と動物に触れあう滞在を叶えてくれる。ホテルは高級ホテルを中心に5軒がラインナップ。ファミリープランの> この夏は、本物の大自然に触れることができるボルネオ島で、驚きと感動、笑いと癒しに満ちた家族団らんを満喫する旅はいかがだろうか? 「家族旅行 in ボルネオ島」 特集前編:家族旅行で選びたいボルネオ島「コタキナバル」後編:直行チャーター便で行く! ボルネオ島・コタキナバル
2016年06月21日photo:PIXTAエメラルドラグーンに囲まれた南シナ海の美しきボルネオ島は、インドネシア・マレーシア・ブルネイの3ヵ国からなる世界で3番目に大きな島。陽気な太陽に照らされたトロピカルアイランドには、世界遺産の自然公園をはじめ、海中や密林のジャングルなど豊かな自然が広がり、キナバル固有の動植物たちの宝庫。 サピ島 写真:マレーシア政府観光局カヤックやシュノーケルなどのマリンスポーツをはじめ、密林のジャングルを行くリバークルーズに、世界遺産の山へトレッキングと、海に、川に、山に、どこででもダイナミックな自然と触れ合えるネイチャーパラダイス。だから、やんちゃな子供連れのファミリーにもぴったりの旅先。ボルネオ島の玄関口となるコタキナバルは、マレーシアに属するサバの州都で、日本からは、直行便でたったの6時間と意外な近さ!しかも時差がたったの1時間。これなら子供たちへの負荷も軽く、生活のリズムを崩すことがなく海外旅行が満喫できる。大人も子供も大満足、この夏のファミリーバカンスはボルネオ島で決まり! 子連れ旅行でコタキナバルに行きたい4つの理由その1珍しい動植物の宝庫!親子でジャングルアドベンチャーを体験photo: Satsuki Ichikawa見たこともないスケールで広がるボルネオ島の大自然は、子供たちの冒険心をかき立てる。マングローブが生い茂るクリアス川をボートで進むリバーサファリは、人気ナンバー1のツアー。野生のテングザルとの遭遇率がなんと90%以上なのだとか! 夜になると満天の星空とホタル鑑賞もできて自然のロマンを体いっぱいに感じることができそう。photo: Satsuki Ichikawa東南アジア最高峰キナバル山の麓には、世界遺産キナバル公園があって、ボルネオ固有の多彩な動植物を観察できる。運がよければ世界最大の花、ラフレシアも見られるかも。写真:マレーシア政府観光局「ロッカウイ・ワイルドライフパーク」は、ボルネオに生息する絶滅危惧種や世界でも珍しい小さいサイズの動物が見られる動物園で、日本の動物園とはひと味もふた味も違う面白い動物たちに会える。子供たちにとって、ボルネオ島は夢のようなアニマルパラダイス。島での体験は、宝物のような思い出になること間違いなし。 その2エメラルドグリーンの海へ!離島で遊ぼうphoto: Satsuki Ichikawaコタキナバルから、スピードボードで15分。少し足を伸ばすだけで、エメラルドグリーンに輝く海岸を持つサピ島に行くことができる。この島はファミリーに人気の珊瑚礁の島で、シュノーケリングや海水浴など種類豊富なマリンスポーツが楽しめる。海中では、スズメダイ・アカエイ・ベラ・クマノミなどの美しい魚たちを見つけられる。写真提供:H.I.S.ボルネオ島からは、もうひとつスパンガール島にも行くことができるが、こちらは1日30名限定と入島人数が制限されている。その分、手つかずの自然の生態系が残る素晴らしい景色が広がり、海中でのクマノミ遭遇率はさらに高いのだとか。 その3子連れに安心!大勢でもゆっくりできる大型リゾートホテルが充実©SHANGRI-LA HOTELS & RESORTS シャングリ・ラ タンジュンアル リゾート&スパ コタキナバル子連れ旅でチェックすべきポイントはやはり宿泊場所のクオリティ! コタキナバルには、ファミリー向けの大型リゾートホテルが充実しているので安心だ。ゆったりとしたヴィラや白浜のプライベートビーチをご所望なら「ネクサス・リゾート&スパ・カランブナイ」、迫力満点なウォータースライダーなどもあり子供から大人まで楽しめるオールマイティリゾートは「シャングリ・ラ タンジュンアル リゾート&スパ コタキナバル」。©SHANGRI-LA HOTELS & RESORTS シャングリ・ラ タンジュンアル リゾート&スパ コタキナバル周囲をジャングルに囲まれたロングビーチ沿いの楽園リゾートをイメージするなら「シャングリ・ラ ラサリアリゾート&スパ コタキナバル」、モダンでシンプルな快適リゾートステイを楽しむなら「ステラハーバーリゾート&スパ」と、よりどりみどり。 その4シーフード料理にマレー料理に家族で満喫photo: Satsuki Ichikawa小さい子供連れだと、現地での食事の内容も気になるところ。ボルネオ島では、チキンライスをはじめ中華テイストのメニューが豊富なマレーシア料理や、日本でも馴染みのあるシーフード料理が豊富。photo: Satsuki Ichikawa街の中心地にあるBBQ屋台など、カジュアルな雰囲気でわいわいと楽しめる食事処は、かしこまったレストランよりも子連れには気が楽。エビやカニなど具材も豪華で、子供たちも大喜び。ローカルムードにあふれた楽しい食事は旅の思い出のひとつになるはず。 「家族旅行in ボルネオ島」特集の“後編”では、実際に日本からコタキナバルを家族旅行で満喫できるおすすめのツアー情報をご紹介。家族みんなでボルネオ島を思う存分満喫しよう! 「家族旅行 in ボルネオ島」 特集前編:家族旅行で選びたいボルネオ島「コタキナバル」後編:直行チャーター便で行く! ボルネオ島・コタキナバル
2016年06月21日自然豊かなボルネオ島には、バラエティに富んだユニークな定番土産があるのはご存知だろうか?まだまだお土産情報の少ないディスティネーションなので、お土産探しに苦労しないためにも、事前に情報をゲットしておきたい。そこで、今回はボルネオ島コタキナバルでお土産を購入できるおすすめの3つのスポットと、定番のお土産品をご紹介。品質のいいボルネオ名産品を買うなら「Bayu Asiana」へコタキナバルでも有名なお土産店といえば「Bayu Asiana Shopping centre(バユ・アシアナ・ショッピング・センター)」。ここの魅力はなんといっても、質の良い名産品の品揃えと、8割を閉めるオリジナル商品の豊富さ。お店に入るとすぐに、ボルネオ島に生息する動物のぬいぐるみがズラリ。愛くるしいぬいぐるみの数々は、見ているだけで癒される。腕などに巻き付けることのできるオランウータンのマグネットも人気商品の一つ。オランウータンのマグネット全4色RM18(約500円)ボルネオ島名産のサバティーは、キナバル山の麓で栽培されたオーガニックの紅茶。さっぱりとした味わいが魅力だ。サバティー 15袋入りRM36(約1,000円)更に、バティックの布で包まれたナマコ石鹸や、ブラックペッパーも定番の人気土産。ナマコ石鹸3つ入り/4つ入り共にRM39(約1,100円)ブラックペッパー RM49(約1,400円)最近では、ボルネオ産のココナッツから作られるヴァージンココナッツオイルも人気。ヴァージンココナッツオイル 130ml RM58(約1,600円) 2個だとRM100(約2,900円)お店には、日本語を話すスタッフもいるので安心。旅中に一度は訪れたいお土産店だ。Bayu Asiana Shopping centre・住所:Lot11,Ground Floor,Grace Square Shophouse, Jalan Pantai Sembulan,88100 Kota Kinabalu,Sabah・営業時間:11:00~21:00・電話:(+60)88 266-879バラマキ土産は地元のスーパーマーケットで!低価格なバラマキ土産を探すなら、地元のスーパーマーケットへGO!「MILIMEWA(ミリメワ)」は、シティの中でも中心地に位置し、訪れやすい店舗のひとつ。マンゴーグミやサバティーなども安く手に入り、まとめ買い向き。マレーシアのインスタントラーメンも人気のお土産。マレーシアならではの椰子糖「グラ・マラッカ」は、お菓子作りはもちろん、調理時にみりんの代わりに使える代物。MILIMEWA KOTA KINABALU(ミリメワ コタキナバル)・住所:NO.1, Kojasa Building, Jalan Pantai, 88000 Kota Kinabaru, Sabah・電話:(+60) 88-231 521ローカルマーケットで、掘り出し物を見つけよう!更にローカル度の高い逸品を探すなら「ハンディクラフト・マーケット」へ出かけよう。ル メリディアン コタキナバルの目の前に位置するマーケットは、地元でも人気のマーケットのひとつ。所狭しと民芸品やボルネオ名産の真珠の商品が並ぶ店が連なり、狭い路地を歩いているとまるで迷路のよう。自分好みの逸品に出会えたら是非旅の思い出に購入してみては。尚、稀にスリなどの被害が出ている場所なので、バッグなどの持ち物はきちんと体の前で抱え、注意をしながらショッピングするようにしよう。Handicraft Market(ハンディクラフト・マーケット)・住所:Jalan Tun Fuad Stephens、88000 Kota Kinabalu、Sabah、・営業時間:9:00~16:30(Photo:Satsuki Ichikawa / TRIPPING!編集部(MILIMEWA店内写真) text:Ai Tanaka)ボルネオ島コタキナバル 特集・前編大自然に魅せられて!ネイチャーリゾート「ボルネオ島」・後編雄大な自然が旅の舞台!「ボルネオ島」に出かけよう
2015年10月11日「雄大な自然に触れる旅」をテーマに旅先を選ぶなら、迷わず候補に入れたいのが「ボルネオ島コタキナバル」だ。豊かな生態系を育む熱帯雨林が広がる山並み、珊瑚礁に囲まれた島々が点在する美しい南シナ海……。自然の中に身を置けば、忘れかけていたピュアな気持ちを取り戻せるはず。それでいて、ラグジュアリーな高級リゾートホテルも点在し、ゴルフなどのレジャーも楽しめるこの地は、正に「ネイチャーリゾート」そのもの。ボルネオ島の玄関口、マレーシア「コタキナバル」世界で3番目に大きな島「ボルネオ島」の中でも、今回はマレーシア・サバ州の州都「コタキナバル」周辺をフィーチャー。島の玄関口でもあるコタキナバルには、成田空港からマレーシア航空の直行便が週2本就航中だ。1年を通して大きな気候の変化がないため、世界中からレジャーやリゾートを楽しむためにツーリストが通年集まる。多彩な魅力を持ち合わせるボルネオ島コタキナバルの中でも、特に注目したい5つの魅力をご紹介。ネイチャーリゾート「ボルネオ島」の魅力1. 透き通る美しい海とアクセス良好な離島サピ島ボルネオ島コタキナバルの美しい海を望むなら、ウォーターフロントのリゾートに滞在したい。プライベートビーチを有するリゾートホテルもおすすめだ。それでも、本格的にビーチを満喫するなら、離島へのショートトリップは外せない。コタキナバル沖のトゥンク・アブドゥル・ラーマン公園は、5つの島(ガヤ島、サピ島、マヌカン島、マムティク島、スルグ島)からなる海洋公園。市内からスピードボートでわずか15分程度でアクセスできるので、気軽にアイランドホッピングしてみよう!サピ島シャングリ・ラ タンジュンアル リゾート&スパのマリンセンター。ダイビングスポットも多数ある。ネイチャーリゾート「ボルネオ島」の魅力2. 豊かな生態系を育む手つかずの熱帯雨林マングローブが生い茂る川辺市内から車で1時間ほど走れば、動植物の宝庫である手つかずの熱帯雨林が車窓に広がる。マレーシア最高峰の山「キナバル山」の麓に広がる世界遺産、キナバル自然公園には固有種の植物が自生し、世界一大きな花「ラフレシア」も生息している。本格的なトレッキングコースから、気軽な散策コースまであるので、マイナスイオンを感じながら歩いてみよう。更に、ボルネオ島特有の猿「テングザル」をはじめ様々な動物が暮らす、ニッパ椰子やマングローブが生い茂る川辺では、観察クルーズが人気だ。夜のホタル鑑賞もお忘れなく!カニクイザル野生の動物と出会うことも珍しくない世界一大きな花「ラフレシア」ネイチャーリゾート「ボルネオ島」の魅力3.のんびりホテルステイを叶える大型リゾートホテルシャングリ・ラ ラサリア リゾート&スパボルネオ島コタキナバル周辺には、広大な敷地に佇むリゾートホテルが点在。リゾート内はどこも南国ムードが漂い、ただただのんびり過ごすだけの贅沢を味わえる。マリーナに面した大型リゾート「ステラ・ハーバー・リゾート」や、野生動物の自然保護区を有する「シャングリ・ラ ラサリア リゾート&スパ」、離島であるガヤ島に佇む「ガヤ・アイランド・リゾート」など、ホテルステイを心行くまで楽しめるリゾートホテルを、好みに会わせて選べるのが嬉しい。シャングリ・ラ タンジュンアル リゾート&スパシャングリ・ラ タンジュンアル リゾート&スパネイチャーリゾート「ボルネオ島」の魅力4. 新鮮シーフードにローカル料理!バラエティ豊かな食文化シーフード屋台村「セドコ」にあるレストラン「フアヒン」の料理海沿いの街コタキナバルの自慢のひとつが新鮮なシーフード料理。生け簀から好きな魚介を選び、好みの味に調理をしてもらえるレストランやシーフード屋台村が人気だ。更に、多民族が暮らす土地ならではのバラエティ豊かなローカルフードにも、チャレンジしてみよう!カレースパイスが効いたココナッツミルクベースの麺料理「カレー・ラクサ」や、スペアリブを漢方スープで煮込んだ「肉骨茶(バクテー)」、さっぱりとした塩味の焼きそば「トゥアラン・ミー」など、どれも病み付きになる逸品ばかり。左からナシゴレン、カレーラクサ、トゥアラン・ミー中心街ガヤストリートにあるカレーラクサが人気の店「イーフォン」ネイチャーリゾート「ボルネオ島」の魅力5. 日本に比べてリーズナブルにスパ体験シャングリ・ラ タンジュンアル リゾート&スパ内「CHI[氣]スパ」世界的に有名な高級スパから、カジュアルなデイスパ、気軽に体験できるマッサージまで、様々な癒しスポットがあるボルネオ島コタキナバル。どれも日本に比べてリーズナブルに体験することができるので、自分へのご褒美に足を運んでみるのはいかがだろうか?高級スパが好みなら、ステラ・ハーバー・リゾート内「マンダラ・スパ」や、シャングリ・ラ タンジュンアル リゾート&スパ内「CHI[氣]スパ」に注目してみて。気軽に訪れるなら、街中のマッサージ店を体験してみるのも一興。「CHI[氣]スパ」のトリートメントルームはそれぞれが独立したヴィラタイプボルネオ島コタキナバル特集の“後編”では、実際に編集部が体験したおすすめのツアーをご紹介。現地で体験したリアルな情報を公開!ボルネオ島コタキナバル 特集・前編大自然に魅せられて!ネイチャーリゾート「ボルネオ島」・後編雄大な自然が旅の舞台!「ボルネオ島」に出かけよう(photo:Satsuki Ichikawa text:Ai Tanaka)
2015年09月26日サピ島世界で3番目に大きな島、ボルネオ島。鬱蒼と繁茂する熱帯雨林や蛇行する雄大な河、東南アジア最高峰のキナバル山、そしてオランウータンやテングザルなどのユニークな動物たちのイメージが強いですよね。どちらかというと、山派というか。けれど海の魅力だって、たっぷり!今回は中でもボルネオ島北部、マレーシア・サバ州コタキナバルのリゾートアイランドについて、ご紹介しましょう。コタキナバルの中心地から行きやすいトゥンク・アブドゥル・ラーマン公園スノーケリングやシーウォークなどマリンスポーツが楽しめるサピ島ボルネオ島の玄関口といえば、サバ州の州都コタキナバル。その中心地の桟橋、ジェッセルトン・ポイントからボートでわずか15分の海域に、5つの島々が点在する保護区があります。ガヤ島、サピ島、マヌカン島、スルグ島、マムティック島からなるトゥンク・アブドゥル・ラーマン公園です。ブーゲンビリアの花で彩られたガヤナ・エコ・リゾート。スパや生け簀もあり、リゾートとネイチャー体験、どちらも楽しめます日帰りでスノーケリングを楽しむツアーがポピュラーですが、リゾートステイも可能です。公園内で最大のガヤ島には全室水上コテージの「ガヤナ・エコ・リゾート」や姉妹ホテルでワンランク上の「ブンガラヤ・アイランド・リゾート」、そしてマレーシアで展開するYTLラグジュアリー・リゾートの一員の「ガヤ・アイランド・リゾート」の3軒があり、とっておきのハイダウェイ感を味わえます。ガヤ島のガヤナ・エコ・リゾートにはすべて水上コテージ。ジャイアント・クラムの保護研究施設も併設していますガヤナ・エコ・リゾートでは、タヒチのカヌーブレックファストのように、朝食を海から運ぶサービスも“ハイビスカス”の意味をもつ「ブンガラヤ・アイランド・リゾート」。プライベートプール付きのロイヤルヴィラはこちらの最上位のお部屋他にもマヌカン島にはシャレーやレストランがあり、サピ島やスルグ島ではキャンプが可能。サピ島はスノーケリングやシーウォークなどマリンスポーツが楽しめ、干潮時にはサンドバンクが浮かび上がり、ガヤ島とつながります。最も小さく、本土に近いマムティック島も、上質なスノーケリングスポットです。トゥンク・アブドゥル・ラーマン周辺の海域は手厚く守られているので、サンゴが豊か。ジャイアント・シャコガイを保護・研究している場所もあります。また、年末にはジンベエザメが回ってくることもある、魅力的なスポットのひとつなのです。(text : 古関 千恵子)※画像:マレーシア政府観光局(サピ島)、古関千恵子(その他)ビーチ&リゾートコラム「アジアンビーチ☆マニア」その他の記事はこちら>
2015年09月05日NECは9月3日、マレーシア国内のマレー半島とボルネオ島を結ぶ大容量光海底ケーブル敷設プロジェクトである「SKR1M(Sistem Kabel Rakyat 1 Malaysia)」を受注したと発表した。2017年半ばに稼働開始を予定している。現在マレーシアでは同国政府の主導により国内情報網強化を推進している。同ケーブルはその一環として建設し、同国の情報化を加速させる通信基盤として期待されている。同ケーブルは、マレー半島とボルネオ島の6都市・5区間を結ぶ総延長距離約3,700kmの光海底ケーブルで、マレーシアの大手通信事業者であるTelekom Malaysia(TM)、TT dotCom(TTdC)およびNECの間で建設請負契約を締結した。同ケーブルは1波長あたり100Gbpsとなる光波長多重方式に対応し、建設時の初期容量は4Tbps。同社は過去40年以上にわたり海底ケーブル・システム事業を手掛け、地球5周分のべ20万kmを超える敷設実績があり、日本を含むアジア・太平洋地域で強みを持つ。また、陸上に設置する光伝送端局装置、光海底中継器や光海底ケーブルなどの製造、海洋調査とルート設計、光海底ケーブル・システムの据付・敷設工事、訓練から引渡試験まで、全てをシステム・インテグレータとして提供しているという。特に、深海8,000メートルの水圧に耐えられる光海底ケーブルは、日本で唯一製造可能なNECの子会社であるOCCが担当している。
2015年09月04日圧倒的な自然の豊かさで有名なボルネオ島。688種類もの鳥が生息するこの島で毎年開催される「Borneo Bird Festival(バード・フェスティバル)」は、珍しい「鳥」が主役の祭典。ユネスコ世界遺産Kinabalu Park(キナバル自然公園)にて2015年10月23日~25日に開催。鳥たちのパラダイス!ボルネオ島の魅力© cedeprudente.com マレーシアのボルネオ島(サバ州)は、その豊かな自然で知られ、この時期は動植物愛好家の間でも特にバードウォッチングに適していると評判の地。それは、一年中温暖な気候が、北半球の冬に近づく寒気から逃れてくる渡り鳥達が集まって来るのに適した場所だから。ここに集まる鳥たちは全688種、その内この地にしか生息しない固有種が60種も。圧倒的な種類の多さは、鳥たちにとってこの地がいかに居心地がいいかを物語っている。フェスティバルの会場となるキナバル自然公園は、東南アジア最高峰のキナバル山を中心とし、2000年にはマレーシアで初めて「ユネスコ世界遺産」に登録された公園。保護されている75,370ヘクタールという広大な土地は、標高差もあり、あらゆる鳥たちが更に集まりやすい立地だ。園内だけでもボルネオ緑カササギや、ヘキサン、キヌバネドリなどの17の固有種を有する。世界でも珍しい鳥が主役のフェスティバル© Borneo Bird Festival 20153日間に渡って開催される鳥の祭典。その内容は、写真コンテストや鳥レース、野鳥観察のガイドツアー、子供向けのゲームなど盛り沢山。単なる研究者たちのバードウォッチングのためのイベントではなく、熱帯雨林や鳥の生態を1から学べる、素人にも開かれた祭典になっている。© Borneo Bird Festival 2015会場までは、コタキナバル空港から車で2時間。アメリカやヨーロッパからもファンが集まるこのイベントは2015年で7回目を迎える。子供から大人まで楽しめるフェスティバル、ぜひ家族で参加してみては?
2015年08月28日ウーマンエキサイト編集部N子が“ボルネオ”に行ってみた!植村花菜さんと一緒に体験してきたボルネオ探検の模様をレポート。 1日目 、 2日目 のレポートに引き続いて3日目の様子をお届けします。■テングザルに会いに来た!3日目は、テングザルの見学へ。この施設には3つのグループがおり、見学したのは、オス1頭とメス約8頭で群れをなしている「ハーレム」と呼ばれるグループです。残りの2グループは全員オスで形成されているというから驚きます。このグループのボス。見てください、この貫禄!鼻が大きいのがオス。メスの鼻は少し小さめで、さながらピノキオのようですね。■ロカウィ・ワイルドライフ・パークへ!続いて訪れたのは、ロカウィ・ワイルドライフ・パーク。コタキナバルから車で30分ほどの場所にあります。サバ州野生生物局が運営するこの場所では、絶滅を危惧されている動物たち、地球環境の変化に伴い、森で生きていくことが困難になった動物たちが保護されています。花菜さんとわたしたちは、まずはボルネオゾウのコーナーへ!こんな風にゾウにエサをあげることができます。このニンジンは夕食前のスナックだそう。こちらははにかんだお顔がかわいい、オランウータンのモグリ。最初は照れていたモグリ。花菜さんが優しい目で見つめていると、二人の距離が少しずつ近づいてきたようです。※人間とオランウータンの病気が共通しているため、直に触ることはできません植村花菜のボルネオファッション!~3日目~この日の花菜さんのファッション。トップス:PeakPerformanceボトムス:PeakPerformanceタイツ:PeakPerformance帽子:本人私物シューズ:本人私物■この旅をつうじてアブラヤシの大規模なプランテーションにより、熱帯雨林の減少、野生動物が絶滅の危機に瀕しているなど、さまざまなことを学び、感じることができた3日間でした。「まずは知ることから。気づくことで変わることもあるから、ここで感じたことを世の中に発信していきたい」、と花菜さんはお話してくださいました。いたはずの動物がいなくなるなんて。守っていきたい、と。だけど最後に、こんなことも。学ぶことも多かった旅だけれど、ボルネオ島の人の温かさに触れ、美しい風景に出会い、美味しい食事をいただき、「とにかく楽しかった!!!」とにっこり。花菜さんは、ボルネオ滞在中、いつも明るい笑顔で取材を盛り上げてくれました。笑い声の耐えない取材となったのは「何事も楽しまないと損」をモットーとする彼女のおかげ。編集部N子も大満足のボルネオの旅でした!そして、実はこの旅の最終日に路上ライブをしてくれた花菜さん。地元の若者が弾いていたギターを借りて、最後に素敵なサプライズ!その模様は花菜さんの ブログ もチェックしてみてください。魅力いっぱいのボルネオに、すっかり虜になった花菜さん。まずは「好き」になることが、守りたい気持ちの言動力となり、何かを変えていく一歩になるのかもしれませんね。ぜひみなさんもボルネオという場所に少しでもご興味をもたれたら、いつかぜひ訪れてみてください。すばらしい体験があなたを待っています!【他媒体情報】* このボルネオ取材は、他媒体でも取り上げられています。雑誌やラジオもぜひチェックしてみて。 ・FM Osaka「LOVE FLAP」番組内、「サラヤECO FLAP」のコーナーで放送していた内容はPodcastでも楽しめます。 ・everblue 2012年9月30日発行 ・ecocolo 2012年9月20日発売 ・ランドネ 2012年9月22日発売 取材/ウーマンエキサイト編集部取材協力:サラヤ株式会社 株式会社ジスコ・ボルネオ旅行社
2012年10月10日ウーマンエキサイト編集部N子が“ボルネオ”に行ってみた!植村花菜さんと一緒に体験してきたボルネオ探検の模様をレポート。 前回のレポート に引き続いて2日目の様子をお届けします。写真は宿泊したロッジ。朝と夜は東京よりも涼しい■朝ご飯前のモーニングクルーズボルネオ滞在2日目の朝。眠い目をこすって6時に集合。そしてやっぱり船に乗り込み、モーニングクルーズへ出発です!朝霧に包まれて幻想的な世界へ、いざ。今回の旅のガイドをしてくれるサラヤ(株)・研究調査員の中西さんの説明を受けながら、楽しくクルーズ中の花菜さん。「ウォーリーをさがせ!」で鍛えられた眼力は、今朝も発揮されるでしょうか。さっそく何かを発見した花菜さん。木からこちらを見下ろすテングザルを発見!朝から優雅な姿が印象的です。ひなたぼっこを楽しんでいる様子のイグアナ。朝と昼、夜でまったく別の顔を見せてくれるキナバタンガン川。鳥のさえずりを聞きながら、木々や動物たちの息吹を感じ、一日のはじまりにたくさんのエネルギーをもらえました。しかし、しばらくすると目の前に吊橋が。じつはこの吊橋、森が切られて大きな木が無くなったために交流をすることができなくなった、両岸にいる動物たちを渡らせるための動物用の吊橋なのです。大阪の消防局で使用していた使用済みの消防ホースを活用し、サラヤ(株)と現地で活動するボルネオ保全トラストが協力して設置したもの。この橋により、限られたエリアで絶滅の危機にあった動物同士が移動することができ、繁殖や食料確保の機会が増えるのだそうです。花菜さんもボルネオ保全トラストのお手伝いとして、橋のメンテナンスに参加。※通常はこの橋を渡ることができません深呼吸を何度もしたくなる、そんな場所です。空から見た、この島の現実とは?≫■空から見た、この島の現実モーニングクルーズで心が満たされた後は、ロッジで朝食。次はヘリコプターに乗り、上空から森林見学です。花菜さんもわたしもワクワクして乗り込みました!そして上空から見えてきたのは「ボルネオの今」でした。現在ボルネオでは原生林が伐採され、アブラヤシのプランテーション化が進んでいます。上空から観察すると、この転換が進んでいる様子が伺えます。規則正しく配列されたアブラヤシ。野生動物が暮らす原生林との人工的な境界線に不自然さを感じました。こうして原生林が減り、野生動物たちは棲み処を奪われています。これが今、この島が直面している現実でした。森から森へ動物たちが移動できてこそ「生物多様性」が保たれるのだそう。孤立化した森が増えると、動物たちが自由に行き交うことができません。それは種の「絶滅」を意味しています。残念ながらボルネオサイなど、絶滅を危惧される動物たちが増えているとのこと…。動物たちが滅びていくということは、私たち人間たちも生きていくことが難しい世界になる、ということだと学びました。こちらは伐採直後の森。地肌が露呈して生々しい。このあとアブラヤシが植林されるのだそう。一方で“アブラヤシ”は、いまや世界中で使われており、わたしたちの暮らしには欠かせない便利な天然素材です。食品の材料表示に「植物油」と書かれているものはアブラヤシからとれるパーム油です。わたしも、そしてみなさんもアブラヤシの恩恵を受けているんです。観光に加えてこのプランテーション農園が、ボルネオで暮らす現地の人々の仕事と暮らしを潤しているのも大きな事実。わたしたちの暮らしと野生動物、自然・・・どうやって共存していけばよいのでしょう。ヘリから森を眺めながらこの大きな課題のことを考えていました。■そしてアブラヤシ農園を見学!空から見ていたアブラヤシプランテーションを今度は近くで見ることに。地元の方の協力で、とあるアブラヤシ農園を見学させてもらうことになりました。農園内を散策しながら、農園主からの説明に耳を傾けます。これがアブラヤシの実!果実からはパーム油(おもに食用に使われる)、種子からはパーム核油(おもに洗剤用として使われる)がとれます。実は一年中なり、1本の木から毎月1~2つのアブラヤシが収穫できるそう。大きくて重いこの実の収穫は、すべて農園の人々の手作業で行われています。好奇心が旺盛な花菜さん、アブラヤシの収穫にも挑戦!鎌も重く、なかなか落ちないけれどめげません。あと少し、あと少し・・・と格闘すること約10分。ついに成功!このあと腕が上がらなくなったそうです。農園の方々のお仕事も大変な作業なのですね。■満点の星空×ホタル、ロマンティックな夜この日の夜はみんなでホタル観察へ。夜空全体にこぼれた宝石のようにキラキラと瞬く満点の星と、繊細に輝くホタルとのコラボレーションに一同溜息!一晩中眺めていられるほどの美しさでした。その場で寝そべりながら、星とホタルたちを静かに眺めていると、こんなにも素晴らしい自然と動物たちを私たちがきちんと守っていかなくては!と強く思う一日でした。みなさんもボルネオに行かれたら、ぜひこの素晴らしい夜空を見上げてみてくださいね。植村花菜のボルネオファッション!~2日目~明るいピンク色のビタミンカラーが熱帯雨林の気候にぴったり。スカートに合わせているタイツは、趣味のランニングで使用しているものだそう。DATA トップス:PeakPerformanceスカート:PeakPerformanceタイツ:本人私物帽子:本人私物サングラス:本人私物シューズ:本人私物バックパック:PeakPerformance次回は3日目の様子をレポートします。 ・テングザルに会いに行こう!・ロカウィ・ワイルドライフ・パークへ・最終日は嬉しいハプニングが! どうぞお楽しみに!取材/ウーマンエキサイト編集部取材協力:サラヤ株式会社株式会社ジスコ・ボルネオ旅行社
2012年10月10日こんにちは。ウーマンエキサイト編集部のN子です。この夏、なんと「ボルネオ」に行ってまいりました!「”ボルネオ”って一体どこにあるの?」と思われる方が殆どではないでしょうか。かくいうわたしもそうでした。ボルネオ島とは東南アジアに位置する世界で3番目に大きな島で、3つの国からなりたっています。(マレーシア、ブルネイ王国、インドネシア)そして最大の魅力は、なんといっても熱帯雨林ならではの豊かな自然、かわいいオランウータンやテングザル、ゾウなどの野生の動物たちです!でも一方でそんな自然や動物たちが、私たちの便利な生活のために、危険にさらされているということをご存じでしょうか。今回わたしはボルネオのサバ州地区で、現地の野生生物局や環境団体と共に野生の動植物を守るための活動に取り組んでいるサラヤ(株)の活動視察に同行する機会を得てボルネオを訪問しました。サラヤ(株)といえば、日本を代表するエコロジー洗剤「ヤシノミ洗剤」を製造・販売するメーカー。環境と安全に配慮した商品開発をおこなう企業としても知られ、ボルネオの環境保全活動でも世界的に評価を受けている企業でもあります。そのサラヤ(株)が「もっと多くの人にボルネオの問題を共有してもらいたい」と企画した視察ツアー。編集部を代表して「ボルネオの現実」と「ボルネオの楽しさ、素晴らしさ」の両方をしかと見てきました。ジャングルクルーズあり、野生動物との出会いあり、夜空一面を埋め尽くす最高の星空あり!の見所満載のボルネオ探検記を三回に分けてご紹介します!この秋の旅行プランの参考にしてみてくださいね。さて今回の旅、自然や動物たちが大好き!というシンガーソングライター植村花菜さんと一緒にいきました。ボルネオでサラヤ(株)が取り組む活動に興味を持ったことが今回参加のきっかけだったとのこと。ワクワクドキドキのわたしたちの旅が始まります。■まずはオランウータンに会いにいく!今回わたしたちが訪問したのは、ボルネオ島の北部に位置するマレーシア・サバ州。早朝に羽田を出発、香港を経由して、サバ州のコタキナバルへ。初日はホテルに宿泊し、翌朝から活動開始!雄大なキナバル山の日の出を拝みながら、コタキナバルに次ぐサバ州第2の商業都市であるサンダカンを目指します。世界遺産であり、東南アジア最高峰のキナバル山の迫力は圧巻でした。サバ州政府観光局の方に頂いたオランウータンのキュートなぬいぐるみを抱きしめつつ、これから本物のオランウータンに会いにいきます!サンダカンに到着後、約25kmの距離を車を走らせ到着したのは、セピロク・オランウータン・リハビリテーションセンター。ここには、様々な理由で孤児となり保護され、将来森へ帰るために訓練を受けるオランウータンたちがたくさんいます。ここではオランウータンたちと、こんなに近くで会うことができます。コロコロと変化する表情とつぶらな優しい瞳。何時間でも眺めていられます。その愛らしさに花菜さんも思わずにっこり。■リバークルーズで自然を体感!リハビリテーションセンターを後にし、車を走らせバトゥ・プティへ。ここでの目的は、キナバタンガン川のリバークルーズ。運が良ければ、野生のテングザルやオランウータン、ゾウを見ることができるようですが、さて、どんな動物たちに出会えるでしょうか。期待を胸に取材班がボートに乗り込みます。 ボートはどんどんと奥地へ。クルーズをはじめて数十分。「あっ!」と花菜さんが指を差す先には…。テングザルを発見!ボルネオ島固有のサルで、その名のとおり鼻がテングのようになっているのが特徴。その後も、今回の旅をガイドしてくれているサラヤ(株) 研究調査員の中西さんよりも先に、サギやカニクイザルなど、次々に発見する花菜さん。すごすぎます! 「どうしてそんなに見つけるのが上手なの?」。理由をたずねてみると、「ウォーリーをさがせ!が昔から得意だった」ことが関係しているかも!と花菜さん。ボルネオに行く前に「ウォーリーを探せ」でトレーニングをしておいた方がよいのかも?!クルーズの途中に熱帯特有のスコールに遭遇。この写真はまだ降り始めたばかりの序章で、徐々に目も開けていられないほどの強い雨に!まさにバケツをひっくり返したような状態だったにも関わらず、このあとフードを外した花菜さん。スコールを楽しむように浴び、「雨も風もすごく気持ちよかった」と満面の表情をみせてくれました。約4時間のリバークルーズの終わりには、こんなに美しい風景も。真っ暗な闇夜が訪れる前の、わずかな時間だけ見せてくれる表情に自然の神秘を感じました。■ナイトクルーズで出会えたのは宿泊先のロッジに戻り、出会えた動物たちの話に花を咲かせながらマレー料理を堪能。その後、眠った動物を観察するため再びナイトクルーズへ出発!さっそくいました!木の上で器用に寝るカワセミ。カラフルで可愛い!起きている様に見えますが、眠っています。フクロウにも会えました。昼間のリバークルーズは壮大で長時間楽しめましたが、真っ暗な闇の中を走るナイトクルーズもなかなかの見ごたえ。ボルネオに行かれたらぜひ両方のリバークルーズを楽しんでみてくださいね。【植村花菜のボルネオファッション ~1日目~ 】最後は、ファッションチェック。熱帯雨林気候のボルネオ島は、スコールも多く、乾きやすい素材がオススメ。紫外線も日本の7倍なので、帽子やサングラスは必須!(取材時期は8月中旬。来年の参考にしてくださいね)アウトドアファッションもこんなに爽やかに決まっちゃうところはさすがです。DATAトップス:PeakPerformanceインナー:本人私物ボトムス:PeakPerformance帽子:本人私物サングラス:本人私物次回は2日目の様子をレポートします。 ・幻想的なモーニングクルーズ!・ヘリコプターから森を見渡す!・満点の星空とホタルを眺めてロマンティックな夜も?! どうぞお楽しみに!取材/ウーマンエキサイト編集部取材協力:サラヤ株式会社株式会社ジスコ・ボルネオ旅行社
2012年10月09日