テックビューロは2月5日、プライベート・ブロックチェーンPaaS「mijinクラウドチェーン」のオープンβプログラムを開始した。同環境は一般に解放され、無償のウォレットアプリケーションを使用することにより、仮想通貨の発行や金融機関の模擬などといったさまざまな実証実験をその場で開始できるという。同プログラムは、2016年6月末まで無償で解放される。ブロックチェーンは、データの整合性を崩さずに、ダウンタイムを撤廃した分散型の勘定エンジンが低コストで構築できる技術とされている。同プログラムは、2015年12月に発表され、15カ国167企業から申込があったという実証実験環境「mijinクラウドチェーンβ」の共用版となっている。全ての機能は両プログラムで共通となり、全ての機能が使用できるが、今回は使用するネットワークがほかの多数のβテスターと共用となる点のみが前回のものとは異なる点だという。同プログラムでは、「mijin」ネットワーク上で無償のウォレットアプリケーション「Light Wallet(ライトウォレット)」が利用可能。同アプリケーションはWindows環境で動作し、mijinのネットワークに接続することにより、ブラウザから独自の仮想通貨やアセットを自由に発行することが可能だという。アセット発行時には、小数点以下の桁数や、発行総数、必要手数料など詳細な設定が可能となっている。発行された仮想通貨(トークン)は、ブラウザ上の同アプリケーションから送金や管理が可能であり、無駄なコストや工数をかけることなく、その場ですぐに仮想通貨や独自トークン、ポイント、銀行、電子マネーなどの実証実験を開始することが可能だという。さらに、mijinではドメイン概念である「namespace」が実装されており、その下に設定の異なったアセットをツリー状に複数作成することも可能となっている。同プログラムで提供されるmijinネットワークでは、上記の「namespace」や、既に実装されている「multi-signature(複数鍵署名)」などを含む全ての機能が利用できるという。上記ウォレットアプリケーションからだけではなく、用意されたAPI上にアプリケーションを作成することも可能であり、単なる仮想通貨やポイントサービスに限らず、認証システムからアセット管理、取引所、メッセージングなど、さまざまな実証実験が実施可能となる。
2016年02月05日マネーツリーは、iOS向けに提供していた資産管理アプリ「Moneytree」のAndroid版のパブリックβを公開した。「Moneytree」はこれまで、iOS向けに提供されていた資産管理アプリ。昨秋、Web版を公開し、MacやWindows PCなどでもサービスを利用可能であったが、この度、Androidユーザー向けにパブリックβを公開する運びとなった。アプリでは、iOS版と同様、銀行口座、クレジットカード、電子マネー、ポイントカードの管理などが行える。他社のサービスでは有料で提供されている機能の多くが、無料で利用できるのが特徴だ。同社は、起業時からセキュリティとプライバシーを最大限に重んじたため、信頼できるプラットフォームとしてiOS上でサービスを展開してきた。今回のリリースは、そこで培った高いセキュリティレベルを最適な形で搭載し、アプリ自体の暗号化、通信時の認証ピンニングなどの対策を講じての提供となる。また、iOSアプリでのノウハウをベースに、シンプルで見やすく使いやすいユーザーインターフェースを採用したことも特徴となっている。利用は同社のWebサイトからメールアドレス、使用しているデバイスの機種を登録することで可能となる。対応OSはAndroid 4.3以上。パブリックβでは、経費精算サービス「Moneytree PLUS」、法人口座アグリゲーションサービス「Moneytree PRO」は非対応。今後の正式版リリースおよびアップデートで実装される見込み。なお、同社は前述の通り、利用者の安全とプライバシーを確保することを重要視していることから、下記のことを行わないというステートメントを発している。無料だからといって、バナー広告を表示しない他社からメールが届くこともない利用者のデータを覗き見することもない第三者にデータが渡ることもない登録時の不必要な個人情報の要求をしない意図的に有料プランに誘導することをしないMoneytreeはiOS版のローンチ当初から、個人情報を閲覧できるのはユーザー自身のみで、運営サイドはユーザーの情報やパスワードを見ることはできない仕様となっている。
2016年02月04日BearTailは2月1日、中小企業向けのクラウド経費精算サービス「Dr.経費精算」のコーポレートプランβ版をリリースした。同社は金銭管理アプリ「Dr.Wallet」を一般向けに提供しており、レシート送付で人力入力による高精度なデータ化が最大の特徴となっている。同社はKDDI ∞ Laboの5期卒業生でもある。「Dr.経費精算」コーポレートプランは、SOHO/SMBなどの中小規模事業者向けソリューションで、スマートフォンで領収書を撮影してサービスへ送信するだけで、自動的に経費をデータ化し、仕分けも行う。クレジットカードやモバイルSuica、SMART ICOCAなどと連携して利用明細の自動取り込みもでき、経費に該当する項目を選択することで経費申請・登録が可能となる。同社は人力入力を活用しており、秘密保持契約を結んだ2000名以上の人力オペレーターがデータの入力を行う。ユーザーが撮影した領収書は、分割されて別々のオペレーターに送られて入力するため「匿名性・安全性が高い」としている。電子帳簿保存法の改定にも対応予定で、サービスの利用で企業のさらなるペーパーレス化を支援するという。なお、同社は今春を目処に正式版の公開を予定している。アプリはGoogle PlayかApp Storeよりダウンロード可能で、Webサイト(ブラウザはChrome推奨)からも利用できる。利用料金は、月額制で1人あたり980円(最低10ユーザー以上)。
2016年02月02日マネーフォワードは1月14日、クラウド型経費精算システム「MFクラウド経費」(β版)の提供を開始した。同システムは、「完全自動化」、「スマホで完結」、「ペーパレス」を特長とし、経費精算にかかる時間や手間を削減する経費精算サービス。自動家計簿・資産管理サービス「マネーフォワード」や「MFクラウド会計・確定申告」とも連携対応する。「MFクラウド経費」は、クレジットカードや電子マネーの明細の自動取得に対応しており、経費申請者は取得された明細の中から経費登録が行えるため、領収書ごとの手入力が不要となる。「ICカードリーダー by マネーフォワード」と併用すれば、SuicaやPasmoの明細も取り込み可能となる。スマートフォンで撮影された領収書については、同社のオペレーターにより入力される。同社によると、オペレーターの作業期間は1営業日が目標とされている。また、申請や承認のプロセスなどすべての経費精算業務は、スマートフォンだけで完結させることが可能となっている。さらに、スマートフォンで撮影した領収書は、電子帳簿保存法に対応した形で、仕訳に直接ひも付けられる。領収書と明細はオンライン上でセットで確認できるようになるため、経理担当者は経費チェックをスムーズに行えるようになる。平成28年税制改正大綱によると、今後はスマートフォンやデジタルカメラで撮影した領収書も証憑として認められ、原本廃棄が可能となるため、企業のペーパレス化実現に貢献する仕組みとなっている。そのほか、勘定科目や税区分のカスタマイズ、外貨対応などに対応しており、利用している会計システムに取り込み可能な仕訳データが出力可能となっている。β版期間中の同システムは無料で提供される。
2016年01月14日米Appleは11月10日(現地時間)、Google Playにて音楽配信サービス「Apple Music」のAndroid用アプリを公開した。アプリはベータ版で、バージョンは0.9.0、Android 4.3以上に対応となっている。Apple Musicは、3,000万曲以上を再生できる定額制音楽配信サービス。料金は個人プランで月額980円、最大6人がアカウントを共有できるファミリープランで月額1,480円となっている。利用開始後3カ月は無料トライアルが適用される。これまでApple Musicが対応していた環境は、iPhone、iPad、iTunesソフトなどだったがAndroid端末でも利用できるようになった。Android用「Apple Music」(バージョン0.9.0)では、「For You」「New」「Radio」「Connect」「My Music」などの主要機能を利用できるが、ミュージックビデオ機能には対応していない。また、ファミリープランの新規契約や個人プランからのアップグレードはサポートしておらず、iOSやMac用のアプリを利用する必要がある。
2015年11月11日Appleは11月10日、Android用「Apple Music」アプリのベータ版の提供を開始した。Google Playから入手できる。Apple Musicは、Appleが提供するサブスクリプション型の音楽サービスだ。Apple製品以外ではWindows PCで利用できたが、Apple製品以外のモバイルデバイスへのサービス提供はAndroidが初めて。すでにApple Musicを契約している場合は、サインインするだけですぐに利用できる。Androidアプリ版からサービスを新規契約し、3カ月の無料トライアルを開始することも可能。ベータ版(バージョン番号: 0.9.0)では、音楽ビデオが「まもなく登場」になっており、またファミリーメンバーシップの契約またはアップグレードを行えないが、「For You」「New」「Radio」「Connect」「My Music」といったApple Musicの主な機能は揃っている。
2015年11月11日ソニーは11月10日、ベータビデオカセットとマイクロMVカセットの出荷を2016年3月で終了すると発表した。現行のベータビデオカセットはED Metalグレードの「EL-500B」と、Master HGグレードの「2L500MHGB」「2L-750MHGB」に、クリーニングテープの「L-25CLP」のみ。これら製品の出荷終了に伴い、約40年にわたるベータの歴史に幕が下ろされる。ソニーは、1975年にベータマックス方式レコーダーの1号機「SL-6300」およびベータビデオカセット「K-60」と「K-30」を発売。ベータマックスVTR機器は全世界で累計1,800万台以上、ベータビデオカセットはピーク時の1984年度に年間約5,000万巻を出荷したが、2002年にVTR機器の生産を終了した。マイクロMVは、MPEG2形式で録画することを特徴としたデジタルビデオカメラ用のカセットテープ媒体。ミニDVの小型版として2001年に登場したが、記録媒体がHDDやメモリへ移行していく時期と重なり、あまり広くは普及しなかった。
2015年11月10日米Microsoftは3日(現地時間)、デジタルアシスタント「Cortana」iOS用アプリのベータ版を米国で公開した。アンケートに回答した限定数のテスターを対象に、数週間以内にダウンロード用リンクを送付する。iOS用の「Cortana」アプリは、メール送信やスケジュール管理、クラウドやデバイスの検索といった基本操作のほか、リマインダーやタスクを指定時間に通知するなどの機能を搭載。Windows版やAndroid版と同じく、ユーザーの利用を学習しながらアシスタント機能を向上させていく。Windows Phoneのように「Hey, Cortana」の呼びかけによる起動には対応していないなどの制約もあるが、同社は、Windows上で使うCortanaに近づくよう、iOS用Cortanaを開発してきたと紹介している。iOS用「Cortana」ベータ版は、米国および中国で提供される。リリース後も、数カ月にわたり機能アップデートを順次行なっていく予定。
2015年11月05日マネーフォワードは11月4日、クラウド型請求書一括管理サービス「MFクラウド請求書」の正式版提供開始1周年を迎え、開発者向けAPIベータ版の提供を開始した。本APIを利用することで、自社開発と比較して、低コストでの請求書発行スキーム構築を実現するとしている。例えば、従来、請求書は販売管理データをもとに表計算ソフトなどを利用して1枚ずつ作成する必要があったが、本APIを利用することによって、ボタン一つで請求書を作成・送付することを可能としている。また、本APIを請求書情報が集まる社内システムの一部に組み込み、請求情報を「MFクラウド請求書」にインポートすることにより、手作業での郵送作業がオンラインで完結し、発送にかけていた時間を削減することができる。本APIの利用に際して特に審査はなく、またオープンAPIのため、費用も発生しないという。同社は、APIの公開とあわせて、Amazonギフト券2,000円分が当たるキャンペーンも開始。キャンペーン期間は11月20日までの予定となっている。
2015年11月05日独TeamViewerは4日、リモートデスクトップソフトウェアの最新ベータ版「TeamViewer 11」ベータ版をリリースした。Chrome OSやAndroid端末への無人アクセスに対応したほか、商用版でもWebブラウザ経由でのリモート操作が可能となっている。商用以外で利用する場合は無料。TeamViewerは、PCやタブレット、スマートフォンなどを遠隔操作できるソフト。「TeamViewer 11」ベータ版では、新たにAndroid端末への無人アクセスを可能とし、スタッフが常駐していないPOSや公共の備え付けAndroid端末への手軽なアクセスが可能となった。また、従来個人向けで対応していた、Webブラウザ経由によるリモートサポートやリモートアクセス機能を商用版でも搭載。このほか、Chrome OSに対応することで、会社や自宅PCへのアクセスをChromebookから操作できるようになった。パフォーマンス面では、ファイル転送の高速化、データ使用率の低減のほか、Windowsクライアントでインタフェースの改善やツールバーのデザイン刷新などが行われている。グループ機能も強化され、異なるユーザーで構成されるチャンネルグループの作成や、グループ内の操作権限の管理機能などを実装した。対応OSは、Windows、Mac、Linux、Android、iOS、Chrome(Chrome Web Storeからダウンロード)。
2015年11月04日Branding Engineerは10月1日、エンジニアに特化したダイレクトマッチングサービス「TehcStars」のβ版をリリースしたと発表した。TechStarsは、エンジニアが自分のポートフォリオ、プロフィールや経歴を記入し、企業はエンジニアのスキル、志望を見て気になるエンジニアに直接アプローチをすることができる、ITエンジニア特化型のダイレクトマッチングサービス。企業からのオファーの数は制限されているため、担当者はエンジニアのプロフィールをしっかりと見たうえでオファーを送信する。これにより、これまでは難しかった「エンジニアとの出会い」「技術視点でのマッチング」を実現するとしている。序盤はβ版としてスマホブラウザ版をリリースし、その後、Webブラウザ、スマートフォンアプリ(iOS、Android)など順次対応していくという。
2015年10月02日カゴメはこのほど、生にんじんよりも野菜・果実ミックスジュースを摂取する方が、β-カロテンを効率的に吸収できることを、ヒト試験により明らかにした。β-カロテンとは、緑黄色野菜に多く含まれるだいだい色の色素成分で、強い抗酸化作用を持っている。摂取すると体内で必要な量だけビタミンAに変換し、夜間の視力の維持、皮膚や粘膜の健康維持を助けることが報告されている。また、肌のターンオーバーの促進、シミ予備軍を減らす効果も期待できるという。これまでに、にんじんに含まれるβ-カロテンは、加熱や細かく砕いたりすることで、吸収性が高まることがわかっている。今回は、にんじん加工品(にんじんピューレー、にんじんペーストなど)を原料に使用した野菜・果実ミックスジュースと生にんじんのβ-カロテンの吸収性を比較した。試験では、健常な成人男女12名に生にんじん90g、野菜・果実ミックスジュース200mLを、いずれも朝に摂取してもらった。実験に用いた生にんじんは90gあたりβ-カロテンを5900マイクログラム、野菜・果実ミックスジュースには200mLあたりβ-カロテンを5700マイクログラムを含んでいる。それぞれ、摂取前と摂取後(4・12・24時間後)の血中のβ-カロテン濃度を測定したところ、生にんじんを摂取した場合と比較して、野菜・果実ミックスジュースを摂取した場合は摂取後、血中のβ-カロテン濃度が有意に増加したことを確認できた。また、β-カロテンの吸収率の指標となる血中濃度曲線下面積(AUC)も算出。AUCの値が大きいほど、吸収量が多いことを示すが、野菜・果実ミックスジュースの摂取は、生にんじんの摂取よりも大きいAUCを示した。この結果より、野菜・果実ミックスジュースを摂取した方が、β-カロテンを効率よく吸収できることがわかった。同社は、野菜・果実ミックスジュースの方が生野菜よりβ-カロテンが吸収されやすいという理由について、「野菜・果実ミックスジュースの原料に加熱および破砕された野菜加工品を使用しているためであると考えられます」と述べている。野菜や果実などの植物には強固な細胞壁があり、それが栄養の吸収を阻害している。細胞壁は加熱や破砕など加工することで壊れるため、野菜加工品を使用した野菜・果実ジュースは、β-カロテンをはじめとする栄養素が体に吸収されやすくなるのだという。
2015年09月03日Bizcastは9月1日、YouTuberと企業のマッチングプラットフォーム「BitStar」のβ版を公開した。BitStarは、チャンネルの収益化を図るYouTuberと、費用対効果の高い動画広告を配信したい広告主をマッチングするサービス。提携先のマルチチャンネル ネットワーク(MCN)に所属するYouTuberだけでなく、所属していないYouTuberもネットワーク化し、2015年9月時点でYouTuberの延べ視聴者数(チャンネル登録者数)は600万人に達している。同サービスにて広告主は、PR案件を掲載しYouTuberを無料で募集することができるほか、応募のあったYouTuberのプロフィールの閲覧も可能。動画配信の効果測定を自動化しているため、動画の再生数や再生時間、費用対効果などを確認し、次回のPRに繋げることができる。また、動画の配信遅延や説明欄への必要事項の記載漏れを防ぐ「リスク管理機能」も搭載している。同サービスはこれまで、クローズドα版として、飲食や家電、美容、ゲーム、イベント、おもちゃなどの幅広い領域で展開しており、既にいくつかの企業との取り組み実績があるという。今回β版へリニューアルするにあたり、システム化や組織体制の強化を実施。今後、より多くのYouTuberと広告主にサービスを提供したい考えだ。
2015年09月01日米Microsoftは24日(現地時間)、パーソナルデジタルアシスタント機能「Cortana」のAndroid向けアプリを、ベータ版として公開した。Android向けのCortanaアプリは、リマインダー設定やWeb検索、アラーム設定、音声テキストメッセージなど、端末の利用をアシストする機能を備える。ネイティブのWindows環境とAndroid向けのCortanaアプリでは、設定の切り替えやアプリの開始などに若干の違いがあり、たとえば、Windowsでは"Hey Cortana"の呼びかけで起動できるが、Cortanaアプリではボタンのスワイプ操作で起動する。Cortanaアプリは、公開済みのクローズドベータを踏まえ、ホームボタンのプッシュでCortanaを設定する機能など、複数の改良を行っている。Cortanaアプリは、同社のベータプログラムページでテスター登録すると、Google Playからダウンロードできる。ただし、リリース時点では米国のみの提供で、国内でダウンロードしようとした場合「このアイテムはお使いの端末が登録されている国ではインストールできません」というエラーが表示される。同社は今後、対象国を広げる予定だ。
2015年08月25日米Microsoftは8月24日(現地時間)、デジタルアシスタント「Cortana」のAndroid用アプリのベータ版を公開した。同社のベータプログラムでテスター登録すれば、誰でもGoogle Playからインストールできる。Android用のCortanaは、Web検索、ローカル検索などBingをベースにした検索サービス、リマインダーの作成、アラームの設定、通話、テキストメッセージなど様々なアシスタント機能を提供する。Notebookという記憶域を持ち、ユーザーの利用を学習しながらアシスタント機能を向上させる。こうしたパーソナライズは同じMicrosoftアカウントで使用する他のCortanaと共有される。サードパーティアプリとしての提供になるため、Windows Phoneのように「Hey, Cortana」と呼びかけて起動させることはできないが、Andorid用はGoogle Nowの代わりにデフォルトのデジタルアシスタントとして設定でき、ホームボタンをスワイプして簡単に呼び出せる。
2015年08月25日日本マイクロソフトのWindowsストアで、箱庭型ゲーム「Minecraft(マインクラフト)」のWindows 10 ベータ版が配信を開始した。価格は税込1,000円。MinecraftのPCおよびMac版を購入済みのユーザーは、無償で入手できる。Minecraftは、立方体のブロックで構成されたゲームの世界で、生活に必要な道具や食べ物、武器、住居などを作り出し、生活するオープンワールド系ゲーム。Windows 10 ベータ版では、タッチ操作やXbox Liveによるゲーム録画機能などに対応している。アプリのサイズは72.9MB。提供する国は日本を含む14国。対応OSは64bit版のWindows 10。PCおよびMac版のMinecraftのワールドやセーブデータは、Windows 10 ベータ版と互換性がないが、PCおよびMac版の既存バージョンを引き続きプレイすることはできる。PCおよびMac版の既存ユーザーが無料でダウンロードするには、購入時と同じMojangアカウントでサインインし、ゲーム開発元のMojangから「ご利用コード」を取得する必要がある。今後、iOS版/Andorid版/Windows Phoneユーザーとの協力プレイが可能になるアップデートも予定する。
2015年07月30日ブラックマジックデザインは27日、編集/カラーコレクション用ソフト「DaVinci Resolve 12」のパブリックベータ版を公開した。現在、同社のWebサイトから無償でダウンロードできる。「DaVinci Resolve」は、カラーコレクターとノンリニアビデオ編集が融合したソリューション。SD、HD、Ultra HDのプロジェクトを作成する個人ユーザー向けの無償版「DaVinci Resolve 12」と、マルチGPU、4K出力、モーションブラーエフェクト、時間的/空間的ノイズ除去、3Dツール、リモート/マルチユーザー・コラボレーションツールを搭載したプロのスタジオや共同で作業を行うワークグループ向けの有償版「DaVinci Resolve 12 Studio」(995ドル)が用意される。新バージョンでは、インターフェースがモダンなデザインに一新され、目への負担が軽減されたほか、複数のソースからプログラムをリアルタイムで編集できるマルチカメラ編集機能を搭載。また、トリムモード、マルチスリップ、スライド、リップル、ロールといった編集機能が向上したほか、高サンプリングレートに対応し新しいオーディオエンジンを搭載。さらに、編集ワークフローに適応できるようにメディア管理機能が再設計されたのに加えて、Intel Iris GPU および Intel Iris Pro GPU に対応したことでパフォーマンスが飛躍的に向上するなど、多くの新機能の追加や改良がなされている。なお、今回からこれまでの無償版「DaVinci Resolve Lite」が「DaVinci Resolve」に、有償版の「DaVinci Resolve」が「DaVinci Resolve Studio」へ、それぞれの特徴がより強く反映されたネーミングに変更されている。ちなみに「DaVinci Resolve 12」の最終版は、ベータ版でのテストが完了し次第、8月下旬頃に同社のWebサイトにてダウンロード提供が開始される予定となっている。現在ダウンロードページでは、「DaVinci Resolve 12 Beta」(Mac版/ Windows版)と「DaVinci Resolve 12 Studio Beta」(Mac版/ Windows版/ Linux版)が配布されている。
2015年07月28日米Appleは7月9日(現地時間)、iOSの次期メジャーアップグレードiOS 9のパブリックベータ版「iOS 9 Public Beta」の提供を開始した。「Apple Beta Software Program」に登録することで無料で試用できる。Apple Beta Software Programはリリースする前のソフトウエアのフィードバック収集を目的としたプログラムだ。Apple ID所有者でプログラム契約に同意すれば、誰でも参加できる。パブリックベータ版をインストールするデバイスを登録すると、iOSソフトウエア・アップデートからiOS 9のパブリックベータ版および今後のアップデートを入手できるようになる。パブリックベータ版にはAppleに直接フィードバックを送信する「フィードバックアシスタント」が付属する。なおパブリックベータ版に関する情報は、Appleが公開した技術情報を除いて同社の機密情報になる。たとえば、パブリックベータソフトの情報やスクリーンショットを公開したり、プログラム参加者以外に画面を見せるのは契約違反になる。詳細はApple Beta Software Program契約で確認できる。Appleが開発者カンファレンスWWDC 2015(6月8日~12日)で発表したiOS 9は、バッテリー動作の効率性、セキュリティといったiOSの基盤をさらに強固にし、プロアクティブなデジタルアシスタント、iPadでの2アプリ分割表示、新アプリ「News」など様々な新機能を加える。正式版のリリースは今秋を予定している。
2015年07月10日米Appleは7月9日(現地時間)、今秋リリース予定のOS Xの次期メジャーアップグレード「OS X El Capitan」のパブリックベータ版の提供を開始した。「Apple Beta Software Program」に登録することで無料で試用できる。Apple Beta Software Programはリリースする前のソフトウエアのフィードバック収集を目的としたプログラムだ。Apple ID所有者でプログラム契約に同意すれば、誰でも参加できる。パブリックベータ版をインストールするデバイスを登録すると、Mac App StoreからOS X El Capitanのパブリックベータ版および今後のアップデートを入手できるようになる。パブリックベータ版にはAppleに直接フィードバックを送信する「フィードバックアシスタント」が付属する。なおパブリックベータ版に関する情報は、Appleが公開した技術情報を除いて同社の機密情報になる。たとえば、パブリックベータソフトの情報やスクリーンショットを公開したり、プログラム参加者以外に画面を見せるのは契約違反になる。詳細はApple Beta Software Program契約で確認できる。Appleが開発者カンファレンスWWDC 2015(6月8日~12日)で発表したOS X El Capitanは、体験とパフォーマンスの向上に重点を置いたアップデートになる。フルスクリーンで2つのウインドウを並べる「Split View」という新機能を搭載。Mission Control、Safari、メール、メモ、マップ、Spotlightなどが強化・改善されている。
2015年07月10日Cerevoは30日、ライブ配信スイッチャー「LiveWedge」向けAndroidアプリのベータ版を公開した。Google Playから無料でダウンロードできる。「LiveWedge」は、1080/60pのフルHDに対応した4系統のHDMI入力を搭載し、映像と音声のスイッチング・ミキシングが可能なライブ配信スイッチャー。2015年1月に正式販売が開始されている。今回公開するAndroid対応アプリ「LiveWedge」はベータ版で、リリース済みのiPad対応アプリに搭載されている機能のうち、一部エフェクト機能を利用できる。具体的な搭載エフェクトは、カット、ミックス、INPUT/OUTPUT切り替え。機能は順次アップデートし、2015年内にはiPadアプリと同等の機能にするという。対応機種は、OSがAndroid 4.2以降、画面サイズが7インチ以上のAndroid端末。Nexus 7で動作確認が行われている。
2015年06月30日米Microsoftは15日(現地時間)、Webブラウザで動作する「Skype for Web」ベータ版の一般提供を開始した。Skype公式サイト(www.skype.com)のログイン用リンクから、Skype IDやMicrosoftアカウント、もしくはFacebookアカウントでログインできる。Skype for Webは、ブラウザ上でサインインすることで、Skypeのテキスト/音声/ビデオチャットなどが行える機能。Skypeのデスクトップアプリをダウンロードすることなく、出先や共有PCなどで手軽にSkypeを利用できることが特徴となる。2014年11月に、一部の限定ユーザー向けにロールアウトしていた。今回、米国および英国でベータ版を開始。今後、全世界に向け2~3週間かけてロールアウトしていく。インタフェースはデスクトップ版とほぼ同等だが、フォント設定やオーディオ設定などの詳細設定は、今後の提供を予定する。サポート言語は日本語を含む30言語。ビデオチャットや音声通話を行なうには専用のプラグインが必要となり、リリース時点ではグループ通話やビデオ通話の発信操作はできない(受信は可能)。サポートするWebブラウザは、Internet Explorer 10以降、最新版のGoogle Chrome、最新版のFirefox、Safari 6以降。
2015年06月16日トライベック・ストラテジーは6月3日、国産マーケティングプラットフォーム「HIRAMEKI management」のβ版を発表し、2015年夏頃の正式提供開始に向け、サービスサイトを公開した。同製品は、オウンドメディアなどにおけるコミュニケーションを見える化し、カスタマージャーニー分析やユーザー分析、レコメンド、広告分析など機能群を統合管理するもの。マスターブランド管理機能やカスタマージャーニー機能、広告分析機能、リードナーチャリング機能、サイト価値算出機能を提供するほか、使いやすいユーザーインタフェースを採用する。マスターブランド管理機能では、サイト統合管理やユーザー分析、アトリビューション分析、キャンペーン管理、ABテストなど、デジタルマーケティングに必要なあらゆる機能を網羅。カスタマージャーニー機能は、コーポレートサイトやキャンペーンサイトなど、企業の保有するあらゆるオウンドメディア群に来訪するユーザーの流れを統合的に管理・分析できる。また、サイト価値算出機能は、ブランド戦略研究所の持つ独自サイト価値算出プログラムと連携し、ユーザーの行動やアクションに応じた価値を自動算出することによって、経営指標比較やROMI算出シミュレーションを支援する。なお、トライベック・ストラテジーは、サービスの本格提供開始前に実際の使用感を体験できる「無料トライアル」の申し込みを期間限定で開始しているという。
2015年06月04日オンライン決済システムを提供するStripe(ストライプ)は5月19日、日本市場向けに招待制ベータ版のテスト運用を開始することを発表した。また、サービスの提供開始に先立ち、6月にストライプジャパンを設立し、年末にかけて段階的にプロダクトを提供していく。グローバルにオンライン決済サービスを提供することを目指している同社の決済システムは、TwitterやFacebookのほか、クラウドファンディングサービスのKickstarter(キックスターター)といった企業に採用されている。日本での招待制ベータ版の公開はAPAC市場への進出の足がかりとしている。Stripeは、三井住友カードと提携して、既存システムと異なる決済プラットフォームを日本の顧客向けに提供。これは世界の通貨に対応しており、正式リリース時には約130以上の通貨に対応予定。このシステムにより、日本の事業者は世界中どこからでも瞬時に決済できる。さらに、同社のプラットフォームには、様々な情報を可視化して管理できるデジタル・ダッシュボード機能も搭載されており、収益計算、チャージバック管理、銀行口座への入金確認などの事務処理にかかる手間やコストを軽減することができるとしている。Stripeは世界中の金融機関と連携しており、国内外における様々な決済をワンストップで行えるグローバルなプラットフォームを構築し、また、関連法令に準拠し、本人確認、個人情報保護、セキュリティなどの面においても万全な体制を整え、安全なオンライン決済環境を提供するとしている。
2015年05月19日notariは5月12日、Instagram専門分析ツール「Aista(アイスタ)」ベータ版をローンチし、それに伴い、モニター企業の事前登録を開始したと発表した。モニター企業は同ツールを1年間無料で利用できる。同ツールにより、自社アカウントと競合アカウントの状況分析、直近の投稿内容の表示、ベンチマークカテゴリの登録・分析といったアカウントの分析のほか、アカウント分析(フォロワー数、フォロワー急上昇、平均エンゲージメント率のランキング)、投稿分析(フォロワー数、エンゲージメント率のランキング)、ハッシュタグ分析(投稿数、平均エンゲージメント率のランキング)、アカウント・ハッシュタグ検索機能(ハッシュタグ検索、通常アカウント検索、カテゴリからのアカウント検索)などによる市場動向調査が可能となる。事前申し込みは同社サイトの申込フォームから行い、抽選で10社にβ版を1年間無料で提供。抽選結果に関わらず、全企業に結果を連絡する。同サービス開発者である烏谷知加子氏は「国内・海外の分析ツールを検証し、"日本の方に使いやすいインターフェースを作ること"を心がけた」とコメントしている。
2015年05月13日米Microsoftは5月6日(現地時間)、NonSQLデータベースのクラウドサービス「Google Cloud Bigtable」のベータリリースを発表した。同サービスでは、Google 検索、Gmail、Google Analyticsなど、Googleのサービスが10年以上利用してきたデータベースが提供される。同社によると、Cloud Bigtableのレイテンシーは1ケタのミリ秒に抑えられているほか、ドル当たりのパフォーマンスは、HBaseやCassandraといった競合のNonSQLデータベースの2倍以上だという。Cloud Bigtableは、オープンソースの分散データベース「Apache HBase」のAPIを介して提供される。そのため、Hadoopのエコシステム、Googleのビッグデータサービス「Cloud Dataflow」などと、統合することも可能としている。また、クラスタの作成や再構成はシンプルなユーザー・インタフェースで行え、10秒未満で完了できるという。1時間当たりの1ノードの価格は0.65ドルで、クラスタ当たりの最少ノード数は3となっている。ストレージはSSDとHDD(近日販売予定)から選択でき、SSDの1GB当たりの月額料金が0.17ドル、HDDの1GB当たりの月額料金が0.026ドルとなっている。ネットワークに関する料金は、出力先と月間使用量によって決まる。
2015年05月07日分子科学研究所(IMS)は4月14日、β-カロテンが優れた金属捕捉機能をもつことを発見し、2個のβ-カロテン分子が最大で10個の金属原子を挟み込み、サヤエンドウのような形状をもつ分子を形成することを実証したと発表した。同成果は、IMSの村橋哲郎 教授(現 東京工業大学大学院理工学研究科 教授)およびIMSの柳井毅 准教授らの研究グループによるもの。詳細は「Nature Communications」に掲載された。天然に広く分布している有機色素の一種であるカロテン類は、特異なπ-共役構造を持っており、その構造に基づいてさまざまな機能を発現することが知られているが、金属捕捉機能については、よくわかっていないというのが現状である。今回、研究グループはカロテン分子が連続した炭素-炭素二重結合を用いて多数の金属原子を捕捉する可能性に着眼し、実験と理論の両面での実証を行ったという。その結果、2つのβ-カロテン分子が、10個の金属原子を連結させながら挟み込み、安定なサヤエンドウ状の化合物を形成することが可能であることを発見したという。また、この反応は可視光の照射下で促進されることも確認したという。さらに、この化合物は複数の金属原子を出し入れする性質を持つことも発見。実際にパラジウム原子と白金原子がβ-カロテンに挟み込まれた化合物も合成できることを確認したほか、β-カロテン分子の間に挟まれた金属原子の数が変わると色が大きく変化する性質を持つことも確認し、理論的な計算からこの要因を解明したとする。なお研究グループでは、今回の成果について、カロテン類の機能性金属クラスター触媒や材料の開発などといった新たな化学利用につながる可能性が示されたとコメントしている。
2015年04月16日マネーフォワードは23日、iPhone版自動家計簿アプリ「マネーフォワード」において、レシート読込機能のβ版を提供開始したと発表した。同サービスでは従来、現金での支払の場合は毎回手入力で入出金を登録していたが、今回追加したレシート読込機能により、レシートをカメラで撮影することで、品目名と店舗名別で家計簿に入力・登録することが可能となった。対応機種はiOS 7以降。なお、β版は月額500円のプレミアムサービス利用者のみに公開しており、無料会員への公開は2015年夏を予定している。「マネーフォワード」は、複数の金融機関や通販サイトなどの口座残高や入出金情報を一括取得し、家計簿を自動作成する資産管理・家計管理Webサービス。一度口座情報を登録すると、以降は自動で複数口座の情報を取得・分類することができ、お金の管理が簡単に行える。初期費用、基本機能は無料。同サービスは、Web版に加え、AndroidアプリとiPhoneアプリもファイナンス(無料)部門で1位を獲得するなど好評を得ている。また、2014年3月に実施した同社のアンケートによると、同サービスを使用し、リアルタイムに総資産額を確認することで、平均月9,300円の節約が行えたという。
2015年03月23日米AppleがiOS 8.3のパブリックベータ版を「Apple Beta Software Program」の一部の登録者に対して配布したと、9to5macなど米メディアが現地12日に報じた。これまで同社ではOS Xのパブリックベータ版の提供を行ったことはあるものの、iOSでは初となる。「Apple Beta Software Program」は一部のユーザーに対して、プレリリース版のソフト、アプリ、サービスを試用してもらい、正式リリース版の品質向上を目指してフィードバックを収集する取り組みのこと。同プログラムへの参加者に配布されるのはプレリリース版となるため、不具合が発生する可能性がある。また、プレリリース版は機密情報に該当し、スクリーンショットの公開やプレリリース版の情報をSNS等での公開、同プログラム参加者以外にプレリリース版の画面を見せたり、内容を話したりすることは禁止される。禁止事項が多い一方で、同プログラムへの参加者は、先行して無料で新サービスに触れられるのがメリットだ。ただし、今回配布されたiOS 8.3では、新しい絵文字キーボードの追加、Siriの対応国の拡大、安定性やパフォーマンスの向上、バグフィックスとされ、新機能を目当てにするユーザーにとってはメリットは大きくはなさそうだ。なお、同プログラムに参加するには、「Apple Beta Software Program」でApple IDを登録する必要がある。
2015年03月13日米Appleが新しい写真管理・編集ソフト「写真」を含む「OS X Yosemite v10.10.3」のパブリックベータを開始した。「写真」はiCloudフォトライブラリ(ベータ)をサポートし、iOSの写真アプリとの連係に優れているのが特徴。昨年6月にWWDC 2014で開発発表を行い、今年前半のリリースを予告していた。AppleはすでにiPhotoとApertureの開発を終了させる計画を明かしており、「写真」はOS Xの新しい標準写真ソフトとして、事実上iPhotoとApertureを引き継ぐソフトになる。パブリックベータ版の試用を希望するMacユーザーは、OS X Beta Programのサイトでベータプログラムに登録するか、登録済みの場合はApple IDを使ってサインインする。OS X Yosemite Public Beta Guideの説明に従って、バックアップを作成し、次に「Beta Access Utility」をダウンロードして、YosemiteBetaAccessUtility.dmgをダブルクリックして実行する。Macがベータプログラムに登録され、自動的にMac App Storeが起動し、アプリケーションのチェックが完了すると利用できるアップデートに「Pre-release: OS X Yosemite 10.10.3 Public Beta (14D87p)」が表示される。パブリックベータ版をインストールしたら、通常版へのバージョンダウンはできない。「写真」はiPhotoのフォトライブラリを取り込んで使用する(複数ある場合は、その内の1つ)。引き続きiPhotoも使えるが、「写真」で行った変更や編集はiPhotoには反映されず、逆も同様だ。Apertureライブラリも「写真」に取り込めるが、プロジェクトがアルバムに、スターレート/カラーラベル/フラグなどがキーワードに変換され、その他のIPTCメタデータは「写真」で表示されず、カスタム・メタデータ・フィールドは「写真」に移行しないので注意が必要。Apertureも引き続き使用できるものの、変更や編集は「写真」に反映されず、「写真」での変更や編集もApertureには表示されない。
2015年03月03日米Appleが「iOS 8.3」の一般向け正式版のリリースを前に、パブリックベータ版が提供されるかもしれない。9to5macが本件に詳しい関係者の話として、現地20日に報じた。iOSのパブリックベータ版がリリースされれば、iOS史上初となる。パブリックベータ版の配布は、正式版のリリース前に、多くの人が利用することで、事前に不具合を発見し、正式版での動作の安定化に役立てる試みのこと。9to5macによると、3月中旬にパブリックベータ版が提供されるという。パブリックベータ版は、iOSの最新版を先んじて利用できるのがメリットとなるが、あくまでプレリリース版であり、動作が不安定な場合があることを認識しておきたい。iOS 8.3では、CarPlayのワイヤレス接続への対応、中国でのApple Pay対応、新しい絵文字キーボードの追加、Googleの二段階認証などとされる。一連の新機能が日本のユーザーにとって、iOSの大幅な機能向上につながるとは考えにくく、パブリックベータ版が提供されても、メリットとデメリットを考慮したうえで利用するか否かを決めたほうがいいだろう。
2015年02月23日