5月27日(現地時間)、ヴィゴ・モーテンセンがワシントンD.C.の空港でサッカー観戦中にエキサイトしすぎて大声をあげ、警備員に取り押さえられていたことが明らかになった。ヴィゴはダレス国際空港で搭乗を待つ間、持参のPCでサッカーのアルゼンチン・リーグの試合を観戦していたが、ご贔屓のチーム、サン・ロレンソがゴールを決めた瞬間、歓喜の雄叫びをあげて周囲を驚かせ、空港警備員から職務質問を受けたという。アルゼンチンで育ち、大のサッカー・ファンのヴィゴはサン・ロレンソの公式サイトにコラムを執筆しており、自身で今回の出来事について「『ゴーーーール!』と魂の叫びをあげて、そこらじゅうをジャンプした。まるで旅行客とスーツケースの間を怯えたシカが跳ね回ってるみたいだっただろう。みんな、なぜ僕が何度も『ピピ!(選手の愛称)』と叫んでるのか分からずにいた。僕が洩らしたか、ケガでもしたかと思っているようだった」と報告。サン・ロレンソがリーグ残留をかけて、ニューウェルズ・オールドボーイズと対戦する大事な試合だったことから、ヴィゴの応援にも熱が入りすぎたようだ。ロスタイムの4分間が告げられたとき、空港のヴィゴは警備員に「どうなさいましたか?」と腕をつかまれ、パスポートや搭乗券の提示を求められたという。警備員に状況を説明する間も「彼らの肩越しに何とかラップトップ(ノートパソコン)の画面を見ようと躍起になっていた」そうだ。サン・ロレンソは3対2で勝利し、「歓喜の叫びをあげたかったが、いまは止めておいた方が良さそうだと思った」と綴るヴィゴ。また大声を出したら、今度は搭乗させず、空港からも叩き出すと警告されて解放されたそうだ。(text:Yuki Tominaga)© KCS/アフロ■関連作品:On The Road (原題)
2012年05月31日クエンティン・タランティーノの全作品を手がけ、アカデミー賞編集賞に2度ノミネートされた経験のあるサリー・メンケが28日未明、カリフォルニア州グリフィス・パークで遺体で発見された。享年56。メンケは前日の27日に友人と愛犬のゴールデン・レトリバーとハイキングに出かけたが、途中ではぐれてしまったために同夕、友人たちが捜索願を出していた。ヘリコプターを使っての大がかりな捜索が行われ、翌28日午前2時15分にグリフィス・パーク西のビーチウッド・キャニオンの斜面で遺体が発見された。傍らにはひどい脱水症状に陥った愛犬が寄り添っていたという。死因は特定されていないが、ロサンゼルスは27日、最高気温45度という記録的な猛暑に見舞われており、メンケは眩暈を訴えて車に戻ると告げて友人と別れたという。おそらくその後道に迷い、熱中症を発したとみられている。目立った外傷はなく、警察は事件の可能性は低いとしているが、検死は行われる予定。メンケはオリヴァー・ストーン監督の『天と地』、タランティーノのデビュー作『レザボア・ドッグス』から最新作『イングロリアス・バスターズ』まで全ての編集を担当。『パルプ・フィクション』と『イングロリアス・バスターズ』でオスカー候補になった。(text:Yuki Tominaga)写真は昨年5月、カンヌ国際映画祭に『イングロリアス・バスターズ』でタランティーノ&キャスト陣が揃って出席した際のもの。© Reuters/AFLO■関連作品:イングロリアス・バスターズ 2009年11月20日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2009 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED■関連記事:ブラッド・ピット、撮影休みの土曜日に愛娘とお出かけブラッド・ピットがサッカーW杯のアメリカ招致委員会に参加映画館大賞『グラン・トリノ』に栄冠!中谷美紀が選ぶ1本は『アンヴィル!』【アカデミー賞】助演男優賞は『イングロリアス・バスターズ』クリストフ・ヴァルツ!『ハート・ロッカー』のプロデューサーがあり得ない失態で、オスカー規則違反
2010年09月30日