MMD研究所は3月23日、タブレット端末に関する利用動向のインターネット調査を実施し、その結果を発表した。調査対象はタブレット端末を所有する20歳以上の男女で、1108件の有効回答を得られた。調査期間は2015年3月5日~7日まで。調査結果によると、タブレット端末の利用頻度は「ほぼ毎日」が54.1%、「週4~5回」が14.7%、「週2~3回」が11.8%、「週1回程度」が8.5%という結果となった。タブレット端末を週1回以上利用する人は89.1%。外出先でのタブレットの携帯は「よく携帯している」が32.4%、「たまに携帯している」が23.7%となり、55%以上の人がよく持ち歩きしていることがわかった。年代別では、20代が43.1%、30代が36.6%が「よく携帯している」ことがわかった。若い世代ほど、タブレット端末の常時携帯が普及している。よく使うアプリのジャンルは、全体で最も多かったのが「動画」で45.8%、次いで「天気」「ニュース」が35.3%となった。対象をよくタブレット端末を持ち歩いている人(N=359)に絞ったところ、「動画」が57.9%とトップと同じだったが、「SNS」が49.3%(全体だと31.3%)、「ゲーム」が45.4%(全体だと32%)と大きな違いがあった。
2015年03月24日MMD研究所は23日、タブレット端末を所有する20歳以上の男女1,108人を対象に行った「2015年3月タブレット端末に関する利用動向調査」の結果を公開した。それによると、56.1%の人がタブレットを携帯しているという。タブレット端末を所有する20歳以上の男女1,108人を対象に、タブレットの持ち歩きについて聞いたところ、「よく携帯している」が32.4%、「たまに携帯している」が23.7%となり、合わせて56.1%の人がタブレット端末を持ち歩きしていることがわかった。年代別では、20代の43.1%、30代の36.6%が「よく携帯している」と回答している。続いて、タブレット端末の利用頻度について聞いたところ、「ほぼ毎日」が54.1%、「週4から5回」が14.7%、「週2から3回」が11.8%、「週1回程度」が8.5%という結果となり週1回以上の利用者は89.1%だった。タブレット端末所有者に「毎日から週1回程度」または、定期的に利用しているアプリのジャンルについて聞くと、最も利用が多かったのは「動画」で45.8%、次いで「天気」、「ニュース」が35.3%となった。また、タブレット端末を持ち歩いていると回答した人に、同様の質問をすると、「動画」が57.9%で最も多く、次いで「SNS」が49.3%、「ゲーム」が45.4%と全体とは異なる結果となった。そのほか、タブレット端末が便利な理由についても質問。最も多かったのは「画面が大きい」で54.0%の人が回答した。次いで「Wi-Fiがあればどこでも利用できる」(50.5%)、「持ち運びに便利」(47.2%)、「起動時間が速い」(44.8%)、「パソコンサイトが閲覧できるから」(41.5%)となった。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年03月23日イオンは20日、学研とコラボレーションした「学研がんばるタブレット」を発表した。発売日は27日。全国の「イオン」430店舗で販売する。「学研がんばるタブレット」は、小学1年から中学3年までの文科省学習指導要領に対応した学習コンテンツ「学研ビクトリー」が利用できる8型タブレット。「学研ビクトリー」のコンテンツは、学校の授業進度に合わせて毎月配信され、学習を進めると「iポイント」を貯めることもできる。ポイントは、グッズや「WAONポイント」と交換可能。端末は、保護者によるインターネットやタブレット利用時間の制限設定(ペアレンタルコントロール)も行える。端末名は「HUAWEI MediaPad T1 8.0【教育モデル】」。価格は税別36,000円で、24回払い(1,500円/月、税別)も選択可能。コンテンツは小学1年~2年が月額900円、小学3年~6年が1,500円、中学1年~3年が2,000円(いずれも税別)。通信サービス「IIJmioウェルカムパック for イオン」も同時購入でき、通信容量4GB/月のSMS対応ミニマムスタートプランの場合で価格は月額1,040円(税別)となる。
2015年03月21日サンワサプライは18日、12.5インチまでの大型タブレットを6台まで収納できるタブレット収納保管庫「CAI-CAB15W」を発売した。価格は税込75,384円。6台のタブレットを収納できる保管庫。12.5インチまでのタブレットを収納できる。保管場所は棚板で区切られており、棚板には傷や滑落を防止するクッションシートが貼り付けられている。本体内部の前面 / 背面の左右には充電用の電源タップを設置でき、内部にはケーブルを引っかけるフックを備える。前面の扉と背面のパネルは鍵付きで、前面扉はアクリルウィンドウ仕様。前面扉は付け直すことで、開き方を左右どちらにも変更できる。キャスター&アジャスタも付属し、セキュリティワイヤーも取り付け可能。本体サイズはW356×D515×H475mm、重量は20kg。
2015年03月18日カナダBlackBerryは14日、ドイツ・ハノーバーで開催されている「CeBIT 2015」で、セキュリティを特徴とするタブレット「SecuTABLET」を発表した。Samsung、IBMとの共同開発となり、セキュリティニーズの高い政府機関や企業市場を狙う。SecuTABLETはSamsungのAndroidベースのタブレット「Samsung Galaxy Tab S 10.5」をベースに、同社が2014年末に買収したドイツSecuSmartのセキュリティ技術を統合する。IBMは安全性を強化するアプリラッピング技術を提供し、業務用とプライベートを分けて利用できるという。IBMはまた、政府機関のさまざまなクライアントのインフラにSecuSmartのセキュリティソリューションを実装するのを支援するという。SecuSUITEはBlackBerry 10向けに音声通話、テキストメッセージ、電子メール、カレンダーを含むPIMデータを安全に利用できるセキュリティ機能セット「SecuSUITE for BlackBerry 10」を提供しており、SecuTABLETはこれを補完すると位置付けている。BlackBerryは現時点でSecuTABLETのOSをはじめ詳細な技術、価格、発売時期などの情報は明らかにしていない。BlackBerryは2010年、自社QNXベースのタブレット「BlackBerry PlayBook」を発表しているが、同タブレットは業績悪化などを受け、その後販売終了している。同社によるとSecuTABLETは現在、ドイツ連邦政府の情報技術セキュリティ庁(BSI)が定める公務利用向けのセキュリティ認定「VS-NfD」を受けているところだという。ドイツ政府は2013年6月にEdward Snowden氏により明らかになった米政府(NSA:国家安全保障局)の監視プログラムに非難の声を投げかけていた。なお、モバイルの安全性や業務向けモバイルソリューションはこのところのトレンドであり、3月はじめの「Mobile World Congress」ではPGP暗号技術を開発したPhil Zimmermann氏らが参加する企業Silent Circleが、セキュリティに特化したAndroidベースのタブレット「Blackphone +」を発表している。
2015年03月17日日本マイクロソフトは、Windows Pro PC/タブレットとOffice 365 Businessを同時契約した法人向けにOffice 365 Businessを45%割引で提供する「セット割キャンペーン」を展開している。期間は3月31日まで。応募条件は、Windows Pro PC、タブレットとOffice 365 Businessを同時契約した企業で、個人での購入は対象外。対象製品は、Windows Pro PCまたは各種タブレット(Surface Pro、iPad、Android 含む)で、指定の代理店から購入する必要がある。新規に中古PCまたはタブレットを購入し、Office 365 Businessを同時契約し場合もキャンペーン対象となる。詳細はこちらを参照。
2015年03月16日ソニー生命保険は13日、子どもの教育資金と学資保険に関する調査結果を発表した。それによると、子どもが小学生から社会人になるまでに必要な教育資金の平均予想金額は1,156万円となった。同調査は、2月15日~2月16日にインターネット上で行われ、大学生以下の子ども(複数いる場合は長子)がいる20~69歳の男女1000人に有効回答を得た。未就学児の親(248名)に、子どもが小学生から社会人になるまでに必要な教育資金はいくらくらいだと思うか聞いたところ、「500万円~900万円くらい」(14.1%)、「1,000万円~1,400万円くらい」(36.7%)、「2,000万円~2,400万円くらい」(14.1%)といった金額帯に回答が集まり、平均額は1,156万円となった。2014年調査の平均予想金額(1,229万円)と比較すると、やや減少傾向(73万円減少)となった。子どもを育てるにあたって、学校の学費以外にも様々な教育費がかかるが、親はそれらに対していくら支出しているのか。大学生以下の子どもがいる20~69歳の男女1,000名に、子ども一人に対し、学校以外での教育費に1ヶ月あたり平均でいくら支出しているかを聞いたところ(子どもが複数いる場合は長子について聴取)、子ども一人あたりの学校以外での教育費の平均支出額の合計額は9,757円/月となった。内訳は、スポーツや芸術などの習い事は3,335円/月、家庭学習費用(通信教育、書籍など)は2,424円/月、教室学習費用(学習塾、英会話、そろばん教室など)では3,998円/月となっている。子どもの就学段階別にみると、中高生の親が最も平均支出額が高く、16,079円/月となった。内訳を比較すると、中高生の親の教室学習費用への平均支出額は9,506円/月と、他の層に比べて突出して高い支出額となり、高校受験や大学受験に向けた学習費に、支出がかさむことがうかがえる。子どもを大学等へ進学させるための教育資金の準備方法について、高校生以下の子どもの親(748名)に聞いたところ、最も利用されている方法は「学資保険」で6割(59.5%)、次いで「銀行預金」が5割強(53.5%)となった。大学などのための教育資金を準備する方法は、学資保険と銀行預金が中心としている。
2015年03月16日液晶ペンタブレットを使ってみたいけど、どんな物があるのか分からない。あるいは、今ペンタブレットを使っていて、液晶ペンタブレットに変えようか迷っている…。そんなクリエイターの方も多いのでは?連載「しんてぃっく!」の舞台は、日本のどこかにあるかもしれない和込大学(わこむだいがく)のマンガ・イラスト研究会。そこで日夜イラストを描いている女子大生たちも、液晶ペンタブレット「Cintiq」シリーズが気になる様子。彼女たちと一緒に、液晶ペンタブレットについて知識を深めていきましょう。★登場人物前回のあらすじ:あこがれの先輩・みずほの「Cintiq」シリーズを触らせてもらい、デジタル作画の楽しさを知ったひかり。液晶ペンタブレット「Cintiq」シリーズの購入を決意したその瞬間、「待った」をかける声が!その声の主とは……?★1月30日 17:00 マンガ・イラスト研究会 部室にて(小休止)
2015年03月13日サンワサプライは10日、12インチまでのタブレットを10台まで収納できるキャスター付きタブレット収納保管庫「CAI-CAB23W」を発売した。価格は103,680円。10台のタブレットを収納できる保管庫。12インチまでのタブレットを収納でき、サイズがあえばノートPCなども保管可能。保管場所は棚板で区切られており、棚板には滑り止め用のマットが敷かれているため機器が傷が付きにくい仕様となっている。棚板は取り外すこができ、収納スペースを広げてプリンタなどの大型機器を設置することも可能。本体内部の前面 / 背面の左右には電源タップを配置するスペースがあり、前面の扉と背面のパネルは鍵付き。前面の扉は付け直すことで開き方を左右どちらにも変更できる。上面には取っ手が、底面にはキャスターを装備するので収納庫の移動も手軽に行える。本体下部にはフリースペースも用意。充電器や無線LANルータなどを置いて利便性を高められる。総耐荷重は40kg。本体サイズはW500×D510×H1,000mm、重量は20.5kg(キャスター含まず)。
2015年03月10日サンコーは25日、市販の三脚をタブレットスタンドとして使うホルダープレート「カメラ三脚用タブレットデスク」を発売した。同社直販サイト「サンコーレアモノショップ」の直販価格は税込み1,980円。使い方は、まずホルダープレートの背面にある三脚取り付け穴に、三脚のネジを固定。続いて、タブレットの画面サイズに合わせてホルダープレートのフックを調節して、タブレットを取り付ける。本体サイズは約W300×D210×H44mm、重さは約250g。取り付けられるタブレットのサイズは、画面サイズが7~10型、短辺が約90mm~210mm、長辺が約135~300mm、厚みが約16mmまで。
2015年02月27日液晶ペンタブレットを使ってみたいけど、どんな物があるのか分からない。あるいは、今ペンタブレットを使っていて、液晶ペンタブレットに変えようか迷っている…。そんなクリエイターの方も多いのでは?連載「しんてぃっく!」の舞台は、日本のどこかにあるかもしれない和込大学(わこむだいがく)のマンガ・イラスト研究会。そこで日夜イラストを描いている女子大生たちも、液晶ペンタブレット「Cintiq」シリーズが気になる様子。彼女たちと一緒に、液晶ペンタブレットについて知識を深めていきましょう。★登場人物前回のあらすじ:お目当ての画材が手に入らずしょんぼりしていたひかりに、先輩のみずほが液晶ペンタブレットを紹介しています。先回はサイズの違いについて。さて今回は……?★1月30日 16:30 マンガ・イラスト研究会 部室にて
2015年02月27日神奈川県・パシフィコ横浜で開催のCP+2015、ワコムブースでは同社の液晶タブレット製品を展示していたほか、プロフェッショナルによるセミナーも開催。最新のクリエイト環境やテクニックに触れられる場でもあった。なお、CP+2015のワコムブースや、Cintiq Companion 2、Cintiq 27QHDといった製品については、マイナビニュースのクリエイティブチャンネルで詳細に取り上げている。そちらもぜひご覧いただきたい。カメラマン向けの新製品として期待したいのが、2月20日発売の「Cintiq Companion 2」だ。これは13.3型Windows 8.1タブレット。比較的小型ゆえに、出先で撮影した画像を即確認したり、必要に応じてレタッチを施すという使い方ができる。また、Windowsタブレットなので、これまでのスタイルと違ってノートPCを別途持ち運ぶことも不要だ。写真に見えるキーボードはオプションとなる。Cintiq Companion 2は、CPUに第4世代Intel Core iプロセッサ(開発コードネーム:Haswell)を使用し、最上位モデルはCore i7-4558U(2.8GHz)、メインメモリ8GB、ストレージ256GB SSDと、かなりのハイスペックマシンだ。液晶ディスプレイの解像度は2,560×1,440ドットで、別のPCやMacに接続して「液晶ペンタブレット」として使うこともできる。本体サイズはW374.1×D247.7×H17.0mm(グリップパッド含む)、重さは約1.7kgだ。27型液晶(2,560×1,440ドット)を搭載した大画面モデル「Cintiq 27QHD」も展示していた。こちらは大きな作業スペースを持ち、カメラマンというよりもイラストレーター向けの製品となっている。
2015年02月15日液晶ペンタブレットを使ってみたいけど、どんな物があるのか分からない。あるいは、今ペンタブレットを使っていて、液晶ペンタブレットに変えようか迷っている…。そんなクリエイターの方も多いのでは?連載「しんてぃっく!」の舞台は、日本のどこかにあるかもしれない和込大学(わこむだいがく)のマンガ・イラスト研究会。そこで日夜イラストを描いている女子大生たちも、液晶ペンタブレット「Cintiq」シリーズが気になる様子。彼女たちと一緒に、液晶ペンタブレットについて知識を深めていきましょう。★登場人物前回のあらすじ:画材を買いに出かけたのに、お目当てのコピックが売り切れでしょんぼりしていたひかり。先輩のみずほと話していたら、液晶ペンタブレットを薦められ……?★1月30日 16:00 マンガ・イラスト研究会 部室にて★1時間後……
2015年02月13日1万人以上の調査対象者にタブレットを配布し、アンケートデータの収集に活用しているビデオリサーチ。従来の紙によるアンケートから、タブレットによる調査システムを導入したことで、どのような効果が得られたのだろうか。ビデオリサーチの担当者に話を聞いた。○ライフスタイルの多様化が調査項目の増大に繋がったビデオリサーチは、テレビ番組の視聴率をはじめとして、さまざまなメディア・マーケティングデータを提供していることで知られる企業だ。同社は2014年10月に、全国主要7地区において一般生活者1万人以上に対して通信機能付きタブレット端末を配布して調査する国内最大規模のシングルソースデータサービス「ACR/ex」をリリースしている。「ACR/ex」の前身となる「ACR」は、1976年のスタート以来、紙によるアンケートで回答を収集してきた。調査員がアンケート用紙を配布して後日、回収した後に、データを入力・集計といった工程を踏むため、調査からデータ化まで約4カ月を要していた。この「ACR/ex」では紙に代わってデータ通信対応のタブレットで調査。情報を直接送信してもらう形に変更したことで、調査工程の短縮化を実現している。長年続いた調査方法を大きく変更したもうひとつの理由として、同社のソリューション推進局ACR/ex事業推進部長の岩城 靖宏氏は「ライフスタイルの多様化で、生活者の特性を捉えるための情報量が膨大になってきた」という点を挙げている。紙の調査票の場合、"男性向け"といった特定層に向けた質問であっても、全ての項目をアンケート用紙に用意しなければならず、その膨大な量と煩雑さは対象者の心理的な負担となり、回答に影響を与える可能性がある。だが、タブレット端末を利用することで、対象者のセグメントごとに必要な設問のみが現れるようにコントロールできることや、回答する画面が瞬時に現れることによる「ストレスフリーな環境」が提供できることを魅力に感じたという。これに加え、継続して回答してもらえるような工夫が実現できることや、調査対象者の継続した変化を捉えられるメリットを岩城氏は導入の理由として挙げている。○従来の調査方法をデジタルでも実現できるタブレットという選択肢単にタブレット端末と言っても、通信機能付きであれば、ビデオリサーチ側と調査対象者側、双方に負担のない形でアンケートの頻度を上げることができ、季節に応じたデータの変化を知りたいというクライアントのニーズにも応えられる。調査対象者全員にタブレットを配布する結論に至った理由は「調査対象者のデバイス環境に一切影響されることがなく、同一の環境で調査することが可能だから」と岩城氏は答える。このACR/exのデータは市場全体の推計を可能とするため、対象者を無作為に抽出している。そのため、すべての対象者がPC所有者とは限らないし、それぞれ調査環境が大きく異なることは管理上無理があることは容易に想像がつく。より所有率が高い携帯電話やスマートフォンを使うという手もあるが、画面が狭く調査内容を表示しきれない。これに加えて、テレビを見た時間や食事をしていた時間、買物をしていた時間などを用意したスケール上に線を引いてもらうことで回答する"線引き式"と呼ばれる回答形態への対応が困難という問題があった。そうしたことから画面サイズが大きく、紙のアンケートと同じ回答形態が実現できる、タブレットの採用に至ったのだそうだ。だが、ACRは40年以上調査を続けているデータであることから、紙からタブレットへと調査方法を変えたことで回答の傾向と質が大きく変化することで継続性が失われてしまうのではないかという懸念もあった。そこで、2012年度より実際にタブレット端末を使って調査実験を実施。従来と回答の傾向と質に大きな変化がないことを確認できたことから、2014年度から本格的な運用とデータ取得を開始し、同年10月にACR/exのサービスリリースへと至った訳だ。タブレット端末の活用によって、サンプルの代表性を担保しながら、定期的な調査とスピーディなデータ収集を行うことで、より的確で多面的な生活者の情報を迅速に提供することが可能となった。○iOSではなく、Androidという選択ビデオリサーチがACR/exの導入に当たり、採用したのはNTTドコモの富士通製Androidタブレットになる。当初はiOSとAndroidのどちらを採用するか検討していたそうだが、Androidに決めた理由はMDM(モバイルデバイス管理)にあったと岩城氏は話す。調査対象者に配布するタブレットはあくまでアンケート回答用である。ITに関する知識があるとは限らない対象者が操作で混乱しないためにも、想定している以外のアプリや機能が画面上に表示されないというのが、導入する上で必須だったそうだ。だがiOSの場合、当時はMDMを導入しても設定画面を開くのを防げなかった上、OSのバージョンアップ通知が自動的に出てきてしまうなどの問題があったという。そのため「Androidの方が我々のニーズに合った管理ができる」(岩城氏)と判断し、Androidタブレットの導入に至ったのだそうだ。富士通製の端末を採用したことから、導入しているMDMも富士通製になったと、岩城氏は話す。リモートでの監視にも対応しているそうで、モニターが別のSIMカードを挿入し、別の用途に利用しようとした場合でも、その動きを感知して情報をフィードバックし、監視できる仕組みを備えているとのことだ。またNTTドコモのタブレットを選んだ理由について尋ねると、導入を検討した当時、LTEによる通信機能を内蔵したAndroidタブレットを提供していたのがNTTドコモだけであったことが大きいと、岩城氏は答えている。他社はWi-Fiルーターとのセットによる提案であったが、多数いる調査対象者に対して複数のデバイスを貸し出すと、対象者側の取り扱いが面倒になることに加えて、デバイスの発送と返却時の管理にかかる手間が非常に煩雑になってしまう。多くのデバイスをシンプルに管理できるようにするためにも、回線と端末がセットになっていることが、導入する上で必須だったようだ。ちなみに調査対象地域は、東京駅を中心とした50km圏内、及び7大都市圏と、都市部を対象にしていることから、導入する上でネットワーク面での不安はあまりなかったとのこと。それでも、「実験開始当初は現在ほど、LTEのエリアが広くカバーされている訳ではなかった」とソリューション推進局ACR/ex事業推進部主事の岸 斉史氏は話す。それゆえモニターが住む地域でLTEに接続できるかどうかを、NTTドコモ側と情報共有しながら、電波対策などを進めていったそうだ。なお実際に導入した台数は、実験段階では140台であったが、本番のサービス用として約1万5000台と、大規模な導入となっている。調査対象者の数は7つの地域で1万人以上だが、それを大きく超える台数を導入した点には、いくつかの理由があるという。1つは、東京とそれ以外の地域のモニターとで、端末を貸し出すサイクルが異なること。東京以外のエリアでは春先の3ヵ月だけの協力となるが、東京はデータのニーズが高く、調査対象者を半年毎に入れ替えながら1年を通じて調査を実施しているのだという。入れ替え分の台数をあらかじめ確保しておかないと、スムーズな入れ替えができず調査に途切れが出てしまうことから、余分に台数を確保しているそうだ。そしてもう1つは、「対象者を説得したり、アンケートの回答動向をチェックしたりする調査員にもタブレットを活用してもらっている」(岸氏)ためだという。○センシティブな情報を取り扱うが故に、セキュリティは慎重な検討を全国で1000人近くいる調査員も、従来は調査対象者の個人情報などを紙で管理していたそうだが、ACR/exの導入を機にタブレットを活用した管理へと変更。これによって、調査員が担当する対象者が、どの程度アンケートに答えているかなどをリアルタイムに確認でき、相手に応じた対応がよりしやすくなったとのことだ。また、調査対象者と調査員のタブレットでは、利用しているネットワークも変えているとのこと。対象者向けの端末には「ビジネスmoperaインターネット」を用い、VPNを組み合わせることでアクセスできるURLの制限などを実施した。だが、調査員用の端末では個人情報を扱うことから、ドコモの閉域網サービス「ビジネスmoperaアクセスプレミアム」を利用。ビデオリサーチの社内システムに直接接続することで、インターネットなど他網からのアクセスを遮断し、一切情報が出ない仕組みにしている。もちろん、専用線を用いるとなるとランニングコストも高くなってしまう。だが「一般生活者から情報を頂いてビジネスしている以上、個人情報の保護は最も大事な部分」(岩城氏)であることから、セキュリティの確保には強いこだわりを持って取り組んだそうだ。ドコモによると、特に個人情報を扱う企業様から高いセキュリティを備えたネットワークの要望を受けており、金融機関や医療機関など同様の閉域網サービスを導入しているという。○タブレット導入でデータ量は増大も、クライアントに「より最適な答え」をでは実際のところ、タブレットを導入したことによるメリットはどのようなところに現れているのだろうか。この点について岩城氏は、「対象者に対する質問の量を10倍相当に増やし、従来より多角的なデータを、継続的に取得できるようになった」など、導入当初の目的をしっかり果たすことができていることが、大きなメリットになったと答えている。だが、データが増えたということは、その分データを分析する労力も大変なものになるはずだ。そこでビデオリサーチでは、ACR/exの提供に合わせて、分析に必要な要素は拡張しつつも使い勝手を向上させたASPサービス「VR-CIP」を開発。これを用いることにより、性別や年齢だけでなく、特定の商品を利用している人などより細かなターゲットに関する情報を、顧客が簡単に深掘りできるようになったという。「紙で同じことをするのに比べればコスト上がっているが、データと使い勝手が充実したことでクライアントからも好評をいただいている」と岩城氏は話しており、ビジネス面でも成果が上がってきているようだ。では今後、ACR/exをより充実させていく上で、どのような取り組みを考えているのだろうか。岩城氏は「まずはタブレット上で調査対象者がより使いやすく、回答しやすくするためのメニューやインタフェース開発を進めること。だが、次に進めるべきは環境面で対象者に回答してもらいやすくする仕組みを整えることではないか」と話している。そうしたことから将来的には、タブレットだけでなくスマートフォンでも回答できる環境を構築し、今購入した商品に関する情報など、リアルタイムな回答を得られる仕組みを作り上げていきたいとしている。さらに、スマートフォンを利用すれば日常生活のあらゆる行動のログを取得できる。もちろん対象者の了解を得た上での話しであるが、そうしたログを活用した商品サービスを開発することも、技術的に見れば不可能ではない。ただ、ログの取得には「自分の日々の行動情報を取られることに抵抗を抱く人が少なからずいるため、無作為抽出した方への導入はハードルが高い」(岩城氏)。そうしたことから、スマートフォンを用いた商品サービス開発は個人情報の保護も念頭においた上で、パーソナルデータの利活用を慎重に考える必要があると岩城氏は話している。
2015年02月10日信託協会は2日、2014年12月末の教育資金贈与信託の受託状況を発表した。それによると、12月末の教育資金贈与信託の契約数は10万1,866件となり、前期(9月末)から1万2,765件増加した。信託財産設定額合計は前期比925億円増の6,973億円だった。教育資金贈与信託は、孫の教育資金として祖父母が金銭などを信託した場合に、1人当たり1,500万円まで贈与税が非課税となる制度を利用した信託商品。同協会によると、2014年4月1日の取扱い開始以降、新規の契約数・信託財産設定額が安定的に増えており、多くの人が利用しているという。
2015年02月03日米Microsoftは29日(米国時間)、Androidタブレット向けのOfficeアプリ「Microsoft Word for Tablet」、「Microsoft Excel for Tablet」、「PowerPoint for Tablet」をリリースしたと発表した。それぞれGoogle Playよりダウンロードでき、価格は無料。作成・編集を行うにはMicrosoftアカウントが必要で、全機能を利用するには「Office 365」のサブスクリプションが必要となる。Androidタブレット向けの「Office」アプリは、2014年11月にプレビュー版が公開されていたが、今回正式版として新たに公開された形となる。プレビュー版に寄せられたフィードバックは正式版への改良に活かされているという。サードパーティ製のキーボードを使用することもできるが、タッチ操作にも対応している。「Microsoft Word for Tablet」では文書が、「Microsoft Excel for Tablet」ではスプレッドシートが、「PowerPoint for Tablet」ではプレゼンテーションがPC版と同じように表示される。無料のMicrosoftアカウントからログインすることで作成・編集が可能。また、それぞれのアプリの全機能を利用するには、アプリ内より購入できる「Office 365」のサブスクリプションが必要となる。対応するのは、7インチ以上10.1インチ以下のAndroidタブレット。OSはAndroid 4.4。ARMベースのプロセッサ、1GB以上の内蔵メモリを推奨している。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年01月30日液晶ペンタブレットを使ってみたいけど、どんな物があるのか分からない。あるいは、今ペンタブレットを使っていて、液晶ペンタブレットに変えようか迷っている…。そんなクリエイターの方も多いのでは?連載「しんてぃっく!」の舞台は、日本のどこかにあるかもしれない和込大学(わこむだいがく)のマンガ・イラスト研究会。そこで日夜イラストを描いている女子大生たちも、液晶ペンタブレット「Cintiq」シリーズが気になる様子。彼女たちと一緒に、液晶ペンタブレットについて知識を深めていきましょう。★登場人物★1月30日 15:30 マンガ・イラスト研究会 部室にて
2015年01月30日婚活・お見合いパーティー事業を展開するファインドザワンは1月23日、タブレット端末を活用した「タブレット婚活」を東京都・銀座にてスタートした。○プロフィールが入力されたタブレット片手に婚活同イベントでは、1席につき1機ずつタブレット端末が設置されており、参加者はまず自身のプロフィールや好みの異性のタイプ、趣味や好きな料理などを入力。それぞれが参加者全員のプロフィールが入力されたこのタブレットを片手に、婚活を進めていくというもの。また、お気に入りの異性を第6候補まで随時入力していくルールが設けられており、その集計結果から割り出された「カップル成功率」が、手元のタブレットに「途中経過」として受信される。これにより、気になる異性の気持ちを把握することができ、消極的な人も自信を持ってアプローチすることが可能だという。会場は、東京都・銀座にオープンした専用会場「ロハス銀座」で、会場内にはカラオケルームも完備。お気に入りの異性が見つかったら、そのままカラオケルームで歌って飲んで、さらに打ち解け合うことができるとのことだ。最大男女40名(各20名)規模で開催される。参加費は男性3,000円~5,500円、女性500円~2,500円でパーティーの条件により変動。二次会は1,500円(1ドリンク、カラオケ付)。申し込み、詳細は「タブレット婚活」のページから。
2015年01月26日米Dropboxは1月22日、Microsoftのパートナーシップがさらに進展し、Windows PhoneとタブレットでもDropboxが利用できるようになったと発表した。新しいアプリでは、すべてのDropbox機能を利用可能で「Dropboxにすべての写真を自動的にバックアップ」「ファイルをお気に入りに指定すると、オフライン状態でもアクセス」「同時に個人用とビジネス用のアカウントにアクセス」などができるようになる。また、Windowsプラットフォーム向けにアプリを調整したため、Dropboxフォルダをスタート画面に固定して素早く簡単にアクセスできる。アプリは、Windows Phone(8.0以降)およびWindows RT、またはWindows 8.1を実行しているWindowsタブレットにインストール可能だ。
2015年01月23日ライフメディアは1月21日、タブレット端末の利用調査の結果を発表した。同調査による結果発表は今回で2回目。前回は、主にタブレット端末を所持していない人に対し、今後購入を予定しているかどうかの調査結果をまとめたものであった。今回は、すでにタブレット端末を所持している人に対し、所有した理由や利用シーンなどの調査結果を紹介している。調査結果によると、10代から60代の男女ですでにタブレット端末を所持しているのは全体の22%。年代別に見ると、30代の男性が30.5%と最も所持率が高く、一方で20代女性が14.5%と最も低かった。持っている端末の液晶サイズをは、「6~8インチ」が49%で最も高かかった。「8~10インチ」が24.1%、「10インチ以上」が17%と続いた。所有した理由は、「PCの代わりに使えるから(44.3%)」「持ち運びに便利だから(43.7%)」「手軽にインターネットができるから(37.0%)」が上位となった。どんな時に使っているかは、「自室でくつろいでいるときに」が56%で最も多かった。続いて、「テレビを見ながら(35%)」「ベッドでくつろいでいるときに(27%)」と家の中でのんびりしているときに使われることが多いことがわかった。どんなサービスを使っているかは、「インターネット検索」が88%で最も多く、続いて「ニュース・天気予報(45%)」「インターネットショッピング(32%)」という結果になった。タブレット端末を持っている人に対し、アプリのダウンロードについて尋ねたところ、81%が「無料のアプリ」をダウンロードしており、「有料のアプリ」をダウンロードしているのは15%程度に留まった。タブレット端末保有後のパソコンの利用頻度について尋ねたところ、61%は「変化はない」と答えており、「使わなくなった」「使う頻度が減った」人は39%であった。ライフメディアでは、2014年12月26日~2015年1月7日の間、インターネット調査を実施。10代~60代の男女2400サンプルの有効回答を得られた。
2015年01月22日タブレットを購入する時、何を基準にしているだろうか? 多くの人がブランドやデザインで決めるかもしれない。だが、MakeTechEasierの技術ライターは、「3 Specifications That Are Missing from Most Tablets」という記事で、タブレットメーカーがカタログなどにあまり表示していない3つのスペックをチェックすべきとアドバイスしている。3つのスペックとは何だろうか? 以下、それぞれについて見てみよう。○メモリの種類コンピュータのメモリ「RAM」にはさまざまな種類がある。一般的に、PCのカタログなどに製品のスペック一覧にRAMの種類や容量が記されているが、タブレットのカタログなどにはRAMの情報は記載されていないことが多いと指摘されている。最近のPCの多くはDDR(Double-Data-Rate)を採用している。よく利用されているのはDDR3で、近い将来DDR4を搭載した機種が出てくると予想されている。DDR2とDDR3との違いを簡単に言うなら、DDR3は1回のクロックサイクルでDDR2の2倍のデータ量を扱うことができる。ほとんどのDDR3 RAMが最低でも毎秒1億回(DSR3-800の場合)のサイクルで転送していることを考慮すると、DDR2との違いは大きいと言える。一方、タブレットはどうだろう? 主要なタブレットは低消費電力を特徴とするLPDDR(Low Power DDR)に分類されるRAMを採用している。LPDDRの種類は、PCで言うならDDR1に相当するLPDDR2-S2に加え、2012年5月に新たな規格「LPDDR3」が発表された。LPDDR3では低消費電力を維持しつつ高速化を実現、より多くのデータ量を転送できるという。2014年8月にはさらに高性能な規格「LPDDR4」が発表されている。記事では、「メーカー各社は自社製品にどのメモリ仕様を採用しているのかを明確にすることに必ずしも積極的ではない」と指摘する。タブレットをお持ちの方、自身のタブレットがどんなメモリをどのくらい搭載しているのかについて把握しているだろうか? ハイエンドのタブレットは最新技術が利用されていることが多いが、知っておいて損はない。○メモリクロック上記がメモリの種類がデータが転送されるレートに関する仕様だったのに対し、クロック周波数は機器の同期を合わせるためのクロック信号の回数をMHzで示す。両者がそろって初めて、マシンのメモリがどれぐらい高速なのかがわかるのだ。多くのタブレットがメモリの容量は明らかにしているが、データの処理に関する数値はわからない場合が多い。メモリが2GBのタブレットも速度が遅いと、メモリを1.5GBしか搭載していないタブレットと同程度の性能の場合もある。そして、メモリの容量が少ないタブレットよりもアプリを起動するのに時間がかかるという事態にもつながる。○バッテリー・テストの条件持ち歩きを前提とするタブレットはスマートフォンと同様に、バッテリーの持続時間が重要だ。だが、メーカーがうたっているのと同じ時間だけバッテリーが使えた試しがないという人も少なくないのではないだろうか。周囲の温度、内部のバッテリー温度、起動しているアプリの数、画像の明るさ、Wi-Fiのアンテナからの距離などにより、バッテリーの持ち時間は変わってくる。メーカーがバッテリー時間をテストしていることは間違いないだろうが、どのような条件下で試しているのかについては開示していないことが多い。記事では、最後に、以上の3つを挙げた理由について、「ミッドレンジやハイエンドのタブレットを安価な機種と比較するユーザーがいるので、オトクかどうかを判断する大切な指標になるから」と説明している。CPUのスペックは、タブレットのメーカーではなくCPUメーカーの責任であり、通常、各社は自社のCPUの性能に関するスペックを細かく開示しているという。タブレットメーカーが開示していない場合は、「消費者として知りたいのだと丁寧に聞いてみてはいかがだろうか」とアドバイスしている。
2015年01月22日●Windowsのソフト資産をそのまま利用できるWindowsタブレットモバイル用端末の代表機器として、すっかり普及が進んだタブレット。スマートフォン同様の操作で扱えるiPadやAndroidタブレットがお馴染みだが、Windows 8のリリースに伴いWindowsタブレットが登場した。当初はほかのOSに比べ、高めの価格設定や、Windows RT用アプリの少なさなどから、あまり普及が進まなかったが、昨今は実用的で安価な製品が増加。強力な選択肢として盛り上がりを見せている。その理由は、ハードウェアスペックの向上に加え、「Windows 8.1 with Bing」が登場したことにあるだろう。このWindows 8.1 with Bingは、ブラウザの検索エンジンの標準設定を「bing」にすることで、Windowsがメーカーに低価格で提供されるというもの。これにより、制限のないWindows 8.1をプリインストールし、かつMicrosoft Officeを搭載したWindowsタブレットが安価で登場することとなった。マウスコンピューターは、このWindowsタブレットを積極的に発売しているメーカーの一つ。2015年1月現在3機種+コラボモデル1機種がラインナップされており、いずれもiPadやAndroidタブレットと同じような価格で購入可能だ。今回は前後編の2回に渡り、Windowsタブレットの特徴と、マウスコンピューターの主力3機種の違いなどについて紹介しよう。○Microsoft Officeなどの使い慣れたWindows用ソフトをそのまま使用可能Windowsタブレットの一番の魅力は、基本的に従来のWindowsと同じOSが利用できるという点だろう。Windowsのファイルやソフト、ノウハウをそのまま活かせるのは大きなメリットとなる。特に,ワープロや表計算などのOffice系ソフトやそのデータがそのまま利用できる点は大きい。広く使用されているWordやExcel、PowerPointなどのデータは、iOSやAndroidでも閲覧可能なものの、意図したレイアウトにならない例も多い。またMicrosoft Officeと同様の編集作業を行うのは、やはり困難なのが現状だ。しかしWindowsタブレットならば、使い慣れたWindowsの操作や画面そのままに、フル機能のMicrosoft Officeが利用できる。単なるビューワーとしてではなく編集も可能なので、プライベートだけでなく仕事にも活用できるというわけだ。またWebブラウザの対応の広さもポイント。代表的な例がFlashだろう。普段PCで閲覧しているWebサイトやWebサービスをそのまま利用することができるため、特別なアプリなどを追加する必要がない。○豊富なWindows用周辺機器によりノートPCの代替としても利用できる周辺機器についても同様だ。Windows向けに販売されている数多くの周辺機器を同じドライバで利用できるため、拡張性は非常に高い。物理的な端子の形状や数による制限こそあるものの、変換アダプタやUSBハブなどを利用すれば、そのハードルは容易に乗り越えることができる。つまり、薄型ノートPCとほぼ同等の拡張が可能ということだ。使い慣れたマウスやキーボードを始め、外付けディスプレイやハードディスク、サウンドデバイスやTVチューナーなど、発想しだいでその使い方は無限に広がる。使い勝手の面でのWindowsタブレットは、端的にいえば、キーボードが付いていないマルチタッチ対応ノートPCとほぼ同じと考えていいだろう。●利用シーンに合わせて選べる、3種類のWindowsタブレットを用意○2万円台から選べるマウスコンピューターのWindowsタブレット現在、マウスコンピューターの主力となっているWindowsタブレットは「MT-iPE1100WN」「MT-iCE1000WN-BG」「WN801V2-BK)」の3機種だ。大きさはそれぞれ11.6型、10.1型、8型となる。気になる価格は「MT-iPE1100WN」が59,800円/69,800円(税別)、「MT-iCE1000WN-BG」が49,800円(税別)、「WN801V2-BK」が23,800円(税別)。もちろん高価なモデルほどスペックが高いが、そもそもタブレットは個々人の使い方が大きく異なるため、予算と用途に合わせた製品選びが肝要だ。各モデルを簡単に確認してみよう。○タブレットとしてもノートPCとしても使える2in1スタイル「MT-iPE1100WN」「MT-iPE1100WN」は、ノートPC兼タブレットという2in1スタイルの製品。着脱式のキーボードが同梱され、タブレットと物理的に合体させることにより、ノートPCと同じ使い方ができる。CPUには最新アーキテクチャ"Haswell"をベースとしたインテル Pentium 3561Yが搭載されており、処理能力も通常のノートPCに引けを取らない。また10点マルチタッチ対応の11.6型フルHD(1920×1080)液晶ディスプレイを備えているため、Microsoft Officeを利用する際の作業領域も広い。ただしMicrosoft Officeは標準搭載されていないため、BTOカスタマイズで別途選択する形となる。ストレージはM.2スロットにSATA接続されたSSDとなるため、きびきびとした動作を体感できる。容量は64GBか128GBから選択可能だ。さらにフルサイズのUSB 3.0端子や、外部出力用のmicro HDMI端子、microSDカードスロットなどを搭載しており、拡張性も非常に高い。「MT-iPE1100WN」は、普段はノートPCとして利用し、必要に応じてタブレットのように使えるモデルととらえるといいだろう。○一台で遊びにも仕事にも学習にも活躍するジャストサイズ「MT-iCE1000WN-BG」10点マルチタッチ対応の10.1型液晶を搭載した、ミドルレンジモデルとなる「MT-iCE1000WN-BG」は、3機種の中で最もバランスのいい製品だ。タブレット本体に加え、本体と無線接続できるBluetoothキーボード(タッチパッド付き)を同梱。キーボードに取り付けられたカバーを折りたたむとタブレットのスタンドとして利用できるため、ノートPCライクに使うことも可能だ。CPUはインテル Celeron N2807となっており、Pentium 3561Yほどではないものの、Office用途などでは十分な処理能力を発揮する。また「Microsoft Office Home and Business 2013」がプリインストールされている点も見逃せない。液晶ディスプレイの解像度はHD(1280×800)と作業領域は小型ノートPC並みだが、簡単な編集作業であれば十分にこなせるだろう。拡張インタフェースとしてmicro USB 2.0端子やmicro HDMI端子、microSDカードリーダーなどを備えているため、必要に応じて外部デバイスを接続することも可能だ。○どこでも気軽にWindowsを利用できる8型タブレット「WN801V2-BK」「WN801V2-BK」は、わずか23,800円(税別)という価格で購入できる、コストパフォーマンスに優れた8型タブレットだ。この価格でもフル機能のWindowsが利用でき、さらに「Microsoft Office Home and Business 2013」がプリインストールされている。その分キーボードなどの付属品はないが、安価なBluetoothキーボードはちまたにあふれているため、必要に応じて追加購入すれば文字入力も問題ないだろう。液晶ディスプレイの解像度はHD(1280×800)だが、8型でWindowsを扱うと考えると十分。CPUはインテル Atom Z3735Fとなっており、さすがに上位2機種に比べると若干見劣りがする。グラフィカルな編集を行うには多少重く感じるシーンもありそうだ。micro USB 2.0端子やmini HDMI端子、microSDカードリーダーも搭載しているため、拡張性も高い。必要に応じて編集も行うが、普段は閲覧中心という用途に適しているといえるだろう。○目的に合わせて選択できるマウスコンピューターのWindowsタブレットWindowsをそのまま搭載しているだけあって、Windowsタブレットのスペックはピンからキリまでさまざまだ。独自性の高いハードウェア設計が行われたものから、シンプルなものまで多種多様な製品が発売されており、製品選びに迷ってしまうユーザーも多いだろう。マウスコンピューターでは、Windowsタブレットにおける代表的な仕様を備えた3機種を販売している。この3機種を見比べつつ、Windowsタブレットデビューを検討してみてはいかがだろうか。後編では、今回紹介した機種の中でもひと際コストパフォーマンスの高い「WN801V2-BK」について詳しく紹介したいと思う。○標準スペック上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。価格・構成については、2015/1/19(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。
2015年01月20日Amazon.comの創立者ジェフ・ベゾス、英国王室のウイリアム王子とヘンリー王子。国外の多くのロイヤルファミリーや著名人が特に実は幼少時代にモンテッソーリ教育を受けていることをご存知でしょうか? 特に、Google.com の創業者、ラリー・ペイジ&サージェイ・ブリンは、かつて受けたインタビューで「幼児期に受けたモンテッソーリ教育なしでは、現在の成功はありえない」と語っているほどです。このように近年、海外で注目されているオルタナティブ教育法「モンテッソーリ教育」。国内でもこの教育方法を導入している幼稚園もありますが、日本ではまだ、馴染みが浅いのが現状です。そんなに素敵な教育方法であれば、試してみたくなるもの。実際、家庭でも、日常生活で取り組めるモンテッソーリ教育方法があれば取り入れてみたいのではないでしょうか? 「敏感期(0歳~6歳)」は、モンテッソーリ教育で発達の第一段階とされる一番大切な時期。今回は、2歳~6歳の子どもさんを対象に、日々の生活の中で無理なく取り入れられる環境作りのポイントを3つご紹介します。■家庭でできるモンテッソーリ教育(1)毎日の「ルーティーン」をしっかり決めよう幼児期の子供は、「今日」「明日」「明後日」という時間の区切りが理解できない時期です。正確な時間でなくとも、朝この時間には起きて、ごはんをたべて、お昼寝をするといった1日の流れ、大まかなルーティーンを家庭でも習慣づけてみましょう。■家庭でできるモンテッソーリ教育(2)サポートしながら自分のことは自分でやらせるモンテッソーリ教育の1つに「日常生活の練習」という分野があります。日常生活の取り組みを自分で行うことにより、自立心を養うというのが目的です、モンテッソーリの幼稚園などでは、子供用サイズのティーセットを使用してお茶を実際に入れてみたり、洗濯板を使い洗濯をしてみたりという日常生活を学習しています。家庭でも日々の生活、たとえば、・子供が自分で着替えやすい洋服を購入して、時間をかけてでも1人で着替えさせる・手を洗う時は、小さなボウルを用意して自分で手を洗わせるといった小さなことでも、できるだけ子供が1人でできるように、親がサポートしてみましょう。■家庭でできるモンテッソーリ教育(3)親は子供のお手本になるように行動するイライラして思わず子どもを怒鳴りつけてしまったり、TVを見ながらご飯を食べたり、「子どもには真似してもらいたくないな」と親が思う行動は、まず親自身が日常生活でしないように心がけましょう。親が本を熱心に読めば、子どもも自然に本を手に取るようになります。親は、援助者であるのと同時に子どものお手本です。そのことを忘れずに行動しましょう。どれも、簡単に行動を起こせる取り組みです。皆さんもぜひ、今日からご家庭で実践してみてはいかがでしょうか?
2015年01月16日2月に発売予定の液晶ペンタブレット「Cintiq 27QHD」。今回は、タブレット感覚のタッチ機能について、試用してわかったことをレポートしていく。○映画『マイノリティ・レポート』を彷彿させるタッチ操作27インチという大型画面を内蔵した「Cintiq 27QHD」。このサイズになると、キーボードの設置場所に苦労することになる。キーボードに手が届きにくいと、キーボードショートカットを使った操作に手間取るからだ。もちろん、メニューやツールをペンで操作することもできるが、27インチともなると、ペンをそこまで移動させる操作そのものが、マウスやペンタブレットとは比較にならない負担となってくる。そこで用意されている補助機能が、コントローラーとタッチ操作だ。タッチ機能は、タブレットPCでお馴染みの、ズームやスクロールを指の操作で行える。Cintiq 27QHDには画面を直接指で操作するタッチ機能の有無の違いがある2モデルがある。今回試用したのはタッチモデルだ。アナログで絵を描く時、紙を移動や回転させて、書きやすい方向に傾けて描くのが一般的だ。デジタルではそれぞれのアプリ内で、画面の移動や回転を実現している。タッチ機能であれば、その動作を指を使って自然な感覚で行えるわけだ。タッチ機能と、ペンでの入力は排他的に処理される。つまりペンが画面近くにあり、ポインタが操作できる状態であれば、指のタッチは一切無視される。ペンをある程度画面から離すと、タッチ機能が有効になる。このため、普段使っていて不意に指をつけて誤操作してしまうことはまず無いだろう。ただ、画面が大きいため、左手で不意に画面をタッチしてしまうことはある。そのため、タッチのオンオフはExpressKeyのボタン以外に、本体の画面上部に専用のタッチスイッチが用意されている。一部のアプリで、タッチ機能をオンにしていると描写ができない症状が確認できたが、これは試用したドライバがβ状態なので、いずれ改善されるだろう。実際に試してみると、非常に紙に近い感覚で操作ができて、描写に集中できる。大きな画面では、このようなアナログ感覚で操作できる機能はとてもありがたい。大画面を手で操作していると、映画『マイノリティ・レポート』(2002年)のトム・クルーズになったような、未来的な気分だ。○対応はアプリ次第ただし、この操作はOSやアプリによって、動作に差がある。筆者が試したアプリでは、「Adobe Photoshop」、「Artrage」では快適に画面の移動と回転を操作することができたが、「Adobe Flash」や「CLIP STUDIO PAINT」では画面の移動や回転に問題があった。また、OSが備えるタッチ機能とは異なるようで、Macのタッチパッドとは挙動が違う場合があった。タッチ機能のカスタマイズは、ファンクションキーと異なり限界があるので、タッチ機能に期待するのであれば、購入前に使用するアプリでの動作を確認する必要があるだろう。次回は新しい補助機能「オンスクリーンコントロール」をレポートする。
2015年01月15日米国Microsoftは1月6日(現地時間)、ユーザーを限定して公開していたAndroidタブレット向けオフィススイート「Microsoft Office」のプレビュー版を一般公開した。Androidタブレット向けOfficeは2014年11月に発表されたが、招待制でプレビュー版を公開していた。今回、Google Playにおいて、「Word Preview」「Excel Preview」」「PowerPoint Preview」が一般公開された。プレビュー版が利用できるのは、7インチ~10.1インチのディスプレイを搭載し、「Android 4.4.x(KitKat)」または「Android 5.0(Lollipop)」を稼働しているARMベースのタブレット端末。
2015年01月07日ジャパネットたかたは1月1日、「2015年ジャパネットではじめよう! タブレット&スマホキャンペーン」を開始した。ジャパネットオリジナル商品である東芝の10.1型タブレット「dynabook Tab S50/32M PS50-32MNXG」などを特別価格で販売する。期間は2月15日まで。同キャンペーンは、タブレットやスマートフォンを特別価格、もしくは特別セットで販売するというもの。メインの取り扱い商品は東芝のタブレット「dynabook Tab S50/32M PS50-32MNXG」と、京セラのスマートフォン「Digno T 302KC」。dynabook TabはBluetoothキーボードが付属する。Digno T 302KCは、Harman/Kardonのワイヤレススピーカーを同梱する特別セットだ。また、不要なパソコンを下取りし、販売価格から値引きする下取りサービスも用意する。下取りの対象となるのはノートパソコン、デスクトップパソコン。ただし、CRTディスプレイを搭載したデスクトップパソコンは対象外。下取りサービスを併用すると、「dynabook Tab S50/32M PS50-32MNXG」を最安4,980円で購入できる。
2015年01月01日みなさんはタブレットに対してどのような印象を持っているだろうか。筆者などは、大きなスマホと考えており、タブレットでできることはスマホでもできるのではと思ってしまう。そこで、タブレットユーザーのマイナビニュース会員269人にどのように活用しているのか聞いてみた。○スマホとノートPCの良いとこどりまずは、週に1度以上タブレットを使っているか聞いてみた。結果は、「はい」(使っている)と回答した人が、269人中69.1%となる186人で、「いいえ」(使ってない)と回答した人は30.9%となる83人だった。まずは、「いいえ」と回答した人にどうして利用していないのか質問した。すると、ほとんどは、、「スマホの方が手軽だから」、「スマホで事足りている」、「スマホで完結してしまう」など、やはりスマホで十分といった意見だった。では、「はい」と回答した人はどのようにタブレットを活用しているのだろうか。多かったのは、「ネットサーフィン」や、「天気予報や交通情報を調べる」、「メールチェック」など。前述したとおりスマホでもできることだった。それならスマホでいいじゃないと思う筆者だったが、タブレットならではの使い方をしている人も多かった。例えば、「BDレコーダーで録画した番組の鑑賞」、「PCサイトを見る時。スマホでは見られない」、「パソコンを立ち上げるよりも楽にネットが見られる」など、スマホの大きいものというよりは、手軽なPCとして利用している人が多かった。また、「電子書籍を読む」、「動画を見る。大画面で見やすい」、「スマホよりも画面が大きいから家のベッドとかでリラックスしながら使える」といった、大画面を活かした使い方をしているという意見もあった。ほかにも、「ガラケーとタブレットを2台持ちしている」、「スマホは持ってないけどタブレットは使っている。通話はガラケー、ネットはタブレット」など、通信費や料金の観点から上手に使い分けているという意見も散見された。確かに、筆者も出先でのメールチェックにスマホでは手こずることがある。ノートPCも鞄に入っているのだが、取り出して操作するほどのスペースはないということもしばしば。そういうときにはタブレットは非常に便利だと思った。大きい画面はキーボードを打つにも便利そうだ。「大きいスマホ」と思っていた筆者だったが、みなさんの意見を見ているうちにどんどんタブレットが欲しくなってしまった。タブレットなんかいらないよと思っている人や、眠らせているタブレットがある人はぜひもう一度活用法を考えて欲しい。調査時期:2014年12月22日~2014年12月25日調査対象:タブレットユーザーのマイナビニュース会員調査数:269件調査方法:インターネットログイン式アンケート(記事提供: AndroWire編集部)
2014年12月30日楽天銀行は22日、「楽天銀行教育ローン」の取り扱いを開始した。「楽天銀行教育ローン」は楽天銀行が提供する初めての教育資金専用のローンとなる。楽天銀行は2009年4月より「楽天銀行スーパーローン」(カードローン)、同年5月より「フラット35」、2012年1月より「フラット35」と変動金利住宅ローンを組み合わせた「固定と変動」、そして2013年11月より「楽天銀行住宅ローン(金利選択型)」を提供してきたが、このたびの「楽天銀行教育ローン」の取扱い開始で、より顧客の資金用途に合わせたローンニーズに対応できるようになるという。○「楽天銀行教育ローン」の特徴簡単な申し込み方法申し込みフォームの入力は楽天銀行ウェブサイトから行う。また、必要書類はスマートフォンのカメラで撮影し、「楽天銀行アプリ」から送ることができるので、郵送の必要はない。「楽天銀行アプリ」を利用しない顧客は、必要書類を郵送する必要があるスピーディーな融資審査結果は原則翌営業日に回答する。また、申し込みから最短で翌営業日に融資するので、急ぎの顧客も利用できる。申し込み受付時間によっては審査結果の回答が翌々営業日以降になる場合がある選べる金利タイプと魅力的な金利金利タイプは「変動金利」と「固定金利」を用意したので、顧客のプランに合わせて選ぶことができる。また、「変動金利年3.36%」(22日現在)、「固定金利年3.90%」(同)と、魅力的な金利で提供しているという○商品概要なお、楽天銀行アプリはAppStoreおよびGooglePlayから無料でダウンロードできる。楽天銀行は、今後も魅力ある商品・サービスの提供を続けていくとしている。
2014年12月26日センチュリーは25日、スマートフォンやタブレットを充電するためのキャビネット「タブレットチャージキャビネット10 (CTCC-10)」を発売した。直販サイト「センチュリーダイレクト」での価格は107,784円。スマートフォンやタブレットなどを最大10台、同時に充電可能なキャビネット。USB BC 1.2(USB Battery Charging Specification Revision 1.2)に対応し、5V/2.4AのUSBポート×10基を備える。USBポートはスイッチ切替でUSBハブにもなるが、充電機能とUSBハブ機能は同時には使えない。内部は10台の機器を個別に収納しておける設計で、棚板を着脱することによって、所持機器の厚さに合わせて収納数を調整できる。前面ドアは盗難防止用の鍵付き。スライド収納式なので扉が邪魔になることもない。正面サイドにはLEDを搭載し、充電中、充電完了、同期中などをLEDの色と動作で判別できる。排熱用として60mmファンが1基が搭載されている。本体は縦置きと横置きの両対応で、スタックして複数をドッキングさせることもできる。インタフェースUSB 2.0、本体サイズはW400×D350×H430mm、重量は約15.6kg。対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1、Mac OS X 10.6以降。
2014年12月25日ヤフーは18日、iOS、Android向けに提供する無料のカーナビゲーションアプリ「Yahoo!カーナビ」のアップデートを実施した。最新版では、タブレットに最適化したユーザーインタフェースが利用可能となったほか、高速道路に絞った渋滞状況がわかる「高速渋滞マップ」などを追加した。後者はスマートフォン・タブレット共通の機能となる。タブレット向けに最適化したユーザインタフェースは、ワイド2画面対応となるのが特徴。高速道路は地図とハイウェイモード、一般道では地図と交差点右左折案内を2画面に分割して表示する。対応端末は、iOS版ではiPhone 6 Plus、iPad mini、iPad Air、Androidでは5.5インチ以上のファブレットとタブレット。同アプリを新規ダウンロードまたはバージョンアップすることで、端末側で認識し、タブレットに最適化したユーザインタフェースを表示する。また、アップデートにより、スマートフォン版、タブレット版に共通して、高速渋滞マップ、交通事故多発箇所の表示、経由地入れ替えに対応する。高速渋滞マップでは、日本地図上に高速道路だけを配置した広域地図を表示、VICS配信のリアルタイム情報を反映するほか、「渋滞」「混雑」「チェーン規制」「通行止め」を色分けして掲出する。帰省地点のアイコンをタップすることで、原因と規制内容も知ることができる。交通事故多発箇所は、公益財団法人交通事故総合分析センター(ITARDA)提供の情報を表示する。設定により、表示の有無を選択できる。経由地入れ替えに対応したことで、目的地だけでなく、経由地の設定と順番の入れ替えが可能となった。また、ルート設定時の出発点を「現在地」以外からも選択できるようになった。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年12月18日