ウィル・フェレルと脚本家ハーパー・スティールが出演しているドキュメンタリー映画『Will & Harper(原題)』が、サンダンス映画祭にてスタンディングオベーションを受けた。「Variety」誌によると、カンヌ国際映画祭やヴェネチア国際映画祭とは違い、サンダンスでスタンディングオベーションが起きることは少ないという。本作は90年代に「サタデー・ナイト・ライブ」でコメディアンと脚本家として出会い、30年近く友情を築いてきたウィルとハーパーの17日間に及ぶロードトリップを収めたもの。ニューヨークからカリフォルニアにかけて旅する2人は、途中でバスケの試合、大衆酒場、おしゃれなラスベガスのレストランなどに立ち寄りながら、2022年にトランス女性であることを公表して性別移行プロセスにあるハーパーがウィルとの友情を再確認したり、アメリカにおいてトランスジェンダーであることの意味を考える。ウィルはサンダンスで「この映画がトランスジェンダー問題の会話におけるガイドブックになったらいいな」とコメント。監督は現在公開中の『スラムドッグス』のジョシュ・グリーンバウム。ウィルは同作にも出演しており、主人公で犬のレジー役の声を担当している。(賀来比呂美)
2024年01月24日今回は、人気のマンガをクイズ形式で紹介します!マンガのストーリーがどんな結末になるか考えてみてくださいね。イラスト:ツィナ娘が通っているダンス教室出典:愛カツダンス教室をかき回す出典:愛カツあるとき先生が出典:愛カツここでクイズママ友の娘の様子は?ヒント!結局ママ友の娘はダンス教室を退会しました。なげやりな態度出典:愛カツ正解は…正解は「やる気なさそうに練習に参加していた」でした。多くの子どもたちは楽しそうに練習していたのですが…。そんななか、ママ友の子どもは「疲れた」「やっぱりダンスきらい」などと言い、なげやりな態度だったのです。しまいには何もせず、床に寝転がってしまいました。そんな子どもの態度を見たママ友は「もういいです!」「こんな教室やめます!」と叫びながら帰っていきます。予想外の大どんでん返しにスカッとする主人公なのでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2024年01月23日現地時間18日、サンダンス映画祭が開幕した。その翌年のアワードシーズンに健闘する傑作がデビューするこのインディーズ映画の祭典では、今年も気になる映画が多数上映される予定だ。有名俳優の出演作には、クリステン・スチュワートと『ミナリ』のスティーブン・ユァンの『Love Me』、セバスチャン・スタンと『わたしは最悪。』のレナーテ・レインスヴェが共演する『A Different Man』、シアーシャ・ローナン主演の『The Outrun』、エミリア・ジョーンズの『Winner』など。『Winner』は昨年日本公開された『リアリティ』でも描かれた実在の人物リアリティ・ウィナーについての映画で、昨年のサンダンスで上映された『Cat Person』でもジョーンズと組んだスザンナ・フォーゲルが監督する。また、有名俳優が監督する作品には、ジェシー・アイゼンバーグの『A Real Pain』、キウェテル・エジョフォーの『Rob Peace』などがある。アイゼンバーグは2年前のサンダンスでお披露目された『僕らの世界が交わるまで』で監督デビューを果たした。ドキュメンタリーでは、伊藤詩織が監督デビューを果たす『Black Box Diaries』に最も注目。自ら受けた性被害を検証するもので、日本、アメリカ、イギリスの合作。ほかに、フリーダ・カーロについての『Frida』、クリストファー・リーヴについての『Super/Man: The Christopher Reeve Story』などがある。多様化に力を入れているサンダンスは、女性、有色人種のフィルムメーカーを発掘してきた実績がある。女性監督シアン・ヘダーによるオスカー作品賞受賞作『コーダあいのうた』も、3年前のサンダンスで、今年のオスカーに候補入りが有力視されている韓国系カナダ人女性監督セリーン・ソンの『パスト ライヴス/再会』は、昨年のサンダンスでデビューした。今年も、長編監督の44パーセントを女性、監督全体の47パーセントを有色人種が占める。映画祭は現地時間28日まで。文=猿渡由紀(C)Sundance Institute
2024年01月19日俳優・歌手の香取慎吾とダンス&ボーカルグループ・GENERATIONSが18日、都内で行われた「カープレミア」新CM発表会に出席した。1月18日から放送される新CM「未来は一緒につくるもの。」篇でCM初共演を果たした香取とGENERATIONS。香取は「ようやくGENERATIONSに入れたなと。自分もこれでLDHの一員(笑)」と冗談交じりに話し、GENERATIONSのメンバーは「そこまで!?」「ありがとうございます!」とうれしそうに反応した。発表会では8人が書き初めを披露し、2024年の抱負を発表。香取と小森隼は「笑」で丸被りし、お互いにびっくり。香取は「笑顔で笑いある2024年になったらいいなと。ちょっと疲れたり苦しいなっていうときにすぐ下を向いちゃったりするじゃないですか。そんな時でも上を向いて笑顔でいられる2024年を作っていきたいなと思っています」とコメント。小森も「笑う一年にしたい。2023年、GENERATIONS10周年イヤーということで、すごくめまぐるしい一年の中で、ちょっと後半戦、息切れして愚痴を言うことが多かったなと。疲れたなとか、苦しい顔ばっかしていたんですが、今年は去年いただいたご縁をより広げていく年にしたいと思ったときに、最後まで笑いきれる年にしたいと思って」と説明した。白濱亜嵐も「沢山笑う」としたため、ほぼ同じ内容に。「すごい!」と驚きつつ、「せっかくだったら僕も『笑』一文字にしておけばよかった」と話していた。
2024年01月18日俳優・歌手の香取慎吾とダンス&ボーカルグループ・GENERATIONSが18日、都内で行われた「カープレミア」新CM発表会に出席した。1月18日から放送される新CM「未来は一緒につくるもの。」篇でCM初共演を果たした香取とGENERATIONS。香取は「ようやくGENERATIONSに入れたなと。自分もこれでLDHの一員(笑)」と冗談交じりに話し、GENERATIONSのメンバーは「そこまで!?」「ありがとうございます!」とうれしそうに反応した。香取がさらに「すごく楽しかったです。僕が経験してきたグループと比べると人数も多いですし、すごく仲がいいのかそうじゃないのか、ふわふわした空気の中……」と話すと、小森隼は「大緊張していただけです」と言い、白濱亜嵐や片寄涼太も「ガチガチでした」「緊張していました」と振り返った。CMでは、香取とGENERATIONSが一緒に車を押すシーンが描かれているが、小森は「メンバーたくさんいるので、香取さんの肩を押しているだけのメンバーもいたり」と明かし、香取が「誰だっけ?」と尋ねると、中務裕太が「僕です。ずっとマッサージしていました」と名乗り。香取は「途中からソフトタッチで押されていました」と笑っていた。
2024年01月18日ダンス&ボーカルグループ・FANTASTICSが13日、静岡県静岡市のツインメッセ静岡 北館大展示場にて開催された「SDGs 推進 TGC しずおか 2024 by TOKYO GIRLS COLLECTION」に出演した。イベントのトリとして登場したFANTASTICSは、「STARBOYS」「Tell Me」「It’s all good」「Choo Choo TRAIN」の4曲を披露。「Choo Choo TRAIN」は、地元・静岡県立清水西高等学校ダンス部がバックダンサーとして登場し、スペシャルコラボレーションを届けた。佐藤大樹は高校生とのコラボについて「実は今日初めて一緒に合わせたんです」と明かした上で、「本番はリハーサルの何倍以上のエネルギーをいただきましたし、キラキラあふれる笑顔と汗が刺激になりました。僕たちも一生の思い出になりました。素敵な経験ありがとうございました!」と感想をコメント。八木勇征は「フレッシュな感じが心に染みたというか、皆さんのフレッシュさに負けないように僕たちもパフォーマンスしました」と述べ、「僕たち2月からアリーナツアーを回らせていただくんですけど、新鮮な気持ちをツアーにも持っていって、来ていただいた皆さんに楽しい幸せな最高の時間を過ごしてもらえるようにライブを一生懸命頑張っていきますので、皆さんよかったら来ていただけたらうれしいです」と呼びかけた。「SDGs推進 TGC しずおか」は2019年に初開催し、今年で4回目となる。今回は、“MY FAVORITE”をテーマにファッションショーやアーティストライブを展開。テーマには、「誰かのMy favorite、あるいはこれから誰かのMy favoriteになりうるヒト・モノ・コトを集結させ、来場者や視聴者、そして「TGCしずおか」に関わるすべての人たちに“MY FAVORITE”を見つけてもらえたら、という思いが込められている。(C)SDGs 推進 TGC しずおか 2024 by TOKYO GIRLS COLLECTION
2024年01月13日ダンス&ボーカルグループ・FANTASTICSの堀夏喜と木村慧人が13日、静岡県静岡市のツインメッセ静岡 北館大展示場にて開催された「SDGs 推進 TGC しずおか 2024 by TOKYO GIRLS COLLECTION」に出演した。堀と木村は、今季のトレンドアイテムをはじめ、オールシーズン活用できるアイテムも取り入れたコーディネートで、買いすぎないスマートファッションを提案する「SEASONLESS FASHION STAGE」内の「DUCKDIVE」のステージにシークレットゲストとして登場。歓声が沸き起こる中、2ショットでランウェイを歩き、先端では堀が木村の肩に手を置いてピースサインを決めていた。「SDGs推進 TGC しずおか」は2019年に初開催し、今年で4回目となる。今回は、“MY FAVORITE”をテーマにファッションショーやアーティストライブを展開。テーマには、「誰かのMy favorite、あるいはこれから誰かのMy favoriteになりうるヒト・モノ・コトを集結させ、来場者や視聴者、そして「TGCしずおか」に関わるすべての人たちに“MY FAVORITE”を見つけてもらえたら、という思いが込められている。(C)SDGs 推進 TGC しずおか 2024 by TOKYO GIRLS COLLECTION
2024年01月13日ダンス&ボーカルグループ・FANTASTICSが13日、静岡県静岡市のツインメッセ静岡 北館大展示場にて開催された「SDGs 推進 TGC しずおか 2024 by TOKYO GIRLS COLLECTION」に出演した。「EXPO 2025 大阪・関西万博」のスペシャルステージに、大阪・関西万博スペシャルサポーターを務めるFANTASTICSが登場。中島颯太は「大阪出身なのですごくワクワクしてしますし、歌やダンスで盛り上げていけたらと思っています」と意気込み、佐藤大樹は「万博といえば数多くのパビリオンが魅力の一つとお聞きしたので、大阪・関西万博でもあっと驚くような奇想天外なパビリオンに期待したいと思います」と語った。同ステージには、モデルのゆうちゃみも出演。大阪・関西万博公式キャラクターのミャクミャクをイメージした、青と赤を基調としたミャクミャクコーデで登場し、ミャクミャクと一緒に笑顔でランウェイを歩いた。「SDGs推進 TGC しずおか」は2019年に初開催し、今年で4回目となる。今回は、“MY FAVORITE”をテーマにファッションショーやアーティストライブを展開。テーマには、「誰かのMy favorite、あるいはこれから誰かのMy favoriteになりうるヒト・モノ・コトを集結させ、来場者や視聴者、そして「TGCしずおか」に関わるすべての人たちに“MY FAVORITE”を見つけてもらえたら、という思いが込められている。(C)SDGs 推進 TGC しずおか 2024 by TOKYO GIRLS COLLECTION
2024年01月13日本年度サンダンス映画祭USドキュメンタリー部門<観客賞>受賞、来たる第96回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞のショートリストにも選出されている『ビヨンド・ユートピア 脱北』。この度、「詐欺かもしれないけど、信じるしかない」とこぼす、北朝鮮から息子を救うために奮戦する母親の姿を収めた本編映像がシネマカフェに到着した。史上初となる、隠しカメラや携帯電話により撮影された脱北の全行程を映し出した本作の中心となるのは、祖国北朝鮮を離れたばかりのある家族。いくつもの国境や川、険しい山岳地帯を超えて危険な旅に乗り出す2人の幼い子どもと80代の老婆を含む5人のその家族、国に残して来た子どもとの再会を切望する母親、そして、自由を求める彼らを強い使命感をもって支援する人々。この家族のために実に50人以上のブローカーが協力し、脱北ののち中国、ベトナム、ラオス、タイの4か国を経由して最終目的地である韓国を目指す、総移動距離1万2千キロメートルの決死の脱出作戦が展開される。自由とは何か、楽園<ユートピア>はどこにあるのか――深く心に訴え、観る者に強く問いかけてくるドキュメンタリーとなっている。監督は、Netflixドキュメンタリー『シティ・オブ・ジョイ~世界を変える真実の声~』のマドレーヌ・ギャヴィン。本作は、2023年サンダンス映画祭で圧倒的な支持を得てUSドキュメンタリー部門観客賞を受賞したほか、ウッドストック映画祭で最優秀ドキュメンタリー賞など2冠、ハンプトン国際映画祭で最優秀作品賞など2冠をはじめ7つの賞を獲得。先日発表された第96回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞のショートリスト(ノミネート前の候補作)にも選出された本作は、各映画メディアや評論家の間では2023年のベスト・ドキュメンタリーの呼び声が高く、日本公開後に控える現地時間1月23日のアカデミーノミネーションの行方も注目を集めている。脱北にまつわる2つのケースに密着している本作。韓国で20年以上に渡り脱北者の支援活動を続けてきたキム・ソンウン牧師に助けを求めてきた、祖国北朝鮮を離れたロ一家が最終目的地である韓国までの余りにも過酷な脱出作戦を追っていくことに加えて、かつての脱北者で、北朝鮮に残してきた息子ハン・ジョンチョンを脱北させようと奮闘する母親リ・ソヨンの孤独な闘いをも捉えていく。今回解禁となった本編映像は、ソヨンとある中国人ブローカーとの電話の様子を捉えたもの。いったんは北朝鮮を脱出したジョンチョンは中国当局により北朝鮮に強制送還され、強制収容所に収監されたことが明らかに。ジョンチョンの情報を探るブローカーの報告によると、近く収容所での刑期が決まるというのだ。ブローカーは、「お金を用意できれば、息子さんの刑期を短くできるかもしれない」とソヨンに暗に賄賂を要求。「詐欺かもしれないけど、ブローカーを信じるしかない」と悲痛な表情でインタビューに答える彼女は家から離れたATMでお金を振り込むが、このシーンの後、彼女はブローカーから驚愕の事実を聞かされることになる――。本作のギャヴィン監督は、本作でロ一家とソヨンという真逆ともいえるケースを追っている理由について、「ロ一家の脱北は典型的な物語ではありません。ほとんどの脱北者は一家全員では脱北しないからです。一方で、ソヨンさんの話はより典型的で、豊かな暮らしのために、子どもや家族を連れて中国へ渡ろうとする親の話です」と話す。そして「ロ一家は幸せな結末を迎えましたが、ソヨンさんはそれほど幸運ではありませんでした。彼女が息子を探す様子を撮影しているうちに、それはますます悲惨なものになっていきました。彼女がこれまで、そしてこれからも経験し続ける苦しみを表現するのに適切な言葉はありません」と語っている。ソヨンは、気がかりな結末を迎える本作への出演の後も、ジョンチョンとの再会を信じながら気丈に活動を続けており、昨年12月には北朝鮮の人権問題について講演をするために来日。彼女の現在の夢は、再び息子と一緒にご飯を食べることだという。日本公開に向けて、「この映画を通じて多くの人々に事実を知ってもらいたいと思い、出演を決めました。映画を見た皆さんが北朝鮮に取り残された人々や分断された家族に心を重ねて頂き、国際社会に訴える手伝いをして頂けたら幸いです」とコメントを寄せている。『ビヨンド・ユートピア 脱北』はTOHOシネマズ シャンテ、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ビヨンド・ユートピア 脱北 2024年1月12日よりTOHOシネマズ シャンテ、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開© TGW7N, LLC 2023 All Rights Reserved
2024年01月13日ダンス&ボーカルグループ・FANTASTICSの八木勇征が13日、静岡県静岡市のツインメッセ静岡 北館大展示場にて開催された「SDGs 推進 TGC しずおか 2024 by TOKYO GIRLS COLLECTION」に出演した。オープニングを飾った、人気ファッションスタイリストRIKU OSHIMA氏が手がけたスタイリングショーのラストとして、アーティスト活動のみならず俳優としても活躍しているFANTASTICSの八木勇征がサプライズ登場。大歓声が沸き起こる中、クールな表情でランウェイを歩いた。なお、トップバッターは女優の永野芽郁が務め、そのほか杢代和人、ブリッジマン遊七、菊池日菜子、せいら、小宮山莉渚、香音も同ステージに出演した。「SDGs推進 TGC しずおか」は2019年に初開催し、今年で4回目となる。今回は、“MY FAVORITE”をテーマにファッションショーやアーティストライブを展開。テーマには、「誰かのMy favorite、あるいはこれから誰かのMy favoriteになりうるヒト・モノ・コトを集結させ、来場者や視聴者、そして「TGCしずおか」に関わるすべての人たちに“MY FAVORITE”を見つけてもらえたら、という思いが込められている。(C)SDGs 推進 TGC しずおか 2024 by TOKYO GIRLS COLLECTION
2024年01月13日子供が楽しそうに踊っている姿はほほ笑ましいもの。例え振り付けが完ぺきでなかったとしても、一生懸命に踊る様子はかわいらしいですよね。南アフリカで撮影された子供たちのダンスの動画が話題になっています。映っているのはダンススクールに通う子供たちの発表会の様子。日頃の練習の成果を披露しようと子供たちがステージに上がったところで、アップテンポの音楽が流れ始めます。早速、身体でリズムを取り始める子供たち。すると客席から突然、大きな歓声が上がりました。何が起きたのかというと…!こちらをご覧ください。@kleinkwagga1 Doen dit lyfie doen dit! @Bernice West #Dans #fun #show ♬ original sound - KleinKwaggaキレッキレのダンスで観客の注目を集めている男の子。彼はクライン・クアッガ(kleinkwagga1)の名前で活動しているパフォーマーなのです。この日、クラインくんは姉妹のダンス発表会に飛び入り参加したのだそう。そこで、躍動感あふれる見事なダンスを披露して、客席を大いに沸かせました。抜群のリズム感で伸び伸びと踊るクラインくんは本当に楽しそうですね。クラインくんのTikTokでこの動画が紹介されると、多くの人たちが彼のダンスを絶賛しました。・この動画を何度も見ちゃったよ。最高だね!・彼は生まれながらのエンターテイナーだ!・表情から幸せがあふれ出している!飛び入り参加したステージで、主役をかっさらったクラインくん。大勢の観客の前でも緊張することなく、堂々としたパフォーマンスができるのはまさに練習の賜物なのでしょう。彼が将来どんなエンターテイナーになるのか楽しみですね…![文・構成/grape編集部]
2024年01月11日娘がダンス教室で仲良くなったのは、長くレッスンに通っているAちゃんと、娘と同時期に始めたBちゃん。レッスン後も遊ぶようになり、ママ同士も自然と仲良くなりました。そんなAちゃんの家にお呼ばれした際、みんなで食べるつもりで私は手土産を持参したのですが……。 手土産に有名店のケーキをチョイス!だけど…? あるとき、Aちゃんママからお呼ばれされた私とBちゃんママは、ありがたくお邪魔させてもらうことに。手土産はBちゃんママと相談し、子どものおやつと、ママたちで食べるために有名店で買ったケーキを持参することにしました。 「ケーキはおやつの時間にみんなで食べよう!」と手土産をAちゃんママに渡し、子どもたちは子ども部屋で、ママたちはリビングでおしゃべりです。そして、15時を過ぎたところでおやつを食べることに。しかし、Aちゃんママから出されたのは、手土産に持ってきた子どもたち用のおやつでもケーキでもなく、お茶とおせんべい1枚だけでした。手土産の存在を忘れているのかと思ったBちゃんママが「さっきのケーキも出そうか?」とAちゃんママに聞きましたが、「ううん、大丈夫。旦那と食べるから」とまさかの返答……。 Bちゃんママと思わず顔を見合わせましたが、Aちゃんママは気にせず会話を続けます。モヤモヤしつつも「もらったものを出すのは失礼だと思っているのかも」と思い、その日は帰宅しました。 しかし、次に会ったときのこと。「夫があのケーキは好みじゃないって! 私も生クリームよりフルーツの乗ったタルトがいいな」と笑いながら伝えてきたのです。図々しい物言いに驚きましたが、後でダンス教室の他のママ友から聞いた話によると、Aちゃんママはケチで有名なことが判明。その後は、ダンス教室後に行く公園以外では会わないようにしています。子ども同士が仲良しだから親も仲良くならなきゃ、という考えを改めるきっかけになりました。 作画/Pappayappa著者:おかださき
2024年01月07日1等約6億円相当の当選くじを巡り、北と南のドタバタ劇が展開していく映画『宝くじの不時着1等当選くじが飛んでいきました』。この度、韓国軍人たちの間で大人気となった「Brave Girls」(当時)の「Rollin'」を南北の兵士が踊る、コメディ要素満点な本編映像が解禁された。12月29日より公開を果たした本作。鑑賞済みの観客からは「映画初めにピッタリで面白かった」「笑い溢れる時間を過ごしました」「ひたすら笑ったので、明日からお仕事がんばります!」といったコメントが寄せられており、2024年の“初笑い”映画として好評の声が届いている。1等当たりくじの最初の拾い主である韓国の兵士チョヌ、第二の拾い主となった北朝鮮の兵士ヨンホを中心に、3人ずつで構成したメンバーで、くじの所有権を巡り“南北会談”を行う兵士たち。共同警備区域ならぬ“JSA(共同給水区域)”で顔を突き合わせた兵士たちは、何としても当選くじを取り戻したい南と、自力でくじを換金できない北による対話の応酬合戦が繰り広げられることに…。両陣営は激しい押し問答を繰り返し、一触即発の空気が流れるが、そこにふらりとやってきた韓国軍の補給官が意外な仲裁案を提示。それは北が渡した当たりくじを、南が換金して持ってくるまでの1週間、互いの兵士ひとりを“人質”として交換するというもの。たちまち話がまとまり、緊張から解き放たれた6人は、酒とつまみを持ち寄って6億円の山分けの前祝いに興じていた…。すると北朝鮮側のチョルジン(キム・ミンホ)は、禁止されている韓国のウェブサイトを自由に閲覧できる権限を持ち、普段から韓国の文化・流行についてネットサーフィンすることが任務と発言。それを聞いた南の兵士・マンチョル(クァク・ドンヨン)が「韓国のアイドルにも詳しい?」と問いかける。ニヤリとしたチョルジンは自身のスマホで音楽を流し、韓国で大ヒットを記録した「Rollin'」に合わせて軽妙な踊りを見せ…。だが、そこには血も涙もない冷徹な上官であるスンイル(イ・スンウォン)も居合わせており、「何をやっている!」と怒号を飛ばす。マンチョルに対して処罰を与えるかと重い空気が流れる中、上官は突如“また音楽を再生しろ”と要求。音楽が流れると笑顔で踊り出し、「みんなで一緒に踊ろう」とも声をかけ、K-POPダンスが友好の印となる本編映像となっている。『宝くじの不時着1等当選くじが飛んでいきました』は新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:宝くじの不時着1等当選くじが飛んでいきました 2023年12月29日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開2022 HOME CHOICE CORPORATION,SIDUS CORPORATION,TPS COMPANY ALL RIGHTS RESERVED
2024年01月06日JRA公式データ配信サービス「JRA-VAN」を提供するJRAシステムサービス株式会社(本社:東京都江東区、代表者:木村 一人)はお笑い芸人のなかやまきんに君と人気ダンスチーム・アバンギャルディを起用した新CMを2024年1月5日(金)より展開いたします。「JRA-VAN」はJRA公式データを使った競馬情報サービスのブランド名称で、過去30年以上のレースデータからパドック動画視聴サービス「パドックアイ」など様々な情報を提供しており、「JRA-VAN」を使えば、スマートフォンやパソコンで、競馬をより深く・便利に楽しむことができます。今回の新CMでは、なかやまきんに君・アバンギャルディによるダンスで「JRA-VAN」の便利な機能を大胆に紹介しています。なかやまきんに君の強い存在感、アバンギャルディの一糸乱れぬパワー全開のダンスを是非ご堪能ください。【新TV-CM概要】■新TV-CM「ウマウマダンス」(15秒/30秒)<オンエア媒体>2024年1月5日(金)/自社サイトおよびYouTube「JRA-VANチャンネル」、JRAの各競馬場・ウインズ、テレビ東京、関西テレビ、BSイレブン、グリーンチャンネルなどを予定<出演>なかやまきんに君・アバンギャルディ<CM本編URL>「ウマウマダンス」 JRA-VANスマホアプリ篇 JRA-VAN NEXT篇 <「JRA-VAN」公式サイト>URL: ネットでバンバン予想!!【撮影エピソード】【なかやまきんに君】どーもーなかやまきんに君です。今回はアバンギャルディの皆さんと共演させていただきまして、迫力のある素晴らしい動画が完成いたしました。皆さんの躍動するダンスと、僕の仕上げた筋肉のシンクロした動きを是非ご覧くださいませ。オイ、オレの筋肉!!最高の動画になってるのかい!?それとも、なってないのかい!?どっちなんだい!?なーーーーてる!!パワーーー!!ハッ(笑顔)人気お笑い芸人・なかやまきんに君【アバンギャルディ】CM出演が決まった時、とても嬉しかったのと同時に、なかやまきんに君さんとのコラボでどんな映像になるんだろうと、とてもワクワクしていました!衣装もいつもの制服ではなく、騎手の服に赤のおかっぱ頭で、見慣れない姿で新鮮で撮影も楽しかったです!バブリーダンスで話題となった振付師のakaneがプロデュースするダンスチーム・アバンギャルディYouTubeでは、CMのメイキングムービーを公開中です!なかやまきんに君の爆笑NGシーンや、普段見られないアバンギャルディの笑顔満載な撮影シーンは必見!【「JRA-VAN」概要】■「JRA-VANスマホアプリ」とは本アプリはJRAシステムサービス株式会社が提供するスマートフォン向け競馬情報アプリです。外出先でもJRA-VANを利用し簡単に競馬情報を取得したいというお客様の声にお応えして、2010年に生まれました。このアプリを使えば、出馬表やリアルタイムオッズの確認はもちろん、ネット投票連携・スマッピー投票連携・動画閲覧がスムーズにできます。また、様々な切り口で競馬データの分析が可能で、外出先でも快適に競馬予想が楽しめます。【主なサービス】出馬表(中央競馬のみに対応)/リアルタイムオッズ/レース、パドック、調教動画の視聴(いずれも録画)ネット投票連携/スマッピー投票連携(二次元コード作成機能)/コース解説/データ分析/各種ニュース著名人による各種コラム/My注目馬/パドックアイ/予想印ランキング<ご利用方法>「JRA-VANスマホアプリ」は、以下よりダウンロード可能です。 ■PC専用ソフト「JRA-VAN NEXT」とは本ソフトはJRAシステムサービス株式会社が提供するPC向け競馬情報サービスです。パソコン専用ソフトなので、大量の競馬データの処理もスムーズに行えます。パソコン専用ソフトならではの快適な競馬ライフをお楽しみください。更に、「JRA-VANスマホアプリ」も無料で使えます。<ご利用方法>PCアプリ「JRA-VAN NEXT」は、以下よりダウンロード可能です。 【JRAシステムサービスについて】社名 :JRAシステムサービス株式会社 (JRA-VAN)会社所在地:〒135-0034 東京都江東区永代1丁目14番5号設立 :1968(昭和43)年3月11日代表者 :木村 一人資本金 :5億円従業員 :約700名業務内容 :・競馬に関するシステム全般の運用保守管理・開発・研究・設置・情報提供サービス事業(JRA-VANサービス事業を含む) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月05日沖縄市では、2024年1月にBリーグオールスターゲーム開催に合わせて、県内外から多くの方が沖縄市に来訪されることを踏まえ、音楽ライブやエイサー、ダンス、3on3バスケットボール、スキルズチャレンジなど、コンテンツ盛り沢山の熱いイベントを開催し、沖縄市を盛り上げます!!【市の関連ページ】 イベントタイトルイベント内容■ステージイベントや3on3、車いすバスケ、バスケキッズスクールなどイベント盛りだくさん!【開催概要】イベント名称: 「BASKETBALL FESTA 2024 in OKINAWA CITY」開催期間 : 2024年1月13日(土)11:00から18:00(予定)1月14日(日)11:00から15:00(予定)開催場所 : コザ運動公園参加費 : 無料関連ページ : 【Stage Event Music Live&Performing Art】●1月13日(土) MC:初恋クロマニヨンMOOMIN・平川 美香・鳩間 可奈子 with Kidsdancer●1月14日(日) MC:ありんくりんjimama・SOUL CAMP・I-VAN・CHAMPURU RUMBLE【BASKETBALL 3on3 GAME】●1月13日(土)10:00~19:30バスケ3on3(事前申し込み制) 申込先:090-6429-4990参加条件:U-15、U-18、一般(大学生含む)●1月14日(日)10:00~15:00スキルズチャレンジ・キッズスクール【車いすバスケットボール パフォーマンス】1月14日(日)車いすバスケットボール「SEASIRS」によるデモンストレーションや車いすバスケの体験ができます。イベント詳細は随時、公式Instagramのアカウント(@basketballfesta2024)にて随時配信してまいります。●同時開催イベント情報!・Bリーグオールスターゲーム 関連ページ: ・第47回沖縄市産業まつり 関連ページ : ■沖縄県沖縄市について沖縄市は、沖縄本島のまん中より少し南側にあり、49平方kmの広さがあります。一年を通してあたたかな気候にめぐまれ、年間降水量は2,000mm以上です。平均気温は約22度、もっとも寒い2月でも10度以下になることはほとんどありません。旧盆が近くなると、市内各地から太鼓や三線、パーランクーの音が聞こえてきます。エイサーは旧暦7月15日前後におこなわれる沖縄の代表的な伝統行事です。沖縄市には有名なエイサーだけでなく、豊作を願って行われる「ウシデーク」や「沖縄民謡」などの伝統芸能も盛んです。沖縄市役所 法人番号: 5000020472115開庁時間 : 午前8時30分から午後0時、午後1時から午後5時15分閉庁日 : 土・日曜日、祝日、慰霊の日(6月23日)、年末年始(12月29日~1月3日)所在地 : 〒904-8501 沖縄県沖縄市仲宗根町26番1号電話番号 : 098-939-1212HP : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月05日昨年、数々の過激な言動が物議を醸したお笑いコンビ「霜降り明星」の粗品(30)。2024年もセーブするつもりはないようで……。コンビで「M-1グランプリ2018」、ピンで「R-1グランプリ2019」でそれぞれ優勝を果たし、多数のレギュラー番組やCMを抱える若手芸人トップの売れっ子の粗品。切れ味鋭いツッコミが持ち味だが、最近は“トガりすぎて”いるようだ。昨年8月にはレギュラーを務める音楽番組の生配信で2人組になったKing&Princeについて「あ、キンプリな。キンプリなんか呼ぶか!おい~!」「あんな今のキンプリなんか誰も見いひんから」とバッサリ。直前に熱愛報道が飛び出したなにわ男子の西畑大吾についても「西畑大吾?女装してきてもらわなアカン」とイジった。また、昨年10月放送の『オールスター感謝祭’23秋』(TBS系)では、自身の離婚をイジってきたモデルの近藤千尋に対して「黙れタコ!黙れタコ!」「なんやアイツ」とアンサー。さらには、「おもんない芸人の嫁!おもんない芸人の嫁!」と近藤の夫であるジャングルポケット・太田博久までにも毒を吐いた。こうした毒舌ぶりを一部から“攻めてる”と評価する声があるものの、“失礼すぎ”“胸糞悪い”と批判も噴出。しかし、粗品は意に介してないようで、謝罪などは行っていない。そして、その姿勢は今年も変わらないようだ。粗品は元日深夜に放送された『フットンダ王決定戦2024』(日本テレビ系)に出演。人気芸人たちが大喜利でバトルし、誰が一番おもしろいかを決める番組だ。一昨年と昨年の王者である粗品は、危なげなく予選を勝ち上がり決勝戦に進出。決勝戦最初のお題は「お客さんを一瞬で食いつかせる占いの導入を考えてください」というもの。すると、粗品は仰々しい口調でフリップに書かれた答えをこう読み上げた。「あなた、さては、最近の羽生結弦のことをうさんくさく思ってますよね?」結婚から105日で離婚した羽生結弦(29)のTikTokでのダンス動画をイジった答えに、会場の観覧者からは笑いが漏れたものの、ポイントは獲得ならず。残念そうな表情を見せながら、粗品は「TikTokがね~、キショいから」と追撃までしていた。続く回答でも、「正直に答えてほしいんですが、あなたスピードワゴン小沢に呼ばれて飲み会行ってましたよね?」と先日、「週刊文春」が報じた松本人志の“性加害報道”までイジった粗品。この答えもポイント獲得ならず、「忖度か」と毒づいていた。国民的スターや大先輩を容赦なくイジった粗品。視聴者からは、驚きの声が。《正月の朝だからって最近の羽生結弦は胡散臭いだの松ちゃんの文春いじりの後「忖度か…」だの言いたい放題の粗品さん》《羽生結弦とか スピードワゴン小沢とか… 粗品さんの解答 攻めてるなぁ?》《粗品今年もすごいとこ攻めるな 羽生結弦と松本出したあとの小言も込みでおもろすぎっしょ笑》《粗品さん、羽生結弦をぶっ込んで来たw》今年も舌禍を招かないことを祈るばかりだが……。
2024年01月02日ロック、ポップス、ラップ、ダンスミュージックと、様々なジャンルをクロスオーバーし、自身たちの音楽として染め上げた楽曲を発表し続けている3人組音楽ユニット・ODD Foot Works(以下OFW)。彼らの恒例となっている年末のワンマン公演が、12月21日、恵比寿LIQUIDROOMにて行われた。ラッパー・Pecori、ギター・有元キイチ、ベース・榎元駿で構成されるOFW。2023年も「Love Is Money?」や「Feet Feet」、「あなたの走馬灯に出れたら」といった楽曲リリースに加え、『VIVA LA ROCK 2023』などの数々のフェスや『OFF-SIDE ODD Foot Works×SUSHIBOYS』『SHIBUYA CLUB QUATTRO 35TH ANNIV. “NEW VIEW”/RHYMESTER×ODD Foot Works』などのイベントを通して、その存在性を確かなものにしてきた。その意味でも「2023年のOFWの活動を総括する」という性格を持つ今回の『CHEERZ』には、当然のことながら大きな注目が集まり、年末の平日という条件にも関わらず多くの観客が会場に集った。この日のライブでまず興味を惹かれたのは、ライブ冒頭の構成だ。12月リリースの「あなたの走馬灯に出れたら」からスタートし、2020年の「KEANU」、2018年の「Bebop Kagefumi」、2017年リリースのデビュー作に収録された「Tokyo Invader」へと、現在から結成当初までを、時間を逆流しながら楽曲を直列させ、展開させていく。その流れは、彼らが結成当時から現在までしっかりと通底させている「自分達の音楽の普遍性」を信じていなければ難しい構成だろう。事実、その展開についてMCなどで全くエクスキューズをつけなくとも、オーディエンスがそこに違和感を感じずに踊っていた光景は、彼らのその意志と表現に間違いがないことを、ライブとして、音楽として証明していた。同時に、今回においてその流れを「鳴り」としてスムーズに響かせる担保していたのは、OFW3人のサウンドアプローチに加え、サポートのメンバーの力による部分も大きい。サポートメンバーではあるが、現在のOFW楽曲の制作にも関わり、「あなたの走馬灯に出れたら」のプロデュースを手掛けたTaishi Sato(MPC/トークボックス)、パスピエのメンバーであり、OFWとも以前より親交の深い成田ハネダ(Key)、そしてOFW楽曲のカバーをSNSに上げていたことから今回の抜擢となったという箱木駿(Ds)。その3人のサポートによって、根本にあるメロディとラップの強さに加えて、リズムが強調され、よりダンスとしての側面が押し出された「Tokyo Invader」、さらにドライブ感を増した「卒業証書」、MPCとキーボードによる「おかず」がサウンドに挿入されることでさらにエモーションが高まった「NDW」と、すべての曲が「2023年12月21日のOFW」として形になっていく。その「刹那と普遍を繋げるダイナミズム」は、(ある種の危うさも含めて)OFWがそもそも持っている魅力であろうし、それをライブとしてより強く響かせることに、この日のメンバーの集結と共振が果たした役割は大きい。もう一つ感じたのは「有機体としてのOFW」の凄味だった。結成当初からライブにおいてギターとベース、ラップは生演奏、ドラムやビート、エフェクトに関しては打ち込みで構成され、「DTM/シーケンスとバンドとの折衝」という形でライブを展開してきたOFW。実際、それによるいわゆる通常のバンドとは違う独特の鳴りや、人力とバンドが噛み合ったときのスリルが、OFWのライブの魅力だった。そして、その「スリル」が以前よりも色濃くなり、ライブアクトとしての強さがパフォーマンスとして表出されたのが、ここ1年の、2023年のOFWだったと筆者は考えていた。そういった構造が「GIRAGIRA NEON」での有元の切なげなフックのボーカルとギターソロをはじめ、榎元のファンクベースと箱木のドラムの噛み合わせに、成田のキーボードが乗ることでさらにディスコティックな色合いを増した「Papillon」、Satoのトークボックスと、バンドとラップが緩やかに渾然一体となり、暖かなエンディングを迎えた「Arukeba Gravity」など、より深い形で立ち現れていたのが印象に残った。また、Pecoriのボーカルにオートチューンがかからなくなり(もしくは以前よりも薄くなり)、その独特のラップと声質が明確になることで、現在のダンスシーンの(均質的な)ボーカルワークから抜け出たことも、そう感じさせる要因として大きいだろう。ライブの最後でのこれから発表されるという新曲も、完成の暁にはその有機性/生身が肝になるのではないだろうか。それはメロウな入り口から、ビートが倍速化し疾走感を生んでいく流れや、フックでの3声のユニゾンなど、OFWの持つ不定形さや変化という「生モノのダイナミズム」がしっかりと内包された楽曲構成からも感じさせられた。……と、なにやら小難しいことをつらつらと書いてはいるのだが、スマホで諸々のメモは取っているものの、2時間のライブをずっと筆者は踊りながら見ていたわけで、彼らの「オーディエンスを踊らせる力」には改めて感動しながら、「OFWの2023」を堪能させて貰った。音楽の最先端をポップに彩りながら、均質化する音楽の中で有機的な蠢きを根底に置き、音楽においてインベーダーであり、オルタナティブであり続けるOFW(そして、それが決して「単なるカウンター」ではないのも重要だ)。彼らの2024年はいかに明るいものになるのかをしっかりと予感させられる、充実のライブだった。文:高木"JET"晋一郎写真:信岡麻美<公演情報>ODD Foot Works『CHEERZ』12月21日(木) LIQUIDROOMセットリスト01. あなたの走馬灯に出れたら02. KEANU03. Bebop Kagefumi04. Tokyo Invader05. 卒業証書06. NDW07. VIRTUAL DANCER08. PRIVATE FUTURE09. Feet Feet10. 逆さまの接吻11. GIRAGIRA NEON12. 短夜13. 漂流民 -blueman-14. KAMISAMA15. milk16. 燃えろよ桜17. 夜の学校18. I Love Ya Me!!!19. Papillon20. JELLY FISH21. Arukeba Gravity22. 新曲<ライブ情報>ODD Foot Works Presents「TOKYO INV.」会場:SHIBUYA Spotify O-nest2024年3月16日(土)2024年6月21日(金)2024年9月20日(金)※チケット発売日など詳細は後日発表公式サイト:
2023年12月29日6人組ダンス&ボーカルグループLienelが12月28日にZepp Hanedaにて自身初となるワンマンライブLienel 1st One man live「Lien etelnel」を開催した。神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホールで4月29日行われたライブ「EBiDAN THE PARADE」にて結成発表、デビュー曲「LOVE Communication」を披露したLienel。駆け抜けたデビュー年の総決算とも言えるライブの模様をレポートする。Lienelの今の魅力を伝えきる!初のワンマンライブがスタート定刻。BGMが一段と大きくなり、開演の予感から客席からは歓声が上がる。暗転し、オープニング映像ののち、スモークのなか、6人のシルエットが現れる。その姿に一際歓声が大きくなる。「みなさん、僕たちがLienelです!盛り上がっていきましょう!」という武田創世の言葉で始まったのは「Love Communication」。生カメラでメンバーが抜かれるたびに客席からは歓声が上がり、そしてそのたびに会場の熱も上がっていくのが感じられる。曲中はカメラに抜かれた高岡ミロが隣にいた森田璃空の金髪を指差すとそこにLien(Lienelファンの総称)の声が呼応する。一曲目からファンの心をわしづかみにしたところで、続いて「Neo ROMANTIC」へ。息の合った激しいダンスで魅了。サビ部分はLienも一緒になって体を動かし、一体感を高めていく。1人ずつ「未体験」というフレーズを口にする場面では客席からもコールが入る。次の曲のイントロが始まり、「みなさん僕たちの名前、呼んでください!」と森田が呼びかけると、メンバーがスクリーンに映るたびに会場が名前を大合唱。そして始まったのは「純情シンドローム」。初ワンマンだという雰囲気を感じさせないほど、楽しそうな表情を弾けさせる。高岡が客席を煽り、Lienのコールを引き出していく。そのコールは大きくなるばかりだ。最後はジャケットをはだけさせてバシッとキメた。高岡が「僕たちのファーストワンマンライブ『Lien etelnel』始まりましたー!楽しんでるかーい?」というと、Lienが大歓声でお返事。すっかり会場は温かい空気となっている。まずは自己紹介。まずは芳賀柊斗が「みなさん楽しんで行きましょう!」と挨拶、近藤駿太は「ちょっと髪色変わりました」と笑顔。高岡は「今日は観てくれている方全員を幸せにして帰します!」と宣言。そしてガラッと雰囲気が変わった森田は「髪色変えました。似合ってる?似合ってる?」とニコニコ。続く武田も「髪色変えました!」とのっかるが、実は少しキラキラをつけているだけなので、メンバーから「変わってない、変わってない」とツッコミを受けつつ、「今日はきてくれて本当に嬉しいです」とにっこり。最後の高桑真之は「このあとも健康第一で盛り上がっていきましょう」とあいさつを締めた。U-NEXTでも生配信ということで可愛くカメラに向けてアピールしたあとは、「最高の思い出を作りましょう」とミロが呼びかけ、「Beautiful Music」をさわやかに。最後は肩を組んで笑顔を弾けさせると、「可愛いー!」という声が客席から飛んだ。続いて、淡いライティングの中で切なさを感じる「Over Days」。感情たっぷりに歌い上げるそれぞれの表情に大人っぽさを覗かせる。物語性を感じさせてくれるダンスがよりムードを盛り上げていく。「Don’t look back」ではスタンドマイクを使った演出にまた会場のボルテージが上がっていく。スタンドマイクを持ったまま、めまぐるしくフォーメーションも変わり、見応えは抜群だ。序盤だけでもしっかりとさまざまなLienelの側面を見せたところで、最新配信曲の「親指☆Evolution!」を。鮮やかなライティング、くるくると回るミラーボールの光がきらめき、ポップな楽曲で全員が体を弾ませる。体を動かし、声を出していく構成に、今後さらに盛り上げ曲になっていくだろうことを予感させてくれる。そして楽曲自体もどこか懐かしさを感じさせるような振り付けや合いの手に老若男女魅了されてしまいそうだ。Lienへの決め台詞に挑戦!カッコいいも可愛いもすべてが詰まったステージMCでは初披露となった「親指⭐︎Evolution!」の話題に。高岡が「この会場にめちゃめちゃベテランで喋ったら笑いしか取れないっていうほどのリポーターが来ている」と話を振ると芳賀がリポーターに扮して、感想やイケメンポイントをメンバーにインタビューをし始めた。まずはマイクを向けられた高桑は「初披露めちゃめちゃ緊張したんですけど、ミロが言ったようにここイケメンですよ、っていうポイントは『ネズミがちゅー』っていうところです!」。続いては武田。「このかわいい青年に聞きましょう。どこから来たのかな、好きな食べ物ある?」と芳賀がマイクを向けると、「なめたけと、里芋と、納豆と、五穀米と……」と回答し、「渋い渋い!」とツッコミを受けた。笑いをとったところで、「親指⭐︎Evolution!」については「みんな笑顔でやろうってリハーサルでも言っていて、幸福感もあって自然と笑顔になりました」とにっこり。そして森田・近藤には「Don’t look back」について。「マイクスタンドを使ってパフォーマンスするのは初めてだったんですけど僕は(マイクスタンドを)運びながら歌うことが多くて、扱いがむずかしかった」と森田。そして「メンバーみんなと一生懸命練習したし、新鮮さもあってめっちゃ楽しかったです」。近藤はマイクスタンドの角度にみんなでこだわったと言い、「途中、マイクスタンドの下の部分が璃空とひっかかって。ちらっと見たら金髪だったから『はがしゅー〜』と思ったら(芳賀の髪色も明るい)璃空じゃん、と思ってびっくりした」と森田の金髪にまだ慣れていないというエピソードを語った。その後は高岡発案で「せっかくのワンマンライブだからやりたいことがあった。スクリーンを使って決め台詞やりたい」とカメラに向かって告白するという場面が。やることになったのは武田と高桑。武田は可愛く「全部大好きだよ」、高桑はクールに「大好きだよ」と2人とも指ハートで決めたが、言ったあとに恥ずかしがっていた姿が印象的だった。メンバーからも「かわいい!」の声が飛ぶ。さらに、森田発案のペンライトウェーブで一体感を高めたところで「まだまだ盛り上がっていきましょう」と、続いて「kimito」へ。ここまでとは打って変わってシックなムードで、かつキュートさも織り交ぜつつ、届けた。さらに、より大人っぽさを感じさせる「Naby Blue」を披露し、ブリッジ映像へ。ブリッジではファーストライブの「ファースト」にちなんで「初めてのパズルチャレンジ」の模様を。個性も見せつつ、チームワークを発揮し、65分で完成させた。ちなみにVTRの最後には集中力が切れた回数が最後に発表されており、会場の笑いを呼んだ。先輩たちの人気曲をカバー、それぞれが伝える熱いメッセージ後半戦はそれぞれのダンスソロからスタート。先ほどまでの王子様のような装いから一転、ラフな衣装で登場し、気合いの入ったパフォーマンスを見せる。そして次の曲のイントロが流れ出すと一際大きな歓声があがった。ここからは先輩グループの楽曲をカバー。まずはONE N’ONLYの「Category」。普段のLienelとは異なるワイルドさを見せた。歓声が続く。BUDiiSの「Magic」。BUDDiiSでもお馴染みの囁きパートではひときわ大きな声が上がった。そしてカバーメドレーを締めくくるのは超特急の「No.1」。しっかりと客席から掛け声がかかるのがさすが。さらに曲中でもキレのあるダンスを見せていく。Lienelの世界観にもハマる選曲で会場の熱をあげた。そして間髪入れずに「Party Now!」、「Summer Boy!Summer Girl!」を披露。「Summer Boy!Summer Girl!」ではタオルを回し、クラップをし、ライブ後半にふさわしくゴキゲンな楽曲で盛り上げた。行き着く間もない怒涛のセットリストで駆け抜けてきたワンマンライブ。早くもラスト1曲だと高岡が告げると会場からは思わず「えーっ!」の大合唱となった。後半戦を振り返ったあと、メンバーそれぞれからメッセージが。まずは高桑から。「僕はEBiDANを長くやっていて、ミロと一緒に研究生でもやってきて、ライブをたくさんたくさん重ねてきましたけど、今日のライブが人生で一番最高のライブになりました」。続く森田は「記念すべき最初のワンマンライブがこんなに大きなZepp Hanedaの会場でパフォーマンスできることが、本当に嬉しかったです。このワンマンライブに向けていろいろ不安だったり、悩んだこともあったけど、今日は6人でステージに立てたことが嬉しいですし、何よりLienの皆さんと会えたこと、笑顔をたくさんみれることができて幸せです。ありがとう」と感謝の思いを伝えた。そして、両親への感謝の気持ちを伝えているところでは涙に言葉を詰まらせる場面も。「地元の大阪から出て東京で過ごしてみるとお母さんとお父さんの大変さを知ることができました。こうしてステージに立てたのも両親が支えてくれたからだと思っているし、両親には感謝しないといけない、と思いました。息子が璃空でよかったと、思ってもらえるような人になりたいです」と涙で声を滲ませながらいうと、会場からは思わず拍手が。Lienにも何度も感謝の気持ちを口にし「これからもLienのみんなにもっと笑顔や幸せを届けたいと思っているし、もっと大きなステージに立って、Lienのみなさんに恩返しできるようにがんばります」。高岡は「今日ここでLienと会えたのはこれまで小さい頃から支えてくれた人や、これまで一緒にステージにたった先輩や同期だったり、お客さんであったり、マジボ(MAGiC BOYZ)のメンバーだったり、ひとりひとりの何気ない選択が今日僕をここまで導いてくれたんだな、ってこのステージに立って確信しました。今この話をしているのはデビューできたから美談になっているけど、本当に当時目指しているときは、ただただデビューを目指して突っ走る一心でした。こうして僕にチャンスをくれた事務所の人だったり、メンバーのみんなだったりファンのみんなだったり、1人1人の小さな力が僕の背中を僕の背中を押してくれたんだな、と思います。このステージに立てて、僕は今とても幸せです!」とここまでを振り返って思いを伝えた。近藤は「北海道から上京してきて、2 年間から3年間はレッスンも週に1回しか受けられるか受けられないかで、初めてステージに立ったのが15歳、デビューするまでに2、3回しかステージに立ったことがなかったんですけど、研究生の間に応援してくれたファンの方とか、東京についてきてくれた両親に、今日恩返しができたんじゃないかなと思います。デビューしてからファンになってくれた人にもこの8ヶ月の頑張った成果が見せられてよかったです。北海道から出てきてよかったな、と思えたステージでした」。そしてグループ最年長となる芳賀。「デビューして8ヶ月経ちましたが、デビューする前も練習期間やいろいろあって、先生に怒られたりとか、課題も見つかって僕自身不安なこともありました。最年長ということもあり、結構なプレッシャーもあったんだけど、こうしてリリイベだったりワンマンライブに来てくださるからこそ、とても嬉しいですし、ここまで人が集まってくれるんだな、というのに驚きですし、とても感謝しています。もっと僕たち前に進んでいきますのでついてきてくださると嬉しいです」と、途中、涙も堪えつつ、伝えた。ラストは武田。ワンマンライブの開催がサプライズで発表されてからしばらく実感が湧かないままだった、と振り返り、「だんだんワンマンに向けて想いが強くなったり、リリイベでLienのみんなと距離を縮められて、僕たちの支えになりました。Lienみんなに感謝しているし、支えてくれるスタッフのみなさんだったり、5人のメンバーに支えてもらってばかり。今、こんな大きな舞台でたくさんLienと幸せな時間を共有できて人生で幸せです」と関わる全ての人への感謝を伝えた。「LienelとLienのみんなでこれからも絆を深めていきたいです」と森田からコールされた最後の楽曲は「Fly High」。紙吹雪が舞う中、Lienelの思いとこれからを感じさせるような楽曲だ。最後まで歌い終えて高岡は「やっぱり僕たちLienelは6人だけじゃない。みんなもいて僕たちLienelなんだな、って実感しました。これからも突き進んでいきます。これからも応援よろしくお願いします」と強い思いを伝えた。初のツアーの発表これからもLienelから目が離せないすぐに始まった大きな「アンコール」の声に答えて再び登場したLienel。近藤の「まだまだ僕たちと盛り上がりましょう!」と言葉と共にアンコール一曲目に披露したのは「Love Me Madly」。赤いライティングの中、情熱的な恋の歌を歌い上げた。そして初のワンマンライブを締めくくるのはLionelの始まりの曲とも言える「Love Communication」。芳賀が「まだ行けるよね?もっと楽しんでいきましょう」と煽る。曲中はメンバー同士がくっついたり、カメラに向かって満面の笑みを向けたり、それぞれがステージの端から端へと移動し客席にむかって全力で手を振り、銀テープを舞い、最後までLienを楽しませた。初めてのワンマンライブ、大成功を収めたLienel。まだここは始まりであり、これから長い長い道が続くはずだ。しかし、その道はきっと楽しく輝くものであることを感じさせてくれた。さらにライブの後には、初のツアー開催を発表され、Lienを喜ばせた。来年のLienelからも目が離せない。取材・文:ふくだりょうこ撮影:笹森健一『Lienel 1st Live Tour 2024 〜My Youth〜』開催決定!【大阪】松下IMPホール2024年5月12日(日) 開場16:00/開演17:00【東京】日本橋三井ホール2024年5月19日(日)≪1部≫開場13:00/開演14:00≪2部≫開場17:00/開演18:00詳細はこちら:
2023年12月29日TRFのSAMが、12月24日東京・宝生能楽堂で上演された『未来につながる伝統-能公演-』にて4年ぶりに能の舞台に出演した。5年前にテレビ番組で、SAMの祖先が夏目漱石や高浜虚子に唄を指南したとされる高名な能楽師であることがわかり、その半年後に能楽師・佐野登に弟子入り。約半年の経過を重ね初舞台に登壇した。TRFがデビュー30周年を迎えるなど活動が多忙を極める中であったが、4年ぶりに能の舞台に挑戦した。SAMは、装束と面(おもて)を付け、全国各地の謡隊有志メンバーとともに「猩々(しょうじょう)」を披露。能で謡われる「謡」を謡い、シテを勤めるSAMの舞とともに能の舞台を作り上げる参加型の能を演じた。『未来につながる伝統-能公演-』より今年の夏から毎週稽古を積んで望んだ舞台。初めてシテとしての重責を果たしたSAMは「舞台を終えてもう抜け殻みたいです。プレッシャーからの開放感や無事に舞台を終えての安堵感とかライブでは味わえないような気持ちです」と穏やかな表情を見せた。また、シテを勤めるにあたり師匠からのアドバイスを受けたSAMだが「師匠から教えて頂いたことを忠実にやらなくてはという感じでしたが次につながる手応えを掴めました」と自信をのぞかせる。今後の展望を聞くと、「能は伝統的な芸能ですが、時代と共に進化しています。能は「静」の動きなのでダンスとは真逆なので、感覚を掴むのも難しいです。それでも、能の動きを取り入れたダンスとかできたら面白いと思いますし自分にしかできないことに取り組んでみたい」と意欲を見せた。
2023年12月25日ワタナベエンターテインメントが立ち上げた男性ダンス&ボーカルグループ発掘プロジェクト「D-BOYS SING project」の旗揚げ公演「D-BOYS SING project~UP!~」が22日、東京・表参道GROUNDにて開催され、現在のプロジェクトメンバーである加藤大悟とDBSingが出演した。Drama(芝居)、Dream(夢)、Debut(デビュー)、Discovery(発見)、Development(成長、発達)という5つの要素がこめられ、2004年の第1回オーディションで結成されたワタナベエンターテインメントに所属する男性俳優集団「D-BOYS」。ここに新たに「Sing」という要素を加え、歌・ダンスを中心とする若手を発掘するのがD-BOYS SING projectとなっている。まずはDBSingが登場。オリジナル曲「Luv Sick」と「Easy as Pie」で会場の温度を一気に上げ、3曲目の後半から加藤大悟が登場。7人全員でフレッシュさ全開にD☆DATEの「Hello Hello」、Hi☆Fiveの「yeah」を披露し、さらなる盛り上がりを見せた。その後、加藤はソロ曲「I love you サヨナラ」をしっとりと歌い上げ、ファンの心をしっかりと掴んだ。MCを挟んで企画コーナーへ。DBSingと一緒にチャレンジする企画、題して「UP!チャレンジコーナー」。D-BOYS SING project 旗揚げライブイベントということで、 ファンによりメンバーのことを知ってもらい、仲を深めるための企画。1つ目は「リョウが作ったダンスを踊ってみるチャレンジ!」、2つ目は「大悟 MC、DBSing ひな壇チャレンジ」、ラスト3つ目は「トワと弾き語りチャレンジ」。各コーナー、ダンス・トーク・歌それぞれ得意なメンバーで登場し、光るものを魅せつけた。後半戦2曲目は7人で歌う「あと1cmのミライ(D☆DATE)」。「あと1cmのミライへと 僕らは息を切らしてく 泥にまみれたって 強く信じ抜くこと手を伸ばしてたその夢に 届くかわからないけれど 答え探して生きてくことが答えだ」先輩たちも紡いできたそんな歌詞を噛み締めながら、「届くかどうかわからない」ではなく、それぞれが思い描くミライを絶対に掴み取るという決意を込めるかのごとく、気持ちを乗せて力強く歌い・踊りきった。いよいよライブは佳境に。映画初出演にして主演を務めた映画『タクミくんシリーズ 長い長い物語の始まりの朝。』にて加藤が初めて主題歌を担当した「0%」を、2023年のファンへの感謝の気持ちをたっぷりと込めて歌い上げた。終盤の挨拶では加藤は、D-BOYS SING projectに参加する時に、自分のソロアーティスト活動やHi☆Fiveでの活動もある中で葛藤があったと告白。そんな中で「みんなでひとつのものを作ろうよ」という言葉に背中を押され、ファンとともにいろんな世界に、いろんな景色を見に行くチャレンジをしたいという思いで頑張っていきますと今後の活動への意気込みに力を込めた。リクはメンバーやスタッフと何度も話し合いを重ねて作り上げたこの旗揚げライブイベントは大成功だと力強く語り、これからも僕たちについてきてくださいと呼びかけた。そして最後は瀬戸康史率いる大先輩、D☆DATEの「All For One」を、今後もファンと一緒に歩んでいきたいという気持ちを込めて歌い上げた。ライブは終わりを迎えるかと思いきや、ここでサプライズ発表が。DBSingで待望の楽曲配信リリースが決定。2024年春、FISHBOYプロデュースでのリリースを予定していることを発表した。待望の楽曲リリースに、会場は歓喜の拍手に包まれながら、旗揚げライブイベント「D-BOYS SING project~UP!~」は幕を閉じた。なお、D-BOYS SING projectから新たなボーイズグループを発掘すべく、現在オーディションを開催している。○■加藤大悟コメント自分の中で色々な想いを抱えながらこのプロジェクトへの参加を決めましたが、ファンの皆さんに新たな形でエンターテインメントを届けることができてすごく嬉しかったです。これからどんどんこのプロジェクトが広がっていくことを楽しみにしています。メンバーの中では僕は一番先輩ではありますが、年齢に関係なく、みんな仲間として、切磋琢磨しながら盛り上げていけたらなと思います。旗揚げ公演ということで、身にしみるものもありました。今後ともD-BOYS SING project、DBSing、加藤大悟を応援していただけると嬉しいです。本日はありがとうございました!!○■DBSingコメント今回旗揚げイベントということで、「これがD-BOYS SING projectだぞ!」「僕たちがDBSingだぞ!」と見せることが出来たと思います。今日は今年最高のライブになりました。来年はもっとたくさん、そしてより大きな会場でライブが出来るように頑張りますので今後とも応援よろしくお願いいたします。本日は本当にありがとうございました!!
2023年12月24日アメリカダンス界の新星として米国内外で注目を集めるAte9ダンスカンパニーが、2024年3月に初来日することが決定した。Ate9ダンスカンパニーは、バットシェバ舞踊団でリハーサルディレクターやGAGAメソッドのシニアマネージャーとして活躍した振付家ダニエル・アガミが、2012年にアメリカで設立。ダニエル・アガミはカンパニーでの活動以外にも、バットシェバ・アンサンブル(イスラエル)、ノースウェスト・ダンス・プロジェクト(ポートランド)などの他のカンパニーへの作品提供や、実験的なオペラ作品で注目を集めるLAのザ・インダストリーでのステージング、イングリッシュ・ナショナル・オペラ『フィリップ・グラスのオルフェ』(19)、ロングビーチ・オペラ『月に憑かれたピエロ』(21) の振付を担当するなど、アメリカダンス界でいまもっとも注目される振付家、アーティストの一人だ。ミュージシャンや俳優、デザイナーなど他ジャンルのアーティストとのコラボレーションも多く、オハッド・ナハリンのもとで培ったGAGAメソッドを、独自の視点で発展させたアーティスティックな作品は、米国内外で注目を集め、高い評価を得ている。ヒップホップのプロデューサー、DJ として活躍するオミッド・ワリザデとコラボレーションする『EXHIBIT B』では、イランをルーツに持つワリザデのアラブ的なニュアンス漂う音楽とダンサーによる躍動感あふれる身体表現、グラミー受賞のオルタナティブバンド「ウィルコ」のドラマー、グレン・コッチェによる『calling glenn』では、コッチェの生演奏に注目だ。<公演情報>Ate9ダンスカンパニー『EXHIBIT B』『calling glenn』振付:ダニエル・アガミ出演:Ate9ダンスカンパニー音楽:オミッド・ワリザデ(『EXHIBIT B』)音楽・演奏:グレン・コッチェ(『calling glenn』)【日程】■2024年3月1日(金) 19:003月2日(土) 15:003月3日(日) 15:00会場:世田谷パブリックシアター【チケット料金(全席指定・税込)】一般:5,000円ペア:8,000円(前売のみ)高校生以下:2,000円(当日要証明書提示)チケットはこちら:()
2023年12月23日その音楽があればどんな場所をも最高のダンスフロアへと変えるバンドBRADIOが、12月15日恵比寿LIQUIDROOMで2023年の締めくくりとなるワンマンライブ『BRADIO 2023 THANKS PARTY』を開催した。2023年のBRADIOは、年明けからのワンマンライブにはじまり、4年ぶりとなった海外公演、そしてメジャー3rdアルバム『DANCEHALL MAGIC』を携えた全国ツアーや、多彩なゲストを招いての対バンツアー『エイリアンサーカス2023』を行い、充実したライブの1年となった。その集大成となる『BRADIO 2023 THANKS PARTY』は、頭から終わりまで多幸感に満ち、ファンキーな音楽とともにBRADIOから観客へ愛と感謝を伝える夜となった。ディスコチューンが流れミラーボールの光のシャワーが降り注ぐフロアには、たくさんの観客がひしめく。ソールドアウトしたこの日は、開演前から会場内には観客の熱気が満ちていて、パーティへの準備は万端という感じだ。SEが流れるや、待ってましたとばかりに歓声とハンドクラップが高鳴る。真行寺貴秋(Vo)、大山聡一(Gt)、酒井亮輔(Ba)、サポートのドラマーとキーボーディストが登場し、神々しいほどのライトがバンドのシルエットを浮かび上がらせると1曲目、「Back To The Funk」へと突入した。ファットなグルーヴとそこに乗る気持ちのいいギターのカッティングに、観客は右に左にとサイドステップし、真行寺のパワフルなボーカルに高く手を突き上げて応える。曲中にメンバー紹介をすると、真行寺は「スペシャルメンバーを紹介するぜーーお前らー!」とフロアを埋めたFPP(Funky Party People、ファンの通称)に叫ぶ。はじまりからショーは最高潮の盛り上がりで、続く曲「O・TE・A・GE・DA!」で早くもジャケットをはらりと脱いだ真行寺は、「今夜は1年分の感謝を音楽に乗せて、相も変わらず、パーティの向こう側へと連れて行きたい」と、さらなるダンスナンバー「スパイシーマドンナ」で会場を揺らしていった。ステージの3人も大きくステップを踏みながらプレイし、あるいは華麗にギターソロを決めるなど見せ場もたっぷりで、曲の終わりには大きく長い拍手や歓声が響きわたった。ここまで飛ばしに飛ばして上がった息を整えるようにして、改めて挨拶をしたBRADIO。空気を変えるようにプレイしたのは、ド派手なパーティチューンとはまたちがった、バンドの奥深い魅力を伝える「Baddest」だ。「おそらく今年はこの曲はやってないんじゃないかな」(真行寺)ということで、締めくくりのライブにもふさわしい。エネルギッシュではありながら、どこか肩の力が抜けていて、互いの呼吸感がリズミカルに伝わってくるバンドアンサンブルや、軽やかで甘美なファルセットの歌声が会場を包んでいる。そこに、今年の夏にリリースしたアップリフティングな「ファンファーレ」のビートが駆け巡って再びフロアの熱気を上げると、「幸せのシャナナ」から「オトナHIT PARADE」でサウンドのボリュームもBPMもぐいぐいと上昇させた。ミラーボールがいちだんとまぶしい光を放つフロアに観客のシンガロングが響き、タテのりの力強いビートがジャンプさせる。酒井は、コロナ禍が開け2023年は“ライブ”というものが復活した年だったとMCで語る。最初のほうは観客も手探りな感じはあったが「今や、素晴らしいじゃないですか、あなたたち!」と、嬉しそうに盛り上がるフロアを讃える。また真行寺は、この2023年はさまざまなライブを通してさまざまなアレンジも試してきたと語り、今回のライブはそのひとつの集大成だという。インディーズ時代から最新アルバム『DANCEHALL MAGIC』まで新旧の曲が並んだ今回のセットリストは、コロナ禍を経て、再びライブを重ねた最新形へとアップデートされた。なめらかなビートでスタートし、イントロからハンドクラップやコール&レスポンスでグルーヴを上げていく「Time Flies」から、スムースに「DANCEHALL MAGIC」へと突入し、重厚なバンドアンサンブルで観客の体を大きく揺さぶる。最後に真行寺がポーズを決めたところで、続いては骨太なベース&ドラムが観客の興奮を加速させて、「-Freedom-」で爆発させる。エネルギッシュに踊り騒いだ果てに高らかに轟いたのは、してやったりと言わんばかりの真行寺の不敵な笑い声だ。そして、曲間に方々から拍手やメンバーを呼ぶ声などいろんな声が上がるフロアをじっくりと眺めた真行寺は、「ライブでみんなの顔を見るのが好きで。それを持ち帰って、次の音楽にする力になっている」という。「みんなは僕らの財産です」。そう言うと、次はここぞという時に歌ってきた曲だと「Thanks」を歌った。ピンスポットの中、ピアノとボーカルというミニマムな形から丁寧にエモーショナルに織り上げていった「Thanks」には、大きな拍手が贈られた。ビターな哀愁の香りを放つ「蝙蝠」から「Overnight Superstar」へと憂いを吹き飛ばすように突き進むと、ラストに向けて大山が「まずは、2023年、今日この日まで生きた!おめでとう!」とパワフルに会場の温度を上げて、おなじみのやつをと「BRADIO!」「WHOO!」と観客と掛け合う。大山の「ブゥゥゥゥレディオ!」コールにはたっぷりのタメとエコーが効いて、気合い十分。ここから、演奏も、観客も、さらなる馬力を上げていく。その急先鋒となったのはアグレッシヴなロックチューン「69 Party」だ。キレのあるタイトなビート、ご機嫌なノリを生んでいくギターフレーズとグッとフロアをつかんでいく真行寺のボーカルが、大きなシンガロングを巻き起こす。スリリングなスピードで白熱していくアンサンブルに、観客は興奮の叫びをあげた。突き上げたコブシをハンドクラップに変えたのは、「ソウル・ギャラクシー」。往年のハードロック、パワーポップを思わせるグッドメロディとハーモニーで歌う、大仰なくらいのキャッチーさやポジティヴさもまた、似合う。うつむく顔をパッと上げさせる、マジカルなパワーと説得力が、その音にはこもっている。パーティもいよいよクライマックス。真行寺は改めて、この日のステージを共に作り上げてきたチームBRADIOへと感謝を述べ、そして何度でも言わせてほしいとFPPにも感謝を述べる。また、全肯定する曲を書きたいんだと、みんなを全肯定する音楽を作りたいんだと、語る。その最たる曲なのかな、とラストに演奏されたのは最新アルバムからの「運命へ」だった。ステージ背面のカーテンがするすると開いて現れたスクリーンには、歌詞が映し出され、「一緒に歌おうFPP、声を聞かせてくれ」という真行寺の言葉に、シンガロングが大きくなっていく。日々いろんなことが起こるし、冴えない日だってある。でも振り返ってみればそこに道ができていて、運命だって自分で作っていける。日常や人生をさりげなく、でもユーモラスに晴れやかに後押しする歌と、地に足をつけて軽やかに歩んでいくビートが、会場を明るくする。1年の総まとめするBRADIOらしい、ソウルフルで晴れやかな『BRADIO 2023 THANKS PARTY』は、多幸感たっぷりで大団円を迎えた。盛大な拍手喝采に迎えられアンコールに登場したBRADIOは、今年同様、2024年も元旦にいろんな情報が出ますと予告すると、「最高の祭をして帰りたい、どんちゃん、どんちゃんやっちゃいましょう!」(真行寺)と、2023年ラストのライブを締めくくる「Flyers」をプレイ。「また一緒に音楽をやろう。また最高の笑顔で会おう、大好きだぜFPP!」と、2024年の約束をして、メンバーそれぞれ名残惜しそうにステージを去り、愛と感謝でいっぱいのパーティを終えた。Text:吉羽さおりPhoto:ゆうと。<公演情報>BRADIO 2023 THANKS PARTY12月15日(金) LIQUIDROOMセットリスト01.Back To The Funk02.O・TE・A・GE・DA!03.スパイシーマドンナ04.Baddest05.ファンファーレ06.幸せのシャナナ07.オトナHIT PARADE08.Time Flies09.DANCEHALL MAGIC10.-Freedom-11.Thanks12.蝙蝠13.Overnight Superstar14.69 Party15.ソウル・ギャラクシー16.運命へEN.Flyers<ライブ情報>『BRADIO DANCE PARTY "QUATTRO"』2024年2月17日(土) 広島・広島 CLUB QUATTRO2024年2月24日(土) 大阪・梅田 CLUB QUATTRO2024年2月25日(日) 愛知・名古屋 CLUB QUATTRO2024年3月2日(土) 東京・渋谷 CLUB QUATTRO2024年3月3日(日) 東京・渋谷 CLUB QUATTROチケット情報:()関連リンクBRADIO公式サイト:
2023年12月22日東京芸術劇場が、コンテンポラリーダンス界で活躍中のアーティストを迎えて行う一般参加型のダンスワークショップ「芸劇danceワークショップ」発表公演が12月22日(金)~24日(日)に上演される。2023年は、講師・構成・振付・出演に中村蓉を迎え、新たな展開を模索する。中村蓉© 前澤秀登中村は、早稲田大学在学中にコンテンポラリーダンスを始め、これまでにルーマニア・シビウ国際演劇祭や東アジア文化都市式典、国際芸術祭あいち2022などで作品を上演し、国内外で活動している。また、ドイツ・マインフランケン劇場製作ミュージカル『ANATEVKA(屋根の上のヴァイオリン弾き)』やサンリオピューロランドのショー『Nakayoku Connect』、演劇集団円『ペリクリーズ』などの振付も担当。2024年東京二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『デイダミーア』では2021年『セルセ』に続き演出・振付を担当することが決まっている。今回中村が一般公募の参加者と共に挑むテーマは、ヴァージニア・ウルフの名作「オーランドー」。20世紀を代表するイギリスの作家が生み出した代表作をテーマに据え、ダンサー、俳優、劇作家、看護師、研究者、学生など、さまざまな背景を持つ参加者とともに、このテキストから生まれる多様な思考を集め、スペシャリストの知見を交えて作品創造に取り組む。原作の「オーランドー」について中村は、「男に生まれ突然女になり、しかも300年以上生きる主人公の破天荒な物語。この小説を読むと、まさに、誘い出されるように次々と『私の考え』が湧いてきます」と魅力を語り、「さまざまなバックグラウンドを持つ参加者の皆さんと多分野にわたるスペシャリストの方々に『どう?』と、身体と言葉で聞きながら創作していきます」と意気込む。なお、東京芸術劇場のWEBサイトでは、原作に登場する「伝記作家」を模して、ワークショップアシスタントが綴った 活動記録() も公開中。中村が、「今ある自分から一歩飛び出してみたいというチャレンジ精神にあふれたとてもパワフルな方々」と紹介する参加者と共に生み出す、新たなダンス表現を見届けたい。芸劇danceワークショップ2023 発表公演|『√オーランドー 』PV<公演情報>芸劇danceワークショップ2023 発表公演『√オーランドー』身体的冒険と三百年の遊び原案:ヴァージニア・ウルフ『オーランドー』講師・構成・振付・出演:中村蓉出演:秋山舜稀内田颯太川島信義佐藤正宗中野亜美中野利香中森千賀幡野智子廣庭賢里巻島みのり森口ありあ大和奈月山本結吉村元希律子スペシャリスト:浅野ひかり(現代美術)三村一貴(中国語中国文学)ほか※各専門分野の視点から作品創作にご協力をいただく方々2023年12月22日(金)~12月24日(日)会場:東京芸術劇場 シアターイーストチケット情報:()公式サイト:
2023年12月21日劇場公演からアーティストのライブや映像作品、舞台の振付・演出まで幅広く活躍するダンスエンターテインメント集団「梅棒」。17回目の主催公演は、滝澤諒、山野光、五十嵐ゆうや、Kenをゲストに迎え、オール男性キャストによる初のミステリー作品に挑む。公演まで約10日というタイミングで行った稽古場取材では、導入と恋愛リアリティショーのシーンを見ることができた。今回は、梅棒作品初主演の楢木和也が“花婿”で“迷探偵”の森小次郎を演じる。キザだがちょっと抜けている三枚目な佇まいで、見事な迷探偵っぷりを見せていた。そして、メインビジュアルから想像した方もいるとは思うが、滝澤が小次郎の娘、多和田任益が小次郎を名探偵に仕立て上げる助っ人役。2人の絶妙な距離感からも目が離せない。冒頭では事件解決を通して3人の関係性を見せており、彼らの活躍に対するワクワクが高まった。続いて、小悪魔系、クールな美人、余裕ある大人の女性、ギャップが愛らしいキュート系など、華やかな女性が次々に登場して小次郎を翻弄する。全員稽古着で見た目は男性だが、あざとい仕草や可憐な表情、初心な反応が乙女でキュンとしてしまう。また、バチバチと火花を散らす女性たちの仲裁をしつつ懸命に撮影を行うクルー、テンションの高いゲームマスターの動きも楽しく、ステージ上は見どころだらけ。料理対決のシーンでは仲良く料理をするペアもいればお互いに牽制するペアも。小次郎の心を掴もうと精一杯アピールする様子は可愛くも迫力があり、ときめきと笑いが込み上げてくる。現時点でも充分に可愛いが、演出の伊藤今人からは「可愛くない」というまさかの感想が。「勝負に勝ちたい気持ちが強すぎる」という指摘に、キャスト陣からは大きな笑い声が上がる。「料理をする姿も気に入ってほしい、可愛く見られたいって思いを持って」という伊藤の言葉を受け、彼女たちがどこまで可愛く進化するのか期待大だ。さらにミステリー要素や森親子を中心とした人間ドラマもあるのだから心が躍る。休憩中も各々が振りを確認したり、動線や見え方を相談したり。セリフがなくても個性や心情が観客に伝わるよう、梅棒メンバーはもちろん、ゲストの4人も積極的に意見や疑問を発信していく。試行錯誤し、ブラッシュアップを重ねる度にわかりやすさが増しているのが印象的だった。本作は12月22日(金) に東京・本多劇場で開幕。2024年1月には大阪・愛知でも上演される。取材・文:吉田沙奈撮影:角田大樹<公演情報>梅棒 17th Mystery『花婿は迷探偵 -THE FINAL-』公演期間:12月22日(金)~12月31日(日)会場:本多劇場チケット情報:()
2023年12月20日一般社団法人ダンスアンドエンヴァイロメント主催、Monochrome Circus 33周年記念公演『クロニクル Monochrome Circus』が2024年2月3日 (土) ~2024年2月4日 (日)に京都府立文化芸術会館(京都府京都市上京区河原町通広小路下ル)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ .com/X(旧Twitter) Facebook 京都を拠点に国際的に活躍しているコンテンポラリーダンスカンパニーMonochrome Circusは、2023年で設立33周年を迎える。その節目を記念してこれまで出演してきた歴代のダンサーが集結し、記念公演を行う。更に関西のダンス界で期待の若手も出演。未来への橋渡しを努める。公演は2024年2月3日(土)-4日(日)京都府立文化芸術会館にて。’90年から’06年までの作品群をダイジェストでお贈りします。演目情報『#1〜7』’90~’94演出:坂本公成出演:坂本公成、山下残、山瀬茉莉『収穫祭’97』より’97振付:坂本公成、森裕子出演:秋山レナ、岡野桜子、近藤沙羅、小代美遥、中村太勇、西山瑚々、へドゥン世眞、ヘドゥン丹愛、星山有、森川更紗、森裕子『収穫祭』プロジェクト’96~’05出演:飯田茂実、荻野ちよ、小倉笑、inesik、坂本公成、森裕子『夏の庭』より「夏なんです」’98振付・出演:坂本公成、森裕子『HUSAIS』より抜粋’99振付:エラ・ファトゥミ、エリック・ラムルー (仏)出演:合田有紀、野村香子『泡―沫』より抜粋’00振付:坂本公成出演:inesik、坂本公成、森裕子『SKIN/ephemera』より抜粋’01振付:坂本公成出演:inesik、坂本公成『怪物』より抜粋’05振付:坂本公成音響:真鍋大度(Rhizomatiks)出演:斉藤綾子『きざはし』’06振付:坂本公成+森裕子出演:ならさきゆきの、森脇康貴団体概要1990年結成。主宰、坂本公成+森裕子。フェスティバル・ドートンヌ(2009年)、混浴温泉世界(2009年) 、瀬戸内国際芸術祭(2010年)、鳥の演劇祭(2012年)など国内外で作品を発表。「身体をめぐる/身体との対話」をテーマにコンタクト・インプロヴィゼーションの普及や開発に興味を持ち、更に空間、コミュニティ、建築、都市とその射程を広げている。代表的な作品に「掌編ダンス集」10作品、grafの家具とのコラボレーション作品『TROPE』、核の問題を扱った『HAIGAFURU-Ash is falling』などがある。坂本は平成19年度京都市芸術新人賞受賞。公演概要Monochrome Circus 33周年記念公演『クロニクル Monochrome Circus』公演期間:2024年2月3日 (土) ~2024年2月4日 (日)会場:京都府立文化芸術会館(京都府京都市上京区河原町通広小路下ル)■出演者坂本公成、森裕子、合田有紀、野村香子、inesik、飯田茂実、荻野ちよ、山下残、斉藤綾子、森脇康貴、ならさきゆきの、小倉笑、山瀬茉莉、秋山レナ畠中三枝バレエ教室より中村太勇、星山有、へドゥン世眞、小代美遥、岡野桜子、ヘドゥン丹愛、西山瑚々、近藤沙羅、森川更紗スペシャル・ゲスト山中透【2月3日(土)】野村誠【2月4日(日)】■スタッフ総合演出|坂本公成演出助手|森裕子振付家アシスタント|保井岳太舞台監督|渡川知彦照明・音響|渡川組音楽・DJ|山中透(スペシャル・ゲスト)制作|宮田直人、坂野未歩宣伝美術|森本達郎展示アシスタント|ワタナベモモコ記録写真|金サジ記録映像|奥田ケン主催|一般社団法人ダンスアンドエンヴァイロメント助成|芸術文化振興基金舞台芸術創造普及活動京都芸術センター制作支援事業協力|SPACE LFAN、畠中三枝バレエ教室、山本泰輔■公演スケジュール2024年2月3日(土)19:00開演2月4日(日)14:00開演※受付開始は開演の60分前、開場は開演の30分前※公演時間は約2時間を予定しています。(途中休憩あり)■チケット料金前売一般:3,500円U25:3,000円当日一般:4,000円U25:3,500円(全席自由・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年12月18日子どものころからダンスに憧れがあり、いつか習ってみたいと思いながら仕事や家事、育児に追われ、あっという間にアラフィフに。しかしコロナ禍をきっかけにオンラインの習い事が増えたことで、私もついに憧れのダンスを習う決心がつきました。フラダンス、タヒチアンダンス、ベリーダンス、ラテンダンスと試しましたが、最終的に私が選んだのはベリーダンス。アラフィフで始めた憧れのダンスについての体験談です。コロナ禍でリモートワークとなり時間ができる幼いころからダンスに憧れがあり、テレビでアイドルを見ていても、後ろのバックダンサーに注目していた私。いつかダンスを習ってみたいと思いながら大人になり、仕事や育児、そして離婚を経て、時間にもお金にも余裕のない毎日を過ごしていました。そんな中で迎えたコロナ禍で、私にとってうれしい変化が2つありました。1つは、仕事がリモートワークになったこと。通勤準備や通勤移動にかけていた時間が丸ごと浮いたと同時に、次男が小学校に入学したので、保育園の送り迎えもなくなりました。もう1つは、オンラインの習い事が一気に増えたこと。コロナ禍以前は、ダンスを習いたければスタジオに通うしかなく、時間もお金も必要でした。それが自宅から気軽に、通う時間もなく、月謝もリーズナブルに始められるダンスレッスンが一気に増えたのです。このことは、私にとってうれしい変化でした。いくつかのダンスをお試しした結果、選んだのは…私が選んだオンラインレッスンでは、複数のダンスレッスンを開講しており、お試し期間は無料でさまざまなダンスレッスンが受けられました。私は、フラダンス、タヒチアンダンス、ベリーダンス、ラテンダンスとひと通りじっくりお試しすることに。どのダンスもそれぞれ魅力がありとても楽しかったのですが、最終的に私が選んだのはベリーダンスでした。アラフィフとなりどんどん失われていく女性らしさが、ベリーダンスを踊ることで呼び起こされるような気がしたためです。ベリーダンスはその名の通り、おなかを出して踊るのが基本なので、常に自分の体形を意識することができるのも良いなと思いました。先生の引き締まった体形やうっすら筋肉の付いたおなかを見て、自分も頑張らねば!と刺激を受けることも。もちろん先生のような体形にはどう頑張ってもなれませんが、憧れのボディラインを持つ先生のレッスンを毎週受ける中で、ダイエットへの意識も高まりました。いくつになっても続けたいベリーダンスとはいえアラフィフですから、最初のうちは体が思うように動かず、やっぱりこの年でベリーダンスなんて無理なんじゃないかと思ったことも数知れず。先生のようにきれいなポーズも取れないし、スムーズに流れるような動きとも最初のうちはほど遠く、連続ターンをすれば目が回っていました。それが、毎週レッスンを受けるようになって9カ月が過ぎ、以前はできなかった動きや技なども気が付けば少しずつできることが増えて、連続ターンをしても目が回りにくくなり、少しずつでも上達しているのだなと実感できるようになってきました。できるステップや技が増えてくると毎週のレッスンが楽しく、このレッスン時間を確保するために仕事や家事を頑張ろうという意欲にもつながっています。また、最近色っぽくなったと褒められることが増えたのは、ベリーダンスのおかげかも……とも思っています。まとめ私はまだまだベリーダンス初心者ですし、発表会に出る仲間たちの話を聞くと「人前で踊れるなんてすごい!」と思っているレベルですが、まずは毎週のレッスンを楽しんで継続できていること、それによって生活に張りが出ていることで今は十分に満足しています。アラフィフとなり遠ざかりつつある女性らしさも、ベリーダンスのおかげもあって今のところ何とかキープできているように思っています。いつか仲間たちと一緒に発表会に出られるくらいになればまた一歩ステップアップですが、今はアラフィフの自分に無理のない範囲で、ベリーダンスを楽しみながら継続できたらと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。イラスト/マキノ著者/まっちゃ (45歳)40歳で再び独身に戻った、バツ2シングルマザー。30代まではボディラインにも肌にも自信あり。40代初期はプロポーションを褒められたり、そこそこモテたりでいい気になっていたが、40代半ばになり加齢の現実を徐々に目の当たりにしている最中。
2023年12月17日「ストーリーを続けよう!時代の変わる声が聞こえるだろう!」垣根を超えたダンス&ボーカルのエネルギーに京セラドームが揺れた、二日間で7万人が集った「D.U.N.K. Showcase in KYOCERA DOME OSAKA」をレポート。「SKY-HI ✕ 日本テレビ」が手掛ける大型プロジェクト「D.U.N.K. -DANCE UNIVERSE NEVER KILLED-」。「ダンス&ボーカルシーンに垣根も差別も必要ない/ここを歴史のターニングポイントにしよう」というSKY-HIの掲げるメッセージを基に、テレビやHuluなどのメディアを通してその魅力を発信し、3月には有明アリーナと幕張メッセにおいて計3回のライブ公演を開催。SKY-HIやBE:FIRSTに加え、GENERATIONSや超特急、&TEAM、DREAMS COME TRUEなどが登場し、大盛況のうちに幕を閉じた。それから約半年強を経て「D.U.N.K.」の第二章が開幕。10月から放送された4回にわたるテレビ放送、そしてYouTubeなどでその片鱗を明らかにしてきた「D.U.N.K.」の、二度目となるライブイベント「D.U.N.K. Showcase in KYOCERA DOME OSAKA」が、京セラドーム大阪にて12月2日、3日の2Daysで行われた。今回のイベントについて「等しく門戸が開かれていて、そして等しく楽しくみたい」と語ってきたSKY-HI。その言葉通り、この2Daysには所属レーベルや事務所、国境などを超えた12組のアーティストが登場し、そのバラエティに富んだ人選が発表されると、ネットを中心に大きな話題を呼んだ。その二日間の公演を振り返る。スクリーンに「D.U.N.K. -DANCE UNIVERSE NEVER KILLED-」のロゴが映し出され、会場に流れるこのプロジェクトのテーマソングである「D.U.N.K.」で幕を開けたDay1。そのイントロに合わせて、オーディエンスが身につけたオフィシャルLEDバンドが楽曲に連動し、客席を彩っていく。その光に導かれるように主催のSKY-HIがステージに登場。「踊る準備、遊ぶ準備、歴史の証人になれるやつはどれだけいる!」と呼びかけ、会場からは大きな歓声が上がる。そして「彼らは時代が変わる象徴だ!」というSKY-HIの呼びかけから、7人組グループ、IMP.が登場。応援の声に包まれる中「IMP.」「SWITCHing」でライブをスタートさせ、会場の熱気はさらに高まっていく。「CRUISIN’」にはSKY-HIがラップで参加し、ラップとボーカルとダンスとのコラボレーションで、楽曲に新たなカラーが加わった。そして12月8日にリリースした「I Got It」で、タイトかつカラフルなライブを締めた。IMP.続いて登場したのは6人組グループ、LIL LEAGUE。平均年齢16歳と、今回の「D.U.N.K.」の中では最も平均年齢の若いアーティストでありながら、「Monster」などでのタフなパフォーマンスは、確実にEXILE TRIBEの遺伝子を感じさせる。ラップで自己紹介を繋げる「48 BARS RELAY」や、マイクスタンドを立て丁寧に歌い上げる「15分」、SKY-HIも参加した「Okay」など、バラエティに富んだ全5曲を披露した。LIL LEAGUEBMSG所属の8人組ユニット、MAZZELは「LIGHTNING」からライブをスタート。オールドロックとダンスミュージックを織り交ぜた「CAME TO DANCE」にはコラボにLIL LEAGUEを迎え、パーティな雰囲気で会場を満たしていく。「僕たちMAZZELの伝説が始まります」という強い決意が込められたMCから、力強いメッセージ性とボーカル、そしてシアトリカルなフォーメーションダンスが印象的な、この日が初披露となる「Fire」、ポップな「Vivid」と、多面的な可能性を感じさせるライブを展開した。MAZZELバックダンサーと共に登場し、ダンスとパフォーマンスの凄味で一気に会場を惹きつけたのは、9人組グローバルグループ、&TEAM。狼をコンセプトにした迫力のイントロにはじまり、この日に向けて新たにブラッシュアップされた「Road Not Taken」でのヒリヒリするような表現、キュートな振り付けが記憶に残る「チンチャおかしい」、MAZZELもダンスで登場した「Scent of you」と、前回の「D.U.N.K.」よりも確実にその表現力とパフォーマンス力の高まりを、全5曲というタイトさの中で表現した。&TEAMダンサー/コレオグラファーとして、BTSやクリス・ブラウンなど世界的なアーティストと関わるRIEHATAと、ダンスの世界大会で4回の優勝経験を持ち、BE:FIRSTではコレオグラフも手掛けるSOTAとのダンスパフォーマンスには、この日に参加したアーティスト陣も選抜登場。その圧倒的なダンススキルから、ステージ上、そして会場中には「ダンスという表現の喜び」が溢れ出す。RIEHATAステージに残ったSKY-HIの「これまでのダンス&ボーカルシーンの中でもがいてきた時間、磨いてきたスキルをぶつけよう。さあいこう相棒、SKY-HI × Nissy!」というコールに割れんばかりの歓声が上がる会場。現れたのはスペシャルコラボレーションアーティストNissy。SKY-HIとNissyのコラボで歌われたのは、お互いにソロ活動10年の中で積み上げたものをぶつけ合った1曲「SUPER IDOL」。シニカルで攻撃的な言葉で書き上げられた歌詞の中に、過去と現在、そして未来への希望と思いを込め、SKY-HIのラップとNissyの歌声によって、楽曲はより強いメッセージ性を帯びた。そして曲を歌い終え、感慨深くハグをする二人に、会場からは更に大きな拍手と歓声が贈られた。 10周年の節目にSKY-HI × Nissyがステージ上で繰り広げたパフォーマンスは言葉以上に歴史に残る瞬間だった。「次のライブは俺!」というコールで幕を開けた主催者であるSKY-HIのライブは「Crown Clown」からスタート。「SKY-HIが『D.U.N.K.』をエスコートするぜ!片手じゃ足りない、両手で見せてくれ!」という言葉に合わせて手を挙げるオーディエンスに向け披露された「Double Down」での会場の圧倒的な一体感は、「D.U.N.K.」というイベントを象徴する光景だったろう。SKY-HIそしてIMP.をコラボレーションに迎えた「Mr. Psycho」や、この日の登場グループの中からラップに覚えのあるアーティストが参加したRAPコラボレーションなど、そのステージにはSKY-HIの手腕が遺憾なく発揮されていた。「海を越えてきてくれたぜ!目に焼き付けてくれ!ATEEZ!」という声に続き、大歓声の中で登場した8人組グループ:ATEEZ。12月1日にリリースした最新アルバム<THE WORLD EP.FIN : WILL>のタイトル曲「Crazy Form」から、日本語で歌われる「ROCKY (Boxers Ver.)」、2019年にリリースされた「UTOPIA (Japanese Ver.)」と、初期作から最新曲まで、これまでのキャリアを表現するような構成でオーディエンスを魅了する。「ドームで、皆さんにお会いできて光栄です」「ATINY、叫べ!」「ホンマにめっちゃ好きやで!」と、MCの多くは日本語で発信され、そのリスナーフレンドリーなスタンスも印象に残る。ATEEZ「日テレ系音楽の祭典 ベストアーティスト2023」では、&TEAM「FIREWORK」、BE:FIRST「Boom Boom Back」が生中継で放送され、「Boom Boom Back」には&TEAMもダンスで参加するサプライズで沸かせた。2023年の音楽シーンを席巻した一曲である「Mainstream」を冒頭から披露し、会場を一気にホームとしたのは、7人組グループBE:FIRST。「『D.U.N.K.』最後のアーティスト、BE:FIRSTです」という言葉からは、この日のトリであることを宣言すると共に、そこへの自負と自信を強烈に感じさせられた。「Milli-Billi」でのフォーメーションとシンクロダンスや、エモーショナルなボーカルが響く「SOS」、会場が一体となってタオルを回した「Great Mistakes」と、BE:FIRSTの持つ魅力を存分に振りまき、ラストは「Scream」でそのステージを終えた。BE:FIRSTそしてイベントは「D.U.N.K.」恒例のすべての参加アーティストが登場してのダンスサイファーで終了。すべてのアーティストが喜びを分かちあい、Day1を終えた。10人組グループ、THE JET BOY BANGERZの放つ、ソロとフォーメーションの両面で魅せる、アクロバティックでフレッシュなダンスパフォーマンスで幕を開けた『D.U.N.K.』のDay2。フレーズごとにビートパターンが変化し、それに併せてダンスやボーカルのアプローチも変わっていく「TEN」は、今回「D.U.N.K.」で初披露。EXILE魂を継承するグループの猛々しいパフォーマンスに、会場の興奮は加速。写真撮影の際の「決めポーズ」のような振り付けが印象的な「PHOTOGENIC」では、「セイ、チーズ!」の歌詞とともに会場全体を巻き込み、ステージを一気に駆け抜けていった。THE JET BOY BANGERZDay1にも登場した&TEAMのコールで登場したTravis Japanは、グループを代表する楽曲「My Dreamy Hollywood」でライブをスタート。スマートで流麗なダンスと、ディスコティックなトラックに乗せた楽しげなボーカルという、Travis Japanの7人だからこそ表現できるパフォーマンスに大きな歓声が上がる。そしてTHE JET BOY BANGERZも参加した「Candy Kiss」、BE:FIRSTとのユニゾンダンスで華やかに魅せたグローバルデビュー曲「JUST DANCE!」などのコラボパフォーマンスに加え、メンバー間のコミカルな掛け合いと、ステージを走り回ってのサービス満点なMCなど、エンターテイナーとしての実力と力量の高さをステージ上で形にした。Travis Japan安定感の強い、余裕すら感じさせるパフォーマンスで「Tell Me」を披露し始まったFANTASTICSのライブ。メンバーの個性が現れたソロパフォーマンスに加え、MAZZELとのコラボという豪華な構成で形になった「Drive Me Crazy」、挑発的でエネルギッシュな「Tumbling Dice」と、熱量の高いパフォーマンスで、ドームをFANTASTICSのカラーで染める。そしてLDHで歌い継がれる名曲をFANTASTICSとして新たに表現した「Choo Choo TRAIN」、フルでは初披露となる「STARBOYS」など、全8曲のステージの中には、今年デビューから5周年を迎えるFANTASTICSの蓄積が色濃く滲んでいた。FANTASTICSそしてSKY-HIが登場し、ダンス&ボーカルシーンを牽引してきたLDHへのリスペクトを言葉にすると同時に、その思いをダンスバトルとして展開した「LDH VS BMSG」で形になった愛と敬意は、ドームでその光景を観るすべての観客の胸に響いただろう。そのリスペクトの感情は、続くRIEHATAとSOTA(BE:FIRST)が主導したダンスコラボにも強く表れていた。1日目に披露され大きな話題を呼び、12月4日にリリースされることが発表されたSKY-HI × Nissyでの「SUPER IDOL」に続き、SKY-HIのライブが開始。FANTASTICSとの「Snatchaway」、Travis Japanとの「Mr. Psycho」、出演陣とのラップでのセッションと、ソロ曲に加えコラボにも大きな拍手が上がる。そして「ストーリーを続けよう!時代の変わる声が聞こえるだろう!」と叫ぶように観客にメッセージした。ATEEZの充実のライブに続き、オオトリはBE:FIRST。「最高の音楽仲間を連れてきたぜ!&TEAM!」とコールし、コラボでの「Boom Boom Back」など、新たなアプローチで観客を盛り上げた。この日のアーティストが総登場するダンスサイファーで大団円を迎えたDay2。大きな拍手に包まれ、興奮冷めやらぬ会場のスクリーンには「D.U.N.K. Showcase in KYOCERA DOME OSAKA/Huluにて独占オンライン配信決定!詳しくは、12/20(水)深夜放送「D.U.N.K.」#5で発表!」というアナウンスが流れ、観客からはその期待への歓声と拍手が上がった。ダンスや音楽というアートに対しての尊敬と愛情をライブとして結実させた「D.U.N.K. Showcase in KYOCERA DOME OSAKA」。ダンス&ボーカルシーンへの期待を高め、さらなる飛躍を感じさせるイベントは、充実のうちに幕を閉じた。TEXT:高木“JET”晋一郎(C)D.U.N.K. Showcase 製作委員会
2023年12月16日12月22日新曲「サヨナラの理由」のリリース配信を控えている男女7人組ダンス&ボーカルグループ GENIC。そんな彼らの楽曲を球場でも聴くことができる。先日、3年連続で三井ゴールデン・グラブ賞を受賞した東北楽天ゴールデンイーグルスの辰己涼介外野手がGENICの「Flavor」を登場曲として起用したのだ。今回、スペシャルな対談が実現。和気あいあいとした様子をお届けする。球場でGENICファンになった人も!?――辰己選手、3年連続での三井ゴールデン・グラブ賞受賞おめでとうございます。まずは受賞されてのお気持ちはいかがですか?辰己涼介(以下、辰己)記者投票で選ばれる賞なので、たくさんの記者の方から投票いただいてありがたいですね。3年連続で受賞できてうれしいです。小池竜暉(以下、小池)たくさんいる選手の中で三井ゴールデン・グラブ賞受賞というのは、とてつもないことなので、僕もグローブ磨こうかな、って(笑)。西澤呈(以下、西澤)なんでなんで(笑)。でも本当にすごいですよね。――どういったきっかけでGENICの楽曲を知られたんですか?辰己本当にたまたま聴いたんですよ。それで一発で好きになって。――野球選手にとって、登場曲はどういう存在なんでしょうか。自分を鼓舞するものだったり?辰己メッセージ性があって、自分を鼓舞するという人もいれば、お客さんが喜ぶような楽曲を選んだり、というところなんですけど、僕は好きな曲、かっこいい曲を流したいな、というところで「Flavor」を選びました。GENICありがとうございます!――登場曲として球場で流れていると知ったときはいかがでしたか?西澤率直に嬉しすぎますね。西本茉生(以下、西本)うん。――みなさんはどのタイミングで知ったんですか?西澤スタジアムにいたGENICも好きでいてくださるファンの方がリアルタイムでの映像をSNSでメンバーみんなにメンションをつけて投稿してくれていたので、それで知りました。最初は嘘かと思いました。嘘だと思ったぐらいうれしかったですね。増子敦貴(以下、増子)まだ新人というか、僕らはまだ有名ではないんですが、そんな中、「Flavor」という曲を使っていただいたことがすごく嬉しいですね。自信にもなりましたし、今後使っていただいて、誇れるようなアーティストになりたいな、と思いました。僕らも鼓舞されましたね。――GENICを知らない人も辰己選手きっかけで知ることもありますもんね。雨宮翔(以下、雨宮)そういえば、辰己選手の登場曲を聴いてGENICを好きになりました、っていうコメントがSNSにあって。増子すげえ……。雨宮嬉しかったですね。――すごい、宣伝効果が(笑)。辰己発掘するのが好きなんですよ。このグループは絶対に多くの人にこれから聴いてもらえるな、と思ったんで。増子嬉しいなー!辰己僕、けっこう先見の明があるんです。雨宮ありがとうございます!西澤いつか、辰己選手と同じ会場でライブできるようになりたいですね。GENICは「オーラがいいですね」――みなさんは今日お会いされるのが初めてなんですよね。お互いの印象はいかがですか?辰己過去の自分が見る目は間違ってなかったな、と思います。オーラがいいですね。フレッシュで、まず若いし。基本的に野球界は経験が物を言うじゃないですけど。キャリア関係なしに彗星のごとく、という雰囲気を感じました。だいぶ贔屓目に見てるんですけど(笑)。一回推したら絶対いけると思っているのでぜひがんばってほしいですね。――GENICのみなさんは辰己選手に印象はいかがですか。金谷鞠杏(以下、金谷)全く違うフィールドで戦っている中でも、お話する姿勢や目線は対等でいてくださるのがすごく嬉しかったですね。会社の人やファンの方に好きですと言ってもらうのとはまた違う嬉しさもあります。戦っている人に力になりました、と言ってもらえるのは、アーティストとしてもすごく嬉しいので……ありがとうございます!増子野球場ではないところでお会いさせていただいて、柔らかいというか、気軽に話しかけてくださって。そんな方が野球場で野球をしている姿がまだ想像しきれてないというか……早く、生で見たいです!――まだプレーされている姿っていうのは。辰己まだ多分いらっしゃってないですよね。ぜひ来ていただきたいです。――辰己選手はみなさんのパフォーマンスは観られたんですか?辰己YouTubeチャンネルでライブ映像とか観たら、すごかったですね。ほんまに堂々としてて、カッコよかったです。金谷来年ツアーやるので、予定が合えばぜひ。辰己オフシーズンは時間あると思うので行きたいですね。11月~1月は。金谷あ……っ。西本ツアー3月からなんですよね。辰己まあ試合休んでいきます。小池ダメです、ダメです!(笑)GENICが辰己選手を質問攻め!――GENICのみなさんは今年、始球式やスタジアムでパフォーマンスもされていますよね。みなさんにとって野球の存在ってどういう存在ですか?小池さんは野球経験者ですよね。小池今も草野球はしてるんです。辰己へえ!小池本当にやるだけの人でへっぽこなんですけど、でも本当に大好きで。暇さえあればバッティングセンターに行っています。でも僕も、本当にたまに外野をやるので、極意とか後でコソッと教えていただければ。――コソッとじゃなくて、今ぜひ(笑)。小池まず、外野手をやるときも、内野用のグローブ使っちゃうんで……。辰己僕も使います。小池えっ、そうなんですか!?辰己外野手は長いグローブを使うんですけど内野手用は短いんですよね。長いと、遠くまで取れますよね。その分ボールが取れる幅が長いので。でも短いと、その分、どこかで補わないとダメじゃないですか。打った瞬間にここに落ちてくるだろうな、という打球判断を早くしないといけない。少しでもずれたらその幅の分だけ追いつかなかったりするので。練習にはなると思うんです。小池すげー……ありがとうございます。辰己野球オタクなんで(笑)。金谷私もひとつ質問いいですか?日常でも判断力は早いほうなんですか?今日何食べるとか。辰己奥さんと一緒におるときに、何かを落としたりとかするときに奥さんは落ちてから「ああ、落としちゃった……」(奥さんの真似をしながら)って言って拾うんですよ。GENICははは!辰己僕はもう落ちるって思った瞬間にパッと取ってたりするんで。増子わーすごい!辰己僕からしたら普通なんだけど、そういう視野とか、反応速度とかはちょっとちゃうんやな、と思いますね。一応アスリートなんだな、と。小池野球でいうと、僕ルーティーンを聞きたくて。例えば、よくあるのがグラウンドに入るときは左足からとか、パンツは何色を履くとか。辰己ルーティーンを作らないことをルーティーンにしています。小池なるほど!辰己野球に関係ないんで。増子カッコイー!辰己仕事に関係ないんで。どんなアクシデントにも対応するのがやっぱプロやと思うんですよね。ルーティーンが崩れた時点でかなりメンタル持っていかれますし。「僕らは打席に立ったら孤独」――辰己選手はもちろん、GENICのみなさんも勝負をかける瞬間があると思うのですが、勝負に勝つために心掛けていることはありますか。西澤僕たちはちょっと特殊で、僕たち以外のアーティストが出る対バンライブやフェスでは、出ているアーティストのファン全員の心を掴みに行くぞ、という気持ちでステージに立つので、そこは戦いですね。でも、自分たちで開催するライブは僕たちの味方しか観に来ないし、全員ファンなのでそこは野球選手の方とは違うところですね。もうとにかく1秒でも多く楽しませよう、という気持ちでやっています。だからいつも緊張する場で味方じゃない人もいる中で、パフォーマンスをして結果を残すっていうことは本当に素晴らしいし、かっこいいな、と思います。辰己ライブ中のみなさんはチームもそうですし、ファンの方も味方だと思うんです。僕らはファンの方の応援はあるとはいえ、打席に立ったら孤独なので。自分が打てなかったら打てる選手に交代させられるんで、そこは違いかもしれないですね。――常にライバルがいる状態の環境っていうほうが近いですよね。辰己一軍にも二軍にも、常に自分の代わりはいるので危機感はありますね。――その中で絶対に生き残るぞ、という気持ちで持ち続けることが大事なんですね。辰己そうですね。持ち続けてないと生き残ってはいけないでしょうね。――そのメンタルは試合の中で鍛えられていくんでしょうか。辰己メンタルが強いというより、野球が好きなんですよね。成績が下がっていくと、野球ができなくなるわけじゃないですか。野球を続けるためには勝たないといけない。負ける選択肢はないですね。――1試合に何度も打席が回ってくるわけですが、ずっとそのとき気持ちを持続させているんですか?辰己大体平均4打席回ってくるんですけど、4回とも同じではないですね。最初がやっぱ大事だし、最初がダメだったら次も大事ですし。大体、打者は3回に1回打ったらすごいと言われてるんですけど、2回凡退していたら、ここは絶対に打たないといけなかったり、もし打てなかったとしても一試合に1本は絶対に打たなあかんかったりとか。数字がずっとついてくるので、結構大変な仕事ですよね。緊張さえもステージでアートに変える――GENICのみなさんはプレッシャーや緊張する場面ではどうやってパフォーマンスを楽しまれていますか?西澤僕は曲を作っていて自分の気持ちを入れ込んだりもするので、緊張しているときの心の中をだいたい曲にしているんですよね。それをステージ上で歌えているので。緊張していることを出してしまうことすらアーティストのやるべきことだし、アートなので。だから緊張してもそれもパフォーマンスなのかな、と思うようにしています。雨宮僕はすごく緊張しいで、もう出る瞬間も出てからも心臓バクバクな状態なんですけど、その緊張感を知った方がよりパフォーマンスがいいんですよね。それを知らないでパフォーマンスをすると動きが硬かったり、歌があんまり良くなかったりするんです。自分がどういう状態なのかは分析するようにしていますし、それで「よし、楽しんでいくぞ」という気持ちにもなります。――冷静に自分を見ている?雨宮そうですね。映る仕事でもあるのでなるべく客観視できるようにはしていますね。――かなりのステージ数も踏まれてるのに、緊張するんですね。雨宮緊張しますね(笑)。どこに行っても緊張します。本当にもう直らないですね。宇井優良梨(以下、宇井)プレッシャーを感じたり、緊張したときは自分が成功している姿をイメージしてやることが多いです。それでも本当に無理です、吐きそうです、というぐらいにアガっているときは、実家の猫の写真を見て癒されて、心を落ち着けて、お水を飲み、深呼吸をしてから出るようにします。――ちょっとルーティーン的な感じですね。宇井そうですね。猫の領域まで行くことはそんなにないんですけど。増子ははは!西澤レベルがあるんだ(笑)。宇井そう(笑)。そんな感じです!増子僕、多分自分に期待をしてしまっていて。昨日よりもちょっとここを良くしたいな、今日はできるかも、と思えば思うほど、緊張しちゃうんです。でも、直前で「もう何でもいいや!」となるんですよね。――開き直る?増子そう、もう開き直るんです(笑)。自分に期待しながら、昨日を超える!という気持ちを持ちつつも、自分の作り上げてきた直前の緊張感が安定してきたので、その状態でこれからも頑張りたいと思います。金谷LINE CUBE SHIBUYAでのライブぐらいから本番前にやっていることなんですけど、何のために誰のためになぜパフォーマンスするかを口に出して言っています。――1人で?金谷1人で。鏡がある場所に必ず行って。自分と対話します。鏡に向かって、私は“誰々のためにパフォーマンスする”と言うと自分との約束を守ったことになるので、自分のテーマでもある、誠実を大切にするためにしています。――自分でコントロールしてるってことなんですね。金谷感情が振り回されやすいタイプなので。一喜一憂して顔に出やすかったりするのは、プロとしてよくないので、大事にしています。西本僕は少し前から緊張しなくなって。自分が緊張してても、緊張してなくても来ているお客さまには関係ないというか、やることをやるだけと思うようになりました。自分が何を考えてパフォーマンスしたのか、お客さまからしたら伝わらないことだってありますし、自分が発信したものと受け取り側が受け取るものが一緒ではない場合もあると思います。いい意味でも悪い意味でも、そのときの感情でやっています。特にライブに関しては本当に生ものだと思うから、ネガな感情もプラスの感情も全部そのまま出しちゃおう、と。なので、緊張とかはなくなりました。小池音楽というものが大好きなので、それを自分で表現してやれているということが、楽しい元になっているし、僕もそんなに緊張するタイプじゃないんですけど、ステージ袖でキューが出る瞬間だけ、ものすごく緊張して、歌い始めたら大丈夫みたいなちょっと変なタイプなんです。でも音楽を今こうやって皆さんに届けられている、という状況がとにかく幸せだな、と感じながらやっています。――結構緊張される方もいらっしゃるようなんですけど、辰己選手から緊張しないためのアドバイスはありますか。辰己緊張したい人もいましたけど(笑)。人それぞれですよね。緊張したくない人に向けて何か言うとすれば、楽しめばいいんじゃないですかね。自分が好きなことなので。新しいGENICを見せられるライブツアー――先ほど、少し話題にも出ましたが、GENICのみなさんは3月からツアーがスタートします。見どころはどういったところになるでしょうか。雨宮ちょっとずつ進んではいるんですけど、まだあまり決まっていないんです。「NO GENIC or NEW GENIC」で「NG」というのを掲げているんですけど、本当にGENICが必要なのか、というテーマがあるんです。GENICの第2章となるツアーにもなるのかなと思っているので、楽しんでいただけるんじゃないかなと思っております。――LINE CUBE SHIBUYAの公演を経てのツアーですが、意気込みが違ったりするんですか?金谷ここまでわかりやすく、GENICが必要か必要じゃないか、というテーマを掲げているぐらいなので、NGのNはnegativeのNでもあるんですけど、ネガティブな要素もある中で、LINE CUBE SHIBUYAでのライブを経験したからこそ見えたものもあるので本当に楽しみに待ってもらえたらな、と思います。――みなさんから辰己選手にぜひ聴いてほしい!という曲があれば。西澤「Flavor」を聴いていただけたのであれば「Aventure」という楽曲があるんですけど、そちらもぜひ聴いてもらいたいです。雨宮あと「まわりみち」です。僕たちもよく日常で聴いているんですけど、行き詰まったときや、新しい道があるんじゃないかな、と考えているときに聴くと、光が見えたりするので聴いていただきたいですね。辰己すぐ聴きます!金谷あと最近発売したばっかりのライブDVDの音源がそのままサブスクで配信されているので(「GENIC LIVE 2023 -Flavors- Special Edition-」)、それを聴いたらライブに来たかのような気持ちになれます。――予習バッチリですね。西澤でも新しい曲ばっかりなので、あんまり聴きすぎても、あれ、これ聴きたかったのに!ってなるかもしれないです(笑)辰己誰か全部いまのメモしておいてください、インタビュー終わったら聴くんで!来年は紅白で共演しましょう!――新曲「サヨナラの理由」についてお聞かせください。今回バラードというところでレコーディングでこだわった点や曲の好きなところをお聞きできれば。金谷冒頭をあっちゃんとセンター割りをして、本当に男女間の曲なんだとわかるような始まりがあるのが結構お気に入りです。組み合わせ自体も結構珍しいんですよね。あっちゃんはソロを歌うことも多いので。増子鞠杏が先にレコーディングをしていて、鞠杏の声を聴きながらだったので、それに寄り添うような感じで歌いました。最後、ブリッジのところは鞠杏を想像しながら歌っていたので。金谷あははっ!増子そんな感じで、今までにないすごくいいバラードになっています。宇井切ない曲なので、レコ―ディングのときは部屋を暗くして歌っていました。ひたすら悲しいことを想像しながら。でも、明るい曲をレコーディングするときに、「もっと声を明るくして」と言われがちなので、今回は少しだけ気持ち暗くするぐらいでちょうど良かったです。西本僕が歌い出すところは、音も少なくて物語が始まるような、序章のようなイメージのところだったので、できるだけ声を薄く作って、本当にかすれるかギリギリのところを何回も録ってかすれさせながら録ってました。声なのか息なのかわからないぐらいの。――ちょっと切なげな感じで。西本ですね!雨宮今回、今まであんまりなかったサビをメインで歌わせてもらっています。レコーディングの順番が最後の方だったので、何回かサビを歌ったんですけど、なんだかダメで……みんなの声を1回聴いていいですか、と。聴いた上でみんなの思いを入れながら、サビを歌いました。やっぱりそのサビはトライ&エラーを繰り返して何とかできたサビなので、思いはのせられたのかな、と思います。――こだわりのサビなんですね。雨宮たくさん聴いてほしいですね。――ラブソングということで、気持ちの込め方が普段と違ったりするところはありましたか?増子僕らはハッピーな曲、前向きになれる曲が多かったりする中でこういうものが入ると、やっぱり感情移入はしますね。とっても。これからツアーにかけていっぱい歌うことによってさらに何か伝わるものがあるんじゃないかなと思います。金谷好きな歌詞があって、「君の幸せを誰よりも願う僕でいたいから」っていう。歌詞全体を見たときに、彼女を幸せにしたかったけど、できなかった男性の気持ちを歌っているような読み取り方をしたので、それに合わせて自分も主人公になったつもりで。自分も彼と一緒に幸せになりたかったけど、今じゃないんだ、というような気持ちの作り方を私はあえてして、また成長したときに会えたらいいな、今はすごく素敵な思い出だな、という気持ちで歌いました。――西澤さんと小池さんは今回、作詞を担当されています。小池2人で書くことは多いんですけど、バラードっていうのが初めてだよね。西澤ね。小池恋愛観を書くこと自体、GENICは少ないんですけど、それでいて2人で書くことがなかなか新鮮なもので。だからこそ、イメージ的なものを最初にすり合わせて書きました。やっぱり恋愛観は違うと思うので。西澤それがまた反対でおもしろかったです。最初にイメージを決めた上でっという制作にはなりました。――どんなふうにすり合わせたんですか?西澤メロディを聴いた上で、少し未練もあるけど、ちょっと前向きなポジティブな恋愛の歌詞がいいんじゃない?というふうにお話をして。音が先にあったので音から感じるものを今回書かせていただいた感じです。小池こういう曲は僕も聴くし、好きではあるので何かすごいスッと歌えましたし。歌いやすかったよね。西澤ね。小池背伸びしすぎない感じで、でも歌詞は今までよりちょっと逸脱した感じでおもしろかったかな、と。また新しいGENICの一面を見せられる楽曲になったと思います。――ステージでもGENICとして新たなものを見せていくかと思いますが、クリエイティブ面でどういうところを見せたい、という思いはありますか?西澤クリエイティブな面では、もうこれ自分で先に言っちゃいますけど、きっと恥ずかしくない未来になるから。俺ら最強なので、その最強を見せられたらいいよね。小池そうだね。西澤「日本で売れている曲って、大体あの二人携わってない?」っという作家になりたいですね。それがしかもGENICっていうグループにいる、GENIC最高だよなっと思ってもらえるようになりたいです。小池結構ね、わくわくする話はずっと2人でしていて。どういう未来像だとか、ちゃんと話すときもあるけど、自然な流れで、勝手に2人でわくわくしてたりもするので。西澤ね!小池本当に夢は無限大に持ってるので。これから他のアーティストさんに楽曲提供もしていきながら、自分たちが成長できたらGENICにもまた還元できて、すごい化け物になるんじゃないか、っていう展望もあります。――では最後に2024年の目標を教えてください。金谷武道館に行ってきます。決まってないけど、目標です!辰己シーズンでとんでもない活躍をして、GENICが紅白に出て僕は審査員で。GENICわー!(拍手)辰己そのためにはチームも優勝しないとダメなんで、日本一にもなって、先頭に立って、GENICもガーンと行ってなんかまた共演できたら嬉しいですね。取材・文:ふくだりょうこ撮影:友野雄ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼントGENICのサイン入りポラを2名様に!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<リリース情報>GENIC「サヨナラの理由」12月22日(金) 配信リリース詳細はこちら:<ツアー情報>『GENIC LIVE TOUR 2024』2024年3月9日(土)【神奈川】KT Zepp Yokohama2024年3月23日(土)【福岡】Zepp Fukuoka2024年3月29日(金)【愛知】Zepp Nagoya2024年3月31日(日)【大阪】Zepp Osaka Bayside2024年4月7日(日)【東京】豊洲PITチケット情報はこちら:プロフィールGENIC男女7人組ダンス&ボーカルグループ。avexのDNAを継承する新グループ育成プロジェクト=a-genic PROJECTを経て2020年5月にメジャーデビュー。コロナ渦でのデビューでありながらも着実にリリースとツアーを重ね、2022年夏に2ndアルバムリリースと3度目の全国ツアーを開催し、9月11日のファイナルではZepp DiverCity公演完走。2月からは16会場32公演の全国ツアー「GENIC LIVE HOUSE TOUR 2023 -Flavors-」もスタート。4月29日にはスペシャル・エディションとして、LINE CUBE SHIBUYAにて追加公演も実施した。2024年春には早くも、Zepp・豊洲PITなど全国5会場にてGENIC LIVE TOURの開催が決定している。増子敦貴は、俳優としても活動しており、これまでミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン、テレビ朝日系『機界戦隊ゼンカイジャー』ツーカイザー/ゾックス・ゴールドツイカー役、ミュージカル『東京ラブストーリー』MBSドラマシャワー「体感予報」などに出演。現在、NHK Eテレ「ビットワールド」、仙台放送「あらあらかしこ」の準レギュラーとして出演中。そして来年3月からは舞台「千と千尋の神隠し」のハク役として出演も決定している。また金谷鞠杏は、「ミス・ワールド2020」の日本代表に選出されたりと、各方面で活躍の場を広げている。さらに、西澤呈もソロ名義“JOE”として活動しており、自ら作詞・作曲・編曲を行った「誰も知らない君を見せて」がTikTokを中心に「誰きみ」旋風が沸き起こり総再生回数は1億回超え、ABEMA恋愛番組「恋する❤週末ホームステイ 2023春 ~ Sweet Orange Memory ~」の第1話挿入歌に起用されている。関連リンク各配信サイト:オフィシャルサイト:::::
2023年12月15日オールナイト音楽フェス「ベイキャンプ 202402 (BAYCAMP 202402)」が、2024年2月10日(土)に、川崎のクラブチッタ アティック(CLUB CITT’A’TTIC)にて開催される。オールナイト音楽フェス「ベイキャンプ」とは「ベイキャンプ」は、2011年からスタートしたオールナイト型の音楽フェスだ。“ドキドキとロックのみを発信する”をテーマに、東京近郊のベイエリアに置いて、フェスの開催を行っている。今回は冬の「ベイキャンプ」として、川崎クラブチッタでのオールナイト公演が決定した。注目の出演アーティスト出演者には、メジャーデビュー4年半ぶりのフルアルバムを発表した「夜の本気ダンス」や、平均年齢21歳・東京発のオルタナバンド「ルサンチマン」、2015年に結成されたDTMユニット「パソコン音楽クラブ」など、個性豊かなアーティストが集う。第2弾以降に発表される出演アーティストにも注目だ。出演者一覧夜の本気ダンス、パソコン音楽クラブ、the dadadadys、ルサンチマン、東京初期衝動、暴動クラブ 、DJ FREE THROW※第1弾出演アーティスト情報開催概要音楽フェス「ベイキャンプ 202402」開催日:2024年2月10日(土) ※オールナイト公演開催時間:2月10日(土) 14:00オープン、15:00スタート~2月11日(日) 5:00クローズ予定会場:川崎 クラブチッタアティック (2階 バーラウンジ)住所:神奈川県川崎市川崎区小川町5-7チケット情報■前売 4.900円 (ドリンク代別)発売日:2023年12月7日(木)21:00 〜12月14日(木)23:59枚数制限:4枚※チケットぴあ先着■オフィシャル先着先行割 3,900円(ドリンク代別)発売日:12月16日(土) 10:00~プレイガイド:ぴあ、イープラス、ローソン※オールナイト公演のため18歳未満入場不可、入場時にチェック(顔写真付き身分証の提示)あり※チケット詳細は公式サイト(を確認
2023年12月14日脳内アクションスター・おばあちゃんの冒険、フォトコピーする幽霊、カタツムリ&ニワトリ、感動の親子愛など、無限のイマジネーションにサンダンス映画祭やトロント国際映画祭などが熱狂した女性監督マルティカ・ラミレス・エスコバルによる映画『レオノールの脳内ヒプナゴジア(半覚醒)』から、本編のショート動画3本と、本ポスタービジュアルとともに横浜聡子監督のコメントが到着した。本作は、72歳になり引退した元映画監督レオノールが主人公。いまでは借金と次男ルディとの不仲に悩みながら暮らしている。ある日、脚本コンクールの記事を目にし、一念発起して未完のアクション映画『逆襲のフクロウ』の脚本に取り組む。しかし、落ちてきたテレビに頭をぶつけ、なぜか物語の中に入り込んでしまう。ルディは今まで母親に対して冷たくしていたことを悔い、懸命に母を脚本の世界から引き戻そうとする。かたやレオノールは<「逆襲のフクロウ」の世界>で結末を見つけようともがき、ついには<脳内アクションヒーロー>に転生。不思議なメタファーを潜り抜け、フィクションと現実が交錯し始める。取り返しがつかない過去「長男の死」、どれほどの痛みを伴おうと立ち向かわなくてはならない。どん底の人生を、家族を再生するためにーー。「なぜ、おばあさんのアクションスターがいないのだろう」脚本の中と現実、二つの世界の並行という、驚きのストーリーで待望の初監督を飾るのは、その類い稀な想像力で観客を圧倒するマルティカ・ラミレス・エスコバル。マルティカ・ラミレス・エスコバル監督東京フィルメックスにて「フィリピンではアクションスターが大統領になる(第13代大統領ジョセフ・エストラダ)くらい多くの人がアクション映画に影響を受けているのはなぜ?この不条理に、私はおばあちゃんというレンズを通して優しいアプローチで取り組みました」ときっかけを語る監督。「レオノールのモデルは祖母です。フィリピンの暗い時代を生きた苦労人です。いつも笑顔で愛情深く多大な影響を受けました。暴力や戦争はなぜなくならないのか?レオノールは、暴力でなく愛で立ち向かいます」という。監督が21歳から8年の歳月を費やし完成させた脚本は25稿に及んだ。世界を、人生を愛しむため一生懸命に結末を探し続ける主人公レオノールを、愛とユーモア溢れる視点で描き出している。今回解禁となった本編動画は、“TVが頭にぶつかり自身の脚本「逆襲のフクロウ」世界へ落下するレオノール編”などイマジネーションが炸裂する動画3点となっている。1.TVが落ちてきて、レオノールの頭にぶつかり、自身の脚本「逆襲のフクロウ」世界へ…キュートな落下シーンは必見2.脳内でノリノリでアクション映画脚本「逆襲のフクロウ」を書き進めるレオノール3.かつて自分で書いた「逆襲のフクロウ」の暴力シーンに疑問を持ち、抵抗を始める本作で<脳内アクションスターのおばあちゃん>という唯一無二のキャラクターをチャーミングにエネルギッシュに演じ、その圧倒的な存在感が絶賛されたのは、本作で主演デビューとなるシェイラ・フランシスコ。フィリピン人として初めてロンドンのロイヤル・ナショナル・シアターで公演した名優だ。そんな本作には、「今年の最も素晴らしくオフビートなデビュー作」(ロスアンゼルスタイムズ)、「SFのピンチで攪拌され、メロドラマのノスタルジアを浴びたアクション。ダグラス・サークがカンフーアクション映画でペドロ・アルモドバルと結合したような作品」(EXAMINER)、「映画制作にまつわる愉快なメタフィクションであると同時に、90年代のフィリピン製アクション映画へのラブレターでもある」(大阪アジアン映画祭)など、ぶっとんだ世界観に混乱しつつも激賞が寄せられている。また、第24回東京フィルメックスのプレイベント「Filmmakers’Homecoming」に選ばれ、エスコバル監督が11月3日に来日、4日プレミア上映では『ある男』石川慶監督と対談が行われた。そして今回、『俳優亀岡拓次』(安田顕主演)、『ウルトラミラクルラブストーリー』(松山ケンイチ主演)で知られる個性派監督、横浜聡子からもコメントが到着。「人はいくつになっても想像することをやめない。そのことだけが自分を、世界を救える唯一の方法だから」と絶賛された。<監督・脚本:マルティカ・ラミレス・エスコバルコメント全文>マニラで生まれ育ちました。少し前のことですが、有名なアクションスターが、第13代フィリピン大統領に就任しました。当時6歳だった私は(政治経験のない)有名人が選ばれることに何の疑問も感じませんでした。それから数十年、さらに2人の「アクションスター」が大統領になったとき、私はこの不条理な現実に疑問を感じました。けれどその「不条理な現実」は「映画への愛」と重ね合わせれば、とてもすんなりと理解できました。私たちがフィクションを愛するのは、フィクションは現実を曖昧にしてくれるからです。私が映画を見るのは、現実には決して存在しないような場所に連れて行ってくれるからです。本作は、自分が書いた映画の中に入り込んでしまう映画監督の話です。フィクションの中にしか存在しない人生に対するロマンチックな想いを形に表したものであると言えるでしょう。なので、もし私が崖から飛び降りる前に1本映画を作らなければいけないのなら「私と映画との関係性」をテーマにした作品を撮りたいです。私をいろんな場所に連れて行ってくれるうえに、私を正気のままでいさせてくれる、そんな映画です。私たちは、いつも年配のマッチョな人たちに囲まれている、と思い始めたのです。なぜ、私たちの歴史の中で、何百本もの映画の中で、おばあさんのアクションスターがいないのだろうって。アクションというジャンルに、多くの人が影響を受けているように見えるのはなぜでしょう? アクションスターの一人が大統領になるくらいにね。映画の暴力にはドン引きします、しかし面白くもあり、そこが病んでいるところです。フィリピンでは暴力が普通であるかのように思われています。アクション映画は、武器も必要だし、血も必要だし、たくさんの人が死ななければならない。しかしそれは、私が取り組む方法ではないのです。本作では、おばあさんというレンズを通して、彼女を取り巻く問題や葛藤を、優しいアプローチで捉えようとしました。愛を通して、コミュニケーションを通して、ね。私は映画を通して人々に貢献をしたいのです。人生をもっと愛おしく思ってもらえるように。<シェイラ・フランシスココメント>レオノールには超能力が与えられましたが、それはとても羨ましい話です。この映画を作る旅は、本当に楽しかったです。マーティはいつもクールで、周囲を勇気づけ、そしてポジティブでした。彼女の奇抜なアイデアと、オープンで協力的な仕事ぶりが私は大好きです。『レオナールの脳内ヒプナゴジア(半覚醒)』は2024年1月13日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)
2023年12月10日