「2ちゃんねる」や「ニコニコ動画」などの投稿型サイトの誹謗中傷やプライバシー侵害が後を絶ちません。これらの俗に言う「炎上」騒動はインターネットが普及し、かつ匿名性の強いユーザー参加型サイトが多くなったことが大きな要因として挙げられるようです。そんな「炎上」が話題になるとき、しばしば取り上げられるのが“サイト管理者の責任”です。例えば、他人を誹謗中傷するような情報が電子掲示板に投稿されたとき、責任を負うべき人はその投稿をしたユーザーです。しかし、このような場合、情報を掲載していたサイト管理者には、全く責任はないのでしょうか。今回は、他人の権利を侵害するような情報が投稿されたとき、サイト管理者が負うべき法的責任について解説してみます。*画像はイメージです:■そもそも、サイト管理者が責任を負うことはある?“他人の権利を侵害するような情報を投稿したのはユーザーであって、サイト管理者は無関係”と考えている方も、中にはいらっしゃると思います。しかし、過去の裁判例には、サイト管理者に数百万円の損害賠償を認めたものがあります。この裁判例のケースは投稿された情報が名誉毀損にあたるものでしたが、プライバシー権侵害や著作権侵害のケースであっても同じように考えられます。ユーザーから投稿を受け付けるようなサイトの管理者は、口コミサイトであれ動画サイトであれ、投稿されたコンテンツについて責任を負うことがあるのです。 ■サイト管理者が果たすべき3つの義務とは?投稿型サイトの管理者がこのような責任を負う理由として、サイト運営にあたって大きく分けて次の3つの義務が課せられているためです。(1) 削除義務投稿された情報が他人の権利を侵害するものである場合、サイト管理者は、そのような情報を“削除する義務”を果たす必要があります。サイト管理者がこの削除義務を負うケースは、被害を受けた人に「差止請求」が認められる場面です。例えば、著作権侵害や商標権侵害がなされたとき、被害者に「差止請求」が認められることは法律に明記されています。また、法律に明記されているものでなくとも、「差止請求」が認められることがあります。名誉権やプライバシー権などの「人格権」が侵害されるケースが典型です。名誉毀損やプライバシー侵害を理由とした削除請求は多くなされていますが、これらは、実は解釈によって認められるものなのです。法律に明記されていくとも“削除義務”が認められることがあるために、サイト管理者が対応に苦慮することがあり、また削除が妥当かどうかの議論もしばしば生じるのです。(2) 発信者情報開示義務匿名で投稿がなされた場合、被害を受けた人は発信者が誰か分かりません。そこで、発信者を特定するために、サイト側に発信者に関する情報の開示を求めることがあります。この開示請求は、いわゆるプロバイダ責任制限法に定められているもので、この法律の要件を満たす場合には、サイト管理者に発信者の情報(IPアドレスなど)を開示する義務が認められることになります。(3) 損害賠償義務サイト管理者は、情報の掲載によって被害を受けた人に対して直接損害賠償義務が認められることがあります。例えば先ほど述べた裁判例では、サイト側が削除義務を怠ったために、損害賠償義務があると判断されています。 このように、投稿型サイトの管理者もさまざまな法的責任を負うことがあります。(上に挙げたものは民事的なものですが、場合によっては逮捕などの刑事処分を受けることもあります)“サイト管理者は法的責任を負うことはない”と考えることは決してできませんので、注意しましょう。 ■投稿型サイトは、板挟みでもある“サイト管理者の責任”を考えるとき、ひとつ注意すべき点があります。情報を投稿したユーザーが常に“悪者”というわけではないということです。インターネット上に情報を投稿することによって、自身を表現したり、社会にメッセージを訴えるユーザーも多くいます。そのような投稿に関して、他人に対するネガティブな内容を含むからといって、安易に削除したり情報開示したりしてしまうと、今度は投稿したユーザーの正当な利益を害することになります。場合によっては、「表現の自由の侵害」や「プライバシー侵害」などとして、投稿者から損害賠償請求を受けることもあり得るのです。つまり、投稿型サイトの管理者は、情報を投稿するユーザーと、その情報に触れるユーザーの“板挟み”の状態にあるといえます。 ■投稿型サイトの適切な運営とは削除請求や開示請求がなされたとき、法的に見て適切な対応がなされているかがポイントです。投稿型サイトの管理者は、ユーザーによって投稿されたものすべてを監視するまでの法的義務はないとされています。しかし、そうであるからこそ、削除請求や開示請求には適切に応じることが求められるのです。“サイト管理者の責任”を考えるときは、違う立場のユーザーの板挟みにあるという状況を理解し、どちらのユーザーにも偏らないバランスを考えることが重要な視点といえるでしょう。 *著者:弁護士 渡辺 泰央(四谷コモンズ法律事務所。インターネットトラブルやWEBに関する事案を多く取り扱う。運営サイト「WEBに関わる法律講座」)【画像】イメージです*saki / PIXTA(ピクスタ)
2016年11月26日パパとママのえくぼは、「ニコニコスイッチ」!広汎性発達障害のある5歳の娘。その育児は大変なことばかりですが、我が家には笑顔があふれています。その秘密の1つが「ニコニコスイッチ」です。Upload By SAKURAUpload By SAKURAUpload By SAKURA私たち夫婦には、私は左に、主は右にえくぼがあります。そして娘には…ない。(うまくいけば、両えくぼだったのに~)私たちにあるこのえくぼのことを、娘は「ニコニコスイッチ」と呼びます。Upload By SAKURAえくぼを押せばニコニコになる~という遊びを、私たちと娘はよくやります。ママとパパがニコニコになるこのスイッチ。娘にとって素敵すぎるスイッチです。娘はこの遊びが大好きです。ニコニコになれないときだってある!?このニコニコスイッチで、いつも楽しく遊んでいるのですが…娘は私に叱られた後でも、娘はこのスイッチを押してきます。Upload By SAKURAスイッチ壊れてるわけじゃないから…。怒っているのを察してくれ~!!
2016年10月05日世界的な歌手になる夢を叶えた少年の奇跡の実話を描く『歌声にのった少年』。本作の主人公は、日本ではほとんど知名度のないムハンマド・アッサーフ。中東やヨーロッパでは絶大な人気を誇ってるが、一体彼はどのような人物なのだろうか。“スター歌手になって世界を変える”。それがムハンマド少年の夢だった。姉のヌールや友人たちとバンドを組み、「カイロのオペラハウスに出る」というとんでもない目標を立てる。そんな矢先、ヌールは重い病に倒れ亡くなってしまう。姉という希望をなくし、青年になっても失意の中にいたムハンマド。彼は周囲の励ましを受け、姉との約束を守るためガザの壁を超えてオーディション番組に出場することを決意する――。本作は、『パラダイス・ナウ』でアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされ、ゴールデン・グローブ賞外国語映画賞、ベルリン国際映画祭ヨーロピアンフィルム賞を受賞し、続く『オマールの壁』でも再びアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされたハニ・アブ・アサド監督の最新作。全米の人気オーディション番組「アメリカン・アイドル」のエジプト版、「アラブ・アイドル」に出場し、見事2013年の“アラブ・アイドル”に輝いたムハンマドの実話を基にした本作。日本ではほとんど知名度は無いが、中東やヨーロッパでは絶大な人気を誇ってる。そんな彼はもともとガザ難民キャンプで育ち。自分の人生を切り開くため、「世界最大の野外監獄」と呼ばれることもあるガザ地区から命がけで飛び出し、オーディション番組に出場したことからこの世界へ足を踏み入れることとなる。初めてのガザ出身の出場者となった彼は、番組を勝ち進むごとにパレスチナの人々の期待を一身に背負う存在となっていき、そしてアラブ全域で120万人以上の視聴者が見守る中、見事“アラブ・アイドル”の座をつかんだ彼は、アラブで知らない人はいない真のスーパースターへとなった。その後の彼は、本人が「飛行機の中で暮しています」と言うほど、世界中でコンサートを行い、2014年にはMTVヨーロッパ・ミュージック・アワードで最優秀中東アクト賞を受賞するなど、ヨーロッパでの人気も絶大。今年4月には、ロンドンにあるヨーロッパ最大の文化施設バービカン・センターでコンサートが行われ、チケット発売後すぐに完売。満員の観客を大いに沸かせたという。それだけでなく、さらに彼は国連パレスチナ難民救済事業機関青年大使も務め、平和への活動にも力を注いでいるのだ。現在、ムハンマドのTwitterフォロワー数は約177万人、Instagramフォロワー数は約260万人とその数からも人気が伺える。ガザ難民キャンプから飛び出し、一躍世界的なスーパースターとなったムハンマド。そんな彼の半生をぜひ本作で知っていただきたい。『歌声にのった少年』は9月24日(土)新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2016年09月21日『オマールの壁』が日本でもスマッシュヒットとなっているハニ・アブ・アサド監督が描く、実話の映画化『歌声にのった少年』。このほど、心揺さぶる予告編映像が解禁となった。紛争の絶えないパレスチナ・ガザ地区で暮らす少年、ムハンマド。彼の夢は、“スター歌手になって世界を変える”こと。仲良しの姉ヌールと2人の友だちとバンドを組み、拾ったガラクタで楽器を作っては、街中で歌っていた。ムハンマドの声が“最高”だと信じるヌール。だが、その計画は予想もしない形で終わりを告げる。ヌールが重い腎臓病に倒れ、両親が治療費を用意できないまま亡くなってしまったのだ。姉との約束を守るため、ムハンマドはガザの壁を越えて、オーディション番組「アラブ・アイドル」に出場することを決意する──。全米で人気のオーディション番組「アメリカン・アイドル」のエジプト版「アラブ・アイドル」に出場することを目指し、優勝を勝ち取った歌手ムハンマド・アッサーフの実話を基に映画化した本作。現在も歌手を続けながら、国連パレスチナ難民救済事業機関青年大使を務めるなど平和への活動を続けるムハンマドの、亡き姉との約束を描き出す。予告編映像では、「スターになって世界を変える」と、姉ヌールの前で高らかに宣言するムハンマド少年の姿から始まる。だが、やがて分かる姉の病いと悲しい別れ。彼が暮らすのは、いまだ紛争絶えないパレスチナ・ガザ地区。がれきだらけのこの地に、ムハンマドの歌声が響いていく。しかし、亡き姉との約束を守るため、ついに決心したムハンマド。エジプトで行われる「アラブ・アイドル」出演のため、危険な“壁”を超えていくが…。現在では、アラブで知らない人はいないスーパースターとなったムハンマド。亡き姉や家族、故郷の人々の希望と夢を乗せた彼の歌声を、まずはこちらから確かめてみて。『歌声にのった少年』は9月24日(土)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月31日『パラダイス・ナウ』、続く『オマールの壁』で高い評価を集めるハニ・アブ・アサド監督の最新作『The Idol』が邦題『歌声にのった少年』として、9月24日(土)より公開されることが決定、ポスタービジュアルが到着した。紛争の絶えないパレスチナ・ガザ地区で暮らす少年、ムハンマド。彼の夢は“スター歌手になって世界を変える”こと。仲良しの姉ヌールと2人の友だちとバンドを組み、拾ったガラクタで楽器を作っては、街中で歌っていた。ムハンマドの声が“最高”だと信じるヌールは、「カイロのオペラハウスに出る」というとんでもない目標を立てる。資金稼ぎと練習を兼ねて結婚パーティで歌い、美しい声で人々を魅了していくムハンマド。だが、その計画は予想もしない形で終わりを告げる。ヌールが重い病に倒れ、両親が治療費を用意できないまま亡くなってしまったのだ。姉との約束を守るため、ムハンマドはガザの壁を越えて、オーディション番組「アラブ・アイドル」に出場することを決意する──。紛争絶えないパレスチナ・ガザ地区で暮らす少年が、亡き姉との約束を果たすため、命がけで国境を越え、全米の人気オーディション番組「アメリカン・アイドル」のエジプト版「アラブ・アイドル」に出場、優勝を勝ち取るというムハンマド・アッサーフの実話を映画化。紛争の地から脱出し、勝ち抜くたびにパレスチナ国民の期待を一身に背負う存在となり、アラブで知らない人はいないスーパースターとなったムハンマド。“アラブ・アイドル”になる夢を叶えた少年は、現在も歌手を続けながら、国連パレスチナ難民救済事業機関青年大使を務めるなど平和への活動を続けている。この物語に感銘を受けたのは、『パラダイス・ナウ』(’05)が「第78回アカデミー賞」外国語映画賞にノミネートされたほか、「ゴールデン・グローブ賞」外国語映画賞、「ベルリン国際映画祭」ヨーロピアンフィルム賞を受賞し、現在日本でも公開中の『オマールの壁』(’13)でも再び「第86回アカデミー賞」外国語映画賞にノミネート、「第66回カンヌ映画祭」ある視点部門審査員賞を受賞した、イスラエル出身のハニ・アブ・アサド監督。これまでは、“自爆行為”に向かう青年や分離壁を命がけで往き来する若者などを主人公に、シリアスな政治や国際問題に真正面から迫る社会派ドラマを手掛けてきたアサド監督は、ムハンマドの生き方に感銘を受け、「美しく感動的な物語が作りたい」と本作で新境地に挑んでいる。『歌声にのった少年』は9月24日(土)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月20日声優としてはもちろん、DJ、歌手、作詞、エッセイ執筆など、幅広く活躍する林原めぐみのニコニコ生放送への初出演が決定。林原めぐみ「生ばなし」と銘打たれ、2016年3月18日(金)20時より90分生放送される。2015年に歌手活動25周年を迎え、記念企画をスタートさせた林原。第一弾は、メーカー13社の協力のもと幻の楽曲を集めた初期ベスト盤「タイムカプセル」を6月にリリース。続けて10月には第二弾として、累計発行部数3300万部という驚異的な記録を打ち立てた作品「3×3EYES」との連動プロジェクトシングル「サンハーラ~聖なる力~」を。そして、2016年2月には第三弾として、「スレイヤーズ」「爆裂ハンター」「らんま 1/2」など、自身の出演アニメやラジオ番組のテーマソング、劇中歌として歌唱した楽曲のうち、ほかのボーカリストや声優と共演したデュエット曲のみを集めたベスト盤アルバム『DUO』をリリースした。初のニコニコ生放送は、そんな歌手活動25周年記念の一環として放送されるスペシャル番組となっている。自身のラジオ番組が1200回を超えるなどDJとしても人気が高い林原だけに、このニコ生もしっかりチェックしておきたい。
2016年03月08日ゲーム実況とゲーム大会の祭典「ニコニコ闘会議2016」が1月30・31日、千葉県・幕張メッセにて開催され、2日間で4万7588人を動員した。当日の会場内では、「ニコニコ闘会議2017」が2017年2月11・12日の日程で、同じく幕張メッセにて開催されることが発表された。「ニコニコ闘会議」は、ニコニコ動画の参加型複合イベントである「ニコニコ超会議」のゲームジャンルに特化した大型単独イベント。アナログゲーム(カード、ボードなどの電源不要系)、家庭用ゲームからアーケードゲームに至るまで、総合体験型のゲームの祭典となっており、会場で遊べるゲームは古典的なカードゲーム、ボードゲームから、思わず「懐かしい!」と声が上がりそうなオールドゲーム機、最新のアーケードゲームまで、ゲームと名のつくものであれば、ほぼすべてが網羅されている。会場のど真ん中では任天堂の人気タイトル『Splatoon(スプラトゥーン)』の大会イベント「スプラトゥーン甲子園」が開催されており、ものすごい混雑となっていた。初日には関東地区予選が行われ、勝ち抜いた3チームが二日目の全国大会に進むというもので、関東予選から決勝まで来場者の多くが注目していた。「闘会議」ならではの要素の一つが、アナログゲームコーナーに相当なスペースが割かれていること。中でも注目を集めてたのは、絵柄に「マリオ」シリーズのキャラクターたちが描かれた「マリオ花札」を使った大会コーナー。ファミコン以前から任天堂が花札を販売していたこともあり、異色のコラボが実現した。ちなみに大会で使用された「マリオ花札」は会場物販でも購入することができた。アナログゲームコーナー内の将棋エリアには「将棋電王戦」で使用されるソフトを使った対局コーナーも登場し、現役のプロ棋士がファン相手に多面指しを行い、その隣には「電王戦」でも圧倒的な強さを見せた「電王ponanza」との対局体験コーナー用意されていた。会場に設置された端末は演算能力がやや低いが、それでもソフト自体はプロと互角に戦えるレベルのもの。「電王ponanza」は四枚落ちの早指し対局に設定されていたが、それでも来場者の勝利は初日午後の時点で数えるほどだったというから驚きだ。会場ではラジコン対戦しながらVRで戦車の主観視点を楽しめる「VRラジコン戦車バトル」や、11人対11人がサッカーゲームで対戦する「リアルサッカーゲーム」など大掛かりなブースイベントも多数開催。モニターでイベントの様子を映し出し、ゲーム実況やニコニコ生放送でのコメントを流すニコニコならではの企画も多く見られた。展示やプレイ体験にはレトロゲームも多く見られ、メーカーブースでもセガが懐かしのハードを並べていたのは闘会議ならではだった。それでは、会場の模様を画像で紹介していこう。
2016年02月01日米YouTubeと日本のニコニコ動画、そのどちらも知らないネットユーザーはいないだろう。運営母体の米Googleと日本のドワンゴは、その動画プラットフォームを、現状維持に甘んずることなく、さらに進化させようとしている。そのキーワードは"東京ゲームショウ"だ。○ゲーム実況の明るい未来Googleは今年6月に「YouTube Gaming」の提供を発表、8月には米国と英国でサービスを正式にスタートさせた。この動きには前哨戦がある。2014年8月にAmazonが発表したゲーム動画配信サービスの「Twitch」の買収だが、Googleも興味を持っていたとされている。つまり、買収レースに敗れてしまったがゆえの、独自サービスロンチというわけだ。そのYouTube Gamingが、非英語圏では初めて、日本での展開が決まった(Twitchも日本展開を発表)。9月19日・20日に千葉・幕張で行われる東京ゲームショウに合わせて発表されたが、YouTube ゲームコンテンツ グローバル代表のライアン・ワイアット氏は「日本でいかにゲームが愛されているのか、よく理解している」と、日本を3カ国目として選んだ理由を語る。「日本のYouTubeの人気チャンネル登録者数(個人)のトップ10のうち、6名がゲームに関連する動画を上げている。ヒカキンやマックスむらいなどはメジャーなクリエイターとのコラボレーションも行うなど、影響力も大きい」(ワイアット氏)同社がYouTube Gamingで目指すのは、「ゲームのためのプラットフォーム化」だ。もちろん、これまでのYouTubeでもゲームに関する動画を上げることはできたが、タイトルごとに検索する必要があり、情報の一覧性に難があった。YouTube Gamingでは、コンソールゲームからモバイルゲームまで、約2万5000タイトルの個別ページがアルゴリズムによって自動生成される。パブリッシャーとタイトル別でYouTube側が許諾を受けているタイトルのため、ユーザーが安心してゲーム動画を見ることができるし、配信することもできる、というメリットがあるわけだ。YouTubeはニコニコ動画の「ニコ生」に比べ、動画コンテンツの傾向がアーカイブ寄りであることが多かったが、Gamingは生でゲームを配信するプラットフォームであるため、より競合性が増す。「ゲーム業界は、ジャンルやプラットフォームなど、細分化が進んでいる。YouTubeならではのワンストップ・ショッピングなどを提供することで、他の動画配信サービスとは差別化していきたい」(ワイアット氏)マネタイズについても、ノーマルのYouTubeと変わらないものの、今後は噂に上がっているサブスクライブモデルやファンファンディングなど、ユーザー自体が"YouTuber"として独り立ちできるような支援を図っていくという。「YouTube Gamingは、ミッションとして、より幅広い人たちにキャスト(配信)、シェア(共有)できるようにする。ゲーミングコミュニティは日本だけでなく、世界に広がっていく。日本のゲーム会社が世界へ飛び出すお手伝いもしているが、YouTuberについても支援できると思う。次のYouTuberになるための情熱、そしてYouTubeというグローバルプラットフォームの力で、次のPewDiePieが日本で生まれる可能性があると思う」(ワイアット氏)なお、今回の発表に合わせ、YouTubeアプリに画面の動画キャプチャ機能を組み込むことも明らかにした。提供時期は近い将来と明言は避けたが、インカメラで自撮り動画をしつつ、スマートフォンの操作画面をYouTubeに生配信できるようになるため、ゲームに限らず、さまざまな応用が効きそうだ。また、すでに発表済みではあるが、ソニーのPlayStation 4でも次期アップデートでYouTube配信に対応する。同じく東京ゲームショウで日本展開を発表したTwitchとYouTube Gaming、これにニコニコ動画を加えた3社の動きによって、日本のゲーム市場がさらに活性化することだろう。○ニコニコ動画はVRも最後に挙げたニコニコ動画(ドワンゴ)だが、こちらは別のアプローチを東京ゲームショウで明らかにした。それが「niconicoVR」だ。VRはバーチャルリアリティのことで、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)で視野を覆い、三次元の没入感のある映像体験ができる。niconicoVRはサムスン製の「Gear VR」向けに作られたアプリ。Gear VRは、一般的な専用のヘッドマウント・ディスプレイとは異なり、映像表示部分にスマートフォン(Galaxy S6/S6 Edge)を使用している。スマートフォンがアプリ再生や映像表示を担うため、ほかのHMDに比べてやや価格は抑えられている。ドワンゴ プラットフォーム事業本部 マルチデバイス企画開発部 先端演出技術開発セクションでセクションマネージャを務める岩城 進之介氏らが開発したniconicoVRだが、「Gear VR」だからこその機能も用意した。それが「手元カメラ機能」だ。「そもそもGear VRを選んだ理由が、派手なデモンストレーションをやる目的ではなく、日常で使える実用的なアプリを作りたいという思いからでした。ゲームショウで言えば、演出が派手なゲームなどがあると思いますが、動画アプリとはまた話が違う。動画アプリでVRに向いたもの、そしてVRコンテンツでHMDを使う時に必要な物を考えた時、『何があれば嬉しいかな』と思った時に『手元カメラ』が頭に浮かんだのです」(岩城氏)そもそも岩城氏は大のVR好きで、Oculus Riftの第一弾のプロトタイプ「DK1」にキックスターターで出資、最初の出荷でデバイスをゲットしている人物だ。「会社で、みんなで『すげぇ』『面白い』と言いながら楽しんでました(笑)」と話す岩城氏は、VRのHMDの草分け的存在を当初から体験しているからこそ、「ユーザーがVRに触れて、楽しめるものを作りたい」という点を突き詰めたいとniconicoVRの開発に取り組んだという。筆者もゲームショウの会場でniconicoVRを体験したが、ジャンルごとにトップ100のタイトルが周囲360度に並べられ、中央のポインタを見たい動画に合わせて再生する。ドワンゴはNTTと協力し「リアルタイム全天球映像配信システム」、つまり360度動画の配信システム制作も行っているが、東京ゲームショウのブースではこの動画も体感できる。パノラマ画像や仮想空間で360度の映像を体験した経験はあるが、リアル環境で撮影された映像を360度で再生してみると、仮想空間などとはまた違った感覚を得られる。ぜひ、会場でniconicoVRを体験してほしい。niconicoVRを体験できるGear VRはOculusブースに展示されており、Oculus Rift(2016年Q1発売予定)も同じ場所で体感できる。ソニー・コンピュータエンタテインメントもPlayStationブースで、2016年発売予定のPlayStation VRを展示するなど、にわかに活気づく「VR」の世界。コンテンツ拡充が、その普及のキーワードになるだろうが、岩城氏が「360度コンテンツを作って、それが簡単に見られるプラットフォームが存在することが重要。普通のニコニコ動画も見やすくしつつ、360度コンテンツも用意した」とniconicoVRアプリが専用コンテンツだけではないアプリに仕立て上げたと語るように、下位互換のようなイメージで、開発者、コンテンツ利用者が手に触れやすいような仕組み作りが大切となるだろう。
2015年09月18日ドワンゴは、8月9日の15時より「ニコニコ生放送」にて「インスタアイドル"柴犬まる"のコロきゅん6時間生中継」を放送すると発表した。○人気はトップモデル並柴犬の「まる」と、飼い主の小野さんとの出会いは近所のショッピングモールにあるペットショップだったという。元々写真が好きだった小野さんが、東日本大震災をきっかけに1日3枚の「まる」の写真をInstagram(インスタグラム)にアップし続たところ、たちまち人気となり、今やフォロワー数は183万人を超えている。これはテレビや雑誌で活躍するモデルやアーティストと並ぶ数字で、日本の発信者では第2位(2015年7月30日現在)となる。写真集も複数出版しており、台湾やタイ、香港では翻訳した海外版も販売されている。「インスタアイドル"柴犬まる"のコロきゅん6時間生中継」では、まると小野さんが揃って出演。生柴犬ダムや生ジャンボいなり寿司など、インスタグラムでおなじみの定番ネタの生披露をはじめ、ご飯やお散歩、ブラッシングといった、まるの日常生活にもスポットを当てる。
2015年08月04日明日19日(日)からホラー映画を連続で放送する“ニコニコホラー百物語2015”が開催される。毎夏に行われ、好評を博している企画で、今年も『貞子3D』『富江』などの人気作や、『サイレントヒル』など人気ゲームの実写化作品など100を超えるホラー作品が登場する。その他の画像19日(日)21時放送開始の橋本愛主演の映画『アナザー Another』を皮切りに、様々なホラー映画が続々と放送される。20日(月・祝)から26日(日)までは白石晃士監督の“コワすぎ!”シリーズを一挙放送。8月1日(土)からは10日間連続で、毎日24時間ホラーを上映し続けるなど、夏を盛り上げる作品が多数用意されている。ニコニコホラー百物語2015・7/20~7/26 白石晃士監督・コワすぎ!シリーズを一挙放送・7/31 24:00から映画『コープスパーティー』劇場同時ニコニコ上映会(有料)・8/8 漫画原作の実写化『不安の種』ニコ生初上映・8/16から洋画ホラーを連続上映「ホラー秘宝まつり」上記のほかにも人気作、特集など多数プログラムあり
2015年07月18日ニコニコ生放送「部活DO! 生」チャンネルでは5月22日、サッカー元日本代表の山口素弘氏と名良橋晃氏をゲストに迎えた「激辛プレミアム対談」が配信される。「激辛プレミアム対談」は、スマホアプリ「部活DO!」内のコミュニティ「城彰二の日本サーカー強化部」から派生したネット番組。元日本代表でサッカー解説者の城彰二氏が、セルジオ越後氏、福田正博氏、前園真聖氏、小倉隆史氏などをゲストに迎え、日本代表チームについて、本気で語り合う対談企画となっている。5月22日のゲストは、日本代表のボランチ像を作り上げた山口素弘氏と、攻撃的なサイドバックとして活躍した名良橋晃氏。城氏含め、3人のフランスW杯出場者がロシアW杯アジア2次予選に挑むハリルジャパンについて、激論を繰り広げる。対談時間は2時間。「ボランチ柴崎で日本代表は強くなるのか? 」「左サイドバックのベストチョイスは長友? 太田? 」「宇佐美の得点力を生かす攻撃陣の布陣とは? 」「今季活躍できなかった本田、香川を脅かす存在は? 」などについて、各ポジションのスペシャリストである3名が問題点に鋭く切り込んでいく。配信時間は20:00~22:00。また、対談の会場である東京・原宿の「Futbol&Cafe mf」では、先着20名が無料で観覧することが可能。1ドリンクオーダー制、ドリンク料金は別途個人負担となる。
2015年05月22日4月25日、26日の2日間にわたって千葉県・幕張メッセで開催されたニコニコ動画のあらゆるカテゴリを網羅したユーザー主体の超巨大フェスイベント「ニコニコ超会議2015」が開催された。今年の「ニコニコ超会議」では、コスプレクロークの入場待ちの行列ができるなど多くのコスプレイヤーの姿が見られた。9ホールに面した屋外エリアで撮影を楽しむコスプレイヤーも多かったが、コスプレをしたままブース展示やステージイベント観覧などを楽しむ人が多いのも超会議の特徴かもしれない。会場内の「超コスプレひろば」には自作コスプレアイテムの体験コーナーがあり、『モンスターハンター』などの大型武器を持って撮影を行ったり、刀を中心に模したアイテムの展示コーナーに『刀剣乱舞』レイヤーが集まったりと盛り上がりを見せていた。ジャンル的にはやはり放送中の『アイドルマスター シンデレラガールズ』や、『ラブライブ!』などのアイドル作品は人気。新しい作品では「例の紐」で話題になった『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』のヘスティアが早くも複数人登場していたのも印象的だった。それでは、会場で見かけたコスプレイヤーを紹介していこう。
2015年04月29日4月25日、26日の2日間にわたって千葉県・幕張メッセで開催されたニコニコ動画のあらゆるカテゴリを網羅したユーザー主体の超巨大フェスイベント「ニコニコ超会議2015」にて、Oculus Riftなどを使ったVRコンテンツが展開され、人気を集めていた。○「ロートデジアイ 初音ミクVR Special LIVE」企業ブースで最も大掛かりなVRコンテンツを展開していたのは、ロート製薬のロートデジアイのブース。同ブースでは、初音ミクによるライブ映像視聴する「初音ミクVR Special LIVE Facebook」が設置された。Oculus Riftを使用したこのライブ映像の魅力は、ネットワーク接続を使うことで、10人が同時にライブの世界に入り込み、1つのライブを同時に視聴するというもの。初日から多くの来場者がブースを訪れており、開場直後から体験を待つ人の列ができていた。また「ニコニコ超会議」で公開されたライブコンテンツだが、スマホとダンボールでできた簡易ヘッドマウントディスプレイ「ハコスコ」が、27日から公開中。ハコスコ公式アプリをダウンロードした後に、スマホで再生を行えば、初音ミクのライブが再生される。○「大鳥コロ屋」VRコンテンツの多くで開発言語として使用されているUnity。そんなUnityの公式キャラクター「ゆにてぃちゃん」(大鳥こはく)思い出のカレーコロッケがニコニコ超会議で復活! と銘打たれた「大鳥コロ屋」では、コロッケの販売に加えて、ゆにてぃちゃんのVRコンテンツを楽しめるコーナーに。VRコンテンツの設置台数は2台で、体験できるのは、ゆにてぃちゃんが視聴者のために歌って踊ってくれるライブコンテンツ。使用されていたヘッドマウントディスプレイは、Oculus Rift DK2が2台用意されていた。○超まるなげ広場にVRコンテンツが大集結!ニコニコ動画で活動するユーザーが自らの作品などを出展する「超まるなげ広場」では、VRコンテンツを使用したコンテンツを展示するブースやVRコンテンツのためのコーナーを用意。それらのなかで最も大きなブースを展開していたのは、VRコンテンツ専門情報サイト「PANORA」ブース。同ブースでは、町会議、国会議、闘会議で撮影された360度全天球映像を使うことで、イベントを追体験できる映像コンテンツやOculus Rift DK1から始まった歴代VRヘッドマウントディスプレイの展示、体験コーナーとなっていた。展示・体験できるVRヘッドマウントディスプレイのなかには、5月1日Samsungより発売予定の最新モデル「Gear VR Innovator Edition for S6」も用意。昨年の「超OcuFes」に続いて、今年も「Oculus Festival in Japan」が、超まるなげ広場で体験コーナー「東京オッキューランド(仮)」を開催し、24のVRコンテンツが集結。最新のデジタルとアナログな技術を組み合わて都内を空中コースターで疾走する「Urban Coaster2」やカメラセンサーをセンサーとして使いシューティングゲーム用を取り入れたもの、さらにはイケメンとの添い寝が楽しめる禁断のコンテンツなど、自由な発想だからこそ生まれてきたであろうユニークなVRコンテンツが集結しており、多くの参加者が楽しんでいた。また大腸菌検診の普及活動を行う日本うんこ学会ブースでもVRコンテンツが利用されいてた。普段はトイレという極めてプライベートな閉鎖的のトイレが、開放的な外にあったらというコンセプトのもと、学会が配布するスマホ用アプリ「うんコレ」のキャラクターでラッピングされた"痛便器"に座り、繁華街でトイレに座っているという非日常を体験するというもの。ニコニコ学会βのコーナーでもVRコンテンツを使って発表を行っているチームがあり、映像に寄る心拍数の変化をリアルタイム計測する「360°ホラー」や普段とは違う視点や視野を体験する「研究してみたマッドネス」による目ファブリケーション時代の到来などのコンテンツが用意されいた。
2015年04月29日4月25日、26日に幕張メッセで開催されたニコニコ超会議。TASCAMの「誰でも超作曲大作戦!!」ブースでは、「歌ってみた」や「ニコニコ生放送」、作曲が手軽に行えるオーディオインタフェース「US-366」を体験することができた。US-366は、楽曲制作に最適な「マルチミックスモード」と生放送に最適な「ステレオミックスモード」の両方に対応したオーディオインタフェース(発売中)。音楽制作ソフト「SONAR X3 LE」が付属しており、本製品を使うことで、ノイズや音の遅延が少ないクリアな音での録音、再生、配信が可能になるという。「誰でも超作曲大作戦!!」ブースでは、実際にUS-366を体験することができ、大勢のニコニコユーザーが訪れていた。現場にはマイクやヘッドホン、ギターなども用意されており、ユーザーはUS-366を使って、「歌ってみた」や作曲に挑戦。真剣な表情で操作に取り組んでいた。担当者によると、「熟練者にも使っていただける奥の深い製品ですが、初心者の方が最初の一歩として使うのに最適です」とのことだ。○「ニコ生」「歌ってみた」の"難しさ"を機材の力でクリアニコニコ動画では、「歌ってみた」動画やニコニコ生放送での配信などが人気だが、凝ったことをやろうとするとそれなりの知識や機材が必要になる。たとえば初心者が最初につまずくのは、PCで流している音楽と自分の声を一緒に配信したり、録音したりすること。これができないと、BGMを流しながらの「ニコニコ生放送」や、ゲーム実況プレイ動画を制作することができない。インターネットにはやり方を解説したサイトがいくつもあるが、逆にいうと、ある程度の勉強が必要ということでもある。TASCAM担当者によると、US-366を使うことで、そうした難点を解決することができ、簡単に「歌ってみた」やニコ生デビューすることができるという。たとえば「歌ってみた」であれば、カラオケ配信サイトからお気に入りのBGMを用意してDAWソフトに取り込み、US-366にマイクとヘッドホンを接続すればOK。あとはボーカルを録音するだけで、クリアな音での録音が可能だ。「ニコニコ生放送」も同様に、US-366にマイクとヘッドホンを接続し、生放送配信用のソフトを立ち上げるだけ。マイクを2本接続することで、2人でのトーク番組も簡単に制作可能だとしている。「誰でも超作曲大作戦!!」ブースでUS-366を体験したユーザーの反響は上々とのこと。「本格的に始めたい人だけでなく、ちょっと『歌ってみた』を録って投稿してみようというくらいの人にもおすすめです」(担当者)ということだ。
2015年04月27日4月25日、26日の2日間にわたって千葉県・幕張メッセで開催されたニコニコ動画のあらゆるカテゴリを網羅したユーザー主体の超巨大フェスイベント「ニコニコ超会議2015」が閉幕し、来場者数、ネット視聴者数が発表された。「ニコニコ超会議」は「ニコニコ動画」最大の祭典で"ニコニコのすべて(ほぼ)を地上に再現する"をコンセプトに、音楽、アニメ、ゲーム、政治、スポーツなどさまざまなジャンルを展開。4回目となる今年の超会議は、これまで使っていなかったホールも含め、幕張メッセすべてのホールを使用。昨年よりも規模を拡大しての開催となった。主催のドワンゴによると、会場へ来場した「会場総来場者数」は15万1,115人、会場からの公式生放送を視聴した「ネット総来場者数」は794万495人。昨年の「ニコニコ超会議3」では会場総来場者数12万4,966人、ネット総来場者数759万5,978人で、その記録をさらに更新。さらに、来年の「ニコニコ超会議2016」の開催决定もアナウンスされている。今年は、昨年に引き続き注目を集めた大相撲の春巡業「大相撲超会議場所」、国立科学博物館収蔵のアジア最大の肉食恐竜タルボサウルス、デルタドロメウス、マイアサウラといった恐竜の化石、新企画としてイケメンレスラーに"床ドン"をしてもらえる「超プロレスリング」、パブロ・ピカソの作品など展示など、さまざまな催しが用意され、大盛況のうちに幕を閉じた。なお、ニコニコ超会議の地方出張版として"あなたの町のニコニコに会いに行く"をテーマに、全国各地で展開されるniconicoの移動型夏祭り「ニコニコ町会議」の開催も决定。2015年7月中旬より、全国10カ所を回る「ニコニコ町会議 全国ツアー2015」として、開催地は例年通り、niconicoユーザーからのインターネット応募で決定される。そして、2015年10月25日には、ニコニコの各カテゴリで活躍するユーザーが登場する大規模ステージイベント「ニコニコ超パーティー2015」が、さいたまスーパーアリーナで行われる。
2015年04月26日25日、幕張メッセで開催中のニコニコ超会議2015「ニコニコ静画のお絵かきチャット」ブースに、人気イラストレーターの「おはぎ」氏が登場。ワコムの液晶ペンタブレットを使って、その場で美麗なイラストを描いてみせた。一般ユーザーも参加できる「超日めくりカレンダー」企画で用いられる。ニコニコ超会議2015の「ニコニコ静画のお絵かきチャット」ブースでは、「超日めくりカレンダーをつくろう」という企画を行っている。これは、ニコニコ静画の「お絵かきチャット」機能を活用して、日めくりカレンダーをユーザー皆で作成するという企画。ちなみに昨年のニコニコ超会議3でも同ブースで企画を展開しており「妄想絵日記」がテーマだった。この企画には一般ユーザーが参加できるほか、著名なイラストレーターや漫画家なども参加しており、中には実際にブースイベントに出演して、お絵かきを披露するクリエイターもいる。おはぎ氏もその一人だ。おはぎ氏は1993年生まれ、埼玉県出身。2010年より音楽担当ORYOとの2人組ユニット「FAULHEIT」のメンバーとしてイラスト、デザイン、動画制作を担当し、これまでに多数のアーティストやメジャーコンピレーションCD等のジャケット、MV制作、グッズデザイン等を手がけている。小林幸子「吉原ラメント」イメージイラストや、スマートフォン用ゲーム「ドラゴンスカイ」(スクウェア・エニックス)などが代表作として挙げられる。25日の14時、ニコニコ静画ブースに登場したおはぎ氏は、ワコムの液晶ペンタブレットで、イラストを作成。約1時間をかけて完成させた。「超日めくりカレンダーをつくろう」企画では、9月10日を担当。なぜこの日を選んだのかというMCからの質問には、「℃-uteが好きだから」とコメント。℃-ute(キュート)だから、9月10日というわけだ。おはぎ氏がイラストで描いた女性も、モデルは℃-uteの矢島舞美。「初めて見たときから、顔がどストライク。好きだなと思って見ているうちに、天然な性格とのギャップに心を射抜かれた」と℃-ute愛を赤裸々に語った。また、イラストでの衣装は、℃-uteの楽曲「Kiss me 愛してる」のMVで着用していたものだという。ニコニコ動画でも同楽曲の人気は高く、「踊ってみた」動画などが多数投稿されているほか、フリーの3DCG制作ツール「MikuMikuDance」用のモーションが配布されている。ちょうどこの日は、ニコニコ超会議の別のブースで℃-uteが出演するライブが行われるということで、おはぎ氏は「間に合えばいいですね(笑)」と冗談めかしてコメントしつつ、約1時間をかけてイラストを完成させた。また、おはぎ氏はイラストを描きながら、MCからの質問にも回答していった。絵を描くのはデジタルかアナログかという質問に対しては、「絵を描き始めたときからずっとPCで、紙に描くのも好きだったけど、趣味程度」とコメント。液晶ペンタブレットは、昨年の町会議に出演し、参加者の似顔絵を大量に描いて以来だったということで、「久しぶりという感覚」なのだという。仕事以外でも常にイラストを描いていて、℃-uteのファンイラストや、最近夢中になっているというブラウザゲーム「刀剣乱舞」に関するイラストが多い。ゲームは以前から好きで、MCから好きなタイトルについて聞かれると、「大神」とコメント。最近ではスマホゲームにハマっているのだとか。会場にはおはぎ氏とユニットを組むORYO氏も急きょ登場。昔は自分でイラストも描いていたというORYO氏だが、おはぎ氏に出会って「僕が描くのはよくないんじゃないかと思った」とコメントして会場を笑わせていた。完成したイラストは日めくりカレンダーの9月10日分として使用され、後日、ニコニコ静画内で実際のカレンダーとして掲載する予定とのことだ。なお、「ニコニコ静画のお絵かきチャット」の「超日めくりカレンダーをつくろう」では、27日も引き続き会場・ネットを横断した企画が行われる。27日に会場ステージに登場するのは「みならい女神 プルプルんシャルム」のキダニエルと、「ぱにぽに」の氷川へきる、「デリバリーシンデレラ」のNON。この3名に加え、ネット経由でその他にも多くの人気イラストレーター・漫画家が同企画に参加する。この「超日めくりカレンダーをつくろう」と、同時開催中の「超巨大デジタル壁画」は、会場の一般参加者はもちろん、ネット環境があればどこからも、特設ページにアクセスし参加できる。現地に行けない人も気軽に参加してみては?
2015年04月26日日本を代表する動画配信サービス「ニコニコ動画」をリアルで体感するユーザー参加型イベント「ニコニコ超会議2015」が25日、千葉県・幕張メッセで開幕した。「ニコニコ超会議」は「ニコニコ動画」最大の祭典で"ニコニコのすべて(ほぼ)を地上に再現する"をコンセプトに、音楽、アニメ、ゲーム、政治、スポーツなどさまざまなジャンルを展開。昨年は2日間で約12万5,000人が来場、約759万6000人がネットで視聴し、安倍晋三内閣総理大臣をはじめ、国内の主要政党や自衛隊、在日米軍、大相撲などのブース出展も大きな話題に。4回目となる今年の超会議はこれまで使っていなかったホールも含め、幕張メッセすべてのホールを使用。昨年よりも規模を拡大しての開催となる。今年は、統一地方選挙とぶつかったことから、主要政党からは民主党のみが参加となっているが、自衛隊や在日米軍、大相撲などは例年通り参加しているほか、日本航空といった企業やこれまで他のイベントに出展したことのなかったコミックマーケットが新たにブースを出展している。この他にも、先日新宿でもデッキアップイベントを行った『機動警察パトレイバー』の8メートルの実物大「98式イングラム」や国立科学博物館収蔵のアジア最大の肉食恐竜タルボサウルス、デルタドロメウス、マイアサウラといった恐竜の化石、パブロ・ピカソの作品などが展示。会場となった幕張メッセには、開場前から会場を一周するほどの多くの参加者が来場しており、今年も2日間で10万人以上の参加者が見込まれている。
2015年04月25日ワコムは、4月25日~26日に千葉県・幕張メッセで開催される巨大イベント「ニコニコ超会議2015」内のお絵描きブース「ニコニコ静画の超お絵かきチャット」に協賛。当日実施されるお絵描き企画に協力するほか、会場にて同社のペンタブレットや液晶ペンタブレットを多数展示する。「ニコニコ静画の超お絵かきチャット」では、会場からはもちろん、自宅からでも楽しめる2大企画「超巨大デジタル壁画」および「超日めくりカレンダー」を実施する。「超巨大デジタル壁画」では、前回の「ニコニコ超会議3」で好評だったデジタルキャンバスを再び開設。会場に用意されたペンタブレットはもちろん、インターネット経由での描き込みも可能で、参加者はそれぞれの場所から思い思いのイラストでキャンバスを埋めていくことができる。描かれた壁画はネット上で閲覧可能なほか、会場にある巨大スクリーンに映し出すことで、大迫力のデジタル壁画としても楽しめるとのこと。一方の「超日めくりカレンダー」企画では、ニコニコ静画のお絵描きチャットシステムを使ったカレンダー作りを実施。同企画は、前回好評だった『妄想絵日記』をアレンジしたもので、開催日以降の日付のカレンダーをデジタルで作っていく。当日は、一般ユーザーに加え、ゲスト作家の参加も予定。会場にて参加する作家は、永野ようすけ、おはぎ、雪子、絵津鼓、キダニエル、氷川へきる、NON(出演順)で、ネットから参加予定の作家は、アザミユウコ、上原さつき、王嶋環、大竹利朋、木村光博、小雨大豆、さくらえび ちま、サンカクヘッド、立樹まや、春原ロビンソン、フクシマハルカ、つだ こうた、関根光太郎、大沖、MATSUDA98(50音順)。なお、完成したカレンダーは後日、ニコニコ静画内で実際の日めくりカレンダーとして掲載される予定となっている。
2015年04月24日2015年4月25日~26日に千葉県・幕張メッセで開催される動画サービス「niconico」の超巨大イベント「ニコニコ超会議2015」について、新たな情報が発表された。今回発表された情報によると、アジア最大の肉食恐竜「タルボサウルス」の展示が話題を呼んだ「超遭遇スポット」にて、新たな恐竜の追加展示が決定。アフリカに生息した足の速い恐竜「デルタドロメウス」と、恐竜も子育てをすること明らかにした「マイアサウラ」の2体で、記念撮影はもちろん、広大な会場での待ち合わせ場所としても利用できるという。一方、入場口のすぐそばにある展示ホール1の「警視庁ブース」では、ユーモアある誘導で人気のDJポリスが出演。巧みな話術によるパフォーマンスで来場者を出迎えることとなる。今回唯一の政党出展となる「民主党ブース」では、予定されるステージイベントの詳細が明らかに。初日はniconicoで活動するユーザーが政治について気になることを聞く「ニコニコ動画のユーザーが気になる政治について聞いてみた」を開催。枝野幸男氏、蓮舫氏に加え、じゅんじゅん、しらほしなつみ、ぽこたが登壇する。翌日26日には「これからの日本・選挙を若者と考えよう!」を開催し、18歳選挙権の話題を中心に、選挙と日本の未来について若者と意見交換を行うという。登壇者は岡田克也氏、蓮舫氏、小幡和輝氏、椎木里佳氏。このほか、超ゲームエリア内の「超Splatoonゾーン」では、国内未発売の作品「Splatoon(スプラトゥーン)」がお目見え。また、ゲーム実況体験台では「大相撲 超会議場所」にも出演する魁聖が登場し、力士によるゲーム実況を楽しむことができるという。イベントの詳細情報については、公式サイトにて。
2015年04月23日「焼津 長兼丸」は4月25日・26日、千葉県・幕張メッセで開催される「ニコニコ超会議2015」の同社ブースにて、「焼津 長兼丸 オオグソクムシせんべい」を先行販売する。○深海の珍味オオグソクムシをおせんべいに近年、テレビやインターネットを中心とする各メディアで、深海にスポットを当てた番組や企画が人気となっている。その中でもオオグソクムシは"深海のアイドル"と呼ばれ、その変わった見栄えと生態から高い注目と人気を集めている。同商品は、"グソクたん"ことオオグソクムシを使ったおせんべい。従来の漁業では産業利用されることなく廃棄されていたオオグソクムシを新たな海洋資源として見直し、名物土産として活用することで地域の振興に繋げることを目的に開発された。焼津の深海漁船、「長兼丸(ちょうかねまる)」が駿河湾で水揚げしたオオグソクムシを生地に練り込み、煎餅の老舗メーカーである山喜本舗が丁寧に焼き上げた、世界初の"オオグソクムシせんべい"となる。「エビやカニの旨味を凝縮したような濃厚な味」と言われる深海の珍味オオグソクムシの味を体験できる機会となる。12枚入りで、価格は1,500円(税込み)。会場特別価格となる。同社ブースでは、同商品の先行発売のほかにも、ヨコハマおもしろ水族館の協力のもと、元気なオオグソクムシたちを水槽で展示。また、"世紀の新発見"と話題を呼んだ、アルビノオオグソクムシのグッズ販売や、「焼津 長兼丸」の船長である"焼津の深海おじさん"こと長谷川久志、一孝氏親子の来場も予定しており、深海好きにはたまらないブースとなっているという。「ニコニコ超会議2015」は、4月25日10時~18時(最終入場17時30分)、4月26日10時~17時(最終入場16時30分)に開催される。会場は、幕張メッセ国際展示場1~11ホール、イベントホール。入場券(税込)は、1日券:前売1,500円/当日2,000円、通し券:前売2,500円、優先入場券:1日券1,600円/通し券2,700円(先行販売のみ)。未就学児は無料。通し券の当日販売は行わない。
2015年04月21日最先端技術のバーチャルリアリティを使用した「初音ミク」のライブが、4月25日、26日に千葉県・幕張メッセで開催される「ニコニコ超会議」内で行われることが明らかになった。今回のライブは、ロート製薬が発売する目薬『ロート デジアイ』と「初音ミク」のコラボレーションとして実現。2014年の夏にスマホ上でのARライブでコラボレーションを果たしている両者だが、第2弾プロジェクトとして実施される。今回は、未来の映像体験として注目を集めている「Oculus Rift」ヘッドセットを使用し、さらに10名が同じ空間を体験できるという最先端技術を採用した本格的なVRライブ。目の前にいるかのような不思議な感覚を覚える「初音ミク」は、それぞれの視点から多角的に楽しむことができ、LIVE中には、「初音ミク」と目が合うこともあるという。なお、ライブに先がけて、プロジェクトムービーが現在公開中。さらに、イベントに参加できないファン向けに「ニコニコ超会議」の翌日27日からハコスコを利用した動画の一般公開も予定。また『ロート デジアイ』を購入すると抽選で、WEBで公開されるVRライブがスマホでさらに楽しめる、「デジアイ×初音ミクのオリジナルハコスコ」がプレゼントされる。特製ハコスコを使うことで、ブースさながらの臨場感が味わえるという。(C)Crypton Future Media, INC.
2015年04月20日動画サービス「niconico」の「ニコニコチャンネル」にて「ブロマガ」を配信しているチャンネルの有料登録者数が、合計30万人を突破したことが明らかになった。「ニコニコチャンネル」は、企業・団体が動画や生放送の配信ができるプラットフォームとして2008年にサービスを開始し、現在までに6,800チャンネルが開設(うち月額有料チャンネル数は758)。2012年8月に記事コンテンツ「ブロマガ」の配信機能を実装したほか、2013年12月には企業や団体だけでなく一般ユーザーが開設できる「ユーザーチャンネル」をオープンし、一般ユーザーもブロマガや動画・生放送投稿によって課金できる仕組みを提供している。2014年8月に20万人を突破して以降、劇団四季やゲーム実況者によるチャンネルなど約200チャンネルが新たに開設されたことで、幅広いジャンルのファンを集めることに成功し、30万人突破となった。また、一般ユーザーが開設している「ユーザーチャンネル」の登録者数も、プロによるチャンネルと同様に登録者数を伸ばしているという。今回の発表によると、有料登録による平均収益受取額(年間)は、会員数が10位以上のチャンネルで4,458万1,797円、30位以上で2,610万1,696円、50位以上で1,929万5,582円、100位以上は1,222万9,607円。そのうち、ユーザーチャンネル上位5チャンネルの平均収益受取額は3,380万458円、上位3チャンネルは4,909万6,152円となり、それぞれ20万人突破時と比較すると、1チャンネルごとの収益性も増加している(年間平均受取額は現在の月額会員数から割り出した予測)。2015年4月15日時点のブロマガ有料登録者数上位チャンネルには、「アイドルマスター ミリオンラジオ!」「M.S.S Projectチャンネル」「OH!! MY!! GACKT!! 」「岡田斗司夫ブロマガチャンネル」「週刊文春デジタル」「西川貴教のウラノミ!! 」「ファミ通ゲーマーズDXチャンネル」「堀江貴文 ブログでは言えないチャンネル」「マックスむらい部 」など。上位30チャンネル(五十音順)は以下のとおり。・animeloLIVE!(月額1,100円)・アールの部屋 (月額1,100円)・アイドルマスター ミリオンラジオ! (月額540円)・アイドルマスターステーション (月額540円)・いい大人達が本気でチャンネルを開設してみた(月額540円)・M.S.S Projectチャンネル (月額540円)・OH!! MY!! GACKT!! (月額864円)・岡田斗司夫ブロマガチャンネル(月額540円)・キャストサイズチャンネル (月額648円)・キヨの人生あまちゃんネル (月額540円)・ゲーム実況ブロマガ「ゲキマガ」 (月額108円)・CINDERELLA PARTY! (月額540円)・週刊文春デジタル (月額864円)・孫崎享チャンネル (月額108円)・竹田恒泰チャンネル (月額864円)・トリプル・ゾーン (月額540円)・鳥海浩輔・安元洋貴の禁断生ラジオ(月額540円)・ニコナナ (月額540円)・ニコニコゲーム実況チャンネル (月額540円)・ニコプロ -ニコニコプロレスチャンネル(月額540円)・ニコレトチャンネル (月額540円)・西川貴教のウラノミ!! (月額648円)・パチンコ/パチスロ ジャンバリ.TV (月額540円)・ファミ通ゲーマーズDXチャンネル (月額540円)・堀江貴文 ブログでは言えないチャンネル (月額864円)・マックスむらい部 (月額540円)・めいこいファンクラブ (月額540円)・やまだひさしの やまちゃんねる (月額540円)・『ライフログ』生主ブロマガ (月額108円)・Lady Go!!ホワイトちゃんねる (月額540円)
2015年04月17日ドワンゴは25日、東京・六本木のニコファーレにて、4月25日、26日に千葉県・幕張メッセで開催される「ニコニコ超会議2015」に関する記者発表会を開催した。今回は、新たにゴールデンボンバー、木根尚登(TMN)、私立恵比寿中学、HISASHI(GLAY)らの出演が発表されたほか、プロレスリングを会場内に設置してさまざまな企画を行うという。また、休憩所にはJALがステップカーを設置し、ファーストクラスシート体験を実施。超会議では初となるお化け屋敷をお化け屋敷プロデューサーの五味弘文氏が手がけるなどニコニコらしいバラエティに富んだ発表内容となった。○出展企業・団体に警視庁まずは出展企業・団体の追加発表から。新たに民主党、次世代の党が出展が決定し、さらに超会議初となる警視庁の出展も発表となった。当日は、ネットで話題になったDJポリスも出演するという。また、今年も在日米陸軍の参加が決定している。○ステージイベントに有名人が続々参加決定多数の著名なアーティストが参加する「ニコニコ超会議」だが、今年も豪華な顔ぶれが出揃った。「超音楽祭2015」では、アイドルマスターの声優陣に加え、アップアップガールズ(仮)や、超特急、でんぱ組.inc、松岡充、小林幸子など多彩な顔ぶれが登場。さらに陸上自衛隊中央音楽隊がこのラインナップに加わっているのが実にニコニコらしい。ジャンルや世代を超えて、さまざまなアーティストが個性豊かなステージを見せてくれるだろう。「超SPステージ」では、「ニコニコ生放送」に番組を持っている有名人が出演し、生でトークを観覧することができる。ゴールデンボンバーや松岡充、GLAYのHISASHIらが出演するので、見たい人はしっかりスケジュールを確認して臨もう。一般人でも気軽にステージに上がれる「超演奏してみた」ステージには、TM NETWORKの木根尚登の他、私立恵比寿中学、そしてGLAYのHISASHIが出演する。有名アーティストとセッションするチャンスがあるかもしれない。○超ゲームエリア有名人の出演で盛り上がりは確実は音楽系ステージだが、それ以上に盛り上がりが期待できそうなのが「超ゲームエリア」。1月にはニコニコのゲームイベント「闘会議2015」がやはり幕張メッセで開催され、大きな盛り上がりとなったが、それだけニコニコにおいてゲームというコンテンツの人気は抜群に高い。今回の超会議では、ゲーム体験や実況ストリートといったブースのほか、スーパーマリオ30周年スペシャルステージが開催。『ゲームセンターCX』とのコラボが実現したことで、有野課長が登場し、実況に生挑戦するという。キヨ(最終兵器俺達)やP-Pといった人気実況者も出演予定だ。○超アニメエリア「超ゲームエリア」に並ぶ人気を誇る「超アニメエリア」。毎年、超会議では各ブースに行列ができる。今回は『弱虫ペダル』『SHIROBAKO』『暗殺教室』『ご注文はうさぎですか?』『ゴルゴ13』『アイドルマスター』という6作品がブースを出展。それぞれオリジナリティあふれる企画を打ち出しているが、どれもユーザー参加型かつ体を使ったアトラクション型であることが特徴だ。例えば『弱虫ペダル』では6人対6人のチームに分かれ、実際に用意されたロードバイクに乗ってレースを行う。もちろん、会場内を走るわけではなく、その場でこぐことになるが、目の前のスクリーンには流れる景色が映し出されるなど、かなり本格的にロードレースを疑似体験できる。『ご注文はうさぎですか?』は、ネット流行語にもなった「あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~」にちなんだランニングバンジー企画を実施。体に(おそらくゴムの)紐をつけ、思い切り走って好きなキャラクターの抱きまくらをゲットするというものだ。抱きまくらは市販されているものではなく、数量の問題もあるため、難度はかなり高めだという。『ゴルゴ13』は、なんとワイヤーアクション。超アニメエリアの上空をワイヤーで横切りながら、標的を射撃するという体験型の企画だ。すべて体を張った企画ばかり。女性用にはジャージを貸し出すことも検討しているというが、基本的には動きやすい服装で来て欲しいとのことだ。○超会議初となるブースも目白押し今回の超会議が初となる新ブースも目白押しとなっている。まずは相撲に続く格闘技『プロレス』。これまでニコニコでは「GAORA presents 全日本プロレス2012チャンピオン・カーニバル」や「WWE ロイヤルランブル2015」の日本初生中継など、プロレスのネット配信に取り組んできており、そうした流れもあっての新企画となる。また、今回の超会議ではライブイベント「超パーティー」が行われないため、各カテゴリがひとつに集結する場がない。そこで、会場内にプロレスリングを設置し、各カテゴリをまきこんださまざまな企画を行うというわけだ。例えば、現役プロレスラーによる本気の試合はもちろん、「アイドルプロレス」や「ゆるキャラプロレス」、さらにゲーム実況からはM.S.S Projectが出演し、レスラーと実況対決なども行う。さらに飯伏幸太やHARASHIMAなどのイケメンレスラーに床ドン、または汗まみれハグをしてもらえるユーザー参加型の企画など、プロレスと言いつつも実にバラエティ豊か。いや、バラエティに富んだ企画を受け入れられることこそがプロレスの懐の深さか。バラエティ豊かという意味では、やはり初企画となる「超ロボットエリア」も負けていない。『THE NEXT GENERATION パトレイバー首都決戦』に登場する全高10mもの実物大ロボット「98式AVイングラム」が設置されるほか、ソフトバンクの感情認識パーソナルロボット「Pepper」が10台も登場。コミュニケーションをとることはもちろん、その場で来場者が簡易プログラミングを楽しめるという。最新のロボット技術が集結する一方、技術力の低い人限定巨大ロボットコンテスト「ギガヘボコン」にも注目したい。同じく初企画となるのが「超ホラーゲームお化け屋敷」だ。ニコニコ動画では古くから人気のフリーゲーム『青鬼』などを題材にしたお化け屋敷が登場する。お化け屋敷製作を手がけたのは、後楽園ゆうえんち、東京ドームシティなど多数のお化け屋敷制作を手がけた五味弘文氏。今回モチーフになる作品は、『青鬼』『クロエのレクイエム』『月光妖怪』『DeathForest~森からの脱出~』『魔女の家』だ。ファンなら見逃せない。○超会議のお楽しみ、フードメニューが決定超会議といえば、フードメニューも楽しみの一つ。毎回趣向を凝らしたメニューが登場するが、今回も"ネタ路線"を押し出した限定メニューと、普通に食べておいしい通常メニューが用意されている。注目は空耳歌詞でニコニコ動画黎明期から人気の「あんこ入りパスタライス」。あまりにも毒々しい色合いで味の想像がつかない。これはぜひ自分の舌で確かめたい。なお、フードコートは例年、7~8ホールに設定されていたが、今回は超会議の規模を拡大したことで、イベントホールに移動。ここではフードコートの他、巨大な休憩所が設置される。休憩所には、JALの協力により、イベントホールのアリーナと客席をつなぐステップカーが設置。ファーストクラスシートを体験できるコーナーや、現役客室乗務員による「最高のおもてなし」体験、JALパイロットから指導を受けられるフライトシミュレーター体験などもできるという。いよいよ1カ月後に迫った「ニコニコ超会議」。果たして今年はどんな祭りになるのだろうか。
2015年03月26日4月25日、26日に千葉県・幕張メッセで開催される「ニコニコ超会議2015」の会場まで、向井実氏と共に鉄道の旅を楽しむ、恒例の「ニコニコ超会議号ツアー」のチケット販売が、3月17日20時よりスタートした。『向谷実さんと行く「ニコニコ超会議号」2015』と題した今回のツアーは、4月25日朝8:00~8:20頃に東京・品川駅をスタートし、同日12:40~13:00頃に海浜幕張駅へ到着。今年はお座敷列車「華」に乗り込んで「ニコニコ超会議2015」へ向かい、会場到着後はツアー専用ゲートからスムーズに入場することができる。「ニコニコ超会議号2015」オリジナル記念乗車券とオリジナルグッズ付で、昼食には超会議会場で限定販売されるオリジナル駅弁『ミノルまっしぐら(仮)』、オリジナルお茶『おーいミノル』も用意。さらに向谷氏のほか、スーパーベルズと南田祐介氏も乗車し、車内では楽しいトークタイムも用意されているという。チケット価格は、入場券1日券付プランが9,800円、入場券2日券付プランが11,300円。日本旅行公式サイトにて販売されており、募集人数は120名(最小催行人員100名)。詳細は、日本旅行公式サイトまで。(株)日本旅行
2015年03月17日ドワンゴおよびKADOKAWAは、2014年11月より全国10カ所で順次開催しているniconicoのユーザーイベント「ニコニコ書店会議」の第9章を、3月8日に福岡県八女市の積文館書店・八女店にて開催する。参加は無料。「ニコニコ書店会議」は、2014年10月1日に行われたドワンゴとKADOKAWAの経営統合を記念するキャンペーン企画のひとつ。千葉県・幕張メッセで毎年開催される巨大イベント「ニコニコ超会議」、および全国の町で開催される「ニコニコ町会議」に続くniconicoの新しいユーザー参加型イベントとして、2014年11月の鳥取県を皮切りに2015年3月にかけて全国10カ所で順次開催している。いずれも各地域に根差した"書店"を舞台に、「ゲーム実況」「歌ってみた」といったニコニコの人気コンテンツを体験できるコーナーを展開するほか、ビブリオバトル(書評合戦)や作家のトークショーなど書店ならではの企画も実施。イベントの模様はニコニコ生放送にて中継し、"本屋の魅力"や"本の面白さ"を全国に発信していく。すでに8カ所での開催を終えているが、イベント当日の来店者数は、各店舗とも通常の3~5倍増を記録したという。今回開催される「ニコニコ書店会議」では、著書『ぼっけえ、きょうてえ』で第6回日本ホラー小説大賞、第13回山本周五郎賞を受賞した岩井志麻子氏が登場し、事前に寄せられたユーザーのお悩みごとを解決するトークイベントを実施。さらに、アニメ「艦隊これくしょん-艦これ」「新妹魔王の契約者」でCVをつとめる野水伊織氏によるスペシャルイベントも予定される。このほか出演者は、タイチョー(いい大人達)、おっさん(いい大人達)、セピア、コジマ店員、めろちん(ギルティ†ハーツ)。なお、高校生(18歳)以下の来場者には、来店特典としてniconicoの「1年間プレミアム会員券」が配布される。イベントの詳細およびスケジュールは公式サイトまで。
2015年03月06日ドワンゴは17日、4月25日、26日の2日間にわたって千葉県・幕張メッセで開催される「ニコニコ超会議2015」の記者発表会を開催した。昨年、話題を呼んだ「大相撲 超会議場所」を「リアルSUMOU」版として再び開催するほか、自衛隊ブースには「PAC-3」を展示。国立科学博物館とのコラボにより、待ち合わせ場所として全長約9メートルの「タルボサウルス」の等身大化石の設置、2015年春に40周年を迎える世界最大規模の同人誌即売会「コミックマーケット」の初出展となる「超コミケットスペシャル」など、今年の超会議も見どころ満載になりそうだ。なお、前回まで「ニコニコ超会議」の夜に行われていた「ニコニコ超パーティー」は、今年は、10月25日に会場をさいたまスーパーアリーナへ移して開催される。「ニコニコ超会議」は、4月25日、26日の2日間にわたって幕張メッセで開催されるニコニコ動画最大の祭典。毎年10万人以上を動員しており、今年で4回目の開催となる。いよいよ開催まで約2カ月と迫り、今回の発表会でイベントの全容が見えてきた。まずはキービジュアル。「この国には、たくさんのネ申がいる。」をキャッチコピーに、大相撲や自衛隊、コスプレイヤー、鳥居などが描かれたニコニコらしいカオスなビジュアルに仕上がっている。すでに発表があった通り、今回の超会議はこれまで使っていなかったホールも含め、幕張メッセすべてのホールを使用。昨年よりも規模を拡大しての開催となる。協賛企業には、新たに「日本航空株式会社(JAL)」が加わり、カテゴリー協賛も9社に増加。ブースを出展する企業は60社を超えており、ニコニコが独自に出す40以上のブースと合わせて、全体のブース数は100を超えるまでになるという。それだけに、今回の発表も盛りだくさんで、すべてを紹介することは難しい。個別の情報については公式サイトを参照していただくとして、発表内容から特に注目すべきブース・イベントをピックアップしていこう。まずは前回に引き続き、今回も開催されることが決定した「大相撲 超会議場所」だ。白鵬、日馬富士、鶴竜の三横綱をはじめとする幕内力士や親方など、総勢250名が登場し、大相撲巡業を超会議で行うというもの。昨年も大いに話題になったが、2回目となる今年はさらなる激戦が期待できそうだ。また、ニコニコユーザーをざわつかせたのが、「SUMOU」とのコラボレーションだ。「SUMOU」とは、古くからネットの一部で親しまれ、初期のニコニコ動画にアップされたことで人気が一般にも広がった画像ネタ。今回の大相撲イベントは、この「SUMOU」を超会議の会場で披露するとのことで、いったいどんなTORIKUMIが見られるのか目が離せない。実際に何が行われるのかは、まだ謎に包まれており、今後の続報が待たれる。発表会では、「SUMOU」の動画を力士に見せる場面がVTRで流れ、どの力士も笑顔を見せていたのが印象的だった。ちなみに大砂嵐曰く「この動画、何回も見ています」とのことだ。会場が昨年よりもさらに広くなるということで、待ち合わせ場所として使える大きな目印が必要――とは運営の弁である。幕張メッセ全域で開催される超会議だが、そこでコラボレーションしたのが、なんと国立科学博物館。ここに収められている全長約9メートルの肉食恐竜「タルボサウルス」の等身大化石のほか、複数の恐竜の化石が超会議会場にやってくるという。
2015年02月18日2002年よりテレビ朝日系列で放送された特撮TVドラマ 『仮面ライダー龍騎』の全50話が、動画サービス「niconico」の「ニコニコチャンネル」にて、2月6日より期間限定で無料配信がスタートしている。『仮面ライダー龍騎』は「平成仮面ライダーシリーズ」の第3作にあたる作品。2月6日に第1話~17話、2月10日に第18話~34話、2月13日に第35話~50話と、全50話を3回に分けて無料配信する。詳細は公式チャンネルから。さらに、2月23日からは、動画サービス「ニコニコ生放送」にて『ズバっと!仮面ライダー&スーパー戦隊特集』を実施。人気作『仮面ライダー555』を皮切りに、『百獣戦隊ガオレンジャー』『仮面ライダークウガ』『爆竜戦隊アバレンジャー』『仮面ライダーディケイド』『仮面ライダーアギト』『侍戦隊シンケンジャー』『快傑ズバット』の全8作品を連日一挙放送する。スケジュールなど、詳細は「仮面ライダー無料生放送まとめチャンネル」まで。(C)石森プロ・東映
2015年02月10日プレナスが展開する定食レストランの「やよい軒」は2月3日、季節の魚定食「ぶりの照焼定食」を発売する。同商品には、脂がのった天然ぶりを使用する。しょうゆ、本みりん、しょうがなどで下味をつけ、注文を受けてから店舗で調理。甘辛いしょうゆダレを絡め、外は香ばしく中はふっくらと焼き上げる。付け合わせには、れんこん、にんじん、しいたけと厚揚げの煮物を添えた。価格は890円(税込)。
2015年01月29日ドワンゴは1月18日、香川県高松市の「宮脇書店 総本店」にて「ニコニコ書店会議」を開催する。「ニコニコ書店会議」は、同社が運営する動画サービス「niconico」のユーザーイベントで、2014年10月1日に行われたドワンゴとKADOKAWAの経営統合を記念したキャンペーン企画のひとつ。毎年幕張メッセで開催されるイベント「ニコニコ超会議」の派生イベントとして、2014年11月から2015年3月にかけて全国10カ所で行われている。各地域に根差した書店を会場に、同サービスの人気コンテンツ 「ゲーム実況」「歌ってみた」 を体験できる来店者参加型のコーナーを展開するほか、ビブリオバトルや作家のトークショーなど書店ならではの企画も実施。イベントの模様は「ニコニコ生放送」でインターネット中継し、さまざまな企画を通じて"本屋の魅力"や"本の面白さ"を全国に発信していくという。これまで4カ所で開催され、各店舗のイベント当日の来店者数は、いずれも通常の3~5倍増となったとのこと。今回「宮脇書店 総本店」にて行われる同イベントには、プロゲーマー・梅原大悟氏をはじめ、コミック『ウメハラ FIGHTING GAMERS!』の原作者・折笠格氏と作画・西出ケンゴロー氏、ゲーム実況で活躍するM.S.S Project、「踊ってみた」で活躍する"めろちん"などが登場。また、来店特典として、高校生(18歳)以下の人には「1年間プレミアム会員券」を配布する。なお、今後は茨城県守谷市の「WonderGOO 守谷店」や、愛知県岡崎市の「いまじんウイングタウン岡崎店」などで開催予定。
2015年01月16日ドワンゴは、動画サービス「ニコニコ動画」の音声再生に特化した人気のiOSアプリ「NicoBox」を取得し、同社公式アプリとして1月8日より運用を開始した。「NicoBox」は、ニコニコ動画を音声で手軽に楽しめる動画プレイヤー。音声再生に特化したことで、既存のniconicoアプリによりも、さらにスピーディーにニコニコ動画の音楽を楽しめる。また、ランキングや検索からお気に入りの動画を見つけて、自分だけのプレイリストを作成・編集することも可能。バックグラウンド再生にも対応する。アプリは無料配信され、niconicoのアカウントがなくとも利用することができる。
2015年01月09日