太平洋沖4,800kmという死の海域で捕鯨船"エセックス号"を襲った衝撃の実話を描いた『白鯨との闘い』(2016年1月16日)のロン・ハワード監督がこのほど、過去に手掛けた名作『アポロ13』との意外な接点を明かした。『アポロ13』は、1970年に月に向かって打ち上げられたアポロ13号を襲った爆発事故と、宇宙で酸素と燃料を失うという絶望の状況から奇跡の生還を果たした実話をもとにした作品。一方の『白鯨との闘い』は、19世紀に太平洋のど真ん中で、体長30メートルの巨大な鯨によって船を沈められるも、絶望の漂流生活から生還した捕鯨船"エセックス号"の乗組員たちの物語だ。共に奇跡のような実話を描いた2つの作品を、ロン監督は「従兄弟」と表現。「"『アポロ13』の従兄弟"というのは、舞台は違っても構成の面がとてもよく似ているという意味なんだ。でも、本作は宇宙よりももっとダークな場所へと旅路に出て、ストーリーはもっと複雑だ。ある意味では、『アポロ13』よりもっと現代的な映画だと言える」と語る。続けて、「作品のコアとなるのは、どうやって人間が困難な状況をはいあがっていくか? 家に帰るということが、どれほど心を惹きつけてやまない切迫したものか? という問いかけだ。誰もが共感でき、感情移入できるストーリーだと思う」とコメント。作品の舞台は約2世紀前だが、家族のために必至で生き抜こう(帰ろう)とする男たちのドラマは、時代を問わず共感できるものだと自信をのぞかせた。(C)2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC ALL RIGHTS RESERVED.
2015年12月19日フィリップスは8日、IPS-ADSパネルを採用する31.5型ワイド液晶ディスプレイ「BDM3201FC/11」を発表した。12月下旬から発売し、価格はオープン、店頭予想価格は36,800円(税込)前後。1,920×1,080ドット(フルHD)に対応した31.5型ワイド液晶ディスプレイ。独自技術「SmartContrast」では、色調整やバックライト強度を自動制御し、コントラストを動的に調整しながら見やすく鮮やかな画面を出力する。加えて、画面に表示されるコンテンツを分析し、コントラスト、彩度、鮮明度を調整する「SmartImage」も搭載。用途に合わせて、オフィス、写真、映画、ゲーム、エコノミーなどのモードを選択することで、表示を動的に最適化する。主な仕様は、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、液晶パネルがIPS-ADSの半光沢(ハーフグレア)、視野角が上下左右とも178度、輝度が300cd/平方メートル、コントラスト比が1,200:1(スマートコントラスト比が20,000,000:1)、応答速度が6.5ms(スマートレスポンス時:3ms)。映像入力インタフェースはDVI-D×1、D-sub×1。VESAマウント100mmに対応し、本体サイズはW726×D180×H495mm、重量は6kg。
2015年12月09日ロン・ハワードが、スリラー映画『The Girl Before』を監督することになった。原作は、来年秋にアメリカで出版される予定の同名小説。その他の情報主人公の女性は、ある家を気に入り、それをデザインした男性に恋するようになるが、3年前にその家では、別の女性が死んでいたことを知る。作家の名前はJ.P.デラニーだが、これは作家トニー・ストロングのペンネームではないかと言われている。ハワードの次回公開作は、クリス・ヘムズワース主演の『白鯨との闘い』。その後には、『ダ・ヴィンチ・コード』シリーズ最新作『インフェルノ(原題)』が控えている。また、ダグ・リーマン監督、トム・クルーズ主演の犯罪スリラー『Mena』のプロデューサーも務める。文:猿渡由紀
2015年11月30日フィリップス エレクトロニクス ジャパンは11月17日、超音波診断装置解析ソフトウェア「ハートモデルA.I.」の販売を開始すると発表した。「ハートモデルA.I.」は、同社の超音波画像診断装置「EPIQ 7」に搭載可能なソフトウェアで、心臓の超音波画像から得られた3D データを短時間に処理し、左心室駆出率(LVEF)、左心房容量(LA Volume)などを自動で定量解析することができる。LVEFとLA Volumeは心臓の診断や治療方針を決める上で重要な指標とされており、LVEFは僧坊弁や大動脈弁の手術適用におけるガイドラインの指標として用いられているほか、LA Volumeは急性心筋梗塞後の生存率を予測する指標として利用されている。複雑な構造の心腔では、3Dスキャンによる定量化が理想とされる。そのため、CTやMRIのデータがゴールデンスタンダードとされる一方で、超音波検査においては3Dデータの解析には専門的な知識が必要であり、複雑で時間がかかることから2Dデータからの解析が一般的とされている。これに対し、同ソフトウェアを用いることで従来の2Dによる解析に比べ、3倍から6倍の速さで3Dでの解析結果が得られるとの研究結果もあり、現在一般的に行われている2Dでの検査フローの中で3D解析を行うことが可能となる。また、精度はMRI によるデータと同等であるという。「ハートモデルA.I.」の希望販売価格は1250万円(税抜き)で、国内初年度の販売台数は約100システムを見込んでいる。
2015年11月18日オンキヨー&パイオニアイノベーションズは11月12日、フィリップスブランドのBluetooth対応スポーツイヤホン「SHQ8300」を発表した。カラーはライムグリーンを基調とした「SHQ8300LF」とブラック・ホワイトの「SHQ8300WS」の2色。発売はSHQ8300LFが11月中旬で、SHQ8300WSが12月中旬。価格はオープンで、推定市場価格は13,800円前後(税別)。SHQ8300は、フィリップスのスポーツイヤホンシリーズ「ActionFit」の新モデル。IPX2に準拠した防滴性能を持ち、雨や汗などの影響を受けにくい。周囲の音を遮らないオープン型のデザインを採用。3サイズ(S/M/L)のイヤーキャップに加えて、スポーツ中も耳にフィットする耳かけ型イヤーキャップも付属する。Bluetoothのバージョンは4.1で、NFC機能を搭載。Bluetoothを利用した音楽共有機能「MusicChain」に対応しており、SHQ8300で聴いている音楽を、同機能に対応した他のイヤホンやヘッドホンとワイヤレスで共有できる。ドライバー径は13.6mm。再生周波数帯域は15Hz~22kHz。インピーダンスは32Ω。感度は107dB。バッテリー駆動時間は約5.5時間(音楽再生時)。本体の質量は約42g。
2015年11月12日オンキヨー&パイオニアイノベーションズは11月12日、フィリップスのBluetooth対応イヤホン「TX2BT」「SHB5900」とヘッドホン「SHB3185」を発表した。発売は11月中旬。価格はオープンで、推定市場価格は、TX2BTが15,800円前後、SHB5900が12,800円前後、SHB3185が10,800円前後(いずれも税別)。○TX2BTTX2BTは、13.5mm径の大口径ドライバーを採用したBluetoothイヤホン。磁束密度の高いネオジウムマグネットを使用し、ダイナミックなサウンドを再生する。また、オーバルサウンドチューブを採用することで、快適な装着性を実現している。Bluetoothのバージョンは3.0+EDRで、NFC機能を搭載。通話用のマイクが付いたコントロールユニットを装備しており、再生、一時停止、曲送り、曲戻し、音量調節、通話切り替えなどの操作が可能だ。Bluetoothを利用した音楽共有機能「MusicChain」も搭載。TX2BTで聴いている音楽を、同機能に対応した他のイヤホンやヘッドホンとワイヤレスで共有できる。再生周波数帯域は6Hz~22kHz。インピーダンスは32Ω。感度は108dB。バッテリー駆動時間は約5.5時間(音楽再生時)。質量は約15.4g。○SHB5900SHB5900は、8.6mm径のドライバーを搭載したBluetoothイヤホン。TX2BTと同様に、Bluetoothのバージョンは3.0+EDRとなっている。マイク付きコントロールユニット、NFC機能、MusicChain機能をサポートしている。再生周波数帯域は10Hz~22kHz。インピーダンスは16Ω。感度は107dB。バッテリー駆動時間は約5.5時間(音楽再生時)。質量は約11.6g。○SHB3185SHB3185は、32mm径のドライバーを採用したポータブルヘッドホン。ハウジングに音楽の再生、一時停止などを操作できるボタンを搭載している。イヤークッションは軟らかく通気性があり、長時間の利用にも向いている。また、持ち運び時に便利な折り畳み機構を備える。Bluetoothのバージョンは3.0で、NFC機能を搭載。ハウジングには、再生、一時停止、曲送り、曲戻し、音量調節、通話切り替えの操作が可能なコントローラーを装備している。再生周波数帯域は10Hz~22kHz。インピーダンスは24Ω。感度は106dB。バッテリー駆動時間は約11時間(音楽再生時)。質量は約146g。
2015年11月12日フィリップス エレクトロニクス ジャパンは10月8日、油を使用せずに揚げ物調理ができる「ノンフライヤー」の新モデル「フィリップス ノンフライヤープラス ダブルレイヤーセット」を発表した。発売は10月下旬で、価格はオープン。推定市場価格は税別33,200円前後だ。これまで別売りだった「ダブルレイヤー」が標準で付属するモデル。ダブルレイヤーとは、食材を2段に重ねて調理できるようにするための補助アクセサリーだ。とんかつなどのメニューなら、従来の2倍量を一度に調理できるようになる。新モデルではブラックのほか、シリーズ初となるレッドカラーも登場した。主な機能などは「フィリップス ノンフライヤープラス」と同様だ。食材を直接置くクッキングネットは、六角形メッシュ構造でノンスティック加工を施した日本仕様のものを採用している。また、ポップコーンなどの飛び散りやすい食材を調理するための「バスケットカバー」も引き続き付属する。調節可能温度は60℃から200℃まで(5℃刻み)、タイマーは60分まで1分刻みで設定可能だ。容量は最大2.2L / 800g。サイズはW28.7×D38.4×H31.5cm、重量はバスケット、クッキングネット、ダブルレイヤーを含む状態で5.8kg。
2015年10月08日オンキヨー&パイオニアイノベーションズは10日、フィリップスのエントリー向けイヤホン「SHE9720」を発表した。発売は9月下旬。価格はオープンで、推定市場価格は税別3,980円。SHE9720は、2013年に発売された「SHE9710」の後継モデル。ネオジウムマグネットを採用した8.6mm径ドライバーを採用する。本体にターボバス孔(空気孔)を設けることで低域再生力を高めている。さらに、角度の付いたアコースティックパイプとイヤーキャップが雑音を抑制。繊細な音質を聞き分けるサウンドエンジニア"Golden Ear(ゴールデンイヤー)"が、開発から最終審査まで一貫して関わっている。主な仕様は、周波数特性が6Hz~23.5kHz、インピーダンスが16Ω、感度が103dB、最大入力が30mW、ケーブル長が1.2m、重量が11g。カラーはブラック、ブルー、レッド、ホワイトの4色。イヤーキャップ(S/M/L)、キャリングケース、ケーブルキーパーが付属する。
2015年09月10日フィリップス エレクトロニクス ジャパン(フィリップス)は9月1日、タブレット型超音波診断装置「VISIQ」の販売を、フクダ電子を通じて同日より開始すると発表した。「VISIQ」はタブレット型タッチパネル式の専用本体と、USBで接続する腹部用のコンベックスプローブ「C5-2」トランスジューサーという構成で、複数の画像自動最適化機能を備え、高画質で簡便に超音波装置を行うことができる装置となっている。タッチパネルはピンチイン・ピンチアウトで拡大・縮小を操作できるなどスマートフォンやタブレットPCと同様に直感的な操作方法が可能。また、2D、カラーMモード、パルスドプラなど検査に必要なモードを揃え、腹部全般の検査に対応できるほか、産婦人科用の計測アプリケーションも搭載している。価格はオープンで、フィリップスは国内初年度の販売台数は約250台を見込んでいる。
2015年09月01日●やさしさの7000シリーズと早さの5000シリーズフィリップス エレクトロニクス ジャパンは8月25日、電気シェーバー「7000シリーズ」2製品と「5000シリーズ」5製品を発表した。発売はいずれも9月上旬。価格はオープンで、推定市場価格は7000シリーズが19,800円前後から、5000シリーズが8,980円前後から(いずれも税別)。○肌に「密着」する2シリーズ今回の発表を機に、フィリップス エレクトロニクス ジャパンはシェーバーのラインナップを整理し、フラッグシップの9000シリーズ、肌へのやさしさにこだわった7000シリーズ、スピードを重視した5000シリーズとした。7000シリーズは「センソタッチ2D」シリーズの後継で5年ぶり、5000シリーズは「アクアタッチ」シリーズの後継で3年ぶりの新製品となる。なお、9000シリーズは2014年発売のモデルを継続して販売する。フィリップスのシェーバーは、3基のシェービングヘッドを持った回転式を採用する。回転式は、往復式に比べて顔の輪郭にフィットしやすく、異なる長さやさまざまな方向に生えたヒゲをキャッチできるのも特徴だ。7000シリーズと5000シリーズでは、回転式の強みともいえる肌への密着性を高め、フラッグシップの9000シリーズに迫る密着性を実現した。これにより、凹凸が多いあごの下や喉もとなどをより滑らかに剃れるようになり、7000シリーズでは肌あたりのやさしいシェービングを、5000シリーズではよりスピーディーなシェービングを追求している。○敏感肌の人にオススメ「7000シリーズ」7000シリーズは、肌にやさしいシェーバーを目指したモデル。日本人男性を対象に調査した結果、半数以上が「自分は敏感肌だ」と感じ、シェーバー購入時に「肌へのやさしさ」を重視しているという調査結果に着目して開発された。シェービングヘッドには、微細なビーズコーティングを施した「スキンコンフォートリング」を採用。肌との接触箇所を少なくすることで摩擦を低減し、滑らかな肌あたりを実現している。また、「5方向ダイナミックフレックスヘッド」により、顔の輪郭に隙間なく密着したシェービングが可能だ。肌あたりよく調整された外刃とヒゲを根もとから引き上げる内刃を採用した「ジェントルプレシジョン刃」によって、スムーズな深剃りとやさしい肌あたりの両立を図っている。第三者調査機関での試験結果をふまえて「フィリップス史上最高の肌へのやさしさ」を謳う。推定市場価格は充電洗浄機付きの「S7310/26」が24,800円前後、充電洗浄機なしの「S7310/12」が19,800円前後(いずれも税別)。いずれも本体サイズはW60×D63×H164mm、重量は164g。本体色はホワイト&ブルー。電源は内蔵バッテリーで、約1時間でフル充電される。最大使用時間は約50分。IPX7相当の防水性能を持つ。○5000シリーズ日本人男性を対象に行った調査によると、7割以上が「素早く剃れる」ことを重要視している。これをふまえて開発されたのが5000シリーズだ。内刃の回転数を10%アップして早剃りできるターボモードを搭載し、すばやいシェービングができるシェーバーを目指した。「5方向フレックスヘッド」を採用し、顔の輪郭に密着しながら深剃りを実現。さまざまな長さのヒゲを捉える外刃と、寝ているヒゲを起こす特殊構造を組み合わせた「マルチプレシジョン刃」により、少ないストロークですばやくカットできるという。推定市場価格は「S5390/26」が16,800円前後、「S5390/12」が12,800円前後、「S5270/12」および「S5210/12」が10,800円前後、「S5075/06」が8,980円前後(いずれも税別)。いずれも本体サイズはW61×D67×H164mm、重量は173g。本体カラーはS5390/26およびS5390/12がブラック&レッド。S5270/12とS5075/06が本体色がブラック、S5210/12がブラック&ホワイト。電源は内蔵バッテリーで、約1時間でフル充電される。最大使用時間はS5390/26とS5390/12が約45分、S5270/12、S5210/12、S5075/06が約40分となっている。●日本のヒゲ剃り環境を研究して開発○シェービングのトラブルを分析して開発8月25日には製品発表会を開催。フィリップス エレクトロニクス ジャパン メンズグルーミング マネージャーの藤井崇雅氏が登壇し、製品開発の背景や製品の詳細について説明した。シェーバーは、フィリップスがワールドワイドで展開する製品カテゴリで、開発も本社のあるオランダを中心に進められている。とはいえ、実は日本は世界に冠たるヒゲ剃り大国で、フィリップスは日本市場を重視しているという。藤井氏は「世界的に見ると、ヒゲをたくわえたり、整えて生やしたりという人が増える傾向にある。そんななか、日本だけはヒゲをすべて剃る人がほとんどで傾向に変化もない。また、日本は電気シェーバーが普及しており、成人男性のほぼ半数がシェーバーを使っている(残り半数は安全カミソリを使用。両方使用する人もいる)。このため、日本のシェーバー市場は米国や中国に次ぐ3位だが、とても重要視されている」と述べる。広尾プライム皮膚科院長で医学博士の谷裕子先生によれば、シェービングトラブルの多くは、無用な圧力や過度な摩擦に由来する肌の痛みや赤み。清潔な刃でヒゲを剃るのは大前提として「短時間で効率的に少ない圧で剃ることが大切」、そのために「しっかり肌に密着するシェーバーを選ぶべき」だそうだ。回転式シェーバーは往復式シェーバーに比べると、あご下の凹面と頬の凸面のどちらにも少ない圧で密着でき、さらにより広い接触面積を実現できるという優位点を持つ。これらの調査結果を背景に、肌にやさしい7000シリーズと、すばやく剃れる5000シリーズという2つのコンセプトがワールドワイドで採用されたという。日本市場向けに工夫したところとして、藤井氏は「7000シリーズにおいて、シェーバーの本体カラーでは珍しい白を採用した」と語る。プレミアム感と清潔感を醸し出すカラーとして、チャレンジングな投入だそうだ。また、5000シリーズについては「日本の若年層から高い支持を得られそうな色とカタチを目指した」とする。発表会の会場では、製品が展示され、実際に手にとって試せた。回転式と往復式のちがいを見るデモでは、凹凸のあるラバーボードにホワイトボード用のペンで書かれた落書きを、布をかぶせたシェーバーヘッドでこすり、効率よく消せる様子を実演。回転式は無理に押し付けなくても肌に密着するとアピールしていた。
2015年08月25日●手磨きの10倍、歯垢を除去フィリップス エレクトロニクス ジャパンは8月20日、音波式電動歯ブラシ「ソニッケアー」の新モデルとして、歯垢除去に特化した「ソニッケアー フレックスケアー プラチナ」と舌の汚れを除去できるブラシが付属した「ソニッケアー ダイヤモンドクリーン」、ステインオフに特化したモードを持つ「ソニッケアー ヘルシーホワイト プラス」を発表した。9月上旬から順次発売する。価格はいずれもオープン。ソニッケアーは音波水流を起こして歯の汚れを除去する電動歯ブラシ。音波水流は毎分約31,000回の超高速振動とブラシヘッドの幅広い振幅によって発生。歯間などブラシが届きにくい箇所のバイオフィルムを押し出して、洗い流す効果があるという。○ソニッケアー フレックスケアー プラチナソニッケアー フレックスケアー プラチナは、「ディープクリーンモード」を新しく搭載したモデル。ディープクリーンモードは磨き残しやすい箇所などに適したモードで、洗浄する動きと歯ぐきを刺激する動きを交互に行い、3分間ブラッシングする。また、歯垢除去に特化した「アダプティブクリーンブラシヘッド」が付属する。アダプティブクリーンブラシヘッドは、ブラシ毛の根もとにゴム素材を使用し、毛先の可動領域を広げた替えブラシだ。ゴム素材を採用したことで、ブラシがしなやかに動き、歯と歯ぐきに毛先がフィットする。同社の替えブラシ「ダイヤモンドクリーンブラシヘッド」と比較して、約4倍の面積を効率よく磨けるという。手磨きと比較して約10倍の歯垢除去力を実現した。ブラッシングモードはディープクリーンのほか「クリーン」と「ホワイト」の計3モード、強さは「高(ノーマル)」「中(センシティブ)」「弱(エキストラソフト)」の3段階から選択可能だ。サイズは直径31.8mm×高さ252mm、重量は143g。約24時間でフル充電され、1日2回・2分間使用した場合、約3週間の使用が可能だ。紫外線除菌器が付属する「HX9172/28」と付属しない「HX9112/27」の2モデルを用意。発売は9月上旬で、推定市場価格はHX9172/28が24,800円前後、HX9112/27が19,800円前後だ(いずれも税別)。○ソニッケアー ダイヤモンドクリーンソニッケアー ダイヤモンドクリーンは、ソニッケアーの最上位モデルに当たる。新開発の「舌磨きブラシヘッド」が付属。舌磨きブラシヘッドは、表面に200個以上のミクロの凹凸を備える舌専用替えブラシ。凹凸が舌乳頭に入り込み、舌の汚れを除去する。別売のマウスウォッシュと併用可能だ。ブラッシングモードは「クリーン」「ホワイト」「ガムケア」「センシティブ」「ポリッシュ」の5モード。サイズはW28×D31×H256mm、重量は135g、充電についてはソニッケアー フレックスケアー プラチナと共通。カラーはホワイト「HX9308/80」とピンク「HX9318/80」の2色。発売は9月中旬で、推定市場価格は税別26,800円前後だ。○ソニッケアー ヘルシーホワイト プラスソニッケアー ヘルシーホワイト プラスは、電動歯ブラシ初心者に向けたモデル。着色汚れ(ステイン)の除去に特化し、強さを3段階で選べるようになった。ブラッシングモードは「クリーン」と「ホワイト」の2モード、強さは「高(ノーマル)」「中(センシティブ)」「弱(エキストラソフト)」の3段階から選択可能だ。サイズはW30×D31×H250mm、重量は133.8g。約48時間でフル充電され、1日2回・2分間使用した場合、約3週間使用できる。発売は9月上旬で、推定市場価格は税別12,800円前後だ。なお、今回新しく替えブラシのラインナップに追加されたアダプティブクリーンブラシヘッドと舌磨きブラシヘッドは単独でも発売される。推定市場価格はアダプティブクリーンブラシヘッドが2本入りで3,180円前後、舌磨きブラシヘッドが2本入りで1,980円前後(いずれも税別)。次ページでは、製品発表会の様子をレポートする。●ソニッケアーの替えブラシは7種類にフィリップス エレクトロニクス ジャパンは8月20日、製品発表会を開催。電動歯ブラシの市場概況や、日本の消費者が抱える口腔内の悩み、そして今回の新しいラインナップ投入に至った背景などが説明された。○オーラルケアは自分の健康のため? 身だしなみのため?フィリップス エレクトロニクス ジャパン オーラルヘルスケア シニアマネージャー 今野麻木氏によれば、日本の消費者は「歯垢・歯石」「口臭」「歯の変色・着色」という大きく分けて3つの悩みを抱えている。また、「自分自身の健康のために口腔ケアを行う」タイプと「身だしなみとして口腔ケアを行う」タイプに分けられるとも説明した。これらを踏まえ、自分自身のために口腔ケアを行う層に向けて「ソニッケアー フレックスケアー プラチナ」を、身だしなみとして口腔ケアを行う層に向けて「ソニッケアー ダイヤモンドクリーン」「ソニッケアー ヘルシーホワイト」を開発した。○歯ブラシで舌ゴシゴシはNG!?続いて、フィリップス エレクトロニクス ジャパン キーアカウントマネージャー 歯科衛生士 上村泰子氏が登壇し、替えブラシの使い方などについてレクチャーした。アダプティブクリーンブラシヘッドと舌磨きブラシヘッドの追加によって、ソニッケアーの替えブラシは全部で7種類に拡充。それぞれの口腔環境に合わせて適切なものを選べるという。今回、ソニッケアーで初めて舌専用の替えブラシが追加されたが、上村氏は「誤った舌清掃は、出血や味覚障害などを引き起こしうるため非常に危険」だと語る。「歯磨きに使った歯ブラシで最後に舌を磨く人が多いが、これはブラッシング時の汚れがそのまま舌に集まってしまうため、汚れを除去するどころか、余計に汚す結果になってしまう。ゴシゴシと力まかせにこすってしまうと、舌乳頭の先端が折れてしまい、出血などにつながる」(上村氏)。舌磨きブラシヘッドでは、微細な凹凸と音波振動によって舌の汚れを浮かび上がらせ、かき出す。奥から手前にゆっくり動かすことで舌清掃が完了する。
2015年08月20日フィリップス エレクトロニクス ジャパンは8月18日、男性向けグルーミング製品としてヒゲトリマー「BT5200/15」と「QT4013/15」、「MG1100/16」、ヘアーカッター「HC5438/15」と「HC3418/15」、「HC3400/15」を発表した。発売は9月上旬で、価格はオープン。推定市場価格は、BT5200/15が6,980円前後、QT4013/15が4,980円前後、MG1100/16が2,980円前後、HC5438/15が5,480円前後、HC3418/15が2,980円前後、HC3400/15が2,480円前後(いずれも税別)。○ヒゲトリマーBT5200/15は、本体のダイヤルによって最小0.2mm単位、17段階の長さ調節が可能で、細かくヒゲの長さを整えたいユーザー向けの製品。「ヒゲリフトコーム」を新しく搭載しており、寝ているヒゲを起こしてムラのないカットを実現する。IPX7相当の防水性能を持ち、丸ごと水洗い可能だ。フィリップスのヒゲトリマーとして初めて「デュアルカットテクノロジー」を採用。デュアルカットテクノロジーは、2枚の刃先の角度や毛の取り込み構造、ボールベアリングによる摩擦の軽減によりカット性能を高める技術のことだ。シャープな切れ味を実現するという。QT4013/15は0.5mm単位、20段階の長さ調節が可能なヒゲトリマー。デュアルカットテクノロジーには対応していない。トリマー部にチタンコーティング刃を採用。本体は防水仕様ではないため、刃・コームのみ水洗い可能だ。MG1100/16には、デュアルカットテクノロジーを採用したヒゲスタイラー、細部のシェービングに役立つミニ網刃シェーバーが付属するほか、ヒゲスタイラーに取り付けるための長さ調整用コーム3種類(1.0mm / 3.0mm / 5.0mm)が付属する。IPX7相当の防水性能を持ち、本体を丸ごと水洗い可能だ。BT5200/15とQT4013/15は充電式。約1時間でフル充電され、最大約60分の使用が可能だ。MG1100/16は乾電池式(単3形乾電池×1本を使用)で、最大約120分の使用が可能だ。サイズと重量は、BT5200/15がW43×D45×H184mm/180g、QT4013/15がW36×D53×H165mm/146g、MG1100/16がW26×D27×H159mm/78g(電池除く)。○ヘアーカッターヘアーカッターは3製品ともデュアルカットテクノロジーに対応。また、髪を取り込むコームはカーブ状の新形状となった。カーブ形状によって寝ている髪も持ち上げてキャッチできる。そのほか、本体とコーム部分にスペースを設けたことで、カットした毛がコーム内に詰まりにくいという。全製品1mmから23mmまでの範囲で長さ調整が可能だ。HC5438/15は1mm単位で23段階、HC3418/15とHC3400/15は2mm単位で12段階の調節ができる。HC5438/15とHC3418/15は充電式。いずれも8時間でフル充電され、HC5438/15は最大約75分、HC3418/15は最大約60分の使用が可能だ。HC3400/15は一般的な家庭用コンセントに接続して使用する。サイズは全製品共通でW50×D50×H187mm。重量はHC5438/15が158g、HC3418/15が132g、HC3400/15が142gだ。
2015年08月18日●マッサージもできる洗顔ブラシ○タッピングエステ機能を持った「ビザピュア アドバンス」フィリップス エレクトロニクス ジャパンは8月5日、洗顔ブラシ「ビザピュア」の新製品として、タッピングエステ機能を追加した「ビザピュア アドバンス」(SC5320/10)を発表した。発売は9月中旬。価格はオープンで、推定市場価格は税別22,800円前後だ。ビザピュアは、毎分250回の回転運動と毎秒110回の音波振動によって、手洗顔の約10倍の汚れ落ちを実現する電動洗顔ブラシ(フィリップス社調べ)。このたび発表されたビザピュア アドバンスは、洗顔ブラシ機能にタッピングエステ機能を追加した家庭用美顔器。専用の「タッピングヘッド」を装着すると、1分間に750回、エステティシャンのフィンガータッピングを模した動きを行う。リンパの流れに沿ってマッサージできるよう、電源ボタンを約2秒間長押しすることによって、左回転と右回転を切り替えられる仕様だ。別売のアタッチメントとして、「フレッシュアイヘッド」を用意。音波振動と回転運動に加えて、クーリングすることで、むくんだ目もとを引き締められるという。フレッシュアイヘッドの推定市場価格は税別3,480円前後だ。NFC(近距離無線通信)に対応し、装着されたヘッドを認識。ヘッドごとに設定されたプログラムに自動で切り替える。サイズはW45×D45×H200mm、ブラシを除く重量は144g。電源は内蔵バッテリーで、約6時間でフル充電される。最大で約60分の使用が可能だ。IPX7相当の防水性能を持つ。ノーマル肌用ブラシ、タッピングヘッド、充電スタンドなどが付属。カラーはパールグリーン。○洗顔ブラシ「ビザピュア」もリニューアルフィリップス エレクトロニクス ジャパンは同日、洗顔ブラシ「ビザピュア」(SC5278/15)も発表した。ノーマル肌用ブラシだけでなく、「アクネブラシ」が付属する。アクネブラシはノーマル肌用ブラシよりも約16%長い毛足を持ち、過剰分泌された皮脂や古い角質を除去。これによって、ニキビや吹き出物ができるのを防ぐという。サイズや重量、充電時間についてはビザピュア アドバンス(SC5320/10)と同様。推定市場価格は税別18,800円前後だ。次ページでは、フランスと日本で活躍するセラピストのCHICO SHIGETA氏も登場した製品発表会の様子をレポートする。●手軽にセルフケアできるデバイスを目指して○セルフマッサージを行っている女性が多い製品発表会には、フィリップス エレクトロニクス ジャパン ビューティカテゴリー マーケティングマネージャーの鍛治いく美氏が登壇し、製品の詳細について説明した。鍛冶氏はビザピュアの特徴を「数値に裏付けされた効果」と語る。ビザピュアは、手洗顔の約10倍の洗浄力を持ちながら、肌への圧力は手洗顔の約1/2であり、洗顔後の化粧水などの浸透率は手洗顔の約1.3倍を実現している(いずれもフィリップス社調べ)。現在、ビザピュアは20以上の国で販売されており、販売台数は累計で50万台を突破したそうだ。フィリップス社が女性の肌悩みについて調査を行ったところ、美容についての意識が高い人ほど、多岐にわたる悩みを抱えていることが分かった。そんな悩みに対して、実際に行っているケアについて質問すると、「自分の手でマッサージ」と回答する人が最も多かった。また、短い時間でできるケア、多機能な美顔器へのニーズも高まっている。そこで、セルフマッサージも行えるビザピュア アドバンスを開発したという。○SHIGETAメソッドをおうちで開発は、日本や海外で活躍する美容のエキスパートたちと共同で行った。特に、オーガニックコスメブランド『SHIGETA』主宰 CHICO SHIGETA氏は、ビザピュア アドバンスの効果を最大限に引き出すための「SHIGETAメソッド」を考案。約5分のケアで、フェイスラインの引き締め効果が期待できるという。SHIGETAメソッドの具体的な方法についてレクチャーする動画は、9月1日11時以降にフィリップスビューティのWebページにて公開される。発表会に登場したCHICO SHIGETA氏は、「ビザピュア アドバンスの開発チームと話した際、根底に女性の肌悩みに応えたいというスピリットがあると感じ、SHIGETAメソッドを開発することにした。短時間で効果が出やすいので、ぜひマスターしてほしい」と語った。
2015年08月05日フィリップスエレクトロニクス ジャパン(フィリップス)は8月5日、脳動脈瘤の低侵襲治療に向けた画像解析システム「AneurysmFlow」の販売を開始したと発表した。同システムは、同社のX線血管撮影装置のイメージガイダンス機能として開発されたもので、頭蓋内動脈ステント留置治療による脳動脈瘤内部および親動脈血管内部の血流パターンの治療前後の変化をリアルタイムに画像解析することができる。これにより、従来のイメージガイダンスでは難しかった、血流形態を客観的にリアルタイムで認識することが可能となり、脳動脈瘤に対するフローダイバーターシステム治療の実施評価と、その方針決定に活用することができるようになる。「AneurysmFlow」の販売価格は2000万円(税込み、仕様により異なる)で、初年度は国内で約30台の販売を見込んでいる。
2015年08月05日フィリップスは3日、AH-IPSパネルを採用する21.5型 / 23型 / 25型ワイド液晶ディスプレイ3モデルを発表した。8月初旬より発売する。価格はオープン。店頭予想価格は税込17,800円前後から。○257E7QDSB/11「257E7QDSB/11」は、ベゼル幅2.5mmの狭額ベゼルを採用する25型ワイド液晶ディスプレイ。解像度は1,920×1,080ドット(フルHD)で、液晶パネルはAH-IPSを採用する。独自技術「SmartContrast」では、色調整やバックライトの抑制を自動的に行い、コントラストを動的に調整する。画面に表示されるコンテンツを分析し、コントラスト / 彩度 / 鮮明度を調整する「SmartImage Lite」も搭載する。主な仕様は、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、液晶パネルがAH-IPS、視野角が横 / 縦ともに178度、輝度が250cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1(スマートコントラスト比が20,000,000:1)、応答速度が14ms(GTG)、スマートレスポンス時:5ms。映像入力インタフェースはHDMI×1、DVI-D×1、D-Sub×1。スタンドのチルト角度は-5度~20度。VESAマウント100mmに対応し、本体サイズはW577×D213×H436mm、重量は約3.73kg。店頭予想価格は税込24,800円前後。○237E7QDSB/11「237E7QDSB/11」は、画面サイズが23型ワイドのモデル。基本機能や仕様は「257E7QDSB/11」とほぼ共通。本体サイズはW532×D213×H414mm、重量は約3.21kg。店頭予想価格は税込19,800円前後。○227E7QDSB/11「227E7QDSB/11」は、画面サイズが21.5型ワイドのモデル。基本機能や仕様は「237E7QDSB/11」とほぼ共通。本体サイズはW499×D213×H398mm、重量は約2.96kg。店頭予想価格は税込17,800円前後。
2015年08月03日オンキヨー&パイオニアイノベーションズは28日、フィリップスのポータブルBluetoothスピーカー「BT2200」「BT50」を発表した。発売は8月上旬の予定。価格はオープンで、推定市場価格は「BT2200」が6,980円前後、「BT50」が3,980円前後(いずれも税別)。○「BT2200」BT2200はIPX6相当の防水性能を持つBluetoothスピーカー。40mm口径のフルレンジドライバーを搭載している。本体にマイクを内蔵し、スマートフォンとのBluetooth接続時にハンズフリー通話が行える。内蔵バッテリーにより、最大約5時間の連続再生が可能。スピーカーの主な仕様は、定格出力が2.8W、周波数特性が40~20,000kHz±3dB、インピーダンスが4Ω。本体サイズはW107.3×H69.1×D58mmで、重量は200g。カラーはレッド、アクア、ブラックの3種類。○「BT50」BT50は、軽量で持ち運びに適したBluetoothスピーカー。防水には非対応となっている。内蔵バッテリーにより、最大約6時間の連続再生が可能だ。スピーカーの主な仕様は、定格出力が2W、周波数特性が100~16,000kHz±3dB、インピーダンスが4Ω。本体サイズはW61×H76×D61mmで、重量は100g。カラーはアクア、グレー、ライム、ホワイト、ブラックの5種類。
2015年07月28日映画『ジュラシック・ワールド』(8月5日公開)の日本公開に合わせ、女優のブライス・ダラス・ハワード、コリン・トレボロウ監督らキャスト・スタッフが7月に来日することが19日、明らかになった。来日が決定したのは、テーマパークの最高責任者クレアを演じるブライスをはじめ、パークに訪れるグレイとザックを演じる若手俳優タイ・シンプキンスとニック・ロビンソン、そしてコリン監督、スピルバーグ作品常連プロデューサーのフランク・マーシャルの5人。ブライスは、『ターミネーター4』以来、約6年ぶりの来日で、タイとニックは初来日となる。5人は、7月13日に実施されるプレミアイベントに参加。主人公オーウェンの日本語吹き替えを担当する玉木宏やクレア役の木村佳乃、グレイ役の松岡茉優ら日本版キャストと対面を果たす予定だ。オーウェンを演じるクリス・プラットは、スケジュールの都合で来日がかなわなかったが、「今回は皆さんの元へ行けずにごめんなさい。でも『ジュラシック・ワールド』を楽しんでくれるとうれしいな! またすぐに会えますように! アリガトウ」と日本のファンに向けたメッセージが届いた。本作は大ヒットとなった『ジュラシック・パーク』シリーズの第4弾となる最新作。これまでのシリーズでは実現に至らなかった恐竜のテーマパークがオープンする。すでに6月12日に全米をはじめとした66の国や地域で公開され、全世界オープニング興収5億2,410万ドルを記録。『ハリーポッターと死の秘宝 PART2』(4億8,320万ドル)を超え、歴代オープニング全世界興行収入記録第1位に輝いた。Chuck Zlotnick / Universal Pictures and Amblin Entertainment
2015年06月23日○ソニッケアー エアーフロス ウルトラ HX8332/01フィリップス エレクトロニクス ジャパンは6月16日、電動デンタルフロスの上位モデルとして「ソニッケアー エアーフロス ウルトラ HX8332/01」(以下、HX8332/01)を発表した。発売は7月上旬。価格はオープンで、推定市場価格は税別19,800円前後だ。HX8332/01は、歯間の歯垢除去率99.9%を実現した電動デンタルフロス。ワンプッシュで3連続のジェット噴射を行う独自技術「トリプルバーストテクノロジー」を搭載。加圧された空気でミクロの水滴を噴射することで、歯ぐきにやさしく歯間を洗浄する。ジェット噴射の回数は1 / 2 / 3回から選択可能だ。ノズルには新開発の専用高性能ノズルを採用。従来モデルに比べて幅広い範囲を洗浄できる。サイズはW40×D53×H243mm、ノズルを含む重量は164.7g。約24時間でフル充電され、上下顎を1日1回洗浄した場合、最大約8日間の使用が可能だ。○継続しにくい歯間ケアフィリップス エレクトロニクス ジャパンは同日、新製品説明会を開催した。フィリップス エレクトロニクス ジャパン オーラルヘルスケア シニアマーケティングマネージャーの前橋香代子氏が登壇し、口腔洗浄器の市場動向のほか、新製品の開発背景、特徴などを説明した。デンタルフロスや歯間ブラシなど手動の歯間洗浄器具を使用している人にアンケートをとったところ、4割の人が継続使用できていない現状が明らかになった。なぜ継続的に使用できていないかというと、「使いづらい」「血が出る」「手を口に入れるのが不潔」などの不満を抱えているからだという。こうした人は電動口腔洗浄器を購入する理由として、「短時間」「簡単」「今まで落とせなかった汚れを落とす」「口の中をスッキリできそう」などを多く挙げる。そこで、短時間で簡単に歯間ケアしたい人、口の中をスッキリさせたい人、今まで落とせなかった汚れを落としたいと思っている人をターゲットに、今回のHX8332/01を開発した。
2015年06月16日●ヨーロッパ生まれのプレミアムヘッドホンPhilips(フィリップス)から登場した「Fidelio M2BT」はBluetoothに対応したオンイヤー型ワイヤレスヘッドホン。スタイリッシュな外観もさることながら、音にこだわるユーザからも熱い視線が注がれる新製品だ。そのM2BTを、Apple WatchとXperia Z Ultra SOL24で聴き比べてみた。○ヨーロッパ生まれのプレミアムヘッドホンFidelio(フィデリオ)は、蘭Philipsが設立した欧州生まれのプレミアムオーディオブランドだ。ヘッドホン、イヤホンなどプライベートオーディオを中心に製品を展開。音の特性を聴き分けるトレーニングを重ねた「Golden Ears」と呼ばれる音の職人たちによる徹底したサウンドチェックもあり、世界のオーディオファンから高い支持を集めている。M2BTは、そのFidelioブランドのワイヤレスヘッドホン。口径40mmのネオジウムマグネット採用ドライバーを搭載し、バスレフ構造のハウジングにより豊かな低域表現を可能とした。表面に高品質レザーを奢ったイヤーパッドは、クッションに低反発素材を使用し長時間の装着も考慮。ハウジング部を90度回転させればフラットな形状となり、持ち運びも容易だ。ところで、M2BTには"姉妹機"といえるヘッドホンがある。それは同時期に発表された「F1」で、口径40mmのドライバーやハウジング、強化ファイバー素材を編み込んだヘッドバンドなど基本構成は共通。違いはBluetooth対応の有無で、付属のオーディオケーブルを使えばF1と同等のワイヤードヘッドホンとして活用できる。言い換えれば、F1にワイヤレス機能を加えたモデルがM2BTなのだ。対応するBluetoothのバージョンは4.0。コーデックはA2DP標準のSBCに加え、AACとaptXをサポートする。NFCにも対応しており、Androidスマートフォン/タブレットなど対応機器であれば軽くタッチするだけでペアリングが完了する。290gという軽さながらバッテリーを内蔵、約3時間の充電で約10時間の連続ワイヤレス再生が可能なこともポイントだ。ワイヤレスで曲操作もできる。右耳側のハウジングには「イヤーシェルコントロール」と呼ばれるBluetooth/AVRCP対応リモコンを装備、再生/停止や曲送り/戻し、音量調整と通話切り替えをジョグダイヤル風のボタンで行える。●"送り出し側"で音は大きく変わる○"送り出し側"で音は大きく変わるFidelio M2BTはワイヤードのヘッドホンとしても利用できるが、その真骨頂はワイヤレス。ここまで記事を読み進めていただいた向きも、Bluetooth接続で聴いたときの音が気になっているに違いない。Bluetooth/A2DPで必須のコーデック(SBC)に加え、より高圧縮/高効率なAAC、それをも上回るaptXで聴けるとすればなおさらだ。試聴には、aptXに対応するプレーヤーとしてXperia Z Ultra SOL24、AACに対応するプレーヤーとしてApple Watchを用意した。Apple Watchはプレイリストを同期すると自律的な再生が可能となり、SBC/AAC対応というiPhone/iPadとスペック的には同水準のプレーヤーになることはあまり知られていないため、敢えて起用したというわけだ。スタイリッシュな新製品同士の組み合わせは、Bluetoothオーディオの再生環境として先端を行くと言っていいだろう。まずは、ワイヤードヘッドホンとしての実力を検証。低域を若干強調しつつも全体の傾向はフラットで、音の輪郭もしっかり。スネアドラムのアタックから収束までもすばやく、ハイハットの音もヌケがいい。ベースの量感は多めで、ロックやハウス系の曲にドライブ感を添える。ワイヤードヘッドホンとしての音を基準に、Apple WatchとペアリングしてBluetooth(コーデックはAAC)で聴いてみると、だいぶ印象が変わる。Apple Watch側の問題と思われる再生開始直後の音飛びはともかく、音の情報量が減り全体的に"痩せて"しまうようだ。タイトな印象だったベースの音も、打って変わってモタつき気味に。同じくコーデックにAACを使うiPhoneが同傾向だったことも、ひと言添えておきたい。ただし、腕に巻いておくだけのApple Watchは機動力抜群、移動時の使用ではまた別な魅力を放つに違いない。送り出し側をaptX対応のXperia Z Ultra SOL24に変えると、再び印象は一変する。輪郭の鮮明さや音場感、ボーカルの定位はワイヤードのときに近く、低域のレスポンスもスピーディー。Apple Watch(AAC)のときは明らかに痩せてしまった音が、だいぶ元の水準に戻ったよう。ポップスを気軽に楽しむときはともかく、音の微妙なニュアンスを感じたいときはaptX対応のスマートフォン/オーディオプレイヤーがお勧めだ。質感高くワイヤレス再生時の音も高水準なFidelio M2BTだが、一つ念押ししておきたい。頭の形が縦長のヨーロッパ人向けにデザインされているのか、少々側圧が高めだ。外耳を押す構造のオンイヤータイプということもあり、どの程度連続使用するのかを頭に入れつつ、店頭で試してみるとよいだろう。なお、この5月よりオンキヨー&パイオニアイノベーションズがフィリップスのオーディオ製品の国内代理店をつとめている。
2015年06月15日フィリップス エレクトロニクス ジャパンは6月9日、2014年6月に発売した家庭用製麺機「ヌードルメーカー」のオプションとして「クッキーキット HR2455」と「平麺キット HR2485」を発表した。推定市場価格はいずれも税別1,780円前後だ。ヌードルメーカーは同社が日本市場向けに開発し、2014年6月に発売した家庭用製麺機。今回オプションとして発売するクッキーキットは幅30mmの波型と幅50mmのフラット型のクッキー生地を作れるキャップ2個、平麺キットはきしめんに適した1.5mm×7mmとほうとうに適した1.5mm×13mmのキャップ2個がセットになっている。クッキーキットにはオリジナルレシピのほか、砂糖とバターの使用量を合わせて約50%カットしたヘルシークッキーのレシピが付属。平麺キットにはクリーニングキットが同梱される。
2015年06月09日フィリップス エレクトロニクス ジャパンは6月4日、LED照明「Philips Hue」のアクセサリーとして、専用スイッチ「Philips Hue Tap Switch」を発売した。価格はオープンで、直販価格は税別6,800円。全国のApple Store店舗およびApple Online Storeにて販売する。Philips Hueは、スマートフォンやタブレットから明るさなどを調節できるスマートLED照明。このたび発売されるPhilips Hue Tap Switchは、スマートフォンなどを介さずに、Philips Hueを操作するためのスイッチだ。ボタンを押した時の電流で動くキネティック駆動を採用しているため、電池などの電源を必要としない。Philips Hue Tap Switchには、4つのボタンが備えられ、それぞれに1つずつ設定を割り当てられる。事前にスマートフォンやタブレットから専用アプリを通じて、好きな色の明かりや消灯などの操作をできるように登録しておけば、スマートフォンなどがなくてもPhilips Hueのオン・オフ操作、シーンの選択を行える。サイズは直径75mm×高さ24mm、本体重量は90g。Philips Hue Tap Switchの使用には、専用のLEDランプ(E26口金)×3個とWi-Fi機能付きブリッジ、ブリッジ用電源アダプタ、LANケーブルがセットになった「Philips Hue スターターセット」が必要だ。
2015年06月04日6月上旬から株式会社フィリップスエレクトロニクスジャパンは6月1日、女性用電気シェーバー「サテンコンパクト」を6月上旬から日本輸入代理店の小泉成器株式会社を通じて、全国の家電量販店、通信販売等で順次販売すると発表した。同社は近年、変化する女性のライフスタイルに併せ、携帯できるモバイル美容機器が普及していることに注目し、日本では今回初となる女性用電気シェーバーを発売する。女性用電気シェーバーを発売する同製品は肌を傷つけることなく、うぶ毛を0.1mmまできれいにカットし、肌をなめらかにすることができる。コンパクト設計で持ち運びにも便利で、ポーチにも入るため自宅だけでなく外出先でも手軽にムダ毛ケアができるため、外出時にムダ毛を見つけてハッとする場面にも活躍してくれる。本体にはパールコーティングを施し、エレガントかつさりげない上質さを持ち合わせた、スタイリッシュなデザインになっている。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社フィリップスエレクトロニクスジャパンのプレスリリース(日経プレスリリース)
2015年06月03日フィリップス エレクトロニクス ジャパンは6月1日、女性向け電気シェーバー「サテンコンパクト」を発表した。全身ケアが可能な「HP6393/00」と、ボディケアに特化した「HP6392/00」の2種類を用意する。発売は6月上旬。価格はオープンで、推定市場価格はHP6393/00が3,480円前後、HP6392/00が2,480円前後だ(いずれも税別)。サテンコンパクトシリーズは、ステンレス製の刃でうぶ毛を0.1mmまでカットできる女性向け電気シェーバー。電源は単4形アルカリ乾電池×1本で、1回5分使用した場合、約12回使用できる。ボディには傷がつきにくいABS樹脂を採用し、パールコーティングを施すことで高級感のある外観とした。HP6393/00は、顔用とボディ用の2つのアタッチメントが付属しており、全身ケアに適している。8mm刃の「顔用アタッチメント」では、額や鼻下などの細かな部分のケアのほか、眉毛用トリミングコームを装着して眉毛の長さを整えることも可能だ。眉毛周りの余分なムダ毛を抜くピンセットも付属する。一方、26mm刃の「からだ用アタッチメント」は、広い範囲のケアに適したアタッチメントだ。HP6392/00には、からだ用アタッチメントのみが付属する。いずれも、本体サイズはW22×D20×H160mm、からだアタッチメント装着時の重量は28g(キャップ、電池含まず)。カラーはHP6393/00がホワイト、HP6392/00がブラック。
2015年06月01日オンキヨー&パイオニア イノベーションズは22日、フィリップスのスポーツ用イヤホン「SHQ4300」など4モデルを発表した。発売は6月上旬を予定している。価格はオープンで、店頭予想価格は2,980円~3,980円前後(以下すべて税別)。今回発表されたSHQ4300、SHQ3300、SHQ1300、SHQ1305は、スポーツ用イヤホン「ActionFit」シリーズの新モデル。ドライバーの素材にはネオジウムマグネットを採用する。音圧感度は107dB。ケーブルと衣服を固定するクリップを備える。3サイズ対応のイヤーキャップとキャリングポーチを同梱する。SHQ4300、SHQ3300はIPX4 / IPX7の防水性能を持ち、本体を水で洗うことができる。SHQ4300は、ワイヤー内蔵のネックバンドを備えたイヤホン。8.6mm径のドライバーを搭載する。再生周波数帯域は5Hz~24,000Hzで、インピーダンスは16Ω。最大入力は20mW。質量は29.9g。カラーはオレンジ / ホワイト、グリーン / グレーの2種類を揃える。店頭予想価格は3,980円前後。SHQ3300は、イヤーフック型のインイヤーイヤホン。8.6mm径のドライバーを搭載する。イヤーフックにはアジャスターを備え、耳にフィットするよう調整できる。ケーブルの素材には耐久性のあるケブラー強化材を使用する。再生周波数帯域は6Hz~24,000Hzで、インピーダンスは16Ω。最大入力は20mW。質量は21.5g。カラーはピンク / グレー、グリーン / グレーの2種類を揃える。店頭予想価格は3,980円前後。SHQ1300は、13.6mm径のドライバー搭載のインイヤーイヤホン。耳にフィットしやすいC型のイヤーキャップを備える。IPX4基準の防沫性能を持つ。再生周波数帯域は15Hz~24,000Hzで、インピーダンスは32Ω。最大入力は10mW。質量は22.8g。カラーはピンク / グレー、グリーン / グレーの2種類を揃える。店頭予想価格は2,480円前後。SHQ1305は、SHQ1300にインラインマイクを搭載したモデル。IPX2基準の防水性能を持つ。カラーはオレンジ / ホワイト、ブラック / ホワイトのの2種類を揃える。店頭予想価格は3,280円前後。
2015年05月22日オンキヨー&パイオニア イノベーションズは22日、フィリップスのインイヤーイヤホン「SHE8100」など4モデルを発表した。発売は6月上旬を予定している。価格はオープンで、店頭予想価格は1,280円~2,980円前後(以下すべて税別)。SHE8100、SHE3800、SHE3805、SHE3010は、フィリップス製インイヤーイヤホンのエントリーモデル。共通仕様は、インピーダンスが16Ω、音圧感度が107dB。SHE8100は、8.6mm径のドライバーを搭載。強度の高いアルミニウム製ハウジングを使用する。再生周波数帯域は8Hz~24,000Hzで、最大入力は30mW。質量は16.8g。カラーはレッド、ブルー、ブラス、ブラック、シルバー、ゴールドの6種類を揃える。店頭予想価格は2,980円前後。SHE3800は、軽量かつ小型の8.6mm径ドライバー搭載イヤホン。密着度の高い楕円形のサウンドチューブを備える。再生周波数帯域は10Hz~22,000Hzで、最大入力は20mW。質量は12g。カラーはレッド、ピンク、パープル、ブルー、ライトブルー、グリーン、ブラック、ホワイトの6種類を揃える。店頭予想価格は1,680円前後。SHE3805は、SHE3800にインラインマイクを搭載したモデル。重量は14g。カラーはピンク、ブルー、ブラック、ホワイトの4種類を揃える。店頭予想価格は2,480円前後。SHE3010は、本体とイヤーキャップにラバー素材を採用したモデル。14.8mm径のドライバーを搭載する。再生周波数帯域は9Hz~22,000Hzで、最大入力は25mW。質量は12g。カラーはレッド、ティール、ブラック、ホワイトの6種類を揃える。店頭予想価格は1,280円前後。
2015年05月22日オンキヨー&パイオニアイノベーションズは5月22日、フィリップスオーディオのハイエンドブランド「Fidelio(フィデリオ)」より、アクティブノイズキャンセリングヘッドホン「NC1」を発表した。発売は6月上旬。価格はオープンで、推定市場価格は30,000円前後(税別)。NC1は、Fidelioブランド初のノイズキャンセリングヘッドホンだ。ハウジングの内側と外側にそれぞれ集音マイクを備えたハイブリッドノイズキャンセリング方式を採用する。ハウジングの外側に配置したフィードフォワードマイクで中高域のノイズを、内側のフィードバックマイクで低域のノイズを検知。これらのノイズを解析し、反転した信号を作り出すことで、ノイズを最大25dB抑制する。ドライバーユニットは口径40mmで、ネオジウムマグネットを使用したもの。再生周波数帯域は7Hz~25kHz、インピーダンスは16Ω、感度は107dB、最大入力は150mWとなっている。バッテリーの連続使用時間は約30時間、充電時間は約2.5時間。ケーブルは着脱式で、長さ1.2mのインラインリモコン付きケーブルが付属する。ケーブルを除いた本体の質量は192gだ。NC1は、5月16日~17日開催の「春のヘッドフォン祭2015」にて参考出展されていた。
2015年05月22日オンキヨー&パイオニアイノベーションズは5月12日、フィリップスのヘッドホン「フィデリオ」シリーズ「F1」「M2BT」を発表した。発売は5月下旬。価格はオープンで、推定市場価格は、F1が22,000円前後で、M2BTが29,000円前後(いずれも税込み)。フィデリオシリーズはその音質とデザイン性により、欧州で高い評価を受けているヘッドホン。○フィデリオ F1F1は、ハイレゾ対応のφ40mmドライバーを採用したオンイヤー型のヘッドホンだ。ドライバーのマグネットには磁束密度の高いネオジウムが使用されている。ハウジングはバスレフ構造をとっており、スリムなスタイルながら豊かな低域表現が可能だ。イヤーパッドは、クッションに低反発フォーム、表面には高品質レザーを採用。高い装着性を実現している。持ち運びの際には、ヘッドホン全体をフラットに畳むことが可能だ。再生周波数帯域は7Hz~40kHzで、インピーダンスは16Ω。感度は107dBで、最大入力は150mWとなっている。ケーブルは着脱式で、インラインリモコンマイクも装備する。本体の質量は108gだ。○フィデリオ M2BTM2BTは、高音質な音声コーデックのaptX、AACに対応したBluetoothヘッドホン。Bluetoothのバージョンは省電力性能を強化した4.0、NFC機能も搭載している。バッテリーによる約10時間の連続再生が可能となっている。ハウジングに「イヤーシェルコントロール」と呼ばれるコントローラーを装備しており、再生/停止、曲送り/曲戻し、ボリューム、通話切り替えの操作が可能だ。M2BTが使用しているドライバーはF1と同一で、ネオジウムウムマグネットを使用したφ40mm。再生周波数帯域は7~23.5kHzと異なるが、インピーダンスと感度、最大入力のスペックもF1と同じだ。本体の質量は290gとなっている。同社によると、2製品の再生周波数帯域の違いは、F1がワイヤード、M2BTがBluetoothという接続方法の違いによるもの。M2BTにもマイクつきオーディオケーブルが付属しており、これを使用した場合には、F1と同等の再生能力を持つとのことだ。
2015年05月12日オンキヨー&パイオニアイノベーションズは5月12日、フィリップスのヘッドホン「フィデリオ」シリーズより「M2L」を発表した。発売は5月下旬。価格はオープンで、推定市場価格は43,000円前後(税込み)。M2LはLightning端子によってiPhoneやiPadとデジタル接続できるヘッドホン。アップルのMFi認証も取得している。ハウジングの内部にDAC(48kHz/24bit対応)とアンプを内蔵しており、ハイレゾ音源には非対応ながら、ノイズを排除した音楽再生環境を提供する。ドライバーは口径40mmで、ネオジウムウムマグネットを使用。再生周波数帯域は7Hz~25kHz、インピーダンスは16Ω、感度は107dB、最大入力は150mW、本体の質量は195g。
2015年05月12日フィリップス エレクトロニクス ジャパン(フィリップス)は4月27日、新型プレミアム超音波診断装置「EPIQ Evolution 1.0」の販売を開始した。同社の超音波診断装置のフラッグシップ機である「EPIQ」を大幅にモデルチェンジした同装置の特徴は、指紋認証と同様のアルゴリズムを採用した「Auto Registration」機能を搭載した点である。「Auto Registration」は超音波診断装置とCTやMRIなどの画像を自動で重ね合わせてリアルタイムかつ高精度に表示する技術。従来の方法では「点」あるいは「面」で位置合わせをしており、きっちりと重ねて表示することはこれまで困難とされ、何度も調整をしなければならないなど、時間と精度の面で課題があった。これに対し、「Auto Registration」機能は、顔認証および指紋認証と同様の技術を導入することで、この課題を克服した。3D-CT画像と3D超音波画像から血管の立体構造を抽出するため、非常に高い精度の位置合わせが可能となるという。同機能は現在のところ肝臓のみを対象としているが、開発に携わったフィリップスIS(イメージングシステム)ビジネスグループ超音波診断装置ビジネスマネージャーの三木綾子氏は「今後のニーズに応じて異なる領域での適用も考えている」と明かした。画像のフレームレート、均一性も向上しており、皮膚から深いところだけでなく、1cm程度の浅い部分もクリアに見る事ができる。また、精巣の微小血管など、非常に細かい血管も見ることが可能だ。「EPIQ Evolution 1.0」の価格は1億円(税込み、仕様により異なる)で、国内初年度の販売台数は約200台を見込んでいるという。
2015年04月27日フィリップスは27日、輝度を保ったままブルーライトをカットする「ソフトブルーテクノロジー」を搭載したワイド液晶ディスプレイとして、21.5型 / 23型 / 27型の3モデルを発表した。3月31日より発売する。価格はオープン。○274E5EDSB/11「274E5EDSB/11」は、1,920×1,080ドット(フルHD)解像度に対応した27型ワイド液晶ディスプレイ。液晶には広い視野角をもつAH-IPSパネルを採用する。ベゼル幅が2.5mmnと狭い「スーパーナローベゼル」設計となっており、画面のチラツキを抑えて目の疲労を軽減する「フリッカーフリー機能」や、輝度を変えずにブルーライトをカットする「ソフトブルーテクノロジー」などを搭載している。主な仕様は、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、液晶パネルが非光沢(ノングレア)のAH-IPS、視野角が水平 / 垂直ともに178度、輝度が250cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1(スマートコントラスト比が20,000,000:1)、応答速度が14ms(スマートレスポンス時:5ms)。映像入力インタフェースはHDMI×1、DVI-D×1、D-Sub×1。スタンドのチルト角度は-5度~20度。VESAマウント100mmに対応し、本体サイズはW622×D237×H470mm、重量は約5.1kg。○234E5EDSB/11「234E5EDSB/11」は、画面サイズが23型ワイドのモデル。機能や仕様は「274E5EDSB/11」とほぼ共通。本体サイズはW532×D213×H414mm、重量は約3.46kg。○224E5EDSB/11「224E5EDSB/11」、画面サイズが21.5型ワイドのモデル。機能や仕様は「274E5EDSB/11」とほぼ共通。本体サイズはW500×D213×H394mm、重量は約3.14kg。
2015年03月27日