米国アカデミー賞で4冠に輝き、世界中を席巻した映画『パラサイト 半地下の家族』の“パク社長”ことイ・ソンギュンの主演最新ドラマ「検事内伝」が、CS放送局「衛星劇場」にて5月14日(木)から日本初放送されることになった。本作は、地方の検察庁で働くごくごく一般的なサラリーマン検事と、中央地検からやってきた超エリート女性検事が反発し合いながらも絆を深めていく、笑って泣けるリーガル・ハートフルドラマ。元検事によるベストセラー・エッセーを原作に、地味で哀愁漂うサラリーマン検事と、子育てとの両立に苦戦する母親検事、プライベート重視の若者検事など、一般社会に通ずる社会人たちのそれぞれの生き様をリアルに描き出した。また、“モッパンドラマ”(「モッパン」=「食べる」+「放送」の造語)として、検事たちが頬張る、食欲そそるサラメシの数々も注目を集めた。ストーリー故郷のジニョンで、野望もなく平凡に暮らしていたごく普通の“サラリーマン検事”のソヌン。そんなある日、ソウルからエリート女性検事ミョンジュが赴任してくる。検事として成功していたはずのミョンジュが、なぜ地方のジニョンへ突然やってきたのか?しかしジニョン支庁の検事たちはそんなことを悠長に考えるヒマもなく、ミョンジュの登場によって振り回されることに。事あるごとに対立するソヌンとミョンジュ。実は2人は大学の同窓で、当時からエリートであったミョンジュは、あることをきっかけにソヌンをライバル視していたのだ。ケンカばかりの2人は果たして分かりあうことができるのか!?そして平穏な日常を壊されたソヌンたちの運命は!?「検事内伝」は5月14日より毎週木曜23時~CS放送局「衛星劇場」にて放送(※2話連続放送)。(text:cinemacafe.net)
2020年03月23日世界を席巻した『友へ チング』の巨匠クァク・キョンテク監督が朝鮮戦争を描き、本国週末興行収入ランキング初登場1位となった超大作『長沙里9.15』(読み:ちゃんさり きゅういちご)が、5月1日(金)より日本公開決定。併せてポスターアートワークと予告映像が解禁された。朝鮮戦争下、北朝鮮の猛攻を受け敗走を続ける韓国軍は、戦況を打開するためマッカーサー将軍の指揮下で大規模な上陸作戦、クロマイト作戦(仁川上陸作戦)を計画していた。この奇襲上陸をなんとしても成功させるべく、軍上層部は無謀ともいえる陽動作戦を発動する。1950年9月15日「長沙里(チャンサリ)に上陸せよ」と命じられたイ・ミョンジュン大尉(キム・ミョンミン)らが率いるのは、訓練期間わずか2週間、平均年齢17歳の772人の学生兵たち…。使い古された武器とわずかな弾薬、そして最小限の食料だけを支給された彼らはいわば「捨て駒」だった。それでも祖国のため、愛する者たちを守るため、土砂降りのごとく降り注ぐ銃弾を受けながら、部隊は決死の上陸を試みる――。朝鮮戦争で伝説の作戦ともいわれたクロマイト作戦(仁川上陸作戦)の裏側で、事実上捨て駒となった学生兵たちとその指揮官の壮絶な死闘を描いた本作。悲壮な覚悟で部隊を指揮するイ・ミョンジュン大尉を演じるのは、『V.I.P. 修羅の獣たち』をはじめ数々の映画に出演し、常に韓国映画界の最前線を走り続ける演技派俳優キム・ミョンミン。そして、真っ直ぐな眼差しで若者たちを引っ張る元学生水泳選手の分隊長を演じるのが、『アンダードッグ 二人の男』でマ・ドンソクを相手に抜群の存在感を見せ、韓国版「花ざかりの君たちへ」でも知られる「SHINee」のメンバー、ミンホ。さらには『トランスフォーマー』『ミュータント・タートルズ』シリーズのハリウッド女優ミーガン・フォックスが、ニューヨーク・ヘラルド・トリビューン紙の従軍記者で、のちにその取材記事で女性として初めてピューリッツァー賞を受賞したマーガレット・ヒギンズを熱演するなど、クァク・キョンテク監督のもとに豪華キャストが結集。実話を基に、『プライベート・ライアン』や『ダンケルク』などを彷彿とさせる、ド迫力のアクションとエモーショナルなストーリーが融合した新たな戦争映画の傑作を生み出した。『長沙里9.15』は5月1日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、5月15日(金)よりシネ・リーブル梅田にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:長沙里9.15 2020年5月1日よりヒューマントラストシネマ渋谷、5月15日よりシネ・リーブル梅田にて公開©2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2020年03月18日PFFアワード2014で映画ファン賞と観客賞をW受賞し、釜山国際映画祭ニューカレンツ・コンペティション部門に正式出品された、佐藤快磨(たくま)監督の初の長編映画、そして堀春菜の初主演映画『ガンバレとかうるせぇ』が、劇場公開されることが決定。あわせて予告編と場面写真が公開された。『ガンバレとかうるせぇ』は、試合に勝っても褒められず、負けて責められることもないという微妙な立場の高校サッカーの女子マネージャーに着眼したユニークな作品。 山王高校サッカー部の3年生マネージャー・菜津(堀)は、夏の大会に敗退したタイミングでマネージャーが引退することが通例のなか、冬の選手権まで残ることを宣言する。しかし、顧問(ミョンジュ)からも部員からも必要とされていないことに気づいてしまう。 一方、キャプテンの豪(細川岳)も、チームの要である健吾(布袋涼太)に夏での引退を切り出され、チームメートからの信頼の薄さが浮き彫りになっていく。 刻々と近づく最後の大会を前に、菜津と豪は選択を迫られる。本作は佐藤快磨監督の新作で、堀春菜と細川岳が出演する中編映画『歩けない僕らは』(SKIP シティ国際Dシネマ映画祭2019 国内コンペティション短編部門 観客賞受賞作品、出演:宇野愛海、落合モトキ、板橋駿谷、山中聡、佐々木すみ江)とともに公開される。公開された場面写真と予告編では、登場人物がそれぞれ寂しげな風景の中で孤独と向き合う姿が切り取られ、本作の斬新なアプローチを予感させる。■マネージャー・菜津役堀春菜コメント『ガンバレとかうるせぇ』わたしが産まれた瞬間を覗かれるようで少しくすぐったいけれど、大好きで大切だから、劇場で観て頂けることが本当に嬉しいです。 『ガンバレとかうるせぇ』『歩けない僕らは』という、佐藤監督が切り取る不器用な人間たちの不器用な物語は、人間に正直でまっすぐがどこか曲がっていて最高に愛おしいです。是非スクリーンでお会いしましょう。■キャプテン・豪役細川岳コメント上京してお酒を覚えて、朝まで飲むのが楽しくて、「映画やりてえ誰にも負けねえ全員くそだろ」と口だけは達者で、それでもただだらだらとなんとなく鬱屈とした日々を過ごす中出会ったのが『ガンバレとかうるせぇ』でした。 本当に色んなことが下手くそで、でもそう思われるのも嫌で、考えて、ひたすらサッカーをしてこの映画に挑んだのを覚えています。自分の中で始まりのように感じているこの映画が劇場公開される事は本当に嬉しいし、あの時のガンバレが今でも自分を奮い立たせます。■佐藤快磨監督コメント吐く息白い秋田の11月、震えるキャストスタッフと共に無我夢中で走り抜けたあの1週間が、 今でも僕の背中を押してくれています。映画を撮り続けたいと思わせてくれています。 現実でも虚構でもない、だけど本当の時間があるんだと、あのとき僕は心底感動しました。寒さではない、温かいなにかで心の奥がずっと震えていました。そういった瞬間の連続と僕自身 のサッカーへの後悔がこの映画には詰め込まれています。 撮影からもうすぐ6年が経とうとしている今、こうして大きなスクリーンで観てもらえることがとても嬉しいです。ぜひひとりでも多くの方に映画館で出会ってもらえることを強く願っています。『ガンバレとかうるせぇ』■11月23日(土)〜新宿K’s Cinemaにて連日朝10時〜上映■11月29日(金)〜愛知・刈谷日劇にて上映■11月30日(土)〜大阪・シアターセブンにて上映■12月大分・別府ブルーバード劇場にて上映
2019年10月17日