2014年8月11日、世界中の人々に映画を通して笑いと涙を贈り続けた名優ロビン・ウィリアムズがこの世を去った。長いキャリアの中で100を超える作品に出演し、様々な役柄を演じてきたロビンが最後に主演したハートフル・コメディ『余命90分の男』から、可笑しくて、ちょっぴり切ない予告編映像が到着した。いつも不機嫌で怒りを抱えているヘンリー(ロビン・ウィリアムズ)。家族には愛想を尽かされ、友人に嫌われても、お構いなし。その日も、交通事故に遭った彼は、病院で長時間待たされたあげく、主治医ではない医師のシャロン(ミラ・クニス)に診察されて怒り心頭。わめき散らすヘンリーにうんざりしたシャロンは、彼が重い病気にかかっていると、つい口を滑らしてしまう。さらに、わめき散らすヘンリーにブチ切れたシャロンは、「余命は90分」と出まかせを言ってしまうが、さすがのヘンリーもこれには動揺。病院を飛び出した彼を、シャロンは大慌てで追い掛けるのだが…。『ミセス・ダウト』『フィッシャー・キング』『パッチ・アダムス』『ジュマンジ』…、数え上げれば切りがない数々の作品で、人々の心に残る“笑い”と“涙”を振りまいてきたロビン。そんな彼が最後に遺した主演作は、まさに彼の真骨頂ともいうべきハートフル・コメディ。かんしゃく持ちで嫌われ者だが、実は心の奥底に優しさと愛情をたたえている主人公・ヘンリーは、ロビンが演じることにより、絶妙なバランスで人間味あふれるキャラクターとなっており、「あなたの余命は90分」とある日突然言われた彼のジタバタに笑わされながらも、最後にはホロリと泣かされてしまうはず。また、彼に出まかせの余命宣告をする女医シャロン役を『テッド』のミラ・クニスが演じているほか、TVシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」のピーター・ディンクレイジ、『ザ・ファイター』のオスカー女優メリッサ・レオなど、豪華な共演陣も彼の最後の名演に花を添える。これまでに失くしたものを取り戻そうとニューヨーク中を必死に駆け回る、ロビン演じるヘンリー。今年の初笑いは、いまは亡き“笑い”と“涙”名優が遺した本作から始めてみては?『余命90分の男』は1月12日(月)より「未体験ゾーンの映画たち 2015」としてヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年01月06日TVシリーズ「ハウス・オブ・カード」のロビン・ライトが、14歳下の俳優、ベン・フォスターとの婚約を解消した。48歳のロビンと34歳のベンは2011年に映画『ランパート 汚れた刑事』で共演し、翌12年2月から交際が始まった。昨年12月に婚約したが、今夏はロビンが「ハウス・オブ・カード」の撮影でボルチモアに、ベンが舞台「欲望という名の電車」出演のためにロンドンに滞在。離れて過ごしている期間に、ロビンが別れを決意したという。「Us Weekly」誌によると、多忙なスケジュールによるすれ違いと14歳という年齢差が障害になったようだ。関係者は、ロビンがベンの未熟な部分に我慢できなくなったのが原因だと話している。ロビンは20歳で俳優のディーン・ウィザスプーンと結婚したが2年で離婚、その後『ステート・オブ・グレース』で共演したショーン・ペンとの間に二児をもうけて結婚したが、2010年に離婚している。(text:Yuki Tominaga)
2014年11月14日アメリカ人俳優のロビン・ウィリアムズが8月11日(現地時間)、カリフォルニア州の自宅にて死亡したことが地元警察の発表で明らかとなった。日本でも彼を悼む声が聞こえてくるが、本国アメリカではこの訃報はオバマ大統領も追悼コメントを発表するほどの大きな波紋を呼び、ハリウッドスターたちも悲痛なコメントを寄せている。「Variety.com」が報じるところによると、ティブロン検死官事務所の見解では死因は窒息死で、ロビンが自殺を図ったものと見ているようだ。さらに広報担当の話では、ロビンは鬱状態で、薬物の乱用も確認でき、現在までリハビリを行っていたとのことだ。ロビンは、1980年に『ポパイ』でスクリーンデビューし、『フィッシャー・キング』(’91/ゴールデングローブ賞「主演男優賞」受賞)や『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』(’97/アカデミー賞「助演男優賞」受賞)など映画史に輝かしい功績を残した名優。また、慈善団体を支援するための財団「the Windfall Foundation」を立ち上げるなど、チャリティー活動にも力を入れていた。その一方で私生活では、20代の頃からすでにアルコール依存症となり、2006年にはリハビリセンターに入院していたことも発表している。今回の訃報を受けて、俳優仲間たちを始め各界の著名人が続々とTwitterで追悼コメントを寄せている。■ベン・スティラー「ツイートでは、ロビン・ウィリアムズの心と魂と才能の大きさを表すことは出来ない。とても悲しい」■ジャレッド・レト「美しく、オリジナルで勇敢なアーティスト、ロビン・ウィリアムズに感謝する。あなたは私たちにどうやって危険・勇敢さ・輝きの上に立つかを教えてくれた」■ケビン・スペイシー「ロビン・ウィリアムズは世界を笑いの渦に巻き込みながら、考えるということをさせた。私はそれを忘れずに称える。偉大な人物であり、アーティストであり、友人。彼がいなくなったことで、とてつもない寂しさを味わうだろう」■セサミ・ストリート公式Twitter「いつも私たちを笑顔にしてくれた、友人ロビン・ウィリアムズの死をとても悲しく思います」■リンジー・ローハン「Mr.ウィリアムズは『ファミリー・ゲーム/双子の天使』の撮影初日に私に会いに来てくれた。私は彼の優しさを忘れないわ。とても大きな損失ですもの。お悔やみ申し上げます」■エヴァ・ロンゴリア「ロビン・ウィリアムズ…あなたは多くの人に記憶されるだろう…」■スティーブ・マーティン「私はロビン・ウィリアムズ、剛毅な人、偉大な才能、演技パートナー、本物の魂の損失より唖然とすることしかできませんでした」■バラク・オバマ大統領「ロビン・ウィリアムズは飛行士で、医者で、ジーニー(ランプの精)で、家政婦で…すべてでした。彼はほかにはいない存在でした」享年63歳――ご冥福をお祈りいたします。(text:cinemacafe.net)
2014年08月12日『悪の教典』、『藁の楯 わらのたて』の三池崇史監督が、『ダークナイト・ライジング』で悪役・ベインを好演したトム・ハーディーが主演を務める、戦後日本を舞台にした映画『The Outsider』(原題)で初めてアメリカ作品のメガホンを取ることが明らかになった。米エンタメ情報サイト「deadline.com」が報じたもので、同作の主人公は、第2次世界大戦中に日本の捕虜となったアメリカ人兵士(トム・ハーディ)。戦後も日本に残ることになった彼が、ヤクザとしての生き方を学び、日本の裏社会をのし上がっていくさまを描いた作品だ。三池監督は1999年、Vシネマの監督としてデビュー。近年では幅広いジャンルの劇場公開用作品を多く手がけており、2007年には『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』がベネチア国際映画祭「コンペティション」部門に出品されたほか、2010年には『十三人の刺客』がトロント国際映画祭に出品、2011年には市川海老蔵主演の映画『一命』が、今年は映画『藁の楯 わらのたて』がそれぞれカンヌ国際映画祭「コンペティション」部門に出品されている。映画制作スタイルは、鮮烈なバイオレンス描写を伴うため、しばしば論争を巻き起こすものの、海外での評価は高く、その手腕を買われ今回アメリカ映画での監督に抜擢されたようだ。プロデューサーには映画『マトリックス』シリーズのジョエル・シルヴァー、『アンノウン』のアンドリュー・ローナとスティーヴ・リチャーズのコンビが務める。脚本は新人アンドリュー・ボールドウィンが手がけたものだが、もともとは『ランナウェイズ』、『ロード・オブ・ドッグタウン』などのアート・リンソンとジョン・リンソンの親子がオリジナルのアイディアとして提案していたものなんだとか。深作欣二監督の『仁義なき戦い』など、海外にもファンの多い日本の“Yakuza Movie”が本格的にハリウッドで、それも三池監督の手によって製作されるようになるとは映画ファンにとっては感慨深い作品となりそう。さらに、本作の舞台は日本になっているため、日本人俳優の出演も多くなると予想されており、そのキャスティングにも今後大きな注目の映画になりそうだ。(text:Mieko Nakaarai)■関連作品:藁の楯 わらのたて 2013年4月26日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 木内一裕/講談社 (C) 2013映画「藁の楯」製作委員会
2013年06月07日『ダークナイトライジング』や『欲望のバージニア』のトム・ハーディが、エルトン・ジョンの伝記映画に主演するかもしれない。エルトンの代表曲をそのままタイトルにした『Rocketman』(原題)は、彼の半生をファンタジックなテイストで描くミュージカル映画。エルトン自身がパートナーのデイヴィッド・ファーニッシュと製作総指揮を務める。監督はアメリカのTVコマーシャルのディレクターで、ダンス・シーンの演出に定評のあるマイケル・グレイシー。「マペット・ショー」のクリエイター、ジム・ヘンソンの伝記映画『The Muppet Man』(原題)の監督を務めることも決定している。トムの名前が浮上したことについては「Hit Fix.com」が第一報を報じたが、現時点ではトムのところに打診があったというだけで、「製作側がトムに正式にオファーしたわけではないし、トムが興味を示したということではない」と記事は慎重なトーンだ。ちなみに以前にエルトンが主演に希望していたのは、2001年に発表した「This Train Don’t Stop There Anymore」のPVでエルトンを演じたジャスティン・ティンバーレイクだった。(C) Getty Images(text:Yuki Tominaga)
2013年05月31日『ハリー・ポッター』シリーズのデイヴィッド・イェーツ監督の次回作『ターザン』の主役候補に、トム・ハーディが挙がっているらしい。他にヘンリー・カヴィル、アレクサンダー・スカルスガルド、チャーリー・ハナムらの名前も挙がっているようだ。新しい『ターザン』は、ワーナー・ブラザースが長い間製作を試みてきたもの。『ハリー・ポッター』シリーズ終了後、イェーツ監督は人間ドラマ『Your Voice in My Head』やスリラー『Imitation Game』など、いくつかの作品を次回作として検討してきたが、最終的に『ターザン』を選んだらしい。イェーツ監督はすでに何人かの俳優に会って、話をしているようで、候補に挙がっている4人は、いずれも最近ワーナー・ブラザースと縁が深い。ハーディはこの夏の『ダークナイト ライジング』で悪役を演じて絶賛されたばかり。カヴィルは来年夏公開の『Man of Steel』でスーパマンを演じる。ハナムは来年公開のギレルモ・デル・トロ監督作『Pacific Rim』に主演。スカルスガルドは主演、エクゼクティブ・プロデュースを兼ねる『The Vanguard』を製作準備中だ。本作は、『ハッスル&フロウ』のクレイグ・ブリュワー氏が監督を務める予定だったが降板し、イェーツ監督に決定したようだ。文:猿渡由紀
2012年11月08日キャリー・マリガンが、英文豪トマス・ハーディの小説「遥か群衆を離れて」の映画化作品への出演交渉中のようだ。今年のカンヌ国際映画祭で最優秀男優賞を受賞したデンマーク出身のマッツ・ミケルセンの主演作『The Hunt』(原題)を監督したトマス・ヴィンターベアも本作を手がけるための交渉中で、アン・ハサウェイ主演作『ワン・デイ 23年のラブストーリー』の脚本を担当したデヴィッド・ニコルズがトマスの同原作を脚色する。本作でキャリーは、3人の求婚者から1人を選ばなければならない主人公バスシーバ・エヴァディーンの役柄をオファーされているという。主人公・バスシーバに求婚するのは、若い羊飼いのガブリエル・オーク、兵士のトロイ軍曹、裕福な農夫のボールドウッドという3人のキャラクターだが、同3人のキャスティングはまだ未定だ。■関連作品:華麗なるギャツビー 2013年夏、全国にて2D/3Dで公開© 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
2012年09月27日現在、人気シリーズ最新作『Mad Max:Fury Road』(原題)の撮影中である俳優のトム・ハーディが、イギリスの登山家で1920年代にエベレスト登頂を目指したジョージ・マロリーを演じるための出演交渉中だ。『ジャンパー』のダグ・リーマン監督が手掛ける同新作は、一部の議論では、1953年にエベレストの登頂を果たしたエドモンド・ヒラリーとテンジン・ノルゲイよりも早く、1920年代に初登頂を果たしたとも言われているジョージの生涯を描く作品だ。しかし、1924年にジョージは同じく登山家のアンドリュー・アーヴィンと共に参加した3度目のエベレスト登山中に行方不明となっており、1999年にはジョージの遺体が発見されている。また、本作はソニー・ピクチャーズが製作を担当し、ジェフリー・アーチャーの2009年の著作「遥かなる未踏峰」を基に映画化することになる見通しで、リーマン監督は最新作『All You Need Is Kill』(原題)を完成させ次第、本作に取り掛かる予定だ。■関連作品:ダークナイト ライジング 2012年7月28日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLC
2012年09月26日『ダークナイト ライジング』で悪役を演じ、今、最も注目されている実力派イギリス人俳優のトム・ハーディが、『エベレスト』で主演を務めることになりそうだ。『ボーン・アイデンティティー』『Mr.&Mrs.スミス』のダグ・リーマン監督がメガホンを執るという。『エベレスト』は、ジェフリー・アーチャーによる『Paths of Glory, Everest』が原作。脚色は、『マイレージ、マイライフ』のシェルドン・ターナー氏が手がける。物語は、1920年代に、エベレストへの登山を3度試み、ライバルのオーストラリア人ジョージ・フィンチを破って、史上初めてエベレストに登ったジョージ・マロリーのチャレンジを描く。リーマン監督自身も登山家であることから、マロリーの物語に強い興味を持っていたらしい。リーマン監督は、トム・クルーズ、エミリー・ブラント主演のSF大作『All You Need Is Kill』の撮影を控えており、それが終わってからこの作品の準備に入ることになる。ハーディは、現在、アフリカで『Mad Max: Fury Road』の撮影中。北米では最新作『Lawless』が公開されている。文:猿渡由紀
2012年09月26日ロビン・ウィリアムズが、米カリフォルニア州北部のナパバレーにある豪邸を3,500万ドル(約27億5,000万円)で住宅市場に出したようだ。653エーカー(約264万平方メートル)を誇る広大な土地には、ワインの産地として知られる土地柄とあってカベルネ・ソーヴィニヨンのブドウ園と大きなワインセラー、オリーブ園、湖、プール、ソーラーシステムを駆使した農場などがあるという。不動産情報サイト「Trulia.com」によると同地に建つ豪邸は、6つの寝室、6つのバスルーム、ナパバレーとソノマバレーを見渡せる塔があり、さらに図書館、映画館、アートセラー、エレベーター、ブリッジギャラリーなど豪華施設が備え付けられているという。今後ロビンは、『プレシャス』のリー・ダニエルズ監督が手がける最新作『The Butler』(原題)で、アメリカ第34代大統領ドワイト・D・アイゼンハワー役を演じ、アレックス・ぺティファーやジョン・キューザックらと共演を果たす予定だ。
2012年08月28日トム・ハーディが、ボクシングのチャリティーマッチで 元WBA世界ヘビー級王者のデビッド・ヘイと対戦することになるようだ。『ウォーリアー』(’11)で格闘家を演じ、『ダークナイト ライジング』でも怪力の悪役・ベインに扮したトムだが、“ヘイメイカー"の異名を持つデビッドと対戦するには、そのチャリティーマッチの収益が「Help for Heroes」や「The Prince’s Trust」、癌支援の「Breakthrough Breast Cancer」や「Bowel&Cancer Research」、さらにホームレス支援の慈善団体などに寄付されるのが条件だと「The Sun」紙に語った。「ハーディ対ヘイメイカーだって?問題なしさ。まず準備をさせてくれよ。(ドキュメンタリー撮影のためにいる)コンゴから帰ってきて、彼が戦いたいなら受けて立つさ。でも正直、プロのヘビー級選手とは戦った経験はないんだ。それも経験だよね!もちろん最初のプロとの戦いなら自分のウェイトカテゴリー内の選手とやりたいよ。やれやれって感じでもあるけどね」と語るトム。ただ、今回の対戦の機会をあまり良く受け止めていないというトムは、90年代初頭に3年間ボクサーに転向したミッキー・ロークの例を挙げて、いまの自分の状況がミッキーにそっくりだとも言う。「正直に言おう。俳優がボクシング業に手を出すとどうなるか、僕らは過去の経験から知ってるよね…、あまり穏やかじゃないな。今回のはまるでミッキー・ロークのような感じだよ。でも彼は僕よりも良い俳優だし、良いボクサーでもあるんだ。だからボクシングの代わりに歌のレッスンでも始めようかな?」。一方のデビッドは最近、トムが『ダークナイト ライジング』で演じたベインのような悪役で映画デビューを飾りたいとゴシップサイト「BANG SHOWBIZ」に語っていた。「たぶんヒーローを演じる方が簡単だと思うけど、ベインのような極悪非道な悪役を演じてみたいんだ。もし映画界がおれのために悪役を用意してくれたら、その役を演じてみたいよ。演技を本当に学びたいんだ。何年もトレーニングばかり重ねてきたから、また別のことを一から学び始めることには興味があるんだ」。この世紀の対決が実現することを願いたい。■関連作品:ダークナイト ライジング 2012年7月28日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLC
2012年08月01日高視聴率ドラマ「THE MENTALISTメンタリストの捜査ファイル」の美人捜査官テレサ・リズボン役でおなじみ、ロビン・タニーに直撃インタビュー!前篇に続き、後篇をお届けします。『エンパイア・レコード』、『ザ・クラフト』から『バーティカル・リミット』、『ハリウッドランド』まで、映画女優としても注目を集めてきたロビン。20年におよぶキャリアを、彼女は「幸運なもの」と捉えているそうです。「この20年間、作品に出演し続けられてきたのは幸運だったと思う。もちろん、その間には波もあって、『エンパイア・レコード』『ザ・クラフト』を皮切りに3年間ほど注目を集めた後、2年間ほど注目されない時期もあった。そういった波を20代のうちに経験していると、現状に対して謙虚な気持ちになれるものよ。いまの私を認知してくれている人の存在をありがたく思える一方、自分だけの成功じゃないと考えられるようになるの」。映画界を中心に活動してきたロビンの目が、キャリア初期を過ごしたドラマの世界に再び向き始めたのは「プリズン・ブレイク」のベロニカ役から。こんなことがあったそうです。「あれは『プリズン・ブレイク』に出る前のことだったわ。スターバックスで会った人が『ザ・クラフト』の私を覚えてくれていて、『あら、あなた!『ザ・クラフト』の子じゃない!どうして最近は演技をしていないの?いまは何をしているの?』なんて話しかけてきたの。私はもちろんずっと女優を続けてきていたから、すごくショックだったわ。“あなたが観ない映画に出ているだけで、演技は続けているわよ…”ってね。でも、だからと言って、自分をスターとして見てもらいたいと思い始めてしまうと、役者は役者ではなくなると思う。だって、人が何を思うかは自分にはコントロールできないことでしょう?コントロールしたくなってしまうと、全てを失ったときに対する恐怖心が大きくなるだけ。人が見る私と自分自身を直結して考えないようにしてきたからこそ、ドラマに出演することで女優としての認知度が高くなった現状を冷静に受け止められているのだと思うわ」。だからこそ、ロビンは常に自然体。40歳を迎えた美貌からも、ナチュラルな魅力が伝わってきます。「大切なのは、日に当たり過ぎないこと!洗顔してきちんと保湿すること!食べ物に気をつけること!美味しくて体にいいものを食べなくちゃね。痩せ過ぎは駄目よ。30歳を過ぎたら顔がどんどん下がってきちゃうから、持ちこたえるだけのお肉はある程度必要(笑)。容姿って、誰でも人とは違う部分があるものでしょう?それを私たちは欠点だと思ってしまいがちだけど、実はチャームポイントなの。みんなが同じ顔をしていたらつまらないしね。自分自身を愛して満足すれば、周りにも美しく見えるものよ。もちろん、美顔ローラーは使うべきだけど(笑)」。ところで、ロビンが前回プロモーションのために来日した際の作品は『バーティカル・リミット』。この映画で、ロビンはクリス・オドネル扮する主人公の妹を演じていました。クリスと言えば、「THE MENTALISTメンタリストの捜査ファイル」と同じCBSネットワークで放送中の人気ドラマ「NCIS:LA極秘潜入捜査班」の主演スター!『バーティカル・リミット』の兄妹が揃ってCBSを背負って立つ存在になるとは、ちょっと面白いです。「しかも、どちらも犯罪捜査ドラマなのよね!(笑)クリスとはCBSのイベントで顔を合わせることも多いわ。彼は仕事熱心で真面目な努力家。私たちは2人でいまの状況を笑い合っているの。『お互い頑張ってるよね』って。彼って、年齢の重ね方がすごく上手だと思わない?いまの方が以前よりずっとハンサムだわ。俳優の中には、若い頃は素敵だったのに…っていう人も大勢いるのにね。え?サイモン・ベイカーと比べて、どちらが素敵か??うーん…、選べないわ…。2人とも本当にとってもハンサムだもの!」(text:Hikaru Watanabe)「THE MENTALISTメンタリストの捜査ファイルシーズン3」スーパー!ドラマTVにて毎週水曜日22:00~放送中公式サイト:© Warner Bros. Entertainment Inc.■関連作品:THE MENTALIST メンタリストの捜査ファイル [海外TVドラマ]
2012年07月05日10日(金)から日本公開のリドリー・スコット監督、ラッセル・クロウ主演の『ロビン・フッド』。この物語はいままで20作以上作られてきたが、早くも次の「ロビン・フッド」の映画化の話が浮上、なんとウィル・スミスがロビンを演じるかもしれない。「ハリウッド・リポーター」誌によると、『マトリックス』シリーズのアンディ&ラリー(現在はラナに改名)・ウォシャウスキー兄弟が企画を進めており、シナリオはすでに完成しているという。ウォシャウスキー版はストーリーこそ金持ちから奪った金品を貧しい人々に与えるというおなじみのものだが、舞台は12世紀のイギリス、シャーウッドの森ではなく現代の都市。『マトリックス』シリーズや『スピード・レーサー』などで見せたモダンな世界観が貫かれることになりそう。もともと『マトリックス』のネオ役はウィル・スミスが候補だったこともあり、満を持してスミスとウォシャウスキー兄弟の顔合わせが実現するときが来たようだ。兄弟はイラク戦争下の米兵とイラク男性の同性愛、ジョージ・W・ブッシュ氏暗殺計画といった刺激的な題材を扱う『Cobalt Neural 9』(原題)、ハル・ベリーが出演予定のSF作『Cloud Atlas』(原題)など、新作2本の撮影も待機中だ。(text:Yuki Tominaga)■関連作品:スピード・レーサー 2008年7月5日よりサロンパス ルーブル丸の内ほか全国にて公開© 2008 Warner Bros. Ent. All Rights Reservedロビン・フッド (2010) 2010年12月10日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2010 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:ラッセル・クロウパパになり初来日「父になったことは人生で最も素晴らしい」ラッセル・クロウ『ロビン・フッド』で8年ぶり来日決定!豪華ゲスト登壇予定!『ロビン・フッド』ジャパンプレミアに10組20名様ご招待リドリー・スコットが世界中から動画を集め、YouTube上で映画をプロデュースラッセル・クロウが日本代表にエール!デンマーク戦で『ロビン・フッド』スポット放映
2010年12月10日ラッセル・クロウが12月公開の主演映画『ロビン・フッド』を携えて、11月24日(水)、25日(木)にかけて来日することが発表された。映画はこれまで幾度となく映像化されてきた、中世の義賊にして、いまなお英国でカリスマ的な人気を誇るロビン・フッドの物語。十字軍との戦いで命を落としたある騎士の身代わりになることを懇願され、その素朴な人柄でノッティンガムの領民の支持を集めたロビンが、フランスの侵略やイングランド王室のお家騒動に巻き込まれながら、自らの進むべき道を切り開いていく姿を描く。ラッセル扮するロビンはもちろん、ヒロイン役をケイト・ブランシェットが演じることも大きな注目を集めている。アカデミー賞作品賞&主演男優賞に輝いた『グラディエーター』のリドリー・スコット監督とのコンビによる本作。『グラディエーター』以降もスコット監督とのコラボレーションは続き、『プロヴァンスの贈りもの』、『アメリカン・ギャングスター』、『ワールド・オブ・ライズ』とここ数年の彼の作品に欠かさず出演していたものの、これらの作品での来日はなかった。正式な来日は2002年3月の『ビューティフル・マインド』以来約8年ぶりで、結婚し、家庭を持ってからは初めてとなる。スコット作品以外にも、この間に数々の話題作に出演し、今年4月にはハリウッドのウォーク・オブ・フェームに手形を残したラッセル。久々の日本で、ファンに向けてどんなメッセージを送ってくれるのか?11月24日(水)に記者会見に出席し、翌25日(木)にはジャパン・プレミアが開催される予定。『ロビン・フッド』は12月10日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。■関連作品:ロビン・フッド (2010) 2010年12月10日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2010 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:豪華ゲスト登壇予定!『ロビン・フッド』ジャパンプレミアに10組20名様ご招待リドリー・スコットが世界中から動画を集め、YouTube上で映画をプロデュースラッセル・クロウが日本代表にエール!デンマーク戦で『ロビン・フッド』スポット放映映画祭開催中のカンヌで、豪華セレブが集うエイズ研究チャリティ・ガラ開催【カンヌレポート 番外編】ファッションで見るカンヌ!ベストドレッサーは誰?
2010年11月15日ジョン・トラヴォルタとロビン・ウィリアムズの初共演作にして、トラヴォルタの妻および娘まで出演して製作された『オールド・ドッグ』のDVDがリリースとなり、その爆笑予告編が到着した!トラヴォルタ&ロビンのコンビは公私にわたる親友である、独身中年オヤジ役。ロビン演じるダンは、女性運に見放されたバツイチで、トラヴォルタ演じるチャーリーは、シングルライフを謳歌する独身貴族。ところがそこへ、ダンが7年前に一夜を共にした女性が現れ、そのときにできた彼の子供だという双子を彼の元に置いていく…。突然、“パパ”として奮闘することになったダンとそれに付き合うハメになったチャーリー。それはハプニングと惨劇の連続で…。トラヴォルタ&ロビンのオヤジ2人の共演&奮闘ぶりも魅力だが、加えて注目は“トラヴォルタファミリー”の総出演!トラヴォルタの妻ケリー・プレストンが、ダンの7年前の一夜のお相手を演じているほか、男の子と女の子の双子のうちの女の子の方を夫妻の9歳の娘エラ・ブルーが演じている。今回到着した短い予告編だけでも十分に笑わせてくれるのでまずはこちらをチェック!『オールド・ドッグ』DVDは発売中。※こちらの特別映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY『オールド・ドッグ』DVD発売元:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン価格:3,360円(税込)発売中© Disney■関連作品:オールド・ドッグ■関連記事:トラヴォルタ一家が総出演!『オールド・ドッグ』DVDを3名様プレゼント笑顔が戻ったトラヴォルタ・ファミリー、新作プレミアに出席ジョニー・デップ『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ第4作に出演決定
2010年09月10日ショーン・ペンとロビン・ライト・ペン夫妻の離婚が成立したことが明らかになった。結婚生活は波乱万丈で、14年の間に夫妻は離婚を申請しては取り消すという騒動を3回起こしていたが、ついに4度目で終止符が打たれた。マドンナとの離婚に続き、これでバツ2になったショーンはロビンについて「私にとってはもう幽霊のような存在だ」と話している。「何年も一緒に過ごしてきたのに、彼女は行ってしまった」と未練を匂わせるが、対するロビンは「もう決めたの。後悔はないわ」と吹っ切れた様子。夫妻には結婚前に生まれた19歳になる娘と16歳の息子がいるが、未成年の息子については共同親権を得ることになった。(text:Yuki Tominaga)© Rex Features/AFLO■関連作品:ミルク 2009年4月18日よりシネマライズ、シネカノン有楽町2丁目、新宿バルト9ほか全国にて公開© 2008 Focus Features. All Rights Reserved.■関連記事:ショーン・ペン、家族のために長期休養を決意ショーン・ペン、再び離婚申請を撤回ショーン・ペン、ナオミ・ワッツと3度目の共演となる最新作で実在の外交官役にショーン・ペンが妻との法的別居を申請ガス・ヴァン・サントが語る『ミルク』「生きてたら大統領に立候補したかもしれない」
2010年08月06日6月24日(木)深夜に行われるFIFAワールドカップ、日本VSデンマーク戦において、映画『ロビン・フッド』の60秒におよぶTVスポットが放映されることが決定。併せて、主演のラッセル・クロウからは戦いを前にした日本代表を激励するメッセージが到着した。本作は、イギリスの伝説的な英雄であり、高潔な魂とたくましい肉体を併せ持つ闘いのカリスマ、ロビン・フッドの知られざる肖像を描くスペクタクルドラマ。公開半年前のスポット投下、それも60秒という超ロングバージョンを放映するというのは異例中の異例。だが、グループリーグ突破を懸け、日本中の注目を集める一戦であり、何より、己を信じて勝利へと突き進む日本代表選手たちの姿がロビン・フッドと重なるという理由で、今回の放映が決定した。ラッセル・クロウは今回のTVスポット放映に際し「『ロビン・フッド』の特別CMがワールドカップの日本対デンマーク戦の放送で流れると聞き、とてもワクワクしています。日本代表が決勝トーナメントに進出し、さらにその先に進めたら素晴らしいですね。ご健闘をお祈りしています」と北欧の勇者たちとの決戦を控える日本代表に向けてエールを送ってくれた。ちなみに、ラッセルの祖国ニュージーランドは数日前に、王者イタリアを相手にドローで勝ち点1を獲得しており、日本と同じく24日(木)のパラグアイ戦にグループリーグ突破を懸ける。結果いかんでは今後、日本と戦う可能性も…。さらにラッセルは「『ロビン・フッド』は大迫力の戦闘シーンが満載の超大作映画です。それはワールドカップの数々の熱戦さながらの壮大な戦いです。男と男、そして国と国の激突なのです。(映画を観た)みなさんの感想を楽しみにしています」と見どころを語ると共に映画に対する自信のほどをうかがわせた。『ロビン・フッド』は12月10日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。■関連作品:ロビン・フッド (2010) 2010年12月10日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2010 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:映画祭開催中のカンヌで、豪華セレブが集うエイズ研究チャリティ・ガラ開催【カンヌレポート 番外編】ファッションで見るカンヌ!ベストドレッサーは誰?【カンヌレポート 01】『ロビン・フッド』で開幕!会見でケイトがR・クロウに質問
2010年06月24日