急激な発展と経済成長を遂げている中国。日本の企業の中にも中国に支社や支店、または工場を持っている所も多くなり、観光旅行だけでなく、ビジネスで中国に行くという人も非常に増えてきています。さて、観光やビジネスで中国を訪れる際、気をつけなければならないこと、または持って行った方がいいものは何でしょうか?仕事の関係で1年の半分以上は中国で過ごすという中小企業の社長さんに聞いてみました。■慣れ親しんだ日本の物をできるだけ持っていく――中国を訪れる際に、持って行った方がいい物はありますか?まずは水やお茶などの日本のペットボトル飲料ですね。みなさんご存じの通り、海外の水はおなかを壊す可能性が非常に高いので、できるだけ飲み慣れた日本の飲料を持っていく事をお薦めします。あとは胃薬や風薬、頭痛薬などの日本の薬。これも現地の薬剤を使うより日本の物が合いますからね。――なるほど。ほかにはどんな物があるといいですか?お尻の弱い人は可能ならば携帯用のウォシュレットがあると非常に助かりますよ。現地にはウォシュレットつきのトイレなんてありませんから、お尻が弱い人は2泊3日などの短期でもかなりのダメージを受けますから(笑)。そしてポケットティッシュも持っていった方がいいですね。最近では紙のあるトイレも増えてきましたが、私が中国に行き始めた頃は紙のあるトイレはまったくありませんでした。――確かにトイレまわりの便利さは日本と全然違うみたいですね。お尻が弱くない人でも携帯用ウォシュレットがあると良さそうです。■人混みでは常に警戒を――観光などで外を出歩く際に気をつけないといけないことはありますか?現地の生水を口にしてはいけない、これが大事。飲むのはもちろん、手を洗う際などでもしぶきが口に入らないようにした方がいいでしょう。あとは店先でジュースなどを氷水につけて冷やしていたりしますが、そういった飲料を買って飲む場合にも、ペットボトルについている水が口に入らないようにした方がいいですね。――そんなに現地の生水は強烈なんですか?おなかの弱い人ならイチコロですよ(笑)。――恐ろしい(笑)。中国の水の良し悪しの問題もありますけど、海外の生水は日本人に合わないですよね。あとは……人混みでは荷物を取られないように警戒すること。いくら大きな経済成長を遂げたとはいえ、国民全員の生活水準が上がったわけではありません。やはりどこにいっても観光客を狙った泥棒はいます。持ち歩くカバンやバッグは鍵つきのものにするか、鍵がないなら体の前側にするなどした方がいいです。リュックサックも前掛けにした方が安心ですね。――これは中国に限らずほかの国に旅行する場合でもそうですね。ちょっとした人混みに入ると、一瞬でサイフが持っていかれたりしますからね。なので気安くしゃべりかけて来る人にも注意した方がいいです。スリなどでないにしろ、無用なトラブルに巻き込まれるリスクは極力回避するべきです。――"安全な国"ではないという自覚を持って行動しないといけないんですね。■3つ星ホテルでも安心せずに準備する――ほかに現地で気をつけた方がいいことはありますか?中国には「白酒」というお酒があります。中国では割とポピュラーなお酒の種類ですが、アルコール度数が非常に高く、物によっては50度や52度の白酒があるので、薦められても飲みすぎないように注意した方がいいです。乾杯をする際に飲むお酒でもあるので、飲む機会が多いと思われるビジネスマンは、特に注意した方がいいですね。――宿泊施設などで気をつけることはありますか?ホテルではとにかく日本語で対応してもらえる窓口はどこか、最初に確認した方がいいです。もしもの時に意思の疎通ができないのは致命的ですからね。また、3つ星以下のホテルでは、エアコンの温度設定ができなかったり、極端だったりと、空調がしっかりとしている所が少ないので、暑さ対策に冷却剤や防寒用の服を余分に持って行ったりするなど、対策しておくといいです。――3つ星以下のホテルはなかなか厳しいんですね……。バスタブがなかったり、シャワーが冷たかったりしますからね。4つ星以上のホテルじゃないと気を抜けませんね(笑)。――なるほど、勉強になりました(笑)。観光やビジネスで中国を訪れる際は、これらの事に注意してはいかがですか?楽しい旅行にするためにも、少しの注意で回避できトラブルとはサヨナラしましょう!(貫井康徳@dcp)
2012年11月17日じぶん銀行は31日、中国人民元(以下「中国元」)預金の為替手数料引下げを実施した。30日までの中国元預金の為替手数料は1中国元あたり片道40銭だったが、31日より1中国元あたり、片道20銭とした。じぶん銀行は、2011年に個人向けに中国元預金の取扱いを開始し、中国元預金はすでに1万人を超える顧客が取引しているという。今後さらに多くの顧客に中国元預金を利用してもらえるよう、このたび為替手数料を改定することとした。じぶん銀行は、今後とも顧客の利便性向上のため、より一層サービスの拡充に努めていくとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月31日池田泉州銀行は18日、「(池田泉州)中国ビジネスサポートローン」の取扱いを開始した。同ローンは、中国に進出し、あるいは中国と貿易を行っている事業者の人を対象とし、中国における資金ニーズに対応するもの。さらに、同ローンを使う場合は、融資金を(1)海外に送金する際の送金手数料の優遇、(2)外貨に交換する際の手数料の優遇、(3)申し込み事業者に勤務する社員の人が海外出張する際の外貨両替手数料の優遇、を行う。なお、取扱期間は今年度末までとする。同行では引き続き、顧客のニーズに沿った提案を通じて、地元企業のアジアチャイナ-ビジネスを積極的にサポートしていくとしている。使いみち中国での事業継続を行う上で必要となる事業資金(運転資金・設備資金)取扱通貨日本円、米ドル融資期間運転資金は7年以内、設備資金は10年以内返済方法元金均等分割返済取扱期間10月18日から2013年3月29日【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月19日軍事マニアというのは意外に多いものです。不謹慎のそしりを受けるかもしれませんが、軍事関連の情報は知れば知るほど奥が深く面白いのです。昨今のミリタリー関連の面白い話をご紹介しましょう。■中国の空母の現状日本やベトナムなどを相手に海でさまざまなあつれきを生んでいる中国は、アメリカ、日本などと張り合える外洋戦力を整えるのに必死です。その1つが航空母艦(空母)の保有です。中国は今、旧ソ連の中古空母『ワリヤーグ』を購入して一生懸命改装工事をやっています。●飛行機は着艦できるのか!?しかし、ロシアの軍事技術の盗用を頻繁に行うため、空母に絶対必要なアレスティング・ワイヤー(飛行機が空母に着艦するのに使います)の引き渡しをロシアから拒否されました(付けてくれませんでした)。ほかにこの技術を持つアメリカ、イギリスも中国に技術供与をしません。非公式な情報では、アレスティング・ワイヤーはスウェーデンから購入して解決するとしていました。「飛行機が帰って来られない空母って」と軍事マニアはニヤニヤしながら見守っていましたが、2012年3月の情報ではどうもアレスティング・ワイヤーが改装中の空母に装着されたとのこと。ただ、その後の進展が聞こえてこないので、さあどうなることやら、なのです。というのは、アレスティング・ワイヤーというのはノウハウの塊なのです。時速数百キロというスピードで空母に着艦しようとする飛行機は、フックを出して、空母上に設置されたこのアレスティング・ワイヤーをひっかけて減速し、止まります。つまり、数百キロのスピードのものをやんわりと受け止めなければならないわけです。容易に想像できると思いますが、ピンと張ってるだけではフックが折れますし、ガクンとなって飛行機の搭乗員の首が折れるとか、飛行機が壊れますね。ワイヤーがググっと適度にたわみながら着艦する飛行機を止めなければなりません。いまだかつて空母を保有したことのない中国にとっては大きな技術的ハードルです。●カタパルトはどうするのか!?また、飛行機を発進させるのに必要なカタパルトという装置があります。『機動戦士ガンダム』の「アムロ行きまーす」の時に使われる、ガンダムの足にはめて、進行方向に動いてガンダムを打ち出す装置がありますね。あれがカタパルトです。空母では甲板から飛行機を空に放り出すこのカタパルトが必要なのですが、このロシア製中古空母にはこれも付いていません。中国は西側で使われている蒸気式カタパルトではなく、(いわゆるリニアモーターによって駆動する)電磁式カタパルトを独自開発するとしています。「西側の民間技術を使い」などという大変に虫のいい話ですが、さてうまくいくでしょうか。電磁式カタパルトはアメリカ、イギリスが開発中でいまだ実物は完成していません。ちなみに、2007年には中国系アメリカ人のチ・マクなる人物が当該技術を中国に不正に持ち出したとして有罪となっています。●信じられないくらいの低速では!?さらにエンジンの問題もあります。もともとは、主機は蒸気タービンエンジン4基4軸(エンジン4基でスクリュー4軸を回す)の設計で、もちろんエンジンが設置されていたのですが、中国に引き渡す段階では撤去されています。中国は蒸気タービンエンジンの独自開発に失敗しているため、低出力のディーゼルエンジンを搭載したという観測があります。その場合、この空母の速力は時速20ノットを下回るのではないかと推定されます。そんな低速な空母は聞いたことがありません。第二次世界大戦時に日本が保有していた空母『赤城』でも最大速力は32ノット。アメリカの通常動力の空母『キティホーク』(2009年に退役)は最大速力32ノット、昨年の3.11の際にトモダチ作戦に参加した原子力空母『ロナルド・レーガン』では30ノット。日本の60年以上も前の空母よりスピードが出ないことになります。2012年7月30日の段階で9回目の航行試験を終えたとのことですが、(軍事情報であるため)速度などの情報は漏れてきません。もちろんアメリカの情報機関はつかんでいるでしょうが色んな意味で気になるところです。●エレベータテストを実施2012年8月20日のニュースによると艦載機を上げ下げするエレベータのテスト写真を公開しました。『殲-15艦載機』の模型を使って行ったとのこと。空母の甲板の下は飛行機の格納庫になっています。空母で飛行機を運用するには、甲板と格納庫の間で飛行機の出し入れを行う必要があります。そのために飛行機が乗せて上下する巨大なエレベータが付いているのです。この空母は2012年に就役予定となっていましたがこの様子では難しいようです。実際の艦載機を搭載しての試験運用までまだかなりの時間を要するでしょうし、またこの空母を戦力化するまでには(うまくいったとして)10年単位の時間がかかるでしょう。■いよいよSF! 宇宙からドン!『神の杖』というアメリカの計画をご存じでしょうか。直径30cm、長さ6.1m、重さ100kgの劣化ウラン製(タングステン製あるいはチタン製も想定されている)の金属棒に小型のロケットを取り付け、地球を周回する軌道上のプラットフォームから地上ターゲットに向けて発射し、破壊するというのです。この金属棒の落下スピードは時速1万1587kmにもなり、防ぐことは不可能。もうこうなるとSFの世界です。■中国の対アメリカ空母艦隊兵器の構想米軍が持つ、空母を中心とする機動部隊は世界最強の打撃力を持っています。これを寄せつけないために中国が新しい兵器のコンセプトを提唱しています。対艦弾道ミサイル(Anti-Ship Ballistic Missile/ASBM)と呼ばれるもので、空母機動部隊を弾道ミサイルで撃破しようというのです。そもそも米空母艦隊がどこにいるのかを特定する能力はあるのか(有事の際には居場所を秘匿して行動するため)、またきちんとそこに当てる能力はあるのかといったツッコミがあちこちからされています。■日本のミサイル迎撃能力周りの国が大変に物騒なので日本は備えなければなりません。先日の北朝鮮のロケット発射騒動(2012年4月13日)の際には、パトリオットPAC3の移動配備、イージス艦の出動が行われました。日本はアメリカと共同で(弾道)ミサイルの迎撃能力を磨いてきました。2010年10月29日には日本のイージス艦きりしまがハワイ沖での中距離弾道ミサイルの迎撃実験に成功。2011年4月15日には米イージス艦オ・カーンが中距離弾道ミサイルの迎撃実験に成功しています。米軍ではさらに迎撃ミサイルの改良を続けており、『SM-3ブロック2』では大陸間弾道弾(ICBM)を迎撃可能と言われています。■いまだに正体不明の米軍ステルスヘリコプター(?)2001年の9.11以降、世界中で探されたオサマ・ビン・ラディンが、アメリカ軍の急襲によって殺害されたのは2011年5月2日。そのニュースはスグに世界に伝えられましたが、その陰で世界中の軍事マニアがビックリしたことがありました。この急襲作戦でアメリカ軍のヘリコプターが墜落したのですが、そのヘリコプターの尻尾部分、テイルローターと呼ばれる部分が今まで誰も見たことがない形をしていたのです。ヘリコプターは、尻尾部分に付いている小さなプロペラ=テイルローターで機体を安定させています。これがないとヘリコプターは水平方向にクルクル回ってしまいます。墜落した機体の残骸のテイルローターはその羽(ブレイド)が独特で、その上にカバーが付いた形状でした。このようなスタイルのテイルローターを持つヘリコプターを米軍が有していることなど、公表もされていなければ、誰も知らなかったのです。カバーに関しては「静音効果」があるものと目され、軍事関連ウォッチャーからは「これは米軍がひそかに開発していたステルスヘリコプターではないか」という意見が出ました。米軍はいまだにこの件に関しては沈黙を守っています。そのためこのヘリコプターは謎です。面白いのは、まったく正体不明なのに想像でこのヘリコプターのプラモデルが発売されたことです。ちなみに、いち早く商品を出したのはドラゴン模型という香港のメーカー(笑)。中国の人は素早いですな。(高橋モータース@dcp)
2012年10月12日日建学院は、中国語能力(HSK)試験を、日本初のインターネット試験として開催。試験会場に適した全国の個別学習ブース教室を提供する。同試験は、今までペーパーベースで年4回、東京・名古屋・大阪・福岡で開催されていた。今後は、回数も年に8回実施され、地方の受験者にとっては大きく利便性が増すことになる。新しいHSKは、国際レベルの中国語能力の標準化試験として、中国語が母語ではない者を対象に、その生活、学習、また仕事における中国語の能力を検定する中国政府認定試験。世界中で中国語能力の公的な証明として適用され、HSK認定書は中国留学の際の基準や就職や転職の際にも活用されている。HSKネット試験は、日本国内では7月22日、日建学院池袋校で初開催された。当日の全受験生は54名で、日本国内では現在、日建学院でのみ受験が可能となっている。1級~6級までの試験を同じ教室内でオンライン受験でき、回数も年に8回の実施。地方の受験者にとってはとても便利になる。検定は、中国語の非常に簡単な単語とフレーズを理解、使用することができ、具体的なコミュニケーションをとれるレベルの「1級」から、中国語の音声情報や文字情報を不自由なく理解することができ、自分の意見や見解を流暢な中国語で口頭または書面にて表現できるレベルの「6級」までを設定。それぞれ聞き取りと読解が、3級以上は作文が評価対象となる。受験費用は、1級の3,500円から6級の8,500円まで。年内の試験は9月8日、10月21日、12月2日が予定され、それぞれ全国82会場の日建学院で行われる。試験の詳細、受験申し込みは「日建学院のHSKページ」へ。9月8日の試験については、申込締め切り日が8月29日に迫っているのでお早めに。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月23日じぶん銀行は、3日より、中国人民元(以下「中国元」)預金の取扱時間の拡大および取引上限額の引上げを実施すると発表した。同行の中国元預金は、これまで、平日10時30分から16時30分までの6時間が取扱時間であったが、3日より、平日9時から24時までの15時間に拡大となった(香港の祝休日は9時から16時30分まで。日本の祝休日を除く)。取扱時間の拡大については、中国元取引の増加に伴い、中国元預金の取扱時間を延長できる体制を整備できたことから、今般、実施することとなったという。また、1回あたりの取引上限額も引上げ、1,000万円相当額(外貨指定の場合は80万中国元)まで預入れができるようになる。これにあわせて、3日より、「中国元預金ダブル優遇キャンペーン」を実施し、為替手数料および中国元定期預金金利を優遇するとともに、抽選で10名につき1名に上海旅行(5万円分の旅行券)をプレゼントする。期間は8月31日まで。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月03日アルクは、同社が配信している中国語学習者向けメールマガジン「チャイ★メル」と、韓国語学習者向けメールマガジン「ミラクル★ハングル」の購読者を対象に、韓国・中国の旅に関するアンケートを実施。双方の旅行目的や、必ず買うおみやげなどを調査した。「チャイ★メル」は5月25日配信のメールマガジンで購読者93名、「ミラクル★ハングル」は5月18日配信のメールマガジンで購読者112名が回答した。「1週間、中国語圏に行くチャンスが!時間もお金も自由に使っていいなら、何を一番したいですか」という質問では、「短期留学(語学)」32人、「名所旧跡めぐり」29人、「短期留学(語学以外、料理、文化など)」13人という結果になった。同様に、1週間韓国でしたいことについて尋ねたところ、「短期留学(語学)」43人、「名所旧跡めぐり」20人、「友人・親戚を訪ねる」12人となった。同社の配信しているメールマガジンということもあり、どちらもともに「短期留学(語学)」が1位に。韓国語学習者には、「ロケ地めぐり」や「エステなど自分磨き」も人気だった。また、おみやげで必ず買うものは、中国語学習者はお茶、韓国学習者は韓国のりを挙げている。お茶には「機械ではなく手摘みのおいしいお茶屋を探して購入します」といったこだわり派も。韓国のりには「軽い」という理由が挙げられた。また、韓国はおみやげでも、シートマスクやコスメなど、美容グッズが人気だ。アンケートを実施した「チャイ★メル」は月2回配信、「ミラクル★ハングル」は月1回配信している。どちらも無料。同社サイトから登録できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月14日ジェーシービーとJCBの海外業務を行うジェーシービー・インターナショナルは、中国の大手商業銀行である中国工商銀行と提携し、中国にて同行を発行主体とするJCBブランドカードの発行を開始した。中国工商銀行は、中国最大のクレジットカード発行残高を保有し、総資産規模が世界最大級の大手商業銀行で、JCBは同行と1991年に中国でのJCB加盟店業務について、2008年にはJCBカードの発行について提携している。このたび中国工商銀行は、同行の主力商品である「工銀カード」に国際ブランドJCBが付帯したクレジットカード「工銀JCBカード」を発行した。同カードは、ポイントプログラムをはじめとする中国工商銀行が提供する機能やサービスと、JCBが提供する「JCBプラザ」や「JCBプラザ ラウンジ」をはじめとする渡航関連サービスや機能が付帯していて、会員はカードを申し込むときに、中国国外での利用分の請求通貨を「日本円」または「USドル」のいずれかに設定できるため、日本に頻繁に渡航する人にとっては便利なカードとなる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月17日4月18日の中国株式市場では、中国政府が景気刺激に向けて金融政策を緩和するとの観測が拡がったことや、IMF(国際通貨基金)が世界経済の成長見通しを引き上げたことなどを受け、代表的な株価指数である上海総合指数は、約2ヵ月ぶりの大幅上昇となりました。これまで世界景気の先行き不透明感や、中国の景気減速懸念、不動産価格の低迷に対する警戒感などを背景に、上海総合指数は上値の重い展開となっていました。しかしながら、世界経済の成長が緩やかに改善しつつあるとのIMFの見通しに加え、足元3月の経済指標において、小売売上高や鉱工業生産など、景気の持ち直しを示す指標がみられつつあることなどから、今後一段と中国景気の見通しが上向くようであれば、それとともに株価は除々に回復していくものと期待されます。そうした中、最近3年間の中国・上海総合指数の動き(下図)を見ると、上昇・下落の両局面において、おおむね30%前後の騰落率となったところで高値・安値をつけるといった、興味深い傾向がみられています。株価指数が常に30%前後の範囲で動くわけではなく、また、30%という数字に意味があるかはわかりませんが、投資家の多くが過去の値動きを参考にする傾向にあることから、上海総合指数については、当面の間、こうした数値が意識されやすいといえそうです。中国株式市場の先行きを見通すうえで、前述の中国経済の改善傾向と合わせ、今年1月の安値を起点とした今後の株価指数の動きが注目されます。(※上記は過去のものであり、将来を約束するものではありません。)(2012年4月19日 日興アセットマネジメント作成)●日興アセットマネジメントが提供する、マーケットの旬な話題が楽に読める「楽読」からの転載です。→「楽読」【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月19日じぶん銀行は16日、中国元預金口座が3月末時点で10,000口座を突破したことを記念して、「中国元定期預金 金利アップ!」を実施すると発表した。期間は6月3日預入れ手続き完了分まで(ただし、円普通預金から中国元定期預金への預入れは6月1日16:30まで)。同キャンペーンは、中国元定期預金の預入期間3カ月に適用するもので、今まで10万中国元未満が年0.180%(税引後年0.144%)、10万中国元以上が年0.230%(税引後年0.184%)だったものが、預入金額に関わらず年3.00%(税引後年2.40%)の特別金利が適用されるというもの。ただし、満期日以降は「自動払戻し型」の場合は、当行所定の普通預金金利、「元利金継続型」および「元金継続型」の場合は、満期日時点の同一期間の当行所定の定期預金金利が適用される。例えば、10万中国元を預入れの場合、3カ月(91日)後に得られる利息は、10万中国元×年3.0%×91日÷365日=747.94中国元(税引前)で、747.94中国元(税引前)から税金149.58中国元を引いて598.36中国元(税引後)となる。金利は、金融情勢などにより予告なく変更する場合がある。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月17日マネックス証券は19日、中国株取引システムをリニューアルしたと発表した。このリニューアルにより、中国株取引における特定口座の利用が可能となる。これまでマネックス証券において中国株取引は特定口座の対象ではなかったため、中国株の取引で譲渡益や配当が発生した場合、および国内株式等との損益通算を行う場合は、原則として顧客自身による確定申告が必要となっていた。だが今回の取引システムのリニューアルで、中国株取引が特定口座の対象となることにより、国内株式等に加えて、中国株の譲渡損益や配当金が特定口座の受け入れ対象となり、顧客の確定申告および納税手続の負担が軽減される。また同社では、本リニューアルを記念して、対象期間中に中国株を取引した顧客に対して買付手数料の半額相当を返金するキャッシュバックキャンペーンも実施する。キャンペーン期間2012年3月19日~2012年4月30日キャンペーン内容期間中に中国株を買付けた際の手数料の半額相当額をキャッシュバック※「税金」、「その他費用」はキャッシュバックの対象外。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月21日中国の中央銀行である中国人民銀行は2月18日、預金準備率を24日から引き下げると発表しました。引き下げ幅は、約3年ぶりの引き下げとなった昨年12月と同じ0.5ポイントで、大手銀行の場合、引き下げ後の預金準備率は20.5%となります。今回の預金準備率の引き下げは、1月下旬の旧正月の連休前にも行なわれるとの見方が市場で強かったほか、引き下げ幅が0.5ポイントにとどまったこともあり、さほど高い評価にはつながらないとみています。中国人民銀行は、金融緩和を漸進的、且つ、(全面的ではなく)選択的に行なう方針を示唆しており、今回の預金準備率の引き下げは、金融緩和を強力に推進するというよりも、1月の通貨供給量などの指標にみられる足元での流動性の伸びの鈍化を相殺する程度のものと考えられます。このため、今回の決定は、短期的には、特に空売りをしている投資家を怯えさせるなど、株式市場を心理的に支えると考えられるものの、ファンダメンタルズ面での効果は大きくないと考えられます。ただし、市場の大方の予想どおり、向こう数ヵ月でさらに1.0ポイントの預金準備率引き下げが見込まれます。(※上記グラフ、データは過去のものであり、将来の運用成果等を約束するものではありません。)(2012年2月20日 日興アセットマネジメント作成)●日興アセットマネジメントが提供する、国内外での大きなイベント発生時の臨時レポート「フォローアップ・メモ」からの転載です。→「フォローアップ・メモ」【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月20日じぶん銀行は6日、「<中国元フェア>中国元定期預金 金利上乗せキャンペーン」を開始した。期間は3月2日まで。同キャンペーンでは、期間中、対象となる中国元定期預金(預入期間1カ月・3カ月)について、通常表示金利(年利率)に3%の上乗せを実施。例えば、10万円中国元未満の中国元定期預金(預入期間1カ月)の場合、通常金利0.150%(税引後0.120%)が3.150%(税引後2.520%)となる。なお、満期日以降は、「自動払戻し型」の場合は同行所定の普通預金金利、「元利金継続型」および「元金継続型」の場合は満期日時点の同一期間の同行所定の定期預金金利が適用される。また、金融情勢などにより金利を変更する場合があるとしている。中国元定期預金は、1取引あたり1万円、または1,000中国元単位から預け入れが可能。ただし外貨定期預金は預金保険制度の対象外となる。取引は、同行ケータイバンキングおよびパソコンバンキングにて行う。取扱時間は、原則平日10:30~16:30(日本および香港の祝休日を除く)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月06日中国料理をワインとともに楽しむ「中国名菜 Jade Dining」が、2011年9月21日、表参道にオープン。「あっさりとした上品な味付けで女性が楽しめる中国料理」がコンセプトで、料理の約3割が「和食」「洋食」の要素が入った独自料理となっている。四川や上海料理をベースに、ヨーグルトや白味噌を使った独創的なものから、上海ガニやフカヒレなどの高級食材を使った本格派のものまで、多彩なメニューが揃う。「洋食」「和食」の要素を取り入れたオリジナル料理・蒸し鶏肉とトマトのヨーグルトソース ¥1,200大葉を刻んで和えたヨーグルトソースが特徴。コクと酸味のあるソースに大葉の香りが立つ、女性好みの味になっている。白ワインと相性がよい。・紋甲イカと山クラゲの白味噌ソース ¥1,180京都「石野味噌」の白味噌をレモン汁や紹興酒、米と合わせて作るクリーミーなソースが特徴。ほのかな味噌の味や香りに、酸味が効いた新鮮な味わい。特に豪州産の白ワインと相性がよい。高級食材を惜しげもなく使った各種料理・蟹と中国春雨の煮込み土鍋焼き ¥2,000大きな国産ワタリガニ1匹を丸ごと使用。卓上で鍋に火をつけ、鍋の中から立ち上がる紹興酒の香りも楽しみながらいただこう。・最高級フカヒレの姿煮 ¥8,000100gのフカヒレを贅沢に使った料理。定番の一品・翡翠(ひすい)蒸し餃子 3個¥750店名にもなっている「Jade(=翡翠・ひすい)」の色合いが美しい餃子。この他約80品のグランドメニューと、約20品「あっさりとした中にも、コクのある味わい」がコンセプト。さらに、メインにサラダ、点心、スープ、デザートがついたランチ(¥1,250)には、お得な週替わりメニューが揃う。普段なじみのない、中国料理とワインのコラボを、ぜひ楽しんでみて。お問い合わせ:Jade Dining tel.03-6805-0620東京都港区南青山5-9-1 第2タニタビル2F
2011年09月14日中国における「メイクに関する調査」中国・インドを中心としたアジアでマーケティングリサーチおよびコンサルティング事業を行うインフォブリッジ(INFOBRIDGE HOLDINGS GROUP LTD.中国香港)は、2011年9月6日、中国における「メイクに関する調査」の結果を発表、その概要を明らかにしている。調査方法:インターネットリサーチ調査対象:北京、上海、広州在住の20代と30代の女性、メイクアップ製品月間購入金額150元以上、週5回以上メイクアップをする人、インターネットユーザー調査期間:8月4日~8月19日サンプル数:300*画像はニュースリリースより好きなメイクアップ化粧品ブランドは、「エスティ ローダー」調査によれば、好きなメイクアップ化粧品ブランドは、「エスティ ローダー」が48.7%で最も高く、以下順に、「ランコム」「シャネル」「クリニーク」「クリスチャンディオール」「シュウウエムラ」「ゲラン」「アモーレパシフィック」「クラランス」がベスト10となっている。年齢別に見ると、20-24歳での1位は「シャネル」、25-29歳と30-34歳での1位は「エスティ ローダー」、35-39歳では1位が「ランコム」。20代で「シュウウエムラ」や「アモーレパシフィック」「M・A・C」「ベネフィット」といったブランドも評価が高く、30代では「資生堂」も比較的支持を得ている。各国のメイクアップ製品に対する印象では、日本製は「最先端の技術がある」が欧米と共に高く、また「いろんな肌に合う商品が揃っている」では韓国と並んで高い。「流行最先端」は韓国、「ステイタス」は欧米が高く、「成分が心配」「コストパフォーマンスが高い」は中国がとびぬけて高くなっている。元の記事を読む
2011年09月07日中国メディアによる「少女時代」整形疑惑は中国の嫉妬?韓国メディアの最大手、中央日報が、「中国メディア、少女時代に整形疑惑を提起…内心は妬み?」(2011年6月27日)と報じ、結局は韓国の優秀な技術への憧れと、韓国で手術を受けることができる経済力のある中国人女性への嫉妬では、と結論付けていた。"GIRLS’ GENERATION"「ダブル・プラチナ」認定の快挙当の「少女時代」、6月1日に日本でリリースしたアルバム"GIRLS’ GENERATION"が日本レコード協会から、邦楽アルバムでの「ダブル・プラチナ」認定を受けた。認定対象は、2011年1月1日から2011年06月30日の期間中に発売されたアルバム。「ダブル・プラチナ」とは、累計出荷枚数50万(枚/DL)以上に認定される。ちなみに、アルバム1位は「ここにいたこと 」AKB48(6月8日リリース)で、 ミリオン=100万以上となっている。KARAの「GO GO サマー! 」(6月29日リリース)は、洋楽シングルで唯一ゴールド10万(枚/DL)認定で、こちらも大健闘だ。元の記事を読む
2011年07月15日中国初の台湾旅行専用保険は中国人民財産保険から中国新聞社記者が1月12日、中国保険監督管理委員会福建省監督管理局に確認したところ、中国人民財産保険の福建省支店が設計した台湾旅行専門の保険商品が中国保険監督管理委員会から認可を受け、近く市場にもお目見えするという。旅行業界関係者は次のように期待している。「台湾専門の旅行保険商品の販売によって、旅客の旅の安全をより保障できるようになり、また中国と台湾間の双方向の旅行業の発展につながるだろう。」保険の二つの特徴今回の保険の特徴は、台湾の保険会社との相互協力をしている点、および福建口岸(福建港)から台湾へ旅行する人を専門にしている点にある。福建省旅遊局の統計によると、2010年1月から10月までの福建口岸から台湾への旅行者数は延べ15万6千人。前年度同期比8割増と増加しており、中国大陸と台湾をつなぐ港としての役割が大きくなってきているようである。
2011年01月18日中国で3つ目の支店東京海上ホールディングス・グループの中国現地企業「東京海上日動火災保険(中国)有限公司」が、昨年12月28日付で当局より支店設立の準備に関する認可を取得したことに伴い、本年7月を目処に中国・江蘇支店を開設する予定である事が分かった。認可は中国の保険監督官庁である「中国保険監督管理委員会」より受けたもので、実現すれば上海支店、広東支店に次ぐ中国で3つ目の支店となる。今後は当局より「開業認可」を得た上で、正式な開業の運びとなる。※画像は中国の夜景中国の外資系損保でもトップクラス同グループの中国現地法人は、中国ならではのリスクや規制に対応したリスクマネジメントサービスや、地域や顧客に密着した商品を展開し、中国の日系損保で最大規模、外資系損保としてもトップクラスの実績を誇っている。江蘇支店は20名ほどの従業員で開始される予定となっており、東京海上ホールディングスは今回の決定に際し、下記のようなコメントを発表した。今般新設する江蘇支店においても、高度な商品・サービスの提供に努め、中国における基盤を磐石なものにしていきたいと考えています。また、今後、華北他エリアにつきましても、段階的に支店網の拡大に努めてまいります。
2011年01月11日日系損害保険会社としては初めて損害保険ジャパンが設立した中国現地法人である損保ジャパン中国は、日系損害保険会社としては初めて中国の上海銀行と上海市における損害保険代理業務の委託に関して合意し、12月24日同委託契約書を締結しました。中国において、銀行を通じた保険販売は生・損保ともに広くマーケットに浸透しており、上海市に213店舗を有する上海銀行のネットワーク活用することにより、今後成長が見込まれるマーケットへの取り組みを強化し、事業の拡大を進めます。融資先企業向け火災保険の販売などに加え、今後は企業及び個人顧客向けの新たな商品開発・販売も進め、中国全土の顧客に対して、高品質・高付加価値な商品・サービスを提供するとしています。
2011年01月10日社会の利益に貢献した企業30社を選出先日、第7回「中国最優秀企業市民」の選出が行われ、中国の太平洋保険は2010年度の最優秀企業市民大賞を受賞した。受賞は今回で連続4回目となる。「中国最優秀企業市民」は、新聞社「21世紀経済報道」とビジネス誌「21世紀商業評論」によりその評価が行われており、各業種に携わる300以上の企業から30企業を選出している。企業が果たす「公益」に力を入れる太平洋保険太平洋保険が行っている教育機関への寄付や貧しい人や病弱な人への扶助など、社会の利益に対する考え方とその実践が高い評価を受けて受賞したということだ。2010年、太平洋保険では企業が果たす公益への責任に関する意識の共有や社会責任の評価方式の構築など、積極的に企業の社会的責任を果たすための体系作りに取り組んだという。
2010年12月11日