歌舞伎俳優の中村勘九郎、中村七之助、中村勘太郎、中村長三郎、中村虎之介、中村鶴が28日、東京・新宿で『歌舞伎町大歌舞伎祭』の大お練りを実施。ゴールデンウイーク中とあって大勢のファンが沿道に詰めかけた。歌舞伎町の地名は、空襲後に戦災復興事業とし歌舞伎の劇場などを誘致していたことが由来。歌舞伎俳優が歌舞伎町で大お練りをするのは今回が初めてだといい、人力車に乗り、ファンからの「中村屋!」「待ってました!」などの歓声に手を振って応えた。勘九郎は「全国いろんな所でお練りをしましたが、私は生まれも育ちも東京。人力車でアルタ前を通って、靖国通りを横断なんて、一生に一度の貴重な体験をさせていただきました」と笑顔で語った。5月3日から歌舞伎町で開業1周年を迎えるTHEARER MILANO-Zaで、舞踊『正札附根元草摺(しょうふだつきこんげんくさずり)』『流星(りゅうせい)』、落語の『貧乏神』を題材にした新作歌舞伎『福叶神恋噺(ふくかなうかみのこいばな)』を上演する。
2024年04月28日ドラマ『エルピス』での暴言セクハラプロデューサー、朝ドラ『ブギウギ』での「アホのおっちゃん」、そして『虎に翼』でのヒロインの父・猪爪直言。数々の個性的な役を演じてきた岡部たかし(51)の俳優人生がアラフィフで大きな花を咲かせたのには、人生の節目節目で応援してくれる、かけがえのない女性の影響があった――。就職した会社を辞め、地元・和歌山に戻った彼は、トラックの運転手や喫茶店などフリーターとして「自由な自分」を取り戻した。「運送業は、働いている先輩後輩も仲よくて職場が楽しくて。喫茶店は、母親が雇われ店長している店で、僕は名前を変えて、母と一緒に働いてました(笑)」良好な人間関係のもとでのフリーター生活は、楽しかったと同時に「これでいいんか?」と、思い始めた時代でもあったという。「やっぱり、和歌山から出たい気持ちはあったんです。ふんわりと“華やかな芸能界に行きたい”という感じやったんです」そんなとき、一人の女性が彼の背中を押してくれた。23歳のころから付き合い始めた5歳年上の美容師の彼女だった。「厳しい母とは真逆の女性で、僕を信じて受け入れてくれました。『和歌山、出たい』と、夢を語るだけで満足しちゃって、何も行動をしない、いちばんしょうもないパターンだった僕に、『そんなに東京行きたいなら、私も一緒に行く。やりたいこと、やったほうがええよ』と言ってくれたんですね。当時の僕にとって上京は、もう外国に旅立つ感覚でした。それでも『絶対、いけるよ』って背中を押してくれたんです」彼女の後押しにより、岡部は24歳で上京する。のちに妻となるこの女性は、まだ何者でもなかった彼の未来を「面白いから、絶対大丈夫!」と唯一信じてくれたのだ。’96年、上京した岡部は、柄本明が座長を務める「劇団東京乾電池」の研究生オーディションを受け、真っ白なスーツ姿で尾崎豊の『I LOVE YOU』を熱唱して合格。「芸能人にはなりたいけれど、どうしたらいいかわからない。ここは研究生の月謝が1万円ほどと安かったのが決め手でした」1年後、研究所の卒業公演。脚本・演出・主演を務めたが、筆が進まず、十二指腸潰瘍も患った。その舞台を見た彼女からは「やめたら?向いてないで」と厳しい言葉をかけられた。「僕、自分が書いたものが恥ずかしくて。舞台上で前をよう向かんかったうえ、どんどん自分から舞台の後ろに下がっていったんです」それでも正式に劇団員として認められ、うどん店・すし店の出前や居酒屋のバイトをしながら、芝居の道へ本格的に歩み出した。そして東京に一緒に来てくれた彼女と結婚。’00年、28歳で息子が誕生。同年、劇団を退団した。■「自分で道を切り開くのではなく、結局は他人任せの他力本願の人生」だが、当時の岡部はバイトが楽しくなりその仲間と遊んでばかり。「ホンマに東京に何しに来たん?」と、母親になった妻からそう言われても、「当時は『やってるよ!』と答えてはいたけれど、でもそれは“やってなかった”と今は思いますね。“何か”が見つかってへん感覚はありました。標準語もでけへんし、芝居も下手くそでした」厳しい母の庇護の下から外れた反動で、優しい妻に甘えすぎていたのかもしれないと振り返る。「おかんも奥さんも、僕のためになんでもしてくれて。自分で道を切り開くのではなく、結局は他人任せの他力本願。僕の人生、出会った人らに助けられてるんです」元ワハハ本舗の岩谷健司さんや、俳優・演出家の村松利史さん、またCMディレクター山内ケンジさん主宰の「城山羊の会」(’04年結成)と、現在にも続く芝居の仲間たちと出会ったのもこの時期だ。「面白いとは何か?」に取りつかれるように、岡部は脚本作り・芝居に没頭していった。「それまでの芝居は楽しい・軽い=面白いだけでしたが、このときは自分を突き詰めないといけなかった。それまで自分は、ずっと苦しみから逃げていただけやったと気づきました。芝居をやっていても誰にも褒められない。でもバイト先でなら『面白い!』と言ってもらえる。楽なほうへと逃げていたんです」岡部が大切にしている、作家・町田康の言葉がある。《面白いことはただ面白さだけでそこにあるのではなく、悲しみや苦しみとともにそこにある》自らの家族との日常を脚本のネタにしたこともある。芝居へ精魂を注ぐ彼の舞台を観た妻は「むちゃくちゃ面白い!」と爆笑していたという。「自分のこともネタにされても『こんなに面白いのは世に出るべきやで!』と言ってくれた。それ以降は、ずっと『面白い』と言ってくれています」役者としての修業時代、着実に力をつけていくのと反比例するかのように、夫・父としての役割は遠く、薄くなっていった。「正月に『サイゼリヤ』にこもってネタを作っていたこともあります。それまでは途中でいろいろとやめてきた僕が、それでも芝居をやめなかったのは、苦しいけれど“面白い”からでした」幼子を抱え、美容師の仕事も休んでいた妻は和歌山の岡部の実家で暮らし、別居する時期もあった。妻は東京に戻っても、生活費を稼ぐためパートの日々。時給のよいラブホテルで勤務したことも。その間も夫は家に帰ってこない。岡部はこのころ「子供と過ごす時間はほとんどなかった」と呟く。やがて、息子が6歳になるとき、妻は一つの決断を下す。《離婚してください。子供の養育費はちゃんと払ってください》「33歳で息子を産み、当時は高齢出産といわれた時代でした。美容師の職もあるし、将来のことを考えて決めたんだと思います」妻と息子は、地元・和歌山へと帰っていった。30代半ばを迎えた岡部にも変化が訪れていた。警備員、テレホンアポインター、デリバリー業とバイトは続いていたが、芝居での新たな出会いを求め、小劇場のオーディションを受け続けるようになった。「落ちてもいいから以前と違うことをやりたい衝動にかられました」離婚したことで他力から自力へと“自立”したのかもしれない。芝居ではさらに“面白い”を追求するようになっていた。「喋るのが下手なので、飲みに行って相手に向かい『お前、おもろない!』と言いすぎて、ケンカになることもありました。30代は尖ってたんです(苦笑)」悩んでいた岡部は、城山羊の会で出会い名脇役として活躍していた女優の深浦加奈子さんの言葉に助けられることになる。あるとき、岡部は深浦さんに「自分は普通で、おもろないんです」と嘆くと「そんなことで悩んでいるの?」と一笑され、こう答えてくれたという。「『普通をちゃんとやりなさい。とがっているだけじゃ駄目だし、作ってやるもんでもない。あなたのままをちゃんとしたら面白い。普通をちゃんとできる人って、あまりいないんだから』と。作らんでいいということを言われましたね」彼女の助言によって岡部の旧来の考え方に風穴が開き、ようやく壁を乗り越えられるように──。深浦さんは’03年に結腸がんを患っており、’08年天国へと旅立った。■東日本大震災を機に元妻と会話。「ちゃんとやらなあかんねんな」その3年後、2011年3月11日、東日本大震災が発生した。彼の人生も新たな局面を迎えることになる。「気になって息子に電話したら元奥さんが電話に出たんです」岡部は離婚後、息子とは時折会ってはいたが、元妻との交流は一切途絶えていた。「だから、間違い電話をかけてしまったと思ったくらいです」受話器の向こうから元妻は「大丈夫?」とまず彼を気遣ってこう続けた。「離婚をして、養育費を払わなくなる人が多いのに、ずっと払ってくれてありがとう。感謝してる」役者だけでは食えずバイトを掛け持ちしながらも、岡部は離婚時の約束を守り、毎月、養育費を払い続けていた。元妻とは、久々の会話だった。「そんなん言うなら、ちょっと甘えて『来月から安くしてくれとか言うぞ!』と冗談言えて(笑)。それからまた、元奥さんにも会うようになったんです。だから、ふざけたような生活をしてても『誠意』は大事で、ちゃんとやらなあかんねんなって思いました」当時、月収20万円を稼げればいいほうだったという彼に失礼ながら養育費の額を聞くと……。「毎月7万~8万円払ってましたよ(苦笑)。借金もしてましたし、みんなに助けてもらいました」離婚した母子家庭で、養育費を受給している世帯は、28.1%しかない(「令和3年度全国ひとり親世帯等調査結果報告」)。“面白い”を追求してバイトで稼ぎながら、岡部が守った誠意とおとこ気を、元妻はしっかり感じ取っていたのだろう。「それからは定期連絡をするし、和歌山に戻ったときに元奥さんに許されて、家にも入れるようになりました。息子は息子で戸惑ったみたいです。説明せんままで、元奥さんの家に突然行くようになってるから(笑)」6歳で父と離れた息子は、中学時代、やんちゃな時期があった。当時の息子の言動について「それ、本当におもろいんか?おもろかったら、ええんちゃうん」と諭したこともあったという。大震災の翌年、40歳を迎え事務所も移籍すると、大きな劇場の芝居にも出演するようになった。「縁がつながっていったんです。前の事務所の社長が今の事務所を紹介してくれて。また僕がこれまでやってきたことが合致したタイミングがありましたね」’04年から続けている城山羊の会が、ドラマや映画の製作陣、役者たちの間で「面白い」と評判になり、劇場に足を運ぶ人が増えた。そこから岡部に声がかかる機会が増えていった。「売れることはもう諦めてました。だから売れるより誰が見ても『あの人面白いね』と言われる人になりたいと意識していました」不思議なことに“売れる”“目立つ”ことを諦めたことで、仕事が増えていった。人との縁を大事にして、深浦さんに教わった“普通にちゃんと生きて”声がかかった作品一つ一つを地道に真摯に誠実に積み上げて、俳優一本で生活できるようになったのだ。人生って“面白い”──。ちなみに、一部ネット情報では岡部が《元妻と再婚》と書かれているが「それは違う」と断言する。「彼女は美容室を経営して、夢をかなえてるし、僕は僕の道を歩んでいます。いい関係ですが、再婚はしていないと、太字で書いてください(笑)」別々の道を歩みながらも父母として絆を結び直し、私生活では新たな“家族の再生”を果たした。一方、俳優業では『エルピス』など、アラフィフで個性派俳優としての地位を確立。“翼”を得た今、まさに『虎に翼』でヒロイン寅子の父として、お茶の間の朝の顔になったのだ。■「役者の息子とは父子というより、先輩と後輩みたいな感じなんです」「(伊藤)沙莉ちゃんも仲野太賀くんも、僕のアドリブを受けて返してくれるし、猪爪家のみんなで盛り上がっている仲のよさは、きっと画面にも出ていると思います」『虎に翼』は、嫁入りするのが当然とされた昭和初期に、結婚だけが幸せではないと自らの道を切り開くヒロイン・寅子を描いている。岡部はその寅子について、「やりたいことがあるのは幸せだよね」と思いを募らせる。実は岡部の息子は高校3年に上がる前に城山羊の会で出演する彼の舞台を観ていた。「親父って、こんな面白いことをやってるんや」と衝撃を受け、俳優を志すようになっていた。「自分が18歳で就職して、やりたいことが見つからずに辛かったので、寅子にしても、息子にしても、誰しもやりたいことがあるのは本当に幸せだと思う。苦労をしても、悩みながらキラキラしているほうが絶対いいと思うんです」元妻から事前に「俳優になりたいみたい」と聞かされていた岡部は、息子から直接相談を受けると「おもろかったら、ええんちゃう」と即答。息子の名前は岡部ひろき(23)。’20年には父子で同じ舞台に立った。「離婚後も会ってはいましたけど、一緒に長いこと住んでなかったので、父と息子というより、先輩と後輩みたいな感じなんですよね」と、岡部はうれしそうに笑った。「これまで出会った人たちへの感謝しかない。やはり人間はやりたいことをやらなあかん。後悔だけはしてもらいたくない」“夢追い人”だった20代の岡部に「あなたは絶対面白い」と、背中を押してくれた元妻の存在は、とても大きかったようだ。「もう、彼女には『ありがとう』しかありませんね。実は僕と息子は高校も一緒なんです。先生にも『岡部の息子か?』と言われたらしい。芝居をやっているのも一緒で。なんかちょっと年上の女性に恋してるらしい。年上の女性と結婚して離婚して……って、そこまで親子で一緒やったら“面白い”と思いません?」このほほ笑みは、元妻への照れ隠しなのか─―。ようやく翼を得た岡部の半生にこそ、朝ドラに匹敵する人間ドラマがあった。(取材・文:川村一代)
2024年04月14日「婚姻状態にある女性は無能力者」という言葉に思わず「は?」と声を上げてしまうNHK連続テレビ小説『虎に翼』主人公の猪爪寅子。女性は女学校を出たら結婚し、子どもを産み、家庭を守るのが当然といった当時の風潮にモヤモヤが募る。そんな寅子を演じているのが伊藤沙莉(29)だ。「寅子はどちらかというと、現代寄りの感覚の持ち主。なぜ学校を卒業したら結婚して家庭に収まらなきゃいけないの?はて?と不思議に思う。無能力者ということに対しても、それはとても失礼な表現であることに気づくような子。そういった素朴な疑問が法律への疑問に変わり、夢へとつながっていくんです」物語のモデルは日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さん。当時、日本の法曹界は100%男性社会。三淵さんは文字どおり、道を切り開いていった女性だ。「三淵嘉子さんの人生、本当に壮絶なんです。これはドラマになるよって思いました。時代もあって、立ちはだかるものがあまりに大きいですし、いま撮影を通して経験させていただいても、『これは心が折れる!』といったことがたくさん起きているので。三淵さんが闘ってきたこと、食らってきたこと、負った傷、そういう部分はしっかり丁寧に演じていかなければと思っています」そして自身も5月に30歳になって節目を迎えることもあり、気合を入れて撮影にのぞんでいることが伝わってくる。「私自身が撮影を通して人間的に成長している気がするんです。確実に代表作で、大事な作品になると思います」たまに三淵さんの写真を見ることがあるという。「お写真を見て、勝手に元気をいただいています。やってこられたことのかっこよさはもっと広くに伝わってほしいですし、もっと頑張らないと! と常に思っています」連続テレビ小説『虎に翼』NHK総合 月~土8時~ほか。お見合い結婚を勧める母親を振り切って、日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ主人公・寅子の情熱あふれる姿を描く。
2024年04月13日今月よりスタートした連続テレビ小説「虎に翼」の主題歌、米津玄師が歌う「さよーならまたいつか!」のMVが公開された。「虎に翼」は、日本初の女性弁護士・三淵嘉子さんをモデルとした、極上のリーガルエンターテインメント。主題歌は、各配信サイトで軒並み1位を獲得し、デイリーランキング、リアルタイムランキングと合わせて29冠を獲得。楽曲が使用された「虎に翼」のオープニングは、YouTubeにおいて143万再生を突破した。本楽曲のアーティスト写真も撮影した山田智和が監督した今回の映像は、三つ編みでパワーショルダーを着た米津さんが登場し、ダイナーを舞台に様々な展開が巻き起こるストーリー。逆再生することによって物語が進んでいき、「生まれた日から私でいた」ことを肯定するような作品に仕上がった。MV公開の前日には、米津さんのSNSアカウントからレトロな時計の動画が投稿され、時計の針は8時14分59秒と8時15分を往復。MVの公開時間や逆再生という内容を示唆する映像となっていた。連続テレビ小説「虎に翼」は毎週月~土曜日8時、NHK総合ほかにて放送中。※土曜は1週間をふり返り(シネマカフェ編集部)
2024年04月12日俳優・モデルの本田翼による完全プロデュースのビューティーブランド『By ttt.(バイ ティースリー)』のメディアお披露目イベントが9日、都内で行われた。同ブランドは「自分にとっても、みんなにとっても間違いないもの」を追求して、本田が企画・開発などトータルプロデュース。爽やかな装いで登場した本田は「ブランドのイメージカラーである水色を取り入れつつ、自分らしさとしてカジュアルさも表現できたら」と笑顔。また、ブランドお披露目の日を迎え「ドキドキとワクワクと…いろんな気持ちが混在しています。こんなに(報道陣に)来ていただけるなんて…」と心境を吐露しつつも予想以上の注目度に驚いた。また、ブランド立ち上げの経緯について問われると「私自身、いろんな美容グッズやコスメ、スキンケア用品を買うのが大好き。自分に合ったものを探し当てるのが好き」と前置きをしたうえで「でもそういうことをしていて、ふと思ったのが私は探すのが大好きだからできるけど、こんなにたくさん商品があるなかでどれを選んでいいか分からない方も多いだろうなと。そんなときに『By ttt.』なら大丈夫、そう思っていただけるブランドがあればいいんじゃないかな」と、思い立ったことがきっかけだと明かした。さらに「自分にとっていいものが、皆さんにとっていいものなのか。そういった不安との戦いが大変なところでもありました」と、ブランドプロデュースの難しさを語った。実は“日焼け止めマニア”という本田が特にこだわったのがサンケア商品。「コスメの机は日焼け止めだらけ。年間多い時は(日焼け止めを)100種類ぐらい試させていただいています。とにかく日に焼けないことが肌に一番いいこと」と熱弁していた。
2024年04月09日タナカ(TANAKA)は、2024-25年秋冬コレクションを、東京・代々木第二体育館で発表した。自由の翼を広げて「今までの100年とこれからの100年を紡ぐ服」というコンセプトのもと、ジャパンデニムを核としてコレクションを展開しているタナカ。今季のクリエーションの源となったのは、東京とニューヨークを行き来しているデザイナーのタナカサヨリが常日頃肌で感じているという、“自由を制限されることへの憤り”だ。多種多様な“ウィングモチーフ”全体を通して散見されたのが、自由を象徴する“ウィング”モチーフ。フェザーをたっぷりとあしらったフラッフィーなダッフルコートのファーストルックに始まり、メタリック糸で羽の刺繍を施したシャツや、バックに翼のスタッズを配したデニムジャケット、羽を思わせるペイズリー柄のパンツなど、多種多様なウィングモチーフがコレクションを彩った。“新しいデニム像”を提案「デニムをアートへと昇華させたい。伝統をリスペクトしつつ、従来と全く違うアプローチができたら。」そう語るのは、ディレクターのクボシタアキラ。その言葉通り、ブランドの中心アイテムであるデニムは、全ての型を今季から作り直したそう。生地をつまんで“花”のようにギャザーを寄せたり、端正なプリーツを施したり、あるいは、シアーなオーガンザを重ねて“水面”のような表情を演出したり。様々なアプローチで、“新しいデニム像”を提案した。ビジューやスタッズの煌めき自由や希望を象徴するモチーフなのだろうか、キラキラと輝きを放つピースが数多く登場したのも印象的だ。たとえば、ヴィンテージ感漂うデニムジャケットには、水滴のようなクリスタルモチーフをオン。モデルの歩みとともに揺れ煌めくビジュー付きのフリンジスカートや、スタッズを配したデニムジャケットなどもまた、その煌びやかさを以ってコレクションに高揚感を与える。存在感を放つパッチワークキルト毎シーズン登場する、グラフィックプリントのキルティング地を大胆に纏うルックは今季も健在だ。こちらはアメリカンキルトの残布をパッチワークしてアートピースにしたものだそう。今季は和服のようなシルエットのジャケットや、ボリューミーなアシンメトリースカートに変身して、存在感たっぷりにルックを彩った。ヴィヴィッドなピンク、未来的なシルバーの差し色カラーは、デニム本来の色であるブルーやネイビー、シックなブラック、ホワイトなどベーシックなパレットを中心に、ヴィヴィッドなピンクで差し色をプラス。また、伝統的なデニムに未来的なアプローチを加えるという意味を込めて、フューチャリスティックなシルバーを差し込んでいる。
2024年03月14日伊藤沙莉主演の連続テレビ小説「虎に翼」が4月より放送開始。その前に、見どころを一挙紹介する「もうすぐ!虎に翼」の放送が決定した。連続テレビ小説第110作目となる本作は、日本初の女性弁護士・三淵嘉子さんをモデルとした、極上のリーガルエンターテインメント。日本初の女性弁護士となる猪爪寅子を伊藤さん、寅子の両親を石田ゆり子と岡部たかし、兄を上川周作、猪爪家に下宿している書生を仲野太賀、裁判官役で松山ケンイチらが出演。また、尾野真千子が“語り”を担当する。今回放送が決定した見どころ紹介番組「もうすぐ!虎に翼」は、メイキング映像のほか、伊藤さんや石田さん、岡部さんら、レギュラーキャストへのインタビューも盛りだくさん。また、主人公のモデルとなった三淵さんの足跡も辿る。「もうすぐ!虎に翼」は3月20日(水・祝)8時15分~NHK総合にて放送。※再放送あり連続テレビ小説「虎に翼」は4月1日(月)よりNHKにて放送開始。(シネマカフェ編集部)
2024年03月05日米津玄師の新曲「さよーならまたいつか!」が、NHK連続テレビ小説『虎に翼』の主題歌として起用される。米津玄師、NHK連続テレビ小説「虎に翼」の主題歌書き下ろし2024年4月1日(月)より放送開始予定の『虎に翼』は、『ブギウギ』に続く第110作目のNHK連続テレビ小説。日本初の女性弁護士であり、後に裁判官となった三淵嘉子の実話に基づくリーガルエンターテインメントだ。主演は伊藤沙莉が務め、その仲間たちとともに道なき道を切り開き、迷える子どもや追いつめられた女性たちを救っていく。事件が解決されていく爽快感を味わえる本作の主題歌として、米津玄師が新曲「さよーならまたいつか!」を書き下ろした。米津は「毎朝聴けるものを」と意気込んで、本楽曲を制作したという。米津玄師のコメントまさか夜中でばかり生きている自分が朝ドラの曲を作ることになるとは思いもしませんでした。寅子の生き様に思いを馳せ、男性である自分がどのようにこのお話に介入すべきか精査しつつ「毎朝聴けるものを」と意気込み作りました。よろしくお願いします。【詳細】米津玄師 新曲「さよーならまたいつか!」リリース日:未定
2024年01月21日2024(令和6)年2月東京・歌舞伎座、3月名古屋平成中村座で上演される「十八世中村勘三郎十三回忌追善興行」の合同取材会が11月28日、都内で行われ、中村勘九郎、中村七之助が出席した。時代物から世話物、新歌舞伎に新作歌舞伎、舞踊に至るまで、幅広い分野で当り役を持ち、人々を魅了し続けた十八世中村勘三郎。その十三回忌追善では、勘三郎の長男・勘九郎、次男・七之助をはじめ、由縁の出演者と演目が揃い、名優を偲ぶ。1987(昭和62)年1月歌舞伎座『猿若江戸の初櫓』猿若=十八世中村勘三郎(当時 五代目勘九郎)©松竹1992(平成4)年10月南座『青砥稿花紅彩画 白浪五人男』弁天小僧菊之助=十八世中村勘三郎(当時 五代目勘九郎)©松竹2月歌舞伎座では、寛政元(1624)年に初代猿若(中村)勘三郎が、後の中村座である猿若座の櫓をあげ、江戸で初めて歌舞伎興行を創始したことを記念して始まった「猿若祭」を開催。続く3月名古屋平成中村座では、初代勘三郎生誕の地とされる愛知県名古屋市中村区で、十八代目中村勘三郎襲名披露として、平成18(2006)年以来となる同朋高校体育館での公演が実現する。勘九郎は歳月の流れに思いをはせながら、「祖父が父に『追善興行ができるような役者になっておくれ』と言っていた通り、追善興行ができるのは本当にうれしい」としみじみ挨拶し、「親孝行は何ひとつできていなかったと思うが、これで少しは親孝行ができるのかなと思う」と安どの表情。七之助も「1年を通して、父の追善興行を行えるということは息子として本当にうれしく、身の引き締まる思いです」と背筋を伸ばした。2010(平成22)年4月歌舞伎座『連獅子』狂言師後に親獅子の精=十八世中村勘三郎、狂言師後に仔獅子の精=中村勘九郎(当時 二代目勘太郎)、狂言師後に仔獅子の精=中村七之助©松竹2月歌舞伎座夜の部では、初代勘三郎が、江戸で芝居小屋建立を幕府に認められるまでを描いた中村屋由縁の舞踊劇「猿若江戸の初櫓」を上演。勘九郎の長男・中村勘太郎が初役で猿若を勤め、出雲の阿国で七之助が華を添える。17代目と18代目の伝説的な共演以来、中村屋を語る上で欠かすことができない舞踊の大曲「連獅子」では、親獅子に勘九郎、仔獅子には10歳となる次男の中村長三郎が初めて挑むことになった。猿若を勤めることを知った勘太郎の様子について、勘九郎は「マスク越しに笑みがこぼれるのが見えて、愛おしかった」と目を細め、「連獅子」に初挑戦する長三郎には「火の玉のような子獅子を演じてくれるはず」と期待を寄せた。2010(平成22)年2月歌舞伎座『籠釣瓶花街酔醒』佐野次郎左衛門=十八世中村勘三郎©松竹昼の部では、勘三郎が当り役にした「籠釣瓶花街酔醒(かごつるべさとのえいざめ)」の佐野次郎左衛門を、勘九郎が初役で勤め、女方の大役・兵庫屋八ツ橋を七之助が同じく初役で勤める。「いつかやりたいとタイミングを模索していた。兄弟ふたりでできるので、父も喜んでいるはず」(勘九郎)、「八ツ橋は、女方あこがれのお役。初役はありがたい」(七之助)と声を弾ませた。さらに、各地の芝居小屋やホールをめぐる「陽春・春暁・錦秋歌舞伎特別公演2024」、10月には「俊寛」の舞台である鹿児島県三島村・硫黄島で13年ぶりの開催となる「三島村歌舞伎」も決定した。勘九郎は「2011年に2回目の『俊寛』を三島村で演じた時、私が14歳で千鳥をやらせていただいた」と回想。勘太郎(当時は七緒八)が誕生した頃で、「父が『七緒八が14歳になるのはいつだ?俺が70歳になるから、その記念でまたやろう』と決めていた」と秘話を披露。「それが見られなかったのは悔しいんですが、父の遺志を継いで、三島村で俊寛を勤められるのも、本当に楽しみ」と追善興行ラインナップに奔走する2024年に闘志を燃やしていた。取材・文・撮影(会見写真):内田涼<公演情報>十八世中村勘三郎十三回忌追善■「猿若祭二月大歌舞伎」【昼の部】11:00~一、新版歌祭文野崎村二、釣女三、籠釣瓶花街酔醒【夜の部】16:30~一、猿若江戸の初櫓二、義経千本桜すし屋三、連獅子2024年2月2日(金)~2月26日(月)※13日(火)、20日(火)休演※9日(金)昼の部は貸切(幕見席は営業)会場:東京・歌舞伎座■「名古屋平成中村座 同朋高校公演」【昼の部】11:00~一、弁天娘女男白浪二、身替座禅【夜の部】15:30~一、義経千本桜川連法眼館二、二人藤娘2024年3月6日(水)~3月18日(月)※12日(火)休演会場:平成中村座(学校法人 同朋学園 同朋高等学校 体育館)公式サイト:
2023年11月29日女優の本田翼が出演する、アダストリア・GLOBAL WORKの新CM「『メルティニットは、まちがいない服。冬」編が、26日より放送される。新CMでは、本田が「メルティニット」の包み込むような暖かさと、リラックスできるとろけるような着心地を表現。犬のバディーと無邪気にじゃれ合ったり、ソファにくつろぎながらメガネ姿で本を読みリラックスしたり、自然体で豊かな表情を見せている。また、声優・津田健次郎がナレーションを担当。心地よくしなやかな大人なボイスと、本田の演技とのコラボレーションが実現した。さらに津田が声でナビゲートする特設WEBコンテンツ「津田健次郎のメルティニットラジオ」も公開される。■本田翼インタビュー――撮影を終えた感想を教えてください。今日の撮影は“冬”がテーマになっています。日常の生活の中で「メルティニット」を着用して過ごす様子を演じさせていただきました。わんちゃん(バディーくん)と生活する様子も撮影したので、普段の自分の生活に近い感じでとても楽しく撮影をすることができました。――CM撮影当日は猛暑でしたが、スタジオセットで初雪を見ながらの撮影はいかがでしたか?(猛暑日に撮影を行い、撮影セットでは雪を降らせていたため)スタジオでは雪が降っているのに、外に出ると暑くて、とても神秘的な気持ちになりました。――バディーくんとの再共演はいかがでしたか?相変わらずいい子でした。再共演ということもあり以前よりも仲良くなってきた気がします。そんな様子もCMを通して伝わったら嬉しいです!――今回初となる「メルティニット」のCM撮影で、今日も1日着用して撮影いただきましたが、着心地はいかがでしょうか?一切チクチクしないことにとても驚きました! 大きすぎず小さすぎずバランスのとれたサイズ感と柔らかい肌ざわりで着やすかったです。――着用いただいた「メルティニット」は、カラーバリエーションがたくさんありますが、何色が好みでしょうか?今年の秋冬はカラーがあるものも沢山着たいと思っていますが、今日着用させていただいている”モカ色“が上品さもあり普段使いもしやすい色味なので気に入りました!――今回のCM撮影では初雪の演出がありましたが、本田さんがしたいこの冬の過ごし方を教えてください。この冬は鍋をしたいなと思っています。その他は、雪山などにも行ってみたいです! 例年はおうちでゆっくりゲームをして過ごすことが多いので、今年は目標として普段はしない過ごし方をしてみたいです。日本の素敵な景色が見られるスポットや、雪景色がきれいな長野や北海道に行ってみたいです。――今年はパンツの他に、ブラウス、ニットの商品も増えて、アンバサダーとして様々な商品に触れていただきましたが、本田さんにとってGLOBAL WORKを一言で表すとどんなブランドだと思いますか?パンツもブラウスもニットも「まちがいない服」です。GLOBAL WORKの服を着れば、“絶対にはずさない。これを着ればキマる!”という安心感があります。――「メルティニット」のCMを見る方に一言お願いします。メルティというだけあり、とろけるような肌触りになっていますので、是非みなさんに体感していただけたら嬉しいです!
2023年10月26日女優の本田翼が出演する、アダストリア・GLOBAL WORK「ウツクシルエットパンツ」の新CM「テーパードもワイドも編」が14日より放送される。○■本田翼、ウツクシルエットパンツを着こなす新CMでは、これまでCMで展開してきた「ウツクシルエットパンツ」のテーパードパンツに加えて、ワイドパンツが初登場。オフィスでかっこよくプレゼンをしたり、同僚や友達と和気あいあいとランチに向かったり、本屋で好きな雑誌を見つけて旅行の計画を立てたりと、本田はウツクシルエットパンツを着こなしながらさまざまなシチュエーションを演じている。また、新CMには、いま話題のアーティスト・imaseの楽曲「I say bye」を使用。新CMの解禁に合わせて、フルバージョンのストリーミング配信が開始する。○■imase コメント「I say bye」がGLOBAL WORKさんのCMタイアップ曲になったことを光栄に思います! この曲は活動初期にSNSにサビだけ投稿していた楽曲で、ファンの方々から早くフルで聴きたいとたくさんコメントを頂いていました。その楽 曲を今回このような素敵なCMに使用していただけること、とてもうれしく思っています。また今回、GLOBAL WORKさんの店頭でミュージックビデオが見られたり、僕のライブご招待などが当たるガチャキャンペーンも行われています! 是非、店頭にも遊びに来てもらえるとうれしいです!
2023年09月14日歌舞伎座新開場十周年「『秀山祭九月大歌舞伎』二世 中村吉右衛門三回忌追善」が、9月2日から25日まで東京・歌舞伎座で上演される。2021年に逝去した中村吉右衛門の三回忌追善として行われ、数々の当り役を持ち、多くの人々を魅了してきた歌舞伎界屈指の名立役をゆかりの演目、出演者で偲ぶ。夜の部では、歌舞伎三大名作のひとつ、『菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)』より、原作の三段目にあたる『車引』が上演されることになり、中村又五郎、歌昇、種之助が出演する。松王丸、梅王丸、桜丸という三つ子の兄弟の争いを描き、歌舞伎の様式美を凝縮した華やかな演目。又五郎の松王丸、歌昇の梅王丸、種之助の桜丸という配役で、豪快な荒事の魅力を披露する。『菅原伝授手習鑑 車引』平成30(2018)年7月大阪松竹座公演より、松王丸=中村又五郎(c)松竹『菅原伝授手習鑑車引』平成26(2014)年4月金丸座より、梅王丸=中村歌昇(c)松竹『菅原伝授手習鑑車引』2023年「秀山祭九月大歌舞伎」オフィシャルビジュアルより、桜丸=中村種之助(c)松竹又五郎、歌昇、種之助の親子3人で『車引』の三兄弟を勤めるのは、今回が初めて。このたび、都内で行われた取材会に顔を揃え、それぞれの意気込みを語るとともに、在りし日の吉右衛門の思い出話も披露した。「古典中の古典ですし、播磨屋の一員として、お兄さんにお稽古で教えていただいた“核の部分”をしっかり噛みしめながら、舞台に挑めたら」。そう語る又五郎は、「大きなお役を、ここにいる3人で勤められるのは、なかなかない機会で親としてはとてもうれしいこと。子どもたちは嫌だと言うかもしれませんが(笑)」と親子共演に喜びを示し、演じる松王丸については「梅王丸、桜丸を痛めつけるのではなく、体から出てくるパワーで抑えつける感じが出せれば」と語った。梅王丸を勤める歌昇は「播磨屋として、おじさまの舞台に対する姿勢を近くで見てきました。教えていただいたことをしっかりと継承し、おじさまに近づけるように精進することで恩返ししたい。親子3人での共演もうれしいですし、梅王丸は金丸座以来、だいぶ時間が経っているので、成長した姿をお見せしなければ」と決意表明。桜丸を勤める種之助は初役となり、「(尾上)菊之助のお兄さんに教えていただきます。教えをしっかりと自分のものにして、歌舞伎座という舞台に見合う桜丸を目指していければと思います」とこちらも闘志を燃やした。吉右衛門との思い出を問われると、又五郎は「スパルタという意味ではなく、『あそこはこう』とお厳しい指導をいただいた。こちらが進歩をすれば、『そうだ、あれでいいんだよ』と褒めてくださった」としみじみ。「お言葉すべてが財産。舞台に対する姿勢の厳しさは常々でしたが、映画を観たり、絵画を鑑賞したり、そういった体験や経験が自分の豊かさにつながるとも教えていただいた」(歌昇)、「とにかく死ぬ気でやれと言われました。生前には『これからの歌舞伎はどうなるんだろうね』とも。時代が変わり、お客様の求めるものも変わるなかで、古典以外に新作や昔の古典の再演など、工夫をこらしているが、それには驚いていると思うし、どんな歌舞伎を望んでいらっしゃったのか分かりませんが、私たちが教わったことを守っていきたい」(種之助)と話していた。<『菅原伝授手習鑑 車引』あらすじ>三つ子の兄弟、松王丸(又五郎)、梅王丸(歌昇)、桜丸(種之助)は、それぞれ藤原時平、菅丞相、斎世親王に奉公しています。主人たちの対立により、今は敵味方となった三人。ある日、梅王丸と桜丸は主人の無念を晴らそうと、敵である時平が乗る牛車の行く手を阻みます。それを止めに入ったのが松王丸。三人が争う内に牛車より時平(中村歌六)が現れ……。取材・文:内田涼<公演情報>歌舞伎座新開場十周年「秀山祭九月大歌舞伎」二世中村吉右衛門三回忌追善【昼の部】11:00~一、祇園祭礼信仰記金閣寺二、土蜘三、二條城の清正【夜の部】16:30~一、菅原伝授手習鑑車引二、連獅子三、一本刀土俵入取手宿安孫子屋よりお蔦の家 軒の山桜まで2023年9月2日(土)~9月25日(月) ※11日(月)、19日(火) 休演会場:東京:歌舞伎座
2023年08月22日女優の本田翼が27日、7月1日に東京・原宿にオープンする「UGG TOKYO FLAGSHIP STORE」で行われた同店のオープン記念イベントに出席した。南カリフォルニアを拠点とするグローバルライフスタイルブランド・UGGのアジア初の旗艦店となる同店。ブランドのルーツであるカリフォルニアらしさが反映された世界観で、べビー、キッズ、レディース、メンズ、オールジェンダー対応商品が揃い、ライフスタイルブランドとしてのUGGの幅広いラインナップの商品を購入できる日本最大級の店舗となる。本田は、ゴージャスなブルーのローブコートにショートブーツをあわせたコーディネートを披露。「ボリュームコートと鮮やかな色味、スノーブーツなんですけど雪も雨も大丈夫ですし、防水で歩きやすい、軽いという、すごいコーディネートでございます」と笑顔で紹介し、「スノーブーツをファッションにできるというのがすごいんですけど、かわいい!」と大満足の様子だった。イベントには、アレン 明亜莉 クレア、池田美優、磯村勇斗、板垣李光人、片寄涼太、佐野勇斗、高橋文哉、冨永愛、柊木陽太、百田夏菜子、山崎天(櫻坂46)も参加した。
2023年06月27日怒涛の展開がクセになる、坂口健太郎主演のノンストップ・ドクター・エンターテインメント「Dr.チョコレート」。次週放送の第5話に、今井翼と田中道子が出演することが分かった。第4話でその存在が明らかになった闇の組織「め組」。2年前に起こった爆発事件の実行犯・沢入(福山翔大)、城南警察の薮下(石川恋)、海王病院の堤(佐野弘樹)など、そのメンバーも徐々に判明し、ますます目が離せない展開となっている。第5話で今井翼が演じるのは、かつて「め組」の一員だったDr.チョコレートの新たな依頼人・結城鷹也。また、田中道子は「め組」信奉者・白石千尋を演じる。Teacher(坂口さん)のもとに舞い込んだ新たな依頼は肝不全の症状に苦しむ息子を助けてほしいというものだった。しかし、病に苦しむ息子を病院には一切連れて行かずその理由は頑として話さない依頼人・結城(今井さん)の不審な態度、またその暮らしぶりから1億円の報酬を支払えるとは思えないこと、そして、秘密保持契約のサインから結城と息子の関係にある疑惑を持ったTeacherは依頼をうけるべきか迷う。なかなかオペが決まらないことに業を煮やした結城は、Teacherと唯(白山乃愛)のもとに乗り込み、自分が以前「め組」の一員であり、Dr.チョコレートの正体を知っていることを明かす。戸惑うTeacherだったが、結城の息子の病状を見た唯の一言でオペが始まる。オペの最中に結城から明かされた事実は、Teacherの疑惑通り患者は結城の息子ではなく、「め組」の活動を通じて結城が知り合ったシングルマザーの白石千尋(田中さん)の息子・勇気だった。「め組」の活動にのめりこみ、勇気の体調が悪化しても病院にも連れて行かない千尋の姿に正気に戻った結城はDr.チョコレートの手術を受けさせるために勇気を誘拐したのだった。しかし、そんな結城の行動は「め組」に筒抜けになっていて…。今井さんは、「Teacher とDr.チョコレートを中心に個性豊かなメンバーの『カンパニー』の雰囲気がそのまま、撮影現場にも溢れていました」と撮影の様子を明かし、「いったい『め組』とは何なのか。誰が黒幕なのか。是非お楽しみ下さい」とコメント。田中さんは、母親役は初めての挑戦だったそうで、「苦悩の末、思い詰めるシングルマザーの千尋がどう動いていくのかご覧いただけたら嬉しいです!」とメッセージを送っている。「Dr.チョコレート」は毎週土曜日22時~日本テレビにて放送中。(text:cinemacafe.net)
2023年05月13日女優の本田翼が出演する、韓国の美顔器ブランド・medicubeの新CM「今日よりも前へ」編が、2日から放送される。同ブランドの日本初となるテレビCMに、本田が登場。キューブに囲まれた不思議な空間を軽やかに移動すると、同ブランドの商品を見つける。さらにキューブを上って商品を手に取り、最後は気持ち良さそうな表情で微笑みを浮かべる。
2023年05月02日女優の本田翼が出演する、ネイチャーラボ「ダイアン ドライシャンプー」の新CM「こんなシャンプーあったんだ!」編が、15日から放送される。新CMでは、本田が幻想的な白い砂漠に登場。光の粒に包まれた本田が、「こんなシャンプーあったんだ」というセリフとともに清々しい表情でこちらに微笑みかける。■本田翼インタビュー――CM撮影を終えて、印象に残っていることや感想などを教えてください。今回のCMは、心地よいリフレッシュ感で肌を引き締めることのできるスプレータイプのドライシャンプーの撮影とのことで、気持ち良さそうな表情やスッキリしている様子、髪のふわっと感を表現できるようにがんばりました。――リフレッシュしたいと感じる時期はいつですか?季節の変わり目が多いです。暑くなってくる季節やタイミングはリフレッシュしたくなります。なので特に3~5月くらいは新生活や新しい環境になることが多いので、リフレッシュしたくなりますね。――実際に商品を試してみた感想を教えてください。実はCMのお仕事をいただく以前から自分で購入して使っていました(笑)。特にドラマや映画の撮影で春や夏になると前髪がペタンとなってしまうので、ダイアンのドライシャンプーを使ってふわっと整えていました。本当に重宝しています。皆さんにも是非、試してみて頂きたいです。あと暑い時期だけでなく寒い冬の季節も頭皮にシュッと馴染ませて頂くと頭皮もスッキリして香りもいいのでおすすめです。
2023年03月15日2023年3月に全国12カ所で行われる『中村勘九郎 中村七之助 春暁特別公演2023』のオンライン合同取材会を12月14日(水) に実施。毎年恒例となった巡業への思い、そして各演目の解説、見どころを中村勘九郎、中村七之助が語った。2005年からスタートした〈春暁特別公演〉は、時期によって〈錦秋〉〈新緑〉〈陽春〉と銘打ち回を重ねながら、来春で18回目を迎える。これまでに行った公演を含めて、2022年の春には全国47都道府県を制覇するという偉業も成し遂げた。始まった当初は「こんなに長く続くとは思っていなかった」という勘九郎は、「過去の芸談コーナーで〈継続は力なり〉という話をしたこの巡業ですが、私たちはもちろん、中村屋の弟子たちも含め、みんなの力になっていますし、特別公演をきっかけに、歌舞伎座や中村座、他の劇場に足を運んで下さる新たなお客様が増えたことも、続けてきたおかげだと感じています。コロナがまだ不安定な状況ではありますが、来年も全国を巡業ができることは、本当にありがたいことだと思っております」。七之助は「今回も含めてコロナ禍で巡業を行うこと自体が難しかったり、歌舞伎座や東京、大阪といった大都市に行きづらいという地方のお客様も多いなか、私たちがいろいろな場所へ伺い、歌舞伎を見る機会を作ることできるのが、本当に嬉しいです。中村屋一丸となって、一生懸命良い舞台をみなさまにお見せできたら」と、思いを語る。中村勘九郎今回の『中村勘九郎 中村七之助 春暁特別公演2023』は、「トークコーナー」「元禄花見踊」「仲蔵狂乱」「相生獅子」で構成。勘九郎、七之助、鶴松が参加するトークコーナーについて、勘九郎は「全国どこに行っても歌舞伎に縁があったり、史跡があったりするので、地元の方たちとお話できることが和気藹々として楽しいですね。歌舞伎は伝統芸能で、堅苦しくて敷居の高いイメージがあるので、まずはお客様の心の壁を取っ払って演目を見ていただきたいという気持ちがあります。ですので、できるだけ素の部分というか、飾らないことを意識してお話をするように努めています」。七之助は「兄が言った通りで、地元のお客様と出会えることはもちろん、何度か伺った土地には、馴染みの店や必ず行く場所があります。私事ではありますが、私がMCを務めているラジオ番組のInstagramのために、劇場の近くの名所や神社、歌舞伎に縁のある場所に行くようにしてるので、トークの幅は広がったと思います。事前に頂いたお客様の質問を通じていろいろなコミュニケーションが取れるのがいいですね」とコメント。以前のように手を挙げた方と直接話すことは叶わない時期ながら、その土地ならではの話題が飛び出すトークコーナーを楽しみにしている様子だった。中村七之助「元禄花見踊」は春にぴったりの華やかな演目となる。七之助は「トークコーナーを経て〈春暁特別公演〉の歌舞伎、その踊りの一発目なので、何も考えずに綺麗なものを見ていただいて、その歌舞伎の世界観に入っていただこうかなと思うような踊りです。一緒に花見をするような気分でご覧いただければ幸いです」、勘九郎は「元禄期の男と女が華やかに踊るので、まずビジュアルが見どころ。衣装の美しさや当時の頭のかつらのゆい方を、目で楽しんで頂ける演目です」と紹介した。「仲蔵狂乱」の上演は、本興行では昭和35年の歌舞伎座以来。2021年にNHKで放送された「忠臣蔵狂詩曲No.5 中村仲蔵 出世階段」で中村仲蔵を演じた勘九郎にとっても縁のある演目と言える。出演する勘九郎は「なかなか本興行で出ない珍しい踊りを披露するのも、この特別公演のいい部分。仲蔵さんが出世をしていくサクセスストーリーは、落語や講談でも有名ですが、彼は志賀山流の養子になった踊りの名手です。いまでも〈仲蔵振り〉は受け継がれている、なかなかいない歌舞伎役者の一人でもあります。〈狂乱雲井袖〉という本外題ですが、中村仲蔵さんが出てくるわけではなく、でも仲蔵さんが有名だから仲蔵狂乱という名前が入ってしまうぐらいの狂言なんですね。とてもしっとりとした、私もあまり手掛けたことのないような踊りだと思います。気が狂っていると偽っている役なので、踊りの中でその部分と正常な部分を踊り分けて見せるのが見どころのひとつなのですが、すごい細かいんです(笑)。この難しい踊りを、現代のお客様にどれだけ楽しんで頂けるかが、踊り手の腕の見せ所。久しぶりの演目、そして仲蔵さんという私たちにとっても縁のある人物が演じた役ということで、楽しんでいただければと思います」と意気込んだ。ラストを飾る「相生獅子」は、七之助と鶴松が二人の美しい姫を演じる。七之助は「石橋物のなかでも古い作品で、前半はお姫様が二人出てきて華やかに女心だったり、口説きを見せる、品良く綺麗な格式高い踊りをご覧いただき、最後は獅子になって出てきます。お姫様の恰好で毛を振るという珍しい形の踊りなので、一つの相生獅子という演目のなかで、いろんなバージョンの二人が見れる作品です」と説明。「鶴松と二人でがっつり踊ることもなかなかないんじゃないかと思います」とのことで、そこも見どころとなりそうだ。公演を楽しみにしている方へのメッセージを求められた勘九郎は「コロナという流行り病が出てから早三年、日頃から何かに気を付けなければいけなかったり、これまでと勝手が違ったりするなかで、鬱々とした気分を持たれている方もいらっしゃると思います。本当に短い時間ではございますが、劇場で芝居を見ている間だけは、その気分を忘れて頂けるよう美しい世界に誘いたいですし、一生懸命私たちも切磋琢磨しようと思っています。春爛漫のひとときを楽しんで頂ければ嬉しいです」。七之助は「毎年恒例の巡業が今回もできる喜びを噛みしめながら、私たちの体調面やスタッフもコロナ対策バッチリで、安全安心に見ていただけるよう気を引き締めて参りたいと思います。全国12カ所24公演、一つ一つの公演を一生懸命踊りたいと思っておりますので、ぜひ足をお運びください。よろしくお願いします」と締めくくった。取材・文=長澤香奈撮影=福岡諒祠(株式会社GEKKO)<公演情報>『中村勘九郎 中村七之助 春暁特別公演2023』『中村勘九郎 中村七之助 春暁特別公演 2023』ビジュアル【演目】※上演時間約2時間予定1. トークコーナー中村勘九郎/中村七之助/中村鶴松2. 元禄花見踊 長唄囃子連中門弟 一同3. 仲蔵狂乱 長唄囃子連中小野良実(おのよしざね) 中村 勘九郎4. 相生獅子 長唄囃子連中姫 中村七之助姫 中村鶴松【日程・開催地】■2023年3月6日(月) 東京・北とぴあ さくらホール3月9日(木) 千葉・千葉市民会館 大ホール3月10日(金) 埼玉・川口総合文化センター・リリア メインホール3月11日(土) 東京・ティアラこうとう 大ホール3月12日(日) 長野・まつもと市民芸術館 主ホール3月13日(月) 神奈川・相模原女子大学グリーンホール 大ホール3月15日(水) 大阪・サンケイホールブリーゼ3月18日(土) 岩手・盛岡市民文化ホール 大ホール3月19日(日) 宮城・名取市文化会館 大ホール3月21日(火) 福岡・キャナルシティ劇場3月22日(水) 広島・広島文化学園HBGホール3月23日(木) 愛媛・松山市民会館 大ホール公式HP:
2022年12月24日本田翼演じる元高校教師の主人公が、ボーイズグループ「8LOOM」の寮母となり、一緒にトップアーティストになるという夢に向かっていくドラマ「君の花になる」。12月20日(火)本日の最終話放送を前に、クランクアップ時の写真が公開された。「8LOOM」のライブステージのシーンでクランクアップを迎えた主演の本田さんは、「8LOOM」、姉・優里を演じる木南晴夏らが集結する中、「毎日8LOOMの成長を感じることができて幸せでした。人に恵まれた現場でした」と感慨深く話し、木南さんへ「最高のお姉ちゃんだった」と言葉を贈り、2人が微笑みあうという終始あたたかな空気に包まれた。また、同じ現場でクランクアップを迎えた池岡奈緒役の志田彩良は「今回の役柄は難しかったのですが色々と助けていただき、皆さんのお陰で奈緒ができたと思います」と感謝を伝えた。一方、「8LOOM」は12月2日に行われた東京ガーデンシアターでの公開収録でクランクアップ。すでに撮影を終えていた本田さんも駆け付け、メンバーひとりひとりに花束を渡す一幕も。弾役の高橋文哉へ花束を渡す際には、“手のひらに花丸を書く動作”を見せ、感極まっている高橋さんに対し、花丸をあげるという感動的なシーンも見られたという。高橋さんは「最高の仲間たちに花丸をあげたいと思います。みんなとまた違う姿で会える日を楽しみに佐神弾とはお別れをして、本当に最高の時間をくれた皆さまにありがとうを伝えたいと思います」と伝える。ほかのメンバーも、「つらいことやたくさん壁もありましたが、皆さんのおかげで無事にクランクアップできました」(宮世琉弥)、「いろんな人の支えがあって・・・本当に感謝の1年でした」(綱啓永)、「これからもみんなの花になれるようにがんばります!」(八村倫太郎)、「皆さんいつもありがとうございます。最高でした!」(森愁斗)、「8LOOMYのみんなと過ごせる時間が幸せでした。これからもずっとそばにいます!」(NOA)、「とにかくスタッフさん、メンバーにありがとうと伝えたいです」(山下幸輝)と、感極まった様子で涙ながらに気持ちを伝えた。主要キャストも続々とクランクアップし、事務所の社長・花巻由紀役の夏木マリは「毎日楽しく撮影させていただきました。皆さんとまた元気に再会したいと思います」とコメント。トリニティ春日役の竹中直人は「今回初めて本田翼さんと共演させていただきましたが、なんて透明感がある人だろうと思っていました」と正直な気持ちを告白。マネージャー・香坂すみれ役の内田有紀は「素敵な先輩とまた再会し、そして素敵な後輩の皆さんと仕事ができ、毎日現場に来ると8LOOMの前向きなパワーに動かされて、私自身もまだまだ前を向いて一生懸命やらないと、と思いました」と撮影の日々をふり返り、マネージャー・添木ケンジ役の宮野真守は「僕がこれからこの仕事をしていく上で、とても財産になるような経験をさせていただきました!本当に皆さんありがとうございました!」と感謝の気持ちを述べた。あす花の姉であり、8LOOMYの優里役の木南さんは「本当に8LOOMの成長を応援しながら撮影に参加できて、とても楽しかったです。そして、(本田)翼ちゃんやフレッシュな皆さんとお芝居できたことがうれしかったです」とコメント。8LOOMの同期でライバルグループでもある「CHAYNEY」のメンバーも「本当に貴重な経験ができました」「すっかり8LOOMYになっちゃって、毎週楽しみに『君の花になる』を観ているので、みなさんも最後まで楽しんで観ましょう!」など少し緊張しながらも呼びかけ、リリカ役の川津明日香は「今回の役どころは8LOOMのオタクでもあるので、活動をすごく応援していました! また、実際にライブをするドラマってなかなかないと思うので、すごく幸せな時間でした」と笑顔を見せた。前回第9話では、あす花と弾のツーショット写真流出で大騒ぎになり、弾は活動休止を余儀なくされ、あす花は寮を出ていくことに。そして、あす花はフリースクールで新たな人生を歩み、弾はメンバーに「解散しよう」と提案した。そして今夜最終回。引き離されたあす花と弾の関係の行方、「8LOOM」が下すそれぞれの“夢”への決断の果てにある感動のフィナーレに注目だ。「君の花になる」は毎週火曜日22時~TBSにて放送中。(cinemacafe.net)
2022年12月20日猿若町発祥180年記念『平成中村座 十一月大歌舞伎』が、11月3日に平成中村座(浅草寺境内・仮設劇場)で初日を迎えた。「江戸時代の芝居小屋を現代に復活させ、多くの方々に歌舞伎を楽しんでいただきたい」という十八世中村勘三郎の思いから、2000年に誕生した平成中村座。2カ月連続公演のふた月目となる今月の第一部は、『寿曽我対面』『舞妓の花宴』『魚屋宗五郎』の古典作品が並び、江戸の芝居小屋を模した平成中村座でしか味わえない舞台となっている。そして第二部では、先月から引き続き、平成中村座で初となる新作歌舞伎、宮藤官九郎が平成中村座のために書き下ろした『唐茄子屋~不思議国之若旦那』と、華やかな舞踊『乗合船恵方萬歳』が上演される。『平成中村座 十一月大歌舞伎』は11月27日まで。なお新型コロナウイルス感染症の影響により、本日11月4日・5日公演は第一部・第二部ともに中止となっている。■中村勘九郎 コメント10月5日、浅草で4年ぶりとなる平成中村座の幕が開きました。初日の幕が開いたとき、お客様の拍手がすごくて、我々役者やスタッフだけではなく、皆さまも平成中村座を待っていてくださったんだと感じられて、とても幸せな気持ちになりました。連日、大勢のお客様に平成中村座へお越しいただき、小屋も喜んでいるように感じましたし、何より毎日平成中村座で芝居ができて嬉しかったです!そして、おかげさまで無事に千穐楽まで完走できたことに感謝です。稽古を経て、いよいよ、11月公演が始まりました。ふた月連続でご覧いただく『唐茄子屋』は、宮藤官九郎さんが今回の二か月連続公演のために書いてくださった新作、宝物のような作品です。幕が開くまでは、どんな反応なのかドキドキでしたが、大いに笑って楽しんでいただけているようで、本当に嬉しいです!11月にも古典作品が並びます。江戸の芝居小屋を模した平成中村座の空間で、古典の持つ魅力も合わせてご堪能いただきたいと思います。さて、すっかり寒さも増してまいりました。是非、11月は防寒対策をして浅草へ足をお運びください。平成中村座に一歩踏み入れれば、関係者一丸となって、熱い舞台空間をお届けします!皆様のご来場を心よりお待ちしております。<公演情報>猿若町発祥180年記念『平成中村座 十一月大歌舞伎』11月3日(木・祝)~27日(日) 平成中村座猿若町発祥180年記念『平成中村座 十一月大歌舞伎』ビジュアル【演目】■第一部一、寿曽我対面(ことぶきそがのたいめん)出演工藤祐経:中村橋之助曽我五郎:中村福之助曽我十郎:中村歌之助化粧坂少将:中村鶴松小林朝比奈:中村虎之介大磯の虎:坂東新悟鬼王新左衛門:中村勘九郎二、舞妓の花宴(しらびょうしのはなのえん)出演白拍子和歌妙:中村七之助三、新皿屋舗月雨暈 魚屋宗五郎(さかなやそうごろう)出演魚屋宗五郎:中村勘九郎召使おなぎ:坂東新悟磯部主計之助:中村橋之助小奴三吉:中村歌之助菊茶屋娘おしげ:中村鶴松菊茶屋女房おみつ:中村歌女之丞父太兵衛:片岡亀蔵女房おはま:中村扇雀■第二部一、唐茄子屋(とうなすや)不思議国之若旦那作・演出:宮藤官九郎出演若旦那徳三郎:中村勘九郎傾城桜坂/お仲:中村七之助第二太夫/源六倅源助:坂東新悟大工の熊:中村橋之助半公:中村福之助眠 善治郎:中村虎之介若旦那(小):中村勘太郎お仲倅イチ:中村長三郎丹生林/海苔屋のおたね:中村鶴松山崎屋おりき:中村歌女之丞達磨町の八百八/吉原田んぼのあめんぼ:荒川良々番頭小辰/吉原田んぼの蛙ゲゲコ:片岡亀蔵大家源六:坂東彌十郎八百八女房よし/吉原田んぼの蛙ゲコミ:中村扇雀二、乗合船恵方萬歳(のりあいぶねえほうまんざい)出演萬歳:中村扇雀才造:中村勘九郎白酒売:中村七之助大工:中村橋之助若旦那:中村虎之介芸者:中村鶴松角兵衛獅子:中村歌之助角兵衛獅子:中村福之助女船頭:坂東新悟田舎侍:片岡亀蔵通人:坂東彌十郎チケット情報はこちら:※新型コロナウイルス感染症の影響により、11月4日(金)・5日(土) の公演は第一部・第二部ともに中止。最新の情報は公演公式サイトにてご確認ください。
2022年11月04日10月14日(金)本日公開の実写映画『耳をすませば』の主題歌、杏がカバーする名曲「翼をください」が配信スタート。映画本編の映像で構成されたMVも合わせて公開となった。2010年にカバーアルバム「LIGHT」で音楽アーティストとしてデビューし、2012年にはオリジナルアルバム「愛をあなたに」をリリースした杏さん。2021年からは自身のYouTubeチャンネルで、ギターでの弾き語りカバーを披露しており、人を優しく包み込む声と表現力でミュージシャンとしても注目を集めている。今回配信スタートした「翼をください」は、杏さんの澄み渡る歌声で物語に彩りを加えていく、爽やかな楽曲アレンジとなっている。「翼をください」について「私自身も子供の頃から歌っています」と話す杏さんは、「その時は深く考えず、ただ気持ちよく歌っていたけれど、大人になってからは歌の歌詞も反芻するようになりました。幼かったあの頃を思い出しながら今の自分が同じ歌を歌う、という気持ちは映画の内容にも通じるのではないのかなと思います。どうか、懐かしみながら一緒に口ずさんでいただければと思います」とコメントしている。漫画・アニメーション映画で描かれた中学生の甘酸っぱい青春時代はもちろん、大人になった雫と聖司を清野菜名と松坂桃李がそれぞれ演じ、完全オリジナルの10年後の物語も加わって、新たな物語が誕生した実写映画『耳をすませば』。公開されたMVでは、そんな注目作の本編映像で構成。映画への期待がさらに高まる内容となっている。『耳をすませば』は10月14日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:耳をすませば(2020) 2022年10月14日より全国にて公開©︎柊あおい/集英社©︎2022『耳をすませば』製作委員会
2022年10月14日満足感でも大人気 ゆるダイエットレシピ集9月30日、InstagramやTikTokといったSNSで大人気の経塚翼(きょうづかつばさ)氏による初のレシピ本『経塚翼のうますぎッ!太らないごはん』がKADOKAWAから発売された。同氏は2021年1月からSNSに投稿を開始し大ブレーク。現在はInstagramのフォロワーが約35万人、TikTokでは約46万人がフォローしている。新刊はA5判の単行本で96ページ、定価は1,320円(税込)だ。低糖質・高たんぱくのやせ食材をがっつり食べることが大好きだという経塚翼氏。ただ、仕事は完全リモートで運動不足気味。食事はといえば市販の弁当や惣菜ばかりで、気付けば体重が増えてしまっていたという。やせたいと思いつつも、食べる楽しみを手放したくない同氏は自炊生活を開始。自分なりのダイエット料理をSNSで発信し、運動も地道に続け、3.5kgの減量に成功している。新刊では、SNSで大好評だったレシピに加え、初公開の新メニューを多数収録。「ゆる~い糖質オフレシピ」を掲載する。子育てに忙しい人でも、料理が苦手な人でも失敗せずおいしく作れるシンプルなレシピが満載。Amazon.co.jpでの購入者には、著者の手書きによる未公開レシピ3品のデータが特典として用意されており、期限は12月23日となっている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※「うますぎッ!太らないごはん」 経塚 翼【生活・実用書】 - KADOKAWA
2022年10月07日女優の本田翼が出演する、ネイチャーラボ・ダイアン パーフェクトビューティー エクストラナイトリペアの新CM「トゥルン♪へ旅立ち」編が、10月1日より放送される。新CMでは、本田が「トゥルンな朝へ、行ってきます!」と手を振りながら眠りにつく。カメラはその横や真上に回り込み、本田の寝顔を至近距離から捉えていく。すると、就寝中に本田の髪が光り始め、翌朝に目を覚ました本田が満足げな表情で髪をなでる。モーションコントロールクレーンを使用した今回のCM。現場入りした本田は、大掛かりなセッティングに驚いた様子だったが、撮影は数回のリハーサルを経てスムーズに進行した。また、頭の位置や角度などが厳密に決められていることもあり、同じ姿勢をキープしなければならない場面も。そんな難しい撮影にも、本田は「撮影のしやすさを優先してくださいね!」とスタッフへの気遣いを見せた。■本田翼インタビュー――CM撮影を終えて、印象に残っていることや感想などを教えてください。今回のCMは寝ている間に髪のダメージを修復できるというシャンプーの撮影だったので、ほとんどベッドに寝ているだけでした(笑)。カメラの動きがプログラミングされていて、自分の動きとカメラの動きを合わせて撮影するという最新の撮り方でとっていただいたことがとても新鮮でした! 機械と息を合わせるという経験は難しかったんですが、うまく撮影できたのではないかなと思います。――夜のルーティーンや心がけていることなどがありましたら教えてください。ナイトルーティンは特に決めてはないのですが、お風呂から出たら髪にトリートメントをつけるときに、髪をきちんととかしてからつけてます。ドライヤーをするときも、髪をとかしながら乾かして、できるだけ絡まないようにする気遣いはしています! ナイトルーティンも大事ですが、やはり寝る時間が大事なので、今回の商品は寝る時間の中で髪を修復してくれるという点で助かる商品だなって思います。――実際に商品を試してみた感想を教えてください。もともとDianeのシャンプーを使っていたのですが、今回のエクストラナイトリペアも香りが良くて、髪を洗った時の摩擦も気にならない使い心地が好きです! 枕の擦れで髪が傷んでしまうことがあったのですが、寝ている間にダメージを修復してくれるという効果があるので、それが軽減したのを実感しました。エクストラナイトリペアのシリーズと、もう一つDianeのトリートメントを使っていますが、そのフルセットで使うと、翌朝すごく髪がきれいに、トゥルントゥルンになるんです! また、私は結構寝癖がついてしまうのですが(笑)。その寝癖を直す時間も減りました!
2022年09月30日女優の本田翼が出演する、アダストリア・GLOBAL WORKの新CM「ウツクシルエットでいこう。展開」編が、15日から放送される。新CMには、秋らしい色合いの5ルックを着こなした本田が登場。「美しいシルエットは自信をくれる。憧れてたあんな自分にだってチャレンジしたくなる」とピンクの背景をバックにポージングを披露する。また、CM楽曲にはVaundyのヒット曲「life hack」を採用した。本田の決めるポーズに、スタッフからは「かわいい」「100点」と感嘆の声も。さらに撮影当日は本田の誕生日に近かったため、バースデーサプライズを実施。急に始まったバースデーソングに本田は目を丸くして驚いた表情を見せたが、その後、はにかんだ笑顔を浮かべ、温かい雰囲気の中で撮影は終了した。■本田翼インタビュー――2度目の「ウツクシルエットパンツ」のCM撮影はいかがでしたか?今回秋の新作を着用させていただいたのですが、安定のはきやすさで、着心地が良かったです!とにかく脚が綺麗に見えて、信頼のできるパンツでした。5種類のタイプの異なるお洋服を着させていただいたんですが、特に新作のチェックのパンツに注目してほしいです。あとは、前日に髪色を秋冬に似合う色にしたので、そちらも見ていただけたら嬉しいです。――今回の5ルックの中で特にお気に入りのパンツはありましたか?ネイビーのチェックパンツがすごくかわいいと思いました。秋のはじめだったらロンTでもスウェットでもかわいく合わせられそうです。普段、ついつい無地のアイテムを選んでしまいがちですが、柄があるとTシャツ一枚でも見え方が変わるし、コーディネートが楽しめますよね。――この秋注目しているファッションアイテムはありますか?今年の秋冬、気になっているのはオーバーサイズのニットです。でも、だぼっとして、スタイルが悪く見えやすいアイテムでもあるので、メリハリのあるスタイリングにするよう心がけています。ボトムをスリムなパンツやタイツにしたり、スリットの入ってるスカートで脚が見えるようにしたりしています。――今回のCMでは「美しいシルエットは自信をくれる、秋がもっと楽しくなる」というメッセージがありますが、世の中が落ち着いたら、秋に楽しんでみたいことやチャレンジしてみたいことはありますか?秋はアウトドアですね! キャンプ、BBQ、グランピングとか自然を感じられるところに行ってみたい気持ちがあるんですが、今まであまり機会がなかったのでチャレンジしてみたいです。――今回のCMでは「美しいシルエットになることで自信がついて、憧れていたあんな自分にもチャレンジできる」というメッセージが込められていますが、これからウツクシルエットパンツを試そうとしている方や、一歩踏み出そうとしている方にメッセージをいただけますか?一歩前に踏み出そうとする時や、新しい環境に飛び込もうとする時は不安や躊躇する気持ちもあると思うんですが、やっぱりそういうときに自分に勇気をくれるのって「洋服」だと思っています。私は勝負服があるんですが、大事な日は「青い洋服」を着るようにしています。洋服に勇気をもらえる自分にとってのビタミンカラーや元気がでる服だとすごくハッピーに過ごせると思います。
2022年09月15日女優の本田翼が出演する、明星食品・明星 一平ちゃん夜店の焼そばの新CM「一平ループ」編が、15日から放送される。新CMでは「明星 チャルメラ」、「明星 濃いぜ! 一平ちゃんBIG」のCMに引き続き、本田が登場。フレデリックの「オドループ」の替え歌に合わせて本田が次々と現れ、ひたすら同商品をループで食べ続ける。■本田翼インタビュー――新 明星一平ちゃん夜店の焼そばを食べた感想は?すごくおいしかったです。こってりさが増していて、からしマヨネーズが良く合いますね。今回リニューアルをされて、前回より、さらにおいしくなったと思います。あと、麺にソースがねり込んであるからより香ばしいですよね。香りも、おいしかったです!――最近やみつきになっていることについて教えてください。夏が近づいてきたので、日焼け止めにハマっています。高いものからお手頃なものまで、結構いろんなものを買って、試すことにやみつきです。そして、一平ちゃんにも、やみつきになってしまいました(笑)!――「夜店」といえば「夏」や「お祭り」のイメージですが、本田さんの夏の印象的な思い出はありますか?コロナ前までは毎年フェスへ行ってたんですが、それが自分的には夏だなって感じますね。出店とかで食べたりすることもすごく好きなので、焼そばも必ず食べていました。――今年の夏やりたいことについて教えてください。今年の夏は、少し解放されてきた感じがあるので、バーベキューとか、海に行ったりとか、お祭りに行ったりとかしたいなと思います!――CMの見所など、視聴者のみなさんへメッセージをお願いします。今回のCMはかなりアクティブで、中毒性のあるCMに仕上がっていると思います。見ていて楽しいCMですし、口ずさみたくなってしまうと思いますので、是非、皆さん何回も見て、一緒に一平ちゃんを食べましょう!
2022年07月15日女優の本田翼が出演する、森永乳業・ギリシャヨーグルト パルテノの新CM「おいしさとプロテインが“ぎゅっ!”」編が、6日から放送される。新CMには、昨年に引き続き本田が登場。ギリシャ・サントリーニ島の風景を背景に、ウエストの開いた白いドレス衣装で、引き締まったくびれと美しいスタイルを見せている。撮影では、監督やスタッフからの問いかけに、常に笑顔で答えた本田。本番中、「パルテノ」のセリフで声が裏返ってしまった場面もあり、「裏返っちゃった」と少し恥ずかしそうにはにかむ表情を見せた。撮影はスムーズに進行し、監督から撮影終了の声がかかると「あっ! もう終わりなんですね!」と驚いた様子でスタジオを後にした。■本田翼インタビュー――普段どんな時にパルテノを食べていますか?パルテノは、朝食べることが一番多いです。「バナナとパルテノ」などフルーツと一緒に食べるようにしていて、朝しっかりとたんぱく質を摂ると、その後の活動にかなり良い影響があると感じています。――今回のCMの注目ポイントを教えてください。今回のCMでは、“ぎゅっ!”がキーワードになっているのですが、“ぎゅっ!”という言葉に合わせていろいろなポーズをしています。また、このCMのお話をいただいてから、ジムに行ったりなど身体を整えて、今回の撮影に臨んだので、自分の頑張ったスタイルと、“ぎゅっ!”とした時のポーズに注目していただけたらと思います。――ゲーム等インドアのイメージがある本田さんですが、ヘルシーなカラダを維持できる秘訣を教えてください。何かを我慢するというよりは、たんぱく質をしっかり摂るようにしています。パルテノに関しては、たんぱく質が多いので、夜お腹がすいた時やゲームの合間に罪悪感なく食べることができます。――今回は“ぎゅっ! としぼる”がキーワードのCMでしたが、この1年で“ぎゅっ! としたいもの“はありますか?最近、私自身が急げない人であることに気付いたんです……。ちょっとこの自分の緩くなってしまったマイペースな性格を、“ぎゅっ!“としたいと思います(笑)。――メッセージをお願いします。皆さんこんにちは、本田翼です。2年連続、パルテノのCMに出演させていただくことになりました、嬉しいです! パルテノは、とても濃厚で、クリーミーで、おいしい! それだけじゃなく、プロテインがたっぷり摂れるというところが素敵なヨーグルトなので、私もずっと食べ続けています。おいしさがぎゅっ! プロテインがぎゅっ! のパルテノで、みなさんも“ぎゅっ!”としぼってまいりましょ~!
2022年07月06日映画『劇場版ラジエーションハウス』公開後舞台挨拶が10日に都内で行われ、窪田正孝、本田翼、MAN WITH A MISSION(Jean-Ken Johnny・Kamikaze Boy)が登場した。同作は原作:横幕智裕、作画:モリタイシによる人気コミックの実写化作。2019年4月期、2021年10月期にフジテレビ月曜21時枠で放送された人気ドラマを映画化した。診療放射線技師と放射線科医という裏方の活躍に焦点をあてた新たな医療エンタテイメントとなる。「最近感動したこと」を尋ねられた本田は、「私は最近、TikTokを始めまして、フォロワーが100万人行きまして、それがすごく嬉しかったです」と明かす。窪田が「さすがですね」と讃えるが、本田は「でも、スタダに言ってなくてさ、TikTokやること」と告白する。窪田は「スターダストプロモーション、弊社なんですけど」と、2人が所属する事務所であることを観客に説明しフォロー。本田は「言ってなかったんだけど、大丈夫そう。言わないでSNSってなかなかできなくないですか?」と苦笑し、窪田も「俺、インスタやる時ちゃんと『やります』って言ったよ」と同意する。2人は「俺はやるんだ! という意志を見せないとね」(窪田)、「わかるわかる、その気持ちないとできないですよね」(本田)と盛り上がっていた。
2022年05月10日本田翼が10月スタートの火曜ドラマ「君の花になる」にてTBSドラマに初主演、ひょんなことから7人組ボーイズグループの“寮母”になる主人公を演じることが決定。そのボーイズグループは劇中だけでなく、期間限定のグループとして実際にデビューする。本作は、ある出来事により挫折した元高校教師の主人公・仲町あす花(なかまち・あすか)が、崖っぷちのボーイズグループ7人の寮母となり、一緒に“トップアーティストになる夢”に向かっていく物語。あす花はボーイズグループが共同生活する寮の“寮母”になったことをきっかけに、かつての教え子・佐神弾(さがみ・だん)と再会する。弾がグループのリーダーとして夢に向かってまっすぐ挑戦する姿に心を打たれ、気づけば教師だったころの情熱を取り戻し、自身の挫折とも向き合うようになっていく。恋も仕事も友情も、新たなステージへ進む女性の成長を描いたオリジナルストーリーで、「恋せぬふたり」「花のち晴れ~花男Next Season~」の吉田恵里香が脚本を手がけた。主人公・仲町あす花を演じるのが、本田翼。TBSドラマへの出演は「わにとかげぎす」(2017年)以来、約5年ぶりとなる。本田さんが演じるあす花は、その名の通り「辛いことがあっても明日には花を咲かせて、誰かの力になる」という、常に周りを明るく照らす女性。「先生になる」という幼いころからの夢を叶え、高校教師として日々前向きに奮闘していたが、ある出来事をきっかけに挫折し、引きこもりになってしまう。無職になったあす花が姉の家に転がり込んで3年が経つ頃、ある事情から、アパートの住み込み寮母をすることに。ふたを開けてみたら、そこはあるボーイズグループが共同生活する寮だった!さらに、そのグループのリーダーはかつて自身が夢を応援した元教え子・弾!思わぬ再会に驚く暇もなく、日々、料理・掃除・洗濯に追われながら、デビューしても崖っぷちな彼らに全力で向き合っていく。やがて、トップアーティストになる夢にまっすぐ挑む弾から、「俺があんたを見たことのない世界に連れてくから!」そう宣言されたあす花は、ステージで輝く彼の姿を見るたびに胸が高鳴るように。教師になる夢を実現させるも破れてしまい、心を閉ざしてしまったあす花。元教え子と再会したいま、立ち止まっていた彼女が再び走り出す。まさに「君の花になる」というドラマタイトルのように、主人公をはじめ登場人物全員が「誰かの花(=力)になることができる」というメッセージを届けていく。本田さんは今回の主演に嬉しく思うと同時に、「共演のボーイズグループの男の子たちをけん引する立場でもあるので、身の引き締まる思いです」と明かす。自身が演じるあす花は「挫折から抜けだせない状態なのですが、夢に向かうボーイズたちに出会い本来のあす花を少しずつ取り戻していきます。その心情と過程を丁寧に表現していきたい」と意気込む。さらに「ボーイズグループの成長」も注目ポイントだと言い、「全員がキラキラで個性豊かな面々です。ぜひ“推し”を見つけていただき、応援してもらえたら」と語っている。また、本田さんのドラマファーストビジュアルを公開。エプロンに身を包んだ本田演じるあす花が、共同生活を送る男子7人の寮母として働く様子を表現。ボーイズグループ7人の存在が垣間見える小物が散らばったデザインとなっている。物語の重要なキーとなるボーイズグループの7人は、オーディションを通して、芝居・ダンス・ボーカルとそれぞれの得意分野やバックボーンの異なるフレッシュな若手を選抜。この7人は劇中だけでなく、期間限定のボーイズグループとして実際にデビューすることが決定。 主題歌・劇中歌などの楽曲発表や、物語と連動したライブ、イベントなど多岐にわたる活動を行っていく予定。なお、今回TBSとして初めてドラマ放送前から長期にわたって、彼らのメイキング映像をTBS公式YouTubeチャンネル「YouTuboo」にて公開。約1年という準備期間をかけて、異なる分野で活躍する7人が1つのグループになっていく様子をオーディション時の映像、芝居・ダンス・ボーカルレッスンなど多種多様なオリジナルコンテンツとして毎週届けていく。そのボーイズグループの詳細は、5月4日(水・祝)よりドラマ各公式SNSにて順次公開予定。火曜ドラマ「君の花になる」は10月、毎週火曜22時~TBS系にて放送スタート。(text:cinemacafe.net)
2022年05月02日次世代の歌舞伎俳優たちが更なる活躍ができるよう、未来へ繋ぐ新しい挑戦として企画された「いぶき、特別公演」。2021年6月の京都・南座での初めての公演では、中村児太郎、市川九團次、大谷廣松らによって、『妹背山婦女庭訓』『乗合船恵方万歳』の二つの演目が上演された。好評につき、第二回が予定されていたが、新型コロナウイルスの影響に鑑み、残念ながら全公演が中止となった。しかし、コロナ禍ではあるが、その土地の多くの若い世代にも歌舞伎の魅力を繋いでいこうという考えから仕切り直しと言える、次回の公演が東京・観世能楽堂、神奈川・横浜能楽堂ほか各地で開催される。今作の出演者は、第一回にも出演した中村児太郎と、初参加となる中村隼人である。そして、中村隼人と中村児太郎が上演演目『二人椀久』の椀屋久兵衛と遊女の松山太夫にそれぞれ扮した「いぶき、特別公演」の本ビジュアルが解禁となった。今回の本ビジュアルは世界的写真家のレスリー・キー氏が撮影したものである。勇ましく、美しく、儚く、そして何より次世代を担う若い二人の瑞々しさをも感じ取れるような仕上がりが印象的なビジュアルとなった。撮影を担当したレスリー・キー氏より、コメントが到着。写真家レスリー・キーコメント「日本の伝統文化である歌舞伎とコラボレーションできた事は、私の日本での約30年間のフォトグラファー人生の中で、最も特別な出来事のひとつになりました。この企画に参加できた事をとても光栄に思います。これからも海外の地から歌舞伎の世界を全力で応援していきます。観にきて頂いたお客様には、ぜひ私の撮影したビジュアルと共に、この素晴らしい舞台を楽しんでいただきたいです。」演目は『雨の五郎』『藤娘』『二人椀久』の三つ。『雨の五郎』は、春雨の夜、蛇の目の傘を差した曽我五郎が大磯の廓の遊女・化粧坂の少将のもとへ向かう道中を描いたお話。亡き父のために敵討を誓って勇壮さを見せる反面、恋仲である少将からの文を手にした姿からは和事風の柔らかみを感じさせる。『藤娘』は、藤の精が愛らしい娘の姿で現れ、移り気な男心を名所“近江八景”になぞらえて踊り、恋心を艶やかに表現する物語。『二人椀久』は、大阪の豪商・椀屋久兵衛が遊女の松山太夫に入れ上げて放蕩の限りを尽くし、周りの者から座敷牢に閉じ込められてしまう。いつの間にか牢を抜け出し、さまよい歩く久兵衛は松山と再会するが、それは全て幻だったという幻想的な逢瀬が描かれている。趣の異なる三つの演目、そして二人の息の合った舞踊など、お見逃しなく。公演の詳細は公式サイト( )にて。【公演概要】いぶき、特別公演〈演目〉一、『雨の五郎』長唄囃子連中中村隼人二、『藤娘』長唄囃子連中中村児太郎三、『二人椀久』長唄囃子連中中村児太郎中村隼人主な日時・会場:東京公演2022年6月1日(水)観世能楽堂 ①12:00開演②15:00開演横浜公演2022年6月4日(土)横浜能楽堂 ①12:00開演②15:00開演チケット: 一般発売 2022年3月26日(土)10:00〜全席指定7,500円(税込)※未就学児童の入場はご遠慮ください。★レスリー・キー監修公演パンフレット付き★※お一人様に一部ずつパンフレットが付きます。 当日会場にてお渡し致します。その他、上演日程(お問い合わせ先などの詳細はホームページでご確認ください)千葉 6月3日(金)成田市文化芸術センター スカイタウンホール石川6月11日(土)こまつ芸術劇場うらら 大ホール京都6月17日(金)京都・観世会館愛知6月18日(土)名古屋能楽堂大阪6月19日(日)大槻能楽堂郡山6月21日(火)けんしん郡山文化センター中ホール熊本6月25日(土)八千代座福岡6月26日(日)大濠公園能楽堂<ご来場のお客様へ>本公演は新型コロナウイルス感染拡大予防のため、できる限りの対策を講じた上で開催いたします。ご不便をおかけすることもございますが、安全に公演をお楽しみいただくため、ご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。今後の感染拡大の状況によって緩和される場合がございますので、感染予防対策が変更になる場合がございます。最新情報は公式HP( をご確認ください。制作: 三響会企画 制作協力:全栄企画株式会社 / 株式会社ちあふる 協力:松竹株式会社総合問合せ:Zen-A [ゼンエイ] TEL: 03-3538-2300 (平日11:00~19:00) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年03月25日女優の本田翼が出演する、アダストリア・GLOBAL WORKの新CM「ウツクシルエットパンツ」編が、17日より放送される。新CMでは、春らしい色味のスタイリングで本田が登場。自分のシルエットに自信を持ち、明るく前向きな気持ちで楽しんでいる様子を映し出している。ピンクのセットを前に、ポージングを決めながら華麗に動きまわる本田の自然体な表情に注目だ。また、CM楽曲には3人組バンド・雨のパレードが書き下ろした「first step」を採用。同商品のコンセプトから着想を得て、「もっと自分を愛せるように」というメンバーの思いが込められた楽曲になっている。撮影では、モデルとしても活躍する本田が見事なポージングを披露。1テイク目からNGなしで、スケジュールを1時間以上巻くほどスムーズに進行した。あわせて、特設サイトでは本田の本質に迫ったリアルトーク映像も公開。普段語られることのない本音を垣間見ることができる。インタビューの途中では、本田の足元に虫が現れるハプニングも。しかし本田は表情を崩すことなく、冷静に撮影に臨んでいた。■本田翼インタビュー――2022年はどのような洋服のスタイルにチャレンジしてみたいですか?私服はカジュアルな服装が多いので、2022年はちょっと大人っぽい格好をしたいという願望があります! 風が吹いたときに髪がなびいてコートがなびいて、さっと風を切って歩くようなスタイリングに挑戦したいです。あとは、最近はジムに行き体づくりをしていることもあって、シルエットを魅せるようなコーディネートにもチャレンジしてみたいです。1年に1回は新しいことに挑戦したいので自炊や体のメンテナンスも頑張りたいと思っています。今年は大人なかっこいい女性になりたいですね、30歳になるので!――今回の撮影では全部で5種類のコーディネートを着こなしていただきましたが、普段洋服を選ぶときに大切にしていることは何でしょうか?「好きなものを着ること」を一番大切にしています! 一目惚れしたものや「かわいい!」と思ったものを選んでいます。洋服は体型を気にするきっかけでもあり、スイッチのような存在だと思っているので普段から体のラインを綺麗に見せられるよう、姿勢や洋服のシルエットに気を付けています。――今回のCMメッセージでもありますが、シルエットが決まることで、前向きな気持ちになった経験はありますか?決まらないときは本当に決まらないですよね……。だからパッとシルエットが決まったときはすごく嬉しいですし、「よし! 今日うまくいきそう」と思います。シルエットが決まるとその日1日のスタートからわくわくします!――この春、ウツクシルエットパンツを穿いてみようと思っている方々へ、メッセージをお願いします。カジュアルなテイストから大人っぽい雰囲気の服まで幅広いタイプに相性が良いので、ぜひ試してみていただきたいです! 私は特にピスタチオグリーンのカラーが合わせやすくてお気に入りです。ウツクシルエットパンツは穿くだけで下半身のバランスがすごくよくなるので、ぜひウエストインのスタイルで新しい春を迎えてほしいです!■雨のパレード 福永浩平コメント「first step」は自分のことを愛せるようになって欲しいという想いを込めた楽曲です。ウツクシルエットパンツのコンセプトを伺った際に女性に自信を持たせてくれる素晴らしいパンツだと思いました。そのコンセプトに共鳴し“自分のコンプレックスを自信に変えられる”そんな楽曲を僕も作りたいと思い制作にあたりました。春の軽やかさを表現したく、軽快なギターのカッティングやテンポの早い4つ打ちのビートで構成しました。CMで流れる曲の部分だけでも楽曲のコンセプトが伝わるようにと歌詞も含めかなり試行錯誤しましたが、ウツクシルエットパンツを穿き自分のことをより好きになっていき街を颯爽と歩く、そんな女性像を浮かべながら作詞にあたりました。制作中は何度も壁にぶつかることがありましたが、事前に頂いていたCMのダイジェスト映像に映る本田翼さんの弾けるような眩しい笑顔に助けられました(笑)。素晴らしいものに仕上がったと自信を持って言えます。ウツクシルエットパンツを穿き「first step」聴きながら胸を張って歩く女性が街に溢れてくれると嬉しいです。
2022年03月17日女優の本田翼が出演する、ZOZO・ZOZOTOWNの新CM「COSME ULTRA UP」編が、15日より放送開始した。TBS系バラエティ番組『中居⼤輔と本⽥翼と夜な夜なラブ⼦さん』でMCを務めるほか、映画『劇場版ラジエーションハウス』、『鋼の錬金術師完結編 復讐者スカー / 最後の錬成』の公開が控えている本田。新CMでは、本田がコスメを活かしたメイクで登場。マニッシュなショートヘア姿など、5人の本田が次々と入れ替わり「ねぇみんな。ZOZOで買えるコスメブランド、どんどん増えてるよ」と笑顔を見せる。ラストには「どんな私になろっかな~?」というセリフとともに、様々なスタイリングとメイクの本田5人が交錯しながらフェードアウトしていくといった内容だ。
2022年03月15日