俳優の西島秀俊が、映画『空母いぶき』(2019年公開)主演を務めることが6日、明らかになった。佐々木蔵之介が共演を務める。同作は第63回小学館漫画賞一般向け部門を受賞した、漫画家・かわぐちかいじによるベストセラーコミックを実写化。世界が再び「空母の時代」へと突入した20XX年を舞台に、日本の領土である波留間群島の一部が占領された中、戦後初の航空機搭載護衛艦「いぶき」を中心とする護衛群艦隊を現場に向かわせる。映画版では、これらの出来事が“24時間の物語”として構築される。主人公である空母いぶき艦長・秋津竜太を演じる西島と、空母いぶき副長・新波歳也を演じる佐々木は映画初共演。西島が扮する秋津は航空自衛隊出身、佐々木が扮する新波は海上自衛隊出身で、同期にしてライバルでもあり、対立をしながらも共に未曾有の危機へと立ち向かう。監督は『ホワイトアウト』『沈まぬ太陽』『柘榴坂の仇討』らの作品で知られる若松節朗。また、脚本は『機動警察パトレイバー』シリーズの伊藤和典と、『亡国のイージス』『聯合艦隊司令長官 山本五十六』の長谷川康夫が務めるほか、原作のかわぐちかいじが監修、『亡国のイージス』や『終戦のローレライ』で知られる小説家、福井晴敏が企画として参加する。若松監督は「『未来の命に平和な世界を残しましょう』それがプロデューサーからのオファーの言葉でした」と明かし、「原作で投げかけられた問いがまさしく現実となった時、私たちはどんな選択をするのか。この映画が平和や命の重みを考えるきっかけとなるよう、頑張りたいと思います」と意気込んだ。○西島秀俊(秋津竜太役)コメント多くの熱狂的なファンが次の展開を心待ちにする、かわぐちかいじ先生の傑作『空母いぶき』の映画化のお話を頂き、興奮で震える思いです。若松節朗監督をはじめとした撮影スタッフ、本作品に協力して下さっている全ての皆さんと共に、現在、全力で準備が進んでいます。鋭い洞察で今を見つめ、圧倒的なリアリティーで描かれる近未来、その作品世界に生きる登場人物達に負けないよう、命がけで取り組みたいと思います。○佐々木蔵之介(新波歳也役)コメントかわぐちかいじ先生の「空母いぶき」の映画化に参加させて頂くことを心より光栄に思います。"必ず平和を守る”という信念を持ち、凡ゆる戦況と対峙し悩み葛藤する登場人物たち。この作品に若松節朗監督と西島秀俊さんをはじめ多くの出演者、スタッフと挑めることを嬉しく思います。原作ファンの方は勿論、たくさんの方に愛される作品をお届け出来るよう、強い覚悟を持って航海に臨みます。映画「空母いぶき」、楽しみにお待ちください。
2018年03月06日規格外のアクションエンターテインメントドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」の第1話試写会・制作発表会見が4月6日(木)に行われ、出演する小栗旬、西島秀俊らが登壇した。先日、フランス・カンヌで行われた「MIPTV」に出席した西島さん。現在、劇団☆新感線「髑髏城の七人Season花」のこけら落とし公演中のため、参加できなかった小栗さんは、「僕が1日2回公演で厳しい現実の中、カンヌの西島さんとテレビ電話したら、昼から白ワインを飲んでいて、むむっと思いました(笑)」と、西島さんと微笑み合った。「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」は、直木賞作家の金城一紀が描く骨太なアクションエンターテインメント作品。タイムリミットが近づく国家の危機的状況下で奮闘する、警察庁警備局長直轄の秘密部隊「公安機動捜査隊特捜班」の姿を、臨場感と迫力ある映像で描く。小栗さんと西島さんは、この特捜班のメンバーに扮した。登壇者が、「本当に面白い作品」、「面白すぎてちびるかも」、「大好きな作品」など称賛するほど、愛と気合いが入り混じった本作。カンヌでの評判について、西島さんは、「アジアの作品で初めて公式上映されたことと、今年は公式上映が2本しかなくて、そのうちの1本で本当に注目度はすごかったみたいです。レッドカーペットの段階から記者の方もたくさん来ていて、立ち見もすごくて」と、その熱狂度を語った。さらに、「アジア、ヨーロッパ、ヨルダンの方にも興味があると僕も話しかけられて。世界中の方に興味を持たれていると実感しました」と、規格外の反響に手ごたえを感じていた。これまでドラマや映画など、多くの現場の第一線で走ってきた小栗さんと西島さんは、本作で民放連続ドラマ初共演を飾った。共演前後の印象を聞かれると、小栗さんは「西島さんはものすごくストイックな方という印象でした。でも、かなりナチュラルな方で、現場でほとんど笑っているんです。すごくチャーミングなので、野武士みたいなイメージは覆されました」と心境を明かす。反対に、西島さんは「あまり変わっていないです(笑)」と一言。ただ「人の心にぐいぐい入ってくるんです。僕はドアを閉じているタイプなんですけど、自分の中では弟みたいに感じ始めています」と小栗さんのコミュニケーション能力に感服していた。そのほか、制作発表会見には田中哲司、野間口徹、新木優子、長塚京三も出席した。「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」は4月11日(火)21時よりカンテレ・フジテレビ系にて放送開始(初回15分拡大)。(cinamacafe.net)
2017年04月06日俳優・西島秀俊が、4月放送スタートの小栗旬主演ドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」を引っ提げ、フランス・カンヌで行われている世界最大の国際映像コンテンツ見本市「MIPTV(ミップティーヴィー)」のレッドカーペットに登場した。毎年4月に開催され、世界トップクラスのプロデューサーやバイヤーら、エンターテインメント界のリーダーたちが多数来場する「MIPTV」は、ドラマやバラエティー、アニメなどの最新コンテンツの上映会が行われるほか、映像コンテンツ業界の最新動向を伝える多彩なイベントが実施されるなど、世界の映像ビジネスの中心となるコンテンツマーケット。今年は、「MIPTV」初企画となる「アジアワールドプレミア」が企画され、その公式上映作品の第1作目に「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」が選出された。当日は、『アベンジャーズ』シリーズでホークアイ役を演じたジェレミー・レナーなど、海外の人気俳優陣が続々とレッドカーペットに登場する中、西島さんが登場すると、海外メディアのインタビューや訪れた人々からのサイン攻めに。初めてカンヌを訪れたという西島さんは「何よりも『CRISIS』が期待されていて温かく迎えていただいていると感じているので、本当にうれしいです」と大きな注目を浴びているのを実感している様子。また「監督、スタッフ、共演者のみんなで本当に苦労して、いい作品を作ろうと頑張ったので、楽しんでもらえる作品になっていると思います」とアピール。世界中から期待されている本作だが、「誰よりも日本の皆さんに見ていただきたいので、楽しみにしていてください!」と日本放送を心待ちにしているファンへメッセージを送った。日本での放送開始に先駆けて世界初上映となった今回、会場の280席は満席、立ち見も出るほどの盛況ぶり。観客と一緒に第1話の上映を観ようとした西島さんも、座席を観客に譲るために上映の間、席を立ったほどで「正直、驚いています。非常に嬉しいですね」と笑顔を見せていた。上映会後の舞台挨拶では、冒頭フランス語で「ボンジュール!トレビアン?」と挨拶し、続けて「こんにちは。出演者の西島秀俊です。今日は来てくださりありがとうございます。今回観て頂いたのは第1話で、これからもっと人間ドラマもアクションも大きく面白くなっていきますので、興味を持って頂いた方は、ぜひスタッフに声を掛けて下さい。僕でも良いです。プロデューサーの笠置さん、原案・脚本の金城一紀さん、主演俳優の小栗旬さんはほかの国の皆さんと仕事をする準備ができています」とコメントし会場を沸かせた。本作をいち早く鑑賞した各国のバイヤーは、「完成度が高く、アクションがかっこいい」「このドラマはいままで自分が見た日本のドラマの中でもクオリティーが一番高い!」など高評価を得ており、ますます日本放送に期待が高まるようだ。「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」は、小栗さん演じる主人公・稲見朗や、西島さん演じる田丸三郎を始めとする、各分野のスペシャリストが結集した警察庁警備局長直轄の秘密部隊「公安機動捜査隊特捜班」の活躍を、直木賞作家・金城一紀の原案・脚本で描く骨太なアクションエンターテインメント。2人のほかにも特捜班のメンバーに田中哲司、野間口徹、新木優子が出演する。「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」は4月11日(火)より毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。※初回15分拡大(cinemacafe.net)
2017年04月05日ジョルジオ アルマーニ(Giorgio Armani)は、スーツなどのオーダーライン「メイド トゥ メジャー」の新ビジュアルに、俳優・西島秀俊起用。日本人で初めて、西島がジョルジオ アルマーニラインのビジュアルモデルを務めることとなった。纏ったのはグレーの3ピーススーツ。デザイナーのジョルジオ・アルマーニ本人が指揮をとり、西島の為に制作された特別なピースだ。「服に着られているのではなく、その人の個性が際立つように服をつくってきました。」とジョルジオが語る通り、ビジュアル内での西島の姿は、気品と知性といった彼のキャラクターが際立ち、同時ににじみ出るような優しさに満ちている。タイを締めてシャープに見せつつも、ジャケットはボタンを開けラフに羽織った着こなしもまた、“日本人男性が自信をもって、フォーマルなスーツをカジュアルダウンしてカジュアルダウンする着こなしが大好き”だという、ジョルジオのスピリットが活かされたスタイリングである。西島は、今回の新ビジュアルを皮切りに、2017年秋冬もタキシードを着用して、メイド トゥ メジャー ビジュアルに引き続き出演するという。ジョルジオ アルマーニの中でも完璧さを追求した最高級ライン、西島の登場によってますます盛り上がりを見せてくれそうだ。【問い合わせ先】ジョルジオ アルマーニ ジャパンTEL:03-6274-7070
2017年03月25日小栗旬と西島秀俊の民放連続ドラマ初共演作「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」に、石田ゆり子と眞島秀和が出演することがこのほど決定。あわせて本作の初回放送日が、4月11日(火)となることも明らかになった。本作は、主演の小栗さん演じる稲見朗をはじめとする“公安機動捜査隊特捜班”の活躍を、直木賞作家の金城一紀が描いた骨太なアクションエンターテインメント。そして、稲見と共に特捜班に所属する田丸三郎役を西島さん、そのほか田中哲司、野間口徹、新木優子らが顔を揃えている。このほど発表された2人が演じるのは、とある夫婦。眞島さんは、田丸の手引きによって新興宗教団体に出家信者として潜入し、公安の協力者として諜報活動を行っている夫・林智史。そして石田さんがその妻・千種役。智史が家を空けて2年、当初は夫の帰りを待っていたが、自分を支え続けてくれる田丸との関係にもやがて変化が…という展開になっていくという。今回の役柄について石田さんは、「透明な人というか、サラッとした雰囲気ではあるけれど、芯が強い。でも、心の奥に熱い女っぽいところもある女性で、ご覧になる方にとって千種がどう映るか楽しみです」と話し、作品については「ひとりひとりの描かれ方がとても素敵でカッコよくて、とにかく面白かった」と絶賛。また、これまで映画やドラマで婚約者や夫婦を演じてきた石田さんと西島さん。石田さんは「動きがあまりなく、精神的に微妙な距離を保った中での共演だったので、“気持ちの筋肉”を使いました。それでも西島さんが田丸さんとして目の前にいるだけで、千種の切ない気持ちに自然となれるのはすごくありがたかったですし、そういう佇まいが素敵ですね」と西島さんについて話し、「あとは、笑った顔が子犬のように可愛くて…なんだかもうズルいですよね、ズルい!(笑)。これからも仲良くしていただきたいです」とコメントした。また、本作の主題歌(オープニングテーマ曲)に、デビュー前の超実力派シンガー・Beverlyが大抜擢!歌手になるためにフィリピンから日本に来て活動を開始し、その歌声のパワーは2016年夏のフェス「a-nation」で披露。大ブレイクしたピコ太郎からも元旦に今年ブレイクするアーティストとしての紹介されるなど、にわかに話題となっていた。今回はオープニングテーマ曲にとして楽曲「I need your love」を発表。本楽曲を含む、デビューアルバムが5月31日(水)よりエイベックスよりリリース予定だ。。「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」は4月11日(火)より毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。※初回15分拡大(cinemacafe.net)
2017年03月13日俳優の西島秀俊が24日、都内で行われた森永チョコレート「カレ・ド・ショコラ」『気配りチョコ』記者発表会に登場した。同商品のCMキャラクターを務める西島は、バレンタインについてきかれると「いくつになってもそわそわします」と心境を明かした。また西島は「転んで怪我をした同僚に対してどう接するのがいい?」「先輩の自宅で奥さんが手料理でもてなしてくれたら、帰る際にどういった態度が適切か?」など、"気配り力"を問われる"気配り力検定"に挑戦。20点中13点を記録し、「散歩道級」という結果となった。この結果に、西島は「微妙ですね。わからないですね、この級が」と困惑した様子。転んで怪我をした同僚には「テーピング持ってるから、よかったら使って」、先輩の奥さんには「ありがとうございます、とただ感謝の言葉を伝える」など、模範とされる気配りの仕方について「おかしいでしょ」「全然わかんない」と抗議を連発した。西島は「もっと詳しく聞きたいですね。まったく納得がいきません」と苦笑。"級"については「レッドカーペット級」「散歩道級」「砂利道級」「ぬかるみ級」と解説を受け、「そういうことなんですね。全然わかんない」と笑いながら、周囲にも出題して「どんどん巻き込んでいきたいですね」と語った。
2017年01月24日photo by 編集部大学在学中の2002年に、友人と共にIT系のベンチャー企業を設立した経験を生かして、現在でもIT企業のサポートを多くこなしている中野弁護士。弁護士になるまでの苦労や失敗が、今の業務にどう結びついているのか伺いました。中野秀俊(なかの ひでとし)弁護士グローウィル国際法律事務所は、元IT企業経営者であり現在も会社の経営者である中野秀俊弁護士が、クライアントにとって理想の法律事務所を実現したいという思いから設立。 ■学生時代に立ち上げたベンチャー企業が倒産…その失敗から学んだものとは?___弁護士を目指したきっかけについて教えてください。私は、2002年に早稲田大学の政治経済学部経済学科に入学したのですが、入学して間もなく友人と二人でIT企業を立ち上げました。事業内容は、システム開発の受託から始まって、Webサービスを自分たちで立ち上げたりしました。友人と二人で共同代表をしながらエンジニアも営業も行うといった感じです。その学生ベンチャーは、一時期上手くいっていたのですが、大学4年のときに、倒産してしまいました。倒産の一番のきっかけになったのが、インターネットを使った輸入事業の失敗です。これは、ネットで海外の商品を仕入れて売ると行ったサービスだったのですが、先に商品を売ってしまってから後から仕入れるというシステムをとっていました。しかし、このシステムが仇となり、結局品物が入ってこないことによって、取引相手との間で、違約金が発生してしまったのです。当時は、きちんと契約書などにも目を通していなくてハンコを押していました。契約書の中には、かなり高額な違約金の条項もあって、それが払えないことでキャッシュフローがおかしくなり、事業が回らなくなったのです。この失敗は、最初の時点で、契約書をしっかりと見ておけば防げたことでした。また、今思えばトラブルになった後も、法律を知っていればいろいろと対策できることもあったと感じます。この倒産は、法律がわからなくてダメになってしまった部分も多々あったので、今度は法律面でベンチャー企業を支える側になろうと思ったのが、弁護士を目指すきっかけです。 ___経済学部から法律の世界への転身で、苦労したことはありますか?ちょうど当時はロースクール制度が始まったばかりで、制度移行の過渡期でした。私は、学習院大学のロースクールに通ったのですが、その後、司法試験の合格までには4年ほどかかりましたね。最初、法律は全くわからない状態だったので、正直なところ、本当にしんどい思いをしました。しかし、そのときの経験から、一般の人には法律用語はさっぱりわからないということが身にしみてわかっているので、専門用語を使わずにクライアントに説明するという今の基本姿勢は、あの時の経験がいきているかなと思います。 ■会社経営の経験から身についたスピード感を弁護士業でも活かす___仕事における信条、ポリシーについて教えてください。よくクライアントに言われるのは「対応が早いですね」ということです。弁護士は、スピード感がない方も多いですからね。私は会社経営をしていたので、スピード感は非常に大事だなと、実感しています。IT企業のクライアントは特にスピードが重視されるので、法律相談だったら24時間以内に回答する、契約書のチェックだったら基本的には1日~2日くらいで回答するといったことは、心がけていますね。今も法律事務所とは別に、会社も経営していますし、ITベンチャー企業の経営者だった経験があるので、単なる法律論で終わらせないようにしています。法律ではダメなのですよというのは、とても簡単なのですが、経営者は、それは求めていないだろうなと考えています。ダメということではなくて、それでは、どうしたらいいかという解決法や、代替案も必ず模索し提案するところまで、サポートするように心がけています。 ___大学で経済学を学んでいたそうですが、今でも役立っていることはありますか?私は、あまり大学に行っていないので(笑)そこは、なんとも言えません。ただ、学生ベンチャーをやっていたという経験によって、経営者の気持ちもすごくよくわかるというのはありますね。綺麗事だけでは、ビジネスは立たないということも、肌で感じています。経営者にアドバイスするときは、自分が経営者だったら、どういうアドバイスを受けたいかなという視点でいつも回答していますね。経営者は「法律はこうなっています」といった通り一辺倒の回答は絶対聞きたくないと思います。また、レスポンスが遅いといったことも、絶対嫌なので、経営者の立場になって対応するように常に考えていますね。 *取材協力弁護士:中野秀俊(なかの ひでとし)弁護士1984年生まれ。埼玉県出身。城北埼玉高校卒業。早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。学習院大学法科大学院修了。大学在学中の2002年に、友人と共にベンチャー企業を設立。その事業の失敗を契機に、弁護士を目指す。グローウィル国際法律事務所代表弁護士。みらいチャレンジ株式会社代表取締。SAMURAIINNOVATIONPTE.Ltd(シンガポール法人) CEO。東京弁護士会インターネット法部会会員。著書に「ここをチェック!ここをチェック! ネットビジネスで必ずモメる法律問題」「有利な契約・利用規約を結ぶためのビジネス契約書 つくり方とチェックポイント」(いずれも、日本実業出版社)などがある。「グローウィル国際法律事務所」一門一答Q&A___事務所の理念を教えてください。法人のクライアントに関しては、企業の「攻め」と「守り」を支援しますということを理念としています。「攻め」の部分は、「みらいチャレンジ株式会社」のほうで、資金調達や人災採用とか、M&Aの仲介などを行っています。「守り」の部分は当事務所で、法律の部分を支援しています。事務所名に「国際」という名称を入れているのは、国際的な案件にしても対応できるということを伝えたいからです。私は、シンガポールでも会社を持っているのですが、IT企業だけではなく、日本企業は、近年、東南アジアなどに進出しているケースが多いです。そうすると、契約書のレビューで英文契約書も見るといった対応も必要になってくる。知財の問題なども、海外の法律に関して精通しておく必要があります。海外の弁護士とのネットワークもあるので、例えばタイで新しいサービスを展開したいという案件に対しては、タイの弁護士と一緒に法律の調査をして、マーケットの調査もするといった対応もしていますね。___一番依頼が多い分野は何ですか?IT企業のシステム開発の法律関係、著作権などの知的財産権関係、労務問題が多いですね。もちろん。他にも債権回収や、契約書のチェック対応などもあります。___一番依頼が多い相談内容は何ですか?2つあって、一つは例えば契約書など、ビジネスモデルの法的なチェックをしてくださいという予防面の相談です。もう一つは、紛争になりかけている事案に関する相談です。ビジネスチェックのときに、行政の相談窓口に一緒にいきましょうというケースもありますね。___初回の相談料はいくらですか?基本、法律相談は、1時間1万円をいただいています。相談料は法人も個人も一緒です。具体的に訴訟をしてくださいとか。交渉してくださいということになれば、ちゃんと事前に見積もりをして、よければ契約といった流れですね。値段も顧問契約だったら、例えば5万円だったら、ここまでやりますという感じでホームページに明確に出していますので、あとから追加料金ということはないです。個人の案件も、旧弁護士会の基準が基本に算定しており、費用説明書を作り、なぜこの金額になるのかを分かりやすく説明しています。もちろん、追加料金はありません。___着手金と報酬金の目安は?訴訟になった場合は、いくら請求しているのか、または請求されているのかによって異なります。だいたいですけど、着手金が、請求する・された金額の5〜10%ぐらいのイメージです。もちろん、これは金額によります。報酬金は、訴える側だったら実際に回収した額の10〜15%くらいの、訴えられた側は、減額した額の10~15%くらいのイメージですね。 *取材・文:塚本建未(トレーニング・フットネス関連の専門誌や、様々なジャンルのWebメディアを中心に活動するフリーランスライター。編集やイラストも手がける。塚本建未Website 「Jocks and Nerds」)【画像】*編集部
2016年12月05日TVアニメ『ユーリ!!! on ICE』展が、2016年12月15日(木)から12月27日(火)まで、東京・中野のpixiv Zingaroで開催される。2016年10月から放送がスタートした、男子フィギュアスケートの世界を描くオリジナルアニメTVアニメ『ユーリ!!! on ICE』は、『LUPIN the Third -峰不二子という女-』の監督を務めた山本沙代と『モテキ』『アゲイン!!』の久保ミツロウが原案として名を連ねる注目作。本展覧会では、原画やキャラクター設定などのアニメーション制作資料が展示される予定だ。【開催概要】TVアニメ『ユーリ!!! on ICE』展開催期間:2016年12月15日(木)~12月27日(火)時間:12:00〜19:00会場:pixiv Zingaro 住所:東京都中野区中野5−52−15中野ブロードウェイ 2F定休日:水曜入場:無料
2016年11月03日元フジテレビでフリーアナウンサーの中野美奈子(36)が1日、自身のブログを更新し、第1子となる男児を出産したことをあらためて報告した。中野アナは、「10月31日に第一子である男の子を出産いたしました」と報告。「初産は遅れると思い、のんびり構えておりましたが予定より早くこの日を迎え緊張と不安の中でのお産でした」と振り返り、「先生や助産師の皆様に支えていただき、元気な泣き声を聞いた瞬間、今まで味わった事のない感動に自然と涙が溢れてきました」と誕生した時の感動をつづった。そして、「母になって、まだ1日目。全てが初めての事ばかりで、戸惑うこともありますが、隣で寝ている小さな小さな手に触れ、握り返してくれるその温もりに、母になった実感と責任を感じでおります」と心境を伝え、「これから、我が子と共に成長していければと思います」と決意。小さな赤ちゃんの手が自身の指をぎゅっと握っている写真も公開した。さらに、「私たちのもとに来てくれてありがとう。そして、これまで支え励ましてくださった方々に感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました」と生まれて来た息子と、周囲の人たちへの感謝の思いをつづり、「一歩一歩ゆっくり、ママになっていきます!」という言葉で締めくくった。中野アナは、1日に放送されたフジテレビ系情報番組『めざましテレビ』にコメントを寄せ、出産を報告していた。
2016年11月02日元フジテレビでフリーアナウンサーの中野美奈子(36)が、1日に放送された同局系情報番組『めざましテレビ』(毎週月~金曜5:25~8:00)にコメントを寄せ、10月31日に第1子となる男児を出産したことを報告した。中野アナは、生まれたばかりの息子と2ショット写真を添えて、「私事ではありますが10月31日に第1子である男の子を出産いたしました。母子ともに健康です」と報告。「妊娠がわかってから不安な日もありましたが、たくさんの方に支えていただき無事に産まれてきてくれたこと、感謝の気持ちでいっぱいです」と喜びを伝え、「あたたかい肌の温もりや小さな指の力強さを感じる度に母としての実感がわいてきます。これからは我が子と共に成長していければとおもいます」と気持ちを新たにした。コメントを読み上げた軽部真一アナウンサーは「よかったですね。おめでとうございます」と祝福。「2002年、新人の時から6年半『めざましテレビ』のキャスターを務めてくれました。2010年に結婚したのですが、待望のベビーということになりますよね。本当にかわいい小さな男の子が誕生致しました」と語り、「メールも来たんですが、『クタクタなんだけど気分が高揚してます』。それが今の中野美奈子ママの気持ちということです」と明かした。
2016年11月01日ひつじを愛するみなさまに朗報!「大・羊フェスタ 2016 in なかのアンテナストリート」が、11月5日(土)、11月6日(日)の2日間、中野セントラルパークで開催されます。羊肉をたのしむグルメコーナーや、手作りの雑貨コーナーなど、ひつじにまつわる様々なお店が出店し、ひつじを通して生産者や消費者が交流を楽しめる場となります。ひつじを楽しみつくす休日を過ごしてみては?大・羊フェスタってなに?大・羊フェスタは、今年で3回目の開催になります。2014年の第1回イベントでは、キャンセル待ちが400人を超える大盛況となりました。第2回イベントでは来場者1万人を超える大型イベントに。今年は15の飲食ブースや3つの直販ブースなどが出店し、ますます盛り上がりが期待されるイベントです。今年のキャッチフレーズは、「食べる人、つくる人、売る人、全員集合!!」。消費者と、飲食店、食肉業者、輸入業者、小売業者、生産者など羊肉に関わるあらゆる人々がつながる「場」を提供するイベントです。羊肉の魅力を感じて、より身近に、より安心して羊肉を楽しめるきっかけになりそうですね。前売引換券の購入方法下記サイトより、前売引換券を購入できます。価格は1枚3,000 円。フェス当日、前売引換券1枚につき、飲食メニューを購入できるチケット11枚つづり1冊と交換します。購入枚数制限はありません。羊齧協会とは?今回のイベントを主催する「羊齧協会」(ひつじかじりきょうかい)は、羊肉文化の日本での普及を目指し、羊好きがいつでも楽しく羊を食べられる環境を構築するために、消費者主導で羊肉を盛り上げるとともに、生産者・流通業者・提供するお店・消費者が羊肉を軸にしてつながることを目的に活動を行う非営利団体です。2013年に発足し、会員数は1,200名(2016年6月現在)。東京、大阪を中心に毎月様々なイベントを開催するほか、2014年12月には、日本初の羊肉料理レストランガイド「東京ラムストーリー」を出版しています。そして、2016年8月から日本の羊肉消費の盛り上がりを可視化する指標として「羊指数」を発表しています。※ 羊指数HP:■イベント詳細名称:大・羊フェスタ 2016 in なかのアンテナストリート開催日程:2016年11月5日(土) 11:00~17:00、11月6日(日) 10:00~17:00会場:中野セントラルパーク (中野駅北口から徒歩5分)住所:東京都中野区中野4丁目10主催:大・羊フェスタ 2016 in なかのアンテナストリート実行委員会(一般社団法人中野区観光協会、羊齧協会、株式会社場創(ばづくり)総合研究所)Facebook ページ:
2016年10月14日ヒステリックグラマー(HYSTERIC GLAMOUR)は、アーティスト中野毅のオリジナルキャラクター“SKOLOCT”の作品展「HYSKORIC 3」を渋谷店で開催。会期は、2016年7月30日(土)から8月14日(日)まで。「HYSKORIC 3」では、中野毅による作品の展示販売と、コラボレーションアイテムの限定販売を行う。店頭には、東京・原宿生まれの摩訶不思議な生命体スコロクトをモチーフにした作品が並ぶ。また、アートワークを使用して製作された、デニムシャツやデニムパンツ、Tシャツも限定アイテムとして登場。フロント、バック、そしてディテール、どこを見てもこだわりが光るデザインが魅力だ。なお、ウェアは全てメンズ・ウィメンズとも展開される。【詳細】HYSKORIC 3会期:2016年7月30日(土)~8月14日(日)場所:ヒステリックグラマー 渋谷店 1F住所:東京都渋谷区神宮前6-23-2TEL:03-3409-7227 ※不定休展開アイテム:・デニムシャツカラー:インディゴ価格:メンズ(S.M.L) 29,800円+税、ウィメンズ(S,M) 28,000円+税・デニムパンツカラー:インディゴ価格:メンズ(28.29.30.31.32.34) 38,000円+税、ウィメンズ(XXS.XS.S.M) 36,000円+税・Tシャツカラー:ホワイトメンズSKOLOCT×NEW YORK DOLLS×HYSTERIC GLAMOUR (S.M.L.XL) 9,800円+税SKOLOCT×THE CRAMPS×HYSTERIC GLAMOUR (S.M.L.XL) 8,800円+税ウィメンズSKOLOCT×NEW YORK DOLLS×HYSTERIC GLAMOUR (S.M) 9,800円+税SKOLOCT×THE CRAMPS×HYSTERIC GLAMOUR (フリー) 12,800円+税・エコバッグカラー:ホワイト価格3,200円+税【問い合わせ先】ヒステリックグラマーTEL:03-3478-8471
2016年06月23日映画『クリーピー 偽りの隣人』の公開を記念して6月21日(火)、主演の西島秀俊と黒沢清監督、さらに本作には出ていないが黒沢組常連で、同監督の下で17年前の『ニンゲン合格』で西島さんとも共演している役所広司も来場し、異例のトークイベントが開催された。“クリーピー”は「気味が悪い」を意味する英語で、ある失踪事件の謎を追う犯罪心理学者が妻と共にまさにクリーピーな事件に巻き込まれていく様を描き出す。役所さんは、自身が出ていない作品の感想を、黒沢監督の前で求められ「僕にとっても監督は映画の先生なので…(苦笑)」と困惑しつつ「エンターテインメントとしても面白く、観終わって解釈の余白を与えてくれる」と称賛。「なんでここに僕が出ていないんだと思った」と嫉妬交じりに語るが、西島さんは「役所さんが出たら僕が出られない」と苦笑。黒沢監督も「ワンカットでも出てもらえばよかった…」と悔やんだが、役所さんは「犬でもいいから」と語り、会場は笑いに包まれた。トークでは1999年に公開された『ニンゲン合格』の思い出も!黒沢監督が「当時は僕も若く、哀川翔さんが出てるいわゆるVシネをいっぱい撮ってて、その流れの中で役所さん主演の『CURE』を撮り、次の年に同じ流れで『ニンゲン合格』を撮ったんです。楽しかったけどVシネのノリで、とにかく作ることだけで楽しかった」と述懐。西島さんは「当時は僕はほとんど映画の一番手なんてなかったんですが、話をいただいたら、役所さんに哀川さん、麻生久美子さん、大杉蓮さん、洞口依子さん、菅田俊さんと黒沢組のオールスターで、戻れるならあの時に戻りたいです…(笑)」と懐かしそうにふり返る。役所さんは、西島さんについて「『ニンゲン合格』で仕事して、なぜ黒沢監督が西島くんをキャスティングしたか分かりました。(一時期は)あまり、TVに出てなかったのが、最近はTVにも出て、頑張ってるけど、また映画中心で40代、50代と黒沢監督とやれる役があるんじゃないかと一ファンとして楽しみです!」とエール!黒沢監督は「今回の『クリーピー』は、かつては(主演は)役所さんだった。今回、役所さんではないと思いつつ、どこかで『役所さんなら高倉役はこうかな?』とどこかで基準というか、モデルにしてるところがあった。『CURE』の頃の役所さんとほぼ同い年の西島さんならどうするか見たかったし、ポジションが似ている」と2人の名優をハッキリと比較の俎上にあげて語る。西島さんは「僕はただの(役所さんの)ファン(笑)。黒沢監督の作品で、役所さんの役は、最初は人間だけど、どこかで人間を超えた“何か”になる。それは役所さんにしかできない。『クリーピー』を『CURE』と比べる声もありますが、正直、勝負にならないです(苦笑)」と改めて役所さんの偉大さについて語った。『クリーピー 偽りの隣人』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年06月22日映画『クリーピー 偽りの隣人』が6月18日(土)に公開を迎え、主演の西島秀俊をはじめ、竹内結子、香川照之、川口春奈、東出昌大、藤野涼子、戸田昌宏、馬場徹、黒沢清監督が舞台挨拶に登壇した。“クリーピー”とは「奇妙な、気味が悪い」を意味する言葉で、前川裕の小説を原作に、犯罪心理学者の高倉が、6年前の一家失踪事件の謎を追う中で、奇妙な事件に妻とともに巻き込まれていく様を描く。西島さんらは、映画を観終えたばかりの観客が座る客席の通路を通って壇上へ。映画の独特の内容もあって、会場は“クリーピーな”静けさがあり、西島さんらもドキドキ…?西島さんは「サスペンスということで、宣伝してても言えないことが多かったので、こうしてみなさんと(中身を)共有できて嬉しいです。堪能していただけたのを、雰囲気から感じています」と嬉しそうな笑顔を見せた。映画の中で、タイトルの通り、隣人が他人になり代わっているさまが描かれるが、これにちなんでもしも、登壇陣の誰かになり代わるなら?という質問には、怪演を見せている香川さんと、身長の高い東出さんの目線で世界を見てみたい!と2人に人気が集中!本作の役柄そのまま「変なおじさん」を自任する香川さんも東出さんになり代わることを希望!「(頭の上に手を掲げ)ここに目線があるんでしょ?どんな世界が見えるのか…手を伸ばせば太陽も届くでしょ?お子さんも生まれて、抱っこしただけで俺を超えてますからね。なんなら、俺を含めて3つ子で抱っこしてほしい!」と東出さんと妻の杏さんの間に双子の赤ちゃんが誕生したことをネタにしつつ、熱く語り、会場は笑いに包まれた。この初日の翌日の19日は「父の日」だが、東出さんに加え、西島さんもお子さんが生まれたばかりとあって、会場からは祝福の拍手が。本作の宣伝コピーで、「あの人、お父さんじゃありません」という言葉がたびたび使用されたが、藤野さんは「父の日」を前にコメントを求められ、香川さんの方を向き「あの人、お父さんじゃありません!」と壇上で語り、再び会場は笑いに包まれていた。『クリーピー 偽りの隣人』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年06月18日映画『クリーピー 偽りの隣人』の西島秀俊と竹内結子が、6月14日(火)放送のバラエティー番組「ニッポンのぞき見太郎」にゲスト出演することが分かった。今年4月から放送開始された「ニッポンのぞき見太郎」は、食や生活、感情など多岐にわたる様々なジャンルについて番組独自に1万5,000人規模の“のぞき見アンケート”を実施。生瀬勝久、高島彩、徳井義実のレギュラー陣とスタジオゲストがアンケート結果予想に参加、日本人の生態を超リアルにあぶり出すバラエティー番組となっている。番組では「ストロベリーナイト」で西島さん、竹内さんと共演している生瀬さんが2人の「少数派行動」を明かす。生瀬さんによれば西島さんがドラマ現場に買ってきたお土産がとにかくマズかったとのこと。竹内さんも思わず共感してしまうなか西島さんは「〇〇さんだけは美味しいと言ってくれた!」と反論するが…。さらに竹内さんは西島さんに「竹内さんは何でも〇〇するクセがある!」と指摘されたという。その行動に徳井さんからは「どうかしてますよ!」というツッコミも。そのほかにも西島さんの“靴下”へのこだわりから話は意外な方向に進む。テーマが“お風呂”ということで、お風呂の入り方について“のぞき見アンケート”を実施。ベストなお湯の温度や健康に良いとされる体を洗う順番、バスタオルの洗濯頻度まで、専門家が正しい入浴方法を解説する。スタジオにはお風呂セットが用意。西島さんが普段の体の洗い方を披露するとその姿に一同興味津々!竹内さんも自宅で実際に愛用しているという肌にやさしいボディスポンジを紹介し、オススメポイントを紹介するも、バスタオルの洗濯の頻度が間違っていることが判明し「自分の体に菌が潜んでいるのでは…」と不安になる一幕も。番組ではそのほかスタジオゲストの庄司智春自慢の自宅のお風呂や、日本一を眺められるお風呂、10億円豪邸の日本風呂、玄関開けたらすぐのお風呂など全国の“こだわりぬいたお風呂”や、生まれたばかりの赤ちゃんを初めてお風呂に入れる新米パパに密着する「人生初めてのお風呂~パパの沐浴~」など、様々なお風呂にまつわるVTRも紹介される。西島さん、竹内さんが出演している『クリーピー 偽りの隣人』は、日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞した前川裕の小説を黒沢清監督がメガホンをとって映像化。元刑事の犯罪心理学者・高倉は、妻の康子とともに新居に引っ越すが、隣人の西野一家にどこか違和感を抱く。そんなある日、西野の娘が高倉夫婦の家に駆け込み、「あの人、お父さんじゃありません。全然知らない人です」と驚きの事実を打ち明ける。やがて、西野家と6年前に起きた一家失踪事件に奇妙なリンクが浮かび上がり…というストーリー。西島さんと竹内さんのほか川口春奈、東出昌大、香川照之などが出演。以前「ストロベリーナイト」で部下上司を演じた西島さんと竹内さんが今度は夫婦役に挑戦するほか、西島さんと香川さんが「MOZU」シリーズに続いて共演することも話題を呼んでいる。『クリーピー 偽りの隣人』は6月18日(土)より全国にて公開。「ニッポンのぞき見太郎」は毎週火曜日21時よりフジテレビ系にて放送。(笠緒)
2016年06月14日俳優の西島秀俊が、きょう14日に放送される関西テレビ・フジテレビ系バラエティ番組『ニッポンのぞき見太郎』(毎週火曜21:00~21:54)にゲスト出演し、MCの生瀬勝久から、お土産がマズかったと暴露されてしまう。生瀬は以前、フジ系ドラマ『ストロベリーナイト』で共演した際、西島が買ってきたお土産がとにかくマズかったと主張。同じくゲストの竹内結子にも共感されてしまうが、西島はこれに対し、ある1人だけは「おいしいと言ってくれた!」と反論する。西島はさらに、竹内に対してある異常な行動を指摘しており、これを聞いたチュートリアルの徳井義実は、思わず「どうかしてますよ!」と突っ込みを入れる。この日の放送では、お風呂の入り方について、全国15,000人規模のアンケート調査を実施し、ベストなお湯の温度、健康に良いとされる体を洗う順番、バスタオルの洗濯頻度までを専門家が解説。西島が普段の体の洗い方を披露するほか、洗濯の頻度が誤っていることが判明した竹内は「自分の体に菌が潜んでいるのでは…」と、おびえはじめる。なお、進行の高島彩が産休に入ったことを受け、今回から2週にわたって、川田裕美がピンチヒッターを担当。高島は7月中旬の放送から復帰予定で、番組ホームページで公開されている、出産前に収録した動画では「おなかがもうパンパンになってきましたので、リリースしてスッキリして戻ってまいります」とメッセージを寄せている。
2016年06月14日西島秀俊と竹内結子が演じるある夫婦の日常が、香川照之演じる“奇妙な隣人”への疑惑と不安から深い闇へと引きずり込まれていく『クリーピー 偽りの隣人』。本作で名匠・黒沢清監督と4度目のタッグとなった西島さんが演じる大学教授・高倉の、仕事熱心な講義シーンが解禁となった。犯罪心理学者・高倉は、かつての同僚の刑事・野上(東出昌大)から6年前に起きた一家失踪事件の分析を頼まれる。しかし、唯一の生き残りである長女・早紀(川口春奈)の記憶をたどるも、核心にはたどりつけずにいた。一方、高倉が愛する妻・康子(竹内結子)と共に引っ越した新居の隣人は、どこか奇妙な家族。病弱な妻と中学生の娘・澪(藤野涼子)をもつ主人・西野(香川照之)の要領を得ない言動に翻弄され、高倉夫妻は困惑する。そしてある日、澪が告げた言葉に高倉は驚愕。「あの人、お父さんじゃありません。全然知らない人です」――。西島さんといえば、NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」で家族を優しく見守る“とと”こと小橋竹蔵役が好評を博し、現在でも時々、写真や回想シーンで登場してはヒロイン・常子(高畑充希)を勇気づけている。また、つい先日にはプライベートでも第一子が誕生し、まさに公私共に“とと”になったばかり。そんな西島さんが本作で演じるのは、元刑事の犯罪心理学者で、いまでは大学で教鞭をとる高倉。本作では、「ストロベリーナイト」シリーズで共演していた竹内さんと念願の(?)夫婦役となったことでも注目を集めているが、大学教授の高倉は仕事に熱心なあまり、6年前に起きた未解決の一家失踪事件を調べていくうちに自らも、そして竹内さん演じる妻・康子までもが危険な目に遭ってしまうことに!今回は、その西島さん演じる高倉の講義風景の画像が到着。劇中では仕事第一な高倉の真剣な講義の様子も観ることができ、学生にも熱く授業するカッコイイ姿は必見。よくよく見ると教室も満員で、こんなイケメン教授がいたら講義を受けたい学生が殺到するに違いない。『クリーピー偽りの隣人』は6月18日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月10日6月18日(土)より全国で公開される『クリーピー 偽りの隣人』に出演している西島秀俊と竹内結子が、6月6日(月)今夜放送のフジテレビ系バラエティ「SMAP×SMAP」にゲストとして登場。「SMAP」とクイズやトークに花を咲かせる。西島さんと竹内さんがゲストで登場するのは「ビストロSMAP」。今回は改めて2人のプロフィールをおさらいするため“穴あき”形式の2人の巨大履歴書が登場。子供の頃あこがれていた職業やある場面での発言など、様々な質問にSMAPメンバーや質問の該当者ではない方のゲストが答えていく。また西島さんと竹内さんのどちらかがおすすめするスイーツが登場、両者があたかも自分がおすすめしているかのように演技をして、その様子からどちらのスイーツかを当てるクイズも出題される。果たしてSMAPは名優2人の演技にひそむ真実を見抜けるのか。今回2人から出たオーダーは餃子。今回は木村・稲垣チーム、草なぎ・香取チームともにフジテレビが「宇宙ウィーク」中であることにちなんだ“宇宙を感じさせる”料理を作る。竹内さんが感激した宇宙らしさあふれる餃子の出来栄えも必見だ。そして草なぎさんが限界に挑戦する企画が今週も行われる。挑戦するテーマを聞き草なぎさんのリアクションなどをヒントに成功するか失敗するかを推理するというもので、出川哲朗の不安定な司会ぶりと草なぎさんと仲のいい香取さんの答えにも注目だ。今回ゲストで登場した西島さんと竹内さんが出演している『クリーピー 偽りの隣人』は、日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞した前川裕の小説を『リアル~完全なる首長竜の日~』『Seventh Code』などの黒沢清監督が映画化。元刑事の犯罪心理学者・高倉は、妻の康子とともに新居に引っ越すが、隣人の西野一家にどこか違和感を抱く。そんなある日、西野の娘が高倉夫婦の家に駆け込み、「あの人、お父さんじゃありません。全然知らない人です」と驚きの事実を打ち明ける。やがて、西野家と6年前に起きた一家失踪事件に奇妙なリンクが浮かび上がり…。その一方、高倉は事件唯一の生き残りである長女・早紀(川口さん)の記憶をたどるも、核心にはたどりつけずにいた。この未解決の事件と、隣人一家の不可解な関係。2つの繋がりに高倉が気付いたとき、妻・康子(竹内さん)の身に“深い闇”が迫る…というストーリーになっている。西島さんと竹内さんのほか川口春奈、東出昌大、香川照之など豪華キャストの共演も見どころだ。「SMAP×SMAP」は6月6日(月)22時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2016年06月06日行列ができる人気銭湯「一の湯」開店前から行列ができる、中野区沼袋の人気銭湯「一の湯」。男湯と女湯の浴室をまたいでダイナミックな富士と鶴が大きく描かれた、都内でも珍しいモザイクタイルの壁画が特徴です。脱衣場には、65インチの大型テレビが設置され、多くの常連客で賑わっています。お風呂の種類も豊富浴室には、男女ともに、ミントの香りが爽やかなミストサウナを設置。肌や髪、喉もうるおしてくれます。また、マッサージ効果の高いハイパージェットバスや細かい泡で全身を癒すミクロバイブラなど、お風呂の種類も豊富で、いろいろ試してみるのもお楽しみ。スキンケアも充実のアットホームな銭湯湯上りには、ペットボトルを持って来れば、持ち帰り可能な軟水・硬水の水汲み場が。そして、シャンプー、ボディソープはもちろん、メイク落としやシートマスクやボディローションなどのスキンケアが揃っているなどの充実ぶり。マッサージチェアや、お約束のフルーツ牛乳など、時間を忘れてくつろいでしまいそう。リラックスしながらキレイになれる、女心をつかむアットホームな銭湯です。店舗情報店名:一の湯TEL・予約:03-3386-2836住所:東京都中野区沼袋1-39-10アクセス:西武新宿線沼袋駅 徒歩1分営業時間:16:00〜25:30定休日:第一・第三・第五水曜日
2016年05月12日6月18日公開の映画『クリーピー 偽りの隣人』のレッドカーペット&ジャパンプレミアが26日、東京・丸の内ピカデリーで行われ、西島秀俊、竹内結子、川口春奈、東出昌大、香川照之、黒沢清監督が出席した。作家・綾辻行人も絶賛した前川裕の小説『クリーピー』を、『岸辺の旅』で第68回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門監督賞を受賞した黒沢清監督が映画化した本作。ある夫婦の日常が、奇妙な隣人への疑惑と不安から深い闇へと引きずり込まれていく恐怖を描いたもので、2月に行われたベルリン国際映画祭や4月の香港国際映画祭でで大きな反響を呼んだ。世界各国からのオファーもひっきりなしで、フランスやイギリス、アイルランドをはじめ9カ国での上映や世界各国の映画祭への出品も決定している。主演の西島は「ついに日本で上映されるということで嬉しいです。海外で何回か上映されて、すごく温かいリアクションをいただいているので、皆さんには楽しんでもらえると思います」と作品の出来に自信。観客から大喝采を浴びたベルリン国際映画祭の話題となり、「上映中も結構リアクションがすごかったんですが、終わってから舞台に僕が上がり、着物姿の結子が上がると『わ~』と歓声があり、そして香川さんが上がられると笑いが起きて、ドイツで大人気でしたね」とエピソードを明かした。香川が演じつ隣人の危なさが見どころの一つということで、「どの人が隣人だったらうれしい?」という質問に、西島は「現場で差し入れとかいっぱいくれた竹内さんかな(笑)。今回は珍しく専業主婦の役で、これが可愛らしくてチャーミングなんですよ。だからお隣に住んだらご飯とか食べさせてくれそうですよ」と回答。すると竹内が「お家で(西島がCMに出演している)ラオウを食べたらいいじゃないですか」と拒否反応を示し、「私は春奈ちゃんかな。お隣からいい匂いがしそうだから、求められたら何でも差し入れしますよ!」と話していた。映画『クリーピー 偽りの隣人』は、6月18日より全国公開。
2016年04月27日情報サービス連携コンソーシアムと中野区産業振興推進機構は3月29日、中野区における地域経済・観光の活性化、防災計画でのデータ活用を目的として、動線解析の実証実験を開始すると発表した。今回の実験は中野区をフィールドとして交通流動など地域のモビリティ・マネジメントに必要なデータを、IoTソリューションを用いて効率的に取得、得られた結果を同区における防災計画、都市づくり等に役立てようとする取り組み。実験期間は3月29日から2カ月程度を予定しているが、6カ月程度行う可能性もあるという。分析の対象は、来外者で主にインバウンドをターゲットとしているという。具体的な実験内容は、JR中野駅北口のアーケード街サンロードで、ケータイやスマホのWi-FiやBluetoothがオンになっている端末をBeaconで検出。人数、滞留、離脱(横道に入っていく)などを測定する。実証実験では、NHN テコラスとエリアポータルの2社が中心となりプロジェクト全体の企画・進行を担当。NHN テコラスは、Beaconや各種センサから収集したデータの蓄積・解析基盤の提供とレポートの可視化を担当する。一方、エリアポータルは、有事の際に備える防災計画へのデータ活用を促進するための企画およびプロジェクト推進を担当する。対象エリア内の気象データや監視カメラ等のセンサデータを用いて、気象予測や混雑状況の可視化を行い、自治体における防災計画に役立つデータ提供を目指す。また国立情報学研究所も、地域経済・観光の活性化を目的とし、本実証実験の技術的支援を行う。今後は、実験の評価が完了した後の展開として、中野区内の混雑情報や災害情報など区民の生活に必要な情報をデジタルサイネージ上で配信したり、特定エリアにおける交通情報、災害情報等を配信したりするなどの活用が想定されている。
2016年03月29日西島秀俊と竹内結子、川口春奈、東出昌大、香川照之ら豪華キャストが、<a href="">『岸辺の旅』</a><a href="">『トウキョウソナタ』</a>の黒沢清監督のもと集結した最新作<a href="">『クリーピー偽りの隣人』</a>。このほど、本日3月29日には西島さん、4月1日には竹内さんがそれぞれ誕生日を迎えることを記念し、2人が“ファン念願”(?)の夫婦役で共演を果たした本作から仲良し劇中写真が一挙解禁となった。本作は、未解決の一家失踪事件と奇妙な隣人一家がつながり、日常に忍び寄る“クリーピー=ぞっと身の毛がよだつような”恐怖を描き出すサスペンス・スリラー。第15回日本ミステリー文学大賞「新人賞」を受賞した前川裕の同名小説が原作となる。先日行われた第66回ベルリン国際映画祭において正式出品作品に選ばれ、第40回香港国際映画祭では日本映画初となるクロージング上映が決定、早くも国内外から注目を集めている。その本作で主人公の高倉夫婦を演じてるのが、西島さんと竹内さん。この2人といえば、過去に<a href="">『ストロベリーナイト』</a>のドラマシリーズと映画で共演。警視庁捜査一課刑事の上司と部下を演じ、“姫川”(竹内さん)に秘めた恋心を抱くも報われない“菊田”(西島さん)の姿に、夢中になったファンも多いはず!今回、本作では夫婦役で再共演を果たしていることから、ネット上では「あの“菊姫”コンビがついに夫婦に!」と早くから話題に。先日解禁となった予告編でも、絶叫する妻・康子(竹内さん)をしっかりと抱きしめる高倉(西島さん)の姿に萌える人が続出した。そんな2人は、西島さんが3月29日、竹内さんが4月1日にそろって誕生日を迎える。前回の共演では実現しなかった幸せいっぱいの夫婦2ショット写真では、新居に引っ越し、新生活を楽しむ2人の様子や、仲良く食事をする様子、夫婦連れ立って歩く姿のほか、竹内さん演じる康子が食事を作る場面、それを笑顔で食べる高倉など、幸せショットが満載!こんな平穏な日常を過ごしていた高倉夫妻が、香川さん演じる“奇妙な隣人”によってどう翻弄されてしまうのか…。実はお誕生日も近かった2人の仲良し写真からは想像もできない衝撃の展開に、ますます期待は高まるばかりだ。『クリーピー偽りの隣人』は6月18日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月29日黒沢清監督の『ニンゲン合格』(’99)にて映画初主演を果たし、いまや国際的にも活躍する西島秀俊が、黒沢監督と4度目のタッグを組んだ『クリーピー 偽りの隣人』。このほど、西島さんに竹内結子、川口春奈、東出昌大、香川照之ら豪華キャスト陣が揃って登場する、身の毛もよだつような“クリーピー”な予告編と本ビジュアルが解禁となった。ある犯罪心理学者夫婦の日常が、“奇妙な隣人”への疑惑と不安から深い闇へと引きずり込まれていく圧倒的恐怖を描いた本作。原作は、日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞した前川裕の同名小説。先日行われた第66回ベルリン国際映画祭で正式出品作品に選ばれ、第40回香港国際映画祭では日本映画初となるクロージング上映が決定するなど、早くも世界から熱い視線を浴びている。今回、解禁となった待望の本予告は、犯罪心理学者の高倉(西島さん)が、刑事の野上(東出さん)から頼まれた未解決の一家失踪事件を調べ始めたことをきっかけに、奇妙な隣人・西野(香川さん)の家族のことが気になり始める様子が明らかとなる。ある日、西野の娘・澪(藤野涼子)が、高倉に「あの人お父さんじゃありません、全然知らない人です」と訴えたことで、事態は急展開を迎えることに。その一方、高倉は事件唯一の生き残りである長女・早紀(川口さん)の記憶をたどるも、核心にはたどりつけずにいた。この未解決の事件と、隣人一家の不可解な関係。2つの繋がりに高倉が気付いたとき、妻・康子(竹内さん)の身に“深い闇”が迫る…。家から火が噴き出し、康子の絶叫がこだまする中、しっかりと彼女を抱きしめ全力で守ることを誓う高倉。だが、映像のラストには、チャイムとともになぜか外側から鍵が開き、半開きになった扉の隙間からは、こちらを覗き込む西野の姿が!果たして、西野とは一体何者なのか!?終始、不穏な空気が充満する、まさしく“クリーピー”な予告編となっている。また、併せて解禁となった本ビジュアルでは、「あの人、お父さんじゃありません。全然知らない人です。」という、藤野涼子が放つ事件のきっかけとなる言葉が大々的にあしらわれ、正面を見据えた西島さん演じる高倉を中心に超豪華キャストの顔がコラージュされている。それぞれがどこか意味深な表情を浮かべる中、特に香川さん演じる謎の隣人・西野の怪しげな表情は強烈に脳裏に残りそうだ。見ているだけでその異様な雰囲気に背筋がぞっとする映像を、まずはここから覗いてみて。『クリーピー 偽りの隣人』は6月18日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月22日ビートたけしはこの映画を「妄想と覗きのバームクーヘン」と表現する。西島秀俊は完成した映画で改めて、たけしの演技の凄まじさを目の当たりにし「一からやり直そう」と打ちひしがれたという。そしてウェイン・ワン監督。彼は撮影前にたけしに対しこの映画について「これまであなたが作ってきたヤクザ映画に近い作品です」と告げたという。男たちが『女が眠る時』を語る――。※インタビュー中、作品の解釈などについて、物語の内容に深く触れながら話している箇所がございます。映画を見ていない方はご注意ください。スペイン人作家ハビエル・マリアスの短編小説の舞台を日本に置き換え、『ジョイ・ラック・クラブ』、ベルリン国際映画祭銀熊賞に輝いた『スモーク』など映画ファンを熱狂させてきた巨匠ウェイン・ワンが映画化。処女作以降、ヒットに恵まれない小説家の健二は妻と訪れたリゾートホテルで初老の男・佐原、彼が世話を焼く美しく若い女・美樹と出会う。なぜか2人に興味を持った健二は、彼らから目が離せなくなり、やがて部屋を覗くまでになる。部屋では毎晩、佐原が美樹の眠る姿を撮影し続けていたが…。――何が現実でどこからが妄想なのか?リゾートホテルとその周辺という狭い空間の中で何とも不思議な物語が展開します。最初に脚本を読まれた感想は?西島:最初に読み始めた時は、不思議なカップルを覗き見るというエロティックな物語かと思ったんですが、読み進んでいくうちにだんだんとサスペンスになっていって、急に事件も起きたりして…楽しんで読ませていただきました。たけし:おれは、(佐原は)単なる変態オヤジだなって(笑)。変態オヤジの役に選ばれて嬉しくもあり、哀しくもあり…。――物語はどのように解釈されましたか?たけし:(佐原は)妙な性癖のある変な奴には違いないし、撮影では言われた通りにやったけど、いざ完成した作品を見るといくらでも解釈のしようがあるんだよね。おれが西島くん演じる作家の首に冷たいナイフを当てて「脳は目が覚める一瞬でストーリーを作っちゃうんだ」という内容のことを言うけど、まさにその言葉の通り、この映画で起きているはずの全ては、実は最後のワインバーでのシーンで一瞬で“作られた”ものなんじゃないか?とか。それはそれで面白い解釈だなと自分でも思うけど、正しいとは限らない。見る人によって違うだろうね。ワン監督:原作の小説は哲学的で複雑に入り組んでいて、初老の男の若い女への執着、思惑などを描いてますが、舞台を日本にしたことで、うまく哲学的側面をカットし、より強い内容になったと思います。2人の人物がある“密約”を交わし、それに対する裏切りがあり、裏切り者を始末しなくてはいけなくなる――忠誠心についての映画でもあり、撮影前にたけしさんに「あなたが撮ってきたヤクザ映画と近い」とも伝えたのです。――解釈に関しては人それぞれですが、男性と女性、また既婚者と未婚者などそれぞれの立場で考え方、受け取り方が変わってくるかとも思います。男の女に対する思い込みや妄執も描かれますが、たけしさん、西島さんも女性に対して、ある時ふと「違う生き物だ」という畏怖を感じたり、女性には男性にはない感覚が備わっていると感じることはありますか?たけし:西島くんは結婚は…西島:しました(笑)たけし:え?そうなの?なんだ…言ってくれたら止めたのに(笑)。西島:(笑)たけし:いやぁ、カミさんはすごいですし、女ってのは恐ろしいですよ(苦笑)。あらゆるものを持ってるから。多くの生物は最初、女として誕生し、そこから男に分化するものと、そのまま女として生まれるものとで性別が分かれると言われてて、だから『全ての可能性はメスが握ってる』ということはよく言われる。可能性と要素を持っているのは女で、男はそれに翻弄されると…。西島:さっきの解釈の話にもなりますが、あるスタッフは、僕が演じた作家の妻(小山田サユリ)が全てをコントロールしてたんじゃないかって言ってました。彼女は実は求めていた全てを手に入れてるんじゃないかと。そう考えると怖いですよね…。今回の映画でも、男が女性に翻弄されるってのはありますよね。――女性には本能的に男には装備されていない感覚が備わっていたり…?西島:あるのかもしれません(笑)。男とは全然、違う視点で物事を見ていたり。こっちが命がけでやってることを、全く大したことだと思ってなくてバッサリ斬られて…ということはありますよね(笑)。たけし:翻弄って言うなら今回、我々はワン監督に翻弄されたわけだけど…(笑)。この人、何を考えてるのか?おれは何をしてるのかって、だんだん意味不明になってきたからね。ワン監督:演出ってそれくらいでいいのだと思います(笑)。役者をいつも混乱させたいと思ってます。そうすると、役者は本能に頼るしかなくなりますからね。――健二と佐原に、西島さんとたけしさんをキャスティングした理由を教えてください。また、この2人だからこそ表現しえた部分はどのようなところだと思いますか?ワン監督:長い答えになりそうですが…(笑)、健二も佐原も強い“執着”を持ったキャラクターです。その側面をきちんと見せたいと思っていました。健二は、佐原と美樹を見てその執着心をより強めていく――そのケミストリーがドラマに厚みを与えていきます。西島さんもたけしさんも、役者として強さを持っており、リアルにそこにあればいいし、リアルに感じられないことは演じないというタイプです。映像作家を長くやってきましたが、ハッキリと言えるセオリーは「演じないでくれ。ただキャラクターとしてそこにいてくれ」ということだけですね。西島:健二という役は、現実で起きているいろんなことを見ないことにして生きてる男。佐原がある意味でストレートに愛情を表すことで、健二が日常で見ないようにして隠していることがどんどん暴かれていきます。それは北野さんが持つ資質――みんなが見ないようにしてるものを暴いていくという部分と一致してるんだと思います。――臭いものにふたをするのではなく、暴いていく感じ?西島:あくまで僕のイメージですが、普段から北野さんは執着を持ってないし、これまで演じてきた役も、生にも死にも執着しない。女性に対してもそう。「もう死んでもいい」って感じで。でも今回、初めて愛情に執着し固執するという役を演じられて、これが素晴らしくて…。現場でももちろん勉強になりましたけど、完成した映画を見て「一からやり直そう」って思いました。こういうアート映画に北野さんがいらっしゃるともう全然、勝負になりません。正直、自分にとっては2015年で一番大きい出来事であり、心を入れ替えてやり方を探していかないとって思いで、いろんな意味でインパクトを受けた作品でした。――改めてこの映画、どんな映画かと説明するのが難しい作品ですが…たけし:普段から記者に「この映画で監督は何を言いたいのか?」と聞かれて「そんなの言葉で言えるなら撮らねえよっ」って言うんだけど、この「何が言いたいのか?」という問いを逆手にとって「あなたは何の映画だと思うか?」と問いかける逆襲の映画なんだな。ファストフード店に入ると、店員は「○○はいかがですか?▲▲は…?」ってこっちの意見をハナから無視して圧倒的に与える物を言ってくる。そういうスタンスと正反対にあるんだよね。観客に「こう思って」とか「こう感じて」とは絶対に言わない。あらゆる世代、男女が違う意見を持ってもかまわない。そういう男を演じるとなると、逆にどうとでも受け取れる男でないといけないわけで、監督の言う「演じないでくれ」ってのは、そういうことなのかなと思ってます。西島:これだけ観客に委ねられた映画ってのもあまりないですよね。でもストーリーはちゃんとある。よく「観客が見ることで映画が初めて完成する」と言いますが、まさにそういう作品だと思います。(photo / text:Naoki Kurozu)
2016年02月26日声優の上坂すみれが2月11・12日、中野サンプラザホールにて2daysライブ「上坂すみれ『超中野大陸の逆襲』」(1日目は群星の巻、2日目は草莽の巻)を行った。上坂すみれは、2日目の公演前に行われた囲み取材に、ライブ衣装の制服姿で登場した。今回、2日間で計4000人を動員した上坂。今後も自らが“心の湯治場”と崇める中野ブロードウェイがある中野でライブを続けたいかを尋ねられると、「ライブができたらどこでもいいです。中野サンプラザが改修工事をするなら、野原とかでも……! 大規模なところでやるような人種ではないので、武道館とかはいいです……」とうつむきながら語った。また、ライブ合間で流れる映像に、TVアニメ『アイドルマスター シンデレラガールズ』で共演していた武内駿輔や洲崎綾が出演していた経緯について、「2015年、私の中でもっともフィーバーした作品が『シンデレラガールズ』です。なので、プロデューサー役の武内さんや、(作中でユニットを組み)親睦の深まった洲崎さんに出演をお願いをしました。武内さんはまだ17歳(現在は18歳)なので、早い時間に撮影を終わらせないといけないから駆け込み感があるロケでした。より仲良くなれた気がします!」と作品に対する愛のこもったコメントを残した。さらに、今回のライブは初日公演「超中野大陸の逆襲 群星の巻」がdアニメストアにて配信されることや、第3回ファンクラブイベント、上坂すみれの「コル玉アワー☆」の開催も発表。初日公演の配信日時や、ファンクラブイベントのチケット発売日は後日発表される。
2016年02月13日東京都・中野のpixiv Zingaro(中野ブロードウェイ内)は、ピクセルを意欲的に用いて制作をしている14名の作家の企画展「ピクセルアウト」を開催する。会期は2月25日~3月8日(水曜定休)。開場時間は12:00~19:00。入場無料。同展は、様々な手法でピクセルを意欲的に用いて作品を制作している14名の作家を集めて展示を構成したもの。イラストレーター・アートディレクターのたかくらかずきがディレクションする企画展で、ドット絵の概念をノスタルジーから引き離し、ピクセルという単位から画面/デジタルメディアについて再考することを目的としている。参加作家はm7kenji、奥田栄希、avin Reed、日下一郎、重田佑介、鈴木一太郎(zerotaro)、たかくらかずき、二艘木洋行、Paul Robertson、Valenberg、マリヒコ、安田昂弘、矢野由布子、やんこまの計14名。同展に関し、たかくら氏はドット絵について次のように語っている。「日本ではおもにレトロゲームの印象が強く、ノスタルジーとともに語られがちなドット絵。海外では、ピクセルアートという呼び名で親しまれています。このピクセルという概念はノスタルジーとともに語られる過去の遺物ではありません。現代でもなお、あらゆる画面の向こうには常にピクセルが存在しています。わたしたちが毎日向かい合っているPCやスマートフォン。そこに映る画像たちは、他でもないピクセルで表示されています。ピクセルはコンピューター世界の最小単位であり、画面の向こうの光を支配する、RGBの色情報を持った光る四角形です。そんな「画面」の最小単位を操るドット絵 / ピクセルアートというジャンルをキーにして作品を制作している作家は、「画面」の向こうにしか存在しない光の単位を、どのように定着させているのか。もしくはどうやって無理やり「画面」の外にひきずりだしているのか。そして、どう崇拝したのか。ピクセルアートは今考えられているよりもずっと根源的で、デジタルメディアに寄り添っている限りその特別な単位としての可能性は拡張されていくはずです。」また、関連イベントとして、ピクセルアウトとチップチューンアーティストTORIENAの共同企画「ピクセルアウト×TORIENA『ENTER BIT』」が開催される。開催日時は2月21日18:00~、会場は渋谷PARCO 2.5d & USTREAM。詳細はイベント会場Webサイトにて告知される。そのほか、中ザワヒデキ・都築潤・たかくらかずきによるトークショー「ピクセルとデジタル絵のいままで」が3月5日17:00~18:00、gnck・HouxoQue・たかくらかずきによるトークショー「この先のピクセル、画面が光る神性」が3月5日19:00~20:00に開催される。会場はpixiv Zingaro、入場無料。
2016年02月08日ピクシブは、TVアニメ「おそ松さん」展を開催する。会期は3月24日~4月5日 12:00~19:00(水曜休)。東京都・中野のpixiv Zingaro(中野ブロードウェイ 2F)。開場時間は12:00~19:00。入場無料。同展は、赤塚不二夫の生誕80周年を記念し、古き良き昭和の時代に日本中を沸かせた同氏の代表作「おそ松くん」が、「おそ松さん」としてよみがえったTVアニメの絵コンテや原画などを中心に、アニメーション作品の元になった数々の貴重な資料、キャストサインなどが展示されるもの。なお、「おそ松さん」は、大人になった松野家の六つ子を主役に、その両親やトト子、チビ太 、イヤミ、デカパン、ダヨーンなど、個性的な登場人物が勢ぞろいする。昨年10月~12月にかけて放送された第1クールは大きな話題を呼び、今年1月からは第2クールが放送中で、最終回に向け盛り上がっている同展の詳細については、公式サイトやtwitterにて随時情報を更新するとのことだ。
2016年02月04日東京都・中野のpixiv Zingaro(中野ブロードウェイ2F)は、怪魚の魅力と奇妙さがつまった写真展「世界の怪魚写真展~武石 憲貴・小塚 拓 矢・沖山 朝俊」を開催する。会期は3月10日~3月22日。開場時間は12:00~19:00。入場無料。同展は、3名の怪魚ハンターがこれまで釣り上げてきた世界中の怪魚の写真や動画、剥製など貴重な作品の展示を行うもの。怪魚ハンターたちのプロフィールは以下の通り。■武石 憲貴1973年、1月11日秋田県生まれ。大学卒業後、会社勤めをするが2年半で退社。1999年にまだ見ぬ怪魚を探索するためにインドに旅立つ。以後、巨大怪魚を追い求め、アジア・南米・アフリカ・オセアニアを総日数1817日・37カ国に渡り放浪する。1年の半分を海外釣行遠征にあてる人生を釣りに捧げてしまった釣り馬鹿。■小塚 拓矢1985年9月7日、富山県生まれ。東北大理学部卒業後、同大大学院修士課程修了。12年9月に釣り具開発会社「モンスターキス」設立。ライターとして釣り雑誌への寄稿に加え、地元テレビ局のディレクターも務める。32カ国で「怪魚」も含め一般的な魚250種を釣り上げる。剣道3段。好きなアイドルは乃木坂46橋本奈々未。171センチ。血液型AB。■沖山 朝俊1981年11月13日、広島生まれ。大学在学中、メイド喫茶にドはまりし秋葉原に1年間通い詰める。その後タイへの訪問がきっかけで釣りに開眼し、勢力的に海外へ行くようになる。以後、26ヶ国をまたにかけ巨大魚を釣りまくる。会社勤めのかたわら雑誌への連載に加え、親友とキングオクトパスを設立。釣り番組「夢釣行」の制作を手掛けている。国内でほとんど釣りをしていないので周囲から「ちゃんとして欲しい」とぼやかれ、最近は気が向いたら行くことにしている。また、関連イベントとして、「怪魚ハンター」トークショーが開催される。開催日時は3月19日19:00~20:00。3月10日より、会場販売商品を購入した人で、トークショー参加希望者先着50名に整理券が配布されるということだ。
2016年02月03日西島秀俊、竹内結子、香川照之らが出演する黒沢清監督による最新サスペンス『クリーピー』の撮影現場に潜入!黒沢組初のドローンを使用しての空撮が行われたほか、黒沢監督は現場で取材に応じ、4度目のタッグとなる西島さんの魅力についても語ってくれた。原作は「第15回日本ミステリー文学大賞」新人賞に輝いた前川裕のサスペンス小説。元刑事で、いまは犯罪心理学者の高倉は6年前に起きた未解決の一家失踪事件の分析と調査を開始する。私生活では妻(竹内さん)と共に一軒家に越してきたが、そこで奇妙な隣人・西野(香川さん)に出会うが…。8月1日にクランクインし、夏の暑さの中、約1か月にわたって撮影が行われた本作。お盆を少し過ぎたこの日は、東京郊外の私鉄沿線での撮影となったが、終始、蝉の鳴き声が現場に響き渡る。この日、撮影されたのは西島さん演じる高倉と昔の後輩である若き刑事で東出昌大が演じる野上が6年前の失踪事件の一家の家を訪れ、そこで一家の中で唯一、失踪を免れた少女で、川口春奈が演じる本多早紀と顔を合わせるというシーン。東出さんは現役刑事ということでこの暑さの中でもネクタイを締めたスーツ姿。西島さんもノーネクタイながらもスーツで、左手の薬指には指輪が光る。2人は、ひとりの少女を残して家主たちが消えてしまった家から、何とも奇妙な感覚を刑事ならではの勘から感じるのだが…。2人が訪れる事件の当事者の家(本多家)とその近隣の様子がドローンで空撮されたのだが、黒沢監督にとっては撮影で使用するのはもちろん、ドローンの実物を見たのも「この現場が初めて」とのこと。脚本の段階で、ドローンでの空撮を考えていたというが、そこには物語に深く関わる重要な理由が…。「映画の中で、あるひとつの地形、家の配置が物語の鍵を握っているということで、どうしても高いところから見下ろすショットが必要でした。地面に立っていると分からないけど、見下ろすと分かることがあるんです」と説明。これまでであれば、クレーンを持ち込むか、より高い建物や丘などがあるロケ場所を探す必要があったが、ドローン技術の発達で、効率的に空撮が可能となった。改めて、初のドローンによる撮影を体験し「ビックリしました。面白いものですね」と興味深そうにうなずいていた。なお、もうひとつのメインの撮影現場に関しても、家の並びが重要な意味を持つことになるが、そちらに関しては近隣の小高い丘から撮影することができたという。撮影の合間、監督は取材に応じたが、映画『ニンゲン合格』、中編ドラマ『楳図かずお恐怖劇場蟲たちの家』に続く黒沢作品での主演で、映画『LOFT ロフト』以来、久々にタッグを組む西島さんについて「いまだに変わっていない。いま、あれだけいろんな役をやって、良くも悪くもある種の“濁り”が加わっているかと思ったらクリアで、『どうとでも色を着けてください』という感じです」と評する。今回、元刑事の犯罪心理学者の主人公の役を振ったが「40代の半ばに差し掛かり、そろそろ、昔、僕の映画で役所広司さんが演じていたような役ができるのでは?という思いがあった」とも明かす。高倉の日常を侵食していく奇妙な隣人・西野を演じる香川さんも過去の黒沢作品に出演しており、近年では「MOZU」シリーズをはじめ、映画やドラマでたびたび、西島さんと香川さんの共演が見られるが、黒沢作品では初めて!「いつかは僕の映画で、この組み合わせでやってみたかった。念願の黄金コンビです」と嬉しそうに語った。物語については「ものすごい悪意と平穏で善意に満ちた日常が激突する瞬間は、撮っていて興奮する」とニヤリ。“クリーピー”は「気味が悪い」「身の毛がよだつような」という意味を持つが「薄気味悪いですよ(笑)」とタイトルそのままのゾッとするような展開が待ち受けていることを示唆し「エンターテイメントの王道としても楽しんで見られると思います」と自信をのぞかせていた。『クリーピー』は2016年6月18日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月30日西島秀俊に竹内結子、川口春奈、東出昌大、藤野涼子、香川照之ら演技派俳優が、サスペンス・スリラーの名手・黒沢清監督の元に集結し“奇妙な隣人”に翻弄される夫婦を描いた『クリーピー』。このほど、公開日が6月18日(土)に決定し、併せて特報映像が解禁された。日本ミステリー文学大賞「新人賞」を受賞した前川裕の小説を原作とし、不気味な隣人との接触をきっかけに、日常から深い闇へとひきずりこまれていく夫婦の姿を描いた本作。『CURE キュア』『回路』など、数々の名ホラー映画を手掛け、最新作『岸辺の旅』で第68回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門「監督賞」を受賞した黒沢監督によって実写化が実現した。主人公で元刑事の犯罪心理学者・高倉を演じるのは映画・ドラマ・CM・雑誌など、いまやその顔を見ない日はない活躍を見せる西島秀俊。『ニンゲン合格』『蟲たちの家』『LOFTロフト』に続き、黒沢作品への出演は4度目となる。一方、高倉の隣家に暮らし、夫妻を恐怖に引きずり込む西野役には、同じく4度目の黒沢作品出演となる香川照之がキャスティングされ、物語の鍵となる男を怪演、圧倒的な演技力を見せつけている。今回解禁された特報映像は、西島さん演じる高倉の引っ越し先の隣に住む、中学生の娘・澪(藤野涼子)が、怯えた表情で訴える「あの人、お父さんじゃありません。全然知らない人です」という衝撃的なセリフからスタート。崩れ落ちる高倉の妻・康子(竹内結子)、高倉が携わる失踪事件の生き残り・早紀(川口春奈)の怯える表情、元同僚刑事・野上(東出昌大)の恐ろしい形相など、次々と切り替わる場面の中で、香川さんの不気味な笑顔が際立つ映像となっている。最後に一瞬覗く目が与えるインパクトは、トラウマになりそうな鮮烈さだ。隣人の顔をも知らずに生活する現代に忍び寄る圧倒的な恐怖を描いた、黒沢監督の真骨頂ともいうべきサスペンス・スリラーである本作。日常が戦慄へと変貌する、驚愕の瞬間を、まずはこちらの映像からチェックしてみて。『クリーピー』は2016年6月18日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月11日