StationRide in 南房総 実行委員会は11月8日、千葉・南房総の自然の中を巡るサイクリングイベント「StationRide in 南房総」を開催する。○地元グルメ「館山メンチ」も同イベントは、南房総館山の丘陵地帯や田園地帯・海岸線を走るサイクリングイベント。適度なアップダウンがあるバラエティー豊かなコースで、北条海岸(千葉県館山市)をスタートし、房総半島の先端にあたる館山市の西側や内陸部・東側の和田浦を抜けていく。海岸線をぐるりとまわるルートで、コース全長は85km(最大標高差57m)。イベントには「ステーションライド」という名前が付けられているが、これは休憩ポイントのエイドステーションがコース上に多く設けられ、各所で地元の味覚などが楽しめることからきている。エイドステーションは「道の駅」に設置。「さんがバーガー」「館山メンチ」「みかんドーナッツ」といった地元グルメが味わえる。JR東日本ではイベントの開催に合わせて、団体専用臨時列車を利用したサイクルトレインを運行する。JR両国駅から千葉駅を経て、会場近くのJR館山駅まで運行する往復便。両国駅からは、自転車はそのまま列車に積み込める。千葉駅からの場合、自転車は輪行による積み込みとなる。もちろんサイクルトレインを利用せず、現地集合での参加もできる。申込みは10月24日まで受け付ける。参加費は、現地集合の場合8,000円。サイクルトレイン利用は1万2,800円(千葉駅発着1万1,800円)。詳細は「Station Ride in 南房総」公式サイトで案内している。※価格は税込
2014年10月16日ソントンホールディングスのグループ会社・やくらいフーズは10月10日、「宮城三陸 牡蠣カレー」(税別550円)を全国で発売した。同商品は、水揚げされた新鮮な牡蠣を直火焼きし、手作業で一つ一つ加えた。牡蠣のエキスを余すことなくたっぷりと加え、じっくりと煮込むことで牡蠣の旨みをしっかり閉じ込めたとのこと。さらに生クリームを加えることで、スパイシーな味わいの中にもまろやかでコクの深いカレーに仕上がっているという。
2014年10月10日コピーライターの糸井重里が主宰するサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」が、東京・南青山に初のリアル店舗「TOBICHI(トビチ)」(東京都港区南青山4-25-14)をオープンした。店舗、ギャラリー、そしてイベント会場としての機能を持つTOBICHIでは同サイトとコラボレーションし、ギャラリーやイベントなどさまざまな催しを開催する。催しの内容はサイト上で紹介され、リアルとネットを行き来する中で、コンテンツをより広く伝えていくのが店の狙いだ。建設デザインのコンセプトは“30歳くらいの特にお金もコネもない人が、一所懸命になにかやりたくてつくった場所”。什器や家具は天然素材を得意とする「三角屋」の姉妹店でもある「六角屋」が担当した。ゆくゆくは同店の製品をその場で発注できるようになるという。なお、10日までの期間、オープニング企画として「福森雅武のあそび部屋」が開催される。福森は伊賀にある「土楽」の七代目当主で、陶芸の傍らで花や絵、書などを趣味にしている。会場では氏が趣味に戯れる様子が見られる他、器や花器、陶仏などの作品を購入することも出来る。8月下旬には「いちにちだけの大坊珈琲店(仮)」や「ほぼ日手帳2015(仮)」などのイベントも開催される予定だ。
2014年08月05日三陸鉄道は、桜柄のラッピング車両「キット、ずっと2号」の運行を22日に終了する。ラストランの後、一般参加によるラッピングはがし作業を行うとのことだ。「キット、ずっと2号」は、三陸鉄道とネスレ日本の復興支援プロジェクト「キット、ずっとプロジェクト」による桜アートラッピング車両の2代目。2012年3月から2013年6月まで運行した初代「キット、ずっと号」(36-101号車)に続き、昨年4月に南リアス線に登場した。東日本大震災発生時に南リアス線で唯一被害を逃れた36-105号車を使用している。22日のラストランでは、臨時列車として盛~釜石間を往復し、盛駅到着後、車両基地にて11時30分頃からラッピングはがし作業を行う。終了・解散は12時の予定。はがしたラッピング片は、記念として持ち帰ることができる。参加者全員に、「キット、ずっと2号」ラストラン記念乗車証と、トミーテック三陸鉄道36形「キット、ずっと2号」がプレゼントされる。ラストラン乗車とラッピングはがし作業は事前申込制。参加費は1名3,000円で、定員30名。小学生以下の参加は不可。定員に達し次第締め切る。
2014年06月18日三陸鉄道はこのほど、お座敷列車「北三陸号」の夏から秋にかけての運転予定を発表した。運転日は7月26日から8月7日までの毎日と、8月23日から10月13日までの土休日(9月6日を除く)。久慈駅12時15分発・宮古駅13時54分着、宮古駅15時05分発・久慈駅16時45分着の1日1往復の運行となる。列車編成は春の運転時(お座敷車両+レトロ調車両)から変更となり、お座敷車両「36-Z1」(指定席)と36-700形一般形車両(自由席)の連結となる。お座敷車両の指定席料金は310円で、1カ月前から予約可。車内では、「北限の海女」の衣装を着用したアテンダントが車窓案内を行うほか、乗客全員へお座敷列車記念乗車証明書のプレゼントも。グッズや飲物、おつまみなどの車内販売もある。前日13時までに予約することで、うに丼、うにあわび弁当、ほたて弁当も車内で購入できるとのこと。
2014年06月05日パリのフレグランスブランド「ディプティック(diptyque)」が、日本初の旗艦店を東京・南青山にオープンした。住所は東京都港区南青山5-6-15。店舗デザインは、西洋と和の融合がテーマ。エントランスは石畳や植栽などで日本庭園をイメージし、店内は楽焼のタイルで作った棚や、ゴールドのアルファベットモチーフでできた壁などで設えられた。中央には、大小500個以上のキャンドルが並んだタワーがそびえ立つ。建物は3階建てで、1階がショップ、2階はフレグランスのワークショップなどを行うスペースとして利用され、3階はオフィス。オープンを記念して、青山店限定で、梅やサクラが香る「東京」キャンドル(6,825円)、鈴蘭やリンデンフラワーが香る「パリ」キャンドル(6,825円)、それぞれの街が描かれたランタン(各1万2,600円)も登場。また、期間限定で”光の祭典”をテーマにしたクリスマスキャンドル(7,875円)をオレンジ、緑、紫の3色で展開。他にも、2013年ホリデーコレクションの限定ギフトセットも販売されている。定番アイテムでは、フレグランスやフレグランスキャンドル、オーバル(石けん)、地中海をイメージしたスキンケアシリーズも取りそろえる。人気アイテムは、カシスとバラを配合した「べ(BAIES)」の香りのフレグランスやキャンドル、そして、砂時計型のディフューザー(1万5,750円)。ギフト用のラッピングも日本風で、それぞれの香りをイメージした色の3枚の薄葉紙を、折り紙のように重ねた包装を用意している。ディプティックジャパン代表取締役社長福住和久氏は、「日本はディプティックが世界展開する中で以前から注目していた市場。日本で最初の店は絶対に良いものを作りたいと意気込んだため、予算は当初の4倍になってしまった。今後も、それぞれの街に合った店作りとデザインを心がけ、店舗を拡大していきたい」と語る。
2013年12月13日東日本大震災から間もなく2年。今、東北の海はたくましく再生を始めている。それに合わせて、牡蠣(かき)の養殖施設の復旧・整備も進められている。牡蠣と言えば三陸の冬の味覚!食べるなら今がベストのシーズンだ。しかも、現地の「牡蠣小屋」で食せば、よりおいしくいただけるに違いない……。「松島や ああ松島や 松島や」で有名な日本三景のひとつで、三陸海岸で最も名高い観光スポットである宮城県の松島。豊かな松島湾の海で育まれた松島牡蠣は、海のエキスが凝縮されたぷりぷりの味覚として知られているが、この地の牡蠣養殖施設も、震災に寄る津波で大きな損害を受けた。以来、松島の牡蠣はどうなったのだろうか?と思っていたのだが、先だって、松島観光協会が直営する牡蠣小屋が、今年も無事オープンしたとのグッドニュースが入ってきた。例年より約2カ月遅れの12月1日に、牡蠣小屋はオープンしたそうだ。松島観光協会によれば、松島の牡蠣養殖棚は急ピッチで復旧が進められていたが、この夏の異常高温で牡蠣の多くが死滅してしまったらしい。このショックで一時は営業を断念したが、近隣の石巻から養殖牡蠣の提供を受けることが可能になったため、再開に踏み切ったという。牡蠣小屋復活に、松島を訪れた観光客は大喜び。熱した鉄板にスコップでどさりと乗せられた大量の殻つき牡蠣。じゅーじゅーと湯気をたてる牡蠣を豪快にほおばる。口の中にじゅわりと広がるうまみがたまらない!料金は焼き牡蠣50分食べ放題コース(牡蠣飯、吸い物付き)で大人ひとり3,000円。オープン期間は2013年3月3日まで。平日も年末年始(12月25日~1月4日)までを除き営業される。また、松島ではこの冬、市内の料理店で名物の「牡蠣丼」キャンペーンが展開中だ。牡蠣丼とは、松島の家庭で昔から親しまれているもので、名前の通り牡蠣がのっている。市内18の料理店やレストランなどが参加し、フライや卵とじ、中華風などそのお店ならではの牡蠣丼を味わってもらおうという試みだ。2013年の3月まで行われているので、松島にお出掛けなら、牡蠣小屋の焼き牡蠣だけでなく、市内のお店の牡蠣丼まで、牡蠣づくしを堪能していただきたい。松島からリアス式の三陸海岸をさらに北にのぼって岩手県へ。ここでも復興のシンボルとして牡蠣小屋が復活を遂げており、観光客を喜ばせている。まずは大船渡(おおふなと)の「漁師の牡蠣小屋」。この漁業の町も震災による津波によって甚大な被害を受け、牡蠣小屋こそ被害を免れたが、養殖棚は壊滅的なダメージを受けた。このため震災後は、牡蠣の食べ放題を中止し、小屋では焼きそばなどを提供してきた。現在も大船渡産の牡蠣は震災前の10分の1以下にまで減少し、元の状態まで回復するにはこれから2、3年が必要とのことだが、それまで待ってはいられない。復興への強い思いを表すためにもと、地元の養殖業者は力を合わせて漁師の牡蠣小屋を復活させ、食べ放題を再開したのである。食べ放題が復活したのは松島と同じ2012年12月1日。食べ放題は平日限定で、料金は40分で中学生以上3,000円。予約が必要、同牡蠣小屋事務局で予約を受け付けている。さらに三陸海岸を北へと進んだ岩手県山田町。震災により大津波と猛火に包まれ、JR陸中山田(りくちゅうやまだ)駅まで焼失という壊滅的な被害を受けたこの町でも、漁師の心意気が地元の人たちを勇気づけている。2012年10月28日には「三陸山田復興牡蠣小屋」をオープンさせて、東北の牡蠣小屋再開の先陣を切った。山田の復興牡蠣小屋でも、殻付きの牡蠣をスコップで豪快に鉄板に乗せて蒸し焼きにする。「驚くほどの弾力と濃厚なうまみがつまっているのが山田湾の牡蠣」と山田町観光協会の沼崎さん。初夏の5月まで牡蠣が食べられるので、ぜひ一度訪ねてほしい。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月29日三陸鉄道は12月15日から、全国でも珍しい「こたつ列車」を運行する。2011年は東日本大震災の影響で運行することができなかったため、今回は2シーズンぶりの運行となる。こたつ列車は、12月15日~2013年3月31日までの土日祝日を対象に(元日から1月6日までは毎日運行)、久慈(くじ)駅~田野畑駅までの区間を1日1往復する。4人向かい合わせの席にひとつのこたつが設けられ、みかん(12~1月)やせんべい(2~3月)を食べながら列車の旅を楽しめる。また、乗車した人には「こたつ列車乗車記念証明書」がプレゼントされる。こたつ列車のもうひとつのポイントは、岩手県沿岸北部に伝わる小正月の「なもみ」が登場すること。なもみは、鬼面をかぶって家々を回り無病息災を祈願する行事で、秋田県のなまはげと同じような風習。車内で「なもみ」が練り歩く姿は迫力満点で、列車内はどよめきと歓声に包まれるという。運賃は、乗車区間の乗車券(久慈~田野畑片道960円)と指定席券(片道300円)。久慈~田野畑1日フリー乗車券(1,500円)の購入がおすすめとのこと。また、久慈発12時30分のこたつ列車の予約をされた人には、こたつ列車限定の特製お弁当の予約販売を行う。予約は乗車日の前日13時まで受付。価格は1,050円~。こたつ列車は全て指定席。予約は三陸鉄道で電話にて受け付ける。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月14日ホームページ制作などを行っているオープンアイは、同社が運営するお守り通販ショップ「開運世界のお守り屋」で、東北地方の復興支援の取り組みとして、宮城県南三陸町復興ダコゆめ多幸鎮「オクトパス君」、福島県会津若松市「起き上がり小法師」、福島県会津若松市「会津張り子 福招き猫」、福島県白河市「風水福だるま」(白河だるま)の販売を開始した。宮城県南三陸町「復興ダコ」ゆめ多幸鎮「オクトパス君」は、南三陸町の雇用創出や町の活性化につながる「南三陸復興ダコの会」がつくるお守り。価格は1,200円。また、宮城県南三陸町復興ダコ「オクトパス君」木製ピンバッジは、津波によって被害を受けた、南三陸杉を使ってつくられている。価格は380円。福島県会津若松市起き上がり小法師は、苦難にめげず立ち上がる「七転八起」の精神をたずさえ、400年以上の昔から人々に愛され続けているお守り。今回は2個セットでの販売となる。価格は525円。このほか、福島県会津若松市会津張り子「福招き猫」2個セット(1,680円)や、福島県白河市「風水福だるま(白河だるま)」7個セット(2,205円)などを販売。同社では、「東北の環境産業活性化及び、雇用創出の一助となれれば」と考えているとのこと。なお、販売による収益金の一部は、日本赤十字社を通じて東日本大震災の義援金として寄付される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月12日住むならやっぱり南向き!と思う人は少なくないでしょう。南向きは「洗濯物がすぐ乾く」「布団が干せる」「ひなたぼっこができる」などのメリットがたくさんありますから。けれども、他の向きと比べて家賃が高い場合が多いうえ、南向きを重視すると駅からの距離が遠くなるなど、ほかのことを我慢しなければならないこともあります。実は、南向き以外も、こんなにメリットがあります。部屋の向きとその特徴をご紹介します。■「東向き」に向く人、「西向き」に向く人朝早くから部屋が明るくなる東向き。朝型の人、早寝早起きの生活をしている人に向いています。休みの日でも、「午前中に家事を全部済ませて午後には外出する」というライフスタイルの人に適するでしょう。午後から日が差さないのですが、夏に部屋に熱気がこもりにくいメリットがあります。一方で、冬になると午後から部屋が暖まりにくく、やや寒さを感じやすいでしょう。このため、冬場の暖房費がかかる可能性があります。夏に弱く、冬に強い人にはよいでしょう。西向きの部屋には、午後からポカポカと日が差してきます。夜更かし型の人に向くでしょう。昼ごろに起きても日を浴びられるので、掃除、洗濯をゆっくりこなせますし、午後からでも布団を干せるのもメリットです。ただし、夏の西日はかなりきつく、室内の気温上昇はハンパない状態です。反面、冬は夜になっても室内が暖かく、暖房費は他の向きと比べて少なくて済みます。ところで、地域によって日の出、日の入り時間が異なります。例えば、夏の札幌では、最も早ければ4時前に太陽が昇ります。が、同時期の東京の日の出は4時半ごろ、福岡では5時過ぎです。冬のもっとも遅い日の入り時間は、札幌で16時ごろ、東京では16時半ごろ、福岡では17時過ぎです。さらに、部屋の前に建物があれば、その高さや形状で日照時間が遮られるので、太陽光を気にしている人は、こういった点も考えて部屋選びをしたいものです。なお、あまりにも「朝、まぶしすぎてつらい」、あるいは「夏の西日にへきえきしてしまう」といった場合は、窓に遮光カーテンを用いる方法をオススメします。■北に窓がある日が差さない北向きは、賃料の安いのがメリット。向くタイプは、外出の多い人です。平日も休日も外でアクティブに過ごす人であれば、太陽を必要とする時間はないので、適しているでしょう。また、乾燥機を使った生活をしていれば、洗濯物を干す、ということも必要ありません。一方で、北向きは湿気がたまりやすいので、こまめに窓やドアを開けて風通しをよくするようにしたいものです。なお、北向きには、前の景色が綺麗に見える、という意外なメリットがあります。部屋の前に緑あふれる公園があれば、他の向き以上に太陽光を浴びた美しい景色を楽しむことができます。また、北側斜線制限という法が適用された住宅であれば、北側(部屋の前)に広いルーフバルコニーのあるタイプもあります。この場合、部屋に日は差しませんが、周辺に高層建築物がなければバルコニーに太陽が降り注ぐので、洗濯物や布団を干すことができます。■東西向き東と西の両方に窓がある、振り分けタイプの部屋があります。南向きのように一日中、日が差す部屋はありませんが、逆にいえば、どの部屋にも何時間かは必ず日が差します。向いているのは、一日中、室内にいることが多い人。専業主婦や家で仕事をしている人でしょう。太陽が東にあるときは、早朝にした洗濯を東向きのバルコニーで干す、昼ごろに洗った大型のシーツは、西向きのバルコニーで干す、という太陽を全面に取り入れた暮らしができます。いかがでしょうか。自分のライフスタイルを見つめると、必ずしも「南向き」にこだわる必要はないかもしれません。他の向きにも視野を広げて探してみると、意外に快適な住まいが見つかるかもしれませんよ。(不動産・住生活ライター 高田七穂)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月01日住むならやっぱり南向き!と思う人は少なくないでしょう。南向きは「洗濯物がすぐ乾く」「布団が干せる」「ひなたぼっこができる」などのメリットがたくさんありますから。けれども、他の向きと比べて家賃が高い場合が多いうえ、南向きを重視すると駅からの距離が遠くなるなど、ほかのことを我慢しなければならないこともあります。実は、南向き以外も、こんなにメリットがあります。部屋の向きとその特徴をご紹介します。■「東向き」に向く人、「西向き」に向く人朝早くから部屋が明るくなる東向き。朝型の人、早寝早起きの生活をしている人に向いています。休みの日でも、「午前中に家事を全部済ませて午後には外出する」というライフスタイルの人に適するでしょう。午後から日が差さないのですが、夏に部屋に熱気がこもりにくいメリットがあります。一方で、冬になると午後から部屋が暖まりにくく、やや寒さを感じやすいでしょう。このため、冬場の暖房費がかかる可能性があります。西向きの部屋には、午後からポカポカと日が差してきます。夜更かし型の人に向くでしょう。昼ごろに起きても日を浴びられるので、掃除、洗濯をゆっくりこなせますし、午後からでも布団を干せるのもメリットです。ただし、夏の西日はかなりきつく、室内の気温上昇はハンパない状態です。反面、冬は夜になっても室内が暖かく、暖房費は他の向きと比べて少なくて済みます。ところで、地域によって日の出、日の入り時間が異なります。例えば、夏の札幌では、最も早ければ4時前に太陽が昇ります。が、同時期の東京の日の出は4時半ごろ、福岡では5時過ぎです。冬のもっとも遅い日の入り時間は、札幌で16時ごろ、東京では16時半ごろ、福岡では17時過ぎです。さらに、部屋の前に建物があれば、その高さや形状で日照時間が遮られるので、太陽光を気にしている人は、こういった点も考えて部屋選びをしたいものです。なお、あまりにも「朝、まぶしすぎてつらい」、あるいは「夏の西日にへきえきしてしまう」といった場合は、窓に遮光カーテンを用いる方法をオススメします。■北に窓がある日が差さない北向きは、賃料の安いのがメリット。向くタイプは、外出の多い人です。平日も休日も外でアクティブに過ごす人であれば、太陽を必要とする時間はないので、適しているでしょう。また、乾燥機を使った生活をしていれば、洗濯物を干す、ということも必要ありません。一方で、北向きは湿気がたまりやすいので、こまめに窓やドアを開けて風通しをよくするようにしたいものです。なお、北向きには、前の景色が綺麗に見える、という意外なメリットがあります。部屋の前に緑あふれる公園があれば、他の向き以上に太陽光を浴びた美しい景色を楽しむことができます。また、北側斜線制限という法が適用された住宅であれば、北側(部屋の前)に広いルーフバルコニーのあるタイプもあります。この場合、部屋に日は差しませんが、周辺に高層建築物がなければバルコニーに太陽が降り注ぐので、洗濯物や布団を干すことができます。■東西向き東と西の両方に窓がある、振り分けタイプの部屋があります。南向きのように一日中、日が差す部屋はありませんが、逆にいえば、どの部屋にも何時間かは必ず日が差します。向いているのは、一日中、室内にいることが多い人。専業主婦や家で仕事をしている人でしょう。太陽が東にあるときは、早朝にした洗濯を東向きのバルコニーで干す、昼ごろに洗った大型のシーツは、西向きのバルコニーで干す、という太陽を全面に取り入れた暮らしができます。いかがでしょうか。自分のライフスタイルを見つめると、必ずしも「南向き」にこだわる必要はないかもしれません。他の向きにも視野を広げて探してみると、意外に快適な住まいが見つかるかもしれませんよ。(不動産・住生活ライター 高田七穂)
2012年09月01日10月5日(金)~7日(日)の3日間、東日本大震災で被災した宮城県三陸で、第1回「三陸映画祭in気仙沼」を開催。約40作品が無料で上映される。その他の写真会場は、気仙沼から南気仙沼にいたる中心部や、米軍によるトモダチ作戦の拠点となった大島の大小12の建物。震災後、避難所にもなっていた気仙沼市民会館をメイン会場に、気仙沼市最古のお茶屋さん・齋藤茶舗や、もともと鼎座というシアターでもあったリアスシャークミュージアムなど、大小さまざまな既存の建物が映画館として利用される。上映作品は、気仙沼市民を対象に実施されたアンケートなどからも作品が選考され、親子でも楽しめるように、アニメなどの子ども向けの映画の上映も計画されている。さらに、映画祭開催期間中は堤監督をはじめとする映画関係者によるトークショーなどのイベントや、地元の漁師や商工会議所などの協力で、カツオやマグロなどの名産物を楽しめる屋台も展開される予定。なお、映画祭の実行委員会はソーシャルファンディング・WESYM(ウィシム)で映画祭運営資金の支援を求めており、支援参加者にはTシャツやトークショー招待などのプレゼントが用意されているという。被災地で大規模な映画祭が実施されるのは、今回が初の試み。いまだ前例がない本イベントに、ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。三陸映画祭in気仙沼10月5日(金)~7日(日)
2012年08月31日イデーショップ 自由が丘店、イデーショップ ヴァリエテ(渋谷、池袋)をはじめイデー全店では「ama project」のブレスレットの取り扱いを開始した。赤いビーズは「情熱」を、緑のビーズは「希望」を意味する、なんとも可憐なブレスレット。ブレスレット本体のニットデザインを横尾香央留氏が、パッケージデザインを建築家の谷尻誠さんが手掛けている。「ama」はラテン語で『愛』という意味を持ち、また南三陸町の女性をイメージした『海女』との掛詞にも繋がる。「ama」 は震災直後に国境なき医師団から臨床心理士として派遣され現地入りした西前律子氏、大手雑誌社パリ支局長として20年パリに在住した作家 村上香住子氏、海外緊急支援活動に従事してきた北原聡子氏ら3人の女性によって結成された有志のグループで、仮設住宅を拠点に、主に女性を対象に心のケアと活動の場を提供し、現地の方々による現地の方々のための手芸活動を支援している。このブレスレットは、30代から80代の方々が集まり一本一本想いをこめて編まれており、村上香住子氏の旧友でもある女優のジェーン・バーキン氏もパッケージに直筆の応援メッセージを寄せている。純粋なファッションアイテムとして気軽に楽しみながら、支援にも参加できる素敵なブレスレットだ。ama project ブレスレット 価格:3,150円(税込)取り扱い店:・イデーショップ 自由が丘店・イデーショップ 二子玉川店・イデーショップ 東京ミッドタウン店・デリエ イデー (丸の内)・イデーショップ ヴァリエテ (池袋西武)・アタッシェ ドゥ イデー (ルミネ有楽町) ・イデーショップ オンライン 「イデー」ブランドサイト内記事はこちら
2012年08月27日三陸鉄道はこのほど行われた第31回定時株主総会・平成24年度第2回取締役会にて、新車両購入計画について発表した。2013年2月より、3両が南リアス線(盛~釜石間、現在は全区間不通)に配車される予定だ。新車両については、クウェート国の支援(三陸鉄道復興地域活性化支援事業補助金)を受けて購入が可能に。東日本大震災で被災し、使用できなくなった南リアス線運行本部所属の車両を入れ替える。このほど公開された新車両イメージは、会津鉄道やのと鉄道、伊勢鉄道、錦川鉄道、平成筑豊鉄道、肥薩おれんじ鉄道などを走る新潟トランシス製の車両と共通の外観に。カラーリングは三陸鉄道の既存車両と同様、白地に赤と青の帯を配したが、これまでよりソフトなライン構成となり、やわらかさと親しみやすさを持つデザインとなった。既存車両よりも窓のサイズが拡張され、座席の間隔も広がり、座り心地の良い座席になるという。車内に和の雰囲気を取り入れ、ゆったりと車内での時間を過ごせるよう配慮した。新車両の車体長は18mで、定員は110名(座席定員49名、立席定員61名)、ドア幅を拡大し、客室床面を低くして乗降用ステップを廃止するなど、バリアフリー対策も施される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月27日リゾート感あふれるお台場で南フランスのプロヴァンスを体感しよう。ホテル日航東京では、2012年7月20日(金)から7月22日(日)までの期間、南フランスのプロヴァンス体験ができるプランを開催。●3日間限定でレストラン・スパ・宿泊で満喫する南フランスのプロヴァンス体験夏のプロヴァンスを連想させるひまわりが施されたレインボータワービュールームに宿泊できるこのプラン。本場フランス・マルセイユより招いたリヨネル・レヴィシェフにより、ブイヤベースなどの本格地中海料理とプロヴァンスワインを愉しむディナーコースのほか、スパではラベンダーをベースにした贅沢なトリートメントで、まるで南フランスのプロヴァンス地方にいるかのようなひとときを過ごすことができる。あわせて、コンチネンタルレストラン「テラス オン・ザ・ベイ」と「SPA然 TOKYO」では8月31日(金)まで、それぞれプロヴァンスにちなんだプランを展開しているので、宿泊のタイミングを逃した人はこちらを体験してみては。お問い合わせ: ホテル日航東京公式サイト
2012年06月24日三陸鉄道は7月1日、北リアス線久慈~田野畑間用のフリー乗車券を発売する。夏の繁忙期を迎え、「リゾートうみねこ」の北リアス線への乗り入れが増えるのにともない、途中下車しての観光の利便性を向上させるのがねらい。JR東日本のリゾート列車「リゾートうみねこ」は、4月28日より週末と祝日を中心に三陸鉄道へ直通運転を行っている。フリー乗車券は発売日から1カ月以内の1日に限り有効で、北リアス線久慈~田野畑間が1日乗降り自由に。発売期間は2013年3月31日まで。利用期間は7月1日以降の土日祝日のほか、7月28日~8月19日ならびに12月29日~2013年1月6日の毎日。利用する際、駅窓口にて有効日を押印してもらう必要がある。価格は大人1,500円で、田野畑駅、普代駅、陸中野田駅、久慈駅および「リゾートうみねこ」北リアス線内の車内で購入できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月18日鉄道をコンセプトにした中高生によるアイドルユニット「ステーション」がこのほど、岩手県宮古市の三陸鉄道本社を訪れ、復興のための義援金を手渡した。彼女たちは東日本大震災を経て、「鉄道アイドルである自分たちにできること」として、大きな被害を受けた三陸鉄道への支援活動を企画。活動拠点としている秋葉原での募金活動やチャリティーライブを行い、義援金を集めてきた。メンバーを代表し、三江彩花さんが同社を訪問。義援金7万円余りと、チャリティーライブで集めた応援メッセージが書かれたフラッグを三陸鉄道代表取締役社長、望月正彦氏に手渡した。「恐る恐る始めた活動でしたが、街頭募金では思っていたより多くの方が立ち止まって温かく募金をしてくださいました。私は兵庫県出身で、幼い頃に阪神淡路大震災を経験したため、被災された方の苦労や思いが身にしみます。これからも復興に向けて小さいことからでも協力をしていきたいです」と三江さん。一方の望月氏は、「ぜひ今度、三陸鉄道の列車の中でのライブをお願いしたい」とラブコールを送り、感謝の気持ちを表現した。三陸鉄道は東日本大震災で一部の駅や線路を流され、一時は全線運休となるなど大きな打撃を受けた。4月1日に北リアス線陸中野田~田野畑間で営業運転を再開したが、北リアス線田野畑~小本間と南リアス線全線が現在も運休。2014年4月の全線復旧をめざし、作業が続いている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月05日南青山で人気のロールケーキを全国にお届け!良質素材にこだわったスフレ生地のロールケーキ、ヨックモックの「 南青山ロール 」が、オンラインショップでの販売を開始した。新発売キャンペーンとして6/15のAM10:00注文分までクール便代無料という特典も。何十回も試作を繰り返して作り上げられたという、くるくると「の」の字に巻き上げられたスフレタイプの生地と、たっぷりの生クリームがとにかく美味。青山本店と東京駅一番街店での限定として人気を博したロールケーキの全国進出、ぜひ召し上がってみて。お問い合わせ: ヨックモックオンラインショップ
2012年05月31日クラブツーリズムは4月より、旅行代金の一部を岩手県田野畑村に寄付する東北復興応援ツアーを実施している。三陸鉄道北リアス線に乗車しての三陸の絶景見学や、被災地の視察などを行う2日間または3日間のツアーで、代金のうち1人あたり1,000円を寄付に充てる。2014年3月までの2年間で2,000万円の寄付をめざすとのこと。北リアス線は東日本大震災にともなう津波によって甚大な被害を受け、現在は2014年4月の全線復旧をめざして部分営業を行っている。クラブツーリズムの東北復興応援ツアーでは、震災で全壊しながらも2014年3月までの再建をめざす島越駅(田野畑村)の再建を支援。集まった寄付金を、再建時に建立される記念モニュメントに関わる費用の一部に充てる予定だ。なお、モニュメントには同ツアーの参加者全員の名前が支援者として刻印されるという。ツアーでは、クラブツーリズムオリジナルヘッドマーク付きの北リアス線の列車を利用し、今年4月1日に運転再開した田野畑~陸中野田間を含む区間に乗車。現地の「語り部ガイド」の説明を聞きながら被災地を歩き、震災当日の様子や、復旧を続ける被災地の現状に触れることができるという。実施期間は2014年4月まで。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月29日郵趣サービス社は5月26日、三陸鉄道の車両や列車が走る風景などをデザインしたオリジナルフレーム切手を発売する。三陸鉄道は東日本大震災で一部の駅や線路を流され、一時は全線運休となるなど大きな打撃を受けた。懸命の復旧努力により、北リアス線は全線再開まであと一歩に近づいているが、南リアス線は現在も全線で運転見合わせが続き、南北全線復旧は2014年頃になるとみられている。今回発売されるフレーム切手は、三陸鉄道復興支援の一助とするべく企画されたもので、同じ思いを抱く鉄道写真家の櫻井寛氏が無償で写真を提供。三陸鉄道の協力と監修を得て完成に至った。50円切手10枚がつづられ、価格は2,940円。これに路線図などを描いた保存用ホルダーが付く。現在、同社通販サイトにて予約を受け付けており、売り上げの一部は三陸鉄道の復興支援に充てられる。なお、郵便局での販売は行われないとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月27日三陸鉄道北リアス線陸中野田~田野畑間が1日に運行再開したのを記念し、「キット、ずっとプロジェクト」実行委員会による「キット、ずっと号」が運転され、田野畑駅も「キット、ずっとカンパネルラ田野畑駅」として公開されている。「キット、ずっと号」は、三陸鉄道の車両を美術作家の三田村光土里氏の原案、デザインで装飾したもの。サクラ柄の車両に、Facebookを通じて世界中から集まった応援メッセージが描かれている。田野畑駅の駅舎も”サクラアート”が施され、三田村氏のワークショップにて地元の人々から生み出された「ことば」もアートとして表現されているという。田野畑駅で1日に行われた運行再開記念式典では、「キット、ずっと号」「キット、ずっとカンパネルラ田野畑駅」のお披露目式も開催。「キット、ずっとプロジェクト」の紹介や、ネスレ日本から三陸鉄道へのメッセージはがき贈呈式などが行われた。「キット、ずっとプロジェクト」で”三陸案内人”として活躍する阿藤快さんも登場し、「三陸鉄道は生活線でもあるが、観光客に来ていただいてこそ成り立つ。三陸鉄道のすばらしい景色をみんな見に来て」とアピールした。イベントの模様はUstreamで生中継され、合計視聴回数は2万回に達したという。”サクラアート”を施した「キット、ずっとカンパネルラ田野畑駅」公開期間と「キット、ずっと号」運行期間は、ともに6月30日までとなっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月06日三陸鉄道とネスレ日本はこのほど、三陸鉄道の車両をイメージした乗車券付きキットカット「キット、ずっと号」を発売した。4月1日の陸中野田~田野畑間運転再開を記念し、桜アート車両「キット、ずっと号」を模した電車型のパッケージ。商品内部は観光向けお座敷列車「さんりく・しおかぜ号」を細部まで再現し、掘りごたつ式テーブルやたたみ敷のフラットシート、木製ドアなどを精細に描いた。さらに、運転席やストーブなどの備品を模した組立式の紙製小物や、三陸案内人の阿藤快さん、三陸鉄道のキャラクター「さんてつくん」、久慈駅の橋上駅長などの人形を同梱。三陸鉄道の久慈~陸中宇部間で使用できる硬券タイプの乗車券300円分も入っている。有効期限は全線復旧(2014年4月の予定)から1年後の2015年3月31日。オリジナルデザインのキットカットミニ10枚入りで、990円。三陸鉄道オンラインショップとネスレオンラインショップにて、1000個限定で販売する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月02日東日本大震災で被害を受けた三陸鉄道の復旧を応援し、三陸地方の復興を支援する「キット、ずっとプロジェクト」が5日に発足した。JR新橋駅前SL広場が「さんてつ広場」となり、11日に物産展とギャラリーを展開するほか、三陸鉄道北リアス線に桜をラッピングした列車と駅舎も登場する。同プロジェクトは三陸鉄道とネスレ日本が共同で立ち上げた。三陸鉄道は東日本大震災で大きな被害を受けたが、地元高校生にとって大切な通学の足であり、新入学の時期である毎年4月に順次復旧開通させつつ、2014年の完全運行再開をめざしている。一方、ネスレ日本は、「キット、願いかなう。」がコンセプトの「キットカット」を発売し、学生など夢や目標に向かってがんばる人を応援してきた。両者の思いが一致したことから、今回のプロジェクトが発足することに。プロジェクトの一環で、「キットカット」ホームページや各国の「キットカット」Facebookページ、YouTubeなど、三陸鉄道と三陸地方の魅力を伝えるメッセージムービーを配信開始。三陸鉄道への応援メッセージも募集している。震災から1年となる3月11日には、JR新橋駅前SL広場で東日本大震災復興支援「さんてつ広場 復興市」を開催。2分の1サイズの三陸鉄道の列車模型も展示される。4月1日の三陸鉄道北リアス線陸中野田~田野畑間運転再開に合わせ、列車と田野畑駅駅舎が”願いのサクラ メッセージアート”(原案・デザインは美術作家の三田村光土里氏)で装飾されることに。田野畑駅は「キット、ずっとカンパネルラ田野畑駅」となり、4月1日~8月31日公開。ラッピングされた車両は「キット、ずっと号」として、4月1日~6月30日の期間で運転される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月05日多くの人の生活を一変させた、東日本大震災発生からもうすぐで1年。3月3日(土)、宮城県・南三陸町にある南三陸ホテル観洋にて「がんばれ東北!東北応援企画」と題し、『しあわせのパン』の無料上映会が行われた。上映前には三島有紀子監督が舞台挨拶に登壇したほか、主演の大泉洋からのメッセージ・ムービーも届いた。被災地の方々に、映画を通して少しでも心を温めてもらいたいという思いから実現した本イベント。17年前の阪神・淡路大震災の経験者でもある三島監督は「基本的に大事なことは食べること、寝ること。もう一つは自分が感じる喜びや悲しみを誰かと分け合えることが本当に大事だなと感じています。その思いをいつか映画に出来ないかと考えていて、17年たったいま、こうして『しあわせのパン』という映画に思いを込めることができ、ここにこの映画を届けることができて本当に嬉しく思ってます」と自身の体験をふり返り、感慨深げな様子で思いを口にした。残念ながら会場に駆けつけることのできなかった大泉さんは、メッセージムービーで地元の方々に挨拶。「この映画は全国48館という少ない規模での上映にも関わらず大ヒットしているということで、その作品を今日こうしてみなさんに観ていただけることを本当に嬉しく思っています」とコメントし、「今回、原田知世さんと出演させていただき、夫役を寡黙に演じております。どうぞ普段のうるさい大泉洋を忘れて観てください(笑)」と、相変わらずの“大泉節”を炸裂させた。上映後には、サプライズプレゼントとして道産小麦と北海道の豆で作られた「金時豆とごまのパン(どんぐり)」が三島監督から一人ひとりに手渡しされ、作品同様のほのぼとした温かい空気の中、イベントは幕を閉じた。『しあわせのパン』は全国にて公開中。■関連作品:しあわせのパン 2012年1月21日より北海道にて先行公開、1月28日より渋谷シネクイント、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2011『しあわせのパン』製作委員会■関連記事:大泉洋、主演作『しあわせのパン』大ヒットなのに…「申し訳ない」と全面謝罪!?大泉洋、“晴れ女”原田知世と共演し、まさかの体質改善?大泉洋、監督から「毎日飲むの止めて」の忠告『しあわせのパン』北海道で先行公開!『しあわせのパン』原田知世「自分を見つめなおす、そのためにこの映画に出会った」“優秀主演男優”大泉洋も11歳の少女の感動的なコメントに脱帽!
2012年03月05日三陸鉄道北リアス線陸中野田~田野畑間が4月1日、運転を再開する。同日に北リアス線久慈~田野畑間で時刻改正が行われ、4月28日より「リゾートうみねこ」もJR八戸線から乗り入れる。三陸鉄道は東日本大震災で被災し、南リアス線(釜石~盛間)は現在も全線で運転見合わせに。北リアス線は久慈~陸中野田間と小本~宮古間で、臨時ダイヤで運転が行われている。昨年11月3日から始まった本格的な復旧工事により、陸中野田~田野畑間が4月1日から復旧することに。久慈~田野畑間で行われる時刻改正では、列車のスピードアップも図られ、最高速度も現行の時速45kmから、震災前と同じ時速90km(陸中野田~野田玉川間は除く)での運転となる。小本~宮古間も4月1日に自動信号設備が復旧し、列車の増発とスピードアップが行われる。土休日には久慈~田野畑間にて、レトロ調車両「さんりくしおさい」による定期列車も運転。久慈駅を10時20分に、田野畑駅を11時25分に発車する。また、「いわてデスティネーションキャンペーン」実施に合わせ、ゴールデンウィーク期間より「リゾートうみねこ」がJR八戸線から北リアス線へ直通運転を行う。運転日は4月28~30日、5月3~6日、5月12日から6月30日までの土休日となる予定で、八戸~田野畑間で1日1往復運転。八戸線内では3両編成のうち1両が指定席となり、北リアス線内は全車自由席となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月24日ネスレ日本は3月5日、東日本大震災で被災した三陸鉄道への復興支援として、同社に寄付できるチョコレート菓子「ネスレ キットカット ミニ ワールドバラエティ」を発売する。三陸鉄道は岩手県の三陸海岸沿いを走る第3セクター方式の鉄道で、北リアス線と南リアス線の2路線を運営し、「三鉄」の通称で親しまれる。通常車両のほかにお座敷車両やレトロ調車両も運行していたが、2011年3月の東日本大震災で被災し、現在も南リアス線全線と北リアス線陸中野田~小本間が運休となっている。「ネスレ キットカット ミニ ワールドバラエティ」には1個あたり20円の寄付金が価格に含まれており、購入すると自動的に三陸鉄道に寄付できる。集まった寄付金は、ネスレ日本が責任を持って三陸鉄道に届けるという。1袋13枚(イギリス風5枚、オーストラリア風5枚、日本3枚)入りで、価格は525円。発売にあわせて、世界20カ国以上で展開するFacebook上の「キットカット」オフィシャルページにて、東北地方および三陸鉄道に対する応援メッセージを日本だけでなく海外からも募集する。「キットカット ニッポン」では、応援メッセージの投稿・閲覧コーナーを開設。「キットカット グローバル」および各国の「キットカット」Facebookページでは、英語や各言語での投稿を募集するという。寄せられたメッセージは、三陸鉄道の車両や駅舎に掲示する予定だ。募集期間は3月5日~31日。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月21日近畿日本ツーリストで「ふんばろう東日本支援プロジェクト」の協力を受け、東日本大震災で大きな被害を受けた被災地でのボランティア活動を行うボランティアツアー、「ふんばろう! ボランティアとスペシャリスト派遣で被災地を元気にする!!」の第1弾ツアーの募集を開始した。このツアーでは、主に南三陸でのボランティア活動(泥かき、家屋内清掃等の軽作業を予定)をするが、被災者の方々にマッサージができる人、クラフト(手工芸)系の先生になれる人も募集している。また、8月20日(土)に開催される 「ありがとう!東松島元気フェスタ」 のお手伝いも含まれる。宿泊は南三陸のホテル観洋ホテルで1泊。ホテルでしっかりと休んで、ボランティア活動も万全な体調で臨むことができる。ツアー詳細はこちら⇒ 「ふんばろう! ボランティアとスペシャリスト派遣で被災地を元気にする!!」 プレスリリース提供元: PR TIMES
2011年07月30日