NECは12月18日、インテルと次世代無線インフラ向けにモバイル基地局を仮想化する「Cloud-RANソリューション」を共同開発すると発表した。インテルは仮想化ノウハウを提供し、NECはそのノウハウを基地局の仮想化に適用および、全体管理を担当。両社は、2016年2月にCloud-RANソリューションの有効性を検証する実証実験の開始を予定している。一体型モバイル基地局は電波の送受信を行う無線処理部(RU:Radio Unit)と、データ処理を行うデジタル処理部(DU:Digital Unit)で構成されている。両社が開発するソリューションは、携帯電話やタブレット、今後普及が見込まれるIoTの接続制御などを行うDUのレイヤー2以上の上位処理部分機能を仮想化し、インテルのマルチコアプロセッサーを搭載した汎用サーバ上の仮想化基盤上に集中化する。DUが各RUを集中制御することで通信容量に応じて基地局の処理能力を柔軟に変更可能なため、省電力化などによる運用コストの削減やデータ処理が集中する場所での通信性能向上を実現するとしている。近年、高画質な動画配信サービスやIoTの普及などの影響でモバイル通信の需要は拡大しており、高速大容量ネットワークの構築・運用が求められている。通信需要に合わせて高速大容量ネットワークを新たに構築するためには専用ハードの調達など、作業に多くの時間とコストを要するという。また、追加の設備投資に伴い運用コストも急激に増えるという課題もあり、解決するためにNECはインテルと協業している。NECは、インテルのマルチコアプロセッサーやNIC、DPDK(Data Plane Development Kit:インテルが提供するIAサーバの高速パケット転送処理を実現するためのソフトウェアライブラリ)を採用した汎用ハードウェアの仮想化基盤上にvEPC(仮想モバイルコアネットワーク)ソリューション、vCPE(顧客宅内通信機器の仮想化)ソリューションを展開。今回、両社は仮想化の対象をモバイル基地局まで拡張し、商用化に向けた検討を進めていくとともに5G世代に向けて仮想基盤ネットワークインフラの検証を共同で実施する。
2015年12月18日KDDIは10日、「コミックマーケット89」に配置する車載型基地局に施すラッピングイラストの一般公募を、イラストコミュニケーションサービス「pixiv」上で開始した。イラストの公募は、コンテスト形式で行われ、投稿されたイラストのなかから10作品をKDDIが選考。その後、au Webサイト上で一般投票を行い最優秀賞を決定する。最優秀賞作品は、12月29日から31日まで東京ビッグサイトで開催される「コミックマーケット89」での車載基地局ラッピングに採用するほか、投稿者には賞金30万円を贈呈する。イラストは、「コミケ参加者を応援」をテーマとしたオリジナルキャラクター、もしくはauのCMキャラクターである「三太郎」をモチーフにしたものである必要がある。pixivでタグ「auイラコンC89」を設定して投稿すると応募が完了となる。募集期間は、11月29日までで、一般投票は12月4日から14日にかけて行われる。
2015年11月10日東京都福生市の米軍横田基地の一部を会場に9月19日~20日、「横田基地日米友好祭2015・フレンドシップフェスティバル」が開催される。同イベントでは基地の一部を一般開放し、来場者との交流を通じて友好と基地の任務の理解を深めてもらうために行われるもので、会場には航空機地上展示エリアや格納庫・野外ステージなどを設ける。そのほか、屋台村では飲み物やアメリカンフード(ハンバーガー、ホットドッグ、ピザ、チップス、ステーキ)を販売し、お土産品としてTシャツ、帽子、タオル等のブースやゲームの露店も展開する。また、20日20時20分頃からは花火の打ち上げを予定している(ゲートは20時で閉門)。開催日時は9月19日~20日の9時~20時で、入場は無料。車両での入場はできず、周辺にはコインパークが多くないため、公共交通での入場が望ましいとのこと。入場ゲートである第5ゲートへのアクセスは、青梅線「牛浜駅」から徒歩10分、青梅線/西武線「拝島駅」から徒歩20分、八高線「東福生駅」から徒歩20分、五日市線「熊川駅」から徒20分、青梅線「福生駅」から徒歩25分となるが、当日は混雑が予想されている。危険物、アルコール類、ガラス瓶類、動物、大型手荷物(クーラーボックス等)、ビラ等の持ち込みは不可。入場には、16歳以上は国籍を証明する写真付き身分証明書(パスポート、運転免許証、住民基本台帳カード等)の提示が必要で、運転免許証の本籍欄が空欄の場合は登録された暗証番号の入力が必要となる。また、日本国籍以外の人は、パスポートと滞在許可証明書(在留カード、外国人登録証明書、特別永住者証明書のいずれか)の提示が必要となる。※写真はイメージで本文とは関係ありません
2015年09月18日Food Nations 実行委員会は9月18日~27日、厚木中央公園(神奈川県厚木市)にて「肉ホルモンフェス~ATSUGI 2015 秋~」を開催する。同企画は、フードイベント「肉フェス」と厚木市のコラボレーションによるイベント。"シロコロホルモン"で有名な厚木市とコラボレーションすることで、「肉フェス」の定番店舗にホルモンの名店を加えたラインアップで開催するとのこと。なお、同時期に「肉フェス ODAIBA 2015 秋」(東京都江東区)、「肉フェス NAGASHIMA 2015 秋」(三重県桑名市)の開催も予定している。肉&ホルモンの提供店舗は全14店舗を予定しており、うち、ホルモンを提供する店は「炭火焼肉 輪火」「鉄板焼 かねいし」「吉田商店」の3店舗となる。ほかにも、「コエドブルワリー」や「御殿場高原ビール」などの全8店舗のドリンク提供店舗や、スイーツ提供店「Snow Ice」「削り屋本舗」の2店舗も出店予定。なお、同イベントの開催時間は各日10時~20時となる。入場無料で、飲食代としては700円(税込)単位で食券・電子マネーを併用できる。
2015年09月17日JR東日本は8月31日、品川車両基地跡地で進める「品川開発プロジェクト」におけるまちづくりの基本概要を発表した。同プロジェクトは、「グローバル ゲートウェイ 品川」として、従来の発想にとらわれない国際的に魅力のある企業と人材が集い、多様な交流から新たなビジネス・文化が生まれるまちづくりに取り組む。同プロジェクトでは、2020年に田町-品川間に新駅の暫定開業を目指しており、2023年~2024年頃に街びらきを予定している。品川車両基地跡地は品川駅北口に広がる約13ヘクタールの敷地で、同社によると、延床面積は100万平方メートルに及ぶ見込みだという。また、東京オリンピック・パラリンピックを見据えた暫定利用と、その後の街びらきを契機として、国際交流拠点として成長し続ける街を目指すとしている。国際交流拠点としては、新しい街を舞台として、「移動・交流」「環境」「ジャパンバリュー」を重点テーマに据え、次世代ビジネスを継続的に創造する「国際都市」を目指す。
2015年09月01日NTTドコモは下り最大225Mbpsの高速通信の「PREMIUM 4G」に対応した移動基地局車を28日より運用開始する。地震や大雨などの自然災害や集客イベント開催時に出動する。「PREMIUM 4G」対応の移動基地局車は、6月28日開催の宝塚記念、7月25日の天神祭、8月15日から8月16日のSUMMER SONIC(大阪)などの集客イベントで出動する。同社は移動基地局車を65台保有しており、昨年度は223回出動したという。
2015年06月26日現在テレビ朝日系にて放送中の特撮TVドラマ『手裏剣戦隊ニンニンジャー』(毎週日曜日7:30~)のヒーローたちが、京都市の地下鉄車両基地で"忍ばず踊った"動画がYouTubeで公開された。現在「東映特撮YouTube Official」では、番組のエンディング主題歌「なんじゃモンじゃ!ニンジャ祭り!」に合わせて踊る投稿動画を集めた企画「忍ばず踊ってみた!ワッショイニンジャ祭り!」を展開。今回の映像は、京都市交通局が毎年5月29日に行っている「地下鉄の日」を記念したコラボ映像となっている。公開された動画では、「ニンニンジャー」たちが滅多に立ち入ることのできない地下鉄車両基地に潜入し、「なんじゃモンじゃ!ニンジャ祭り!」を忍ばず踊る様子を収録。また映像には、5月29日に京都市営地下鉄東西線の六地蔵駅-太秦天神川駅間で運行された「ニンニンジャートレイン」で、ニンニンジャーと子供たちが握手をしたりダンスを踊る楽しい触れ合いの風景も収められている。そして、6月21日には京都府・東映太秦映画村(パディオス3F 多目的ホール)にて参加型イベント「忍ばずうたうぜ!手裏剣戦隊ニンニンジャーソングライブ」が開催。当日は、『手裏剣戦隊ニンニンジャー』のオープニング主題歌「さぁ行け!ニンニンジャー!」を歌う大西洋平、エンディング主題歌「なんじゃモンじゃ!ニンジャ祭り!」を歌う伊勢大貴、スターニンジャーを加えた6人のニンニンジャーと『烈車戦隊トッキュウジャー』の6人が出演。観客みんなで歌って踊れる参加型のショーイベントとなる。公演は11:00~、13:00~、15:00~の計3回で、観覧は無料(別途、映画村への入村料が必要)。さらに、3回目の「手裏剣戦隊ニンニンジャーソングライブ」が終了した15:30からは、『東映公式!「忍ばず踊ってみた!ワッショイニンジャ祭り!」大収録会 in 東映太秦映画村』を開催。「東映特撮YouTube Official」が行う初の視聴者参加企画で、「なんじゃモンじゃ!ニンジャ祭り!」に合わせてみんなで踊る様を撮影する。イベントには、先輩忍者戦隊となる『忍者戦隊カクレンジャー』のニンジャレッドと『忍風戦隊ハリケンジャー』のハリケンレッドも参加も予定されている。『手裏剣戦隊ニンニンジャー』は、1975年4月5日に放送が開始された第1作『秘密戦隊ゴレンジャー』から続く「スーパー戦隊」シリーズの39作品目で、生誕40周年を迎える特撮TVドラマの最新作。変身ヒーローの元祖たる"忍者"をモチーフにし、「忍びなれども忍ばない!」というキャッチコピーで、伝説のラストニンジャの孫たちのド派手な活躍を描いている。(C)2015テレビ朝日・東映AG・東映
2015年06月14日三菱電機は4月8日、第5世代移動通信方式(5G)基地局向けの技術検証として多素子アクティブ・フェーズド・アレイ・アンテナ(APAA)の試作機を開発したと発表した。5Gでは急増する無線トラフィックに対応するため、周波数利用効率を高める必要がある。その実現に向けてカギとなる技術の1つと考えられているのが、多素子アンテナを用いて複数のビームを形成・多重化し、空間の利用効率を高めるマルチビームフォーミング技術である。同試作機は、多素子アンテナを用いた4つのビームによる空間多重を実現したほか、垂直・水平方向の2次元ビーム走査が可能となっている。周波数帯は現在のセルラー移動通信の上限である3.5GHz帯を使用している。なお、同日よりニューヨークで開催される「Brooklyn 5G Summit」においてNokia Networksと共同で同試作機を用いたマルチビームフォーミング技術のデモを実施し、4ビームの特性を確認するとしている。
2015年04月08日神奈川県横須賀市稲岡町の米海軍横須賀基地で、アメリカン屋台やステージイベントを楽しめる「日米親善よこすかスプリングフェスタ2015」が行われる。開催日時は3月29日、9時から16時(入場は15時まで)。○ミサイル駆逐艦の見学も同イベントでは米海軍横須賀基地を一部開放し、各種プログラムを楽しめる。ピザ、ステーキ、ハンバーガー等を味わえる「アメリカン屋台」の出店や、11時40分、13時、14時20分の3回にわたり第7艦隊音楽隊による演奏を実施。9時から15時まで、ミサイル駆逐艦の見学も開催される予定とのこと(見学受付は13時頃まで)。また、ステージイベントでは、DJミュージックや、タッキンの大道芸、一輪車、ヨーヨー、ビートルズ・バンドの演奏、マジックダンス、緑ヶ丘女子中学校・高等学校ダンス部・バトン部によるパフォーマンス、武山自衛太鼓、AC/DCバンド演奏などの催しが用意されている。なお、基地入場の際は金属探知機による手荷物検査があるほか、国籍が確認できるパスポートなど身分証明書の提示を求められる場合もあるとのこと。
2015年03月24日NTTドコモは3月6日、基地局が利用する電力の「ダブルパワー制御」技術の実証実験に国内の通信事業者として初めて成功したと発表した。この技術は、昼間の太陽光発電の余剰電力と夜間電力の2つの環境負荷が少ない電力をリチウムイオン電池の蓄電池に貯め、太陽光発電が停止する夕方から夜間電力が始まる午後11時までの間、蓄電池の電力を優先して使うように制御する。環境負荷が少ない電力の利用率を高めることで、午前7時から午後11時までの昼間電力の利用を従来のグリーン基地局と比較して90%程度抑えることができ、基地局の運用に必要な電力の95%を環境負荷が少ない電力で賄うことが可能となる。同社は今後、フィールド試験用に設置しているグリーン基地局10局の内3局に技術を順次導入し、商用設備としての品質検証や地域別の特性評価を実施ししたうえで、早期の商用化を目指す。また、フィールド試験用に10局を設置し、検証を行ってきたグリーン基地局については、商用化が可能と判断したことをうけて、2015年3月末までに商用基地局を北海道から九州まで11局設置し、2015年4月より、全ての局で運用を開始する。なお、2015年3月14日(土曜)から開催される国連防災世界会議のスタディツアーにおいて、災害時にソーラーパネルの太陽光発電により単独稼動が可能なグリーン基地局の視察が行われる予定だという。
2015年03月08日NTTドコモは、基地局が利用する電力の「ダブルパワー制御」技術の実証実験に成功したと発表した。これにより、 基地局の運用に必要な電力の95%以上を環境負荷の少ない電力で賄うことが可能になるという。「ダブルパワー制御」技術は、環境負荷の高い電力を使用する時間帯に、蓄電池の電力を優先して使うように制御する技術。蓄電池には、昼間の太陽光発電の余剰電力、夜間電力の2つを貯める。蓄電池に貯めた電力は、太陽光発電が停止する夕方から夜間電力が始まる23時までの間に優先して使う。これにより、基地局の運用に必要な電力の95%以上を環境負荷の少ない電力で賄えるという。同社では、フィールド試験用に設置しているグリーン基地局10局の内、3局に同技術を順次導入し、商用設備としての品質検証や地域別の特性評価を実施したうえで、早期の商用化を目指す。
2015年03月07日UQコミュニケーションズは19日、18日付けでWiMAX 2+の屋外基地局数が累計20,000局に達したと発表した。2013年10月のサービス開始以降、約1年半での達成となった。同社は、CA(キャリアアグリゲーション)技術や4×4 MIMO技術によって、WiMAX 2+の下り最大速度を220Mbpsに高速化する「ヤ倍速」や、新料金プラン「ギガ放題」の提供によりWiMAX 2+の普及を推進している。また、2015年3月末までに、WiMAX 2+のエリアをWiMAXとほぼ同等のエリアに拡大し、全国で下り最大220Mbpsのサービスを利用できるよう進めていくとしている。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年02月20日UQコミュニケーションズは19日、WiMAX 2+の屋外基地局数が、18日付けで累計20,000局に達したと発表した。同社は、複数の電波を同時に使用するキャリアアグリゲーション技術(CA)や、送受信機に各4本のアンテナを備え並列伝送を行なう4×4 MIMO技術を用い、WiMAX 2+の下り最大速度を220Mbpsに高速化する「ヤ倍速」、月間のデータ通信量上限なく「WiMAX 2+」を利用できる「ギガ放題」プランの提供などにより、WiMAX 2+の普及を推進。また、従来は周波数帯域をWiMAXに30MHz、WiMAX 2+に20MHz割り当てていたが、WiMAX 2+におけるCA技術利用のため、WiMAXを10MHzに縮小、WiMAX 2+を40MHzへと拡張する。今後、2015年3月末までに、WiMAX 2+のエリアをWiMAXとほぼ同等まで拡大し、全国で220Mbpsサービスを提供できるよう進めていくという。
2015年02月19日ビーズは、同社のペット用品ブランドUNIHABITAT(ユニハビタット)から、「猫の秘密基地」を販売している。○積み上げると高層の秘密基地が完成!同商品は、ダンボール箱があれば、なぜか入りたくなってしまうという猫の本能をくすぐるグッズ。ダンボールには「お魚ホール」「肉球ホール」「キャットホール」の小さなが穴が空いており、猫はそこから腕を出したり、中や外を覗き込んだりできる。1セットを組み立てれば2階建ての秘密基地が完成する。上にも積めるため、数セットを積み上げれば、秘密基地の"高層タワー"が完成する。丈夫でしっかりした段ボールでできているので、女性でも簡単に積み上げることができる。また、軽いので好きな場所に簡単に設置でき、移動も楽に行える。カラーは、カモフラージュ柄の中に猫が隠れている「迷彩」、ダンボール感そのままの「ブラウン」、水玉模様のネイビーとホワイトの「ホワイトネイビー」の3色。価格は4,600円(税別)。「UNIHABITAT(ユニハビタット)」で販売している。
2015年01月23日ソフトバンクモバイルは12月15日、東京ビッグサイトで12月28日~30日に渡って行われる「コミックマーケット87」で、4G LTE対応移動基地局車の配備とソフトバンクWi-Fiスポットの増強を実施すると発表した。同社は、イベントの開催期間中に、来場者が快適にインターネットと音声通話を利用できるよう電波強化対策を実施。「黒子のバスケ」ラッピング移動基地局車を、東京ビッグサイト周辺と東京ビッグサイト内の東側駐車場の一部に配備することで、通信の混雑を緩和し、快適に携帯電話サービスが利用できるようにする。また、東京ビッグサイト周辺と、東京ビッグサイト内の東展示棟通路、西展示棟1Fアトリウム、屋上展示場、東側駐車場の一部などに、臨時アクセスポイントを設置し、快適な高速通信サービスを提供する。通常の「0001softbank」「0002softbank」以外に、「SB_IGNIGHT_PASS」というコミケ開催期間限定SSIDも準備。さらに、Wi-Fiアクセスポイントを装備したWi-Fi忍者が会場のいたるところに出没してソフトバンクWi-Fiスポットを展開する。
2014年12月16日住友電気工業(住友電工)は12月15日、LTE小型基地局用オールインワン無線モジュール「TPM-2606P2」のサンプル出荷を開始したと発表した。同製品は、今後普及が進む2.6GHz帯のTD-LTE用基地局向けであり、基地局構成に必要な送信増幅器、受信増幅器、送受切替スイッチといったすべてのRF回路をコンパクトにモジュール化している。このため、開発・製造期間を短縮することができ、スモールセルの導入を容易にする。具体的には、ドハティ型増幅器の採用により、40%以上(LTE信号6W出力時)の高い電力利用効率を実現している。さらに、バランス型増幅器により、低雑音、高耐入力電力とアンテナ端子の低反射特性を同時に実現している。また、サーキュレータとの組み合わせにより、低損失なスイッチを実現すると同時に、印加電力を低減し信頼性を高めている。そして、送信増幅器で生じる歪みを補償する回路を内蔵しているため、外部に高価な歪み補償回路が不要な他、製造現場での増幅器と歪み補償回路との組み合わせによる規格未達などのトラブルを防ぐとしている。なお、同社では今回サンプル出荷を開始した「TPM-2606P2」以外にも、2.6GHz帯のFDD-LTE用や3.5GHz帯TD-LTE用モジュールの開発を進めているという。
2014年12月15日エネルギー資源開発は11月27日、北九州市若松区響灘地区に国内最大のバイオマス燃料集配基地を建設すると発表した。年間最大取扱量は200万トンを見込んでおり、バイオマス燃料貯蔵施設として国内最大となるという。同基地の建設予算は約30億円で、運用は平成29年度を予定している。燃料は、北米やアジアから輸入する未利用木材・農作物残渣を原料とする。これらの燃料は、電力固定価格買取制度対象のバイオマス火力発電所だけでなくCO2削減を目指す石炭火力発電所にも供給する。同社は同事業について、バイオマス燃料を活用することで、北九州市が目指す低炭素社会、ひいては循環型社会の構築に寄与していくとしている。
2014年11月27日秩父鉄道と秩父観光興業は、通常は一般の人が入れない「広瀬川車両基地」にて、「SL(C58363)機関車のライトアップ撮影ツアー」を開催する。実施日は12月20日(土)と21(日)の二日間で、受付は11月25日(火)から開始している。このツアーでは、SLパレオエクスプレスとして熊谷・三峰口駅間を1日1往復しているSL車両を、営業運転終了後に広瀬川車両基地にて公開。SL転車台での転向シーンの見学と、SLに貨物車両を連結してライトアップし、撮影会を実施する。撮影には広角ズームレンズ(35mm換算24mmから)の用意を推奨している。また、秩父鉄道開通100周年記念グッズが当たる「お楽しみ抽選会」も開催予定だ。ツアーの募集人数は各日80名で、40名ずつ出発時刻をずらして1日2回開催(出発時刻は指定不可)。撮影時間は同じで、熊谷駅南口を16時30分と17時30分に出発するコースに分かれて移動する。ツアー代金は4,800円(軽食・バス代・記念品代を含む)。代金は申し込み後に、指定の口座に振り込む。詳細は秩父鉄道のWebサイトを参照いただきたい。
2014年11月26日富士通研究所は11月11日、LTE-Advancedに対応した無線基地局の最適な位置をシミュレーションにより決定して配置する設計技術を開発したと発表した。詳細は、10月30日からシンガポールで開催された国際会議「SmartCom 2014」にて発表された。近年のモバイル通信では、メールやWebアクセス、ストリーミングなどのデータ通信が主流となっており、データ通信を目的とした基地局配置の設計では、ユーザーの通信速度を最適化し、ユーザーの体感通信速度や、つながりやすさを向上することが重要になっている。そのため、ユーザーの通信速度を高速に計算するアルゴリズムの開発が行われてきた。最新の通信規格であるLTE-Advancedで採用された基地局間協調伝送では、1つの端末がマクロ基地局と小型基地局の両方から同一信号を受信することで、セル間干渉を回避することができる。従来の手法では、各基地局が独立にユーザー割り当てのスケジューリングを行うことを仮定して、ユーザーの割当率を高速演算アルゴリズムにより計算していた。同方法は基地局間協調伝送に対応していないため、ユーザーの割当率を正しく計算できず、基地局間協調の機能を持った基地局では、最適な設置位置を判定することができなかった。そこで今回、基地局間協調伝送を考慮してユーザーの割当率を正しく計算可能な基地局配置の設計技術を開発した。開発した手法では、新たに導入する条件により、基地局間協調伝送を用いる場合のユーザーの割当率を高速に計算することができ、基地局間協調伝送の機能を持った基地局の最適な設置位置を決定することが可能になる。同技術を用いることで、LTE-Advancedに対応した基地局の最適な設置位置の計算が可能になり、基地局増設による大幅な通信品質の向上が見込めるという。さらに、従来と同程度の通信容量を確保するために必要な増設基地局数を約3割削減すると同時に、モバイル通信のつながりにくさを解消し、快適な通信環境を提供することが可能になる。なお、富士通研では、基地局配置のさらなる最適化の検討を進め、2016年頃の実用化を目指すという。今後も、LTE-Advancedや次世代の移動通信方式である5Gなどで採用される新しい機能への対応を進めていくとコメントしている。
2014年11月12日東京メトロはこのほど、地中熱を利用した空調システムを現在建設中の総合研修センター(仮称)と中野車両基地に導入すると発表した。電力量と二酸化炭素排出量を従来より約3割削減できるという。地中熱利用空調システムは、年間を通じてほぼ一定である地中熱を冷暖房の熱源として利用するもの。熱交換井(深度100m)の中に熱交換チューブを通し、水または不凍液をチューブ内に循環させて地中で採熱や放熱を行う方式を採用する。総合研修センター(仮称)では9本の熱交換井を設置してエントランスの空調に、中野車両基地では30本の熱交換井を設置して作業場の空調に、それぞれ活用する。利用開始は中野車両基地が2015年4月頃、総合研修センター(仮称)は2016年4月頃の予定。
2014年11月08日JR西日本は11月16日、新幹線車両基地である博多総合車両所岡山支所(岡山県岡山市)を一般公開する。新幹線に親しんでもらうことを目的としたもので、新幹線車両展示や新幹線を支える技術の紹介などを行う。当日はN700系、700系、500系の車内や運転台見学のほか、車内放送も体験できる。岡山支所の車両検修係員による検査修繕の作業説明、保守用車の紹介と展示、レールカート乗車体験、新幹線床下機器見学などを通じ、新幹線を支える技術にも触れられるという。山陽新幹線公式キャラクター「カンセンジャー」ショーも11時・13時からの2回上演。新幹線との記念撮影、車両所や車内清掃などの仕事紹介といった車両基地ならではの体験も。その他、プラレールジオラマ展示、スタンプラリー、新幹線○×クイズなどを予定している。見学時間は10時から15時まで(雨天決行、荒天中止)。入場無料だが入場券が必要で、当日9時30分から会場最寄り駅の北長瀬駅で配布する。入場の際、入場券と引換えに記念品が手渡されるとのこと。
2014年10月31日ヨコオは9月22日、DSRC/ITSスポット基地局用「電界強度測定器」を発表した。10月頃より受注生産を開始する予定。DSRC/ITSスポットは、これまでの高速道路ETC用途に加え、一般道や民間での活用が検討されており、今後の市場拡大が見込まれているが、DSRC/ITSインフラの設置時には電界強度の評価が必要であり、この測定は設置事業者にとって大きな作業負担となっていた。同製品は、ARIB STD-T75規格に準拠した、ETC基地局やITSスポット基地局の設置・運用時の評価に適した計測器で、フィールドでの電界強度の測定や検査にあたり、専用のフィールドテスタを用いることで、計測誤差を抑えた高精度な測定を短時間で行うことができる。また、システムの設置時だけでなく、保守・メンテナンス、あるいは運用時の動作確認用としても、有用なデータを取得することができる。具体的には、本体と、自車の移動量検出機能付きの台車、電界強度計測用「DSRCフィールドテスタ(DFT)」で構成されており、別途ユーザーが用意するDC12VバッテリおよびPCと接続し、専用のソフトウェアをインストールすることで、計測や補正計算が行われ、計測結果が表示される仕組みとなっている。また、オプションとして、運用中の電界強度を計測する際にFCMC信号を検出するための「FCMC判定機」や、車両搭載時に車速パルス信号を記録する「カーパルスレコーダ(CPレコーダ)」が用意されており、接続することもできる。なお、計測できるのは、CW波、ASK変調波、QPSK変調波による電界強度や受信電力をはじめ、あらかじめ設定されたDSRCチャネルの電界強度や受信電力などである。また、DFTは最大8台まで接続し、1回の計測で最大8箇所を計測可能な他、アンテナ利得や電力の補正値を記憶しており、補正計算を行うことができる。さらに、較正用の端子を有しており、現場での較正により計測精度を高めることが可能である。
2014年09月22日西武鉄道は、西武グループこども応援プロジェクトの一環として、夏休み期間に「1日こども乗務員体験・車両基地見学ツアー」「親子でGoGo!! 目指せ未来の鉄道員!!」「トンネル探検号親子体験ツアー2014」の各ツアーを開催する。「1日こども乗務員体験・車両基地見学ツアー」は、西武線最大級の車両留置数を誇る小手指車両基地での車両点検施設見学、小手指乗務所施設内見学、乗務員プロデュースによる電車教室、電車運転台見学や車掌体験などを行う内容。8月10日に開催され、小学3~6年生と保護者(20歳以上)各1名を1組として15組(30名)を募集する。参加費は無料。申込みは 専用フォームにて、7月31日23時55分まで受け付ける。申込み多数の場合は抽選となる。「親子でGoGo!! 目指せ未来の鉄道員!!」は、ワンマン線区の多摩湖線国分寺~西武遊園地間にて、駅員の仕事紹介、電車運転台見学と車掌体験、駅事務室内見学、駅放送体験などを行うツアー。8月16・17日の2日間にわたって開催され、小学生と保護者(20歳以上)各1名を1組として各日25組(50名)を募集する。参加費は1組2,000円。申込みは 専用フォームにて、8月5日23時55分まで受け付ける。申込み多数の場合は抽選となる。「トンネル探検号親子体験ツアー2014」は、池袋線飯能駅から臨時電車「トンネル探検号」(4000系4両編成)に乗車し、西武秩父線区間にある西武鉄道最長の正丸トンネル(全長4,811m)をはじめ、計18カ所のトンネルについて学びながら西武秩父駅に向かう内容。終点の西武秩父駅構内では、子供限定の運転台での写真撮影や車内放送体験(クイズ正解者による抽選)などのお楽しみ企画も用意。参加者特典として、オリジナル記念乗車証とオリジナル包装のイベント弁当が付く。8月17日に開催され、小学生と保護者(20歳以上)各1名を1組として100組(200名)を募集する。参加費は1組3,500円。申込みは 専用フォームにて、8月5日23時55分まで受け付ける。申込み多数の場合は抽選となる。
2014年07月18日移動式の親子の場である「asobi基地」を知っていますか? 保育士・子ども精神科医・カウンセラーといった女性専門家3人が2012年に始めた親子の場です。今まで50回以上開催され、延べ2,500人を超える親子が参加しています。今年から本格的に全国展開する予定なので、その特徴や魅力、今後のイベントスケジュールについてご紹介していきます。「asobi基地」の魅力はここ!子ども達だけでなく、母である私自身も「asobi基地」の居心地の良さにすっかりハマってしまっています。今まで様々な親子イベントや親子の場に足を運んできましたが、どこにもなかった魅力がそこにはありました。「asobi基地」の最大の特徴は「誰でもアクセスできる場」という点です。たくさんの学生や社会人のボランティアスタッフが運営のお手伝いをしているので、様々な立場の人達の視点が子育てに加わるのです。「asobi基地」で出会った人々の多様性に触れ、自分がいかに狭い視野で子育てをしていたのかと目が覚める思いでした。「asobi基地」には、素敵な4つのルールがあります。1)ここはオトナもコドモも全ての人が平等です2)(ダメ!)等の否定する言葉は禁止!3)何か言う前にオトナもコドモと同じ目線になり、やってみる4)自分の価値観を押し付けずフェアに対応するこのルールの根底には、大人も子どももみんなが平等であるという大切な思いがあるのです。育児に追われていると、ついつい忘れてしまいがちなとても大切なこと。不安なことや疑問は、保育士や精神科医といった専門家や、ママパパに気軽に聞ける温かな雰囲気に包まれています。また、「asobi基地」には、いわゆる既存のおもちゃは用意されていません。ダンボールや紙コップなど、どこでも手に入るものがあるだけなのですが、子ども達は目を輝かせ、想像力をフル回転させて遊びに夢中になっているのです。たくさんお金をかけなくても、子どもは遊びを見出す力を持っていると感じることができますよ。これからのイベントについて これから開催されるイベントをご紹介します。「asobi基地」主催だけでなく、他のイベントとのコラボで「asobi基地」が併設されている場合があります。気になるイベントがあれば、チェックしてみてくださいね。「asobi基地」は、静岡、大阪、宮城など全国各地で開催されていく予定です。最新情報は、ホームページやFacebookページでご確認ください。■asobi基地×BOOFOOWOO@Tsunagu駅 ~段ボールで秘密基地を作ろう!~・日時: 2014年6月8日(日)11:00~14:00・場所: 株式会社BOOFOOWOO本社隣 Tsunagu駅東京都町田市小川1728-1(東急田園都市線 南町田駅より徒歩10分)・参加費: 1,000円(大人1人+こども1人あたりの値段)※追加の場合には、大人もこどもも1人あたり+500円・イベントページ: ■asobi基地6月編 ~ありのままの子どもを知ろう! ぐるぐるサーキット~・日時: 2014年6月15日(日)10:00~11:30・対象年齢: 3歳~6歳(未就学児)・場所: 中目黒住区センター2階 第1会議室・第4会議室・参加費: 1家族2,000円・イベントページ: ■asobi基地@ヒルズマルシェ・日時: 2014年6月21日(土)10:00~14:00 ・場所: アークヒルズ ・ヒルズマルシェ開催情報: ■夏びらきMUSINFESTIVAL2014・日時: 2014年7月19日(土)~20日(日)11:00~ ・場所: 所沢航空記念公園野外ステージ ・開催情報: ■asobi基地 x Enijeコラボ企画 ~歌でガーナとつながろう♪~・日時: 2014年7月26日(土)12:30~17:00・場所: 表参道ラスチカス東京都渋谷区神宮前5-47-6(東京メトロ銀座線 表参道駅 B2出口 徒歩8分)・参加費: 3,000円(大人1人+こども1人。それぞれ1ドリンク付)・イベントページ: 気になるイベントを是非体験してみてくださいね。asobi基地
2014年06月06日Analog Devices(ADI)は、マルチバンド基地局およびポイントtoポイント(P2P)無線の開発設計を簡素化できる高集積RF IC製品群として、I/Q変調器「ADRF6720」、I/Q復調器「ADRF6820」およびデュアルミキサ「ADRF6612」の3製品を発表した。ADRF6720は、低位相ノイズのシンセサイザおよび出力RFバランを搭載した、700MHzから3GHzの直交変調器で、マルチバンド、高ダイナミックレンジが要求される、高性能送信ソリューション(基地局、P2Pなど)を最高1GHzまでのチャンネル帯域幅で実現することを可能とするものとなっている。また、イメージ除去やキャリア・フィードスルー補償、さらにリニアリティ最適化のためのデジタル・プログラマブルな機能も搭載している。一方のADRF6820は、低位相ノイズのシンセサイザ、2:1入力RFスイッチ、チューナブルRFバラン、およびRFデジタル・ステップ・アッテネータ(DSA)を搭載した、695MHzから2.7GHzのI/Q復調器で、リニアリティ最適化およびI/Q位相、ゲインミスマッチ補償のためのデジタル・プログラマブル機能などが特長となっている。そしてADRF6612は、IFアンプ、プログラマブルRFバラン、および低位相ノイズのシンセサイザなどの機能を集積した、広帯域、デュアルチャンネルRFダウンコンバータで、700MHzから2.7GHzで動作する。高い入力リニアリティと低ノイズの特長により、ダイナミックレンジを劣化させる可能性のあるインバンドのブロッキング信号が存在するようなアプリケーションにも適用可能なほか、このブロッキング条件下のノイズフィギュア性能は、既存のナローバンドのパッシブミキサーと同程度を実現したとする。なお、3製品ともにすでにサンプル出荷を開始しており、1000個受注時の単価は、「ADRF6720」が6.80ドル、「ADRF6820」が10.99ドル、「ADRF6612」が14.99ドル(いずれも米国における販売価格)となっている。
2014年06月05日静岡県御殿場市の米軍海兵隊基地キャンプ富士は、日本との友好を深めるために同基地を一般に無料開放する「キャンプ富士フレンドシップフェスティバル」を5月11日に行う。当日は、米軍・自衛隊展示、野外ステージのほか、海兵隊MCCS直営フードコート、空軍AAFES雑貨食品販売、各国の料理屋台などが出店。キッズコーナーなども用意されている。また、17時~24時までは、クラブでのアフターパーティ(20歳未満入場不可)も行われる予定とのこと。当日は、10時30分開門で、野外開放が11時~19時(一部18時)まで。入場料は無料で、だれでも入場可能だが、米軍警察への身分証提示が必要な場合もある。なお、盲導犬等以外のペットは入場不可となっているほか、アルコール類・クーラーボックス・グラスボトル類(哺乳瓶以外)・武器銃器全般(類似のおもちゃ含む)・刃物全般(類似のおもちゃ含む)・花火全般・違法薬物・バイク自転車・ローラーブレード・スケートボードなどの持ち込みは禁止されている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年05月07日野生動物の研究、保護、飼育そして保護のための教育を目的としたNPO成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地は、今年、同研究基地をルーツに持つ赤ちゃんパンダが8頭誕生したことを正式に発表。8頭目のうち7頭は同研究基地で、残りの1頭は日本の和歌山県にあるアドベンチャーワールドで誕生した。同研究基地で生まれた7頭の名前は、オレオ、シャオ・チャオ、ス・イ、ユアン・ルン、ミャオ・ミャオ、双子のチェン・シュアンとチェン・ドゥイ。また、和歌山にいる1頭は優浜(ユウヒン)と名付けられている。8頭のうち最年長は、ロンドン・オリンピックの開会初日(7月28日)に誕生した生後3カ月のオレオ。誕生時は162グラムだったが、現在は5,978グラムあるという。赤ちゃんパンダは、今週初めに受けた健康診断により全頭とも健康状態が良好であることが確認されている。母パンダと1年半から2年を一緒に過ごしたのち、自然の生息地に戻るという長期的な目標に向けてのトレーニングプログラムに徐々に取り組んでいく。なお、現在同研究基地では、「2012年成都パンバサダー(パンダ大使)プログラム」の最終選考が行われている。11月17日、世界各国から選ばれたファイナリスト16名のうち「成都パンバサダー」に選ばれた3名が発表される予定とのこと。同プログラムの詳細は、公式Facebookで確認できる。写真:(c)Melissa Katz(成都パンバサダープログラム ファイナリスト)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月05日JR西日本は11月11日、岡山県岡山市の新幹線車両基地(博多総合車両所岡山支所)を一般に公開する「山陽新幹線ふれあいデー」を実施する。当日は岡山支所検修係員による検査修繕作業の実演をはじめ、検査・保守用車の展示、レールカート乗車体験などを通して、来場者に新幹線を支える技術を伝える。また、N700系(S編成)、700系(B・E編成)、500系(V編成)の各新幹線車両を展示。運転台見学と放送体験を実施する(700系B編成を除く)。700系E編成では床下機器も公開する。また、10月に誕生したばかりの山陽新幹線PRキャラクター「カンセンジャー」も登場し、握手会と撮影会を行ってイベントを盛り上げる。カンセンジャーの出演時間は11:00~11:45と14:00~14:45の予定。その他、新幹線パネル展示、ぬり絵、折り紙、ダーツ、ストラックアウトなど、家族で楽しめる催しが多数用意されているとのこと。焼きそばやホルモンうどんなどの軽食販売も行う。山陽新幹線ふれあいデーの開催日時は11月11日10:00~15:00。入場無料だが入場券が必要で、当日9:30~14:30の間、会場最寄り駅の北長瀬駅でJR西日本社員が配布する。北長瀬駅から会場までは徒歩約10分。荒天の場合は中止となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月21日JR東海は28日、東海道新幹線車両の定期検査・修繕を行う車両基地(車両所)4カ所の耐震化を行うことを発表した。工事費は約43億円を予定している。東海道新幹線の地震対策については、東京の総合指令所の機能が損なわれた場合に備えての第2総合指令所の新設、土木構造物の耐震補強、脱線・逸脱防止対策、地震防災システムの機能強化などに取り組んできた。さらに車両の全般検査を行う浜松工場をはじめ、電力・信号・通信といった重要な電気関係機器を収容する施設も耐震化を進めることに。今回の発表によれば、耐震化を行うのは大井車両基地(東京都品川区)、三島車両所(静岡県三島市)、名古屋車両所(名古屋市中村区)、鳥飼車両基地(大阪府摂津市)の4カ所。各施設の検修庫については、「ブレース補強」「方杖補強」などの工法で耐震補強を行う。工期は今年7月から2015年6月までの予定。信号扱所が入っている建物も耐震化が図られることになり、三島車両所の事務所は建て替えられ、名古屋車両所の事務所も耐震補強を実施する。工期は今年7月から2015年12月まで。三島車両所の電源室と鳥飼車両基地の通信機器室も耐震補強を行い、工期は今年7月から2013年9月までの予定となっている。これらの工事により、東海道新幹線の駅や列車運行に関わる建物はすべて耐震化されるとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月29日タイムズ24は1日、神奈川県厚木市の厚木市立病院の付帯駐車場を時間貸駐車場「タイムズ」としてオープンした。市立病院が行政財産を民間貸付による本格的な「タイムズ」駐車場とするのは初めての試みとなる。今回の取り組みは、厚木市立病院が新病院の建設に伴い、駐車場台数を縮小することを受けたもの。駐車場の適正利用の観点から暫定的に駐車場の有料化を実施。駐車場サービスの向上を目的として、同社が管理・運営することになった。同社では、独自のITインフラを使用した用いた駐車場サービスを提供することで、病院周辺の道路渋滞緩和や不正駐車の防止、病院利用者の利便性向上を図っていくという。同駐車場は、厚木市立病院の敷地内に第1駐車場・第2駐車場・第3駐車場の3つの駐車場を設け、合計109台の駐車が可能。3カ所にわかれた駐車場の混雑状況が一目でわかる「総合満車空車表示棟」を病院の第1駐車場・第3駐車場に設置することで、うろつき渋滞を防ぎ、スムーズな入庫を可能としている。さらに、診察を受けた患者が診察券を駐車精算機に入れると、自動的に駐車料金を優待する診察券割引サービスを導入。また、料金精算については、高額紙幣での支払いに対応するだけでなく、クレジットカードや電子マネーなど、精算方法を選択できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月05日