アイドルグループ・TEAM SHACHIの坂本遥奈の写真集『TEAM SHACHIアートブックコレクション Vol.3 猫にチカラ饂飩 坂本遥奈』(小学館)の収録カットが、発売日の13日に公開された。『TEAM SHACHIアートブックコレクション Vol.3 猫にチカラ饂飩 坂本遥奈』収録カット公開ガールズグループのメンバー個人にフォーカスして、その個人がやりたいことを具現化するアートブックシリーズ。「TEAM SHACHI」編の第3弾は、坂本遥奈。猫、振り袖、浴衣、男装袴、バスケ、サンタ、ハロウィーン、チャイナ服、戦隊ヒロイン、ナース…カワイイが詰まった「コスプレ10変化」写真集が完成した。食べることが大好きな坂本の「もぐもぐシーン」もたっぷり。様々な想像が膨らむ魅力たっぷりの表情が楽しめる。このたび、発売を記念して、戦隊ヒロインスーツとナースのなりきりカットが公開された。戦隊シリーズの大ファンを公言する坂本の凛々しいヒロイン姿、爽やかな白衣の天使姿をはじめ、アートブックでは10シチュエーションに挑戦している。
2021年01月13日坂本真綾のコンセプトアルバム『Duets』の発売日が3月17日に決定した。本作は、デビュー25周年記念アルバム第2弾にして自身初のデュエットアルバム。共演相手には和田弘樹、井上芳雄、内村友美(la la larks)、小泉今日子、堂島孝平、土岐麻子、原昌和(the band apart)といった、日頃より親交のある仲間や坂本がリスペクトしてきたというシンガーたちが集結した。併せて、アルバムの収録曲も発表となった。デュエットアーティストからの詞曲提供のほか、坂本真綾の自作曲や、TENDRE、鈴木祥子、江口亮、岩里祐穂など作家陣からの提供曲も収められる。また、坂本真綾は来年3月20日・21日に横浜アリーナにてデビュー25周年記念ライブを開催することが決定している。リリース情報坂本真綾 4thコンセプトアルバム『Duets』2021年3月17日(水) 発売価格:2,500円(税抜)【収録曲】※順不同1. Duet! / 坂本真綾×和田弘樹作詞:坂本真綾 作曲・編曲:h-wonder2. ひとくちいかが? / 坂本真綾×土岐麻子作詞:土岐麻子 作曲・編曲:TENDRE3. あなたじゃなければ / 坂本真綾×堂島孝平作詞・作曲・編曲:堂島孝平4. sync / 坂本真綾×内村友美(la la larks)作詞:内村友美・坂本真綾 作曲・編曲:江口亮5. でも / 坂本真綾×原昌和(the band apart)作詞:岩里祐穂 作曲・編曲:原昌和6. 星と星のあいだ 坂本真綾×井上芳雄作詞・作曲:坂本真綾 編曲:山本隆二7. ひとつ屋根の下 坂本真綾×小泉今日子作詞:坂本真綾 作曲:鈴木祥子 / 編曲:山本隆二<購入特典情報>2021年3月17日発売 坂本真綾 4thコンセプトアルバム『Duets』をお買い上げの方に、先着で下記の特典を差し上げます。【購入特典】坂本真綾コンセプトアルバムコースター(全4種ランダム)※4枚のコンセプトアルバム「イージーリスニング」、「30minutes night fligt」、「Driving in the silence」、「Duets」のジャケット絵柄の紙製コースター(全4種)の中からランダムで1枚をプレゼント!※一部、取り扱いの無い店舗もありますので、ご予約、ご購入の際は各店舗にご確認下さい。ライブ情報坂本真綾 25周年記念LIVE2021年3月20日(祝・土) 開場16:30 / 開演18:002021年3月21日(日) 開場15:30 / 開演17:00会場:横浜アリーナチケット:全席指定前売 8,800円(税込) / 当日 9,900円(税込)詳細: ●Mobile FC「坂本真綾IDS!」 先行予約※ローソンチケットによるスマチケWEB抽選受付・受付期間:12月17日(木)18:00〜12月22日(火)23:00・当落発表&振込期間:12月25日(金)15:00〜12月28日(月)23:59受付URL: ●CDシングル封入先行予約※ローソンチケットによるスマチケWEB抽選受付・受付期間:2021年1月12日(火) 12:00〜1月19日(火)23:00・当落発表&振込期間:2021年1月22日(金)13:00〜1月25日(月)23:00●2021年3月6日(土)より一般発売開始予定ローソンチケット / e+ / チケットぴあ / ticket board問合せ:キョードー東京TEL 0570-550-799(平日:11:00~18:00/土日祝:10:00~18:00)HP: 配信ライブ情報坂本真綾IDS! presents Acoustic Live & Talk 2020 <Streaming>配信期間:2021年1月9日(土)12:00〜1月15日(金)23:59料金:2,500円(税込)発売日:12月19日(土)12:00〜配信プラットホーム :・LIVE STREAMING(ローソンチケット)・Streaming+(イープラス)・PIA LIVE STREAM(チケットぴあ)【注意事項】・配信はチケットご購入者様の1端末のみでご視聴いただけます。・視聴には大容量の通信を必要としますので、安定したインターネット回線の環境が必要となります。・お客様の回線状況によっては、映像のみだれ、配信の一時停止、中断等が発生する可能性がございます。・配信映像(音声含む)は著作権法などの諸法令により保護されており、一切の権利は主催者が有します。・商用利用・私的使用を問わず、配信映像の撮影・録音・録画、および宣伝行為は一切禁止しております。【視聴に関して】・お手持ちのPCやスマートフォンなどから、ライブのオンライン配信動画をご覧いただくことができます。・配信ライブ視聴に適したインターネット環境・推奨環境は、必ず事前にチケット購入ページでご確認ください。・どのメディアからご覧いただいても、配信ライヴの内容は全て同じです。<チケット受付スケジュール>※配信メディアごとに販売終了時間が異なりますので、詳細は以下をご確認ください。【ローチケ LIVE STREAMING】※ローソンチケット受付先着システム・受付期間(クレジットカード決済の場合):12月19日(土) 12:00〜2021年1月15日(金)19:00・受付期間(コンビニ決済の場合):12月19日(土)12:00〜2021年1月15日(金)19:00・受付URL: 【イープラス Streaming+】※イープラス受付先着システム・受付期間(クレジットカード決済の場合):12月19日(土)12:00〜2021年1月15日(金)21:00・受付期間(コンビニ決済の場合):12月19日(土)12:00〜2021年1月6日(水)23:59・受付URL: 【PIA LIVE STREAM】※チケットぴあ受付先着システム・受付期間(クレジットカード決済の場合):12月19日(土)12:00〜2021年1月15日(金)21:00・受付期間(コンビニ決済の場合):12月19日(土)12:00〜2021年1月14日(木)18:00・受付URL: 関連リンク坂本真綾 オフィシャルHP「I.D.」:坂本真綾 YouTube Official Channel:
2020年12月25日アイドルグループ・V6の坂本昌行が、舞台『Oslo(オスロ)』主演を務めることが14日、明らかになった。同作は2017年にトニー賞、オビー賞、ドラマ・デスク賞と、数々の演劇賞を総なめにしてアメリカ演劇界を席巻した話題作で、この度日本初演を迎える。1993年、世界中の注目が集まるなか、イスラエルとパレスチナの指導者たちは握手を交わした。両代表が初めて和平交渉に合意した「オスロ合意」が成立した歴史的な瞬間までに、何が行われていたのか、道程に大きく寄与した1人の男と、彼の熱意に突き動かされた人々の5カ月を描いた人間ドラマとなる。主演の坂本はノルウェーの社会学者テリエ・ラーシェンを演じる。仕事上イスラエルやPLO(パレスチナ解放機構)に知り合いが多く、風土や人々を魅力的に感じていた彼は、2人の少年がにらみ合って武器を手にしている光景を見かけ、「中東に和平を。少年同士がこんなことをしないで済むところへ」と決意を固める。テリエ・ラーシェンの妻で外交官のモナ・ユール役に元宝塚トップスターの安蘭けい、イスラエル側の新代表で外務省事務局長のウリ・サヴィール役に福士誠治、モナの上司であるノルウェー外務副大臣のヤン・エゲラン役にA.B.C-Zの河合郁人が決定した。演出は、第22回読売演劇大賞最優秀演出家賞、第56回毎日芸術賞・千田是也賞を受賞するなど手腕が高く評価されている気鋭の演出家、上村聡史が手掛ける。東京公演は新国立劇場 中劇場の2021年2月6日~23日、宮城公演は東京エレクトロンホール宮城にて2月27日・28日、兵庫公演は兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールにて3月3日~3月7日、福岡公演は久留米シティプラザザ・グランドホールは3月13日・14日、愛知公演は日本特殊陶業市民会館ビレッジホールにて3月20日・21日。○演出:上村聡史 コメント今から約30年前の中東といえば、緑の閃光蠢く湾岸戦争の空爆映像が強烈だったことを記憶しています。その強烈なイメージに隠れてしまったのか、現代史的にも奇跡的な出来事であった93年の「オスロ合意」の記憶は、おぼろげです。この歴史を題材にした本作は、人間性の豊かさや対話の奥行といった硬軟併せ持つ色彩で綴られます。決して大国とは言えないノルウェーの中立の立場で、信念を貫く社会学者テリエ・ラーシェンを演じる坂本昌行さんの力強い眼差しとおおらかなリーダーシップ、その妻で国際社会に切り込んでいくモナ・ユールを演じる安蘭けいさんの勇姿ある佇まい、合意という困難な壁に挑む登場人物たちを、14名の頼もしいキャストの魅力を活かして、今に再生したいと思います。この座組みなら、こんな時代だからこそ、絶望に差し込む光を身近なものとして、忘却されてはならない真実として、お見せすることができるでしょう。○坂本昌行 コメントちょうど僕がニューヨークに行っていたときに上演されていたのがこの『Oslo(オスロ)』で、とても話題になっていたのを覚えています。題材になっているオスロ合意に関してはニュースでしか知らなかったので、色々と調べていくうちに、様々な背景がある作品にお声がけいただいたんだなと改めて認識しました。当時の新聞記事に「忍耐と信頼」とありました。僕らも良く使う言葉だけれど、実際に経験された方から出る、重みを感じます。人が動くことで国をも動かす大きな話ですが、その人物の根底にある、軸にあるものを表現できたらと思います。河合くんとは、作品で共演するのは今回が初めてです。同じステージに立ったら、当たり前のことですが、先輩後輩は関係なく、一役者として向き合いたいので、自由にやって欲しいですね。舞台上で生きる、生でストーリーが展開していくというのは、唯一無二の機会だと思います。その喜びを感じながら、この作品のストーリーをお客さんにお届けできたらと思います。○安蘭けい コメントこのような作品に呼んでいただき大変嬉しく思っています。この作品の世界観を表現できるよう、よりわかりやすく伝えられるよう、世界の情勢も学びながら、稽古場で話し合いを重ねて作っていきたいです。遠く離れた国に起こった実話で、なかなか馴染みのない話かもしれませんが、坂本昌行さん演じるテリエと私の演じるモナという夫婦の、ふたりで世界を変えようと一歩踏み出した“信念”の物語でもあります。国や世界という大きな話ではなくとも、自分ではなく人のために、という想いはきっと皆さん持っていらっしゃると思います。ぜひ劇場で、同じ時間を共有しながら、彼らの熱い想いを一緒に感じてください。○福士誠治 コメント歴史的にこういうことがあったと演劇を通して知っていただけることや、立場の違う人たちが色々な感情をむき出しにしながら良き答えを導き出そうと繰り広げる討論、会話劇はとても魅力的で、刺激的な舞台になると思います。難しく考えずに、劇場に足を運んでいただけると嬉しいです。キャストの皆さんとの関係性、人間性の化学反応も楽しんでいきたいです。舞台が出来なかった期間を経て、演劇をライブでお客様に届けるという行為が、とても贅沢な時間だと改めて知りました。来ていただくからには、非現実の世界を味わって楽しんでいただきたいと思います。僕もあまりプレッシャーに感じず、キャスト・スタッフとともに楽しんで、挑んでいきたいです。○河合郁人 コメント台本を読み進めていく中で、セリフの量はもちろん、長セリフが数多ある事に驚きました。しかも二役。二役とも交渉を行っていくという責任感のある役ですが、実際の生活では経験したことが少なく、使う事の少ない言葉も出てきますが、僕の役どころ、キャラクターを考えると、明るく出来るのかな、と想像しています。あまり硬くなりすぎずに、決めるところは決める、というのを出せたらいいなと思います。また、坂本さんという舞台界において一流の先輩とご一緒できるのも心強いです。これまでミュージカルや舞台で沢山経験されたお話を聞かせて頂き、近くで勉強したいと思います。今年に関してですが、生で演じる舞台でお客様がいらっしゃると嬉しい、楽しいというよりも、観劇しに来て下さると"安心する"と今年の舞台では感じられました。観に来られる方にも、安心して楽しんで頂ける様に努められればと思います。
2020年11月14日坂本龍一が12月12日(土)にオンラインコンサート「Ryuichi Sakamoto: Playing the Piano 12122020」を、Rhizomatiksのライブ演出のもと、配信サービス「MUSIC/SLASH」で開催することを発表した。坂本は、日本で緊急事態宣言が発令される前の4月2日、新型コロナウイルス感染拡大により外出自粛の傾向が強まる事態の中「音楽で少しでも緊張から解放されたら……」との思いから、いち早くライブ配信を行った。そんな坂本が「2020年」という誰もが忘れることのできなくなったこの年の締めくくりに、通常のソロピアノ公演とは違い、都内スタジオからのピアノコンサートを生配信で届ける。年末に開催される日本でのライブは2013年以来、7年ぶり。ライブの演出はアナログとデジタル、リアルとバーチャルの関係性、境界線に着目し、デザイン、アートやエンタテインメントの領域で活動するアーティスト・真鍋大度が率いるRhizomatiks。撮影監督はニューヨークを拠点として活躍する新進気鋭のアーティスト・Zakkubalanが担当する。また、この配信は世界8つの国と地域に同時配信される。配信プラットフォームとして選ばれたのは、サービスのこけら落としとして山下達郎が「キャリア45年で初」というライブ映像の配信を行った、業界史上最高レベルの音質を実現する動画配信サービス「MUSIC/SLASH」。本配信はMUSIC/SLASHによる世界独占配信となる(一部地域を除く)。また、本配信のために更なる高音質を追求した最大96kHz/24bitのハイレゾ音質でストリーミングできる「MUSIC/SLASH Premium(iOS、Androidアプリケーション)」が日本国内向けにローンチされる予定だ。<坂本龍一:コメント>少し前から考えられない高音質でストリーム配信できるようになったそう。その新しいテクノロジーを使った、僕の初めてのソロライブです。どこまで繊細な音が皆さんの耳に届くのか、今からワクワクしています。「Ryuichi Sakamoto: Playing the Piano 12122020」12月12日(土)19:30(JST)開始予定配信先:日本、アメリカ、台湾、タイ、韓国、シンガポール、カナダ、オーストラリアチケット販売期間:10月23日(金)0:00~12月7日(月)23:59(JST)チケット価格:MUSIC/SLASH5,000円(税別)※世界配信(一部地域を除く)MUSIC/SLASH Premium9,500円(税別)※日本国内向けのみ配信会社:MUSIC/SLASHチケット販売:イープラス特設サイト: HP: Twitter: Instagram: Facebook: Pinterest:
2020年10月23日熊川哲也 Kバレエ カンパニー Autumn 2020『海賊』が開幕。ひと足早くゲネプロを鑑賞する機会に恵まれた。芸術監督の熊川による演出・振付で全幕作品として2007年に初演され、レパートリー化された本作。19世紀イギリスの詩人ジョージ・ゴードン・バイロンが発表した長編の詩をもとに多くの振付家が生み出した様々なバリエーションを、熊川は再構成。ストーリーを編み直し、起承転結に呼応する音楽を選ぶことによって、七つの海を渡る屈強な海賊コンラッドらの壮大な冒険譚に仕立て上げた。ゲネプロは、船の難破を活写するプロローグで幕開け。海賊の首領コンラッド、その部下ビルバントやアリの躍動する姿が、紗幕越しに浮かび上がる。トルコ領ギリシャの浜辺に打ち上げられた彼らは、メドーラとグルナーラ姉妹から介抱されることに。メドーラの美しさに心を奪われ、恋に落ちるコンラッド。しかし姉妹と仲間の娘は奴隷商人ランケデムに捕らえられ、市場へ売りに出されてしまう。彼女たちを奪還すべく、立ち上がった海賊の行方は──。強い絆を前面に押し出した勇壮な踊りの中に見え隠れする、個性豊かな海賊たちのキャラクター。中でも、かつて熊川も扮した従者アリは命がけの忠誠心をもって首領を守り抜く存在感を見せつける。取材日にこの役を演じていた山本雅也は、1月に上演された『白鳥の湖』でプリンシパルに昇格した次世代の踊り手。2017年の『海賊』出演時にも見せた高い跳躍力で、鳴り響く銃声に立ち向かう。周りを取り囲むダンサーも実力派が揃い踏みだ。コンラッド役の堀内將平は、リーダーにふさわしい堂々たる踊りを披露。伸びやかな舞いで観客を魅了した成田紗弥は、柔らかい肢体の中に可憐なメドーラ像を覗かせた。なお、回替わりでコンラッドを務める遅沢佑介とメドーラを務める中村祥子は、本作でKバレエのラストステージを飾る。ゲネプロ後には熊川からコメントが到着。約半年の活動休止期間を経てカンパニー再始動を果たす思いを『海賊』に乗せ、「この作品が持つ力強さこそ、カンパニーが踏み出す新たな第一歩にふさわしく、かつてないほどのエネルギーと感動が劇場を満たすはず」と語った。なお、熊川は10月28日(水)に刊行される小説版『海賊 Le Corsaire』の巻末インタビューで演目の成り立ちや舞台裏などを明かしている。公演は10月15日(木)~18日(日)に、東京・Bunkamuraオーチャードホールにて。チケット販売中。なお15日18:30、17日(土)12:30、18日12:30開演回ではオンラインでの生配信も。それぞれ翌日23:59までアーカイブ視聴できる。取材・文:岡山朋代
2020年10月15日もうすぐ開幕される「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2020」(SSFF & ASIA2020)にて、別所哲也、河瀬直美、「King Gnu」常田大希が参加するオンライントークイベントが配信されることが決定した。今回のイベントは、ソニー株式会社と、ソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社が、共同で新しい映像文化や潮流を次世代クリエイターと一緒に探求する「Creators’ Junction partnered with XperiaTM(クリエイターズ ジャンクション パートナー ウィズ エクスペリア)」のオンライントークイベント。モデレーターに映画祭代表の別所さん、河瀬監督がゲスト出演。さらに、スペシャルゲストとして「King Gnu」常田さんが参加する。トークでは、コロナ禍におけるエンタテインメント・映像業界の変化や、ニューノーマル時代の映像クリエイティブの在り方、スマートフォンでの映画製作の可能性などについて、三者の目線から可能性を探る。また、先月からスタートした2021年度の「オフィシャルコンペティション supported by Sony」および「スマートフォン 映画作品部門 supported by Sony」などの作品応募に向けて、これからの映像製作のヒントにも迫っていく。「Creators’ Junction partnered with XperiaTM」は9月28日(月)20時スタート予定「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2020」は9月16日(水)~27日(日)開催。(cinemacafe.net)
2020年09月10日米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」(SSFF & ASIA)の代表を務める俳優・別所哲也が、8月28日、東京都庁にて小池百合子都知事を表敬訪問した。「(ニュー)ボーダレス」~変化を力に変えていこう~をテーマに掲げる今年の映画祭は、9月16日(水)より開催。本映画祭について都知事は「今年は、withコロナの中で、新しい日常との両立に合わせて、客席を減らしたりセレモニーのライブ配信をしたりと、まさしく新しい日常の一つのパターンを表しているかと思います。そして、各会場には新型コロナの感染予防対策をしっかりおこない、安心・安全な運営をして頂くことを期待しております」と語った。映画祭と東京都が共同で行っている映画製作プロジェクトが今年で3回目を迎える。本年の作品には、主演に森崎ウィン、シンガポール・中国で活躍するジネット・アウを迎え『This is Tokyo』を製作。作品に対して都知事は「森崎ウィンさんはミャンマー出身でいらっしゃいますよね。女優さんもシンガポール出身とのことで、アジアの魅力がそっくりそのまま映画の中に表現されていると思います」とコメント。本編は公式サイトにて公開されている。一方、東京の魅力を国内外に発信するショートフィルムを全世界から募集する「Cinematic Tokyo」部門では、全世界から今年は236本の応募があり、その中から優秀賞作品として、オーストラリアの監督が手掛けた『グッピー』が選ばれた。別所さんは「東京を訪れている若い外国人カップルが、ある出来事をきっかけにお互いを見つめなおす、というシンプルなストーリーの背景に、映画的な東京の街、主人公の繊細な感情が最もうまく表現されていました」と称賛した。この『グッピー』は、9月27日に行われるアワードセレモニーにて都知事賞が授与される。今回の表敬訪問後、別所さんは「今年はコロナ禍で、海外チームと連絡が取れなくなるなど、様々な試練がありましたが、どうやったら皆様に映画を届けられるのか、世界とどう繋がれるのかを何度も協議し、今回の映画祭実施に至りました。オンライン開催も実施しますので、より多くの方々に楽しんで頂ければと思います」とメッセージを寄せた。●『This is Tokyo』(監督:鈴木勉)2019年秋、ラグビーワールドカップ開催で、街に活気があふれる東京。シンガポールの企業との提携を進めるチームに抜擢された健人は、来日したクァン社長をアテンドする仕事を任されるが、彼女の冷たい態度に困惑する。2人で東京を観光するうちに、互いの心に小さな変化が生まれ──。▽予告編●『グッピー』(監督:Charles Richardson)外国の地、東京で若いカップルの片方が最終電車に乗りそびれ、2人はバラバラになってしまう。コミュニケーションだけが2人を引き戻せる唯一の手段だったが、携帯電話の充電と共に緊張の糸も切れてしまった2人。彼らの関係はどうなるのか…。「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2020」は9月16日(水)~27日(日)オンライン会場および東京計4会場にて開催予定。『This is Tokyo』『グッピー』は映画祭のオンライン会場にて無料先行配信。(cinemacafe.net)
2020年08月28日俳優の別所哲也が28日、映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(略称:SSFF & ASIA)2020」の代表として東京都知事の表敬訪問を行った。同映画祭は米国アカデミー賞公認、日本発・アジア最大級の国際短編映画祭で、9月16日~27日までの開催が決定している。もともとは6月開催を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大の状況で延期することに。オンライン開催を拡大するとともに、「客席数も減らしまして、感染症対策もしっかりして、リアルな上映会も試行錯誤で行なっていきたい」(別所)と語る。東京都知事・小池百合子は「長い間世界への発信を映像を通じてアートという形でお伝えいただいていること、大変嬉しく思います」と称える。「新型コロナウイルス禍にあって、ウィズコロナの認識のもとで、新しい日常との両立ということになろうかと思います。会場では感染防止宣言も行い、安心安全な運営に期待をしているところです。大変楽しみにしております」と期待を寄せた。同映画祭では、シネマスポーツプロジェクト 特別製作作品として森崎ウィン主演の映画『This is Tokyo』も上映されるが、小池都知事は「森崎ウィンさん。ミャンマー出身で、小学校4年の時に日本に来られた。そしてシンガポールの女優さん(ジネット・アウ)が出られる。アジアそっくりそのものがつまってる感じで、楽しみであります」と語る。都知事により、東京の魅力を伝える「Cinematic Tokyo部門」の優秀賞・東京都知事賞としてオーストラリアのCharles Richardson監督の作品『グッピー』も発表され、最後に2人は握手代わりのグータッチで締めくくった。改めて取材に応じた別所は、「中止をしたりひるむのではなく、できることを工夫をして世界発信する。祭りの意味をもう1回考える。人間には祭りが必要だと常々言っております。カンヌやベルリンも試行錯誤しているし、僕らも世界に示すことが1つの勇気につながると信じて開催をしていきたいと思います」と宣言。「9月になってどのような状況かによって考えるところなんですが、関東圏以外の監督、審査員のみなさん、どこまでお招きするかは東京の状況に合わせて様々なプランを用意してお迎えしようと思っています」と明かした。
2020年08月28日2020年8月10日、俳優の渡哲也さんが肺炎で亡くなりました。78歳でした。俳優の渡哲也が逝去10日に肺炎でネットで「涙が止まらない」の声芸能界からは、渡さんを悼む声が次々とあがっています。渡さんと親交の深かった、女優の吉永小百合さんもその1人です。吉永小百合「泳いで恒彦さんのところに行ってしまったのでしょうか」渡さんと映画『愛と死の記録』で初共演して以降、宝酒造株式会社『松竹梅』のCMなど、数々の作品で共演をしてきた吉永さん。長年渡さんを先輩として慕い、突然の訃報に驚きを隠せなかったそうです。同月14日、吉永さんはさびしい胸の内を、こう明かしました。この日、本紙など報道各社に寄せた直筆の追悼コメントには「夏の海が大好きだった渡さんは、泳いで泳いで(実弟で俳優の渡瀬)恒彦さんのところに行ってしまったのでしょうか」と寂しさを隠せず。渡さんが天国に旅立ったことがいまだに信じられない様子で、「大きな病気を何度も乗り越えてこられたのに残念です」と無念の思いをつづった。サンケイスポーツーより引用俳優の渡瀬恒彦さんは、渡さんの実弟で2017年に亡くなりました。吉永さんは、渡さんが大好きな夏の海を泳いで天国の弟のもとへ行ったのではないかと感じたようです。長年、渡さんの背中を見てきた吉永さんだからこそ感じた最後の思い。きっと海を渡り、天国で恒彦さんと再会できたことでしょう。渡さんのご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2020年08月18日8月10日に俳優・渡哲也さんは東京都内の病院で肺炎により逝去した。享年78。この数年、渡さんは肺気腫のために苦しんでいた。本誌が渡さんの闘病生活を目撃したのは、昨年4月、東京都内にある病院の前。酸素ボンベの入ったバッグを右手に持ち、バッグからは鼻まで酸素を送るためのチューブがのびていた。通院に付き添い、車の乗り降りを介助していたのは、愛妻・俊子さん(77)だった。ベテランの映画関係者は言う。「俊子さんは大手鉄鋼会社の役員の令嬢で、青山学院大学では渡さんの1年後輩。渡さんの一目ぼれだったそうです。しかし結婚にこぎつけるまでは何年もかかりました。当時の渡さんには大勢の女性ファンがいたため、なかなか公表することができなかったのです。ハワイで2人きりの結婚式を挙げたのは’71年3月、渡さんが29歳のときです」渡さんと俊子さんの結婚生活は49年と5カ月。しかしその間に、渡さんは幾度も病魔に襲われた。48年前の’72年7月には、京都でテレビドラマ撮影中に高熱を出して病院に運ばれた。「その後、俊子さんの伯父が院長を務めていた東京都内の病院に転院します。当時の俊子さんは妊娠中でしたが、病院食が苦手な渡さんのために、自宅で食事を作っては、運んでいたのです。肉体的・精神的負担が大きかったためか、俊子さんは何度も流産の危機に襲われました」(前出・映画関係者)’74年に放映されたNHK大河ドラマ『勝海舟』では主演だった渡さんだが、肋膜炎のため途中で降板。さらに’91年には、直腸がんに襲われる。その大手術後、渡さんは妻・俊子さんへの感謝の気持ちを雑誌のインタビューで語っている。《女房にも助けられました。(6月)二十日に手術して二十八日抜糸があったんですが、直腸をとっていますから猛烈に痛むのです。看護というのは患者と一緒に痛がっていたら絶対にできないんですね。私が痛がっていることは当然わかっている。その上で、一つ次元の高いところで、ある意味では冷静に患者を見なければいけない》(『文藝春秋』’92年2月号)実は俊子さんは、渡さんの入院中に看護法を看護師から直接指導してもらっていたという。’15年に渡さんは、急性心筋梗塞のため緊急手術を受けたが、俳優復帰のためにリハビリのフォローをしたのも俊子さんだった。当時、夫妻の知人は、その奮闘ぶりについてこう語っていた。「渡さんの退院前から、俊子さんは自宅にリハビリ用のマシンを運び入れていました。室内ランニングやウオーキング用のトレッドミルなどです。マシンを使用する運動のほかにも、階段の上り下りもリハビリになりますが、俊子さんはいつも付き添っているのです。もともと食事にうるさい渡さんですが、いまは減塩食になっており、味つけの工夫も大変です。しかし、かつて石原裕次郎さんが解離性大動脈瘤の手術後に、奥さんのまき子さんが作った減塩食の写真付きレシピがあるそうで、俊子さんもそれを参考にしているようです」渡さんと俊子さんのかつての姿について、石原プロモーションで常務取締役を務めていた仲川幸夫氏はこう語る。「渡さんの自宅には松田優作さんや地井武男さんたちも遊びに行っていましたが、もてなしてくれるのは俊子さん。彼女はとっても料理が上手なので。俊子さんは聡明な女性で、渡さんは何でも彼女に相談していました。芸能界以外の人脈も広くて、そこから得た情報を、渡さんに伝え、彼も仕事の参考にしていたようです。ただ俊子さんは、“表”に出ることは一切ありませんでした。渡さんが石原プロの社長を務めていたときも、もちろんプロダクションの経営に口をはさむこともしなかった。渡さんの長年の介護は本当に大変だったと思いますよ。できればお会いしてお悔やみも申し上げたいです……」この数年、石原裕次郎さんも食べたという俊子さん手作りの減塩料理を口にしながらも、渡さんの頭から離れなかった課題が、“石原プロの幕引き”だったという。実は昨年4月、本誌は石原プロの関係者のこんな証言を報じていた。「渡哲也さんが、ついに俳優引退と石原プロモーションの幕引きを決断したのです」当時、渡さん本人に決断の理由などについて取材を試みた。すると渡さんは目をつぶり、数秒間真剣な表情で黙考した後、付き添っていた運転手に、「事務所に連絡するように伝えなさい」と、静かに言い残して、自宅へと戻っていったのだった。だが石原プロの元幹部は次のように語っていた。「石原プロを“自分の目が黒いうちにきれいに終わらせる”というのは、渡さんにとって長年の悲願でもありました。ほかの(勝プロや三船プロのような)“スタープロダクション”のような終わり方にはしたくないということです。渡さんとしては倒産とか分裂とかで、石原裕次郎さんの名前を汚したくない。それが彼の美学なんです。’11年に健康上の理由で社長からは退きましたが、渡さんが決定したとなれば、ほかの社員たちも従います。幕引きを急いでいるのは、渡さんが自分の体調に自信を持てなくなっているからなのでしょうね」しかし俳優たちの移籍先を探す必要もあったからなのだろうか、石原プロが’21年1月をもって解散することが発表されたのは1年後の今年7月17日。“幕引き”を見届けたかのように渡さんが逝去したのは、それから3週間後のことだった。生前、渡さんは妻に「静かに送ってほしいから、自分が死んでも、葬儀などすべてが終わるまでは誰にも知らせないように」と、伝えていたという。その言葉どおり、お別れ会や偲ぶ会の予定もない。“幕引きは静かに”……、石原プロのみならず、自身の人生の終幕にも美学を貫いた渡哲也さん。その傍らにはいつも辛苦をともにし続けた妻・俊子さんがいた。「女性自身」2020年9月1日号 掲載
2020年08月18日俳優・渡哲也さんが8月10日に肺炎で死去した。78歳だった。訃報を受け、日活映画時代から50年以上も親交のある吉永小百合(75)が追悼メッセージを14日に発表した。「夏の海が大好きだった渡さんは、泳いで泳いで恒彦さんのところに行ってしまったのでしょうか。大きな病気を何度も乗り越えてこられたのに残念です。ご冥福を心からお祈りいたします」66年に映画『愛と死の記録』で初共演した2人。渡さんは印刷会社に務める原爆症の青年役で、吉永扮する楽器店で勤める娘との悲恋物語だ。当時若い2人の迫真の演技は、感動を巻き起こしたという。「当初は、吉永さんと“青春・純愛路線”を築いた浜田光夫さん(76)がキャスティングされていたといいます。ですが浜田さんは右眼を負傷し、降板。アクション専門だった渡さんが、代役に起用されました。原爆がテーマの本作は、当初『被爆者の描写が刺激的すぎる』とカットを命じられたそうです。ですが吉永さんと渡さんは、原爆の悲劇を自分のことのように受け止めていました。そのため、スタッフたちと撮影所前で座り込みの抗議をしたほどだったそうです」(映画関係者)その後も『白鳥』(66)や『青春の海』(67)、『嵐の勇者たち』(69)などで共演し、“日活黄金期”を支えた2人。互いにキャリアを積んでからは、『時雨の記』(98)で中年男女のプラトニックな恋愛を好演。だが、00年の『長崎ぶらぶら節』で共演したことが最後となった。いっぽう渡さんが長年出演した宝酒造「松竹梅」のCMには、10回も登場した吉永。19年末に公開されたCMでは、令和初のお正月を2人で飾った。各メディアによると、この撮影が2人にとって最後の現場になったという。「17年のCM撮影時、闘病中だった渡さんは『最後の1本は大ラブシーンをやりましょう』と吉永さんに呼びかけていました。98年の『時雨の記』では、吉永さんが渡さんを相手役に指名したといいます。歳を重ねても、日活時代で築いた“あうんの呼吸”があるのでしょう。吉永さんも渡さんの“最後のお願い”に、『老夫婦の恋愛作品を作りましょう』と応えていました」(制作関係者)叶わなかった最後の共演。だが残された2人の作品は、これからも愛され続けるだろう。
2020年08月15日渡哲也さんが肺炎のため亡くなったと8月14日に発表された。78歳だった。各メディアによると渡さんは10日、妻の俊子さんに見守られて息を引き取ったという。渡さんの俳優人生には、“闘病”がつきものだった。71年3月に結婚したものの、翌72年7月に葉間肋膜炎で3カ月療養。さらに73年には膠原病との診断を受け、74年2月には胸膜癒着症にかかった。そして91年には直腸がんが見つかった。がんは渡さんの父、そして師である石原裕次郎さん(享年52)の命を奪った病でもあった。「お父さんと裕次郎さんを亡くした経験から、渡さんは『がんは早期治療が肝心だ』と理解していました。病名を公表することでいっそう、がんと向き合いたいと考えていました」(芸能関係者)そんな渡さんを支えたのは、俊子さんだったという。「渡さんが仕事で穴をあけることになり、俊子さんは関係各所に頭を下げて回りました。また医師には『どんな形でもいいから生きてほしい』と頼み込んだといいます。そんな姿に、渡さんのお母さんは『あなたには苦労のかけっぱなしで……』と涙ながらに感謝したそうです」(前出・芸能関係者)97年にも早期の大腸がんが見つかった渡さん。15年6月には、心筋梗塞で緊急入院をしている。「渡さんが突然胸の苦しみと息苦しさを訴え、俊子さんはすぐに病院へ。俊子さんが素早く異常に気付いてくれた甲斐もあって手術は1時間30分ほどで済み、数日後には一般病棟へ移りました」(病院関係者)渡さんの窮地を救った俊子さんは、献身的に看護し続けた。「俊子さんは1カ月もの間、病室に泊まり込みで看病していました。退院前から自宅にリハビリ用のマシンを運び入れ、さらに退院後には食事を減塩食に切り替えました。その際には、裕次郎さんの奥さんであるまき子さんのレシピを参考にしていたそうです」(渡夫妻の知人)晩年には呼吸器疾患などのため、外出時に酸素吸入器を手放せなかった渡さん。結婚翌年から48年。病との戦いだった人生を支えたのは、俊子さんという“戦友”だった――。
2020年08月15日2020年8月10日、肺炎により逝去していたことが判明した、俳優の渡哲也さん。連続ドラマ『大都会』(日本テレビ系)や『西部警察』(テレビ朝日系)などで一世を風靡した俳優の死に、人々からは悲しみの声が広がっています。俳優の渡哲也が逝去10日に肺炎でネットで「涙が止まらない」の声同月14日、お笑いコンビ『ドランクドラゴン』の塚地武雅さんがTwitterを更新。テレビドラマ『おいしいごはん 鎌倉・春日井米店』(テレビ朝日系)にて、渡さんと共演した際のエピソードを明かしました。ドランク塚地が感じた、渡哲也の『プロ根性』ドラマの撮影中、主演である渡さんが、椅子を手刀で割るシーンがあったといいます。しかし、本番になると、渡さんは手刀ではなく、頭で椅子を割ったというのです!渡さんのサービス精神と勇ましさに感動した塚地さんは、「プロだ!僕もこうならなければいけない!」と、身の引き締まる思いだったといいます。渡哲也さん…おいしいごはん というドラマで師弟の役でご一緒させていただきました。椅子を手刀で割るというシーンで本番、いきなり頭で割る姿を見て驚きとサービス精神と漢気を感じ、プロだ!僕もこうならなきゃいけない!と思ったのを覚えています!— ドランクドラゴン塚地武雅 (@tsukajimuga) August 14, 2020 茶目っ気あるエピソードも明かす塚地さんは、ドラマの撮影をしていたある日、渡さんに「塚地くん、ちょっと!」と呼ばれたといいます。「僕のお芝居がよくなかったのか」と怒られる覚悟で向かうと、各国のミス・ユニバースが写る新聞を広げて、「塚地くんはどの子がタイプ?」と聞いてきたそうです。渡さんの意外な問いかけに、「茶目っ気のある面白い人」だと感じた塚地さん。「短い間でしたが、近くで色々見せていただいたことは勉強になることばかりで忘れません」と、渡さんへ追悼の言葉を贈りました。ある日、渡哲也さんに前室で「塚地君、ちょっと!」と呼ばれ、僕のお芝居が良くなかったのか…?怒られると思いながらむかうと新聞のミス・ユニバースの各国の代表の写真を見せて「塚地君はどの子がタイプ?」と。茶目っ気たっぷりの面白い方で。笑— ドランクドラゴン塚地武雅 (@tsukajimuga) August 14, 2020 塚地さんの投稿には、さまざまなコメントが寄せられています。・とてもお優しい人だったのですね…。・素敵なエピソード。渡さんの人柄がよく分かります。・すごくいい話。思わず泣いてしまいました。茶目っ気あふれる行動は、塚地さんを和ませようとした、渡さんなりの心遣いだったのかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2020年08月15日2020年8月14日、俳優の渡哲也さんが肺炎のため亡くなったことが発表されました。渡さんは、昭和時代を彩る数々の名作に出演。俳優の石原裕次郎さんが創立した石原プロモーションに所属し、ドラマ『西部警察』シリーズなどでも活躍しました。渡さんはテレビドラマで活躍する一方、多くのCMにも出演しています。裕次郎さんがCMキャラクターだった清酒『松竹梅』を引き継ぐ形で、渡さんがオファーを受けました。同年7月29日からは、2人が共演するCMが公開されており、多くの人が悲しみにくれながら動画に注目をしたようです。酒を飲みかわす渡さんと裕次郎さん。生前、2人が『松竹梅』のCMで共演することは叶いませんでした。裕次郎さんがCMキャラクターを務めて50年となる節目に、合成技術を使って夢の共演となったのです。動画を見た人たちからは悲しみの声が寄せられていました。・合成だと分かっていても、このCMで2人の姿を見ることができてよかった。・悲しいです。天国でもおいしいお酒を飲んでもらいたいです。・昭和の名俳優がまた1人亡くなってしまい、言葉がありません。きっと今頃、天国で裕次郎さんとゆっくりお酒を飲んでいるのかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2020年08月15日俳優の渡哲也(本名:渡瀬道彦)さんが10日、肺炎のため都内の病院で死去した。78歳だった。石原プロモーションは、公式ツイッターに文書を掲載し、「弊社 渡哲也(本名:渡瀬道彦)が長きにわたり病との闘いの末去る令和2年8月10日午後6時30分に肺炎のため享年79をもって都内の病院にて旅立ちました。ここに生前のご厚誼を深く感謝いたしますとともに、謹んでお知らせ申し上げます」と報告。「葬儀につきましては、静かに送ってほしいという故人の強い希望により本日、家族葬というかたちで執り行わせていただきました」と伝え、「誠に勝手ながらご香典、お供物、ご弔電、ご供花などの儀は故人の遺志により固くご辞退申し上げます」と記した。そして、「尚、お別れ会・偲ぶ会等の実施につきましては、故人の意向により執り行いません。何卒、故人の遺志をご理解いただけますようお願いいたします。皆様のお心の中にて故人への祈りを捧げていただけますことを心よりお願い申し上げます」と呼びかけた。
2020年08月14日2020年8月14日、俳優の渡哲也さんが逝去したことが分かりました。78歳でした。サンケイスポーツによると、同月10日に肺炎で逝去したとのこと。すでに近親者のみで密葬を行っています。複数の関係者によると、入院先の東京都内の病院で親族に看取られ、静かに息を引き取ったという。2015年6月に心筋梗塞の手術を受けて以降、入退院を繰り返し、ここ数年は呼吸器疾患などで自宅療養を続けていた。サンケイスポーツーより引用渡さんは、俳優・石原裕次郎さんが創立した石原プロモーションが制作した連続ドラマ『大都会』や『西部警察』シリーズなどに出演。渋い演技が好評を得て、数多くの作品で活躍しました。ご冥福をお祈りいたします。渡哲也さんについての記事はこちら[文・構成/grape編集部]
2020年08月14日「SSFF & ASIA」代表の別所哲也、フィルムメイカー・俳優の斎藤工、「SSFF & ASIA」アンバサダーのLiLiCoが参加するオンライントークが、8月6日(木)に配信される。米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」(SSFF & ASIA)は、「ショートフィルムの日」を皮切りに、映画祭が延期となった秋までの間、未曾有のパンデミックにより大きく変化しようとしている映像制作や映画祭、映画配給・興行といった映画業界の各立場からゲストを迎え、現状と未来像を語るトークセッションシリーズをYouTubeチャンネルでオンライン配信中。そのシリーズ第5回目では、別所さんがホストを務め、LiLiCoさんと共に斎藤さんを迎え、ビヨンド・コロナ(アフターコロナ/with コロナ)と言われる中で挑戦する映画業界についてトークを展開。斎藤さんがスタートさせたリモート製作の『TOKYO TELEWORK FILM』の挑戦や経緯について、「A TAKUMI SAITOH FILMS」として自らの監督、出演作をオンライン発信するプラットフォームをローンチした意図、岩井俊二監督作『8日で死んだ怪獣の12日の物語』出演で感じた俳優としての視点。そして今後、映像制作や俳優としての仕事がどんな新たな局面を迎えていくのかトークをしていく。ライブ配信中には、本年の「SSFF & ASIA」とのコラボレーションイベントについて発表もあるという。トークセッションシリーズ第5回「別所哲也×斎藤工×LiLiCo 映画業界が挑戦するビヨンド・コロナを徹底トーク」は8月6日(木)20時~SSFF & ASIA YouTubeチャンネルにてライブ配信。(cinemacafe.net)
2020年07月16日坂本龍一をはじめとするアーティストたちがエイベックスグループと設立したプロジェクト“commmons”は、外出自粛期間の長期化を受け、3月27日(金)から4週連続で公開していた坂本龍一の過去のライブ映像に加えて、新たに坂本龍一のオーケストラ公演やYMOの貴重なライブ映像を追加で公開する。公開期間はいずれも公開から4週間、YouTubeの「commmonsチャンネル」からプレミア公開。坂本龍一は「外出自粛が長期になりそうですよね。緊張をほぐして音楽でも聴いてください。STAY HOME STAY SAFE!」とコメントしている。公開されるライブ映像『Ryuichi Sakamoto | Playing the Orchestra 2014』Photo by zakkubalan ©2017 Kab Inc.配信期間 : 4月24日 (金) 21時~5月22日 (金)配信URL()坂本龍一とオーケストラとの共演。教授の指揮とピアノ、東京フィルハーモニー交響楽団の演奏により数々の名曲が蘇る。2013年、日本国内で16年ぶりにフルオーケストラとの共演で話題を呼んだ「Playing the Orchestra」。その音楽性豊かな企画が2014年も実現。2014年4月に行われた東京公演を待望の作品化。自身の代表曲、YMOの楽曲、映画音楽、多彩な楽曲が演奏されるプレミアムな公演。世界を魅了した坂本サウンドがフルオーケスレーションで蘇る。『POSTYMO ~Yellow Magic Orchestra Live in London 2008 +~』配信期間 : 5月1日 (金) 21時~5月29日 (金)配信URL()坂本龍一+高橋幸宏+細野晴臣による“Yellow Magic Orchestra”名義にて2008年6月15日に行われたMassive Attackキュレーターによる「MELTDOWN FESTIVAL」に出演した際の、ロンドン・ロイヤルフェスティバルホールでのライヴ盤DVD。実に28年振りのロンドン公演。Yellow Magic Orchestra時代の名曲やHASYMOとしての新曲を満載。高田漣、権藤知彦、坂本龍一との共作『cendre』でも知られるChristian Fenneszという3名によるサポートを得て6人編成で行われた、生バンドとしての強烈なグルーヴ感を体感できる作品。commmonsについて坂本龍一をはじめとするアーティストたちが音楽の新たな可能性を模索すべく、エイベックスグループとともに設立したプロジェクト。「think global, act local」を合い言葉に、エコロジカルな視点を持ち、社会・文化貢献を目指す新しい音楽コミュニティーとして、アーティスト/クリエイター、音楽産業、ユーザー/リスナーのよりよい関係を作るための「共有地<commons>」となることを目的としています。共有地<commons>の中心に音楽<music>が存在し続けることを願って、3つの「m」の「commmons」と名付けられた。YouTube「commmons チャンネル」()commmonsオフィシャルサイト()commmons公式Twitter()commmons公式Facebook()commmons公式Instagram()
2020年04月17日アイドルグループ・V6の坂本昌行が、ミュージカル『THE BOY FROM OZ supported by JACCS』に主演することが24日、明らかになった。同作は、1970~80年代にアメリカを中心に活躍し「I Honestly Love You」「あなたしか見えない」「ニューヨーク・シティ・セレナーデ」などの名曲を生み出したオーストラリア出身のエンターテイナー、ピーター・アレンを主人公に、ジュディ・ガーランドとの出会い、その娘ライザ・ミネリとの結婚、離婚、同性愛にエイズなど波乱万丈な生涯を描くミュージカル。日本では2005年に坂本昌行主演で上演され、その後2度にわたって再演された。初演より主人公ピーター・アレンを熱演し続けた坂本は、12年振りに同作の主演を務める。演出のフィリップ・マッキンリー、振付のジョーイ・マクニーリーに加え、ジュディ・ガーランド役の鳳蘭、ライザ・ミネリ役の紫吹淳、ピーターの母親マリオン・ウールノー役の今陽子が再集結。さらに、ピーターの恋人グレッグ・コンネル役に寺西拓人(ジャニーズJr.)、敏腕マネージャー、ディー・アンソニー役に宮川浩という新メンバーも加わった。東京公演は東急シアターオーブにて5月2日~5月17日、大阪公演はオリックス劇場にて5月22日~5月26日。○坂本昌行 コメントお客様に再び、この作品とピーター・アレンという人間に触れてもらえることが非常に嬉しいです。前回の公演が12年前なので覚えていないことも多いのですが、音楽を聞くと当時の記憶が蘇ってきて、楽しさと緊張が高まってきます。初演の時はまだ30代前半でしたが、月日を経て、ピーター・アレンが亡くなられた年齢と同じ年齢で今回演じることができるのは、何かの運命のように感じています。共演者やスタッフの皆様の力も借りて、令和の『THE BOY FROM OZ』をお届けします。○紫吹淳 コメント再びこの役に出会えるとは思ってもみませんでした。12年経っているので若干の心配もありますが、この素晴らしい作品で、またライザに会えるということに幸せを感じております。前回も共演者の方と、こんなに物語も曲もすべてが良い作品にはなかなか出会えないとよく話していたので、観たことがないお客様にも楽しんでいただき、また後に語り継がれていく作品になるといいなと思います。○寺西拓人(ジャニーズJr.) コメント第一に、先輩である坂本さんとミュージカルで共演できることは目標の一つでもあったので、共演できることがすごく嬉しいです。作品を深く理解していくのはこれからですが、再演される作品に新しく出演するからには、意味がないといけない、と考えているので、稽古を通して、自分なりの表現を見つけて、お客様に楽しんでいただけたらと思います。○宮川浩 コメント初参加なので、皆さんが作られた世界を守りつつ、新しさも出せたらと思っています。二役を演じるので、どれくらい違う自分が出せるか楽しみですし声や動きでそれを表現したいと考えているので、お客様にも楽しんでいただきたいです。坂本さんは、出演作品を観ていつか共演したいと思っていた方で、鳳さんとも32年ぶりの共演になるので、とても楽しみにしています。○今陽子 コメントマリオン・ウールノーという役はとても大好きな役で、劇中で歌う曲をライブで歌うほど思い入れのある作品なので、再演できることが本当に嬉しいです。坂本さんとご一緒するのも久しぶりなのですが、気持ちは変わらず、初演の時のように良い親子を演じられたらいいなと思っています。慣れ親しんだメンバーと、新しく参加されるお二人やアンサンブルの皆さんと、また新しい『THE BOY FROM OZ』を作りたいです。○鳳蘭 コメントまた再演できるとは夢にも思っていなかったので、お話をいただいた時、まず喜びでいっぱいでした。『THE BOY FROM OZ』は、数あるミュージカル作品の中でも特別な作品の一つです。ジュディ・ガーランドという役は、自由奔放に演じられるので、前よりもパワーアップした姿を皆様にお見せできたらと考えております。
2020年01月24日肌寒くなってきた11月中旬の早朝。都内にある公園を愛犬のマルチーズ・ペチョと歩いているのはV6の坂本昌行(48)だ。そして、坂本の隣にはぴたりと寄り添う女性の姿が。彼が手綱を握る反対側の手には女性の手が優しく添えられていた。談笑しながら散歩を楽しんだ2人は駐車場へ。女性は慣れた様子で犬を抱えながら助手席に乗り込み、車は坂本の自宅へと走り去っていった――。坂本が住むマンションの近隣住民はこう語る。「坂本さんがキレイな女性と2人で散歩している姿はよく見かけますよ。坂本さんは7年近くワンちゃんを飼っているそうですが、女性にもとてもなついているみたいで、楽しそうに散歩しています」さらに、2週間後の11月下旬。午前10時過ぎに自宅マンションから送迎車に乗り込み仕事に向かう坂本。その30分後、なんと同じマンションから公園で坂本と散歩デートをしていた女性が出てきたのだ!本誌が目撃した女性の正体は、宝塚歌劇団の雪組でかつてトップを務めていた朝海ひかる(年齢非公表)だ。「朝海さんは91年に宝塚歌劇団に入団。華やかな容姿とダンスで男役として人気を博し、02年には雪組のトップスターに就任しました。06年に退団し、その後は舞台を中心に活躍。『ローマの休日』のアン王女役などさまざまな作品でメインキャストを好演していました」(宝塚関係者)朝海が坂本のマンションから出てきた前日、友人女優のSNSには広瀬すず(21)が出演する舞台を観劇に訪れた彼女の写真が。そのときと同じコートでマンションを出た彼女は、都内にある自宅へと帰っていった。ひそかに逢瀬を重ねる坂本と朝海。2人の出会いは1年前にさかのぼる。「坂本さんが昨年11月に主演したミュージカル『TOP HAT』で共演した際に2人は知りあったといいます。もともとイギリスの作品で、日本では宝塚歌劇団が初めて上演したということもあり、稽古では坂本さんが朝海さんにアドバイスを求めていたそうです。お互いに大のミュージカル好きということもあって意気投合し、交際に発展したと聞いています」(舞台関係者)その間、坂本は苦難にも直面していた。今年9月、坂本、長野博(47)、井ノ原快彦(43)によるユニット“トニセン”こと20th Centuryが18年ぶりとなるディナーショーを年末に開催すると発表。その発表会見で坂本は、左ひざの前十字靱帯及び半月板損傷による手術を受けたことも公表していた。そうした坂本のピンチにも彼女は温かく寄り添っていたようだ。「手術の前から、朝海さんはひざの調子が悪い坂本さんを献身的に支えてきたそうです。一日も早く回復できるように、栄養を考えた料理を作り、坂本さんが歩けないときは1人で犬の散歩をすることもあったといいます。さらに、来年はV6が結成25周年ということで活動も活発化します。朝海さんは親しい友人に『頑張る彼を支えていきたい』と語っていたそうです」(音楽関係者)坂本がディナーショーやグループ25周年に向けて精力的に活動を続ける陰には、元タカラジェンヌの愛あるサポートがあったようだ――。
2019年12月03日つい先日『カルミナ・ブラーナ』という大作を世に送り出したばかりの熊川哲也が、早くも次なる新作を発表する。プッチーニのオペラ『蝶々夫人』を全幕バレエ化する『マダム・バタフライ』だ。『カルミナ・ブラーナ』がBunkamura開業30周年記念公演なら、こちらはKバレエ カンパニーの20周年記念公演。本日9月27日に東京・オーチャードホールで幕を開けたあと、10月10日(木)からは東京文化会館 大ホールでも公演を行う。過去には『カルメン』でもオペラのバレエ化に挑んだ熊川。その時はオペラの物語に忠実に沿う形だったが、今回は肉付けを施すと言う。開国まもない長崎で、遊女見習いのバタフライと米兵ピンカートンが出会い、つかの間の結婚生活を送る……という骨子はそのままに、ピンカートンのアメリカ時代や、彼がバタフライを見初めた過程などを追加。アメリカのシーンではドヴォルザークの音楽も使うなど、演出・振付・台本をひとりでこなす、熊川ならではの手法で悲恋物語を描き出す。舞台美術を手がけるのは、オペラやミュージカルでも多くの実績を持つダニエル・オストリング。西洋で生まれた日本が舞台のオペラを、日本人振付家が西洋人デザイナーとともに、西洋の踊りであるバレエで表現する本作。和と洋がどのように融合するのかにも注目だ。文:町田麻子
2019年09月27日フリーアナウンサーの宇垣美里と俳優の別所哲也が17日、都内で行われた「Amazon Bar~Tasting Fest~」記者発表会に出席した。同所は東京・天王洲にあるキャナルエリアに、明日18日から23日までの6日間限定でオープンする完全予約制のポップアップバー。Amazonで販売されているビール、日本酒、焼酎、洋酒など約720種類が用意されている。お酒は大好きだと言う宇垣は「友達との女子会でもお酒は欠かせない。和食は日本酒、イタリアンはワインなど食事にあわせてお酒を選ぶのも大好き」とご満悦な様子。高級ブランド「サルヴァトーレ・フェラガモ」の赤ワインを試飲すると「エレガントな気持ちになります」とうっとりとした表情を浮かべた。宇垣は、別所が1人でお酒を飲む際は、「カウンターバーで、1人で飲む時もある」と話すと、「大人~」と関心した様子で、別所から「今度ぜひご一緒に」と誘われると「ぜひ大人の一歩、歩いてみたいと思います」と満面の笑みで応じていた。
2019年09月17日毎年9月、動物愛護週間に開催されている「いぬねこなかまフェス」。犬猫をより理解するための役立つ講演や、動物を愛するアーティストや俳優によるライブや朗読を通して、動物愛護について多くの人に知ってもらおうとスタートし、今年で6回目を迎えます。動物保護団体「ランコントレ・ミグノン」の友森玲子さんが始めたこのイベントに、初回から参加している坂本美雨さん。猫と暮らしながらの子育てや動物愛護に対する思いなど、お話をたっぷり伺いました。坂本美雨さん プロフィール1980年生まれ。幼い頃からノラ猫たちと触れ合いながら過ごし、7歳から猫を飼いはじめる。これまで実家で飼っていた猫は4匹。10代はニューヨークで暮らし、17歳で音楽家としてデビュー。ソロ活動として、聖歌隊CANTUS(カントゥス)とともにアルバム 「Sing with me Ⅱ」 をリリースしたほか、シンガーソングライターのおおはた雄一氏とのユニット「おお雨」として、多くの音楽フェスに出演。音楽活動の傍ら、ラジオ番組「ディアフレンズ」(TOKYO FM)のパーソナリティーを担当したり、新聞や雑誌での執筆、また子ども虐待問題への取り組むため、チーム「 #こどものいのちはこどものもの 」を結成するなど、マルチな活動をしている。愛猫サバ美、娘、オットと4人暮らし。著書に 『ネコの吸い方』 (幻冬舎)。Instagram: @miu_sakamoto 、 @yamaguchi_h (オット) #サバ美となまこちゃん ■この1年で感じた、娘さんの成長愛猫家として知られる坂本さん。「いぬねこ うちのこ。」でも、娘さん(通称“なまこちゃん” )の子育てや、愛猫のサバ美ちゃんとの関係性についてお話を伺いましたが、 前回のお話 から1年経ち、変化はあったのでしょうか?「娘は4歳になり、体も少し大きくなってきたので、サバ美を抱っこするようになりました。サバ美に対してはベタベタせず、クールな態度なのは変わらず、サバ美はただお姉さんとしているという感じです。でも自分でもお姉さんになってきたという意識があり、気まぐれですが“お世話しなきゃ”と思っているようです。サバ美のごはんの上に、ささみをふりかけるのを得意げにしていますね。家に帰ると必ず、『サバちゃん、遅くなってごめんね』と私の真似をして言っています」話が完全に通じるようになったというなまこちゃん。最近は一緒にいて楽に感じることが増えてきたそう。「娘は主張が強くしっかりしていて、私よりも大人の部分がありますね。私が忘れ物をするので、『忘れないでね』と言ってきたりもします(笑)。通っている園でも、周りの子どもたちの手助けをしたり、役に立ちたいという思いがあるみたいで、そういうところは優しいなと思います。役に立ちたいというのは、自己肯定感とか承認欲求にも結びついていると思いますが、自己犠牲的なところも不思議とあるなと感じます。 子育てにおいては、より“忍耐強さ”が必要となってきましたが、親の思い通りにはいかないから、一人の人間として付き合っています。『あなたはどうしたいの?』と意見を求めることもあります。娘の行動にはちゃんと理由があり、考えてやっているので、最初は何でか分からなかったり理不尽に見えたとしても、理由があるとわかると納得できる。だからできるだけ尊重してあげたいと思います。ただ親が我慢したり言うこと聞いてあげるということじゃなく、こちらもちゃんと納得して『やりたいことがあるならどうぞ』と言えたり、『じゃあ今はあなたのやりたいことをやろう、そのあとはママがしたいことをしよう』と交渉できたり。そうするとこちらに合わせてくれることも多くなりました。3歳過ぎた頃から私の事情もよくわかっているし、説明しなくてもよく見ていますね。『ママは疲れすぎてダメだ~』と倒れてると、一人で寝る準備をしてくれたり、自分で自分のことをやろうとしてくれますね」■いろいろな人を巻き込んで「子育て」をする「私が母としてダメダメだから」と笑う坂本さん。でもそれは、母としての顔だけじゃなく、幼い頃から仕事の顔を見てきたからこそ。「家を空けることも増えていますが、『お歌のときはしょうがない』と思っているようで、ちゃんと送り出してくれるし、近くでライブがあるときには観に来てくれます。私の母がいろいろな人を巻き込んで子育てをしていて、私は大人たちと触れ合い、預かってもらったり、遊んでもらって育ってきたから、同じようにできて嬉しいなと思います。「サバちゃんが見てくる、見ないで!」という娘と、微妙な距離感のサバ美。対等な関係でいいなと思いました(坂本さん)。“みんなで育てる”というのは、今やっと許容する雰囲気にはなってきていますが、まだまだ母親への重圧ってあると思います。小児科医の毛利子来先生が『捨て育ち』を勧めていらっしゃるのですが、私も娘が親とがっちり向き合うのではなく、いろいろな人に育ててもらうようなスタイルで、これからも行こうと思っています。がっちり向き合って、自分の影響しか受けないのは恐ろしいことだと思うんです。娘が向き合ってほしいところだけきちんと向き合えば、十分じゃないかなと。私だって親に言えないことがほとんどだったし、一番近くにいる人には、なかなか本心を見せられないというのは誰でもあると思うから、いろいろな人に分散させればいいと思います。物理的にもいろいろな場所に親戚のような信頼できる人を作っておくというのも、これから生き延びていくのには大切かなと思っています。『行っておいで、よろしく!』と言える人を作ることは、自分のためにも、きっと娘のためにもなるだろうと思います」■「子育て」と「動物愛護」そんな坂本さんは、日頃から動物たちのために活動を行っていますが、なまこちゃんに伝えていることなどはあるのでしょうか?ネコ吸い二代目。「私は娘に対して意識的に話したりはしていませんが、私が犬も猫もすごく好きで、道で出会うとすぐに寄っていくので、『ママは犬猫好きだな』と思われていると思います(笑)。娘はまだ怖いという気持ちが勝っているので、距離を持って見ていますね。動物たちの命の大切さについて、子どもに教えてあげられることなんて何もないなって常々思うんですよね。言葉で言って聞かせても意味がない。親が大切にしていれば、そういうものだと認識すると思うので、まず親がやるしかないと思っています。よく友森さんとも話していることで、譲渡会にときどき『子どもに責任感を持たせるために、飼わせたいんです』っていう人がいるのですが、子どもが責任を持つのではなく、親がまず責任を持っている姿を見せる方がずっと効果的じゃないかと思っていて。だから『自分でお世話するのよ』と言うのではなく、親も真剣に世話をして、『子どもと同じ大切さで、家族のなかに動物もいる』という気持ちで家族に迎え入れるのなら、責任感や愛情、大事なものが育まれると思うんですよね。最初は、子どもたちはお世話の仕方すらわからないだろうから、その姿勢を親が見せる。動物と暮らすことが一番だと思いますが、飼えない方は『ランコントレ・ミグノン』でやっているお散歩ボランティアを始め、いろいろな団体さんがあるから、ボランティアとして支援するのもいいと思います」「ランコントレ・ミグノン」が小学校などで行っている、「いのちの教室」にも参加している坂本さん。「保健所で殺処分されてしまう動物たちの現状について、写真を見せながら話すようなハードな内容ですが、子どもたちはちゃんと理解して、すごく真摯に受け止めてくれています。『なんで殺されなきゃいけないのかな、でもわざわざ殺したい人なんていないよね、じゃあそういう動物が減るにはどうしたらいいと思う?』って、頭と心をフルに使ってくれるんです。自分の家で家族として迎え入れて大切さを知ることも大事ですが、世の中の仕組みを知り、『おかしくない?』と考えられると思います」今年開催される『いぬねこなかまフェス』では、生後56日以下の犬猫の販売禁止が盛り込まれた、動物愛護法の改正についてのトークショーなどもあり、家族で考えるいい機会になりそうです。「動物愛護ってハードになりがちなので、来てくれるみなさんの身が引き締まるような内容を入れつつ、あえてゆるく楽しもうという気持ちでやっています。このイベントを続けることで、変化をもっと感じたいですね。法改正されても、ペットショップが減っている感じはしないし、実際に減っていないと思う。まだみんな、仔犬や子猫に群がっているし、そんなに意識が変わっていないんじゃないかと思うときもあります。今年6回目となるので、共通の意識を持っている人たちだけじゃなく、初めて参加する人を増やしていかないといけないなと思います」最後に、動物と暮らしたいと考えているご家族に向けてアドバイスをいただきました。お熱だった日の姐さんの看病。「インスタグラムなどで、子どもと動物が仲良くしているアカウントがたくさんあるので、それを見るといいと思います(笑)。写真を見るだけで安心するし、憧れる。犬猫たちの人間の赤ちゃんに対する“優しさ”も感じられるし、思いやりのある動物なんだなと伝わると思います。動物と人間が本当にコミュニケーションをしていることを、まだ実感したことがない方にはぜひ見ていただきたいですね」「いぬねこなかまフェス2019 ~動物愛護週間に集まろう~」動物愛護について多くの方に知ってもらおうとスタートした「いぬねこなかまフェス」は、毎年9月の動物愛護週間に開催。獣医師による犬猫とうまく付き合うとために役立つ講演のほか、動物を愛するアーティストや俳優によるライブや朗読もあります。チケットの売上利益は、ランコントレ・ミグノンで保護している動物たちの医療費やシェルターの家賃、ドックトレーナーの人件費、フード代などに利用されます。開催日:2019年9月23日(月・祝)場所:昭和女子大学人見記念講堂料金:全席指定 4,500円(税込)出演者:akiko、浅田美代子、糸井重里、スティーヴ エトウ、大槻ケンヂ、坂本美雨、鈴木杏、椿鬼奴、富樫春生、友森正一、友森玲子、町田康、水越美奈ほか(五十音順)※2019年度イベントは終了しました→ ※2021年度の「いぬねこなかまフェス」チケット情報 >> 取材・文:赤木真弓撮影:村上未知
2019年08月30日熊川哲也が英国ロイヤル・バレエ団のプリンシパルとして活躍後、Kバレエ カンパニーを設立したのは1999年のこと。古典作品を独自の視点で演出した作品群のほか、稀有なダンサーである熊川の審美眼によって創り出される意欲作も、Kバレエの魅力だ。2014年にはオペラ原作の『カルメン』、2017年には台本や音楽などすべての構成を担当した『クレオパトラ』を世界初演。毎日芸術賞特別賞を受賞するなど、高い評価を得ている。そして今年、カンパニー創立20周年を迎えた熊川が次に挑戦するのは、オペラ『蝶々夫人』の全幕バレエ化だ。都内で行われた制作発表に足を運んだ。【チケット情報はこちら】物語は明治時代、開国間もない頃の日本で展開する。長崎の武家に生まれたバタフライ〔蝶々〕(矢内千夏、中村祥子、成田紗弥のトリプルキャスト)は、家が没落したことで、今では遊女見習いとして遊郭にいた。その頃、海軍士官としてアメリカから赴任してきたピンカートン(宮尾俊太郎、山本雅也、堀内將平のトリプルキャスト)は、たまたま訪れた遊郭でバタフライと出会う。可憐な一輪の花を思わせるバタフライに惹かれ、ピンカートンは港を見下ろす邸宅に彼女を住まわせることにする。ピンカートンに一生を捧げるものと信じて、嫁入り道具や父の形見の短刀を携えやってきたバタフライだったが……。会見では熊川と矢内、中村、成田、そしてピンカートン役のほか本作では振付補佐も務める宮尾が登壇。 和と洋が融合する新たなバレエの舞台を、今まさに制作中という熊川は、「自分自身に“必ず成功する!”と言い聞かせているところ」と笑わせながらも、「非常に悩みましたね」とクリエイティブの苦労を明かす。「我々ダンサーは“アウト”(身体や脚を常に開くバレエの基本)にするという西洋の伝統を受け継いできたわけで、対照的な日本の“イン”の動きを同時にするのは、やはり難しい。なので、日本的な要素はスピリットなものに込めようと思っています」と熊川は語る。その“イン”の象徴ともいえるバタフライ役の矢内は、昨年プリンシパルに昇格したばかり。「日本人だからこそ感じ取れる心情はあると思うので、そこを大切に演じたいです」と真剣な面持ちだ。一方、同じバタフライ役でも、ベルリン国立バレエ団やハンガリー国立バレエ団でプリンシパルの経験を持ち、スケールの大きさが魅力の中村。「自分と一致する部分があまりないので大変ですね」と笑いつつ、熊川の振付には「いつも感銘を受けています」と新たな挑戦を楽しんでいる様子だ。また注目のホープ、成田は「国籍や身分の違いも超える愛を、ステップや音楽に乗せて演じられたら」と初々しく語った。「バタフライが物語でどう見えるかを考え、客席からブーイングが起きるほどのピンカートンにできれば」と話す宮尾ともども、意気込みは充分。Kバレエならではの『マダム・バタフライ』の誕生を、今から楽しみに待ちたい。9月27日(金)から29日(日)までオーチャードホール、10月10日(木)から14日(月・祝)まで東京文化会館大ホールにて上演。取材・文/佐藤さくら
2019年08月01日アイドルグループ・V6の年上ユニット20th Century(トニセン)の坂本昌行、長野博、井ノ原快彦が27日、主演舞台TWENTIETH TRIANGLE TOUR vol.2『カノトイハナサガモノラ』公開ゲネプロに登場し、取材に応じた。同作は「ソウル・ターミナル」と呼ばれるライブハウスのような空間を舞台に、サカモト、ナガノ、イノハラの3人が歌を歌いながら様々な想いを呼び起こしていく。御徒町凧が作・演出を務め、トニセンの楽曲や新曲を織り交ぜた新たな舞台表現に挑んだ。舞台に坂本の恋の話も出てくるため、実際のところを聞かれると、坂本は「唐突だなあ」と苦笑し、井ノ原が続けて「唐突ってどういう字だっけ?」と、作中のセリフを再現。井ノ原は「セリフでごまかしてるんじゃないよ」とつっこみつつ、「それを今、ここで言うはずがないじゃないですか」とフォローする。さらに井ノ原は「坂本くん、ワンちゃんを飼っているんですけど、本当にみんなの集まりだったり、どんなに偉い人との食事でも、『ちょっと1回帰って、餌あげてくるんで』と、餌あげてから来る! むちゃくちゃいい飼い主ですよこれ! みなさんおすすめですよ!」とアピールし、長野は「飼われたい方(向け)?」と驚く。レポーターから「餌をあげに帰るということは彼女がいないのでは」とつっこまれると、井ノ原は「それ言っちゃうとミステリアスじゃなくなっちゃうから。やっぱうちのマサはミステリアスなとこ残しておきたいから」と牽制した。もはや恒例とも言えるレポーターとの攻防に、坂本は「この2人は落ち着いたからいいですよねえ! 四面楚歌だここは」と、すでに結婚している長野と井ノ原を羨む。井ノ原が「恋をするなら坂本昌行ですからね」と言うと、坂本は「みなさんにも心配してもらうのは嬉しいんですけどね」と苦笑。しかし井ノ原は「心配じゃない、心配じゃない。『ミステリアスなマサを見ていたい』って、みんなそう思ってる。心配なんて誰もしてない」となぜか力強く断言した。V6のメンバーでは6人中4人が既婚者となったため、坂本は「どんどん三宅健くんとの仲が深まってますね」と独身仲間との絆を深めている様子。「おとといも電話来ました」と明かしつつ、井ノ原が「どんな話するの?」と尋ねると、「教えない」とニヤリ。「電話来ました。びっくりしました。寂しいんじゃないですか、あいつも」と答え、井ノ原は「言い方もかっこいいよね!」と褒めていた。メンバーの観劇事情について、井ノ原は「健はドラマやってるからわかんないけど、だいたい来てくれますね。(森田)剛が来てくれるってなると、相当ラッキーだよね。『今回森田さん来てくれたんだよ!』って気持ちになる」と説明し、長野も「わかる」と同意。「岡田(准一)もだいたい来てくれるから。前回も来てくれたし」と期待した。
2019年07月27日7月26日(金)放送のフジテレビ系「ダウンタウンなう」は、人気企画「本音でハシゴ酒」に、「20th Century」の坂本昌行、長野博、井ノ原快彦、俳優の小林稔侍をゲストに迎えてオンエア。さらに森山直太朗や高橋ひとみ、麻生祐未らもVTRで登場し番組を盛り上げる。「V6」の年長メンバー3人で構成された「20th Century」。ユニットとして「オレじゃなきゃ、キミじゃなきゃ」などの楽曲を発表しているほか、メンバーの坂本さんは『ターザン』で吹き替え出演と日本語版主題歌も担当したほか、近年はミュージカルでその歌唱力を発揮。長野さんは「ウルトラマンティガ」で主演を務めたほか、こちらも『サンダーバード』の吹き替えや数々の舞台で俳優活動を展開。井ノ原さんは映画『ピカ☆ンチ』シリーズをはじめ10年以上にわたり続く「警視庁捜査一課9係」シリーズや「特捜9」などのドラマはもちろん、「出没!アド街ック天国」の2代目MCとしても活躍中だ。今回「トニセン」の3人が、“V6デビュー秘話”や森田剛、三宅健、岡田准一の3人で構成される「カミセン(Coming Century)」との格差などを告白。井ノ原さんが明かす「V6」のCDジャケットにまつわる話からジャニーさんの“坂本くんだけ特別扱い”実話まで、いまだからこそ明かす数々のエピソードは必見。また『仁義なき戦い 頂上作戦』などの東映やくざ映画から「Gメン’75」「味いちもんめ」などを経て、数多くのサスペンスドラマや刑事モノに出演してきた小林さんは、高橋ひとみ、麻生祐未ら共演女優から“艶っぽい”行動をVTRで明かされ、MCの坂上忍も実際に目撃したという“ある行動”を証言。すっとぼけた様子でタジタジになっていく姿をお見逃しなく。「ダウンタウンなう」は7月26日(金)21時55分~フジテレビ系でオンエア。(笠緒)
2019年07月26日アイドルグループ・V6の坂本昌行が22日、東京・渋谷のBunkamura オーチャードホールでコンサート「ONE MAN STANDING 2019 The Greatest Symphony」の公開リハーサルを行った。この日から26日まで同所で開催される坂本昌行のコンサートは、2016年に行われた坂本自身初となるミュージカルコンサート「ONE MAN STANDING」の第2弾。今回は、舞台で様々な愛の形を演じてきた坂本が、「All of Love」をテーマに女心を歌で表現し、張り裂けそうな愛や一途な想いなど、繊細な女心のつまった楽曲にチャレンジする。本番前に行った公開リハーサル後に、報道陣向の取材に応じた坂本は「再びこうやって同じ場所に立つことができました。オーケストラの方もさらにパワーアップしてこんなに幸せなことはありません」と3年ぶりの開催に満足げ。コンサートでは女心を歌った曲を披露することになり、「歌詞を読んでいるうちに『女性ってこんなこと考えているんだ!』と僕の中で解釈し、女心が少しだけわかった気がします」と話しつつ、「前回同様に素晴らしいオーケストラや素晴らしい仲間とともにオーチャードホールで女心を歌いますので、その時間に浸っていただけたらと思います」とアピールした。坂本が所属するV6は、来年でデビュー25周年を迎える。「正直僕らは活動の機会がなくてソロ活動が多いので」としつつ、「スタッフの皆さんが支えてくれましたし、ファンの皆様が応援してくれた結果の25周年。心からありがとうという思いをファンの方にお伝えしたいですね」と感謝の言葉。また、同コンサートで披露する楽曲は"女心"をテーマにしたものが多いことから、「愛の理解力は?」と質問されると「そればっかしは自問自答ですね。歌いながら、どうなんだ?と(笑)。答えが出てこないですね。僕のここ(隣り)は空いているんですけど」と話していた。
2019年05月23日熊川哲也のKバレエがおくる『シンデレラ』は2012年に初演された。誰もが知るシンデレラの物語を、美しさと上質なユーモア溢れる演出で見せる今舞台が5月24日(金)から上演される。その公開リハーサルでは、今シーズンにプリンシパル・ソリストとして入団し、初主演に抜擢されたふたりの稽古シーンがお披露目された。【チケット情報はこちら】シンデレラを演じる成田紗弥は、韓国のユニバーサル・バレエ団から移籍。芯の通った身体と儚げな表情の、健気なシンデレラだ。1幕より『シンデレラと継母たち』の場面では義姉妹(杉山桃子、高橋怜衣)と義母(ルーク・ヘイドン)にこき使われ、働かされる。布、ほうき、鞄、ドレスなど小道具の多いシーンで、段取りが難しい。指導の浅川紫織が「火を焚く時はオーバーに全身を使って小道具を見せて」と示すと、とたんに客席からも見やすくなる。自然な動きを心がけ、物語を繋いでいく浅川の指導を受け、成田は「振付を覚えるのと、表現力をつけるのが大変」とくらいついていく。働かされ耐え忍ぶシンデレラだが、ひとりになると亡き母親の形見を取り出し、幸せだった思い出に浸る。その時間だけは、愛された少女のように軽やかだ。成田の持つ儚さとあいまって、幸せと寂しさを同時に表現する。2幕より披露されたのは『シンデレラと王子のパ・ド・ドゥ』。矢内千夏の明るいシンデレラに対し、高橋裕哉の王子は少し控えめで初々しい。指導する遅沢佑介が高橋に「相手の体重が右肩に乗るまで待って」「ここはシンデレラの動きに自分の動きを重ねて」と、身体の状態を具体的に示していく。ハンガリー国立バレエ団から移籍したばかりの高橋は「的確にステップを押さえていかないと綺麗に見えない」と、演技よりもまずひとつひとつの振りを身体に落とし込んでいく。高橋の身体が安定感を増せば、矢内が輝いて見える。そのシンデレラを見つめて嬉しそうに笑う王子。ふたりの表現がなめらかに重なり合い、恋人たちのうっとりとした場面ができあがっていく。本番にはほかプリンシパルの宮尾俊太郎、中村祥子らが出演。4人のシンデレラと4人の王子によるKバレエ『シンデレラ』は、5月26日(日)まで東京・東京文化会館、5月31日(金)から6月2日(日)まで東京・Bunkamura オーチャードホール、6月4日(火)に静岡・アクトシティ浜松、6月6日(木)に大阪・フェスティバルホールにて上演。熊川独自のアイデアが光る夢のような『シンデレラ』の世界へ誘う。取材・文:河野桃子
2019年05月20日「嵐」チームとゲストチームが体感型ゲームで対戦するフジテレビ系「VS嵐」。その5月16日(木)今夜のオンエアに「V6」坂本昌行がゲスト出演する。坂本さんはプラスワンゲストとして「嵐」と共に、「アンジャッシュ」児嶋一哉ら「チーム人力舎」と対決する。今回「嵐」チームと対戦するのは、児嶋さんをはじめ「オアシズ」大久保佳代子、「アンタッチャブル」山崎弘也、「東京03」豊本明長、飯塚悟志、ゆってぃ、いかちゃん、川井ら人力舎のメンバーで構成された「チーム人力舎」。こだわりまくりの「ONE PIECE」コスプレに身を包んでの登場も見どころだ。そんな個性派揃いの「チーム人力舎」に対抗すべく「嵐」がプラスワンゲストとして迎えた坂本さんは、1988年ジャニーズ入りすると、「TOKIO」城島茂、国分太一らとともに平家派として当時人気絶頂だった「光GENJI」のバックダンサーなどを担当、その後1995年に「V6」としてCDデビュー。並行して「PLAYZONE」や名作映画をミュージカル化した「シェルブールの雨傘」など舞台でも活動。近年は「フランケンシュタイン」や「ON THE TOWN」などのミュージカルでその歌唱力が高く評価されている。今回坂本さんは「ピンボールランナー」でランナーに挑戦。また特別対決「擬音de嵐」では出されるイラストや写真を見て思い浮かべる擬音を、チーム内でどれだけ同じものにそろえられるかを競うほか、「ボンバーストライカー」などで熱戦を繰り広げる。面白さと迫力が融合したバトルをお見逃しなく。今夜プラスワンゲストで出演した坂本さんは5月22日(水)~26日(日)の5日間にわたりBunkamuraオーチャードホールにてミュージカルコンサート「ONE MAN STANDING 2019 The Greatest Symphony」を開催する。これは2016年に開催され好評を博した「ONE MAN STANDING」の第2弾となるもの。今回は日本の女性シンガーのヒット曲を中心に様々な楽曲を服部克久をはじめ、ボブ佐久間に羽毛田丈史といった日本を代表する音楽界の巨匠たちが大胆アレンジ。オーケストラをバックにコーラスとダンスのスペシャリスト達で結成された“MASA Friends”カンパニーとともに、「All of Love」をテーマとして坂本さんが繊細な女心のつまった楽曲を歌い上げる。「VS嵐」は5月16日(木)今夜19時~フジテレビ系でオンエア。(笠緒)
2019年05月16日東京都内にある病院の前で、酸素ボンベの入ったバッグを右手に持ち、車から降りてきたのは俳優・渡哲也(77)だった。本誌が渡を目撃したのは4月上旬。実はその直前に驚きの証言をキャッチしていた。「渡哲也さんが、ついに俳優引退と、石原プロモーションの幕引きを決断したのです」そう語ったのは石原プロの関係者だった。石原プロは、故・石原裕次郎さんにより’63年1月に設立された。「’71年には渡哲也が副社長に就任。舘ひろし(69)や神田正輝(68)など人気俳優を擁し、その結束の固さから所属俳優たちは“石原軍団”と呼ばれたのです。’87年に社長の裕次郎さんが逝去した後は、渡が24年間にもわたり二代目社長を務めました」(芸能関係者)社長辞任後も、専属俳優や“相談取締役”として石原プロを支え続けてきた渡。なぜいま“石原軍団解散”を決断したのだろうか?前出の石原プロ関係者は次のように語る。「以前から“高齢化”は問題視されていました。現在、代表取締役会長を務めている石原まき子さん(※石原裕次郎夫人)が85歳、そして渡さんが77歳。渡さんが辞任してから8年になりますが、社長職は空席のまま。それは、まき子さんの『後継者が決まるまでは、社長の席は空けたままにしましょう』というご意向があったからです。しかし結局、裕次郎さん、渡さんの跡を継いで“三代目社長”に名乗りを挙げる人材は現れなかったのです」渡の体調の問題もあるという。渡は’91年に直腸がん、’15年に急性心筋梗塞と2度の大手術を受け、さらに肺気腫やぜんそくといった持病もある。「実はこの4月に幕引きを発表する予定だったのですが、移籍先がまだ決まっていない若手の所属タレントたちもおり、資産の整理もまだめどが立っておらず、公式発表はとりあえず延期することになりました」(前出・石原プロ関係者)設立から57年目、そして裕次郎さんから受け継いで32年で迎えた終幕について渡自身はどのような感慨を抱いているのだろうか。自宅付近で本人に取材を試みた。「渡さん、石原プロを閉めることを決断されたそうですが、いまのお気持ちをお聞かせください」と記者が問いかけると渡は目をつぶり、なんと語るべきか真剣な表情で黙考しているようだった。だが付き添っていた運転手に「事務所に連絡するように伝えなさい」と静かに言い残すと、自宅のなかに入っていった。石原プロで専務取締役を務める浅野謙治郎氏は本誌に次のように語る。「『石原裕次郎さんの名前を冠した“石原プロモーション”を傷つけてはいけない』、それは渡のみならず私たち社員が常に肝に銘じていること。また(渡のように)会社の舵取りをする立場なら、会社を存続させないという選択肢も頭の中にはあるでしょう。しかし現時点では、(幕引きは)決定事項ではありません。石原プロは映画・ドラマ・音楽について多くの版権を持ち管理していますから、会社自体を解散するということはできないのです」浅野氏の語った“石原裕次郎の名を傷つけない”ということを、誰よりも強く意識し、それを美学としているのが渡なのだという。石原プロの元幹部社員は言う。「石原プロを“自分の目が黒いうちにきれいに終わらせる”というのは、渡さんにとって長年の悲願でもありました。つまりほかの“スタープロダクション”のようにはしたくない、ということです」映画会社から独立したスターたちが、自分の名前をつけた個人プロダクションを相次いで設立した時代があった。石原プロのほかには勝新太郎の勝プロ、三船敏郎の三船プロ、中村錦之助の中村プロなど。だが石原プロ以外は、いずれも経営不振で倒産したり、分裂騒動を起こしたりしている。「渡さんとしては倒産とか分裂とかで、石原裕次郎の名前を汚したくない。それが彼の美学なんです。社長ではありませんが、渡さんが決定したとなればほかの社員たちも従います。幕引きを急いでいるのは、渡さんが自分の体調に自信を持てなくなっているからなのでしょうね」(前出・元幹部社員)渡は“20年までには石原プロの資産を、まき子さんにお戻しする”と、知人に語っているという。「おそらく今後、石原プロは芸能プロダクションとしての活動を休止し、裕次郎さんを中心にした映像や音源の権利を管理する会社へ移行していくのではないでしょうか」(芸能プロダクション関係者)渡哲也は肺気腫と闘いながら、自身の美学を貫く道を歩み続けている。
2019年04月16日