アイドルグループ・欅坂46のキャプテン菅井友香が、20日に放送されたラジオ番組『レコメン!』(文化放送/毎週月曜~木曜22:00~25:00)の中で、長風呂に関する驚きのエピソードを明かした。番組の中では「読売中高生新聞presents 実録・レコメン!リスナー事件簿」と題された企画が展開され、菅井はリスナーから届いた「僕は小学2年生の頃から空手を習っているんですが、毎年、夏の稽古が大変です。そのせいか、この前の稽古で”あること”をやらかしてしまいました。周りにも心配をかけてしまったので、気持ちを改めないといけないなと思いました」という内容を紹介した。それからそのリスナーが番組に電話で生出演すると、菅井、そして月曜から水曜のパーソナリティーを務めるオテンキのりとクロストークを繰り広げる展開へ。リスナーが「(空手の稽古中に)脱水症状になってしまって、気絶しました。稽古が終わった段階だったんですけど、急に視界がクラクラして、気づいたら反対側の壁に頭をぶつけてました」と“あること”を告白すると、菅井は「えー……。それは周りも心配しちゃうね。怪我をしなかったのは良かったけど…」と言葉をかけた。この話を受け、オテンキのりが「ゆかのすけ(※菅井の番組内でのニックネーム)さんはそういう経験ないの? あんだけ激しいコンサートをしているけれど」と菅井に質問すると、「コンサートではないんですけど、1度だけあって。倒れることは、丈夫なのでなかなかないんです。けど、“汗流して痩せたい”という思いから頑張りすぎて長風呂をしていた時に、気づいたら倒れててってことは1度だけありましたね」と驚きのエピソードを明かす。これにオテンキのりが「危ないねぇ」とコメントすると、菅井は「打ち所が悪かったら目を角にぶつけちゃうところだったので、本当に気をつけなきゃなって思いました」と反省していた。
2019年10月22日アイドルグループ・欅坂46の尾関梨香、菅井友香、田村保乃が23日、都内で行われたニッポン放送『欅坂46 こちら有楽町星空放送局』(毎週日曜 23:30~)の公開収録イベントに登場した。4回目を迎える同番組の公開収録。今年4月から3代目メインパーソナリティを務めている尾関は、収録前に「半年間で学んだことを活かせたらなと思います」と意気込みを語った。一方、菅井と田村にとっては、同番組の公開収録は今回が初となる。菅井は「すごく距離が近くてお顔がよく見えてびっくりしているんですけど、今日をきっかけにグッと距離が縮まったらうれしいです」とやや緊張の面持ち。ファンとの距離感については田村も「近いとは聞いていたんですけど、こんなに近いとは…(笑)」と驚いていた。文化放送『レコメン!』の月曜レギュラーパーソナリティを務めている菅井は、「ちょっとそちらのほうの駅(浜松町駅)に向かいそうになりました」と冗談を交えつつ、「(ニッポン放送がある有楽町は)オシャレな街で気分も上がっているので、張り切って頑張りたいなと思います」と笑顔を見せた。公開収録後に感想を求められた菅井は「おぜ(尾関)すごい!」「1人でどんどん話せるのがさすがです。やっぱり努力って身になるんだなと思いました」と絶賛すると、尾関は「ありがとうございます。浜松町先輩」と切り返し、会場の笑いを誘っていた。
2019年09月24日アイドルグループ・欅坂46キャプテンの菅井友香が、9日に放送されたラジオ番組『レコメン!』(文化放送/毎週月曜~木曜22:00~25:00)で、同グループに初めて選抜制が導入されたことについて言及した。8日深夜に放送された冠番組『欅って、書けない?」(テレビ東京)の中で、9thシングルリリースに際し、グループ結成以来初となる「選抜制」の導入が明らかになった欅坂46。番組では、選抜発表の模様も公開され、1期生メンバー7人が落選するなど波乱もあった。この選抜制導入について菅井は、「全部は(気持ちの)整理ができていないです」と率直な想いを一言。「今まで3年間みんなで取り組ませていただけていたことが本当に恵まれていた」とした上で、「こうなったことは正直寂しいですよね」とつぶやいた。その一方で「さらなる高みを目指すためには必要なのかな」と一定の理解を示す場面も。「選抜に入る、入らないっていうのはあるかも知れないけど、みんな仲間であることに変わりはないので、みんなでシングルをつくりたいって思います」とグループの絆を強調した。さらに「全員が好きで応援してくださった方もいると思うので、残念と感じさせてしまったら本当に申し訳ないです」とファンに謝罪した菅井。「今回はこうでしたけど、私たち次第で何か変わるかもしれないですし、いつかまたみんなでできたらいいなと思います」と前を向いた。
2019年09月10日欅坂46の守屋茜、土生瑞穂、渡邉理佐、菅井友香、小林由依が2日、都内で行われた「イオンカード 欅坂46 新キャンペーン発表イベント」に出席した。イオンクレジットサービスおよびイオン銀行は、今春の新生活キャンペーンに引き続き、欅坂46をキャンペーンキャラクターとしたプロモーションを展開。その一環として3月期に放送されたCMの続編となる「あたらしさ・希望」編が7月6日から全国放映スタートする。かつて夢みた自分の姿と、いまだ"何者でもない自分"とののギャップに悩みながらも、夢へまた一歩近づく姿を描く。前回のCMに続いての出演となった菅井は「今回のCMでは、希望の会社に入社しても希望の部署に配属されないで悩む女の子を演じさせてもらいました」と説明し、「同じような心境の若い世代の子もいると思いますが、きっと何かで前向きになれると思います。イオンカードはとってもお得なので、お買い物してご褒美とかを買いながら前向きにお仕事ができればと思うので、楽しんでください」とアピールした。今回のCMから初登場となる守屋は「社会人で海外事業部にいるという設定です。プレゼンする役で長いセリフを覚えましたが、それだけでも緊張したのに実際にプレゼンするのって本当に大変なんだなって思いました」と役とはいえ社会人の大変さを実感したようだ。欅坂46は2015年のデビューから今年で4年目を迎える。デビュー当初からの心境の変化を問われた菅井は「最初は目の前のことで精いっぱいで新しい環境に慣れるのが大変でした」と当時の心境を振り返り、「今回のCMのようにもがいたり悩んだりしていましたが、最近は新しい2期生も入ってくれて、新しい欅坂46が生まれているかなと思います。とても前向きに楽しんで活動できるようになりました」と笑顔。デビュー当時は16歳だった小林は「もうすぐ20歳になりますが、周りの方から『大人になったね』と言われることが多く、時代の流れを感じます(笑)」と話していた。
2019年07月02日アイドルグループ・欅坂46の菅井友香が、11日放送のラジオ番組『レコメン!』(文化放送/毎週月曜~木曜22:00~25:00)で、同グループの人気メンバーで卒業を発表した長濱ねるについて言及した。長濱の卒業を最初に知ったとき、菅井は「びっくりして、全力で止めたいと思いました」と言い、「グループにすごく大きく貢献してくれた存在」と評した。さらに「本当に寂しい」としつつも、「いろいろ話を聞いて、ねるの中で固まっているんだなというのが伝わってきたので、本人の人生だから後悔のないよう、応援してあげたいです」と語った。また、メンバーとして「後で振り返った時に、『欅坂にいて良かった』と心から思ってもらえるような活動を、一緒にやっていきたいです」と宣言。さらに、菅井は「(長濱と)一緒にご飯に行く約束をもうしています」と明かし、「2人共お酒好きで、特にねるはすごく日本酒が好きなので、『一緒に飲みに行こう』って話しています」と、仲の良さを垣間見せていた。
2019年03月12日欅坂46キャプテンの菅井友香が、11日放送のラジオ番組『レコメン!』(文化放送/毎週月曜~木曜22:00~25:00)で、アイドルグループ・けやき坂46が「日向坂(ひなたざか)46」へ改名したことに言及した。欅坂46の妹分的グループであるけやき坂46。番組中に「どうしても話したかったこと」として菅井は、同グループの単独シングルデビューが決定したことに触れたうえで「本当におめでとうございます!」と祝福した。さらに「いつデビューしてもおかしくないくらいグループとして力を付けていて、私たちもすごく助けてもらっていたので」と振り返りつつ、「ついに決まったんだなってうれしい気持ちです」としみじみ。一方で「でも、ちょっとだけ寂しい気持ちもあります、正直」と心境を吐露した。欅坂46とけやき坂46のチームカラーは、共に緑だったが、日向坂46は空色となる。このことについても、菅井は「すごく合ってる」と評したうえで、「でも、ロゴにもう緑がなくて」と、妹分の巣立ちに対して感傷に浸る場面も。しかし、「同じ坂道グループを一緒に盛り上げていけるように、私たちも頑張りたい」と前を向き、「これから表題曲が出来たら、歌番組にも出ると思うので、それで共演出来たらうれしいです」と期待感を抱いていた。
2019年02月12日作家・柴崎友香さんがチョコレートにまつわるエッセイを書き下ろしました。以下、『チョコレートのある世界』の全文です。なぜ、チョコレートだけが特別なのだろう。甘くておいしいものはたくさんあって、そのたくさんの中で、チョコレートはいつも特別だ。わたしには、チョコレートをとっておく癖がある。箱の中に、一つだけ。最後の一つを、食べてしまうのには、勇気がいる。深みのある褐色の、あの小さな一粒がいつまでもそこにあったらこのしあわせが続くのに、と思ってしまう。ところでわたしは、甘いものはそんなに得意ではない。「そんなに」というところが重要で、きらいではない。「好き」と言ってしまうと、とっても甘いのをたくさん食べられることになるが、そうではなくて、ちょっと甘いくらいのを、少し食べる。それが幸福を感じる時間だ。それもできれば、苦みや渋みのあるものといっしょに。お茶とかお酒とか。チョコレートは、甘いけど、苦い。その甘さと苦さの合わさったところ、同時に味わえるところに、限りない豊かさがある。チョコレートは融けるから、メインの季節は冬だということになっていて、空気がだんだん冷えて夜が長くなってくると、いつもと違うよそゆきのチョコレートにたくさん会える。気取って装飾品みたいに並んでいたり、ちょっとユーモアのある動物や身近なものをかたどっていたり、それが工夫を凝らした夢みたいな箱に入って届けられる。いろんな種類が詰められた箱をいただいたりすると、わたしはまず解説の小さな紙を熟読する。最初はまずシンプルなの、次は少し変わったフレーバーの、それから、と食べる順番に迷いに迷う時間さえ楽しい。好きなお茶を濃いめに淹れて、一粒一粒、それぞれの苦さと甘さに、驚いたりうっとりしたり。自分で辞書を作るなら「贅沢」の項目にこの時間のことを書こう、と思うくらいだ。宝石なみにきらきらしたチョコレートの一方で、毎日の時間に染み込んだ、地元の友だちみたいに気楽に付き合えるのもやっぱりチョコレートだったりする。スーパーやコンビニで売っている、定番の板チョコ、駄菓子的なチョコバー、毎シーズン出現する新商品。銀紙をわざと無造作に剥いて、ぱきっときれいに割れるとうれしい。いちご味にも弱くて、パステルピンクと焦茶色の組み合わせは何回食べても子供のころのもっとも無邪気な楽しい時間をすぐによみがえらせてくれる。パフェやパンケーキにかけるチョコレートソースになると、悪友的な存在感さえある。子供みたいに手や顔をべたべたにして食べたい誘惑にかられたりもする。ずっしり重みがあるチョコレートケーキも忘れてはならない。さんざんおいしいごはんを食べて満腹なのに食後のデザートを選ぶとき、よりによってあのほとんど黒に近い密度の高い一切れを選んでしまうのはなぜなのか。しかし運ばれて来たそれは、選択が正しかったことを毎回必ず実感させてくれるのだ。家にいるときは甘いものはたまにしか食べないのだけど、仕事をしているあいだは違う。特に小説が佳境にさしかかって、ここでがんばろう、というときに、いちばん「効く」のはチョコレートだ。ひとかけら口に入れると、充電という言葉がふさわしいくらい、そのほろ苦い甘い塊が融けて体内に入っていくのが感じられる。普段ならほんの二、三かけでじゅうぶんなのに、仕事をしているときはついつい、食べてしまう。脳がエネルギーを欲してるのだなあ、と思う。その疲労感も、チョコレートのためにある気もする。チョコレートだけが。ゆったりした憧れも、懐かしさも、ちょっとうしろめたい快楽も、繰り返しの毎日の中の小さな楽しみも、みんな味わわせてくれる。チョコレートだけがいつも特別だから、わたしは箱の中に一粒、そのしあわせを取っておきたくなる。しばさき・ともか作家。1973年、大阪府生まれ。2000年『きょうのできごと』でデビュー。近著に『つかのまのこと』(KADOKAWA)、『公園へ行かないか?火曜日に』(新潮社)など。’18年は、著書『寝ても覚めても』の映画化も話題となった。※『anan』2019年1月23日号より。写真・枦木 功(nomadica)スタイリスト・岡尾美代子撮影協力・AWABEES(by anan編集部)
2019年01月16日2月1日(金)に東京・サントリーホールで、“競演”するピアニスト・外山啓介とチェリスト・辻本玲。大学の同級生であり、今やクラシック音楽界に欠かせない存在となったふたりが同じステージに立つのは、2012年ザ・シンフォニーホール(大阪)公演以来となる。演奏曲は、ショパンのピアノ協奏曲第1番とエルガーのチェロ協奏曲。公演を前にして、演奏するふたりにコンサートへの想いを聞いた。【チケット情報はこちら】ロマン派を代表する協奏曲のひとつである《ショパン ピアノ協奏曲第1番》。「ショパンの若い時の作品だけど、技術的な部分や旋律の美しさなど、その後のショパンの作品の基となるものがすべて詰まっている曲」と外山は語る。しかし、ロマンティックなイメージだけでは、この曲を弾くことはできないという。「もちろんロマン派の時代なので、例えば21連符や27連符とか出てきて、割り切れない部分が多くて合わせるのは難しい。しかし忘れてはいけないのは、ショパンは古典というものをとても強く意識している作曲家だということ。きらびやかなイメージだけで〈自分で歌おう〉とするのではなく、そこにある音を素直に表現しなさい、と教えられたことがある。だから、生み出そうとするというより、〈曲の中に入り込んでいく〉という感覚を持って演奏したいと思う」意外にもこの曲を弾くのは久々で、自分でも演奏が楽しみとのことだ。昨年日本ショパン協会賞を受賞し、充実の時を迎えている外山が改めて弾く、至高のコンチェルトに期待したい。一方、《エルガー チェロ協奏曲》について、辻本は次のように語った。「ジャクリーヌ・デュ・プレの名演が有名なため、なんとなく女性が演奏するイメージが強いけれど、それだけではない。第3楽章などはとても男性的。エルガーは非常に愛妻家で、この曲を作ってから間もなく奥さんが亡くなってしまうけれど、すでにそれを予期していたかのような、過去と未来を見つめながら人生を辿っているようなイメージがある。情熱的な部分と抒情的な部分を併せ持つ素晴らしい曲なので、ぜひ聴きにきてほしい」辻本がこの曲でプロのオーケストラと共演するのは初。力強く、表情豊かに歌う辻本のチェロが、いかにこの劇的な名曲を描くのか。チェロ・ファン必聴の演奏になるに違いない。公演は2月1日(金)東京・サントリーホールにて。チケットは発売中。
2019年01月16日欅坂46キャプテンの菅井友香が、11月26日放送のラジオ番組『レコメン!』(文化放送/毎週月曜~木曜22:00~25:00)で、先日、『週刊少年ジャンプ』での休載が発表された漫画『HUNTER×HUNTER』の作者で欅坂46のファンとして知られる漫画家・冨樫義博氏へエールを送った。番組では、「先日『HUNTER×HUNTER』の休載が発表されました。一部のファンから『連載再開の鍵は欅坂46』とも言われています。ここはメンバーでもあり、『HUNTER×HUNTER』のファンでもある菅井さんの力が必要です」というメールが紹介された。ちなみに、菅井は『HUNTER×HUNTER』読者であることを公言している。このメールを受けて菅井は「たくさんのファンの方が待っていますもんね。冨樫先生、本当に頑張って欲しい……」と呟いた。また、「菅井さんの力が必要です」という要望については、「いや、私の力でそんな、パワー出るかわかりませんし、おこがましいですけど……」と謙遜しつつも、「富樫先生、漫画、描いてください! 頑張ってください!」と激励のメッセージを送った。
2018年12月03日欅坂46キャプテンの菅井友香が、10月29日放送のラジオ番組『レコメン!』(文化放送/毎週月曜~木曜22:00~25:00)で、乃木坂46、欅坂46、けやき坂46、それぞれにおけるグループカラーの違いを語った。坂道3グループのメンバーが共演する舞台『ザンビ』(11月16日から25日までTOKYO DOME CITY HALLで上演)。同舞台に出演予定の菅井は、普段あまり接点がない別グループのメンバーと稽古に臨んでいることについて「美少女たちに囲まれてすごく幸せ」と言いつつ「それぞれグループカラーが違うなって思うんですよ」と語った。菅井によると、欅坂46は「ちょっとたくましいところがある」、けやき坂46は「かわいくて元気」だという。乃木坂46については「乃木坂さんはすごい儚いんですよ」と形容し、「男だったらほんとに嫁にしたいというか、女でもすごい好きになっちゃうみたいな」とその魅力を伝えた。続けて「品があってすごく真面目で一生懸命で……でも、見てて綺麗過ぎて消えてなくなっちゃいそうな儚さがあるんです」と力説。最後には「こうやって一緒にいる中で、良い部分を吸収していきたいなと思います」と、改めて乃木坂46メンバー含む他グループとの共演を喜んだ。
2018年11月07日アイドルグループ・欅坂46の菅井友香、長濱ねる、渡辺梨加、渡邉理佐が11月1日、都内で行われた「永谷園×欅坂46 お茶づけで会いましょう!キャンペーン」発表会に出席した。永谷園は、欅坂46を起用したコラボキャンペーンを実施。期間中はメンバー18人と全員集合の1枚の計19種類とシークレットカードが封入された特別パッケージの「お茶づけ海苔」と「さけ茶づけ」が10月から販売されている。また、11月2日からは欅坂46の菅井友香、長濱ねる、渡辺梨加、渡邉理佐が出演した同キャンペーンのCM「お茶づけで会いましょう!」編が全国で放映スタート。2018年夏の全国アリーナツアーのライブ映像を交え、楽屋でお茶づけを食べながらくつろぐ姿を切り取った内容となっている。新CMについて菅井が「9月まで開催していたライブの映像をつかっていただいてうれしいです。ライブフォトがカードで採用されたのも初めてなので、発売を楽しみにしていました」と満足げ。すでに同商品を購入して5枚のカードを手に入れたそうで、「自分のシークレットカードとねるのカードを当てました。全部集められたらいいなと思っています」とコンプリートに意欲。「ねるの写真はすごいクールなんですよ。ねるは笑顔のイメージがあるからパフォーマンス中の眼力がかっこいいし、このカードを大切にしたいと思います」と長濱のカードを絶賛すると、長濱は「うれしいですね(笑)」と照れ笑いを浮かべた。23歳となる11月29日の誕生日まで1カ月を切った菅井は、誕生日の予定について「お仕事が入るかもしれないので予定はありませんが、もし時間があったら家族と一緒にご飯に行けたらいいなと思っています。いつも誰かしらの誕生日は家族4人で外食するので、外食できたらうれしいですね」と回答。また、残り2カ月となった2018年でやりたいことを菅井が「今年はまだ大好きな馬に会えてないので、馬に会って紅葉とかがある外で乗れたら気持ちいいんだろうな~と思います。お馬さんに乗りたいですね」と目を輝かせ、渡辺梨加は「私はさつまいもが大好きなので芋掘りをしたいです。小学生以来してないのでしたいんですよ。地元(茨城県)がさつまいもで有名なので、出来たら芋掘りをして焼き芋を食べたいな」と食欲の秋らしいコメントで会場の笑いを誘っていた。
2018年11月02日2016年、各国の作家が集まるアイオワ大学のプログラムで、3か月ほど米国に滞在した柴崎友香さん。その体験を短編集にしたのが『公園へ行かないか?火曜日に』。「もちろん初めての体験です。よく状況をつかめないままいろんな出来事が起きるのが面白くて。それを読む人にも体感してもらうために、エッセイではなく小説で書きました」年齢もバックグラウンドも異なる作家たちと、公園まで散歩のつもりが予想外の遠出になったり、住居棟で非常ベルが鳴って避難したり…。「英語ができなくても大丈夫と言われていたんですが、初日に37人の参加者中、私が格段にできないと判明して、どうしようかと思いました(笑)。でも、せっかくの機会だしいろいろ聞きたい気持ちもあって、一緒に行動していました。少しずつ聞き取れるようになったかと思えば、翌日は全然分からなかったりと、波がありましたが、最後のほうの発表で“英語うまくなったね”と言われた時は嬉しかった」自身で撮ったカバーの写真はどれも素敵な環境だと分かるが、「部屋のカードキーが何度も使えなくなるし、自動販売機は壊れっぱなしで。そんな雑な感じが面白かったし、気楽でもありました」と、なんでも楽しめる柴崎さんのおおらかさもたっぷり味わえる。一方、後半ではニューヨークで大統領選挙という大きなイベントに遭遇するが、冷静に見ているのが印象的。「劇的な瞬間に居合わせたとは思いませんでした。私は選挙に参加したわけでもないし、本当に重要なのは、劇的な結果が起こる前の積み重ねだと思うから。むしろ、私はあの場所にいたけれど何も分かっていなかったなということを実感しますね。いい体験ができたとは思っています」ほかにはニューオーリンズの第2次世界大戦博物館で感じたことなどが、真摯に綴られ心に残る。「面白いことはまだまだあって、あと2~3冊は書けます(笑)。プログラムを経て、言葉にしても、生活や空間のスケール感にしても、自分の中の基準がちょっと変わった気がしますね。さんざん英語ができないことなどを晒していますが(笑)、自分も何か新しいことをやろうとか、めげずに頑張ろうと思ってもらえたら嬉しいです」『公園へ行かないか?火曜日に』33か国から作家たちが集まってきた、アイオワ大学のインターナショナル・ライティング・プログラムに参加した体験をつづる11編の小説集。新潮社1700円しばさき・ともか作家。1973年生まれ。著書に芥川賞受賞作『春の庭』(文春文庫)など。2010年に野間文芸新人賞を受賞した『寝ても覚めても』原作の映画が公開に。※『anan』2018年9月19日号より。写真・土佐麻理子(柴崎さん)大嶋千尋(本)インタビュー、文・瀧井朝世(by anan編集部)
2018年09月13日シャンデリア・アーティストのキム・ソンヘ(Kim Songhe)と、空間デザインなどを手がける「アトリエ マティック(ATELIER matic)」の外山翔が、展覧会「二人展 Moral tone」を開催。東京・青山のギャラリー ミュベール(GALLERY MUVEIL)にて、が9月8日から30日まで行われる。昨年11月に行われた「二人展 As it is」にて各方面から高い評価を得たことから、第2回の開催が決定した同展。キム・ソンヘは国内外の企業やブランドへ作品提供する、空間ディスプレイやプロダクトデザインなどを手掛けるシャンデリア・アーティスト。2016年に『TROPHY』を発刊、ラフォーレ原宿で展覧会「トロフィー」を開催し、高い評価を得た。外山翔は、ドライフラワー専門店「EW.Pharmacy」やPARCOのウィンドウディスプレイなどを手掛ける空間デザイナー。アクリルや樹脂を使用したアートピースや、光を使用した空間インスタレーションなど実験的な作品を作り続ける傍ら、展示会の会場構成や店舗什器デザインなど数多くのデザイン業務も平行して行っている。同展では、ミュベールの2018秋冬コレクションのテーマ「LADIES and GENTLEMAN」を元に、1940年代に活躍した女優リザベス・スコット(Lizabeth Scott)の銀幕世界に漂う“エレガンス”さを、進化する二人のアーティストがテーマを汲み取り、それぞれのアートピースとして作品を発表。二人の“moral tone(気品・風格)” 溢れる作品作りを間近で感じることができる。『私たちに映る世界』キム・ソンヘキム・ソンヘは、廃材などのパーツをミラーコティングし、雲のような柔らかい提灯で包んだ作品「私たちに映る世界」を披露。見たくないものも際限なく情報として入る現代で、「何かのせいにせず、自分から目を逸らさないで」という思いと同時に、「人々をふんわりと包み込み、人々が強く優しく生きられるように」という願いを作品に投影した。『未完・無垢』外山翔一方、外山翔は新たに挑戦するアクリル作品に加え、大理石を加工したアートピースを発表する。外山自ら石を選定し、誰もが見たことのあるような石から中々流通しないものまでを使用。その石の魅力を最大限に引き出すため時に表面を磨き上げ、時には無骨な部分を残し、石の持つ美しさや力強さを表現した。またアクリルオブジェ作品では、アンティークパーツを入れ込むことで時間や歴史を閉じ込め、“美しさと時を止めること”を表現。新たな命を吹き込むというモノづくりを披露した。昨年から更に進化した作品に加え、アクリルに閉じ込めた中の世界と、外の世界との繋がりをテーマにした作品を披露する。Tシャツ 7,800円 レディース・メンズそれぞれ FREEサイズのみ展開 カラー:White、Blackさらに、同展の開催に合わせ、ミュベール限定のアイテムが登場。ミュベールと同展のテーマであるリザベス・スコットを2人のアーティストがそれぞれに解釈し作品を展開することから、キム・ソンヘのテーマである「鏡」、外山の「アクリル」や「動物」、「小人」と「リンゴ」などから、大いなる別れのアニメーション映画『白雪姫』と結びつけ、インスパイアされたTシャツを展開する。その他、キュートなチャーム(3,800円)も限定アイテムとして発売される。会期中には、キム・ソンヘによるワークショップも開催。「もっと自分を褒めてあげて!」という気持ちを込めて、自分自身に送るトロフィーを制作。今回の展示のメインであるミラーをパーツとして使用し、アソートで自分好みのトロフィーを作ることができる。【イベント情報】二人展 EXHIBITION 「Moral tone」Kim Songhe & Sho Sotoyama (ATELIER matic)会期:9月8日〜9月30日会場:GALLERY MUVIL住所:東京都港区南青山5-12-24 シャトー東洋南青山B1F時間:11:30~20:00キム・ソンヘ ワークショップ「トロフィー」会期:9月16日時間:①13:00~ ②15:00~ ③17:00~ ※各回、定員8名 / 所要時間1時程度 料金:4,500円(材料費込み)
2018年08月27日ミュベール(MUVEIL)は、シャンデリアアーティストのキム・ソンヘとディスプレイデザインなどを手掛けるアトリエ マティック(ATELIER matic)の外山翔による「二人展」を、ギャラリー ミュベールにて開催。会期は2018年9月8日(土)から9月30日(日)まで。2018年秋冬コレクションに着想したアート展示2017年の作品展「As it is」が好評を博し、2018年も開催することとなった「二人展」。キム・ソンヘと外山翔の2人が、女優リザベル・スコットをモチーフとしたミュベール2018年秋冬コレクションを再解釈し完成させた、"気品・風格(moral tone)"溢れるアート作品を展示する。キム・ソンヘ「私たちに映る世界」2015年ラフォーレ原宿での展覧会「トロフィー」が人気を博したシャンデリアアーティストのキム・ソンヘは、廃材などのパーツをミラーコーティングした「私たちに映る世界」を制作。雲のように柔らかい提灯の光で包み込むことにより、現代社会を生きる人々が強く優しく生きられるようにというメッセージを込めている。外山翔「未完・無垢」ドライフラワー専門店「EW.Pharmacy」の空間デザインや、パルコのウィンドウディスプレイデザインなどを手掛けるアトリエ マティックの外山翔は、アクリルや大理石を用いたアートピース「未完・無垢」を展示。シャネルのアンティーク香水瓶を閉じ込めたアクリルオブジェ作品などを並べる。「二人展」限定Tシャツ「二人展」の開催を記念し、「白雪姫」をモチーフにした限定Tシャツを発売。キム・ソンヘのテーマである鏡、外山翔が作品に用いるアクリルや動物、小人、リンゴなどにインスピレーションを得て、アニメーション映画「白雪姫」をモチーフとすることが決まった。フロントには、「鏡よ鏡この世で一番美しいのは誰?」という、継母が魔法の鏡に向かって呟くセリフを英字でプリントしている。キム・ソンへのワークショップもなお、キム・ソンへによるワークショップ「トロフィー」も実施。今回の展示作品で使用したミラーを主なパーツとしたオブジェを作ることができる。【詳細】二人展EXHIBITION「Moral tone」KimSonghe & ShoSotoyama (ATELIER matic)日時:2018年9月8日(土)~9月30日(日) 11:30~20:00場所:ギャラリー ミュベール住所:港区南青山5-12-24シャトー東洋南青山B1F■限定アイテム・Tシャツ 7,800円+税サイズ:レディース&メンズのフリーサイズカラー:ホワイト、ブラック・チャーム 3,800円+税■キム・ソンヘ ワークショップ「トロフィー」日時:9月16日(日) 13:00~/15:00~/17:00~ 所要時間1時程度定員:各回8名参加費:4,500円+税(材料費込み)【問い合わせ先】ギャラリー ミュベールTEL:03-6427-2162
2018年08月26日今年も恒例の全国リサイタル・ツアーに挑戦中のピアニスト外山啓介。9月1日(土)には東京オペラシティでの東京公演を控える。昨年デビュー10周年を終え、次の10年へ向けての新たな1歩を踏み出した今年。〈月の光〉で有名なドビュッシーの《ベルガマスク組曲》とシューマンの《謝肉祭》を軸に、「音が紡ぎ出す情景」をテーマにしたプログラムを組んだ。「まず《謝肉祭》を弾きたい!一方で《ベルガマスク組曲》を全曲弾いてみたい!というところから選曲を始めました」【チケット情報はコチラ】実は芸大に入って最初のレッスンに持っていったのが、《ベルガマスク組曲》の中の〈メヌエット〉だった。「幼い頃からCDを聴くのが好きで、ジャック・ルヴィエだとかウェルナー・ハースだとか、ドビュッシーをすごく聴いていた時期があったんです。独特のしゃれた和声の中に少し毒がある。子供心に、そんなところに魅力を感じていたのだと思います。今年はドビュッシー没後100年。これまであまりまとめて取り上げたことがなかったのですが、どんどん弾いていきたいです」そして、シューマンが《謝肉祭》に添えた「4つの音符による面白い情景」という副題から、「情景」というキーワードが浮かんだ。それに導かれたのが、ドビュッシーと「月の光」つながりになる、ベートーヴェンのソナタ《月光》だ。ベートーヴェンは「今後、長い時間をかけて勉強して、あらためて取り組んでいきたい」という。そしてメインとなる《謝肉祭》は、まさにさまざまな「情景」の連なりだ。「実は最近まで、自分がシューマンを弾くイメージがありませんでした。あの独特のとりとめのなさ。ある意味直観的な音楽の表情の移り変わりに根拠がないように感じて、ついていけないと思っていたんです。ところがなぜかある時期からすごく弾きたくなってきた。《謝肉祭》も、1曲ごとに題名がついているように、キャラクターの移り変わりがとても面白い作品です。でもたぶんそこに自分が入り込み過ぎてしまってはダメ。個々のキャラクターを自分の中で整理しておかなければなりません。とりとめないように聴こえるからこそ、緻密な計算が必要なのです。ただ好きなように弾いて終わってしまう危険があるのが怖いところで、シューマン、面白いけれど難しい作曲家です」つまり、子供の頃から弾きたかったドビュッシーと最近目覚めたシューマンを中心に、11年目の新しい外山啓介が聴ける充実のプログラムなのだ。「内容がたっぷりなので弾くのは大変(笑)。頑張ります。新しい出発の年ということで、東京のリサイタルも、10年続けたサントリーホールではなく、東京オペラシティにしました。デビューのきっかけになった日本音楽コンクール(2004年優勝)の会場ですが、リサイタルで弾くのは初めて。少し流れを変えて、新しいステップアップのためのいろいろな可能性を探ってみたいと思っています」公演は9月1日(土)東京・東京オペラシティコンサートホール:タケミツメモリアルにて。チケット発売中。取材・文:宮本明
2018年07月24日欅坂46のお嬢様キャプテン、菅井友香さん。幼い頃からバレエに乗馬、多忙の今も隙あらば筋トレに励む。そのブレない体と心の秘密とは?そして得意のバランスボールでも、自慢の体幹力を発揮してくれました。発売されたばかりの写真集で初の水着&ランジェリーショットを解禁し、美しいくびれのある磨き抜かれた体を披露した菅井友香さん。欅坂46のキャプテンにしてグループイチのお嬢様。その体の基礎は、クラシックバレエと乗馬で鍛えたインナーマッスルにある。「バレエは幼稚園から、乗馬は小学5年生の時から。中学まで両方していましたが、乗馬とバレエでは体の使い方が真逆。バレエは外側に脚を開きますが、乗馬は馬の胴体に合わせて、内側に力を入れるんです。どちらかに絞ったほうがいいとなって、大好きな乗馬に専念することに決めました」日本馬術連盟の「馬術スペシャルアンバサダー」も務め、馬モチーフの小物を集める乗馬愛好家。でも優雅なイメージとは違い、実際の乗馬はハードなスポーツ。「馬の動きに合わせて全身の筋肉を使います。腹筋や背筋、手綱を引く腕力も。馬の突然の動きに合わせて反応するための瞬発力や落馬を恐れない度胸も求められますね。落馬は私自身も数えきれないほどしています」と、穏やかな笑顔の奥に芯の強さを覗かせる。乗馬で培ったタフな心と体は、ステージにも生きている。「欅坂46では、ハードなダンスの連続。でも体幹が強いせいかターンの時もブレないし、ちゃんと汗もかけています。何よりレッスン後も休憩なしでまた動ける。体の軸を鍛えると、代謝も持久力も上がるのかもしれませんね」実際、ライブでは激しい曲の直後でも息を乱さずMCを務める、キャプテンとしての頼もしい菅井さんの姿がある。そして美しい立ち姿もその軸あってこそ。インタビュー中も椅子の背にもたれずに、まっすぐな姿勢をキープ!「うふふ、ありがとうございます。そういえばヒールの時にぐらつかずに歩けるのも体幹があるせいかも。でも私、猫背になりやすいんです。よく母が『猫背ってるよ!』って注意してくれます(笑)。猫背で顎が前に出ると、フェイスラインもたるみやすくなると聞いたので気をつけなくちゃ」多忙の合間を縫って、毎日の筋トレも欠かさない。この日はバランスボールで軽々ときれいなポーズを決めてくれた菅井さん。家でもバランスボールで“ながらエクササイズ”を実践中。「不安定なところで行うことでトレーニングの強度が上がるからと、乗馬の先生に勧められてバランスボールを愛用しています。テレビを見ながらぼよんぼよんって乗ってます(笑)。電車での移動中は、お腹に力を入れて立って、いかに揺れずにいられるか試したり。楽しんでエクササイズしています」すがい・ゆうか1995年11月29日生まれ、東京都出身。欅坂46キャプテンで乗馬を愛する筋金入りのお嬢様。ファースト写真集『フィアンセ』(講談社)が発売されたばかり。愛称・ゆっかー、菅井様。小さなバランスボールを使った腹筋を使うエクササイズ。片脚を上げるだけでも効くけれど、上級者の菅井さんは両脚を浮かせて絶妙なバランスをキープ!タンクトップ¥3,290ブラトップ¥3,290(共にアディダス/アディダスグループお客様窓口 TEL:0570・033・033)ショートパンツはスタイリスト私物※『anan』2018年6月13日号より。写真・彦坂栄治(まきうらオフィス)スタイリスト・高垣鮎美(LOVABLE)ヘア&メイク・paku☆chan(Three PEACE)インタビュー、文・大澤千穂(by anan編集部)
2018年06月12日アイドルグループ・欅坂46の菅井友香が5日、東京・新宿の福家書店 新宿サブナード店で写真集『フィアンセ』(発売中 1,800円税抜き 講談社刊)の発売記念イベントを行った。写真集『フィアンセ』の発売記念イベントを行った菅井友香欅坂46のキャプテンとして活躍している菅井友香。そんな彼女の記念すべき初めてとなる同写真集は、フランス・パリでロケが行われ、"お嬢様初めての海外旅行"に帯同するかのような上品でいて欲張りな内容で、初めての水着姿やランジェリー姿といったセクシーなショットも掲載されている。白のワンピース姿で登場した菅井は「今回、初めてフランスに行かせてもらい、芸術の街でもあるパリで撮影させてもらいました。パリは映像でしか見たことがなく、ずっと行ってみたい街だったので、感動の連続でした」と初めて訪れたフランスに満足げで、「自分のすべてが詰まっています。少しでも見ていただいて、元気になってもらえる1冊になればと思っています」と写真集をアピール。初めての水着姿やランジェリー姿は「すごく恥ずかしかったです。学校で着るスクール水着でも恥ずかしくて、見えないようこそこそ泳いでいるぐらいですから(笑)。今回まさか自分の水着やランジェリー姿をたくさんの方にお見せするとは思いませんでした」と撮影前は不安を感じていたようだが、「スタッフさんが本気で良い物を作ろうと考えてくださっているのを感じて、私もその気持ちに精一杯応えたいと思い、撮影中は自分から提案しました。フランスの街で開放的になった自分がいたりします」と振り返った。欅坂46のメンバーには既に見てもらったそうで、「胸がすごいねって褒めてくれました。メンバーにも水着姿を見せる機会がないので、メンバーに見せるのは恥ずかしいですね(笑)」と苦笑い。タイトルにちなみ、「どんなフィアンセがいい?」という質問には、「安心感のある方が素敵だと思います。優しくて受け入れてもらえるような方で、美味しそうにご飯を食べてくれる方がいいです。美味しそうに食べている姿を見てみたいですね」と大食漢が好みだという。そんな男性に振る舞う料理は「(アイドルの)活動をしつつ花嫁修業中なので、それがあまり(笑)。やっとご飯を炊いたりお味噌汁やケランチムを作れるようになったぐらいです。レベルとしては怪しいですね(笑)。上手になりたいです」とまだまだ修行が必要のようだ。
2018年06月06日芥川賞作家・柴崎友香による恋愛小説を映画化した『寝ても覚めても』が2018年9月1日(土) 、テアトル新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国の劇場で公開される。柴崎友香による恋愛小説を実写化ミステリアスな自由人・麦(バク)と、心優しくそして誠実なサラリーマン亮平という、同じ顔をした二人の男と、その間で揺れ動く朝子の8年間を描く。主演・東出昌大が1人2役に東出昌大は、運命的な恋に落ちながら姿を消す”麦”と、その2年後に朝子と出会う亮平の1人2役。ヒロイン朝子を演じるのは女優、モデルとして活躍する唐田えりか。オーディションで抜擢された。そのほか、亮平の会社のクールな後輩・串橋を、映画『ナラタージュ』などに出演する瀬戸康史が演じる。監督は濱口竜介監督を務めるのは『The Depths』『ハッピーアワー』『なみのおと』などをてがけてきた濱口竜介。『寝ても覚めても』を撮り終えて次のように話している。「”この人たちしかいない”と思える、とても素晴らしいキャストが集まった現場。役者さんたちの間に生まれた信頼関係が、お互いの魅力を引き出してくれたと思います。何より、東出さんの存在があったからこそ、ヒロインの唐田さんの輝きが増しました。自分の眼の前で、カメラの前で、とても素晴らしいことがたくさん起きた撮影でした。」音楽はtofubeats、主題歌「River」も書き下ろし『寝ても覚めても』の音楽を担当するのは、トラックメーカーのtofubeats。映画音楽を担当するのは初となる。書き下ろしの主題歌「River」も手掛け、作品を盛り上げる。カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品また、『寝ても覚めても』は第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品。海外メディアからも好評を博した。あらすじ東京。亮平は、コーヒーを届けに会社に来た朝子と出会う。真っ直ぐに想いを伝える亮平に、戸惑いながらも朝子は惹かれていきふたりは仲を深めていく。しかし、朝子には亮平には告げていない秘密があった。亮平は、かつて朝子が運命的な恋に落ちた恋人・麦に顔がそっくりだったのだ――。作品情報『寝ても覚めても』公開時期:2018年9月1日(土) テアトル新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開原作:「寝ても覚めても」柴崎友香(河出書房新社刊)監督:濱口竜介出演:東出昌大、唐田えりか、瀬戸康史、山下リオ、伊藤沙莉、渡辺大知(黒猫チェルシー)/仲本工事/田中美佐子製作:『寝ても覚めても』製作委員会配給:ビターズ・エンド、エレファントハウス
2017年09月15日アイドルグループの欅坂46が21日、千葉・幕張メッセで全国握手会を開催。このライブ中に、菅井友香がキャプテンに、守屋茜が副キャプテンに就任することをサプライズ発表した。これは、ライブ中のMCの最中に発表。急きょステージが暗転し、スクリーンに「重大発表」の文字が表示された後、菅井と守屋の就任発表に、1万5千人の客席から拍手と歓声が送られた。2人は、サプライズでの発表に驚きの表情を隠せず、菅井は「私でいいのかなという気持ちもありつつ、こうして選んでいただいたからには、もっとメンバーのことにも気を配って、認めてもらえるようなキャプテンになれるように、精いっぱい頑張っていきたいと思います」と抱負。守屋は「びっくりしすぎて、まだよくわからないですが、何事も私らしく全力で気合で頑張ります!」と意気込みを示した。
2017年01月21日2007年のデビュー以来、多くの聴衆を魅了しているピアニスト外山啓介が8月、10年連続となるリサイタルを開く。節目にふさわしい思い入れの深い選曲となった。【チケット情報はこちら】「今回、最初に弾くことを決めたリストのバラード第2番は、高校生のころ出会った曲です。僕が通っていたのは普通高校で、将来の進路に音楽大学を選ぶ生徒も僕が初めてだったので、周囲から理解を得られなくて。それまではピアノがただただ好きで、ピアニストになることを疑っていなかったのですが、初めて無理かもしれないと悩み、練習も手につかなくなってしまい、本当に諦めかけてしまった、そんな時にこの曲を聴き、“こんな曲を弾きたい。ピアノを続けたい”と強く思ったんです。リストの初期作品と違って、バラードは派手ながらもさほど技巧に走っておらず、時を経て本当に作りたい音楽に行き着いたのではないかと感じます。去年はこの曲を美智子皇后にも聴いていただいたし、今回も多くの方にお聴かせできる。10数年前の自分に教えてあげたいですね!」リスト曲ではこのほか、「音が飛ぶし連打もあるしオクターブも続くけれど、なによりテーマが変化した時にどういうキャラクターなのか、その本質をしっかり伝えたい」という『ラ・カンパネラ』、「とくに有名な3番は起承転結があり、きれいな二重奏になったりリストらしい技巧もあったりと、よくできていると実感する」という『愛の夢』3曲を演奏する。そして、外山が今回初めて取り上げるのが、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第17番『テンペスト』だ。「昔はベートーヴェンに苦手意識を持っていましたが、大人になって感じるのは、楽器が変わっていく時代に、音楽の素晴らしさを誰よりも伝え、ロマン派に渡した作曲家だということ。彼のソナタは年に1回でも本番に出し、死ぬまでに全曲を演奏したいと考えています。なかでも『テンペスト』は音楽の美しさが素朴に実直に表れた作品で、僕自身の音楽への思いとも重なります」リストのバラード第2番とベートーヴェンの『テンペスト』をともに「つかみどころがないようで、芯が通っている」とする外山。テンペストとは「嵐」の意だが、バラードにも「嵐のように」と指示のついた箇所があり、共通するものを感じるという。作曲家達が若いころとは違う魅力を楽譜に注ぎ始めた時期のこれらの曲が、32歳の外山の手でどのような演奏となるか、必聴だ。インタビュー中、ほかの演奏家の名前を次々に上げ、目を輝かせながらその素晴らしさや感動を説いた外山。音楽を無心に愛する者の姿が、そこには垣間見えた。おっとりとした物腰だが「ピアノを弾いている時の性格はものすごくキツいと思います。多分、それが本当の自分ですね」と笑う。「ピアノに苦しめられもするけれど、ピアノが救ってくれる。そこに真っ直ぐに向き合い、奇をてらわずシンプルにきちんと弾くピアニストになっていきたいです」■<外山啓介ピアノ・リサイタル>~ベートーヴェン&リスト~8月7日(日)サントリーホール大ホール (東京都)取材・文:高橋彩子
2016年07月22日