2012年10月6日(土)・7日(日)の2日間、万博記念公園 東の広場にて、手作りを楽しむエコなイベント『第18回 ロハスフェスタ in 万博記念公園』(大阪)が開催される。おしゃれに楽しく、身近なことからエコを実践しよう!というスローガンのもと、2006年から大阪で始まった「ロハスフェスタ」。今回でなんと18回目の開催となる。( 東京は2012年10月27日(土)・28日(日)に開催予定 ≫ )会場では、こだわりの手作り雑貨や家具、アンティーク、健康的な食材から作られたフード&スイーツ、親子で体験ができるワークショップなど、ロハスなヒト、モノ、コトへの新しい出会いが盛りだくさんだ。その中で今回おうちスタイル編集部がイチオシするのは、おしゃれでかわいい子供服のブランド 「アプレ レ クルール」 が展開する、リメイクバッグのワークショップ「メイド in アプレレクール」だ。「メイド in アプレレクール」とは、無地のトートバッグに着れなくなった洋服の端切れ等を使って、オリジナルのリメイクバッグをつくるワークショップ。※写真は他会場での作品事例 詳しくはこちら≫ 貼りつける洋服の端切れは会場でも準備されているが、ご自分のお洋服の切れ端やお子様の思い出のお洋服などをご持参いただいてもOK!コットン素材のランチバッグ(サイズ:300×200×100mm)に切ったモチーフをボンドを使ってペタペタ貼りつけるだけなので、小さなお子さんもご一緒に楽しめるイベントなのだ。「ロハスフェスタ」は、エコバッグ・水筒・マイ箸・マイ食器などの持参を促進しているエコなイベント。「1人ひとりの生活スタイルが地球の未来を変えていく」ことを提案している。お洋服を十分に楽しんだら、リサイクルやリメイクをしてさらに楽しむ。体験しながらエコな暮らし方を学べるリメイクバックワークショップ「アプレ レ クルール」、お子さんと一緒に参加してみてはいかがだろうか。■『第18回 ロハスフェスタ in 万博記念公園』日時:2011年10月6日(土)・7日(日) 9:30~16:30会場:万博記念公園 東の広場会費:300円(小学生以下無料)※別途公園入園料(大人250円・小中学生70円)必要ホームページ: Facebook: ※雨天決行(荒天により中止になる場合もあります。)■ロハスフェスタ リメイクバッグワークショップ「メイド in アプレレクール」・参加費(バック代)は1点につき300円・端切れご持参OK・ワークショップ開始時間 1回目 10:00~11:30 2回目 11:30~13:00 3回目 13:00~14:30 4回目 14:30~16:00※参加ご希望の方は、各開始時間前に「メイド in アプレレクール」のブースにお越しください。【お問い合わせ】株式会社F・O・インターナショナル TEL.078-325-5438■「アプレ レ クール」とはおしゃれでかわいい子供服・ベビー服ブランド「アプレ レ クール」。今の生活にちょっぴり良いものをプラスして、気持ちよく過ごしたい。・・・そんなママたちにぴったりのアイテムが勢揃い。ギフトアイテムも充実。ママ友への出産祝いにもお薦めです。 取材/おうちスタイル編集部
2012年09月21日東大阪の人気パティスリー『PATISSERIE RYOCO(パティスリー・リョーコ)』が、2月11日、東京港区に移転オープンした。すでに週末は多くのファンで混み合っており、スイーツマニアたちの間でも話題となっている。オーナー・パティシエールの竹内良子さんは大阪の洋菓子店に務めた後に渡仏。フランス菓子協会に幅広く貢献したことで知られるMOFパティシエ、ミッシェル・ブラン氏やパリの有名ショコラティエ、アルノー・ラエール氏のもとで修行を重ねた後、2005年に帰国。帰国後間もなく東大阪市・荒本に『パティスリー・リョーコ』を開店した。チョコレートで世界的に高く評価される名店で修行をしただけに、竹内さん自身も「大好きな素材」と語るチョコレートを使った生菓子や焼き菓子は、「遠くからわざわざ買い求めにくる価値がある」と口コミでお客さんを呼ぶようになり、荒本の「パティスリー・リョーコ」は連日多くのファンで賑わう東大阪の人気店となっていったそう。自家製チョコレートがとろりと溶け出すフォンダンショコラ「場所が場所な(大阪市内からのアクセスが悪い)だけに最初はまったくお客さんが来なくてものすごく苦労しました」と当時の苦労を振り返る竹内さん。「まるでマッチ売りの少女のように(笑)」店頭で試食のマカロンを配るなど「美味しいから絶対にいつかわかってくれる!」とひたすら信念を曲げずに毎日味に磨きをかけていくうちに、気づけば口コミで「RYOCOのケーキは濃厚で美味しい!」と遠方からもわざわざ買い求めに訪れるファンで連日賑わう人気店に。話を聞けば、人気絶頂とも言える時期の移転を決意したのは苦渋の選択だったようだ。「もともとものすごく小さなお店だったので気付けば手狭になり、最初はもちろん大阪や関西圏内で移転先を探していたのですが、いくらまわってもピンとくる物件になかなかめぐりあわず…。『もう少し足を伸ばしてみよう』と東京をたずねた際にこの物件にめぐりあったのです。品川駅からも近いので大阪から来てくれるというお客さんにもアクセスは悪くないですし、ほとんどひとめぼれして(笑)決めました」(竹内さん)。昨年末からの開店準備期間を経て、はれてこの大移転オープン実現にこぎつけた。『パティスリー・リョーコ』の1番人気は色とりどりの生菓子。売り切れが続出するため常時揃うことはなかなかないが、フルラインアップで20種類ほどの生菓子がショーケース内に並ぶ。人気の「ミルフィーユ・フリュイ」(540円)はサクサク感がそのまま味わってもらえるように焼き立ての状態で店頭に並ぶ。「タルトフロマージュ」(420円)は、フランス産クリームチーズとバニラの香りタルトのサクサク感がアクセント特に人気の高いチョコレートを使ったケーキはできる限り切らさないようにと、無くなるその都度、上階のアトリエで焼き上げられている。モンブランは大阪でも人気だった「ショコラモンブラン」と東京オリジナルの「和栗のモンブラン」の2種類。焼き立てサクサクの食感にこだわったミルフィーユも人気だ。東京オリジナルの「和栗のモンブラン」(手前)と大阪からの定番「ショコラモンブラン」(奥)その他、生菓子以外でもおすすめしたいのが、朝一番に焼き上げられる「季節のパイ」や2種類のクーベルチュールを駆使した濃厚な「タルトショコラ」、東大阪でも大人気だった「カスタードタルト」などの焼き菓子類。メレンゲの焼き具合にこだわったマカロンや、バターの風味としっとり感がクセになるフィナンシェ、自家製チョコレートなど、いずれも竹内さんの〈食感〉、〈香り〉、〈食材そのものの美味しさや風味〉へのこだわりと、「美味しいお菓子を普段づかいで楽しんでほしい」という想いがつまっている。しっかり焼き上げたこだわりのマカロン生地は外側はサックリ、中はしっとりの絶妙な食感。「バターの香りや炊きたてのチョコレートの舌ざわり、出来立てのお菓子の一番美味しい状態を食べてもらいたい」と、竹内さんは日中のほとんどの時間を2階のアトリエで過ごしているそう。すでに大阪からのファンも連日訪れているという同店、今のところ平日が狙い目とのこと。高輪の新人気パティスリーにぜひ足を伸ばしてみては?PATISSERIE RYOCOパティスリーリョーコ東京都港区高輪3丁目2-8Tel. 03-5422-6942定休日:水・木(*定休日が祝日の場合は営業)営業時間:10:30~19:00(無くなり次第終了)アクセス:都営浅草線「高輪台」駅から徒歩5分 都営三田線「白金台」駅から徒歩10分 JR「品川」駅・高輪口から都バス(目黒駅行き) 「高輪警察前」下車 JR「目黒」駅から都バス(大井競馬場行き)「高輪警察前」下車取材/松浦明
2012年03月08日大阪・阿倍野区の昭和町といえば、戦災をくぐり抜けた長屋が点在し、昔ながらのたたずまいが今なお残るところ。毎年4月28日の「昭和の日」には、落語、紙芝居、あめ細工といった懐かしい昭和の文化が体感できるイベントが開催されるなど、注目を集めているエリアでもある。そんな、かっぽう着姿のお母さんやラッパを吹きながらやってくるお豆腐屋さんが似合いそうな路地裏に、「暮らし用品」という器と道具のお店が今年1月7日にオープンした。ウェブデザイナーでもあるオーナーの米田紀子さんは、もともと料理好き、器好きということもあって 3年前から、主に作家ものを扱う同名のネットショップを運営していた。そんなある日、自らの曾祖父が建てた長屋の一室が空いたことをきっかけに、実店舗の オープンを決意。建物の老朽化や住人の高齢化により取り壊してしまう長屋も多い中、商品となる器や道具だけでなく、長屋という空間の再生そ のものを見て欲しい、という想いもあったのだとか。小さな看板が控えめに出ている玄関から、「こんにちは」と靴を脱いで上がるスタイル。懐かしいたたずまいは生かしつつモダンさを感じる空間にリノベーションされており、畳の上でお茶をいただきながら、手にとってじっくり気に入った器を選ぶことができる。「もうすこしあたたかくなったら、縁側でお庭を眺めながらゆっくりくつろいでいただければ」と米田さん。床の間の真ん中にある小さな壺には、ドライ植物をさりげなく生けて。あえて作家ごとにスペースを分けず、ひとつの空間にいろいろな作家の作品が並ぶが、不思議と統一感がある。「シンプルだけどどこか有機的で、人の手のぬくもりが感じられるもの、を基準に選んでいます。ふだん使いの器として長く愛着を持って使っていただきたいので、重ねて仕舞えることや、お手入れがしやすいものを多く揃えています」玄関のすぐ横にある、板張りのスペース。壁にはあたたかみのある手漉きの和紙を貼り、窓枠や建具を専門の職人さんに依頼するなど、内装の隅々にまでこだわりが。 スープ皿、カフェオレボウル、ミルクピッチャー、お箸やカトラリー、カッティングボード、小皿などが、やわらかな光の中で美しく映える。取り扱い作家は、<陶器>浅井純介、石原稔久、岩田圭介、大前悟、小山乃文彦、寒川義雄、鶴見宗次、西川聡、広川絵麻、吉岡萬理<木工>柏木圭、鈴木努 <金属>小沢敦志 <ガラス>鳥山高史(敬称略)など、総勢14人。今後、各作家の個展などもこの場所で年末あたりから開催予定だそう。小沢敦志さんのステンレス製ケーキフォークは「こういうのをつくってほしい」という作家とのやりとりから定番になった商品だそう。持ち手が長めで細くて軽いので持ちやすく、菓子皿から転げ落ちにくい。器のみならず、こんなにファニーでキュートな陶製の動物も。石原稔久さんの作品で、さまざまな動物たちが登場する絵本なども手掛けていらっしゃるそう。最後に直球ストレートな店名に込めた想いをうかがってみたところ、「外国語の洒落た店名は、私には似合わないかな、と(笑)。でも、世代を問わずに覚えやすいと 言っていただくことも多いので、よかったかなと思っています。今後も新しいことをどんどんやっていくというよりは、かっこつけずに、地味だけど着実に、長く続けていくことを大切にしていきたいですね」春を待ちわびる季節、食卓に優しい風をはこんでくれる器を探しに出かけてみてはいかがだろう? 昭和町にはオーガニック弁当の「米day No.1」、天然酵母パンの「ふくらすずめ」、自家焙煎珈琲 の「うさぎとぼく」、カフェ「萌木星(ほうきぼし)」などなど、歩いてまわれる距離に注目のショップが点在しているので、昭和を偲びつつ、のんびりとお散歩するのにもぴったりだ。器と道具「暮らし用品」大阪市阿倍野区阪南町1-45-15電話:(06)6628ー2606営業日: 金・土・日の11:00~18:00ウェブショップ 取材/野崎 泉
2012年02月08日