オウチーノ総研はこのほど、「『子どものお小遣い』に関するアンケート調査」の結果を発表した。同調査は10月7日~9日、子どもがいる首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)在住の30~59歳の既婚女性696名を対象に、インターネットによるアンケートを実施したもの。はじめに、「いつ頃から子どもにお小遣いを渡し始めたか」を質問した結果、「小学1年生」が最も多く19.6%、次いで「中学1年生」が8.5%となり、「入学」という節目にお小遣い制度をスタートさせる親が多いことが分かったという。「なぜその年齢でお小遣いを渡し始めたか」聞いたところ、全年齢を通して最も多かった理由は「お金の価値や管理の仕方が分かり始める年齢だから」だった。具体的には「お金の価値が分かり始め、自分で管理できるだろうと思う年齢になったから」(59歳 / パート・アルバイト)や、「まずは小額から、お金を使うことを覚えていってほしかったから」(47歳 / パート・アルバイト)などが挙がったとのこと。一方、「お小遣いを渡していない」と回答した人は39.2%を占めた。その理由としては、「年齢的にまだ早いから」という理由が最多で、他には「必要な時に必要な分だけ渡しているから」が多かった。例えば、「買いたい物をその都度申請してもらい渡していたから」(59歳 / パート・アルバイト)や「必要な時にその都度親が判断しているから」(48歳 / 専業主婦)などの理由があった。調査では、お小遣いを渡している人を対象に質問した「各年代の時に、毎月いくらぐらいを渡したか」の結果を集計し、相場の割り出しも行った。その結果、小学校低学年は500円以内、小学校高学年は1,000円以内、中学生は1,000~3,000円、高校生は3,000~1万円ということがわかった。続いて、「お小遣いはどのように渡しているか 」を聞いたところ、「定期的に定額を渡す」という人が77.8%、「必要な時に必要な分を渡す」が16.3%、「お手伝いの対価として渡す」が10.6%を占めた。「定期的に定額を渡す」という人の理由で最も多かったのは、「自分で管理できるようにするため」で、具体的には「決まった期間内に決まった額をやりくりする方法を学んでほしかったから」(47歳 / 経営者・役員)、「自分で使う額に応じてためたり、残額を管理したりできるようにするため」(55歳 / 公務員)などが挙がったという。「お小遣い制度(渡し方、金額など)はどのようにして決めたか」との質問では、「夫婦で話し合った」(54.1%)と、「子どもと話し合った」(42.1%)が上位。同社は、「意外にも子どもの意見も反映されていることが分かった」とコメントしている。最後に、「お小遣いを渡し始めた目的は何か」という質問を実施。結果は、「金銭感覚を身につけるため」が47.3%、「お金の管理能力を養うため」が46.8%、「お金の使い方を知るため」が31.7%となった。「金銭感覚を身につけるため」と回答した理由では「物の値段を知ってほしいから」という声が最も多く、「お金の管理能力を養うため」と回答した理由では「上手なやりくりを学んでほしかったから」が最も多かった。
2015年10月20日はじまったばかりの子育てに右往左往されているママはいませんか?親なら誰しも、子どもの幸せを願います。でも、どうしたら我が子をうまく導いていけるかは悩みの種。のびのび育てた方がいいのか、厳しく育てた方がいいのか、はたまた、自分の子どもがどの方面に向いているか、などなど、悩みはじめたらキリがありませんよね。『子どもに夢を叶えさせる方法』(廣済堂出版)の著者は、白井勝晃さん。2013年の体操世界選手権の床運動で、若干17歳1ヶ月で金メダルを手にして鮮烈な世界デビューを果たしたあの白井健三くんのお父さんであり、体操クラブの経営者でもあります。受賞後のインタビューに落ち着いて答える健三くんの姿も、記憶に新しいのではないでしょうか。それにしても、いったいどんな育て方をしたら、あんなすごい子どもになるのか、興味が沸いてきますよね。■子どもの夢の決定権は子どもにあるタイトルにもあるように「子どもに」夢を叶えさせるにはどうしたらいいかが、この本には書かれています。この「に」からわかるように、あくまでも主役は子どもなのです。子どもが主体的に自分の夢を実現に近づけていくよう導くのが、本来の親の役目。それにも関わらず、実際には「つぶれていく子どもをみると、親が足を引っ張るケースが少なくない」と勝晃さんは指摘します。どういうことでしょうか。親なら、誰しも子どもはかわいいもの。しかし、「子どもを大切にするあまり、結果的に子どもを縛ってしまう親御さんは多いのでは?」と勝晃さんは続けます。自分たちの子ども以外にも何百人も生徒を抱えたクラブを運営する忙しさから、白井家ではやむを得ず、子どもたちをほったらかしにしてしまっていたそうです。ところがその結果、白井家の男の子たちは、自分たちでルールを作って遊ぶようになったそう。さらに勝晃さんは、多くの子どもたちを見てきて、特に男の子は、「与えられたルールのなかでなにかやってもあまり伸びない」ことがわかってきたというのです。「男の子には自分立ちで決めたがる本能のようなものが備わっていて、人からいわれてやっていると、どこか心が前向きになれないのでしょうね」と勝晃さんは分析します。■親と子どもの絆をつくる4つの約束のびのび遊ばせて育てる反面、白井家では、健三くんが6歳になったときにできた4つの約束の存在があります。一、嘘はつかない一、約束は守る一、姑息なことはしない一、物を大切にするどれも、人として生きる上で大切なことばかりです。勝晃さんは、「体操選手である前に、人としてしっかりと行動できなければ、誰からも認められないという考えを共有してほしかった」と書いています。この約束がベースとなって、親子の揺るぎない絆が結ばれていったことは、その後の健三くんの活躍を見るまでもなく明らかなようです。勝晃さんはまた、親もまたぶれないことが肝要だと説いています。一度決めたら、子どもの背中を押し続ける、中途半端な「大丈夫?」は子どもの方向性を乱すだけ。もちろん、ゴールはすぐにはたどり着けません。それでも、勝晃さんはいいます。「わが子の一番輝いている姿を見たいなら、それだけ時間がかかるということを覚悟して応援してあげてください」と。*最後に、この本は決して天才の育て方についての本ではありません。勝晃さんの場合、健三くんの「個性」が体操の非凡な才能だったため、ある意味、わかりやすかったのかもしれません。ですが、勝晃さんはいいます。「成功体験の価値に大小はない」。それがオリンピックの金メダルであろうと、4年半かけた鉄棒の逆上がりであろうと、子どもの手にする達成感に変わりはない」と。子どもの幸せを願う、すべての親に読んでほしい一冊です。(文/Kinkiii)【参考】※白井勝晃(2015)『子どもに夢を叶えさせる方法』廣済堂出版
2015年10月14日片付けを身につけさせたい時の手助けのポイント の続きです。忘れ物幼稚園に通い出したり、小学校に上がるようになると増えてくるのが忘れ物です。自分の子どもが、提出すべきプリントを忘れていたり、宿題をやるのを忘れたりすることが頻繁に起きるような場合には、子どもを叱りつける前に今までの子育てを振り返ってみてください。忘れ物が多い子どもがどんな子育てをされてきたかを調べてみると、親に過保護に育てられていたり、親が子どものことに干渉しすぎるきらいがあったりすることが分かってきています。親が子どもの世話をまめに見れば見るほど、子ども本人が自分で何かすることを考えたり、判断したりすることができなくなっていきます。親の言うことに従っていれば、自分が何もしなくても物事が片付き、子ども本人は何の判断もせずやり方に悩んだりすることもないからです。あるいは、子どもが何かをしようとする時に、親がきまって脇から口出ししたり、指図したりしては来なかったでしょうか。朝から晩まで「早く~しなさい」「~しちゃいけません」などと言われつけていれば、いくら子どもであっても嫌な気分になります。細かく言われることをいちいち真剣に考えていたら身が持たないので、適当なところで聞き流すという悪い癖を身につけるようになります。そのようなかたちで他人の話を話半分にしか聞かないような習慣が身についてしまうと、学校に上がってからも教師の話を身を入れて聞けなくなってしまい、成績が伸び悩むことにつながってしまいます。また、忘れ物をしやすくなるような悪い癖や習慣が出来上がっていないかチェックする必要もあります。たとえば、子どもがよく忘れ物をする場合、その日に学校に持っていったものをその日中に整理整頓し、次の日に必要なものをあらかじめ準備するということができているかどうかをチェックしてみましょう。帰宅後に、ランドセルをその辺に投げ出したまま遊びに行ってしまうような癖が付いていると、翌日の準備を忘れることも多くなりがちですし、子どもの代わりに親が時間割を揃えてあげていたら、その子どもはいくつになっても忘れ物をする子どもになってしまうでしょう。自分で揃えてランドセルに入れるのでなければ、どこに物が入っているのかも覚えることができません。他にも、机や本棚、部屋の内部がゴチャゴチャになってはいないでしょうか。必要な物がしまわれているはずのところが整頓されていなければ、次の日必要な物を探すのにも時間がかかりますし、見落としや忘れ物も起こりやすくなってしまいます。子どもが小学校に行くようになったら、自分に関することかたちで構いません。最初のうちはできなくてもあまり叱ったりせず、とにかく自分でやるという習慣をつけさせることが大切です。最初から上手にできなくとも、親が手を貸してくれないということさえ理解できれば、子どもは自分で何とかしなければならないということを理解し始めます。少々時間がかかっても焦らずに、少し離れたところから見守ってあげましょう。(子育ての達人)「自立心のある子どもに育てるためのポイントと手助けの仕方」特集をまとめて読む・ その1 ・ その2 ・ その3 ・その4・ その5 ・ その6(最終回)
2015年10月05日子どものために手間暇をかけていろいろと世話を焼くことこそが親の役割で、子どもに愛情を示す方法だ、というような考え方をしている親は結構たくさんいます。しかし、これはある意味では間違った考え方で、そのようにしていると子どもの自立心の芽を摘んでしまうことになりかねません。子どもの自立心を育んでいくためにはどうすればいいのかについて見ていきましょう。自立させたければまずは目標を立てることから大人である親から見ると、子どもは危なっかしい存在に見えるものです。特に小学生以下の子どもの場合、まだ幼いためにいろいろと心配になってしまうものかと思います。そうすると、いきおい「こうしなさい」「そういうことをしてはだめ」といったように、命令口調になってしまうことが多いものです。しかし、親が何かにとなく手を出し口を出して育ててしまうと、何かをする時には誰かに指図されないと動けない子どもであったり、誰かにいろいろと手伝ってもらわないと自分1人では何もできない子どもになってしまいかねません。たとえば、小学校に入り、次の日の時間割に合わせて教科書やノートを準備するのは子どもの毎日の日課ですが、常に親が手伝ってしまったりすると、何かを忘れていった時に子どもがそれを自分のミスだと考えなくなってしまいます。それが「自分のしなければならないことだ」という考え方が育たないため、忘れ物をしても親のせいにしてしまい、次は気をつけて準備するようにしよう、といった考え方に至らないのです。子どもが死ぬまで親が面倒を見られるのであれば良いのかもしれませんが、普通、子どもより長生きできる親はいません。ですから、自分の子どもが親の手を離れて自立することができるようにしつけをすることが必要なのです。一方で、現代は昔のように子どもの数が多かった時代とは違い、ずっと少なくなった子ども1人ひとりを大事に育てるという子育てに変わってきています。家にいる子どもの数が少ない分、親の目が1人ひとりの子どもに行き届きすぎてしまうのです。そうなると、大人よりも何事もうまくできない子どものやることを見ていると、思わず手助けしたくなってしまうというわけです。小学校などでは、教師が次にすべきことを指示してくれるだけでなく、毎日忙しいカリキュラムをこなさねばなりません。このため子どもたちは次に何をするか、何をしたいかという考えを抱くことなく毎日の学校生活を送ることになります。従って、自分で考えられる子どもに育てたいのであれば、家の中でそうした環境を与えてやる必要があるのです。自分の子どもに自立心を持たせたいのであれば、まずは何か目標を立てるように導きましょう。「あることを、この日までに、1人でできるようになる」というような目標にするとよいでしょう。目標を立てさせたら、最初から「1人でできる」わけもないので、まずは子どもと親が一緒になってプランを立てます。どのようにすればその目標を成し遂げられるかを考えるのです。この時、親が主導するのではなくて、子ども自身に考えさせるようにします。親は「どうやったらできるようになるかな?」という具合に子どもの考えを手助けし、横からヒントを出したりして子どもの自主的な思考を促すようにします。その上で、計画がスタートして子どもがだんだん上手になりはじめたなら、それに反比例して親が手を出す部分を減らすように工夫します。「今できないことをできるようにしよう」というわけですから、最初のうちはできないのが当然です。あまり焦らず、目標の期日までにできればいいのだとゆったり構えて見守るようにしましょう。子育てについてはなんでもそうですが、親に必要なのは我慢することです。親は子どもの傍らに控えて、子どもの成長を信じてじっと我慢して見守るということが必要なのです。どんな事柄について目標を立てたら良いのか、それぞれに親ができる手助けにはどんなものがあるのか、次の回からいくつか例示してみたいと思います。(子育ての達人)「自立心のある子どもに育てるためのポイントと手助けの仕方」特集をまとめて読む・その1・ その2 ・ その3 ・ その4 ・ その5 ・ その6(最終回)
2015年10月02日他人の人生にとって、自分は「脇役」だと気付くとき『ヒロイン失格』(幸田もも子/集英社 マーガレットコミックス)全10巻「世界は自分のために回っている」なんていう言葉があります。子どもの頃は「そんなわけないじゃん」と思ってましたが、大人になると「ゲッ!自分、どう考えても“世界は自分のために回ってる”って思ってたよな」って気付きました。排他的で、思い通りにならないと気が済まなくて。自分以外の他人にとっては、主人公は私ではなくその人で、自分は脇役なんだということがわかりました。まあこういうことに気付くのが、大人への第一歩ですよね。すみません、正直『ヒロイン失格』というタイトルを最初に見たとき、「はいはい、どうせ胸キュンお涙青春恋愛物語なんでしょ?」と思ってました。薄汚れた大人には楽しめないでしょ、と。でも、食わず嫌いはいけないですね、おもしろかったです。ストーリーは、子ども丸出しの恥ずかしい勘違いをしている主人公・はとりの成長物語です。幼なじみの利太のことを好きなはとりは、自分こそが利太の彼女にふさわしいと思いこんでます。モテる利太に彼女ができても大丈夫。かるーく付き合ってかるーく別れるを繰り返しているので、「快楽を求めて女を変えてるけど、最後は真実(あたし)の愛に気付くの」と思っています。幼なじみの余裕ですよ。なんで幼なじみが余裕かと言えばもちろん、少女漫画では幼なじみが最強だからです。テレビや雑誌の取材で「少女漫画でよくある出会いは?」とか聞かれるんですが、意外と「衝撃の出会い」って少なくて、同級生、幼なじみ、同僚あたりの平凡な感じです。遅刻しそうになって食パンかじりながら走ってる最中にイケメンとぶつかるとか、とりあえず読んだことないです。いったいなんのマンガのシーンだったんでしょうか。で、利太ですが、ぜんぜん彼のタイプじゃない、そして目立つ美人でもないメガネっ子の安達さんと付き合うことになります。そして意外と彼女が強敵だった。今まではとりは、利太の彼女を「脇役」だと思っていたけど、「あれ……?なんか利太のヒロイン、安達さんっぽくね?むしろ自分が脇役?」と気付きます。このときの、はとりの友達・中島の指摘が鋭い。「安達さんはちゃんと告白というオーディションを受けて正当に寺坂(利太)のヒロインになったの。あんた(はとり)は、オーディションも受けてないのに何故か自分がヒロインだと勘違いしてる、舞台にも上がれないただの劇団員」と。胸に刺さりました。私も告白オーディション受けたことないです。告白どころか、いろんなことのオーディションを避けてきた気がします。それじゃあいつまで経ってもヒロインになれないのですね。「笑い」のセンスと知性が、作品のクオリティを左右する(c)kaizen.nguyễnはとりは、自分が一番利太をわかっている、彼が欲しいものをあげている無二の存在と思いこんでるけど、利太にとってはとりは単なる幼なじみだったわけです。「自分と同じように他人も考えているに違いない」ってのは子どもの頃によくやる間違いですよね。そうこうするうちに、イケメンの弘光くんが登場、利太と弘光くんの間ではとりの気持ちは揺れ動きます。この作品のおもしろいのは、ヒーローの2人が女ったらしで、いわゆる少女漫画的優等生じゃないところ。そしてはとりが表情豊かで、めちゃくちゃ変顔が多いところ。全体的にコミカルです。これでシリアスムードだったら、よくある少女漫画の片思い(そのうちくっつく)系の作品なのね、と思うけれど、この軽いノリが「どういう展開になるかわからないぞ」と思わせてくれます。それから、マンガヲタ、アニメヲタにもお勧めです。『北斗の拳』『アタックNo.1』『ゴルゴ13』『ドラえもん』『キャンディ・キャンディ』とヲタネタがてんこ盛り。たとえ本筋のストーリーに興味がなくても、ここだけでも読む価値があるというものです。いやおもしろい。若いうちなんて、自分が世界のヒロインだと思ってるから、恥ずかしいこと山ほどしでかします。そういうことを笑いに落とし込んで恋愛や人間関係を語ってるところがこの作品のみどころです。「マンガは娯楽だから笑いがないといけないよね」っていうことを実感します。どんなにシリアスなことや説教を語りながらも、笑いの要素がある作品が好きです。笑いはセンスと知性のたまものだから、イコールそれが作品のクオリティなんだと思うんですよ。はとりがどんなに真剣に告白しても振り向かない利太とか、はとりを口説いてるくせに他の女ともイチャイチャする弘光くんとか、男性キャラがいまいち思い通りに動かないところも、リアルでいいですね。でもストーリーは、ゆるやかに「少女漫画の王道」へと移行していき、読者を裏切る展開にはなりません。冒頭の元気の良さが光る作品です。Text/和久井香菜子
2015年10月01日ワーナー・ブラザース映画は9月19日(土)から全国268スクリーンで封切られた配給作品『ヒロイン失格』が、9月23日(水・祝)までの5連休で動員67万1,636人、興収7億6,000万円を記録し、今年のシルバーウィーク興行でナンバーワンの数字をたたき出したと発表した。週末2日間での興行ランキングでは、『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』に次いで第2位につけた本作。メインターゲットである女子中高生に加えて、シルバーウィーク後半には男子校生のグループや子どもを連れた母親など徐々に客層を広げ、興収も日を追うごとに右肩上がりとなった。客単価は約1,130円と決して高くないが、追加料金が生じるIMAX、4DXなどの興行がウリである『巨人』を“駆逐”する勢いなのだ。正直、本作の公開が発表された今年1月の段階では、ここまで人気を博すとは予想できなかったし、「また、胸キュン映画か」程度の認識だった。しかし、8月末に渋谷で行われた完成披露試写会を取材し「これはものすごく当たるんじゃないか」と遅ればせながら実感した。とにかくファンの盛り上がりがすごい!理由はもちろん、出演者である桐谷美玲、山崎賢人、坂口健太郎の人気ぶり。特に山崎&坂口コンビへの黄色い歓声はすさまじかった。要はキャスティングが見事ハマったということだが、単純に「人気者を揃えました」というだけじゃなく、公開時期とふたりの人気が沸点を迎えるタイミングが完璧に一致した稀有なケースなのだ。今年に入り(つまり『ヒロイン失格』公開が発表された後)、山崎は連続テレビ小説「まれ」と「デスノート」のL役で一気にブレイクし、“塩顔王子”の異名をもつ坂口も本作を含め、今年だけで6本もの出演映画が公開されるという売れっ子ぶりだ。こうした状況を将来的に見据えて、1年前でも1年後にも不可能な“いましかない”キャスティングの妙を見せつけた『ヒロイン失格』。総じて胸キュン映画は、味付けが甘すぎるが英勉監督(『高校デビュー』『行け!男子高校演劇部』)による登場人物のコンプレックスをうまく料理する手腕が光り、女子に限らず、男子や親子連れも照れずに楽しめる内容に仕上がっている。最後になったが、コメディエンヌとして完全に開花した桐谷も称賛に値する。『ヒロイン失格』は全国にて公開中。(text:Ryo Uchida)■関連作品:ヒロイン失格 2015年9月19日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015 映画「ヒロイン失格」製作委員会(C) 幸田もも子/集英社
2015年09月29日イギリスで、子育て世代の親たちに向けた興味深いアンケート調査が行われました。「もっとも子育てを楽しめたのは、子どもが何歳のときか」というもの。子どもを持つママにとっては気になる調査です。はたして結果は?今回はイギリスのニュースサイト『Mirror』を参考に、子どもと過ごす時間について考えてみます。■子育てがもっとも「楽しい」のは5歳?アンケートは、異なる年齢の子どもがいる合計2,000家族を対象に行われました。それぞれの年齢ごとに、子どもと過ごす時間が楽しいか(楽しかったか)どうかを数値化してもらい、比較したのです。その結果、もっとも数値が高かった、つまり楽しい時間が過ごせたと親たちが回答したのは子どもが5歳のとき。反対にもっとも数値が低く、楽しい時間が過ごせたとはいえないのは、子どもが10~12歳のころでした。10歳ごろから、子どもの自立心が強くなりはじめ、親よりも友だちと過ごしたがったり、親をわざと「嫌い」といったり、親と一緒に歩くのを嫌がったりするようになります。思春期特有のそうした行動が、調査結果にも影響しているのかもしれません。■コミュニケーションが取れる年齢に5歳までに、子どものコミュニケーションスキルはかなり発達します。自分のしてほしいことや気持ちをきちんと伝えることができ、両親のことばもしっかりと理解します。子どもがことばをおぼえはじめる2~3歳ごろには、なんでも自分でやってみたいとがんばる「イヤイヤ期」と呼ばれる発達段階があります。その「イヤイヤ期」も卒業し、会話も楽しめるようになる5歳が、多くの親にとって子育てのゴールデンタイムとなっているようです。実際、38%が、「5歳ごろから、子どもときちんとしたコミュニケーションが取れるようになった」、3分の1は「5歳までに子どもがユーモアのセンスを見せはじめた」と回答しています。子どものコミュニケーション能力の発達は、会話に限ったものではないようです。全体のほぼ4分の1にあたる23%が「5歳までに子どもとスポーツや戸外での活動を楽しめるようになってきた」と回答し、5歳ごろからスポーツも含めた家族団らんが楽しめるようになってくると示しているのです。■家族でスポーツは「平均週3.5時間」この調査を行ったのは、スポーツを通して若者の育成や生活の質向上をめざすイギリスの独立慈善団体「ユース・スポーツ・トラスト」。同団体が展開する、家族のきずなを考えるキャンペーンの一環で行われました。アンケートでは、スポーツと家族団らんの関わりについて興味深いことも判明しました。全体の86%が「スポーツなどの活動を通して家族はより仲よくなれる」と答えていますが、実際に家族でスポーツなどアクティブな活動をして過ごす時間は、週当たりたったの平均3.5時間だったのです。週3.5時間ということは、平日も含めた7日間で考えると一日30分。乳幼児も含めた子どもを持つ親へのアンケート結果としては、やや物足りない数字です。毎日子どもと屋外でスポーツをするのは、たしかにハードルが高いこと。ですが、たとえば一日30分一緒に家の近所で散歩やサイクリングを楽しむのはどうでしょう。休日には家族でお弁当を持って広めの公園やアスレチックに出かけるのも楽しそうです。「ユース・スポーツ・トラスト」を主宰するフィル・チェンバレン氏は、家族で戸外活動を楽しむことが、子どもの成長によい影響を与えると話します。「活動的な子どもたちには、物事をよりよく、早く学ぶ力と、環境にすばやく溶け込む力があります。スポーツを通して子どもたちの活動的な面を育てることは、心身を健康に保ち、勉強もよくでき、自信にあふれ、社会でりっぱに生きていくことのできる子どもの育成につながるのです」■子育てのゴールデンタイムは伸ばせる子育ては楽しいことばかりではありません。ときにはうまくいかなくて悩んだり、思い通りにならなくてイライラしたり。でも、わが子とのちょっとした関わりで悩みやイライラが一気に吹き飛び、幸せを実感する――そんな瞬間もたびたび訪れます。そんな、ポジティブな面とネガティブな面のダイナミズムこそが子育てのだいご味ともいえます。子どもが成長し、独り立ちするまでと考えると、子育ての時間は決して短くはありません。子どもが5歳を過ぎたら子育ての楽しみが減ってしまう、なんて残念すぎます。おしゃべりはもちろんスポーツ、戸外活動もどんどん取り入れて、子どもとのコミュニケーションをしっかり取って、子育てゴールデンタイムをどんどん伸ばしていきたいものです。(文/よりみちこ)【参考】※What age are kids the best – Parents say 5-year-olds are most fun but 10 to 12 worst ages-Mirror
2015年09月26日桐谷美玲を主演に迎え、テレビや映画など幅広いジャンルで活躍する最旬俳優・山崎賢人と“塩顔男子”代表格の坂口健太郎が出演する映画『ヒロイン失格』。今月19日に公開を迎えた本作だが、この度、「みんなの力でキャストを召喚!キャンペーン」で見事勝利を獲得した広島で特別試写会が実施され、舞台挨拶に桐谷さんと坂口さんが登壇した。幼なじみの利太のことが大好きな女子高生、はとり。自分こそが利太と結ばれるヒロインと信じて疑わなかったのに、彼はイケてない地味な“六角精児似”の女の子と交際スタート。ラブストーリーのヒロインらしからぬ奪還作戦を企てながら悶々とするはとりの前に、学校イチの超絶イケメンの弘光がアプローチしてきて、まさかの三角関係に――。今月25日に広島バルト11で行われた今回の「みんなの力でキャストを召喚!キャンペーン」は、6月21日から9月9日までの期間中、本作に関するツイート数が多かった都道府県にキャストが舞台挨拶にやってくるというもの。ツイート数のベスト3が、「大阪府・愛知県・広島県」という結果になり、今月12日に行なわれた大阪での試写会で、この3つの都道府県の中から桐谷さんが抽選で引き当てたのが広島県となる。舞台挨拶が始まると、MCの呼びかけで桐谷さんと坂口さんが登場。たちまち会場は割れんばかりの拍手と大歓声に包まれた。観客の興奮冷めやらぬ中、トークが繰り広げられ、今回の舞台挨拶が広島に決まったということに桐谷さんは「実は広島には従兄弟が住んでいて、縁があるんですよね。小さい頃とかによく来ていたので嬉しいです」とこの日を待ちわびていたことを明かした。また坂口さんは「僕は就学旅行で広島には来ました。その時お好み焼きを食べたんですが、僕はすごく猫舌なので、火傷しちゃったのを覚えています。あと僕、なぜか火傷すると風邪を引いちゃうんですよね(笑)」と広島の思い出を語り、会場を笑いに包んだ。また、自身がキュンとくるオススメのシーンについて問われると桐谷は「うーん…なかなか選べないですが、雨の中、ぎゅっとしてくれるシーンとかですね。でも本当に色んなキュンがあるんです」と話すと、観客も同意するように女子トークは大きな盛り上がりをみせていた。一方坂口さんは「キュンじゃないですが、これから観てもらう、公園のシーンで、はとりと一緒にアイスを食べるシーンがあるんですが、そのシーンは、はとり以外の時間が止まっているようになっているんです。本当に僕自身も撮影の時は、止まって動かないようにしてたんですが、よく見るとブルブル震えてるので、是非観てみてください(笑)」と見どころをアピールしていた。そんなキュンとする話の後、“後ろハグ”“顎クイ”“壁ドン”“頭ぽんぽん”という女の子が憧れる胸キュンシチュエーションの中で、何が一番キュンとしますか?という質問に、桐谷さんは迷った結果「後ろハグです」と回答。すると突然、坂口さんが桐谷さんの後ろにまわり、“後ろハグ”を披露!この突然の胸キュンシーンの再現に、客席からは悲鳴に近い大きな黄色い歓声が沸き起こり、客席の熱気は一気に急上昇!大いに会場を沸かせていた。『ヒロイン失格』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:ヒロイン失格 2015年9月19日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015 映画「ヒロイン失格」製作委員会(C) 幸田もも子/集英社
2015年09月26日子どものころ、親に「テレビを見ると頭が悪くなる」といわれませんでしたか?これはあながち間違いでもないようです。なんと、テレビやインターネットを使う子どものほうがテストの点数が悪かったというのです。その影響は評価のBがDに変わるほどだとか。テレビには知られざる影響力があったのです。■1日1時間テレビ見ると9.3点も低下調査は845人の児童を対象に行われました。イギリス全土の、都市部から田舎の子どもまで、さまざまな生活環境の子どものデータが集められ、分析されました。イギリスでは義務教育を終了するときに「GSCE(General Certificate of Secondary Education)」という統一テストを受験することになっており、その結果はA~Gのグレードで評価されます。1日1時間テレビを見たり、インターネットを使ったり、テレビゲームをする子どもは、GSCE テストの点が平均9.3点も低かったということがわかりました。これはA~Gの評価がひとつ変わるほどの差です。テレビ、インターネット、テレビゲームは、いずれも学力に悪影響を与えますが、もっとも影響が強いのはテレビなのだそうです。研究者は、テレビを見る時間が長くなればなるほど、学力は下がるだろうと考えています。ある研究者は、テレビさえ見なければ、他に何をしていても学力は上がるだろうとすら言っています。それほどテレビは子どもに悪影響を与えるようです。■1日4時間以上の勉強は効果ナシ?日常的に本を読んだり宿題をしたりする子どもは、やはりGSCEテストで高得点でした。その効果は大きく、1日1時間宿題をするなどの勉強をした子どもは23.1ポイントも点数が高かったのです。これはA~Gの評価では4つ分の差になります。おもしろいのは、勉強すればするほど点数が上がるわけではなかったこと。1日4時間以上勉強しても、さほど点数の差はありませんでした。また、宿題をきちんとやっている子どもでも、テレビを見る時間が長いと学力は伸びないそうです。■スポーツは学力に悪い影響ナシ!イギリスでは、スポーツをする子どもは学力が低いと考えられていましたが、こちらは根拠がないことがわかりました。体をよく動かすことは、特に学力には影響がないようです。むしろ健康にはいいため、適度な運動をしたほうがいいということです。大人がテレビを見ていると、子どもも一緒に見るもの。子どもの学力を高めたいなら、まずは大人がテレビ断ちをしなければならないのかもしれません。とはいってもストレスをためるのもよくありません。外で運動したり、本を読んだり、子どもと一緒にできる息抜きの方法を見つけられるといいですね。(文/スケルトンワークス)【参考】※Just ONE HOUR of TV or internet use each night can damage a child’s GCSE chances, experts warn-Daily Mail Online
2015年09月23日子どものころの記憶は大人になってからも残るものですが、ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)の研究者によれば、幼少時に親からどんな扱いを受けたかが、その人の60~64歳ごろの幸せ度合いに影響を与えるのだそうです。『LATINS POST』の記事から、大規模調査の結果を見てみましょう。■親にコントロールされた人は老後に不幸になる『Medical News Today』は、子どものころに両親から「心理的にコントロール」されて育った人は、極端に精神的に不安定になり、特に60歳から64歳の間で幸せを感じていないことがわかったと発表しています。しかもその不幸度合いは、親戚や近しい友人を亡くしたときと同じくらいなのだとか。一方、ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンのメイン・スタッフォード博士によれば、両親がやさしさと責任感を示して子育てをしていた場合には、その子どもは青年期から老後までにわたって精神的に安定し、人生の満足度も高いのだそうです。■調査は70年近く5,362人を生まれてから追跡この調査がイギリス人で始まったのは、なんと1946年。生まれてからの追跡調査が、5,362人に対して行われたのです。13歳から15歳までの調査対象者については3,699人の完全なデータが集まりましたが、60歳から64歳になるころには2,000人ほどに減っていったとか。調査対象者たちは、アンケートで「親が自分を理解してくれているか」「親がどんな行動をとるか」などを問われました。これは、両親が子どもを心理的にコントロールしようとしているか否かを調査するためです。■絶対NGな「親のコントロール」はこんな行為それでは、どんな行為が「コントロール」にあたるのでしょうか。まずは、子ども自身の決断ややり方を妨げることが挙げられます。また、子どものプライバシーを侵害することもある種の「コントロール」です。そして、子どもを自立的に育てるよりも、自分を頼るように仕向ける、依存させようと仕向ける行為もこれにあたります。親として振舞うとき、ついついやってしまいそうな行為ばかりです。■子どもが安定した精神で育つには親が重要!スタッフォード博士は、「この調査は親を責めるためのものではない」としながらも、子どもが社会を生き抜く基盤をつくることができるのは親であるとしています。その上で、博士は過度に「コントロール」することは、子どもの自立を妨げてしまうという点を強調しています。『The Independent』を通しての主張は以下のとおり。「将来を担う世代の精神的安定には、両親の存在は極めて大きいものとなります。両親の金銭的負担などを軽減するような政策は、子どもと親がよりよい関係を結ぶ助けになるでしょう」*ついつい子どもに「こうしなさい」「いうことを聞きなさい」といってしまったり、気軽に持ちものや部屋を見たり、うまくできないときに手を出してしまったりすることは、親だったら誰にでもあることかもしれません。しかし、行きすぎると子どもを「コントロール」していることになってしまう可能性があります。子どもに幸せになってもらうために、温かい親を目指したいですね。(文/スケルトンワークス)【参考】※Are You a Controlling Parent? Your Children Might Grow Unhappy-LATINS POST
2015年09月20日桐谷美玲が恋に暴走する主人公を演じ、クールな幼なじみ(山崎賢人)と、学校イチのモテ男(坂口健太郎)との三角関係に悩むロマンティック・コメディ『ヒロイン失格』の撮影現場を捉えたオフショット画像が公開になった。その他の画像本作では桐谷、山崎、坂口が絶妙な駆け引きを繰り広げるが、カメラが止まると3人は本当の同級生のように仲良く撮影期間を過ごしたようだ。本作を手がけた英勉監督は「賢人は、すぐボケたがる」「弘光くんの時はカッコいいんだけど、坂口くんに戻ると面白くて、すごくギャップがあります(笑)」とコメント。ムードメイカーに恵まれた現場では俳優たちが自然と交流を続けていたようで、スケジュールの関係で山崎は先に撮影を終えたが、撮影最終日には桐谷と坂口が山崎に電話をかけてfacetimeを使って3人で一緒にクランクアップの一本締めを行ったという。このほど公開されたオフショットはそんな撮影風景をおさめたもので、キャストたちの仲の良さを垣間見ることができる。本作は、絶対的な自信を持ち、自分が好きな人の“ヒロイン”だと信じて疑わない高校生はとりが、想いを寄せる幼なじみの利太と、自分を好きでいてくれるモテ男・弘光の間で揺れ動く姿を描いたラブ・ストーリー。『ヒロイン失格』9月19日(土)新宿ピカデリー他全国ロードショー
2015年09月17日車内に置き去りにされた子どもの事故が毎年のように報道されています。これは日本だけの問題ではないようで、このほどイギリスで「子どもの車内置き去り」に関するアンケート結果が報道されて話題になっています。危険とわかっていることなのに、なくならないのはなぜでしょう?『Daily Mail Online』の報道を参考に、「子どもの車内置き去り」の怖さについて考えてみます。■6分の1は「おしおきのために閉じ込めた」イギリスで、幼い子どもを持つ親たち2,000人にアンケート調査が行われ、その結果にイギリス全土が驚愕しました。全体の4分の1にあたる24%が「用事を済ませるため子どもを車のなかに置き去りにすることがある」と回答したのです。若い夫婦ほど意識は低く、18~34歳の回答者のうち「子どもを車内に置き去りにした経験がある」と答えた人は42%にも上るそう。幼い子どもを持つ両親の多くがこの層と考えれば、この数字は看過できるものではありません。アンケートでは、もっとも多い理由が「用事を早く済ませるため」、次に多かったのは「寝ている子どもを起こしたくなかったから」でした。そして、4分の1は「子どもを車に残していることを忘れていた」、6分の1は「おしおきのために車に閉じ込めた」と答えているのです!子どもを車に置き去りにすることは、季節によっては生命を脅かすことにもなりますし、子どもが手動ブレーキを誤って操作するなど重大な事故にもつながりかねません。■イギリス男性の平均「置き去り」時間は27分アンケートによれば、男性が子どもを車に置いたまま離れている時間は平均27分間。一方、女性は最大でも17分間、全体での平均は22分間でした。男親の方が「子どもの車内置き去り」に関して危機意識がより低いようです。育児の専門家、リチャード・カーチス氏は調査結果にショックを受けたといいます。「子どもたちを車内に残して出掛けることは、いくつもの危険をはらんでいます。きょうだいを一緒に残せば安心と考えるのかもしれませんが、ケンカを始めることもあり、実際にはもっと危険なんです」アンケートを取りまとめた英クウィック・フィット損保のジェイソン・バンウェル氏も「子どもたちを車内に置き去りにするのは危険すぎます。絶対にやめてください」と強調します。イギリスでは昨年、買いものに行くため2歳の娘を5分間車のなかに置き去りにしたとして、男性が有罪判決を受けています。■エアコン停止後15分で「危険」レベルに!日本でも、子どもが車内に置き去りにされ死亡する事故は後を絶ちません。特に日本は夏場の気温が非常に高くなるため、締め切った車内で熱中症になる危険がとても高いのです。JAF(一般社団法人日本自動車連盟)が行った実験では、気温35℃のもとで締め切った車内の温度は30分後に45℃に上昇、1時間後には50℃を超えました。同条件下で3センチの窓開けをしていても、車内の温度は最高45℃まで上がります。さらに、熱中症指標計を用いて危険度を測定した実験では、エアコンを停止してから5分後には「警戒」レベル、15分後には「厳重警戒」を超えて「危険」レベルに達していたのです。JAFでは実験結果について「乳幼児は体温調節機能が未発達で、高温下では短時間で体温が上昇し、死に至ることがある。寝ているからという理由で、車内に子どもを残すのは大変危険である」と指摘しています。■実は日本では28%が「置き去り経験ある」にもかかわらず、JAFが7,000人強を対象に行ったアンケートでは、なんと、全体の28.2%が「子どもを車内に残したまま車を離れたことがある」と答えているのです。「もう気温が30度を超すこともないから、少しくらいなら」という考えは大間違い。子どもの車中置き去りは、さまざまなアクシデントの原因にもなるのです。JAFによると、平成23年の2~3月のロードサービスのうち、幼い子どもが自動車の車内に残されたままの「キー閉じ込み」件数は、全国で433件あったとのこと。「車内にいる子どもがドアをロックしてしまった」というものが多く、JAFでは「子どもを車内に残して車を離れてしまったことが原因のようだ」としています。子どもを車中に残して出掛けることは、とても危険です。「せっかく寝ているところを起こしたくない」という理由でも、絶対にしないようにしましょう。(文/よりみちこ)【参考】※One in four parents leave children alone in the car: Average parent would leave those as young as five unattended in a vehicle for up to 22 minutes―Daily Mail Online※ユーザーテスト・真夏の車内温度―JAF※「子どもを車内に残して車を離れたことがある」は28.2%―JAFニュース
2015年09月13日桐谷美玲が邪道ヒロインを演じることで話題の映画『ヒロイン失格』。最旬俳優・山崎賢人と坂口健太郎の間で“ラブ騒動”を起こしていくが、桐谷さん演じるはとりの支えとなるのが親友・中島杏子。シネマカフェでは親友・中島を好演する福田彩乃に注目した。主人公の松崎はとり(桐谷美玲)は、クールな幼馴染の寺坂利太(山崎賢人)にとって、自分だけが彼の“ヒロイン”だと信じ込んでいる。そんな中、利太がクラスでもイケてない“六角精児”似の女の子とつき合うことになり、学校イチのモテ男・弘光廣祐(坂口健太郎)がはとりに興味を持ち始めることに…。本作は「別冊マーガレット」で連載され、全10巻累計160万部を超える幸田もも子の同名人気コミックを映画化したもの。主演の3人に注目が集まる中、すでに本作を観た関係者の間から賞賛の声が上がっているのは恋に暴走気味なはとりを嗜め、恋愛においてもあらゆるアドバイスをする親友・中島杏子通称“オナカ”(愚かなる中島の略称)を好演する福田彩乃。2011年にはテレビ出演本数が350本を超えるなどバラエティ番組からもひっぱりだこの福田さんだが、本作でははとりの親友役としてコメディだけではない“ギャップ演技”を披露。はとりとのやり取りでは驚くほど役に馴染んだ演技で落ち着きのあるオナカを熱演し、はとりと本当に長年の親友だったかのような掛け合いを見せている。撮影中は、桐谷さん演じるはとりの変顔にもアドバイスをするなど、ものまねタレントの本領を発揮していたのだとか。実際、山崎さん演じる利太と坂口さん演じる弘光のどちらが好き?という質問に対して福田さんは、「この作品で一番惚れたのは竹内力さん演じる学食のおやじです。いつも一番クールに登場してスパッと解決してくれるのは学食のおやじなので」とイケメンに惑わされない一面を披露。客観的な恋愛アドバイスではとりを導く“オナカ”という役にピッタリなのかもしれない。『ヒロイン失格』は9月19日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月11日桐谷美玲が最旬イケメン俳優の山崎賢人と坂口健太郎の間で揺れ動く、幸田もも子・原作の人気コミックの実写化『ヒロイン失格』。このほど、本作や『at Homeアットホーム』『俺物語!!』などに相次いで出演し、人気急上昇中の坂口さん演じる“モテ男”弘光が、桐谷さん演じるヒロイン・はとりに3連発の壁ドン、略して“3ドン”を披露していることが分かった。本作に登場するのは、少女漫画の主人公らしからぬ、ティーンの女子の本音を赤裸々に語るはとり(桐谷さん)と、彼女を取り巻くクールな幼なじみ・利太(山崎さん)と学校イチのモテ男・弘光(坂口さん)。2人のイケメンがヒロインを取り合う、夢のような設定で繰り広げられる“ラブ騒動”と“邪道ヒロイン”が巻き起こすユーモアあふれるストーリーが、かつてない魅力を放つロマンティック・コメディとなっている。そんな本作では、日本中の女心をワシ掴みする新たな“壁ドン”が披露されている。それは、坂口さん演じる弘光が、興味を持った主人公・はとりの行く手を阻み、約15秒間にドン! ドン!! ドン!!! と3連発の壁ドンを披露する、略して“3ドン”。学校イチの人気を誇る超絶イケメンに、ちょっぴり強引に迫られるこのシーンは、草食系男子があふれる昨今だからこそ、思わず胸キュンしてしまうこと間違いなし!撮影時、坂口さんは、すでに『L・DK』で壁ドンを経験している山崎さんからコツを聞いていたそうで、英 勉監督とともにこの“3ドン”の一連の動きを細かく詰めていったという。また、あえて3回にしたのは、「壁ドンを超えるには、数で稼ぐ!」という英監督の意向があったとか。女子悶絶の“3ドン”を劇中で披露する、坂口さん演じる弘光とは、“恋愛なんてただの思い込み”という考え方で、恋に本気にならないチャラさを持つ男子。だが、はとりと一緒に楽しい時間を過ごすうちに、次第に本気ではとりのことを好きになってしまう。そして、その一方で、はとりも大好きな幼なじみ・利太を想いながら、弘光のみせる優しさに心揺れていくのだが…。「私を好きな人か、私が好きな人か」イケメン2人の間で揺れ動く、はとりの乙女心と、新たな萌えポイント“3ドン”に、胸キュン&妄想してしまう女性たちが続出しそうだ。『ヒロイン失格』は9月19日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月02日株式会社キッズスターが、 2015年3月に発表した調査 によると、子どもに習い事をさせている家庭は約3割だそうです。皆さんも、すでに習い事をさせたり、見学に行ったりしているのではないでしょうか。習い事をやるからには、親としては「続けて欲しい」「身につけて欲しい」と願うもの。しかし、そういう思いだからこそ、悩みのタネも尽きないようです。そこで今回は、子どもの習い事に関する親の悩みの上位を紹介しつつ、そうした悩みに親としてどのように対応していくのがよいのかについてまとめました。子どもの習い事に関する親の悩み(1) 今の習い事がわが子に本当に向いているか否かがわからないもっとも多い悩みは「習い事をやらせてみたものの、それが子どもに向いているのかどうかわからない」というもの。たしかに悩みますね。しかし、そもそも、未就学児の子どもは白黒はっきりする世界に生きていません。「好き」「嫌い」の基準があいまいだったり、本人もよくわかっていなかったりする場合がほとんどです。ですから日によって楽しかったり、嫌だったり気分で左右されることも少なくありません。1年やそこらで向き不向き、好き嫌いを判断するのは正直難しいものです。重要なのは、子ども自身がその習い事を「楽しんでやっているか」ということです。特に未就学児の子どもにとっては、習い事も遊びの一部。そこに境界線はありません。大前提として、嫌がらずに通っていれば問題ないでしょう。「楽しい」という気持ちが、時間の経過と共にだんだんと「面白くなる」→「もっとうまくなりたい」→「続ける」につながっていくのです。子どもの習い事に関する親の悩み(2) 本人が「辞めたがっている」先ほども言ったように子ども、特に未就学児の気持ちは日によって変わりますから、「辞めたい」という言葉をどこまで信用していいのか難しいところではあります。また、習い事の中には少なからず、パパやママが子どもにやらせたいと思っているものが入っているはずで、そうしたやらせたい習い事を子どもが「辞めたい」と言いだしたら、なんとか続けなさい!と言いたくなることもあるでしょう。そのため、子どもが習い事を「辞めたい」と言ってもすぐに決断せず、少し様子を見たり、可能であればお休みして少し期間をおいてまた通ってみたり…といった時間が必要かもしれません。無理強いすると、その習い事を本当に嫌いになってしまうこともあるので、少し距離をおいてみましょう。事実、ある程度の年齢(小学生くらい)になると、楽しむようになったり、向上心が生まれてのめり込んだり、ということも、しばしばあるようです。そこから、本当に辞めるかどうかを判断しても遅くないでしょう。子どもの習い事に関する親の悩み(3) とにかく何でもやりたがる「〇〇も習いたい」「●●も習いたい」と何種類もの習い事をやりたがる子どももいます。親としては正直、全部は無理!と思ってしまいますが、まずはそれだけ興味、関心を持ったことを褒めてあげてください。もし、お金と時間に余裕があるご家庭は、子どもが「やりたい」と言った習い事を、一度全部やらせてみるのもひとつの手でしょう。とりあえずやってみれば、子どもも「全部は無理だな」とわかるかもしれませんし、逆に「全部やっていきたい」となるかもしれません。それは、やってみないとわからないことです。とは言え、もちろん「子どもがやりたいと言う習い事を全部やらせるなんて、とても無理」というご家庭も多いはず。その場合は、「どの習い事をやるか」ということを、子どもも交えて話し合ってみてください。子どものやる気を削がないよう注意しながら、優先順位をつけて、納得して選んでいきましょう。親として習い事を決める基準を持とうそもそも大切なのは、「子どもに習い事をさせるかどうか」を決める時点で、ママやパパが「習い事を通じてどんなことを目標にするか」「どんな子どもになって欲しいか?」をきちんと話し合っておくことです。周りがやっているからうちも…といった理由ではなく、きちんと子どもと向き合って、「わが家の習い事のルール」を決めておくこと、それが習い事を続けるために一番大切な軸になるのではないでしょうか。(ライター:遠藤光恵)
2015年08月31日桐谷美玲、山崎賢人、坂口健太郎ら最旬俳優陣を迎えて計160万部突破の大ヒットコミックを実写化する『ヒロイン失格』。本作で幼なじみの利太役を演じた山崎さんが登壇するスペシャルトークイベントが、8月28日(金)、大阪・あべのキューズモールにて開催。大勢の観客が詰めかける中、本作の見所や“利太”の魅力について語った。連続テレビ小説「まれ」(NHK)や「デスノート」(日本テレビ)などで目覚ましい活躍を見せるブレイクNO.1若手俳優の山崎さんが登壇するトークイベントとあって、優先エリア観覧への募集は倍率23倍、当日の会場には約3,000人もの観客が来場した。山崎さんが登場すると、会場は大熱狂の歓声と拍手で満たされ「今日は一緒に楽しみましょう!」という山崎さんの挨拶で会場は大盛り上がりだった。この日イベントでは9月19日(土)に公開を控えた本作のQ&Aが展開。山崎さんは「『ヒロイン失格』は恋愛映画ですが、撮影現場では英監督が常に笑っていたくらい面白いシーンも沢山ある作品です。桐谷さん演じるはとりの天真爛漫さや邪道ヒロインぷりもすごい。“私が好きな利太”と“私を好きな弘光”との間で揺れ動くはとりの気持ちが、どっちに行くのか最後まで分からないので、そこも楽しめると思います」と本作の見どころについて語った。そして“風のような男”という利太の魅力を聞かれると「利太はつかみどころが無いし、弘光と比べてカッコイイところも少ないけれど、あえてダメっぽさを出して女性の母性本能をくすぐることにしました」と役作りの裏側を明かした。さらに利太との共通点については「ちょっとめんどくさがりな部分があったり、坂口さんが演じた弘光みたいにカッコイイことができないところが自分と似ていますね(笑)」とコメント。また、好きな関西弁について聞かれると「“なんでやねん!”ですね。東京の“なんだよ!”は強くなっちゃうので」とセリフ風に答える一幕が見られ、会場のファンを沸かせていた。そして、ステージには「ヒロイン合格!?&恋愛成就祈願」の特注巨大絵馬が登場。この巨大絵馬は、本日のあべのキューズモールをスタート地点として、名古屋、大阪をキャストと共にまわり、各地でキャストや『ヒロイン失格』ファンの願い事を貼っていき、9月の舞台挨拶で東京に戻ってくるというもの。そのトップバッターを任された山崎さんは「『ヒロイン失格』を観て笑って泣いて沢山の方が幸せになりますように!」と、絵馬に込めた願いを読み上げた。最後に「こんな素敵な場所に沢山の方が来てくれて、今日は本当に来れて良かったです!有難うございました」と感謝のメッセージを送り、トークイベントは終始熱気に包まれたまま幕を閉じた。『ヒロイン失格』は9月19日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月28日桐谷美玲を主演に、いま注目の若手俳優・山崎賢人と坂口健太郎が共演を果たす『ヒロイン失格』。この度公開に先駆け、“塩顔男子”として女子の人気を集める坂口さんが演じる学校イチのモテ男・弘光廣祐の笑顔に癒されるオフショット&未公開劇中写真が解禁された。主人公・松崎はとり(桐谷美玲)は幼なじみの寺坂利太(山崎賢人)に恋する高校生。絶対的な自信を持って自分が彼の“ヒロイン”だと思い込んでいる。そんな中、クラスの中でも六角精児似のイケてない女の子・安達未帆(我妻三輪子)に告白された利太が付き合い始めるというまさかの展開!「え?あたしヒロインじゃないの?」2人の関係に悶絶する中、学校イチのモテ男・弘光廣祐(坂口健太郎)がはとりに興味を持ち始め…。本作で学校イチのモテ男弘光役を演じる坂口健太郎は、「MEN’SNON-NO」の専属モデルとして活躍し、昨年公開された『シャンティ デイズ 365日、幸せな呼吸』で映画デビュー。その後『娚の一生』や『海街diary』を始め、『at Home』『俺物語!!』など注目作品の出演が相次ぎ今年に入って7本の映画に出演、さらに綾野剛主演のドラマ「コウノドリ」(TBS)にも出演が決定し、今後の活躍に期待大の若手俳優だ。今回公開されたのは、太陽のような雰囲気を持つ弘光のキャラクターが表れているビジュアル。坂口さんの優しい笑顔に桐谷さん演じるはとりもついつい見とれてしまうほど、弘光は劇中で全女子を夢中にさせている。そんなキャラクターを英勉監督は「弘光は明るくその場を照らし、温かく人を包み込むような“太陽のような男”」と語っている。坂口さん自身は、「物腰も柔らかいし、女性の扱いも上手だけど、軽いわけじゃない。はとりに対して一途な弘光もいるんです。監督とはこの辺を深く掘り下げていきました。女性に対しての接し方は利太よりも慣れている感じですね。男から見てもかっこいい感じのイメージになるように演じました」とコメントを寄せている。坂口さんだから実現した実写“弘光”。彼が見せる笑顔には、日々の仕事や時間に追われる女性にとって胸キュンサプリになること間違いなし。『ヒロイン失格』は9月9日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2015年08月21日女優の桐谷美玲が主演を務める映画『ヒロイン失格』(9月19日公開)の代表的な場面と原作漫画の同場面を組み合わせたコラボPVが、このほど公開された。本作は、2010年4月から2013年4月まで漫画雑誌『別冊マーガレット』(集英社)で連載された同名コミックを原作に、『高校デビュー』(2011年)などで知られる英勉監督がメガホンを取った作品。自らを"彼のヒロイン"だと思い込んでいる暴走ヒロイン・はとりを桐谷が演じ、クールな幼なじみの利太(山崎賢人)、学校一のモテ男・弘光(坂口健太郎)の三角関係によるロマンチックコメディーが描かれる。桐谷は、キャスターとして知的な一面ものぞかせているが、本作では坊主頭や変顔にも挑戦する。公開されたPVは、映画と漫画の両シーン、そして主題歌となる西野カナの「トリセツ」を1コーラス収録。原作でも名場面とされる、花火大会ではとりからの必死の思いを受け止めた利太が「はとりってこんな優しかったっけ…」と口にしたことで2人が急接近するシーンをはじめ、弘光の前で利太が「おまえ、そいつの事どう思ってんの?」と、はとりに詰め寄るむき出しの三角関係を映したシーンなどが収められ、西野による乙女の恋心をなぞった曲が彩る。もともと原作の大ファンで、映画化が決まる前からはとりの変顔を練習していたという桐谷は、漫画のシーンやセリフから「ここは入れてほしい」と要望するほど思い入れが強かった。山崎も脚本だけでなく原作を深く読み込み、捉えどころのない利太のキャラクターを分析。劇中で利太が身に着けているピアスは、自分でイメージに合うものを探し、監督に提案するなどこだわりを見せた。弘光はその場を明るくし、温かく人を包み込むように見えて、実は薄い壁を作ってしまうキャラクター。坂口はその"人との接し方"に共感し、弘光の中にあるジレンマを表現できるように意識して演じたという。撮影現場を何度も訪れた原作者の幸田もも子氏は「皆さん原作のイメージ通り!」とコメント。劇中では、"私が好きな人"か"私を好きな人"の究極の選択に揺れる切ない気持ちが描き出される。(C)2015 映画「ヒロイン失格」製作委員会(C)幸田もも子/集英社
2015年08月19日桐谷美玲を主演に、最旬イケメン俳優・山崎賢人と坂口健太郎が共演を果たす『ヒロイン失格』。この度公開される映画と幸田もも子原作のコミック、そして主題歌を歌う西野カナの「トリセツ」の1コーラスが聴くことができる夢のコラボPVが解禁された。松崎はとり(桐谷美玲)は、幼なじみの寺坂利太(山崎賢人)に恋する“妄想”女子高校生。絶対的な自信を持って、自分が彼の“ヒロイン”だと思い込んでいる。そんな中、なんと利太は六角精児似のイケてない女の子・安達未帆(我妻三輪子)と付き合い始めることに。「え、あたし、ヒロインじゃないの?」と、2人の関係に悶絶するはとりに、学校イチのモテ男・弘光廣祐(坂口健太郎)が興味を持ち始め…。別冊マーガレット(集英社)で2010年から2013年にかけて連載され、全10巻で累計160万部を超える幸田もも子の人気コミックを実写化した本作。2人のイケメンがヒーローを取り合う夢のような設定で繰り広げられる“ラブ騒動”と、邪道ヒロインが巻き起こすユーモア溢れるストーリーが斬新な魅力に虜になる女子が続出している中、今回最高のキャスティングで実写化が決定。原作者の幸田氏も「みなさん原作のイメージどおり!」と太鼓判を押しているほど各キャラクターの完成度は高い。もともと原作の大ファンで、映画化が決まる前からはとりの変顔を練習していたという桐谷さんは、コミックのシーンやセリフから「ここは入れてほしい」と提案するほど原作への想いが強かったという。今回解禁されたコラボPVでは、花火大会で利太への想いを必死に伝えるはとりに対して「はとりってこんなに優しかったけ…」と言い、2人が急接近する原作でも名場面とされるシーンを始め、雨に濡れながら泣いているはとりを優しく抱きしめ「傷つかなくていい。ただ、俺だけを見てればいいから」と囁く弘光。さらに「おまえ、こいつの事どー思ってんだよ」と弘光の目の前で利太がはとりにつめよるような三角関係が垣間見えるドキドキのシーンなど、原作コミックで描かれた女子憧れのキュンとした感動が満載。さらに今回動画では西野カナが歌う映画の主題歌「トリセツ」の1コーラスが映像とともにフルで聴くことができる。原作コミックと絡み合いに展開されてあり、原作ファンにはもちろん、まだ読んでいない人でも読みたくなる胸キュン必至のシーンが満載のPVとなっている。“私が好きな人”と“私を好きな人”2人の間で揺れ動くはとりのドキドキに共感できる本編にますます期待が高まる。『ヒロイン失格』は9月19日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2015年08月15日女優の桐谷美玲が主演を務める映画『ヒロイン失格』(9月19日公開)のラブシーンを切り取った9点の場面写真が、このほど公開された。本作は、2010年4月から2013年4月まで漫画雑誌『別冊マーガレット』(集英社)で連載された同名コミックを原作に、『高校デビュー』(2011年)などで知られる英勉監督がメガホンを取った作品。自らを"彼のヒロイン"と思い込んでいる暴走ヒロイン・はとりを桐谷が演じ、クールな幼なじみの利太(山崎賢人)、学校一のモテ男・弘光(坂口健太郎)の三角関係によるロマンチックコメディーが描かれる。桐谷は、キャスターとして知的な一面ものぞかせているが、本作では坊主頭や変顔にも挑戦する。今回公開された9点の場面写真は、はとりが利太、弘光それぞれと過ごす一時を捉えたもの。学校、ボーリング場、花火大会、遊園地などのさまざまなシチュエーションで、弘光の"壁ドン"やアイスの「あ~ん」、利太の"頭ポン"など、"胸キュン"演出の数々が収められている。原作者の幸田もも子氏は、利太が花火大会ではとりの手をつかんで見つめ合うシーン、雨の中ではとりが弘光に抱きしめられるシーンが「一番胸キュンしてしまう」とコメント。劇中では、"私が好きな人"か"私を好きな人"の究極の選択に揺れる切ない気持ちが描き出され、今回公開された写真からもはとりの揺れ動く恋心が伝わる。(C)2015 映画「ヒロイン失格」製作委員会(C)幸田もも子/集英社
2015年08月10日キャスターとして知的な一面ものぞかせる女優・桐谷美玲が、坊主頭や変顔にも挑戦、文字通り体をはって恋に暴走するヒロインを演じる『ヒロイン失格』。連続テレビ小説「まれ」などで目覚ましい活躍を見せる山崎賢人と、本作を始め話題作への出演が続く“塩顔男子”坂口健太郎の間で揺れる乙女心を、とびきりのコメディも交えて描く本作から、女子が憧れる胸キュンシーンの場面写真9(キュン?)連発が、シネマカフェに到着した。主人公の松崎はとり(桐谷さん)は、クールな幼馴染の寺坂利太(山崎さん)にとって、自分だけが彼の“ヒロイン”だと信じ込んでいる。そんな中、利太がクラスでもイケてない“六角精児”似の女の子とつき合うことになり、学校イチのモテ男・弘光廣祐(坂口さん)がはとりに興味を持ち始めることに――!?“私が好きな人か”、“私を好きな人か”…。主人公・はとりが、利太と弘光というイケメン2人の間で揺れに揺れるのは、次のようなドキドキの胸キュンシチュエーションが連続するからなのだ。●胸キュン1大好きな幼馴染・利太とプロレス技でじゃれ合うハードなプロレス技が笑顔でかけられるのも、気心知れた幼馴染だからこそ!そんなじゃれ合いが最高にシアワセな瞬間だったりする。●胸キュン2学校イチのモテ男・弘光から壁ドン3連発!はとりは学校一の超絶イケメンから、まさかの壁ドン3連発、至近距離で彼に見つめられて、思わず。●胸キュン3原作の名場面!利太から花火大会で手をギュッ見つめ合って…からの、利太から手をギュッとされる花火大会のシーンは、原作コミックにも登場する胸キュン必至の名場面。●胸キュン4夏休みデートで弘光がアイスを「あ~ん」夏休みデートの最中、彼が食べていたアイスをいきなり「あ~ん」。まさかの間接チッスに思わずドキドキ、ときめいてしまう!●胸キュン5「ちゃんと話聞いて!」に驚く利太にキュン好きな人と浴衣で行く花火大会デート。「ちゃんと私の話聞いて!」と思わず顔をムギュっとしたとき、普段はクールな彼の驚いた表情に胸キュン!●胸キュン6ボーリングデートで紳士な弘光にドキッ定番デートのボーリング。でも、ちょっと苦手なはとりに、手とり足とり教えてくれる優しい彼。高スコアが出たら、思わずハイタッチで急接近!?●胸キュン7大好きな利太とセルフィー!下校時、歩道橋の上で何となく撮ったセルフィー(自撮り)。でも、やっぱり好きな人との2ショットは内心ドキドキ!●胸キュン8雨の中、弘光の優しいギュッ!こちらも原作にもある名場面。雨の中、傘もささずに走って探し回ってくれた弘光。そんな優しさと温かさに胸キュンせずにいられない。●胸キュン9“キュン死”注意!利太から憧れの頭ポン必死に話をするはとりの頭を、優しく“ポンッ”。好きな人からの突然の“頭ポン”は“キュン死”注意のドキドキ度だ。原作にも登場する、利太に花火大会で腕をつかまれ見つめ合うシーンと、弘光に雨の中で抱きしめられるシーンは、原作者の幸田もも子先生も「一番胸キュンしてしまう」と明かしているほど。女性なら誰しも胸キュンしてしまうような名場面がたくさん登場する本作を、ドキドキしながらチェックしてみて。『ヒロイン失格』は9月19日(土)新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月07日「ママ、これ食べていい?」「これで遊んでいい?」「もう片付けてもいい?」などと、子どものほうから1つ1つ親に確認してくるということに思い当たる節はありませんか?よその子を見ていると、子ども自身で考え、自分のやりたいことを決めているように見えるけれど、うちの子は必ず親の許可を得てからでないと動かない。なぜだろうと疑問を抱いているママもいるはずです。親の許可を求めるかどうかには、子どもの個性や性格が関係していることもありますが、実はほかにも理由が隠れている可能性があるのです。ママが先に言葉をかけていない?まずは、これまでの子どもとの関わり方を思い出してみてください。子どもが遊ぼうとしている時に「これで遊んだら?」と言ったり、今日のおやつは何にしようかなと迷っている時に「このおやつにしたら?」と言ったり、子どもが決断するよりも先にママが声をかけ、決断を促した覚えはありませんか?子どもよりも先にママが言葉をかける状況が続いてしまうと、子どもは自分で考えて物事を進めていく力を失ってしまいます。ママが指示を出してくれることが当たり前だと思ってしまい、自分で物事を決めることができず、必ずママに尋ねてから行動に移すようになるのです。子どもの行動を温かく見守ってあげて子どもに、自分で考え、決断する力をつけさせたいと考えるなら、まずは子どもの気持ちを尊重し、ママは温かく見守ってあげることから始めましょう。子どもが何かをしようとしている時も、いつものように声かけで誘導するのではなく、あえて言葉をかけずにいることが大切です。もし、子どもがいつものように訊ねてきたら、「○○ちゃん(くん)はどう思う?」と言って、決断を促すように質問をするのも有効です。ママの質問に対する答えを見つけようとして、自分で判断する力を養えるでしょう。これを続けていくことで、今までママの考えに従うことがメインだった子どもも、自分なりの解釈や好奇心に従った、個性的な考え方をしてくれるかもしれません。赤ちゃんの頃は、常にママが目を配り、危険のないように配慮していても、月日が流れてくると子どもにも自我が芽生えてくるもの。自我の芽生えは、可能性の芽生えでもあります。その芽をママが摘んでしまわないように、成長に応じた対応をしたいですね。自分で物事を考え、動けるようになれば、自然と視野も広がり、子ども自身が活き活きとしてくるはず。なるべく言葉の先回りは控えて、子どもに考えさせることを大切にしていきましょう。
2015年07月22日山崎賢人と坂口健太郎というイケメンの間で揺れ動きながら、恋に暴走するヒロイン・はとりを桐谷美玲が体当たりで演じる、胸キュン恋愛映画『ヒロイン失格』。このたび、この最旬キャスト3人が揃って登場し、映画館での“マナー失格”なシチュエーションを紹介する映像が、シネマカフェだけに到着した。松崎はとりは、幼なじみの寺坂利太(山崎賢人)にずっと恋し続けている高校生。絶対的な自信を持って自分が彼の“ヒロイン”だと思い込んでいるが、クラスの中でも六角精児似のイケてない女の子・安達未帆(我妻三輪子)に告白された利太が彼女と付き合い始めるというまさかの展開に!うまくいかない恋に悶絶する中、学校イチのモテ男・弘光廣祐(坂口健太郎)がはとりに興味を持ち始め、まさかの三角関係に!果たして、はとりが選ぶのは…。今回到着した映像は、「ホフディラン」と松竹マルチプレックスシアターズがコラボレーションしたことでも話題となっているポリシーシネマ。『ヒロイン失格』のタイトルにかけて、“マナー失格”なシチュエーションを、桐谷さん、山崎さん、坂口さんの3人がそれぞれ表情豊かに紹介する。もちろんそれだけに留まらず、「ホフディラン」小宮山雄飛が作詞作曲の「映画の中へ」が流れる後半は、本編からの見どころ映像がふんだんに盛り込まれた、予告編とも微妙に異なる夢のコラボレーション映像が実現。桐谷さん演じるはとりが、山崎さん演じる利太と安達さんのラブラブぶりに思わずパンを握りつぶしたり、“壁ドン”の立役者・山崎さんではなく、坂口さんが桐谷さんにガッツリ壁ドンしたりと、こちらも必見の映像となっている。こちらのポリシーシネマは明日7月11日(土)から全国のMOVIXブランド劇場、神戸国際松竹などにて上映の予定というから、ぜひチェックしてみて。『ヒロイン失格』は9月19日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月10日女優の桐谷美玲が主演する映画『ヒロイン失格』(9月19日公開)の最新ポスターが3日、公開された。暴走ヒロイン・はとり(桐谷)と、幼なじみの利太(山崎賢人)、モテ男・弘光(坂口健太郎)の三角関係によるロマンチックコメディーが描かれる本作。公開されたビジュアルは、"私を好きな人=弘光"から迫られるはとりと、"私が好きな人=利太"に満面の笑顔を見せるはとりが描かれた"究極の選択"ポスターになっている。映画は、2010年4月から2013年4月まで漫画雑誌『別冊マーガレット』(集英社)で連載された同名コミックを原作に、『高校デビュー』(2011年)などで知られる英勉監督がメガホンを取った作品。共演には福田彩乃、我妻三輪子、高橋メアリージュンらが出演するほか、歌手の西野カナが作品をイメージして主題歌を書き上げた。(C)2015 映画「ヒロイン失格」製作委員会 (C)幸田もも子/集英社
2015年07月03日山崎賢人と坂口健太郎という最旬なイケメンの間で揺れ動く、恋する“暴走オトメ”を桐谷美玲が体当たりで演じることで話題を呼ぶ映画『ヒロイン失格』。このほど、桐谷さんが演じるヒロイン・はとりの迷える乙女心を表現した、 “究極の選択”ポスターが解禁となった。主人公の松崎はとり(桐谷美玲)は、幼なじみの寺坂利太(山崎賢人)に恋する高校生。絶対的な自信を持って自分が彼の“ヒロイン”だと思い込んでいる。そんな中、クラスの中でも“六角精児似”のイケてない女の子・安達未帆(我妻三輪子)に告白された利太が、彼女と付き合い始めるというまさかの展開に!うまくいかない恋に悶絶するはとりに、学校イチのモテ男・弘光廣祐(坂口健太郎)が興味を持ち始め…。果たして、はとりの恋の行方は!?今回到着したポスター画像では、クールな幼なじみの利太、学校イチのモテ男・弘光、それぞれとはとりの2ショットが並んでいるが、注目すべきはその表情。“とんでもないイケメン”な弘光から迫られているはとりは、自らに寄せられる好意に戸惑っているようにも見える。対して、ずっと想い続けてきた利太に寄り添う姿は、幸せいっぱい!満面の笑顔を浮かべており、その様子の対比は、写真に添えられた「私を好きな人か。私が好きな人か。」というキャッチコピーそのもの。さらに、中央にたたずむ3人の姿をよく見ると、なんとはとりは弘光に肩を抱かれながらも、しっかりと利太の手を握っているという、夢のような三角関係シチュエーションであることに気づく。私を楽しませてくれる「私を好きな人」か?幼いころから心に決めていた「私が好きな人」か?思い悩む、はとりの取る選択とは…?“愛する”ことが幸せか、“愛される”ことが幸せか…思わず、自分だったらどうするか考えてしまいそうな“究極の選択”ポスターを、まずはこちらからチェックしてみて。『ヒロイン失格』は9月19日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月03日桐谷美玲が恋に暴走する主人公を演じ、クールな幼なじみ(山崎賢人)と、学校イチのモテ男(坂口健太郎)との三角関係に悩むロマンティック・コメディ『ヒロイン失格』の新たなポスター画像が公開になった。その他の写真映画の主人公は、幼なじみの利太に恋する高校生はとり。絶対的な自信を持つ彼女は、自分が彼の“ヒロイン”だと思い込んでいたが、ある日、利太が六角精児似のイケてない女の子と付き合い始め、さらに、モテ男・弘光に興味を持たれたことから、ふたりの間で揺れ動きながら三角関係に悩むことになる。このほど公開されたポスターは、“はとりと利太”の画像と“はとりと弘光”の画像を並べたもので、“私を好きな人か”というコピーと“私が好きな人か”というコピーが添えられている。愛するか? 愛されるか? は恋愛ドラマの王道設定で、観るものを必ずキュンとさせてきた。本作でもコミカルな設定を織り交ぜながら恋愛の切なさや迷いがしっかりと描かれているそうで、ラストで主人公はとりが利太と弘光のどちらを選ぶのか? を含め、最後まで目が離せない作品になりそうだ。『ヒロイン失格』9月19日(土)新宿ピカデリー他全国ロードショー
2015年07月03日子どもたちの成長や変化に、喜びながら戸惑いながらも一生懸命頑張っている親も多いはず。子育ての悩みは尽きないものですが、ふと振り返った時、子育てをする上で本当に大切なことというのは、実はそれほど多くない。そんなことに気づかせてくれた本を、ご紹介します。『 佐藤初女さんの心をかける子育て 子どもと心を通わせるための7つの質問 』(佐藤初女・著/小学館)の著者、佐藤初女(さとう・はつめ)さんは、青森県で、助けを求めて訪れるすべての人を無条件に受け入れ、食事と生活を共にして、再出発させる『森のイスキア』を主宰している94歳の女性です。育児に悩む母親たちの心が軽くなるヒントが散りばめられた本初女さんは、自分自身の子育てを「反省ばかり」と振り返りながらも、あえて失敗談を話すことで、現代の母親たちが同じ轍を踏まないように伝えてきたいと考えているそう。そんな初女さんの言葉には、経験という重みがあり、心に響きます。この本には、子育てを頑張りすぎている母親たちへのエールと共に、育児に悩む母親の心が軽くなるようなヒントがたくさん散りばめられています。親が子どもに対してできる、たったひとつのこと「先回りしないで子どもを受け入れること。これ以上に親のできることはありません。」(質問(1) わが子を幸せにするために、親ができることは何ですか? より)頭でわかってはいても、親だって人間です。つい子どもに、自分たちの欲求や願望を求めてしまうこともあるでしょう。しかし、それを押し付けることは、決して子どもにためになることとは言えません。親である私たちは、「子どもを受け入れる」だけでいいのです。ほかに何もせず、たったひとつ「受け入れる」ことだけをすればよい。この言葉を頭の片隅に置いておくだけで、育児に対する心持ちが変わってくるのではないでしょうか。子育てに行き詰まった時には、自分の子ども時代を思い出してそれでも、時には「子育てがうまくいかない」と悩むこともあるでしょう。そんな時の対処法を著者は、以下のように述べています。「思うように育たないときは、親が自身の子ども時代を振り返るのがいちばん」(質問(1) わが子を幸せにするために、親ができることは何ですか? P.10より)たしかに、自分の子ども時代を振り返り、親に対してどのような思いを抱いていたかを思い出すことで、自然と子どもの気持ちが見えてくるように思えます。育児とは、子どもの持っているものを伸ばすこと著者はこうも言っています。「その子の持っているものを伸ばしてあげる、という心で育てることが大切です」(質問(1) わが子を幸せにするために、親ができることは何ですか? P.14より)「見守って信じる」ことは、簡単に見えてとても難しいことです。わが子をかわいく思うあまり、つい手や口が出てしまうのが、親である私たちの心情です。しかし、子育てにおける親の役割は、あくまでも子どものサポート。子ども自身の力を信じ、見守るのが大切ということなのですね。「親は子どもを受け入れ、見守ること」という考え方を基本軸に置いておけば、子育てでどんな悩みにぶつかっても、子どもに対する態度や接し方に迷いがなくなっていくのではないでしょうか。著者の優しい言葉の言い回しと、子育てへのアドバイスが多数紹介されているので、読んだ後にはスッキリとして、育児疲れが癒された印象を持つ人が多いはず。育児の悩みは「悩んでいるのは自分だけじゃない」と知るだけでも、楽になれるものですよね。ぜひ、手に取ってみてはいかがでしょう。
2015年06月27日女優の桐谷美玲が主演する映画『ヒロイン失格』(9月19日公開)の予告編が22日、公開された。本作は、2010年4月から2013年4月まで漫画雑誌『別冊マーガレット』(集英社)で連載された同名コミックを原作に、『高校デビュー』(2011年)などで知られる英勉監督がメガホンを取った作品。自らを"彼のヒロイン"だと思い込んでいる暴走ヒロイン・はとりを桐谷が演じ、幼なじみの利太(山崎賢人)、モテ男・弘光(坂口健太郎)の三角関係によるロマンチックコメディーが描かれる。公開された映像では、桐谷演じる主人公のはとりが、「私、松崎はとりは、これから利太と結ばれる予定のヒロイン!」と堂々宣言するところからスタート。しかし当の利太は、ほかの女子生徒と付き合うことをはとりに告げる。ショックでぼうぜんとなり、2人の様子を執拗にチェックするという行動に出るはとり。そんな彼女を、桐谷が全開の変顔で演じている。さらには、突然現れたイケメン・弘光がはとりに迫るなど、前半ではコメディー要素満載の展開を予感させる内容に。後半では一変して、利太を想うはとりと、幼なじみとしてはとりを気遣う利太、そしてはとりを想う弘光の、切ない三角関係が描かれる。そのほか、弘光の"壁ドン"やイケメン2人とのキス寸前のシーンなど、恋の展開を予感させる重要シーンも。予告編ではさらに、歌手の西野カナが手がけた主題歌「トリセツ」も披露。西野が「普段はなかなか言えない本心を、あえてストレートに表現することで、一見ワガママにも思える女性の気持ちを『好きな人へのラブコール』として、いとしく受け取ってもらえたらと思って描きました」と語るように、恋愛に真っすぐなはとりの姿とリンクする楽曲に仕上がっている。(C)2015 映画「ヒロイン失格」製作委員会(C)幸田もも子/集英社
2015年06月22日桐谷美玲が山崎賢人、坂口健太郎という最旬イケメンの間で揺れる妄想(暴走?)ヒロインを演じる、笑って泣けてキュンとするロマンティック・コメディ『ヒロイン失格』。ついに、この3人の気になる恋愛模様が詰まった、待望の予告編映像が解禁となった。松崎はとり(桐谷さん)は、幼なじみの寺坂利太(山崎さん)に恋する“妄想”女子高校生。絶対的な自信を持って、自分が彼の“ヒロイン”だと思い込んでいる。そんな中、なんと利太は六角精児似のイケてない女の子・安達未帆(我妻三輪子)と付き合い始めることに。「え、あたし、ヒロインじゃないの?」と、2人の関係に悶絶するはとりに、学校イチのモテ男・弘光廣祐(坂口さん)が興味を持ち始め…。幸田もも子の原作コミックファンであった桐谷さんが、映画化が決まる前から、主人公・はとりになりきって変顔の“自主練”をしていたという本作。連続テレビ小説「まれ」やドラマ版「デスノート」などで目覚ましい活躍を見せる山崎さん、『海街diary』『at Homeアットホーム』など話題作が続く坂口さんの間で揺れ動く、はとりの乙女心を笑いと胸キュンシチュエーションたっぷりに描き出す。今回公開された予告編では、冒頭から、クールな幼なじみ・利太役の山崎さんが桐谷さん演じるはとりに呼び止められるという、胸キュンなシーンからスタート。はとりは、「安達さんとつき合うことにした」という利太を振り向かせるため、さまざまな表情をふりまきながら大奮闘するも、利太から告げられたのはショッキングな別れの言葉…。そして、そんな失意のどん底からはとりを救い上げてくれたのは、“とんでもないイケメン”の弘光。果たして、はとりの運命の人は“私が好きな人”?それとも“私を好きな人”?福田彩乃、濱田マリ、竹内力などの個性豊かな脇役も登場し、西野カナによる主題歌「トリセツ」に合せて繰り広げられる、究極の三角関係の行方が気にならずにいられないこの予告編を、まずはこちらからご覧あれ。『ヒロイン失格』は9月19日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月22日女優、キャスターとして活躍する桐谷美玲が、体を張って恋に暴走するヒロインを演じる『ヒロイン失格』。このほど、桐谷さん演じるはとりと、幼なじみ・利太役の山崎賢人、モテ男・弘光役の坂口健太郎の3人が、浴衣姿の夏祭りで修羅場寸前か!?というドキドキの最新場面写真が到着した。このところ軒並み大ヒットが続いている少女コミック原作による恋愛映画の中でも、桐谷さん演じる主人公・松崎はとりが坊主頭や変顔に挑戦し、しかも、大好きな幼なじみ(山崎さん)と、自分のことを好きな学校一のイケメン・弘光(坂口さん)との三角関係にグラグラ心揺れ動いてしまうという、いままでの王道ヒロインとはまた違う女の子の乙女心を描いている本作。NHK連続テレビ小説「まれ」、ドラマ版「デスノート」など、話題作への出演で注目を集める山崎さんと、『海街diary』『at Homeアットホーム』など、「MEN’S NON-NO」専属モデルで俳優としても活躍の場を広げる坂口さんという、いま、最も旬なイケメン2人との三角関係には、はとりでなくても胸キュンが止まらない女子も多いはず。今回公開された場面写真は、ただでさえイケメンな2人の魅力がさらに引き立つ、浴衣姿!はとりがなんとか利太との浴衣デートの約束を取り付け、出かけた先の夏祭りで、偶然にも弘光と出くわしてしまう…という場面だ。あわや修羅場かというこのシーンで、利太と弘光が対照的なのは、凛々しい濃紺と眩しい白という浴衣の色だけではなく、その表情。おもしろくなさそうにも見えるクールな利太と、余裕の笑みで利太のことを伺う弘光、そんな男2人をおそるおそる見守るキュートな浴衣姿のはとりという、なんとも気になる1シーンとなっている。先日、等身大の恋愛観を綴った歌詞とその歌声で絶大な支持を誇る西野カナが書き下ろした「トリセツ」が、主題歌に決定した本作。果たして、暴走ヒロイン・はとりを取り囲む真夏の浴衣デートの行方は?この三角関係に、これからも目が離せない。『ヒロイン失格』は9月19日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月15日