「ドライブスルーも含めてですね、検討していきたいと思っています。現在、1万2,000、PCR検査の能力を上げることができました。これを2万まで上げていきたいと、こう思っています」4月7日、テレビ東京の報道特別番組に出演し、こう語った安倍晋三首相(65)。韓国で始まったドライブスルー方式のPCR検査の導入を検討すること、またPCRの検査能力を増やすことを明言した。ドライブスルー方式のPCR検査は、車を降りずに検体を採取し、後日検査結果を伝えるという。迅速な検査が可能なうえ、病院の待合室などで待機する必要がないので、医療関係者や他の通院者の感染リスクを減らすことができると考えられている。当初、政府はドライブスルー方式については否定的だった。3月15日には、厚生労働省が公式ツイッターで【#新型コロナウイルス「ドライブスルー方式」のPCR検査を実施しない理由について】と題する一連ツイートで、ドライブスルー方式の有効性について、いったんは否定していた。《「ドライブスルー方式」のPCR検査が、いくつかの報道で紹介されています。》《新型コロナウイルス感染症にかかっているのではないかと心配される方が、PCR検査を受けるためには、医師の診察が重要です。「ドライブスルー方式」では、医師の診察を伴わないことが多いため、我が国では、実施しておりません。》しかし、実態が違うのではないか、という指摘が相次ぐ。翌日の16日の参議院予算委員会では、野党の質疑に対して加藤勝信厚生労働大臣(64)が、ドライブスルー方式を容認する発言している。その日の夜、厚労省の公式ツイッターはこんな訂正ツイートを行っている。《3月15日に投稿した「ドライブスルー方式のPCR検査を実施しない理由」と題するツイッターで、ドライブスルー方式を導入しない理由として、「医師の診察を伴わないことが多い」との記載をしていました。》《現在ドライブスルー方式でのPCR検査を行っている国では、問診票を配布し、医師が検査の要否を判断しているものがあると承知しており、正確性を欠く表現であるため、訂正させていただきます。》この段階で政府のお墨付きが出たドライブスルー方式だが、実際に導入されたのは、名古屋や新潟など一部の地域だけ。そもそも、日本は諸外国に比べて、PCR検査の数が少ないと指摘されてきた。そして、政権支持層を中心に、“PCR検査数を増やすことは、医療崩壊に繋がる”という主張がなされてきたのだ。PCR検査を増やせば、症状の軽い軽症患者まで発見してしまう。新型コロナウイルスの感染者は入院が原則だったので、軽症患者が病床を埋めると、命の危険がある重篤患者が適切な治療を受けられなくなるという理屈だった。3月11日にはソフトバンクグループの孫正義会長(62)がツイッターで、《簡易PCR検査の機会を無償で提供したい。まずは100万人分》と提案したところ、批判が殺到し、わずか数時間で撤回に追い込まれたことは記憶に新しい。だが、軽症患者が普通の生活を送ることで、感染が拡大していることが明らかになると、日本政府は方針の転換を余儀なくされた。日本のPCR検査実施人数は4月7日が7,876人、4月8日が4,544人。3月末で累計3万人ほどだった検査人数は、4月8日時点で約5万3千件と、ここにきて急増された。安倍首相の言葉通り、今後も増やしていく見込みだ。同時に、感染者は原則入院という方針から、軽症患者はオリンピック関連施設や民間ホテルなどに隔離可能という方針に転換した。じつは、これもすでに韓国などですでに行われていたこと。韓国ではスポーツ関連施設や民間ホテルなどに「生活治療センター」を設置し、ここに軽症患者を隔離している。韓国の新型コロナウイルスによる死者は、4月8日時点で累計200人だが、現在の新規感染者は連日50人前後と、感染の抑え込みに成功しつつある。これまで、日本政府は、厳しい検査条件に当てはまる者のみを検査して、感染が確認された場合は即入院という“日本方式”を取ってきた。ここにきて、疑いのある者は幅広くPCR検査をして、軽症者は病院外で隔離という方針に転換しようとしている。この“韓国方式”が成功するか否か、判断するにはまだ時間がかかりそうだ。
2020年04月08日安倍晋三首相(65)が4月7日、会見で「私が責任を取ればいいというわけではない」と発言。非難の声が殺到している。同日、緊急事態宣言の発令にちなんで会見を開いた安倍首相。日本在住のイタリア人記者から「世界はほとんどロックダウンしています。安倍首相の対策は一か八かの賭けに見えます」といった趣旨の指摘が。そして「失敗したらどういう風に責任を取りますか?」と訊ねられると、安倍首相はこう返答した。「例えば最悪の事態になった場合、私が責任を取ればいいというわけではありません」続けて、他の国の感染者数や死者数も違うため対策が異なるなどと述べた安倍首相はクラスター対策について言及。「クラスターを追跡し潰していけば、収束に向かっていく」と語ったが、Twitterでは安倍首相の発言に非難の声が上がっている。《責任はちゃんと取ってほしいし、それくらいの覚悟で新型コロナ対策に臨むべきだと思う》《責任とる位の意志を持ってリーダーポジションに立てよ!って言いたくなりますね》《今の日本を背負う覚悟がないのはちょっと》《国のトップが胸を張って責任を取らないって言うのか》
2020年04月08日4月1日、布製のマスクを、“1住所あたり2枚”ずつ配布することを発表した安倍晋三首相(65)。対象となるのは約5,000万世帯、マスクの枚数は1億枚にのぼるという。新型コロナウイルスによって収入を失った労働者のために、欧米各国が現金給付などを含む巨額の財政政策を次々と打ち出しており、日本政府も現金給付などの施策を行うべきだという声が高まっている。そんななか、“お金”ではなく、“マスク”を配るという政府の発表に、SNS上では戸惑いと怒りの声が広がっている。これは有名人といえども、例外ではないようだ。芥川賞作家の平野啓一郎氏はマスク配布を伝えるニュースのリツイートと共に、《本当にこの政府で、この未曾有の危機を乗り越えられますか?》とストレートに政府の対策を批判した。タレントのいとうせいこうは《布マスク二枚は安倍政治の集大成になるかもしれないな》とチクリ。格闘家の高田延彦氏はツイッターでこんな呆れ声。《大風呂敷拡げてマスク2枚?本当?まさかのエイプリルフールジョークじゃないよね?ゼロよりマシだけど2枚ってさ!》批判は、安倍政権を支えてきた“保守層”からもあがっている。《一つの家庭に2枚の布マスク?なんやねん、それ。大臣が勢揃いして決めたのがそれかい!アホの集まりか》ツイッターでそんな怒りを表明したのは作家の百田尚樹氏だ。その直後には《これ、エイプリルフールのつもりか。もしかして全閣僚が集まって考えついたウソか?》とツイート。2月28日に安倍首相と会食をするなど、首相と近しい関係として知られる百田氏だが、この政策には怒りを隠せないようだ。自由民主党内からも、批判の声があがった。国民に対する「現金の一律給付」を求めている党内の若手議員の1人、小野田紀美参議院議員はマスク配布のニュースが報じられた直後に、地元岡山弁をまじえてこうツイートした。《なんで今回自民議員の必死の訴えは全然聞き入れんのにこーゆー事急に決めてするん。それ出来るんなら小切手送りゃーえーがん。何なん。与党議員って何なん》さらに、自民党の後藤田正純衆院議員は自身のFacebookで、マスクの配布が東京都から開始されるというニュースと共にこう書いた。《いやいや、まずは、医療従事者、保育従事者に優先して配分すべき首相と都知事は何話してんねん!東京都は、自粛、stay home家にいて!と言いながら、切迫した医療現場でなく、何故マスクを全戸に???家にいたら、マスクいらんやろ??》一方、マスク配布を擁護する声もあった。政治評論家の三浦瑠麗氏は《布マスクうちはありがたいですよ。自分でマスクを縫う暇はないし、子供にさせたくても市中にはないもんね》としたうえで、《引き続き他の経済対策も頑張って下さいでいいんじゃないの》とツイート。まったく異次元なツイートをしたのは発明家のドクター・中松氏だ。新発明品である顔すっぽり覆う透明マスク「スーパーメン」を被っている自分の写真とともに《布マスク2枚ですか?スーパーメンなら1枚でOKですが》とつづった。ちなみに、布マスクは織り目のサイズが大きいのでウイルスを防ぐ効果が低く、洗って使うので衛生面にも不安があるといわれている。WHO(世界保健機関)は、布マスクの使用を、どんな状況でも推奨していない。
2020年04月02日「2月9日に昭恵夫人(57)は自身のインスタグラムへ、宮城県気仙沼市でランチを食べたうどん店の前での写真を投稿しています。夫人としては、復興に苦しむ東北を応援したいという気持ちがあったのだと思います。しかし《危機感がないですね》《いいかげんにしろ》といった批判的なコメントも多かったのです。それ以来、インスタグラムは1カ月も更新されていませんが(※3月9日現在)、首相夫人として、状況判断ができていないと言わざるをえません……」そう語るのは全国紙の政治部記者。さらに山形県内に住むスキー関係者は本誌にこんな証言を。「実は昭恵夫人は2月末から2泊3日の“スキー旅行”も計画していたのです」昭恵夫人が訪れる予定だったのは山形県にある蔵王温泉スキー場。彼女は’15年からこの地で、かつてのスキー人気の復活を目指すためのイベント「私をスキーに連れてかなくても行くわよ」に参加していた。地元の観光業者やプロスキーヤーらで構成する「80年代スキー復活実行委員会」が主催しており、昭恵夫人は名誉会長を務めているのだ。「昭恵夫人のスキー歴は30年以上に及びます。『元スキーファンが進化したゲレンデに戻ってくることが地方活性化にもつながることでしょう』と語り、積極的に“広告塔役”を務めていました。2泊3日のイベントで最初の数年は大々的に参加者を募っていましたが、森友学園問題が発覚し、昭恵夫人への批判の声が高まるようになった一昨年からは、夫人が現地をお忍びで訪れるようになったのです」(前出・政治部記者)地方活性化という目的はどこにいったのか、夫人の私的なスキー旅行へと変わっていったようだ。蔵王温泉観光協会に取材すると、担当者は次のように語った。「(『私をスキーに連れてかなくても行くわよ』は)いまでは観光協会は関係がなくなり、有志によるイベントになっています。それでも昨年までは昭恵夫人も参加されていたようですが、今年のイベントはかなり小規模になったと聞いています」その理由は“昭恵夫人の参加が中止になったから”だという。前出のスキー関係者が続ける。「数日前に、昭恵夫人から地元のイベント関係者へ、キャンセルの連絡があったのです。夫人は残念そうにこう言っていたそうです。『夫から、“今回ばかりはスキーに行くのをやめてほしい”と、言われてしまったのよ』と……」安倍首相が大規模イベントの自粛を要請したのが2月26日、全国の学校を休校にするように要請したのは2月27日。まさに昭恵夫人がスキーイベントに参加する直前だったのだ。「政府が国民に“不要不急の外出”を控えるように呼びかけているなか、首相夫人がスキー旅行をしていたことが発覚してしまうと、猛批判を受けかねません。ふだんは昭恵夫人の行動には口を挟まない首相ですが、懇願せざるをえなかったのでしょう」(前出・政治部記者)「女性自身」2020年3月24・31日合併号 掲載
2020年03月12日自民党の河井案里参院議員(46)の陣営をめぐる選挙違反事件について3月3日、安倍晋三首相(65)が答弁。その発言内容について、Twitter上では“総ツッコミ”状態となっている。広島地検は3日、いわゆるウグイス嬢に違法報酬を支払ったとして、案里氏の公設秘書と夫で前法相の克行氏(56)の政策秘書ら3人を逮捕した。逮捕に先立って安倍首相は3月3日午前の参院予算委員会で、広島地検が秘書らを立件する方針を固めたことをうけて、次のように述べた。「議員としてそうした疑いを抱かれることのないよう身を処していく必要がある」「国会議員として、さまざまな疑いについては国民に説明を果たす責任を負っている」案里氏に説明を求めたこの発言に対し、Twitter上では《自分は、説明責任を果たしていないのに、他人には言うんだ》《よりによって、お前が言うな》と首相の姿勢を疑問視する声が相次いだ。さらには《よくぞ言った安倍首相。国会議員の見本になりましょう》と皮肉めいたツイートも。「昨年から追求されている『桜を見る会』問題だけでなく、’17年に発覚した森友学園や加計学園に関する疑惑についても、安倍首相は十分に説明を果たしているとは言いがたい状況です」(政治部記者)また案里氏の選挙違反についても、安倍首相は無関係とは言えないとの声もある。『週刊文春』の報道で、案里氏の選挙資金として1億5千万円という異例の大金が自民党本部から振り込まれていたことが発覚。安倍首相も「報告は受けていない」としながらも、党本部による資金支出を認めている。「これほどの”軍資金”が案里氏陣営に投下された理由に、首相に批判的な立場であった同選挙区の自民党前職・溝手顕正元議員(77)を落選させる意図があったのではないかとの指摘もあります。そうした中で起きた選挙違反ですから、自民党総裁でもある安倍首相自身にも説明責任が求められるはずです」(前出・政治部記者)
2020年03月04日安倍晋三首相(65)が3月2日、参議院予算委員会で一斉休校要請について「直接専門家の意見を伺ったものではない」と述べた。折しも学業にとっての年度末で、卒業シーズン。休校要請は教育現場に家庭、そして経済界にも影響が及んでいる。そのため、安倍首相の判断を疑問視する声が上がっている。同日、立憲民主党・福山哲郎幹事長(58)は休校要請について「なんでこんな一律に急に発表するのか」と追及していた。そんななか、安倍首相はこう答弁した。「直接、専門家の意見を伺ったものではない。判断に時間をかけるいとまがない中において、私の責任において判断させていただいた」そして「専門家の知見によれば1、2週間が急速な拡大に進むか、収束できるかの瀬戸際となるとの見解がすでに示されている」「大人のみならず、子どもたちへの感染事例も各地で発生している」と説明した。NHK NEWSによると、専門家会議の委員である川崎市健康安全研究所・岡部信彦所長も休校要請について「専門家会議で議論した方針ではなく、感染症対策として適切かどうかも一切相談がなかった」と明かしたという。「これまでもコロナ感染対策に関して、政府が専門家をないがしろにするような態度が疑問視されてきました。感染症対策本部は、1月30日に初めて開催。以降は10?15分程度の会議を重ね、9回目でやっと専門家をメンバーとして迎え入れた新たな会議を設置すると発表されたのです。前日に国内で初の死亡者が確認されたため、対応の遅さが指摘されていました」(全国紙記者)また、首相は休校要請について「判断するいとまがなかった」と述べた。だが首相動静を見ると、評論家や日経新聞会長らといった面々と会食の連続。28日、その件について追及されると「首相としていろいろな話を伺う大切な機会だ」と強調した。「コロナウイルスの専門家に時間を割くことは難しかったのでしょうか。むしろ専門的な意見を取り入れて実行するほうが説得力を持たせることができるので、安倍首相にとってもメリットがあったのでは。そうしなかったため、『要請に従っていいのか』と戸惑う声も上がっています」(前出・全国紙記者)ネットでは「直接、専門家の意見を伺ったものではない」と述べた安倍首相に、厳しい声が上がっている。《あらゆる専門知を結集して判断すべき首相が、専門家の話聞いてない。つまり、どれだけの効果とコストがあるか知らないのに、とにかくやってみた、という》《同じ事するにしても、「専門家から様々な意見を伺い検討、熟慮の結果このような判断に至りましたご協力お願いします」って言えばよかったものを》《専門家会議開いて専門家の意見聴かんて どんだけ専門家に支払う費用=税金無駄にしとん 知らんけど もう疲れてきたわ》
2020年03月02日安倍晋三首相(65)が2月29日、新型コロナウイルス感染拡大を受けて会見を開いた。対策本部には姿を見せながらも、これまで会見を開くことのなかった安倍首相。コロナウイルスに関して、初めて1人で国民と向き合った。会見で臨時休校について言及した安倍首相は、新しい助成金制度を創設し保護者の休職に伴う所得の減少に手当てをすると発言。「正規、非正規問わずしっかりケアをする」とも述べた。またウイルス検査について「必要な検査が確実にできるよう国が仲介する」とし、PCR検査に医療保険を適用するとも表明した。いっぽう休校要請について「判断に時間をかけているいとまはなかった」「3月の実施は断腸の思い」としながらも、急な舵取りともいえる判断の具体的な根拠は示さなかった。また19年度予算の予備費を使った緊急対応策を明かしたものの、内容については「10日程度のうちに取りまとめる」と述べた。そんな安倍首相の会見に対し、主要野党の党首はどう反応したか。立憲民主党・枝野幸男代表(55)はTwitterで、党のホームページに掲載された逢坂誠二政調会長(60)のコメントを紹介している。逢坂政調会長は安倍首相の会見について「期待に比して、施策の内容や国民へのメッセージに新味はなく、大変残念だ」と切り出し、「新たな助成金制度についてもその具体的な内容は不明」「新たな立法措置や野党への協力要請などにも触れたが、これも内容が全く不明である」とコメント。「経済的影響を最小限に食い止めるためにも、大規模な財政措置を至急講ずることを求める」「立憲民主党は最大限協力をしていくことに変わりはない」ともつづっている。国民民主党・玉木雄一郎代表(50)はTwitterで《う~ん。総理の会見、新しい話がない。国民はもっと具体的な話を聞きたかったはず》《この程度の内容は基本方針を発表した時点で語るべきだった》と苦言。いっぽうで《とは言え、新法の策定も含め野党にも協力を求めるとのことなので協力していきたい。具体的な提言もあるので、速やかに与野党党首会談を開いてもらいたい》との意欲も見せている。共産党・志位和夫委員長(65)は厳しく追及している。安倍首相が一斉休校要請について《科学的根拠は何ら語られなかった》とつづり、さらに《首相は、きちんとした記者会見を開き、都合の悪い質問も含め、ぶっつけ本番の質問を十分に受け、自分の認識、自分の知見、自分の方策を、自分の言葉で語るべきだ》とその姿勢を批判した。そのいっぽうで社民党・福島瑞穂代表(64)はジャーナリスト・江川紹子氏(61)の投稿をリツイートするに留めている。江川氏は安倍首相が会見を切り上げるなか「まだ質問があります」と投げかけていた。「超過している」との説明があったが、首相動静を見ると会見後の予定は「私邸着」に。そのため江川氏は《うっそ~ うちに帰るだけなら、もう少し答えてくれてもいいじゃん!》と投稿していた。新たな場所で感染が報告されるなど、新型コロナウイルスに揺れる日本。首相ひいてはすべての政治家の手腕に期待がかかっている。
2020年03月02日《首相動静にも載ったことだから言いますが、今夜、有本香さんと一緒に、安倍総理と会談しました。 会話の内容はプライベートなことなので公にできませんが、私と有本さんは、言うべきことは言い、伝えたいことは伝えました。いい会談だったと思います》2月28日深夜、そんなツイートをしたのは作家の百田尚樹氏。同日朝に《安倍総理と対決してくるわ。と言うても別にケンカするわけやない。至誠天に通ずるか!》と予告していた通り、安倍晋三首相との面会を果たした。各種報道によると、会った場所は首相公邸で、会談時間は1時間ほど。ジャーナリストの有本香氏が一緒だった。過去には安倍首相との対談本を出版したこともあり、首相に近い人物と見られていた百田氏。だが、新型コロナウイルス対策については政権を厳しく批判してきた。《保守論客の中には、官邸から仕事をもらったり、選挙のたびに応援演説に行き少なくない謝礼をもらったりしている人がいる。まあ、それは許そう。しかし、そういう恩義で今回の官邸の対応を擁護しているとしたら、最低だと思う》2月24日にはこんな暴露ツイートで、日本中でウイルスが蔓延しても政権擁護をやめない“保守論客”を厳しく批判していた。「月刊Hanada」4月号の対談で「安倍総理は、私がメールするとたいがいすぐに返事を返してくれるのですが、今回は返事が来ませんでした」とぼやいていた百田氏。ようやく直言する機会を得たわけだが、今後の新型コロナウイルス対策に対する百田氏の論調が変わることがあるのか、目が離せない。
2020年02月29日《ANAホテルが最高すぎる。政府に忖度せず正しい態度を貫いた。好感度がグッと上がった》《ANAホテル素晴らしい\(^o^)/ANAホテル最高\(^o^)/》いまツイッター上ではANAインターコンチネンタルホテル東京(東京・赤坂)への称賛の声が高まっている。ことの発端は2月17日、衆議院予算委員会での立憲民主党の辻元清美議員(59)の質問だった。かねてから「桜を見る会」の“前夜祭”において、「明細書は貰っていない。会費は参加者ひとりひとりが支払いそのままホテルに渡った。ホテル側があて名が空欄の領収書を発行した」と主張してきた安倍晋三首相(65)。だが、「桜を見る会」前夜祭が3回にわたって開催されたANAホテルに辻元議員が問い合わせたところ、「(2013年以降の7年間)見積書や明細書を主催者側に発行しないケースはなかった」「代金は主催者からまとめてお支払いいただく」「あて名が空欄の領収書の発行をすることはない」などと、これまでの安倍首相の答弁とは真っ向から否定する返答があったという。辻元議員の求めに応じ、国会の休憩中にANAホテル側に確認したという安倍首相は「事務所がホテルに確認したところ、辻元議員にはあくまで一般論で答えたもの。個別の案件については“営業の秘密”に関わるため、含まれていないとのことだった」と、例外がある旨を主張したのだが……。その後のマスコミ各社の問い合わせに対し、ANAホテルは「“営業の秘密”と申し上げた事実はない」「一般論として答えたと説明したが、例外があったとはお答えしていない」と首相の答弁を否定してしまったのだ。これに対して冒頭のように賞賛の声が相次いだ。さらに、18日のお昼前、朝日新聞が、匿名の自民党幹部が「ANAホテルもう使わない」と語ったことが報じると……。《みんなANAホテルを使うおう!》《自民党の逆恨みが酷い。最初から嘘つくなってことだ》ホテルへの応援コメントと自民党を非難する声であふれた。「ANAホテル」はツイッターのトレンドワード入りしたが、一方でこんな声も……。《ただ真実をありのままに語っただけで、これだけ毀誉褒貶があるというのが異常。本来なら当たり前のことなのだから。いかに日本がおかしくなっているかがわかる》第2次安倍政権になって、首相の発言にあわせて、公文書が書き換えられたり、証言者が口をつぐんだり、閣僚や官僚がおかしな日本語を話したりする姿を、我々国民はあまりにも頻繁に目撃させられてきた。“正直に答える”、そんな当たり前のことを称賛せずにはいられないほどに、この国の常識は壊されてしまったのかもしれない。
2020年02月18日「特に、高齢の方や、基礎疾患をお持ちの方については、人ごみの多いところはできれば避けていただくなど、感染予防にご注意をいただくよう、お願いいたします」2月14日に開催された「新型コロナウイルス感染症対策本部(第9回)」でこう語った安倍晋三首相(65)。新型コロナウイルスによる国内初の死亡例が出た翌日、しかも9回を重ねた「対策本部」の会議においてのこの発言に、ツイッター上では呆れ声が……。《安倍首相、満を持して新型コロナ対策を発表!!「人ごみを避けて下さい。」》《具体的な方法論はないんだな 国民は籠城して暮らせる前提なんかな》《東京で人混みを避けて仕事に行ける方法を教えて欲しい》さらに、この日、感染症の専門家を構成員とする「専門家会議」の設置も発表。これに対しても辛らつな意見が相次いだ。《専門家のいない会議を9回も開いていたのか》《逆に聞きたいんだけど今まで感染症の専門家を呼ばずにどう対策しようとしてたんだ?》いま安倍首相の新型コロナウイルス対策について、批判が相次いでいる。国内で初めて新型コロナウイルスによる肺炎患者が確認されたのは1月15日のこと。1月21日と24日に関係閣僚会議を行ったものの、内閣に安倍首相を本部長とする「新型コロナウイルス感染症対策本部」が設置されたのは1月30日になってからだった。以降、「新型コロナウイルス感染症対策本部」は2月16日までに計10回の会議を開いている。会議で発言する安倍首相の姿が頻繁にテレビに映し出されていたので、しっかりとした会議が行われていたと、多くの人は思っているかもしれないが……。「1回の会議時間は10分から15分ほど。何かを議論して決める場というより、出席した閣僚や官僚が用意したペーパーを読み上げるだけ。そして安倍首相がペーパーを読む姿をマスコミのカメラに撮らせる場になっていました」(全国紙記者)実際、各メディアの報道をもとに10回の「新型コロナウイルス感染症対策本部」会議への安倍首相の出席時間を計算してみたところ、合計119分。1回あたりの平均は11.9分だった。もちろん、長い会議をすればいいという訳ではないし、会議外でも加藤勝信厚労大臣(64)や官僚などと打ち合わせはしているのだが……国内でウイルスが蔓延しつつある現状を見ると、外国人渡航者の入国制限や検査体制の整備などについて、もっと議論してほしかったと思う国民はたくさんいるのではないだろうか。会議への出席時間は確保できないほど、忙しい安倍首相だが、会合への出席時間は確保できているようだ。第2回と第3回の会議が行われた1月31日には、防衛大学校校長や政策研究大学院大学長らと公邸で2時間20分にわたって会食を行った。一方、会議の出席時間はそれぞれ11分と10分。さらに、第4回の会議(安倍首相の出席時間11分)が行われた2月1日には、都内のホテルで行われた成蹊学園卒業生ら主催の「安倍晋三さん衆議院議員在職25周年を祝う会」に2時間8分にわたって出席。第7回の会議(出席時間14分)が行われた2月12日には元官僚と政治評論家と2時間4分にわたって公邸で会食。第8回の会議(出席時間16分)が行われた2月13日には、都内のホテル開催された自らの後援会の会合に26分にわたって出席したのち、自民党の若手の懇親会に53分間出席した。そして、第9回の会議(出席時間9分)が行われた2月14日には都内のホテルで日経新聞会長らと2時間48分にわたって会食を行っている。「新型コロナウイルス感染症対策本部」の会議開催日に、会合に費やした時間は計639分。会議の合計出席時間119分とは大きな違いだ。ちなみに、2月16日の午後5時から伝染病の専門家を集めた「専門家会議」がついに開催されたが、安倍首相は冒頭3分ほど挨拶しただけで私邸に帰っている。もう対策は専門家に丸投げしてしまったということなのか……。“会議は踊る、されど進まず”というのも考えものだが、わずか10分ほどでは“踊る”こともなさそうだ。
2020年02月18日「私、コネクティングルームうんぬんというのは承知をしておりませんので、いまこの議論においてお伺いをしたところでございます。私、この数日間、ずっとコロナウイルス対策等々に没頭しておりますので、そのことについては承知をしておりませんので、確かめてみたいと思います」安倍晋三首相(65)がこう語ったのは、2月12日の衆議院予算委員会の辻元清美議員(59)の質問でのことだった。和泉洋人首相補佐官(66)と大坪寛子厚生労働省大臣官房審議官(52)が公費で行った出張で、部屋同士が繋がった“コネクティングルーム”に泊まっていた問題。「誤解を招くし、おかしかったと総理の口から言うべき」と辻元議員が迫ると、冒頭のように“新型コロナウイルス対策などに没頭していたので、疑惑について知らない”と首相は答えたのだ。ちなみに、国会を騒然させた「意味のない質問だよ」ヤジが飛び出したのは、この直後。インド出張で2人が“コネクティングルーム”に泊まったことは、2月6日に発売された「週刊文春」の報道によって明らかになった。翌日7日の衆議院予算委員会では大坪氏が議場に立ち、野党議員から疑惑の追及を直接受けている。国会で取り上げられてからおよそ1週間、この問題も耳に入らないほど、安倍首相は“コロナウイルス対策に没頭していた”のか。2月7日以降の各メディアの報道をもとに、安倍首相のスケジュールをまとめてみた。【2月7日(金):この日は「北方領土の日」。朝8時半ごろには官邸に入り、新型コロナウイルス対策について話し合うなどした後、「北方領土返還要求全国大会」に出席し挨拶をする。その後も、さまざまな公務で忙しく過ごした安倍首相。午後6時40分ごろに官邸を出て、都内ホテルの鉄板焼き店で稲田自民党幹事長代行(60)と元経団連副会長の渡文明JXTGホールディングス名誉顧問らと会食。午後10時前には私邸に着いた】【2月8日(土):朝から私邸で過ごす。午後4時前に官邸に到着。30分ほど加藤勝信厚生労働相(64)や菅義偉官房長官(71)らと会談するなどした後、報道各社のインタビューを受け、官邸を出発。午後5時ごろには私邸に着き、以後の外出はなかった。官邸にいたのは1時間ほど。この日、武漢在住の60代日本人男性が死亡。新型コロナウイルスによって日本人の死者が初めて出た】【2月9日(日):この日も朝から私邸で過ごす。やはり、午後4時前に官邸に着き、加藤厚生労働相らと会談。午後4時半には官邸を出発し、渋谷にある行きつけの美容室で散髪をした後、午後6時半には帰宅。以後、私邸で過ごした。官邸にいたのは40分ほどだった】【2月10日(月):この日は、和泉氏と大坪氏が、インド出張のみならず過去4回の出張ですべてコネクティングルームに泊まっていたことが国会で明らかになった日。休日に十分リフレッシュができたのか、この日は朝から晩まで1日中働き続けた安倍首相。午後9時前、公邸で行われたエストニアのラタス首相との夕食会を終えた後、そのまま公邸に泊まった】【2月11日(火・休):この日は建国記念日。だが、ウイルスには休日は関係ない。横浜市に停泊するクルーズ船で、新たに66人の感染を確認。乗客の感染者数は延べ135人となった。さらに、チャーター機で中国・武漢市から帰国し、自宅待機していた男性2人の感染も発覚する。午後2時前まで公邸で過ごした安倍首相。午後2時過ぎから、加藤厚生労働相や菅義官房長官らと会談。午後3時半前には官邸を出発すると、そのまま私邸に帰る。以後、家から出なかった。官邸にいたのは1時間半ほど】【2月12日(水):午前7時には官邸着。新型コロナウイルス感染対策本部の会議に出席するなど公務に励む。午後1時からの衆議院予算委員会に出席し、「コロナウイルス対策等々に没頭」「意味のない質問だよ」発言をする。午後5時過ぎに、予算委員会を途中退席し、都内のホテルで行われた自民党と各種団体の懇談会で挨拶。すぐに官邸に戻り、5時半過ぎから加藤厚生労働相や菅義官房長官らと会談。午後6時半過ぎに公邸に帰ると、元通商産業事務次官で現在は弁護士の小長啓一氏、政治評論家の杉浦正章氏と会食。2人が午後8時40分ごろに帰ると、後は公邸で過ごした】非常時とはいえ、休む権利はもちろん誰にでもある。また、公邸や私邸で、電話や秘書官を通じて指示を出していた可能性もある。ただ、「この数日間、ずっとコロナウイルス対策等々に没頭」という言葉を額面通り受け取れるだろうか。ちなみに、中国渡航歴がない4人の国民のウイルス感染が発覚した2月13日、安倍首相は何をしていたのだろうか。【2月13日(木):午前9時45分ごろに官邸着。さまざまな会議、面談に出席するなど、公務に励む。しかし、午後7時過ぎには、都内のホテルで行われた、精神科医らで作る首相の後援会「晋精会」の会合に出席すると、午後7時40分には麻生太郎副総理(79)と細田博之元幹事長(75)と一緒に、都内の中華料理店で行われた麻生派と細田派の当選3回の議員を中心とした懇親会に出席。安倍首相は若手議員に選挙のアドバイスをしたという。午後8時半過ぎ、首相は店を後にした。同刻ごろ、神奈川県の80代女性が亡くなり、国内初の新型コロナウイルスによる死者が出たことが加藤厚労相から発表された】
2020年02月14日2月12日の衆議院予算委員会で、立憲民主党の辻元清美議員(59)の質問が終わり、棚橋泰文委員長(57)が次の質疑者である逢坂誠二議員(60)の名前を読み上げている最中、議場内にこんな声が響いた。すでに、資料をまとめ、安倍晋三首相(65)がいる閣僚席に背中を向けていた辻元議員がすかさず、「誰が言ったの?意味がない質問て、誰が言った?」と声を荒げると、「総理が言った!」と声が議場内のあらゆるところで声があがった。辻元議員は、質疑の最後で「タイは頭から腐る。上層部が腐敗すると残りもすぐに腐っていく。原因はタイの頭。頭を変えるしかないんじゃないんですか」と、一連の行政の不祥事がトップである安倍首相に起因するものではないかと、厳しく批判していた。野党の抗議に対して、棚橋委員長は「文書の読み上げをしていたので聞こえておりません」と発言。抗議は止まず、10分ほど審議が止まった。その後、質疑に立った逢坂議員が安倍総理に発言をしたかと問うと、「最後のところで、質問ではなく、私に言われれば罵詈雑言の連続だった。私に反論の機会は与えられずに、永遠と質問を繰り返された。それで質問を終えられたので、こんなやりとりでは無意味じゃないかと申し上げた」と、発言をしたことを認めた安倍総理。野党の内閣に対する批判は、今後さらに高まりそうだ。
2020年02月12日劇団4ドル50セントの安倍乙が、3日発売の『週刊ビッグコミックスピリッツ』10号の表紙を飾った。劇団4ドル50セントの安倍乙が『週刊ビッグコミックスピリッツ』10号に登場この1月に20歳になったばかりの安倍が同誌初登場。バレンタインをテーマにした自宅デートグラビアに挑戦し、美ボディを披露している。なお、安倍のグラビアメイキングムービーがスピリッツ公式サイトで2月3日~9日まで期間限定配信。スピリッツグラビアサイト「スピリッツアイランド」では、安倍のアザーカットが公開されており、無料会員登録するだけで見ることができる。(C)小学館・週刊ビッグコミックスピリッツ
2020年02月03日安倍晋三首相(65)が1月28日、国会で「募っているという認識であり、募集しているという認識ではなかった」と答弁し、ネットで波紋を呼んでいる。同日、衆議院の予算委員会で「桜を見る会」について追及された安倍首相。もともと「桜を見る会」は各界において功績のあった人々を招き、労苦を慰労するといった趣旨で行われる。しかし安倍首相の事務所が功績など関係なく出席者を募集していたため、参加者が増えたのではと問われていた。日テレNEWS24によると安倍首相の事務所が申込書などで幅広く参加者を募ったことについて、共産党・宮本徹議員(48)が「総理はいつから知っていたんですか」と訊ねたという。すると「文書をということについては、つまびらかには承知していなかった」と安倍首相が答えたため、宮本議員は「文書は見たことなかったけど募集をしていると、いつからご存知だったんですか」と再質問。すると、安倍首相はこう答えたという。「私はですね、幅広く募っているという認識でございました。募集しているという認識ではなかったものです」宮本議員は「募るというのは募集するっていうのと同じですよ」と返したが、安倍首相は「いわば募っているという認識で、新聞などに広告を出して“どうぞ”ということではない」などと答弁したという。宮本議員のいうように、“募る”と“募集”は同じ意味を持つ。Twitterでは安倍首相の発言に《唖然》《日本語ヤバイ》《コントかな?》といった声が上がっている。さらに安倍首相が同じ意味の言葉を繰り返したことから、昨年9月に「今のままではいけない、だから今のままではいけないと思っている」と発言した小泉進次郎環境大臣(38)を思い出す人も。Twitterでは安倍首相に対し「進次郎化」を疑うこんな声も上がっている。《安倍総理も進次郎大臣と同じポエマーだったか》《「募集ではなく募る」とかいう進次郎構文以上》《募ってはいるが募集はしてないのが安倍スタイル 募集を募るのが進次郎スタイル》《小泉進次郎化》
2020年01月28日安倍晋三首相(65)が、多数の後援会関係者を「桜を見る会」に招待して私物化していた問題。連日続く野党とマスコミの追及によって、これまでの安倍首相の答弁に虚偽があったのではないかとの疑惑がもたれている。11月20日、これらの疑惑に応えるために、安倍首相は参議院本会議で答弁を行ったが、どうやら逆効果だったようで……。【1】「推薦はしたけど、決めていない」「私は主催者として、あいさつや招待者の接遇(せつぐう)は行うのではありますが、招待者の取りまとめ等には関与していないわけであります」安倍首相がそう明言したのは11月8日の参議員予算委員会でのこと。“功績や功労のあった方々を、各省庁からの意見を踏まえて、内閣官房と内閣府で最終的に取りまとめて招待する”というのが政府の公式見解だった。しかし、800人を超える安倍首相の後援会関係者が「桜を見る会」に参加していたことが発覚。言い逃れができないと考えたのか、11月20日の参議員本会議において、安倍首相は下記のように話したのだ。「私の事務所が内閣官房からの推薦依頼を受け、幅広く参加希望者を募ってきたと承知しており、私自身も事務所から相談を受ければ、推薦者について意見を言うこともありました」これまでの発言から一転、招待者の選定に自分が関与していたことを認めた。さらに、この日、安倍首相に1,000人程度の推薦枠が設けられていたことも菅義偉官房長官(70)が明らかにしている。普通に考えれば、11月8日の「関与していない」答弁は虚偽だったということになるのだが、安倍首相は「内閣官房および内閣府における最終的な取りまとめプロセスには関与していない」ことを強調。要は、自分は参加者を“推薦”はしたけれど、“招待”したのは「内閣官房および内閣府」という論理だ。しかし、内閣官房および内閣府は“内閣”総理大臣の推薦を拒否できるような立場にはなく、詭弁との誹りは免れないだろう。【2】「ホテルの手違いで会場が取れなかった」「参加者1人5,000円という会費については、これはまさに大多数が当該ホテルの宿泊者であるという事情等を踏まえ、ホテル側が設定した価格である、との報告を受けております」11月15日、総理大臣官邸で行った会見でこう語った安倍首相。「桜を見る会」前夜に都内の高級ホテルで「前夜祭」を行うことを恒例としていたが、1人5,000円という会費が安すぎるのではないかとの指摘を受けていた。4回の「前夜祭」を行なったホテルニューオータニ(東京都千代田区)の宴会料金は11,000円~。仮に、実際にかかった費用と会費の差額を安倍首相が補填していた場合、公職選挙法違反となる可能性が高い。安倍首相は「宴会の参加者の多くがそのまま泊まるので、ホテルが宴会代を安くしてくれた」と、会費5,000円の妥当性を主張していたのだが……。’15年の「前夜祭」はニューオータニが会場だったにも関わらず、地元から募ったツアーの宿泊先にニューオータニが含まれていないことが発覚。これまでの説明が崩れることに。すると、11月20日の参議員本会議において安倍首相はこう言い放ったのだった。「夕食会場であり、かつ多くの参加者が宿泊することが予定されていたホテルにおいて、事務的な手違いにより、夕食会場が確保できないことが判明し、急きょ別のホテルに夕食会場を変更したとの事情があったと聞いております」その結果、「多くの参加者が泊まったホテル」と「『前夜祭』を行ったホテル」が別になってしまったという。数百人規模の宴会の会場を手配し損なうなど、にわかには信じがたい“手違い”なのだが、さらに驚くべきは急きょ会場となったニューオータニ側の対応だ。「ホテル側と相談を行った結果、提供するサービスの内容や参加者の規模等を勘案し、1人あたり5,000円という価格設定になった」多くの参加者は別のホテルに泊まっているにもかかわらず、ニューオータニは5,000円の会費を提示したというのだ。会見での“いっぱい泊まるから安くなった”発言はなんだったのか。発言をコロコロと変える安倍首相。これ以上、答弁の内容が修正されることはないとは願いたいのだが……。
2019年11月20日菅官房長官(70)は11月13日の記者会見で、公職選挙法や政治資金規正法に抵触する疑いが指摘されている「桜を見る会」について、来年の開催を中止にすると発表した。安倍首相(65)は同日、記者団に対し「私の判断で中止することにした」と述べている。中止決定後も「桜を見る会」をめぐり数々の疑問が噴出するなか、14日に《【櫻を見る会中止】があまりに早いので安倍総理に(珍しく)電話で真意を確認した》とツイートしたのは、文芸評論家の小川榮太郎氏(52)。安倍首相と親交が深く、『約束の日 ―安倍晋三試論―』(幻冬舎)といった著書もある。’18年9月には月刊誌『新潮45』への寄稿で「同性愛は全くの性的嗜好」「痴漢が女性を触る権利も社会は保障するべきではないのか」などと記述し、批判を浴びた人物でもある。小川氏は一連のツイートのなかで、安倍首相とのやり取りを公開。首相が吐露した「桜を見る会」中止をめぐる”本音”が明らかとなっている。《こんなにすぐに中止すれば、また「疑惑は深まった」とやられるんじゃありませんかと私が聞くと総理は大要次のように答えた。「それはそうだけど、こんな状況では参加者が委縮してしまうから……。ブログから何から追跡されて嫌がらせされたりが続くわけだからさ」》さらに、小川氏の質問に安倍首相が答えたやり取りが続く。《「しかしそれでも判断が早すぎたのでは?」「予算執行の決断をしなければならないから今判断する必要がある」》15日の会見で安倍首相は「基準が曖昧ではないか、プロセスが不透明ではないか、というご指摘がありました」と、桜を見る会の中止は招待基準の見直しが理由だと説明していた。安倍首相を擁護する意図があったと思われる小川氏のツイートだが、会見での説明とかけ離れた首相の発言に、Twitter上では批判が相次いでいる。《税金の不適切な使途と公職選挙法違反について指摘する事が「嫌がらせ」だと?》《何の功労で呼ばれたのか問われても答えられない人達に、肩身の狭い思いをさせてるのは安倍晋三さんですよね。とことん恥ずかしい…》《違法行為が疑われる行動に対する国会による追及を、安倍は「嫌がらせ」って言ったんだな。これ重要な証言になるね》
2019年11月16日安倍首相の地元関係者が多数招待された疑惑が浮上している、首相主催の「桜を見る会」。自民党の二階俊博幹事長(80)のコメントにも批判が相次いでる。二階幹事長は12日の記者会見で、首相が地元の後援会員を招待する是非について「議員が選挙区の皆さんに配慮するのは当然だ」と語った。さらに「(枠が)あっても別にいい。特別、問題になるのか」と、首相らの招待枠についても問題ないとの認識を示した。二階幹事長の発言に、Twitter上では《税金での接待が当然?》《公費で飲み食いさせているのが当然のはずはない》と批判の声が相次いでいる。また、後援会員の招待を「問題ない」とする一方で、自身が招待したかどうかは「思い出せない」と語った二階氏。一連の発言に《叩いてくださいと言わんばかりの発言》《もう開き直るしかない、ってことかな?》と、二階氏に呆れるようなツイートもみられた。
2019年11月12日河井克行議員(56)が10月31日、法務大臣を辞任したと発表された。今月25日に菅原一秀議員(57)が経済産業大臣を辞任したばかり。12年12月に第二次安倍内閣が発足してから10人目の閣僚辞任に「任命責任」を問う声が上がっている。31日発売の週刊文春によると、河井議員の妻である河井案里議員(46)陣営がウグイス嬢に公職選挙法施行令で上限額として定められた日当1万5,000円の倍にあたる3万円を報酬として支払っていたという。同誌は河井議員の元公設秘書の関与も指摘している。各メディアによると31日、安倍晋三首相(65)に辞表を提出した河井議員は「今回の一件は私も妻も全くあずかり知らない」と疑惑を否定。しかし「調査を行う間、法務行政への信頼は停止してしまう。妻と相談し、一晩じっくり考え、今朝決断した」と辞任の理由を説明した。また同日、河井議員の辞任について安倍首相は「河井氏を法相に任命したのは私だ。こうした結果となり、その責任を痛感している。国民の皆様に深く、心からおわびを申し上げたい」と陳謝。さらに相次ぐ閣僚の辞任について「厳しい批判があること真摯に受け止めなければならない。国民の信頼を回復して、しっかりと行政を前に進めていくことにおいて責任を果たしていきたい」と述べたという。安倍首相の「任命責任を果たす」という言葉は空疎なものとして響いているのかもしれない。Twitterでは「任命責任」がトレンド入りを果たしたが、厳しい声が上がっている。《安倍総理の「任命責任は私にあります」という言葉、あらためて軽いと痛感します。どこに責任があるのでしょうか?》《任命責任って他から指摘されたならわかるけどさ。自分で責任あるって言い出してなにもしないどころか反省すらしない(そもそも責任者が諸悪の根元みたいなもの)ってどう解釈したらいい》《責任をとるためではなく説明責任から逃れるために辞任し、首相が「私の任命責任です」と言いながら何もしないという流れ。2回続けばこれが安倍内閣の基本姿勢なのは明らかだけど、典型的な「うやむやにする」やり方で、再発防止や問題解決能力のない国づくりがすすんでいる》いっぽう《例えばどうとれば良いのか?》《どうしたら果たすことになるのか。トップが辞任?やり通す?》と「任命責任を取るとはどういう意味か」といった声も上がっている。国会会議録検索システムで検索すると、第二次安倍内閣になってから首相による「任命責任」という文言は33の会議で記録されている。そのうち具体的な「責任の取り方」については24回記録されているが、おおむね以下のような口調だ。例えば安倍首相は14年10月、当時も閣僚の辞任が相次いでいたために衆議院本会議で柿沢未途議員から「みずからの任命責任についてお認めになられていますが、責任というのは、何らかの責任をとるときに口にする言葉です」「任命責任をどうとられますか。お伺いします」と訊ねられた際、こう返答している。「経済の再生を初め、内外の課題が山積する中、行政に、政治に遅滞をもたらすことのないよう、今後さらに緊張感を持って政権運営に当たってまいります。二年前の総選挙で国民の皆様からいただいた負託にしっかりと応えるため、政治を力強く前に進め、国民への責任を果たしていく決意であります」また16年2月には、衆議院予算委員会でこうも述べている。「閣僚の任命責任は私にあるわけであります。その責任は、究極的には、しっかりと政策を前に進めていくことによって果たされるべきものだと考えています」つまり安倍首相の“任命責任の取り方”は「政治を前に進めること」となるが、それが「力強く」「しっかりと」進められたものなのかは未来にならないとわからない。そのため日本共産党のTwitterアカウントから31日に《責任を「痛感」するばかりで、決して責任を取ることがないのはなぜなのか?》と指摘されているが、首相にとっては意に介さない意見なのかもしれない。
2019年11月01日平成を超える、世界186カ国の代表者が出席した「即位礼正殿の儀」。さらには饗宴の儀、翌日の茶会と、雅子さまは全力で臨まれた。そこには数々の知られざるドラマがあった。《国民の幸せと世界の平和を常に願い、国民に寄り添いながら、憲法にのっとり、日本国及び日本国民統合の象徴としてのつとめを果たすことを誓います》皇居・宮殿「松の間」にしつらえられた高御座に立たれた天皇陛下が、国内外に即位を宣明された。10月22日の「即位礼正殿の儀」。雅子さまは十二単に身を包まれて、御帳台にお立ちになった。極度の緊張のなかでも、雅子さまは落ち着いた動作で皇后の役目を全うされていた。当日、雅子さまは天皇陛下より1時間早く、午前7時過ぎに赤坂御所を出発された。未明から雨が降りしきる悪天候。宮内庁関係者が明かす。「午前9時から、両陛下が宮中三殿に参拝される『即位礼当日賢所大前の儀』が行われました。徐々に雨風が強くなったので、午後1時からの即位礼正殿の儀は、“雨儀”と呼ばれる形式にすることが決定されました。宮殿の中庭に居並ぶはずだった装束姿の宮内庁職員を3分の1に減らしたのです」そんななか、荒天のせいで起こったハプニングがあったという。「縦長の旗が26本、中庭に立てられたのですが、強風にあおられて3本が落下してしまいました。そのうちの1本は“安倍首相の旗”でした。『萬歳』の文字が刺繍されていたのですが、刺繍のもととなる文字は安倍首相が揮毫したもの。儀式の開始時刻5分前の出来事だったため、再び掲げられることはありませんでした」(前出・宮内庁関係者)
2019年10月31日女優・樹木希林さん(享年75)が遺した愛用品に、じっと眼差しを注いでいたのは、安倍晋三首相夫人の安倍昭恵さん(57)。10月15日、昭恵さんが百貨店・西武池袋の別館をお忍びで訪問する姿を本誌はキャッチした。この日は、西武ギャラリーで開催されていた「樹木希林遊びをせんとや生まれけむ展・完全版」の最終日。「夕方で、かなり混みあっていたのですが、気が付いたら昭恵夫人が来場していて驚きました。展覧会の関係者らしき男性や女性も来ていて、その人たちから展示物の説明を熱心に聞いていましたね」(会場にいた女性)沖縄県の辺野古で米軍基地建設反対運動を激励するなど、反体制を貫いた名女優と首相夫人の取り合わせは意外に思えるが、ある映画関係者は言う。「2人を結び付けたのは、希林さんが主演した『あん』(’15年公開)です。希林さんは、元ハンセン病患者であんこ作りの名人という老女を演じました。いっぽう昭恵夫人は以前からハンセン病啓発活動に関心を示しており、’07年には香川県にあるハンセン病療養所を訪問しています。’15年5月に行われた『あん』のプレミアム試写会にも昭恵夫人は招待されており、映画観賞後に、出演者らと歓談したのです」昭恵さんは希林さんの演技に感動したばかりでなく、その人柄にも引かれたのだという。前出の映画関係者が続ける。「昭恵夫人は特に希林さんと長い時間をかけて話し合っていました。そして希林さんのことを“人の悲しみに深く寄り添うことができる女性”と、尊敬の念を覚えたそうです。お2人は、今後も偏見を受け続けてきたハンセン病の元患者さんのために尽くすことを約束し合ったのです」昭恵さんは映画『あん』を安倍首相にもすすめ、夫妻で観賞したという。しかし、その後は森友学園問題なども噴出、また希林さんが’18年9月に他界したこともあり、再会の機会はなかった。「台風19号の被害が明らかになっていくなか、展覧会を訪れるのは昭恵夫人にとっても、ためらいを覚えることだったに違いありません。それでもあえて来場したのは、希林さんへ追悼の思いをどうしても表したかったからなのでしょう」(前出・映画関係者)展覧会では、希林さん手作りのブランケットをそっと撫でていた昭恵さん。その胸に去来していたのは、希林さんと交わした約束だったのだろうか。
2019年10月23日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「英国新首相就任」です。英国も強行態勢に?いまこそ日本にできる役割を。7月24日にイギリスの新首相に保守党のボリス・ジョンソンさんが就任しました。これまで、ロンドン市長や外務大臣を務めてきており、EUからの離脱に関して「ハード・ブレグジット(合意なき離脱)」も辞さない考えを掲げています。これまでEU圏内はひとつの大きな国のように、関税を設けず、移動や就学、就労も自由でした。EUとの条件が調わないまま10月末に離脱が決まると、それらに制限がかかり、流通が混乱し、イギリス国内の食料や医療品不足が予測されています。ジョンソンさんは、イギリスの経済や産業の停滞、移民問題など、国民の不満をうまく取り込み、「強いイギリスを!」と復古主義的なことを主張し、支持を集めてきました。「イギリスのトランプ」ともいわれており、トランプ大統領からも絶賛され、アメリカとも良好な関係を築いています。EUからの離脱がうまくいけばよいですが、合意なき離脱をむかえた場合、イギリス国内の現状を見るかぎり、経済はおそらく混乱に向かうでしょう。そうなると、その状況を打開するため、対外強硬策に出る可能性が高まります。いまは中東が不安定な状態。トランプ大統領は、中東・ホルムズ海峡の安全な航行のために、「有志連合」の結成を先進国に呼びかけています。結束して、軍事行動や平和維持活動を共にしようというもの。ホルムズ海峡は、日本にとっても大事なエネルギー源である石油の輸送に不可欠な場所。ここが紛争により封鎖されれば、日本国内の生活も混乱を来しますから、安全を確保することは必須。しかし、日本は友好国であるイランを刺激したくはありません。イギリスは8月に有志連合への参加を表明。オーストラリアもそれに続きました。この状況のなか、日本はどういう役割を演じられるのか?アメリカとイランの対立のもとは、イランの核開発を巡ってのトラブルです。日本は被爆国として、「私たちの使命は核廃絶です」という明確なメッセージを掲げて、対立する両国の間に入ることができればよいのですが。いまこそ平和憲法を掲げる日本にしかできない、戦争を回避する方法を考えるべきときなのではないでしょうか。堀 潤ジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN※『anan』2019年9月18日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2019年09月16日安倍晋三首相(64)が8月11日に都内で映画「記憶にございません!」(9月13日公開)の試写を鑑賞し、同作の三谷幸喜監督(58)と懇談したことを各スポーツ紙が報じた。中井貴一(57)主演の同映画は、「史上最悪のダメ総理」と言われた総理大臣・黒田啓介が記憶喪失となったのをきっかけに、理想の政治を実現すべく奮闘していく政界コメディー。各紙によると安倍首相と中井は大学の先輩と後輩の間柄。今月2日に食事をした際、映画のことが話題に。そこで安倍首相が鑑賞を希望したことから、実現したという。三谷監督から映画の感想を問われた安倍首相は、「記憶にございません!」とタイトルにかけたダジャレで笑わせとのこと。また三谷監督が「ムッとしてないですか?」と恐る恐る聞くと、安倍首相は「してないですよ」と笑顔で応じたという。「15年に公開された三谷監督の前作『ギャラクシー街道』は当初注目されていたものの、公開後は『期待外れ』との声もあがっていました。それだけに、三谷監督の今作にかける意気込みは並々ならぬものがあったようです」(映画関係者)実際、完成した作品は安倍首相をうならせるほどだったようだ。「安倍首相は『1カ所、驚いたところがあった……』と本音を漏らしていたそうです。どの部分かは明かしませんでしたが、それだけ三谷さんが“核心”部分を突いていたということ。コメディーではあるものの、かなり作り込まれた作品。今回はヒットが期待できそうです」(取材した記者)
2019年08月12日自民党の小泉進次郎衆院議員(38)がフリーアナウンサーの滝川クリステル(41)が8月7日に首相官邸を訪れ、安倍晋三首相(64)に結婚を報告した。その後、2ショットで記者へ対応。滝川アナが妊娠しており、すでに安定期に入っていることを明かした。同日に小泉議員は自身のブログを更新し、滝川との結婚を報告。昨年から交際中だったことを明かし、《幸いなことに子どもも授かりました。愛する人と時を重ねる中で、自然と妊娠し結婚という流れになったことを本当に嬉しく思っています》とつづった。滝川も自身のインスタグラムで結婚を報告。《これから二人で新しく描いていく未来、山あり谷ありの未来かと思いますが(中略)明るく愛情たっぷりの家庭を築いていけたらと思っています》と心境をつづった。「この日、首相番の記者たちに『進次郎氏が首相に会いに来ること』『その後にぶら下がりの取材を受けること』が告げられていました。すると、なんと滝川アナも一緒に登場。記者たちが色めき立つなか、突然の結婚発表が行われたのです」(政治部記者)小泉氏といえば、父が言わずと知れた小泉純一郎元首相(77)。初当選時から「未来の首相候補」と言われていた。そして滝川もまた、高い人気を誇るアナウンサー。心強い伴侶を得たことで、周囲の期待はさらに高まっているという。「歴代首相での史上最年少は、初代の伊藤博文で44歳。近年では第1次内閣の時の安倍首相が52歳と若くして総理になりました。最年少記録まで進次郎氏はあと6年。もともと求心力のある政治家だったのに、滝川アナが妻となれば“鬼に金棒”。最年少記録更新が実現するかもしれません」(前出・政治部記者)滝川が“ファースレディー”となる日も、そう遠くないかも!?
2019年08月07日われわれの生活に壊滅的なダメージを与えるという消費増税。わが国の首相は“今後10年10%より上がらない”と話すが……。本当にその言葉を信じていいの?「安倍政権において、消費税をこれ以上引き上げることはまったく考えていません」「今後10年ぐらいの間は、上げる必要はないと私は思っている」参議院選挙の公示日前日の7月3日に行われた日本記者クラブ主催の討論会。安倍晋三首相はこう語り、10月から消費税を10%に引き上げることに理解を求めた。「この状況下で“消費税を増税する”というのは“日本経済を破壊します”と言い放っているのに等しいのです。『10年間上げない』という言葉も、はたして額面どおりに受け取っていいかどうか……」そう憤るのは、京都大学大学院教授の藤井聡さんだ。6年にわたり、安倍内閣で内閣官房参与を務めたが、増税などに反対する「言論活動に注力するため」、昨年12月に参与の職を辞している。「すでに安倍政権になってから1世帯当たりの年間の平均所得は実質値で40万円も減少しました。10月の消費増税は、さらなる所得の落ち込みを招くでしょう」(藤井さん・以下同)財務省はかねてから、“御用学者”や恣意的な統計データを使い、日本の消費税率は低いと喧伝してきた。消費税10%は通過点にすぎないと財務省は考えている。だが、さすがに、“10%不況”が起これば、これ以上の増税は諦めると思うのだが……。「’97年の5%への増税直後に、日本は深刻な不況に陥り、物価がどんどん下落していく長いデフレに突入しました。ところが、財務省はデフレの原因は同時期に起こった『アジア通貨危機』のためだと言い張ったのです」タイ発の急激な通貨下落は、インドネシア、韓国をはじめアジア各国に派生。世界的不況を招いた。「しかし、通貨危機の中心となった国々はしばらくすると不況を脱し、経済はふたたび成長し始めました。貧乏になっているのは日本だけ。デフレの原因は明らかに消費税の増税にあるんです」消費税10%による不況が起きても、財務省はこの原因を消費増税のせいではなく、“世界経済の落ち込み”など、別の要因に転嫁する可能性が高い。「財務省は、今度は15%と言いだすでしょう。だから、“10%ならいいや”などと考えてはいけません」安倍首相は“10年間増税は必要ない”といったが……。4日、自民党と連立を組む公明党の山口那津男代表は、10年後に在任しているということを安倍首相自身が否定していたとして、「責任ある発言として受け止め切れない部分もある」と、10年以内のさらなる増税への含みを見せた。10年増税がないのなら、2%分の増税くらい……。そう思った瞬間、地獄の扉が開くのだ。
2019年07月17日安倍晋三首相(64)が7月3日、日本記者クラブ主催の党首討論会に登場。挙手で回答する質問に返答した直後「印象操作だ」という趣旨の発言をした。Twitterでは「印象操作」がトレンド入りするほどの話題となり、「どこが印象操作なのか」と疑問の声が上がっている。今回の党首討論会には安倍首相のほかに公明党・山口那津男氏(66)や立憲民主党・枝野幸男氏(55)など7名の党首が参加した。そのなかで登壇者が質問に“イエスかノーか”を挙手で示す場面があった。安倍首相は「原発の新増設を認めない」「選択的夫婦別姓を認める」の2項目で7名中ただ1人、手を挙げなかった。また「LGBTなど性的少数者への法的権利を認める」という問いについて、挙手しないのは安倍首相と山口氏の2人だけだった。すると「単純化してショーみたいにするの、やめたほうがいいですよ」と安倍首相は話し、さらにこう持論を展開した。「政策的な議論をちゃんとしないとですね、イエスかノーかということでは政治はないですから。いまの段階で答えられなくてもただちにノーではないんですから。印象操作するのはやめたほうがいいと思いますよ」すると記者団は、こう返した。「でも安倍さんはこれまでも説明されてきたわけでしょ?説明もなしにただ手を挙げろっていったわけじゃありませんから。難しい問題を簡単に賛成反対とはなかなかいかないと、わかったじゃないですか」記者団のいうように、これまでも安倍首相は自身の考えを説明してきた。12年12月に出演したTBSの番組で「新たにつくっていく原発は、40年前の古い、事故を起こした東京電力福島第1原発とは全然違う」ために「原発の新増設」について意欲的であると示した。さらに13年5月の参議院・予算委員会では電力の安定供給などを理由に挙げ「(新増設は)ある程度時間をかけて、腰を据えて検討していく必要か゛ある」とも発言。しかし16年1月と18年1月の衆議院本会議では「現時点では想定しておりません」と慎重な姿勢も見せている。「選択的夫婦別姓」については先月30日のネット党首討論で「夫婦別姓の問題ではなくて、しっかりと経済を成長させ、みんなが活躍できる社会を作っていくことではないか」「いわば経済成長とは関わりがないというふうに考えています」と発言し、話題を呼んだばかりだ。また「LGBTなど性的少数者への法的権利」について例えば同性婚に関することでいうと、安倍首相は15年2月の参議院・本会議で「現行憲法の下では、同性カップルの婚姻の成立を認めることは想定されていない」と発言している。16年6月に自民党が制作した政策パンフレットにも憲法24条の観点から「同性婚容認は相容れません」と記されており、同パンフレットは杉田水脈議員(52)の「生産性」発言が話題になった18年8月にも自民党の公式サイトに再掲載された。党首討論会の直後、立憲民主党・蓮舫氏(51)はTwitterを更新。首相の「印象操作」発言について《これは印象操作ではなくて、公開された場でのシンプルな質問への挙手》と苦言を呈している。さらにTwitterでは「どこが印象操作なのか」と安倍首相の発言を疑問視する声が上がっている。《この流れからなんで「印象操作」になるの? 挙手をしない理由をわかりやすく説明すればいいだけの話じゃないの?》《意見に自信がないのか、恥ずかしいと思っているのか。印象操作だなんだって、なんか卑屈だな》《印象操作も何も、事実やん。この人がpmでいる限り日本語までおかしくなる。こんなんでいいの?》
2019年07月04日安倍晋三首相(64)が6月30日のネット党首討論で、選択的夫婦別姓制度について「経済成長とは関わりがない」と発言したことが物議を醸している。ネット党首討論で立憲民主党の枝野幸男代表(55)は「選択的夫婦別姓は女性の社会参画のために不可欠」と主張し、首相に見解を求めた。すると安倍首相は「いわば夫婦別姓の問題ではなくて、しっかりと経済を成長させ、みんなが活躍できる社会を作っていくことではないか」と返答。選択的夫婦別姓制度の是非については明言を避け続けた。安倍首相の一連の発言にTwitter上では《女性の権利はどうでもいいと思ってるわけ》《「経済成長」至上主義》《もはや支離滅裂》などと批判の声が殺到。一方で《反対なら、はっきりそう答えればいい》という意見も見られた。そこで自民党のホームページにある「総合政策集2019J-ファイル」をみると、やはり選択的夫婦別姓制度についての直接的な記述はない。しかし、2010年版にはこんな一文が。《民主党が導入を目指す「夫婦別姓」・「外国人地方参政権」は、わが国を根底から覆そうとする意識が働いているとしか考えられないものです》なんと自民党は9年前、選択的夫婦別姓制度は民主党が企てる国家転覆策の一つだと主張していたのだ。そもそも、この政策集では「選択的」という語が省かれていることも不正確だ。2012年版ではさすがにこの一文は改められ、2013年版からは「反対」との記述もなくなっている。
2019年07月02日6月30日に行われたネット党首討論で安倍晋三首相(64)は、選択的夫婦別姓について「経済成長とは関わりがない」と発言。Twitter上では女性を中心に批判の声が相次いでいる。立憲民主党の枝野幸男代表(55)は「女性の社会参画を妨害している大きな要因は、日本が結婚したら同じ氏を名乗ることを強制されていること」「選択的夫婦別姓は女性の社会参画のために不可欠」と主張。首相の見解を求めた。すると安倍首相は、選択的夫婦別姓の是非については答えず「いわば夫婦別姓の問題ではなくて、しっかりと経済を成長させ、みんなが活躍できる社会を作っていくことではないか」と述べた。質問に正面から答えようとしない安倍首相に対し、司会の夏野剛(54)は「今のご返答は『選択的夫婦別姓はいらない』というご返答でよろしいでしょうか」と再度見解を求める。すると安倍首相は「いわば経済成長とは関わりがないというふうに考えています」と、またも明言を避けた。Twitter上では、安倍首相の一連の発言に批判が集まっている。《経済成長の役に立たないのなら女性の権利はどうでもいいと思ってるわけですね》《選択的夫婦別姓という人権で考えないとならない問題を、「経済成長としての課題ではない」という理由でまとも対応しない人物が推進する男女共同参画社会とは》《もはや支離滅裂》また選択的夫婦別姓を求めて国を提訴している、サイボウズ社長の青野慶久氏(48)は《強制的に名前を変えさせる現行制度は、精神的苦痛、変更の手間、旧姓との使い分けコストとリスク、多額のシステム改修、国際的なブランド毀損などを生んでおり、経済的にマイナスばかり》とツイート。夫婦同姓の強制は経済的観点からも不合理であると指摘した。自民党ホームページに掲載された「総合政策集2019」「令和元年政策パンフレット」には選択的夫婦別姓についての言及は見当たらなかった。ただし6月19日、東京都議会が国に対して選択的夫婦別姓の法制化を求める請願を賛成多数で可決した際には、自民党だけが反対している。また’17年12月に内閣府が実施した世論調査では、選択的夫婦別姓への賛成が42.5%、反対が29.3%となり、賛成が大きく上回っている。
2019年07月01日「今の時代、実に多くの人が睡眠の問題で悩んでいます。うつ病の患者さんもそうですし、女性は更年期になるとエストロゲンの量が急激に減り、自律神経のバランスが乱れ、そこからうつ状態になって、睡眠に支障をきたす人もいます。高齢の方は深く眠れずに、何度も目が覚めたり、朝早く目が覚めてしまうという方が多いです。エイジングの影響もありますが、眠れないということは交感神経の緊張状態が長時間にわたって続いているということです。深い呼吸は緊張状態を和らげてくれます」こう話すのは、心療内科医の板村論子さんだ。板村さんは、誰でも簡単に、しかも1分程度でできる「4-7-8呼吸法」を提唱している。やり方は次のとおり。始める前に口を軽く閉じて、鼻から息を吐き切る。1)口を閉じて鼻から息を吸う。頭の中で1から4まで数え、胸いっぱいに酸素を取り込むように深く静かに息を吸う。2)吸った息を肺の中で保持しながら、頭の中で1から7まで数える。このとき、息を止めるのではなく、酸素が全身に行き渡るイメージを持つ。3)頭の中で1から8まで数えながら、口からゆっくりフーっと息を吐く。鼻から吐いてもOK。なんと、この呼吸法は、安倍晋三総理も行っている健康法なのだとか。この呼吸法を生み出したハーバード大学出身のアメリカ人医師アンドルー・ワイル氏が数年前に来日した際に、総理がワイル氏から直々にこの呼吸法を教わったのだそう。安倍総理は過去に難病の潰瘍性大腸炎を患った経験もあり、ふだんから健康には気を使っているという。自民党の懇親会で「『4-7-8呼吸』を始めてから心身ともに落ち着いてきた」と首相自ら紹介したというくらいだから、よほど効果があったのだろう。「『4-7-8』とは、4カウントかけて息を吸って、7カウントの間吸った息を止めて、8カウントかけてゆっくりと息を吐く呼吸法です。この数字は『秒』ではなく『カウント』ですので、自分のやりやすい速さでカウントしてください。ただ、吸うのが『1』に対して吐くのが『2』の比率は変わりません」(板村さん・以下同)ポイントは、吸うことより、吐くことを意識することだ。息を吐ききると自然に息を吸えるようになる。まずはおへそ少し下(丹田)を意識して息を細く長く吐くことからやってみよう。吐く息で肺の空気を出し切り、新鮮な空気を吸うことで、体内にたくさんの酸素が巡る。酸素が体内を巡ると、細胞も若返り、ストレスも軽減される。1対2の呼吸に慣れてきたら、息を止めるようにしてみよう。「7カウント息を止めるのが難しい方は、自分のペースで止めてください」息を止めているときは、新鮮な空気が全身を巡って細胞一つひとつに酸素を送り込んでいるようなイメージをするとよいそうだ。板村さんは、2014年から2年間、アリゾナ大学での統合医療フェローシップ・プログラムで、ワイル氏からじかにこの呼吸法を学んだ。その後、心療内科の外来でこの呼吸法を実際に取り入れている。「現代人はストレスの多い生活を送っているため、過緊張状態が長く、呼吸が浅くなっています。そのため、体内が慢性的な酸素不足になっており、うつ病などの精神疾患や、糖尿病やがんといったさまざまな病気につながる慢性炎症の状態が続いているのです」眠れないのは交感神経の緊張が続いているということ。深~い呼吸によって、緊張を和らげ、自然に眠りに入れるという「4-7-8呼吸法」。習慣して、よい睡眠と健康を維持しよう。
2019年06月29日6月23日、沖縄県・糸満市で開かれた沖縄全戦没者追悼式に出席した安倍晋三首相(64)。しかし式典では「安倍は帰れ!」「辺野古新基地建設は許さん!」といったヤジが上がり、安倍首相が挨拶で基地負担の軽減に取り組むと述べると「ウソをつけ!」との声も出ていたという。第二次世界大戦さなかの45年、住民の4分の1が犠牲になったとされる沖縄戦。その死者たちへの慰霊の場で怒りの声を上げる県民たちには、複雑な心情がある。昨年12月新基地建設に向けて、辺野古の海に土砂が投入されたのだ。「今年2月に行われた県民投票で7割以上が『埋め立てに反対』という民意を示したにも関わらず、安倍首相は『対話を続けていきたい』と話したのみでした。また今年1月にはNHKの番組に出演した安倍首相が『土砂を投入していくにあたってサンゴを移している』と発言し、玉城デニー知事(59)が《現実はそうなっておりません》とTwitterで反論していました。実際には9群体のみ移植していたようですが……。慰霊の日の挨拶は例年と似たものの繰り返しとも指摘されています。安倍首相が県民の心情を逆撫でするようなことが続いているのです」(全国紙記者)翁長雄志前知事(享年67)の妻・樹子さんも昨年9月、本誌で安倍首相への怒りをあらわにしていた。「たとえばね、米軍のオスプレイが山口県の岩国基地に何日間か駐機したことがあったの。そんなとき、安倍さんはすぐに飛んで行って『ご迷惑をかけます』と頭を下げた。『どうして?』って思いましたよ。オスプレイが来て嫌なのは山口も沖縄も一緒なのに」沖縄では95年に米兵の少女暴行事件があり、04年には米軍ヘリが大学の構内に墜落。さらに基地周辺の住民たちは騒音被害にも悩まされてきた。しかし普天間基地は辺野古への“移設”という形になっている。「沖縄戦をキッカケに米軍は普天間基地を設置。95年の暴行事件に端を発し、返還や閉鎖を求める声が上がりました。96年にアメリカ政府との間で返還が合意されたものの、代わりの基地を沖縄県内に建設するという条件付き。そして99年、辺野古への移設が決定しました。09年には当時の民主党・鳩山由紀夫首相(72)が『国外での移転を目指す』『最低でも県外』と掲げましたが、10年に断念。12年自民党政権となったことで、普天間基地の辺野古移設計画が再始動しました」(前出・全国紙記者)普天間基地は市街地の中心に位置するため「世界で最も危険」とも言われている。そのため県民のなかには移設に賛成する声もある。しかし樹子さんによると翁長前知事は生前、「沖縄の基地が未来永劫このままでいいなんて思ってるウチナーンチュ(沖縄の人々)は1人もいないよ」と語っていたという。「だからね、『本心では基地は嫌だ、なければないほうがいいに決まってるという沖縄の人々の心の中の声を引き出したい、そして沖縄の心をひとつにしたい』と、ずっと言ってたんです」(樹子さん)翁長前知事の遺志はいま、玉城知事に引き継がれている。玉城知事は昨年9月の沖縄県知事選挙で「辺野古新基地建設阻止」を公約に掲げ、同県知事選史上最多となる約39万もの票を獲得し圧勝した。玉城知事の妻・智恵子さんは昨年12月、本誌で自民党や公明党らが推薦した候補との戦いをこう回想している。「携帯電話料金が安くなると言ってみたり。人気者の小泉進次郎さん(38)が3回も来たり。なんかね、あちらの作戦が、鼻先ににんじんぶら下げて『ほらほら、俺たちについてきたらいいことあるよ』と言ってるような。沖縄の尊厳を軽んじているように見えた。だから『まきてぃならんど!』だった」玉城知事は就任9日目に安倍首相との会談が実現。しかしそのわずか5日後に防衛省は、辺野古の埋め立て承認を沖縄県が撤回したことについて行政不服審査請求に踏み切った。そして国土交通省が10月、撤回の効力停止を決定。中断していた新基地建設工事が再開となった。しかし智恵子さんは「私にとって、辺野古を止めることはもう理屈じゃない」「未来の沖縄のためなんです」として、こう語っていた。「やっぱり、子どもたちのためにも辺野古は止めないとダメ。私は保育士として働く保育所で子どもたちに話しを聞かせてる。花を踏んじゃった子には『お花さんが痛い痛いね』と教えるし、積み木を乱暴に扱う子にも『積み木が泣いてるさ』と。だからね、あれだけの自然を破壊して耐用年数200年なんて基地を作ったら、沖縄も泣きますよ、きっと」
2019年06月29日アイドルグループ・関ジャニ∞の村上信五が27日、自身がパーソナリティを務める文化放送『村上信五くんと経済クン』(毎週土曜 9:00~10:00)で安倍晋三首相と面会し、インタビュー取材を行った。インタビュー冒頭、村上は安倍首相と名刺の交換を行い、和気あいあいとした雰囲気でインタビューは始まった。初めて日本で行われる「G20」のホスト国・議長として臨む安倍首相に意気込みを聞き、米中貿易摩擦の収束をどうリードするか、直球で質問を投げかけた。また、デジタル課税問題への取組みや海洋プラスチック問題についての取り組みも質問。安倍首相からは日本が議長国として新たなルール作りの主役となる決意表明を引き出した。また村上は、日米首脳会談や日露首脳会談での課題と問題点についても聞き、安倍首相からは2国間の首脳会談の難しさと面白さについて語られた。インタビューの様子は29日の番組内で放送される。
2019年06月27日