「落語」について知りたいことや今話題の「落語」についての記事をチェック! (1/5)
動画配信サービス「ぴあ落語ざんまい」にて、月間視聴回数ランキング(2024年9月)が発表された。「ぴあ落語ざんまい」は、落語の高座映像をスマホやパソコンで定額見放題で楽しめる動画配信サービスで、「新宿末廣亭」の全面協力のもと2,000本を超える落語の高座をオンデマンドで配信。また落語に加え“人間国宝”の神田 松鯉のほか、講談の高座映像もお届け。現在、初月無料キャンペーンも実施中だ。2024年9月の1位に輝いたのは、古今亭駒治『楽しい山手線』。2位は柳家小ゑん『鉄の男・全編』、3位は入船亭扇辰『死ぬなら今』となった。そのほか、上位30位までの作品は以下の通り。■月間ランキング(2024年9月)01位 古今亭駒治『楽しい山手線』()02位 柳家小ゑん『鉄の男・全編』()03位 入船亭扇辰『死ぬなら今』()04位 柳家花緑『紺屋高尾』()05位 古今亭駒治『B席』()06位 桂三四郎『阿弥陀池』()07位 柳家花緑『明烏』()08位 柳家花緑『試し酒』()09位 古今亭駒治『車内販売の女』()10位 三遊亭遊馬『粗忽の使者』()11位 神田松鯉『源平盛衰記 那須与一 扇の的』()12位 鈴々舎馬るこ『鴻池の犬』()13位 笑福亭福笑『有馬小便』()14位 桂文治『牛ほめ』()15位 柳家花緑『笠碁』()16位 古今亭菊之丞『二番煎じ』()17位 桂右團治『時うどん』()18位 柳家花緑『愛宕山』()19位 雷門音助『たらちね』()20位 柳家小ゑん『悲しみは埼玉に向けて』()21位 三遊亭愛楽『ざるや』()22位 柳家花緑『三軒長屋』()23位 笑福亭福笑『絶体絶命』()24位 柳家花緑『芝浜』()25位 古今亭駒治『マナー車掌』()26位 鈴々舎美馬『金明竹』()27位 柳家勧之助『鈴ヶ森』()28位 五街道雲助『権助魚』()29位 橘家圓太郎『大工調べ』()30位 隅田川馬石『金明竹』()【集計期間】※2024年9月1日~2024年9月30日※会員の皆さまの視聴時間・回数を集計したランキングとなります(視聴時間・回数は非公表)。※30位以降、最新のランキングは「ぴあ落語ざんまい」にて公開中。「ぴあ落語ざんまい」はこちら()<サービス概要>「ぴあ落語ざんまい」月額料金:1,089円(税込)■初月無料キャンペーン実施中!※キャンペーンは事前予告なく終了する場合がございます。予めご了承ください。
2024年10月18日落語界の一大ニュースとして、三遊亭王楽が2024年春に七代目三遊亭円楽を襲名することが発表された。【画像】落語家・月亭方正が三人会を告知!王楽は「一門の皆様のご推挙により、七代目三遊亭円楽を襲名する運びとなった」その中で、「五代目・六代目、諸先輩方、応援してくださる方々の皆様方の今後と期待します。さらに精進致します所存」と意気込みを語り、伝統とともに今後を覚悟を示している。いつもお世話になっております。私こと三遊亭王楽は、一門の皆様のご推挙により、七代目三遊亭円楽を来春より襲名する事と相成りました。ひとえに五代目・六代目、諸先輩方、応援してくださる皆様方のお陰と存じます。更に精進致す所存ですので、これからも宜しくお願い致します!— 三遊亭王楽 (@ourakugo) September 24, 2024 この襲名時に、多くの関係者やファンから祝福の声が続々と寄せられている。七代目としての新たなスタートに期待が高まっている。
2024年09月27日2024年9月24日、落語家の三遊亭王楽さんが、来年2月に大名跡である『三遊亭円楽』の7代目を襲名することが分かりました。産経ニュースによると『円楽』の名跡は、2022年に6代目三遊亭円楽さんが亡くなってから、空席になっており、およそ2年ぶりの襲名となるといいます。三遊亭王楽、7代目円楽を襲名へ1977年、三遊亭好楽さんの長男として誕生した王楽さん。2001年に、5代目三遊亭円楽さんの最後の弟子として入門しました。父である好楽さんも、5代目円楽さんに弟子入りしており、親子で兄弟弟子という関係性にあります。2016年には二ツ目、2021年に真打ちへと昇進を果たし、2020年には、『NHK新人演芸コンクール』の落語部門で大賞を受賞。『片棒』『夢金』などの古典落語のほか、『パパずれてるゥ!』『祭りのあと』など自作の新作落語を発表し、華のある高座で人気を博しています。6代目円楽さんと好楽さんは、同じ5代目円楽さんの弟子であり、バラエティ番組『笑点』(日本テレビ系)でも共演しました。好楽さんの息子である王楽さんが『円楽』の名前を継ぐことに、SNS上ではたくさんの声が集まっています。・『円楽』襲名、おめでとうございます!好楽師匠もほっとしているでしょうね。・もう襲名が決まったのですね。5代目円楽師匠の最後のお弟子さんですし、応援しています!・止め名と思っていましたが、受け継がれましたか。頑張ってほしいです!・襲名されたら、高座に行ってみたい!『笑点』の今後も楽しみですね!大名跡である『円楽』の名を襲名した王楽さん。これからも、多くの人をうならせる落語を披露してくれることでしょう![文・構成/grape編集部]
2024年09月24日長野県諏訪市で育ち、大学で落語研究会に入るも、上京して初めて観た落語会に登壇していた古今亭菊之丞師匠に圧倒され、二度目に観た師匠に直感で運命を感じ弟子入りを志願した落語家、古今亭雛菊。一門のみならず錚々たる大御所の落語家にも可愛がられる人柄の彼女に、落語家になって経験したエピソードや目指す将来像などを語ってもらったインタビューをお届けします。──ご出身は長野県諏訪市とのことですが、どのようなお子様でしたか。小学5年生から中学2年くらいまで自分の家の駐車場の中で一生懸命、ひとりで壁当てしてスカウトを待ってました(笑)。来るわけないのに。小さい時分から巨人のファンで。眼が悪かったので眼鏡が分厚くて、危ないからって野球チームには入れてもらえなかったんです。──落語家になった経緯を教えて下さい。ふたつ上の姉がすでに東京で寮生活をしていて、私は大学進学で上京してそこから一緒に過ごして。中学、高校はキリスト教の学校に行ってたんですけど、駒沢大学の仏教学部に入りました。「ポケモンのクリアファイルあげるから」と勧誘されて落語研究会に所属したんです。中高のときに落語を観ておきたかった……、都内で育った子が羨ましかったです。落研の先輩の『目黒のさんま』が初めて聴いた落語でした。当時“ぴっかり☆”だった(蝶花楼)桃花姉ちゃんの名前は知っていたので江戸川落語会を観に行って、師匠古今亭菊之丞がたまたま登壇されていたんです。そこで「すげえな」と思った。そのあと浅草演芸ホールに行ったらトリが師匠菊之丞で。直感で「この人だな!」と思って「落語家になろう!」と決心して、その日に出待ちしました。まずは「親に話してきなさい」と言われて、親の了承を得て再度行ったときに、師匠は普段弟子入り志願は喫茶店で話を聞くのですが、私なぜか初回から師匠のご自宅に行きまして。のちほど訊いたら「なんかこいつだけは家入れちゃったんだよね」って言われました(笑)。入門したときは兄弟子が居たんですけど、すぐ居なくなっちゃったもんで。破門になったらやりたいことはないので必死に食らいつきました。最初に言われたのが「俺は(古今亭)圓菊の家で志ん生の修業をしたから、お前も志ん生の修業をさせる」と。このご時世で怖い師匠も少なくなったと言われる中、毎朝通って見習いの期間も厳しく修業させてもらって、そこが優しさだなって感じてます。今、なんでも楽しいんですよね。“あっ、私、人と関わるのが好きなんだ”って思わせてくれたのは、師匠の修業のおかげです。──演目や芸風をどのように蓄積していったのですか。まず師匠から言われたのは、前座のうち、見習いのうちは“真似から”だと。でも私、反抗期があって(笑)。一時期、“師匠に似てるって言われるのが嫌だ”っていう時期もあって。思春期、反抗期みたいなのを超えて、やっぱり心地よいリズムは師匠だな、と思った。そして大師匠圓菊の落語って“こんなに人を魅きつけるって凄いな”って。私、軸に菊之丞があって、圓菊の聴き入っちゃう楽しい落語ができたらって。──ご自身の落語家としての将来、どのようなビジョンをお持ちですか。自分自身の先のことは一切見えてないんですけど、二ツ目って一番時間があるので、この時期に何をしたかで真打になったあとだいぶ変わってくると思うんです。私、落研の頃って女性の出てくる噺はしてないんですよ。師匠お得意の廓噺(遊廓を題材にした古典落語)に自分が手を出すなんて想像もしてなかったけど、いろんなジャンルをやって褒めてもらえると嬉しくて。今、怪談噺にも挑戦してまして。落語って面白い噺だけじゃないんだよって、私ごときがですけど、伝えていけたらと思ってます。五年後、十年後に師匠方の脂が乗りきった落語を観るのも楽しみですし、私も十年後は四十なので結婚、出産を超えたら変わるのかなとか自分の成長も楽しみです。それこそつる姉(林家つる子師匠)が弟子を取ったら私が嬉しくなっちゃう(笑)。“あっ、落語界、大丈夫じゃん”って思えたのは、つる子姉ちゃんのお披露目、満席の浅草演芸ホールを観たとき。そういう人たちが増えるのかと思うと嬉しいし、自分もそこに乗っかれたらいいんですけど。落語家になって気がついたのは、落語家ってヘンな人多いんで面白いんですよね。私、落語も好きだけど落語家が好きなんだなって。落語家全員のファンなんです(笑)。普通に師匠菊之丞のファンでもあるので、私は。こないだ、楽屋で師匠菊之丞の演目を観てゲラゲラ笑ってたら、(古今亭)駒治兄さんに「お前、めちゃくちゃいい弟子だな」って言われました(笑)。そこは自分の強みだと思ってて。“落語家が落語で笑うなんて”と言われますけど、でもやっぱり好きじゃないと。自分が好きじゃないものを好きになってもらおうと思ってもねえっていう(笑)。──昨年、ご出身の諏訪で「二ツ目昇進披露の会」を開催されました。師匠のほかに橘家文蔵師匠、柳家喬太郎師匠、紙切りの林家正楽師匠など錚々たる大御所が登壇されましたね。私、文蔵師匠の着物をよく繕ってるんですよ(笑)。文蔵師匠のお家に「襟つけて」「いいっスよ」って気軽に行ってて。文蔵師匠と(文蔵師匠の会をやっている)「つながり寄席」の方から「諏訪でお披露目やったの?」と言われて。「やってないっスよ」「やりなよ」「やって下さいよ」って(笑)。その場で文蔵師匠が正楽師匠や喬太郎師匠にすぐ電話してくれて、うちの師匠にもアポ取ってくれて。飲み会の中で決まりました(笑)。3月3日がひなまつりなので、高田馬場ばばん場で自分の好きな人たちだけを呼ぶ会「雛祭」もやらせてもらって。初回が(五街道)雲助師匠とのだゆき先生で、今年は(入船亭)扇遊師匠と正楽師匠だったんです。でも正楽師匠がお亡くなりになってしまったので(林家)八楽くんに来てもらった。「私が好きな人を集める会です」って言うと、皆さん「わかった、行くよ」と言って下さって。前座って自分からは話しかけない。私もよっぽどじゃないと自分から話しかけないですけど「雛菊ってめちゃくちゃ一生懸命働いてるよね」と言っていただいて。師匠方も「雛菊が楽屋に居ると明るくなるよね」って言っていただける。これは自分の特権だと思ってます。この前、嬉しかったことがあったんです。(柳家)小満ん師匠がお出になるトリの興行で、「師匠、かっこいい赤のお着物、素敵ですね」って言ったら、「いいレッドだろ」「あっ、ワインレッドですね」「そうだよ」と舞台に上がっていって、酔っ払いの噺をしたんですよ。降りてきて師匠が「ワインって聞いたからお酒の噺をしちゃった」って。私がワインレッドを引き出せたから、その噺をしてくれたって、そういうのも楽しいじゃないですか(笑)。取材:文=浅野保志(ぴあ)撮影=源賀津己<プロフィール>古今亭雛菊(ここんていひなぎく)1994年5月21日生まれ、長野県諏訪市出身。2017年、古今亭菊之丞に入門。2018年、前座となる。前座名「まめ菊」。2022年5月、二ツ目昇進。「雛菊」と改名。ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント★サイン色紙を3名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<サービス概要>「ぴあ落語ざんまい」「ぴあ落語ざんまい」ビジュアル月額料金:1,089円(税込)■初月無料キャンペーン実施中!※キャンペーンは事前予告なく終了する場合がございます。予めご了承ください。「ぴあ落語ざんまい」はこちら()<関連リンク>ぴあ落語ざんまい 古今亭雛菊 動画一覧()ぴあ落語ざんまい 月間ランキング(2024年8月)()※柳家小袁治『死神』が月間1位!
2024年09月22日動画配信サービス「ぴあ落語ざんまい」にて、上半期視聴回数ランキングが発表された。「ぴあ落語ざんまい」は、落語の高座映像をスマホやパソコンで定額見放題で楽しめる動画配信サービスで、「新宿末廣亭」の全面協力のもと2,000本を超える落語の高座をオンデマンドで配信。また落語に加え“人間国宝”の神田 松鯉のほか、講談の高座映像もお届け。現在、初月無料キャンペーンも実施中だ。作品別ランキングでは古今亭菊之丞『二番煎じ』、芸人別ランキングでは柳家花緑、また若手部門では柳家花ごめが2024年上半期の1位に輝いた。【上半期ランキング】■作品別01位 古今亭菊之丞『二番煎じ』()02位 柳家小ゑん『悲しみは埼玉に向けて』()03位 柳家小ゑん『鉄の男・全編』()04位 柳家花緑『芝浜』()05位 柳家花緑『柳田格之進』()06位 柳家はん治『モーツァルト』()07位 五街道雲助『抜け雀』()08位 五街道雲助『幾代餅』()09位 三遊亭歌奴『阿武松』()10位 三遊亭兼好『粗忽の釘』()■芸人別ランキング01位 柳家花緑()02位 五街道雲助()03位 柳家小ゑん()04位 隅田川馬石()05位 古今亭菊之丞()06位 入船亭扇辰()07位 神田松鯉()08位 三遊亭歌奴()09位 三遊亭天どん()10位 春風亭一朝()■芸人別ランキング若手部門 (二ツ目 / 上方落語入門15年未満)01位 柳家花ごめ()02位 古今亭雛菊()03位 林家けい木()04位 古今亭始()05位 桃月庵こはく()【集計期間】※2024年1月1日~2024年6月30日※会員の皆さまの視聴時間・回数を集計したランキングとなります(視聴時間・回数は非公表)。※以降のランキングは「ぴあ落語ざんまい」にて公開中。「ぴあ落語ざんまい」はこちら()<サービス概要>「ぴあ落語ざんまい」月額料金:1,089円(税込)■初月無料キャンペーン実施中!※キャンペーンは事前予告なく終了する場合がございます。予めご了承ください。
2024年07月31日動画配信サービス「ぴあ落語ざんまい」の新着動画ラインアップが発表された。「ぴあ落語ざんまい」は、落語の高座映像をスマホやパソコンで定額見放題で楽しめる動画配信サービスで、「新宿末廣亭」の全面協力のもと落語の高座をオンデマンドで配信。また落語に加え“人間国宝”の神田松鯉のほか、講談の高座映像もお届け。現在、初月無料キャンペーンも実施中だ。今回は、新宿末廣亭の2024年5月上席興行の映像を中心に全59作品を一挙配信。また、落語・講談に加えて、浪曲も新たにラインナップに登場。新宿末廣亭の2023年12月中席で収録された浪曲師・玉川奈々福の高座映像が公開される。<新着動画>【新宿末廣亭 2023年12月中席より】■玉川奈々福 ★『仙台の鬼夫婦(曲師:広沢美舟)』『忠治山形屋(曲師:玉川鈴)』『金魚夢幻 ―後半―(曲師:広沢美舟)』【新宿末廣亭 2024年5月上席より】■桂小南『居酒屋』『いかけや』■桂竹丸 ★『バンコク寿限無』『西郷隆盛』『石田三成』『明智光秀』■雷門音助『たらちね』『黄金の大黒』■雷門小助六『やかんなめ』『転失気』『武助馬』■三笑亭夢丸『馬大家』『荒茶』『庭蟹』■三遊亭兼好『転失気』■三遊亭とん馬 ★『犬の目』『替り目』『雑俳』『芋俵』『熊の皮』『他行の思い出』『壺算』■三遊亭花金『両泥』『寄合酒』『魚根問』『やかん』■三遊亭遊史郎 ★『悋気の独楽』『辰巳の辻占』『松山鏡』『猿後家』『善光寺の由来』『紙入れ』『権助提灯』『六尺棒』『転失気』『看板の一』■三遊亭遊馬『真田小僧』『転失気』『牛ほめ』『道具屋』『かぼちゃや』■昔昔亭桃太郎『結婚相談所』『お見合い中』『ぜんざい公社』『やかん』■春雨や雷蔵 ★『新寿限無』『八問答』『強情灸』『狸札』『浮世風呂』★「ぴあ落語ざんまい」初登場「ぴあ落語ざんまい」はこちら()<サービス概要>「ぴあ落語ざんまい」「ぴあ落語ざんまい」ビジュアル月額料金:1,089円(税込)■初月無料キャンペーン実施中!※キャンペーンは事前予告なく終了する場合がございます。予めご了承ください。
2024年07月19日動画配信サービス「ぴあ落語ざんまい」にて、月間視聴回数ランキング(2024年6月)が発表された。「ぴあ落語ざんまい」は、落語の高座映像をスマホやパソコンで定額見放題で楽しめる動画配信サービスで、「新宿末廣亭」の全面協力のもと2,000本を超える落語の高座をオンデマンドで配信。また落語に加え“人間国宝”の神田 松鯉のほか、講談の高座映像もお届け。現在、初月無料キャンペーンも実施中だ。2024年6月の1位に輝いたのは、柳家花緑『柳田格之進』。2位は川柳つくし『早慶戦』、3位は桂文治『擬宝珠』となった。そのほか、上位30位までの作品は以下の通り。■月間ランキング(2024年6月)01位 柳家花緑『柳田格之進』()02位 川柳つくし『早慶戦』()03位 桂文治『擬宝珠』()04位 春風亭百栄『女子アナインタビュー』()05位 五街道雲助『抜け雀』()06位 三遊亭兼好『粗忽の釘』()07位 立川吉幸『明烏』()08位 雷門小助六『やかんなめ』()09位 柳家花緑『芝浜』()10位 柳家小ゑん『ぐつぐつ』()11位 三遊亭天どん『幽霊のいる家』()12位 神田松鯉『赤穂義士外伝 鍔屋宗伴』()13位 柳家小ゑん『鉄の男・全編』()14位 柳家花緑『三軒長屋』()15位 三遊亭兼好『粗忽長屋』()16位 三遊亭兼好『初天神』()17位 柳家小里ん『富久』()18位 柳家小ゑん『悲しみは埼玉に向けて』()19位 神田松鯉『赤穂義士外伝 梶川与惣兵衛』()20位 橘家圓太郎『大工調べ』()21位 神田松鯉『赤穂義士伝 義士勢揃い』()22位 五街道雲助『妾馬』()23位 隅田川馬石『金明竹』()24位 神田松鯉『天保六花撰 玉子の強請』()25位 三遊亭兼好『桃太郎』()26位 桂扇生『時そば』()27位 柳家小里ん『睨み返し』()28位 鈴々舎美馬『金明竹』()29位 林家つる子『JOMO』()30位 五街道雲助『お直し』()【集計期間】※2024年6月1日~2024年6月30日※会員の皆さまの視聴時間・回数を集計したランキングとなります(視聴時間・回数は非公表)。※30位以降、最新のランキングは「ぴあ落語ざんまい」にて公開中。「ぴあ落語ざんまい」はこちら()<サービス概要>「ぴあ落語ざんまい」月額料金:1,089円(税込)■初月無料キャンペーン実施中!※キャンペーンは事前予告なく終了する場合がございます。予めご了承ください。
2024年07月18日動画配信サービス「ぴあ落語ざんまい」にて、月間視聴回数ランキング(2024年5月)が発表された。「ぴあ落語ざんまい」は、落語の高座映像をスマホやパソコンで定額見放題で楽しめる動画配信サービスで、「新宿末廣亭」の全面協力のもと2,000本を超える落語の高座をオンデマンドで配信。また落語に加え“人間国宝”の神田 松鯉のほか、講談の高座映像もお届け。現在、初月無料キャンペーンも実施中だ。2024年5月の1位に輝いたのは、柳家小ゑん『鉄の男・全編』。2位は橘家圓太郎『大工調べ』、3位は古今亭文菊『権助提灯』となった。そのほか、上位30位までの作品は以下の通り。■月間ランキング(2024年5月)01位 柳家小ゑん『鉄の男・全編』()02位 橘家圓太郎『大工調べ』()03位 古今亭文菊『権助提灯』()04位 春風亭百栄『女子アナインタビュー』()05位 柳家小ゑん『悲しみは埼玉に向けて』()06位 五街道雲助『抜け雀』()07位 柳家小ゑん『ぐつぐつ』()08位 桂夏丸『懐かしのCM』()09位 古今亭寿輔『自殺狂』()10位 三笑亭夢丸『のめる』()11位 三遊亭兼好『粗忽長屋』()12位 春風亭正朝『掛取り』()13位 神田阿久鯉『水戸黄門紀「光圀公と春日山の熊」』()14位 三遊亭兼好『桃太郎』()15位 柳家はん治『モーツァルト』()16位 神田松鯉『赤穂義士伝殿中松の廊下』()17位 三遊亭兼好『粗忽の釘』()18位 神田松鯉『赤穂義士伝 義士勢揃い』()19位 桂文治『お血脈』()20位 柳家小ゑん『ほっとけない娘』()21位 三遊亭吉窓『松竹梅』()22位 柳家小里ん『睨み返し』()23位 神田松鯉『赤穂義士外伝 荒川十太夫』()24位 神田阿久鯉『大名花屋』()25位 神田松鯉『赤穂義士銘々伝 神崎詫証文』()26位 三遊亭花金『粗忽長屋』()27位 隅田川馬石『金明竹』()28位 古今亭文菊『親子酒』()29位 三遊亭天どん『堀の内』()30位 春風亭かけ橋『まぬけ泥』()【集計期間】※2024年5月1日~2024年5月31日※会員の皆さまの視聴時間・回数を集計したランキングとなります(視聴時間・回数は非公表)。※30位以降、最新のランキングは「ぴあ落語ざんまい」にて公開中。「ぴあ落語ざんまい」はこちら()<サービス概要>「ぴあ落語ざんまい」「ぴあ落語ざんまい」ビジュアル月額料金:1,089円(税込)■初月無料キャンペーン実施中!※キャンペーンは事前予告なく終了する場合がございます。予めご了承ください。
2024年06月18日本日6月4日より動画配信サービス「ぴあ落語ざんまい」にて、映画『碁盤斬り』と落語協会百年興行とのコラボイベントで口演された柳家花緑師匠による『柳田格之進』の配信がスタートした。5月16日新宿末廣亭にて開催された同イベントは、映画『碁盤斬り』が落語の演目『柳田格之進』を原作とした映画ということで実現したもの。イベントでは花緑師匠による『柳田格之進』の口演のほか、メガホンを取った白石和彌監督と花緑師匠との特別対談も実施された。映画『碁盤斬り』は、現在公開中。『柳田格之進』を口演する柳家花緑師匠★柳家花緑『柳田格之進』の高座映像はこちら()<サービス概要>「ぴあ落語ざんまい」「ぴあ落語ざんまい」ビジュアル月額料金:1,089円(税込)■初月無料キャンペーン実施中!※キャンペーンは事前予告なく終了する場合がございます。予めご了承ください。「ぴあ落語ざんまい」はこちら()
2024年06月04日ぴあがスタートした落語の動画配信サービス「ぴあ落語ざんまい」の月間視聴回数ランキングで、「2024年3月」に1位を獲得した落語家、柳家小ゑん。2000演目以上の演目がアップされているサブスクリプションサービスにおいて、会員の皆さまからコンスタントに毎月のランキングでも高い人気を獲得している小ゑん師匠のインタビューをお届けします。──落語家になるまでの経緯を教えていただけますか。目黒の電気屋に生まれて、気が付いたときにはテレビも売るほどあって(笑)。うちの爺さんが落語を好きだった。あの頃、昭和30年前半でテレビの創成期、中継で落語を観てました。高校になって落語研究会を作って、大学に入っても学園祭でやったり。電気工事の手伝いとか中学のときに電気工事師の免許を取ったり、アマチュア無線の真似事とかやってた。親は兄貴に経営をやらせて技術方を私にやらせて後継ぎにしたかったんでしょうけど、大学の頃はオーディオマニアでレコーディングミキサーになりたかった。──多趣味である師匠が、落語家になってみたいと弟子入りしたのはなぜですか。(柳家)小さん師匠が一番好きだったということもあったし、昔風の修行をさせてくれるところとして弟子入りした。両親は最初反対したけど、辞めたら家業を継げという条件で。内弟子ではなく通いで4年3カ月。孫の(柳家)花緑(師匠)がよく遊びに来ていたので“お馬さんごっこ”してやりました。──小さん師匠はどんな師匠でしたか。誠意がないことをするとものすごい怒りましたね。あと“間が悪い”ことは芸に通ずるんだと言われました。稽古はほとんどしないで“盗め”と。──古典落語と新作落語を共におやりになりますが、小ゑん師匠にとってはどんな位置づけですか。前座のときからずっと古典落語をやって、新作をやり始めたのは(三遊亭)圓丈師匠に誘われて渋谷ジァン・ジァンの「実験落語会」で。二ツ目の頃は高座がないから、高座があると嬉しくて。僕、少しひねくれてて、人と同じようにやるのがあまり好きではなかった。話芸の一番トップは古典落語なんですよ。それを基本として新作を作るというのが僕の考え方。人物の描写、場面の転換の仕方、そういった基本は古典落語にあるので、それを利用して新作落語を作るということ。──師匠は鉄道とか天文とか、多趣味な一面を活かして噺を作るのがお上手な印象があります。二ツ目の頃は暇なんですよ。暇だからステレオいじったり天文用のカメラ作ったりとかそんなことばかりやってました。好きなことがいっぱいあってグラデーションのようにテーマ落語もその中のひとつみたいな感じ。好きなことがたくさんあったほうが良いですよ、人間は(笑)。変なことに悩んだりしないから楽しい。思い入れのある圓丈師匠の『悲しみは埼玉に向けて』──ぴあ落語ざんまいの3月「月間視聴回数ランキング」で『悲しみは埼玉に向けて』が1位になりました。昔、圓丈師匠とふたりで「無限落語会」を十数年ずっとやっていたんですけど、企画で“ネタ交換をしよう”っていうんで、「(圓丈師匠の新作)『悲しみは埼玉に向けて』をやるかい」って言われたんです。ホントのこと言うと二ツ目の頃に「やらしていただいていいですか」と言ったら「あの噺は君には合わないんじゃないか」って断られたことがあって。普段断らない師匠だったのでよっぽど大切にしてるんだなと思った。圓丈師匠がネタ下ろしをしたのは僕が「実験落語会」に参加して2回目くらいで。凄いウケたんです。衝撃的だった。その頃、ああいう新作は何もない時代ですから圓丈師匠が切り拓いていったんですよね。その頃、客席に(春風亭)昇太が居て、(ビート)たけしさんも飛び入りで出た、ヨネスケさんが連れてきて。客は驚いてた。伊集院光が前座で二度くらい出てた。関根勤と小堺一機も出てもらったし、シティボーイズも何回も出てるし。そういう時代だった。時が経って、ネタ交換企画のときに「やるかい」と言われて、僕の新作落語で代表作となっている『ぐつぐつ』をやっていただいた。そんな思い入れもあって、『悲しみは埼玉に向けて』を、ネタをアップデートしたうえで今回トリで演じました。圓丈師匠は本当に凄い。あれは邯鄲の枕なんですよね。発車のベルが鳴っている間だけの物語なんですよ。『ラストエンペラー』の映画みたいなもんで、“邯鄲の夢”なんです。だからそれを落語に持ってきて、ああいう構成に。漫談ではない。かと言って会話で成り立つ落語のストーリーでもない。それであんなに感銘を受ける落語を作ったっていうのは凄いな、圓丈師匠は。まだ師匠がいらっしゃるときはどうしても口調が似るので、嫌だった。だけどなんのお礼もできず恩恵ばっかり受けてやらしてもらってるのは忍びないんだけど。“圓丈師匠が作った噺なんだ”っていうのが皆さんにわかってもらえれば嬉しい。──圓丈師匠との思い出で、印象に残っていることはありますか。幾つかあるんですけど、渋谷ジァン・ジァンで新作の落語をしたら、出始めはウケるんだけど、どんどんウケなくなっていくんですよ。「どうしてですかね」って圓丈師匠に言ったら「それは君、場面が多すぎる」と。「人間の頭の中は想像力の許容量があって、聴き手が追い付いていかないんだ。古典落語のよくできた噺はだいたい2~3場面だろ。君のは場面が多い。だからウケなくなってくるんだ」って言われて。「うわーっ、凄いな」と思いました。──ぴあが動画配信という事業を立ち上げることをご提案した際に、どんな印象をお持ちになりましたか。今までテレビの収録もありましたし、「DVDで」っていう話もあったけど、DVDは許諾していない。とにかく普通の落語会だとカメラがあるのはなんか嫌なんですよね。「楽屋の風景も録らしてくれ」となるとすごく嫌で。寄席でずっと録って、OK/OKじゃないっていうのを落語家がちゃんと言えるのでいい。よくテレビのとき、灯り(照明)も収録のときだけ点いて、録らない人は急に暗くなるのもちょっとな、と。それがないので「ぴあ落語ざんまい」は許諾しました。──これからの落語について、そして担っていく若手の落語家さんに向けて、小ゑん師匠が託したい想いをお聞かせいただけますか。自由にやって欲しいっていうことですね。あまりいろんなことに捉われず。古典落語の基礎はちゃんとして、元のまんまやるのもいいし、変えてやるのもいいけど。僕の場合は感覚っていうものを一本持ってて、そこから外れるものは嫌だっていうのがあるので。特に今、女流の方が多くなってきたのですが、男とは違うので。女のかたしかわからないような目線の古典落語でもいいし、新作でもいい。そういうものに期待したいですね。取材:文=浅野保志(ぴあ)撮影=源賀津己ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント★柳家小ゑん師匠のサイン色紙を3名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<プロフィール>柳家小ゑん(やなぎや こえん)1953年9月15日生まれ、東京都目黒区出身。1975年1月、柳家小さんに入門「みのる」。1975年12月、前座となる、前座名「みの助」。1979年、二ツ目昇進「小ゑん」と改名。1985年9月、真打昇進。<サービス概要>「ぴあ落語ざんまい」「ぴあ落語ざんまい」ビジュアル月額料金:1,089円(税込)■初月無料キャンペーン実施中!※キャンペーンは事前予告なく終了する場合がございます。予めご了承ください。「ぴあ落語ざんまい」はこちら()<関連リンク>ぴあ落語ざんまい柳家小ゑん 動画一覧()ぴあ落語ざんまい 月間ランキング(2024年3月)()※柳家小ゑん『悲しみは埼玉に向けて』が月間1位!
2024年05月21日動画配信サービス「ぴあ落語ざんまい」にて、月間視聴回数ランキング(2024年4月)が発表された。「ぴあ落語ざんまい」は、落語の高座映像をスマホやパソコンで定額見放題で楽しめる動画配信サービスで、「新宿末廣亭」の全面協力のもと2,000本を超える落語の高座をオンデマンドで配信。また落語に加え“人間国宝”の神田 松鯉のほか、講談の高座映像もお届け。現在、初月無料キャンペーンも実施中だ。2024年4月の1位に輝いたのは、柳家はん治『モーツァルト』。2位は三遊亭兼好『桃太郎』、3位は三遊亭兼好『粗忽の釘』となった。そのほか、上位30位までの作品は以下の通り。■月間ランキング(2024年4月)01位 柳家 はん治『モーツァルト』()02位 三遊亭 兼好『桃太郎』()03位 三遊亭 兼好『粗忽の釘』()04位 桂 枝太郎『アンケートの行方』()05位 五街道 雲助『幾代餅』()06位 神田 松鯉『赤穂義士外伝 荒川十太夫』()07位 神田 松鯉『赤穂義士伝 殿中松の廊下』()08位 神田 阿久鯉『柳沢昇進録 光圀公、淀屋との出会い』()09位 柳家 小ゑん『悲しみは埼玉に向けて』()10位 三遊亭 鬼丸『新岸柳島』()11位 神田 松鯉『赤穂義士伝 義士勢揃い』()12位 柳家 さん喬『天狗裁き』()13位 入船亭 扇橋『子別れ(上)』()14位 三遊亭 吉窓『松竹梅』()15位 入船亭 扇橋『高砂や』()16位 春風亭 柳太郎『おかえり(浅井朝治作)』()17位 古今亭 菊之丞『法事の茶』()18位 隅田川 馬石『金明竹』()19位 入船亭 扇好『転失気』()20位 入船亭 扇辰『ねずみ』()21位 隅田川 馬石『豊竹屋』()22位 古今亭 文菊『熊の皮』()23位 古今亭 文菊『つる』()24位 春風亭 正朝『掛取り』()25位 古今亭 文菊『浮世床 ―本―』()26位 古今亭 菊千代『権助提灯』()27位 古今亭 志ん五『宇宙人と埼玉県人』()28位 桂 文生『本膳』()29位 柳家 小ゑん『鉄の男・全編』()30位 五街道 雲助『お直し』()【集計期間】※2024年4月1日~2024年4月30日※会員の皆さまの視聴回数を集計したランキングとなります(視聴回数は非公表)。※30位以降、最新のランキングは「ぴあ落語ざんまい」にて公開中。「ぴあ落語ざんまい」はこちら()<サービス概要>「ぴあ落語ざんまい」「ぴあ落語ざんまい」ビジュアル月額料金:1,089円(税込)■初月無料キャンペーン実施中!※キャンペーンは事前予告なく終了する場合がございます。予めご了承ください。
2024年05月14日4月30日(火) 19時より、オンライン落語会『志ん輔と仲間たち』がライブ配信される。本配信は、古今亭志ん輔師匠の自宅稽古場から生配信される落語会。古典芸能や落語ファン拡大を目指しゲストを招いて毎月1回配信されている。過去の『志ん輔と仲間たち』配信映像今回のゲストは、横浜にぎわい座館長の布目英一。横浜にぎわい座初代館長の故・玉置宏(アナウンサー)と、2代目館長の故・桂歌丸師匠のもとで公演企画を担い、2019年に3代目館長に就任。演芸評論家としても活躍し、日本の伝統芸能の魅力を紹介するウェブサイト「文化デジタルライブラリー 大衆芸能編寄席」の監修・執筆も務めている。演目は、大岡政談もののひとつ『三方一両損』など二席。『三方一両損』は、名奉行で有名な「大岡越前」が登場する演目。3両の金が入った財布を拾った左官が、中に入っていた書き付けを頼りに持ち主の大工に返そうとするが受け取ってもらえず、奉行所で裁いてもらう話。左官と江戸っ子の大工、奉行を演じ分ける所が見どころだ。もう一席は当日のお楽しみとなっている。古今亭志ん輔(横浜にぎわい座にて撮影)<配信情報>第37回『志ん輔と仲間たち』4月30日(火) 19:00~20:30出演:古今亭志ん輔ゲスト:布目英一(横浜にぎわい座館長、チーフプロデューサー)■視聴料金1,500円(税込み)※見逃し配信(配信後5日間)あり公式サイト:
2024年04月23日2023年12月からぴあがスタートした落語の動画配信サービス「ぴあ落語ざんまい」の月間視聴回数ランキングで、「2023年12月」と「2024年2月」に1位を獲得した落語家、三遊亭歌奴。2000演目以上の演目がアップされているサブスクリプションサービスにおいて、会員の皆さまから高い人気を獲得している歌奴師匠のインタビューをお届けします。──新宿末廣亭「2023年3月中席」から収録の許諾をいただいて、取材時(2024年3月)には実に41演目もの高座を動画配信させていただいております。ぴあが動画配信という事業を立ち上げたことをご提案した際に、どんな印象をお持ちになりましたか。普通の寄席を録画してそれを流すというのは、案外あるようでなくて。僕も地方出身者なので、離れたところの人間でも寄席の雰囲気を楽しめるというのはすごく良いなと思った。コロナのときに鈴本さん(鈴本演芸場)とか浅草さん(浅草演芸ホール)が配信をやっていた時期もあって、視聴者の方に集まっていただいた。「ぴあ落語ざんまい」は手軽に観ることができるので、面白いコンテンツだなと思いました。──歌奴師匠は、例えばトリの長い尺のものから、バージョンの違う演目まで多彩なネタを挙げていらっしゃるので「ぴあ落語ざんまい」をご覧いただいている皆さまから人気が高いのではと推測しております。ご自身が視聴回数ランキングで高い人気を獲得されていることをどのように受け止めていらっしゃいますか。いやぁ、なぜランキング1位なんだろう。僕もわからない(笑)。12月は『掛取り』という噺だったので、年末らしいということで。でも演目が詳しくない方は『掛取り』が師走の噺ということも知らない訳で。どうしてなのかがわからないですよね。まあ『掛取り』も『掛取り・トリver.』とか、いろいろなバージョンの題名をつけたので、興味を持っていただいたのかな。──2月の「今週のランキング」では『阿武松』がトップを獲られております。トリのときのネタがランキング1位をいただいているのをみると、長尺、たっぷり時間をかけた噺もお客様は観たいのだなというのはありますね。15分のものじゃなくて、30分くらいあるもの。あとは『阿武松』にしても『御神酒徳利』にしても、皆があまり演らない噺、寄席の高座でも収まり切れない、30分以内では難しいような噺を、僕はよく時間を縮めて演るので、珍しい噺を出しているのもひとつ興味を持ってもらえている理由かもしれませんね。──大分県ご出身の師匠が落語家になられるまでの生い立ち、経緯など教えていただけますでしょうか。中学校に「落語クラブ」があって、2年生のときに初めて文化祭で落語を演ったんです。それがウケて。初めて落語を演って、“これはいいなぁ”と。人前に出て落語を喋るのがすごく快感で。中学生を卒業したら演る処もないんで、中学時代の同級生とふたりで素人の落語会を作って老人ホームの慰問をやったりしていた。そのうち地元のテレビや新聞に取り上げてもらって。“高校生が落語を演っている”というドキュメンタリーの番組があって。ほんとにこの子がなれるか密着取材で着くことになって。“誰に弟子入りしたい?”と問われて、“じゃあ(三代目の三遊亭)圓歌師匠に”と言ったらテレビ局が師匠に連絡してくれたり。それがきっかけで弟子入りしたんです。周りの人がどんどん落語家になるための御膳立てをしてくれたようなもので。気が付いたら高校を卒業してすぐ落語家になってました。──若いうちからいろんな経験をされて落語家になられたのですね。アマチュアで落語をやっていたというのは、ある意味プラスにもなるし、マイナスにもなる。稽古をつけてもらった訳じゃないので、変な癖がついちゃってる。師匠には素人のときに演っていた噺は前座の頃はやるなって釘刺されていました。うちの師匠は江戸っ子だったので、九州・大分出身の僕は言葉をすごく教えてもらいましたね。住み込みの弟子だったので、生の江戸弁を毎日聞かせてもらっていたので、すごく財産になっています。歌奴師匠が思う落語家のいい形とは?──歌奴師匠はどんな落語家になろうと思い描かれたのですか。ご自分の個性をどのように自覚し表現されていったのでしょうか。自覚は結構あとになってからですね。声の調子がいいとか、明るい、体が大きい、みたいなことが良い方に作用するようには演っていたのですけれど。じゃあ“お前の個性は何なんだ”と訊かれたときに自分で答えられない。ようやく真打になってから、例えばお客様に“声がいい”と褒められる。じゃあそれをもっと前に出してみようと思いました。僕は相撲の噺が好きなので、呼び出しさんの声をやったら拍手がくるようになった。じゃあこれを武器にしようかとお客様の意見を聞くようになって。説得力があるらしいと。江戸時代の古典落語に現代的なカタカナ文字を入れてギャグにしたりとか。説得力があるとすぐに元の噺に戻れるんですね。説得力が無いとそれがずるずると悪いほうに下がっていってしまう。僕はそれを戻せる力があるって人から言われて。例えば寄席の流れで、さっき前に出ていた人の落語をちょこっと入れたり。寄席ってそういうのも面白くて。我々もトリに向かってどんどんお客さんを盛り上げて、自分もウケて、そのバトンをあとの演者に譲っていくっていうのが寄席の流れですからね。その流れも壊さないようにやっていきたいなと思っているんです。一見同じ噺をしているようでも、日によってお客様も違いますし、繋いできたバトンによって雰囲気も全然違うので、毎日そのグルーヴの変化は寄席の醍醐味だなぁと感じますね。──ド素人な質問で恐縮ですが、寄席って同じ番組で演目が重複しないじゃないですか。演者さん皆さんですり合わせるんじゃなくて、先に出た方との調整をされるのですか。そうですね。ネタ帳っていう帳面があって、自分の出番の30分くらい前に寄席に行って、前の人がなにをしているのかわからないので。例えば与太郎が出てくる噺だったら与太郎の噺はやらない、とか、自分の持ちネタと今日の気分とお客さんの雰囲気を見て、じゃあこの噺にしよう、と。だいたいふたつくらい候補があって、マクラ喋ってる頃に、ウケ方で、こっちのウケ方だったらこっちやろうとか、どっちやろうか迷いながらあがるときがありますね。──当日、まさに前の方のネタをみて決める、ということは本当に日々の演者さんのチームプレーなのですね。早く来て「このネタ、俺やりたいから」なんて人はいませんからね(笑)。できるだけギリギリに来て、みんな怠け者だから(笑)。だから夜の部のトリが一番たいへんです。ネタがその日ばーっとたくさん出ている中で、自分の自信のある噺をやらなきゃいけない。そりゃ「夜トリ」はたいへんですよ。──新宿末廣亭という会場に関しては思うことはございますか。僕は一番最初に行ったのが中学生のときに末廣亭だった。初高座も末廣亭なので想い出があります。寄席文字が好きで。大師匠のことを大看板っていうんですけど、まさに末廣亭のトリ取ると大きな看板があって、それが大看板っていう語源になっている。こないだ亡くなった寄席文字の橘左近師匠が書いて下さっていて、もうずいぶん前ですけど僕が「看板どうするんですか」って訊いたら、「剥がして捨てる」というからもらいました。落語会をやったときにでも皆様にお見せしたいなと思ってるんです。──歴史を積み上げてきて今に至る「落語」ですが、弟子の育成なども踏まえて、今後の落語の将来について思っていらっしゃることはございますか。だんだん時代が変わってくるので、やりづらくはなると思うんですよね。『妾馬』っていう噺があるんですけど、自分の妹が殿様の愛人になる、妾になるという噺で。これをやったときに女性のお客さんから「なんであんな落語をやるんだ」と言われたことがありました。じゃあ過去にあった悪いことも全部無くしちゃっていいんですかね、と。その時分そういうことがあったけど、そのおかげで今はそういうことはなくなって、嫌な目にあった人はいるけれども、それを伝えていくことによって、今はそういう時代じゃなくて良かったねって、昔のこととしてわかってくれる。そういう心の余裕がだんだん今の世の中なくなってきているんじゃないかと思う。それが自分の弟子世代の心配のひとつで。あと、落語をちょっと壊してやる人がずいぶんと多くなっちゃった。もっと落語というものを信用して欲しい。僕もアドリブでつまんないギャグを入れたりするんですけど、それもウケて、かつ脈々と語り継がれている落語のギャグ、くすぐりもウケなきゃ意味がない。小手先だけで笑わしたって噺の本筋の幹の部分が描かれていないんじゃあ落語はつまらないものになってしまう。だから雰囲気を壊さないように、ちゃんとした幹を残したまんま落語をやって欲しいっていうのは、今でも言いますね。──今は、善悪を匿名という形で正義を振りかざす世の中になってしまい、落語に登場される主人公たちは、“今の正義”で判断したらよくないのかも知れないけれど、それが愛おしくて、自分も頑張って、“評価されるだけが全てじゃない”っていうところで笑える瞬間もあると思うんですよね。与太郎の噺でもそうですけど、ちょっと馬鹿だからってみんなで馬鹿にするんじゃなくて、実は周りでなんとか良いようにしてあげようっていうのが元々の眼目なんですよ。馬鹿にする、だから面白い、じゃなくて。結局なにかしてやろうと思ったら案外与太郎のほうが利口で返り討ちに遭ったみたいな。お客様にはそこだけじゃなくて全体をみていただきたいなと思いますね。入船亭扇遊師匠っていうかたがいらっしゃって、僕ら商売人だから“誰に習った噺だ”っていうのは台詞を聞けばわかるんです。扇遊師匠はほぼ一言半句教わった通りにやる師匠なんですけど、だけど“扇遊師匠の落語”なんですよ。これが一番、落語家のいい形だなって思いますね。ちゃんと先人から教わったものを今度後輩に残していくっていう、それでちゃんと自分の味が出ているという芸人は素晴らしいなと。取材:文=浅野保志(ぴあ)撮影=源賀津己ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント★三遊亭歌奴師匠のサイン色紙を5名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら(d4c89e6a-5229-4300-870a-f0e78eb1410e) からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<プロフィール>三遊亭歌奴(さんゆうてい・うたやっこ)1977年3月19日生まれ、大分県出身。1995年3月、三代目三遊亭圓歌に入門。前座名「歌きち」。1999年5月、二ツ目昇進「歌彦」と改名。2008年9月、真打昇進、四代目「三遊亭歌奴」を襲名。<サービス概要>「ぴあ落語ざんまい」「ぴあ落語ざんまい」ビジュアル月額料金:1,089円(税込)■初月無料キャンペーン実施中!※キャンペーンは事前予告なく終了する場合がございます。予めご了承ください。「ぴあ落語ざんまい」はこちら()<関連リンク>ぴあ落語ざんまい三遊亭歌奴 動画一覧()ぴあ落語ざんまい 月間ランキング(2023年12月)()※三遊亭歌奴「掛取り・トリver.」が月間1位!ぴあ落語ざんまい 月間ランキング(2024年2月)()※三遊亭歌奴「阿武松」が月間1位!
2024年04月22日動画配信サービス「ぴあ落語ざんまい」にて、月間視聴回数ランキング(2024年3月)が発表された。「ぴあ落語ざんまい」は、落語の高座映像をスマホやパソコンで定額見放題で楽しめる動画配信サービスで、「新宿末廣亭」の全面協力のもと2,000本を超える落語の高座をオンデマンドで配信。また落語に加え“人間国宝”の神田 松鯉のほか、講談の高座映像もお届け。現在、初月無料キャンペーンも実施中だ。2024年3月の1位に輝いたのは、柳家 小ゑん『悲しみは埼玉に向けて』。2位は春風亭 一朝『唖の釣り』、3位は古今亭 志ん五『宇宙人と埼玉県人』となった。そのほか、上位30位までの作品は以下の通り。■月間ランキング(2024年3月)01位 柳家 小ゑん『悲しみは埼玉に向けて』()02位 春風亭 一朝『唖の釣り』()03位 古今亭 志ん五『宇宙人と埼玉県人』()04位 古今亭 文菊『熊の皮』()05位 柳家 小ゑん『鉄の男・全編』()06位 春風亭 勢朝『彦六と柳朝』()07位 柳家 小満ん『締め込み』()08位 柳家 さん喬『天狗裁き』()09位 柳家 小ゑん『ほっとけない娘』()10位 柳家 はん治『モーツァルト』()11位 柳家 はん治『粗忽長屋』()12位 古今亭 志ん五『名前が出てこない』()13位 三遊亭 天どん『久しぶり!』()14位 古今亭 文菊『浮世床 ―本―』()15位 柳家 小里ん『磯の鮑』()16位 古今亭 文菊『つる』()17位 古今亭 菊之丞『法事の茶』()18位 五街道 雲助『抜け雀』()19位 古今亭 菊之丞『たらちね』()20位 三遊亭 天どん『自分を責めないで』()21位 三遊亭 鬼丸『新岸柳島』()22位 林家 つる子『JOMO』()23位 五街道 雲助『お直し』()24位 蜃気楼 龍玉『蔵前駕籠』()25位 五街道 雲助『お見立て』()26位 三遊亭 天どん『ツイッター泥』()27位 柳家 さん喬『時そば』()28位 隅田川 馬石『辰巳の辻占』()29位 隅田川 馬石『鰻屋』()30位 柳家 小ゑん『江戸会話教室』()【集計期間】※2024年3月1日~2024年3月31日※会員の皆さまの視聴回数を集計したランキングとなります(視聴回数は非公表)。※30位以降、最新のランキングは「ぴあ落語ざんまい」にて公開中。「ぴあ落語ざんまい」はこちら()<サービス概要>「ぴあ落語ざんまい」「ぴあ落語ざんまい」ビジュアル月額料金:1,089円(税込)■初月無料キャンペーン実施中!※キャンペーンは事前予告なく終了する場合がございます。予めご了承ください。
2024年04月15日動画配信サービス「ぴあ落語ざんまい」の作品数が2,000本を突破し、併せて落語芸術協会の所属芸人らの高座が新たに配信されることが発表された。「ぴあ落語ざんまい」は、落語の高座映像をスマホやパソコンで定額見放題で楽しめる動画配信サービスで、「新宿末廣亭」の全面協力のもと落語の高座をオンデマンドで配信。また落語に加え“人間国宝”の神田松鯉のほか、講談の高座映像もお届け。現在、初月無料キャンペーンも実施中だ。本日4月12日より、追加となった芸人は以下の通り。<2024年4月12日配信開始> ※50音順【落語芸術協会】一玄亭米多朗 / 桂枝太郎 / 桂笹丸 / 桂翔丸 / 桂伸衛門 / 桂竹千代 / 桂夏丸 / 桂文治 / 桂幸丸 / 神田阿久鯉(講談)/ 神田松鯉(講談)/ 神田陽子(講談)/ 古今亭寿輔 / 三笑亭夢丸 / 三遊亭圓雀 / 三遊亭遊喜 / 三遊亭遊三 / 三遊亭遊之介 / 春風亭昇乃進 / 春風亭柳太郎 / 笑福亭羽光 / 笑福亭里光 / 昔昔亭A太郎 / 昔昔亭喜太郎 / 昔昔亭桃太郎 / 昔昔亭桃之助 / 瀧川鯉橋 / 橘ノ圓満 / 立川吉幸 / 柳亭芝樂【五代目円楽一門会】三遊亭愛楽 / 三遊亭兼好【上方落語協会】桂三四郎 / 桂優々「ぴあ落語ざんまい」はこちら()<サービス概要>「ぴあ落語ざんまい」「ぴあ落語ざんまい」ビジュアル月額料金:1,089円(税込)■初月無料キャンペーン実施中!※キャンペーンは事前予告なく終了する場合がございます。予めご了承ください。
2024年04月12日およそ58年もの歴史を誇り、お茶の間で親しまれている、演芸バラエティ番組『笑点』(日本テレビ系)。その初期から活躍する、黄色の着物でお馴染みの、落語家の林家木久扇(はやしや・きくおう)さんは、2024年3月31日の出演で卒業しました。林家木久扇、『笑点』を卒業『笑点』を卒業する木久扇さんは、本編前のミニ番組『もう笑点』(日本テレビ系)で笑点メンバーに伝えたいことを話しました。笑点メンバーのみなさん、気を抜かないで私がいなくなったぶんも、うんと面白く番組を盛り上げて100年、200年と笑点が続くように、一つやっていただきたいと思います。心配事があったら私に相談してください。相談料は3000円です。1回。笑点ーより引用また、番組内では『木久扇さんありがとう』のお題で、木久扇さんへの感謝の気持ちを伝える大喜利を実施。各メンバーからは、木久扇さんとの思い出を掛けた回答が続出し、会場が笑いに包まれました。番組史上初のサプライズとして、観客たちが黄色いタオルを振りながら、「ありがとう」の掛け声を一斉に上げるシーンも。各メンバーが木久扇さんの元へすべての座布団を積み、木久扇さんが隠れて見えなくなるハプニングもありました。しかし、最後は明るい笑顔で手を振り、「また来週!」という木久扇さんのひと言で番組が締めくくられました。木久扇さんの『笑点』最後の出演に、視聴者からは「55年間、本当にお疲れ様でした。そして、いつも笑いをくれてありがとうございました!」などの声が寄せられています。55年もの間、『笑点』でお茶の間に笑いを届けた、木久扇さん。長い間、本当にお疲れ様でした。[文・構成/grape編集部]
2024年03月31日およそ58年もの歴史を誇り、毎週日曜日に全国のお茶の間へ笑いを届けている、演芸バラエティ番組『笑点』(日本テレビ系)。同番組といえば、個性豊かなレギュラーメンバーが人気の理由ですが、長寿番組ゆえ、これまで何度もメンバーの入れ替えが行われてきました。2023年8月には、黄色の着物でお馴染みである、落語家の林家木久扇(はやしや・きくおう)さんが『卒業』する旨を発表しています。林家木久扇、ついに『笑点』最後の出演へ木久扇さんが最後に出演するのは、2024年3月31日の放送回。日本テレビはこの日について、ウェブサイトで『笑点史上初のサプライズ』を放送予定として明かしました。最後には、55年もの長きにわたりお茶の間を笑いで沸かせてきた木久扇師匠へ会場も一体となった笑点史上初のサプライズも!『笑点』お約束のメンバー同士の掛け合いもあり、笑いもあり、涙ありの内容で、いつもの『笑点』とはひと味違う放送をお届けする。笑点ーより引用1969年、名跡が『林家木久蔵』だった頃に番組内の『若手大喜利』へ出演し、なんと55年間にわたって回答者を務めてきた、木久扇さん。卒業を発表した際は、「芸というものは、次の世代にバトンタッチしなくては。私の座布団の芸も、新しい人にバトンタッチします」とコメントしていました。2024年3月現在、86歳の木久扇さん。若い頃から、55年という歳月を『笑点』と歩んできたと考えると、この番組への貢献度は計り知れません。最後の出演回を前に、ネットでは多くの人から感謝と応援の声が上がっています。・ついに、ついに卒業してしまうのか…。木久扇さんのいない『笑点』がまだ想像できません。・「本当にお疲れ様でした」といいたい。たくさんの笑顔をもらいました。・さびしいなあ…。55年間、楽しい時間をありがとうございました!落語の面白さを世間により広めるため、次の世代へとバトンを渡す木久扇さん。『笑点』最後となる勇姿は、全国の人を笑顔にすると同時に、その心を震わせることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2024年03月26日動画配信サービス「ぴあ落語ざんまい」にて、月間視聴回数ランキング(2024年2月)が発表された。「ぴあ落語ざんまい」は、落語の高座映像をスマホやパソコンで定額見放題で楽しめる動画配信サービスで、「新宿末廣亭」の全面協力のもと1,000本を超える落語の高座をオンデマンドで配信。現在、初月無料キャンペーンも実施中だ。2024年2月の1位に輝いたのは、三遊亭 歌奴『阿武松』。2位は古今亭 菊之丞『二番煎じ』、3位は三遊亭 歌武蔵『支度部屋外伝』となった。そのほか、上位30位までの作品は以下の通り。■月間ランキング(2024年2月)01位 三遊亭 歌奴『阿武松』()02位 古今亭 菊之丞『二番煎じ』()03位 三遊亭 歌武蔵『支度部屋外伝』()04位 五明樓 玉の輔『紙入れ』()05位 蜃気楼 龍玉『鹿政談』()06位 三遊亭 天どん『ひろっちゃった!!』()07位 入船亭 扇辰『麻のれん』()08位 古今亭 雛菊『黄金の大黒』()09位 柳家 さん喬『時そば』()10位 金原亭 馬生『佃祭』()11位 三遊亭 歌奴『御神酒徳利』()12位 古今亭 駒治『楽しい山手線』()13位 古今亭 文菊『つる』()14位 三遊亭 歌奴『都々逸親子』()15位 柳家 花緑『芝浜』()16位 古今亭 菊丸『片棒』()17位 柳家 わさび『紋三郎稲荷』()18位 古今亭 文菊『浮世床 ―本―』()19位 入船亭 扇遊『権助芝居』()20位 古今亭 志ん輔『唐茄子屋政談』()21位 五街道 雲助『お直し』()22位 古今亭 佑輔『権助提灯』()23位 古今亭 菊之丞『法事の茶』()24位 五街道 雲助『堀の内』()25位 古今亭 菊龍『生徒の作文』()26位 吉原 朝馬『蜘蛛駕籠』()27位 柳家 さん喬『長短』()28位 柳亭 左龍『のめる』()29位 春風亭 勢朝『彦六話』()30位 古今亭 佑輔『桃太郎』()【集計期間】※2024年2月1日~2024年2月29日※会員の皆さまの視聴回数を集計したランキングとなります(視聴回数は非公表)。※30位以降、最新のランキングは「ぴあ落語ざんまい」にて公開中。「ぴあ落語ざんまい」はこちら()<サービス概要>「ぴあ落語ざんまい」「ぴあ落語ざんまい」ビジュアル月額料金:1,089円(税込)■初月無料キャンペーン実施中!※キャンペーンは事前予告なく終了する場合がございます。予めご了承ください。
2024年03月14日動画配信サービス「ぴあ落語ざんまい」にて、初月無料キャンペーンが実施されることが決定した。「ぴあ落語ざんまい」は、落語の高座映像をスマホやパソコンで定額見放題で楽しめる動画配信サービスで、「新宿末廣亭」の全面協力のもと1,000本を超える落語の高座をオンデマンドで配信。総勢100名以上の芸人が登場し、今後も東⻄や会派を超えた落語家の新着映像が追加。来春頃までには2,000本の映像が公開される予定だ。初月無料キャンペーンは昨年末に期間限定で実施されたが、好評につき定常でキャンペーンが開催されることとなった。「ぴあ落語ざんまい」新規入会は初月無料!「ぴあ落語ざんまい」はこちら()<サービス概要>「ぴあ落語ざんまい」「ぴあ落語ざんまい」ビジュアル月額料金:1,089円(税込)■初月無料キャンペーン実施中!※キャンペーンは事前予告なく終了する場合がございます。予めご了承ください。「ぴあ落語ざんまい」はこちら()
2024年02月21日今、もっとも勢いのある落語家のひとりと言っても過言ではないだろう。三遊亭わん丈、落語協会所属の二ツ目。今年3月下席より、落語界の最高位である真打へ、先輩16人抜きの大抜擢で昇進する。落語協会では“抜擢昇進”自体が12年ぶり。過去、抜擢で昇進した噺家は、林家たい平、柳家喬太郎、春風亭一之輔ら、第一線で活躍する人気者ばかり。期待の高さが伺えるというものだ。2023年に務めた高座は脅威の1509席2023年は、1509席の高座に上がった。これもまた、わん丈の売れっ子っぷりを補強する数字だ。「コロナ禍で減っていた仕事が戻ってきたところに、さらに真打昇進が決まり、『真打になる前にもう一回出てよ』と呼んでくださる方が増えた。あと私は“学校寄席”という学生さんの前で噺をするお仕事も多く、そうなると休日や平日夜だけでなく、朝・昼・夕もお仕事をさせていただけるんですよ。ありがとうございます、とどんどんお受けしていたら……こんなことになっていました」と笑う。落語家を目指す以前は、バンドのボーカリストだったという経歴を持つ。「滋賀県出身ですが、大学が北九州なので、そのまま北九州で活動していました。いわゆるミクスチャーロックバンドで、私たちのちょっと上に175Rさんがいて。私のいた音楽シーンは、頂点がマキシマム ザ ホルモンさんや10-FEETさん、ROTTENGRAFFTYさんといった方たちで、そういったバンドが北九州に来た時に、地元でツアーサポートをしたりしていた。7年くらい続け、地元ではワンマンをやればお客さんが入るし音楽だけで食えるようにはなったのですが、30歳手前にして、このままやり続けても食い続けることができるほどの才能は自分にはないなと思ったんです」もともと音楽をやっていたのも「人前でパフォーマンスをしたいというところからの逆算だった」と振り返る。「ライブでは30分の持ち時間中15分はMCというくらい、喋るタイプ(笑)。だからラジオの仕事とか喋る仕事ができないかなと、東京のとある芸能事務所にデモテープを送ったところ、面接をしてくれることになり、東京に出てきました。でも結局、ダメだったんです。その時に言われたのが『君には芸の入り口がない』。中に入ってしまえば能力を生かせるところはありそうだけど……と。でもこちらはなけなしのお金をはたいて東京に出てきているので、おめおめと帰れません。“入り口”とはなんぞやと模索し、漫才、お芝居……色々なものを観に行きました。その中で行ったひとつ、池袋演芸場で落語に出合いました」。そこでもう、ビビッときた。「純粋に面白かったんです。出てくる人出てくる人みんな面白くて、しかも老若男女のお客さまが、平日昼から笑っている。ひとつのことで老若男女関係なくみんなが笑うって、難しいことだと思うんですよ。これはすごい芸能だと思った。それが27歳の時です」予備知識もなく見た落語だったが、今でも具体的に思い返せるほど印象に残っている。「すごいフリースタイルで、後から考えたら、それは新作落語の会でした。出演されていたのは、今でも寄席で活躍されてる師匠でしたね。林家彦いち師匠と林家きく麿師匠が特に記憶に残っている。でも『やりたい』でやっていい年齢じゃないなと思って悩んだのですが、高座に上がる師匠方がみんな太っていたから『この人たち食えてる(笑)! この仕事なら今から始めても大丈夫かも』と(笑)。あとは、ひとりでやれるという点も惹かれました」そして、2011年に故・三遊亭円丈に弟子入り。円丈を師匠に選んだのは「一番面白かった。そして、上品」。円丈は後進に多大な影響を与えた、新作派のトップランナーである。新作落語の会で衝撃を受け、円丈に弟子入り。わん丈自身も、印象的な新作落語を数多く持っている。最初の入り口は新作落語だったのだろうか。「そうか、そう思われそうな経歴ですね(笑)。私、新作と古典と分けて考えるのはナンセンスだと思っていて。古典落語だって、生まれた時は新作落語だし。面白い新作は面白いし、面白くない新作は面白くない。面白い古典は面白いし、面白くない古典は面白くない(笑)。面白ければ何でもいいと思っています。円丈も、新作落語のすごい人……という印象がどうしても勝ちますが、僕が最初に聞いたときに感動したのは古典の『金明竹』でした」落語は「究極のエンタメ」では落語という芸の魅力は、と尋ねると「究極の芸」と即答する。「できないことがない。しかも身軽。座布団を用意していただき、着物・扇子・手ぬぐいを自前で持っていけば、どこでもできます。日本人って、想像力に長けている民族らしいんですよ。私たちは何もないところで喋るけど、そこに様々な登場人物がいて、会話して動いているように見えるでしょ? お客さまの頭の中で想像していただけるんですよ。想像力というものはリミットがない。舞台上にセットや小道具を実際に用意するよりも、はるかに大きいものをお客さまは見ることができる。そういう意味で落語は究極のエンタメだと思います」16人抜き大抜擢!……だが「こんな制度、なくなった方がいい(苦笑)」わん丈の抜擢真打昇進は昨年4月に発表され、落語ファンの間でも大きな話題となった。さぞや嬉しかったのでは、と訊くと、少し複雑な表情を見せた。「言われた瞬間は、嬉しかったです。言われた瞬間“だけ”、嬉しかった(苦笑)。落語協会って、会長や理事といった偉い師匠方が、全員面白いんです。組織のトップというものはキャプテンタイプとエースタイプがありますが、全員現役のエース。その方々が私のことを見てくださっていたんだな、ということが嬉しかった」そもそも落語家にとって真打昇進というのはどういう位置づけなのか。「落語家の身分は、前座、二ツ目、真打とあります。ざっくり例えると、前座は義務教育、二ツ目は大学生、真打が社会人。真打昇進がスタートラインですので、そこに到達したというのは喜ばしいことではあります。ただ、こちらとしては二ツ目を(平均的に二ツ目修行期間とされる)10年やると思っていたところ、2・3年早いけど上がれと言われたわけです。大学3・4年と遊ぶぞ! と思っていたのに、大学2年でいきなり社会に出ろと言われているようなものです。正直、お断りしようかなということは頭をよぎったし、そこから先は……嬉しいことはない(苦笑)!」。……どういうことなのだろう。「めっちゃ本人喜んでる、と思われているかもしれないですけど、二ツ目でいた方が楽に決まってます! もちろん、言っていただいた限りは頑張りますけれど……。意外と理事の方からも、お会いした際に『悪かった! みんな俺のせいにしろ!』と言われたりもしました、なので今してみました(笑)」ちなみにずばり、軋轢は?「……ありました。あるに決まってる(笑)。こんな制度、なくなった方がいいですよ、これ書いておいてください(笑)! 芸人の世界って、厳密に序列が決まっているんです。1秒でも先に入ったら“兄さん・姉さん”で、食事に行けばぜんぶ先輩がご馳走してくれて、翌日後輩は御礼の電話をする。そんなガチガチに厳しい序列で回っている世界に、なぜ抜擢なんてものがあるのか! どれだけややこしいかと言うと、例えば私が抜いた先輩Aさんと二人会を開催しているとする。それまでは『A・わん丈 二人会』だったものが、今後ずっと『わん丈・A 二人会』となります。トリも、基本的に香盤が上になる私がとる。でも、楽屋の広い方はA先輩が使うし、ご馳走してくれるのもA先輩。お客さまに見えるところは私が上、でもお客さまに見えないところは今までと何も変わらず、先輩は先輩のままです。こんなの、軋轢が生まれないわけないです」。だが、大抜擢ということで世間からの注目も集まった。良い面もあったのでは、と重ねて訊いてみても「そんな注目いらないです、のらりくらりと落語をしていたい」と本音を漏らす。「私としても、二ツ目の間にこういう古典を勉強しよう、こういう新作を作っていこうと計画していたんですよ。その設計図が崩れた。でも性格上、『できない』じゃなく『3年でやることを1年でやらなあかん!』と思っちゃう人間なんです。それで今、あがいているし、さすがに支障もきたしている。ただ、こんな失敗をするんだ、こんなに自分はダメなんだと気付かされて、それもまたいい経験になっています。おそらくそれも含め『こいつならなんとかするだろう』と言われているのかなと思って、頑張っているところです」昇進準備で感じる、亡き師匠・円丈のありがたみだが想定外だったのは「師匠が亡くなったこと」。最初の師匠、三遊亭円丈は2021年に他界。落語家は真打になって一人前。前座・二ツ目は、師匠がいないと落語家として認められない。そのため現在は、元兄弟子である三遊亭天どんが、わん丈を弟子として預かっている。とはいえ「私が何かしくじった時、一部の人からは『だから師匠がいない人間はダメだ』という評価になってしまう。そうなると今ものすごく面倒をみてくれている天どんにも迷惑をかける、と必要以上に気を遣う場面も多い。それに、私がやらかした時、私が偉い方に謝ってもダメなんです。師匠がその方に謝ってくださって、師匠の顔で弟子のしくじりを許してくださっていた、そして師匠が僕に怒ってくれることで成立していたんだなということを痛感したりもしています」落語の世界は、師匠がどんなことを言っても弟子は従わなければいけない、という厳しい師弟関係が存在することはよく知られるところ。「それを理不尽だと言う人もいます。でも先に理不尽を仕掛けているのは弟子側なんですよ。誰だかわからないと思いますが私を弟子にとってください、食い扶持を与えてください、芸を教えてくださいと押しかける。師匠には何の得もないのに。しかも私は、円丈が67歳の時に弟子入りしています。前座・二ツ目の修業期間は15年と言われています。『私のために83歳まで生きて!』と言ったようなもの。無茶苦茶ですよね(笑)。それを受け入れていただいた。亡くなって2年以上経ちますが、亡くなった時以上にこの1年は師匠のありがたみを感じています」披露興行は"寄席デビュー"にもちょうどいい3月21日(木)からは、いよいよ真打昇進披露興行が始まる。披露興行は都内4つの定席寄席――鈴本演芸場、新宿末廣亭、浅草演芸ホール、池袋演芸場で各10日ずつと、紀尾井小ホール(建て替えを控えている国立演芸場の代替会場として)5日、計45日かけて行われる。「寄席は通常、十数人の芸人が15分程度の持ち時間で次々と高座に上がり、4・5時間かけ様々な芸を見せていきます。落語家でいうと、最初に前座が上がります。2番目に二ツ目が上がる。それ以降上がる落語家は基本的に、すべて真打。そしてトリを人気の師匠が努めます。披露目はその最も重い責任であるトリを、新真打が務めます。真打になった洗礼を浴びるわけです。……でも、そんなん無理でしょ、キツイでしょ、お客さまも不安でしょと、普段寄席でトリを取るような大看板の師匠方が、ボンボンボンボンっと私めの前に登場されます。超有名な師匠がいきなり3番目に出てきたりもする。もう、オールスターですね。……年齢的には“名球会”ですが(笑)」ちょっと毒なギャグを挟みつつ、テンポよく説明してくれる。「さらに途中には、そのオールスターの師匠方が並ぶ中、私がいて、横には私の師匠がついてくださり、『わん丈とはこういう男です』とお客さまに紹介してくださる“口上”もあります。いつもの寄席とはひと味違う、お祭りのような興行です。もう、すごいですよ。今後しばらくこの人の後に上がることはないだろうなという師匠方が、全員私の前に出てくる。びっくりするほど豪華ですし、絶対に全員、面白い。そう考えると、披露興行は、落語初心者や寄席デビューしたい方にもいいかも!」さらに2024年は、落語協会誕生100周年の記念の年でもある。「おめでたいタイミングで上がらせてもらいます。ただ協会の方に『抜擢昇進は、100周年を盛り上げるために決めたことではないから』と言っていただいた。それもまた嬉しい。とはいえお祭り気分が続く中で披露目ができるというのは、多くの方に見ていただける可能性があるということで、ありがたいです」また、落語協会では5人ずつ真打に昇進する例が多く、一般的に新真打は45(50)日を5人で割った10日前後をトリとして上がるが、今回わん丈は、先輩である林家つる子と二人で昇進するため、45日の半分・22日間のトリをとる。加えてトリとして上がらない23日間も、後半の時間帯に高座に上がることが決まっている。「今まで体験したことのない、寄席連勤が始まります」と気合いを入れる。さらに「なるべく、トリで上がる22日間は、全部違う噺をかけたい。変えりゃいいというものではないですし、寄席というものは“流れ”がありますので絶対とは言えませんが……できる限り、変えたいですね」。こういう貪欲な姿勢が、今現在の評価を引き寄せたのだろう、とチラリと思った。最後に、わん丈の考える“理想の落語家”とは。「今、コンプライアンスの遵守が叫ばれている時代です。当然ながらそれは、お客さまが不快にならないように守っていきたい。でも人って、ちょっとした他人の不幸を笑ってしまったり、尾籠な話で笑ってしまうもの。落語の名人は、それを嫌な思いをさせず、笑いに昇華できる人だと思っています。少しエッチな噺でも『色っぽい噺を聞いたな』、ちょっと不幸な人の噺でも『ついてないときってあるよね』と思ってもらえるような。落語でしか表現できない、下品なものを上品に見せる芸というのはあると思う。師匠・円丈の噺で『うんこ三部作』というものがあるんですが(笑)、ある方が『うんこって何度も言っても、円丈師匠がやるとうんこの匂いがしない』とおっしゃった。これはすごい誉め言葉だと思う。うんこって、存在も語感も面白いんですよ。そこから汚さを取り除いたら、最高ですよね(笑)。今のは究極の例えですが……これは新作に限らず、古典もです。難しい材料でも上品に聞かせられる芸人に私はなりたいです」真打昇進披露興行のチケットは1月21日(日)に一般発売開始。取材・文:平野祥恵撮影:源賀津己<公演情報>真打昇進披露興行2024年3月21日(木)~3月30日(土)会場:東京・鈴本演芸場2024年4月1日(月)~4月10日(水)会場:東京・新宿末広亭2024年4月11日(木) ~4月20日(土)会場:東京・浅草演芸ホール2024年4月21日(日) ~4月30日(火)会場:東京・池袋演芸場チケット情報()公式サイト:落語の動画配信サブスク「ぴあ落語ざんまい」はこちら:
2024年01月19日父の77歳の喜寿のお祝いに息子たちから贈るサプライズプレゼント。オリジナル人生落語に笑って泣いて、共に人生を振り返ります。株式会社サプライズモール(本社:福岡市中央区、代表取締役:村部大介、以下 サプライズモール)は、2024年1月12日から「YouTubeチャンネル」において、長寿のお祝いをご検討中の方への新コンテンツを公開いたしました。SURPRISE-MALL サプライズモールYouTubeチャンネル 背景結婚式の披露宴で行う【メモリプレイ】というサプライズ演出をご存じでしょうか?新婦様からのお手紙のシーンで新郎新婦様の過去を子役、役者が演じるこの演出を、もっと幅広い年齢層の方に向けてお届けしたいという想いからシニア世代の方々へむけたサプライズ新企画としまして、【メモリプラクゴ】という演出を作り上げました。TV『ワールドビジネスサテライト』様でも取り上げて頂いた新サプライズ演出の、新着動画を公開させて頂きます。「メモリプラクゴ」概要【メモリプラクゴ】とは・・・お客様の今までの人生の思い出を落語家さんが落語にして披露し、その独特な語り口で皆様を感動させます!幼幼少期、青年期、結婚、出産、様々な人生のワンシーンを、落語家がクスリとさせながら、ホロリとさせながら。・還暦のお祝い・古希のお祝い・傘寿のお祝い・米寿のお祝い・長寿のお祝い・金婚式銀婚式などなど幅広い場面でご活用頂けます。今回のターゲットは山梨県に在住の小林様。77歳のお父様の喜寿のお祝いに、息子様、娘様からのサプライズプレゼント。家族全員で笑って、泣いて。「今までの人生で一番幸せな日です。」と仰って頂けた落語とは? 落語家さんはプロの本格派今回、メモリプラクゴをお願いした落語家さんは【柳家 あお馬】さん。神奈川県大和市出身、大学時代に落語研究会に所属。2012年、全日本学生落語選手権・策伝大賞決勝進出。2014年6月、五代目柳家小せんに入門。2015年5月、前座となり「あお馬」を名乗る。2019年2月に二ツ目昇進。2021年10月、大和市文化芸術未来賞受賞「落語本来の可笑しさ可愛さ、くだらなさを、素直に表現できるような噺家になるべく日々奮闘中。『いい落語家』に成れるよう、また、そう居られるようにこだわりたい。」とのこと。女性落語家による母への【メモリプラクゴ】もワールドビジネスサテライトでも取り上げられた【鈴々舎美馬】さんのメモリプラクゴがこちら。落語家さんは凄いと思い知ったサプライズでした。 会社概要商号:株式会社サプライズモール代表者:代表取締役村部大介所在地:福岡県福岡市中央区1-9-17アンピール西公園1FURL: 本サービスに関するお客様からのお問い合わせ先株式会社サプライズモール担当:村部電話番号:092-753-9684E-mail: info@surprise-mall.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年01月12日二ツ目昇進としては前代未聞である2000人規模での 昇進落語会が地元・相模女子大学グリーンホールにて開催されます!落語協会 馬風門下 鈴々舎美馬が6年間の前座修行を経て二ツ目へと昇進。その記念として、二ツ目昇進の会としては異例の大ホールにて記念落語会を開催致します。日程2024年2024年1月13日(土) 19:00開場 19:30開演場所相模女子大学グリーンホール(大ホール)出演鈴々舎美馬 鈴々舎馬風 鈴々舎馬るこ 蝶花楼桃花チケット前売り2500円 当日2800円鈴々舎美馬桜美林大学在学中から落語研究部に所属し、全日本学生落語選手権に入賞するなど活躍。2018年2月、十代目鈴々舎馬風に入門。2019年7月21日、「美馬」と命名され前座となる。2023年11月上席より二ツ目昇進が発表された期待の女流落語家。今までに二回開催されたなかの芸能小劇場での勉強会「鈴々舎美馬ネタ下ろし勉強会」では第一回、第二回共に満員御礼、第三回目のチケットは即日完売。2023年にはテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」出演、週刊誌「週刊 FLASH」にも掲載される。YOUTUBE7500万回再生のメモリプレイとのコラボも実施!落語の枠にとらわれず挑戦を続ける女流落語家!落語以外にも自身のYoutubeチャンネルにて様々な企画に挑戦している鈴々舎美馬。中でも異彩を放つのは結婚式での演出としてYouTube再生回数7500万回を超える「メモリプレイ」とのコラボ企画【メモリプラクゴ】。サプライズ落語で人生を振り返る。思わずこぼれる涙に人生の尊さと家族の愛を感じずにはいられません。鈴々舎美馬二ツ目昇進落語会 : 鈴々舎美馬二ツ目昇進落語会お問い合わせ先:[公式ホームページ]{ }よりお願い致します。【メモリプラクゴ】へのお問い合わせ株式会社サプライズモール担当:村部電話:092-753-9684メール: support@surprise-mall.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年12月25日動画配信サービス「ぴあ落語ざんまい」が、12月6日(水) よりスタートすることが発表された。「ぴあ落語ざんまい」は、落語の高座映像をスマホやパソコンで定額見放題で楽しめる動画配信サービスで、「新宿末廣亭」の全面協力のもと1,000本を超える落語の高座をオンデマンドで配信。落語専門の配信サービスとしては業界最大規模となる。配信では総勢100名以上の芸人が登場し、今後も東⻄や会派を超えた落語家の新着映像が追加される。人間国宝や人気落語家はもちろん、期待の若手の高座のほか、落語以外にも講談や浪曲の配信も予定している。併せて、本サービスの開始を記念した落語会『柳家花緑×古今亭菊之丞 二人会』が、12月14日(木) 東京・丸ビルホールにて開催されることが決定。チケットの先行先着が本日よりスタートしている。<配信情報>「ぴあ落語ざんまい」サービス開始:12月6日(水) ※予定月額料金:1,089円(税込)公式サイト:<公演情報>定額見放題配信「ぴあ落語ざんまい」is coming!! 柳家花緑×古今亭菊之丞 収録ライブ12月14日(木) 東京・丸ビルホール開場 18:30 / 開演 19:00チケット料金:3,500円先行先着プリセール:11月17日(金) 12:00〜11月21日(火) 23:59一般発売:11月22日(水) 10:00チケットはこちら:
2023年11月17日『春蝶・一之輔の“春一番”』が、2024年3月9日(土)に神戸朝日ホールで開催される。「春蝶・一之輔の“春一番” 」 チケット情報上方落語から桂春蝶、江戸落語から春風亭一之輔という、東西で人気・実力ともに高いふたりが、「今、1番聴いてほしい」お薦めの噺家として、桂九ノ一と春風亭一花を招いて開催する4人の落語会となる。演目は、後日発表されるのでお楽しみに。チケットは、11月20日(月)23:59までオフィシャル先行(抽選)を受付中。桂春蝶コメント『春蝶・吉弥と一之輔 三人噺』のスピンオフ企画として、僕と一之輔君、それぞれ推しの若手を紹介する会です。僕の推しの桂九ノ一くんは、間といい、声の出し方といい、本人の持つリズムといい、上方落語界でも「めっちゃいい!」と評判です。当日は、東と西の落語を交互に聞いてもらいます。東と西のコントラストをご堪能ください!春風亭一之輔コメント僕の推しの春風亭一花さんは妹弟子で、二ツ目ですが、性別を感じさせない落語をします。ボーイッシュでもなく、女性的な感じでもなく、一花さんを通して落語の登場人物が自然に会話をしているような、落語本来の面白みを感じさせてくれる若い噺家さんです。今回は4人全員がメインの四人会。寄席ならではの団体芸もお楽しみください。
2023年11月13日『東西落語ユニットwe in 東京』が2023年9月25日 (月)に日本橋社会教育会館 ホール(東京都中央区日本橋人形町1-1-17日本橋小学校等複合施設8階)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 「東西落語ユニットwe」東京公演 間もなく開催!WESTの「W」とEASTの「E」を取って「WE」。東西の若手・中堅落語家精鋭による交流落語会「東西落語ユニットwe」東京公演を開催いたします。江戸落語は笑点メンバーでもおなじみの桂宮治、昨年真打昇進を果たし、落ち着いた話芸に磨きがかかる入船亭扇橋。対する上方は先日、国立演芸場で初の東京独演会を開催し、東京でも活躍を広げる桂雀太、本年6月に「第9回若手噺家グランプリ」で見事優勝を勝ち取った桂そうば、と東西でいま旬の噺家が勢揃いいたします。出番順はなんとオープニングの「ジャンケン」で決定!ラフな開催スタイルでありながら、本格的な落語をたっぷり4席お楽しみいただきます。今後が期待される個性的な4名の落語、そして本音も少しのぞけるトークコーナーもどうぞお楽しみに。出演者略歴【東(江戸落語)】桂 宮治(かつら・みやじ)出囃子:阿波踊り2008年2月桂伸治門下で浅草演芸ホール楽屋入り2021年2月中席より真打昇進出演番組:テレビ・日テレ「笑点」レギュラー他多数2012年NHK新人演芸大賞 落語部門 大賞2014年国立演芸場花形演芸大賞 銀賞他多数入船亭 扇橋(いりふねてい・せんきょう)出囃子:いっさいいっさいろん2008年2月入船亭扇辰に入門2022年9月真打昇進「十代目入船亭扇橋」を襲名2023年国立演芸場花形演芸大賞 金賞他多数【西(上方落語)】桂 雀太(かつら・じゃくた)出囃子:大東京音頭2002年5月桂雀三郎に入門2011年から「桂雀太独演会」於・天満天神繁昌亭を毎年開催し全て満員御礼2016年NHK新人落語大賞2019年国立演芸場花形演芸会 銀賞2019年文化庁芸術祭 新人賞桂 そうば(かつら・そうば)出囃子:水気2005年 10月桂ざこばに入門「東西落語ユニットwe」のプロデューサーをつとめる2023年第9回若手噺家グランプリ 優勝公演概要『東西落語ユニットwe in 東京』公演日時:2023年9月25日 (月) 18:30 開場/19:00 開演会場:日本橋社会教育会館 ホール(東京都中央区日本橋人形町1-1-17日本橋小学校等複合施設8階)■出演者【西】桂雀太桂そうば【東】桂宮治入船亭扇橋■チケット料金前売 3,000円当日 3,500円(全席自由・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年08月29日川鶴落語倶楽部主催、広瀬和生プロデュース『もっと!新ニッポンの話芸スピンオフ』が2023年11月19日 (日)に内幸町ホール(東京都千代田区内幸町1-5-1)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて8月19日(土)10:00発売開始です。カンフェティにてチケット8月19日(土)10:00発売開始 プロデューサー広瀬和生より「もっと!新ニッポンの話芸スピンオフ」は立川こしら・鈴々舎馬るこの2名をレギュラーとし、ゲストを1名迎えて行なう三人会。前回は柳亭信楽が参加したが、今回のゲストはナツノカモ。元は立川春吾という落語家だったが、落語家であることはやめて落語作家に転身、独創的な新作落語を次々と生み出し続けている。彼はまた、自分の作品を自ら演じるパフォーマーでもあって、それは「立体モノガタリ」という新たな表現形式を採ることもあれば、着物を着ての落語形式の場合もある。「ナツノカモ作品を演じるナツノカモ」が立川こしら・鈴々舎馬ること競演することでどんなケミストリーが生まれるのか?まさに落語ファン必見の一大イベントだ!公演概要広瀬和生プロデュース『もっと!新ニッポンの話芸スピンオフ』公演期間:2023年11月19日 (日)会場:内幸町ホール(東京都千代田区内幸町1-5-1)■出演者立川こしら鈴々舎馬るこゲスト:ナツノカモトーク:広瀬和生■主催川鶴落語倶楽部■公演スケジュール11月19日(日) 18:30 開場/19:00 開演■チケット料金前売:3,500円(全席指定・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年08月17日ハンサム落語製作委員会(Lol)主催、『ハンサム落語2023』が東京・大阪の二会場にて上演されます。東京公演:2023年10月4日(水) ~ 9日(月・祝) / CBGKシブゲキ!!(東京都渋谷区道玄坂 2-29-5 ザ・プライム 6階)大阪公演:2023年10月13日(金) ~ 15日(日) / シアター朝日(大阪市浪速区恵美須東2-1-26)チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて7月26日(水)19:00より抽選先行開始です。カンフェティにて7月26日(水)19:00よりチケット抽選先行開始 公式ホームページ 公式Twitter 皆様に支えられ、10年目を迎えたハンサム落語。約2年ぶりとなる舞台公演が満を持して決定!ハンサム落語とは、古典落語を現代風にアレンジ。若手実力俳優が演じ、落語で引きつけ、声で聞かせ、演技力で魅了する人気企画です。「二人一組」の掛け合いで行う独自のスタイルが人気のシリーズ!同じ演目でも組合せによって全く目え方が違います。この度今回のキャストの組み合わせと、ビジュアルが解禁されました。【日程】<東京>10/4(水)19:00/鎌苅健太×平野良・阿部快征×碕理人10/5(木)15:00/阿部快征×林光哲・鎌苅健太×米原幸佑10/5(木)19:00/磯貝龍乎×林光哲・碕理人×米原幸佑10/6(金)15:00/磯貝龍乎×林明寛・平野良×鷲尾修斗10/6(金)19:00/林明寛×平野良・林光哲×鷲尾修斗10/7(土)14:00/平野良×鷲尾修斗・松村龍之介×和合真一10/7(土)18:00/碕理人×米原幸佑・松村龍之介×和合真一10/8(日)14:00/阿部快征×松村龍之介・碕理人×和合真一10/8(日)18:00/磯貝龍乎×林光哲・松村龍之介×和合真一10/9(月祝)13:00/鎌苅健太×米原幸佑・林光哲×鷲尾修斗10/9(月祝)17:00/磯貝龍乎×林明寛・平野良×宮下雄也<大阪>10/13(金)19:00/鎌苅健太×谷口賢志・林光哲×鷲尾修斗10/14(土)14:00/阿部快征×林光哲・平野良×鷲尾修斗10/14(土)18:00/加藤良輔×米原幸佑・谷口賢志×宮下雄也10/15(日)12:00/磯貝龍乎×宮下雄也・加藤良輔×平野良10/15(日)16:00/谷口賢志×米原幸佑・平野良×宮下雄也公演概要『ハンサム落語2023』【公演期間】東京公演:2023年10月4日(水) 〜 9日(月・祝)大阪公演:2023年10月13日(金) 〜 15日(日)【会場】東京公演:CBGKシブゲキ!!(東京都渋谷区道玄坂 2-29-5 ザ・プライム 6階)大阪公演:シアター朝日(大阪市浪速区恵美須東2-1-26)■出演者阿部快征、磯貝龍乎、加藤良輔、鎌苅健太、碕理人、谷口賢志、林明寛林光哲、平野良、松村龍之介、宮下雄也、米原幸佑、和合真一、鷲尾修斗(50音順)■スタッフ脚色・演出:なるせゆうせい企画・製作:Lolプロデューサー:吉井敏久、渡辺詩織音響:鯨井拓実照明:橋本剛(コローレ)舞台監督:今泉馨衣装:伊藤摩美ヘア&メイク:SAYAKA美術:竹邊奈津子■チケットハンサムシート:9,900円※前方エリア・特典付き一般席:7,700円(全席指定・税込)【公演問合せ先】 株式会社Lolmail: info@lol-w.com (平日11時~18時) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年07月28日役所や銀行などに登録する、印鑑。ハンコ本体の正式名称は『印章』ですが、世間では本体と押した印影を合わせて『印鑑』と呼ぶ人が多いようです。銀行などに登録をせずとも、認印としてサインの代わりに使用することもできるため、昨今はキャラクターが彫刻されているものなど、ユニークなデザインも増えていますよね。登録した印鑑を大切に保管した上で、サイン用に複数個の認印を所持している人が多いのではないでしょうか。ハンコ業者が作った『寿限無さん専用印鑑』にネットざわつく2023年7月16日、島根県松江市でハンコの製造と販売を行っている、株式会社永江印祥堂がSNSアカウント(@nagaeinsyoudou)を更新。自社で製造した直径12mmのユーモアあふれる印章を紹介したところ、斬新な発想と高いクオリティに反響が上がりました。同社が作ったのは、なんと落語の演目として知られる『寿限無(じゅげむ)』をモチーフにした印鑑!『寿限無』は、親が我が子に縁起のいい名前を付けようとした結果、早口言葉のような長い名前になってしまった…という話です。同社が製作したのは、その名も『寿限無さん専用印鑑』。なんと、直径12mmの小さな印面には、寿限無の108文字の名前がびっしりと掘られているではありませんか!寿限無寿限無五劫のすり切れ海砂利水魚の水行末雲来末風来末食う寝るところに住むところやぶら小路のぶら小路パイポパイポパイポのシューリンガンシューリンガンのグーリンダイグーリンダイのポンポコピーのポンポコナの長久命の長助日本で名前に文字数制限は設けられていないものの、こんなにも長い名前の人は現代日本に存在しないはず。また、寿限無と同名の人がいるとも思えないため、もはやこの彫刻技術そのものが『寿限無専用』といえるでしょう。『寿限無さん専用印鑑』誕生の経緯について聞いてみた『寿限無さん専用印鑑』は多くの人に強いインパクトを与え、ネット上でまたたく間に話題に。「ただひたすら、技術がすごすぎる」「まさに匠の技で、二度見した!」といった声が寄せられています。『grape』は『寿限無さん専用印鑑』について、株式会社永江印祥堂に話をうかがいました。――『寿限無さん専用印鑑』を製造することになった経緯とは。2022年10月に、直径12mmのハンコに87文字を彫刻して「すごいのが彫れた」というツイートをしたところ、22万件を超える『いいね』をいただきまして。「もっと多い文字数で彫れますか?」「寿限無のハンコは彫れますか?」などのご意見を多数いただいた中で、「87文字を超える寿限無のハンコに挑戦してみよう」と思い立ち、『寿限無さん専用印鑑』を製造することになりました。87文字のハンコを彫刻した際と同様に、「印章業界を盛り上げたい」という想いを込め、弊社の技術をみな様に見ていただくためにチャレンジをした次第です。2022年に話題になった87文字のハンコ――こだわりのポイントや、こだわった点は?文字の編集という点では、読みやすく、彫刻しやすいよう心がけています。画数が多い漢字や濁点の大きさ、文字の形、配列なども工夫しました。そして、捺印する際はきれいに押せるよう、使用する針の種類や速度、深さなどをこだわって彫刻しています。『寿限無さん専用印鑑』は、12mm、15mm、18mmのサイズ展開。また、印鑑のほかに、サイズが大きい『寿限無さんスタンプ』も製造しており、下記のウェブサイトで販売が行われています。自分の名前ではないものの、なんだか無性に欲しくなってくる寿限無のハンコ。細かい彫刻に見惚れたり、たくさん押して楽しんだりと、さまざまな使い方をしてみてはいかがでしょうか!永江印祥堂 オンラインショップnagae stamp shop[文・構成/grape編集部]
2023年07月20日旬な二ツ目が話芸を競う林家たい平、柳家三三、春風亭一之輔らを輩出した落語会(公財)北区文化振興財団主催、『第34回北とぴあ若手落語家競演会』が2023年9月9日 (土)に北とぴあつつじホール(東京都北区王子1-11-1)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ 旬な二ツ目が話芸を競う、熱き戦い!大賞を決めるのは会場のお客様!林家たい平、柳家三三、春風亭一之輔ら人気噺家を輩出してきた若手の登竜門ともいえる落語会。34回目となる今年はゲストに三遊亭小遊三が登場します!公演概要『第34回北とぴあ若手落語家競演会』公演日時:2023年9月9日 (土)13:30開場/14:00開演会場:北とぴあつつじホール(東京都北区王子1-11-1)■出演者春風亭昇吾、雷門音助、三遊亭遊子春風亭朝之助、柳家圭花、三遊亭ふう丈【ゲスト】三遊亭小遊三【司会】サンキュータツオ(米粒写経)■チケット料金全席指定:2,800円(税込)※未就学児の入場はご遠慮ください。主催:(公財)北区文化振興財団共催:東京都北区 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年07月14日2023年6月2日、元タレントの上岡龍太郎さんが同年5月19日に亡くなっていたことが分かりました。横山ノックさん、横山フックさんとのお笑いトリオ『漫画トリオ』で活躍するほか、長けた話術を生かしてさまざまなテレビ番組に出演していた、上岡さん。中でも、1988~2000年にレギュラー出演したバラエティ番組『探偵!ナイトスクープ』(朝日放送テレビ)での司会は、関西在住の人を中心に多くの人から人気を博しました。桂小枝、上岡龍太郎さんから渡された『形見分けの手紙』を公開翌3日、落語家の桂小枝(かつら・こえだ)さんがSNSを更新。桂さんは、かつて『探偵!ナイトスクープ』で上岡さんとレギュラーとして共演しており、逝去が明かされた日は、うっかりコップを落として割ってしまったといいます。共演を経て、生前の上岡さんと交友関係があった桂さん。その仲は、上岡さんから形見分けをされるほどだったのだとか。本来、形見分けは故人が生前に愛用していた物を親しい人に渡す行為を指しますが、芸能界の引退が上岡さんにとっての『人生のひと段落』だったのでしょう。桂さんは、上岡さんが芸能活動を引退する直前にくれたという、直筆の手紙を公開しました。引退される直前に上岡さんから頂いた形見の中に入ってた手紙です〜 pic.twitter.com/JYtOtajQ3C — 桂小枝 (@koedanokai2014) June 3, 2023 丸みを帯び、丁寧な字でつづられた、桂さんへのメッセージ。上岡さんは引退をする前から、形見分けとして大切なのれんを桂さんに贈ることを約束していたのだとか。手紙に添えられたのは、歌集『万葉集』に掲載されている、狭野茅上娘子(さののちがみおとめ)の歌。女性が「再び会う日までの形見としてほしい」という想いを込め、縫った衣を贈る一首です。本来であれば、上岡さんと桂さん以外は目にすることがなかった、形見分けのメッセージ。貴重な手紙の公開に、多くの人から反響が上がっています。・なんという家宝!万葉集の一首を手紙に添えるだなんて、まさに粋だ…。・上岡さんがこんなにもかわいらしい字を書くことに衝撃!イメージと違いすぎる!・「いつかまた会いましょう」という気持ちのこもった手紙に、涙…。手紙を通して、『上岡龍太郎という人』について多くの人が知り、その姿に改めて尊敬の念を抱いたようです。[文・構成/grape編集部]
2023年06月04日