2015年10月より放送開始となるBONES制作のオリジナルTVアニメ『コンクリート・レボルティオ~超人幻想~』だが、そのオープンニング主題歌とEDテーマの担当アーティストが発表された。オープニング主題歌は、これまでに『中二病でも恋がしたい!』『RAIL WARS!』『純潔のマリア』など数々のOPテーマソングを担当してきたZAQが担当。ここでは、ZAQ本人から届いた、今回のタイアップについてのコメントを紹介しよう。■ZAQからのコメント完全オリジナル作品のOP主題歌を担当するにあたり、葛藤と試行錯誤を重ねて、コンクリート・レボルティオの世界を存分に堪能できる楽曲に仕上がりました。コンクリート・レボルティオの色彩や時代背景、物語を通して表現されている主題性に、私自身もかなり惹かれており、コンクリート・レボルティオチームの一員になれて本当に嬉しく思っています。そしてEDテーマは、本作がアーティストデビューとなるギタリスト・山本陽介が担当。ポップス・ロックからブルースまで幅広い演奏を得意とし、現在では声優アーティストの茅原実里や寺島拓篤など、さまざまなLIVEのバンドメンバーとして活躍している。そのギターテクニックと創造力で多くのアーティスト、ミュージシャンから絶大な信頼を得る山本陽介が、ギタリストとしてTVアニメ『コンクリート・レボルティオ~超人幻想~』のEDテーマでアーティスト・デビューを飾る。なお、ZAQが担当するOP主題歌のタイトルは「カタラレズトモ」。発売は2015年10月21日の予定となっている。山本が担当するEDテーマの詳細は、おって公式サイトなどで発表される予定。(C)BONES・會川 昇/コンクリートレボルティオ製作委員会
2015年08月22日2015年1月から3月までテレビ放送され、男子高校生たちが地球を守るために魔法少女を彷彿とさせる戦士姿に変身するという斬新な設定で人気を博したアニメ「美男高校地球防衛部LOVE!」のイベントが8月9日(日)日比谷公会堂にて開催。メインキャストの山本和臣、梅原裕一郎、西山宏太朗、白井悠介、増田俊樹に、福山潤、寺島拓篤ら人気声優陣が登壇し、最後にはアニメ第2期制作決定のニュースで会場を大いに沸かせた。とある街の眉難高校「地球防衛部=何もしない部」の男子高校生5人が、謎の桃色の生物ウォンバットと出会い“バトルラバーズ”に変身し、愛と勇気とラブメイキングで愛する地球のために戦う物語を描いた本作。アニメ放送以外にも、山本さん、梅原さん、西山さん、白井さん、増田さんら5人がパーソナリティを務めるニコ生放送や、キャラクターソングCD発売、ゲーム化、コミック化と様々なメディアミックス展開がファンの心を掴み、放送終了後もその人気と勢いは衰え知らずだ。これまでもイベントが開催された本作だが、今回のイベントでは初めて、地球防衛部と対峙する地球征服部(生徒会メンバー)から福山さんと寺島さんが出演。総勢7名の人気声優たちが浴衣姿で登場すると、イベント開始早々、会場のボルテージはMAXに。そんな熱気の中、イベントは防衛部と征服部に分かれ対決形式で進行。アニメ本編をクイズで振り返るコーナーや、劇中に登場するハリネズミキャラを模したダーツを使ったゲームコーナーが行われ、大喜利的な珍回答や「自分」というタイトルで必至に即興ポエムを披露する増田さん、福山さん、西山さんの姿に、会場からは終始爆笑が巻き起こった。特に盛り上がりをみせたのが、本作のニコ生「バトルナマァーズ」で人気の、カッコイイ台詞で如何に女性を口説くかを競う「ラブメイキング対決」コーナー。今回は“お祭りに一緒に来た女子がキュンとする愛の告白”をお題にそれぞれが女性を口説くシチュエーションを熱演。女性役を演じる福山さんを後ろから抱きしめる西山さんや、「2人で愛の打ち上げ花火、打ち上げようぜ」とセクシーに決める白井さん。また、梅原さんからはまさかの下ネタ台詞が飛び出し、会場は割れんばかりの黄色い悲鳴に包まれた。さらに、テクニシャンな口説きシーンを演出した山本さんや、いきなりキスで迫り「続きは祭りの後で、な」と笑顔を投げた寺島さんなど…思い思いの演出に、詰めかけた女性ファンの熱い歓声が止むことはなかった。その後イベントは、初実施となる朗読コーナーや、地球防衛部によるライブと続き、福山さんと寺島さんのコーナーでは様々な撮影裏話が明らかに。実はズンダー役の声優・安元洋貴が地球防衛部役でオーディションを受けていたことや、豪華すぎることで話題を呼んだ毎話のゲスト声優たちについて知られざるキャスティング秘話が語られると、客席からは驚きの声が漏れた。そして、イベント終盤に本作の第2期制作決定のニュースが突如発表! 何も知らされていなかった5人はステージ上で呆然と立ち尽くしたり、ジャンプしたり、しゃがみ込んだりと動揺している様子。だが、目にキラリと光るものを浮かばせながら大喜びする姿に、客席から「おめでとう!」と大きな祝福の声が贈られるとともに、多くの観客の目にも涙が浮かんでいた。この発表を受け、寺島さんと福山さんは「僕らも嬉しくなった。これが実現したのは彼ら(メインキャスト5人)の頑張りとみんなの愛のおかげなんだな、と思って温かい気持ちになった」(寺島さん)、「5人がいろんなことを本当に頑張ってきた作品で2期に行けるっていうストーリーを、先輩として、また同じ制作者のひとりとして、見てると胸が熱くなる」(福山さん)と先輩らしい暖かいコメントを寄せた。最後に、メインキャスト5人からもそれぞれ感想が述べられ、「こうやって1つずつ階段を登って、永遠に続くコンテンツにしていきたい」(増田さん)、「メインキャストを演じるのも2期をやるのも初めて。自分にとって大事な作品がもっと大事になった」(白井さん)、「1期ではすごく背中を押してもらえた。2期からは僕たちの背中についてきて下さい」(西山さん)、「2期ではもっとキャラを深く知ることができるんじゃないか」(梅原さん)、「皆さんの生活の一部になるくらい傍においてもらえたら」(山本さん)と、みな一様に応援してくれているファンに熱い感謝を述べた。未だ内容や放送時期などは未発表だが、今後も本作が益々盛り上がるのは間違いない。「美男高校地球防衛部LOVE!」で一躍知名度を上げたメインキャスト5人の更なる活躍とともに、本作の続報に期待したい。(text:cinemacafe.net)
2015年08月10日現在女子小学生を中心に人気を集めているTVアニメ『プリパラ』(テレビ東京系 毎週土曜10:00~)の新キャラクターとして、ぶっとびアイドルの黄木あじみが発表された。黄木あじみは、メガネがトレードマークの新アイドル。ところかまわず落書きをする、擬音まじりでしゃべりまくる、会話の端々にアート関係のダジャレが混じるなど、やることなす事ハチャメチャでとらえどころのないキャラクター。チャームはポップで、チャームカラーはブルー。『ハナヤマタ』関谷なる役で知られる上田麗奈が声優を担当する。なお、黄木あじみの登場と同時に、新しいブランド「CandyAlamode more」も追加され、アーケードゲームには、この秋からの登場するという。『プリパラ』は、主人公・真中らぁらが、チームメイトの南みれぃ、北条そふぃとともに"神アイドル"を目指していく日々を描いた作品。タカラトミーアーツのアーケードゲームから人気に火がつき、TVアニメや映画とさまざまなメディアで展開中。アニメでは、芹澤優、久保田未夢、山北早紀、澁谷梓希、若井友希、渡部優衣、牧野由依、佐藤あずさ、赤﨑千夏、鈴木千尋、寺島拓篤、高乃麗、伊藤かな恵と豪華声優陣が名を連ねている。(C)T-ARTS/syn Sophia/テレビ東京/PP2製作委員会
2015年07月17日歌舞伎役者の父、女優の母の間に生まれた、まさに女優になるべくして生まれたともいえる存在、寺島しのぶさん。5月には歌舞伎座千秋楽に息子の眞秀(まほろ)君が初登場するなど、華やかなニュースが報じられる一方で、子育てする母として普通の感覚も持ち合わせています。そんな寺島さんに、家とのこと、結婚のこと、育児のことを、語ってもらいました。***――梨園の家の生まれというと、何不自由なく育ったお嬢様のイメージがありますが、ものすごく普通の感覚を持たれているんですね。寺島:その点はすごく母に感謝しています。母はとても苦労した生い立ちの人ですし、役者の家に生まれたからといって特別じゃないんだって育てられてきたんです。もちろん、いい学校に行かせてもらったし、何不自由ない生活をさせてはもらいましたけれどね。ただ、それも家によって違って、なかにはラップひとつめくれないっていうお嬢様もいらっしゃいます。――歌舞伎に対して、ご自身を部外者だとおっしゃるのも意外です。寺島:あくまでもうちの場合は、ですけれど、歌舞伎役者になるために育てられた弟と、娘の私とでは父の扱いが違いましたからね。私はひとり暮らしも夜遊びも怒られなかったけれど、弟は許されなかったんです。だからといって、父は娘をかわいそうだと思っているそぶりも見せなくて。でも、だからいまの自分があるわけで、ある意味自由に自分の道を切り開いていけたとも思うんです。それがなかったら、こういう女優にはなっていなかったと思います。――下積みを経験し、苦労してご自身で掴み取ったいまのキャリアです。当然、子育てなどのためにそれを手放すとなれば苦渋の決断ですよね。寺島:そうなんです。私にはこのキャリアがすべて。どんなに悩むことがあっても、仕事がそのモヤモヤを忘れさせてくれる。楽しいし、自分だけの時間だし、絶対にあってほしいもの。辞めたら私じゃなくなっちゃうんじゃないかと思うくらい。だって、芝居のほうが生活よりも楽しいんですよ。――それ、言って大丈夫ですか?寺島:ふふふ(笑)。仕事は、変身してその役になりきって、何でもやっていいわけですから、楽しいし簡単ですよ。そりゃあもがくこともあるし、何かを生み出す厳しさはあるけれど、しょせん自分が好きでやってることですからね。でも、日常生活は現実。幸せもあるけれど、喧嘩すれば辛いし、子供のことでも悩むし、自分以外のことがたくさん降りかかってきます。今回のことだって、ずっと寺島家から逃れたいと思ってきた私が、ようやく離れられたと思ったところで、今度は子供のことで寺島家に戻ってきているわけで…。――外国の方と結婚されたのは、どこかに寺島家から逃れたい気持ちがあったからですか?寺島:あったと思いますよ。これが日本人の旦那だったら、結局は逃れられずにいたと思いますし。――いまのご主人に会うまでは、外国の方が苦手だったとか。寺島:そうなんです。ただ、最初にローランに会った時、お父ちゃんに似てると思ったんですよ。どんなことがあっても、この人といると生き残れる、というような。――ということは、理想の男性は菊五郎さんだった、と?寺島:そうなのかなぁ。私が小さい頃から、家にいても父は役者で、いわゆる世間のお父さんとは違っていたと思います。一方のローランは、私がパニックになれば、物事を順序立てて話してくれて、落ち着かせてくれるような人で、彼といると父親ってこういう存在なのかなって思わされます。子供の頃から誰にも言えなかったいろんな感情を、彼にはぶつけられるし、「苦しみを味わった人が女優になる資格があるんだ」とかありがたい言葉まで言ってくれる。言われた私は滝のような涙ですよ。もうこれは、父性というよりも母性に近いのかもしれませんが。◇てらじま・しのぶ1972年12月28日生まれ、京都市出身。歌舞伎俳優の尾上菊五郎を父に、女優の富司純子を母に持つ。試験を受けて入団した文学座で活動の後、蜷川幸雄や久世光彦などの舞台で注目を集める。’10年に『キャタピラー』でベルリン国際映画祭銀熊賞(最優秀女優賞)を受賞。※『anan』2015年7月8日号より。写真・津留崎徹花スタイリスト・中井綾子(コンテンポラリー・コーポレーション)ヘア&メイク・鈴木節子(SHISEIDO)インタビュー、文・望月リサ
2015年07月02日独特の存在感を放つ女優・寺島しのぶさん。一児の母でもある寺島さんに、子育て、そして女優業について聞きました。***――フランス人のご主人、ローラン・グナシアさんとの間に生まれた眞秀(まほろ)君が、5月の歌舞伎座千秋楽に初登場し、ニュースになりました。やはり舞台に立たせたいというお気持ちがあったんですか。寺島:私より本人がね…歌舞伎が大好きなんですよ。で、好きになっちゃった以上、機会があればと思っていたら、たまたま今回こうなって。ただ、いざ出るとなったら本っ当に大変でした。歌舞伎の世界は、私がやっている舞台のカーテンコールに出るのとはわけが違いますから、あの数秒のために父の共演の俳優さん、お弟子さん、舞台の裏方さんといった関係各所へのご挨拶やらお礼やらが…。私は朝ドラ(次クールの『あさが来た』)の撮影が入っていたので、代わりに母がやってくれていたんですが、もう…話を聞いているだけで倒れそう。これがもし初舞台なんてことになったら、もっとエラいことになるはず。そしたら私、仕事なんかしてられないですよ。実際、母は弟(尾上菊之助さん)のために数年間は女優の仕事を休みましたしね。それに、まだ2歳の、自我が目覚めていない時に親がレールを敷いちゃうっていうのもどうなんだろう、とも思うんです。歌舞伎の家に生まれれば、そうも言ってられないけれど、彼は違うわけだから、自分の意思で自由に将来を選ばせてあげたいし。――もし眞秀君に「歌舞伎役者になりたい」と言われたら?寺島:できることは、どんなに頑張ってでもやるつもりではいます。でもじゃあ、現実にできるのかってことですよ、私が。この女優のキャリアを捨てられるのかっていう選択を迫られることにもなりますからね。そこの答えが全然出ないんです。自分がどんなにコンプレックスを感じたり悲しい思いをしても、自分が立ち直ればいいだけのことだけど、それが息子のこととなるとね。歌舞伎が好きは好きだけど、そこをどう見極めて親がサポートしてあげるのがいいのか…。正直、今回のことで心が折れましたからね~。まあそれはそれで、自分としては面白がっていたりもするんですけれど。――育児のために仕事を休まれる女優さんもいらっしゃいます。そういう選択肢を考えたことは?寺島:うーん…現実的な話、子供を育てていくためにはお金が必要ですよね。主人が莫大なお金を稼いでくるわけじゃないので、ふたりで働かなきゃこの子は育てられないわけです。それって、ごく普通のことですよね。私が仕事を辞めたら、たぶん子供に自由な将来を選ばせてあげられないと思いますし。◇てらじま・しのぶ1972年12月28日生まれ、京都市出身。歌舞伎俳優の尾上菊五郎を父に、女優の富司純子を母に持つ。試験を受けて入団した文学座で活動の後、蜷川幸雄や久世光彦などの舞台で注目を集める。’10年に『キャタピラー』でベルリン国際映画祭銀熊賞(最優秀女優賞)を受賞。※『anan』2015年7月8日号より。写真・津留崎徹花スタイリスト・中井綾子(コンテンポラリー・コーポレーション)ヘア&メイク・鈴木節子(SHISEIDO)インタビュー、文・望月リサ
2015年07月02日声優の鈴村健一が、人気男性声優が日替わりでパーソナリティーを務める文化放送の新番組『ユニゾン!』(6月29日開始、毎週月~木曜 25:00~26:00)の木曜日を担当することが明らかになった。新番組 『ユニゾン!』は、音楽用語"ユニゾン"が「同じ高さの音を奏する」ことを意味するように、4人の男性声優が曜日ごとに同じ企画、同じコンテンツで放送する共感覚を楽しむプログラム。月曜日を『妖怪ウォッチ』ウィスパー役などで知られる関智一、火曜日は『弱虫ペダル』の東堂尽八役などを演じた柿原徹也、水曜日は『創聖のアクエリオン』のアポロ役などの寺島拓篤が担当することが決定している。総合プロデュースを務めるのは、構成作家の諏訪勝氏。なお、文化放送が地上波でアニメ&ゲーム関連の番組を平日帯で放送するのは、これが初のこととなる。今回の決定を受けて鈴村は、「深夜の生放送。憧れておりました!」と喜びの第一声。「本職は声優をやらせていただいておりますが、ラジオのお仕事も大好きな僕です。その中でも一番好きなのが生放送。リスナーさんとリアルタイムに話題を共有できる最高の時間を味わえるのはパーソナリティー冥利に尽きます」とラジオ愛を語り、「皆さんと一緒に楽しんでいきたいと思います!」と意気込みのコメントを寄せている。鈴村は、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』のシン・アスカ役、『宇宙戦艦ヤマト2199』の島大介役、「銀魂」シリーズの沖田総悟役、「うたの☆プリンスさまっ♪」シリーズの聖川真斗役などで知られ、少年役から青年役を中心に、テンションの高いキャラクターやクール・熱血漢・冷酷な悪役など、さまざまな性格のキャラクターを幅広く演じる演技派。声優以外でもラジオパーソナリティーや音楽活動など多彩な分野で活躍するほか、最近ではオリジナルのアドリブ芝居舞台をプロデュースするなど新たな分野へも挑戦している。
2015年06月25日徳島県で開催中のアニメイベント「マチ★アソビvol.14」(5月3日~5日)で4日、声優の市来光弘と井ノ上奈々が結婚式を行い、詰めかけた来場者たちの祝福を受けた。今回の結婚式は、過去何度も「マチ★アソビ」に参加してきた市来と井ノ上の、同イベントで結婚式をあげたいという希望を、総合プロデューサーの近藤光氏(ufotable社長)が快諾して実現したもの。「マチ★アソビ」のパラソルブースが立ち並ぶボードウォークに赤絨毯を引き、新町川に面した新町川東公園のステージ上で結婚式を行われた。イベント的な企画ではなく、キリスト教式で牧師が立ち会い、聖歌隊やオルガン奏者が参加する本格的な結婚式となった。当日は雨が予想され、ギリギリまで室内での開催も含めた調整が行われていたが、いざ式の時間を迎えると空は抜けるような青空。「マチ★アソビ」というイベントに祝福されているような空模様の中、ウェディングドレス姿の井ノ上が赤絨毯を通って式場に登場すると、厳かなムードの中結婚式はスタート。誓約と指輪の交換、誓いの口づけを行ない、晴れて2人の役者は夫婦に。会場に集った来場者と共に賛美歌312番を斉唱して結婚式は終了した。その後は、新婦友人の声優・加隈亜衣が司会を務めての披露宴へ。ufotableの近藤社長は「素敵」という表現を連発すると、いつの日か新郎新婦が子供を連れてまた徳島、「マチ★アソビ」を訪れる幸せな未来予想図を語って2人を祝福した。市来が所属するマウスプロモーションの納谷僚介社長は「市来を弟のような存在、井ノ上を現場では頼りになるが本当は繊細な女性」と評し、2人にお互いのことを託していた。新郎新婦の友人からは、新郎の声優仲間で友人でもある羽多野渉、寺島拓篤、事務所の先輩である森久保祥太郎から友情と暖かい想いのこもったボイスメッセージも届けられた。新婦の友人からは、井ノ上とユニット「ナナカナ」として活動する酒井香奈子があいさつに登場。相方を取られてしまったと笑わせながら、2人を祝福していた。ウェディングケーキ入刀からのファーストバイト(お互いにケーキを食べさせる儀式)では、新婦用に大型スプーンが渡され、会場が温かい笑いに包まれる中、市来が大きな一口を平らげる場面も。新婦のブーケトスや新郎のブロッコリートスなども行われ、晴天の中、幸せにあふれた結婚式・披露宴となった。最後のあいさつではさまざまな想いが込み上げている市来の背中を井ノ上が支え、今日のことを一生の思い出として、夫婦として、役者として歩んでいく決意を語っていた。式を終えた2人は関係者やファンが投げかけるフラワーシャワーを浴びながら、幸せいっぱいに式場を後にした。
2015年05月04日●新作ゲーム、Blu-ray Disc&DVD今週、ゲームは『DARK SOULS II SCHOLAR OF THE FIRST SIN』『XBLAZE LOST:MEMORIES』が発売された。映像作品は『アブソリュート・デュオ』Vol.1が、CDでは三森すずこの2ndアルバム「FantasicFunfair」や寿美菜子の8thシングル「black hole」がリリース。フィギュア&模型は「ねんどろいど アーチャースーパームーバブル・エディション」「HGBF トランジェントガンダム」がショップにならび始めている。○『DARK SOULS II SCHOLAR OF THE FIRST SIN』が人気フロム・ソフトウェアから9日、プレイステーション 4ならびにXbox One専用ソフト『DARK SOULS II SCHOLAROF THE FIRST SIN』が発売された。2014年7月から9月にかけて配信されたダウンロードコンテンツ三部作“THE LOSTCROWNS"シリーズの「CROWN OF THE SUNKEN KING」「CROWN OF THE OLD IRONKING」「CROWN OF THE IVORY KING」の3つを加えたオールインパッケージ版。ストーリーや世界観を補完する新要素も盛り込まれており、『DARKSOULS II』を遊び尽くしたプレイヤーも楽しめる仕様となっている。メーカー希望小売価格は各5,520円+税、ダウンロード版が各5,200円+税。アークシステムワークスから9日、プレイステーション 3ならびにPS Vita専用ソフト『XBLAZE LOST:MEMORIES』が発売された。「フルボイス」×「フルイベントシーン」で構成された蒼き記憶のアドベンチャー。主人公(わたし)は行方不明になってしまった"いもうと"を探して、迷路のような構造になっている「ファントムフィールド」という異空間に迷い込んでしまう。同社の2D対戦格闘ゲーム『ブレイブルー』シリーズの世界観を共有した新たな物語が展開する。メーカー希望小売価格は各6,264円、ダウンロード版が4,800円+税。○『アブソリュート・デュオ』Vol.1のBD&DVDが発売ショウゲートから8日、『アブソリュート・デュオ』Vol.1のBlu-ray Disc&DVDが発売された。第1話「焔牙 /ブレイズ」と第2話「絆双刃 / デュオ」のほか、特典映像「リアル新刃戦6番勝負!!」を収録。なお、初回生産特典として、キャラクターソングや添い寝トラック、オーディオドラマを収録したスペシャルCDのほか、スペシャルブックレット、エンドカード使用ポストカード(2枚)ほかが同梱される。メーカー希望小売価格はBD版が7,000円+税、DVD版が6,000円+税。●新作CD、フィギュア&模型○三森すずこ「Fantasic Funfair」や寿美菜子「black hole」がリリースポニーキャニオンから8日、三森すずこの2ndアルバム「Fantasic Funfair」が発売された。「せいいっぱい、つたえたい!」(TVアニメ『まじもじるるも』OPテーマ)や「ハーモニア」(劇場版『カードファイト!!ヴァンガード』のEDテーマ)ほか、新曲8曲を加えた全11曲を収録。なお、初回限定盤にはミュージックビデオクリップやP’s LIVE!01ライブ映像、を収録した映像ディスクのほか、スペシャルフォトブック、フルカラーブックレットなどが付属する。価格はBD付・初回限定盤が4,500円+税、DVD付・初回限定盤が3,800円+税、通常盤が3,000円+税。ミュージックレインから8日、寿美菜子の8thシングル「black hole」が発売された。タイトルナンバーのほか、カップリング曲として「AnotherWonderland」を収録。なお、初回生産限定盤にはMusic ClipやTV SPOTを収録したDVDが付属する。価格は初回生産限定盤が1,713円+税、通常盤が1,241円+税。ランティスから8日、nano.RIPEのオリジナル4thアルバム「七色眼鏡のヒミツ」が発売された。「透明な世界」(TVアニメ『グラスリップ』EDテーマ)や、ライブでも定番のインディーズ時代楽曲「スノードーム」「ラルミー」など、全14曲を収録。なお、初回限定盤にはMusicVideoや『5th anniversary program Vol.1「4回転じゃ足りなくて5回転目に入る夜」at Zepp DiverCity』の映像を収録したDVDが付属する。価格は初回限定盤が3,900円+税、通常盤が3,000円+税。キングレコードから8日、ST☆RISHの「マジLOVEレボリューションズ」が発売された。タイトルナンバーは、一十木音也・聖川真斗・四ノ宮那月・神宮寺レン・来栖翔・愛島セシル/ CV: 寺島拓篤、鈴村健一、谷山紀章、宮野真守、諏訪部順一、下野紘、鳥海浩輔が出演するTVアニメ『うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEレボリューションズ』のメインテーマ(EDテーマ)で、カップリング曲として「サンキュ」を収録。価格は1,300円+税。日本コロムビアから8日、「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS ANIMATION PROJECT 05LET’S GO HAPPY!!」が発売された。凸レーション[城ヶ崎莉嘉×諸星きらり×赤城みりあ]が歌うタイトルナンバーやカップリング曲「夕映えプレゼント-凸レーションリミックス-」のほか、ボーナスドラマ「マジックアワー凸レーション特別編」も収録されている。価格は1,200円+税。○「ねんどろいど アーチャー SME」や「HGBF トランジェントガンダム」が登場グッドスマイルカンパニーから『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』より、「ねんどろいどアーチャー スーパームーバブル・エディション」が発売された。「臨戦顔」と「叫び顔」といった表情パーツのほか、一対の双剣「干将」「莫耶」「弓」「カラドボルグII」をなどが付属し、劇中シーンをフル可動でカッコかわいく再現可能。ノンスケール(全高約100mm)のABS&ATBC-PVC塗装済可動フィギュアで、メーカー希望小売価格は3,426円+税。バンダイから『ガンダムビルドファイターズトライ』より、「HGBF 1/144 トランジェントガンダム」が発売された。頭部、背部、GNパルチザンなどにクリアパーツを採用し、劇中のイメージどおりに立体化。また、GNパルチザンは開閉機構により、射撃状態を再現できる。価格は1,944円。○取材を終えて来週、ゲームは『セインツロウIV リエレクテッド』『ダイイングライト』『MHF-G7 プレミアムパッケージ』などが発売される。映像作品は『放課後のプレアデスBlu-ray YouTube版』『えとたま』が、CDではClariSの1stベストアルバムやChouCho、宮野真守、「ノイタミナFAN BEST」がリリース。今週は3月の決算期の直後ということもあり、新アイテムの数が非常に少ない週となったが、次週も同じような動きになりそう。しかし、ClariSのベストアルバムリリースといった盛り上がる要素は十分にあるので、皆さんもぜひショップに足を運んでいただきたい。
2015年04月11日俳優の寺島進が3日、東京・後楽のTOKYO DOME CITY HALLで行われた映画『エイプリルフールズ』(4月1日公開)の完成披露試写会に出席し、上映前に舞台あいさつを行った。本作は、脚本家・古沢良太と石川淳一監督のドラマ『リーガルハイ』コンビが再びタッグを組んだ作品。1年に1度だけ嘘をついてもいい日"エイプリルフール"に、小さな嘘をきっかけに街中で起こる大騒動が描かれる。総勢27人の豪華キャストが出演することも話題になっており、この日は石川監督をはじめ14人(戸田恵梨香、松坂桃李、ユースケ・サンタマリア、小澤征悦、菜々緒、大和田伸也、窪田正孝、寺島進、浜辺美波、山口紗弥加、高嶋政伸、矢野聖人、木南晴夏、富司純子)の主要キャストが集結した。この日、隣の東京ドームではアメリカのロックバンド・KISSがライブを行っていたことから、寺島は「ようこそ! 今日は永遠の不滅のロックバンド・KISSのコンサートに来てくれてどうもありがとうございます」となりきってあいさつすると、会場からは笑いと共に拍手が起こり、「これから盛り上がります。2時間、ヨロシク!」と結んで会場を盛り上げた。寺島が普段のイメージとは違うことから、ユースケ・サンタマリアは「すみません。寺島さん一杯引っ掛けているみたいなんで。申し訳ございません」とイジり、タジタジの寺島。誘拐犯・宇田川勇司(寺島)に娘を誘拐される母・江藤絵里子を演じた山口紗弥加が、「撮影期間は1日だけだったのに、本当に寺(島)さんと夫婦だったんじゃないかって思うくらい」「すごく幸せな現場でした」と撮影を振り返ると、寺島は照れながら額の汗をハンカチで拭った。一方、その娘役を演じた浜辺美波は、寺島との共演について「すごく緊張したんですけど、すごくしゃべりかけてくださって」とエピソードを明かし、「寺島さんが大好きになりました」と告白。客席から「ヒュー!」と祝福の声が上がると、寺島は大量の汗を必死に拭き、ユースケは「寺島さんの汗が止まらないんですよ」「ピカピカになっちゃって」と再びイジって会場の笑いを誘った。
2015年03月04日映画『25 NIJYUーGO』の先行上映舞台あいさつが先月31日、都内で行われ、キャストの哀川翔、寺島進、高岡早紀、小沢仁志、小沢和義、井上正大と鹿島勤監督が出席した。東映Vシネマ25周年記念作品の本作は、"Vシネの帝王"こと哀川翔主演のVシネマ。不良刑事コンビ、横領事件の容疑者、広域暴力団、ホステス、チャイナマフィア、殺し屋ら25人の悪党たちが、訳ありの現金25億円を巡るバトルを繰り広げる――というストーリーで、映画は全国公開中。主演の哀川は、Vシネマ25周年記念作品に、「25年経ったけどあっという間。Vシネマは、昔やっていたテーマが今でもできるから続いてるんだと思う」としみじみ語り、「自分たちがやってきた道筋を感じていただければ。メッセージが詰まってるから油断して泣かないように」と熱い想いをアピール。一方、劇中で哀川とコンビを組む寺島は、「来年3月に第2子の男の子が誕生します。25年経ってから、うちの息子が見て『お父さん、格好良い!』と思ってくれれば」とサプライズ発表するも、哀川に「もう死んでんじゃねーの?」と突っ込まれ、「死なないよ! まだまだやるよ!」と苦笑いしていた。また、舞台あいさつで寺島は、「最後のドンパチやっているところに、ゴジラがやってきてスタローンも出てくる」とアピールする小沢に、「そんな予算ねーよ!」と突っ込み、25歳だという井上にも、「Vシネマに俺がデビューした時にオギャーって産まれたの?ふざけんなよな」とこぼすなど、丁々発止のやりとりに会場は大爆笑。その様子に、にこやかな笑みを浮かべていた高岡は、「みんな怖いんですよね~。良い意味で面白く楽しかった」と初めてのVシネマ撮影を振り返り、「みなさんユニークでひょうきん。小沢(仁志)さんとか、見た目は怖いけど、中身は優しいおじさん」と暴露。続けて、鹿島監督も「基本的に顔は怖いけど、言うことは聞いてくれる人たち」と称していた。
2014年11月01日TBS系連続ドラマ「女はそれを許さない」の制作発表会見が10月16日(木)に同局で行われ、主演の深田恭子、共演の寺島しのぶ、溝端淳平、吉沢悠、加藤雅也、竹中直人、松重豊、上川隆也が出席した。ドラマタイトルにちなんで「許せない」ことを聞かれた寺島さんは、一部週刊誌で報じられた深田さんとの“不仲説”を挙げ、「深田さんと私の仲が悪いと週刊誌に書かれたことは根も葉もない噂。本当に仲が悪くなったら言いますから。根も葉もないことは書かないで」とゴシップを一蹴。寺島から「(報じられたこと)知らないの?」と聞かれた深田さんは、「知らないです。え~」と寝耳に水といった様子で目を丸くしていた。同作は、法廷に立つ勇気のないペーパー弁護士・岩崎麗(深田さん)とグレーな手腕から活動資格を剥奪された元エリート弁護士・海老沢凛香(寺島さん)がコンビを組み、マタハラ(※マタニティーハラスメント)や結婚詐欺など悩める女性を救っていく痛快ドラマ。弁護士役は初挑戦の深田さんは「とてもやりがいのある役で、現代の社会性をテーマにしたお話。自分自身楽しみしております。胸のすくような爽快感あふれるドラマをお届けできれば」と劇中衣裳である弁護士ルックも様になっているよう。役柄上、法律用語など難解なセリフ回しもこなすことになるが「演じている麗という女性は、人の役に立ちたいという気持ちの強い女性。依頼人の気持ちを代弁するような形なので、そこまで大変なセリフは出てきてないけれど、これから先が怖い…」と今後の撮影に戦々恐々としていた。一方、6年ぶりの民放連続ドラマ出演となる寺島さんは「シャキシャキした役が苦手で、昨日も5回くらいNGを出してしまいました」とイメージとは裏腹な素顔を覗かせながら、「だから麗のようにポワァンと喋れたらいいのに…と恨めしく見ています」と深田さんの役どころが羨ましそうだった。ドラマ「女はそれを許さない」は10月21日(火)スタート/毎週火曜22時~TBS系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2014年10月16日映画の試写会やアニメのイベントだけでなく、最近では地上波のバラエティ番組や音楽番組でもその姿をみるようになった“声優”たち。そんな声優たちにフィーチャーした雑誌、「声優JUNON」が誕生。このほど、気になる第1号目の表紙や豪華な内容が明らかになった。「JUNON」は、いまをときめく若手イケメン俳優や女優たちを取り上げ、インタビューやオリジナルの写真で彼らの姿を追っていくアイドル雑誌。「ジュノンボーイコンテスト」開催などで世にリアル“イケメン”男子を輩出するだけでなく、最近では、アイドルを総特集した「アイドルJUNON 2014」を発売したり、スマートフォン向け学園恋愛カードゲーム「ボーイフレンド(仮)」とコラボした総選挙企画を行うなど、様々な分野から“イケメン”&“イケ女”を取り上げている。そして今回、いままでも度々「JUNON」で取り上げてきた“声優”たちによりフィーチャーした「声優JUNON」が発売されることとなり、記念すべき第1号目の表紙&巻頭を「デスノート」の夜神月役や『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』でパーシー・ジャクソンの吹き替えを担当し、歌手活動やバラエティ番組への出演でも注目を浴びる宮野真守が務めることが明らかになった。いまのアニメ界を代表する男性&女性人気声優を集めた本誌では、宮野さんを始め豪華声優陣が名前を連ねる。過去にも「JUNON」に掲載歴があり「進撃の巨人」主人公・エレン役で有名な梶裕貴。同じく「進撃の巨人」ではコニー役を演じ、「うたの☆プリンスさまっ♪」シリーズでは来栖翔を演じる下野紘。さらに、蛯原友里や押切もえらを一躍トップモデルへと導いた20代女性のオシャレのバイブル雑誌「CanCam」への出演が明らかになった、イケメン声優の島崎信長とKENN。そのほか江口拓也 、羽多野渉、森嶋秀太、福山潤、寺島拓篤らに加え、声優ユニットとして歌手活動も精力的におこなっている徳井青空と、三森すずこ、小倉唯と石原夏織や小松未可子らが登場する。担当編集が「2014年の夏を全て捧げた」という本誌では、彼らの豪華撮り下ろしインタビューのほか、過去の「JUNON」で掲載しきれなかった未公開カットが厳選蔵出し初公開!さらに、限定付録として、「宮野真守×梶裕貴」と「徳井青空×三森すずこ」のA3サイズ両面SPピンナップがついてくる特別仕様とのこと。「JUNON」だからこそ撮れる“イケメンショット&萌えキュン可愛いショット”が満載。かつてない大ボリュームでお届けするファン垂涎の超永久保存版フォトブックに仕上がったようだ。表紙の「Vol.1」という記載に、早くも「Vol.2」を予感してしまう「声優JUNON」。宮野さんの表紙が目印の第一弾は10月28日(火)発売予定。(text:cinemacafe.net)
2014年09月30日映画『イン・ザ・ヒーロー』の完成披露試写会が8月11日(月)に開催!主演の唐沢寿明を始め、福士蒼汰、黒谷友香、寺島進、日向丈、加藤雅也、和久井映見、杉咲花、武正晴監督が上映前の舞台挨拶に登壇した。アクション映画や特撮ヒーロー作品において、日陰の存在ながら欠かすことのできないスーツアクターとして作品を支える者たちの奮闘、熱いドラマを描き出す。唐沢さん自身、若い頃に「仮面ライダー」などの特撮ヒーロー作品でスーツアクターを演じた経験があっただけに、スーツアクター25年の主人公を強い思い入れを持って演じたよう。劇中で見せる激しいアクションに関しても「昔、やってたことなので、それができるかどうかでしたが、稽古中はケガもしましたよ。一生懸命頑張っても初老なんでね」と苦笑交じりにふり返る。同じく、スーツアクター仲間の男を演じた寺島さんは、会場を見渡し、福士さんファンの若い女性客が多いのを目にして「お前ら『蒼汰、蒼汰』って」と怒号まじりに毒づき、これに唐沢さんが「警察を呼んで(苦笑)!」と対応して会場は笑いに包まれる。ちなみに、唐沢さんと寺島さん、そして加藤さんは全員、1963年生まれの同い年!寺島さんがその事実を明かすと、客席は「えーっ!!」と驚きに包まれた。そんな“同級生”唐沢さんについて、寺島さんは「50代のヒーローが生まれた。素晴らしかったです」と大絶賛。もう一人の“同級生”加藤さんは劇中は唐沢さんを駆りたてるハリウッド映画プロデューサーを演じたが、唐沢さんの体を張ったアクションを目の当たりにし「向こう(=スーツアクター役)の役に選ばれなかったことに、最初は『オレももうダメになったのかな?』という思いもありましたが、『いや、あれは実際にやったら大変だぞ…』という思いで見ていました。最後のシーンは本当にすごいシーンになってます」と惜しみない称賛を送った。唐沢さんは「いまどきCGとかですごい映像があるのに、アナログで一生懸命、立ち回りをやってる。ワイヤーだってあるのに、使わずに昔のように本当に飛び降りてる。懐かしくもありつつ『またやるのか!』という思いもありました。でも(スーツアクターなので)顔が映ってないのよ(苦笑)。でもそれがこの映画のテーマ。やり続けること、一生懸命やることって実は感動的だと教えてくれる。いい年して、25年やり続けているところが心を打つと思う」と熱く語る。福士さんは、劇中のようにもしもハリウッドからアクション映画のオファーが来たら?という問いに「ぜひやりたい。アクションも好きなので」と意欲を口にするが、事務所の先輩でもある唐沢さんは「だったら、吹き替えはオレがやりますよ!」とかわいい後輩のために、顔の見えないところで一肌脱ぐことを約束し、会場を沸かせた。『イン・ザ・ヒーロー』は9月6日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年08月12日セクシー女優のRioと俳優の平岡拓真が15日、都内で行なわれた、映画『中学生円山』のブルーレイ&DVD(発売中 ブルーレイは5,040円 DVDは3,990円 発売元:ポニーキャニオン)の発売記念イベントに出席した。同作は、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』の脚本を手掛けた宮藤官九郎の、4年ぶり3作目となる監督作品。団地に住む平凡な中学生の円山克也(平岡)は、あるエッチな目的を実現するために、体を柔らかくする努力に精を出す。そんなある日、上の階に謎のシングルファーザー・下井辰夫(草なぎ剛)が引っ越してくるが、団地の近くで殺人事件が発生して――というストーリーで、Rioは克也の妄想シーンで謎の美女を演じている。「たくさんしゃべろうと思ってたけど、緊張しちゃって。男性スタッフと一緒に後ろの方で見てた」と撮影を振り返る平岡に、劇中のセクシーな衣装で登場したRioは、「14歳のお坊ちゃまを誘惑できるとドキドキワクワクしてた。頑張ってセクシーにやらせていただきました」とにっこり。また、宮藤監督から「今日は平岡くんがどうにかなっちゃうんじゃないかと本気で心配。高校生平岡は中学生円山の6倍エロい」というメッセージが届けられると、平岡は「12倍です!」とニヤリ。イベント最後は、ケーキを食べさせてもらいはにかむ平岡に、Rioは「可愛くて一緒に帰りた~い」と微笑んでいた。イベント終了後、報道陣の取材に応じた平岡は、「Rioさんが出演すると聞いた途端にやる気が出た。うれしかったです。1回もちゃんと見れてないんですが……」と視線を泳がせながらチラ見すると、Rioは「(撮影時より)どんどん大人になっててキュンキュンする」と色っぽい笑み。もし続編が決まったら?と聞かれ、「またあのベッドでお会いしたい」と照れながら答える平岡に、妄想シーンのみの登場だったRioは「今度は大人になった克也くんと役同士で会いたい」と意欲満々。また、報道陣にRioの作品は見た? と突っ込まれた平岡が、「色々とまあ……」としどろもどろになると、Rioは「もう! おませさん!」と可愛く突っ込んでいた。
2014年01月16日寺島しのぶを主演に迎え、映画監督の廣木隆一が手がけるWOWOWの新作ドラマW「ソドムの林檎~ロトを殺した娘たち」の制作発表記者会見が、3月19日(火)東京・帝国ホテルで行われ、寺島さんに廣木監督を始め、木村文乃、溝端淳平、石橋杏奈、野村周平ら主要キャストが登壇した。編集者の万里(木村文乃)は、口論が原因で別れた元恋人が自殺したと聞き、訪れた葬儀の場で、婚約していた女性の存在を知る。彼女の名前は宮村恵(寺島しのぶ)。婚活サイトで知り合ったという恵が気になった万里は、男性を装い、サイトに登録。やがてコンタクトに成功し、恵のマンションに向かった万里が見たのは、独特の風貌と“匂い”がする恵が警察に連行される姿だった…。本作で描かれるのは、外見の美しさゆえに偽りの愛を受け、それを憎んで自らの顔を醜く整形した女性・恵と、(容姿が)醜ければ愛されないと思い、美しい女性へと変貌した万里の2人の女性が抱く“愛されたいという欲求”と“女の業”。昨日で無事クランクアップを迎えたそうだが、その女性独特の心の闇を描き出したストーリーとあって、撮影をふり返ったキャスト陣は全員「とにかく難しかった…」と口を揃える。寺島さんは、「(観客に)優しい作品が多くなったこの時代に、こんなにも突き放した、媚を売らない作品ができたことが嬉しかった。でも、なぜ主人公の恵がこんな事件を起こすのか、全く分からなくて、しかも廣木監督も分かってなくて、とにかく難しかったです…」と難役に悪戦苦闘した日々を述懐。さらに、高校生時代を演じた石橋さんは“醜くなる”整形手術を受けた後の姿として大人になった恵役を演じたが、「整形後という役柄です…こういう役を引き受ける女優さんは少ないと思います。廣木監督とは4回目だと思いますが、私のブサイクな顔をいっぱい知っているので、ブサイクな私をいっぱい撮っていると思います」と語った。劇中でスポーツ紙記者・健吾役の溝端さんは、この目を塞ぎたくなるような深すぎる女性たちの闇に「オレはもう恋愛したくねぇ…」と虚ろな目で挨拶し会場を笑いで包んだ。さらに、劇中に登場する綺麗ではないが家庭的な恵と、美しいが家庭的ではない万里にちなんで「どちらの方がタイプ?」と、取材陣から質問が飛ぶと「両方がいいなぁ」と欲張りつつ、「でも、僕は自由に外で好きなことをしている女性の方が好きなので、美しさを取ります!」と女優陣を前にして気まずそうに答えていた。ドラマW「ソドムの林檎~ロトを殺した娘たち」は毎週土曜夜10:00 全4話で、3月23日(土)よりスタート。(※第1話は無料放送)(text:cinemacafe.net)
2013年03月19日先日、亡くなった若松孝二監督のお通夜および告別式が10月23日(火)、24日(水)に都内で営まれ、井浦新、寺島しのぶ、佐野史郎、高岡蒼佑、高良健吾ら若松作品に出演した俳優陣など多くの映画関係者が参列し故人を偲んだ。若松監督は12日(金)に自動車にはねられ、搬送された病院で17日(水)に息を引き取った。祭壇には今年公開された『海燕ホテル・ブルー』の伊豆ロケの際に撮られたトレードマークのサングラスをかけて笑顔を浮かべた監督の遺影が置かれ、生前に好んだ黄色い花で埋め尽くされた。佐野さんは8月に行われた湯布院映画祭で監督と顔を合わせ、「同じ部屋に泊まって、遅くまで語り合った」という。「教わったことを少しずつでも伝えていけたらと思います」と語った。通夜に足を運んだ高岡さんは、遺作となった『千年の愉楽』の主要キャストに抜擢されたが「監督は『ひとりで戦っている面白い奴がいる』って感じで面白がって使ってくれたんだと思う。会うといつも褒めてくれて『お前は大丈夫だ』って言ってくれた」と感謝の思いを口にし「(別れが)こんな形で悔しい」と唇を噛んだ。同じく通夜の参列者のひとり、奥田瑛二は若松作品への出演はなかったが、長年の飲み仲間だったそうで「なぜ?という思いしかない…」と沈痛な表情。「近年の尋常じゃない多作は生き急いでいたのかな?でも120%生きた方だったと思う」と語り、「1作も一緒に仕事をすることはなく終わってしまって残念です」と無念をにじませていた。参列者の中には『餌食』(’79)、『水のないプール』(’82)で若松作品の主演を張った内田裕也の姿も。「突然の死で、若松のオヤジらしいっちゃらしい。こんな早く死んでんじゃねーよ、バカヤロー!」と寂しそうな表情を見せた。24日の告別式では『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』以来、多くの若松作品に出演してきた井浦さんが弔辞を読んだ。井浦さんは先日行われた釜山国際映画祭で監督と共に渡韓。帰国後の事故に遭った12日夜も新宿で一緒に飲んだそう。井浦さんに見送られた後に、監督は道路を横断しようとして車にはねられた。井浦さんは「あれが最後の別れになるなんて思いませんでした」と涙まじりに語り、「たくさんの言葉をいただき、僕の人生を変えてしまうくらいの経験をさせていただきました」とわずか6年ながらも濃密な若松監督と過ごした時間をふり返った。式後に改めて報道陣の取材に応じた井浦さんは「『僕らは前進します』ということを伝えた」と監督に語りかけた思いを明かした。寺島さんは「付き合いは短かったけど、かけがえのない時間でした。しょっちゅう現場で怒鳴るし、グサッと来るようなことを言うけど、正直な方だからその分、人と向き合ってくれた」と語る。ベルリン国際映画祭で主演女優賞に輝いた『キャタピラー』は「子供が欲しくて1年ほど休もうかと思ってたときにいただいた台本だった」と明かし、「監督も事情を知っていたから、子供が生まれたときは一番に電話をくれた。『千年の愉楽』も産婆さんの役だったので『子供連れて舞台挨拶してよ』と仰られて、それが最後になってしまった」と声を詰まらせた。通夜には800人、告別式には600人もの人々が足を運び、最後は生前の監督の望み通り、参列者の大きな拍手に見送られて棺を乗せた車は葬儀所を発った。■関連作品:千年の愉楽 2012年秋、全国にて公開海燕ホテル・ブルー 2012年3月24日よりテアトル新宿ほか全国にて順次公開© 若松プロダクションCATERPILLARキャタピラー 2010年8月14日より公開© 若松プロダクション実録・連合赤軍−あさま山荘への道程 2007年12月22日より名古屋シネマスコーレにて先行上映、2008年3月15日よりテアトル新宿、テアトル梅田にて公開© 若松プロダクション
2012年10月24日2008年に放送され、全話視聴率20%超えを記録したNHK大河ドラマ「篤姫」で夫婦役を演じた宮崎あおいと堺雅人が、今年の秋公開の映画『ツレがうつになりまして。』で2年半ぶりに夫婦役で共演を果たすことが明らかになった。原作は細川貂々(ほそかわてんてん)の実話を基に、イラストを交えて綴った同名エッセイ。タイトルの通り、パートナーのうつ病という一見、暗くなりがちなテーマを扱いつつも、深刻にならず、油断せず、世の中や人のせいにせず、という姿勢で淡々と“2人で生きていく”姿を描き出し、2006年の発売以来30万部を超えるベストセラーとなっている。2009年には藤原紀香、原田泰造(ネプチューン)という組み合わせでNHKで連続ドラマとして放送され、好評を博したが今回、『半落ち』、『夕凪の街 桜の国』の佐々部清監督の下、映画化されることに。宮崎さんが演じるのは漫画家の晴子。堺さん演じる夫の幹夫とは互いを「ツレ」、「ハルさん」と呼び合い仲睦まじく暮らしており、彼女はマイナス思考で怠け者ながらも、生真面目なサラリーマンの幹夫に温かく見守られながら好きな漫画を描いていた。ところがある日、幹夫がうつ病になり、満員電車にも乗れず、電話も取れない状態に。そんな彼の姿を見て、自分がいままでどれだけ幹夫に甘えていたかを実感した晴子は「がんばらなくていいよ、だらだらしてていいよ、寝てていいよ」と告げる。これまでと違い自分が彼を支えるという生活の中で幹夫への深い愛を再確認する晴子。そして彼女は一心不乱に本当に描きたい漫画を執筆し編集部へ持ち込む。それは、2人の日々を描いた漫画だった――。撮影は1月9日(日)にクランクイン。今回の発表に際し、宮崎さんと堺さんのクランクイン直前のコメントも到着。宮崎さんは「原作の画を真似て書いてみたりしながら、『ツレうつ。』の現場を想像して、ウキウキしています。堺さんとは約2年半ぶりにお芝居ができるので、そこからまた新しい何かが生まれることをとても楽しみにしています」とコメント。堺さんは「宮崎あおいさんとは久しぶりの共演で、しかもまた夫婦役。とても楽しみです。大河のときとはまた違った夫婦になるでしょうが、ご覧になった方々があたたかい気持ちになれるよう、がんばりたいと思います。『うつ病』については、僕はこれまでほとんど何の知識もありませんでした。たくさんの方が苦しんでいる病気の割りに、よく分かっていないことも多いということです。この作品をきっかけに、いろいろ勉強したいと思っています」と意気込みを語った。篤姫と13代将軍・徳川家定という間柄でお茶の間に温もりをもたらした2人が、今度は現代劇で笑いと感動を届ける!『ツレがうつになりまして。』は2011年秋、公開。■関連作品:ツレがうつになりまして。 2011年秋、全国にて公開
2011年01月11日