WOWOWの連続ドラマW「天使のナイフ」に出演する小出恵介、倉科カナ、千葉雄大、藤本泉らが2月18日(水)に開催された制作発表会見に出席し、トークを繰り広げて会場を沸かせた。第51回江戸川乱歩賞を満場一致で受賞した薬丸岳のミステリー小説を、「それでも、生きていく」などのドラマを手がけてきた永山耕三がメガホンを握り映像化。妻を少年に殺された主人公を通じて少年法の是非や更生、贖罪について問いかける。“更生”をテーマにした作品にちなんで、「人生でやり直したいと思うこと」「後悔していること」を問うと、倉科さんは「幼少期に幼稚園の昼寝の時間が大キライで金網をよじ登って家に帰っていた」という思い出を告白。本作で倉科さんは保育士を演じており「いま、すごく反省してます…(笑)」と語り笑いを誘う。千葉さんは、小学校の頃の“自習”にまつわる思い出を告白。当時、何を書いてもいい「自習ノート」というのがあったそうで、それを先生に提出していたそうだが、千葉さんは「恋愛漫画を描いてたんですが、見返してみるとそれが誰にも見せたくないようなもので…(苦笑)。先生はこれを見てどんな気持ちだったんだろう…?と思います」と恥ずかしそうに後悔を口にする。そして、小出さんが語ったのは高校時代の思い出。小出さんは慶応高校に進学したが、男子校ながらもかなり「モテる学校だった」とのこと。しかし、小出さんは体育会系の硬派なバスケ部に在籍し、その練習のために、女子高生との交流という意味で最も大事な「文化祭に行かせてもらえなかった…」と無念をにじませる。大学はそのまま慶応大学に進み、共学ではあったが「すぐにこの仕事を始めたので(女性との)交流がなかった。その辺のところをもう少し…」とモテるべき時期に女性と交流することが出来なかったことへの悔しさを口にしていた。そんな小出さんだが、その無念をはらすべく(?)この日は“両手に花”のモテ男気分を味わうことに!2月20日に31歳の誕生日を迎えるため、サプライズで誕生ケーキが運び込まれ、妻役を演じた藤本さん、そして倉科さんからケーキを食べさせてもらった。藤本さん、倉科さんの「アーン」という言葉に大きく口を開けてパクリとケーキをと頬ばり、顔にクリームを付けたまま「おいしいです!」とゴキゲンな笑みを浮かべていた。連続ドラマW「天使のナイフ」は2月22日(日)22:00~WOWOWにて放送開始(全5話/第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2015年02月19日WOWOWの連続ドラマW「天使のナイフ」の制作発表会見が2月18日(水)に行われ、主演の小出恵介を始め、倉科カナ、藤本泉、千葉雄大、ラサール石井、第51回江戸川乱歩賞に輝いた原作を手がけた作家の薬丸岳、そして永山耕三監督が出席した。「少年法」が抱える矛盾やその実態、真の更生など社会問題に鋭く切り込む本作。妻を少年たちに理不尽に殺された主人公・桧山は社会復帰後の少年たちの動向を調べようとするが、その矢先に3人の少年のひとりが殺される事件が起こり…。WOWOWのドラマ初出演にして主演を務めた小出さん。妻を殺された夫であり、ひとりで娘を育てる父親という難しい役どころだったが「父親役は初めてに近くて、法律もののサスペンスも初めてで、演じれば演じるほど重くなった。倫理や道徳に問いかけるものはそこから逃れられないと覚悟してやらせてもらいました」とふり返った。藤本さんは小出さんの妻を倉科さんはその親友を演じており、赤ちゃんとの共演もあったが、2人は小出さんの赤ちゃんの接し方にツッコミ。藤本さんは「あやすのが下手で赤ちゃんが泣いちゃって…。『ばあ』って言い方が怖い」と言えば、倉科さんは「小出さんは赤ちゃんを平たく抱くんですよ」と抱き方にダメ出し。小出さんが「女性はやはり、上手ですね。何かあるんでしょうかね…」と恐る恐る返すと、すぐさま倉科さんは「(小出さんは)極端に下手ですからね」とピシャリ。会場は笑いに包まれた。ちなみに女優陣2人は中学時代の同級生という役柄で、回想シーンでは15歳のピチピチの中学生を演じている!倉科さんは27歳での制服&体操着について「現場で、中学生に混ざってメンタル的に追い詰められ、体力的にもハーフパンツに素足で走らされて追い詰められました…」と苦笑い。藤本さんは「中学生のハーフパンツの短さが衝撃でした!こんな短いの履くの?って思いました(笑)」とふり返る。これに対し、小出さんは反撃とばかり「ブルマ履くかと思って期待してたらハーフパンツで悔しかった。年代的にブルマでしょ!」と怒り(?)をにじませながら本作の時代考証に異議を申し立て、会場は再び笑いに包まれた。ドラマW「天使のナイフ」は2月22日(日)22:00より放送開始(全5話/第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2015年02月18日「このところ、ちょっと重たい役が続いているんですよね――」。そう語るのは、今年でデビュー10周年の小出恵介。時代を駆け抜ける様に数々の作品に出演する、映画にドラマに引っ張りだこの実力派だ。「二十代の頃と比べて、役者として求められているものが変化してきていると感じる時があります。年齢を重ねる度、演じるべき役との巡り合わせってあると思うんですよ。もちろん、まだまだ至らない点も多いとは思いますけど、皆さんの期待に追い及んでいくように努力していきたいですね。最近、重たい役どころが続いてはいますが、また巡り巡っていろいろな役を演じていきたいです」。昨年、30歳という大きな節目を迎えた彼がこの冬、新たに挑戦するのは、江戸川乱歩賞を受賞したことでも知られる新進気鋭の作家・薬丸岳のデビュー作「天使のナイフ」だ。妻を亡くし、少年法の壁を前に怒りと悲しみを社会にぶつける主人公・桧山貴志を演じる。「作品の内容は思った通り、とてもデリケートな内容になっています。ここまで深く法律について掘り下げた作品に出演するのは初めてなので、自分自身の意見がどうということではなく、物語が投げかける“問い”をしっかり伝える役割を果たしていきたい。少年法に限らず、犯罪における更生や刑罰の適正など、時代に揉まれ、世論次第で変化していく永遠のテーマについて“問いかける”ことができる点が非常に魅力的だと思います。クール全体を通して、どうやって倫理観、そして道徳を伝えていくか考えるのが面白いですね」。また、今回WOWOW連続ドラマ初出演にして初主演ということで、他の現場との違いについて尋ねてみると、「やっぱり独特のトーンがありますよね」と明かす。「連続ドラマではありますけど、現場には映画のスタッフさんも入ってらっしゃるので、他の現場とはやはり違う空気があるかな。内容的にも社会的な作品が多いので、僕もその一員として、上手くはまれるようになりたいですね」と熱い思いを語る。犯罪被害者と加害者の両面から複雑な心情を描き、これまでにも数々の賞を受賞した経験を持つ永山耕三監督とのタッグについては、「僕は基本的には、監督の『こう演じて』という演出に応えていきたいタイプなんです。なので、(監督から)指示をいただくところはしっかり、委ねられるところは委ねていただいています」と撮影をふり返り、「具体的に今回の役で言うと、彼が“事件に巻き込まれていく”人間であるというキャラクターの正当性を自分の中で強く意識していますね。次々に起こる事件、その状況に対して毎回素直に反応していくという点。心の清らかな部分を大事にするということかな」と明かす。4歳の娘と2人暮らし――シングルファーザー役ということで、子どもとのシーンが新鮮だという小出さん。印象に残っているシーンについて聞いてみると、「自分自身、男兄弟の中で育ったので、幼い若い女の子と触れ合うのがとても新鮮です。娘と、義理の母親と、妻の友人と3人でお墓参りに行くシーンがあるんですけど、珍しく現場に女性しかいなくて。やっぱり女性が揃うと、会話は自然とジャスミンティーの話とかハンドクリームの話とか(笑)…あまり経験のない雰囲気だったので、とても印象に残っていますよ」と冗談めかして答えてくれた。「とにかく、そんなキレイな女性陣、大人の男性キャスト、そしてフレッシュな若手の面々が頑張って撮っています」と笑顔を見せ、「どっしりと構えた内容の作品になっていますので、ご覧になる皆さんにもどっしりと受け止めていただきたい。観ながら一緒に考えて、ミステリーを追っていくのももちろん面白いと思いますし、社会的なメッセージも込められていますので、大人の皆さんに楽しんでいただけたらと思います」とドラマの見どころを伝えている。ミステリードラマ「天使のナイフ」は、2月22日(日)22時~WOWOWにて放送スタート(全5話・第1話無料放送)。(text:Yuki Watanabe)
2015年02月17日ドラマ「Nのために」、映画『ジョーカー・ゲーム』など注目作への出演が続く、人気俳優・小出恵介が主演を務め、少年犯罪の被害者家族と加害者、それらを取り巻くマスコミ、警察や社会を描くWOWOWの連続ドラマ「天使のナイフ」。このほど、骨太な社会派ドラマを世に送り出し続けるこの連続ドラマWに、「乃木坂46」の桜井玲香、西野七瀬、松村沙友理が出演することが決定した。本作は、少年犯罪の加害者と被害者、両者の視点から物語を描き、真の更生、贖罪について視聴者に是非を問う驚愕のミステリー。江戸川乱歩賞を満場一致で受賞したという、薬丸岳の同名小説をドラマ化した。主演の小出さんが演じるのは、愛する妻を13歳の少年たちに殺され、4歳の娘と2人暮らしを送るカフェの店長・桧山。今回、桜井さん、西野さん、松村さんが演じるのは、そのカフェ「ブロードカフェ」の店員役だという。小出さんを始め、藤本泉、町田啓太(劇団EXILE)、村上虹郎、北村匠海、清水尋也ら要注目の若手キャストの出演の発表に続き、これでオールキャストが発表された本作。現役アイドルグループが連続ドラマWに出演するのは初ということもあり、オーディションを経て抜擢された3人はそれぞれ意気込み十分といったところだ。「乃木坂46」のキャプテンである桜井さんは、「まだお芝居は分からないことが多いのですが、周りのみなさんから沢山のことを吸収しつつ、この作品の中に自分も何かを残すことができるように頑張ります!!」とコメント。「原作は多くの方に読まれている作品ということで、緊張や期待など様々な思いがありますが、視聴者の皆様に驚きを与えられる作品になる様、全力で挑みたいと思います」と語る。また、第1期生選抜のメンバーとして活躍する西野さんも「しっかりお芝居をさせていただける貴重な機会なので、自分なりに頑張りたいと思います。シリアスなドラマですが、私は明るい女子大生役なので、視聴者の方が一瞬緊迫感が柔らぐような笑顔で演じたいと思います!是非見てください!」とコメント。同じく第1期生選抜のメンバーで“十福神”のひとりでもある松村さんは、「薬丸岳さんのデビュー作であり話題作の『天使のナイフ』の世界に素晴らしいキャストとスタッフのみなさんと共に混ざらせて頂けることになり嬉しく思っています。ものすごく微力な私ですが、皆さんと一緒に作品を作っていくことに大変わくわくしています」と、現場を楽しみにしている様子だ。「台本を読んでいても先の展開が気になってドキドキします!沢山の思いが入り混じる社会問題を題材にした作品なので是非、周りの人と一緒にこの作品について沢山語り合ってもらいたいです。私も私らしくありながら作品に馴染めるように頑張ります」と抱負を語った。なお、この3人のうちの1人は、物語の重要なカギを握るという“大役”を務めるとのこと。その人物はドラマの放送をもって解禁となるというから、注目していて。連続ドラマW「天使のナイフ」は2月22日(日)22時よりWOWOWにてスタート(全5話・第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2015年01月14日シンガポールを拠点に世界中で照明デザインを手がける、Lighting Planners Associates 服部祐介氏。照明デザインという仕事、そのデザインプロセス、そして国による違いについて、彼が手がけたプロジェクトを巡りながら話を聞いた。○光だけでなく陰もデザインする――"光をデザインする"ということについて教えて下さい。光という存在自体は誰でも知っていますし、皆さんは日常的に光を体験していることだと思います。ただ、光が影響をおよぼす空間の印象や心地よさのようなものは、皆さんが無意識のうちに感じ取っていることが多いので、それをデザインするという仕事は分かりにくいかもしれません。一言でいいますと、この仕事は照明に関する知識を利用して空間を光で演出する職業です。照明デザインと言うと舞台照明、映画照明など様々ですが、我々が専門としているのは建築照明、もしくはもう少し広義に環境照明という分野。照明器具をプロダクトとしてデザインしていると思われることも多いのですが、そうではなく、自然光や人工光(いわゆる照明器具)をツールとして空間をどのような光の環境にするかを考える職業なのです。建築、造園、電気設備など多岐にわたる知識を必要とするちょっと変わった職能かもしれません。照明デザインの歴史は50~60年と浅く、それまでは職業として確立するまでは建築家が照明、主に自然光をどのように空間に取り入れるかを考えていたのですが、建築の用途が多様化し、照明のテクノロジーが複雑化し、専門職としての必要性が高まり生まれました。建築家だけでなく施工主が照明の重要性に気づき始めたことや、省エネが取り沙汰されるようになってからは、私たちの職能がさらに重要視されるようになってきました。建築と私との出会いは、私がまだ高校生の頃に建築家 ル・コルビュジエの展覧会を訪れたことでした。大学で建築を学ぶようになり、そこで人が空間で感じる「環境」を形作るものには、音・光・空調の三つの要素があることを学びます。このとき初めて環境心理学という分野に出会い、大学院に進学以降、主に光環境について研究してつき詰めていくことになりました。ですから、実はデザインを学んだことはないんです。照明デザインを専門に学べる大学は、アメリカ、スウェーデン、ドイツなどにはありますが数は少ないんです。ですから、私が勤めているLighting Planners Associatesという照明デザインの会社には、さまざまなバックグラウンドを持ったひとたちが集まっています。電気設備の設計をやっていたひと、造園をやっていたひと。それぞれいろんなきっかけで照明に出会ったひとたちが集まっています。――シンガポールではどのような仕事を?2008年に赴任しました。当時はまだマリーナ・ベイ・サンズもありませんでした。今もそうですが当時のシンガポールは建設ラッシュ。東京勤務だった頃に海外の案件を担当していたことなどがきっかけで、赴任することになりました。こちらでは都市計画のようなものから、ホテル、商業施設、オフィスビル、住宅コンドミニアムの照明デザインまで、照明に関わる幅広い仕事に携わっています。都市計画の事例として、シンガポール政府からの依頼を受けて、ベイエリアやショッピングエリアなど中心街の景観を形づくる照明に関するマスタープラン策定を弊社で行いました。また、マリーナ・ベイ・サンズホテルに隣接する植物公園 ガーデンズ・バイ・ザ・ベイの照明デザインに私も参画しました。公園内には屋外施設もあるため、夜間の照明をデザインする仕事でもありました。どのエリアが、どの程度の明るさだったら、来訪者に理想のストーリーを体験してもらえるか。照明デザインは、「陰影をデザインする仕事でもある」ということを再認識しました。○来訪者の無意識をあやつるデザインのプロセス――デザインを行う過程について詳しく教えて下さい。ビクトリア・シアター&コンサート・ホールの事例でご紹介します。約100年間の歴史がある古い建物で、老朽化のためリノベーションが行われました。私も2009年から今年まで5年間携わりました。照明デザインのコンセプトは、“Old meets New”を伝えること。シンガポールでは貴重な歴史ある佇まいと、リノベーション後の新しさをハイライトするようデザインしました。○北欧は自然光をいかに取り入れるか、南国は遮るか――国によって違いを感じますか?特に中国のクライアントは、自分の建築をまわりで一番に目立たせることを好むことが多いですね。とにかく、周りより明るく奇抜に目立たせてくれと望む。香港や上海ならよいのかもしれませんが、パチンコ屋のように下品に明るくするのが適切でない立地にある場合は照明の数を減らしましょうと提案することも。こうした建築を取り巻く周辺環境を解釈しながらデザインを考えるマインドセットは建築を学ぶ過程で身につけたものです。自然光に対する考え方も基本的には国によって異なります。たとえば、北欧では限られた自然光を建造物にどう入れられるかという視点でデザインします。一方、赤道直下などの南国では、暑さのしのぐために自然光をいかに遮るかという視点で考えます。その土地の立地、天候、そして経済状況も含めて環境です。照明もそれに対応させます。生活の中に取り入れる照明の明るさの好みも異なります。ヨーロッパでは、レストランでもロウソクの光でステーキを食べたりします。肉がきちんと焼けているかどうかも分からないほど暗い場合もあります。スウェーデンの住宅を訪れたときも、ロウソクのような明かりで生活している家もありました。夕日やいわゆる間接照明などもそうですが、暖かみのある、いわゆる「色温度の低い」光が好まれます。白人は目の色素が薄いので光に敏感だとも言われています。一方、東南アジアなど日照時間が長い地域では、冷たい白色の「色温度の高い」蛍光灯むき出しのところで食事をしてお酒を飲んだりします。日本では、障子や行灯など面で光る照明が日本らしいとされますよね。日本の多くの現代住宅は、天井にひとつ明るい蛍光灯がついていて、リビングをくまなく照らすような環境です。これは、私は知らない時代ですが、親やその前の世代の方々が戦後貧しい時代を裸電球で生活してきたので、明るいことが豊かだというマインドセットがあることに一因があるように思います。――海外での仕事という面で苦労する部分もあると思うのですが。たとえばインドで高層ビルの案件にたずさわっていたときに、予算を使い切ってしまいビル自体の建設が途中で止まったなんてことがありました。また、これはどの国でもあることですが、施工会社とのコミュニケーションに苦労します。日本では考えられないことが起こる。器具の設置作業を指示通りにやってくれなかったりするんですよね。慣れるまではいらいらしていましたが、むしろそれを楽しむ余裕がないとストレスを感じるのではないでしょうか。デザインに対する妥協は好きではありませんが、できるところはしないと作業が進んでいかないこともあります。海外ではそのバランス感覚が必要です。――照明デザインのトレンドを教えて下さい。発光ダイオード、いわゆるLEDがこれまでの照明をすべて置き換えようとしていることでしょうか。省エネにもなりますので、ランニングコストを削減したいクライアントにとっては魅力的です。企業イメージを良くするために照明はすべてLEDを、なんていうことを求められることがあります。しかし、われわれは従来の白熱灯、蛍光灯ほか様々な光を使い分けて提案するようにしています。白熱灯の光と比べてLEDの光は、食べ物のおいしさや女性の肌の美しさを表現することには向いていない。光源それぞれに特性がありますから。その環境に適した光をデザインすることがわれわれの任務です。――デザイナーとして今後の展望は?3.11の東北での震災後、色々な方が色々なことを考えたように、私も照明デザイナーとして何ができるかを考えました。被災地の方々が、電気の無い寒い中、暗く不安な夜を過ごしているのだろう。そこが明るいだけでも少しは安心できるのではないかと、太陽パネル内蔵のLEDが発光するキャンプ用のランタンを被災地に送ったこともあります。この震災がきっかけで、自分の照明デザイナーの社会的役割を考えるようになったと思います。光というのはエネルギーが変換されて得られます。照明にはエネルギーが必要、つまりお金のかかることです。フィリピンのマニラを訪れたとき、夜間に空港からシティーエリアに向かっていたのですが、その道のりにスラム街があり、ものすごく暗くて、いかにも治安が悪そうでした。街が暗いと、犯罪などが起こりやすく治安が悪くなり、ますます貧しくなってしまいます。そういう場所には必要なだけの光があればなと思います。全ての場所を明るくすればよいということではありませんが、こういった負の悪循環は光でも打開できるのではと考えています。いま照明デザイナーを起用するクライアントは、主に経済的に豊かな人や会社です。しかしそうでないひとたちにも自分の力を還元していきたいと思っています。そういった考えの中で将来やらなければと考えているのが、災害が起こった地域や暗く治安の悪い地域などに光を届けるボランティア。昼は太陽が分け隔てなく光を届けてくれます。夜もそうなれば素敵だと思うのです。照明デザイナー服部祐介1980年、東京都生まれ。東京工業大学工学部建築学科卒。同大学院総合理工学研究科人間環境システム専攻にて環境心理学を研究。工学修士。2006年Lighting Planners Associates に入社し2008年からシンガポール事務所にて照明デザインに従事。主な担当プロジェクトに、表参道アカリウム、ヒルトン東京、Gardens By the Bay、ION Orchard、Tang Plaza ファサード改修、Peranakan Museum, Victoria Theatre and Concert Hall、CapitaGreen、Aman Shanghaiなど。その他、住宅プロジェクトも担当する。国際照明デザイナー協会(IALD)会員
2015年01月06日俳優の小出恵介がWOWOWのドラマ『天使のナイフ』(2015年2月22日スタート)で主演することが16日、明らかになった。同ドラマは、第51回江戸川乱歩賞を受賞した薬丸岳の同名小説が原作。刑事責任能力を問われない14歳未満による殺人と、マスコミによって容赦なく晒される被害者や遺族のプライバシーをめぐる物語をミステリータッチで描き、真の意味での更生、贖罪について問いかける問題作となっている。4年前、13歳の少年3人に妻を殺され、4歳の娘と2人で暮らしているカフェの店長・桧山(小出恵介)は、保育士である妻の友人(倉科カナ)や店員(千葉雄大)の警告を無視し、少年法に保護され社会に復帰した彼らの「更生」の結果と「現状」を調べ始める。だが、その直後から少年たちが何者かに命を狙われていく。小出は「自分の見解はともかく、正誤を判断し難い法律というものを照らす作品に関わることは初めてなので、とても楽しみにしています」と意気込み、「少年法、少年犯罪、援助交際、贖罪。大いなる罪と法の渦の世界にただ巻き込まれ、目撃する人物を通して、自分も何かを感じたいと思います」コメントを寄せている。原作者の薬丸も「今までに『悪党』と『刑事のまなざし』という作品がドラマになりましたが、処女作でありデビュー作である『天使のナイフ』が10年の時を経て映像化していただけることに、特に感慨深い思いを抱いています。少年法という難しい問題を題材にしていますが、ミステリー性に富んだエンターテイメントです。とにかくハラハラドキドキしながらドラマを楽しんでいただいて、観終わった後に、この作品に携わったみんなが伝えたかった大切なことが視聴者の皆さんの心に届くことを願っています」と、今回のドラマ化に大きな期待を寄せている。出演はほかに若村麻由美、手塚とおる。連続ドラマ『天使のナイフ』はWOWOWプライムにて2015年2月22日(毎週日曜 22:00~全5話 第1話無料放送)スタート。
2014年12月17日佳境を迎えたドラマ「Nのために」にも出演中の実力派・小出恵介を主演に迎え、いま最も注目を集める気鋭の作家・薬丸岳のデビュー作「天使のナイフ」がWOWOWにてドラマ化されることが決定。13歳の少年3人による殺人と少年法をテーマにした江戸川乱歩賞受賞の問題作に、ネクストブレイク必至の藤本泉、「劇団EXILE」の町田啓太、村上虹郎、北村匠海、清水尋也らフレッシュなキャストが集結していることが分かった。4歳の娘とふたり暮らしのカフェの店長・桧山(小出恵介)は、妻(藤本泉)を13歳の少年たち(村上虹郎、北村匠海、清水尋也)に殺害された身。だが、少年たちは刑事責任を問われず、少年法によって保護された。一方、被害者遺族の桧山や妻の母(若村真由美)は、マスコミに追われ、生活のすべてを白日の下にさらされてしまう。4年後。桧山は保育士で妻の友人(倉科カナ)やカフェ店員(千葉雄大)の警告を無視して、社会に復帰した少年たちの“更生”の結果と“現状”を、人知れず調べ始めた。同じころ、少年たちの命が次々と狙われたことから、ふたりの刑事(手塚とおる、町田啓太)が桧山のもとを訪ねてくる。かつてマスコミの前で「国家が罰せないのなら、自分が犯人を殺してやりたい!」と発言したことから、彼は第一容疑者にされていた…。少年法の名の下、14歳未満の殺人犯は保護され刑事責任能力は問われない。だが一方、被害者やその遺族は、実名も顔写真も、プライバシーのすべてが晒されていく…。そんな事件がもし、身近で起きたなら、犯人である少年たちを赦すことはできるのか。もし、自分の子が加害者になってしまったら、更生させることはできるのか。本作は、そんな両者の視点から少年犯罪を描き、真の更生、贖罪について視聴者に是非を投げかける驚愕のミステリー。妻を少年たちに殺害された主人公を演じるのは、WOWOW連続ドラマWには初出演にして初主演となる小出さん。少年法という壁を前に、怒りと悲しみを社会にぶつけていく複雑な役どころに挑む。また、桧山の娘の保育園の保育士・みゆき役には倉科カナ、殺害される妻・祥子役には『紙の月』『アオハライド』と話題作への出演が続く藤本泉。さらに、殺人を犯す少年役として、UAと村上淳の息子で、今年『2つ目の窓』で鮮烈な映画デビューを飾り、本作がドラマ初出演となる村上虹郎。そして「信長コンチェルト」『陽だまりの彼女』の北村匠海、『渇き。』『ソロモンの偽証』の清水尋也と、これからブレイクを見せそうな3人の10代が集結。監督は、瑛太&満島ひかり共演の「それでも、生きてゆく」で本作と同様に犯罪被害者と加害者の両面を描き、数々の賞を受賞した永山耕三が務める。これまでオムニバスドラマへの出演はあったものの、連続ドラマWでは初主演となる小出さんは、社会問題を扱う本作に対し、「自分の見解はともかく、正誤を判断し難い法律というものを照らす作品に関わることは初めてなので、とても楽しみにしています」とコメント。「少年法、少年犯罪、援助交際、贖罪。大いなる罪と法の渦の世界にただ巻き込まれ、目撃する人物を通して、自分も何かを感じたいと思います」と意気込みを語った。謎解きの中にデリケートな社会問題を交えながら、最旬キャストが観る者すべてに問いかける贖罪の物語。この冬、また見逃せないドラマが登場する。連続ドラマW「天使のナイフ」は2015年2月22日(日)22:00よりWOWOWにてスタート(全5話・第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2014年12月17日現在全国ツアーを開催中のBase Ball BearからG&Vo小出祐介がぴあのインタビューに答えた。9月からスタートしている今回のツアーは、6月にリリースしたアルバム『二十九歳』のリリースツアー。アルバムについて小出は「今年の1月に制作を開始してから、リリースまでが地続きな感じだったんです。なのでリリースしてから今回のツアーまでで、やっと一歩引いてアルバムを見られるようになったんですが・・・素朴な作品だなって思いますね。コーンフレークにヨーグルトかけただけ、みたいな(笑)。シンプルだけど、その代わり毎日食べられる感じですね。前作がわりと作るのに大変なアルバムだったのに比べて、この作品は瞬発力で作ったという印象です」と語った。現在開催中のツアーについては「バンドの状態も、お客さんの反応も凄く手応えを感じています。そもそも今回の作品は16曲入りなので、全てやっていたらそれだけでライブが終わっちゃうんですが(笑)、そこからRHYMESTERがいないから『The Cut feat. RHYMESTER』は削ろうとか、色々吟味していって。やはりライブと言うのはアルバムとはまた違ったエンターテインメントだと思うので、アルバムの世界観を踏まえつつ、お客さんのために昔の曲もやってという気持ちで、みんなでセットリストを作ったんです。それで初日が終わった時に「このセットリストは育つな」と思いました」と自信をのぞかせた。またライブというものの捉え方について「このバンドに関して言うと、派手な演出とかはいらないな、と思っていて。僕たちは同期(生演奏と電子音楽機器との演奏をあわせる)を組んでいないんですね。それをすれば派手な演出、例えばVJとかもやりやすいと思うんですが、それを無理にするよりかは、お客さんと作り出す会場の空気を察知して、演奏を行なうというライブ感を大事にしたいんです。その日しかない、その場所でしか発生し得ない事象としてのライブを、お客さんには見ていただきたい」と話した。11月29日(土)に東京・Zepp DiverCity(TOKYO)で行なわれる全国ツアーのファイナルについて聞かれると「このライブが、今年のワンマンとしては最後の公演になるので、『二十九歳』の1年を締めくくる公演になると思います」と意気込みを述べた。最後に「僕個人としては、詩集第二弾『間の人』を発売しました。読み物としても非常に面白い本に仕上がっていると思いますので、手にとっていただければありがたいです。また、ライブは常に命をかけてやっていますので、ぜひとも、この下にあるチケット情報へのボタンをクリックしていただいて(笑)足を運んでいただきたいです」とインタビューを締めくくった。11月29日(土)東京・Zepp DiverCity公演のチケットは9月27日(土)午前10時発売開始。
2014年09月25日ミクシィは15日、同日に開催された取締役会において、現執行役員経営企画室長の朝倉祐介氏(30歳)が新たに代表取締役社長に就任する人事を決定した。現代表取締役社長の笠原健治氏(37歳)は辞任し、取締役会長に就任する。同社は、スマートフォンへの急激なシフト、オンラインでのコミュニケーション手段の多様化といった変化に適応するために、経営トップの大幅な若返りを図ったと説明。今回の人事は、2013年6月25日に開かれる定時株主総会および取締役会を経て、正式に決定する。朝倉氏は、スタートアップ企業の経営者を経て、ミクシィに参画後、2012年7月に執行役員経営企画室長に就任。事業開発および経営戦略の策定を担当するとともに、「ユーザーファースト」の推進やユニット制の導入などを主導してきた。笠原氏は1999年の会社設立以来、mixiをはじめとする複数のサービスを創設。今後は新規事業の開発に専念するとともに、取締役会長として意思決定に携わっていくという。朝倉氏は「学生時代、大学の先輩でもある笠原が、世の中のコミュニケーションのあり方を変えるサービスを立ち上げているという事実に心底興奮しました。笠原は私にとって、同時代の最先端を走るヒーローであり、強い憧れを感じた人物です」とのコメントを発表。続けて「これほどまでに強く憧れた企業であり、また1ベンチャー経営者として途方もなく大きな存在であったミクシィのバトンを受け継ぐということに、強い責任を感じると同時に、今まで以上に社業発展に尽力する覚悟でおります。笠原のアントレプレナーシップを継承・強化し、より良い事業、強固な企業グループを作ることに全力を尽くして参ります」としている。一方、笠原氏は新社長の朝倉氏に向けて「朝倉は、大手コンサルティングファームとネットベンチャーの社長という2つの経験の持ち主で、常に冷静でありながらそして時には情熱的に、物事をバランスよく判断いたします。起業家精神が旺盛で、ロジカルとエモーショナル両面を併せ持つ人物です。また、30歳と非常に若いのも魅力的です。私は、そんな彼に代表を託したいと考えています」とコメント。自身の今後については「取締役会長として、新経営体制を最大限サポートしつつ、mixi、Find Job !以上にインパクトを持つ新しいサービスを生み出していきたいと思います」としている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年05月15日7月、東京・Bunkamura シアターコクーンで上演する蜷川幸雄演出舞台『盲導犬』に、古田新太、宮沢りえ、小出恵介の出演が決まった。1973年に唐十郎が櫻社のために書き下ろし、蜷川幸雄が初めて唐戯曲を手がけた記念碑的作品。石橋蓮司、蟹江敬三、緑魔子が出演した伝説の舞台だ。蜷川は1989年に再び同作を手がけ、この時の出演者にはまだ年若かった木村拓哉も名を連ねた。そして今回、人気・実力を兼ね備えた3人の俳優を得て、24年ぶりに同作を再演する。舞台は新宿。盲人の影破里夫(エイ ハリオ)は、伝説の“不服従”の盲導犬・ファキイルを探し求めている。新宿にもうひとり、開かずのコインロッカーと格闘する女、奥尻銀杏(オクジリ イチョウ)がいる。ロッカーの中には、初恋の人タダハルの手紙が入っているのだが、南国で殺害された夫が鍵を持ったままなのだ。盲人と女、ふたりの魂は自ら求めるもののため、新宿をさまよう。はたして銀杏はタダハルと再会できるのか。そして、破里夫はファキイルに出会えるのか。破里夫に古田新太、銀杏に宮沢りえ、そして破里夫とともにファキイルを探し歩くフーテン少年に小出恵介。3人の舞台巧者がスペクタクル性と繊細な叙情性をあわせ持つ唐十郎作品に挑む。舞台は7月に東京・Bunkamura シアターコクーン、8月には大阪でも公演予定。
2013年02月05日ウッチャンナンチャンの内村光良が監督を務め、伊藤淳史と小出恵介がダブル主演する映画『ボクたちの交換日記』に、長澤まさみ、木村文乃、川口春奈が出演することが発表された。その他の写真本作は、放送作家の鈴木おさむが、売れないお笑いコンビの日常生活と葛藤を描いた小説『芸人交換日記~イエローハーツの物語~』が原作。伊藤と小出は、結成12年の売れないお笑いコンビ“房総スイマーズ”の田中(伊藤)と甲本(小出)を演じ、長澤、木村、川口は、ふたりを陰で支え、彼らの将来に影響を与えていく重要な役どころで出演する。『ピーナッツ』以来、約7年ぶり2作目の監督作となる内村は、「驚くべき理想のキャストだと思っています。各女優陣がこの映画を華やかに優しく彩ってくれたことに心から感謝しています」と話し、それぞれの役どころについて「長澤まさみさんには、時代時代の中で、恋人から妻、母親へと、大きな母性愛で主人公を見守っていく女性像を。木村文乃さんには、可愛くて尚かつ芯の強い恋人像を。そして、川口春奈さんには、個人的な想いも含めて理想の娘像を演じていただきました」と説明。昼は薬局で働き、夜はキャバクラに勤めながら、小出演じる甲本を懸命に支える新谷久美役を演じる長澤は、「内村監督は、とても丁寧に演出してくださって、分かりやすく場面の説明をしてくれるので、私もすぐに監督を信頼し演技できました。一途で素敵な監督だと思います」と監督の手腕を絶賛。さらに「内村監督が子供の頃から大好きだったので、出演を決めました。頑張る二人に共感していただけたら嬉しいです」とコメントを寄せている。『ボクたちの交換日記』2013年3月23日(土)新宿ピカデリーほか全国公開
2012年10月29日来年のNHKの連続テレビ小説「梅ちゃん先生」で主演の堀北真希の家族や周囲の人々を演じる共演陣8人が発表!父親を高橋克実、母親を南果歩、姉をミムラ、兄を小出恵介が演じるほか、幼なじみとして若手人気俳優の松坂桃李が出演することも明らかに。9月13日(火)、NHK放送センターで堀北さんらが会見を行った。86作目となる「梅ちゃん先生」の舞台は終戦直後の東京・蒲田。大学病院に勤める父を持ち、優秀な姉と兄の下でコンプレックスを持って育ってきた梅子(堀北さん)が、町医者となって地域の人々に向き合い、成長していく姿を描く。一家の父・建造役の高橋さんは「昭和20年あたりから物語が始まるということで、当時のいまとは違う親子の関係が出せれば」と語る。これまで演じたことのない厳格な父親ということで「プロデューサーからは『笑いは一切なく、ハードルが高い』と言われました。『もしハードル越えられなかったら?』と聞いたら『入院してもらうかも』って(笑)。堀北さんの足を引っ張らないように頑張ります!」と戦々恐々。おおらかな母親・芳子を演じる南さんは東日本大震災発生後、たびたび現地入りしたそうで「みなさんと話すと『ドラマが見たい』とよく言われた。だからいま一番出たいドラマが朝ドラだった」と明かした。ミムラさんは「現実では末っ子なので長女がうまくできるか不安ですが、家族のみなさんに支えていただいて頑張りたい。今日、真希ちゃんに初めて会って『かわいい!守ってあげたい』とお姉ちゃんエンジンがかかりました」と気合十分。小出さんは逆に男兄弟の中で育ち、姉や妹に憧れていたそう。初共演の堀北さんを「凛としてて姿勢も良い」と絶賛。「僕は『自分探しの旅に出る』ということになっているそうで、2週目でいきなり家を飛び出るといううわさもあるんですが、(堀北さんと)関わりたい、家族ドラマに出たいです」と少しでも長い共演を願っていた。梅子の祖母・正枝役には倍賞美津子。「家族、お隣さんと会えて嬉しいです。最年長だと思いますので体力つけておかなきゃと思っています」と語った。また、建造の弟で、梅子に影響を与えるおじの立花陽造を鶴見辰吾が演じる。堀北さんとはドラマ「アタシんちの男子」(フジテレビ)に続いての共演で、前回はギャンブル狂の父親役を演じたが、本作では「闇市で一発当てようとするお調子者」(鶴見さん)ということで「今度もダメなおじさんですが何とかサポートしたい」と語っていた。下村家の隣で町工場を経営する安岡家の家長・幸吉を演じるのは片岡鶴太郎。息子の信郎は梅子の幼なじみということで、2人が結婚する可能性も?片岡さんは堀北さんを「ザ・朝ドラ。朝ドラのために生まれてきた」とクランクイン前にもかかわらず絶賛。「息子をよろしくお願いします。ぜひ、親戚になりたい」とノリノリだった。朝ドラ初出演の松坂さんはそんな“父”を尻目に「当時の人たちの力強さを演じられたら」と真摯に語り、同い年の堀北さんについては「同い年とは思えないくらい落ち着いてる。足を引っ張らないようにしたい」と緊張気味に語っていた。「梅ちゃん先生」は11月クランクイン予定。放送は2012年4月2日(月)よりNHKにて放送開始。■関連作品:僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a school in Cambodia. 2011年9月23日より全国にて公開© 2011「僕たち」フィルムパートナーズスイッチを押すとき 2011年9月17日より新宿武蔵野館ほか全国順次公開© 2011山田悠介/「スイッチを押すとき」製作委員会家族X 2011年9月、ユーロスペースほか全国順次公開© PFFパートナーズ天国からのエール 2011年10月1日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2011『天国からのエール』製作委員会ALWAYS三丁目の夕日‘64 2012年、全国東宝系にて公開© 2012 「ALWAYS三丁目の夕日‘64」製作委員会■関連記事:向井理、流暢な英語でスピーチ!海外オファーは「なきにしもあらず」?向井理、“母校”明治大学で『僕せか』PR…なぜかTBS安住アナが乱入『天国からのエール』監督が語る「夫婦ならではの気遣い、苦難を乗り越える瞬間」向井理主演『僕たちは世界を変えることができない。』試写会に100組200名様をご招待向井理、芦田愛菜、武井咲、中山優馬が「ほんとにあった怖い話」でホラー初挑戦!
2011年09月13日寺山修司の作品を蜷川幸雄が演出する舞台『あゝ、荒野』の制作発表会見が9月7日都内で行われた。会見には主演の松本潤と、小出恵介、勝村政信、黒木華、そして演出の蜷川が登壇した。『あゝ、荒野』は、1966年に出版された寺山の長編小説だが、今回はこの小説を初めて戯曲化しての舞台上演となる。物語は架空の昭和の街「新宿」を舞台に、そこで出会ったふたりの青年<新宿新次>(松本)と<バリカン>(小出)が、正反対のタイプながらもそれぞれ心に闇を抱え、ボクシングを通して友情を結んでいくもの。寺山ならではの美学や思想がふんだんに盛り込まれた刺激的な作品。蜷川は「寺山さんとは同じ歳なんですけれど、亡くなった後に、こうやって寺山さんの作品を立て続けにやる演出家になるとは思っていなかった」と話し、出演する4人の俳優と面白いステージを作りたいと意欲を見せた。5年ぶりの舞台となる松本は「寺山さんの日本語は綺麗で凶暴な文字が沢山書かれていて、この世界をどう表現するか、これから稽古でいろんな事を考えながら過ごしていきたい」と早くもテラヤマワールドに嵌っている様子。松本と同じ歳の小出も「寺山さんの言葉を自分が人に伝える事が出来るのかと緊張しています。舞台は記録に残らないので、見た人の記憶に痛烈に焼き付けられるようにしたい」と意気込みを見せた。また、ボクサー役のふたりはボクシング・ジムで体を作っていると明かし、小出が体の引き締まり具合を風呂上りにオイルを塗って確かめていると話すと、松本がすかさず「(オイルを落とす為に)また風呂入るの?」とパンチのきいたツッコミで返すなど息もピッタリ。ふたりのボクサーに自分の夢を重ねる<片目のコーチ>役の勝村は「舞台でボクシングを戦うなんていうことをどう成立させたらいいのか全くわかりません。過大な評価や期待をせずに、上手くいったらあいつら凄かったぐらいで。ダメだった時は蜷川さんが倒れますんで。もしかしたら遺作になるかもしれません」と蜷川に詫びのポーズを入れつつ、年齢をネタにする場面も。反対に若い黒木からは「私は平成生まれなので、昭和を教えて下さい」と世代の違う勝村へのお願いがあったりと、終始賑やかで笑いに包まれた会見だった。公演は10月29日(土)から11月6日(日)まで埼玉・彩の国さいたま芸術劇場 大ホールにて上演。その後、11月13日(日)から12月2日(金)まで東京・青山劇場にて上演される。チケットは9月11日(日)より電話での抽選販売を受付。チケットぴあでは9月23日(金・祝)より電話での先着販売を実施。
2011年09月08日『リアル鬼ごっこ』の原作者・山田悠介の小説「スイッチを押すとき」が小出恵介と水沢エレナ主演で映画化されることが決定した。ベストセラーとなった「リアル鬼ごっこ」(幻冬舎文庫刊)に代表される、現実離れした奇想天外な世界観と、そこで奮闘する等身大の若者たちが魅力となり、若い層を中心に多大な支持を集める山田悠介。そんな彼のもうひとつの代表作であり、刊行5日で増刷され、その後、ドラマ化、舞台化もされた「スイッチを押すとき」が映画化!多発する自殺の原因を究明するための国家プロジェクトの“実験材料”として、自殺装置のスイッチを持たされた10歳の子供たち。彼らは監禁され、自殺に至る過程を観察されるのだが、耐え切れずに多くの子供たちがスイッチを押していく。そんな中で、6人の子供たちが7年もの間、生き続けていた。だが、彼らが胸に抱く“ささやかな希望”は、謎めいた監視員・南が赴任してきたことで徐々に揺れ動かされ…。生きることを選ぼうとする若者たち。その一人一人のまさに命懸けの選択が観る者の心に突き刺さる。2006年に放送されたTVドラマ版で、成宮寛貴が演じた主人公の南を演じるのは、『ROOKIES −卒業−』に『風が強く吹いている』ほか、最近では大人気TVドラマ「JIN−仁−」(TBS)など話題作への出演が続く小出恵介。「山田悠介さんの世界観や南洋平という複雑なキャラクターを具現化する作業は非常に難しかったですが、とにかく思い切って演じさせていただきました。切なく孤独極まる洋平が、6人の子供達と出会い、人間を取り戻す、人間になっていくというお話です。寄り添うように見ていただければと思います」と作品への思いを明かす。小出さんと共に主演を張るのは、ドラマ「恋空」(TBS)主演をはじめ、「美丘-君がいた日々-」(日本テレビ)、「東京少女」(BS-TBS)などで鮮烈な存在感を放った水沢エレナ。小出さんとは「JIN-仁-」、『風が強く吹いている』に続いての共演となる。「この作品に携わり、いままで『当たり前に生きていたこと』が当たり前ではない。一日一日をもっと大切に生きよう、と考えるようになりました。この映画を観ていただいた方にも、自分の将来や大切な家族のことを改めて考えるきっかけになればと思います」と本作が持つメッセージを語る。2人に加えて佐野和真、真司郎(AAA)、阪本奨悟、太賀、菅野莉央、福士誠治、鈴木砂羽、小倉久寛、田中哲司、西村雅彦とフレッシュな顔ぶれと実力派のベテランが共演陣に名を連ねる。切なさと衝撃のヒューマンサスペンス『スイッチを押すとき』は9月17日(土)新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。■関連作品:スイッチを押すとき 2011年9月17日より新宿武蔵野館ほか全国順次公開© 2011山田悠介/「スイッチを押すとき」製作委員会
2011年07月15日小栗旬の初監督作品『シュアリー・サムデイ』が7月17日(土)に公開を迎え、東京・丸の内ピカデリー1にて、初回上映後に舞台挨拶が行われ、小栗監督、小出恵介、勝地涼、鈴木亮平、綾野剛、ムロツヨシ、小西真奈美らが登壇。舞台挨拶後に小栗監督をキャスト陣が胴上げし、作品、そして監督・小栗旬の門出を祝った。客席後ろから小出さんらが登場すると、観客は総立ち。最後に小栗監督が姿を現すと、ひと際大きな歓声があがり、通路に人が溢れて前に進めないほどに。壇上に上がった小栗監督は、監督として迎える初日について「やっぱり違いますね。裸を見られるような気持ち」と照れくさそう。ちなみに昨夜は「朝の4時半まで竹中直人さんと飲んでた」とか。キャスト陣にも昨夜をどう過ごしたかという質問が投げられたが、実は、小栗監督からそれぞれにお礼のメールが届いたのだという。勝地さんは「ウルッときました」、綾野さんは「感動して、眠れずにひとりで泡盛を4本くらいあけてしまいました」とそれぞれの“決戦前夜”を明かしてくれた。この日は、キャスト陣からそれぞれ小栗監督にひと言ずつ、思いを込めた言葉が贈られたが、ムロさんは「心よりおめでとう。そして旬のお母さん、旬を生んでくれてありがとうございます!」となぜか結婚式風の(?)スピーチで温かい笑いと拍手を浴びた。ヒロイン役を演じた小西さんは「“男子”に囲まれてこの作品を作ることができて、私の宝物になりました」。鈴木さんは「1本撮ったからには2本目、3本目を撮らないと。次回作楽しみにしています」。さらに、小栗さんとは数々の舞台で共演し、小栗さんがぜひにと映画への出演を懇願した吉田鋼太郎が「おれをここに連れてきてくれてありがとう」と語ると、小栗さんは言葉にならないといった表情で上を向いた。そして、小出さんは「3年くらい前に酒飲みながらこの話を聞いたとき『大丈夫かな?』とか言ってたけど、まさかこんなに素晴らしい映画になるとは…。ひとえに旬の器があったから。何より、おつかれさま」と声を掛け、壇上で戦友とガッチリと抱き合い、会場は温かい拍手で包まれた。さらに、舞台挨拶終了後にはキャスト陣がサプライズで小栗監督を胴上げ!これには小栗監督も驚いたようだが仲間たちの温かい心遣いに嬉しそうな笑顔を見せていた。『シュアリー・サムデイ』は全国にて公開中。■関連作品:シュアリー・サムデイ 2010年7月17日より全国にて公開© 2010「シュアリー・サムデイ」製作委員会■関連記事:小栗旬監督&キャスト5人インタビュー江ノ島行く!『シュアリー・サムデイ』Part.2ナイナイ岡村の『シュアリー・サムデイ』出演シーンが解禁!小出恵介最初で最後の「巧 with シュアリー・スターズ」ライヴで「燃え尽きた」小栗旬監督&キャスト勢揃いインタビュー 撮影も青春『シュアリー・サムデイ』Part.1小栗旬初監督作品『シュアリー・サムデイ』オリジナルグッズを3名様プレゼント
2010年07月17日小栗旬の初監督作品として注目を集める映画『シュアリー・サムデイ』の主題歌で、主演の小出恵介が劇中の役名を冠したバンド「巧(小出恵介)with シュアリー・スターズ」としてCDデビューすることが決まった。映画は、小出さん扮する主人公・巧とその友人たちが文化祭の復活を目論み学校を占拠するも、ハッタリのはずの爆弾がなぜか誤爆。以来、何をやっても一向にうまくいかない彼らが、全てを取り戻すべく再び立ち上がる!という青春群像劇。劇中、巧(=小出さん)と友人の京平(勝地涼)、和生(鈴木亮平)、雄喜(ムロツヨシ)、秀人(綾野剛)が組んだバンドが歌う本作の主題歌「シュアリー・サムデイ」のシングルCDが7月7日(水)の七夕にリリースされる。こちらの楽曲は劇中、タイトルの“シュアリー・サムデイ(=いつかきっと…)”を象徴する重要シーンで歌われるという。楽曲を提供したのは、本作の企画に賛同した、ウルフルズのトータス松本。CDには、元BLANKEY JET CITYの浅井健一の書き下ろしによる新曲に加え、映画やレコーディングのメイキングの様子を収めたDVDが付いてくる。さらに、映画公開直前の7月11日(日)には「Surely Someday Super Summer」と題してライヴイベントが開催されることも決定!ここで小出さんは“巧”として、観客の前で初めて主題歌を披露する(※チケットは6月7日発売開始)。近年、数々の話題作に出演し絶大な人気を誇る小出さんだが、あの渋〜い声が好き!というファンも多いのでは?“ミュージシャン”としてどんなパフォーマンスを見せてくれるのか、期待が高まる。『シュアリー・サムデイ』は7月17日(土)より全国にて公開。ライヴイベント「Surely Someday Super Summer」日時:7月11日(日) 16:30開場/17:30開演場所:東京国際フォーラムチケット発売日:6月7日(月)価格:3,500円(税込)チケット販売:セブンイレブン、チケットぴあ■関連作品:シュアリー・サムデイ 2010年7月17日より全国にて公開© 2010「シュアリー・サムデイ」製作委員会■関連記事:小栗旬初監督『シュアリー・サムデイ』メイキングDVD付き前売券に予約殺到!勝地涼、アイスほお張り見つめるその先には?『シュアリー・サムデイ』新画像解禁!小栗旬の「ただいま〜!」でゆうばり映画祭開幕撮影中はキャスト陣が大喧嘩も!?小栗旬初監督作ポスター画像解禁!チラシ裏面には「大人立入禁止。」の文字が…小栗旬初監督作引っさげ北海道に!ゆうばり国際映画祭ラインナップに注目
2010年05月25日まもなく公開を迎える『風が強く吹いている』に主演している小出恵介と林遣都から、シネマカフェに向けて独占メッセージが到着した!素人同然の陸上部員たちが箱根駅伝を目指す姿を描いた本作で小出さんは、リーダーとしてメンバーを引っ張るハイジを演じた。劇中の役柄そのままに、今後、俳優としても今後の日本映画界を引っ張っていくであろう小出さん。「いろんなことを背負って走っていく男の姿は美しくかっこいい」――。25歳とは思えない(?)、渋〜い声と落ち着いた口調で映画をアピールしてくれた。いや、声だけでなく、ぐっと大人っぽさの増したその表情にも注目!林さんが演じるのは天性のスピードランナー、カケル。林さんも劇中のカケルの如く、この映画に懸けた熱い思いを真っ直ぐに語ってくれている。2人とも、この動画で垣間見せている素顔も魅力的だが、もちろん映画の中で走る姿もほれぼれするほどかっこいいのでぜひお見逃しなく!『風が強く吹いている』は10月31日(土)より全国にて公開。こちらの動画メッセージは、シネマカフェ内の「MOVIE GALLERY」でもご覧いただけます。MOVIE GALLERY小出恵介ロングインタビューをシネマカフェにて掲載中特集 真っ直ぐな眼差しの先林遣都インタビュー:coming soon■関連作品:風が強く吹いている 2009年10月31日より全国にて公開© 2009「風が強く吹いている」製作委員会■関連記事:【TIFFレポート】川村陽介&ダンテ・カーヴァー箱根のゴールの瞬間の顔は素?小出恵介『風が強く吹いている』インタビュー「男が何かを背負って走る姿は美しい」あなたの人生を変えた出会いは?『風が強く吹いている』扇風機を5名様にプレゼント小出恵介、“絆”を強調!『風が強く吹いている』完成披露に富士山もお目見え目指すは箱根駅伝!『風が強く吹いている』試写会に50組100名様をご招待
2009年10月22日人気実力ともに日本の若手俳優を牽引する存在のひとり、小出恵介が野球部員として活躍した「ROOKIES」に続いて、今度は学生駅伝の頂点、箱根駅伝を目指して走る。主演映画『風が強く吹いている』で小出さんが演じるのは、素人ランナーばかりをまとめて、無謀と思われた駅伝に挑む陸上部のリーダー、ハイジ。小出さん自身の挑戦、仲間との“絆”について語ってくれた。同年代のキャスト、いい意味でのライバル心が力に「自分にはないことだらけなんですよ(笑)。あんなに僕は懐も広くないし、あんなに器がデカくないし、全員をこうやって受け止めるっていうのは出来ないし…自分の中のそういう部分を探して、必死でハイジに近づいたという感じでしたね」。ハイジというキャラクターについて聞くと謙遜する小出さん。それでも実際スクリーンに映るハイジは、まさにハマリ役と感じてしまうほど、誰もが信頼したくなるリーダーであり、チームのまとまりはリアリティがある。「男が集まってスポーツをするというのは、やっぱり『ROOKIES』もそうでしたが、ある種ドキュメンタリー的な要素がすごく出てきますね。みんな実際一緒に練習に励んだり、一緒につらい思いをしたりしているので。今回もすごく大変でしたけど、その分頑張れたという部分もありました。『アイツが頑張っているんだから、俺も頑張んなきゃ』っていう気持ちって、すごく大切ですよね。特に同年代ですし、いい意味でのライバル心もあり、そういうのが力になるんだなって改めて思いました」。もちろん、本作のキーは「走り」。「最後に走ってる姿で、観てる人が一緒に嬉しくなり、一緒に感動できなきゃダメだと思ったんです。実際に走るのは僕たちなので、ちゃんと走りを練習して、ちゃんと走る姿で感動を届けられなきゃなって思いました」と小出さんが話す通り、全員の見事な走りによって、観客はドラマに引き込まれていく。そのための練習はとにかくハードだった、とふり返る。「昨年の夏に最初の撮影があったのですが、その前にみんなで合宿をしました。白樺湖での高地トレーニング。朝から晩までずっと走りっぱなし。合宿以外ではみんなで集まって練習するときもあれば、スケジュールが合わないときは個人個人で練習することも。撮影中も朝や合間にみんなで走ったりしていましたね」。何か大きな一歩を踏むために走る特に冬の撮影は何よりもつらかったそう!「冬の朝の6時くらいから、すっごく寒いけどジョグして温めて、体作って、本番走って。で、また次の本番まで時間があるので、一回冷えた体をまた温めて…っていう、その繰り返しなんですよね。最後、体はボロボロになってました」。また、本作のもう一人の主役、天才ランナー・カケルを演じる林遣都さんとの掛け合いも大きな見どころだ。「林くん自身が一生懸命にカケルという人間と向き合っていたので、僕はもう安心しきっていました。彼はカケルをすごく頑張って、カケルになりきって真っ直ぐ向かってきますし、僕は割と受け止める立場の役だったんですけど、それをビシビシ感じるのは気持ち良くて、掛け合うのが楽しかったです。本当に一生懸命で真っ直ぐな俳優さんですね」。本作を通じて、「男が何かを背負って走ってる姿は美しい」ことが伝わるはず、とインタビューを熱い思いで締めくくる小出さん。実際に自身、いままでは「テレビがついていたら見る」レベルだった箱根駅伝に対して、見方が大きく変わったという。「この間、ある大学の合宿にお邪魔して見学をして、学生たちと話したんですが、僕が想像していたより何倍も走ることに懸けてる思いは強い。改めてカッコイイな、と思いました。(映画の中の)このメンバーもそうですが、走ることを生きがいとしてるわけじゃなくて、自分の人生の中で、何か大きな一歩を踏むために走ってる。それが感動につながるんですよね」。(photo:Yoshio Kumagai)小出恵介ロングインタビューをシネマカフェにて掲載中特集 真っ直ぐな眼差しの先■関連作品:風が強く吹いている 2009年10月31日より全国にて公開© 2009「風が強く吹いている」製作委員会■関連記事:あなたの人生を変えた出会いは?『風が強く吹いている』扇風機を5名様にプレゼント小出恵介、“絆”を強調!『風が強く吹いている』完成披露に富士山もお目見え目指すは箱根駅伝!『風が強く吹いている』試写会に50組100名様をご招待小出恵介がジャック・バウアーの声であのお兄さんを熱血指導!劇場マナー広告が完成走った!吐いた!小出恵介&林遣都、鍛え上げられたランナーの肉体美をアピール!
2009年10月19日“予想ガイ”なお兄さんを小出恵介=ジャック・バウアーが叱責!?メンバーの大半が陸上未経験者という寄せ集めの弱小の大学駅伝部が、一丸となって大学駅伝の晴れの舞台、箱根駅伝を目指す姿を描いた青春映画『風が強く吹いている』が10月31日(土)より公開される。某携帯電話のCMにおける“お兄さん”役で、すっかり日本のお茶の間になじみの顔となったダンテ・カーヴァーが、留学生役として本作に出演しているが、ダンテと主演の小出恵介による、映画館でのマナー向上を訴える広告動画がこのほど完成、本作のオフィシャルブログやyoutube上の「松竹チャンネル」、mixi動画で公開され、話題を呼んでいる。『風が強く吹いている』でダンテは丁寧な日本語を話す留学生・ムサを演じているが、こちらの広告動画では、そのムサが奇妙な和風の出で立ちで日本の映画館を訪れ、「日本ノ映画館ノマナーハ、厳シイデスネ」と漏らす。そこに登場するのが、駅伝部のキャプテン・ハイジ役の小出さん。「基本のマナーを守ればいいんだ!」と、携帯電話や騒音などの迷惑行為の禁止を力強く訴える……のだが、注目すべきはこの小出さんの声が、小出さん本人のものではなく、ドラマ「24」のジャック・バウアー(キーファー・サザーランド)の吹き替えでおなじみの声優・小山力也さんの声で吹きかえられている点!ダンテの丁寧な日本語と、なぜかジャック・バウアーの声を持った小出さんのマナー熱血指導のギャップに爆笑必至。これを見たらマナーを守らずにいられない?こちらの広告動画は全国31の劇場にて上映される予定。『風が強く吹いている』は10月31日(土)より全国にて公開。『風が強く吹いている』オフィシャルブログ■関連作品:風が強く吹いている 2009年10月31日より全国にて公開© 2009「風が強く吹いている」製作委員会■関連記事:走った!吐いた!小出恵介&林遣都、鍛え上げられたランナーの肉体美をアピール!小出恵介、女子マネの声援求む!林遣都は快走披露『風が強く吹いている』撮影快調
2009年09月09日