音楽プロデューサーの小林武史らが出演するコンサート「小林武史:交響組曲『円奏の彼方(Beyond The Circle)』~based on 柴田南雄『ゆく河の流れは絶えずして』~」が、7月28日・29日に開催することが決定した。15日よりチケット先行受付もスタートしている。同コンサートは、小林の他、安藤裕子・桐嶋ノドカ・Salyu・TOKUなど個性豊かなアーティストが出演。指揮者・寺岡清高率いるオーケストラととも音楽を奏でる。また小林は、世界最大級の国際芸術祭「大地の芸術祭2018 オープニングコンサート」のために、8楽章からなる交響組曲を新たに書き下ろす。この交響組曲は、日本の音楽に偉大なる足跡を残した作曲家・柴田南雄氏の「ゆく河の流れは絶えずして」をベースにしたもの。「ゆく河の~」は鴨長明の随筆「方丈記」をもとに、日本の音楽家の回顧を試みるものとして作られたと言われている。小林は「柴田南雄さんの作品をあらためて観て、ある種の"触媒"のようなあり方を感じたんです。柴田南雄という人にはインスピレーションを表現する天才的な表現者の部分もあるのですが、日本/欧米、日本/アジアなどを世界を相対化して考えた音楽の研究者という"知"の側面があった」と評する。「ゆく河の~」については「僕らの時代はいよいよAI が登場するまでになって、でも一方では東日本大震災のように自然の前ではまだ無力であることを思い知らされたりもする。そんな"無常"という大きなベクトルのなかで鴨長明が感じたこと、それを継いで柴田南雄さんが作った交響曲」と語っていた。
2018年05月17日「辻利 銀座店」から、夏期限定メニュー「辻利ソフト 夏のパルフェ」が登場。2018年5月15日(火)から8月31日(金)までの期間限定で発売される。京都宇治の老舗・辻利が関東で展開する唯一の店舗「辻利 銀座店」がこの夏に提案するのは、こだわりの抹茶ソフトクリームにを主役にした、あんみつ風のパルフェ。ソフトクリームの周りには、黒糖ゼリー、黒蜜、あんず、そしてわらび粉を使用した生八つ橋をトッピングした、夏にぴったりの涼やかな和の一品となっている。【商品情報】「辻利ソフト 夏のパルフェ」販売期間:2018年5月15日(火)〜8月31日(金)販売店舗:辻利 銀座店【店舗情報】辻利 銀座店(ぎんざみせ)住所:東京都中央区銀座6-10-1GINZASIXB2営業時間:10:30〜20:30TEL:03-6263-9988
2018年05月14日「スマートフード」インストラクター、そしてフランス式アロマテラピー〔MYTHΘSSALON〕のアロマテラピーインストラクターの資格も持つ浅倉利衣さん。前回ご紹介した子どもの暮らしに取り入れたいアロマテラピーのアイデアに続き、連載エッセイの第6回目はLIMIA世代の女性にすすめたいワンランク上のアロマテラピー活用術についてうかがいました。心と身体を癒す、アロマのあるバスタイムリラックスしたいときにはラベンダーを。リフレッシュしたいときはユーカリやペパーミントを……。以前は気分にあわせてエッセンシャルオイルの香りを楽しむ方法しか知りませんでしたが、ここ数年は資格を取ったこともあり、自分好みにブレンドしたり肌につけたりして、“美容と健康”のためにアロマを取り入れています。私が大好きなのは、リラックスの聖地(笑)である「バスタイム」で行うセルフケア。子どもがもっと小さかったころはカラスの行水程度しか入れませんでしたが、最近は時間のあるときにはここぞとばかりに楽しんでいます。汗をかいてすっきりと疲れを取りたいときは、発汗作用のあるジュニパー、サイプレス、グレープフルーツ、マジョラムなどのオイルがおすすめ。1種類でもいいですが、3~4種類を各3滴ほどバスタブに入れてブレンドするのもいいですね。バスソルトも入れると発汗が促されるような気がします。バスタブにつかりながら週1ペースでおこなうのが「クレイパック」です。汚れや余分な角質ケアのためのクレイにエッセンシャルオイルを混ぜて、顔や首、デコルテに塗ります。ブレンドするのは鎮静作用の高いラベンダーやジャーマンカモミール、クラリセージ、マジョラムがお気に入り。本を読みながらゆっくりとリラックスしたあと洗い流すと、くすみがちだった肌は明るい印象に。お風呂上がりのボディ&スキンケアにもエッセンシャルオイルを使います。ボディケアには、保湿作用はもちろんホルモンバランスを整えるゼラニウム、ローズ、ジャスミン、ネロリ、サンダルウッドなどのオイルを、ホホバオイルやマカダミアナッツオイルに混ぜて使います。化粧水はローズの芳香蒸留水にオイルを混ぜて使いますが、これからの季節はネロリが大活躍。肌の引き締めにつながるので、毛穴の開きが気になる季節にはピッタリです。ポーチにin!おでかけ時もアロマのチカラを借りて前回は子どものために持ち歩きたいアロマを紹介しましたので、大人の女性がポーチに入れておくのに便利なエッセンシャルオイルを挙げておきますね。「ローズ」は香水の代わりになるので便利。手首の静脈や耳たぶの裏などにちょんちょんとつけます。「ゼラニウム」は気持ちを整えて落ち着かせてくれるので、撮影のお仕事や大事なプレゼンの前など緊張しそうなときは鼻を近づけています。「ペパーミント」はマウスウォッシュ代わりに。「ラベンダー」は小さな切り傷につけたりします。外でもすぐにアロマにふれることができるという“安心感”も一緒にたずさえています。リミア世代の女性におすすめしたいエッセンシャルオイル3種初心者の方でもアロマのチカラをすぐに感じていただける3種類を挙げるなら、ラベンダー、フランキンセンス、ローマンカモミールがおすすめです。「ラベンダー」は一般的に知られるリラックス作用はもちろん、ニキビややけど、小さな切り傷のケアにもぴったり。お守り代わりに持っていたい1本です。「フランキンセンス」は呼吸器系にアプローチするもので、保湿にも使えるので、エアコンの風で部屋の空気が乾く夏にはおすすめです。「ローマンカモミール」の少し甘い香りは、興奮やイライラを抑えてくれますから、仕事などで気持ちの切り替えをしたいときにぜひ活用してみてください。ホルモンバランスが乱れやすい年代だからこそ年齢を重ねるにつれ、ちょっとしたストレスや寝不足、疲れが肌や体調にあらわれてしまうことを実感しています。でもだからこそ、エッセンシャルオイルが持つ「ホルモンバランスや自律神経を整える」という作用も、より実感しやすいなと思うんですね。私自身、いつもアロマを感じるライフスタイルに変えてから、美容面はもちろんですが、イライラしにくくなったりよりポジティブに物事を考えられるようになってきたりと、精神面への効果をひしひしと感じます。それは仕事のパフォーマンスに繋がったり、人間関係にも良い影響を及ぼしたり、さまざまなところに派生しているように思うんです。そしてもちろん、腸内環境の最適化にも。アロマにしても食にしても、私が学んで良かったなといつも思うのは、「身近な環境から少しずつ質を高めていくと、周囲に求めすぎず自分の力で幸せを感じられるようになる」ということ。自分の体調やライフスタイルに合ったものを自分自身で取捨選択でき、自分の意思で人生を楽しむ。そんなウェルネスなライフスタイルをこれからも送っていきたいなと思います。【浅倉利衣(あさくらりえ)】ライフスタイルプロデューサー、SmartFoodディレクター/認定インストラクター1977年、東京生まれ。大学卒業後、エルメスジャポン株式会社に入社し、10年間販売とバイイングを経験。その後、ミス・ユニバース・ジャパン元ナショナルディレクター、イネス・リグロンのパーソナルアシスタントを務め、グローバルにファッションと美容の世界に携わる。2017年に一般社団法人SmartFood協会認定インストラクター資格を取得。2017年秋からはSmartFoodブランドディレクターに就任。又、2018年にはMYTHΘSフランス式アロマテラピーインストラクター資格も取得。国内外の最新のウェルネス・食情報も含めた専門的な知識を活かし、ライフスタイルの質を高め、健康的にキレイになるメソッドやコツを発信している。●写真中村香奈子Instagram @rietokyo_フランス式アロマテラピー MYTHΘS SALON一般社団法人Smart Food協会公式HP【浅倉利衣のウェルネス・ライフスタイル #1】「おいしい」って幸せ。麹からはじめるスマートフード【浅倉利衣のウェルネス・ライフスタイル #2】スイーツも家族のために。米粉のマフィンでクリスマス【浅倉利衣のウェルネス・ライフスタイル #3】常備菜で時短&多様性を叶える、我が家の朝ごはん【浅倉利衣のウェルネス・ライフスタイル #4】子どもの未来のために「食事」ができること【浅倉利衣のウェルネス・ライフスタイル #5】子どもとわたし、アロマに寄り添う暮らし
2018年04月28日京都・老舗宇治茶専門店「祇園辻利」の宇治抹茶を使用した抹茶スイーツが楽しめるビュッフェ「抹茶スイートガーデン(MATCHA Sweet Garden 2018)」が、日曜日限定で京都センチュリーホテルにて開催される。期間は、2018年5月20日(日)から8月26日(日)まで。会場には約30種類のスイーツが勢ぞろい。中でも、注目は老舗宇治茶専門店「祇園辻利」の宇治抹茶を使用バラエティ豊かな抹茶スイーツだ。しっとりとしたスポンジ生地で抹茶クリーム、蜜柑のガナッシュをはさんだ「抹茶蜜柑のオペラ」や、シロップ漬けにしたブリオッシュに甘酸っぱいいちごのコンフィチュールと濃厚な抹茶ショコラのクリームをサンドした「抹茶のトロペジェンヌ」などがラインナップする。また、席につくとすぐに、おもてなしの一皿として登場する「INOMEMADO」も必食。花模様が飾られた抹茶のクッキーのハート型の窓から覗くと、中には、宇治茶専門店「祇園辻利」の抹茶をたっぷりとふりかけた濃厚なマスカルポーネクリームを使った抹茶のティラミスがつまっている。そのほか、フードやフルーツ約15種、アイスクリーム15種以上など、合計約60種のメニューを提供。今回、“幸せを呼ぶ窓”としてハート型の猪目窓が注目を集めている正寿院と初のコラボレーション。正寿院 客殿の天井を色鮮やかに彩る天井画や、風鈴まつりをイメージしたスイーツや装飾が店内に並ぶ予定だ。【詳細】「抹茶スイートガーデン(MATCHA Sweet Garden 2018)」会場:オールデイダイニング ラジョウ(京都センチュリーホテル2F)住所:京都府京都市 下京区東塩小路町680時間:1部13:30~15:00、2部15:30~17:00(90分制)料金:大人 4,500円、7-12歳 2,500円、4-6歳 1,200円(消費税・サービス料込)【問い合わせ先】TEL:075-351-0085(レストラン総合受付10:00~20:00)
2018年04月01日知識をつけて"賢く"食べて、健康と美しさを目指す「スマートフード」のインストラクターとして、新しい食の楽しみや考え方を教えてくれる浅倉利衣さん。実はフランス式アロマテラピー〔MYTHΘSSALON〕のアロマテラピーインストラクターの資格も持っています。連載の第5回目はちょっと趣向を変えて「アロマテラピー」について教えていただきました。食とアロマテラピーはまったく違うように思えて、大きな共通点があるのだとか。美と健やかさを意識した“大人の嗜み”というイメージがあるアロマテラピーですが、今回は子どものために取り入れられるアイデアについてお届けします。エッセンシャルオイルが入ったケースは我が家の“救急箱”「スマートフード」が目指すことのひとつに、食によって腸内環境を整えることが挙げられます。腸内環境が整うことで分泌されるホルモンは脳に働きかけ、自律神経のコントロールが促されると考えられているのです。脳と腸は密接に関わっていると言えますね。一方、今回ご紹介する「アロマテラピー」は脳にダイレクトに伝わる“嗅覚”を使う療法。皮膚から浸透させる方法もありますが、エッセンシャルオイルを“嗅ぐ”という行為のほうが手軽ですよね。その結果、自律神経のバランスが整い、腸内環境の最適化につながると言われているのです。つまり、アプローチの仕方は違えど、食とアロマの両方を取り入れれば、自己自然治癒力をさらに高めてくれるというわけです。我が家にはアロマは必需品!エッセンシャルオイルが50本ほど入ったこの木のケースは“救急箱”のような存在。常日頃からアロマを感じておきたいので、その日のコンディションにあわせて家で焚いたり、出先でも使えるように持ち歩いたりしています。明るく元気で過ごせるように、子どものおでかけグッズにアロマを子どもにいつもアロマの香りを感じていてほしいので、私は専用のタッセルにエッセンシャルオイルを数滴しみ込ませておでかけバッグにつけています。外出先でも明るく元気で過ごせるように、ユーカリ系や柑橘系のオイルをチョイスして。ユーカリレモンは虫よけに、柑橘系は明るく元気な気持ちにさせてくれるように。娘たちは母の想いをどこまで感じてくれるかはわかりませんが(笑)、いつもアロマの香りを感じられるライフスタイルを今から教えてあげたいと思っています。子どもと一緒に出かけるときは、抗菌・殺菌のためのエッセンシャルオイルや、エッセンシャルオイルで作ったスプレーなどを持ち歩いています。たとえば食事前後の殺菌には、ラベンダーウォーターのスプレーが便利。ラベンダーの芳香蒸留水に希釈したものを、小さなスプレー式ボトルに入れています。マンダリンやレモンなどの柑橘系の香りは子どもも好みやすいので、ブレンドによく使っています。また、ティーツリーも抗菌・殺菌にぴったり。小さな切り傷や虫刺されを鎮めるために使います。昼と夜でアロマを使い分けて、子どもの生活リズムを作る子どもにもアロマの香りを慣れ親しませている一番の理由は、規則正しい生活を送りやすくするため。食生活だけではなく、生活習慣も整えてあげたいので、アロマのチカラを借りて交感神経と副交感神経を上手に働かせ、日中は元気に活動して夜はコトンと寝てくれるように……。子どもの寝室には、副交感神経を促すラベンダー、スイートオレンジ、ローマンカモミール、ネロリ、フランキンセンスなどがおすすめ。どれもリラックスできて、気持ちを落ち着かせてくれる香りです。ローマンカモミールとネロリは、すごく興奮しているときやかんしゃくが強いときにもぴったり。フランキンセンスは保湿に繋がると言われているので、咳が出ているときなどに使います。わざわざ専用のキャンドルなどで熱したりしなくても、ぬいぐるみやパジャマの端にほんの少しつけてあげるだけでいいですよ。お風呂上がりにパジャマを着せているとき、娘が「ママ~、アロマちょんちょんして」と言ったりするので(笑)、香りの心地良さを感じてくれているんだろうなと思います。食事に気を使うのと同じように、アロマのある生活をアロマは知れば知るほど、その楽しみが広がります。私は知識を学んで実践に移すのが好きですが、癒される香りや好きな香りを感覚的に選んで使いながら実感していくのだってもちろんアリ。リラックスやリフレッシュ、質の良い睡眠への導入、抗菌・殺菌など、アロマが持つチカラは計り知れません。少量でも拡散するので、エッセンシャルオイルを垂らしたティッシュを置いておくのでもいいですし、マグカップにお湯をはってエッセンシャルオイルを垂らすだけでもいい香りが部屋中に広がります。食事に気を使うように、アロマをちょっと毎日の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。【浅倉利衣(あさくらりえ)】ライフスタイルプロデューサー、SmartFoodディレクター/認定インストラクター1977年、東京生まれ。大学卒業後、エルメスジャポン株式会社に入社し、10年間販売とバイイングを経験。その後、ミス・ユニバース・ジャパン元ナショナルディレクター、イネス・リグロンのパーソナルアシスタントを務め、グローバルにファッションと美容の世界に携わる。2017年に一般社団法人SmartFood協会認定インストラクター資格を取得。2017年秋からはSmartFoodブランドディレクターに就任。又、2018年にはMYTHΘSフランス式アロマテラピーインストラクター資格も取得。国内外の最新のウェルネス・食情報も含めた専門的な知識を活かし、ライフスタイルの質を高め、健康的にキレイになるメソッドやコツを発信している。●写真中村香奈子Instagram @rietokyo_フランス式アロマテラピー MYTHΘS SALON一般社団法人Smart Food協会公式HP【浅倉利衣のウェルネス・ライフスタイル #1】「おいしい」って幸せ。麹からはじめるスマートフード【浅倉利衣のウェルネス・ライフスタイル #2】スイーツも家族のために。米粉のマフィンでクリスマス【浅倉利衣のウェルネス・ライフスタイル #3】常備菜で時短&多様性を叶える、我が家の朝ごはん【浅倉利衣のウェルネス・ライフスタイル #4】子どもの未来のために「食事」ができること
2018年03月25日前回に続き、小林さんの文房具コレクションをご紹介。レトロで可憐なパッケージが素敵な空き缶は彼女のイメージにもぴったり。いただきもののお菓子の箱もつい集めてしまうと笑う。 書くことで永遠に生き続けられると気づけた。この世界を目指すきっかけは、幼少期に読んだある1冊の本だったと小林さん。 「小さい頃に、アンネ・フランクの『アンネの日記』を読んだんです。本の中で、彼女が作家かジャーナリストになりたいと書いてるんですが、10歳の私には、こんなにかっこいいお姉さんがいるんだと衝撃的で。そのときから私も作家になりたいと思っていました。〝私の望みは、死んでからもなお生き続けること〟と彼女は書いているんですが、書くことによって〝そうか! 死なないんだ〟ということが初めてわかって。作家を志すきっかけがこの1冊でした」 テンプレートを使ったドローイング風景。和紙、Gペンやインクも、小林さんの大切なパートナーだ。 自宅にあったこの『アンネの日記』が、彼女の運命を変えていくことに。 「しばらくそのことは忘れていたんですが、私が30歳を過ぎて父が80歳の誕生日を迎えた時に、その父が16〜17歳の頃につけていた日記をたまたま見つけて。それがちょうど戦時中の日記で、そこでアンネ・フランクと父が同じ年の生まれだったことに気づきました。そこで、アンネの日記と父の日記を持って旅をしてその二冊の同じ日の日記を読みながら、私自身も日記を書き記した本が『親愛なるキュリーたちへ』です。作家になりたい、何かを書きたいという私にとって、大きな転換点でしたね」 近年は、目には見えない放射能を題材にした作品も多く、膨大な知識も必要になる。一体何が、彼女の興味を駆り立てるのだろうか。 「よく社会的なことが好きと思われがちですが、なぜ自分が今を生きているのかを知りたいだけなんです。この時代のこの場所でこんな風に生きているということが、私にとってすごく不思議なことで。自分の半径5メートルくらいのことを突き詰めていくと、家族のことだったり、過去のことを考えざるを得なくなっていきます。戦争のこともですし。今につながる時間の中で何があったのかを調べる過程が続いているだけなんですよね。歴史に興味があるのではなくて、なぜ今があるのかっていうことへの疑問ですね。そういう目に見えないことを見たい、どうやったらそれを紙の上に描きつけられるんだろうといつも考えています」 小林さんの仕事デスクには、今まで手がけた作品が並んでいた。 この目に見えないものに興味が湧き始めたのは、ごく最近のことだという。どうやったら紙の上で表現できるのか、それを探りながら描くことはとても楽しいと小林さん。以前は、夜遅くまで仕事することも、土日に作業することも多かったというが、約2年前の出産を機にその生活は一変。お子さまを保育園に預けるようになってからも、今の生活のリズムを掴むまでには約1年かかったという。 「10ヶ月くらいの時から入園できたんですが、保育園の先生方のありがたさを、本当に実感しています。だいたい朝8時半〜9時くらいで保育園に連れて行き、お迎えに行く18時までが仕事の時間です。もう、すぐに時間が過ぎていってしまいます(笑)。やっぱり気持ちは焦りますね。時間の作り方も、まだわからないことがたくさんあって。いつも時間が足りないと感じていて、もっともっとやりたいという気持ちもあります。放射能の名付け親でもあるマリ・キュリーとか、子どもを2人も育てながらいったいどうやって研究を続けたんだろう、すごすぎる……とか考えたり。特に小説やマンガが佳境をむかえたときや展覧会前などは、家がカオスな状態に(笑)。そんなときは、〝でも、みんながみんなノーベル賞2度も受賞するような科学者級じゃないんだから!全部完璧じゃなくても、まあいいか〟っていう気持ちで過ごすようにしています」 優しい空気を纏っている小林さんのイメージからは、想像できない意外な一面。こんな風にときには力を抜くことも、働く女性には大切なことなのかもしれない。女性から憧れる対象である小林さんだが、ご自身の憧れる女性像とは? 「賢く、美しい女性ですね。10歳のときに出合ったアンネ・フランクがまさにそう!本がすごく好きなので、憧れる女性像も本の中の人物であったり、女性の作家さんだったり。その時々で変わっていますが、賢く美しい女性にはいつも憧れています」 自宅は本だらけという小林さん。タイトル買いをしたり、自分の好きな本をオススメしている方の推薦本をこまめにチェックしたりしているそう。そこで、彼女のオススメの本をいくつか教えてもらった。 「池田澄子さんという俳人の方で、『思ってます』という句集がおすすめです。あたりまえにある日常から、一気に過去や宇宙や魂へつながるような句に、いつも心打たれます。他にも、津島佑子さんの絶筆である小説『狩りの時代』や、ジュリー・オオツカさんの『屋根裏の仏さま』という、20世紀初頭に写真だけを見てアメリカ大陸へ渡っていった〝写真花嫁〟を題材にした小説も面白いですよ」 先頃まで、軽井沢ニューアートミュージアムで行われていた『Trinity展』では、初めてガラス作品に挑戦した。美しさに惹かれるというウランガラスで作ったドルマーク。 今描きたいのは、目に見えないこと。最後に、小林さんの今後の活動について率直に語ってもらった。 「コミックと小説、展示という表現で、目に見えない歴史のようなものを、今の私が生きているところから繋がっているように描いていけたらと思っています。特に、コミック『光の子ども』でも題材にしている放射能は、良いとか悪いと言った時点で、何か見えなくなってしまうものが大きいと思うんです。私は、そこからこぼれたものを見たいという気持ちなんですよね。 放射能って、それこそ発見された当時は夢みたいなエネルギーだったと思うし、それと同時にすごく恐ろしいものでもあって。でも、私たちは綺麗なモノに、心から惹かれていきますよね。例えば、ガラスにウランを少し混ぜると蛍光グリーンに光るんですけど、その姿がすごく綺麗なんです。当時は、電力や火力でもない光り輝く何かってすごくレアな存在で。それを見たときの感動たるや、すごいことだったんじゃないかと思っていて。自分自身もそこに惹かれちゃうなっていうのがわかるから、それを含めて描いていきたいと思っています。美しさと恐ろしさが一体化したものへ、一番興味が湧いています。 もう、勝手なミッション感ですね(笑)。描きたいっていう気持が大きすぎて、それは多分一生解決しないことだから、自分の中で見えないゴールに向かって励むという感覚です。自分が知りたい、納得できないことを解決したいという気持ち。それを誰かに観てもらえたり、読んでもらえたりして、その人にとってこういう見方もあるんだなって思っていただけたら嬉しいですね」 小林さんの原動力は、純粋に〝見えないモノを知りたい〟という気持ち。文字だけ並ぶと少し仰々しく感じるかもしれないけれど、それは私たちが日々感じている気持ちとなんら変わらないのかもしれない。クリエイターとして、そして母としてもますますパワーアップするであろう彼女の今後の活動も見逃せない。 【Profile】小林エリカ(こばやし・えりか)漫画家・作家・アーティスト。著書に、アンネ・フランクの日記と実父の日記をモチーフにした小説『親愛なるキティーたちへ』(リトルモア)、小説『彼女は鏡の中を覗きこむ』(集英社)など多数。今年の春には、第27回三島由紀夫賞候補、第151回芥川龍之介賞候補になった小説『マダム・キュリーと朝食を』(集英社)の文庫が発売に。連載も多数で、現在WEB『MilK JAPON』では「おこさま人生相談室』、雑誌『&Premium』では「文房具トラベラー』を担当中。放射能の歴史をめぐるコミック『光の子ども』は、リトルモアWEBで不定期連載。コミック本『光の子ども1,2』(リトルモア)も発売中。
2018年03月23日「小林 路子 菌類画の世界~きのこに会いにいきましょう!~」が京都の美術館「えき」KYOTOで開催。会期は2018年3月8日(木)から25日(日)まで。「小林 路子 菌類画の世界~きのこに会いにいきましょう!~」は、画家・小林路子による"きのこ"の肖像画を描いたアート「菌類画」を展示する企画展だ。これまでに小林が野生のきのこを描いた作品は約900点。その一部はすでに植物や菌類図譜の世界的コレクションを誇る英国キュー王立植物園に収蔵されるなど、学術界からも高い評価を得ている。会場では、そんな小林による菌類画の数々や"きのこ"の絵本などの原画約150点を展示。また、22名の作家による"きのこ"をモチーフにした個性豊かなグッズも登場し、"きのこ"の新しい魅力に出会うことが出来る。さらに、3月8日(木)には小林路子本人によるギャラリートークも開催。「菌類画」のパイオニアの語りを生で聞くことが出来る貴重な機会だ。【詳細】「小林 路子 菌類画の世界~きのこに会いにいきましょう!~」会期:2018年3月8日(木)~25日(日)会場:美術館「えき」KYOTO住所:京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町ジェイアール京都伊勢丹7階隣接開館時間:10:00~20:00入場料:中学生以上 500円※百貨店の営業時間に準じ、開館時間の変更あり。※入館は閉館30分前まで。【問い合わせ先】ジェイアール京都伊勢丹 大代表TEL:075-352-1111
2018年03月06日京都宇治の老舗「辻利」が展開する関東唯一の店舗「辻利 銀座店」より、春限定「辻利ソフト 春のパルフェ」が登場。2019年2月15日(金)から5月15日(水)まで販売される。「辻利ソフト 春のパルフェ」は、さくらあん、白玉、いちごを、「辻利 銀座店」一番人気の濃厚な抹茶ソフトクリームにトッピングしたパルフェ。桜の風味が香るもっちりしたさくらあんと、辻利こだわりの抹茶、旬のジューシーな苺が口の中で溶け合う、春ならではの贅沢な味わいに仕上がっている。【詳細】辻利 銀座店の期間限定メニュー「辻利ソフト 春のパルフェ」880円(税込)販売期間:2019年2月15日(金)~5月15日(水)販売店舗:辻利 銀座店住所:東京都中央区銀座6-10-1 ギンザ シックス 地下二階営業時間:10:30~20:30【問い合わせ先】辻利 銀座店TEL:03-6263-9988
2018年02月26日俳優で武道家の藤岡弘、が23日放送のTBS系情報番組『ビビット』(毎週月~金8:00~9:55)にVTR出演し、21日に亡くなった俳優・大杉漣さんへの思いを語った。2016年公開の映画『仮面ライダー1号』で大杉さんと共演した藤岡は、21日に訃報を聞き、「たまらなかったですね。一晩中寝られなかったですね」と悲痛な思いを明かした。同映画で大杉さんは、藤岡演じる本郷猛/仮面ライダー1号と戦う地獄大使役として出演。番組では、戦いに敗れそうになった地獄大使が「待て本郷、俺と戦ってくれ」と呼び止め、本郷猛が「体をいたわれ地獄大使」と返すと、「待て、頼む。待ってくれ本郷」と叫ぶシーンが紹介された。藤岡は「お互い見つめながら、『俺と戦ってくれ』と言った切ない哀願と『体をいたわれ地獄大使』と言ったあのシーンのあの言葉は、私の中でも一生忘れることができない」とそのシーンを振り返り、「いやーつらいね、つらい。あまりにも早すぎるね。この映像界にとっての大きな損失ですね。映画界にとっても」と早すぎる死を惜しんだ。また、「非常にきさくでね。あの強面の顔とは裏腹に、本当に人間くさい、心優しい温かい心の、とても深い方でしたね」と語り、「スタッフに差し入れでお芋をいただいて、みんなで焼いて食べた。非常に思いやりのある方で本当に楽しい撮影でした」と大杉さんの人柄が伝わるエピソードを語った。
2018年02月23日《クレマチス》2017年、木に彩色©Suda Yoshihiro/Courtesy of Gallery Koyanagi本物と見間違えるほどに精巧な花や草木の彫刻作品をインスタレーションで発表し、国内にとどまらず海外でも高い評価を受けている気鋭の美術作家、須田悦弘の展覧会「須田悦弘 ミテクレマチス」がヴァンジ彫刻庭園美術館にて開催される。独学で木彫の技術を身につけた須田は、薄い花びらや葉、細い蔓などを朴の木から繊細に彫り起こして彩色し、さまざまな植物を制作してきた。たった一輪の花や小さな雑草の作品が置かれることで空間全体の見え方が大きく変わり、私たちに新鮮な驚きをもたらす作品は、見ることそのものの意味を静かに問いかけているようだ。本展では、これまでも須田が関心を持って制作していたクレマチスを中心に、多数の最新作を展示。園芸品種としての歴史や、造形的な美しさへの関心から、対象を深く観察し作られる須田のクレマチスは、美に対する私たちの感性を刺激してやまない。さらに、作品と美術館の空間が密接に関係づけられる須田のインスタレーションという展示方法によって、ここだけでしか体験できない展示が生み出される。季節ごとに庭園を彩るクレマチスガーデンを併設する同美術館。春から秋にかけて約半年間の会期中、庭園ではさまざまなクレマチスが咲き、美術館と庭園の両方でクレマチスの競演を楽しめるだろう。なお、4月22日の15時から16時半に作家本人によるオープニングトーク、毎月第2・第4土曜日の15時15分からは学芸員によるギャラリートークが開催される他、今夏には作品の制作風景を特別公開予定。【展覧会情報】須田悦弘 ミテクレマチス会期:4月22日〜10月30日会場:ヴァンジ彫刻庭園美術館住所:静岡県長泉町東野クレマチスの丘 347-1時間:10:00~18:00(4~8月)、10:00~17:00(9・10月)(入館は閉館の30分前まで)休館日:水曜日(5月2日、8月15日は開館) 入館料:大人 1,200円(1,100円) 高・大学生 800円(700円) 中学生以下無料※( )内は20名以上の団体料金【イベント情報】須田悦弘、森啓輔(ヴァンジ彫刻庭園美術館学芸員)によるオープニングトーク日時:4月22日会場:ヴァンジ彫刻庭園美術館時間:15:00〜16:30定員:100名(全席自由・要予約)料金:当日の入館料のみ予約方法:電話にて受付(055-989-8785)※水曜休
2018年02月14日京都・宇治の老舗、辻利よりバレンタイン限定「辻利ショコラ コレクション」の新作チョコレートが登場。2018年1月下旬より、全国百貨店催事および辻利 銀座店にて発売する。“茶匠とパリの出会い”をコンセプトに生み出される、厳選した宇治抹茶を使った抹茶ショコラのコレクション「辻利ショコラ コレクション」。2018年は、「抹茶くらべ」と「トリュフ」を新発売する。「抹茶くらべ」は、宇治抹茶の濃度別の風味を楽しむ6種類のフレーバーがセットになった、チョコレートタブレット。まろやかなミルクを感じられる1%、抹茶とミルクのバランスを楽しむ3%、5%、7%、抹茶の奥深い味わいと苦みが特徴の10%、フリーズドライ苺にさくらが香る「さくら苺」のフレーバーが揃う。茶を挽く石臼を象った、シンプルな円形のフォルムがスタイリッシュな雰囲気のチョコレートとなっている。「トリュフ」は、なめらかな抹茶ガナッシュをあん入り抹茶チョコペーストで包んだチョコレートトリュフ。濃厚な抹茶の「ヴェール」、ほろ苦い「ノワール」、国産ゆずをちりばめホワイトチョコで包んだ「ブラン」の、3種の味わいが揃う。【詳細】辻利ショコラ コレクション発売時期:2018年1月下旬販売場所:辻利 銀座店、全国百貨店催事・抹茶くらべ 1,944円・トリュフ 4個入 1,404円、6個入 2,106円・辻利コレクション6個入 1,912円※価格は全て税込。【問い合わせ先】片岡物産 お客様相談室 フリーコールTEL:0120-941440
2018年01月22日忙しい年の瀬でも、家族や仲間と楽しみたいのがクリスマスです。ライフスタイルプロデューサーとして活躍する浅倉利衣さんの連載第2回目は、楽しくヘルシーに過ごすクリスマスのアイデアをご紹介。利衣さんがインストラクターを務めるスマートフードのメソッドにのっとったスイーツは、すぐにでも試したい一品です!家のあちこちにクリスマスのエッセンスを散りばめてクリスマスも近づき、心が華やぐ季節。今年の計画はもう立てましたか?私はクリスマスイブが誕生日ということもあり、結婚前や新婚時代はふたりでレストランで祝ったものですが、子どもが生まれてからは自宅でクリスマスを迎えることが多くなりました。最近は飾りつけを手伝ったりと、娘たちも積極的にクリスマスを楽しんでくれているようです。モミの生木の用意するのが我が家のこだわり。クリスマスまでの期間は、テーブルにもクリスマスらしさを添えています。リースをキャンドルにあわせてデコレーションしたり、ツリーのオーナメントをテーブルやプレートにのせるだけで、雰囲気あるテーブルセッティングが演出できます。部屋のコーナーやチェストの上にもちょっとした工夫をするだけでクリスマス感はアップしますので、家のあちこちに散りばめて楽しみたいですね。アイデア満載!スマートフード的「グルテンフリーチョコレートマフィン」クリスマスは娘たちと一緒にスイーツを作る予定です。私がインストラクターを務めるスマートフードでは、おいしく食べて賢く健康を目指すレシピをたくさん紹介していて、スイーツのメニューも豊富です。今回ご紹介する「チョコマフィン」は、スマートフードのレシピを個人的にアレンジしたもの。子どもたちも大好きで、しかもギルティーフリーであげられます。私は、チョコレートマフィンには米粉を使用しています。スイーツだけでなく、パスタやピザ、ラザニア……小麦粉を使ったものは確かにおいしいですよね。でも意識していないとどうしても摂取過多になりがち。そこで、家庭でスイーツを作るときは、米粉を積極的に使っています。チョコレートの代わりにはココアパウダーを、上白糖ではなくメープルシロップを使用することで、おいしさもヘルシーさも「両方叶えたい!」のが私の性格(笑)。それからマフィンには、果糖が少なめで抗酸化力があると言われていて、皮ごと食べられるため食物繊維が豊富に摂れるブルーベリーとラズベリーを入れています。ベリーの酸味とココアの甘さは相性が抜群で、とてもおいしいんです。マフィンには、ホイップクリームの代わりにヨーグルトで作ったクリームを絞ってデコレーションしています。水切りしたヨーグルトに加えるのは食物繊維が豊富な「レジスタントスターチ」です。これは消化されにくい難消化性のでんぷん。食後だけでなく空腹時の血糖値を下げ、腸機能をサポートします。いわゆる善玉菌を増やし、便秘、腸内炎症や肥満の緩やかな改善につながると考えられているんです。ホイップクリームを敬遠する女性でも、このクリームなら抵抗なく楽しめるはずです。リカバーすればOK。好きなものを楽しむ豊かな「ベター思考」デコレーションの仕上げには、粉雪に見立ててパウダーシュガーを振りかけます。パウダーシュガーは普段あまり摂らない食材ですが、特に溶けないパウダーシュガーはホワイトクリスマス感を演出することができ、子どもたちも「雪だ、かわいい!」と大喜びです。前回もお話ししましたが、スマートフードが掲げているのは「ヘルス」ではなく、暮らしが豊かになる「ウェルネス」。心の充実度も大切にしたいから、クリスマスの演出を楽しむために使うパウダーシュガーは私の中でOKなんです。食や健康のことを一生懸命に勉強しはじめると「オーガニックじゃないとイヤ」「甘いものなんて食べない」とかたくなになってしまうこともあります。スマートフードの考え方で私が共感したのは、まずおいしくあること。さらにヘルスより「ウェルネス」を優先していること。そして今回もうひとつお伝えしたいのが、「ベスト思考」ではなく、「ベター思考」を大切にするということなんです。ベストを追求しなければならないと思うと、精神的にも経済的にも辛くなりがち。たった一回、決めていた通りにできなかっただけで、一気に挫折してしまう傾向もありますよね。でも、ダイエットにしろ美容にしろ健康的な食生活にしろ、続けなければ意味がない。そのためには、ベター思考で無理なく続けていく方が心身共に断然ヘルシーだと思います。また、普段から免疫活性を促す食生活をしていれば、避けることができない、身の回りのさまざまな老化ストレスだって過度に不安を抱かなくてもいいんです。ただ好きなものを食べていい、と自分を甘やかすのではありません。知識を持たずにジャンクなものを食べるのと、ジャンクなものを食べてもリカバーできる知識をもって食べるのとは雲泥の差。クリスマスや年末年始は、どうしても食べすぎてしまいがちですが、スマートに調理法や食材を選んで工夫を楽しみながら過ごしたいですね。【浅倉利衣(あさくらりえ)】ライフスタイルプロデューサー、SmartFoodディレクター/認定インストラクター1977年、東京生まれ。大学卒業後、エルメスジャポン株式会社に入社し、10年間販売とバイイングを経験。その後、ミス・ユニバース・ジャパン元ナショナルディレクター、イネス・リグロンのパーソナルアシスタントを務め、グローバルにファッションと美容の世界に携わる。2017年に一般社団法人SmartFood協会認定インストラクター資格を取得。今秋からはSmartFoodブランドディレクターに就任。国内外の最新のウェルネス・食情報も含めた専門的な知識を活かし、賢く食べて健康的にキレイになるメソッドやコツを発信している。Instagram @rietokyo_一般社団法人Smart Food協会公式HP「おいしい」って幸せ。麹からはじめるスマートフード【浅倉利衣のウェルネス・ライフスタイル #1】●写真中村香奈子
2017年12月16日長くファッション業界の第一線で活躍し、現在はライフスタイルプロデューサーとして活躍する浅倉利衣さん。SNSなどで発信される洗練されたライフスタイルは、多くの女性の支持を集めています。そんな利衣さんが最近新しい“食スタイル”にハマっているという噂を聞きつけ、ご自宅へお邪魔することに。いつも明るくイキイキした利衣さんの美しさの理由を探ります!賢く食べて、美しく健康を目指す「スマートフード」私が「食」について学びたいと思ったのは、妊娠がきっかけなんです。私はもともと丈夫で、仕事で無理をしても暴飲暴食をしても体を壊したことはほとんどなかったし、健康志向をうたう食べ物は「味気なさそう、物足りなさそう」と思っていたし、運動は好きでよく体を動かしていたので、「食べた分運動してるから大丈夫でしょ」なんて思っていました。子どもにいいものを食べさせたいと思って学びはじめたころに出会ったのが「スマートフード」という考え方です。スマートフードとは、名前の通り、知識をつけて“賢く”食べて、健康と美しさを手にいれようというもの。もともと子どもにいいものを食べさせたいという気持ちで勉強をはじめたのに、自分自身の美容面や主人の心身の健康面にも良い変化がでてきて、これは一人でも多くの人にすすめたいなと。何かとても良いものを見つけたり感動した経験って、誰かに話したくてしかたなくなりませんか?私にとってスマートフードはまさにそれ。授業のときも、「ねぇねぇこれすっごくいいの、ちょっと聞いてよ」みたいな感覚です(笑)。おいしいだけじゃない。塩麹と醤油麹の魅力って?今回ご紹介するのは、私がスマートフードを学びはじめてから一番最初に家庭料理に取り入れた「麹」です。何年か前に大流行しましたよね。ブームで終わらせるのはもったいないすぐれた食品で、わが家では塩麹のほかに、醤油麹も常備しています。スマートフードの調理実習でも、塩麹と醤油麹はよく使う発酵調味料です。お肉を塩麹や醤油麹に一晩つけて焼けばやわらかくなり旨味も増し、さらにおいしくなりますよ。お魚は買ってきたらすぐに塩麹につけるとくさみがなくなり、魚嫌いだった娘たちも今では「おいしい!」と食べてくれるようになりました。れんこんやにんじんなどの根菜を塩麹にひと晩つけて、ハンバーグやつくね、カレーをつくってもおいしいんです。一番手軽なのは、納豆のタレ代わりに醤油麹を使うこと。納豆菌と麹菌が同時にとれて、5秒で腸内フローラのためになる食材のできあがり。塩麹はご自宅で簡単にできるので、ぜひつくってみてください。材料は「麹と塩と水」だけ。材料をあわせたら、常温において1日1回かき混ぜます。冬なら10日~2週間でできあがるので、その後は冷蔵庫で保存します。醤油麹は麹と醤油だけでできるのでもっと簡単。1日1回かき混ぜるたびに発酵が進むのがわかって楽しいですよ。ヘルスより大切なのは、豊かな毎日を作る「ウェルネス」塩麹と醤油麹は発酵食品なので、腸内のいわゆる善玉菌を増やし免疫力の向上につながると言われています。“幸せホルモン”と呼ばれるセロトニンやドーパミンといった神経伝達物質の前駆体は、腸でつくられるってご存じでしたか?つまり、脳と腸は密接につながっているんです。“幸せホルモン”が増えると自然とポジティブになるので、ストレスが多い現代人は腸内環境を整えることがとても大切なんです。スマートフードの最大の魅力は「おいしい」が大前提であること。しかも身近な食材で家庭でも手軽につくれるものばかりです。さらに私が気に入っているのは「ヘルス」より「ウェルネス」を大切にしようというスマートフードの考え方です。健康のためだけに食べるのではなく、より豊かで充実したライフスタイルを送るためにおいしく賢く食べる。この連載を通して、無理なく取り入れられる「スマートフード」の考え方やレシピなどをお伝えしていけたらと思っています。【浅倉利衣(あさくらりえ)】ライフスタイルプロデューサー、SmartFoodディレクター/認定インストラクター1977年、東京生まれ。大学卒業後、エルメスジャポン株式会社に入社し、10年間販売とバイイングを経験。その後、ミス・ユニバース・ジャパン元ナショナルディレクター、イネス・リグロンのパーソナルアシスタントを務め、グローバルにファッションと美容の世界に携わる。2017年に一般社団法人SmartFood協会認定インストラクター資格を取得。今秋からはSmartFoodブランドディレクターに就任。国内外の最新のウェルネス・食情報も含めた専門的な知識を活かし、賢く食べて健康的にキレイになるメソッドやコツを発信している。Instagram @rietokyo_一般社団法人Smart Food協会公式HP●写真中村香奈子
2017年12月09日岡田利規主宰のチェルフィッチュが2004年に初演し、岸田國士戯曲賞も受賞した『三月の5日間』が、オーディションで選ばれた若者たちとのリクリエーションによって生まれ変わる。【チケット情報はこちら】「初演からの13年間で、僕が置かれている環境も演劇観も、大きく変わりました」と岡田は言う。「以前は、現実にある話し方や身体を、拡大し誇張した形ではあるけれどそのまま舞台上に持ち込みたいと考えていましたが、今の自分に大事なのは、観客に何かを引き起こすための現象としてのパフォーマンスであること。俳優の見せ方にしても、かつては自分の方法を彼らにどうインストールするかに強いこだわりがあったけれど、今はそれ以上に、それぞれの個性を際立たせたいと考えています。それは演出力がついたからでもあるのでしょうが、僕の手法が取り沙汰されたり面白がられたりしたことが、僕自身に影響を及ぼし、スタイルよりエフェクトに関心を向けたとも言えそうです」今回の出演者7名のほとんどは20代前半。かつて同時代を描いていた作品も、彼らには物心つく前の昔話だ。「パフォーマンスと観客によって生み出されるものを上演と呼ぶならば、彼らはその関係を作るのがうまい。上演を阻害する、こわばりみたいなものがないんです。それは7人の個人の力でもあるけれど、もしかしたら、小さいころから写真を撮られ慣れていて、しかもそれをその場ですぐ確認できた彼らの、世代的なアドバンテージかもしれないと、ここ数週間思っています。以前、海外でチェルフィッチュが『インプロージョン』、つまり内側で爆発していると評された時、僕はまさにそれが自分のやりたいことだと感じたし、こわばりもそのために有効でしたが、現在では“見る/見られる”の関係を重視しているので、見られるスキルが高い彼らの力に期待しています」稽古で俳優達に頻繁に言った言葉は、「観客」、そして「想像」。「俳優には、想像を持ち、それが自分に及ぼす影響を被ることを求め続けました。これも、初演時とは違いますね。そして、今回の舞台が僕にとってすごく納得できるものになることで、この“想像原理主義”的な作り方をやめる時が来るかもしれないという気がしています。例えば能に色々な謡曲が存在するように、想像ということをフォーマットに様々な作品を作ってもいいとは思いますが、別のフォーマットを作りたいとの気持ちも強い。『三月の5日間』がもたらす経験によって変わった僕が、前とは違う『三月の5日間』を作り、それが満足のいくものとなることで、さらに新しいところにいけたら、と願っているんです」公演は12月1日(金)から20日(水)まで、神奈川・KAAT 神奈川芸術劇場大スタジオにて。その後、愛知、京都など各地を周る。チケット発売中。取材・文:高橋彩子
2017年12月07日グラフィックデザイナー、ムービーディレクター、アートディレクターなど多彩な顔を持ち、幅広い分野で作品制作を行う安田昂弘の3度目となる個展「イマージュ(EMERGE)」が、中目黒のボイルド(VOILLD)にて、12月9日から2018年1月14日まで開催される。Takahiro Yasuda exhibition ‘The end of watch’ at VOILLD | 2016安田昂弘の作品は、研ぎ澄まされているようで遊び心のあるデザインや、シンプルで単調に見えて複雑に組み重なった線や面は、彼の思考とコンピューターグラフィックとしての美しさが反映され構図化されている。本展では、近年、安田昂弘が着目し疑問を抱き続け、作品を作る上での根本的な題材ともなっている「見る」という事を軸にされている。その興味や影響から感じる「気配」という曖昧な存在をグラフィックでどのように体現できるかに迫り、新たなマテリアルと印刷技法を用いて作品が制作された。会場ではグラフィックをベースにした平面作品、約10点を展示予定。また、12月8日の19時から22時には、アーティストを囲みオープニングレセプションを開催。同日の23時からは中目黒ソルファにてマッカチン(MACKA-CHIN)、DJ アッパーカット(DJ UPPERCUT)、トーキョー・ヘルス・クラブ(TOKYO HEALTH CLUB)らが出演するアフターパーティーも開催される。【展覧会情報】Takahiro Yasuda 3rd Solo Exhibition “EMERGE”会期:12月9日~2018年1月14日会場:ボイルド(VOILLD)住所:東京都目黒区青葉台3-18-10 カーサ青葉台B1F時間:14:00〜19:00、土日14:00〜18:00休館日:月曜、火曜、祝日(12月25日〜2018年1月5日)
2017年11月29日俳優の三宅弘城さんが、ケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)さんの舞台の裏側について明かしました。生来の明るさと軽妙さ、そして独特のトボけた妙味で、いまやドラマに映画にと活躍中の三宅弘城さん。「昔から、イケメンよりも面白い方がカッコいいと思っていたんですよね。ドリフが大好きで漫才ブームに熱狂して…。そもそもお芝居をやりたいと思ったことは一回もなく、たけし軍団に入りたかったくらいで」そんな時、ケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)さんが作・演出の劇団健康の舞台に出合う。「ここに入りたい、ここの世界に入ってみたいと思ったんですよね」劇団健康を前身に持つナイロン100℃は、いまや第44回公演を迎えるほどに。そして、三宅さんは劇団の看板のひとりに数えられる。「いまだに台本をもらうたびにワクワクするんですよ。稽古が進むうちに、徐々に台本が上がってきて、新しく作られたシーンがオープニングになったり、時にはセリフが差し替わることもあって、完成に近づいて、まさかこんな展開に?って、やってるこちら側が驚いたりすることも多いんです」次回作『ちょっと、まってください』は、KERAさんの3年ぶりとなる待望の書き下ろし。「今回、別役実さんの作品に近い不条理テイストになると聞いていたんですが、別役さんぽいシーンもあるんですけれど、やっぱりKERAさんなりの不条理なホンになってきててニヤニヤします」脚本もさることながら、またその演出にもエッジが利いている。「たとえば、テンポのいい芝居が続くと、急に、ここから空気を転調させたい、と言われるんです。その通りやると、不思議な間が生まれてクスッと笑えたりして。最近、KERAさんは他の作家さんの作品を演出することが増えてきて顕著になっていますけど、僕らが普通に読むだけじゃわからないような笑いどころを、演出でわかりやすく教えてくれるんです。“面白”を際立たせることのできる演出家なんだと思います」今回は乞食と金持ちの家族が、ちょっとずつ入れ替わる話なのだとか。「毎日稽古のたびに、こんな面白がり方もあるんだって驚かされます」みやけ・ひろき1968年1月14 日生まれ、神奈川県出身。グループ魂のドラマー・石鹸としても活躍中。放送中のドラマ『今からあなたを脅迫します』(NTV系)にも出演している。ナイロン100℃ 44th SESSION『ちょっと、まってください』劇団としては2年ぶりの本公演、3年ぶりの新作に。近年、劇作家としてはもちろん、チェーホフ作品など演出家としても高い評価を集めるKERAさんだけに期待が高まる。11月10日(金)~12月3日(日)下北沢・本多劇場作・演出/ケラリーノ・サンドロヴィッチ出演/三宅弘城、大倉孝二、みのすけ、犬山イヌコ、峯村リエ、水野美紀、遠藤雄弥、マギーほか全席指定6900円(税込み)キューブTEL:03・5485・2252三重、兵庫、広島、北九州、新潟公演あり。※『anan』2017年11月15日号より。写真・土佐麻理子インタビュー、文・望月リサ
2017年11月14日祇園辻利から、濃厚な抹茶を使用したクリスマスアイスデコレーションケーキが登場。2017年11月1日(水)より、祇園辻利 祇園本店・京都駅八条口店、茶寮都路里 高台寺店、公式オンラインストアにて予約受付をスタート。祇園辻利がクリスマスに向けて贈るのは、自慢の抹茶アイスクリームとバニラアイスを二層に重ねたアイスクリームケーキ。贅沢に宇治抹茶を使用した抹茶アイスクリームは、口どけなめらかで濃厚な味わいが魅力だ。抹茶アイスの上には、ストロベリー、フランボワーズ、ブルーベリー、グロゼイユの色鮮やかな4種のベリーをデコレーション。抹茶のほろ苦さとアイスクリームの甘さ、そしてベリーの甘酸っぱさが絶妙にマッチした和の一品に仕上がっている。【商品情報】祇園辻利「クリスマスアイスデコレーションケーキ」予約期間:2017年11月1日(水)〜 ※限定数に達し次第、予約終了価格:4,320円(税込)※ドライアイス・保冷箱・送料込みの価格。※祇園本店・京都駅八条口店・高台寺店で受け取りの場合は、3,456円(税込)内容量:1,000ml直径:17cm<予約申し込み先>TEL:075-525-1122店頭予約:祇園辻利 祇園本店・京都駅八条口店、茶寮都路里 高台寺店※オンラインストアでも受付。
2017年11月10日京都 宇治の老舗、辻利の店舗「辻利 銀座店(ぎんざみせ)」では、11月1日よりGINZA SIX限定で、宇治抹茶とフランス産AOP発酵バターをたっぷり使用したクリスマス ケーキ「ブッシュ・ド・ノエル」を予約販売します。■クリスマス ケーキ「ブッシュ・ド・ノエル」の特徴・ブッシュ・ド・ノエル辻利の宇治抹茶とフランス産AOP発酵バターをたっぷり使用したプレミアムなブッシュ・ドノエルです。フィリングのフランボワーズのバタークリームが更なる華やかさを演出。特別なクリスマス タイムに、素材にこだわった贅沢な逸品です。価格: 3600円(税込3888円)販売期間: 11月1日(水)から予約受付12月22日(金)~24日(日)店頭受け渡し販売店舗:辻利 銀座店<GINZA SIX 30台限定>■「辻利 銀座店」店舗概要【住所】東京都中央区銀座6-10-1GINZA SIX B2【営業時間】 10:30~20:30【電話番号】 03-6263-9988(お問い合わせ先)辻利 銀座店TEL 03-6263-9988
2017年10月22日祇園辻利とカフェコムサのコラボレーションケーキ「お抹茶練乳ムースのフリュイ」が登場。京カフェコムサ限定で展開される。2017年6月に登場したコラボレーションパフェに次ぐ、「お抹茶練乳ムースのフリュイ」は、濃厚なマスカルポーネがベースのフリュイ。トップには宇治茶・祇園辻利の抹茶と練乳を合わせたムースや、イチゴやキウイなどのフルーツが盛り付けられた。彩り豊かなムースとフルーツが美しく飾り付けられたケーキでは、果実と抹茶の絶妙なコンビネーションを楽しむことができる。また、京カフェコムサでは、同じく祇園辻利とのコラボレーションメニューとして、「玄米茶とキノコのごま豆乳うどん」を発売。こちらは、ごま豆乳うどんの上にアクセントとして利かせた祇園辻利の玄米茶が食欲をそそる一品に仕上がっている。【詳細】祇園辻利×カフェコムサ 京カフェコムサ限定メニュー発売日:10月2日(月)販売店舗:京カフェコムサ限定住所:京都府京都市東山区祇園町北側275番地祇園くろちくビル2F営業時間:10:00~19:00 ※土曜日は21:00まで営業価格:・「お抹茶練乳ムースのフリュイ」 972円・「玄米茶とキノコのごま豆乳うどん」 単品 875円 セット 1,080円※価格は全て税込み【問い合わせ先】TEL:075-533-9360
2017年10月07日京都の宇治茶専門店「祇園辻利」からスキンケアクリーム「抹茶ばぁむ」が登場。2017年9月22日(金)より発売される。「抹茶ばぁむ」は、祇園辻利の抹茶コスメ第1弾として2016年9月の発売され、人気を博した「抹茶りっぷくりーむ」に続く抹茶コスメ第2弾となる。クリームには、祇園辻利の最高級抹茶「御濃茶 建都の昔(けんとのむかし)」を使用。また、アルガンオイルやホホバオイル、シアバターのほか、お茶のとれる「チャノキ」と同じ、ツバキ科ツバキ属である「ユチャ」の種子から採取したオイルを配合した。さらに、仕上げに金箔をあしらった、高級感のあるクリームだ。使う度にほんのりと自然で優しい香りが漂い、就寝前の肌のお手入れやかさつきの気になる箇所に塗るなど、オールマイティに使用することができる。京都らしさを感じる、竹製の容器もポイント。さらに、パッケージには瑞々しい摘みたての茶葉をデザインした。ギフトやお土産にもぴったりなスキンケアクリームとなっている。【詳細】抹茶ばぁむ発売日:2017年9月22日(金)価格:2,160円(税込)内容量:10g取り扱い:◆京都祇園辻利:祇園本店・京都駅八条口店茶寮都路里:京都伊勢丹店・高台寺店◆東京祇園辻利:東京スカイツリータウン・ソラマチ店茶寮都路里:大丸東京店
2017年09月24日「辻利 銀座店」では、秋限定メニュー「辻利ソフト 秋のパルフェ」を、2017年9月14日(木)から11月末まで提供する。2017年4月、東京・銀座の新商業施設「ギンザ シックス」内にオープンした「辻利 銀座店」。和の雰囲気とモダンなたたずまいを融合した店内では、お茶や限定スイーツの販売スペースに加え、こだわりの抹茶メニューをテイクアウトできるカフェスタンドも併設している。そんな「辻利 銀座店」が秋限定メニューとして考案したのが、こだわりの抹茶を使った抹茶ソフトクリームに、スイートポテトと甘く煮たりんご、そして栗の八つ橋をそえた秋の味覚満載のパルフェ。京都宇治の老舗「辻利」が“抹茶の新感覚体験”をテーマに展開する関東唯一の店舗「辻利 銀座店」でしか味わえない、贅沢な和スイーツとなっている。【商品情報】「辻利 銀座店」秋限定メニュー「辻利ソフト 秋のパルフェ」販売期間:2017年9月14日(木)〜11月末価格:950円(税込)【店舗情報】辻利 銀座店住所:東京都中央区銀座 6-10-1 GINZA SIX B2営業時間:10:30~20:30
2017年09月07日フリーアナウンサーの小林麻耶(38)が5日、自身のブログを更新。6月22日に亡くなった妹・小林麻央さん(享年34)の納骨を終えたことを報告した。麻耶は「本日、納骨を終えました」と報告。「今日は、汗ばむ陽気でしたが、時より吹く風が心地よく妹が、みんなを優しく包んでいるのかなと思えました」と、風に麻央さんを感じたという。そして、「また、今日、暗い気持ちになりそうなときクスッと笑える出来事があったり、いつでも一緒だよ、大丈夫。と、言ってくれているようでした」とつづり、「コメント、ありがとうございます。心から感謝です」と読者にも感謝した。麻央さんの夫で歌舞伎俳優の市川海老蔵もこの日、ブログで「納骨と七十五日祭滞りなく終える事が出来ました」と報告していた。
2017年09月05日フリーアナウンサーの小林麻耶が3日、自身のブログを更新。6月22日に乳がんで亡くなった妹・小林麻央さんとのエピソードを明かした。麻耶は、義弟で歌舞伎俳優の市川海老蔵と甥の勸玄くんがこの日、「七月大歌舞伎」の初日を迎えたことを報告し、「今日から27日まで、祈ります」とコメント。そして、「母の友人と旦那様から素晴らしい胡蝶蘭が届きました」と、「御祝堀越勸玄さま」と記された胡蝶蘭の写真をアップし、「樋熊夫妻の愛とともにお部屋が華やかになりました。ありがとうございます。妹もすごく喜んでいるように感じます」と感謝した。続けて、「樋熊哲也さんには妹の婚約会見の時のお着物を作っていただきました」と説明し、婚約会見時の海老蔵と麻央さんの2ショット写真をアップ。「妹の婚約会見を見に、こっそり会場に行ったことを思い出しました。『おねーちゃん、心配しすぎだよ~』幸せそうな笑顔で言っていました」と会場にいたことを明かし、「いつだって一緒にいたくて、いつだって気になる存在です」とつづった。
2017年07月04日フリーアナウンサーの小林麻耶(37)が29日、自身のブログを更新。妹の小林麻央さん(享年34)が亡くなって1週間たった今の心境を明かした。麻耶は「おはようございます!」というタイトルで更新。「たくさんのコメントありがとうございます。ブログの存在に支えられています。ありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えた。そして、「新しい一日が始まりました。時が過ぎていく実感はないのに、確実に日は進んでいるんですよね」としみじみ。「妹はどこか遠くの病院に入院していて、今は会えない... そんな感覚になっています」と自身の心境を表現し、「私のことが心配で、そばにいてくれているのかな。ありがとう」とつづった。
2017年06月29日22日に乳がんで亡くなった小林麻央さん(享年34)の姉でフリーアナウンサーの小林麻耶(37)が27日、自身のブログを更新。妹がいない喪失感や悲しみを打ち明け、「不思議と今まで以上に妹を感じています」という感覚も明かした。麻耶は「はじまり。」というタイトルで更新し、励ましの声に感謝。「昨日で執り行わなくてはならないこと終え、今日から日常が始まっています」と報告するも、「寝ているのか、寝ていないのか、よく分からない状態の夜が続いていますが、妹がいないという喪失感で目が覚めるのは耐え難いものです」と悲しみが消えることはない。そして、「不思議と今まで以上に妹を感じていますし、そばにいるのかもと思える瞬間も数々あるのですが、もう... 目を合わせて話せないし、声も聴けないし、触れることができない。悲しいです。寂しいです。辛いです」と吐露。「一日一日悔いなく過ごせるようにしてたけれど、でも、もっともっともっと... ... という想いが出てきてしまいます」と打ち明けた。また、「子供たちは、大丈夫かな、、、。大丈夫ではないですよね。私の出来る限り、寄り添いたいと思います」と麻央さんと歌舞伎俳優・市川海老蔵の子供である麗禾ちゃんと勸玄くんを心配。海老蔵とドラマや舞台で共演した俳優の山田純大が連日家に来て子供たちと遊んでくれていることも明かし、「どれほど救われているか分かりません」と感謝した。さらに、「姪っ子甥っ子2人とも純大さんが大好きで大好きで大好きで大好きで大好きで、純大さんの話しをするだけで、顔色も声色も変わるくらいそんな純大さんが遊んでくださるので、それはそれは楽しそうで嬉しそう。大はしゃぎタイムです」と2人の様子をつづり、「純大さんという存在が現れてくれたこと、奇跡だと思います。それくらい有り難いです。人は人に救われますね。山田純大さん、本当にありがとうございます。心から感謝いたします」と感謝の言葉を重ねた。
2017年06月27日22日に乳がんで亡くなったフリーアナウンサー・小林麻央さん(享年34)の姉でフリーアナウンサーの小林麻耶(37)が26日、麻央さんが亡くなってから初めて自身のブログを更新し、現在の心境をつづった。麻耶は「たくさんのコメントありがとうございます。ゆっくり読ませて頂きます。本当にありがとうございます。ご心配していただいたのにもかかわらず、今日までブログの更新できず、申し訳ありません」と感謝とお詫びを伝えた上で、「6月22日最愛の妹が旅立ちました」とあらためて報告。「生まれた時から可愛くて可愛くて、どうしてこんなに妹が好きなんだろうと自分でも不思議に思ってしまうくらい心の底から大好きでした。世界一愛しい存在です」と麻央さんへの思いを明かした。続けて、「いつも優しくて、穏やかで、あたたかくて、自分のことより人を気遣う妹。私の絶対的な味方で、一番の理解者。そんな存在がこの世からいなくなってしまった寂しさ、悲しさは計り知れません。正直、この現実を私は受け止めることができずにいます」とつらい胸中を吐露。「もっと一緒にいたかったもっと一緒に話したかったもっと一緒に笑い合いたかったもっと一緒に...もっと一緒に...いろんな思い出を作りたかった一緒に、生きていきたかった」と無念さをにじませつつ、「これまで妹が教えてくれた...当たり前のことなど何ひとつない日常の有り難さ命の輝き、尊さ愛に生きるということひとつひとつ噛み締めながら妹がいない現実とともに生きていきたいと思います」と前を向いた。そして、「妹は、ブログを始めたことで多くの方々と繋がらせていただき、たくさんの励まし、勇気、力をいただきました。本当に本当に本当にありがとうございました。心から感謝しています。ブログの写真を楽しそうに撮る妹の姿が私は好きでした」と麻耶。「これまで妹を応援してくだった皆様妹が力強く前向きに生きた証のブログ、これからも時々訪れていただけたら幸いです」と呼びかけ、「本当に本当にありがとうございました」と締めくくった。
2017年06月26日乳がん闘病中だったフリーアナウンサーの小林麻央さんが22日、34歳の若さで亡くなった。 夫で歌舞伎役者の市川海老蔵(39)は23日記者会見を行い、麻央さんが最期の瞬間に「愛してる」と言って旅立っていったことを明かした。さらに闘病中の麻央さんとはプロポーズの言葉通り「来世も一緒にいよう」と話したという。その深い夫婦愛に多くの人が感銘を受けている。 しかしそんな彼らが交際6カ月でゴールインした、いわゆる“スピード婚”だったことはあまり知られていない。 2人の出会いは08年12月。麻央さんがキャスターを務める『NEWS ZERO』(日本テレビ系)でのインタビューでのことだった。その後、麻央さんが海老蔵の出演する歌舞伎の観劇に赴くなどのデートを重ね、09年11月に交際が発覚。10年3月に入籍した。 “慎重派”なイメージの麻央さんが出会いからすぐに結婚を決めた理由について、彼女が語っていたことがあった――。 10年4月放送の『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)に姉の小林麻耶(37)と出演。番組放送の1カ月前に海老蔵と入籍したばかりの麻央さんは、出会いから結婚にいたるまでのエピソードを告白していた。 中居正広(44)が「お付き合いしてどのくらいでしたっけ?」と訊ねると、麻央さんは照れくさそうに「半年くらい」と答えた。この“スピード婚”には麻耶も驚いたようで、「びっくりしました。そんなに早く決めちゃっていいのかなって思ったんですけど」と語った。 すると麻央さんは結婚の決め手について「4カ月でも、ぴたっと合えば運命の人で、結婚できるって聞いたんです」と説明。中居は「でも、4カ月って怖くない?」と話していた。 当時麻央さんが語っていたように、一緒に過ごした時間の長さと愛情は必ずしも比例しないのかもしれない――。
2017年06月26日本日6月23日(金)、乳がんで闘病中だったフリーアナウンサーで歌舞伎役者・市川海老蔵の妻の小林麻央さんが、亡くなったことが報じられた。この度日本テレビでは、小林さん死去の一報を受け、26日(月)に緊急特番「小林麻央さん追悼番組~優しく強く生きた34年~」を放送することが分かった。昨年乳がんを公表し、闘病を続けてきた小林さん。海老蔵さんの妻として、2人の子どもの母として、そしてキャスターとして世の中の人たちに多くの勇気を与えてくれた。番組では、小林さんがその34年の生涯を通じて、何を伝えようとしてきたのか。これまでの日本テレビの取材、そして新たな取材を加えて、彼女の強さ、そして優しさを描くという。26日(月)は、スタジオから生放送。「NEWS ZERO」のメインキャスター・村尾信尚を始め、ラルフ鈴木アナウンサー、鈴江奈々アナウンサーらが出演する。「小林麻央さん追悼番組~優しく強く生きた34年~」は6月26日(月)21時~日本テレビ系29局ネットにて放送。(cinemacafe.net)
2017年06月23日カフェコムサは、祇園辻利とコラボレーションした限定スイーツを発売。登場するのは和素材を使った2種類のパフェと。「抹茶のパフェ」は、甘酸っぱいいちご、栗、わらび餅、八ッ橋を花のようにあしらったスイーツ。パフェグラスの中には、ほろ苦い抹茶クリーム、抹茶ゼリー、マスカルポーネアイスクリームが層をなして詰まっている。抹茶の香りとフルーツの酸味、もちもちとしたわらび餅の食感など、異なる要素が一度に味わえるメニューに仕上がっている。また、祇園辻利のほうじ茶をアイス、ゼリー、クリームに使った「ほうじ茶のパフェ」は香り豊かな一品。ほうじ茶と並んで主役となるのは、プチプチとした食感が楽しめる旬のいちじくだ。さらに、わらび餅、あんこ、ぶぶあられ、白玉なども組み合わせて、深みあるスイーツを完成させた。【アイテム詳細】カフェコムサ×祇園辻利発売日:2017年6月19日(月)・ほうじ茶のパフェ 1,500円(税込)・抹茶のパフェ 1,500円(税込)取扱店舗:京 カフェコムサ住所:京都府京都市東山区祇園町北側275番地 祇園くろちくビル2FTEL:075-533-9360
2017年06月23日23日、歌舞伎俳優、市川海老蔵(39)の妻で、フリーアナウンサーの小林麻央さん(34)が、22日夜、都内の自宅で死去したとスポーツ紙が報じた。小林麻央さんは14年10月、乳がんの告知を受けて闘病中で、21日容態が急変したという。 海老蔵はこの日朝、ブログを更新し、朝6時から普段と変わらない様子をブログで投稿。しかし、本日4度目の更新となる「2017/06/23」と題した投稿には、「人生で一番ないた日です。」とつづり「マスコミの方々もお察してください」などと呼びかけていた。現在、多くのアクセスのせいか海老蔵のブログは表示されない状態となっている。 SNSやYahoo!検索ワードには小林麻央さん、麻央ちゃんが1、2位を占め「嘘でしょ…信じられない」「若すぎる…ショックだ」「闘病生活お疲れ様でした」「「本当に本当に素敵な方でした。ご冥福をお祈りします。」など悲しみの声が広がっている。 また、海老蔵は23日午後2時30分より、公演先の東京・渋谷シアターコクーンで会見を行う予定だという。
2017年06月23日