ジェットスター・ジャパンは12月18日、エコノミークラス「Starter」のオプションとして選べる「ちゃっかりPlus」運賃および座席指定料金における価格体系の見直しを行い、2016年1月6日以降の購入分より100~300円程度値上げすることを発表した。同社はエコノミークラス「Starter」のオプションとして「ちゃっかりPlus」「しっかりMax」を展開している。1月6日購入分以降、既存の札幌(新千歳)および沖縄(那覇)線における料金に合わせて、全国内線の「ちゃっかりPlus」料金を通常期で1,350円から1,450円に、繁忙期で1,350円から1,650円に値上げする。また、1月6日購入分以降の座席指定料金に関しても、スタンダード・シート460円~を660円~に、エクストラ・レッグルーム・シートは980円~を1,180円~、アップフロント・シートは670円~を870円~に変更する。
2015年12月18日彼と一緒にファミレスや喫茶店に入ると、たいていは男性側がリードして座席を決めてくれますよね。その時、少し考えてみてください。彼はどういうつもりでその席を選んだのかと。人間は現在の心理状態でどこに位置どるかが決まります。逆を言えば、彼が選んだ座席から彼の心理が分かるのです。そこで今回は、彼が選ぶ座席の場所から彼の心理を読み解く方法をご紹介します。■1.入ってすぐの出入り口に近い席に座った今の彼はせっかちになっている状態です。仕事で忙しかったり、付き合いで多忙なのかもしれません。出入り口に近いのは、早く次の行動をしたいという活発でアクティブな気持ちの表れだと言えます。学校の教室などで出入り口付近に座る人は、一刻も早く帰りたいという気持ちが強いのかもしれません。また、危機が迫った時にすぐに逃げ出せる位置でもあるため、生存本能がより強い人とも言えるでしょう。■2.お店の真ん中まで歩いて中央の席に座った広い部屋でど真ん中に無意識に座る人は、他人にあまり気を使いたくない状態です。やや幼稚性が残っているとも言えます。真ん中は四方八方から注目される席なので、気が休まる方向がどこにもありません。そのような場所にドカッと座れるのは余程自信があるか、他人に興味関心が薄いかのどちらかと言えるでしょう。また、自己顕示欲が強く相席を断りたいなどの心理もあると言えます。■3.どんどん進んで店の奥の席に座ったこのアクションは、自分が精神的に優位に立ちたい状態です。奥に座ることで、人目につかずに人を見たいという気持ちを潜在的に持っており、実は、決断力が無く優柔不断になっていると言えます。ほっとしたいなどの気持ちの現れかもしれません。また、部屋の奥は出入り口から遠いため、緊急事態に対処ができない場所です。本能が強い人は入り口付近に陣取る場合が多いので、逆に言えば、奥に座る人は理性的な性格であるとも言えます。■4.壁際、壁に近い席など隅に座ったもしかしたら彼は、やましいことがあるのかもしれません。このアクションは他人とあまり関わりたくないと思っているケースが多いと言えます。人目につかず目立たずに周囲を観察していたいという気持ちが強く出ているともとれます。その上で、顔を壁の方向へ向けていれば内向的でくよくよしている、壁を背にして椅子に座っていれば外交的で獲物を狙っているなと判断することが可能です。■おわりに昔、学校でかくれんぼをしたときのことを思い出して下さい。トイレに隠れるときには、一番奥に隠れませんでしたか?これは、すぐに見つかりたくないという心理もありますが、自分を安心させるための行動でもあるのです。実際は、奥に隠れれば隠れるほど逃げられなくなるのに、何故か奥に隠れてしまうのはそういう理由だったんです。彼がお店に入った時の座る位置をチェックすれば、彼の気持ちが分かり、スムーズにコミュニケーションが図れるかもしれませんよ。(脇田尚揮/ライター)(古泉千里/モデル)(柳内良仁/カメラマン)
2015年08月05日全日本空輸(以下ANA)は11月28日、2013年2月搭乗分の予約・座席指定を行った購入者に向け、指定済みの座席番号が取り消される事態が発生したことに対する「おわび」を発表した。これは、ANAシステム登録時の誤操作により、指定済みの座席番号が取り消されたことによる。対象となるのは、11月26日18時までに2013年2月搭乗分のANA国内線航空券を予約、および座席指定した購入者。ANAは上記に該当する場合、ANA SKY WEBまたは特設ダイヤルに連絡し、座席番号の再指定を行ってほしいと呼びかけている。ANA SKY WEBでの座席の確認方法ならびに再指定方法は、ANA SKY WEB特設サイトで案内している。また、旅行会社を介して予約した場合は、旅行会社にて座席番号を再指定することができる。ANAによると、取り消されたのは事前座席指定情報のみで、それぞれの搭乗予定便の予約は確保されているとのこと。迷惑をかけたことをおわびするとともに、再発防止の徹底に努め、より信頼されるサービスを提供していく、とコメントしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月03日機内での快適さを左右する一番の要因は、座席の広さだ。特に前後間隔(シートピッチ)が重要だといわれる。科学的なデータがあるわけではないが、航空会社が座席をアップグレードするときに最初に差別化を図るのがこのシートピッチだから、乗客からのリクエストが最も多いことは想像がつく。先日、LCCで福岡から関空経由で札幌までの2区間を乗った。シートピッチは70cmと業界で最も狭いレベルで、座席を倒すと後ろの席の男性が「トイレに立てない」と言うので、ずっと姿勢よくしていたのも影響したのか、札幌に着いた時にストレスがMAXに達した。合計で3時間ほどしか乗っていなかったのだが、言いようのないストレスだった。「これなら、普通の広さの大手航空会社で半日かけてアメリカまで行く方が楽だ」と思えたほどだ。その「普通の広さ」とは平均で80cm強。大手やスカイマークはこのレベルだ。「たかだか10cmではないか」と思う人もいるかもしれないが、その10cmの差で疲れ方は大きく変わるものだ。国際線のデルタ航空では普通のエコノミークラスよりピッチが7cm~10cm広い「エコノミーコンフォート」を設置し、追加料金でアップグレードできるようにしているが、これは7cm~10cm広くすれば快適性が上がることを証明している例だろう。国内線の普通席でシートピッチが広いのはスターフライヤーで約90cm。シート自体も革張りで重厚なつくり。座り心地もよくリクライニング角度も他社より深い。ANAが国内線に導入中の新しい普通席は、座席の背もたれなどが全体的に薄い。そうなると同じシートピッチでも乗客のスペースは自然と広くなるわけだ。また、この新シートは足元にシート支える支柱が少なく足をのばしやすいが、こうしたシート自体のつくりも快適性を左右する。国際線のエコノミークラスのシートピッチは、大手の場合は平均80cm台。ジェットスターが運航する関空 - 台北線はシートピッチ70cmなどと、やはりLCCは狭めだ。大手の中でエコノミークラスのシートピッチが平均より広いのはオセアニアの航空会社。ニュージーランド航空は、他社との競争がほとんどないため航空券の値段が下がりにくいが、その分だけサービスも良質でシートピッチも広めだ。また、かつて成田 - ナンディ線を運航していたエアパシフィックも他社より広い。これは、「フィジー人は身体が縦横ともに大きく、座席を広くせざるを得ない面がある」(同社)。民族的な理由の場合もあるようだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月03日東海道新幹線の普通車の座席配置は3列+2列になっている。0系や100系はすべての座席の幅が同じだったから、3列シートの真ん中のB席は窮屈だった。しかし、300系量産車以降、B席の幅が他の座席より30mmだけ広くなった。窓側や通路側は430mm、B席は460mmだ。300系が引退した現在も、700系とN700系の3列座席はB席のほうが広くなっている。ただしN700系では、それまでの形式と比べて窓側と通路側が10mm広くなり、幅440mmとなった。B席は460mmと変わらないから、その差20mmに縮まっている。いずれにしてもB席のほうが広いから、体格の良い人はB席のほうがゆったりとくつろげるだろう。同じ料金でもB席のほうが広いからお得と言えそうだけど、窓際のほうが楽しいと思う人は多いし、通路側のほうが遠慮なくトイレに立てるから良いという人もいる。どの席にも一長一短あるわけだ。ところで、N700系は普通車の一部で従来より座席が狭くなっている。その差はわずかとはいえ、ちょっと損をした気分になるかもしれない。新しい車両のほうが居住性は改善されているはずなのに、これはいったいどういうことだろうか?ちょっとだけ狭い普通車、それは先頭車両の1号車と16号車だ。狭い部分は座席の前後の間隔である。他の普通車は前後の間隔が1,040mmで、これは100系以降から変わらない。しかし、N700系の1号車と16号車だけは1,023mmで、17mmだけ狭くなっている。その理由は先頭車の形状に関係している。新幹線の先頭車は、伝統的に流線型になっている。空力やトンネルに入るときの衝撃を軽減するためで、新型車両が出るたびに改良されてきた。N700系の先頭車は、700系の先頭車形状を進化させた形で、「エアロ・ダブルウィング」と呼ばれている。その長さは10.7mで、700系の9.2mより長い。しかし車体の長さは同じだから、流線型部分を長くするには客室の前後長を短くする必要があった。つまりN700系の先頭車は、700系の先頭車より客室が短い。その上で、N700系と700系は座席数を同じくした。そのために座席の間隔を縮めたというわけだ。指定席を取るなら16号車、自由席に並ぶなら1号車は要注意かもしれない。もっとも、N700系は窓側の各座席にコンセントがあり、ノートパソコンを使う人も多い。そんな人の中には、テーブルが近くて使いやすいという人もいる。いずれにしても、「N700系の1号車と16号車は前後間隔が狭い」は覚えておいたほうがいいだろう。N700系といえば、山陽新幹線と九州新幹線を直通するタイプもある。「みずほ」「さくら」に使われている7000番台や8000番台だ。こちらの先頭車の座席間隔は、他の車両と同じ1,040mmで、他の普通車と同じになっている。そのためにわざわざ定員を減らしたからだ。東海道・山陽新幹線のN700系先頭車の座席番号は1番から13番までだが、九州新幹線直通タイプは12番までとなっている。九州新幹線に限定した場合、「さくら」「つばめ」の自由席に乗るならN700系より800系のほうがゆったりしている。指定席・自由席ともに2列+2列の配置で、座席の幅が広く取られているからだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月26日