世界的な写真家マッシモ・ヴィターリ(Massimo Vitali)が、日本初となる個展「Coastal Colonies」を開催。7月10日から7月16日まで、表参道のスパイラルガーデンにて行われる。カーラ マリオール シャーク , イタリア , 2014ヨーロッパのビーチで過ごす、大勢の人々の奇跡的な一瞬を美しく捉えた写真で知られる世界的写真家のマッシモ・ヴィターリ。彼ならではのアナログフィルムの温かく豊かな色彩で表現した作品には、そこに存在する人々の一瞬の仕草や物語と自然との調和を実現させた瞬間を、覗き見するかのような体験が待っている。彼の作品は、ニューヨークのグッゲンハイム美術館やパリのポンピドゥーセンター、スペイン・マドリードにあるソフィア王妃芸術センターやオランダのアムステルダム市立美術館などの有名美術館に所蔵されており、ニューヨークのBenrubi GalleryやロンドンのRonchini Galleryなど、世界をリードするアートギャラリーでも現在取引されている。過去に、UBSアートコレクションとして日本開催された「アートは心のためににあるUBSアートコレクション」にて、アンディ・ウォーホルやバスキアなどの著名アーティストらと共に作品が公開されて以降、本展にて待望の作品公開となる。ピシーナ ダス マレス ライト , ポルトガル , 2016今回の個展では、イタリア、フランス、ポルトガル、イビザのリゾートを舞台とした作品を日本初公開。世界限定6部の希少な実物作品が展示される。超大判カメラの最高峰とされるディアドルフ11x14を巧みに操り、高台から撮影された超高精細写真のサイズは高さ1.8m×横幅2.4mと圧巻のサイズ。超特大のオリジナル作品で見るからこそ真価が問われる作品は必見だ。サッチョーネ ブラック ビキニ , イタリア ,1997会場では、新作を含む作品や、プレミアム作品がセットされたフォトブックなどの作品集20点を展示販売。また、7月16日には、マッシモ・ヴィターリが在廊。実際にマッシモが使用する撮影機材がセッティングされ、希少な撮影の裏話を語るトークショーを開催予定だ。マッシモの作品を通じ、ビーチバカンスの気分を感じてみては。【イベント情報】Coastal Colonies by Massimo Vitali会期:7月10日〜16日会場:スパイラルガーデン住所:東京都港区南青山5-6-23 Spiral 1F時間:11:00〜20:00料金:入場無料
2018年07月03日チームラボは、山口・宇部市の「ときわミュージアム 世界を旅する植物館」にて、「チームラボ 宇部市ときわ公園 2018 世界を旅する植物と、花と共に生きる動物たち」を開催する。期間は2018年8月10日(金)から11月4日(日)まで。2017年4月にリニューアルオープンした「ときわミュージアム 世界を旅する植物館」は、原産地の植生を意識した8つのゾーンに特徴的なシンボルツリーを植栽し、世界を旅するようにめずらしい植物や花、果実に出会える植物館。「チームラボ 宇部市ときわ公園 2018 世界を旅する植物と、花と共に生きる動物たち」では、この植物館が、人々の存在によって変化するインタラクティブなデジタルアート空間に変貌する。夜になると、植物館の壁には、様々な光の動物たちが姿を現す。動物たちの体からは、鮮やかな花々が生まれ、咲き、散って消えていく。床に映し出された生き物たちは、他の生き物を食べると増えていき、しばらく食べることができないと死んでいなくなってしまう。そしてワニは、人々にたくさん踏まれると死んでしまう。カラフルな光のオブジェは、ゆっくりと呼吸しているかのように強く輝いたり消えたりする。オブジェは人に押され倒れかけると、光の色を変化させ、それぞれに合わせた音色を響かせる。光と音は近隣の物体に伝播し、連続して広がっていく。【開催概要】「チームラボ 宇部市ときわ公園 2018 世界を旅する植物と、花と共に生きる動物たち」会期:2018年8月10日(金)~11月4日(日)会場:ときわミュージアム 世界を旅する植物館住所:山口県宇部市野中三丁目4番29号時間:19:00〜22:00(入館は21:30まで、会期中は無休)入場料:一般500円、高校生以下無料(小学生以下保護者同伴)【問い合わせ先】宇部市ときわ公園課(ときわミュージアム)TEL:0836-37-2888
2018年07月02日6月21日、東京・お台場のパレットタウンに、チームラボによるデジタルアートミュージアム『MORI Building DIGITAL ART MUSEUM EPSON teamLab Borderless』が誕生しました。 6月21日オープン初日森ビル株式会社代表 辻慎吾社長とチームラボ代表 猪子寿之さんのテープカット チームラボとは" 2001年から活動を開始したウルトラテクノロジスト集団。アーティスト、プログラマー、エンジニア、CGアニメーター、数学者、建築家など、様々な分野のスペシャリストから構成され、集団的創造から生み出したアートによって、人間と自然、そして自分と世界との新しい関係を模索していく " 『追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、そして境界を越えて飛ぶ』photo by teamLab 革新と実験をテーマに、これまでの常識を覆すようなデジタルアートを発信してきたチームラボ。絵画や彫刻のようなアートは、キャンバスや石などの物質がないと存在できません。しかしデジタルテクノロジーは物質からアートを解放し、境界を超えることを可能にしました。 国内初となる常設展が掲げるコンセプトは、「Borderless」。チームラボ代表の猪子寿之さんは次のように、デジタルミュージアムを説明します。 「作品はほかの作品と境界がなく、また人々との境界をなくし、人々を世界に没入させ、人々の他者との境界を連続的なものにしていく。このような作品群による境界のない、ひとつの世界がチームラボボーダレスです」(猪子寿之さん) 520台のプロジェクターが設置された10,000平方メートルの巨大な空間は、5つの異なる世界で構成されています。それぞれどのような楽しみ方があるのか、ご紹介します。 【アートと人、人と人との境界を連続的にする「Borderless World」】『花の森、埋もれ失いそして生まれる』Photo by teamLab 一階すべてを占める「Borderless World」に展示されている作品は、まるで人間のように自由気まま。作品はそれぞれ独立しているにも関わらず、展示されている部屋から移動して、ほかの作品と混ざり合い、ときには人と関係をもって、新たな作品をつくります。 『人々のための岩に憑依する滝、小さきは大きなうねりとなる』Photo by teamLab プレス説明会会場となった『人々のための岩に憑依する滝、小さきは大きなうねりとなる』では、滝は人の存在によって流れを変え、そして地面の花は人に反応して咲いたり、散ったり。 『秩序がなくともピースは成り立つ』Photo by teamLab 『秩序がなくともピースは成り立つ』から出てきた人々や動物たちは廊下を大名行列のように練り歩き、鑑賞者が触れると声を掛けてくれるので、まるで生きている人間のような親近感が湧きます。 『Walk, Walk, Walk: Search, Deviate, Reunite』Photo by teamLab 【身体で世界を捉える「チームラボアスレチックス 運動の森」】 『グラフィティネイチャー 山山と深い谷』Photo by teamLab 新プロジェクト「チームラボアスレチックス 運動森」は、複雑で立体的な空間で、実際に鑑賞者が身体を動かして、アートを、世界を捉えていきます。 猪子さんいわく、都市は意外にも平坦で、身体を動かして探索するというよりは、乗り物で行先に向かって移動する生活になりがち。そこで、身体で空間を捉え、身体で考えるような「創造的運動空間」をつくりたいと考えたのだそう。 『光の3Dボルダリング』Photo by teamLab 『光の3Dボルダリング』では、カラーグリップを目で追い、経路を頭で考え、そして耳で音を認識し、腕と足で実際に移動する……と文字通り、全身をくまなく使います。 『マルチジャンピング宇宙』Photo by teamLab 『マルチジャンピング宇宙』は複数人が飛べる巨大なトランポリン。宇宙の星々の一生をテーマにしており、人々がジャンプでつくったひずみに、星屑(チリ)とガスが引き寄せられ、星を誕生させたり、星を成長させたりします。星は一生(寿命)を終えると、宇宙を漂う星屑と星雲にもどり、新しい星の源になるのです。 【「学ぶ!未来の遊園地」でアートを共に創る】『お絵描き水族館』Photo by teamLab 子どもも一緒にデジタルアートを楽しめる「学ぶ!未来の遊園地」は、「共創」をテーマに鑑賞者と共に世界を自由に創造できる空間です。 『お絵描き水族館』では自由に色を塗った生物をスクリーンいっぱいの水族館に泳がせることができます。 『すべって育てる!フルーツ畑』Photo by teamLab 大きなすべり台が舞台の『すべって育てる!フルーツ畑』。タイトル通り、人が太陽の光となってすべり、ボールに当たることで、水が種を育てて花を咲かせたり、花に受粉してフルーツがなったりします。 【アートが人に呼応する「ランプの森」】『呼応するランプの森 - ワンストローク』Photo by teamLab 鏡に囲まれて、無限大に広がっているように感じるベネチアンガラス。人がランプに近づき、じっとしているとランプが輝き、音色を響かせ、付近のランプへと光が伝搬していきます。やがて光はまたあなたの元に戻り、光は消えます。 人が増えると灯るランプの数が増え、会場を幻想的に照らします。普段の生活でちょっと疎ましく感じてしまう他者の存在もここでは肯定的に捉えられそうです。フォトジェニックな空間ですが、一度撮影をぐっとこらえて静かに響く音色と光の通り道をゆっくり眺めてみませんか。 【一服の茶に広がるアートを飲む「EN TEA HOUSE」】Photo by teamLab 一服のお茶に広がる花。『小さきものの中にある無限の宇宙に咲く花々』ではその月、その地域の花が、お茶がある限り咲き続け、そして人は花の世界ごとお茶を飲むことができます。 Photo by teamLab 単にお茶と花を目と舌で楽しむだけでなく、デジタルアートによってお茶の世界が再構築されることで、その文化的な背景をも味わうことができるのでしょう。 ■東京から文化発信したい。ミュージアムに込めた想い 人の美的感覚を潤すだけでなく、普段見逃しがちな感覚や想いに気づかせてくれるデジタルアートミュージアム。 6月11日に開かれたプレス説明会にて。森ビル株式会社 MORI Building DIGITAL ART MUSEUM 企画運営室 室長の杉山央さんは「2020年東京オリンピック、パラリンピックに向けて東京から発信する、世界中のお客様に訪れてもらいたい新たな施設」であり、都市がモノ、お金、情報、そして人を惹きつける磁力を育てていくために一役買っていると話します。 「東京は経済力において強みをもっている一方、文化発信については世界に比べると弱い。東京の文化発信をできる施設をつくることで、東京の磁力を高めていけるだろうと我々は考えています」(杉山央さん) そして訪れる人々に対して、チームラボ代表の猪子さんは想いを話してくれました。 「人々の固定概念を外し、世界と自分との境界、自分と他者との境界をなくし、人々の価値観をもう少しでも広げることを、ほんの少しでもできたら。2020年に向けて世界から東京に訪れる多くの方に、多様な楽しみ方のひとつとなったら、この町を好きになってもらうきっかけになってくれたら幸せに思っています」(猪子寿之さん) 作品解説は、休憩室や通路などにまとめて掲載されています この館内は暗く、ほとんど壁や地面に投影されるデジタルアートの光を頼りに移動します。言葉に頼らずに、日本人も外国人も、そして大人も子供も自分の身体と感覚を信じて、館内で(迷子になりながら)探索できるのです。 「この世界に迷い込むと、風景もどんどん変わるし、作品も移動していきます。本当になにか目的をもって順路順に見ていくというよりは、迷い込んで、さまよって……さまよいながら、自らの身体で探索してなにか発見していく。そんな体験をしてもらえたらいいなと思っています。作品が(元々展示されていた)部屋から出てくると、逆にその部屋に違う作品が入る。出た作品を追いかけたらその部屋の新しい様子は見られないし、歩いていく作品も色んな方向へと分かれていく。そして分かれていく方向ごとにいろんなストーリーがあるんですけど、どこかを追いかければ逆にどこかは見られない。世界のどっかを見れば他は見られない。本来世界はそういうものだと思うんだけれども。ぜんぶを順序立てて見るというよりは、さまよって迷いながら色んなものを発見してもらえればなと思っています」(猪子寿之さん) 『追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、そして超越する空間』photo by teamLab 東京・お台場から発信する、新しいアートの形。人と人、人とアートの境界を連続的なものにし、新たな感覚に出会えるデジタルアートの世界に身体も心も預けてみませんか。 ■施設概要森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボ ボーダレスMORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless所在地:東京都江東区青海1-3-8(お台場パレットタウン)営業時間:月~木 11:00 -19:00 (21:00)金・祝前日 11:00 -21:00 (22:00)土 10:00 -21:00 (22:00)日・祝日 10:00 -19:00 (20:00)※最終入館は閉館の1時間前※()内は6/21(木) - 8/31(金)までの特別延長時間です。休館日:第2・第4火曜日料金:一般/高・大学生3,200円(※6月21日~7月31日までは2,400円)子ども(4歳~中学生)1,000円販売場所:展覧会公式ウェブサイト ローソンチケット、セブンチケット
2018年06月23日梅雨のインドアデートにぴったりなミュージアムが東京・お台場にオープンしました。森ビルとチームラボがコラボしたこの施設では、アートを見るだけでなく触ったり、迷路のような空間でさまよったり、アスレチックもあったりと大人が遊べるコンテンツが盛りだくさん!運動不足も解消できちゃう楽しすぎるミュージアムをレポートします!お台場パレットタウンにオープン!【女子的アートナビ】vol. 1142018年6月21日、お台場のパレットタウンに森ビルとチームラボが運営する新施設『MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless』がオープンしました。約1万平方メートルという巨大な空間に誕生したこのミュージアムでは、チームラボの初公開作品を含む約50作品を常設展示。デジタルアートをとことん楽しめる世界初のミュージアムです。キーワードは“ボーダレス”このミュージアムのコンセプトは “ボーダレス”。展示されている作品と作品の間に境界がなく、作品自体も展示されている部屋からほかの空間へと移動していきます。また、作品と来場者の境界もありません。空間の中で同じ場所にいる人たち全員が作品に同化し、まさにボーダレス状態になります。さらに、壁に触れると動き出す作品もあるので、来場者も創造者として参加しながらインタラクティブに楽しめるようになっています。夢のような「Borderless World」へ!オープン前に行われたプレス内覧会では、チームラボ代表の猪子寿之さんが「ここは順路もないので、この世界に迷い込んでさまよって探索しながら自らの身体で観察して何かを発見していく……そういう体験をしてもらえたらいい」と話していました。ということで、私も全身でこのミュージアムを体感してみます!まずは、チームラボの魅力を存分に楽しめる「Borderless World」を体験。順路がないので、とりあえず入り口から歩き始めると、花に囲まれた夢のような世界が広がっています。そして、ところどころに小さめの展示室があるのですが、入り口が黒いカーテンで覆われているので、気づかずに通り過ぎてしまう人もちらほら。新しい部屋を発見するのも楽しみのひとつです。通路を歩いていると、楽器を弾いている人がやってきました。鳥や動物なども現れるのですが、みな1か所にはとどまらず、ほかの作品とコミュニケーションをとりながら移動して変化していきます。こちらは、自分のスマホに専用のアプリを入れて楽しむ作品。まずはその場でアプリをダウンロードします。続いて、アプリに表示された画面から好きな甲骨文字や象形文字を選択してスライドすると……その文字の世界が展示室に表れました! 選ぶ文字によって演出が違うので、来るたびに違う世界を楽しめます。ちなみに、この展示室は床も鏡張りになっているので、スカートは避けたほうが安心です。アートなアスレチックも体験!次は、「チームラボアスレチック運動の森」を体験してみます。この空間には、宇宙のような世界が映し出されたトランポリンや美しい花などが投影された大きな滑り台など、大人でも大はしゃぎしたくなるアトラクションがいっぱいです!特に楽しかったのがキラキラした美しい世界で遊ぶ「光の立体ボルダリング」。まずは色のついた四角形の位置情報端末を腕につけます。この色と同じ色の突起(ホールド)を使って登っていくのがルール。手と足を使い、決められた色を探しながら進んでいくと光や音楽の演出がはじまります。(写真はスタッフの方によるデモンストレーションです。)一般的なボルダリングよりは簡単ですが、それでも運動不足の大人がチャレンジするとなかなかハード。ここで遊びたい人は、動きやすい服装&靴で来場しましょう。ほかにも「学ぶ!未来の遊園地」や「ランプの森」などのコンテンツがありますし、カフェ空間の『EN TEA HOUSE - 幻花亭』では花が投影されたお茶をいただくこともでき、一日滞在しても見切れないほど充実しています。館内は空調も効いているので、梅雨だけでなく真夏のデートスポットにも最適。インスタ映えする写真もたくさん撮れるので、ぜひぜひ今度のデートに使ってみてください!Information時間:月~木 11:00~19:00(21:00)、金・祝前日 11:00~21:00(22:00)、土 10:00~21:00(22:00)日・祝日10:00~19:00(20:00)※最終入館は閉館の1時間前※()内は6/21(木)~ 8/31(金)までの特別延長時間休館日:第2・第4火曜日会場:MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless東京都江東区青海1-3-8 お台場パレットタウン料金:大人(15歳~) 3,200円/中学生以下(4~14歳)1,000円※7/31(火)までは期間限定オープン記念チケット 2,400円(大人)※料金は税込み
2018年06月23日韓国を代表する俳優、イ・ビョンホンと注目度No.1の新鋭パク・ジョンミンが共演する、兄弟の絆を描いた『それだけが、僕の世界』の日本公開が、2019年正月に決定し、併せて映画のティザービジュアルも公開された。■あらすじかつてアジアチャンピオンにまでのぼり詰めたが、40歳を過ぎたいまは見る影もなく落ちぶれ、その日暮らしをしている元ボクサーのジョハ(ビョンホンさん)。少年の頃、母は家を出ていき父は刑務所に入り、孤独の中で自分の拳だけを頼りに生きてきたジョハだったが、ある日、偶然17年ぶりに母(ユン・ヨジョン)と再会。そしてサヴァン症候群を患う弟ジンテ(ジョンミンさん)の存在を初めて知る。母の家に転がり込んだジョハは、母の不在の間、天才的なピアノの腕を持つジンテが著名なコンテストに出られるように世話をして欲しいという母の願いを聞き、弟の面倒を見始めるのだが…。■兄弟の仲睦まじいティザービジュアル生きてきた境遇も得意なことも好きなことも全く違う兄弟が、初めて出会い起こる数々の出来事を通して、徐々に心を通わせながら本当の兄弟、そして家族となっていく姿を、ユーモアと温かい感動で描いた本作。今回解禁となったティザービジュアルには、弟の肩を抱き笑顔を見せるビョンホンさん演じるジョハと、あどけない表情で寄り添うヨジョンさん演じるジンテの姿が。手元にはゲームのコントローラーがあり、兄弟で遊んでいた様子がうかがえる、ほほえましいビジュアルとなっている。■イ・ビョンホンが人間味あふれる兄を好演!近年、『インサイダーズ/内部者たち』の暴力でのし上がってきた男や、『MASTER/マスター』の希代の詐欺師など、ハードな役柄が多かったイ・ビョンホンが、本作では不器用な男を久々に熱演。寡黙で粗暴そして単純な性格だが、実は情の深い人間味溢れるといったキャラクターで観客の心を鷲掴みにする。そして、天才的なピアノの才能を持つサヴァン症候群の弟・ジンテには、パク・ジョンミン。“俳優人生において一番特別な経験”と言うほど、本作に向けて入念な準備と努力を行い、この難しい役を完璧にこなした。さらに、2人の兄弟になくてはならない存在である母親役は、『ハウスメイド』などでカリスマ的な女優であるにもかかわらず、バラエティーでも視聴者に愛されるユン・ヨジョンが演じている。■即座に映画化が決定したシナリオ製作は、日本でもヒットした『国際市場で逢いましょう』の監督ユン・ジェギュン。“最近読んだシナリオの中で一番優れている”と脚本を絶賛し、即座に映画化を進めた。そしてその脚本を書いたのが、ヒョンビン主演『王の涙 イ・サンの決断』の脚本を手掛けたチェ・ソンヒョン。本作では初の監督も務めている。決して交わることがなかった2人の出会いが、この冬を温めてくれそうだ。『それだけが、僕の世界』は、2019年正月よりTOHOシネマズ シャンテほかにて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年06月22日「日本酒フェア2019~世界で一番日本酒が集まる日~」が、2019年6月15日(土)に東京・池袋サンシャインシティにて開催される。「日本酒フェア2019~世界で一番日本酒が集まる日~」は、全国の約1,750の蔵元が所属する日本酒造組合中央会主催の日本酒イベント。会場では、「公開きき酒会」と「全国日本酒フェア」と2つのイベントが同時に開催される。全国45都道府県の酒造組合がそれぞれがテーマを設けて、日本酒を出展。来場者は、約1,000種類もの日本酒を都道府県ごとに飲み比べることができる。約410点もの日本酒が揃う「公開きき酒会」では、全国新酒鑑評会で審査された入賞酒を飲み比べ。入賞酒は416点にものぼる。また、普段は知ることのできない日本酒の魅力に触れられるディスプレイも設置される。燗酒や花の酵母を使用し醸された日本酒のブースや日本酒セミナーなど、日本酒を学べるコンテンツも充実。全国各地の名酒をぜひこの機会に楽しんで。【詳細】「日本酒フェア2019~世界で一番日本酒が集まる日~」日時:2019年6月15日(土)■公開きき酒会時間:10:00~13:00(共通入場券の販売は12:00まで)、15:30~18:30(共通入場券の販売は18:00まで)※一部、二部完全入れ替え制。会場:池袋サンシャインシティ 文化会館4F 展示ホールB ■全国日本酒フェア時間:第1部 10:00~13:30(入場は13:00まで)、第2部 15:30~19:00(入場は18:30まで)会場:池袋サンシャインシティ ワールドインポートマートビル4F 展示ホールA入場料:日本酒フェア2019両イベント共通券:第1部、第2部 前売り券3,500円/当日券4,000円(オリジナルお猪口・冊子付き)全国日本酒フェアのみ:前売り・当日券1,500円【問い合わせ先】日本の酒情報館TEL:03-3519-2091(10:00~18:00)※土・日・祝日は休館
2018年06月11日テイラー・スウィフトは、2018年11月20日(火)、21日(水)に、世界ライブツアーの日本公演「TAYLOR SWIFT reputation STADIUM TOUR in Japan presented by FUJIFILM instax」を東京ドームで開催。テイラー・スウィフトは、2017年11月発売のアルバム「レピュテーション」が2017年のベストセラーとなり、発売後111以上の国でiTunesのセールスチャート1位を記録。「レピュテーション」の初週売上が130万枚を突破したことにより、2010年リリースの「スピーク・ナウ」以降4作品連続で初週売上100万枚超を達成。その他、「レピュテーション」の先行シングル「ルック・ホワット・ユー・メイド・ミー・ドゥ~私にこんなマネ、させるなんて」がストリーミングサービスの1日あたりの最高再生回数を更新するなど、数々の記録を樹立している。今回3年ぶりとなる日本公演では、「レピュテーション」からの楽曲に、「Shake it off」や「We are Never Ever Getting Back Together」など、これまでのヒット曲を加えて披露。ステージ上で繰り広げられるパフォーマンスにも注目だ。また、日本公演開催前の8月27日(月)から9月2日(日)まで、東京・ラフォーレ原宿 1F エントランススペースにて、テイラー・スウィフトの期間限定ショップがオープン。レピュテーションツアー・グッズをいち早く手に入れることができるほか、オンライン限定の貴重なグッズも販売される。なお、発売されるアイテムの詳細は8月15日(水)に発表される予定だ。【詳細】「TAYLOR SWIFT reputation STADIUM TOUR in Japan presented by FUJIFILM instax」開催日:2018年11月20日(火)、21日(水)入場16:30/開演18:25場所:東京ドーム(東京都文京区後楽1丁目3-61)チケット情報:・VIP SS席 100,000円(税込) [11/20(火)のみ Soldout] ※アリーナ前方指定席/グッズ付き(VIP BOX/サイン⼊りミニポスター※約20cm×25cm)/VIP専⽤⼊場ゲート/物販優先レーン・VIP S席 38,000円(税込)[Soldout] ※アリーナ指定席/グッズ付き(LEDラミネートパス※公演中演出に合わせて点灯)/VIP専⽤⼊場ゲート※LEDラミネートパスはVIP BOXに含まれているものと同じ・アリーナS指定席 14,800円(税込)[Soldout]・スタンド指定 S席 12,800円(税込)・スタンド指定 A席 10,800円(税込)・スタンド指定 B席 9,800円(税込)詳細はこちら:URL ■Taylor Swift reputation 限定ショップ in TOKYO日程:2018年8月27日(月)〜9月2日(日)営業時間:11:00〜21:00場所:ラフォーレ原宿 1F エントランススペース住所:東京都渋谷区神宮前1-11-6
2018年05月12日10月25日(木)より開催される「第31回東京国際映画祭」では、日本映画をより世界へ強く発信していく企画として、2つの大きな日本映画の特集を実施することが決定。「Japan Now部門」では俳優・役所広司を、「アニメーション特集」ではアニメーション監督の湯浅政明を特集する。■Japan Now部門:「映画俳優 役所広司」3年前に新設された「Japan Now部門」は近年の日本映画をふり返り、現在の日本を代表する作品の数々を、映画祭独自の視点でセレクション。いま一番海外へ紹介したい映画人として、これまでに原田眞人監督、岩井俊二監督の監督特集、さらに安藤サクラ、蒼井優、満島ひかり、宮崎あおいの女優特集を行ってきた。そして今回は、東京国際映画祭最優秀男優賞受賞作『CURE』(’97/黒沢清監督)、日本アカデミー賞最優秀主演男優賞受賞作『Shall we ダンス?』(’96/周防正行監督)、米アカデミー賞作品賞ノミネート作『バベル』(’06/アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督)など、多くの出演作が国際的に高く評価され、国内外で幅広く活躍する俳優・役所広司を特集。昭和の時代の貴重な作品から最新作までを紹介する初の大規模上映を実施し、これまでの軌跡を辿りつつ、常に新しい挑戦を続ける役所さんの魅力を世界に発信する。今回の決定に役所さんは、「芝居に興味を持って、今年で40年。子どもの頃から何一つ長続きしたものがない僕にとって、40年同じことを続けられるなんて奇跡です」と役者人生をふり返り、「今回の特集上映、とても光栄です。そして、今まで自分に影響を与えてくれた全ての人に感謝します」とコメントしている。■アニメーション特集:「アニメーション監督 湯浅政明の世界」続いて、これまで庵野秀明や細田守などを特集してきたアニメーション特集では、「ちびまる子ちゃん」「クレヨンしんちゃん」「ドラえもん」など、日本を代表するアニメシリーズにも数多く携わっているアニメーション監督の湯浅政明をフィーチャー。昨年公開されたオリジナル長編映画『夜明け告げるルーのうた』は、世界最大級のアニメーション映画祭・アヌシー国際アニメーション映画祭にて、長編部門グランプリにあたるクリスタル賞を受賞し、宮崎駿監督、高畑勲監督に次ぐ、日本人史上3人目となる快挙を果たした湯浅監督。『夜は短し歩けよ乙女』(’17)で第41回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞したほか、第41回オタワ国際アニメーションフェスティバルでは、日本人として初めて長編部門グランプリを受賞するなど国内外で多くの賞を受賞し、世界中から注目を集めている。湯浅監督は、「世界中から作品が集まる国際映画祭で、まさか自分の名前のついた特集上映が実施される日がくるとは思いもしませんでした。このような機会をいただき、大変光栄ですし、とてもびっくりしています」と心境を明かし、「ぜひこの機会に、未だご覧になった事のない多くの皆様に観ていただく事ができればとても嬉しく思います。私自身も作品をふり返る機会をいただいたと思い、楽しみたいと思います」と多くの人に作品を楽しんでもらいたいと語っている。「第31回東京国際映画祭」は10月25日(木)~11月3日(土・祝)の期間中、六本木ヒルズ(港区)、EXシアター六本木ほかにて開催。(cinemacafe.net)
2018年05月09日小田急電鉄の鉄道ミュージアム 「ロマンスカーミュージアム」が、2021年春に海老名駅隣接地にオープンする。コンセプトは、「“子ども”も“大人”も楽しめる鉄道ミュージアム」。特急ロマンスカーのSE(3000形)やNSE(3100形)をはじめとする小田急の歴史を彩る車両の展示や、小田急沿線の風景を模したジオラマ、電車運転シミュレーターなど、多彩なコンテンツを設置。そのほか、子供が自由に遊べるキッズゾーンや、小田急線を走行する列車の眺望を楽しめる屋外ビュースポット、カフェ&グッズショップなども併設予定となっている。【施設情報】「ロマンスカーミュージアム」オープン時期:2021年春開業地:神奈川県海老名市めぐみ町(小田急小田原線 海老名駅隣接地)
2018年05月01日原画とアニメを楽しめる最後の展覧会が開催!2016年4月に開館し、オープン以来多くのスヌーピーファンが足を運んだ「スヌーピーミュージアム」がついに、最後の展覧会となる「ともだちは、みんな、ここにいる。」を4月21日(土)より開催しました。ピーナッツの歴史そのものがたくさん詰まった今回の展覧会では、スヌーピーの生みの親“チャールズ M. シュルツ”氏が建てた「シュルツ美術館」から選ばれた、約80点の原画と新作アニメーションをクスッと笑えてちょっぴり切ない人間模様とともに楽しむことができます。日本では「スヌーピー」とひとくくりにして呼ぶことが多いですが、正しくは「PEANUTS(ピーナッツ)」というタイトルの漫画なんだとか。一番人気のキャラクターが有名になったため、「スヌーピー」として一般に知られるようになったそうです。最終回のために厳選された約80点の原画たちピーナッツの魅力のひとつでもある、さまざまなキャラクターとの人間関係を描いた原画、約80点が最後の展覧会では公開されます。本来ビーグル犬は猟犬のはずなのに、ウサギが大好き過ぎるあまり一緒に踊ってしまうシーンや、チャーリーブラウンとスヌーピーのエピソードが初めて描かれたシーンなどなど、ファンにはたまらない原画が盛りだくさん。見たことあるシーンや大好きなシーンを探しながら、スヌーピーの世界観に浸ってみてください。ピーナッツギャングが織りなす友情ストーリー新作アニメーションでは、展覧会のテーマである「ともだちは、みんな、ここにいる。」を表したオープニングシアターと、展覧会最後に味わう「さよならじゃないよ、スヌーピー。」のオリジナルアニメ2作品を公開。「ともだち」をテーマに、たくさんの名言を生んだピーナッツ・ギャングたちが繰り広げる友情の物語を原画鑑賞と一緒に楽しみましょう。ショップやカフェにも新商品が続々登場!ミュージアム内にお店を構えるショップストア「BROWN’S STORE」では、最後の展覧会を記念して新商品を150点追加し、合計600点ものオリジナルグッズでイベントを盛り上げます。飾って楽しめるぬいぐるみやポスターから、マグカップなど実用的な物までたくさんのグッズが揃っています。何を買おうか迷いながらショッピングを楽しんでみてください。ショップだけでなく、西海岸テイストのカフェにも最終回にあわせて新メニューが登場します。キャラクターの雰囲気やユーモアさが表現された個性豊かなメニューはどれも美味しそうなものばかり。開放的で居心地のいいカフェで、より一層食事が美味しく感じられるでしょう。東京メトロ日比谷線・地下鉄大江戸線「六本木駅」から徒歩7分ほど歩いた場所にある「スヌーピーミュージアム」は、2018年9月24日(月)まで開催されています。3月末に来場者数100万人を突破した大人気ミュージアムで、ピーナッツの世界観を楽しんでみてはいかがでしょうか。© Peanuts Worldwide LLCスポット情報スポット名:スヌーピーミュージアム住所:東京都港区六本木5-6-20電話番号:03-6328-1960
2018年04月25日チョコレートブランド「キットカット」は、日本発売45周年を記念し「世界総選挙」を実施する。イギリスから誕生し、世界100以上の国・地域で愛されているチョコレートブランド「キットカット」。日本では、抹茶や日本酒味など独自のフレーバー350種類以上の展開や、パティシエ・高木康政とコラボレートしたプレミアムラインの提供など、"メイド・イン・ジャパン"シリーズを世に送り出している。「世界総選挙」は、そんな日本独自のキットカットファンからのアイディアを募集し、"食べてみたい味 NO.1"を選ぶというもの。投票ステップは、シンプルな2段階方式。まず第1ステップは、新フレーバーのアイディアを特設サイトに入力する。そして第2ステップは、第1ステップで絞られた20のアイディア(予定)から、ひとつを選出し投票するのだ。なお最終的に選ばれたアイディアは、「キットカット」新フレーバーとして2018年11月に発売される。【詳細】「キットカット」日本発売45周年記念 世界総選挙スケジュール:フリー投票:2018年4月2日(月)~4月8日(日)決戦投票:4月20日(金)~4月27日(金)結果発表:11月上旬予定商品発売:11月中旬予定投票方法:特設サイトにアクセスして投票。サイトURL:
2018年04月07日日本初・世界最大規模のモビリティロボットテーマパーク「セグウェイ ベース(SEGWAY BASE)」が、神奈川・海老名駅駅間地区「ビナガーデンズ(ViNA GARDENS)」内に誕生。期間は、2018年3月21日(水・祝)より約1年間を予定している。セグウェイは、アメリカで開発された立ち乗り電動二輪車。アメリカやヨーロッパ諸国の多くの地域では、歩道や自動車道での走行も認められている。重心移動だけによる操縦のしやすさや、身体との不思議な一体感は、従来の乗り物にはない未体験の楽しさを秘めている。また、排出ガスゼロで環境にも優しい為、近年空港での警備用途として使用されるなど、注目を集めている乗り物だ。「セグウェイ ベース」は、そんなセグウェイの"ロボティクステクノロジーを体験してもらいたい、また身体感覚が拡張される未体験の楽しさを提供したい"という想いのもと誕生した。約6,200㎡の広大な敷地には、世界最大規模の全長約1kmのコースを用意。ウッドチップや砂利を敷き詰めた、オフロード感満載のコースには、障害物や坂などのアトラクションを仕掛けている。なお、入場の際には、15分から最長1時間まで選べるチケットの購入が必要。事前にセグウェイの乗り方講習もあるため、初心者の人でも安心だ。【詳細】セグウェイ ベース期間:2018年3月21日(水・祝)~約1年間を予定営業時間:10:00~17:00 ※営業時間はシーズンによって変動対象年齢:16歳以上住所:神奈川県海老名市めぐみ町512-4チケット料金:15分 2,500円/30分 3,500円/45分 5,000円/60分 6,500円※別途10分程度の講習有り ※延長15分毎2,000円
2018年03月17日「ふじのくに茶の都ミュージアム」が、2018年3月24日(土)に静岡・島田にオープンする。「ふじのくに茶の都ミュージアム」は、日本一の大茶園である牧之原台地に位置し、博物館、茶室、庭園、商業館から成る「旧島田市お茶の郷」を整備して、新たに作り上げた本格的なお茶の博物館。茶産業や歴史、文化を紹介する展示のほか、茶摘みや手もみ茶体験など、五感を使って楽しく学べる講座を用意している。館内の施設は、「日本庭園」や「茶室」、3階建ての「博物館」、カフェレストランが併設された「商業館」で構成される。「日本庭園」や「茶室」は、江戸初期の大名茶人・小堀遠州によって手掛けられたものを復元。美しく蘇った「茶室」では、実際に抹茶や煎茶を点てる茶事などの本格的な体験をすることも可能だ。「博物館」では、茶の起源や世界への普及、そして静岡の茶について展示を行う。実際に茶葉に触れたり、香りを嗅ぐがことができるだけでなく、併設されたウェルカムティーコーナーで世界のお茶を試飲することも可能だ。さらに、「商業館」では、茶を使用したフード&スイーツメニューをカフェレストランで提供するほか、国内外のバリエーション豊富な茶葉の販売を行う。子供から大人まで楽しめる"お茶尽くし"のミュージアムに是非足を運んでみてはいかが。【詳細】ふじのくに茶の都ミュージアムオープン日:2018年3月24日(土)開館時間:9:00~17:00(入館は、16:30まで)休館日:毎週火曜日 ※ただし、火曜日が祝日の場合は開館し、翌日を休館日とする住所:静岡県島田市金谷富士見町3053-2TEL:0547-46-5588観覧料:個人 300円/団体 200円※大学生以下、70歳以上、障害者手帳等を持参した人およびその付添人は無料。※大学生以下、および70歳以上の人は年齢のわかる証明書を要持参。※体験に参加する場合、別途料金発生。
2018年03月15日だいぶ春めいてくる3月。日本では女の子の健康や成長を祝うひな祭り、そして桜の色をイメージしたピンク色に染まる時期ですが、世界では3月といえば緑色!というところも多いのです。実は日本でも、年々盛り上がりを見せているのが「聖パトリックス・デーSt. Patrick’s Day」。アイルランドのお祭りです。毎年10万人を動員する、東京の大パレード。アイルランド大使も参加し大きな盛り上がりを見せる(写真提供:INJ - Toru Tazura)アイルランドの伝統行事「聖パトリック」とは、ヨーロッパ最西端の国アイルランドの守護聖人。もともとケルト民族の土地で、ドルイド教という宗教が根付いていたアイルランドに5世紀ごろ、カソリック(キリスト教)をもたらした人物です。その後、隣国のイギリスから何度となく侵攻を受け、プロテスタントへの改宗を迫られ植民地化されても、アイルランド人はカソリックを支持し続けてきました。そういう意味でカソリックはアイルランド人にとってアイデンティティそのもの。カソリックをもたらした聖パトリックの命日である3月17日にミサなどの行事を開催し祝うことは、数世紀前からアイルランドの伝統行事となっています。世界に散らばったアイルランド人それがなぜ、世界のあちこちで祝われるようになったのでしょう。アイルランドって、歴史をひも解いてみるととても悲惨な史実がたくさん出てくるのですが、そのひとつがジャガイモ飢饉です。19世紀半ばにヨーロッパ全土でジャガイモの疫病(黒死病)が大発生し、アイルランドではジャガイモのみが主食であったこと、宗主国であるイギリスの政策により、それでも食糧輸出を余儀なくされたことから、多くの犠牲者が出てしまったのです。そのころ、やむをえず故郷を離れ海外に移住したアイルランド人は200万人にのぼると言われており、彼らはイギリスはもちろん、新大陸(アメリカ、カナダ)やオーストラリアなどに居を構え、たくさんの子孫を残しました。ちなみに、アメリカ合衆国のケネディ大統領やクリントン大統領をはじめ、アイルランド系移民の子孫にはとても有名な人も多く、日本でも作家の小泉八雲(本名パトリック・ラフカディオ・ハーン)が知られています(彼はジャガイモ飢饉から逃れて来たわけではありませんが…)。世界が緑色になる日移民先でも故郷を想い、伝統を絶やさなかったアイルランド人。聖パトリックス・デーには各地で細々とお祝いを続けてきました。この日がアイルランドの祝日に認定されたのは1903年のことですが、1990年代に入りアイルランド経済が安定し、著しい成長を始めると、政府主導の盛大なお祭りが開催されるようになります。世界のあちこちでアイルランド移民たちもそれに呼応して、大々的に祝うようになりました。ロンドンの「ビッグアイ(観覧車)」、ローマのコロッセオやNYのエンパイアステートビル、中国の万里の長城など、3月17日にランドマークをアイルランドのシンボルカラーである緑色にライトアップする都市がいっぱい。アイルランド系移民の多いシカゴではなんと川に染料を流して緑色にしてしまうとか。この染料は自然由来のものを使用しており、数日で元の色に戻るのだそうです。もちろん日本でも開催!日本では1992年に東京で初めてパレードが開催され、2018年の今年は26回目を迎えます(3月18日開催)。参加者・見学者を合わせて10万人を動員する盛大なもので、今やアジアで最大級のアイリッシュイベントだそう。パレード参加者はアイルランドと関係の深いグループはもちろん、地元の小学生によるブラスバンドや、もしや単なるお祭り好き?とおぼしき人までさまざま。それぞれ緑色のものに身を包み、表参道をパレードします。沿道を埋め尽くす人々もみんな緑一色。パレードへの当日参加はできませんが、なにか緑色のものを身に着けていけば、一体感を感じられてさらに楽しいかもしれません。アイルランド人ファミリーは思い思いの服装での参加。参加者は緑色のものを必ず身に着けている(写真提供:INJ - Toru Tazura)緑色のものを身に着けていないと、いたずら好きの妖精レプラコーンがこっそり近寄ってきてつねっていくんだって!(写真提供:INJ - Toru Tazura)また、東京だけでなく、各地でアイルランドの文化や芸能が楽しめるイベントが開催されているので、お近くの方はぜひ!【2018年聖パトリックス・デーイベント】※2018年3月12日時点で終了しているものは割愛しています●3月1日(木)〜3/18(日)伊勢市大鳥居ライトアップ●3月17日(土)大阪パレード沖縄パレードアイラブアイルランドフェスティバル東京●3月18日(日)東京パレード岡山パレード福岡パレードアイラブアイルランド フェスティバル 東京●3月21日(祝)千葉パレード高松パレード●3月24日(土)セントパトリックスデーフェスティバル名古屋●3月25日(日)福井パレードザワイルドローバー東京(音楽イベント)セントパトリックスデーフェスティバル名古屋イベントに関するお問い合わせ:Irish Network Japan「エメラルドの島」と呼ばれるほど、緑豊かなアイルランド。ただでさえ緑色なのにこの日、本国ではどれだけ緑にあふれるのか<文・写真(特記以外):フリーランス記者岩佐 史絵>
2018年03月12日建築模型に特化した国内唯一のミュージアム、天王洲アイルの建築倉庫ミュージアムにて、リニューアル後初の企画展「ル・コルビュジエ / チャンディガール展 -創造とコンテクスト-」が、5月26日から7月16日まで開催。ル・コルビュジエ、キャピタル全体図のスケッチ、平面図と遠近法図、説明文つき、チャンディガール1950~1965年 1951年7月24日 所蔵 ル・コルビュジエ財団近代を代表する巨匠建築家として知られる、ル・コルビュジエ。そしてその活動は、彼が提唱した「近代建築5原則」が示す通り、合理主義的な考えと技術革新を伴って発展していく世界のイメージに根ざし、一つの普遍的論理が広く世界で通用するという信念に基づくと考えられてきた。しかし、彼が場所の環境や風景、また風土や文化など、計画にかかわるコンテクストに多くの注意や関心を払っていたことはあまり知られていない。特に、インドのチャンディガールをはじめとする晩年の作品群では、こうした関心が、彼の建築・都市デザインの直接的なインスピレーションの源となって、より複雑な全体の生成に寄与している。本展は、ル・コルビュジエの手によるチャンディガールでの作品群を例にとり、ヨーロッパから遠く離れたインドという異質の環境下における、彼のクリエイションとその土地ならではのエレメントとの関係を考察する。展示では、貴重な建築資料や模型、建築家自身の手によるオリジナルスケッチや油彩画、リトグラフなどの美術作品に加えて、写真家ホンマタカシがチャンディガールで撮影した写真や映像作品を紹介する。ル・コルビュジエ「牡牛 XVIII」1959年、所蔵 大成建設株式会社チャンディガールで、民主主義とインドの気候とを総合的にモニュメント化する言語を模索していったコルビュジエ。その結果、とりわけキャピトル・コンプレックスは、初期のデザインを支配していた一元的に普遍を志向する堅苦しい幾何学から解放され、幾何学的要素とピクチャレスクな要素が混在することより複雑な総体として結実した。今回は、その主要な構成要素の一部をなす議事堂内部を巨大模型で再現する。また、絵画を中心とした芸術作品を多く残した芸術家としても知られるコルビュジエの油彩画「牡牛 XVIII」(1959年)を展示。最晩年に制作され、彼の創作活動を対立概念間の運動として総括するリトグラフの詩画集「二つの間に」(1964年)も展示し、併せて本展のために新たに翻訳されたル・コルビュジエの詩文(田中未来訳)を紹介する。Takashi Homma「High Court 1」2013 Lambda print © Takashi Homma Courtesy of TARO NASUチャンディガールでの計画最初期から、キャピトル・コンプレックスの建物群の配置と全体のスケール感は、後背に広がるヒマラヤ山脈との関係性と共にコルビュジエが特に注意を払って検討したとされる。今回100分の1のスケールで新たに製作されたキャピトル・コンプレックスの三つの建物である「高等裁判所」、「議事堂」、「合同庁舎」が、実際の位置間隔と同様に展示室床に配置される。来館者はその中を自由に歩き回り、コルビュジエが意図したキャピトル・コンプレックスの密度感や建築物同士の距離感を体感することができる。また、写真家ホンマタカシがインドに足を運び撮影した「チャンディガール」シリーズより、初公開作品を含む写真と映像作品を展示。本作はチャンディガールを通り抜ける風や匂い、空間へ差し込む光を念頭において構成される。チャンディガールという計画都市全体がある意味一つの構造物であり、それぞれの建築が都市に包み込まれているスケール感がさりげなく示され、そこに暮らす人々の生活やそこに流れる時間が切り取られており、チャンディガールが現在も生き続ける都市であることを実感することができる。それはまさしくコルビュジエが注目した、建築とそれを取り囲む気候との関係を写しとろうとするものであり、本作によって、模型だけでは伝えきれないチャンディガールという都市のリアリティを補う。建築模型を広く一般に公開する“ミュージアム”であるだけでなく、模型専門の“保存”機能をもつ、新しいかたちの本ミュージアムならではの7部構成の本展。多種にわたる展示によって、コルビュジエがそこで見聞きし、感じ、考え、そして表現しようとしたものを感じ取ることができると同時に、それらを通して、コルビュジエ作品に宿る、近代思想をも超えようとする精神を垣間見る機会を提供する。【展覧会概要】ル・コルビュジエ / チャンディガール展 –創造とコンテクスト-(Le Corbusier / Chandigarh -Creation and Context-)会期:2018年5月26日(土)〜7月16日(月・祝)会場:建築倉庫ミュージアム住所:東京都品川区東品川2-6-10時間:11:00~19:00(最終入館18時)休館日:月曜日(祝日の場合、翌火曜休館)入場料:一般 3,000円、大学生/専門学校生 2,000円、高校生以下 1,000円
2018年03月08日兵庫県最大の石の博物館「玄武洞ミュージアム」が、2018年3月24日(土)にリニューアルオープン。1971年に開館した「玄武洞ミュージアム」は、これまで、世界の石の花・華の博物館として、世界中から集めた珍しい石を中心におよそ4,000点余りを収蔵。また、併設する国の伝統工芸品、豊岡杞柳細工を展示する「豊岡杞柳細工ミュージアム」とともに、46年の歴史を刻んできた。新たに生まれ変わることで、地域一体型の観光施設へ変貌を遂げる。延べ床面積1,500m2となり、博物館コンテンツの更なる充実とパワーアップしたサービス施設棟を新設。玄武洞に纏わる“石の展示”をメインに、大迫力のティラノサウルスやアジアゾウなどの化石でたどる“生物・生命の歴史”など解説の幅を広げる。さらに、飲食・物販棟も充実させ、地産品を使ったオリジナルメニューなどを提供する。【詳細】玄武洞ミュージアムオープン日:2018年3月24日(土)住所:兵庫県豊岡市赤石1362番地営業時間:9:00~17:00定休日:水曜日(※祝日、春・夏休み期間、GW、SWは休まず営業)TEL: 0796-23-3821入場料:大人800円(中学生以上)、小人400円(小学生以上)、幼児300円(5歳以上の未就学児童)
2018年03月04日長崎県長崎市に属する離島、伊王島のリゾートホテル「やすらぎ伊王島」が、4月1日にエンターテインメントリゾート「アイランド ナガサキ(i+Land nagasaki)」としてリニューアル。それに合わせて、デジタルアートを駆使した体験型マルチメディア・ナイトウォーク「LUMINA」シリーズが、世界で6ヶ所目としてオープンし、日本に初上陸する。伊王島の夕景「アイランド ルミナ(ISLAND LUMINA)」と名付けられたこのナイトウォークは、カナダを拠点に活動するデジタルアート集団「モーメント ファクトリー(MOMENT FACTORY)」によるデジタルアートを駆使した、体験型マルチメディア・ナイトウォーク「ルミナ(LUMINA)」シリーズのひとつ。伊王島の雄大な自然を舞台に、ここでしか体験できないオリジナルナイトウォークを楽しむことができる。ルミナシリーズは、カナダに5ヶ所の常設会場があり、すでに100万人近くを動員。「アイランド ルミナ」は、全世界で6ヶ所目、日本初上陸であり、カナダ以外では世界初の常設施設となる。全てのマルチメディア・ナイトウォーク「ルミナ」シリーズは、その土地の文化や景観に基づいて制作されており、物語やそれらに登場するキャラクター、その土地特有の自然の魅力がそれぞれのルミナを唯一無二のものにする。LUMINA BOREALISイメージ日本の「アイランド ルミナ」では、環境にやさしい素材を用い、自然と調和した夜のマルチメディア体験を創造。最先端のテクノロジー技術を活用した光と映像にあふれる約1キロメートルものコースが森の中に出現し、来場者自らが「アイランド ルミナ」内を歩き、五感を使ってその世界観を体感することができる。既存のルミナシリーズをアレンジし、伊王島のランドマークである灯台をはじめ、長崎県や伊王島の歴史、文化、伝説などをモチーフとして、完全オリジナルとなるストーリーやキャラクターを制作。伊王島の自然と映像が融合した、ここだけのルミナとなった。アイランド ルミナを手掛ける「モーメント ファクトリー」は、カナダのモントリオールで2001年に創設。現在は東京も含め6都市に拠点を構え、映像、照明、建築、音響、特殊効果を駆使したショーやイベントで定評のある体験型コンテンツを作り出すスペシャリストで、世界最高峰のデジタルアート集団。シルク・ドゥ・ソレイユやマドンナ、ソニー、トヨタ、MUSE、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、チャンギ空港のプロジェクトに携わるなど、今世界で最も注目されている。“We do it in public”を掲げ、公共の場に人々が集うことで生まれる体験を生み出し、エンターテインメントの枠を超えた人々の繋がりを創出し、世界に新しい体験を提供するエンターテインメントの新たな形を切り開いている。FORESTA LUMINAイメージまた、「アイランド ナガサキ」のリニューアルでは、「ナギ ホテル(NAGI HOTEL)」と「カゼ ホテル(KAZE HOTEL)」が先行リニューアルオープン。サップやシーカヤックなどのマリンアクティビティ、島内サイクリング、ビーチヨガ、全天候型BBQガーデンなどの様々なアクティビティが今まで以上に充実し、伊王島の大自然が体感できる。さらに、7月には新施設や新たな宿泊エリアがオープンし、コテージ(ロッジ)エリアが新設され、カップルやファミリー、友人同士、ペット同伴で宿泊できるコテージも登場する。その他にも様々な施設が新設され、多種多様なニーズに合わせて、贅沢な伊王島でのひとときを過ごすことができる。伊王島は、日本で初めての鉄造六角形の洋式灯台「伊王島灯台」、五島灘の大パノラマが広がる「夕陽ケ丘展望台」、白い砂浜に透明度の高い海とビーチ「コスタ・デル・ソル」、国の有形文化財にも登録されている「聖ミカエル教会(沖ノ島天主堂)」など、見所も多く、レンタサイクルで潮の香りを感じながら島巡りするのもおすすめだ。
2018年02月26日チームラボと森ビルが手がけた、本格的デジタルアートミュージアム「MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: teamLab Borderless」が、お台場パレットタウンにオープン。2018年9月2日(日)までは、営業時間を期間限定で延長し、10:00から22:00まで開園。9月3日(月)からは、通常11:00からの営業時間を変更し、10:00よりオープンする。デジタルアートで人々を魅了してきたチームラボチームラボは、これまで京都・下鴨神社の「光の祭」や、まるで宇宙の中を歩いているかのような「クリスタルユニバース」など、テクノロジーとクリエイティブを融合した様々なジタルアート作品を発表してきた。チームラボによる世界初のデジタルアートミュージアム森ビルとタッグを組んで生まれる「MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: teamLab Borderless」は、チームラボによる世界初のデジタルアートミュージアムであり、フラッグシップ施設となる。施設面積10,000㎡という圧倒的なスケールを誇る。そこには、それぞれテーマの異なる5つの空間が設けられ、世界初公開作品を含む約40作品が展示される。コンセプトは“Borderless”部屋から出て通路を移動しはじめ、他の作品とコミュニケーションし、時に作品同士が融合する。そんな場所を目指すため、掲げたコンセプトは“Borderless”だ。作品同士の境界だけでなく、作品と鑑賞者との境界さえも撤廃することで、これまでになく作品世界へと没頭できる。ミュージアムを構成する5つの空間ボーダレスワールド「ボーダレスワールド」では、作品同士がコミュニケーションし、影響を受け合い、時には混ざり合う。そのような作品群によって構成されるのが「ボーダレスワールド」だ。来場者たちがその空間に足を踏み入れると、作品群は表情を変え、まるで自分自身が作品の一部になったかのような感覚を味わえる。なお、この場所だけの新作も用意されている。チームラボアスレチック 運動の森コンセプトは“身体で世界を捉え、世界を立体的に考える”。「チームラボアスレチック 運動の森」には、「光の立体ボルダリング」や「空中の揺れる吊り棒渡り」、「ポヨンポヨン宇宙」などアクティビティに溢れるインタラクティブアートを用意。複雑かつ立体的な作品世界は、子供だけでなく大人もきっと楽しめることだろう。未来の遊園地「未来の遊園地」は、これまで全国各地で展開してきた教育的プロジェクトの一種。みんなが描いた魚たちが泳ぐ「お絵かき水族館」や、すべり台をすべった先のボールを、その先の種や花などの植物にあてることで育てる「すべって育てる! フルーツ畑」など、参加者同士が協力しあってアートを創り上げるような場所を提供してきた。今回の「未来の遊園地」でも同様のプログラムを行う予定だ。ランプの森幻想的な空間「ランプの森」。その空間に存在する人を察知したランプが、まずはふわりと光を灯し、その光は次から次へと隣のランプへ伝播する。それは光だけでなく、音色もともに奏であっていく。呼応する光と音が作りあげる空間にきっと心奪われるはず。EN Tea House「EN Tea House」では、肥前でつくられた新しい茶「EN TEA」が注がれた茶器の中に、花が咲いていく作品を体験できる。来場者は、この心あたたまる体験を通して、お茶を飲むことができる。詳細MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderlessオープン日:2018年6月21日(木)住所:東京都江東区青海1-3-8(お台場パレットタウン)延床面積:約10,000平方メートル営業時間:※9月3日(月)以降・月~木、日・祝日 10:00~19:00(最終入館は18:00)・金、土、祝前日 10:00~21:00(最終入館は 20:00)チケット価格:一般/高・大学生 3,200円、子ども(4歳~中学生) 1,000円※料金は税込チケット販売スケジュール:毎月15日に翌々月のチケットの販売を開始※15日が土日・祝日の場合は翌平日から販売販売場所:展覧会公式チケット販売サイト、ローソンチケット、セブンチケット※前売券・当日券ともに、その日の販売予定枚数の上限に達し次第販売終了※詳細はHPを確認■9月2日(日)までの営業時間毎日10:00~22:00※最終入館は閉館の1時間前
2018年02月01日Untitled / teamLab Borderlessのための新作チームラボ(teamLab)の世界初デジタルアートミュージアム「MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: teamLab Borderless」が、東京・お台場のパレットタウンに2018年6月21日に開業する。オープンに先駆け、プレス内覧会が行われ内部が公開された。ゆりかもめの青海駅またはりんかい線の東京テレポート駅最寄りの東京レジャーランド跡地にオープンする同施設は、森ビル株式会社との共同運営によるものでチームラボのフラッグシップ施設となる。施設面積は、約1万平方メートルという圧倒的なスケールに最大規模となる470台のプロジェクターを設置。それぞれ構成の異なる5つの空間に、世界初公開作品を含む約40点の作品が展示される。施設のコンセプトであり名称にも採用した“Borderless”という言葉には、「作品と作品」「作品と鑑賞者」「自己と他者」の境界を無くし、鑑賞者も作品の一部となって溶け込んでいくという想いが込められており、同施設を通じて既存の価値観や社会的枠組みを考え直すきっかけを提供する。実際に施設内構成は、空間同士に境界線がなく、複雑なシステムによって作品同士がコミュニケーションを取り合いながら、部屋から出て通路を移動したり、時に融合したりする。また、作品は鑑賞者の動きに影響して色を変化させたり、伝播したり、増殖したりと人に呼応する。作品と人、さらには居合わせた他者とともに新しい体験を創り出していく、世界に類を見ない全く新しい世界が繰り広げられる。大きく分けて「ボーダレスワールド」「チームラボアスレチック 運動の森」「未来の遊園地」「ランプの森」「EN Tea House」と5つに構成された空間には、特に鑑賞順序が設けられていない。エントランスを抜けると、施設の核となる「ボーダレスワールド」が広がり、間も無く空間に没入する。花の森、埋もれ失いそして生まれる/ Flower Forest: Lost, Immersed and Reborn teamLab, 2017, Interactive Digital Installation, Endless, Sound: Hideaki TakahashiUntitled「ボーダレスワールド」は、前述したように作品同士がコミュニケーションし、時には混ざり合い、そして鑑賞者とも影響を受け合うアート群によって構成されるセクション。花と共に天から地へ滝が流れ落ちる同施設のための新作インスタレーションを始め、四季に連動した棚田の中を歩き回ることができる作品、ある部屋から抜け出して通路を歩き回るキャラクターや動物たちのインスタレーションなどが待ち受ける。ポヨンポヨン宇宙 / BoingBoingUniverse teamLab, 2018-, Interactive Digital Installation, Sound: DAISHI“身体で世界を捉え、世界を立体的に考える”をコンセプトとした「チームラボアスレチック 運動の森」は、もう一つの主要コンテンツ。近年、言語能力や数学力に匹敵するほど重要だと言われているのが空間認識能力なのだと、チームラボ代表の猪子寿之は言う。このプロジェクトでは、脳の海馬を成長させ空間認識能力を鍛えるための新しい創造的運動が体験できる。トランポリンのように高く飛び跳ねたり沈んだりする宇宙のような空間や、重力に逆らったような動きをする光の球体に埋め尽くされた空間に丸ごと身を置いたり、光のボルダリング、空中に浮いた吊り棒渡りなど、複雑で立体的なデジタルアートをアクティブに楽しめるセクションだ。Forest of Resonating Lamps - One StroketeamLab, 2016, Interactive Digital Installation, Murano Glass, LED, Endless無数のランプが吊るされ、四方をミラーに囲まれた部屋の中で体感する「ランプの森」は、日本初公開作品。ランプの近くに立ち止まり、しばらくじっとしていると最も近いランプが強く輝き音色を響かせる。そして、そのランプの光は最も近い2つのランプに伝播する。伝播したランプの光は、また同じように強く輝き音色を響かせながら最も近いランプに伝播し、やがて一帯が赤やブルーのグラデーションに灯される。世界の人々を惹きつける磁力ある都市を実現するためには「文化・芸術」が不可欠であると考え、都市の中に文化施設を組み込み、様々な文化・交流活動を促進してきた森ビルと、一方でテクノロジーとクリエイティブの境界が曖昧になりつつある現代において「実験と革新」をテーマに、これまでの常識を大きく超えるようなデジタルアート作品を提供してきたチームラボ。2社がタッグを組むことで、世界に類の無い新たなデスティネーションを創出し、2020年そしてその先に向けて、国際都市・東京の磁力向上に貢献する。【施設情報】MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless住所:東京都江東区青海1-3-8 お台場パレットタウン開業:2018年6月21日時間:月〜木 11:00〜19:00 (※祝前日を除く)金・祝前日 11:00〜21:00土 10:00〜21:00日・祝 10:00〜19:00※最終入館は閉館の1時間前まで※営業時間は時期によって異なる料金:一般/高・大学生 3,200円子ども(4歳〜中学生) 1,000円チケット発売:2018年5月下旬発売予定 最終更新:2018年5月1日
2018年01月31日1月23日22時頃(日本時間)、第90回アカデミー賞のノミネーションが発表され、長編アニメーション部門の候補対象作に選出されていた『この世界の片隅に』をはじめ、日本の作品5本はノミネーションから外れたことが分かった。昨年11月にアカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミー(AMPAS)は長編アニメーション部門の候補対象となる26作を選出。その中には片渕須直監督の『この世界の片隅に』(英題『In This Corner of the World』)、米林宏昌監督の『メアリと魔女の花』(英題『Mary and the Witch’s Flower』)、神山健治監督の『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』(英題『Napping Princess』)、山田尚子監督の『映画聲の形』(英題『A Silent Voice』)、伊藤智彦監督の『劇場版ソードアート・オンラインオーディナル・スケール』(英題『Sword Art Online: The Movie Ordinal Scale』)の5作品が対象作として挙げられていた。今回の発表ではユニバーサル・スタジオとドリームワークス・アニメーションがタッグを組む『ボス・ベイビー』(3月21日公開予定)、ピクサーの最新作『リメンバー・ミー』(3月16日公開予定)、アンジェリーナ・ジョリーがプロデュースした『The Breadwinner』(原題)、『Ferdinand』(原題)、『ゴッホ最期の手紙』が候補になった。授賞式は3月4日(現地時間)、アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターにて開催される。(text:cinemacafe.net)
2018年01月23日横浜中華街にある「横浜大世界」の2階フロアに、「横浜チョコレートファクトリー&ミュージアム」が1月26日にオープンする。ファクトリー&カフェ併設チョコレート専門店として横浜エリア最大級の店内には、ガラス張りのファクトリー、できたてチョコレートが味わえるカフェ、ここだけのオリジナル商品が並ぶショップ、チョコレートの文化や歴史が学べるミュージアムを備え、さらに世界に一つのチョコレート作り体験などのワークショップも開催予定。“見る、味わう、体験する”チョコづくしのエンターテインメント空間。「7 Seas Chocolate」世界各地の食材とチョコレートとのマリアージュが楽しめる「7 Seas Chocolate」を始め、縁起のいい花文字をあしらった「花文字ボンボンショコラ」、ナッツをカラフルなチョコレートでコーティングした「Yokohama Sweet Ball」など、ショップ内ではオリジナルのチョコレート菓子を種類豊富に展開。ここでしか買えない特別感があり、おみやげやギフトにもおすすめ。「メルティムーンチョコレート」カフェでは、満月に見立てた球体のチョコレートに、あつあつのチョコレートソースをかけると中からデザートが現れる「メルティムーンチョコレート」や、コーヒーやカフェラテにホイップクリーム、チョコシロップ、カラフルな手作りのメレンゲをトッピングした「モンスターチョコレートドリンク」、濃厚なソフトクリームにクーベルチュールチョコレートの目玉でかわいく仕上げた「モンスターアイスクリーム」など、視覚的にも楽しいチョコレートメニューを提供。またウッドやアイアンの素材感をアクセントにしたトレンド感あふれる店内は、どこを撮っても絵になるおしゃれさ。商品のパッケージやショッパーに至るまでデザイン性を追求し、美味しさはもちろんSNS映えするビジュアルにもこだわっている。「変身ロリポップチョコレート」オープン記念特典として、1月26日から2月4日までの10日間限定で500円以上購入した先着50名に「リップ」、または「ヒゲ」の形をした「変身ロリポップチョコレート」をプレゼント。さらに、1月26日から2月10日までの期間限定で「チョコレートドリンク(HOT/ICE)」通常500円を半額で提供する。バレンタインシーズンにも最適なチョコレートスポットにぜひ訪れてみては。【店舗情報】横浜チョコレートファクトリー&ミュージアム住所:神奈川県横浜市中区山下町97 横浜大世界2Fフロア営業時間:10:00~20:30(土日祝は21:00まで、L.O閉店時間の15分前)年中無休
2018年01月22日「横浜チョコレートファクトリー&ミュージアム」が、2018年1月26日(金)に、商業施設「横浜大世界」2階にオープンする。「横浜チョコレートファクトリー&ミュージアム」は、ファクトリー、カフェ、チョコレートショップ、ミュージアムが1つになった、チョコレートを味わうだけでなく、見て体験できるエンターテインメント空間だ。ガラス張りのファクトリーでは、職人がチョコレートを作っているところを見学でき、作りたてのチョコレートをカフェで注文することができる。カフェでは、できたばかりのチョコレートを使ったスイーツやドリンクを提供。満月に見立てたチョコレートにホットチョコレートソースをかけると中からデザートが現れる「メルティムーンチョコレート」や、ソフトクリームにクーベルチュールチョコレートの目玉をつけた「モンスターアイスクリーム」など、見た目にも楽しいメニューが揃う。また、パティシエの指導のもとチョコレートを作ることができるワークショップを定期的に開催。プロのチョコレート作りを体験できる。ショップでは、世界各地の食材とチョコレートを組み合わせた「7 Seas Chocolate」をはじめ、個性豊かなオリジナルチョコレート菓子を販売する。チョコレートの文化や歴史が学べるミュージアムも、必見のスポットだ。【詳細】横浜チョコレートファクトリー&ミュージアムオープン日:2018年1月26日(金)場所:横浜大世界 2Fフロア住所:神奈川県横浜市中区山下町97営業時間:平日 10:00~20:30、土日祝 10:00~21:00(閉店15分前ラストオーダー)※年中無休■オープン記念特典・変身ロリポップチョコレートプレゼント期間:2018年1月26日(金)~2月4日(日)条件:期間中500円以上購入者先着50名・チョコレートドリンク半額期間:2018年1月26日(金)~2月10日(土)内容:期間中、500円+税のチョコレートドリンク(HOT/ICE)が半額
2018年01月21日人気キャラクターのスヌーピーを、心あたたまるサイエンスを通して表現するサイエンスアート展「SNOOPY™ FANTARATION」が開催。2018年3月1日より開催される東京展を皮切りに、全国へ巡回する。© 2017 Peanuts Worldwide LLC第一線で活躍する日本のフィギュア作家達が制作した作品の他に、愛知工業大学からはスヌーピーがダンスする「スヌーピーダンスロボ」、4足から2足歩行へと進化する「スヌーピーロボ」など3作品が出展。そして、『ピーナッツ』の4コマ漫画を約5,000枚使った4Dモザイクアートなど、本展のために約3年の歳月をかけて準備された作品が会場を飾る。さらに、本展の総合プロデューサーである大谷芳照が、原作者のチャールズ M. シュルツと出会うきっかけともなった、大阪の商業施設「スヌーピータウン」プロジェクトのために制作、その後アメリカに寄贈されたオブジェが約4半世紀ぶりに凱旋帰国し、展示される。また、グッズコーナーでは、約100アイテムを越える本展オリジナルグッズも多数発売予定。第1弾は2018年3月1日から19日まで、松屋銀座にて開催。その後、ジェイアール名古屋タカシマヤ、阪急うめだ本店、広島三越ほか、全国への巡回が決定している。以降の会場は順次発表。前売り券は各プレイガイドにて、2月28日まで販売予定。サイエンスアートが繰り広げる新しいスヌーピーの世界を楽しんで。【イベント情報】スヌーピー × おもしろサイエンスアート展「SNOOPY™ FANTARATION」東京展会期:2018年3月1日〜3月19日時間:10:00〜20:00(入場は閉場の30分前まで、最終日は17時閉場)会場:松屋銀座 8階イベントスクエア入場料:一般 1,000円、高校生700円、中学生500円、小学生300円
2017年12月05日秋といえば「芸術の秋」。アートを身近に感じたい方は、ミュージアムショップへおでかけしてみませんか?最近では、さまざまなミュージアムグッズを幅広く取り扱うミュージアムショップも増えていて、個性豊かでハイセンスな雑貨も豊富です。今回は、都内にある人気ミュージアムショップ3店の目的別・おすすめ商品をご紹介します!アートな日用品が豊富!〔スーベニアフロムトーキョー〕年間を通してさまざまな企画展を開催している国立新美術館。その1階・地下1階にあるミュージアムショップが〔スーベニアフロムトーキョー(SFT)〕です。こだわりの品々を幅広くセレクトしているので、お気に入りの一品が必ず見つかるはず。〔スーベニアフロムトーキョー〕で特におすすめなのが、「作家もの」の商品です。こちらの《枝のフック》は、〔TARASUKINBONKERS(タラスキンボンカース)〕という、南伊豆に暮らす男性ユニットによるもの。ひとつひとつ丁寧に作り上げた一点もののフックから、お気に入りのかたちを見つけましょう♪後ろにはマグネットがついているので、冷蔵庫にもつけられますよ。これから寒くなる季節に手に入れたいのが、〔tamakiniime〕のショールです。兵庫県の北播磨地区で受け継がれる技法をつかい、ひとつひとつ柔らかい質感に仕上げているので、肌触りも抜群です。絵画や彫刻などのアート作品は高すぎてなかなか手が届きませんが、作家がつくる日用品なら日常生活をちょっぴり豊かにしてくれるでしょう。ほかにも、〔スーベニアフロムトーキョー〕オリジナル雑貨も人気です♪お値段も少し頑張れば買えるものから、お手ごろ価格で買えるものまで豊富にそろっています。自分へのご褒美探しに、ぜひ足を運んで見ましょう。【SOUVENIRFROMTOKYO店舗情報】●住所東京都港区六本木7-22-2国立新美術館1階・地下1階●電話03-6812-9933●営業時間10:00〜18:00(金曜日のみ20:00まで)●定休日毎週火曜日(祝日または休日に当たる場合は開館し、翌日休館)ワンランク上のインテリアを目指そう!〔MoMA Design Store〕〔MoMADesignStore〕が取り扱う商品は、ニューヨーク近代美術館(MoMA)のキュレーターがこだわり抜いてセレクトしたもののみ。本場ニューヨークと、日本にしかないお店なので、海外からの観光客も多く訪れます。東京にいながら、ニューヨークのアートセンスを気軽に取り入れられますよ♪こちらは好きな文字を入れて使えるライトボックス。アルファベットと記号のプレートが付いてくるので、毎日の目標や気分を飾ることができます♪ちょっぴりレトロで、デザインもシンプル。自立もすれば、壁にかけて使うこともできるので、インテリアにも使いやすく、アクセントになりそうです!黒い文字盤に描かれたイラストがかわいいこちらの時計は、アメリカ人イラストレーター、ドナルド・ザイツによるもの。MoMAのコレクションにも選ばれ、アート史においても重要な画家たちの特徴がシンプルに表現されていて、DIYでリノベーションしたインテリアにもぴったり合いそうです♪ほかにも、話題の本のようなライトや、イクラの軍艦巻きの形をしたピンなど、デスク周りを楽しくさせるグッズも盛りだくさん♪ステーショナリーグッズは値段もお手ごろなので、いろいろ集めたくなります。これからの季節、プレゼントをこだわって選びたい方にもおすすめです。【MoMADesignStore表参道店舗情報】●住所東京都渋谷区神宮前5-10-1GYRE3階●電話03-5468-5801●営業時間11:00〜20:00●定休日年中無休(GYREビルに準ずる)アートな書籍や、紙の雑貨が豊富!〔NADiff modern〕〔渋谷Bunkamura〕の地下1階にある〔NADiffmodern(ナディッフモダン)〕は、アート系の書籍に限らず、絵本やライフスタイル系の書籍や雑貨が数多くそろうショップです。ここでなら、普通の本屋ではなかなか手に入らない、インテリアにも映えるアートな本が手に入りますよ♪お店は、誰でも入れるブックショップと、〔ザ・ミュージアム〕内のミュージアムショップ(※)にわかれています。※〔ザ・ミュージアム〕内への入場は、展示チケットが必要です。この季節、ぜひ手に入れて欲しいのがカレンダーです。こちらは、紙を組み立てて使えるカレンダー。花瓶のものや、椅子、動物などのデザインなので、カレンダーを置物のように飾ることができます♪子ども用の絵本も、インテリアに取り入れたいすてきなものがそろいます♪Bunkamuraザ・ミュージアム内で取り扱う商品は、展示内容に合わせて商品をセレクトしているので、展示ごとに大幅に商品が入れ替わるそう。現在開催中の「オットー・ネーベル展」のセレクトテーマは、「色・かたち」。ステーショナリー雑貨だけでなく、ボタンや使用済み切手などのパーツもあり、ハンドメイドのアイデアが広がりそうでした♪展示は2017年12月17日(日)までとなっているので、お見逃しなく!【NADiffmodern店舗情報】●住所東京都渋谷区道玄坂2-24-1Bunkamura地下1階●電話03-3477-9134●営業時間10:00〜20:00(金・土のみ10:00〜21:00)さあ、ミュージアムショップへ出かけよう♪ミュージアムショップとひとことに言っても、取り扱う商品はさまざま。ただのアートグッズではなく、日常がアートになるような商品がたくさんありました!寒くなってくるこの季節、感覚を研ぎ澄ませながら、身の回りのアートを楽しんでみましょう♪
2017年11月22日「活撃刀剣乱舞」初となる公式展覧会「活撃刀剣乱舞の世界展」が、池袋パルコ本館のパルコミュージアムで2017年12月22日(金)から2018年1月15日(月)まで開催される。「活撃刀剣乱舞の世界展」は、TVアニメ「活撃刀剣乱舞」をテーマとした企画展。「活撃刀剣乱舞」は、名だたる刀剣を擬人化した“刀剣男士”が登場する刀剣育成シミュレーションゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」を原案とした作品。史実を踏まえた本格的な戦闘描写のある物語で、これまでにもミュージカル化、舞台化されるなど、その人気を確固たるものにしている。展示内容は、その世界観を十分に体感にできるものだ。放映内容から選りすぐった場面カットを複製原画とともに展示するほか、本展のために描きおろしたイラストの生原画、貴重な設定資料、アニメの世界観を再現した立体物なども公開する。なお、クリアファイル、スタンドメモ、iPhoneケースなどの限定のオリジナルグッズも販売予定。パルコミュージアムでの開催後は地方開催も予定している。【詳細】「活撃刀剣乱舞の世界展」会期:2017年12月22日(金)~2018年1月15日(月)場所:池袋パルコ本館 パルコミュージアム住所:東京都豊島区南池袋1-28-2入場料:1,000円(税込)(チケットホルダー付き ※1チケットにつき1個 ※全12種・デザインは選択不可)※小学生未満無料※12/22(金)~24(日)の3日間は、混雑が予想されるため、ローソンチケットにて前売入場券を販売(現在発売中)。※上記3日間は、前売入場券の持参者が優先となるため、当日券で入場ができない場合あり。(C)Nitroplus・DMM GAMES/「活撃刀剣乱舞」製作委員会
2017年11月21日東京・汐留にある日本唯一の広告ミュージアム「アドミュージアム東京」が、2017年12月1日(金)にリニューアルオープンする。日本で唯一の“広告博物館”30万点の収蔵資料を誇る「アドミュージアム東京」は、世界に例のない広告専門のミュージアム。2002年の開館以来、190万人を超える人々を動員した同館が、オープン15年を迎える2017年に初のリニューアルを実施した。マーケティングのルーツは江戸時代にあり?!「ニッポン広告史」常設展示となるのは、広告にまつわる歴史やさまざまな情報を学ぶ「ニッポン広告史」。かつて、現代経営学の父であるピーター・ドラッカーに「マーケティングの原点は日本の江戸にあり」と言わしめた江戸時代の広告は、現代のタレント広告やSNSの原点でもあるといわれている。そんな広告活動の原点といえる江戸時代から現代まで、時代と広告、そして人と広告の関わりの歴史を、同館のコレクションを中心に映像やデジタル展示も交えて紹介する。“気持ち”を揺さぶる広告に焦点を当てた常設展示も同じく常設展示として設置される「4つのきもち」と「デジタルコレクションテーブル」は、 広告に触れ、体験する視聴ブース。「きもち」ごとにキュレーションした「4つのきもち」は、圧倒的な共感を生んだ広告、深く考えさせられる広告など、気持ちを強く揺さぶる広告に焦点を当てた展示だ。一方の「デジタルコレクションテーブル」では、タッチ式のデジタルテーブルで思う存分広告作品を鑑賞出来る。1950年代から現在までのテレビCM、ポスターなど約2000点の広告資料を5台の大型タッチ式モニターで紹介。画面上に流れる数多の広告の中から、自分の興味や関心にあわせて、気になったものを自由に楽しめる。優れたアイデアの裏側に迫る企画展話題のヒット作や便利な日用品など、優れたアイデアの裏側には何があるのか。リニューアルオープンから2018年2月24日(土)まで開催される「『思いつく』を考える展」は、「思いつく」の過程に迫り、考えることの面白さを伝える企画展示。単なる才能や感性の産物ではなく、「思いつく方法を見つける」ための地道な努力の成果でもある様々なアイディアを集約した展示を見れば、明日からの仕事や生活を変えるヒントが見つけられるかもしれない。そのほか、28,000点もの図書資料を収蔵する、広告・マーケティング専門のライブラリーも設置。広告に関わる人もそうでない人も、様々な広告を通して新しい発見と出合うことが出来るようなオープンな施設となっている。施設情報「アドミュージアム東京」リニューアルオープン日:2017年12月1日(金)住所:東京都港区東新橋1-8-2 カレッタ汐留開館時間:火〜土 11:00〜18:00休館日:日曜、月曜入場料:無料
2017年11月16日世界のビール250種を、各国料理とともに東京・押上の「世界のビール博物館 東京スカイツリータウン・ソラマチ店」。世界50カ国の自家輸入ビール250種類と、各国の代表的な料理が堪能できるビアホールです。お店は東京スカイツリー併設の商業施設「東京ソラマチ」7階。サラリーマンやOLをはじめ、観光客や外国のお客さんも多く来店する人気店です。入り口には所狭しとビールが並び、掲示された世界ビールマップを見ると世界のビール事情を知ることができるのも魅力のひとつです。300席を超える解放感あふれる店内には、各国のバーカウンターを再現したブースが5つ設置されていて、それぞれ別世界を楽しむことができます。本場の味を楽しんで。魅力あふれるビールの世界「各国のさまざまな醸造法で造られた、独自の香りと味覚を持つビールを楽しんでほしい」というビール醸造家の熱い思いで作り上げた第1号店です。世界のビールに合わせて、各国の名物料理も味わうことができます。ビアホールの一角にはビアマルシェも設置され、現地ブルワリーとの直接交渉を経て生産・輸入した超限定のビールや、各国の珍しいビールなどが並びます。おしゃれなお土産にもぴったりです。博物館厳選の5種! 違いを楽しみましょうお店がセレクトした日替わり限定メニュー「世界の樽生ビール 5種類飲み比べセット」。ドイツ・イギリス・アメリカ・ベルギー・チェコの、世界を代表するビール大国のそれぞれの味わいが楽しめます。シンプルな味わい、ウイスキーのような口当たり豊かな味わい、強烈なキャラクターが魅了する力強い味わいなどの中から、きっと自分の好みのビールに出合えるでしょう。春夏のテラス限定! 富士山の溶岩で焼く絶品の焼肉特選黒毛和牛を使った「富士山溶岩焼BBQ」。富士山の上質な溶岩の上で焼く、お店イチオシのぜいたくな焼肉です。春から夏にかけてオープンするビアテラスでの限定メニューになっていて、ジュージューと香ばしい香りを放つ極上のお肉に、ビールがぐいぐい進みます。きらめくスカイツリーを眺めながらの焼肉は、おいしさも倍増です。すべてのお客さんにビールの魅力を伝えたい「来店したすべての人により深くビールを堪能してもらいたい。新たなビールと出会える空間にしたい」という思いから、日本初輸入のレアものを含む15種類以上の樽生ビールを常備しています。春から夏は「富士山溶岩焼ビアテラスBBQ」、秋から冬は「世界ビール大国オリジナル鍋」と、季節によって開催されるイベントにも注目。それぞれの国の雰囲気を楽しむため、バーカウンターの設置など粋な環境を演出してくれるのも魅力です。ここでしか味わえないビールもあり、ビール好きなら必ず訪れたいお店です。各線「押上駅」から徒歩1分、東京ソラマチ7階にあります。駐車場はありません。平日は飲み会、週末はデートに、スカイツリーを眺めながら、世界各国のビールを味わいませんか。スポット情報スポット名:世界のビール博物館 東京スカイツリータウン・ソラマチ店住所:東京都墨田区押上1-1-2東京ソラマチ7F電話番号:03-5610-2648
2017年11月03日多種多様の思いが集結した無料で楽しめる美術館日本財団DIVERSITY IN THE ARTS企画展「ミュージアム・オブ・トゥギャザー」は「障害者と芸術文化」の領域への支援を長年にわたり行っている日本財団が主催しています。「多様な個性を認める社会の実現」をコンセプトに、会場では現代アート作家のみならず、心身に障害を持ちながらも「表現したい」「物を作りたい」という熱い思いで制作に打ち込む作家たちの既成概念にとらわれない、奔放なアウトサイダーアートの魅力を、無料で体験できます。例えば、ギャラリーに所属し、プロのアーティストとして活動をする人はもちろん、周囲のサポートを得ながら障害者支援施設のアトリエで制作する人、自宅で制作をする人、作品をつくるとき、美術の歴史を意識する作家もいれば、そうしたことに無関心で、ただ制作に集中することで、心のバランスを保てているという作家もいたりと、経緯も行き先もさまざま。多種多様な作家たちを結びつけているもはズバリ、「つくりたい」という欲求。どうしようもなくわき起こって、何かをつくらずにいられないような、自我を超えたアクションが作品になっています。誰にでも居心地のいい工夫がいっぱい、アクセシブルな展覧会この展覧会ではアート作品を「精神的に安定した状態を生み出しその状態を維持するための能動的な道具」と捉えて、作る側はもちろん、見る側も展覧会に参加できる仕掛けが随所に散りばめられています。さらに、「ミュージアム・オブ・トゥギャザー」では障害を持つ人、高齢の人、小さな子供を連れた人などさまざまな人にアートを楽しんでもらうため、車いすでも鑑賞を楽しめるように会場内がスロープ状になっていたり、作品の展示位置が低くなっているのも特徴です。他にも、何か困ったときにお手伝いができるように、スタッフが常駐する「ウェルカム・ポイント」や、照明を落とした静かに過ごせる部屋「クワイエット・ルーム」、音声を通して作品を知ることができる「オーディオ・ディスクリプション」などひらかれた展覧会になっています。アーティスト・香取慎吾の魅力を味わえる!このアート展で話題を集めているのが、香取慎吾さんの作品「イソゲマダマニアウ」「火のトリ」が出展されているということ。「僕にとってアートとは、ルールやゴールが存在しないもの。始まりにも終わりにも正解はなく、自分の物差しで決めることができる、かけがえのないものです。常日頃、そんな思いを抱いている僕が、このような境界線のないアート展に参加できるなんて、こんなに嬉しいことはありません。」とコメントを寄せていました。アーティストとしての香取さんの魅力に圧倒されること請負です!イベント情報イベント名:日本財団DIVERSITY IN THE ARTS企画展「ミュージアム・オブ・トゥギャザー」催行期間:2017年10月13日 〜 2017年10月31日住所:東京都港区南青山5-6-23 スパイラル1F電話番号:03-3498-1171
2017年10月30日美少女戦士セーラームーンと宇宙ミュージアムTeNQ(テンキュー)がコラボレーション。セーラームーンで描かれた宇宙の世界を楽しむ企画展「美少女戦士セーラームーン×TeNQ企画展 Over the Sailor Moon~宇宙への招待~」が、2017年12月15日(金)から2018年4月15日(日)まで開催される。セーラー戦士たちや月と地球の密接な関係など、「美少女戦士セーラームーン」内の宇宙観をTeNQならではの視点で紹介。セーラースターライツやファッションドール「プーリップ」、アニメ映画『劇場版 美少女戦士セーラームーンS』の原作として書き下ろされた作品などを展示する。会場には、「セーラームーンぬりえミュージアム」 も設けられ、入館時に渡される限定ぬりえを好きな色で彩ったり、想いを書いたり…と来場者が参加型で楽しめる企画も。限定ぬりえを完成させ、撮影し、ハッシュタグを付けてSNSに投稿すると、抽選でオリジナルグッズがプレゼントされる。【イベント詳細】「美少女戦士セーラームーン×TeNQ企画展 Over the Sailor Moon~宇宙への招待~」開催期間:2017年12月15日(金)~2018年4月15日(日)会場:宇宙ミュージアムTeNQ内企画展示室住所:東京都文京区後楽1丁目3-61 東京ドームシティ 黄色いビル6階料金:TeNQ入館料に含む一般 1,800円、大学 / 高校生 / 専門学校生 1,500円、中学 / 小学生 / 未就学児※4才以上 1,200円、シニア※65才以上 1,200円※前売りは200円引き。■グッズ付き前売り券・スペースフード(ホワイトチョコ)付き一般 2,300円、ほか(前売り料金+700円)発売日:2017年11月1日(水) 0:00~・宙ジュエリー(ネオ・クイーン・セレニティ)付き 一般 4,600円、ほか(前売り料金+3,000円)発売日:12月1日(金) 0:00~※グッズは、入館当日TeNQにて引換。※日付指定券または期間指定の前売り券となる。※混雑時の入館は、指定前売券持参者が優先入場。■ぬりえキャンペーン投稿期間:2017年12月15日(金)11:00~2018年4月15日(日)23:59賞品:セーラームーン賞/セーラームーン柄の宇宙食&宙ジュエリーセット(2名)、セレニティ賞/セレニティ柄の宇宙食&宙ジュエリーセット(2名)、セーラームーン×TeNQ企画展特別賞/企画展オリジナル缶バッジ全14種セット(3名)、TeNQ賞/TeNQ宇宙ストアグッズ詰め合わせ(3名)【問い合わせ先】宇宙ミュージアムTeNQTEL:03-3814-0109©Naoko Takeuchi©武内直子・PNP・東映アニメーション
2017年10月28日渋谷区「Bunkamura ザ・ミュージアム」にて、「オットー・ネーベル展シャガール、カンディンスキー、クレーの時代」が12月17日(日)まで、開催中だ。ドイツ・ベルリンに生まれ育ち、のちにスイスで活動した画家、オットー・ネーベル(1892~1973)の日本初の回顧展だ。◆画家オットー・ネーベルの軌跡を辿る1920年代半ばにドイツのワイマールに滞在したネーベルは、現代美術に大きな影響を与えたバウハウス(造形芸術学校)でカンディンスキーやクレーと出会い、長きにわたる友情を育んだ。本展では建築、演劇、音楽、抽象、近東など彼が手がけた主要なテーマに沿って、クレー、カンディンスキー、シャガールなど、ネーベルが影響を受けた同時代の作家の作品も併せて紹介することで、ネーベルが様々な画風を実験的に取り入れながら独自のスタイルを確立していく過程に迫る。バウハウス開校100周年(2019年)を前に、若き日のバウハウス体験に始まり、素材やマチエールを追求し続けた画家、ネーベルの知られざる画業を紹介する。◆展覧会を盛り上げるコラボレーションが続々!本展の開催にあたり、ネーベルゆかりの土地であるスイスや、彼の代表作品にちなんだコラボレーションが各地で展開される。「Bunkamura」B1F/1Fにある、「ドゥ マゴ パリ」では、スイスの代表的なフロマージュ、テット・ドゥ・モアン、グリュイエール、ヴァシュラン・モンドールの3種の盛り合わせ「スイスフロマージュの盛り合わせ」を提供。山岳地帯のスイスにおいて、保存食として発展してきた良質な牛乳から作られるフロマージュは、奥深い味わいと熟成によるうまみがあることで知られる。ワインとのマリアージュもおすすめのこちらは、本展の半券提示で100円引き(1,300から1,200円、税込)となる。さらに10月14日(土)より「Bunkamura ル・シネマ」にて上映される映画『ル・コルビュジエとアイリーン 追憶のヴィラ』にて、本展の半券を提示すると、一般当日窓口料金から200円引きとなる。また同作のチケット半券提示で、本展を当日入館料金から100円引きで鑑賞できる。ほかにも、渋谷松濤にあるガレット専門店「ガレットリア」と、神南一丁目にあるブルターニュ地方の伝統的なクレープ&ガレット店「オ・タン・ジャディス」では、本展出品作品である「イタリアのカラーアトラス(色彩地図帳)」をイメージしたメニューとして、10月7日(土)~10月27日(金)の期間、バターと砂糖のシンプルなデザートクレープに、色とりどりのホワイトチョコレートを乗せ、カシスのマカロンを添えた一皿を、ドリンクとセットで1,620円(税込)で提供。■開催概要「オットー・ネーベル展 シャガール、カンディンスキー、クレーの時代」期間:10月7日(土)~12月17日(日)※10月17日(火)、11月14日(火)は休館時間:10時~18時(最終入館17:30)※金・土曜日~21時(最終入館20:30)会場:Bunkamura ザ・ミュージアム(text:cinemacafe.net)
2017年10月13日