皆さんこんにちは! フィスコリサーチレポーターの三井智映子です。円安が進み、日経平均株価も上がってますね。もしこのシリーズを読んでニュースなどに敏感になってくれた方がいたら嬉しいです。さてさて、今日は「日経平均株価」についてお話したいな、と思います。東証1部上場の銘柄から選んだ225銘柄の平均株価のこと、というのは以前説明しましたね。日本を代表するような株が満遍なく選ばれています。どんな銘柄があるのかご紹介しましょう。日清製粉グループ本社日本ハムサッポロホールディングスアサヒグループホールディングスキリンホールディングス宝ホールディングスキッコーマン味の素ニチレイ日本たばこ産業明治ホールディングス東洋紡ユニチカ日清紡ホールディングス帝人東レ王子ホールディングス三菱製紙北越紀州製紙日本製紙グループ本社三菱ケミカルホールディングス昭和電工住友化学日産化学工業日本曹達東ソー電気化学工業信越化学工業トクヤマ三井化学宇部興産日本化薬花王クラレ旭化成富士フイルムホールディングス資生堂武田薬品工業アステラス製薬大日本住友製薬塩野義製薬中外製薬エーザイ協和発酵キリン第一三共JXホールディングス昭和シェル石油横浜ゴムブリヂストン旭硝子日本板硝子住友大阪セメント太平洋セメント東海カーボンTOTO日本碍子日本電気硝子日東紡績新日鐵住金神戸製鋼所日新製鋼ホールディングス大平洋金属JFEホールディングスSUMCO古河機械金属三井金属鉱業東邦亜鉛三菱マテリアル住友金属鉱山DOWAホールディングス日本軽金属ホールディングス古河電気工業住友電気工業フジクラ東洋製罐オークマアマダ小松製作所住友重機械工業荏原製作所千代田化工建設ダイキン工業日本精工NTNジェイテクトクボタ日本製鋼所日立造船三菱重工業IHI日立建機アドバンテストジーエス・ユアサコーポレーション大日本スクリーン製造キヤノンリコー東京エレクトロンミネベアカシオ計算機日立製作所東芝三菱電機富士電機安川電機明電舎日本電気富士通沖電気工業パナソニックシャープソニーTDKミツミ電機アルプス電気パイオニア横河電機デンソー太陽誘電京セラファナック三井造船川崎重工業日産自動車いすゞ自動車トヨタ自動車日野自動車マツダ本田技研工業スズキ富士重工業三菱自動車工業テルモニコンオリンパスコニカミノルタホールディングスシチズンホールディングス凸版印刷大日本印刷ヤマハ日本水産マルハニチロホールディングス国際石油開発帝石コムシスホールディングス大成建設大林組清水建設鹿島建設大和ハウス工業日揮積水ハウス伊藤忠商事丸紅豊田通商三井物産住友商事三菱商事双日セブン&アイ・ホールディングスJ.フロント リテイリング三越伊勢丹ホールディングスファーストリテイリング高島屋丸井グループイオンユニーグループ・ホールディングスりそなホールディングス三井住友トラスト・ホールディングス三菱UFJフィナンシャル・グループ千葉銀行横浜銀行静岡銀行あおぞら銀行ふくおかフィナンシャルグループ三井住友フィナンシャルグループみずほフィナンシャルグループ新生銀行松井証券大和証券グループ本社野村ホールディングス東京海上ホールディングスT&DホールディングスソニーフィナンシャルホールディングスMS&ADインシュアランスグループホールディングス第一生命保険NKSJホールディングスクレディセゾン三井不動産三菱地所平和不動産東京建物東急不動産住友不動産東武鉄道東京急行電鉄小田急電鉄京王電鉄京成電鉄東日本旅客鉄道東海旅客鉄道西日本旅客鉄道日本通運ヤマトホールディングス日本郵船商船三井川崎汽船全日本空輸三菱倉庫KDDI日本電信電話NTTデータソフトバンクスカパーJSATホールディングスNTTドコモ東京電力中部電力関西電力東京ガス大阪ガス東宝東京ドームセコムコナミ電通ヤフートレンドマイクロ皆さんの知っている企業もたくさんあるのではないでしょうか?日経平均株価は4月に入ってから先週末まで、11.0%の上昇となっています。不動産と金融業の上昇は目を見張るものがあります。例えば住友不動産は、2007年につけた10年来高値を更新しようとしていますし。そう、東証33業種中で日経平均のパフォーマンスを上回っているのは、実は不動産の41.2%を中心に11業種のみなのです。その他3分の2に当たる22業種も日経平均のパフォーマンスを下回っている状況にあります。好パフォーマンス業種は、不動産、その他金融、小売、倉庫・運輸、ゴム製品、陸運、証券、銀行、電気・ガス、その他製品、通信と、ゴム製品を除き全てが内需セクターとなります。意外じゃないですか?円安で有利と言われている、輸送用機器、電気機器、精密機器など輸出関連株は総じて日経平均のパフォーマンスを下回っているんです。また、卸売り、非鉄金属、鉄鋼などの資源関連株は軒並みパフォーマンスがマイナスサイドになっています。これは日本株の七割以上を買っているのが海外投資家だからかもしれません。内需の株が買われているという状況は、技術力などを含めた「日本企業」を買うというよりも、「日本」そのものを買っている状況と捉えることが出来るでしょう。海外投資家にとっては株価が上がっていても、円安ならば割安感があるわけです。円安というのは文字通り円が安くなる、円の力が弱くなるわけですから、そういうことも起きてくるのですね。今後、決算発表なども迎えるに当たり、日本企業を評価する動きが強まって、出遅れの輸出関連株にも関心が向かってくるのか注視したいところです。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年04月12日日経BPコンサルティングはこのほど、「働く既婚女性と二世帯同居に関するアンケート」調査を実施し結果を発表した。調査は2012年12月7日~12月11日、20代~40代の有職者のうち、夫の母親(姑)と同居している女性を対象とし、310件の回答を集めた。回答者の世代別内訳は20代(2.6%)、30代(29.0%)、40代(68.4%)。調査ではまず、「姑との仲の良さ」について質問。「仲が良い」と「まあ仲が良い」を合わせた「良好派」は67.7%で過半数を占めた。かつて「嫁・姑関係」といえば「犬猿の仲」といわれたが、今回の調査結果では「良好派」が半数以上を占める結果となった。年代別に見た場合、40代女性では「良好派」が62.7%だったのに対し、20代・30代女性では78.6%となっており、若年層のほうがより姑と仲良くしている割合が大きいという傾向が見られたという。同居生活をうまくやっていくために心掛けていることとしては、「やってくれるということには素直に甘える」(30代 会社員)や「必ずお礼を言う」(40代 団体職員)といった、姑への細かい気遣いが多く挙げられた。逆に、姑の年齢別(同居開始時)では、70歳以上の場合の「良好派」は63.4%で、69歳以下の場合は67.7%と、早い時期に同居を始めたほうが、若干うまくいきやすい傾向が出ているとのこと。さらに同居年数で「良好派」の割合を比較すると、同居期間が「10年未満」(73.0%)の人のほうが、「10年以上」(64.6%)の人よりも多く、「最近の二世帯家族ほど、嫁姑が仲良く過ごしている」ということもいえそうだという。反面、嫁姑の「不仲派(「あまり仲は良くない」または「仲は良くない」)」は31.0%。ただし、「同居する前と比べて、姑との仲は変わったか」について聞くと、「同居後に仲が悪くなった」という回答は21.0%にとどまり、逆に「同居後に仲良くなった」という回答も15.8%にすぎなかった。一番多かったのは「同居してからも変わらない」(51.9%)。これを嫁姑関係「良好派」に限ってみると、「同居してから仲良くなった」は22.4%で、「同居してからも変わらない」が62.4%と大半を占めており、もともとの関係が良好な場合に「同居」という選択肢が生まれることが多い傾向がうかがえるという。またライフスタイルによって、良好派の割合は変わるようで、特徴的な例の一つが「住居形態」だった。「二世帯住宅」と回答している女性に限ると「良好派」はなんと約9割。ほとんどが姑との関係が「良好」だと回答。親世帯と子世帯とで生活空間を分けることにより、適度な距離感が保たれ、良好な関係を維持しやすいのではと分析している。嫁の就業形態が正社員の場合(良好派79.6%)や、同居によって「子育ての負担が減った」と実感している人(同79.7%)のほうが、良好派の割合も高くなる傾向にあった。夫と同様にフルタイムの仕事を持っているほうが、家事や育児への理解・協力もされやすく、家族ひとりひとりの役割分担が明確化されやすいのではとのこと。嫁姑関係「良好派」の特徴としては、「(姑が)夫よりも自分の味方になってくれることが多い」(良好派93.1%)、「思ったよりも気を遣わなくてもよくなった」(同95.2%)と感じる人の、良好派率が高かった。メールなどで「コミュニケーションをとる機会が増えた」と思う人(良好派95.8%)も、そうでない人(同50.3%)に比べて良好派の割合が高いという結果に。遠慮しすぎたり自立しすぎるよりも、時には頼ったり甘えるなど自然体で家族の一員として溶け込んでいることが、良好な嫁姑関係の維持・構築につながっているようだという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年01月30日12月19日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に上昇し、4月3日(10,050円)以来約8ヵ月半ぶりに10,000円台を回復しました。16日の衆議院選挙で自民党が圧勝したことで、積極的な金融緩和や財政出動が実施される可能性が高まったとの見方が強まっていることなどが株価上昇の背景となりました。日経平均株価が10,000円台を回復したことで、価格帯別累積売買高(下図)からは、日経平均株価が上値余地を期待できる位置に入ったとみることができます。過去の経験則から、相場の上昇局面において、「売買が多かった価格帯」は、戻り待ち売りや利益確定の売りが出やすいことから、相場に相当の力強さがないと上回りにくい価格帯として、また、「売買が少なかった価格帯」は、戻り売り圧力などが比較的少なく上昇しやすい価格帯として意識されています。現在の日経平均株価は、「売買が多かった価格帯(9,400-9,800円処)」を上回り、「売買が少なかった価格帯(9,800円以上)」に位置しています。日経平均株価の10,000円を一つの節目と捉える投資家も多いことや、これまでの上昇が急ピッチであったことなどから、短期的には達成感が拡がりやすいことや、外部環境の変化によって、今年4月のように押し戻される可能性が考えられます。しかしながら、米国を中心に世界景気が底入れしつつあることなどを受け、国内景気や企業業績の先行き見通しが改善傾向にあることから、価格帯別累積売買高の面で好位置にあるとみられる日経平均株価が、一段高となることも期待されます。(※上記は過去のものであり、将来を約束するものではありません。)(2012年12月19日 日興アセットマネジメント作成)●日興アセットマネジメントが提供する、マーケットの旬な話題が楽に読める「楽読」からの転載です。→「楽読」【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月19日日経グループの総合調査機関「日経リサーチ」は、首都圏の消費者約15,000人を対象に、首都圏商業施設の利用実態調査「商圏センサス(首都圏センサス)秋調査」を実施。調査の結果、4月26日にオープンした「渋谷ヒカリエ」が、上位常連の百貨店をおさえて第1位を獲得。前年(2011年9月)トップだった「ルミネ新宿」は8位に後退した。調査期間は9月21日から10月1日。首都圏に所在する主要商業施設約700について「直近3カ月以内に利用した商業施設」を対象者に尋ねたところ、第1位は「渋谷ヒカリエ」、第2位は「銀座三越」、第3位は「伊勢丹新宿店」、第4位は「西部池袋本店」、第5位は「ヨドバシAkibaビル(マルチメディアAkiba)」となった。今年オープンした「東京スカイツリー(東京ソラマチ)」の集客力ランキングは13位、「ダイバーシティ東京プラザ」は23位、「ルミネ有楽町店」は34位となっている。女性の年代別でみると、「渋谷ヒカリエ」は女性20代後半から40代の幅広い層で1位を獲得。また、「渋谷ヒカリエ」利用者の「ライフスタイル意識」を、参考データ「1都3県全体(利用施設平均)」、「東急百貨店東横店」と比較してみたところ、「渋谷ヒカリエ」利用者のうち、もっとも意識が高い項目は「流行、はやりもの好き」だった。次いで、「ファッション・デザインにこだわり」、「インテリア好き」、「好きなもののためならぜいたくを」、「高級ブランド好き」、「自己啓発に取り組み」となった。この結果から同社では、「『1都3県全体』や近隣の『東急百貨店東横店』と比べて『渋谷ヒカリエ』はより感度の高い層をひきつけているといえる」と分析している。なお、調査の詳細は、同社ホームページのコラム「Hit&Hot」で見ることができる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月14日日経BPコンサルティングは、今年で11年目になる「企業メッセージ調査 2012」の結果をまとめ、10月26日に調査結果報告書を発行・発売した。「企業メッセージ調査」とは、企業がブランド・コミュニケーションの中核として発信しているメッセージをノミネートし、認知度、理解度、接触度、好感度など、全16項目のイメージを一般消費者に聞いたもの。今回の調査は2012年8月に実施し、2万6,435件の有効回答を得た。まず、企業が発信するメッセージを提示して、その企業名を記入する正答率(企業名想起率)は平均4.2%だった。「伝えるための工夫」がない企業のキャッチフレーズは記憶に残りにくいようだ。そのような中、「お口の恋人(ロッテ)」の企業名想起率は73.9%と高く、11年連続して1位となった。2位はファミリーマートの「あなたと、コンビに、ファミリーマート(63.8%)」、3位はコスモ石油の「ココロも満タンに(61.2%)」。2位と3位はともに音声付のため、記憶に残りやすかったと思われる。注目したいのはカルピスの「カラダにピースCALPIS」。2006年の企業名想起率はわずか2.0%だったが、毎年じわじわと上昇し、2012年は46.1%となった。企業は企業メッセージを長く使い続け、浸透のための努力することが重要であることが分かった。「発信期間が2年以下と比較的短いメッセージ」の企業名想起率は、イトーヨーカ堂の「いってみヨーカドー!」が29.4%。トヨタ自動車の「FUN TO DRIVE, AGAIN.(26.7%)」、日本航空の「明日の空へ、日本の翼(15.8%)」も高かった。短期間ながら「意図を明確に伝える」言葉選びで、浸透に成功していることが分かる。企業メッセージは、対消費者だけではなく、対企業のBtoB企業でも発信をしている。中でも評価が高かったのはクラレの「未来に化ける新素材(企業名想起率17.7%)」、清水建設の「子どもたちに誇れるしごとを。(同6.7%)」だった。企業の「らしさ」を素直に表現したことが評価されたようだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月29日「日経BPコンサルティング」は21日、「食の安全・安心ブランド調査」の調査結果を発表した。この調査は、食べ物や飲み物を製造・販売する企業や、外食関連企業・店舗など300ブランドの「安全・安心」イメージを消費者に聞いたもの。6月27日~7月22日にインターネットアンケートとして行われ、2万2,537件の回答を得た。「食の安全・安心ブランドスコア」で首位となったのは、2011年の同調査で20位だったキリンビール。認知、利用、イメージ、利用意向、推薦意向、安心の6指標のうち、認知度を除く5指標が昨年の結果を上回った。2位は昨年1位のサントリー。6指標の結果はいずれも昨年と同レベルを維持し、0.1ポイントという僅差でキリンビールに続いた。「食ブランドの安心イメージ」について聞いたところ、66.8%が「気にする」(非常に気にする+気にする)と回答。「気にしない」(まったく気にしない+気にしない)は1割未満に止まった。「外食店や中食店で提供される食品の原材料に対する意識」への質問では、54.1%の人が「気にする」(非常に気にする+気にする)と回答した。調査結果の詳細、自由回答の例などは「日経BPコンサルティング調査報告書・書籍のページ」で閲覧できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月26日日経BPは片瀬京子・田島篤共著の『挑む力世界一を獲った富士通の流儀』を発売している。スパコン「京」や東証「アローヘッド」などの現場リーダーたちは何を「思い」「意識し」「行動」したのか?挑戦して「成し遂げる」ためのヒントが詰まった1冊となっている。「京」は2011年のスーパーコンピューターTOP500ランキングで、2期連続世界一を獲得した。同書は「京」をはじめとする8つのプロジェクトに、誇りと信念を持って「挑む」富士通のリーダーたちの物語である。2012年7月5日に発売され、その後、八重洲ブックセンター本店ビジネス書ランキング1位(7月8日~7月21日)、7月11日付のAmazon.co.jpの書籍ランキングビジネス・経済部門1位獲得、7月12日の丸善・丸の内本店ビジネス書ランキング1位となった。7月6日調べのAmazon総合書籍ランキングでは8位となっている。「京」の活躍対象は、宇宙を解き明かす天文観測装置「アルマ望遠鏡とすばる望遠鏡」、日本の食を支える農業IT(クラウド)、東日本大震災に対するいち早い復興支援、ブラジル進出など幅が広い。困難なプロジェクトを現場で率いたリーダーの前で待ち受ける難題に対し、リーダーはどのような「思い」を抱き、どのような「意識」を持ち、どのように「行動」したか、同書では詳しく解説している。解説は知的経営の世界的第一人者、野中郁次郎氏。「現場で最善の判断を下し、実行する実践知がここにある」とコメントしている。同書は全国書店・各種ネット書店で発売中。価格は1,470円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月10日白衣の企画・製造・販売を行うクラシコはこのほど、薬剤師向けの雑誌「日経ドラッグインフォメーション」(以下、日経DI)とのコラボレーション企画による「薬剤師のための理想の白衣」メンズ・レディース各1種類を発売した。商品の企画にあたり、「DIオンライン」に登録する薬剤師会員へのアンケートと、実際の薬剤師に仮縫いを見てもらい意見を聞く座談会を実施。その結果をもとに、体にフィットし、スタイルを良く見せながらも動きやすい機能美を追求したデザイン性や、室温・湿度がほぼ一定に保たれる薬局内で、1年を通じた過ごしやすさを考慮した軽くて通気性のよい生地、薬剤師の誇りといえるファーマシストアイコンなどを重視し、こだわりの機能とデザインで白衣を完成させた。このコラボレーション白衣は、「日経DI」6月号(10日発行号)の誌上や日経DIオンラインなどのウェブ媒体で紹介するとともに、クラシコのサイト上でも販売を開始。メンズはXS~XXL、レディースはXS~XLのサイズを展開し、価格はともに1万9,800円、別途1,500円で刺しゅうを入れることも可能だ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月13日「日経平均」や「TOPIX」という言葉、誰でも見たり聞いたりしたことがあるでしょう。でも、それが株と関係があるということまではわかっても、具体的に何を指していて、この2つにどんな違いがあるかを知っている人は意外と少ないはず。そこで、今回は日経平均とTOPIXについて見てみます。日経平均もTOPIXも、日本の株式市場の平均株価を表した「株価指数」です。株価は、経済活動が活発だと上がり、経済が低迷すると下がることが多いので、株価指数の動向を見れば、日本の株式市場全体の動きがわかると同時に、日本経済の状況もつかむことができます。では、日経平均とTOPIXは何が違うのでしょう。それは、対象となる銘柄と計算方法です。日経平均株価は、東京証券取引所第1部に上場している銘柄のうち、代表的な225銘柄の平均株価です。そのため、「日経225」「225種平均株価」などと呼ばれることもあります。単位は「円」で、データの算出は日本経済新聞社が行っています。平均といっても単純な平均ではなく、1949年5月16日の225銘柄の単純平均株価である176円21銭を基準にして、増資や株式分割などによる株価の理論上の下落を修正した”修正平均株価”です。225銘柄はずっと同じではなく、入れ替えが行われます。日経平均株価は60年以上使われ、広く親しまれています。ただ、225の銘柄の平均なので、株式市場全体の値動きと必ずしも一致するわけではありません。また、採用されている銘柄数の多いハイテク企業や、1株当たりの価格が高い特定の銘柄の株価の影響を受けやすいという特徴もあります。一方、TOPIX(トピックス)は、東証株価指数(Tosho Price Index)の略で、東京証券取引所第1部に上場している約1,700の全銘柄の平均株価です。こちらは、企業の規模を表す時価総額(=発行株数×株価)の合計を、1968年1月4日の時価総額の合計で割って求めた加重平均株価で、単位は「ポイント」です。データの算出は東京証券取引所が行っています。TOPIXは時価総額に基づいているので、銀行など時価総額の大きい銘柄の値動きに左右されやすいという特徴があります。とはいえ、銘柄数でも時価総額でも日本の株式市場のほとんどを占める東証第1部全体の平均株価であることから、機関投資家や外国の投資家はTOPIXを日本の株価指数として重視する傾向があるといわれます。日経平均とTOPIXはほぼ同じ値動きをしますが、計算方法の違いから、日経平均は上がったのにTOPIXは下がったという日もあれば、その逆の日もあります。株価を見るときは、そんな点にも注目してみると面白いのではないでしょうか。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月02日国内外の景気回復期待や、日本銀行による追加の金融緩和およびそれに伴なう円安の進展などを追い風に、日本株式は堅調な推移を続けています。日経平均株価は3月19日に終値で10,141.99円と約1年ぶりの高値水準となるなど、相場の基調の強さがうかがえます。また、価格帯別累積売買高から見ると、最近の上昇によって、日経平均株価は、次への上昇に向けて好ましい位置に来たことがわかります。過去の経験則から、相場の上昇局面において「売買が多かった価格帯」は、戻り待ちの売りや利益確定の売りが出やすいことから、相場に相当の力強さがないと上回りにくい価格帯として意識されています。また、「売買が少なかった価格帯」は、戻り売り圧力などが弱まりやすく上昇しやすい価格帯として意識されています。現在の日経平均株価は、「売買が多かった価格帯(下図①)」を上回り、「売買が少なかった価格帯(同②)」に入っています。短期的な調整があった場合でも、「売買が多かった価格帯(下図①)」が当面の下値目処として意識されやすいとみられることから、価格帯別累積売買動向から見る日経平均株価は好位置にあると考えられます。なお、現在、投資指標面で過熱感がみられていることや、これまでの急ピッチな上昇に対する警戒感が出始めていることなどもあり、短期的には上値が重くなる可能性があるものの、上記のように、日経平均株価が好位置にあることに加え、足元で、生産の回復や円安の進展などを背景に、企業業績の改善期待が高まっていることなどを考えると、利益確定売りをこなしながら、一段の上値を試す展開となるものと考えられます。(※上記は過去のものであり、将来を約束するものではありません。)(2012年3月21日 日興アセットマネジメント作成)●日興アセットマネジメントが提供する、マーケットの旬な話題が楽に読める「楽読」からの転載です。→「楽読」【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月22日カブドットコム証券株式会社は6日、日経225オプションの、インプライドボラティリティ(IV)をチャート化したスマイルカーブを自動更新で確認できる「スマイルカーブフラッシュ」の無料提供を7日から開始すると発表した。インプライドボラティリティ(IV)はオプション取引を見る上で重要な指標のひとつで、スマイルカーブはこれをチャート化し、IVの動きを可視化したもの。リスク管理や投資チャンスの発見に役立つIVの変動を一目で確認できることから、IVスマイルカーブのウォッチを欠かさないという投資家が多いものの、これを提供する証券会社はほとんどなく、同社は投資家の要望に応える形で開発したという。また、株価指数先物・オプションの価格等が一覧表示される「先物・オプションボード」に、直近3限月のオプションの現在値、前日比、IV、売買高を一覧表示するページを追加。さらに現在、先物・オプション取引のポジション・リスク管理ツールを開発中であり、近々提供を開始する予定だ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月09日