地下100mから湧き出る、美人を作る泉質ミネラルたっぷりな黒湯は、地下100mから汲み上げたもの。有機物に結びついたミネラル分は、地表に出ても劣化しないのが大きな特長。古代からの自然の恵みを心ゆくまで楽しめます。肌をしっとりさせ、湯上り後も、なめらかな肌をキープします。木と花がもてなす、デザイナー銭湯の草分け扉の奥に広がるのは、木と水を活かした癒し空間。足裏に心地よい木の感触が、一気に疲れを取り去ってくれるのと同時に、天井から流れ落ちる水が、耳と目を和ませてくれます。そして大使館や世界に名だたるトップブランドのショップをデコレートする著名華道家の手による花のオブジェは、二階にある浴場への心地よいエントランスです。おしゃれなオリジナルグッズが充実内装もさることながら、おしゃれなオリジナルグッズも思わず集めてしまいたくなりそう。吉原で生まれ育ったデザイナー岡野弥生さんが手がける話題の人気土産ブランド「新吉原」とのコラボで誕生した手ぬぐいや、「TENJINYU」の文字がプリントされたTシャツなど、本格アパレルブランドのよう。銭湯巡りの記念に一枚購入してみては?取材・文/伊集院尚子店舗情報店名:北品川温泉・天神湯TEL・予約:03-3471-3562住所:東京都品川区北品川2−23−9アクセス:京急線「新馬場」駅(北口)より徒歩3分営業時間:15:00〜24:30(最終受付 24:00)
2016年11月07日天然の美肌成分がたっぷり、半露天の黒湯旧東海道近くの天神湯は、都内でも珍しい黒湯が楽しめる天然温泉付き銭湯。デザイナー銭湯の草分けとも言える施設で、スタイリッシュな内装やモダンなインテリアは、まるでおしゃれなホテルのエントランス。銭湯価格の460円で入れるのも魅力です。手のひらにすくうと、びっくりするほど黒い湯は、古世代からの植物がゆっくりと時間をかけて分解されて有機物となり、地下水に溶け込んでできたもの。たっぷりのミネラルを含んでいる黒湯は肌に優しく、湯上り後も肌を長時間しっとりと保ってくれる天然の美肌成分がたっぷり。ナトリウム炭酸水素塩冷鉱泉ならではの、半露天の黒湯の恵みが楽しめます。黒、白、熱。気分で選べる3つの贅沢あります黒湯だけではありません。白湯に熱湯と3つのお湯を、気分や疲れぐあいによって入り分けられるのも嬉しい特長。熱湯と言っても、少し熱めなだけなのでご心配なく。順番にゆったりと浸かれば、疲れやストレスも一気に消え去るはず。そして、高い天井はやっぱり銭湯ならではの開放感。3階建て分の高さを2階にした贅沢です。大きな窓から差し込む外光の気持ち良さも格別。思い立った時が美肌日。手ぶらでキレイになろうふと行きたくなった時に、疲れた時に、ふらりと立ち寄れるのが天神湯の良さ。タオル、ボティソープ、リンスインシャンプーがセットになった「手ぶらセット(120円)が助けてくれます。もちろんさまざまな備品もその場で購入できます。取材・文/伊集院尚子店舗情報店名:北品川温泉・天神湯TEL・予約:03-3471-3562住所:東京都品川区北品川2−23−9アクセス:京急線「新馬場」駅(北口)より徒歩3分営業時間:15:00〜24:30(最終受付 24:00)
2016年11月06日「南青山 清水湯」「南青山 清水湯」は全国の銭湯好きも集まるほどの名店。いつでも立ち寄れるよう「手ぶらセット(フェイスタオル・歯ブラシ・シャンプー・リンス・ボディーソープのセットに、女性はヘアゴム/男性はひげそり)」(¥310)を用意しているので、ラン後も安心です。銭湯の主役であるお湯へのこだわりは都内随一です。浴槽はもちろん、シャワーや、洗い場の水まですべて軟水を使用。軟水は一般的に「美人の湯」とも呼ばれ、髪や肌をしっとりと洗い上げます。湯上りにお肌を触ってみれば、モチモチ、しっとり! 汗を流しただけで、美肌に磨きがかかりそうです。「天然温泉 久松湯」練馬区桜台にある「天然温泉 久松湯」は、平成25年に全面的なリニューアルを決行。何より目玉となっているのがプロジェクションマッピングです。芸術家集団・アトリエオモヤによるプロジェクションマッピングは、日没〜22:45までの間、1回15分の4パターンを連続再生しています。大浴場でのスタイリッシュな演出もさることながら、お湯も格別です。天然温泉の露天風呂、炭酸泉と入れ替え季節風呂、ジェット、電子マッサージなどの機能風呂まで、さまざまな入浴施設が充実しています。「武蔵小山温泉 清水湯」銭湯好きが自信を持って太鼓判を押すのが「武蔵小山温泉 清水湯」。ふたつの天然温泉が源泉掛け流しで楽しめる、貴重な銭湯です。ひとつめは屋内の黒湯。深さ200メートル、100~200万年前の地層から湧き出ているもので、澄んだ濃い目の琥珀色が特徴です。泉質は、“重炭酸ソーダ泉”というもので、肌をやわらかくし、保湿保温効果を高めてくれます。ふたつめは、露天にある黄金の湯。黒湯よりもより深い地層から湧き出ており、ヨード成分が豊富な高濃度の天然温泉で、こちらも美肌効果に期待できます。ランもお湯も楽しみながら、秋美人を目ざしてみては。
2016年09月24日番台さん、富士山のペンキ絵、ビンの牛乳...町に一つはあった銭湯も、今では貴重な存在。でも今、密かな銭湯ブームが巻き起こっています。中目黒の光明泉を始め今までの銭湯のイメージを覆すモダンな銭湯も登場したり、また私たちの生活に身近になり始めました。そんな銭湯ブームがついにファッションにまで到達!伊勢丹新宿店TOKYO解放区にて4/27(水)から開催される「TOKYO解放区の湯」に、東京で注目を集めるクリエイター・デザイナーによる「銭湯ファッション」が大集合。銭湯からインスパイアされたプリントTシャツやオールインワン、キャップやアクセサリーが並びます。その他、石鹸や桶などの“本気”銭湯グッズや湯上がりに楽しめる湯土産クッキー、銭湯の文化を学べる本、写真展示、銭湯検定など、銭湯好きにはたまらないラインナップ。その中でも“銭湯モード”満載な「Romei」別注スリッポンに要注目です。JAPON / じゃぽん¥22,000 (+tax)「VIEW IS VIVID」をコンセプトに、ワクワクするような色柄使いが特徴の「Romei」が提案する銭湯スタイルは、ユーモア溢れる銭湯イラスト入りスリッポン。昔懐かしの銭湯の風景を思わずクスリと笑ってしまうようなオリジナルイラストで表現したスリッポン。よーく見ると「銭湯あるある」なイラストが隠されています。「ゆ」のマークや、注意書き、タイルをモチーフにしたペイントはすべてハンドライティング。中敷きも今回の企画用に合わせた特別デザイン。魚がゆらゆらと泳いでいるキッチュな柄は脱いでも安心の可愛さ。大人も子供も楽しめる銭湯マジックを感じに、GWはTOKYO解放区の湯へGO!「TOKYO解放区の湯」会期:4/27(水)~5/8(日)場所:伊勢丹新宿店本館2階=センターパーク/TOKYO解放区「そうだ!銭湯へ行こう。」会期:5/18(水)~24(火)場所:日本橋三越本館2階スペース2参加ブランドKloka / VL by VEE / Romei / YUKI FUJISAWA / Crepe. / Nukeme / おかしい屋 / MOYO / 五八 PRODUCTS / ケロリン / 今田耕太郎 / 東京都浴場組合
2016年06月10日大正時代から続く老舗銭湯「千代の湯」6年前に約25年ぶりのリニューアルを行った、大正時代から続く銭湯「千代の湯」。浴場に足を踏み入れると、昔懐かしいペンキ絵。男湯では中島盛夫氏が描いた赤富士が。女湯では国立市「はとの湯」でライブ形式のペインティングイベントを行い、話題となった丸山清人氏が描いた富士山が、それぞれ迎え入れてくれます。実はこのペンキ絵が描ける絵師さんは、今となっては数少ないとか。「千代の湯」の自慢のひとつ。それは全てのお風呂が軟水ということ。硬度成分をろ過しているので、乾燥した肌にもやさしい肌あたりです。また、軟水独特の湯上りの肌のなめらかさのもとは“脂肪酸”と言われる天然のクリーム成分が肌の上に残ること。お風呂上りの肌をタオルでふくと、なめらかでもちもちの肌を実感できるでしょう。学芸大学の"青の洞窟"で炭酸エステもうひとつの自慢は、エステでも使われているほど美容にもいいと言われている「炭酸泉」。千代の湯の炭酸泉は、日本一とうたわれる大分の長湯温泉を参考として再現したという高濃度炭酸泉です。まるで「青の洞窟」に入り込んだような雰囲気の中、ぬるめのお湯に長くゆっくり浸かっていると、じわじわと体が温まってきます。自慢のお湯で心も体も労わったあとは、ロビーでぐいっと牛乳でも一杯!これぞ、銭湯の醍醐味ですね。営業は25時までと遅めなので、お風呂に入ったら帰って寝るだけ…なんていうのもよし。近くのお店で乾いた喉をさらに潤すなんていうのも、たまにはいいかも。取材・文/有江さとみ(ナナネール!)店舗情報店名:千代の湯TEL・予約:03-3712-1271住所:東京都目黒区鷹番2-20-3アクセス:東横線「学芸大学」駅東口徒歩2分営業時間:平日・土曜日 15:30~25:00日曜日13:00~25:00定休日:月曜日
2016年05月31日稲荷町の古代檜がつくる贅沢な空間稲荷町からほど近い銭湯「日の出湯」には、古代檜の浴槽があります。「狭くて色々なお風呂は作れないから、何か一つ秀でたものを作りたい」という店主の思いから、導入を決めたそう。神木とも呼ばれる貴重なひのきで造られた古代檜のお風呂は、”海抜2000メートル以上の深山幽谷の地に自生し、樹齢千数百年を越える巨大な樹木”だけをそう呼び、浸かるだけで新陳代謝が活発になり、森林浴をしているようなリラックス効果があります。「この湯船に浸かると、体の調子が良い」と遠方から足を運ぶ人も少なくないそう。男女週替わりで楽しめるお風呂は、1階と2階で少し仕様を変えています。こぢんまりしたスペースの中にも、店主の丁寧なこだわりを感じる浴室。目玉の古代檜のお風呂は両方に。そして、1階にはスチームサウナ、2階には外気が心地よい半露天の岩風呂もあります。銭湯業界初!炭酸シャワーでヘッドスパ体験そして「日の出湯」でもう一つ見逃せないのが、炭酸シャワー。炭酸泉の浴槽はよく見かけますが、シャワーは業界初だそう。炭酸の湯船は、頭から浸かれないのがもったいない! ということで、ペットボトル100本分にも相当する、50ℓの炭酸泉(5分100円)が使用できるという嬉しいサービスも。古い角質や毛穴の汚れを取ってくれるので、お風呂あがりは「肌がワントーン明るくなる!」と女性にも大好評。もちろん、頭皮の毛穴の詰まりにも効果的なので、艶髪になれると、炭酸シャワー目当てに来る人が多いんだとか。サロンのヘッドスパなら、1回2000~3000円というお店が多い中、5分100円でできるコスパもGOODです。小さな空間だからこそ、人と人とが触れ合う。そんな憩いの場。湯上りの常連客の方に、笑顔で声をかける店主の田村さんを見ると、ここに来たくなる理由も頷けます。頑張った日には、自然の恵みを感じられる”古代檜”のお風呂で深呼吸。ほっとひと息ついたらまた明日も頑張れそう。店舗情報店名:日の出湯TEL・予約:03-3841-0969住所:東京都台東区元浅草2丁目10−5アクセス:銀座線 稲荷町駅から徒歩3分営業時間:15:00~24:00定休日:水曜日
2016年05月27日「鳩の湯」のリニューアルをイベントに!リノベーションなどで注目を浴びている銭湯が増えているというものの、まだまだ客数減に悩む銭湯も多い状況。そのなかで、国立市最後の銭湯となった「鳩の湯」は、たくさんの人の憩いの場としての銭湯を盛り上げるため、天井・壁面などのリニューアルを「国立ポッポ祭り」として開催。多くの地元の人や銭湯好きが駆けつけました。ライブペインティングが行われている間、様々なジャンルのミュージシャンによる、音楽を生演奏。テーマは、お風呂や銭湯で聴きたい音楽。陽気なオリジナルの「鳩の湯」のテーマソングは中毒性抜群!銭湯絵師・丸山清人さんによるライブペインティング銭湯のシンボルともいうべき、大きな富士のペンキ絵。日本の伝統文化でもあるペンキ絵を描く職人は、実は、もう日本に3人しかいません。79歳で今も現役で活躍中の丸山清人さんは、国立に住んで40年。かつては市内にあるすべての銭湯絵を手がけていましたが、そのほとんどが廃業になってしまいました。「鳩の湯」でも、丸山さんにより、男湯と女湯にまたがって、見事な富士が描かれていましたが、近年ではカビや剥がれが目立ってきていました。そこで、丸山さんによるライブペインティングでの絵の修復を決行! 三角屋根や桜並木など国立のシンボリックな駅前の風景が新しく描かれました。実際には、東日本大震災の影響で折れてしまった「鳩の湯」の煙突なども、丸山さんによって次々と下書きなしで描かれていく様は圧巻の一言。クラウドファンディングで資金を集めた、このイベントは4月16日17日の二日間にわたり、のべ400人が集まり、大盛況。多くの人が見守るなか、絵が完成! 銭湯業界を活気づけるイベントとなりました。店舗情報店名:鳩の湯TEL・予約:042-572-0918住所:東京都国立市東2-8-19アクセス:JR国立駅 徒歩10分営業時間:15:00〜24:00定休日:月曜日
2016年05月26日天然井水の恵みで心も身体もあたたまる本駒込駅から、歩いて約5分ほどのところに佇むモダン銭湯「ふくの湯」では、武蔵野の良質な天然井水を使ったお風呂が、男女週代わりで楽しめます。シックな「大黒天の湯」黒を基調としたシックな「大黒天の湯」。アンチエイジング効果が期待できる、人口ラジウム温泉は、鳥取県の名湯「三朝温泉」をモデルにしたもの。浸かると新陳代謝が活発になり、免疫力や自然治癒力を高めてくれます。サイドのジェットバスで、マッサージしながら赤富士と松の木を眺めるのも贅沢です。明るい「弁財天の湯」雰囲気がガラっと変わる「弁財天の湯」は、白を基調とした明るい浴室。目玉は、天然生薬が染み込んだ薬湯のお風呂。この日は、茶色く濁ったお湯が特徴の“じっこうの湯”。血行を促進し、身体をポカポカに温めてくれます。他にも、レモンの湯、りんごの湯、薔薇湯、菖蒲湯など季節ごとに変わるメニューがお楽しみ。奥へ行くと、まるで個室のようになった、陶製つぼ湯を発見。ひとりで贅沢に薬湯を満喫できるとファン多しです。風水や七福神の効果なのか、湯上りは何だか不思議とハッピーな気分になる不思議な空間。元気が出ない日も、頑張った日も「ふくの湯」へ。心も体も解きほぐれて、いい夢が見られそう。店舗情報店名:ふくの湯TEL・予約:03-3823-0371住所:東京都文京区千駄木5丁目41−5アクセス:本駒込駅より徒歩5分営業時間:平日11:00〜24:00 土日祝8:00~24:00定休日:なし
2016年05月18日時間を忘れさせてくれる、光の演出銭湯業界初の試みであるプロジェクションマッピングを取り入れ、従来の銭湯のイメージを覆した練馬区桜台にあるデザイナーズ銭湯「天然温泉 久松湯」。夜に見ると、光の演出が引き立てられ、一瞬銭湯に来たことを忘れてしまいそうになるほど。日没〜22:45頃まで、1回15分の4パターンが連続再生されるプロジェクションマッピングは、フランスのシャルルドゴール国際空港の常設展示も手がけたアーティスト集団・アトリエオモヤによるもの。露天風呂や季節のお風呂もスタイリッシュな演出もさることながら、お湯も格別。天然温泉の露天風呂、炭酸泉と入れ替え季節風呂、ジェット、電子マッサージなどの機能風呂まで、さまざまな入浴施設が充実。露天風呂で味わえる、天然温泉は、疲れた体にじんわりとしみわたり、筋肉のコリをほぐしてくれる、強めの塩化物泉。建物の造りも、施設内のどこからでも、光と自然を感じられるようになっており、まさにコンセプトとなっている「光と風、雑木林の中の銭湯」を感じさせる空間になっています。アートな銭湯でほっと一息訪れる人に居心地のいいリフレッシュ体験を与えてくれる、工夫の凝らされた施設と上質な温泉。ほっと一息つきたいとき、アートな空間で、光と風を感じながら、お湯につかれば、頭も心も体もゆるっとときほぐれていきそうです。店舗情報店名:天然温泉 久松湯TEL・予約:03-3991-5092住所:東京都練馬区桜台4-32-15アクセス:西武池袋線桜台駅 徒歩4分営業時間:11:00〜23:00定休日:火曜
2016年05月14日未来の銭湯を感じさせる、アートな空間練馬区桜台にある「天然温泉 久松湯」は、その実験的な試みで、ひときわ話題となっている“次世代銭湯”ともいうべき存在。もともとは昭和31年創業という歴史ある街の公共施設だった「久松湯」は、平成25年に全面的なリニューアルを決行。白をベースにした美術館のようにモダンでスタイリッシュな外観は、地元の人でも銭湯だと気づかない人がいるというほど。それもそのはず、銭湯を手がけたことのない建築家を思いきって採用し、先入観のないデザインを取り入れたのだそう。「光と風、雑木林の中の銭湯」がテーマのれんや浴室など細部に至るまで高いデザイン性で統一された空間は、一見の価値あり。「光と風、雑木林の中の銭湯」をテーマに作られていて、木目の内装や、緑の中庭など、浴場のどこにいても自然が感じられる造りとなっています。銭湯でプロジェクションマッピングそして、何より目玉となっているのがプロジェクションマッピング。芸術家集団・アトリエオモヤによるプロジェクションマッピングは、日没〜22:45までの間、1回15分の4パターンを連続再生しています。もちろん泉質も特筆すべきもの。地下1,500mからの天然温泉が汲み上げられた露天風呂は、目にも心にも体にも極上のリラックスタイムを堪能できます。日頃がんばった自分を、そっといたわりたいときに訪れて、心と身体を解きほぐしたい、そんな銭湯です。店舗情報店名:天然温泉 久松湯TEL・予約:03-3991-5092住所:東京都練馬区桜台4-32-15アクセス:西武池袋線桜台駅 徒歩4分営業時間:11:00〜23:00定休日:火曜
2016年05月14日銭湯なのに露天の天然温泉&岩盤浴の豪華さ!日本一のアーケード街である武蔵小山商店街のはずれにある「武蔵小山温泉 清水湯」。ここは、お風呂好きなら一度は訪れたい銭湯として有名です。たかが銭湯とあなどるなかれ、料金こそ460円と銭湯プライスではあるものの、2種類の天然温泉を贅沢にも掛け流しで楽しめる都内屈指の施設。ひとつめは屋内の黒湯。深さ200メートル、100~200万年前の地層から湧き出ているもので、澄んだ濃い目の琥珀色が特徴です。泉質は、“重炭酸ソーダ泉”というもので、肌をやわらかくし、保湿保温効果を高めてくれます。ふたつめは、露天にある黄金の湯。黒湯よりもより深い地層から湧き出ており、ヨード成分が豊富な高濃度の天然温泉で、こちらも美肌効果に期待できます。女性専用の岩盤浴でデトックスお風呂上がりには、女性専用の岩盤浴で、汗を流してデトックスをするのもおすすめ。遠赤外線による自律神経の向上や血流促進、冷え性の改善、アンチエイジングやダイエット効果など、女性なら喜ばないはずのない美容効果が盛りだくさん。入泉料+岩盤浴(30分)で1,300円とリーズナブルなので気楽にお試しできます。自家製の天然温泉玉子も!?ほかにも、施設には、自家製の天然温泉玉子や国産黒酢ジュースなどが、1日では味わい尽くせないほど。東京にいながらちょっとした温泉旅行に来た気分になれる、贅沢すぎる銭湯です。店舗情報店名:武蔵小山温泉 清水湯TEL・予約:03-3781-0575住所:東京都品川区小山3-9-1アクセス:急目黒線武蔵小山駅 徒歩5分営業時間:平日/12:00~24:00日曜日/8:00~24:00祝日/12:00~24:00定休日:平日月曜日(祝日の月曜日営業)振替休日なし
2016年05月13日行列ができる人気銭湯「一の湯」開店前から行列ができる、中野区沼袋の人気銭湯「一の湯」。男湯と女湯の浴室をまたいでダイナミックな富士と鶴が大きく描かれた、都内でも珍しいモザイクタイルの壁画が特徴です。脱衣場には、65インチの大型テレビが設置され、多くの常連客で賑わっています。お風呂の種類も豊富浴室には、男女ともに、ミントの香りが爽やかなミストサウナを設置。肌や髪、喉もうるおしてくれます。また、マッサージ効果の高いハイパージェットバスや細かい泡で全身を癒すミクロバイブラなど、お風呂の種類も豊富で、いろいろ試してみるのもお楽しみ。スキンケアも充実のアットホームな銭湯湯上りには、ペットボトルを持って来れば、持ち帰り可能な軟水・硬水の水汲み場が。そして、シャンプー、ボディソープはもちろん、メイク落としやシートマスクやボディローションなどのスキンケアが揃っているなどの充実ぶり。マッサージチェアや、お約束のフルーツ牛乳など、時間を忘れてくつろいでしまいそう。リラックスしながらキレイになれる、女心をつかむアットホームな銭湯です。店舗情報店名:一の湯TEL・予約:03-3386-2836住所:東京都中野区沼袋1-39-10アクセス:西武新宿線沼袋駅 徒歩1分営業時間:16:00〜25:30定休日:第一・第三・第五水曜日
2016年05月12日宮沢りえ、杉咲花、オダギリジョーが、銭湯“幸の湯”を舞台に“死にゆく母と、残される家族の愛と絆”を描く『湯を沸かすほどの熱い愛』。このほど、生気にあふれた宮沢さんの仁王立ちが目を引く、ティザーポスタービジュアルが解禁された。父(オダギリジョー)が1年前に出奔したことから、銭湯「幸の湯」を休業状態になっていた幸野家。母・双葉(宮沢りえ)は、持ち前の明るさと強さで、娘・安澄(杉咲花)を育て、日々を送っていた。そんなある日、双葉は突然、自分の余命が残りわずかであるという宣告を受ける。その日から、彼女は、「絶対にやっておくべきこと」を決め実行していく。家出した夫を連れ帰り家業の銭湯を再開させる、気が優しすぎる娘を独り立ちさせる、娘をある人に合わせる…。双葉の行動は、家族からすべての秘密を取り払うものだった。ぶつかり合いながらもより強い絆で結びついていく家族。そして母から受けた大きな愛で繋がった家族は、究極の愛を込めて母をおくることを決意するーー。監督は、自主制作映画『チチを撮りに』が、ベルリン国際映画祭ほか、国内外10を超える映画祭で絶賛された中野量太。待望の商業デビューとなる本作は、”死にゆく母と、残される家族の愛と絆”という普遍的なテーマを、想像を超える展開と結末で紡ぎ、観る者に涙と生きる力をたぎらせる意欲作。今回解禁されたティザービジュアルポスターには、デッキブラシをかついだ宮沢さんが、生き生きとした表情で登場。「余命2ヶ月、何ができる?」というコピーが躍っているものの、作品タイトルと同じ真っ赤なエプロンを身に着けて仁王立ちするその姿からは、死期が迫りつつある悲壮感は微塵も感じさせない。また、本作では篠原ゆき子、駿河太郎、松坂桃李、そしてオーディションで大抜擢を受けた“驚きの新人子役”・伊東蒼らが、宮沢さん、杉咲さん、オダギリさんによる幸野家を取り巻く面々として登場する。会う人すべてを優しさと強さで包み込む、宮沢さん演じる双葉と、一体どのような関係を築いていくのか、という点にも要注目。実力派俳優たちが贈る家族の愛の物語を、楽しみにしていて。『湯を沸かすほどの熱い愛』は10月29日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年04月27日4月27日から5月8日のGW期間中、伊勢丹新宿店本館2階=センターパーク /TOKYO 解放区では日本文化“銭湯”に新しい解釈を加えたライフスタイルを提案する「TOKYO 解放区の湯」を開催する。日本の古き良き文化を今に伝える“銭湯”だが、実際に年々その数は減り続けている。東京都浴場組合によると、昭和63年には都内に2,043軒あった数も、平成27年4月には650軒にまで減少してしまっているという。本企画では、そんな消失しつつある銭湯文化の魅力を再発信すべく、ファッションの視点から大人も子供も楽しめる銭湯を見つめ直す。まず、“銭湯ファッション”として、今季東京で注目のクローカ(Kloka)、ヌケメ(Nukeme)、ヴイエル バイ ヴィー(VL by VEE)、ユキフジサワ(YUKI FUJISAWA)、ロメイ(Romei)、クレープ(Crepe.)などクリエーターやデザイナーが“銭湯”からインスパイアされたプリントTシャツやオールインワン、キャップ、アクセサリーなどを発表する。それらに加え、キュートでシニカルなお菓子を作るAYSKSMATSUNO from おかしい屋による湯上がりに楽しめる銭湯クッキー、MOYOの歯ブラシ、三鷹発の小さな問屋・五八の雑貨など、入浴時にも楽しめる石鹸や桶などのオリジナル銭湯グッズなども販売予定。その他にも会場には、建築カメラマン今田耕太郎の銭湯写真や、現役最高齢の銭湯背景画絵師の丸山清人の展示、銭湯の定番品ケロリン、銭湯の文化を学べる本、銭湯検定など、多数のコンテンツが用意される。さらに4月28日から30日(各日12時から13時まで)は、新宿区浴場組合公式キャラクター「ゆげじい」がやってくるイベントも。5月18日から24日の期間には、「そうだ!銭湯へ行こう」と題し、日本橋三越本店本館2階 スペース#2へもキャラバンを予定している。
2016年04月25日資生堂は、写真家・映画監督の蜷川実花氏とのコラボレーションによるコラボさんの世界を体感できる銭湯「TSUBAKI湯(つばきゆ)」を、期間限定でオープンしたことを発表した。会場は東京都・押上の「押上温泉 天然温泉 大黒湯」。期間は3月31日まで。営業時間は平日 15:00~24:00/土 14:00~24:00/日・祝 13:00~24:00(2月の定休日は2月22日) 。料金は大人460円/中人160円/幼児80円。このたび3月31日までの期間限定でオープンした銭湯は、資生堂のヘアケアブランド「TSUBAKI」の誕生10周年を記念して、写真家で映画監督の蜷川実花氏とのコラボレーション施策の一つとして開催されるもの。蜷川氏の全面プロデュースにより、東京都・押上にある銭湯「押上温泉 天然温泉 大黒湯」が、女性の身も心髪も艶やかに美しく開花させる入浴体験ができる空間としてデコレーションが施されている。また、銭湯の外観では華やかな花柄の暖簾が出迎え、ロビーには「TSUBAKI」の10周年メッセージと限定商品が紹介される。脱衣所の壁やロッカーには、蜷川氏が撮り下ろした椿の花々が展示されるほか、浴室の壁などにも沢山の椿が描かれるとともに、天井からは椿が降りそそぐ。また、銭湯絵の定番である"富士山"にも椿が加わり、コラボレーションしているということだ。なお、洗い場では「TSUBAKI」を実際に試すことが可能となっている。なお、TSUBAKI湯の2月の定休日は2月22日。3月の定休日は大黒湯公式サイトで確認のこと。
2016年02月15日俳優の松山ケンイチが1月6日に、東京・台東区の銭湯「有馬湯」で行われた主演作『の・ようなもの のようなもの』のヒット祈願イベントに出席。本作で落語家を演じ、「落語が大好きになりました。ぜひ、この映画をきっかけに落語にも関心を持ってもらえれば」と“落語愛”をアピールした。その他の写真2011年に急逝した森田芳光監督のデビュー作である『の・ようなもの』(伊藤克信主演)の35年後を描いた“続編”的な完全オリジナルストーリー。30歳で脱サラし、落語家になった主人公・出船亭志ん田(松山)と、彼を取り巻く個性豊かな面々の人間模様を軽妙に描く。この日は劇中に描かれる「銭湯寄席」を再現する形で、一般の観客も交えたトークイベントを実施。松山は「普段は決して経験できない芝居で、今でもはっきり覚えている。落語は聞くのと、やるのとでは全然違いました」と亡き恩師の思いを受け継ぐ本作の撮影をしみじみ振り返った。イベントには松山をはじめ、本作にも出演する伊藤克信、前作に近所の主婦役で登場した内海桂子、杉山泰一監督、三遊亭小遊三が出席した。今年93歳になる桂子師匠は本作にも出演しており、「35年ぶりですか。すごいなあ。そりゃ、93歳になるのも当たり前」と笑いを誘い、「いい男が芸をやるのは難しい。笑えないからね。でもよくやっていた」と松山の落語家ぶりに太鼓判。一方、松山は「師匠の一言一言が重く、受け止められないほど」と恐縮しきりだった。『の・ようなもの のようなもの』2016年1月16日(土)より、新宿ピカデリーほか全国公開取材・文・写真:内田 涼
2016年01月06日大田区・川崎市浴場連携事業実行委員会は11月1日から2016年2月29日まで、東京都大田区と神奈川県川崎市の銭湯にて「大田区VS川崎市 銭湯陣取りスタンプラリー」を開催している。大田区と川崎市は、約100軒の銭湯が集まる「銭湯の町」としても有名な地域とされ、多摩川を挟んで隣り合っている。また、美容と健康に良いとされる褐色の温泉「黒湯」を楽しめる銭湯が多いのも特徴とのこと。同イベントは銭湯発の地域振興を推進するために開催されており、大田区と川崎市の両陣に分かれて陣取り合戦に見立てたスタンプラリーを行う。スマートフォンアプリ「さくっと銭湯マップ~さくせん~」をダウンロードした上で自陣の銭湯を利用すると1ポイント、相手陣の銭湯を利用すると2ポイントを獲得可能。ポイントが貯まるとさまざまなプレゼントに応募できる。A賞(50ポイント・4人)には、銭湯を貸し切りできる「あなただけのプレミアム銭湯体験」、B賞(5ポイント・324人)には「協賛団体プレゼント」などを用意している。また、同アプリでは大田区と川崎市の全銭湯・約100軒を検索できる。
2015年11月04日「温泉に行きたいけど時間がとれない……」。そんな人にぴったりの天然温泉やスーパー銭湯が神奈川県にはいっぱいある。10種類以上の湯を巡ったり、その施設ならではのコンセプトの中でゆったりとしたひとときが楽しめたり。そんな1日中遊べる天然温泉・スーパー銭湯を厳選して紹介しよう。○"古里"の天然温泉をゆったり楽しむ神奈川県川崎市には、縄文時代の息吹を感じられる施設がある。しかもそこでは、地下1,300mから湧き出た天然温泉を堪能できるという。施設の名前は「縄文天然温泉 志楽の湯」。2002年、この地にあった半導体工場が閉鎖したことをきっかけに、原点である縄文時代にまで時代を戻してみようと地面を掘ったところ、40度近い高張性の天然温泉が噴出したのがそのはじまりだ。「天然温泉×縄文時代!? 神奈川県川崎市には"古里"を感じられる温泉がある!」○岩盤浴はプラネタリウムとともに仕事帰りや週末に、効能豊かな湯で思う存分心身をほぐしたいなら、アクセス良好な都心のスパを利用してはいかがだろうか。横浜市鶴見区の「RAKU SPA 鶴見」なら、弱酸性硫黄の湯や炭酸水風呂をはじめとするバラエティー豊かな湯を堪能できるだけでなく、川崎駅、鶴見駅、横浜駅からの無料送迎バスを利用すれば行き来も楽々だ。特にここのオススメは岩盤浴! なんと、プラネタリウムとともに楽しめるのだ。「神奈川県横浜市には岩盤浴+プラネタリウムも備えた極上スーパー銭湯がある」○湯巡りだけじゃない魅力がいっぱい日本最大級の温泉口コミサイト「@nifty温泉」で2010年から2012年まで3年連続総合1位をはじめ、5年連続でトップ3に入りをしたスーパー銭湯と言えば、神奈川県・宮前平の天然温泉「湯けむりの庄」である。男風呂が14種類、女風呂が16種類以外にも様々な楽しみ方ができるのがここの魅力。早速どんなところなのか迫ってみようではないか!「だから選ばれる! 神奈川県「湯けむりの庄」は温泉や岩盤浴が革新的だった」○みなとみらいで熱海の湯を満喫「まとまった休みが取れたらゆっくり温泉旅行にでも行きたいけど、最近仕事が忙しくって……」。そんな人におすすめなのが、最寄り駅(=みなとみらい駅/神奈川県横浜市)から徒歩5分という好立地で本物の温泉の湯を楽しめる「熱海・湯河原温泉 万葉倶楽部」。こちらの施設で使用されている湯は、なんと熱海・湯河原温泉から毎日タンクローリーで運ばれてきているのだ。「神奈川県"万葉倶楽部"のココがスゴい! 超絶夜景と熱海・湯河原温泉を同時に」○バリ島の雰囲気の中で黒湯を堪能温泉旅行は大好きだけど、ゆっくり旅行する時間もお金もなくて……。なんて人におすすめしたいのが、仕事帰りや休日に気軽に利用できるスパの利用だ。それもとびきりリッチな気分になれるバリ風天然温泉! 現地さながらのアジアン料理や和食、中華を楽しめるレストランや、各種マッサージやエステを堪能できるビューティーサロンまで完備しているのだ。そこに黒湯の源泉掛け流しなんて、言うことなしである。施設の名は「バリ風天然温泉 スパ・リブールヨコハマ」。横浜市鶴見区に立地し、JR鶴見駅や川崎駅からの無料送迎バスも利用できるため、会社帰りにも気楽に立ち寄れるのがうれしい。「黒湯のバリ風温泉も! 神奈川県横浜市には美容と美食を兼ね備えたスパがある」
2015年06月24日「銭湯」。その響きからすでに、どこか懐かしいものを感じる人もいるだろう。一昔に比べるとその数は減少しているものの、東京都内には現在も約650軒が営業している(2015年2月現在)。意外かもしれないが、銀座や表参道、広尾のような高級でオシャレな街にも銭湯が存在しているのだ。そこで今回、個性も味もある銭湯を厳選して紹介しよう。○「テルマエ・ロマエ」の舞台に - 「稲荷湯」古代ローマ人と日本の風呂文化の関わりをコミカルに描き、一大ブームを起こした「テルマエ・ロマエ」。2012年には主演・阿部寛さんで映画化されたのも記憶に新しい。今回紹介する「稲荷湯」は、この映画のロケ地にもなった、知る人ぞ知る名銭湯のひとつである。「東京都北区に江戸っ子も喜ぶ名銭湯あり -「テルマエ・ロマエ」の舞台にも!?」○"銭湯激戦区"江戸川区の老舗 - 「鶴の湯」江戸川区は都内でも比較的銭湯の多い"銭湯激戦区"。対外PRにも積極的で、「お湯の富士」という富士山と関取をモチーフにしたかわいらしいマスコットキャラクターを旗頭に、区内銭湯のスタンプラリーを定期的に行っているほどだ。今回紹介するのはそんな江戸川区に位置する、都営新宿線船堀駅徒歩6分の「鶴の湯」。創業はなんと江戸時代までさかのぼる老舗銭湯だが、2002年にリニューアルされた。外観からは破風屋根が残る以外昔の面影はなく、現代風の銭湯に様変わりしている。「東京都江戸川区に江戸時代創業の老舗銭湯あり! 黒湯天然温泉に露天岩風呂も」○モダンさが売り - 「久松湯」池袋駅から約10分先の西武池袋線「桜台駅」から徒歩約5分。練馬区の桜台という閑静な住宅街の中に、なんと天然温泉の銭湯がある。今回紹介する「久松湯」は昭和31年(1956)に創業。とは言え、創業当初は温泉ではなく、何度と工事を繰り返す中で2013年に温泉の掘削に見事成功し、翌年の2014年5月にフルリニューアルオープンを果たした。「東京都には美術館と見違えるほどのモダンな銭湯がある! 露天風呂は天然温泉」○表参道で100年以上 - 「清水湯」国内外のブランドショップや数多くの美容院などが立ち並ぶ、流行の中心地・表参道。この銭湯「清水湯」は、表参道交差点から徒歩2分ほどの場所にある。今でこそ、この土地に違和感のないデザイナーズ風の銭湯になっているが、実は創業100年以上。現在の様相になったのは2009年のリニューアルからだ。「東京都・表参道に創業100年以上のお洒落銭湯あり! 入浴後はベルギービールを」○高級住宅地のそばに - 「広尾湯」渋谷区広尾。東京の中でも六本木、青山、恵比寿、白金に囲まれた、いわゆる"アッパー"な街であり、高級住宅地や多数の国の大使館で国際色が豊かなのも特徴だ。そんな広尾の中で、オシャレ雑貨店や生活に根ざした惣菜店などがある商店街「Hiroo散歩ど~り」は、周辺住人にとって貴重な存在である。今回紹介する「広尾湯」は、その通り沿いにある。「東京都随一のオシャレ高級街・広尾にも銭湯あり - 気取らない風情がそこに」○銀座にも富士山がある - 「金春湯」銀座といえば、数多くの高級店が立ち並ぶ日本一の繁華街である。そんな銀座にも、銭湯があるのをご存知だろうか? 実は銀座には現在2軒の銭湯がある。ひとつは銀座一丁目の「銀座湯」。そしてもうひとつが、今回紹介する「金春湯(こんぱるゆ)」だ。「東京都屈指の老舗銭湯は銀座にあり! 暖簾の向こうには赤富士も」○東京スカイツリーと銭湯と - 「大黒湯」東京の新しいシンボル、東京スカイツリーは墨田区で2012年に開業した。墨田区は江戸・下町の雰囲気を色濃く残した街で、このスカイツリー徒歩圏内にも数軒の銭湯が残っている。今回紹介する「大黒湯」は押上駅から徒歩5分。東京スカイツリーからも徒歩10分の好立地にある銭湯だ。「東京都墨田区の天然温泉銭湯で、のびのびと東京スカイツリーを望む」○サービス精神がスゴい - 「一の湯」高田馬場駅から西武新宿線で4駅。沼袋駅北口徒歩1分の銭湯が、今回紹介する「一の湯」だ。屋号の入った白い油井型煙突は駅からもよく見える。創業は昭和25年(1950)だが、2010年に全面リフォーム。学生や単身者が多く住む中野区の駅前銭湯で25:30まで営業しており、途中下車して通う客も多い人気の銭湯である。「東京都中野区には途中下車してまで通いたくなる手厚いサービスの銭湯がある」○ランナー御用達 - 「バン・ドゥーシュ」"ランナーの聖地"とも称されている皇居周辺では、平日・休日問わず多くの人々がランニングを楽しんでいる。そのニーズに応えるべく、周辺にはジョギングウエアに着替えたり、シャワーを浴びたりできる、ランナーのための施設が多く存在する。今回紹介する千代田区の「バン・ドゥーシュ」も、ランナーが求める機能も兼ね備えた銭湯だ。場所は東京メトロ半蔵門線半蔵門駅徒歩1分、お堀までわずか2ブロックのところにある。「東京都・皇居ランは銭湯とともに! ランナーに愛される銭湯はこんなところ」○芸者さんに愛された銭湯 - 「熱海湯」新宿区・神楽坂。古くに花街として栄えた地域で、表通りは今でこそカフェやバル、大型のチェーン店も多くなってしまったが、一本裏路地を入れば料亭や史跡などとまだまだ風情のある景色が残っている。今回紹介する銭湯は、そんな風情を一層味のあるものにしてくれる銭湯「熱海湯」だ。「東京都・神楽坂の路地裏には芸者さんが愛した銭湯が今も残っている!」○"黒湯"の温泉も - 「照の湯」東京都内にも温泉があるのをご存知だろうか。その温泉は「黒湯」と呼ばれ、その名の通り、まるで醤油のように真っ黒なのが特徴。アルカリ性で肌がすべすべになることでも人気が高く、都内最多の銭湯数を誇る大田区によく見られる。今回紹介するのは大田区の「照の湯」。こちらも黒湯で人気の高い銭湯のひとつだ。「東京都に温泉仕立ての銭湯が! 醤油のように黒い"黒湯"のほか"古代檜"の湯も」○ミルク風呂も - 「小杉湯」音楽、ファッション、サブカルチャー、若者を中心とした中央線文化と、50年以上続く阿波おどりの伝統文化が混在する"日本のインド"こと高円寺。今回紹介するのは、そんな高円寺の「小杉湯」だ。JR高円寺駅から徒歩5分。にぎやかな商店街を通り、一本路地に入ったところに佇(たたず)む、昭和8年(1933)創業の銭湯である。「東京都・高円寺の銭湯にはミルク風呂以外にも個性光るサービスがいっぱい!」○シルキー風呂や炭酸泉風呂も - 「アクアセゾン」近年減り続ける一方の銭湯の形態は二極化している。古き良き昭和の姿を保つ伝統的な銭湯と、時代に合わせてより近代化・充実した設備を目指す銭湯である。今回紹介するのはその後者、東武東上線「ときわ台」駅より徒歩7分のところにある「アクアセゾン」(東京都板橋区)という銭湯だ。「東京都板橋区の銭湯はシルキー風呂と炭酸泉風呂がダブルで楽しめる!」
2015年06月18日高田馬場駅から西武新宿線で4駅。沼袋駅北口徒歩1分の銭湯が、今回紹介する「一の湯」だ。屋号の入った白い油井型煙突は駅からもよく見える。創業は昭和25年(1950)だが、2010年に全面リフォーム。学生や単身者が多く住む中野区の駅前銭湯で25:30まで営業しており、途中下車して通う客も多い人気の銭湯である。○仕事帰りのビジネスマンにも優しい空間従来の銭湯は湯を貸すだけで、シャンプーや石けん、タオルなどは個々人が用意する、というところが多かった。そんな中で一の湯は、心のこもったサービスで一線を画している。コインランドリー併設、モザイクタイルで描かれた大きな屋号が特徴の建屋。庇のついた入り口から入れば破風造りの屋根で飾られており、男湯は右、女湯は左に進む。玄関にはルンバが走っているのも見逃せない。一の湯は番台式。気立てのいい女将さんが座っている。リニューアルする銭湯はフロント式になるのが一般的だが、番台を残すことで脱衣所の客一人ひとりをケアすることができている。清潔感あふれる広々とした脱衣所には工夫がいっぱい。迫力満点の大型テレビの設置や、サラリーマンのためにスーツ用の縦長ロッカー、そして、軟水・硬水が選べる洗面台もある。ちなみにこの水はペットボトルなどに入れて持ち帰りもOKだ。中央には鹿威(ししおど)しのある坪庭に、個室になった喫煙室もある。そして、Wi-Fiも完備。携帯電話の充電までできてしまう。脱衣所のほか、浴室内にはボディソープやリンスインシャンプーを常備。また、入浴の必需品であるフェイスタオルや歯磨き粉、なんとナイロンタオルまで無料で借りることができるなど、まさに至れり尽くせりだ。「より便利にくつろいでもらうために」と、ひねり出されたアイデアは個性的で、その人気を裏付けるように、脱衣所の棚には常連の風呂カゴがズラリと並んでいる。○ミントが香るミストサウナも無料浴室に入ると、正面には富士山と鶴をモチーフにした縁起のいいモザイクタイル画。湯は地下水を軟水化した水を利用しており、肌はツルツル、髪はサラサラに。体感では43度くらいだろうか。寒い日もしっかり温まる。ここの「ホットバス」という設備は少し変わっていて、ボタンを押すと釜からじかに熱いお湯が出てくる。熱風呂が好きな人にもうれしい。ミントの香りがするミストサウナは無料で利用可能。肌や喉にも優しいとか。そして、男湯側には露天岩風呂も。四角く抜かれた屋根からは空と煙突がよく見える。少しぬるめに設定されているので、ゆったり時間をかけて疲れを癒やそう。創意工夫にあふれた一の湯、最近では、脱衣所を使って「一の湯寄席」というイベントも開催するなど新しい試みにも積極的だ。便利で心のこもったサービスを展開している銭湯だからこそ、あらためて一人ひとりがマナーを見直し、みんなが気持ち良く利用できる環境を一緒に保っていければと思う。※記事中の情報は2015年2月時点のもの。イメージ図は筆者の調査に基づくもので正確なものではございません○筆者プロフィール: 高山 洋介(たかやま ようすけ)1981年生まれ。三重県出身、東京都在住。同人サークル「ENGELERS」にて、主に都内の銭湯を紹介した『東京銭湯』シリーズを制作している。
2015年02月25日フロリダ州政府柑橘局は2月26日、「フロリダ グレープフルーツの日」を記念し、"銭湯ファン"高山洋介氏の推薦する「北品川温泉天神湯」(東京都品川区)、「ふくの湯」(東京都文京区)、「光明泉」(東京都目黒区)にて「1日限定『グレープフルーツ湯』」を実施する。フロリダ産グレープフルーツおよびその他柑橘(かんきつ)類の保護、発展のための機関である同局では、2月中旬から5月頃までとされる旬の始まりと、フロリダの「フ(2)ロ(6)」との語呂合わせから、「2月26日」を「フロリダ グレープフルーツの日」として制定している。2月26日が"風呂の日"でもあることから、今年は全国の銭湯・温泉施設にて「グレープフルーツ湯」を提供するという。実施銭湯は「北品川温泉天神湯」「ふくの湯」「光明泉」の3軒で、都内外の銭湯を紹介している"銭湯ファン"高山洋介氏の推薦する施設となる。乾燥しやすい2月に保湿効果のあるグレープフルーツを使った「グレープフルーツ湯」につかることで、肌の乾燥対策と共にゆったりした米国フロリダの空気を感じてもらうため実施することになったとのこと。なお、各施設の営業時間は、「北品川温泉天神湯」が15:00~25:00、「ふくの湯」が11:00~24:00、「光明泉」が15:00~25:00となる。高山氏は同企画について、「柑橘系の果物はとてもお風呂と相性が良く、特にグレープフルーツは香りが強いので、どんなお湯になるのか楽しみです。今年だけでなく来年以降もこのコラボが続き、2月のお風呂といえばグレープフルーツ湯となるくらい定着するよう願っています」とコメントしている。
2015年02月23日大昔から、日本人はお風呂が大好きだ。今でも休日を利用してスーパー銭湯や温泉地に足を運ぶ人も多い。でも、いわゆる「銭湯」に行ったことのある人・通っている人は、若い人になればなるほど少ないと思う。今回はそんな人たちに向けて、「初めての銭湯」を気持ち良く体験してもらうためにいくつかのアドバイスをしたい。○渋谷や表参道、銀座にも銭湯はある!ここで言う「銭湯」とは全国浴場組合に加盟し、料金が各都道府県内で統一されている公衆浴場を指す。東京都では大人が460円、現在665軒の銭湯が営業している(12月現在)。一般的に、自然から湧き出る湯を活用した浴場は温泉と呼ばれるが、銭湯は人工的に作られた"大きなお風呂"と捉えてもらえればいい。実は都内の銭湯にも温泉はあるのだが、それはまた別の機会に紹介しよう。まずは近くの銭湯を探すところから。東京都の銭湯は東京都浴場組合のホームページで簡単に調べることができる。東京は駅の間隔が狭い。もし最寄り駅になくても、少し散歩すれば見つかるはずだ。会社勤めの人は勤務地の近くで探してみるのも手だ。実は、渋谷や表参道、銀座などにも銭湯はある。○シャンプーやタオルはできるだけ持参を次に持ち物の準備をしたい。銭湯には、シャンプーや石けん、タオルなど、必要と思われるものはできるだけ全て持っていった方がよい。最近はボディソープとリンスインシャンプーを備え付ける銭湯も増えてきたが、全ての銭湯が完備しているわけではない。とは言え、手ぶらで行ってもほとんどの物は現場で購入することもできる。逆に、貴重品を持って行くのは避けよう。千円札一枚あれば十分だ。ちなみに洗面器はいらない。勇気を出して(?)中に入ると、番台もしくはフロントがあるので、そこで入浴料を払う。サウナを利用する時は、別料金の場合もあるので確認しよう。脱衣所に入ったら、ロッカーに手荷物や着ている服を入れる。ロッカーの鍵は腕や足に付けて絶対になくさないこと。なくすと鍵交換のための実費を求められるなど、いろいろと面倒なことになる。さて、浴室内へ。といっても一直線に湯船に向かってはならない。まずは「かけ湯」をして、身体の汗や汚れを落としてから入る。身体を洗う時は、シャワーの水を出しっ放しにしたり、カラン(蛇口)を足で踏んだりしてはならない。周りの人に水がかからないように気配りもしよう。銭湯はエコとマナーを学ぶ場でもある。○オススメは"温冷浴"いよいよ湯船に入る。思いっきり足を伸ばしてくつろごう。至福の一時だ。この時、湯船にはタオルや髪を入れないように注意したい。長い髪の人はまとめておこう。もし熱すぎる時は、周りに一声かけて常識の範囲でぬるくしてもよい。湯船は場所によって何種類かある。オススメは水風呂を使った"温冷浴"だ。温かい湯と水風呂に交互に入ることで、血行も良くなるし、湯冷めしにくい。何よりとても気持ちいいのだ。全身くまなく洗って湯を堪能したら、使ったイスと洗面器をきちんと元の場所に戻す。そして、脱衣所をぬらさないように、タオルで身体を完全に拭いてから出る。ここが重要だ。着替え終わったら、髪を乾かしながら一休み。脱衣所内やロビーで、定番のコーヒー牛乳を飲むもよし。テレビや雑誌を眺めるもよし。一言お礼を言って銭湯を出たら、そのまま近所を散策してみるのもいいだろう。外の風が火照った身体に涼しく、風情がある。とは言え、寒い季節の湯冷めには気をつけよう。せっかく温まったのに風邪をひいては元も子もない。○都内の銭湯の数は50年弱で約4分の1に銭湯に何度か行ってみたら、ぜひ2軒目、3軒目と別の銭湯に足を運んでみたい。外観から脱衣所、浴室のつくりや湯船の種類、客層に至るまで、ひとつとして同じ銭湯はない。銭湯はその街々の縮図でもあるのだ。知らない街の銭湯に出かければ、きっとあなたの世界も広がることと思う。ちなみに東京都浴場組合では「銭湯お遍路」というスタンプラリーを通年で開催しているので(認定証、記念品あり)、これをきっかけに東京都内の銭湯巡りにチャレンジしてみるのも面白い。銭湯の数は、言うまでもなくどんどん減少している。東京で言えば、昭和43年(1968)の2,687軒をピークに、50年弱でおよそ4分の1にまで数を減らした格好だ。とは言え、北は北海道から南は沖縄まで、日本全国にはまだまだ銭湯は残っている。昔ながらの伝統的な銭湯や、モダンに進化した銭湯、変わった設備がある銭湯や、名物女将が優しく出迎えてくれる銭湯まで様々だ。夏は汗を流し、冬は芯から温まる。そんなシンプルな機能以上の魅力が、きっと銭湯にはある。今だからこそ銭湯デビューして、新しい世界に浴してみてはいかがだろうか。※本文と写真は関係ありません○筆者プロフィール: 高山 洋介(たかやま ようすけ)1981年生まれ。三重県出身、東京都在住。同人サークル「ENGELERS」にて、主に都内の銭湯を紹介した『東京銭湯』シリーズを制作している。
2014年12月25日銀座といえば、数多くの高級店が立ち並ぶ日本一の繁華街である。そんな銀座にも、銭湯があるのをご存知だろうか? 実は銀座には現在2軒の銭湯がある。ひとつは銀座一丁目の「銀座湯」。そしてもうひとつが、今回紹介する「金春湯(こんぱるゆ)」だ。○文久3年創業! 脱衣所には神棚も金春湯は中央通りを新橋方向に一本入ったところにあり、その通りは古くから"金春通り"と呼ばれている。金春湯の創業は文久3年(1863)。都内でも屈指の歴史ある銭湯だ。もちろん当時のままではなく、現在はビルになっており、2014年3月にはリニューアルもしている。青い看板と屋号が染め抜かれた上品な紺色の暖簾が目印だ。その暖簾をくぐると、自動販売機とベンチが見えてくる。金春湯にはロビーがないので、一休みはこちらでする。そして、つきあたりには"わ"と書かれた看板が! これは、銭湯特有の営業中を表す文字で、「お湯が沸いていますよ」という意味である。板鍵の下足箱を通って、男湯は右、女湯は左に入る。金春湯は番台式。といっても上手に目隠しされているので、女性も気にする必要はない。ロッカーは100円玉返却式のものが中央と壁側に。男女の境目は鏡張り。こちらにはドライヤーや綿棒等が準備されている。観葉植物もいくつか置かれていて、広くはないが清潔感のある明るい脱衣所だ。上を見上げれば格(ごう)天井、そして、脱衣所のちょうど中心には大きな神棚が据え付けられていた。○湯につかり、富士や鯉を楽しむいざ浴室へ。窓は閉められているので、湯気が充満している。まず目に飛び込むのは、正面の赤富士のペンキ絵。中島盛夫絵師の作だ。ちなみに、女湯の方にはおなじみの青い富士山が見える。もうひとつ注目したいのは富士山の下、タイルに描かれた鯉の絵。鈴栄堂という九谷焼製造会社が製作したもので、どちらも縁起のいい華やかなモチーフだ。カランの数は少ないが、ボディーソープとリンスインシャンプーが準備されているのはうれしい。なお、"モモテツ"(桃太郎電鉄)の広告が入った桶はレアなのでお見逃しなく!湯は適温。水温計は42~43度を指している。男湯には2つ浴槽があり、どちらも3人入ればいっぱいだが、銀座という場所柄、仕事前・仕事中の客が多いのか、長湯をする客はあまりいない。湯につかって足を伸ばせば、日本一地価の高い街で裸になっていることなんて忘れてしまう。銀座の名湯・金春湯。こぢんまりとした銭湯だが、随所に見どころは多い。銀座に足を運んだ際は時間を30分つくって立ち寄りたい。※記事中の情報は2014年12月時点の男湯のもの。イメージ図は筆者の調査に基づくもので正確なものではございません○筆者プロフィール: 高山 洋介(たかやま ようすけ)1981年生まれ。三重県出身、東京都在住。同人サークル「ENGELERS」にて、主に都内の銭湯を紹介した『東京銭湯』シリーズを制作している。
2014年12月18日俳優の阿部寛が2月26日(水)、東京・大田区の銭湯「明神湯」で行われた主演作『テルマエ・ロマエII』の完成会見に出席。上戸彩ら共演者が、その鍛え上げられた肉体美を絶賛すると、恐縮しきり。「前作以上に面白い作品にするという願いがかなった」と胸を張った。会見には阿部さんと上戸さんに加えて、共演する市村正親、北村一輝、宍戸開、原作者のヤマザキマリ氏が駆けつけ、「見どころは阿部さんのお尻」(北村さん)、「いや阿部さんの乳首が…」(宍戸さん)、「腰がきゅっと締まっている」(市村さん)と口々に阿部さんの肉体美を称えていた。2012年に公開され、興行収入59.8億円という大ヒットを記録し、阿部さんが第36回日本アカデミー賞で最優秀主演男優賞を受賞した『テルマエ・ロマエ』の続編。斬新な“テルマエ(浴場)”を生み出し、一躍人気者になった古代ローマの浴場設計技師・ルシウス(阿部さん)が、新たなテルマエ建設に行き詰まり、再び現代日本へとタイムスリップ。風呂専門雑誌のライターに転向していた“平たい顔族”の真実(上戸さん)との再会を果たす。阿部さんは「続編ができるのは幸せだし、何より同じメンバーが揃うのがすごく楽しい」と“濃い”顔の面々&“平たい”顔の上戸さんとの再共演に感無量の面持ちだ。劇中では上戸さんとの混浴シーンもあり「美しい背中を拝見し、すごく色っぽかった」と思わずニンマリ。一方、上戸さんも「混浴は初体験。イメージと違って、とても心地よい空間だった」とふり返った。また、ヤマザキ氏は「もはや『ベン・ハー』『グラディエーター』に続く世界3大古代ローマ映画。世界公開されても、まったく劣らない」と太鼓判。これには阿部さんも安どの表情で「ぜひ全国のみなさんを癒やしたい」と前作超えの大ヒットに期待を寄せていた。『テルマエ・ロマエII』は4(よい)月26(風呂)日(土)より全国にて公開。(内田涼(cinema名義))
2014年02月26日茨城県大洗町のアクアワールド茨城県大洗水族館は、12月8日よりタローとリュウマのカピバラ銭湯を公開する。実施期間中は、カピバラの水槽の水をお湯に変え、カピバラの「タロー」と「リュウマ」がお風呂に入っている姿を見ることができる。実施予定期間は2013年2月28日まで。また、カピバラ銭湯オープンを記念して、入館時にカピバラストラップを先着500名にプレゼントする予定とのこと。営業時間は9:00から17:00(最終入館16:00)。休館日は12月3日から12月7日で、曜日による定休日はなし。年末年始も休まず営業する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月26日人気コミックを実写映画化した『テルマエ・ロマエ』の完成報告会見が22日に東京・蔵前の銭湯“梅の湯”で行われ、主演の阿部寛、上戸彩、市村正親、宍戸開が登場した。その他の写真本作は、古代ローマ帝国の風呂専門の設計技師・ルシウス(阿部)が浴場のアイデアに悩んだ末、ひょんなことから現代日本の銭湯にタイムスリップしてしまい、古代ローマと現代日本を行き来しながら、彼が“平たい顔族”と称する現代の日本人と交流を深め、それぞれの風呂文化の違いを探り出す物語。銭湯での会見に阿部は、「天上が高くて、(背が大きい)僕にとっては嬉しい。“和”の雰囲気と、カメラの機械的な感じは今までに見たことがないから面白いですね」とコメント。上戸らも「子供の頃を思い出す」や「料金が昔より高くなったよね」などと銭湯話で盛り上がった。本作で“顔が濃い”という理由でローマ人役を演じた阿部、市村、宍戸は役づくりにあたり、「髪の毛をクリンクリンにした。今ここに居ないけど、北村(一輝)は顔が濃いからパーマをかけなくてもローマ人になれるんだよな」と話し、話題が「この3人の中で誰が1番顔が濃いのか」へ移ると、阿部は「この話になると『俺じゃない』っていつもケンカになるんですよ」と苦笑。それに対し上戸は、「現場でいつもこの話になるんですけど、いつも心の中で『みんな一緒だよー』って思ってました」とバッサリ言い、さらに「現地の人よりも遥かに濃かった」と暴露して会場の笑いを誘った。本作の撮影はイタリアのローマにある映画撮影所、チネチッタで約1000人の現地エキストラと巨大な古代ローマのセットで行われた。阿部は、「セットが壮大で、これは日本映画じゃないなと思いました」と振り返り、最後に「シチュエーションコメディですが、思った以上にスケールのある大作に仕上がりました」と自信をもってアピールした。『テルマエ・ロマエ』4月28日(土)全国東宝系にてロードショー
2012年03月22日古くて新しい銭湯の魅力を提案してくれるiPhoneアプリ「ぷらっと銭湯検索」が、CHINTAIの「賃貸生活を豊かにするアプリ」第3弾としてリリースされた。銭湯といえば、これまで生活の一部として取り入れている人はごくわずかなイメージだったが、近年では、ランナーが運動の後に汗を流すために利用したり、また、マジックやロックなどのエンターテイメントを取り入れた銭湯なども登場しており、新たな銭湯の利用の仕方が注目を集めている。年々減少傾向にありつつも、東京・神奈川・埼玉・千葉で銭湯の数は1,100箇所以上と多く、本アプリケーションによって、意外なところにある銭湯を発見することができる。こんなところに銭湯が?新しい発見もありそうな「ぷらっと銭湯検索」で、手軽に銭湯を検索してみよう。カテゴリ:ナビゲーション価格:無料対応:iPhone、iPod touchおよびiPad互換、iOS 3.2以上が必要
2012年03月21日