タレントでミュージシャンの桑野信義が11日に自身のアメブロを更新。父親が闘病生活の末に92歳で亡くなったことを報告した。この日、桑野は「突然ですみません」と切り出し「令和6年1月16日に父親である先名信勝が長年の闘病生活の末92歳で人生の幕を閉じました」と父親が亡くなったことを報告。「父親との約束で報告が本日になりました」と説明し「昨日49日法要と納骨を終えました」と明かした。続けて「父が生前お世話になった皆様へ ありがとうございました」と感謝を述べ、父親について「息子の私にとってはトランペットと人生の師匠でした」とコメント。「私の誇りであり尊敬する父親でした」と振り返り「貴方の息子に生まれてよかった」「安らかに眠ってください」と追悼した。また「父が他界した翌々日は函館で日本生命のショーステージでした」と述べ「貴方のことを思いトランペットを吹きましたよ」とコメント。「スタッフの人達に今日はいつもより気合い入ってますねと言われました」と明かし「もちろん父親のことは何も話してませんでしたが終演後ホテルの部屋に戻り朝まで父親を忍びました」(原文ママ)とつづった。最後に「綺麗な音で吹くことを心掛けなさい何故なら音色は譜面に書けないからといつも言われていました」と説明し「決してうるさいトランペッターにならないようにとこれからもその教えを守ります」とコメント。「貴方は私の心の中で生き続けます」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「ご冥福をお祈り申し上げます」「悲しいですね」「言葉がみつかりません」「いつまでも見守ってくれると思います」などのコメントが寄せられている。
2024年03月12日タレントでミュージシャンの桑野信義が23日に自身のアメブロを更新。可愛がってくれた先輩が旅立ったことを報告した。この日、桑野は「霧雨が降っている大田区です」と切り出し「今日は涙雨です また1人先輩が旅立ちました」と報告。「人は人に支えられて生きている」と述べ、旅立った先輩について「私を可愛がってくれた先輩でした 退院祝いをしましょうねと約束していたのだけれど…」と明かし「あの時の笑顔が忘れられない」とつづった。続けて「この歳になり先に逝ってしまう友達や仲間が増えてしまった」といい「先輩に今までのお礼を伝えしっかりと送ってくるよ」とコメント。「人生はいつ終止符を打つのかはわからない だから今日を大切に生きようぜ」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「心よりお悔やみ申し上げます」「寂しいですね」「今日を大切に生きたいと思います」などのコメントが寄せられている。
2024年02月24日ステージ3~4の大腸がんを宣告され、2021年2月に手術を受けていたタレントでミュージシャンの桑野信義が10日に自身のアメブロを更新。手術後の後遺症で見舞われた障害の影響で現在もしていることを明かした。1月4日のブログで、桑野は「人工肛門を閉じてからの後遺症で排泄障害になってしまい」と告白し「トイレラッシュに襲われる」と説明。「色々な種類や形があるけれどこれが人工肛門パウチです」と写真とともに明かし「人工肛門を閉じた後に排出障害で同じ思いをしている人がたくさんいることを知った」とつづっていた。この日は「パシフィコ横浜に行って来たよ」と報告し「1度オストメイト(人工肛門の人)になり その後ストーマ(人工肛門)を閉じ現在排出障害になってしまった桑野信義に講演依頼が来たのです」と説明。「正直言って当時は人工肛門の自分が恥ずかしかったんです」と明かしつつ「でも世の中には老若男女のオストメイトがいると知りました人工肛門ですが普通の生活をしています」と述べ「恥ずかしいと思っていた自分がすごく恥ずかしくなったんだ」とつづった。続けて「そして人工肛門を閉じる時に愛おしくさえ思えたストーマにお別れをして記念写真を撮ったよ」と報告し「その後は排出障害になり現在もオムツをしている」と現在もおむつを着用して生活していることを告白。「ちっとも恥ずかしくない」と述べ「これから、そして今現在 同じ障害を持つ人たちの役に立たればということ少しでも自信を保って欲しいので隠さずこれから発信していきます」と今後の意気込みをつづった。また「桑野も最初は不安だったよ」と明かし「このブログを見て質問があればどんどんお待ちしてます」とコメント。最後に「元気に見えても人は何らかのハンデを背負って生きてます」と述べ「焦らず!慌てず!諦めず!がんサバイバーの皆さん一緒に闘いましょう」と呼びかけ、ブログを締めくくった。
2024年02月11日阿部寛主演、塚本高史、吉田羊、稲森いずみ、深川麻衣らが共演した「まだ結婚できない男」が12月10日の放送で最終回を迎えた。長野に帰るというまどかを桑野が止める、桑野らしい“告白”に視聴者の反応は!?2006年に放送された前作から13年を経て53歳になるも引き続き独身、偏屈、独善的、皮肉屋の桑野信介を阿部さんが演じる本作。前作では桑野のアシスタントだったがいまは共同経営者になった村上英治に塚本さん。桑野の母・育代には草笛光子、妹の中川圭子に三浦理恵子、義弟の中川良雄に尾美としのりといった前作続投組に加え、今シリーズから桑野を取り巻く弁護士・吉山まどか役で吉田さん、カフェの店長・岡野有希江役で稲森さん、桑野の隣人の戸波早紀役で深川さん、桑野の姪・中川ゆみ役に平祐奈、桑野らの事務所のアシスタント・横田詩織役で奈緒らも出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。最終回では桑野が家の設計を担当している木村(伊藤正之)の、離婚しようと思っている妻が建築差し止め訴訟を起こし、その妻の弁護人をまどかが担当。夫側の証人として桑野が出廷、法廷でまどかと対峙。法廷で2人は口論になってしまうが、そこで言われたまどかの言葉が桑野の胸に響く。長野で暮らす母親の体調が良くないと知ったまどかは、地元に戻って母親の弁護士事務所を継ぐかどうか迷っていた。そんな事情を知らない桑野はまどかの事務所にやってきて、夫が1人で暮らす前提で設計した家を、夫婦がやり直せるように作り替えた設計図をみせる…というストーリーが展開。「もしかして行かないで欲しいって誰かが言ってくれたら…」と話すまどか。その後桑野は「長野に帰るのはやめたほうがいい。あなたがいないとつまらない。さびしくなる」とまどかを引き留める。その後“桑野らしい”行動でまたまどかを怒らせてしまう。ラストは仲直りした桑野とまどかが映画を観に行くシーンで締めくくられた。桑野らしい“告白”に「不器用な告白、まどかさんの涙の後にオチがあるとは思わなかったけど」「そこから台無しになる展開はこの作品ならではだった笑」「吉山弁護士の長野行きを止めた告白…この2人の結婚も観たかったなー…」などの声が上がるとともに「デレる桑野さん、今度こそお幸せに!」と桑野の今後に声援も。SNSには「桑野さんロスになりそうだ」「完全にまだ結婚できない男ロスになった」「次回作または映画化待ってます」などの声も続々上がっており、「まだまだ結婚できない男、還暦を迎えても結婚できない男等の次回作を楽しみに待つ」など、次回作のタイトルを予想するツイートも現れている。(笠緒)
2019年12月11日阿部寛が偏屈でプライドが高すぎる独身男を演じる「まだ結婚できない男」の第8話が11月26日オンエア。英治の結婚式で主賓スピーチをすることになった桑野の飾らない率直な言葉に、視聴者から感動の声が集まっている。2006年に放送された「結婚できない男」の続編となる本作。前作から13年を経ていまだ偏屈で独善的で皮肉屋、そして独身のままの建築家・桑野信介に阿部さん。13年前は桑野のアシスタントだったが今や事務所の共同経営者となった村上英治に塚本高史。桑野の妹の中川圭子に三浦理恵子、義弟の良雄に尾美としのり。また今作から弁護士の吉山まどか役で吉田羊、桑野行きつけのカフェの店長・岡野有希江役で稲森いずみ、桑野のマンションの隣の部屋に引っ越してくる女優の戸波早紀役で深川麻衣。中川の娘で桑野の姪・ゆみ役で平祐奈といったキャストが出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。式に向けて準備を始める英治は、桑野に結婚式に出席してほしいと伝えるも、桑野はあいまいな返事ではぐらかす。そんななか、ゆみがメイドカフェでバイトしていることを知った中川と圭子は、桑野を呼び出し、ゆみにバイトしている理由を聞きだして、辞めるよう説得してほしいと頼んでくる。渋々了承した桑野は一人でメイドカフェに潜入、ゆみが留学の資金のためバイトしていることを聞き出す。その後、ようやく結婚式に出席することになった桑野に英治は主賓スピーチをお願いする。まわりは反対するが英治にとって桑野は恩人。自分と桑野の間に“絆”があると信じていた英治だが、桑野から否定的な発言をされ失望。結局まどかが原稿を書いてスピーチすることになるが、まどかの原稿が気に入らない桑野は、結局自分で原稿を書くことにする。だが結婚式当日になっても原稿はできておらず、しかも登壇直前にスピーチのメモを落としてしまう――というのが今回のストーリー。周囲が心配するなかスピーチが始まるのだが、桑野が自分の言葉で語った率直な想いに英治や桜子(咲妃みゆ)、まどかも涙する。前作の回想シーンも挟みつつ進む桑野渾身の“名スピーチ”に「みんなに反対されながらもずっと信じてスピーチお願いした英治くんがいかに桑野さんを信頼してるのがわかるしあのスピーチは桑野さんの本音で泣ける」「飾り気のない言葉こそ、人の心を動かすものだと思う」「桑野さんのスピーチ聞いて(見て?)だめだ涙が止まらない、なんて良いドラマなんだ」などの声が続々とSNS上に上がっている。(笠緒)
2019年11月26日桑野信義(62)が11月6日、Twitterで《マジで悲しい》と投稿した。同日、覚せい剤取締法違反の疑いで田代まさし容疑者(63)が逮捕されたためにファンはその心痛を察した。しかし桑野が悲しみの理由を明かしたところ、「違う、そうじゃない」とネットが沸いている。同日の夕方ごろ、田代が覚せい剤取締法違反の容疑で逮捕されたというニュースが一斉に報じられた。田代の逮捕は5度目。するとその夜、桑野は《マジで悲しい》とツイートした。桑野と田代はともにラッツ&スターのメンバーであり「志村けんのバカ殿様」(フジテレビ系)での名コンビぶりも好評だった。そのため、こんな声が上がった。《桑マンの気持ち、お察しします…マーシー先輩》《心中お察しします》《本当に本当に悲しいです》すると《マジで悲しい》というツイートを引用し、桑野は《また伸びた》と投稿した。ともにアップされた画像には、スマホゲーム「ラブプラス EVERY」のメンテナンス期間が延期したというお知らせが!11月5日、「ラブプラス EVERY」のメンテナンスについて《俺はいつまでだって待ってるよ!メンテ頑張ってください!》とツイートしていた桑野。メンテナンスは当初、今月2日から7日までの予定だったが6日には29日までとなっていた。とはいえネットでは、桑野のツイートにこんな声が上がっている。《まさかのラブプラス延期の悲しみだった》《違う、そうじゃない》《そっちかよ!!桑野さんの、志村けんさんの笑いの遺伝子、見させて頂きました》
2019年11月07日独特の世界観でTwitterの人気者となった “桑マン”こと桑野信義(62)が4月11日に全ツイートを削除し、突如「スポンジノブ」としてVtuberデビューを果たした。人気Vtuberとの交流も生まれ、ネットでは大きな話題を呼んでいる。桑野は2月8日からTwitterをスタート。当初から映画「アクアマン」のポスター風コスプレを披露するなど、ハイセンスなネタ投稿でフォロワーを喜ばせた。さらに「セカンドバッグをひったくられた」という過去を持つためか、バッグや盗難防止の鈴などといったAmazonのウィッシュリストを公開。ポケモンGOのモンスターボールでバッグを捕獲しようと試み、「荷物盗難防止アプリーお花摘みー」のアカウントだけを唯一フォロー。そうした点が“こなれている”と話題となり、開設から1週間ほどでフォロワー数が約3万人となっていた。今月10日には《最初はウケるかどうか不安でしたが》とツイートし、フォロワーたちが面白がってくれたことなどに感謝。続けて《実はtwitterは綿密にネタを考えて100ツイートで辞めようと考えていました》と告白。《ですが皆様と作り上げた1つ1つのツイートという作品に愛情が湧いてしまい 辞めることをちゅうちょしてしまっている自分がいます》と、Twitter愛を語っていた。桑野の迷いに、多くのフォロワーたちから「辞めないで!」といった声が上がっていたが――。しかし翌11日、桑野は突如“愛情が湧いていた”ツイートを全件削除したのだ!さらにアカウント名を「スポンジノブ」に改め、Vtuberとしての再デビューを宣言した。桑野は《本アカウントをフォローして頂き、どうもありがとうございました!Thank you for following!》とツイートし、「桑野信義が新人Vtuberに!?」というタイトルの動画をアップ。動画のなかで桑野はスポンジの人形を使い「チャンネル登録よろしくお願いします!」と呼びかけ、「世界初の四次元空間からの配信です!」と宣言。そしてたまごっちのゲーム実況をしてみせた。YouTubeのコメント欄にはこんな声が。《伝説の始まり第二章》《全くバーチャルじゃなくて草》《とんでもない新人が出てきた》さらに、思わぬ反響も。人気Vtuber・織田信姫からTwitterで《あたしもノブです よろしくお願い申し上げます》との挨拶が。桑野も《マ!?》と驚きのリプライ。またその意外さからネットでは《桑野信義と織田信姫が絡む時代》《コラボして》といった声も上がっていた。スポンジノブとなったことで、「お花摘み」だけでなく新たに食器用洗剤「ジョイ」の公式アカウントをフォローした桑野。今後の動向にも目が離せない!
2019年04月11日こんにちは。心理食育インストラクターのSAYURIです。空気が乾燥し始めると症状が強くなると言われるアトピー性皮膚炎。自分にアトピーがあると、「子どもに遺伝したら……」と不安になる人も多いようです。そこで今回はNPO法人予防医療推進協会の理事でアトピーアドバイザーとして全国で公演活動や2,000人を超えるメルマガ会員さんにアトピー情報を発信している、桑野やすし氏にお話を伺いました。●アトピーは遺伝するってホント?桑野氏によると、『「アトピーは遺伝するのか?」については、いくつもの研究・調査があるようですが、概して「遺伝する 」と言ってよいでしょう。研究によって幅がありますが、片親がアトピーの場合で30〜50%程度、両親ともアトピーの場合で50〜80%程度の子どもがアトピーになると言われています。日本皮膚科学会の『アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2016年版』にも、アトピー素因の一つとして“家族歴”が記載されていますね。遺伝が重要なファクターだと認識されているということです。僕自身3か月の息子がいますが、いずれ彼にもアトピーが発症することを覚悟しています。今できることとしては、3つあると思って実践しています』とのこと。以下に桑野氏が実践している対策法をご紹介します。●子どものアトピー発症に備えた対策●(1)保湿をこまめに丁寧に乳幼児期の子どもの肌は非常に乾燥しやすいので、カサついていたらすぐに保湿。化粧水と乳液の組み合わせで行っています。離乳食が始まったら、食事前に口の周りにワセリンを塗って、食品が口周りの皮膚に付着しないよう保護する こともお勧めします。●(2)動物園や牧場へ行く家畜などの動物が身近にいる環境で育つと、アレルギーの発症率が5分の1になるという研究があります。さすがに家畜は飼えませんが、動物園や牧場へは連れて行ってあげようと思っています。●(3)親の食卓での振る舞いを見直すアトピーの子どもさんの多くは早食いで姿勢が悪い。そうすると消化・吸収に負担がかかります。ですから、姿勢良く、ゆっくり食べるという習慣を身に着けさせる ことが大切。そのためには、ご両親がそういう食べ方を実践する必要があるわけです。子は親の姿を真似しますからね。一口ごとに箸を置いてよく噛み、食事中は席から立たない。落ち着いた食卓を築いてください。●親が心の準備をしておくことも大切また同氏によると、親の心の準備も大切とのこと。桑野氏がこれまで数多くのアトピーのお子さんを見てきた中で、アトピーの子どもを持つ親のメンタルについても以下のようにお話しされています。『アトピーのお子さんを抱える家族を見ていると、多くの場合、子どもよりも親の側に心理的な不安定さが見え隠れしています。親が自分を責めていたり、わが子を過剰に“かわいそう”に感じていたり、周囲の目が気になってアトピーであることを隠そうとしていたり。そういう心の“ぐらつき”があると、それは子どもにも伝わります。そうすると、ストレスの影響で症状が悪化・長期化する こともありますし、親子関係にしこりを残す ことにもなりえます。「アトピーになってもならなくても、この子に幸せがたくさん降り注ぐことを祈っていよう」というくらいの心の準備をしておきたいですね。遺伝する確率が高いということは、“準備ができる”ということです。お子さんがいる方も、これからという方も、今からできることがあると思います』----------いかがでしょうか。自分がアトピーであったり子どもにアトピーがあったりすると、どうしても不安やつらい気持ちが大きくなりがちですが、桑野氏のアドバイスによって少しでも心が軽くなればと思います。【取材協力/アトピーアドバイザー・桑野やすし】・アトピー改善アドバイザー 桑野やすし オフィシャルブログ●ライター/SAYURI(心理食育インストラクター)●モデル/神山みき(れんくん)
2016年11月17日「僕たち、久しぶりの再会なんですよ」「6年ぶり」と笑い合うのは、片岡信和と桑野晃輔。4月に上演する舞台『人間風車 Jnapi produce』で重要な役を演じるふたりだ。ミュージカル『忍たま乱太郎』の初演(2010年)以来の共演となる。舞台『人間風車』チケット情報映画『パコと魔法の絵本』の原作者であり『ダブリンの壁つきカビ人間』でも知られる後藤ひろひとの代表作ともいえる本作。2000年には生瀬勝久、斉藤由貴、阿部サダヲら、2003年には永作博美、入江雅人、河原雅彦らと錚々たるキャスト陣で上演されてきた。その作品を若手俳優たちが演じたらどうなるのか――という挑戦から、オリジナルにアレンジを加え、従来とは異なる新しい生命を吹き込む。演出は朗読劇『私の頭の中の消しゴム』『しっぽの仲間たち』の脚本・演出を手掛ける岡本貴也。本作の主演、売れない童話作家・平川を演じる片岡。物語のキーパーソンで知的障害のあるサムを演じるのは桑野。「平川って終盤では友人や恋人に裏切られて、その憎しみのシナリオを勢いで書いたら現実になってしまうっていう人なんですけど。でもそれまではどこか幸せそうに見えるんですよね。楽しく生きていた人間なのかな」(片岡)「サムは平川先生の大ファンで、先生と恋をする女優の弟でもあるんですけど。先生から聞く物語を再現してしまうことで物語が転がっていく役どころです。これが僕がやるサムだよっていう像を伝えられたら」(桑野)名だたるキャストが演じてきた本作。「(前作は)敢えて見ないようにしています。僕、影響受けやすいし、なぞってしまうかもしれないので。素直に台本を読んで演じることから始めてみるのが僕はよさそうだなって。きっと、初めて観る人もいれば、この作品を知っていて、役の重みも知っていて、比較して観る人もいると思うんです。でもそういうことを意識するより一生懸命やるだけだよね」(片岡)「そうですね。僕らでしかできないものって絶対あると思うので。そこは演出の岡本さんを信じてみんなで作っていきます。それがなにかの1ページになるように作っていけたらなと思っています」(桑野)「これまでとはまた別の、僕たちだけの『人間風車』を稽古で作っていきます。『人間風車』ってどういう意味なのかとか、わからないことも今はたくさんあるので。そういうのを全部舞台上で伝えられるように、届けられるように、がんばります!」(片岡)舞台『人間風車』は4月6日(水)から12日(火)まで、東京・六行会ホールにて。取材・文:中川實穗
2016年03月15日「僕たち、久しぶりの再会なんですよ」「6年ぶり」と笑い合うのは、片岡信和と桑野晃輔。4月に上演する舞台『人間風車 Jnapi produce』で重要な役を演じるふたりだ。ミュージカル『忍たま乱太郎』の初演(2010年)以来の共演となる。舞台『人間風車』チケット情報映画『パコと魔法の絵本』の原作者であり『ダブリンの壁つきカビ人間』でも知られる後藤ひろひとの代表作ともいえる本作。2000年には生瀬勝久、斉藤由貴、阿部サダヲら、2003年には永作博美、入江雅人、河原雅彦らと錚々たるキャスト陣で上演されてきた。その作品を若手俳優たちが演じたらどうなるのか――という挑戦から、オリジナルにアレンジを加え、従来とは異なる新しい生命を吹き込む。演出は朗読劇『私の頭の中の消しゴム』『しっぽの仲間たち』の脚本・演出を手掛ける岡本貴也。本作の主演、売れない童話作家・平川を演じる片岡。物語のキーパーソンで知的障害のあるサムを演じるのは桑野。「平川って終盤では友人や恋人に裏切られて、その憎しみのシナリオを勢いで書いたら現実になってしまうっていう人なんですけど。でもそれまではどこか幸せそうに見えるんですよね。楽しく生きていた人間なのかな」(片岡)「サムは平川先生の大ファンで、先生と恋をする女優の弟でもあるんですけど。先生から聞く物語を再現してしまうことで物語が転がっていく役どころです。これが僕がやるサムだよっていう像を伝えられたら」(桑野)名だたるキャストが演じてきた本作。「(前作は)敢えて見ないようにしています。僕、影響受けやすいし、なぞってしまうかもしれないので。素直に台本を読んで演じることから始めてみるのが僕はよさそうだなって。きっと、初めて観る人もいれば、この作品を知っていて、役の重みも知っていて、比較して観る人もいると思うんです。でもそういうことを意識するより一生懸命やるだけだよね」(片岡)「そうですね。僕らでしかできないものって絶対あると思うので。そこは演出の岡本さんを信じてみんなで作っていきます。それがなにかの1ページになるように作っていけたらなと思っています」(桑野)「これまでとはまた別の、僕たちだけの『人間風車』を稽古で作っていきます。『人間風車』ってどういう意味なのかとか、わからないことも今はたくさんあるので。そういうのを全部舞台上で伝えられるように、届けられるように、がんばります!」(片岡)舞台『人間風車』は4月6日(水)から12日(火)まで、東京・六行会ホールにて。取材・文:中川實穗
2016年03月15日3月18日(水)より東京・紀伊國屋ホールで上演される「本格文學朗読劇極上文學第8弾『草迷宮』」。同作の初顔合わせが都内で行なわれ、出演する桑野晃輔、荒牧慶彦、三上俊らが出席した。【チケット情報はこちら】音楽やセット・衣装などのビジュアルを用い、朗読劇という形にこだわらない、動いて魅せるスタイルが人気の同シリーズ。加えて、メインキャストが日替わりで出演する事も同作の魅力のひとつだ。また今回から新たな試みとして、外国人に向け、本編に英語字幕を導入。より多くの人が同作の面白さを体感することができる。同シリーズ第8弾となる今回は泉鏡花の小説『草迷宮』が原作。主人公の男性、明は、亡くなった母親が歌っていた手毬歌をどうしてももう一度聞きたいと手がかりを求め、幼馴染の娘・菖蒲を捜し、諸国を旅していた。すると、菖蒲は神隠しにあったと聞かされるが、明は幽霊屋敷と噂される館、秋谷邸に菖蒲がいると確信し・・・。同作で明役を務める桑野は「初めて主演を務めるので気合いが入っています。良い意味で自分にプレッシャーをかけて頑張りたいです。若い方の中には文学と聞くととっつきにくさを覚える方もいると思うのですが、日本語の美しさを舞台で表現したい。きっと原作とはまた違った魅力を感じる事ができると思います」と意気込みを語った。菖蒲役を務める三上は「個人的には久しぶりに女優がやれるので嬉しく思っています。我々俳優は普段から日本語を大事にしているので、日本語の美しいところを、体も使って表現できれば良いなと思います」と話した。明と菖蒲の二役を務める荒牧は「僕に女性役が務まるのかということと、凄い役者である晃ちゃん(桑野)に負けないように明を演じるということ、ふたつ不安がありますが、これから稽古の中でスタッフさんや、共演者の方に助けてもらって、固めて行きたいと思います」とコメント。極上文學シリーズは出演者の衣装も魅力のひとつだが、写真撮影時に衣装を着た感想について桑野は「冬に浴衣だったので、寒かったですね(笑)。ただこの役は僕より10歳近く年齢が下の設定で、衣装が鮮やかなブルーだったので、若返ったような気持ちになりました」と語った。「本格文學朗読劇極上文學第8弾『草迷宮』」は、3月18日(水)から24日(火)まで東京・紀伊國屋ホール、4月10日(金)・11日(土)・12日(日)大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで上演。チケットは大阪公演が2月28日(土)午前10時より、東京公演が同日昼12時より一般発売開始。
2015年02月27日