ベストセラーコミックス『夏目アラタの結婚』が実写映画化。2024年9月6日(金)に公開される。主演は柳楽優弥、監督は堤幸彦が務める。“死刑囚にプロポーズ”からはじまる衝撃の獄中サスペンス漫画、実写映画化原作の漫画『夏目アラタの結婚』は、『医龍-Team Medical Dragon-』など、緻密な人間描写で多岐にわたるテーマを表現してきた乃木坂太郎によるコミックスだ。連続殺人犯の死刑囚にプロポーズすることから始まる“獄中サスペンス”を描く衝撃のストーリーが読者たちの注目を集め、累計発行部数240万部に達するベストセラーに。児童相談所職員の主人公・アラタと死刑囚・真珠が繰り広げる頭脳戦や、二転三転していくストーリー、真珠の“怖かわいい”魅力が読者を惹きつけている。監督は堤幸彦そんな『夏目アラタの結婚』が、待望の映画化。映画『十二人の死にたい子どもたち』をはじめ『イニシエーション・ラブ』、「TRICK」シリーズ、「SPEC」シリーズなどを手掛けてきた堤幸彦が監督を務める。スタイリッシュな映像美とキャラクター描写で熱狂的なファンを生み出してきた堤幸彦が“獄中サスペンス”をどのように描くのか、期待が高まる。柳楽優弥が死刑囚に結婚を申し込む主人公に、ヒロインは黒島結菜主人公の夏目アラタ役を演じるのは、『誰も知らない』や『ガンニバル』、『ゆとりですがなにか インターナショナル』など数々の作品に出演してきた柳楽優弥。物語のカギを握るヒロイン・品川真珠役は、NHK朝ドラ「ちむどんどん」や『十二人の死にたい子どもたち』にも出演した黒島結菜が演じる。主人公夏目アラタ…柳楽優弥元ヤンキーで児童相談所の職員。日本中を震撼させた連続殺人事件の遺族から相談を受け、死刑囚に会いに行く。事件の真相を探るため、「俺と結婚しようぜ」と真珠に獄中結婚を申し込むが、真珠から翻弄され続けることに。品川真珠(しながわしんじゅ)…黒島結菜“品川ピエロ”の異名をもつ連続殺人犯であり、22歳の死刑囚。狂気と底知れない恐怖でアラタを翻弄する。笑う時に見える“ガタガタの歯並び”が特徴。なお、黒島結菜は真珠を演じるにあたり、スタッフと共にこの特徴的な歯並びを再現している。映画『夏目アラタの結婚』あらすじ“品川ピエロ”の異名で知られ、日本中を震撼させた連続バラバラ殺人事件の犯人・品川真珠。死刑囚として収監されている22歳の真珠のもとを訪れた、元ヤンキーで児童相談所の職員である夏目アラタは、突如“獄中結婚”を申し出るのだった。【詳細】映画『夏目アラタの結婚』公開日:2024年9月6日(金)原作:乃木坂太郎『夏目アラタの結婚』(小学館ビッグコミックスペリオール刊)監督:堤幸彦出演:柳楽優弥、黒島結菜
2024年04月22日《一定の条件を満たしたら、警察官は人を殺しても殺人罪には問われないという法体系を警察官による“死刑“と、書いたわけですが文字を文字通りにしか読めない人が多いみたいですね》2月1日、Xにこう綴ったのは“ひろゆき”こと西村博之氏。投稿には「FRIDAY DIGITAL」が同日配信した「『京アニ事件』の死刑判決に持論も…ひろゆき氏が米山議員、井川氏からの総反撃にみる『厳しい現在』」と題した記事のリンクが引用されていた。1月25日にひろゆきはXで、’19年7月の京都アニメーション放火殺人事件の青葉真司被告が京都地裁で死刑判決を受けたことに際して、《何はどうあれ被害の甚大さから死刑というのはわかるんだけど、死刑になるための人を助けた医療関係者の努力を考えると、「死刑だから助けなくていい」という判断があってもいいような、、、》と持論を展開。これに対して、前新潟県知事で立憲民主党・米山隆一衆院議員(56)が《まず判決が確定するまでは死刑になるかどうか分かりません。判決確定後も、執行までは再審もあり得ます。それ迄は、被疑者・死刑囚としての制限は受けても人権を有し、病気は治療するのが法治国家です。助けない判断はあり得ません。ネタの可能性を否定しませんが、グロテスクな意見だと思います》と指摘。大王製紙の元会長で井川意高氏からも《同じ「死ぬ」でも現場で自分の撒いたガソリンの火で死ぬのと裁判無しで警官に現場で射殺されるのと裁判の結果死刑で死ぬのでは すべて「死」の意味が違うんだよ》などと異論を呈される事態に。「FRIDAY DIGITAL」の記事は、こうした流れに加えて、昨年11月に配信された動画でも米山氏に論破されていたことも触れた上で、ひろゆきがかつての勢いを失いつつあるという内容だった。冒頭のようにひろゆきはこの記事に対して反論するのだが、再び“天敵”が現れる。2日、米山氏はこの投稿を引用し、こうポストした。《じゃあ最初からそう書けばいい事です。文字は文字通りに読むのが当り前。文字通りに読んだら間違っている事を書いておいて間違いを指摘されたら「それは本当はこういう積りだったんだ。読み取れないお前が悪いんだ!(文字通りでなければ暗にそう言っている)」とか、何処の小学生の言い訳かと思います》またも一刀両断した米山氏のこの指摘には、ひろゆきを失笑する反応が寄せられた。《容赦ないっすね》《お手本のような論破》《ひろゆき氏は、また完敗です。 文字通りに読めないは、私が間違ってました、ごめんなさいって読めば良いのでしょうか? これでは、論破王ではなくて、論破され王です》《ひろゆきの限界が見えたな。》3日時点で、ひろゆきからこの投稿に対して“アンサー”はない。米山氏を論破し返すことができるのかー―。
2024年02月04日《何はどうあれ被害の甚大さから死刑というのはわかるんだけど、死刑になるための人を助けた医療関係者の努力を考えると、「死刑だから助けなくていい」という判断があってもいいような、、、》1月25日、ひろゆきこと西村博之氏(47)がXを更新。19年7月に起きた京都アニメーション放火殺人事件で、36人を殺害した罪などに問われていた青葉真司被告(45)に京都地裁が死刑判決を言い渡したことについて、冒頭のような私見を述べた。これに対し、前新潟県知事で立憲民主党衆議院議員の米山隆一氏(56)はXで《まず判決が確定するまでは死刑になるかどうか分かりません。判決確定後も、執行までは再審もあり得ます。それ迄は、被疑者・死刑囚としての制限は受けても人権を有し、病気は治療するのが法治国家です。助けない判断はあり得ません》と投稿。ひろゆきの持論は《グロテスクな意見だ》と指摘した。さらに、ひろゆきは一般ユーザーから《人を刑に定めることは裁判官やないとできん》とコメントが寄せられると、《嘘です。日本は警察官が現行犯を射殺出来ます。現場の警察官が死刑を下す事を法的に国は許容してます》と反論した。しかし、この投稿についても米山氏は《出来ません》と反応。警察官職務執行法第7条の内容をあげ、《警察官が犯人を射殺しうるのは、あくまで正当防衛若しくは緊急避難としてであって、死刑の執行としてではありません》とひろゆきの主張を一蹴した。その上で、《自らが知りもしない刑事手続きについて、何の根拠もなくこういう誤った情報を流し訂正もしない、ひろゆき氏は、本当に如何なものかと思います》と非難している。実はこの2人が舌戦を繰り広げるのは初めてではない。昨年11月、ビジネス動画メディア『ReHacQ−リハック−』のYouTubeチャンネルでの討論で、ひろゆきは初歩的な知識不足で米山氏に“論破”されてしまっている。今回のやり取りを見て、X上ではひろゆきの“完敗”を思い出した人も多かったようだ。《ひろゆきは天敵米山さんにやられっぱなし》《米山さん、ひろゆき封じの守り神になっとる》《スカッと正論をぶつける米山さんさすがですね》
2024年01月26日両親の自殺を手助けしたとして自殺ほう助罪で起訴されていた市川猿之助(本名:喜熨斗孝彦)被告(47)。11月17日、東京地裁は猿之助被告に対し、懲役3年・執行猶予5年の有罪判決を下した。だが執行猶予付きの判決が出たことに対し、ネット上では冷ややかな反応も上がっている。今年5月、週刊誌による自身のパワハラ・セクハラ報道がきっかけとなり自死を決意したという猿之助被告。両親に伝えると、母の延子さん(享年75)は「私たちも逝く」、父の段四郎さん(享年76)は「うん」と応じたと供述。検察側は、自殺の意思は猿之助被告によって誘発されたと主張していた。両親に向精神薬を溶かした水を飲ませた後、顔をビニール袋で覆ったという猿之助被告。自身もまた、意識がもうろうとした状態で見つかった。裁判中、歌舞伎への思いを尋ねられると「幼いころから自分は歌舞伎だけ。歌舞伎が自分の存在そのものです」と答えていたという猿之助被告。「許されるのであれば歌舞伎にかかわり、舞台にも立ちたい。歌舞伎をすることで償っていきたい」とも語っていた。「そもそものきっかけは自身のセクハラやパワハラに関する報道。また裁判中に歌舞伎界へ復帰したいと意欲を示したことに対し、違和感を持つ人も少なくありませんでした。そんななかで執行猶予が付いたため、さらに反感を買ってしまったようです。自殺ほう助とはいえ、二人が亡くなっていますからね。量刑の妥当性という議論とは別に、執行猶予が付いたこと自体に後味の悪さを感じた人も多かったようです。結果、猿之助さんの今後にも暗雲が立ち込めることになりそうです。というのも同じく伝統芸能の世界に身を置く落語家・立川志らく(60)さんが《歌舞伎に復帰出来るかどうかは歌舞伎ファンと歌舞伎の関係者が決める事》と自身のSNSに投稿していたように、復帰するなら世間の反応やファンからの支持が重要になってきますからね。トッププレイヤーとしてファンも多かった猿之助被告。ただでさえ復帰はいばらの道ですが、今回の判決に共感が得られていない以上はさらに難しいものになるでしょう」(舞台関係者)判決の報道に対し、SNS上でこのような声が寄せられていた。《猿之助の顔はもう見たくないし、舞台復帰したとしても見にいく人いるの?》《親をあのようにしておいてこの判決は甘くないですか?今後舞台に戻って来てもどのツラ下げて感は拭えないですが》《「エンタテイメント業界における貢献」は情状の酌量に盛り込まれてはいけないと思う。猿之助の復帰も簡単ではないと思う》
2023年11月17日SEKAI NO OWARI(セカイノオワリ)が新曲「ROBO」を発表。2023年7月4日(火)スタートのテレビ朝日ドラマ『シッコウ!!〜犬と私と執行官〜』の主題歌となる。SEKAI NO OWARIの新曲「ROBO」2022年にリリースした楽曲「Habit」が、TikTok上では25億回再生を突破、YouTubeにて公開されたミュージックビデオが1億回再生を突破し、大きな話題を呼んだSEKAI NO OWARI。2023年6月には最新シングル「ターコイズ/サラバ/バタフライエフェクト」をリリースするなど、ホットな話題を提供し続けている。そんなSEKAI NO OWARIが、新曲「ROBO」を発表。火曜ドラマ『シッコウ!!〜犬と私と執行官〜』の主題歌として書き下ろした。なお作詞はSaori、作曲はNakajinが務めている。ドラマ『シッコウ!!〜犬と私と執行官〜』主題歌にテレビドラマ『シッコウ!!〜犬と私と執行官〜』は、伊藤沙莉を主演に迎え、中島健人や織田裕二といったキャストと共に“執行官”という職業を描いたリーガルエンターテインメント。とある事情から執行官の世界に飛び込んだ主人公は、“犬担当”の執行補助者としてさまざまな事件や人々に関わっていく中で、その人たちの人生のリスタートを手助けしていく。<Saoriコメント>『シッコウ!!』を拝見させていただいた時に、まるでロボットみたいに自分の身体が動かなくなってしまった日のことを思い出しました。誰しも、今どうすれば良いのか、これからどこへ向かえば良いのか分かっていても、上手くいかずにその場から動けなくなってしまうことがあるのではないかと思います。『シッコウ!!』に出てくる登場人物たちを思いながら書いた歌詞とメロディが、この素敵なドラマを彩ることが出来たら幸いです。【詳細】SEKAI NO OWARI 新曲「ROBO」※配信日・CD発売日等リリース情報未定。※テレビドラマ『シッコウ!!〜犬と私と執行官〜』の主題歌。■火曜ドラマ『シッコウ!!〜犬と私と執行官〜』放送開始日:2023年7月4日(火)~毎週21:00スタート放送局:テレビ朝日
2023年07月06日安達正勝『死刑執行人サンソン』(集英社新書)を原作として、中島かずき(劇団☆新感線)の脚本、白井晃の演出によるダークな歴史劇。先祖代々パリで死刑執行人を務める一族の当主、シャルル=アンリ・サンソン(稲垣吾郎)。彼は生業故に貴族たちから忌み嫌われる一方、「ムッシュー・ド・パリ」と呼ばれている。そんな彼が、事故死だったにも関わらず父親殺害の罪に問われたジャン=ルイ・ルシャール(佐藤寛太)の処刑をめぐって、彼の友人であるトビアス・シュミット(崎山つばさ)、ルイ・アントワーヌ・サン=ジュスト(池岡亮介)らと関わりを持つことに。ジャンを救おうとする市民たちのエネルギーは、フランス革命へと繋がる時代のうねりとなっていった。サンソンもまた、その波に巻き込まれていく……。パリは「花の都」とも呼ばれるけれど、サンソンたちが生きた18世紀のパリにはそのような華やかさは感じられない。観客は民衆のエネルギーが荒れ狂うフランス革命を、共和制の下での粛清の嵐を、つぶさに目撃することとなる。その際使われたのは、ジョゼフ・ギヨタン(田山涼成)とサンソン、そしてジャンとトビアスが職人として協力し開発した、今では「ギロチン」として知られている機械。それが処刑人の負担を減らし、かつ相手の身分に関係なく平等に処刑するために作られたこと、その際有益なアドバイスをしたルイ16世(大鶴佐助)自身もその犠牲となったこと、そして簡単に処刑できるからこそ死刑判決が増えたこと、なんとも皮肉な成り行きと言うほかない。悩み苦しみながらも孤高に生きるサンソンを演じる稲垣吾郎の、陰影あふれる演技には胸を打たれずにはいられない。18世紀ヨーロッパの華麗な衣裳の数々で、ビジュアルも魅力的だ。またサンソンが人としても惹かれ、忠誠を誓うルイ16世も、知的で穏やかな人柄を印象づける。ふたりの関係性が、人間ドラマに奥行きをもたらした。さらに、ジャン、トビアス、サン=ジュストもそれぞれの持ち味を発揮して好演。パリの闇をまとう作品の中で、彼らの輝きは貴重な光だ。またナポリオーネ・ブオナパルテ(落合モトキ)の存在や、ドラマティックに表現される民衆のエネルギーもこの物語になくてはならない。明るい内容ではないが、観劇後に重厚な満足感がある作品なのだ。東京公演は東京建物Brillia HALLにて4月30日(日) まで。その後、大阪・松本公演あり。取材・文=金井まゆみ撮影=引地信彦舞台『サンソン—ルイ16世の首を刎ねた男—』チケット情報
2023年04月25日18世紀のパリにおいて、死刑執行人としてフランス革命の動乱の真っただ中にいた男、シャルル=アンリ・サンソン。2021年の初演で稲垣吾郎の熱演が話題を呼んだ、舞台『サンソン―ルイ16世の首を刎ねた男―』が“再始動”される。新たなキャストを迎え、稲垣をはじめ続投のキャストと共に再び紡がれる物語はどのような光景を描き出すのだろうか。今回、サンソンに深く関わっていく男たちのひとりであるトビアス・シュミットを演じるのは崎山つばさ。重厚な歴史劇への出演は、大きな挑戦となるに違いない。再始動するメンバーとして「責任をもって演じたい」――出演が決まった時、最初にどんなことを感じましたか?2021年の舞台のことは、コロナで公演が止まってしまったことも含めて知っていました。今回の上演で再始動するメンバーに呼んでもらえることがすごく嬉しかったですし、責任をもって演じたい。それに「無事千秋楽を迎えることができたらいいな」と強く思いました。――作品に対しては、どういうイメージを抱いているのでしょうか。18世紀のフランスっていう激動の時代を描くので、緻密に、繊細に、細かく創っていかないとボロが出るでしょうね。なので、いろいろと自分なりに当時のことを調べたうえで演じていけたらと思います。――主演の稲垣吾郎さんとは初共演ですよね。稲垣さんは「小さい頃からテレビで見ていた人」というイメージ。稲垣さんの出演された作品では映画『笑の大学』(2004年)が大好きで、作品そのものも稲垣さんの演技も印象に残っています。ご一緒できることは夢のようだし、とても光栄です。どういうお芝居やアプローチをされるのかまだわからないけれど、自分の中でいろいろと選択肢を変えてやりとりしながら、崎山つばさらしいトビアスを創っていきたい。なんとか稲垣さんに食らいついていきたいし、僕はお芝居の中でも面白いことをするのが好きなので、何かしら仕かけていけたら良いですね。――「こんなことを聞いてみたい」とか、稲垣さんとの関わりで期待していることはありますか?そんなに大きなことは言えないですよ(焦)。でも仲良くしていただけたら嬉しいし、ワインの魅力も教えていただきたいです。――ワインは初心者ですか?あまり詳しくないですね。お酒は飲みますけど、よく飲むのはビールや焼酎。最近は「鳥飼」っていう少し甘口の米焼酎が好きで、ソーダ割にはまっています。――崎山さんが『怖い絵』(2022年)で共演された佐藤寛太さんは、今回ジャン=ルイ・ルシャールを演じます。実は、ぴあアプリで映画についての連載をされているんですよ( 『佐藤寛太の偏愛主義でいこう!』() )。ですので、ぴあとしては共演された後に連絡をとり合ったりしているのか気になるのですが。……全くないですね(苦笑)。人によるでしょうけど、僕は初めて共演した時すぐに仲良くなるというよりは、何回か共演してより仲良くなっていくんです。寛太とは2回目なので、これからは連絡をとり合うようになっていくんじゃないかと思います。――ちなみに、崎山さんから見て佐藤さんはどんな魅力のある役者さんでしょうか。彼は己を生きている、唯一無二な感じの人ですね。役に対してすごくストイックに考えて芯を持って演じているし、わからないことがあればすぐ聞いて、それを自分なりに咀嚼しようとしている姿も魅力的。前回とは別の役で今回共演できることが、とても楽しみです。――佐藤さんの他にも、今回はナポリオーネ・ブオナパルテ役の落合モトキさん、ルイ・アントワーヌ・サン=ジュスト役の池岡亮介さんといった、比較的年齢の近いキャストが揃っています。同世代のキャストとの稽古場でこういうことができたらいいな、と期待することは?一緒にご飯に行くのはまだ難しいかもしれませんが、その分稽古場でコミュニケーションをとっていきたい。積極的にお話させていただけたらと思います。白井さんは甘えたくなっちゃうような方――話は変わりますが、先日ビジュアル撮影があったそうですね。衣裳を身につけて、どのようなことを感じましたか。良い意味でこだわりがすごく感じられて、首元に着けるクラバットも太さや肌触り、質感を確認しながら演出の白井晃さんが「これが良い」って結んでくださいました。作品に対する想いや時代背景や歴史を重んじていることが伝わってきて、ただのビジュアル撮影ではなく、もうそこに舞台ができあがっているかのような雰囲気を感じましたね。――白井さんとお話しされた印象は?本当にお忙しいなか来てくださって、しかも「ちょっと時間ある?」と声をかけてくださって役のことや前回の舞台のことをお話ししたんですよ。すごく優しく親身になって話してくださるので、なんだか甘えたくなっちゃうような方でした。舞台『サンソン―ルイ16世の首を刎ねた男―』より、崎山さん演じるトビアスの扮装ビジュアル――その時、トビアスについてはどんなことをおっしゃっていたんでしょう。「市民側のリーダー的存在」というキーワードをいただきました。フランス革命の時代の人たちがその時生きていたものが今に繋がっていることも感じましたし、自分の中で創っていくものと白井さんがもってらっしゃるイメージをうまく共有して、トビアスという人物を創っていきたいと思います。――台本を読んで、崎山さんにとって印象に残った場面について教えていただけますか。ジャンが処刑されそうになって市民が一丸となって助けに行く時に、周りを巻き込むような、煽るようなトビアスのセリフがあるんです。短いセリフですけど、そこにトビアスのすべてが集約されているような気がしていて。その場面は自分にとっても、とても大事な場面だと思います。――重い時代背景をもった作品ですが、崎山さん自身はこの作品のテーマをどう考えていますか。今もいろいろな国でデモが起きたり、日本でもひどい事件が起こったりしているじゃないですか。そういう、人がひとりではなく大勢になった時の強さと、怖さと、逆にそれで弱くなる人もいるっていう逆転劇が「怖いな」と思いますし、そもそもどちらが正しいかって人によって考え方が違うと思うんですよ。でもお互いが、自分が正しいと思っているものを信じて行動しているっていう意味では「人間らしいな」とも思います。僕は僕なりにトビアスとして自分の思いを掲げますけど、お客様がそれをどう受け取るかは人それぞれ。自由に観てほしいですね。――この作品の魅力は、どういうところにあると思いますか。まず、僕自身ご一緒できることがすごく嬉しい豪華なキャストの方たちが集まって、この作品をまたイチから創っていくことです。世界観や歴史といった難しく感じられる部分もあるかもしれませんが、お客様には純粋に舞台を観ることを楽しんでいただければと思います。その先、何をどのように感じとってくださったのかは、SNSですぐ感想を見られる時代じゃないですか。ぜひ感想をあげていただきたい。ある意味、それを通して僕たちとお客様と、皆でこの舞台を完成させることができるのではないかと思います。ぜひ劇場で18世紀フランスの世界を浴びてほしいですね。サウナでリフレッシュしながら芝居に臨む!――最近プライベートで楽しんでいるマイブームはありますか?サウナですね。誰かと一緒に行くよりも、稽古終わりだとか空いている時間にひとりで行くことが多いです。サウナには水風呂があるじゃないですか。僕は水風呂が大好きで、水風呂に入るためにサウナに入るんです(笑)。――週に何回とか、こういう時にとか、行くタイミングは決まっているんですか?そんなに決め込んでいるわけではなく、どこかに行った時に見つけて入るとか、精神的に「ちょっといっぱいいっぱいになってきたな」って思ったら行くとか、そういうことが多いですね。――サウナー・崎山のこだわりってありますか。基本的にサウナの温度と水風呂の温度や、その日の体調によって「サウナに何分入ったら水風呂には何分つかって」とルーティーンを決めて、楽しんでいます。どのくらい入るか決めるのは、汗の質や量を見るんです。だいたいサウナ→水風呂の1回目で汗をバッと大量に出して、2回目ではまだ少しとろっとした感じが残っている汗で、3回目で割とさらっとした汗に変わります。でも日によっては3回目でもまだそこまで至らない時もあるので、そういう時はもう1回増やしたりして。――自分の体と対話しているんですね。そうですね(笑)。――お話の締めくくりとして、2023年も約1か月が過ぎましたが(取材は2月上旬)、「今年こんなことを成し遂げたい」という仕事あるいはプライベートでの目標・希望をお聞かせください。この前、名球会の方たちと野球をしたんです(編注:坊っちゃんスタジアム(松山中央公園野球場)で開催された野球伝来150年記念イベント「日本プロ野球名球会 vs 松竹ロビンス」に出演)。僕は小学校~中学校で野球をやっていたんですけど、それ以来久々に野球をして面白さを思い出しました。ユニフォームも揃えていただいたし「またできたらいいね」と言っていただいたので、また野球をできたらいいなと思いました。――それはぜひ、実現したら Instagram() などで発信していただきたいですね。佐藤さんとの仲良しショットもぜひお願いします。そうですね。寛太とキャッチボールできたらいいな。取材・文:金井まゆみ撮影:You Ishiiぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント★崎山つばささんのサイン入りポラを抽選で2名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<公演情報>舞台『サンソン ールイ16世の首を刎ねた男ー』【東京公演】2023年4月14日(金)~2023年4月30日(日)会場:東京建物 Brillia HALL【大阪公演】2023年5月12日(金)~5月14日(日)会場:オリックス劇場【長野公演】2023年5月20日(土)~5月21日(日)会場:まつもと市民芸術館 主ホールチケット情報https:/w.pia.jp/t/sanson-stage/ぴあアプリでは崎山つばささんのアプリ限定カットをご覧いただけます。ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=26fd672c-5dd5-477b-b989-76ce8d72f9ff&contentTypeId=2) すると、この記事内に掲載されています。
2023年03月03日稲垣吾郎主演舞台『サンソン —ルイ16世の首を刎ねた男—』が2023年4月14日(金)から4月30日(日)まで東京建物 Brillia HALLで上演され、その後、大阪公演、松本公演を実施。チケット一般発売日は、東京公演は3月26日(日)、大阪・松本公演は4月9日(日)を予定している。稲垣吾郎主演舞台『サンソン』再始動舞台『サンソン —ルイ16世の首を刎ねた男—』は、18世紀のフランス・パリに生きた、実在の死刑執行人シャルル=アンリ・サンソンの数奇な運命を描いた物語。劇中では、彼の眼差しを通して、王族、貴族、革命家、一般庶民にいたるまで、フランス革命にかかわった多くの人間たちの理想や挫折、生きざまが描かれている。2021年4月に初演の幕を開けるも、わずか数公演で東京公演の中断、大阪公演の中止を余儀なくされた『サンソン —ルイ16世の首を刎ねた男—』が、待望の再始動を迎える。〈舞台『サンソン —ルイ16世の首を刎ねた男—』あらすじ〉物語の主人公は、パリで唯一の死刑執行人であり、国の裁きの代行者 “ムッシュー・ド・パリ”と呼ばれる誇り高い男、シャルル=アンリ・サンソン。市中で最も忌むべき“死刑執行人”と知らずに、騙されて一緒に食事をしたと主張する貴婦人が起こした裁判で、彼は処刑人という職業の重要性と意義を裁判長・判事・聴衆に説き、勝利を手にする。父の仕事を受け継ぎ、処刑人としての使命・尊厳を自ら確立しつつあったシャルルだが、ルイ15世の死とルイ16世の即位により、フランスは大きく揺れはじめる。自分の前に次々と罪人が送り込まれてくる現実に、慈悲の精神を持つシャルルは、自身の仕事の在り方に疑問を募らせていくのだった。そんなある日、蹄鉄工の息子ジャン・ルイが、恋人エレーヌに横恋慕した父を殺める事件が発生。その死は実際には事故によるものだったが、「親殺し」の罪は免れず、ジャン・ルイは車裂きの刑を宣告されてしまう。しかし、彼の友人たちがジャン・ルイの奪還を企てて成功。この顛末を目の当たりにしたシャルルは、国家と法、刑罰のあり方について、思考を深めることに。さらに、若きナポレオン、医師のギヨタンら、新時代のキーマンとなる人々とも出会い、シャルルの心はよりいっそう揺さぶられるのだった。登場人物■シャルル=アンリ・サンソン…稲垣吾郎18世紀のフランス・パリに生きた、冷静と情熱を併せ持った実在の死刑執行人。死刑廃止論者としての死刑制度に対する葛藤があった人物でもあり、せめて誰にでも平等に苦痛を感じさせない死をもたらそうと、ギロチン(断頭台)の発明にも尽力した。しかし、絶対王政の崩壊、急進派と穏健派の分裂、ロベスピエールによる恐怖政治と揺れ動くフランス革命期にあって、完成&実用化されたギロチンは、処刑の名の下に多くの人間の死を量産する道具ともなった。演じるのは初演に引き続き稲垣吾郎。大きな時代の変化を見つめる知性と冷静沈着さを保ちつつ、その内面に息づく人間性、信念、情熱をも感じさせる多面的なサンソン像で初演時に深い印象を残した稲垣が再びシャルル=アンリ・サンソン役に挑戦する。・ルイ16世…大鶴佐助フランス革命のいちばんの当事者。・トビアス・シュミット…崎山つばさジャン・ルイの友人で職人。刑場からのジャン・ルイ奪還を目論み、成功する。・ジャン=ルイ・ルシャール…佐藤寛太蹄鉄工の息子。恋人エレーヌに横恋慕した父を殺める事件を起こしてしまう。・ナポリオーネ・ブオナパルテ…落合モトキ新時代のキーマンとなる人物。・ルイ=アントワーヌ・サン=ジュスト…池岡亮介後に革命家となる人物。トビアス・シュミットと一緒に、ジャン・ルイ奪還を企てる。・エレーヌ…清水葉月ジャン・ルイの恋人。・デュ・バリー夫人…智順・マチュラン・ルシャール、アントワーヌ・ルイ博士…春海四方・グロ…有川マコト・ラリー=トランダル将軍…松澤一之・ジョゼフ・ギヨタン…田山涼成ギロチンの発案者。医師。・シャルル=ジャン=バチスト・サンソン…榎木孝明シャルル=アンリ・サンソンの父親。息子に処刑人という仕事を引き継ぐ。白井晃&中島かずき&三宅純が再集結演出は白井晃、脚本は劇団☆新感線座付作家の中島かずき、音楽は三宅純が担当。英仏の百年戦争を舞台に、歴史の奔流に飲み込まれていくヒロインを描いた舞台『ジャンヌ・ダルク』、楽聖ベートーヴェンの半生を音楽と共に描いた舞台『No.9—不滅の旋律—』、そして『サンソン —ルイ16世の首を刎ねた男—』と、3度にわたり実在の人物を題材とした歴史劇を創作してきた彼らがドラマティックな劇空間を作り上げる。【詳細】舞台『サンソン —ルイ16世の首を刎ねた男—』演出:白井晃脚本:中島かずき音楽:三宅純出演:稲垣吾郎、大鶴佐助、崎山つばさ、佐藤寛太、落合モトキ、池岡亮介、清水葉月、智順、春海四方、有川マコト、松澤一之、田山涼成、榎木孝明、今泉舞、岡崎さつき、小田龍哉、加瀬友音、木村穂香、久保田南美、熊野晋也、斉藤悠、髙橋桂、チョウ ヨンホ、中上サツキ、中山義紘、奈良坂潤紀、成田けん、野坂弘、畑中実、古木将也、村岡哲至、村田天翔、ワタナベケイスケ、渡邊りょう原作:安達正勝『死刑執行人サンソン』(集英社新書刊)坂本眞一 『イノサン』に謝意を表して<公演情報>・東京公演期間:2023年4月14日(金)~4月30日(日)会場:東京建物 Brillia HALL住所:東京都豊島区東池袋1-19-1・大阪公演期間:2023年5月12日(金)~5月14日(日)会場:オリックス劇場住所:大阪府大阪市西区新町1-14-15・松本公演期間:2023年5月20日(土)~ 5月21日(日)会場:まつもと市民芸術館 主ホール住所:長野県松本市深志3-10-1<チケット情報>チケット料金(全席指定):S席13,500円 A席10,000円/(松本公演のみ)B席 7,500円チケット一般発売日:・東京:3月26日(日)10:00予定・大阪・松本:4月9日(日)10:00予定※まつもと市民芸術館チケットセンターの発売は4月15日(土)10:00を予定している。※未就学児入場不可※チケットは一人1枚必要。※車椅子での来場希望者は、対応台数に限りがあるため、チケット申し込み前に問い合わせ先まで要連絡。万が一、スペースを確保できない場合は、自席鑑賞となる。※営利目的の転売は禁止。※公演中止の場合を除き、払い戻し不可。※本公演では配信の予定はない。【問い合わせ先】・東京公演:キョードー東京TEL:0570-550-799(平日11:00~18:00/土日祝10:00~18:00)・大阪公演:大阪公演事務局TEL:0570-666-898(11:00~18:00 日・祝除く)・松本公演:サンライズプロモーション北陸(新潟)TEL:025-246-3939
2023年02月17日お笑いコンビ・天竺鼠の瀬下豊(43)が2021年に自動車事故を起こし、執行猶予つきの判決を言い渡されたことを複数のメディアが報じた。ネット上では驚きと怒りの声が相次いでいる。各メディアによると、今回判決が下されたのは、2021年12月25日に都内の路上で瀬下が起こしていた交通事故。自動車を運転していた瀬下は、赤信号に気づかずバイクの運転手に衝突、転倒させ、運転手は約3ヶ月の骨折を負うことに。自動車運転処罰法違反(過失傷害)に問われた瀬下には、禁錮10月、執行猶予3年の判決が言い渡された。すでに被害者への謝罪を終えている瀬下は、この日の最終意見陳述で「被害者と一生付き合うつもりで償っていく」と述べたという。昨年3月と4月に続けて、複数の女性との不倫を『週刊文春』に報じられていた瀬下。4月の報道では、相手女性に対して中絶を迫っていたことや、体にあざを残すほどの暴力的な性交を強要していたことが明らかに。その結果、瀬下は活動を自粛することに。しかし、その自粛期間も続いたのはたったの2ヵ月。6月20日にはTwitterで《行動自粛期間中、私の無責任な行動を深く見つめ直し、家族、相方、同期、芸人仲間とも話し合いを重ね、許しをいただき、6月21日に実施するライブ「かま天マーケット」への出演から仕事を再開し、一からやり直させて頂くこととなりました》と、スピード復帰をはたしたのだ。地上波テレビ番組の出演は激減したものの、復帰後の瀬下は、SNSで出演するお笑い公演やYouTube動画の宣伝を積極的に投稿。’22年12月には自身のYouTubeチャンネルでも新たに動画を公開している。また1月3日放送の『かまいたちの知らんけど』(MBS)には、かまいたちの同期として出演していた。しかし、復帰から今にいたるまで、瀬下本人から自動車事故についての説明は一切なかった。事故を起こしてから不倫報道が出る間に芸能活動を続け、自粛後も活動を続けていた瀬下。そんな瀬下に対して、ネット上では驚きと非難の声が殺到している。《瀬下もう復帰は絶望的だねーこんなサイテーなやつだとは思わなかった》《え、天竺鼠の瀬下って事故起こして判決出るまで仕事してたんだ?》《瀬下不倫から復帰したと思ったら、その前にも交通事故も起こしてたんや。問題児すぎるやろ 》《瀬下去年事故起こしておいてのうのうと復帰してたってコト…!?!?!?》なお、1月26日19時時点で、瀬下はSNSや所属事務所を通じて今回の報道についてのコメントを発表していない。
2023年01月26日チェコスロバキア最後の女性死刑囚を描く映画『私、オルガ・ヘプナロヴァー』が、2023年4月29日(土)に公開される。“チェコスロバキア最後の女性死刑囚”の実話をもとに映画化映画『私、オルガ・ヘプナロヴァー』は、チェコスロバキア最後の女性死刑囚として、若干23歳にして絞首刑に処された実在の人物を描く映画。2010年に刊行された原作『Já, Olga Hepnarová』をもとに、チェコ映画界の新鋭トマーシュ・ヴァインレプとペトル・カズダ、両監督がドキュメンタリー的なリアリズムで映画化した。劇中には、家族との確執、いじめ、自殺未遂、そして一人の女性との出逢いなど、オルガの人生の一部が映し出される。「いつか嘲笑と私の涙を償わせる」との言葉の通り、大量殺人の犯行に及んでしまったオルガ・ヘプナロヴァー。なにが彼女を凶行に駆り立てたのか、オルガ自身の心情とシンクロするように、一切の同情を拒絶した視点から描写される。『ゆれる人魚』のミハリナ・オルシャニスカが主演主人公のオルガを演じるのは、映画『ゆれる人魚』のミハリナ・オルシャニスカ。人種や性別、性的指向を理由にした「居場所のなさ」「人と違うこと」「いじめ」といった問題に直面し絶望するオルガの姿を演じた姿が高く評価され、本作で多くの賞に輝いた。その他、マリカ・ソポスカー、クラーラ・メリーシコヴァー、マルチン・ペフラート、マルタ・マズレクといったキャストが集結している。■オルガ・ヘプナロヴァー…ミハリナ・オルシャニスカ1973年にプラハのトラム停留所に借り物のトラックを故意に突っ込ませ、8人を殺害したチェコの大量殺人者。捜査、裁判が進んでいく中でもオルガは一貫して自分の行為を否定せず、自身の考えを主張。弁護への強力も拒否し絞首刑に処され、チェコスロバキアで処刑された最後の女性となった。オルガが生まれた家庭は裕福であったが、父を筆頭に、父方の祖母、母方の祖母からもひどい体罰を受けていた。■イトカ…マリカ・ソポスカー端正な容姿でオルガを一瞬で虜にする。■母親…クラーラ・メリーシコヴァーオルガの母親。我が子に嫌気が差している。■ミラ…マルチン・ペフラートオルガの事件前に一緒に過ごすことになる、おしゃべりで酒好きな中年男。■アレナ…マルタ・マズレクオルガの女友達。演じるのは、『ゆれる人魚』でミハリナと姉妹役で共演したポーランドのマルタ・マズレク。7年の歳月をかけて映像化尚、映画『私、オルガ・ヘプナロヴァー』は、チェコ、ポーランド、スロバキア、フランスの資金調達により7年もの歳月をかけて映像化。2016年ベルリン国際映画祭パノラマ部門のオープニング作品を飾り、高い評価を得た他、2017年にはカルト映画のレジェンドである監督ジョン・ウォーターズが年間ベスト映画の1作品として『私、オルガ・ヘプナロヴァー』をピックアップし、注目を集めた。映画『私、オルガ・ヘプナロヴァー』あらすじ主人公のオルガ・ヘプナロヴァーは、銀行員の父と歯科医の母を持つ経済的にも恵まれた22歳。1973年7月10日、チェコの首都であるプラハの中心地で、路面電車を待つ群衆の間へトラックで突っ込む。この事故で8人が死亡、12人が負傷。犯行前、オルガは新聞社に犯行声明文を送っていた。声明文には、自身の行為は、多くの人々から受けた虐待に対する復讐であり、社会に罰を与えたのだと示されていた。両親の無関心と虐待、社会からの疎外やいじめによって心に傷を負った少女は、自らを「性的障害者」と呼び、酒とタバコに溺れ、女たちと次々に肌を重ねる。しかし、苦悩と疎外感を抱えたままの精神状態は、一層悪化。「復讐」という名の「自殺」を決行したオルガは、逮捕後も全く反省の色を見せず、75年3月12日にチェコスロバキア最後の女性死刑囚として絞首刑に処された。【詳細】映画『私、オルガ・ヘプナロヴァー』原題:Já, Olga Hepnarová公開日:2023年4月29日(土)監督・脚本:トマーシュ・ヴァインレプ、ペトル・カズダ出演:ミハリナ・オルシャニスカ、マリカ・ソポスカー、クラーラ・メリーシコヴァー、マルチン・ペフラート、マルタ・マズレク原作:ロマン・ツィーレク撮影: アダム・スィコラ編集:ヴォイチェフ・フリッチ美術:アレクサンドル・コザーク衣装:アネタ・グルニャーコヴァー日本語字幕:上條葉月字幕監修:ペトル・ホリー配給:クレプスキュール フィルム
2023年01月13日23歳でチェコスロバキア最後の女性死刑囚となった実在の人物を描いた映画『私、オルガ・ヘプナロヴァー』が4月29日(土)より劇場公開決定、併せて日本版ティーザービジュアル、ティーザー予告、メイン写真が解禁された。主演は『ゆれる人魚』『マチルダ 禁断の恋』のミハリナ・オルシャニスが務める。銀行員の父と歯科医の母を持つ経済的にも恵まれたオルガ・ヘプナロヴァーは、1973年7月10日、チェコの首都プラハの中心地で、路面電車を待つ群衆の間へトラックで突っ込んだ。この事故で8人が死亡、12人が負傷。犯行前、22歳のオルガは新聞社に犯行声明文を送った。自身の行為は、多くの人々から受けた虐待に対する復讐であり、社会に罰を与えたのだという。両親の無関心と虐待、社会からの疎外や暴力によって心に傷を負った少女は、自らを「性的障害者」と呼び、酒とタバコに溺れ、女性たちと次々に肌を重ねていくが、苦悩と疎外感を抱えたままの精神状態はヤスリで削られていくかのように一層、悪化していく…。逮捕後も全く反省の色を見せないオルガは、1975年3月12日にチェコスロバキア最後の女性死刑囚として絞首刑に処された――。2016年ベルリン国際映画祭パノラマ部門のオープニング作品を飾った本作は、2010年に刊行された原作本を基に、チェコ映画界の新鋭トマーシュ・ヴァインレプとペトル・カズダ両監督が映画化。オルガの人格や行動を擁護することも、伝記映画にありがちな感情的な演出もあえて排除し、ドキュメンタリー的なリアリズムで長編デビューを飾った。撮影監督は、イエジー・スコリモフスキ監督『エッセンシャル・キリング』(10)で名を馳せたポーランドの名手アダム・スィコラ。そして大量殺人犯オルガという、社会から孤立する少女から大人への変貌を演じ切ったのは『ゆれる人魚』(15)、『マチルダ 禁断の恋』(17)で注目されるポーランドの若手実力派ミハリナ・オルシャニスカ。人種や性別、性的指向を背景にした差別、偏見、孤独といった現在も変わらぬ問題の絶望に直面するオルガとして、その内面性と身体性を生かした演技は高く評価され、本作ではチェコ・アカデミー賞主演女優賞をはじめ多くの賞に輝いた。端正な容姿でオルガを一瞬で虜にするイトカ役には、チェコのマリカ・ソポスカー。友達のアレナ役には、『ゆれる人魚』でミハリナと姉妹役で共演したポーランドのマルタ・マズレク。ほかにも、我が子に嫌気が差している母親役にチェコの名優クララ・メリスコバ。そして、オルガの事件前に一緒に過ごすことになる、おしゃべりで酒好きな中年男ミラ役にはチェコ映画界の重鎮マルティン・ペシュラットが扮した。チェコ、ポーランド、スロバキア、フランスの資金調達により7年もの歳月をかけて映像化された本作は、権威ある世界三大映画祭のスタートを切る作品として上映されるや、高い評価とともにその悲劇的な物語により静寂が会場を支配したという。2017年にはカルト映画のレジェントであるジョン・ウォーターズ監督が年間ベスト映画の1作品として本作をピックアップし、世界的な注目を浴びた。『私、オルガ・ヘプナロヴァー』は4月29日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2023年01月09日米ミシシッピ州当局は12月14日、2000年に16歳の少女を性的暴行の末に殺害したトーマス・ローデン受刑者(58)の死刑を執行したと公表した。Fox Newsなどが報じている。ABC24によると、被害者のリーサ・マリー・グレイさんは、高校3年生になる直前の夏休みに叔父のレストランでウェイトレスのアルバイトをしていたという。仕事を終えて帰宅する途中に車がパンクし、立ち往生しているときに近づいてきたのがローデンだった。ローデンは「心配しないで、俺は海兵隊員だ。こんな風に人助けをすることはよくあるんだよ」と話しかけてパンク修理を始めたが、グレイさんに「海兵隊員になんか絶対なりたくない」と言われたことで激怒。自分の車にグレイさんを無理矢理押し込み、4時間かけて性的暴行を加え、首を絞めて殺害したという。その翌日、グレイさんの遺体は道端で発見されたが、その胸には「I’m sorry(ごめんなさい)」と彫られていたと裁判記録には綴られている。ローデンは執行前に「深く反省しています。この20年間、私がこの世界から奪い去った命の埋め合わせをするために、日々善い行いをするよう努めてきました。今日という日があなたに何ももたらさないのであれば、平穏と終結があなたに訪れますように」と言い残し、薬液注射によって14日の午後6時12分に絶命したという。彼の最後の食事は骨付きフライドポークチョップ2本、フライドオクラ、バター入りベイクドスイートポテト、バターと糖蜜をかけたピルズベリーのビスケット、フレンチバニラアイスクリーム入りのピーチコブラー、リプトンのスイートティーだったと、ミシシッピ州矯正局はFox News Digitalの取材に対して明らかにした。
2022年12月15日米ミズーリ州セントルイスで今月29日に死刑が執行される囚人の娘が、父親の死刑に立ち会う許可を求めて連邦裁判所に訴え出た。NBC NEWSが報じている。ケヴィン・ジョンソン(37)死刑囚は2005年、警官を殺害した罪で逮捕・起訴され、その後死刑判決を受けた。刑の執行は29日に予定されているが、19歳の娘コーリー・ラミーさんが死刑の立ち会いを希望しているという。収監された時、ラミーさんは2歳だった。共に暮らした年月はわずかだが、面会や電話、メールなどで父親とは親交を深め続けていた。先月は生まれたばかりの息子を祖父に会わせるために、子連れで刑務所へ面会に訪れていたという。ミズーリ州では、21歳未満の死刑立ち会いを法律で禁じられている。しかし、ラミーさんは「人生で最も大切な人」である父が死ぬ瞬間、そのそばにいることを求めているという。彼女は法廷で、「もし、父や病院で死期を迎えていたなら、私は父のそばに座って手を握りながら亡くなるまで祈るでしょう。父の支えとして、私の悲しみのプロセスにおいて必要な心の支えとして、そして、私の心の安寧のために」と判事に向けて語ったとNBC NEWSは伝えている。ジョンソン死刑囚の弁護団は一貫して、被告が黒人で被害者が白人警官であったことから、裁判に人種差別的な要素があったとして執行の停止を求めていた。しかし23日、ミズーリ州裁判所により弁護団の申し立ては却下され、予定通り死刑が執行される見込みとなっていた。
2022年11月25日「死刑のハンコ」発言が物議を醸した葉梨康弘衆院議員(63)。11月11日、自ら辞表を提出し、法務相を辞任することとなった。葉梨氏は9日、東京都内で開かれた自民党議員のパーティーで「法相は朝、死刑のハンコを押し、昼のニュースのトップになるのは、そういう時だけという地味な役職だ」と発言。続けて「今回は、旧統一教会の問題に抱きつかれ、私の顔もいくらかテレビに出るようになった」と話したという。このことが報じられると、野党を中心に葉梨氏を非難する声が相次ぐことに。そして10日の朝、松野博一官房長官(60)は葉梨氏を厳重注意した。その後、葉梨氏は取材陣に対して「結論的に言うと、今後言動には慎重に注意をしていく」と“役職続投”を明かした。続けて、9日の「死刑のハンコ」発言の前後も書き出してまとめた紙を取り出し、自身で読み上げた後、「一部切り取られたことがあったとしても、誤った印象を与えるようなことは気をつけていかなければならない」などと報道に対する不満を滲ませながら述べた。さらに11日、葉梨氏は別の会合や地元でも「法相は死刑のハンコを押す地味な役職」という趣旨の発言をしていたと取材陣に対して認めた。「これらの発言すべてについて謝罪を申し上げ、撤回させて頂きたい」「信頼回復に努めていきたい」とコメント。そして同日の参院本会議で岸田文雄首相(65)は、葉梨氏について「改めて職責の重さを自覚し、説明責任を徹底的に果たしてもらわなければならない」といい、続投させる意向を表明していた。ところが11日の夕方に一転し、葉梨氏は首相官邸を訪れて辞表を提出。葉梨氏は報道陣の取材に応じ、発言について「言葉足らずで極めて不適切だった」「どのようなとらえられ方をしているか確認し、よりよい政治を目指したい」といい、その場を後にしたーー。■「葉梨さんをかばう人は党内にもういません」ある政治部記者は、葉梨氏について「普段の人柄は穏やか。あのような不要な発言をするとは驚きました」といい、こう続ける。「大臣としての答弁能力も高かったと思います。予算委員会などの委員会では、大臣は官僚が作成した“ペーパー”を見ながら質問に答えるケースが多いのですが、葉梨氏は官僚出身の政治家らしく、手元を見ずに答えていました。それだけ政策や法律への深い理解があるということなのですが……。しかし、今回の発言は生命を軽んじる重大性を帯びています。一報が駆け巡った時点で、『アウトだな』『これは進退に関わる』とこぼす党関係者は少なくありませんでした」自ら辞表を提出した葉梨氏だが、“事実上の更迭”という声も上がっている。ある自民党関係者は葉梨氏に対して「話にならない」と断じ、こう続けた。「党総務会長の遠藤利明さん(72)は、『みんなで岸田政権を支えようといっている時に、肝心の宏池会(岸田派)の中でそういう発言があるということは不愉快な思いです』とはっきり言っています。実際、葉梨さんをかばう人は党内にもういません。現在、岸田政権の支持率は30%台に落ち込み、不支持が60%とも報じられています。そのため先日、経済再生担当相を辞任した山際大志郎さん(54)もそうですが、『支持率がグラついているときになんてことをしてくれたんだ!』という思いです」また現在、寺田稔総務相(64)にも領収書の偽造を巡る政治資金の話が浮上している。「『このままでは来年4月の統一地方選で惨敗する可能性が高いのでは……』と危機感が漂っています。岸田総理にとって、何にしても“辞任ドミノ”は避けなくてはなりません。国民生活を圧迫している物価高に実効力を伴う対策が打てなければ、求心力が低下してしまうでしょう」(前述・自民党関係者)葉梨氏の話は、岸田政権にさらなるダメージを与えたようだ。
2022年11月12日いま日本映画界で最も注目される白石和彌監督が、阿部サダヲ、岡田健史を迎えて注目の作家・櫛木理宇の最高傑作を映画化した『死刑にいたる病』。この度、次々と謎が浮かび上がる岩田剛典演じる謎の男・金山と中山美穂演じる雅也の母・衿子の人物像に迫る2種類の特別映像が解禁された。24人もの若者を殺した連続殺人鬼・榛村(阿部サダヲ)から届いた冤罪証明の依頼をきっかけに、大学生・雅也(岡田健史)が事件を独自に調べ始めるが、次第に榛村と事件に翻弄されていく本作。やがて、事件を調べる雅也の前に現れた謎の男・金山、事件とは何も接点がないと思われた雅也・母の2人の“謎”が浮かび上がる。金山編の映像には、怪しい言動、様々な証言が交錯する中、最後の事件の被害者・根津の殺害現場となった森を訪れた雅也、そしてその前に突如姿を現す金山が映っている。もう一方の雅也の母・衿子編は、彼女が内気な性格であることが伺え、「あなた決めてよ、お母さん決められないから…」との口癖が印象的な映像。そして映像の最後には、雅也がある人物と衿子が一緒に写っている写真を見つける様子が収められている。どちらも衝撃的な場面で幕を閉じ、緊迫感あるものに仕上がった。『死刑にいたる病』は5月6日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:死刑にいたる病 2022年5月6日より全国にて公開©2022映画「死刑にいたる病」製作委員会
2022年05月05日映画『死刑にいたる病』が5月6日(金)に公開される。この度、本作より2種類の特別映像が到着した。原作は注目の作家・櫛木理宇の最高傑作。監督を務めたのは、2013年度の賞レースを席巻した『凶悪』で注目を集め、恋愛ミステリーに挑戦した『彼女がその名を知らない鳥たち』や、警察とやくざの血で血を洗う攻防戦を過激な描写も辞さずに描いた『孤狼の血』でも数々の映画賞を獲得してきた白石和彌が務めている。物語は24人もの若者を殺した連続殺人鬼・榛村(阿部サダヲ)から届いた冤罪証明の依頼をきっかけに動き出す。そして大学生・雅也(岡田健史)が事件を独自に調べ始めるが、次第に榛村と事件に翻弄されていく、というもの。解禁された映像は謎の男・金山(岩田剛典)と雅也の母・衿子(中山美穂)の人物像に迫る内容だ。それぞれの映像で描かれるのは、事件を調べる雅也の前に現れた謎の男・金山、事件とは何も接点がないと思われた雅也・母に浮かび上がる“謎”。金山編の映像には怪しい言動、様々な証言が合わさるなか、最後の事件の被害者・根津の殺害現場となった森を訪れた雅也、そしてその前に突如姿を現す金山が映っている。もう一方の雅也の母・衿子編は、彼女が内気な性格であることが伺え、「あなた決めてよ、お母さん決められないから…」との口癖が印象的だ。映像は雅也が、ある人物と衿子が一緒に写っている写真を見つける様子が。どちらの映像も衝撃的な場面で幕を閉じ、緊迫感を漂わせている。『死刑にいたる病』5月6日(金)公開
2022年05月05日無人の遊園地「ユルキルランド」に集められた犯罪者と被害者。彼らは「囚人」「執行人」としてペアを組み、冤罪を主張する囚人たちは無罪を勝ち取るため、執行人たちは自身の望みを叶えるため、アトラクションに臨む。スリリングなミステリーだけに、キャストの3人もいろいろと考察中……!?4月23日に開幕した『冤罪執行遊戯ユルキル the stage』より、春秋千石役の猪野広樹、莇リナ役の高柳明音、一凛花華役の市川美織に話を聞いた。――稽古を通して、自分の演じているキャラクターをどのように感じていますか?猪野千石はいい人なんですよね。自分の命が危険にさらされた時に、人のことを心配できる。でも単なるいい人ではなく、ゲームに参加することに最初は恐怖を感じていたのが、やがて「ふざけんな、お前ら」っていう怒りに変わったり、「俺はやってない」って冤罪を主張したり。そういう人間くさい表現を大事にしたいと思っています。高柳リナは家族に愛されて幸せな家庭に育っていたけれど、あることをきっかけに、復讐への気持ちだけで生きる人生になってしまいます。人を信じられない気持ちとか、17歳なのでまだ大人としての考えもできないとか、そういうところも「難しいな」と思いながら向き合っています。市川花華は、私自身がもともとアイドルをやらせてもらっていたので、今までの記憶をさかのぼると結構「私にもあったな」っていう部分があります。ファンの方に対しては、花華と同じように「一緒にがんばろう」っていう精神でやってきたし、目標に向かってがんばる姿は本当に人間らしいと思うし。ある意味、正論を通そうという気持ちが一番強いんじゃないかと思います。――それぞれが抱えている事情は、ストーリーが進むにつれて明らかになってくる部分ですね。千石とリナの「大量殺人チーム」、花華と岡恵一の「ストーカー殺人チーム」など、チーム別に行動するシーンが多いので、それぞれのカラーや見どころも気になります。市川千石さんとリナちゃんのパートは、セリフ量がすごい。高柳セリフをバーッと言うシーンが多いので、いつも猪野さんにセリフ合わせに付き合っていただいてます。猪野俺自身、付き合ってもらわないとまずいから。市川休み時間も、ふたりはずっと練習してます。岡さんと私は、ちょっと面白いパート。ふたりでふざけて楽しんでいるので、シリアスな千石さんリナちゃんとは別世界の人たちみたい(笑)。高柳花華ちゃんと岡さんはこのゲームに参加させられて出会ったわけじゃなくて、もう関係性ができあがっているペアだもんね。市川そうなの。面識があって、お互いを知っている。そこは他のチームと違うところだと思います。猪野話が重いので、ふたりが明るくしてくれるからありがたい。めちゃくちゃ面白くて、愛すべきふたりですよ。――お話の題材については、どう思いました?高柳世の中には実際に冤罪を主張されている方もいるけど、そういう話を聞くと、どちらかといえば事件の被害者に同情した見方になりますよね。でも今回は、冤罪だと主張している側を中心に描いているので、観てくださる方たちがどう思うか楽しみです。ある意味、皆さん自身がゲームに参加して、どう考えるのかを試されているのかも。本当に冤罪なのか、実は違うのか、私たち自身も知らないんですよ。市川推理ゲームみたいな感じですよね。キャスト同士でも「真犯人は絶対この人」「この人、逆に怪しいよね」って考察合戦をしてるし。高柳休み時間に盛り上がってます。猪野実は、俺はスタッフさんに聞いたので知ってるんです。千石は冤罪だと主張しているけど、実は犯人だったというパターンもありそうじゃないですか。市川二重人格的だった、とか?猪野もし何か秘密があれば芝居も変わってくるし、と思って聞いたんだけど……考察合戦をしているみんながすごく楽しそうで。聞かなきゃよかった(苦笑)。――聞いた結果、芝居に影響はあったんですか?猪野それはノーコメントで(笑)。クライマックスでピースがバチッとはまるように――現段階で、課題だと感じていることはあります?市川花華は、序盤は本当にアイドルらしく、でも後半になって「トップアイドルになりたい」という気持ちを爆発させることになるので。ペアの相手である岡さんを論破するというか、ハッとさせなきゃいけない。“キャラ変”くらいの熱量で、岡さんも、観ている方も驚かせたいと思います。高柳リナはひとつのことだけが真実だと思って生きてきた分、それを覆される時の信じられない気持ちがすごく大きくて。でも相手は自分の信じてきたことを絶対に認めてくれないし、すごく苦しい。その中で事件に関係する物がいろいろ登場して、事件を思い起こさなくてはいけないんです。リナの心が壊れるギリギリのところまで、もっていけたらいいですね。――自分を追い詰めていく作業は、かなりきつそうですね。高柳笑顔は一切ないですから。市川稽古場で見ていても、つらいです。昨日なんか、見ていて泣きそうになったくらい。猪野自分の千石としての芝居がどうこうというより、大半はリナとのふたり芝居。そこで情報や感情をどう伝えていくか、そしてどれだけ熱量を上げていくか。途中で選択を迫られるイベントの緊張感といった、どう色をつけていくのかという問題も含めて、パズルのようにピースがバチッとはまれば本当に気持ちいいと思う。市川それは間違いないですね。クライマックスでそうなるように、もっていければいいな。高柳でも、お客様を置いてけぼりにしないようにしないと。市川それなんだよね、複雑な話だからすぐに理解してもらえるかどうか。これから仕上げていかないと……。猪野いや、本音を言うと、残りの時間も少ないからかなり厳しいよね。がんばらないと。――これまでのお話を踏まえ、舞台の見どころを紹介して締めていただきましょうか。高柳一部のキャストは犯人を知っているけど、私は知りません。でもそれは逆に言うと、観てくださる皆さんと同じ目線で楽しめるっていうことでもあると思います。観ていただいて、どっちを信じるか、ご自分の気持ちの動きも楽しみにしていただけたらいいなと思います。市川いろいろなキャラクターが出てくるパレードのような感じで、本当に遊園地に来ているみたいにドキドキワクワクしながら、考察も楽しんでもらえる舞台です。いろいろなところに謎が散りばめられているのでヒントを見つけていただいて、SNSで「#ユルキル考察」とか考察合戦もして盛り上がったら面白いでしょうね。後半、クライマックスにかけての熱量がすごい舞台だと感じていただけたら嬉しいので、私たちキャストでそうなるようがんばります。ぜひ観に来てください。猪野千石たちは、本当は罪を犯したのか犯していないのか、そこにはどういう理由があるのかないのか。それはさておき。高柳さておき、なんだ(苦笑)。猪野観客の皆さんは、いわば裁判官ですよね。誰の肩をもちますか、誰を信じますか、疑いますか、許しますか。キャラクターたちと共に、芝居の中でそれを考えてもらえれば。「あなただったら、どうしますか?」、それは基本的に役者が芝居を通して追求していくことですけど、ある意味、この作品は観客の皆さんもそれを体験できます。……というところで、いかがでしょう(笑)?高柳・市川いいんじゃないでしょうか(笑)!取材・文:金井まゆみ撮影:川野結李歌『冤罪執行遊戯ユルキル the stage』2022年4月23日(土)~2022年5月1日(日)会場:東京・ニッショーホール※PCR検査陽性のため休養中だった市川美織さんは4月27日(水)18時公演より復帰予定チケット情報(前売券)(当日引換券)
2022年04月26日『孤狼の血』『彼女がその名を知らない鳥たち』などで知られる白石和彌監督による映画『死刑にいたる病』。この度、阿部サダヲ演じる連続殺人鬼・榛村の沼にハマっていく大学生・雅也を演じる岡田健史の場面写真&メイキング写真が解禁となった。24人もの若者を殺した連続殺人鬼・榛村から届いた冤罪証明の依頼をきっかけに事件を独自に調べ始める雅也が、次第に榛村と事件に翻弄されていく姿を描いた本作。阿部さん演じる榛村の“裏の顔”と“表の顔”のギャップが話題となっているが、一方で榛村と対峙する岡田さん演じる雅也も、前半と後半では全く異なる表情をみせる。阿部さんは「岡田さんの演技で引き出されたところがあって、最初に思っていたものと違うアプローチをした部分がありました。まっすぐな雅也を壊したいと思いましたが、全然ブレなかったです」と、共演シーンとなる面会室では岡田さんとの掛け合いで化学反応が起こったと明かす。クライマックスは、同じ面会室のシーンでも、初めて雅也が榛村を訪ねる場面から演出も大きく異なり、緊迫感のある2人の演技によってより一層見応えのあるものとなっている。白石監督も岡田さんの前のめりの姿勢に驚きをみせ、「お芝居ひとつひとつを考えて演技しているので、こちらも確認しながら進めていき、積み重ねていった印象があります。“全体の映画の中でここを起点にしたい”、“ここを先々考えてやっていきたい”と計算高く考えて、逐一相談してくれた」と撮影時をふり返る。そして、岡田さんの演技について「すごくナチュラルで素直な芝居をしてくれて、静かなトーンでいきたいというのが感じられました。阿部さんとのクライマックスでは自分のキャラクターがどういう見え方になるのかをよく見ていて、強い芝居をしてくると思っていたので意外でしたが、いざ作品が出来上がってみると彼のアプローチが正解でした」と、阿部さんが明かしていたように岡田さんの演技を受けて生まれた演出もあったよう。連続殺人鬼・榛村の沼へと徐々にハマっていく雅也の繊細な表情の変化は必見となっている。『死刑にいたる病』に5月6日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:死刑にいたる病 2022年5月6日より全国にて公開©2022映画「死刑にいたる病」製作委員会
2022年04月22日阿部サダヲ×岡田健史がW主演、注目の作家・櫛木理宇の原作を白石和彌監督が映画化した『死刑にいたる病』。この度、連続殺人鬼・榛村を演じる阿部さんの“虚無の目”がよく分かる場面写真が解禁。白石監督からのコメントも到着した。24人もの若者を殺した連続殺人鬼・榛村(阿部サダヲ)から届いた冤罪証明の依頼をきっかけに、事件を独自に調べ始めた大学生・雅也(岡田健史)が、次第に榛村と事件に翻弄されていく姿を描いた本作。本予告やポスタービジュアルが解禁された際、SNS上では「この空っぽな目、ゾクゾクする」「阿部サダヲすごい…なんだこの目を逸らせなくなる」と、阿部さん演じる榛村の“虚無の目”に魅了されている人が続出した。榛村は、表向きは街の人々が絶えず足を運ぶパン屋の店主で、優しい笑顔の裏に恐るべき殺人鬼の顔を隠している。阿部さんは“殺人鬼”の役作りについて「辛かったけど、撮影セットなどに助けられました」とふり返り、実は血が苦手という意外な事実を明かしている。白石監督は阿部さんの目について「阿部さんが最初に面会室に足を踏み入れた瞬間から、それこそ目の色が違いました」と明かし、「ニーチェの有名な言葉『深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ』を地でいく、見ているこっちが重い重力の中に吸い込まれるような感覚のある目をしていました」と、阿部さんの目の魅力を語った。『死刑にいたる病』は5月6日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:死刑にいたる病 2022年5月6日より全国にて公開©2022映画「死刑にいたる病」製作委員会
2022年04月18日演劇プロジェクト・アメツチの第3回公演とし、2022年4月23日から5月1日までニッショーホールで上演される「冤罪執行遊戯ユルキル the stage」のメインビジュアルが解禁された!原作はイザナギゲームズから同じく2022年5月に発売が予定されている冤罪脱出ADV&弾幕STG「冤罪執行遊戯ユルキル」。ゲームのシナリオは「賭ケグルイ」の河本ほむら・武野光が担当し、舞台版ではアメツチの演出・山田英真がシナリオを担当する。本作は、冤罪を訴えている囚人と被害者の関係者である執行人に別れてペアを組み、ユルキルゲームというそれぞれの過去の事件にまつわるゲームに挑んでいく物語。主演の猪野広樹のほか、共演には元SKE48の高柳明音、ジャニーズJr.の松本幸大、野澤祐樹のほか、元NMB48の市川美織、石塚朱莉、織田奈那、大地洋輔(ダイノジ)、遊馬晃祐、野口準、鈴木ふみ奈、星波が出演する。そして公式サイトと公式SNSでは、キャストそれぞれのキャラクタービジュアルが3月17日より日ごとチーム別に順次公開されている。物語の世界観のほか、個性豊かなキャストがどのようなキャラクターに扮しているのか、ぜひご覧いただきたい。詳細は公式サイト( )を要チェック!!【あらすじ】監獄で目覚めた春秋千石。狐の仮面を被ったびん子と名乗る女が言う。「犯罪者のあなたにチャンスをあげましょう。これからとある遊園地の様々なアトラクションに挑み、勝利すれば無罪放免です」「違う、俺は冤罪だ!」舞台は無人の遊園地『ユルキルランド』。そこには4組のチーム。6人の犯罪者と、5人の被害者。犯罪者を『囚人』、被害者を『執行人』と呼び、ペアを組んでアトラクションに臨む。囚人は無罪を勝ち取りたい。執行人は勝てば望んだものが手に入る。恨みを晴らすこともできる─。アトラクションに挑むなかで明かされていく、それぞれの秘密。残酷で狡猾なこのユルキルランドで勝ち残るのは、誰か。<公演概要>「冤罪執行遊戯ユルキル the stage」【脚本・演出】山田英真【出演】春秋千石:猪野広樹莇リナ:高柳明音山田風太:松本幸大(ジャニーズJr.)山田雷太:野澤祐樹(ジャニーズJr.)一凛花華:市川美織岡恵一:大地洋輔(ダイノジ)御室玄徳:野口準明烏イザネ:織田奈那嗅土かぐら:石塚朱莉明智アランポ:遊馬晃祐小林クリスチーナ:鈴木ふみ奈びん子:星波アンサンブル:神谷春樹【上演スケジュール】2022年4月23日(土)~5月1日(日)4/23(土) 12:00/17:304/24(日) 12:00/17:304/25(月) 18:004/26(火) 18:004/27(水) 18:004/28(木) 18:004/29(金) 12:00/17:304/30(土) 12:00/17:305/1(日) 12:00/17:00【劇場】ニッショーホール〒105-0021 東京都港区東新橋1-1-19 ヤクルト本社ビル【チケット】(全席指定・税込)前売:9,500円【一般発売日】3月26日(土)10:00~【チケット取扱い】■ぴあ ■ローソンチケット Lコード:32109■イープラス 【公式サイト】 【公式Twitter】 【公演・チケット関するにお問い合わせ】 stage_info@ametsuchi-stage.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年03月19日櫛木理宇の同名小説を、岡田健史×阿部サダヲW主演で映画化したサイコサスペンス『死刑にいたる病』より、強烈なインパクトを与える本ポスターならびに本予告が解禁された。『凶悪』『彼女がその名を知らない鳥たち』『孤狼の血』など数々の映画賞を獲得し高い支持を得ている、白石和彌監督による最新作。この度解禁された本予告では、「ある大学生の元に届いた1通の手紙」というナレーションと共に不穏なBGMが流れ、大学生・雅也(岡田健史)の元に届いた手紙が映し出される。さらに「筧井雅也様、君に頼みたいことがあってこの手紙を書きました」「久しぶりだね。まーくん」という24人もの若者を殺した連続殺人鬼・榛村(阿部サダヲ)の声が流れる。周囲の人々の証言によって明らかになる、異様な犯行からは想像もし得ぬ人当たりの良さで出会う者を次々と魅了してきた榛村の姿。そんな彼が冤罪を主張する事件の真相に迫るために奔走するうち、雅也の中で何かが変わり始める。さらに調査を進めていく中で浮かびあがる謎の人物、土砂降りの雨の中を引きずられていく女性の叫び声、そして榛村の「こっち側に来たら、もう戻れないよ」という意味深な言葉で締めくくられる。併せて解禁された本ポスターでは、二面性を象徴するような榛村のアップが強烈なインパクトを与える。その下には、ずぶ濡れになった雅也の姿があり、不思議な魅力を放つ榛村と事件の真相に翻弄されていく雅也の様子が見てとれ、この事件の底知れぬ不穏さが窺えるビジュアルとなっている。『死刑にいたる病』は5月6日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:死刑にいたる病 2022年5月6日より全国にて公開©2022映画「死刑にいたる病」製作委員会
2022年03月16日第71回ベルリン国際映画祭金熊賞&観客賞ノミネートの冤罪サスペンス『白い牛のバラッド』より、30秒予告とメインビジュアルが解禁された。死刑執行数世界2位の国イランの懲罰的な法制度を背景に、シングルマザーの生きづらさ、理不尽に立ち向かう女性の姿を巧みに描き出した本作。第71回ベルリン国際映画祭金熊賞と観客賞にノミネート、批評家からはイランの名匠とも肩を並べるほどの才能と賞賛された。世界中の映画祭で数々の受賞を果たし、確かな実力を発揮したのはベタシュ・サナイハ監督とマリヤム・モガッダム監督の2人。イランでは、2020年2月のファジル国際映画祭で3回上映された以降、政府の検閲により劇場公開の許可が下りず、2年近く上映がなされていない。自国のタブーに斬り込んだ衝撃の冤罪サスペンスが、ついに日本公開となる。このたび解禁された30秒予告は、最愛の夫を冤罪で失ったミナとろうあの娘ビタの元に、謎の男レザが現れるシーンから始まる。レザは「ご主人に借りた金を返しに来ました」といい、悲しみに暮れていたミナは親切な彼に次第に心を開いていく。しかし続くシーンでは空気が一変、水浸しの部屋に佇むレザが映し出され、不穏な空気に包まれる。「愛する人を冤罪で失った時、あなたならどうしますか」という究極の問いかけとともに、「死刑」「犠牲」「過ち」の言葉が、2人の姿とあわせて映し出される。この男は一体、何者なのか?緊迫感溢れる展開に感情が揺さぶられる。また、最後にタイトルにかかる白い牛が意味深な印象を残す予告編となっている。併せて公開されたメインビジュアルは、「男はなぜ、私の前に現れたのか」というコピーとともに、頬を伝う涙が目を引くミナの横顔が切りとられている1枚。その下には白い牛にこぼれたミルクがかかり、サスペンスフルな展開を予感させるビジュアルに仕上がっている。緻密な心理描写と緊張感溢れる音と映像でイランの闇をあぶり出した本作。死刑制度が存在するここ日本でも、観客の胸に深く突き刺さるはずだ。『白い牛のバラッド』を2月18日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:白い牛のバラッド 2022年2月18日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開
2022年01月07日俳優の阿部サダヲが主演を務める映画『死刑にいたる病』(2022年5月公開)の特報映像が6日、公開された。櫛木理宇の同名小説を白石和彌監督が映画化した同作。理想とは程遠いランクの大学に通い、鬱屈した日々を送る雅也(岡田健史)の元に、ある日稀代の連続殺人事件の犯人・榛村(阿部サダヲ)から1通の手紙が届く。24件の殺人容疑で逮捕され、そのうちの9件の事件で立件・起訴、死刑判決を受けた榛村は、犯行を行っていた当時、雅也の地元でパン屋を営んでおり、中学生だった雅也もよくそこに通っていた。「罪は認めるが、最後の事件は冤罪だ。犯人は他にいることを証明してほしい」。榛村の願いを聞き入れ、雅也は事件を独自に調べ始める。そこには想像を超える残酷な事件の真相があった。本編映像初解禁となる特報では、世間を震撼させた連続殺人鬼・榛村と、榛村から届いた1通の冤罪証明依頼に挑む大学生・雅也の、拘置所での息のつまるようなやり取りが描かれる。榛村は24人の命を奪った連続殺人鬼とは思えぬ清潔感のある佇まいや穏やかな口ぶりとは裏腹に、表情や仕草にただならぬ狂気を垣間見せる。不気味なほどに整った手紙の筆致や、表情のアップなどからも底知れぬ闇を感じさせる。対する雅也は突然届いた1通の手紙を読み、拘置所で対面した榛村の話を食い入るように聞き、彼が冤罪だと主張する事件の真相に迫るため、雨に打たれずぶ濡れになりながら奔走する。水に浮かぶ血の付いた爪、土砂降りの雨の中血まみれで何者かに足を引きずられながら悲痛な叫び声をあげる女性といった映像が挟まれ、本当に冤罪なのか、真犯人は誰なのか気になる特報となっている。
2022年01月06日白石和彌監督が手掛ける、驚愕のサイコサスペンス映画『死刑にいたる病』より、本編映像初公開となる、阿部サダヲと岡田健史が拘置所で対峙する特報映像が到着した。阿部さんと岡田さん、W主演の2人が演じるのは、世間を震撼させた連続殺人鬼・榛村と、榛村から届いた1通の冤罪証明依頼に挑む大学生・雅也。今回到着した映像では、清潔感のある佇まいや穏やかな口ぶりだが、ただならぬ狂気を垣間見せる榛村と、彼の話を食い入るように聞く雅也、2人の緊迫感溢れる拘置所でのシーンが映し出される。そして雅也は、彼が冤罪だと主張する事件の真相に迫るため、ずぶ濡れになりながら奔走していく。水に浮かぶ血の付いた爪、土砂降りの雨の中、血まみれで何者かに足を引きずられながら悲痛な叫び声をあげる女性と、不穏なシーンも登場している。『死刑にいたる病』特報映像『死刑にいたる病』は5月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:死刑にいたる病 2022年5月、全国にて公開予定©2022映画「死刑にいたる病」製作委員会
2022年01月06日俳優の阿部サダヲが主演を務める映画『死刑にいたる病』(2022年5月公開)のティザービジュアルが23日、公開された。櫛木理宇の同名小説を白石和彌監督が映画化した同作。理想とは程遠いランクの大学に通い、鬱屈した日々を送る雅也(岡田健史)の元に、ある日稀代の連続殺人事件の犯人・榛村(阿部サダヲ)から1通の手紙が届く。24件の殺人容疑で逮捕され、そのうちの9件の事件で立件・起訴、死刑判決を受けた榛村は、犯行を行っていた当時、雅也の地元でパン屋を営んでおり、中学生だった雅也もよくそこに通っていた。「罪は認めるが、最後の事件は冤罪だ。犯人は他にいることを証明してほしい」。榛村の願いを聞き入れ、雅也は事件を独自に調べ始める。そこには想像を超える残酷な事件の真相があった。二分割されたデザインの上部には、虚ろな表情を浮かべながら法廷に立つ連続殺人鬼・榛村の姿が。下部には、榛村の冤罪証明に挑む雅也が写っており、その背後には残酷さを象徴するかのように榛村に狙われた少年少女たちの写真が張り出された。
2021年12月23日阿部サダヲ×岡田健史W主演の白石和彌監督作『死刑にいたる病』より、ティザービジュアルが解禁となった。注目の作家・櫛木理宇の最高傑作を映画化した本作。監督は、2013年度賞レースを席巻した、史上最悪の凶悪事件とその真相を描いた問題作『凶悪』で注目を集め、恋愛ミステリーに挑戦した『彼女がその名を知らない鳥たち』や、警察とやくざの血で血を洗う攻防戦を過激な描写も辞さずに描いた『孤狼の血』でも数々の映画賞を獲得し高い支持を得ている、白石和彌監督。阿部サダヲが24人を殺した連続殺人鬼・榛村を演じ、榛村に依頼され事件の真相に挑むことになる青年を岡田健史が演じる。この度解禁となった本作のティザービジュアルでは、二分割されたデザインの上部に、虚ろな表情を浮かべながら法廷に立つ阿部さん演じる連続殺人鬼・榛村の姿が写し出され、下部には、榛村の冤罪証明に挑む岡田さん演じる雅也が写っており、雅也の背後には榛村に狙われた少年少女たちの写真が張り出された衝撃的なビジュアルとなっている。「連続殺人鬼からの依頼は、たった1件の冤罪証明だった」と書かれたキャッチコピーからは謎めく展開を予感させる。2人が見つめるその眼差しの先にどのような結末が待ち受けているのか…。本作への期待が高まるティザービジュアルとなっている。『死刑にいたる病』は2022年5月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:死刑にいたる病 2022年全国にて公開予定
2021年12月23日阿部サダヲと岡田健史のW主演、『彼女がその名を知らない鳥たち』『孤狼の血』の白石和彌監督が映画化する『死刑にいたる病』に岩田剛典と中山美穂が出演することが発表され、公開が2022年5月に決定した。24件の殺人容疑で逮捕され、そのうちの9件の事件で立件・起訴、死刑判決を受けた連続殺人事件の犯人・榛村を阿部さん。「罪は認めるが、最後の事件は冤罪だ。犯人は他にいることを証明してほしい」という彼の願いを聞き入れ、事件を独自に調べ始める大学生・雅也を岡田さんが演じる本作。事件を捜査する雅也の行く先々に現われる謎の男・金山一輝を演じるのは、「EXILE」「三代目J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE」のパフォーマーとしてだけでなく、第40回日本アカデミー賞新人賞俳優・話題賞や第41回報知映画賞新人賞などを獲得した初主演映画『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』をはじめ、映画『名も無き世界のエンドロール』やドラマ「プロミス・シンデレラ」などの演技で俳優としても注目を集める岩田剛典。「金山という役は、あまり多くは語らない役柄でもありましたので、感情を自分の中で明確にして臨みました」と語る岩田さん。「白石監督、そして主演の阿部さんとは今作で初めてご一緒させていただき、岡田さんとは2度目の共演でしたが以前の作品では同じシーンがなかったので、一緒に芝居をさせていただいたのは初めてでした」と明かす。コロナ禍の影響で撮影が1年近く延期になったと言い、「こうして無事完成した作品をお届けできること嬉しく思っています」と喜びを語る。また、榛村が冤罪だと訴える殺人事件の真相を調べ始める雅也の母であり、常に夫の顔色をうかがう主体性のない妻・筧井衿子には、1985年にデビューを果たし、日本レコード大賞、ゴールデンアロー賞で最優秀新人賞を受賞するなど歌手として絶大な人気を博し、岩井俊二監督の主演映画『LOVE LETTER』(1995)などで数多くの賞を受賞し、役者としてもドラマ、映画、舞台と幅広いジャンルで活躍する中山美穂。「原作を読んで、これを如何に映像化するのだろうかと演じる前から期待が膨らみました。内容とは裏腹に公開が楽しみです」と、中山さんはコメント。今回、顔の半分が隠れるほどの長髪で異様な雰囲気を纏った金山と、義母の四十九日で心痛な面持ちの衿子の場面写真も解禁された。白石監督は「いつかお仕事をと思っていた岩田さんに出ていただけたこと嬉しかったです。難しい役割を魂込めて演じてくださいました」とふり返り、「またガッツリやりましょう」と握手を誓ったそうで「岩田さんとは長い付き合いになりそうです」と語る。「そして、憧れの中山さんを演出する日がくるなんて思いもしませんでした。カメラの中に立つと世界を一瞬にして映画にしてくれる存在感でした。衿子という役の奥深くに眠る仄暗い感情を見事に体現してくださいました」と絶賛を贈っている。『死刑にいたる病』は2022年5月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:死刑にいたる病 2022年全国にて公開予定
2021年12月16日映画『死刑にいたる病』が、2022年5月6日(金)に公開される。櫛木理宇の小説「死刑にいたる病」を映画化原作は、初版「チェインドッグ」として発売され、文庫化に合わせて「死刑にいたる病」に改題された。作家・櫛木理宇の最高傑作と言われており、今回はそれを映画化。監督は白石和彌で、日本史上最悪の連続殺人事件、そしてそれに隠された真相、驚愕のサイコサスペンスを描く。阿部サダヲ×岡田健史がW主演榛村(阿部サダヲ)24件の殺人容疑で逮捕され、9件の事件で立件・起訴、死刑判決を受ける。罪は認めているものの、最後の事件は冤罪だと主張。犯人は他にいると話す。犯行当時、営んでいたパン屋「ロシェル」には街の人々が絶えず足を運び、“魅力的な人物”で社会に溶け込んでいた。ターゲットは 、黒髪で制服を校則通りに着る真面目そうな10代後半の少年少女 たち。 商店街で経営するパン屋「ロシェル」に通う常連をターゲットにすることもあった。 犯行手口はターゲットと信頼関係を 築く ところから始まり、自然に接触し会話を増やす巧みな方法で計画的に進めていく。この日本史上類をみない数の若者を殺した連続殺人鬼・榛村を演じるのは、阿部サダヲ。白石監督との作品では『彼女がその名を知らない鳥たち』に出演していた。筧井雅也(岡田健史)理想とは程遠いランクの大学に通い、鬱屈した日々を送る、どこにでもいそうな男性。ある日、殺人事件の犯人として収監されている榛村から手紙を受け取る。雅也は、中学生の頃、榛村が営んでいたパン屋に通っていた。榛村から最後の殺人は冤罪であり、雅也に事件の真相に迫るよう求められる。雅也を演じるのは岡田健史で、ドラマ「中学聖日記」で有村架純の相手役としてデビューを果たして以来、大河ドラマ「青天を衝け」などへの出演で話題を集めている。金山一輝(岩田剛典)事件を捜査する雅也の行く先々に現われる謎の男。顔の半分が隠れるほどの長髪で異様な雰囲気を纏う。筧井衿子(中山美穂)榛村が冤罪だと訴える殺人事件の真相を調べ始める雅也の母であり、常に夫の顔色をうかがう主体性のない妻。加納灯里 (宮﨑優)...雅也と同じ大学に通う幼馴染み筧井和夫(鈴木卓爾)...雅也の厳格な父根津かおる(佐藤玲)...最後の殺人事件の被害者佐村 役(赤ペン瀧川)...榛村の担当弁護士地元の 農夫(吉澤健)...榛村の隣人滝内 役(音尾琢真)...昔の榛村を知る人物赤ヤッケの女(岩井志麻子)...冤罪を主張する殺害事件の現場となった山の所有者相馬 (コージ・トクダ)...金山の元同僚監督は『凶悪』『孤狼の血』の白石和彌監督を務めるのは、『孤狼の血』の白石和彌監督。史上最悪の凶悪事件とその真相を描いた問題作『凶悪』や、警察とやくざの戦いを過激な描写を入れつつ描いた『孤狼の血』などで数々の映画賞を受賞&高く評価されている。白石和彌監督は次のように話す。「僕自身が10代20代の頃に持っていた鬱屈と、後ろめたい憧れを抱いてしまう殺人鬼。その両方が見事なコントラストで混在している櫛木先生の原作に心を奪われて映画化をお願いしました。」理想とは程遠いランクの大学に通い、鬱屈した日々を送る雅也。ある日彼のもとに1通の手紙が届く。それは世間を震撼させた稀代の連続殺人事件の犯人・榛村からのものだった。24件の殺人容疑で逮捕され、9件の事件で立件・起訴。死刑判決を受けた榛村は、犯行を行っていた当時、雅也の地元でパン屋を営んでおり、中学生だった雅也もよくそこに通っていた。「罪は認めるが、最後の事件は冤罪だ。犯人は他にいることを証明してほしい」。榛村の願いを聞き入れ、雅也は事件を独自に調べ始める。そこには想像を超える残酷な事件の真相があった。作品詳細映画『死刑にいたる病』公開日:2022年5月6日(金)監督:白石和彌脚本:高田亮出演:阿部サダヲ、岡田健史、岩田剛典、宮﨑優、鈴木卓爾、佐藤玲、赤ペン瀧川、大下ヒロト、吉澤健、音尾琢真、岩井志麻子、コージ・トクダ、中山美穂製作:「死刑にいたる病」製作委員会(クロックワークス、東北新社、テレビ東京)配給:クロックワークス
2021年08月27日阿部サダヲと岡田健史が『孤狼の血』シリーズの白石和彌監督のもとで共演、注目の作家・櫛木理宇の最高傑作と呼ばれた小説を映画化した『死刑にいたる病』が、2022年に公開されることが決定した。理想とは違う大学に通い、鬱屈した日々を送る雅也に、ある日届いた1通の手紙。それは世間を震撼させた稀代の連続殺人事件の犯人・榛村からのものだった。24件の殺人容疑で逮捕され、そのうちの9件の事件で立件・起訴、死刑判決を受けた榛村は、犯行を行っていた当時、雅也の地元でパン屋を営んでおり、中学生だった雅也もよくそこに通っていた。「罪は認めるが、最後の事件は冤罪だ。犯人は他にいることを証明してほしい」。榛村の願いを聞き入れ、雅也は事件を独自に調べ始める。そこには想像を超える残酷な事件の真相があった――。日本史上類をみない数の若者を殺した連続殺人鬼・榛村を演じるのは、大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」で主人公の田畑政治役を熱演し、白石監督とは『彼女がその名を知らない鳥たち』以来のタッグとなる阿部サダヲ。そして収監されている榛村の元に通い事件の真相に迫る雅也には、ドラマ「中学聖日記」で衝撃のデビューを果たして以来、「MIU404」や大河ドラマ「青天を衝け」、『望み』など話題作への出演が続く注目の若手俳優・岡田健史。原作者の櫛木理宇といえば、2012年に学園ホラー「ホーンテッド・キャンパス」で日本ホラー小説大賞・読者賞を受賞してデビュー。同年、少女たちのダークな物語「赤と白」(集英社文庫)で小説すばる新人賞を受賞。本作の原作は初版「チェインドッグ」のタイトルで発売され、文庫化に合わせて「死刑にいたる病」に改題された。脚本は『そこのみにて光輝く』『オーバー・フェンス』などを手掛けた脚本家・高田亮が、白石監督と初タッグを組んでいる。阿部サダヲコメント俳優をやっていて、「1度は手を出してみたい役」を頂けたので楽しんで演じました。白石組、白石監督の想像を超えるアイデア、どう仕上がって来るのか非常に楽しみです。岡田健史くんとのシーンは相当痺れました。岡田健史コメントこんなにも濃密な時間を過ごし、“人”に恵まれ、公開を待っててくださる方々に向けて、伝えたいことが豊富な作品に巡り逢えたという実感に、自分でも驚いています。きっと、今作品で交じり合えた方々との時間は、いつまでも自分の身体に宿り続けることでしょう。勝手ながら一若者として、この方々の魂を受け継いでいきたいと思いました。さて、僕の役柄ですが、筧井雅也という、どこにでもいる男性です。“どこにでもいそう”、なのです。故に、この日本において誰にでも起こりうる機微を雅也は持っています。作品中に過激な表現も含まれてますが、今作品は雅也と同年代の方々にも是非観て頂きたいです。人は人に怯え、傷つけ、傷つけられて、抱きしめられて、救われてるということ。それはつまり何なんだろうと、思春期に考える時間が欲しかったと自分自身がそう感じるからです。公開をお楽しみに。もう少しの間だけお待ちください。白石和彌監督コメント僕自身が10代20代の頃に持っていた鬱屈と、後ろめたい憧れを抱いてしまう殺人鬼。その両方が見事なコントラストで混在している櫛木先生の原作に心を奪われて映画化をお願いしました。阿部さんと岡田さんの邂逅も運命を感じる大きな事件でした。映画を観た後どんな感情が残るのか、僕もとても楽しみです。完成まであと少し。スクリーンでお会いできる日をお待ち下さい。櫛木理宇コメント映画化のお話をいただいたときにまず「やった!」と思い、次に監督が白石和彌さんだとお聞きした瞬間「やった!!!」と感嘆符が三倍になりました。わたしの原作を監督が、このキャストの皆さんが、どう料理してくださったのか想像するだけで胸が高鳴ります。映画館の大スクリーンで拝見できる日を心待ちにしております。『死刑にいたる病』は2022年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2021年08月24日4月23日に開幕した、稲垣吾郎の主演作『サンソン ─ルイ16世の首を刎ねた男─』。初日前に行われた本作のゲネプロを鑑賞した。18世紀末、フランス革命期に実在した死刑執行人シャルル=アンリ・サンソンの葛藤を、フランス文学者・安達正勝の原作をもとに描いた本作。演出の白井晃、脚本の中島かずき(劇団☆新感線)、音楽の三宅純は、稲垣がベートーヴェン役で主演し、3度の上演を果たした『No.9 ─不滅の旋律─』でもタッグを組んでいる。物語の始まりは1766年、パリの高等法院法廷。世間から忌み嫌われる死刑執行人と知らずに食事を取ったとして市民から訴えられたシャルル(稲垣)は、自身が就いている職務の意義を高らかに説いて裁判に勝利する。弁護人もつかずひとりで立ち向かった息子のもたらした結果に、かつて同じ仕事をしていた父バチスト(榎木孝明)も満足顔だ。やがてルイ16世(中村橋之助)の即位によってフランスは大きく揺れ始める。凶作による飢饉で生活苦にあえぐ庶民は、豪華絢爛な暮らしを謳歌する宮廷や貴族への不満を募らせていく。その鬱憤を晴らす日々の娯楽として台頭したのが罪人の処刑見物。そこに、蹄鉄工の息子ジャン=ルイ・ルシャール(牧島輝)による父親殺し事件が起こって……。国の裁きの代行者として“ムッシュー・ド・パリ”と呼ばれ、誇りを胸に職務をまっとうしてきたシャルル。熱心なカトリック教徒にして死刑廃止論者でもあった彼は、罪を裁く己の職務と処刑が持つ残虐性の間で引き裂かれ、苦しんでいく──。稲垣はこの葛藤を、冷静に努めた演技の中ににじませる。ヒステリックに激情をほとばしらせた『No.9』のベートーヴェンとは正反対の、新たな一面に注目だ。国民に向き合わずパリを脱出して逮捕され、王の権威を失墜させたルイ16世だが、一幕では身分によって異なる処刑法に心を痛める、優しく聡明なキャラクターとして描かれた。演じる橋之助は、気品と貫禄に満ちた立ち居振る舞いとセリフ回しで人物を造形。前段となるこのエピソードがあるからこそ、革命の進行によって袂を分かったシャルルと王の悲劇が際立つ。シャルルの法律観に大きな影響を与える登場人物には、実力派の若手が揃い踏みだ。父親殺しのジャンに牧島、ジャンの恋人エレーヌに清水葉月、断頭台ギロチン開発の道に進むトビアスに橋本淳、粛清を断行した政治家ロベスピエールの右腕と称される革命家サンージュストに藤原季節、若き日のナポレオンに落合モトキがキャスティング。若々しくも情熱的なエネルギーを武器に作品を彩った。ロベスピエール率いる左翼のジャコバン派(山岳派)や出身地コルシカ島の独立を願うナポレオンをはじめ、さまざまな価値観に触れて揺さぶられるシャルルの心情は、決して遠い時代のものではない。市民の手で絶対王政が倒された激動のフランス革命期には、新型コロナウイルス感染症の影響でその姿を大きく変容しようとしている現代社会がどこか重なる。その中で翻弄されながらも罰に対する“平等性”を訴え続けたシャルルの姿から、自粛生活を強いられる観客はどんなメッセージを受け取るだろうか。上演時間は約150分弱(休憩含む二幕)。取材・文:岡山朋代公演情報 舞台『サンソンールイ16世の首を刎ねた男ー』 演出:白井晃 劇作・脚本:中島かずき 音楽:三宅純 原作:安達正勝『死刑執行人サンソン』(集英社新書刊) 坂本眞一『イノサン』に謝意を表して出演:稲垣吾郎 /中村橋之助 橋本 淳牧島 輝落合モトキ藤原季節清水葉月 智順藤田秀世有川マコト松澤一之 田山涼成 / 榎木孝明 他【東京公演】 上演中~2021年4月27日(火) 会場:東京建物ブリリアホール ※政府による緊急事態宣言発令により、4月28日(水)~5月9日(日)東京公演は中止となりました【大阪公演】 2021年5月21日(金)~2021年5月24日(月) 会場:オリックス劇場 ※政府による緊急事態宣言延長により、大阪公演は中止となりました※5/12追記【福岡公演】 2021年6月11日(金)~2021年6月13日(日) 会場:久留米シティプラザ【神奈川公演】 2021年6月25日(金)~2021年6月27日(日) 会場:KAAT 神奈川芸術劇場チケット情報
2021年04月26日