2023年3月3日 18:00
崎山つばさ「この舞台への出演は、僕にとって大きな挑戦になる」
撮影:You Ishii
18世紀のパリにおいて、死刑執行人としてフランス革命の動乱の真っただ中にいた男、シャルル=アンリ・サンソン。2021年の初演で稲垣吾郎の熱演が話題を呼んだ、舞台『サンソン―ルイ16世の首を刎ねた男―』が“再始動”される。新たなキャストを迎え、稲垣をはじめ続投のキャストと共に再び紡がれる物語はどのような光景を描き出すのだろうか。
今回、サンソンに深く関わっていく男たちのひとりであるトビアス・シュミットを演じるのは崎山つばさ。重厚な歴史劇への出演は、大きな挑戦となるに違いない。
再始動するメンバーとして「責任をもって演じたい」
――出演が決まった時、最初にどんなことを感じましたか?
2021年の舞台のことは、コロナで公演が止まってしまったことも含めて知っていました。今回の上演で再始動するメンバーに呼んでもらえることがすごく嬉しかったですし、責任をもって演じたい。それに「無事千秋楽を迎えることができたらいいな」と強く思いました。
――作品に対しては、どういうイメージを抱いているのでしょうか。
18世紀のフランスっていう激動の時代を描くので、緻密に、繊細に、細かく創っていかないとボロが出るでしょうね。