永山絢斗・主演、「Woman」「Mother」の坂元裕二・脚本&水田伸生・演出でAV業界に乗っ取られた田舎町を舞台に贈る問題作、連続ドラマW「モザイクジャパン」から、5月18日(日)より放送の第1話の場面写真が到着。また、本作でAV女優役に抜擢された新鋭・ハマカワフミエと、『白ゆき姫殺人事件』にも出演中の実力派・宮地真緒からコメントが到着した。東京の証券会社をリストラされた常末理市(永山絢斗)は、地元に帰郷。両親の勧めで、田舎町には不釣合いなモダンな自社ビルを持つ「(株)GALAXYZ」への再就職を果たした。若き社長・九井良明(高橋一生)が率いるGALAXYZグループは、何とアダルトビデオを中心にさまざまな事業を手がける新鋭企業。職場には短すぎるスカートの制服を着た美女があちこちに…。理市はその中で一際純粋さを放っている木内桃子(ハマカワフミエ)が気になり出す。だが、彼女たちは実は全員AV女優で、就業中もオフィス内やトイレなどいたるところで“絡み”の撮影が行なわれていた。理市は、このセックス産業で潤う田舎町で、破滅・成功・絶望・快楽のすべてを経験していくことに――。これまで一切の本編映像が公開されることのなかった本作だが、今回解禁されたのは、3枚の劇中ビジュアル。困惑の表情を魅せる永山さんの背後では、もしや“絡み”の撮影真っ最中!?そんな永山さん演じる主人公・理市が思いを寄せる桃子役ハマカワさんも、妖しげな表情で何者かを見上げている。また、高橋一生演じる若き社長・九井とNO.1AV女優役を務める宮地さんもただならぬ雰囲気の様子で、R15+指定相当ドラマとあって、禁断のシーンばかりだ。さらに、本作でオーディションを勝ち抜いた新鋭女優・ハマカワさんは、「悩みました。AV女優という、あまりに遠く離れたところで生きている桃子という役を私が生きられるのか、不安でした」と、ヒロインに決定直後の気持ちを語る。「ですが、脚本を頂いて考えが変わりました。桃子が、面白い。台詞も言動もとんちきながら、最後まで読み終わったころにはもう、桃子をどこか遠くの人と感じなくなっていました。一筋縄では行かない物語と、なんだかちぐはぐな理市との行く末、見守って頂けたら幸いです」とコメントした。また、九井社長の愛人でNo.1女優・美織を演じた宮地さんは、「この作品の台本を読んだ時、『絶対にやりたい!』と思いました。刺激的で、ブラックで、カオス。こんなに面白い台本に出会えるなんて!美織さんという役で、色んな意味で一皮も二皮も剥けてしまうような、そんな素敵な感覚の中でお芝居できていることを、とても嬉しく思います」と、体当たりで挑む本作への意気込みを語っている。さらに、特設サイトでは、劇中の映像を使用した予告編が本日4月27日(日)深夜0:15から解禁となる。田舎町を乗っ取った不気味なAV企業の内部を覗いてみて。連続ドラマW「モザイクジャパン」(R15+指定相当)は5月18日(日)23:00スタート。(上原礼子(cinema名義))
2014年04月27日「Woman」「最高の離婚」「東京ラブストーリー」など数々のヒットドラマを生み出してきた脚本家・坂元裕二が、永山絢斗を主演に迎え、WOWOW連続ドラマWに初参戦。“AV業界”の裏側に踏み込んだ、社会派エンターテインメント「モザイクジャパン」を手がけることが明らかとなった。東京の証券会社をリストラされた常末理市(永山絢斗)。仕方なく帰郷すると、なぜか、故郷の町全体が明らかに色めき立っていた。理市は両親の勧めで、田舎町には不釣合いなモダンな自社ビルを持つ(株)GALAXYZへの再就職を果たす。若き社長・九井良明(高橋一生)が率いるGALAXYZグループは、実はアダルトビデオを中心にさまざまな事業を手がける新鋭企業だった!職場には短すぎるスカートの制服を着た美女ばかり。理市は、その中でひときわ純粋さを放っている木内桃子(ハマカワフミエ)が気になり出す。だが、彼女たちは、全員AV女優。就業中もオフィス内やトイレなど、いたるところで絡みの撮影が行なわれていた。理市はこのセックス産業で潤う田舎町に巻き込まれ、破滅、成功、絶望、快楽のすべてを経験していくことに――。リアルで心の痛いところを突き刺すセリフや緻密な物語展開で知られる、脚本家・坂元裕二が、R指定の本作で手がけるのは、セックス産業で潤う田舎の街を舞台にあぶり出す、“モザイク”にかかったAV業界、ひいては深い人間心理や日本社会の暗部だ。主演は、映画『クローズEXPLODE』『ふがいない僕は空を見た』などで知られる若手実力派俳優・永山絢斗。さらに、連続ドラマW「ヒトリシズカ」などに出演した高橋一生ら、魅力的なキャストが斬新なテーマに臨む。オーディションを勝ち抜き、AV女優役として体当たりの演技に挑む新人女優たちにも注目だ。主人公・常末理市を演じる永山さんは、「帰郷し親しかった人々の変化に感じる葛藤や、AV業界で仕事をしていく上で生まれる失望感、恋愛を交えて出る向上心などを誠実に演じたいと思っています」と意気込む。そして、「素晴らしい脚本に色を付け、自分で自分にかけてしまっているモザイクを取り除くことが出来たら、僕も少し成長出来るかもしれません」と、本作のテーマに斬り込む深いコメントを寄せてくれた。また脚本を手がける坂元さんは、「テレビ番組作りの原点とは、誰もが興味を持っているけど、誰も知らないことを、誰でも見れる場所にさらけ出すことと考え、アダルトビデオの世界で取材を重ねました。結果、150分中、140分はWOWOWでしかできないであろうドラマとなりました」と語っている。「幾重にも重ねられたモザイクを消しながら私たちが見つけたものは、この国の社会システムそのものでもあります。モザイクとは何か、モザイクの向こうには何があるのか。ないのか、そんなことをこの物語の中で考えていただければと思います。『モザイクジャパン』というタイトルですが、内容にはモザイクをかけていません」。そんな坂元さんの意欲作を演出するのは、映画『なくもんか』『謝罪の王様』などを手がけ、坂元さんとはドラマ「Mother」「Woman」などでもタッグを組んできた水田伸生。「坂元さんの着眼点に驚かされ、感服している。今回は感服を超えて、驚愕だわ…。こりゃ、民放地上波ではできないわ…。やると決めたWOWOWも凄いわ…。私は、坂元裕二さんとWOWOWに鍛えられている」とコメント。「空飛ぶタイヤ」では自動車業界を、「パンドラ」では製薬業界を、「震える牛」では食肉偽装問題など、民放では扱えない様々なテーマに果敢に挑んできたドラマW。今回も、一筋縄ではいかない社会派ドラマとなりそうだ。連続ドラマW「モザイクジャパン」(R15+指定相当)は5月18日(日)夜11:00スタート。(上原礼子(cinema名義))
2014年04月03日建築家・永山祐子の展覧会「建築から始まる未来-豊島×横尾忠則、宇和島×束芋×ほしよりこ-」が、東京・表参道のジャイル(GYRE)内アートスペース、アイ・オブ・ジャイル(EYE OF GYRE)で開催されている。11月24日まで。入場無料。本展では、今夏永山が手掛けた瀬戸内海周辺での二つのアートプロジェクトを、映像や写真、建築模型を用いて紹介。建築やアートのエネルギーによる地域再生を目指し、新たなコミュニティーを創造する取り組みとして話題となったプロジェクトのビジョンを提示する。一つ目の「豊島横尾館」は、現代美術家の横尾忠則の絵画作品「原始宇宙」の平面作品11点と、円塔の中や庭園でのインスタレーション作品、建築と一体となった美術館。もう一つの「AT ART UWAJIMA 2013」からは、作家の司馬遼太郎らが滞在したことでも知られる1911年創業の宇和島の老舗の「木屋旅館」をリノベーションするというアートプロジェクトを紹介。畳の一部をアクリル板にし、欄間(らんま)や壁、天井などに漫画家・ほしよりこが書く小説に基づき現代美術家の束芋が制作した映像が映し出された。他にも、宇和島のアーケードにある文具店をリノベーションしたプロジェクトや、 理想の街をつくる観客参加型の展示も登場する。会期中の11月17日には、永山と束芋によるトークショー「建築×アートの可能性」も開催。司会は、アートダイナミクスの生駒芳子が担当する。また関連商品の販売も実施。「AT ART UWAJIMA 2013」のために書かれた、ほしよりこの小説「そういう事がずっと続く」(700円)、束芋デザインの「宇和島Tシャツ」(2,500円)、宝飾品にならない真珠を蘇らせた「リパール」で作った、ほしよりこ、束芋、永山祐子監修のオリジナル限定商品などがそろう。
2013年11月08日株式会社フェリシモは、缶詰とは思えないほどしっとりふっくらしたパンを、「アンパンマン」の生みの親・やなせたかしさんのオリジナルパッケージで届ける「缶詰パン」(2缶×15カ月セット)の販売を開始した。“おいしい”缶詰パンは、阪神・淡路大震災の際「非常食のパンはおいしくない」という声に動かされたパン屋さんが、特殊製法を使い作り出したもの。非常食とは思えないおいしさは航空宇宙局(NASA)にも認められ、宇宙に持参されたという。同社では、この「缶詰パン」に「アンパンマン」の生みの親であるやなせたかしさんのオリジナルラベルをつけて販売。「やなせたかしさんとコラボ非常食にもなるふわふわおいしいパンの会(15回予約コレクション)」と題し、現時点で1万セット以上販売されたヒット商品となっている。同商品は、月1セット「缶詰パン2缶(同種)」(1,650円)の15回分予約で、24,750円(税込み)にて販売されている。原則として途中解約は受け付けていない。月の価格1,650円(税込み)の1%(17円)は、「東日本大震災もっとずっときっと基金」として被災地の中長期的な復興支援に運用される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月13日暴力にまみれた男たちの日常を描いた『ハードロマンチッカー』が11月26日(土)、公開初日を迎え、東京・丸の内TOEIにて主演の松田翔太を始め、永山絢斗、柄本時生、遠藤要らキャスト陣に加え、グ・スーヨン監督が舞台挨拶に登壇した。山口県・下関市を舞台に、在日韓国人2世の主人公・グー(松田さん)が、後輩が起こした殺人事件をきっかけに暴力団の抗争や暴走族、不良たちの暴力の連鎖に巻き込まれていくさまを激しい暴力と痛みと共に描き出す。松田さんは開口一番「お気持ち、お察しします」と、強烈なインパクトが残る本作を鑑賞し終えた客席に語りかけ、笑いを誘った。本作に出演した感想を問われると、「監督やスタッフの方々が自分たちの美学を追及しようという人たちだったので、参加できてすごく面白かった」と述懐。さらに演じたグーについて「自由に映画の中でちゃんと生きられた」と満足そうな表情を浮かべた。一方、本作でこれまでの爽やかなイメージとは異なる役に挑戦した永山さんは「いままであまり体験したことがないような、男っぽい現場でした。完成した作品も僕が好きな男らしい作品でした。参加できてうれしかったです」と真摯な表情でふり返った。松田さんとは普段から交遊がある間柄だそうだが、今回の共演を通して「集中力の高め方とか、撮影までの(気持ちの)持っていき方とかいろいろ勉強になりました。翔太くんとはこの世界に入る前から仲良くさせてもらっているのですが、でも現場ではまるで別人で、“鬼”のようで…」と“俳優”松田翔太のプロ意識に圧倒されたことを明かし、会場を沸かせた。グ―に憧れる後輩役を演じた柄本さんは、現場で脚本を急きょ変更されたそうで、「最後は最悪な奴になってた」と苦言を呈したが、これに対して「最初はいい人だと思ってたんだけど、(柄本さんが)実際そうではなかった」(スーヨン監督)、「僕らも『やっぱりな』と納得でした」(松田さん)と逆襲を受ける羽目に。また、本作の一番の見どころとなる喧嘩シーンでグ―と壮絶な殴り合いをした遠藤さんは「10秒くらいしかないシーンを撮るために3分間も殴り続ける演技をしてたんですが、実際に翔太くんの顔を何発か殴ってしまって…」、さらには「リアル(な喧嘩シーン)を求めすぎて、壊してはいけない物を壊してしまって、美術スタッフさんに本気で怒られました(笑)」と勢い余ったエピソードを明かし、観客を驚かせた。最後に、松田さんは「こういう方向からの映画というのもアリかと思っていただいて、日本映画がもっと自由でたくさんの表現が生まれるように、みなさんも一緒に盛り上げてください」と締めくくり、会場は大きな拍手に包まれた。『ハードロマンチッカー』は全国にて公開中。■関連作品:ハードロマンチッカー 2011年11月26日より全国にて公開© 2011「ハードロマンチッカー」製作委員会■関連記事:『ハードロマンチッカー』永山絢斗インタビュー“暴力”の渦の中で感じた自らの変化喧嘩で生きていく男たちの物語『ハードロマンチッカー』試写会に10組20名様をご招待【TIFFレポート】松田翔太、主演作上映前に「良くなかったら出てっていいです」金髪&傷だらけの松田翔太!『ハードロマンチッカー』衝撃的ポスターが到着
2011年11月28日永山絢斗と撲殺。何だか似合わない組み合わせだが、この男が暴力に次ぐ暴力の連鎖の口火を切る。目的はガールフレンドをボコボコにした不良への復讐。しかもターゲットは本人ではなく仇相手の祖母である。「あっという間に人の命を奪えるし、奪われちゃうものなんだなと思った」というのが“一線を越えた”永山さんの感想。決して出演シーンは多くないが、映画『ハードロマンチッカー』で永山さんは確実にこれまでとは違った新たな一面をさらけ出している。退廃の香りが漂う町で、暴力の果てに永山さんは何を見たのか?永山さん演じる辰による殺害シーンで幕を開ける本作。この事件が松田翔太演じる主人公・グーを始め、チョー高(朝鮮高校)の不良や暴走族、ヤクザや警察を巻き込んだ大騒動の引き金となる。だが当の辰は警察にしょっ引かれてもケロリとした様子。決して開き直っているわけではない。人ひとり殺したということの重大性を全く分かってないのだ。この一連のシーンにどのように臨んだのか?永山さんの“供述”を聞いてみよう。「そういうヤツっているじゃないですか?何となく(周りと)繋がっていて、そこでギリギリの生活を送っているヤツ。監督からは『辰は何も考えないで時間だけがどんどん過ぎて、気づいたらこうなってた男。自分が何をやっていたのかも全然分かってない』と言われました。警官に見つかったときに『ヤバッ』って言うんですが、最初にやってみたら監督が『そんな真面目にならないで軽い感じで』って。やることはやってるけど(笑)、どこかポップなんですよね。復讐のために緊張感持って忍び込んだけど、フッと緊張が切れた瞬間に相手に掴み掛られて、慌てて叩き落す、そして無我夢中で殴ってしまう。電気が点いたら我に返って『あれっ?』って感じで…。正直、(役柄と同じ)そのままの気持ちでそこにいられましたね。次どうしなきゃって考えずに自然にできました」。NHKの連続テレビ小説「おひさま」で井上真央演じる主人公の次兄を好演した永山さんだが、本作の撮影は「おひさま」出演の合間を縫って行われた。しかも、悪友の“共犯者”マサル役の柄本時生は「おひさま」でも共演した仲である。「『おひさま』の最中にこの作品に出られたというのは自分でもすごく楽しかったです。NHKで時生とも『明日から(映画の撮影)よろしくね』とか話してて、同じ便で向こうに行って残虐な暴力シーンを撮影して帰る…なんか変な感じでしたね(笑)」。実は、松田翔太とは「この仕事する以前から仲良くしてもらっている」という仲。『ライアーゲームザ・ファイナルステージ』に続いての“兄貴分”との共演は?「普段よく一緒に遊んだりしてる分、なおさら現場入ったときの緊張感、翔太くんの本番までの持っていき方とかは勉強になりました。正直、恐ろしくて視界に入れられなかったです(笑)。(視界に)入ってるけど見られないというレベルを超えてて…ワンシーンしか絡むシーンがなかったけど『すごいな』と。男でも好きになる、人としてすごいです」。「煮えきらないで暴力に走る10代の感じは、誰もが持っているものだと思う」と永山さん。クールな印象とは裏腹に、スクリーンの中を疾走する男たちの魂への共感を語る。「台本を読んだときからこの男クサさやギラギラ感をそのまま映画にしたらすごいことになるなと感じていました。男がヤワいって言われるいまの時代に、なかなかパンチのある男っぽい作品ができたなと。やっぱり男には男らしくいてほしい…まぁ、この男たちが男らしいかって言うとまた別ですが(苦笑)。男らしさ?うーん、何でしょう…。それが分かればおれも少しは男らしくなれるんでしょうけどね(笑)」。映画デビュー作『フレフレ少女』、初主演作『ソフトボーイ』など爽やかな好青年のイメージが強い。昨年公開された『悪人』では、どちらかと言うと観客の目線に近い位置、悪意を外側に立って眺めていた。今回、暴力の渦の中心に入り、改めて「命の“脆さ”“危うさ”を感じた」とふり返る。役柄を通じて自らに生じた内面の変化についても言及する。「映画をやると、やっぱりそこに引っ張られるところはありますね。毎回、役が自分に少しずつ足されて、積み重なっていく感じです。元の自分がどうだったかというのをあまり考えず、それが楽しいですね」。デビューから4年。こうしたインタビュー取材について「いまだに全然、慣れないです」と苦笑を浮かべつつ、今回の映画、そしてNHKの朝ドラを経て、この先の俳優としての自身の在り方についてこんな言葉も…。「今回、同世代の共演者も多かったんですが、俳優という仕事は『本番!』という声がかかれば芸歴とか関係ない世界。どんどん上の世代の人たちの背中を蹴っていきたいというか、『ちくしょう』と思わせるような芝居を見せていけたらいいなと思います」。内に秘めた熱い思いを垣間見せる22歳。「暴力」ではなく「表現力」を武器に歩み続ける。(photo/text:Naoki Kurozu)Hairmake:MiwakoTohyama(THYMON)/Stylist:Kikuchi Yohnosuke■関連作品:ハードロマンチッカー 2011年11月26日より全国にて公開© 2011「ハードロマンチッカー」製作委員会■関連記事:喧嘩で生きていく男たちの物語『ハードロマンチッカー』試写会に10組20名様をご招待【TIFFレポート】松田翔太、主演作上映前に「良くなかったら出てっていいです」金髪&傷だらけの松田翔太!『ハードロマンチッカー』衝撃的ポスターが到着
2011年11月22日映画『マザーウォーター』(松本佳奈監督)の初日舞台挨拶が10月30日(土)、東京・新宿ピカデリーで行われ、小林聡美、小泉今日子、加瀬亮、永山絢斗、もたいまさこらが出席した。ウイスキーしか置かないバーを営むセツコ(小林さん)、コーヒーカフェを開いたタカコ(小泉さん)ら京都に暮らす7人の男女の生活を見つめた群像劇。映画『かもめ食堂』、『めがね』、『プール』といったシンプルなドラマを製作してきたプロジェクトシリーズの最新作。同シリーズを通じて美味しい食べ物を登場させてきたフードスタイリストの飯島奈美さんが本作でも腕をふるった魅惑のメニューに話題が集中。小泉さんは「グラタンを作る役で食べたんですけど、もたいさん(演じるマコト)の家の朝ごはんに呼ばれたいな、と思いました。今度、飯島さんの本が出たんですよね!」。本作までの4作に登場した料理レシピをまとめた「飯島風」(マガジンハウス刊)が先日発売されたばかりで、『めがね』からのシリーズの常連で今回、劇中でビーフカツサンドを食べる加瀬さんは「飯島さんの料理はホントに美味しくて、みなさんにも味わってもらいたいと思っていたので、本が出たといま、聞きましていいことだなと思います」と太鼓判。『めがね』に続いての出演となった光石研は、自身の撮影がない日でも「永山(絢斗)くんとビーフカツサンドをいただきに行きました。ひとりだと心細いしホントに食べに来ただけみたいになっちゃうので、いかにも現場を見る風にして…。ホントに美味しいんですよ」と告白。もたいさんから「かきあげの日(マコトの朝食)にも来ていましたよね!」と暴露され、「はい…」と頭を掻いていた。一方、この日は台風14号が関東地方に接近中とあって強い雨風に見舞われるあいにくの空模様。冒頭の挨拶で満場の観客に向かい、小泉さんが「あたしだったら絶対、家から出ない」と口火を切ると、市川実日子も「私だったら来ないんじゃないかな」、永山さんも「こんな雨の中、僕だったら外に出ない」と引きこもり派。一方、光石さんは「僕だったら傘を差して来たでしょう」、もたいさんは「槍が降ってもきます」と笑わせていた。『マザーウォーター』はシネスイッチ銀座、新宿ピカデリーほか全国にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:めがね 2007年9月22日よりテアトルタイムズスクエア、銀座テアトルシネマほか全国にて公開© めがね商会プール 2009年9月12日よりシネスイッチ銀座、新宿ピカデリーほか全国にて公開©プール商会マザーウォーター 2010年10月30日よりシネスイッチ銀座、新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2010パセリ商会■関連記事:加瀬亮×永山絢斗×光石研インタビュー『マザーウォーター』ほのぼのメンズトーク小泉今日子『かもめ食堂』のシリーズに「ヘルシンキからいたような顔で」参戦市川実日子インタビュー京都で心地よく演じた“豆腐のような人”人気フードスタイリスト飯島奈美が『マザーウォーター』クッキーを初プロデュース!『かもめ食堂』チームに小泉今日子、永山絢斗が参戦今度の舞台は“京都”
2010年10月30日永山絢斗と北京五輪女子ソフトボール金メダリストの上野由岐子が6月19日(土)、東京・新宿バルト9で行われた映画『ソフトボーイ』の初日舞台挨拶で、開催中のFIFAワールドカップでオランダ戦を控えるサッカー日本代表にエールを送った。本作は、不純な動機でソフトボールの全国大会出場を目指した男子高校生たちの高校最後の夏を描く青春ストーリー。上野さんは永山さんや共演の賀来賢人、加治将樹ら男子ソフトボール部をビビらせる剛腕ピッチャーとして本人役で特別出演している。スポーツ繋がりと、数時間後に国内注目の試合を控えるとあってワールドカップの話題に。上野さんは「優勝候補と戦うわけですから、勝敗より、相手に気持ちで勝つ。というか、日本は絆で勝負するチームだと思うので、そういう試合をしてほしい」と世界舞台経験者ならではの重みのあるメッセージ。賀来さんらは「さすが、言うことが違う!」と唸った。『ソフトボーイ』キャスト陣からは代表して永山さんが「(初戦の)試合、見ました。勝ちましたね。嬉しかったです。みんな、勇気をもらえたりしたと思うので、今日も頑張ってもらいたいです。頑張ってください」と素朴な言葉ながら熱くエールを送った。一方で、上野さんは永山さんらのソフトボール選手ぶりに「練習を見させてもらったのは最初の頃だったと思いますが、正直、これでソフトボールの試合、できるのかな?と心配になりました。でも素晴らしい作品が出来上がってて、みなさんの努力を感じました」と太鼓判。永山さんらは「ありがとうございます!」と高校球児ばりにキリリと頭を下げ、さわやかな空気を醸した。ホラー畑で知られ、今回、青春モノの本格初挑戦した豊島圭介監督は「一定期間、本気になって過ごすって素敵じゃないですか?って映画を作ったつもりです」と仕上がりに自信をのぞかせていた。『ソフトボーイ』は全国にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:ソフトボーイ 2010年6月19日より全国にて公開© 2010「ソフトボーイ」製作委員会■関連記事:永山絢斗インタビュー「“分かってることなんて何ひとつない”って感じですね」永山絢斗高校時代は「胸キュンばっかしていた」永山絢斗主演『ソフトボーイ』試写会に10組20名様ご招待西武のエース・涌井も絶賛!『ソフトボーイ』ヒロイン波瑠が始球式で見事な投球“W結婚”北陽が永山絢斗らイケメン若手俳優陣に幸せを掴むコツ伝授
2010年06月19日永山絢斗が6月13日(日)、東京・銀座の東映本社で行われた主演映画『ソフトボーイ』公開直前トークイベントに、豊島圭介監督と出席。南アフリカで開催中のFIFAワールドカップで、翌14日(月)に初戦のカメルーン戦を迎える本代表にエールを送った。永山さん自身も小学校のときに「サッカーをやっていました」。ワールドカップの話題になると、「見ています」と話し、日本代表には「本当に頑張ってほしいですね」とエール。豊島監督も「作戦が決まらないとかいろいろ言われていますけど、(ミラクルが起こる)この映画みたいに、やってみないと分からない。結果は出てほしいですけど、外野の言っていることは気にせず、真剣に勝負してほしい」と言葉に力を込めた。本作は、佐賀県の高校であった実話の映画化で、“県内に男子ソフト部がないため部を作れば全国大会出場”という不純な動機でソフトボールを始めた男子高生たちの高校生活最後の夏を描いた青春ストーリー。この日は、現役女子高生40人が同作を鑑賞した。内容に引っ掛けて自身の高校時代の胸キュンエピソードを司会者から聞かれ、永山さんは「胸キュンですか?胸キュンって何ですか?」と照れつつ、「胸キュンばっか、していたんでしょうけど、思い出せない…手をつないだりとか」と甘酸っぱい思い出の一端を吐露。客席からは「可愛い〜」などの声が上がった。一方で質疑コーナーが設けられ、撮影中に一番印象に残ったエピソードを聞く質問に、「賀来(賢人)くんと加治(将樹)くんと3人で銭湯に行ったら、10分くらいで賀来くんが出て、すぐ僕が出て、加治くんもすぐ出た。結局3人とも長湯できないタイプだったっていう」と話し、会場の笑いを誘っていた。退場時には歌手、木村カエラと今夏、結婚することを発表した兄の瑛太についてコメントを求められ、祝福の言葉を口にしていた。『ソフトボーイ』は6月19日(土)より全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:ソフトボーイ 2010年6月19日より全国にて公開© 2010「ソフトボーイ」製作委員会■関連記事:永山絢斗主演『ソフトボーイ』試写会に10組20名様ご招待西武のエース・涌井も絶賛!『ソフトボーイ』ヒロイン波瑠が始球式で見事な投球“W結婚”北陽が永山絢斗らイケメン若手俳優陣に幸せを掴むコツ伝授ランキング企画!シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5担任の先生になってほしい俳優といえば?永山絢斗主演『ソフトボーイ』の主題歌が倉木麻衣の人気曲に決定!
2010年06月13日永山絢斗&賀来賢人という人気若手イケメンコンビを迎えて贈る青春映画『ソフトボーイ』の主題歌が倉木麻衣の「chance for you」に決定した。実話に基づいて作られた本作。高校最後の夏を迎え、自らの進路に思い悩むオニツカ(永山さん)と幼なじみのノグチ(賀来さん)は、県内に男子ソフトボール部を持つ学校が一校もないことをいいことに、創部、すなわち全国大会出場、イコール“ヒーロー&モテモテ”という不純かつ安易な動機で男子ソフトボール部の部員をかき集める。当初はキャッチボールすらまともに出来ない素人集団だったヘナチョコ男子たち。だが、徐々に本気でソフトボールに打ち込むようになっていき…。今回、主題歌に決まった「chance for you」は倉木さんの「みんなと一緒に歌える曲が作りたい」という思いから制作され、2005年にリリースされた6thアルバム「FUSE OF LOVE」に収録されている。親しみやすいメロディと「最初の一歩 踏みだしてみよう」、「傷つくことを 恐れず今は 勇気を持って」など、シンプルで優しく包み込まれるような歌詞が聴く者の心を掴み、ファンの間でも高い支持を集めている楽曲。今回、映画での使用が決まったのち、倉木さんは映画の完成前の映像を鑑賞、その後、映画のイメージに合わせてより爽快感を増したサウンドとしてレコーディングされた。倉木さんは、今回の主題歌決定に際し「『傷つくことを恐れず今は 勇気をもって』このフレーズは、『chance for you』という曲で、一番伝えたかったメッセージです。大事なときに支えてくれる仲間がいることの大切さ、ちょっと無謀だと思ってもやると決めた以上は信じて突き進む勇気、かっこ悪いくらい一生懸命頑張ることのかっこよさを、この映画が改めて教えてくれました。たくさん泣いて、たくさん笑って、二度と戻らないこのときを悔いのないように生きるって素晴らしいことですよね。この映画と主題歌『chance for you』が、新しいことにチャレンジするみなさんの、背中をそっと押す存在になれたら嬉しいです」と曲に込めた思いを語ってくれた。永山さんも「映画を初めて観たときに、エンドロールで倉木麻衣さんの曲『chance for you』を聴いて、この作品にぴったり合っているなと思い、とても感動しました。それに僕自身、この曲を聴いて元気をもらい、勇気づけられました。あとはこの作品がたくさんの人の心に届くことを祈ってます」とコメントを寄せている。1999年に17歳でシングル「Love, Day After Tomorrow」でデビューし、昨年12月にデビュー10周年を迎えた倉木さんが、自身のデビュー当時と同年代の10代の若者たちに熱いエール!『ソフトボーイ』は6月19日(土)より全国にて公開。■関連作品:ソフトボーイ 2010年6月19日より全国にて公開■関連記事:来年の東映は『ゼブラーマン2』セクシー衣裳から『桜田門外ノ変』まで注目作ズラリ!永山絢斗、金メダリストの剛速球に感動!初主演作『ソフトボーイ』撮影現場公開
2010年03月15日ソフトボールに燃える男子の姿を描いた青春ムービー『ソフトボーイ』の撮影現場が15日(火)、報道陣に公開され、永山絢斗に賀来賢人、そして本作で映画デビューを果たした北京オリンピックの金メダリストの上野由岐子らのコメントが到着した。“瑛太の弟”という枕詞はもはや必要なし!永山さんは、『フレフレ少女』、『罪とか罰とか』に続いての映画出演であり、初主演作となる本作では、真面目な学生生活を送るオニツカを演じる。上野さんとの共演に、永山さんは「上野投手を見て、単純に感動しました。こういう機会は2度とない経験だし、初めて見た球は強くて速かったです」と興奮気味に語った。初主演のプレッシャーについては「撮影前は、凄い緊張で、練習もソフトボー合宿をしたりと頑張りました」と語る一方、「オニツカ役は自分と重なる部分が多く、楽しんでやっています」と笑顔も見せた。男子ソフトボール部創設に燃え、周囲を巻き込んでいくノグチ役の賀来さんも、上野さんの投球を目の当たりにして「自分がいかにヘナチョコか思い知りました。僕らも頑張って、上手くならなきゃと思いました」とコメント。自身の役柄については「常にハイテンションな役なので、本番以外は、静かに過ごしています」とのこと。上野さんは、練習中のオニツカやノグチを剛速球でビビらせる豪腕ピッチャー役として登場する。この日はそのシーンの撮影が行われたが、「凄く緊張したし、笑いを耐えるのにも必死でした。今日の経験をソフトボールに例えると、新人一年生が初めてマウンドに立ったような心境です。ソフトは9人全員で行うものですが、今日は出演者、みなさんが支えてくれたと思います」とふり返った。そして「ソフトボールを映画として取り上げてもらって嬉しいです。これをきっかけにソフトボールブームを作りたい」とも。このメンバーのほかに、部のマネージャーを務めるヒロイン役に、現在公開中の『女の子ものがたり』にも出演している波瑠、さらにソフト部監督には大倉孝二と、フレッシュな顔触れとクセのある個性派俳優陣が顔を揃えている。映画は2010年の初夏、公開を予定。■関連作品:ソフトボーイ 2010年初夏、全国にて公開
2009年09月16日