お笑いコンビ・くりぃむしちゅーの上田晋也と、女優の松下奈緒が14日、日本テレビ系スペシャルドラマ『天才バカボン2』(1月6日21:00~22:54)のPRで、都内の幼稚園をサプライズ訪問した。上田がバカボンのパパ、松下がバカボンのママを演じる人気漫画実写版の同作は、今年3月に続き第2弾の放送が決定。今回は上田が「クリスマスの時期だから、子どもたちに何か読み聞かせをしてあげたい」という一言をきっかけに実現したもので、原作漫画の人気キャラクターたちが登場する、クリスマスにちなんだ紙芝居を園児たちに披露した。ストーリーは、今作の演出・プロデューサーの日本テレビ・栗原甚氏で、イラストはフジオ・プロダクションが、このために描き下ろした完全オリジナル。約2カ月という期間をかけて共同制作された。上田は、バカボン一家、レレレのおじさん、おまわりさんの6人に加え、サンタクロースやトナカイ、ウナギイヌまで合計11役を1人で熱演。子どもたちは爆笑し、聞き役に回った松下は「あまりにも上手で聞き入っちゃいました! あんなに多い登場人物を、見事に演じ分けていた!!」と感激していた。今回のドラマは、VFX技術を駆使して、ウナギイヌを実写化。また、上田がフィギュアスケートに、ハジメちゃん役の早坂ひららが英語の長ゼリフに挑戦し、バカボン家の隣に住む謎の隣人・マツコ(マツコ・デラックス)が、物語の重要なカギを握る。そのほかのキャストは、オカリナ(バカボン)、高嶋政伸(おまわりさん)、小日向文世(レレレのおじさん)、大野拓朗(若い警官)、寺島進(謎の男)、木下ほうか(八百屋の店主)、中村俊介(栄子の旦那タカシ)、山口紗弥加(ママの同級生・栄子)、織田信成(フィギュアスケーター ※ドラマ初出演)、マイケル富岡(人気超能力者)、北陽・虻川美穂子(近所のおばさん)、船越英一郎(おしどり夫婦・愛鮫浩二)、阿南健治(借金取り)。日テレの桝太一アナ、水ト麻美アナ、ラルフ鈴木アナも登場する。
2016年12月15日昔話の主人公たちが共演するauのCM"三太郎"シリーズの最新作「夢のスター」編が、1日から全国で放送される。今回は、桃太郎(松田翔太)、浦島太郎(桐谷健太)、金太郎(濱田岳)が幼少期に「俺、スターになる!」「俺も一緒になる!」「じゃ、ボクも!」と笑い合う回想シーンからスタート。桃太郎と浦島太郎が「なりたかったな…」と懐かしそうにする中、金太郎は「なろうよ!」と立ち上がる。浦島が「もう遅いよ~」とあきらめるが、金太郎はそんな声を遮り、「どんどんもらって、どんどん貯めてさ」「スターになって、どんどんもらってさっ!!」とヒートアップ。桃太郎と浦島は引いてしまい、その後金太郎は「どんどんっ!!どんどんっ!!」と激しさを増していくと、浦島は「カネ太郎になってるよ」とツッコミを入れる。幼少期の撮影は3回目で、子供時代の三太郎はすっかり仲良しになり、元気なあいさつで現場入り。ロケ地である山の山頂で夢を語る子供たちの姿に、スタッフは皆「この子たちはどんな大人になるんだろう?」と想像し、将来のスターになることを願って撮影していたそうだ。
2016年11月01日アイドルデュオ・KinKi Kidsの堂本剛が、小栗旬主演の映画『銀魂』(2017年公開)に高杉晋助役で出演することが19日、明らかになった。さらに新井浩文、佐藤二朗、菜々緒、安田顕、早見あかりの出演が発表された。同作は、漫画家・空知英秋氏が漫画誌『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の同名コミックを原作に、『HK 変態仮面』シリーズやTVドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズなどで知られる福田雄一監督が実写化のメガホンをとる。パラレルワールドの江戸を舞台に、宇宙からやってきた"天人(あまんと)”と侍・坂田銀時(小栗)の間に起こるさまざまな事件を描く。2005年公開の映画『ファンタスティポ』以来12年ぶりの映画出演となる堂本は、小栗演じる銀時の旧友で、現在は敵対しているライバル・高杉晋助を演じる。剣術の達人という設定で、攘夷過激派武装集団<鬼兵隊>を率いて、2000年放送のドラマ『Summer Snow』(TBS)以来の共演となる小栗と刃を交えることになる。堂本は「監督に『堂本剛に悪役を演じさせたい』と言われ、キザでクールな高杉と僕のギャップをどう埋めてプラスにするのか監督と話し合いを重ねる内に、出演が決まっていました。人気キャラを演じる重圧に耐えながら撮影に臨みました」と出演について語る。さらに「正直、エリザベスがやりたかった……」と、別の役に思いを馳せた。アーティストとして、ギターだけでなくピアノやベース、ドラムなども弾きこなす堂本だが、今回は三味線に挑戦。「座って練習していたところ、監督から撮影2日前に『立って弾いてほしい』と言われて本当無茶振りばかりで……」とぼやき、アクションシーンについては「殺陣は10代ぶりでしたし、何せ小栗くんは背が高いので大変でした」とコメントを残した。高杉が率いる<鬼兵隊>メンバーで、人斬り似蔵の異名を持つ岡田似蔵を演じる新井は「福田組なのに……『銀魂』なのに……ウチはギャグゼロで戦っていたので不安と不満と疲労の3つでした」と撮影を振り返った。同じく<鬼兵隊>のメンバーで、策略家・武市変平太役の佐藤は「福田にとっておそらく最初で最後の大作ですので、まあ奴を支えてやるか的な気持ちで参加しました(笑)。僕は福田組の常連とよく言われますが、毎回が勝負だと思って全力でふざけています」と頼もしい一言を残す。高杉を慕う拳銃の使い手・来島また子役の菜々緒は「原作のキャラクターはビジュアルが強烈なので、私にできるか不安だったのですが、難しい役だからこそ挑戦したいと思い精一杯演じました」と真摯に語った。また、刀鍛冶屋の村田鉄矢役の安田は「とにかく大きな声をだすことを意識して演じましたが、いざやってみると結構難しかったです……」と振り返り、鉄矢の妹の村田鉄子役を演じた早見は「実際の刀鍛冶の仕事場に行き、本物の刀に触れたりして勉強させて頂きました」と役作りの裏側を明かした。(C)空知英秋/集英社(C)2017「銀魂」製作委員会
2016年09月19日おとぎ話「浦島太郎」をミュージカル化した舞台「TARO URASHIMA」の囲み取材が8月10日(水)に行われ、出演する木村了、上原多香子らが出席した。浦島太郎役となった木村さんは、自身の子どもに「何度説明しても『お椀で鬼ヶ島に行くんでしょう』と言われて(笑)。『桃太郎』と『一寸法師』で、どこにも『浦島太郎』がいないんですけど」と、浦島太郎の存在の薄さをぼやいていた。「TARO URASHIMA」は日本で愛されているおとぎ話「浦島太郎」を、池田鉄洋による新解釈を加えリメイクした作品。なぜ竜宮城へたどり着けたのか、たまて箱とは何だったのか、浦島太郎はどうなったのかなどの謎まで解明する可能性を秘め、コミカルかつシュールな世界観で魅了する。1か月間みっちり稽古をしたというキャスト陣は、終始和やかなムードで取材に対応。木村さんは、「まとまりに欠けますけど、でもすごい楽しいんです」と仲の良さをアピールした。主演という立場ではあるが、「皆さん本当にやさしくて気づかってくれて、そんなに僕自身が頑張ってまとめようと思っていなかったです」と、柔和な表情で答えた。さらに、自分の子どもが浦島太郎を認識していないと話していた木村さんだったが、「でも、ちょっとだけ興味を持っています。この間某CMの歌を熱唱していました。教えているわけじゃないんですけどね(笑)」と、打倒“浦ちゃん”の存在をにおわせる。折しも現在、オリンピック真っ只中。日本勢のメダルラッシュが日々報道をにぎわせている。木村さんは、「応援してた同じ年の内村航平選手が金をとられて、本当にそれだけでテンションが上がって、舞台を頑張ろうと思いました」とパワーをもらったと発言。ヒロイン・乙姫役の上原さんも、「稽古中だったので、なかなか生で見ることはできていないですが、ニュースで日本選手がメダルをとっていると聞くとうれしいし、励みになります」と、熱く答えていた。ほか、囲み取材には斉藤暁、崎本大海、和泉元彌、とよた真帆が出席した。舞台「TARO URASHIMA」は8月11日(木・祝)から15日(月)まで東京・明治座にて上演。(cinamacafe.net)
2016年08月10日昔話の主人公たちが共演するau"三太郎"シリーズの新CMが、9日から全国で放送され、今回は浦島太郎が乙姫への恋の告白を、桃太郎に相談する。施策「恋愛相談」編は、浦島太郎(桐谷健太)が、妄想の中で乙姫(菜々緒)への告白をイメージし、竜宮城で「僕と結婚してください!」と手を差し出すが、乙姫は「え、いきなり?」と困惑。ここで現実に戻り、桃太郎(松田翔太)から「全然ダメだね」とダメ出しされる。その後も、浦島は桃太郎のアドバイスを受けながら、想像で「僕と住むところ、まとめてみない?」「君のすべてをまとめて面倒みたい!」とプロポーズすると、乙姫はうっとりして「浦ちゃん…」と手を握り、告白成功。桃太郎に「さすが恋愛マスターっす!」と感謝するが、再び浦島が「まとめて面倒みたい!」と手を差し出すと、乙姫は迫力ある形相で「覚悟あんのか?」と睨(にら)みつけてくる。桃太郎と浦島の会話は、松田と桐谷のアドリブで、本当に恋愛相談のように進行。菜々緒は、普段の乙姫のキャラクターからは想像できない、ときめきの表情も浮かべたが、最後のカットでカメラを睨みつける菜々緒の眼力に、スタッフは皆圧倒され、スタジオが爆笑に包まれた。
2016年04月08日日本漫画界の巨匠・石ノ森章太郎と永井豪のそれぞれの代表作がコラボレートし、実現不可能とされていた夢の物語がクロスを果たした『サイボーグ009 VS デビルマン』。そのアニメーション全3話が、世界最大級のオンラインストリーミングサービス「Netflix」にて、日本を含む全世界190か国・20か国語でストリーミング配信されることになった。“黒い幽霊団(ブラック・ゴースト)”によって改造人間(サイボーグ)となった009たち。追手の暗殺者たちと戦い、自らの存在理由に迷いながらも、「“悪”によって与えられたこの力で、“悪”に立ち向かうこともできる」と一縷の希望も見出していた。そんなとき、超能力を持つイワンことサイボーグ001が“悪魔”の出現を警告する。一方、デーモン族の勇者・アモンと合体し、悪魔人間(デビルマン)となった不動明は、飛鳥了と2人で人知れずデーモン族と闘っていた。改造人間と悪魔人間。ある1つの事件により、両者の道が重なった。新たなる混乱の果てにあるのは、希望か、それとも絶望か…!?世界中に影響を与えたといっても過言ではない、石ノ森章太郎の「サイボーグ009」と永井豪の「デビルマン」が“世紀のコラボ”を果たした本作。物語は、2つの原作では描かれなかったミッシングリンクを埋める時間軸を舞台に、「サイボーグ009」の“ミュートス・サイボーグ編”と、「デビルマン」の“ジンメン編”それぞれの直後にクロスした、“有り得る歴史”として描かれていく。009/島村ジョーの声を務めるのは、TVアニメ「コードギアス 反逆のルルーシュ」ルルーシュ・ランペルージ役や最近では「おそ松さん」の四男・一松役で知られる福山潤。また、不動明/デビルマンは、『遊☆戯☆王5D’s』のクロウ・ホーガン役や『東京喰種トーキョーグール』の西尾錦役で知られる浅沼晋太郎が務めている。日本が生んだ2大ヒーローたちの作品を越えた対決には、世界中のファンも注目必至となりそうだ。「サイボーグ009 VS デビルマン」(全3話)はNetflixにて全話ストリーミング配信中。(text:cinemacafe.net)
2016年04月04日4月10日よりTOKYO MXほかにてTVアニメの放送がスタートする人気コミック作品『とんかつDJアゲ太郎』を題材としたリアル謎解きゲーム「とんかつDJアゲ太郎×ドラマチック謎解きゲーム『アガらないフロアからの脱出』」が、4月16日より都内・よだかのドラマチックルームにて開催される。本企画は、ニコニコ超会議やゲームマーケットなど大規模イベントで、体感型のリアル謎解きゲームを開催してきたよだかのレコードの新規公演となる。参加者は『とんかつDJアゲ太郎』の世界観の中、さまざまな課題をクリアしてアゲ太郎を救い出すミッションに挑戦する。イベントは解説を含め100分程度で、6人のチーム戦になるという。アニメと同じく声優の山下大輝が主人公・勝又揚太郎の声を担当する。『とんかつDJアゲ太郎』は、漫画雑誌アプリ『少年ジャンプ+』(集英社)で連載中のコミック作品。とんかつ屋の三代目の勝又揚太郎が、とんかつ屋とクラブDJに共通点を見いだし、一人前のとんかつ屋とDJを目指すというユニークな設定が話題を呼んでいる。(C)イーピャオ・小山ゆうじろう/集英社・とんかつDJ製作委員会
2016年03月17日松田翔太、濱田岳、桐谷健太という“中堅派”と呼べる人気俳優たちが、それぞれ桃太郎、金太郎、浦島太郎に扮し、さらに菅田将暉、有村架純、菜々緒といった最旬俳優も参加するau「三太郎」CMシリーズ。先日から、花咲爺さんとしてベテランの笹野高史も参戦し、さらなる笑いと話題を呼んでいる。また、2016年元旦からTVでオンエア、その後配信もスタートしたAIの歌うCMソング「みんながみんな英雄」はiTunes、レコチョクなど各配信サイトで軒並み1位を獲得。これまでのCM総集編のような形で「みんながみんな英雄」フルバージョンを収めた特別映像がYouTubeで公開されるや、10日間ですでに100万回以上の再生回数となっている。CM好感度ランキングでも歴代最高となる“好感度”を記録(CM総合研究所調べ)、2年目に突入しても人気は留まることを知らない「三太郎」を、その魅力とともにふり返ってみた。2015年元旦にスタートしたこのシリーズは、昔話の“英雄”たちがお互いを「桃ちゃん」「金ちゃん」「浦ちゃん」と呼び合う友達同士だったという設定や、「マジで」「ガチで」など現代的な言動の数々、昔話の「あれって実際どうなの?」という素朴な疑問への答え(!?)が次々と明かされていき、人間味あふれるそれぞれのキャラクターに俳優陣の好演も見事ハマって、日本全国があっという間に夢中になった。松田さん演じる桃太郎は、いつも優しくクールで冷静。鬼退治で一攫千金をなした、いわばボンボンタイプ?はしゃぎがちなほかの2人にツッコミを入れるのもたいてい彼だが、有村さん演じる“かぐちゃん”ことかぐや姫とおつき合いし、シリーズの最中に“家族”に。それぞれ桃と竹から、「パッカ~ン!」と生まれたことがなれそめだという。とはいえ、かぐや姫には“鬼嫁”疑惑(!?)も根強く、日ごろは尻に敷かれているのかもしれない…。また、濱田さん演じるのが金太郎。鬼を倒したり、竜宮城に行ったりするメジャーな2人と比べ、自分は熊と相撲をとるだけという、ちょっぴり地味な物語を卑下しているところもあったが、もしかしたら一番“純粋”で“自由”なのは彼かも。桃太郎のキジに対する優しさに「家族一人一人…」と涙したり、超軽い“鬼”ともすぐに打ち解けたり、どんなに寒い日もノースリーブで耐えてきた健気な一面も。いまでは学校へ通い、金太郎ならぬマジメな“金次郎”と化している。今年一番おはぎをもらっていたのは、彼だった(ただし、母から)。桐谷さん演じる浦島太郎は、いちばんの天然キャラといえそう。菜々緒さん演じる竜宮城の乙姫に、届かぬ想いを寄せている。竜宮城には“週3”で通っているが、どうもツンデレな悪女風の“乙ちゃん”にすっかり手玉に取られている様子。その乙姫の妹がかぐや姫で、「旦那さんと子どももいる」とのかぐや姫の辛辣なジョークには、Wショックを受けてしまったことも…。しかし、そんな切ない想いを歌に込めた浦島太郎(桐谷健太)名義の「海の声」は大きな話題となり、CMソングの枠を越えてロングランヒットとなっている。そして、3人の友情を改めて噛みしめながら鬼退治に向かった先に現れたのは、菅田さん演じる鬼。彼こそ、かつて桃太郎が退治した鬼だったが、「うぃっす~、久しぶりっす~」と超軽い!「喧嘩の後は友達っすよね」と仲よくなった桃太郎&鬼コンビは最強で、最初はやや混乱気味だった金太郎、浦島太郎とも、いまでは友達に。実は5人の子を持つイクメンパパであることが判明した鬼は、子どもに「キラキラネーム」をつけたり、雷様として副業をこなしたりと、三太郎を凌ぐほどの強烈キャラとして人気を集めている。そんなシリーズに、鬼ちゃんと同じくらいにお調子者の花咲爺さんとして、笹野さんが登場したばかり。「みんながみんな英雄」篇ではこの「花咲爺さん」など、数々の昔話やおとぎ話がフィーチャーされていたが、もしや今後も新キャラが登場していくのか、期待せずにはいられない。しかも、シリーズを通じて、あの一寸法師が“一瞬”だけ登場しているという点も見逃せない。“どこに一寸法師がいるのか”も含め、CMの世界観をギュッと凝縮した特別篇では、新発見もたくさんありそうだ。(text:cinemacafe.net)
2016年03月06日今年で70回目を迎える「毎日映画コンクール」の表彰式が2月16日(火)に開催され、最高賞の日本映画大賞が橋口亮輔監督の『恋人たち』に贈られたほか、塚本晋也が『野火』で監督賞、男優主演賞の2冠を達成した。先日行われた「キネマ旬報ベスト・テン」での日本映画第1位の栄誉に続き、70年の歴史を誇るこの毎日映画コンクールでも最高賞に輝いた『恋人たち』。壇上でトロフィーを受け取った橋口監督はこの日、会場に到着するもスタッフから一般の観客と間違われ「整理券を受け取ってください」と言われ、受賞者だと伝えると「『受賞者?』と2回聞かれました(笑)」と自虐気味に明かし笑いを誘う。前作『ぐるりのこと。』は、同コンクールで日本映画優秀賞を受賞したが「その時の大賞は『おくりびと』で、滝田洋二郎監督に『すいませんね』と言われて『いえいえ』と答えましたが、内心は悔しかったです。映画人ならだれでも憧れる賞であり、名誉に感じています」と喜びを噛みしめた。本作はワークショップで募った無名の俳優を中心に低予算で制作されており、公開規模も大きいとは言えないが、各地の劇場で満席が続出するなど口コミで大きな話題に。橋口監督自身の経験を主人公に反映させており「(自身が)どんな目に遭ったかを話すと3時間かかりますが(笑)、お金を一千万以上盗まれまして、『何だこの国は…』と思い、その後、震災も重なって、心の中にいろんな思いを抱えて、表に出せずに耐えている人がいっぱいいるはずで、そんな人に見てもらえたらと思い、作りました」と語った。この日は、主演の篠原篤、成嶋瞳子、池田良をはじめ、キャスト陣も駆けつけ、橋口監督と共に壇上に上がり、喜びを分かち合った。塚本晋也監督は自身がメガホンを握り、主演まで務めた『野火』で監督賞、男優主演賞の2冠を獲得!こうした形での2冠は初の快挙だが、塚本監督は男優主演賞の授与の場で「僕ですいません。ホントにすいません、申し訳ないです!」と不祥事でも起こしたかのように謝罪を連発!過酷な戦地での日本兵の姿を描いた本作は「20~30年前から作りたかった映画」というが「戦争に行った人がどんどんなくなっていく中で、いま作らなければ作るチャンスがない」と考え、私費を投じて制作した。これまでも自作を含め、俳優としても活動している塚本監督だが「自分で出れば交通費を出さなくていいから(笑)。カメラ持って、自分で(現場に)行こうという発想」と低予算ゆえの苦肉の策だったと明かし「想像を絶するものが来た(笑)」と思わぬ受賞に困惑…。最後まで「すいません!」と謝り通しだった。また男優助演賞は、舞台を中心に活動し、山田洋次監督作『母と暮せば』で27年ぶりに映画出演を果たした加藤健一が受賞。久々の映画出演の経緯について「下北沢の劇場の楽屋に山田監督がいらっしゃって『出なさい』と言われ、そのひと言で『はい、出ます』と」と明かした。男優賞には渋い面々が並んだが、女優賞では『海街diary』で4姉妹の長女、次女を演じた綾瀬はるかと長澤まさみが女優主演賞、女優助演賞を受賞!また一般のファンの投票による「TSUYATA映画ファン賞」は日本映画部門で『幕が上がる』が受賞し、主演の「ももいろクローバーZ」の5人がそろって登壇し「喜びを全身で表現した」(百田夏菜子)というド派手な衣装とフェイスペインティングで会場をわかせた。スポニチグランプリ新人賞には人気バンド「RADWIMPS」のボーカルで、『トイレのピエタ』で映画に初めて主演した野田洋次郎と宮部みゆきのベストセラーの映画化『ソロモンの偽証』で役名を女優名として襲名し、女優デビューを果たした藤野涼子が選ばれた。【第70回毎日映画コンクール】受賞一覧日本映画大賞:『恋人たち』日本映画優秀賞:『岸辺の旅』外国映画ベストワン賞:『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』監督賞:塚本晋也(『野火』)脚本賞:原田眞人(『駆込み女と駆出し男』)男優主演賞:塚本晋也(『野火』)女優主演賞:綾瀬はるか(『海街diary』男優助演賞:加藤 健一(『母と暮せば』)女優助演賞:長澤まさみ(『海街diary』)スポニチグランプリ新人賞:野田洋次郎(『トイレのピエタ』)スポニチグランプリ新人賞:藤野涼子(『ソロモンの偽証前篇・事件/後篇・裁判』)アニメーション映画賞:『百日紅~Miss HOKUSAI~』大藤信郎賞:『水準原点』ドキュメンタリー映画賞:『沖縄 うりずんの雨』TSUTAYA映画ファン賞【外国映画部門】:『ミッション・インポッシブル/ローグネーション』TSUTAYA映画ファン賞【日本映画部門】:『幕が上がる』田中絹代賞:桃井かおり(text:cinemacafe.net)
2016年02月17日フジテレビほかにて放送中のTVアニメ『暗殺教室』第2期のオープニングテーマ「QUESTION」のCDジャケットが公開され、さらにカップリング曲の殺せんせーも参加する「3年E組ヌルヌル音頭」の楽曲も公開。追加放送が決まったアニマックス放送情報も明らかとなった。2015年1月よりフジテレビほかにてTVアニメが放送された『暗殺教室』(原作:松井優征)は、集英社「週刊少年ジャンプ」で連載され、コミックス累計で2000万部を突破するほか、TVアニメ第2期の放送開始&実写映画の続編公開を控えるなど、さらなる人気拡大中の作品となっている。マッハ20の速度と巨大パワーを持ち、来年3月には地球を破壊すると宣言しながらも中学3年生の落ちこぼれクラス"エンドのE組"の担任となった"殺せんせー"と、その暗殺ミッションが課せられたE組の生徒たち。"暗殺"をキーワードに教師と生徒の本気の一年間が描かれる本作は、斬新でユニークな設定と、綿密に練り込まれた物語が話題となり、幅広い層から圧倒的な支持を集めている。第2期では物語がいよいよ新学期に突入し、殺せんせーと生徒たちの新たなる物語が展開している。今回CDジャケットは公開されたのは、2016年2月24日(水)発売予定のTVアニメ『暗殺教室』第2期オープニングテーマ「QUESTION」。第1期の放送でもオープニングテーマを担当し人気を博した、生徒役として登場するキャスト潮田渚(CV:渕上舞)、茅野カエデ(CV:洲崎綾)、赤羽業(CV:岡本信彦)、磯貝悠馬(CV:逢坂良太)、前原陽斗(CV:浅沼晋太郎)ら5名の特別ユニット「3年E組うた担」が歌唱を担当する。さらに、殺せんせー(CV:福山潤)も合いの手として参加したカップリング曲「3年E組ヌルヌル音頭」は、潮田渚(CV:渕上舞)、赤羽業(CV:岡本信彦)、寺坂竜馬(CV:木村昴)、中村莉桜(CV:沼倉愛美)からなる「3年E組ヌル担」が歌唱を担当し、2016年3月24日(木)発売予定のニンテンドー3DSゲーム『暗殺教室 アサシン育成計画!!』の主題歌にもなっている。そして、アニマックスでの放送スケジュールも公開。2016年3月7日より毎週月曜19:00~に放送(※リピート放送 同日22:30~・27:30~)されるほか、3月6日(日) 21:00からは、第1~3話の先行放送も行われる。そのほか詳細はアニメ公式サイトにて。(C)松井優征/集英社・アニメ「暗殺教室」製作委員会
2016年01月25日2016年1月よりフジテレビ、関西テレビにて放送開始となるTVアニメ『暗殺教室』第2期のキービジュアルが完成。さらにオープニングテーマ曲、エンディングテーマ曲も決定した。「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)の気連載で、コミックス累計で1,800万部を突破する松井優征氏の『暗殺教室』。2015年1月よりTVアニメが放送され、来年1月より第2期がスタートするほか、実写映画化が決定するなど、さらなる人気拡大中の作品となっている。マッハ20の速度と巨大パワーを持ち、来年3月には地球を破壊すると宣言しながらも中学3年生の落ちこぼれクラス"エンドのE組"の担任となった"殺せんせー"と、その暗殺ミッションが課せられたE組の生徒達。"暗殺"をキーワードに教師と生徒の本気の一年間が描かれる本作は、斬新でユニークな設定と、綿密に練り込まれた物語が話題となり、幅広い層から圧倒的な支持を受けており、第2期ではいよいよ新学期に突入し、殺せんせーと生徒達の新たなる物語が展開する。今回公開された第2期のキービジュアルでは、今までの授業を経て、個々の暗殺スキルの成長と団結感を持った3年E組の生徒たちが新たに「暗殺授業」に挑み、裏山の森の中で殺せんせーを狙っている姿と、その中央に余裕の笑みを浮かべながら堂々と構える殺せんせーの姿が描かれている。また、注目の第2期オープニングは、第1期の放送でもオープニングテーマを担当した、潮田渚(cv. 渕上舞)、茅野カエデ(cv. 洲崎綾)、赤羽業(cv. 岡本信彦)、磯貝悠馬(cv. 逢坂良太)、前原陽斗(cv. 浅沼晋太郎)ら5名の特別ユニット「3年E組うた担」が担当。オープニング曲「QUESTION」は、第1期の「自力本願レボリューション」を手掛けた藤林聖子氏が作詞、"ポルノグラフィティ"への楽曲提供&プロデュースや"いきものがかり"のサウンド&ライブプロデュースなどを手掛ける本間昭光氏が作曲を担当する。また、エンディングテーマは、宮脇詩音が歌う「欠けた月」に決定しているので、こちらもチェックしておきたい。。本日12月14日より、殺せんせーから年賀状メールが届く「KORO Happy New Year 2016」の募集も開始。アニメ公式サイトにて、メールアドレスを登録すると2016年元旦に殺せんせーから年賀状が届く。どのような年賀状が届くのかは、元旦のお楽しみとなっている。(C)松井優征/集英社・アニメ「暗殺教室」製作委員会
2015年12月14日2015年12月12日(土)に開催されるアニメ&声優ユニット「Wake Up, Girls!」の単独イベント「Wake Up, Girls! Beyond the Bottom Extend」のイベントビジュアルや会場限定グッズに加え、追加キャストの山本希望の出演が決定した。2014年に劇場版・TVアニメシリーズが公開された『Wake Up, Girls!』は、仙台を舞台に7人の少女たちがアイドルを目指す様子が描かれた作品。今年の9月には続編となる、続・劇場版 前篇『Wake Up, Girls! 青春の影』が公開されたが、前篇内では、仙台から東京に進出したWake Up, Girls! が自分達らしさを見失い挫折する一方で、Wake Up, Girls! のライバルユニットであり絶対的な人気を誇るトップアイドルグループ「I-1club」内で世代抗争が勃発していく様子が描かれている。そして、12月11日公開予定の後篇では、心機一転して地元仙台から活動を再開する彼女たちのストーリーが展開される。新たに公開された「Wake Up, Girls! Beyond the Bottom Extend」のイベントビジュアルは、今回のライブ会場となる幕張メッセ国際展示場の入場口前で、7人のメンバーがポーズを決める姿が描かれている。キャラクターも12月9日に発売となるWake Up, Girls! の新曲であり、続・劇場版 後篇の主題歌の「Beyond the Bottom」の新衣装に身を包んだイラストで、今回は浅沼晋太郎演じるマネージャー松田や下野紘演じる大田邦良もコミカルに描かれるなど、昨年実施された幕張メッセ単独イベント時のビジュアルとは違い、サブキャラクターにも焦点を当てた内容となっている。同時に今回会場のみで発売される、限定グッズの情報も公開。恒例となる声優の限定ブロマイドやイベントTシャツはもちろん、盛りだくさんのラインナップとなっている。また今回の来場者特典には、ライブ応援にも最適なオリジナルメガホンがついてくる。また、本日の公開に合わせて「I-1club」メンバーの中で続・劇場版後篇でも注目が集まるキャラクター、鈴木萌歌を演じる山本希望のイベント追加出演も決定した。総勢16名のキャスト出演となった「Wake Up,Girls!」2回目となる冬の幕張イベントは、続・劇場版 後篇公開日12月11日の翌日開催予定となっている。各詳細については、公式サイトをチェックしてほしい。(C) Green Leaves / Wake Up, Girls!2製作委員会
2015年11月21日石ノ森章太郎と永井豪が生み出したヒーローが作品の枠を超えて激突するアニメーション映画『サイボーグ009 vs デビルマン』が10月17日(土)に公開を迎え、不動明/デビルマン役の浅沼晋太郎、フランソワーズ/003役のM・A・O、川越淳監督が舞台挨拶に登壇した。浅沼さんは鑑賞前の観客を前に「とうとうみなさんにお見せすることができ、喜びとドキドキです。最初にタイトルを聞いた時の衝撃があったと思いますが、そのまま上映を待っていただければ間違いありません!」と語る。M・A・Oさんは「息つくひまのない作品になっています!」と出来栄えに自信をのぞかせる。2年以上前から本作に携わってきた川越監督は「やっとこの日を迎えられて感激しています」と感慨深げに語った。浅沼さんは不動明について「最近、素性を隠したヒーローが少なくて『おれがヒーローだ!』という方が多いですが、(普通の高校生が実はデビルマンという不動明は)懐かしいし、そうそう、こういうのが僕が昔見てきたヒーロー!という感じです」と嬉しそう。ダンディでカッコいいゼロゼロナンバーたちに対して、浅沼さんは「勝手にこちらはワイルド&ノスタルジックを担当しました(笑)。美樹ちゃんに耳を引っ張られる明とか、昭和感でいっぱいです(笑)!」とアピール。M・A・Oさんは浅沼さんから、ゼロゼロナンバー、不動明、飛鳥了のうち、好みの男性は誰か?と迫られてしばし思案の末「イワン(001)」と答えたが「それは息子にするならでしょ!」とツッコミが飛ぶ。さらに思案し「お父さんにするなら…張々湖(ちゃんちゃんこ/006)。ご飯が食べたい(笑)」と料理の腕を見込んでパパ(?)に張々湖を指名し、会場は笑いに包まれた。M・A・Oさんは異なるヒーローたちががひとつのスクリーンにまみえる魅力についても言及し「ゼロゼロナンバーで戦うところはスマートでスタイリッシュ。対照的にデビルマンサイドは荒々しく雄々しいです」と見どころを語ってくれた。『サイボーグ009 vs デビルマン』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2015年10月17日日本漫画界の巨匠・石ノ森章太郎の「サイボーグ009」と、永井豪の「デビルマン」が衝撃のコラボレーションを果たす『サイボーグ009 VS デビルマン』。“ブラック・ゴースト”に改造された島村ジョーら9人のサイボーグ戦士と、悪魔の戦士アモンと融合し悪魔の力で戦う不動明という、日本を代表する2大ヒーローがスクリーンで激突するとあって、ファンだけでなく業界からも大きな注目を集めている。そんな本作でメインキャラクターのひとり、島村ジョーを演じるのは、「暗殺教室」(殺せんせー)「コードギアス 反逆のルルーシュ」(ルルーシュ役)など主演を多数演じる超人気声優・福山潤。そして不動明を、脚本家・演出家・コピーライターといった多彩な顔を持ち、声優としても「東京喰種トーキョーグール」(西尾錦役)「ダイヤのA」(倉持洋一役)などで活躍する浅沼晋太郎が務める。実はこの2人、初めての出会いは“共演”ではなく、福山さんが浅沼さんの舞台を観劇に行ったとき。さらには、福山さんの出演するイベントの台本を、浅沼さんが作家として関わったこともあったという。「そういう妙なつながりから出発してたんです」と、互いに違う経歴を持ちながらも第一線で活躍する2人が、同じように出発点も世界観も違う2大ヒーローとして対決し、交わった本作。この衝撃のコラボ作の見所や、2大ヒーローとして対峙した想いに迫った。まず、いままで幾度と無く映像化されてきた各作品・各キャラクターを如何に作り上げたのか?浅沼さんは、過去の作品をリスペクトしながらも、それらに寄せるのではなく『“VS”という物語の中での不動明』という立ち位置を意識してキャラクターを作ったという。特に、「“009チーム”がとにかくスタイリッシュなので、デビルマンサイドは“ワイルドさ”と“ノスタリジックさ”を出していこうと意識していました。実際、『マブイ』なんてセリフも出て来ますし、女性キャラがダンスするシーンでの踊り方もそこはかとない昭和感で(笑)」と、世界観と役作りについて語る。「スタイリッシュにやった覚えは一切ないんです(笑)」と返す福山さん。彼は、“島村ジョー”を演じた役者としてはアニメ、劇場版、ゲームなど含めると9代目になるという。「ここまでいろんなバージョンで作られてくると、どこを意識してもどこかに死角ができてしまうので、決まった瞬間から自分の思ったものをやるのが正しいのだろうと思ったんです。歴代のキャストたちと話すこともできたので、あまり気負うことなく自分ならではの“島村ジョー”で。先輩たちがやってきてくれたおかげで、後押しをもらっているような感覚でしたね」と、連綿と続く作品ならではの役作りを明かした。2人がそれぞれに創りあげた世界観の違う“デビルマン”と“009”が、一体どうやって、ひとつの物語の中で共存し戦い合うのか? この疑問に福山さんは「(冒頭の)演出の見せ方で、サイボーグ009とデビルマンが同じ世界に存在しているというパラドックスや違和感に、気がいかない感じがするんです」と本作を解説。「このテイストは僕、間違いなく好きです。仮に両方知らなくてもありだなって。順を追って説明していくことも重要だとは思うんですけど、もうデビルマンと009って言ったら日本アニメの古典だと思うんですよね。連綿といろんな方々が作品化してきた中で、恐らくキャラクターの造形や設定くらいは多くの方が知ってる。『ここはもう説明する必要ないよね? 知らない人は終わった後に見てちょうだい』っていうくらいの割り切り方があったほうが、変に補足がなくてドラマにすんなり入っていける。海外のドラマや映画には結構そういうものがあるけど、意外に日本のアニメでそれをやっても違和感は無いなって。突然やるものありだろと」と力説した。だが、演じる側としては初めから出来上がった世界観を作るのは大変だったそうで、「光栄だなと思う反面、基礎トレーニングさせてくださいよって(笑)。いきなりタイトルマッチ組まされた新人ボクサーみたいな(笑)」(浅沼さん)、「まだ肩できあがってないよ? って(笑)そういう感じはすごくありましたね」(福山さん)と双方ともに苦労したという。それでも、やってのけてしまうのがこの2人。実際、アフレコを振り返って福山さんは浅沼さんについて「大変な役作りしてるなって思いました(笑)。例えば不動明からデビルマンになるとき。そのまんまの声で演じる方法論と、加工という手法を使う相談があるのかなって思ったら、まず最初に“自分を変える”って言う方法を選んでいたので。僕も、多々そういうことをやってきたので大変さが分かる中で『あ、自分からやるんだ』って(笑)」。事実、浅沼さん以外の“デーモン族”と呼ばれる悪魔を演じた人たちの声は加工が施され、浅沼さんだけが人間とデーモンを自分の声で演じ分けたという。その渾身の熱演は、初代デビルマンを演じた声優・田中亮一にも響いたようで、「田中さんが『あれ、別の人がやってると思ったよ』って言ってくださったのが嬉しかった」とエピソードを語った。一方浅沼さんは、もともと好きだったという“サイボーグ009”を演じた福山さんについて「スタジオで聞きながら『これこれ』って思いました。物語が突然クライマックスから始まるので、何らかの違和感を感じておかしくないと思うんです。普通、2、3話観てやっと慣れて違和感がなくなったりするものなのに、初めから僕の思い描いてた“サイボーグ009”だったんですよ」と絶賛。「この仲間に入りたい、ってすごく思いました」という熱の入ったコメントに、「有り難いですね。嬉しいですね。後で100円振り込んでおくから(笑)」と福山さんは大照れしていた。インタビューからも、互いの魅力を感じ、認め合っている関係性が伺える2人だが、本作では“対決”する者同士。ご本人たちにも、もし対決したら「これなら負けない!」というものがあるかを聞いてみた。「俺、浅沼氏に勝てないものならいっぱいあります。本書けないし演出できないし」と福山さんが言えば、浅沼さんも「なんですかね…負けないものなんてあるかなぁ」と考えこんでしまう。声優、役者、脚本家など様々なファクターで共に作品作りに取り組み、互いの実力や魅力を感じ尊敬し合っている2人らしい光景だ。「ただ、勝てる勝てないは置いといて、自分が自信もっていけるっていうのであれば、僕、結構誠実な役とかも多くやってはいるんですけど、逆に、チャラいのとか変なのとかも多いんですね。ときどきジョーみたいに真っ直ぐな役が来てくれますが。そういった変なことやらすと僕は自信ありますね。(笑)トリッキーな役、大好きです」と嬉しそうに話す福山さん。これに関しては浅沼さんも同意のようで、福山さんが共演作でみせる、隙間を縫ったトリッキーなアドリブにいつも感心しているという。「あ、総じていうとハートは強いかな(笑)。1,000人の前で滑っても、僕平気です」と自信たっぷりに話す福山さんには浅沼さんも「じゃー僕もこれから、そういう鋼のハートをこつこつ作っていきたいと思います(笑)」とたじたじの様子だった。歴史的な名作で往年のヒーローを演じた彼ら。これまでも様々な役を演じてきた彼らが本作を通じて感じた“ヒーロー像”とはどんなものなのか?「この頃のヒーローは見返りを求めない。命をかけて、自分という存在をかけているのに見返りを求めない。ただ、見返りを求めるとするなら、平和になって欲しいという願いに見返りを求めてる。そういった人を超越したようなところが、ヒーローたるものだったんでしょう。いまの自分たちの現実世界の中で、ヒーローっていうのはそういった崇高なものではないのかもしれない。けど、自分の存在以外にちゃんと他者の存在、もしくは別のモノをしっかりと平行に置いて見れる人のことなのかな、なんていうことを最近感じるようにはなりましたね。そこに早く至りたいですけどね」(福山さん)。「女性目線からのヒーローって、白馬の王子様とかスターとか、手の届かない遠くの存在を表したりするんですけど、実はヒーローって身近にいたりもするんですよね。子どもからすればお父さんだったり、同じクラスの野球部員だったり。その“身近にもいるかもしれない感”っていうのを、デビルマンからもかすかに感じるんです。不動明は高校生で、同級生たちに自分がデビルマンであることを隠している。そういう『自分こそがヒーローだぞ』って言わない感じだったり、“自分ができる当たり前のことをやって、それがなんとなく、間接的に周りに影響している”っていう感じが、古きよき時代のヒーローっぽいんですよね。そういうヒーロー像みたいなものが、お父さんだったり、周りの友だちに感じられる時代がまた訪れたらいいな、って思います」(浅沼さん)。身近なものを愛し、大切にしていきたいと語る2人は、さながら、大切な物を守るために闘い衝突したサイボーグ009とデビルマンのよう…ヒーローそのもののように思えた。2人のヒーローが、新たな生命を吹き込み現代に放つ新たな“ヒーロー対決”を、ぜひ劇場で目撃して欲しい。(text:cinemacafe.net)
2015年10月16日10月17日からイベント上映がスタートする劇場アニメ『サイボーグ009VSデビルマン』の完成披露会が5日、都内にて行われ、島村ジョー/サイボーグ009役の福山潤、不動明/デビルマン役の浅沼晋太郎らが舞台あいさつを行った。本作は、漫画家・石ノ森章太郎氏原作の『サイボーグ009』と、永井豪氏原作の『デビルマン』のコラボレーション作品。劇中ではぶつかり合うことになる2大ヒーローを演じた福山と浅沼は、オファーを受けた時の衝撃を振り返るとともに、本作に込めた熱い思いを語った。「まさか自分が演じるとは思っていなかった」と、開口一番2人が出演の感想を語ると、川越淳監督も「僕もまさかこんな衝撃作を担当することになるとは……」と重ね、会場の笑いを誘った。アフレコの収録があったのは1年前で、川越監督によると「アフレコがそれだけ前だと、絵を後から描くことになるので、役者さんの芝居に合わせて絵を描ける。今回はそのことによっていい効果が出て、お芝居につられて絵の熱量が上がっています」とコメントした。出演が決まった時のことを聞かれた福山は、「オーディションをやること、しかもそれが島村ジョー役であるということに緊張しましたが、それ以前に『サイボーグ009VSデビルマン』というタイトルが衝撃的すぎて……。本当に鈍器で殴られたような衝撃でした」と振り返る。福山はずっと冗談だと思い続け、事務所に届いた伝票を確認するまで信じることができなかったという。一方の浅沼も、川越監督のOVA作品『マジンカイザーSKL』関連の出演だと思っていた。さらに浅沼は「途中までドッキリだと思っていました」と告白し、「もし本当にドッキリだとすると、壇上の床が抜けて3人が落ちて、お客さんが『大成功~!』という流れも考えました。そうなると、すごくお金をかけたドッキリだと思うので『ありがとうございます!』とお礼を言うつもりでした」と語った。実は、川越監督自身も、「『サイボーグ009VSビビルマン』という永井豪先生のおフザケの作品だと思っていた」という。しかし、実際に制作されると決まったあとでは「両作とも大好きな作品なので、大切にしたいものを壊していいのか、お祭りにしていいのか」という悩みもあった。だが、それからは作品に正面から向き合おうという思いが芽生え、「ちゃんとしたものを作りたかったので、本作りから携わりました」と制作を振り返った。実際に演じた感想を聞かれた浅沼は、「最初から知っている作品やキャラクターに声をあてさせてもらうこと機会は少ないんです。それが、『デビルマン』という誰もが知っているキャラクターに声をあてる緊張感に加え、スタジオでは子供のころから声を聞いたことがあるような方がいるという緊張感とで頭の中はぐちゃぐちゃでした」と最初こそ苦戦するも、「とにかく全力を出そう」と作品に挑んだという。浅沼の熱演ぶりは、川越監督も「喉が心配になった」と述べるほどで、浅沼は地声のままで不動明とデビルマンを演じ分けていた。本来であればコンピューターによる加工に頼ることもできたが、浅沼は「サイボーグではない、デビルマンの野獣の力ですから」と最後まで声優魂を貫いた模様。福山も、「この人は自分から超大変な手法を選んだな」とひそかに思っていたことを明かした。福山自身は、両作が「日本の漫画文化、アニメ文化を引っ張ってきた古典のようなもので、たくさんの先輩方がやってきたからこそ、いろんな解釈が存在する」と独自の考えを展開し、「過去の作品は意識するというよりも、自分の解釈でやろうというふうに思いました」自分なりの島村ジョーを作り上げることに力を注いだという。最後に見どころを聞かれた2人は、ラストに出てくるキャラクターに「おお~!」と驚いたことを挙げ、『サイボーグ009VSデビルマン』という衝撃のコラボにふさわしい、さらなる衝撃のラストが待っていることを予感させた。本作のキャストにはほかに、イワン・ウイスキー/サイボーグ001を白石晴香、ジェット・リンク/サイボーグ002を前野智昭、フランソワーズ・アルヌール/サイボーグ003をM・A・O、アルベルト・ハインリヒ/サイボーグ004を東地宏樹、ジェロニモ・ジュニア/サイボーグ005を小山剛志、張々湖/サイボーグ006を水島裕、グレート・ブリテン/サイボーグ007を郷田ほづみ、ピュンマ/サイボーグ008を岡村歩、009と同等の加速装置を持つミュートス・サイボーグのアポロンを石田彰、アポロンの姉・ヘレナを本名陽子、009たちの父親的存在のギルモア博士を牛山茂、牧村美樹を早見沙織が演じる。
2015年10月06日1979年から放送されたTVアニメ『サイボーグ009』で主人公・島村ジョー(009)を演じた声優の井上和彦が13日、都内で開催された『サイボーグ009VSデビルマン』(2015年10月から2週間限定でイベント上映)の公開記念イベントに参加し、原作者・石ノ森章太郎氏との知られざるエピソードを明かした。この日のイベントには、井上をはじめ、永井豪氏原作のTVアニメ『デビルマン』で主人公・不動明/デビルマンを演じた声優の田中亮一、そして『サイボーグ009VSデビルマン』で新たに不動明/デビルマンを演じる声優の浅沼晋太郎、フランソワーズ・アルヌール(003)役のM・A・Oらが出席。「新旧キャストトークバトル」と銘打ち、それぞれが役柄に対する思いを語ったほか、映画の一部映像も先行公開された。MCから、石ノ森氏との交流について尋ねられた井上は、「よくお電話をいただいて、『和彦、飲みに行くぞ』と誘っていただきました」と振り返る。そして、「行くと、先生は『ちょっと待ってろ』と言いながら作品を描いているんです。ペンを2本持って描くんですが、それがすごい速い。それで『もうちょっとだからな……よし、行こう!』となるんです」と、「1人の著者が描いたコミック出版作品数の世界最多記録」でギネス世界記録に認定されるなど、多作で知られる石ノ森氏らしいエピソードを披露。飲みに行くと、後輩の酒も準備するなど気遣いの人であったという石ノ森氏。井上は「先生が店に行くと、いつも色紙がたくさん待ってるんですよ。だから飲みながらずっとイラスト入りのサインを描いてる。どんなに色紙が積まれていても、ひとつも嫌な顔しないんです」と、当時に立ち返るように振り返った。また、当時の井上は「いろんな人が(石ノ森氏の作品を原作にしたアニメなどを)作ると、先生が考えていたイメージと違うことはないんですか?」と石ノ森氏に尋ねたことがあるという。すると石ノ森氏は、「和彦、この作品に何人の人が関わっていると思う? その人たちの後ろにはみんな家庭があるんだぞ。僕は、自分の作品については自分で描いてる。(アニメなどについては)それを作ろうと思ってくれている人たちが集まっているんだから、僕はみんなを信頼していればいいんだよ」と回答。その言葉に「なんてすごい人なんだ」と胸を打たれたという井上は、同様に石ノ森氏の答えに感動した様子の声優陣に向けて「それからは先生の誘いを断らないで飲みに行くようになりました(笑)」と語り、最後をきっちりと笑いで締めていた。悪魔の力を手に入れた主人公・不動明が、襲い来るデーモンと戦う姿を描く『デビルマン』と、9人のゼロゼロナンバーサイボーグたちが世界から争いを無くすために戦う『サイボーグ009』のコラボレーションである本作は、両作それぞれの新作アニメが、2015年秋に公開されることから実現。本作の監督は、2001~2002年に放送されたTVアニメ『サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER』を手がけた川越淳氏が務め、人気アニメ『ガールズ&パンツァー』で知られるアクタスが制作を担当する。劇中に登場するキャラクターの新キャストも発表され、009と同等の加速装置を持つミュートス・サイボーグのアポロンを声優の石田彰が、アポロンの姉・ヘレナを本名陽子が演じ、さらに009の父親的存在のギルモア博士を牛山茂、デビルマンの前に立ちはだかるデーモン・ジンメン役に大塚芳忠、明が牧村家に居候する前に家の近所に住んでいた女の子・サッちゃん役を榎本温子が務める。映画『サイボーグ009VSデビルマン』は、2015年10月より新宿バルト9ほかで2週間限定でイベント上映される。(C)2015「サイボーグ009VSデビルマン」製作委員会
2015年08月14日「ぴあ」調査による2015年7月25日のぴあ映画初日満足度ランキングは、太平洋戦争に従軍した作家・大岡昇平の代表作を塚本晋也監督が自らの主演で映画化した『野火』がトップに輝いた。その他の写真『野火』の舞台は第2次世界大戦末期のフィリピン・レイテ島。日本軍の敗戦が色濃くなった中、結核を患った主人公・田村一等兵は部隊からも野戦病院からも追い出され、空腹と孤独を抱えながら果てしない原野を彷徨う。田村を始め次第に狂気を帯びていく兵士たちの姿が、最前線の強烈な映像と共にスクリーンから迫ってくる。観客からは「戦争では何が、誰がまともかわからない。そんな状況に恐怖を抱いた」「銃撃シーンは直視するのも辛くて逃げ出したくなった」「今回で2回目の鑑賞。とにかく戦争は嫌だというのを前よりも強く感じた」などの感想が上がった。本作は塚本監督が“いまの時代に問うべき作品”という強い想いから作り上げた作品だ。しかし監督は決して、観る者に思想やメッセージを押し付けているわけではない。観客は「監督の言う通り、言葉が出るには2日かかる。単純に反戦映画ではなく、観る側の感じ方を意識して作られていて、“シンプルだけど深い”を味わった」「美しい風景は心に突き刺さり、登場人物と一緒に観ているような気分になった。生きることとは何かを考えた」など、本作を通して様々な思いをめぐらせたようだ。また劇中には凄惨なシーンも数多く登場するが、「苦手な描写もあったが、塚本監督の想いの強さを感じて色々考えさせられた」「グロテスクなものは得意ではないが、そんなことは言っていられない。本当はもっと残酷な状況だったのだから、目をそらさないで観ないといけないと思った」「原作を読んだときは、描かれる状況と現実がかけ離れすぎていると思ったが、映画を観ると、日本が今まさに置かれている状況と重ねて、自分もこの状況と向き合っていかなければならないと強く思わされた」など、目を背けず画面から何かを見出そうとした観客も多数見られた。『野火』は監督の想いに賛同したリリー・フランキー、中村達也、森優作といった共演者や多くの協力者に支えられ作られたインディーズ作品だ。しかし出演陣の圧巻の演技や、リアリティあふれる凄まじい描写は、圧倒的熱量を持って観客に届いたようで「今回で3回目の鑑賞。やっと冷静に観ることができた。戦争体験をしていない私たちには想像できないもなので、ひとりで受け止めるより他の人にも観てもらって感想を共有したいし、そうすることで救われたい」「戦争を知らない世代にこそ観てほしい」「自分と同じ20代の若者に観てもらいたい」といった熱い声が寄せられた。本作は今後も口コミで動員を伸ばすだけでなく、毎夏、どこかで上映されては新たな観客に出会う作品になりそうだ。(本ランキングは、7/25(土)に公開された新作映画7本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)『野火』公開中
2015年07月27日石ノ森章太郎原作の『サイボーグ009』と、永井豪原作の『デビルマン』のコラボレーション作品として、2015年10月から2週間限定でイベント上映される『サイボーグ009VSデビルマン』のメインキャストが発表された。今回発表されたのは、『デビルマン』側のメインキャスト陣。主人公・不動明/デビルマン役を、『四畳半神話大系』の主人公・私役などで知られる浅沼晋太郎、ヒロインの牧村美樹役を『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』の雪ノ下雪乃役・早見沙織、不動明の親友・飛鳥了役を『バクマン。』高木秋人役の日野聡が務める。同時に、各キャラクターのビジュアルも公開されている。主役を演じる浅沼は、「『サイボーグ009』と『デビルマン』という、僕が子供の頃から知っている超有名2大タイトルが、作者や制作会社を越えてコラボレーションする奇跡のようなお祭りに、不動明という大役で関わらせていただけるのはこの上ない喜びで、緊張と興奮がまさにコラボレーションしてえらいことになっています」と大興奮で、「願わくば、さまざまな層の方に見ていただけますように!」と伝えた。悪魔の力を手に入れた主人公・不動明が、襲い来るデーモンと戦う姿を描く『デビルマン』と、9人のゼロゼロナンバーサイボーグたちが世界から争いを無くすために戦う『サイボーグ009』。今回のコラボは、両作それぞれの新作アニメが、2015年秋に公開されることから実現した。本作の監督は、2001~2002年に放送されたTVアニメ『サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER』を手がけた川越淳氏が務め、人気アニメ『ガールズ&パンツァー』で知られるアクタスが制作を担当する。(C)2015「サイボーグ009VSデビルマン」製作委員会
2015年07月13日ポニーキャニオンの女性向けライトノベルシリーズ・ぽにきゅんBOOKSより、『ACTORS -私立天翔学園活動記録-』が3日(水)に発売開始。『ACTORS』はエグジットチューンズが展開する"人気男性声優×ボカロ曲"をコンセプトとする人気CDシリーズで、今回初のノベライズ刊行となっている。価格は650円+税。『ACTORS -私立天翔学園活動記録-』は、TVアニメが好評だった『美男高校地球防衛部LOVE!』のノベライズ『美男高校地球防衛部LOVE!NOVEL!』に続く、ぽにきゅんBOOKS第2弾。原作:電電太鼓、著者: 竹屋そうすけ、イラスト: めかといったファンにはお馴染みのメンバーを迎え、CDシリーズの世界観を損なうことなくノベライズされている。小説のストーリーはCD『EXIT TUNES PRESENTS ACTORS』をベースに、これまで描かれていなかった会話劇や登場人物たちの心情、物語の舞台である学園特区スライヴセントラルの設定などが細かく描写されており、『ACTORS』ワールドを補完するうえでも今回の小説は重要なアイテムのひとつとなる。もちろん、CD、小説どちらからそのワールドに触れても問題なく物語を楽しむことができるように構成されているという。<『ACTORS -私立天翔学園活動記録-』あらすじ>人口50万人のうち16万人もの学生がいる学園特区スライヴセントラル。この特区の中にある第七学区・私立天翔学園では、生徒たちが自主性をモットーに自由に青春を謳歌していた。そんな中、二年生の光司陽太と地理教師の臼杵鷲帆が、転入と赴任という形で新たに仲間入りする。普通の高校にはないような刺激に満ち溢れる学園生活。陽太は毎日が新鮮で楽しい日々を送っているが、一方で鷲帆はふとしたことで知った、学園特区に秘められた謎を追っていく……。キラキラの冒険が待ち受ける青春群像劇が、今幕を上げる――。なお、6月14日(東京・Zepp DiverCity)、6月20日(大阪・なんばHatch)、6月21日(名古屋・Zepp Nagoya)と3日間に渡り、「ACTORSスペシャルイベント~天翔学園修学旅行~」の開催も決定している。各日、昼の部、夜の部の二部公演で、蒼井翔太、木村昴、佐藤拓也、竹内良太、速水奨、保志総一朗、増田俊樹、浅沼晋太郎、豊永利行、小野友樹らが出演予定(出演者は各会場・昼夜で変更される予定もあり)。詳しくはこちらを参照してもらいたい。(C)2015 電電太鼓・竹屋そうすけ/ポニーキャニオン(C)EXIT TUNES
2015年06月02日東京都・南青山の岡本太郎記念館では、岡本太郎の「生命体」展を開催している。開催期間は6月14日まで(火曜休館、祝日の場合は開館)。開館時間は10:00~18:00(入館は17:30まで)。入場料は一般620円、小学生310円。同展は、一般公開されていない「生命の樹」の模型をはじめ、岡本太郎が手掛けた作品の中でも特に生命のエネルギーにあふれる油彩など約30点を展示し、太郎が表現しつづけた"いのちの強さと尊さ"に迫っている。岡本太郎は、生涯にわたって"いのち"を描きつづけてきたが、その代表的な作品が、太陽の塔の胎内に内臓されている「生命の樹」。太陽の塔を構想したとき、太郎はその胎内に"生命体"を内蔵しようと考え、アメーバから人間にいたるすべての生き物が一体となって組織する一つの"樹"を創り出した。それは動脈となり、リンパの流れとなって太陽の塔に生命を吹きこんでいる。さらに会期半ばより、第17回岡本太郎現代芸術賞で太郎賞を受賞したアートユニット「キュンチョメ」と、敏子賞を受賞した「サエボーグ」による新作の特別展示も行われる。4月1日~20日に開催するキュンチョメの「もう一度太陽の下でうまれたい」展では、太郎作品の中でも太陽をモチーフにしたものをとりあげ、新たな解釈とともに状況に抗おうとする意欲的な展示となる。なお、今年度の受賞作品を紹介している「第18回岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)」展も、4月12日まで川崎市岡本太郎美術館にて開催されている。
2015年03月20日お笑いコンビ・くりぃむしちゅーの上田晋也、俳優の六角精児、プロボクサーでロンドン五輪金メダリストの村田諒太選手が18日、都内スタジオで行われた、WOWOWのスポーツ番組『パッキャオVSメイウェザー大解剖エキサイトマッチ総力戦』の収録に参加した。現地時間5月2日に、米・ラスベガスで行われることが決定したマニー・パッキャオ(フィリピン)VSフロイド・メイウェザー(米国)。ボクシング史上2人目となる6階級制覇を成し遂げたパッキャオ、無敗のまま5階級を制したメイウェザーの対戦は、最高レベルの“世紀の一戦”として注目されている。2大ボクサーが激突する一戦を前に、28日21時から無料放送する同番組では、上田、六角、村田選手が過去の名勝負を試合映像とともに振り返る。ボクシング好きの上田は、「改めて、この一戦の重みや期待感が増しました。この番組を見た上で試合を見れば、興奮の度合いが変わると思う」と熱いトークを繰り広げた収録を振り返り、「史上最もエキサイティングなボクサー・パッキャオと技巧に長けたボクサー・メイウェザー。史上最高同士の戦いが、今実現して良かった。一生の思い出になりそう」とワクワク。パッキャオは36歳、メイウェザーは38歳の戦いとなるが、村田選手は、「こんなビッグマッチは無いし、これ以上のカードはない。このタイミングで会えたのは運命だと思う」と胸を高鳴らせた。また、収録中、揃ってパッキャオを応援していた3人。しかし、「3ラウンド以降、メイウェザーが距離を読んでパンチを当てて判定勝ち」(村田選手)、「パッキャオの危険性を承知しているメイウェザーは踏み込んだ攻撃はしない。ポイントを取ったら、かわしたり休んだりして判定勝ちする」(六角)と予想した2人に、上田は、「夢の無い方々……」とガックリ。「パッキャオが5Rでものの見事にぶっ倒す」と期待を寄せる上田に対し、村田選手は、「パッキャオが勝てば、フィリピンに像が建って国民の休日になりそう。国民の期待を一身に背負う男の姿を楽しんで欲しい」と笑顔を見せていた。
2015年03月19日電子書籍レンタルサイト「Renta!」のテレビCMに登場した麻生久美子さん。先日の麻生さんへのインタビューに続き、今回はCMで話題になった嫌味上司の素顔にせまった。○謎の嫌味上司の素顔仕事や日頃の人間関係に疲れ、レンタルコミックに“癒やし”を求めるOL。彼女が仕方なく参加した会社の飲み会で、不意に上司から「壁ドン」を喰らいドン引きする。その中で、勘違い上司を演じているのが俳優の村上ヨウさんだ。CMではマンガ好きを揶揄する役柄だが、実際は大のマンガ好き。そんな村上ヨウさんのマンガへの思いや、撮影における秘話とは?――村上さんはCMの中ではマンガファンを揶揄するようなスタンスの上司を演じられていましたが、実際のところ、マンガを読んだりするんですか?村上さん実は重度のマンガオタクだったりします(笑)。原点は幼少期の藤子・F・不二雄先生(当時は藤子不二雄)。「ドラえもん」はもちろんですが、「魔太郎がくる!!」や「夢魔子」、「ブラックユーモア短篇集」なんかの“ブラック側”の作品も大好きでしたね。そこに端を発し、高橋葉介さんや高野文子さんらをはじめとしたニューウェーブの旗手とされる作家さんの作品にハマっていき、本格的にマンガ熱が加速していくことになります(笑)。――好きなカテゴリってあるんですか?村上さん先に述べたニューウェーブ時代の作品はじめ、近年は石黒正数さんがお気に入りです。基本的には、あまりカテゴリーにこだわらず「良いものは良い」というスタンスでマンガと向き合っています。だから少女漫画も大好き。吉田秋生さんの『BANANA FISH』や萩尾望都さんの『11人いる!』なんかは、男性が読んでも面白いと思いますよ。――あのCMの役どころからはまったく想像できない“筋金入り”のマンガ好きですね!村上さん「オタク」という言葉が生まれる前からの筋金入りのオタクでした(笑)。マンガだけでなくアニメも大好きで、アニメショップが僕にとっての聖地。お金が貯まると『アニメイト』などのアニメショップに通ってましたね(笑)。今でも、「今日はマンガの日だ!」と決めて、一日中御茶ノ水や神田を回って絶版のコミックスを探しまわったりしてますよ(笑)。○書斎にはマンガ専用棚――蔵書数ってどれぐらいあるんですか?村上さん現在で2000冊近くありますね。本当はもっとあったのですが、居住スペースの関係上、どうしても整理せざるを得なくなりまして、特に思い入れの強い作品だけを残した結果がその冊数です。壁の2面すべてがマンガの棚となっていますよ。――電子書籍サービスでマンガを読むことってありますか?村上さん今回の仕事を受けるにあたり、実際に自分で「Renta!」に登録して利用してみたのですが、便利ですよこれ。私は気に入ったマンガは必ずコミックで揃えるのですが、48時間108円からレンタルできる「Renta!」ならばいろいろな漫画家さんの作品を“試し読み”して、そこで気に入ったらコミックを揃えるという使い方ができる。ごく限られたページしか読むことのできない無料の試し読みサービスと比べ、こちらはまるまる全部読むことができる点で大きく異りますね。もちろん、移動中や出先で「ああ、漫画読みたいな」となったときにサクッと借りて読むことができるのは本当に素晴らしいと思います。また、思った以上に私ごのみのタイトルが充実していることに驚きました。――どんなタイトルが気になりましたか?村上さんますむらひろしさんの「アタゴオル」、石黒正数さんの「ネムルバカ」あたりですね。これから本腰を入れ、じっくりと検索をかけてみるつもりです。あと豊田徹也さんの「珈琲時間」は、今後注目される作品だと思いますね。――「Renta!」CMの撮影では、「“壁ドン”上司」という設定ですが、村上さんは実際に“壁ドン”したことってありますか?村上さんないですねぇ。どんな状況であってもああいった行動はとらないと思います(笑)。○あのシーンはアドリブから生まれた――CM撮影で印象に残ったことは?村上さん実はこのCMって、監督からは「勝手にガンガン盛り上がって好きにやってくれ」という指示があっただけで、決まったセリフってないんですよ。だから自分なりに「こんなことをやったら絶対に相手は引くだろう」ということを考えながら、いろいろなアドリブを放たせてもらいました。それこそ「女性をムカつかせる」「マンガ好きを怒らせる」というつもりで演技に臨み、最終的にOKが出たのがあの“壁ドン”なんですよ。――「マンガ好きを怒らせる」というのは面白いですね村上さんこれほどマンガ愛の強い人間が、世のマンガ好きを敵に回すというのは、ある意味で役者としての“腕の見せどころ”。結果として、視聴者の方から「あの上司ムカツク!」という声を多数いただいたことで、役者としての目論見は成功だったと言えます(笑)。何よりも自分自身がマンガ好きの心理を解っているので、「こんな事やられたらイヤだろう」「こう言われたら怒るだろう」という“ツボ”のようなものをイメージしやすかったのが大きいですね。――麻生久美子さんはどんな感じの方でしたか?村上さん今回の撮影で初めて麻生さんとお会いしたのですが、あれだけ有名な方なのに謙虚で、私を含め周囲の人々にとても気を使ってくださることに驚きましたね。加えて、要所要所でさり気なく出演者を含めた撮影チームが仕事しやすいよう配慮や工面してくださり、リラックスして演技に臨めました。女優さんとしての懐の深さを感じましたね。私自身も役者として、非常にいい経験を積むことが出来たと思っています。――最後にメッセージをお願いします!村上さんかつては一部だけの人間のもので、どちらかというと“日陰者”扱いされてきたマンガですが、時代が移ろい、現在では麻生さんのような素敵な女性が「マンガが好きです」と堂々とアピールできるような素敵な趣味であり娯楽の一つとなりました。そんなマンガを「Renta!」のようなレンタルコミックで好きなときに手頃な価格で読めるようになったことは本当に素晴らしいことだと思います。もはやマンガは立派な趣味の一つ。マンガをこよなく愛する人間の一人として、マンガ文化のさらなる発展を期待したいですね。――ありがとうございました村上ヨウ1971年11月30日生まれ、長野県出身。演劇帝国KUSARE芸道(作・演/岸哲生)、TOON BULLETS!(作・演/浅沼晋太郎)、THE黒帯(作・演/榎原伊知良)などの劇団の舞台に多数出演。TVアニメやウルトラマンショーの声優のほか、現在はTVやラジオCMのナレーションまで活躍の場を広げている。
2015年03月12日松田翔太さんが桃太郎、桐谷健太さんが浦島太郎、濱田岳さんが金太郎を演じる新CMが話題になっていますね。昔話の人気キャラ3人が実は友達だった――というストーリー、これからどんなふうに展開していくのかとワクワクしている人も多いのでは?筆者が見ていて特に気になったのは、桃ちゃん(桃太郎)が彼女持ち、しかも相手は「かぐや姫」だったというところ。「俺は桃から。彼女、竹から。それつながり」って…。どちらかというと、瓜から生まれた「瓜子姫」のほうが近いんじゃ?とか余計なことを考えてしまいました。さておき、あの3人って実際にお付き合いしたらどんな感じなんでしょう?cocoloni PROLOでは以前、「桃太郎はブラック彼氏!?」なんて記事も公開しましたが…。誰と付き合ったら一番幸せになれるか、というのを独断と偏見で分析してみようと思います。≪恋人を一番幸せにしてくれる太郎は?≫◆桃太郎:恋人の提案を却下する男鬼ヶ島の鬼が人々を苦しめていると聞き、退治に向かった桃太郎。まさに正義の味方!という感じですが、実際に鬼の暴れっぷりを見たわけではなく、村人の話を鵜呑みにして戦いに行ったのはやや軽率だったかも。相手がどの程度強いのかもわからないのに、犬・猿・キジだけを連れて出かけた無鉄砲さも、若さゆえという印象です。勝ちたいなら、まずは敵を知ることが大事。状況も知らぬまま乗り込んで行き、一方的にたたきのめした男といったら、英雄どころかちょっとひどい奴にも感じられます。こういう男性は自分が一番偉いと思っていて、周りの意見に耳を貸さない可能性大。女性とデートをする際も、自分が行きたい所にばかり連れて行き、相手が退屈していても気づいてくれないかもしれません。もしくは恋人が、「あそこに行きたい」「あれ面白いよ」と自分の知らないことについて話しても「くだらない」と却下したり。ちなみにCMでは、桃太郎は犬・猿・キジとは「団子コミュニケーション」を取っていて、団子がない日は相手にされていない様子。とりあえず、「何があってもこの人のために尽くしたい」と思わせるほどの人物ではないみたいです。◆浦島太郎:いい人すぎてだまされる男子どもたちにいじめられていた亀を助け、そのお礼として竜宮城に連れて行かれた浦島太郎。弱い者いじめが許せない心優しい青年であることは間違いありません。ただ、もしかしたら子どもと亀がグルの詐欺師だったかも、という可能性を考えることもなく、軽い気持ちで行ってしまったのは怖いもの知らずというか何というか…。良くも悪くもだまされやすい人なんじゃないでしょうか。しかも乙姫さまが「決して開けないで」と言った玉手箱を開けてしまった、約束を守れない男でもあります。こういう男性は、作り話にコロッとだまされるタイプ。恋人がいても、美女が猫をかぶって泣きついてきたら、「かわいそう」という理由で受け入れ、簡単に浮気してしまいそうです。「あの子を助けたいから」とデートの約束をドタキャンしたり、恋人からお金を借り、なかなか返してくれなかったり…優しさは大きな魅力ですが、人がよすぎるのも考えものですよね。CMでは、竜宮城に連れて行ってくれるはずの亀が驚くほど小さかったことから、桃太郎に「だから浦ちゃんモテないんだよ。彼女とかいないから乙姫にだまされるんだ」と言われていた浦島太郎。だまされやすいという解釈は間違っていないようです。◆金太郎:タフで包容力のある男毎日、山の動物たちと相撲を取り、大きなクマと戦っても負け知らずの金太郎。ある日、谷間に橋がなくて向こう岸に渡れないと困っている動物たちのため、巨大な木を倒して橋をかけてあげたそう。金太郎の歌にも「気は優しくて力持ち」という歌詞がありますが、文字通り、包容力があって頼りになる人なんですね。ちょっと若すぎる(むしろ子ども?)のと、ほとんど動物としかコミュニケーションを取っていなそうなのが気になりますが、年下&女慣れしていない男性が好きな人には合っているんじゃないかと。橋がないなら作ればいい、という柔軟な発想も素敵です。こういう問題解決力のある人って、女性としては一緒にいて安心できますよね。サバイバルスキルも高いだろうから、もしものときにも助けてくれそうだし。なので、何を考えているかサッパリわからない男性より、ピュアで単純明快な男のほうが好み!という女性には自信を持ってオススメします。あまりにもわかりやすい男は退屈でイヤという人はやめておいたほうがいいと思いますが。CMでは、桃太郎や浦島太郎と比べて「俺ってイケてない」といじけていた金太郎。でも、最終的に一番いい女を捕まえるのは、かっこいい桃太郎や、ひたすら優しい浦島太郎ではなく、地味だけど実はすごい彼のような気がします。ということで、桃太郎・浦島太郎・金太郎の中で、最も恋人を幸せにしてくれそうなのは、CMではいじられキャラの金ちゃんこと金太郎でした。…なんて妄想を繰り広げつつCMを見たら、また別の楽しみ方ができるかも!?(文=編集J)※画像はau「 あたらしい英雄、はじまるっ」よりあの人がこれまでにしてきた恋愛のすべて【無料占い】
2015年01月23日江戸一は1月31日まで、食べ放題レストラン「すたみな太郎」「すたみな太郎NEXT」「すたみな太郎NEO」にてお笑いコンビ「日本エレキテル連合」とのコラボレーションキャンペーンを実施している。「すたみな太郎」は、焼き肉・寿司・デザートを中心としたメニューを提供するバイキングレストランで、2014年7月現在で国内に129店舗を展開している。このほど行われたキャンペーンの記者発表会では、同社代表取締役社長兼CEOの小澤和貴氏が登壇し、「お客さまのニーズに対応するため、常にすたみな太郎は革新的でなければならない、変化し続けなければならないと思っています。そこで今回は、エンターテインメント界の革新的存在であるエレキテル連合のお力を借りました」とコラボレーションについて語った。今回のキャンペーンでは、日本エレキテル連合とのコラボレーションメニューを販売するほか、音声ポスターの設置やコラボレーショングッズのプレゼントなどを行う。コラボレーションメニューは「朱美ちゃんの白湯豚しゃぶしゃぶ」「細貝さんの昭和あったかおでん」の2種類で、どちらも食べ放題となる。「朱美ちゃんの白湯豚しゃぶしゃぶ」は、同コンビが演じるキャラクター「朱美ちゃん」の白い顔をイメージした白湯ダシを使った豚しゃぶしゃぶで、鶏ガラを使用した濃厚な旨みが特長。「細貝さんの昭和あったかおでん」は、同コンビが演じる「細貝さん」の"昭和っぽい風貌"をイメージしたおでんとなる。「白湯豚しゃぶしゃぶ」は「すたみな太郎」「すたみな太郎NEXT」、「昭和あったかおでん」は「すたみな太郎」のディナーのみでの提供で、いずれも「すたみな太郎NEO」では提供しない。発表会には「朱美ちゃん」と「細貝さん」に扮(ふん)した日本エレキテル連合の2人も登場し、「細貝さん」を演じる中野聡子さんは自身とコラボレーションした同社について「攻めた会社だと思いましたよ。私たちを広告に持ってきてくださるこの英断! 」とコメント。コラボメニューのおでんについては「オヤジ1人でもよし、家族でもよし。古き良き日本を思い出す素晴らしい一品でございます」と語った。「朱美ちゃん」を演じる橋本小雪さんはコラボメニューの豚しゃぶしゃぶについて「朱美とろけちゃう! 」と一言。独特の世界観を披露していた。他にも同店では、店舗のQRコードから日本エレキテル連合出演の限定ムービーにアクセスできるほか、店内のパスワードを入力することで公式WEBページからカレンダーなどのコラボグッズもダウンロードできる。また、バスタオルやちゃぶ台セットなどのグッズが抽選で当たるプレゼントキャンペーンも展開する。店頭にはボタンを押すと同コンビの音声が流れるポスターを設置し、小学生以下の子どもがいるグループには「朱美ちゃん」をモチーフにした福笑いもプレゼントする(なくなり次第終了)。また、1月12日までは「すたみな太郎」「すたみな太郎NEXT」にてディナー限定の食べ放題メニュー「熟成黒毛牛中落ちカルビ」も提供。40日間熟成させた豪州産の牛肉で、なくなり次第終了となる。
2015年01月08日緑川光や鳥海浩輔をはじめとした人気男性声優、16名が有名ボカロ曲を歌唱するCDシリーズ「ACTORS」。そのデュエットCD「ACTORS- Deluxe Duet Edition -」がEXIT TUNESより、2015年3月4日(水)にリリースされる。置鮎龍太郎、保志総一朗、野島健児、坪井智浩、小野友樹、江口拓也、木村昴、竹内良太、逢坂良太、KENN、小野賢章、鳥海浩輔、柿原徹也、緑川光、浅沼晋太郎、速水奨(※順不同)といった人気アニメで活躍する男性声優が集結し、人気ボカロ曲の数々を歌い上げる"歌ってみたアルバム"「EXITTUNES PRESENTS ACTORS」。本作は架空の学園・天翔学園を舞台に、生徒や先生が数々のボカロ曲を歌い上げるコンセプトアルバムとなっている。さらに本シリーズはボカロ楽曲の歌唱パートだけでなく、「ACTORS」のキャラクターによるドラマパートも収録。最新作の「ACTORS- Deluxe Duet Edition -」では、『天翔学園歌唱コンテスト』にデュエットで参加する生徒や先生たちの姿が新たに描かれる。<「ACTORS - Deluxe Duet Edition -」ストーリー>仮装が必須の「天翔学園歌唱コンテスト」に高評価を得るためにデュエットで参加することにしたそれぞれの生徒たち。今回は、水月(CV: 野島健児)と羚(CV: 緑川光)がデュエット参加すると宣言したことがきっかけで、歌唱部や考古学部、水泳部といった面々がタッグを組んでこぞって参戦することに。さらには鷲帆(CV: 竹内良太)と牧(CV: 速水奨)の教師コンビも乱入し、歌唱コンテストは例年にないほとの盛り上がりをみせていく。なお、予約は全国のCD取扱い店やオンラインストアにて受付中。購入者特典として、数量限定でデュエット曲ジャケット仕様氏四角缶バッジ全8種(ランダム封入)がCDに付属するほか、アニメイト店舗限定「天翔学園歌唱コンテストコメントCDVer.A」やアニメイトオンライン限定「天翔学園歌唱コンテストコメントCD Ver.B」など、販売店別初回購入者特典も先着順で用意されている。<「ACTORS - Deluxe Duet Edition -」収録予定曲>(C)EXIT TUNES
2014年12月09日石田スイ原作の人気TVアニメ『東京喰種トーキョーグール』のスペシャルイベントが11月30日、都内で開催され、主要キャスト陣が登壇した。本イベントは昼の部と夜の部の2回行われ、劇中に登場する喫茶店「あんていく」をイメージしたセットを舞台上に再現。金木研役の花江夏樹、月山習役の宮野真守、永近英良役の豊永利行、西尾錦役の浅沼晋太郎、四方蓮示役の中村悠一、ウタ役の櫻井孝宏の6名が登場すると、会場に詰めかけたファンは大歓声で迎え入れた。喫茶店「あんていく」ということから、花江がカネキさながらにコーヒーをゲスト陣にサーブしようとするが、作り方が分からずに浅沼がヘルプに。しかし、できあがったコーヒーを飲んだゲスト陣からは「薄い」と酷評が飛び交い、開始早々に開場は笑いに包まれた。トークセッションでは、TVアニメ第2期のタイトルが『東京喰種トーキョーグール√A』と発表され、キービジュアルが初公開。第2期では、原作の石田氏が数百ページの絵コンテを描き、アニメオリジナルの展開も用意されるなど、全面的に協力しているという。すでに『東京喰種トーキョーグール√A』の収録はスタートしており、第2話までのアフレコを終えていると明かした花江は、白カネキというある意味"新キャラ"を演じることに「今までの声優人生で最も緊張した第1話アフレコだった」と振り返った。さらに月山のシーンが第1期に続いて多くなっていることについて、ゲスト陣から「月山は(森田修平)監督お気に入りキャラだ!」と言われ、宮野が苦笑しながらもうれしそうな顔を見せる場面も。ゲスト陣の記憶力を試すべく、劇中に登場した"もの"や"シーン"などをフリップに描いていく「喰種の記憶力を試せ!」コーナーでは、"真戸呉緒"、"月山のマスク"などで浅沼が見事な画力を披露。しかし、他のゲスト陣は終始お題でボケ続け、MCの豊永を困らせ続けた。花江と豊永がパーソナリティを務めるラジオ『グルラジ』のイベント出張版も開催され、リスナーからの質問やゲスト目撃情報、ファンにはおなじみの"赫子じゃんけん"のトーナメントも。熱戦の末、決勝戦ではMCの花江と豊永が対決し、花江が勝利し主人公の面目を保つことに成功した。さらに、アニメではなかなか見ることのできないキャラクターの普段の生活を描いたミニドラマが生アフレコで披露され、会場のファンたちは大感激。そして、謎解きイベント「ナゾメイト」とのコラボやアニメイトカフェとのコラボ、『東京喰種トーキョーグール√A』第1話先行上映会といった新情報も発表された。イベントの最後には、キャストたちが本作についてのそれぞれの想いを語った。豊永は「今日のイベントで、『東京喰種』がこんな素敵なキャストで楽しく作っているのが少しでも伝わればうれしいです」と前置きしながら、「第2期のアニメオリジナル展開で、ヒデはどのように巻き込まれていくのか……非常に楽しみです!」と自身の役の行く末を案じていた。櫻井は「『東京喰種』の世界観を味わえたでしょうか(笑)」と会場のファンに問いかけ、「第2期もぜひお楽しみください」と第2期をアピール。中村は「第2期は原作とどこまで変わるかわかりませんが、石田先生と共に作っているので、原作ファンの僕としてもどんな展開になっていくか、今から楽しみです」とファン目線で期待。浅沼は「『東京喰種』は凄惨さやグロテスクな描写の部分がありますが、それだけではない"大切な部分"を、引き続き伝えていければと思います」と物語のテーマを見据えてほしいと語った。宮野は「気心知れたメンバーで、会場の皆さんと"グール愛"をふくらませることができました」とイベントを満喫したことを明かし、「第2期は第1話から月山も出てきますのでお楽しみに!」と予告していた。花江は「第1期は自分の中にないものを捻り出した壮絶な3カ月で、その分思い入れが深いです」と第1期を振り返り、「第2期は白カネキになって、ストーリーも変わる部分もありますが、カネキの"芯"は変わりません。大切に収録に臨んでいければと思います」と第2期にかける意気込みを語った。キャストたちの熱い想いがファンたちに伝えられ、スペシャルイベントは大盛況のうちに幕を閉じた。石田氏による『東京喰種トーキョーグール』は、人を喰らう怪人"喰種(グール)"が跋扈する東京が舞台で、喰種に襲われ瀕死となった平凡な大学生の金木研が、喰種の臓器を移植されたことでその能力を受け継ぐ半喰種に変貌。人間でありたいと願いながら、人を喰いたい衝動に耐える金木が、自分の存在に疑問と葛藤を抱きつつ、喰種と捜査官、そして謎の組織との終わらない戦いに身を投じていく姿が描かれている。現在、漫画誌『週刊ヤングジャンプ』(集英社)では、主人公を一新した続編『東京喰種トーキョーグール:re』が連載中。TVアニメ第1期は、2014年7月~9月まで全12話が放送され、12月26日にはBlu-ray&DVDのvol.4が発売される。(C)石田スイ/集英社・東京喰種製作委員会
2014年12月02日第15回東京フィルメックスが11月22日にメイン会場である東京・有楽町朝日ホールで開幕した。オープニングを飾ったのは、塚本晋也監督の最新作『野火』。大岡昇平氏の同名戦争文学を映画化した作品で、塚本監督は「観終わったら100%ゲンナリするのは間違いない」。それでも「暴力は映画の中だけで十分。実際に戦争が起こったら、これでは済まされない」と本作にこめた思いを熱弁した。東京フィルメックスその他の写真塚本監督が20年間温め続けた企画で、脚本、編集、撮影、製作、出演も兼ねた渾身作。第二次世界大戦末期のフィリピン戦線を舞台に、一人の日本兵の視点から戦争の恐怖を生々しく訴えかけ、今年のヴェネチア映画祭で絶賛された。2015年の日本公開を前に、フィルメックスで“凱旋上映”されることになり、塚本監督は「こうした映画が作りづらい状況で、まったく制作費がなかったが、自分とカメラ1台あればという思いだった。最終的には多くのご協力をいただき、完成させることができた」と感無量の面持ちだった。オープニングセレモニーには塚本監督をはじめ、映画に出演するリリー・フランキーと森優作、音楽を手がける石川忠が駆けつけ、「監督の長年の思いが詰まった作品」(リリー)、「今撮らないといけないという熱量が集まった作品。ぜひ目に焼きつけてください」(森)、「音響効果と音楽に打ちのめされてもらえれば」(石川)とアピールした。アジアを中心に芸術性の高い作品を多数上映し、映画ファンの熱い支持を受ける東京フィルメックス。同映画祭のディレクターを務める林加奈子氏は、「上映する25本の作品が出揃うまでは、いくつものサプライズとミラクルがあった。作り手の勇気と覚悟と愛をまっすぐ受け止めてもらえれば」と開幕を宣言した。第15回東京フィルメックス11月22日(土)から30日(日)まで有楽町朝日ホール、TOHOシネマズ日劇にて開催中取材・文・写真:内田 涼
2014年11月22日コロワイド東日本は「手作り居酒屋甘太郎」の35周年を記念し、名前に太郎が付く人にお得なサービス「太郎割」を11月1日より開始する。同サービスは「甘太郎は、太郎に甘い。」がコンセプト。名前が「甘太郎」の人には、グループ全額無料(割引上限10万円)。名前に「太郎」が付く人、または含まれる人には、グループのドリンクまたは料理が半額(割引上限5,000円)、グループの宴会コース料金が10%OFF(割引上限2万円)等のサービスが受けられる。実施する店舗は、関東・関西・北海道の「手作り居酒屋 甘太郎」のほか、「遊食三昧 NIJYU-MARU」、「北の味紀行と地酒 北海道」、「うまいものいっぱい いろはにほへと」、「うまいもん酒場 えこひいき」、「贔屓屋」、「地酒とそば・京風おでん 三間堂」、「うまいもの市場 TAPA」、「Foodiun Bar 一瑳」、「魚活鮮とあぶり焼 海へ」全店舗。利用には、名前が確認できる免許証等の身分証明書が必要。団体名や社名、通称、あだ名などは不可となる。実施期間は11月1日~12月31日まで。店舗によっては利用できないサービスも一部ある。また、他券の併用や食べ放題・ランチ・タイムサービス宴会・12月の金、土曜日は利用不可。詳細は「太郎割」公式サイトで案内している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月30日加藤清史郎が主演を務める映画『忍たま乱太郎』の新キャストが発表され、中村獅童と檀れいが主人公・乱太郎の父と母を演じることが決定した。その他の写真『忍たま乱太郎』は、忍術学園に通う少年・乱太郎(加藤)が、教師・山田伝蔵(寺島進)らの指導を受けながら仲間たちと修行を積み、エリート忍者を目指す姿を描く。ヒラ忍者で“半農半忍”の生活をおくっている父を演じた中村と、息子を時に温かく、時に厳しく見守る母を演じた檀。中村は「スタッフには僕と清史郎くんが似ているとよく言われていましたが、清史郎くんは経験豊かな役者さんのようにしっかりしており、僕よりも大人の様なところもあり驚きました」とコメント。檀は「子供たちが喜んでくれるよう楽しい作品を作りたいと思いお受けしました。 昨年の夏の暑い撮影の中、元気一杯乱太郎を演じていた清史郎くんは、礼儀正しい“こども店長”でした(笑)」と述べ、「くの一らしい(刃物を扱う)シーンもあり、アクションを一発で決めるのは難しかったです」と撮影を振り返っている。すでに配布されている作品の資料には、「先祖代々、ヒラ忍者の家系に生まれたけれど、エリート忍者を目指して忍たまたちの学校<忍術学園>に入学したのです!すべては父上・母上を喜ばせるため」という乱太郎のセリフが記載されており、乱太郎の父母が物語上、重要なポジションをしめていることが伺える。実写映画『忍たま乱太郎』は7月23日(土)から全国公開され、3月12日(土)からはアニメ映画『忍たま乱太郎 忍術学園 全員出動!の段』も公開される。『忍たま乱太郎』7月23日(土) 宿バルト9ほか全国ロードショー!
2011年02月17日クエンティン・タランティーノからブラッド・ピットに至るまで影響を与えたと言われる塚本晋也監督の代表作『鉄男』を、塚本監督自身が全く新しい形で蘇らせた『鉄男 THE BULLET MAN』。先日より公開されている本作だが、異例の“爆音上映”が大きな話題を呼んでいる。ロバート・ダウニー・Jr.主演の『アイアンマン2』が前作を上回る勢いでヒットを記録しているが、巷を“文字通り”騒がせているアイアンマン(=鉄男)がもうひとり。「音圧を体験する」というコンセプトの下、『鉄男 THE BULLET MAN』において、塚本監督は公開劇場に可能な限り足を運び、通常の映画作品の上映とは次元の異なる、マックスの音量レベルでの上映を展開。実際に、本作の“爆音上映”を体験した観客からは「劇場が揺れている!」、「音を浴びるライヴのようだ」といった声が寄せられている。本作の公開を記念して、現在、東京・吉祥寺の吉祥寺バウスシアターでは、旧作『鉄男』および『鉄男II/BODY HAMMER』の“爆音上映”も実施!こちらも、通常の映画上映用の音響設備とは異なる音楽ライヴ用の音響設備をフルに使い、限界まで音量レベルを上げ大音響で上映しており、ファンの熱狂的な支持を集めている。6月12日(土)の上映初日には、劇場のキャパシティ200人強のところ、およそ300人がつめかけ、会場が酸欠状態になる程の大盛況だった。わざわざ劇場に駆けつけた塚本監督も“立ち見”で作品を鑑賞したとか…。ちなみに、吉祥寺での旧作の爆音上映は18日(金)まで(※上映作品は『鉄男II/BODY HAMMER』のみ)。また『鉄男 THE BULLET MAN』に関しては、メイン館のシネマライズ(東京・渋谷)での上映は20日(日)までだが、好評を受けて26日(土)からシアターN渋谷にて続投ロングランが決定!さらに、7月以降、全国各地での公開も続々と決まっている。爆音と共にハリウッドとはひと味違う“アイアンマン=鉄男”を体験してみては?『鉄男 THE BULLET MAN』はシネマライズほか全国にて公開中。■関連作品:鉄男 THE BULLET MAN 2010年5月22日より渋谷シネマライズほか全国にて公開© TETSUO THE BULLET MAN GROUP 2009■関連記事:『鉄男 THE BULLET MAN』インタビューキャスト陣が語る塚本晋也、東京…塚本監督・鉄男から誕生した世界初映像システム初披露爆音に熱狂!鈴木京香、浅野忠信ほか各界から『鉄男』に絶賛コメント続々『鉄男』最新作にニューヨーカー熱狂!予想外の大音響に騒然『鉄男』最新作N.Y.上陸!エンディング曲にナイン・インチ・ネイルズ
2010年06月18日