静岡県浜松市が餃子の街であることは誰もが知るところであるが、なんと「餃子パン」(税込150円)なるものまで存在すると聞くと、「えっ!? 」と驚く人も多いのではないだろうか。○ベーカリーの社長は浜松餃子が大好物作っているのは、静岡県掛川市に本店を置く焼きたてパンの店「パンの郷(さと)」。県産の食材を使用したパンや焼菓子が評判の名店で、近年では袋井市を中心に栽培されているマスクメロンの最高級品種「クラウンメロン」の果汁を生地とクリームに練りこんだ「メロンアップ」(税込180円)等の詰め合わせを用意し、ふるさと納税にも協力している。そんな静岡LOVEなベーカリーゆえ、餃子パン開発に挑んだのも納得だが、開発に着手した理由についてうかがったところ、「浜松餃子が社長の好物だったから」となんともぐっとくる回答が返ってきた。とはいえ、パンで餃子をおいしく食べる方法を考えるも一筋縄ではいかず。試行錯誤の過程では、サンドイッチのように食パンに挟んだところ乾燥してカチカチになったこともあれば、中の具だけパンに包んでみたところただの肉まんになったこともあったんだとか。最終的に、焼く前にパン生地で冷凍状態の浜松餃子を皮ごと包み、蒸しながら焼き上げたところこれが大正解! パン生地はモチモチ、中の餃子にも程よく火が通り、餃子本来のジューシーさも損なわれないという仕上がりで、「これなら人気が出るに違いない! 」と、2009年8月に正式に販売をスタート。折しも、浜松餃子が全国区になり始めたころであったのだそう。○パンには浜松餃子最大手の餃子を使用ちなみに、使用している餃子は浜松餃子最大手である「五味八珍」のもの。直納してもらった餃子を本来の味を邪魔しない、シンプルな食パン用の生地に包んで製作する。主な味付けはラー油と餃子のタレだ。こうしたこだわりが功を奏し、餃子好きな客にも好評で、パーティーフードとしてサンドウィッチなどのオードブルと一緒に購入していく人も多いんだとか。また、県外から買い求めてやってくる客も多いとのこと。一部ファンの間では、手を汚さずに餃子を食べることができることから、「手持ち餃子」の愛称で親しまれているというのが微笑ましい。店にはその他にも珍しいパンがいっぱい。梅の名所が豊富な掛川市育ちの梅で作った梅干しを、180年の歴史がある同店特製のこしあん入りあんぱんにトッピングした「掛川梅干しあんぱん」(税込160円)や、介護食や離乳食にもうってつけな牛乳に溶かしてパン粥として食べることのできる「とろけーる」(税込90円)なんかは、ここでなければ手に入りそうにない。本店の他、掛川店や磐田工場直売所などでも販売しているとのことなので、静岡を訪れる際は、ぜひ一度来店してみてほしい。※記事中の情報・価格は2016年1月取材時のもの
2016年02月01日11月21日~23日に静岡県浜松市の渚園で開催された「ゆるキャラグランプリ2015 in 出世の街浜松」では23日に投票結果が発表され、グランプリに地元・浜松市のマスコットキャラクター「出世大名家康くん」が優勝を飾った。同グランプリは2011年初開催から2015年で5回目となり、2015年開催には1,727キャラクターが参加し、インターネット投票総数は約5,057万票とともに過去最大規模となった。グランプリに選ばれた「出世大名家康くん」は695万3,461ポイントを獲得。2013年開催では準グランプリで涙を飲み、"出家の儀 断髪式"でうなぎのちょんまげを切り落として"出家大名"になった。その後、2014年開催では不出馬を決め、2015年開催で見事グランプリとなった。準グランプリは2014年大会第3位の「みきゃん」(愛媛県、691万5,774ポイント獲得)、第3位は2014年大会第2位の「ふっかちゃん」(埼玉県深谷市、401万1,758ポイント獲得)、第4位は2014年大会第4位の「しんじょう君」(高知県須崎市、224万2,317ポイント)、第5位は2014年大会第66位の「メルギューくん・メルモモちゃん」(富山県小矢部市、155万1,716獲得)となった。なお、2015年開催では「ゆるキャラ for チルドレン2015」が初めて開催された。同グランプリは地域の子どもたちとのふれあいを通じ、子どもたちの安全に寄与したゆるキャラ、または最もユニークな活動をしているゆるキャラを表彰するというもの。第1回グランプリには「ふっかちゃん」(埼玉県深谷市)が選ばれた。また、企業・その他キャラクターランキングではグランプリに「しずな~び」(静岡県、総合11位)、準グランプリに「エネライヌ」(東京都、総合13日)が選ばれ、続いて第3位に「とらきち(近畿産業信用組合)」(大阪府、総合14位)、第4位に「マッピー」(大阪府、総合16位)、第5位に「りそにゃ」(東京都、総合21位)となった。次回の2016年開催は2016年11月5~6日、「みきゃん」の地元・愛媛県の城山公園芝生広場(愛媛県松山市堀之内)にて、「ゆるキャラグランプリ2016 in 愛顔(えがお)のえひめ」の名称で開催される。
2015年11月24日静岡県浜松市の浜松城公園で、浜松のパワーフードを味わえる「第7回 家康楽市in浜松出世城2015春の陣」が行われる。開催日は4月25日と26日の2日間、時間は9時から16時まで。入場無料。○ゆるキャラたちも参戦!同イベントは、市民全体が参加する浜松産食の祭典。徳川家康にゆかりの深い浜松で、生産者・市民・商店主・学生などが力を合わせて創り上げる。なお、今年は静岡市、岡崎市、浜松市の3市が徳川家康公の功績を讃える、徳川家康公顕彰400年記念事業の年でもあるため、同イベントにおいて中間セレモニーを開催する。ゆめ市や浜松協働学舎、アローマ浜松などが軒を連ねる「農・畜産ゾーン」、湖々丸や新居町やまへい商店、いか泉などの「観光スポット・名所ゾーン」、ロシア料理サモワァールやとんきい、菊一商店などの「老舗・名店ゾーン」、花の舞酒造や天神蔵浜松酒造、レストラン耕路などの「街中にぎわいゾーン」、そのほか「アクトタワーゾーン」「スイーツゾーン」「浜松工芸・お土産ゾーン」「家康公四百年記念ゾーン」など、浜松のグルメ・名産・名物を出品する多数のブースが展開される。ステージイベントでは、25日の10時から12時まで「徳川家康公顕彰400年記念事業」が行われる。12時から13時には「浜松市消防音楽隊」による演奏、15時から15時30分まで「浜松徳川武将隊」が登場。翌26日には、10時から10時30分まで「遠州天竜太鼓龍勢組」による演奏や、10時30分から11時まで「ゆるキャラ大集合」、11時30分から12時まで「お笑いライブ」、15時から16時まで劇団砂喰社の「長篠合戦三河伝説」上演など、様々な催しが用意されている。
2015年04月24日モデルの大石参月(26)が23日、地元・静岡県浜松市に住む一般男性と今年春に結婚することを自身のブログで発表した。<スタイル抜群>大胆な肩出し&美脚ファッションの大石参月「大切な皆様へ」の書き出しで大石は、「かねてよりお付き合いしておりました地元浜松に住む一般男性の方とこの春結婚することになりました」と報告。「モデルという仕事をして10年、本当にいろんなことがありましたが10代から一緒だった彼の存在は私にとって大きな支えとなっていました。そんな方に出逢えたこと、本当に幸せを感じています」と喜びをつづった。所属事務所によると、お相手は大石の高校時代の同級生で17歳から交際を開始。大石の上京後も遠距離恋愛で愛を育み、10年間の交際期間を実らせてゴールインする。3月22日の大石の誕生日に結婚し、4月にハワイで挙式、6月に浜松で披露宴を行う予定という。今後については「大好きなモデルのお仕事は続けていきます」としており、「これからも皆さん、応援よろしくお願いします大石参月」とブログを締めくくっている。■大石参月プロフィール1988年静岡県浜松市生まれ。2004年雑誌『Seventeen』のオーディション、ミスセブンティーングランプリを受賞しモデルデビュー。5年間、同誌専属モデルとして表紙を数多く飾るなどティーンから絶大な支持を得る。卒業後『ViVi』専属モデルを得て、現在はファッション・メイク雑誌などレギュラー誌多数。東京ガールズコレクション、神戸コレクション、ガールズアワード、その他海外のファッションイベントにも数多く出演する。
2015年01月23日静岡県浜松市とゆるキャラグランプリ実行委員会は1月14日、「ゆるキャラグランプリ2015」の開催地が静岡県浜松市に決定したことを発表した。「ゆるキャラグランプリ」は、エントリーしたゆるキャラを対象に人気投票を行い、順位を決定する大会。今回の決定を受け、イベントの名称は「ゆるキャラグランプリ2015 in 出世の街 浜松」となった。会場は同市の「渚園」で、会期は11月21日~23日。同イベントの開催地は公募制となっており、実行委員会の西秀一郎会長によると、2015年の候補地については浜松市をはじめ、60前後の団体からの応募や相談があったという。同市に決定した要因については、熱心で具体的な提案があったこと、候補地である同市の「渚園」のアクセスのよさ、「渚園」に大きな芝生広場があり家族で楽しめる環境であることを挙げた。会場となる浜名湖の「渚園」は湖に浮かぶ島のような施設で、JR弁天島駅から徒歩で向かうことができる。100サイト以上のオートキャンプを収容できる広大な芝生広場があり、これまでも大型音楽イベント、フリーマーケット等の各種イベントが開催されてきた。浜松市長の鈴木氏は、「浜松市は徳川家康公が29歳から45歳までの17年間を過ごし、出世の礎(いしずえ)を築いた地でもあることから、"出世の街"と言われています。昨年の同イベントの成功を引き継ぎ、さらに飛躍させるために以前から誘致を計画していました」と立候補に至った経緯について述べた。記者会見には、浜松市マスコットキャラクター「出世大名家康くん」のほか、「ゆるキャラグランプリ2014」の上位3キャラクターも登場。今回の誘致決定を受け、鈴木氏は「開催地である浜松市マスコットキャラクター"出世大名家康くん"の出馬も想定しています」と熱い思いを語った。
2015年01月16日ニャンフェス実行委員会は4月19日、東京都立産業貿易センター浜松町館にて、猫雑貨イベント「ニャンフェス」を開催する。○約150名のクリエイターが猫作品を出品同イベントは、猫好きによる、猫好きのための猫グッズイベント。猫のイラスト、猫の写真、猫の雑貨など、猫をモチーフにした作品を中心に、日本全国の約150名のクリエイターによるオリジナル作品が並ぶ。現在、同イベントの出展者を募集中。出展者は、自分が作ったオリジナル作品を販売することができる。出展方法・申込みなどについては、公式サイトで案内している。会場は、東京都立産業貿易センター浜松町館 5階。開催時間は、11:00~15:00。入場料は税込500円(小学生未満無料)。
2015年01月14日セブン-イレブン・ジャパンはこのほど、静岡県内のセブン-イレブンで、「三島馬鈴薯(メークイン)」を使用した「みしまコロッケ」と、浜松市の三方原台地を中心に生産されている「三方原馬鈴薯(男爵いも)」を使用した「三方原男爵の牛肉コロッケ」を発売した。○静岡県内のじゃがいも使用のコロッケ2種を発売「みしまコロッケ」は、静岡市以東の約340店舗と神奈川県小田原市を中心とした約140店舗(神奈川県の店舗は約一週間の発売予定)、「三方原男爵の牛肉コロッケ」は静岡市以西の約280店舗で発売する。「みしまコロッケ」は、三島市の山麓で収穫した「三島馬鈴薯(メークイン)」を使用したコロッケ。じゃがいもは荒く砕き、おいしさ・甘みをより感じられる食感を実現した。三島市および「みしまコロッケの会」との取り組みの一環として今年で5年目を迎えるなか、毎年多くのユーザーより好評を得ているという。価格は105円(税込)。「三方原男爵の牛肉コロッケ」は、三方原台地を中心に生産されているツルツルとした白い芋肌が特徴の「三方原馬鈴薯(男爵いも)」を使用。牛肉のコクとうまみが味わえるしっかりとした味わいに仕上げた。価格は105円(税込)。「三方原馬鈴薯」は、今年初めてコロッケの原料として使用した。
2014年10月31日(画像はプレスリリースより)浜松地区に新しくオープン2014年8月20日(水)、プライベートタイプのパーソナルトレーニングジム「ライザップ」が静岡県・浜松市にオープンします。「ライザップ」では、今回、静岡県唯一だった「ライザップ静岡店」だけではカバーしきれなかった浜松地区でのニーズに応えるため、新たに浜松店をオープンしたとのことです。今の体型、満足してますか?パーソナルトレーニングジム「ライザップ」は、「人生最高の体と自信、そして期待を上回る感動を提供する」ジムとして、「正しいトレーニング」「充実した食事指導」「心理面でのサポート」の手厚いサポートと、それを実現するトレーナーの品質にこだわり、2012年の1号店オープン以来、店舗の拡大を続けています。30日間は全額返金保証トレーニングの内容に納得しなかった場合は、プログラム開始後30日間まで全額返金保証をするという制度を導入しており、2013年にはパーソナルトレーニングジム満足度1位を獲得した品質のジム「ライザップ」。「どうしても理想の体型になりたい」「体型を変えることから人生を変えたい」という方は一度チェックしてみては。<ライザップ 浜松店 店舗情報>所在地:静岡県浜松市中区砂山町335-1 サザンストリート202号室営業時間:7:00~23:00 (最終受付22:00) 年中無休(引用:プレスリリースより)【参考】・健康コーポレーション株式会社 プレスリリース/PR TIMES・ライザップ公式サイト
2014年08月20日浜松市のマスコットキャラクター「出世大名家康くん」が18日、"うなぎのちょんまげ"を切り落とし、「出家大名家康くん」に改名した。出世大名家康くんは、浜松"福"市長の肩書きを持つ静岡県浜松市のマスコットキャラクター。浜松市から出世し、天下統一を成し遂げた徳川家康公の生まれ変わりという設定。うなぎのちょんまげ、みかんの家紋、ピアノの鍵盤の袴など浜松市の名物がデザインされている。家康くんは、「ゆるキャラグランプリ2013」に向けた8月6日の"出陣式"で、同グランプリで1位をとれなかった折には出家大名へと改名すると公約。11月24日に発表された同グランプリの結果が準グランプリとなったことを受け、公約通りこの日の"出家の儀 断髪式"の開催に至った。○"出世大名"から"出家大名"に改名断髪を前に家康くんは「自慢のちょんまげには、本当に本当に申し訳なく思っておるのじゃ。しかしちょんまげを落としたとて、うなぎを思う、浜松を愛する気持ちは変わらぬ。浜松の"やらまいか"精神にはやるときはやる凄みがあるのじゃ。出家してからも拙者の活躍と浜松のPR活動をぜひぜひご声援お願い申しあげまするのじゃ」と話した。また、「(グランプリに選ばれた)さのまる殿のかわいさなら仕方ないかとちょっと負けを認めてしまう気持ちもあったんだが、何が敗因かというと、もう一つの覚悟かのう。それに尽きるのかなと思うのじゃ。暫定1位にあぐらをかいてしまったところは否めない。今さらに悔しみが込み上げてきたのじゃ……」とゆるキャラグランプリを振り返った。今後の活動については「断髪をし、出家をし、修行を積んでどうにかもう一度頭に立派なうなぎが生えるということに目指していこうと思っておる。まずはそこからじゃな。負けたままではおられんからの」と語っている。さらに、「本日、自慢のちょんまげを断髪し、出世大名から出家大名に改名することを宣言するで候」などと"出家宣言"した。続いて、"おはま"こと2013ミス浜松グランプリの山本来音さんの手によって断髪式が執り行われ、家康くんの頭のうなぎのちょんまげがはさみで切り落とされた。浜松市の鈴木康友市長は、「家康公は失敗を糧として着実に天下人への道を歩んでいったのです。それは家康くんとて同じです! ここからです! 家康くん、これを戒めとして、必ずや、必ずや復活を果たし、『出世の街 浜松』の名を全国へとどろかせていこう。徳川家康公の名を冠した家康くんであれば、這い上がってくれるものと私は信じている」とコメントした。なお、出家の儀 断髪式で落とした"うなぎのちょんまげ"と、出家した家康くんの"しかみ像"ポーズの写真が12月19日に浜松市役所1階ロビーに展示される。20日からは家康くん公式サイト「天下統一への道」に断髪式の映像を掲載する予定という。
2013年12月19日B級グルメ王者の名をほしいままにした「富士宮やきそば」を見るまでもなく、静岡県はご当地グルメの宝庫だ。今回は、浜松地方で昔から親しまれている「遠州焼き」にスポットを当ててみたい。最初に説明しておくと、遠州とは、かつての遠江国(とおとうみのくに)。大井川から西の地域で、遠州焼きは特に浜松方面で愛されている食べ物で、ご当地グルメの中ではいわゆる「粉もん属」に分類される。要するにお好み焼きだ。まずは食べてみよう。と、浜松市内で遠州焼きを提供する「柿ノ木茶屋」というお好み焼き店さんに立ち寄った。ここの店には、「遠州焼き」という商品は存在しない。あるのは「お好み焼き」だけだ。どういうことかというと、全てのお好み焼きが遠州焼きということだ。作り方を見てビックリしたのは、生地がすごく薄焼きだということ。だから、焼き時間がすごく短い。生地の時点で、黄色い粒粒がほのかに見える。これがタクアンか。数分で焼き上がり、コテでペタンペタンと三つ折りに。それをさらに上からザクザクと切り分けていく。ものの5分で「はい、お待ちどうさま」と、目の間に登場してきた。早い!さすが元・駄菓子屋メニューだ。ひと口食べてみると、生地は薄いのに実にふんわりした食感。ネギの甘さとショウガのピリッとした刺激に加え、あっさり風味のソースゆえか、「意外と和風だなあ」という印象だ。お好み焼きというよりはネギ焼きだ。そこに、タクアンの自然な甘さとシャキシャキした歯ごたえが加わる。おいしいのはもちろん、「食べ飽きない」味わいだ。ちなみに、1人前に使うタクアンは「大さじ1杯くらい」だそう。何よりも手軽なのがいい。おやつにもいいし、ご飯にもなる。もちろんビールのお供にもいい感じだ。「うちの遠州焼きは、皆さんあっさりしてると言ってくれますよ」と言うのは、おかみさんの小林真澄さん。ご主人のお母さんが営んでいた駄菓子店が前身で、小林さんは嫁入り後に店を引き継いだそう。「私も浜松の出身じゃないから、初めて遠州焼きを食べた時はビックリしましたよ」と屈託ない笑顔を見せる。なぜ遠州焼きにタクアンが入っているかというと、戦後のモノ不足が原因だったという説が有力だ。浜松市の北部に三方原(みかたはら)という土地があり、ここでは大正時代からジャガイモの裏作として大根が盛んに作られていたため、タクアンが豊富にあったのだ。戦後に食材が入手しづらかった時代、手軽で日持ちするタクアンを入れてお好み焼きにしたのが始まりだという。とはいえ小林さんは、「ルーツはいろんなことをいう人がいるから、ホントのことは分からない。冷蔵庫の中にあったものを適当に入れて焼いたら、いつの間にか遠州焼きになったんじゃないかな~?」とこれまた屈託ない。遠州焼きは浜松市内の限られた店でしか食べられない、守るべきスーパーローカルフード。しかしその発祥と言われている駄菓子店は、ここ数年でバタバタと廃業しているのが現状だ。B級グルメブームが後押しし、東京でも提供する店が出てきた一方で、昔ながらの遠州焼きの店は確実に減ってきている。ともあれ、ベースはお好み焼きなので、家でも簡単に作れるのがこの遠州焼きのいいところ。浜松になかなか行けない人は、まずは家庭内お好みパーティーで、そのうまさを体感してみてはいかがかな?●information柿ノ木茶屋浜松市元浜町234 【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月26日静岡銀行は14日、個人の顧客専用の店舗「ミニ店舗」の第5号店として、21日に浜松市中区山下町(旧山下支店跡地)に「山下支店山下出張所(愛称しずぎんマイプラザ山下)」をオープンすると発表した。「山下支店山下出張所」の所在地は、静岡県浜松市中区山下町91番地。1月に山下支店が旧店舗所在地の山下町から北方へ1.3キロ離れた高林1丁目へ移転したことを受けて、従来の顧客に不便をかけないよう、旧店舗跡地に出店したとのこと。取扱業務は、個人の顧客を対象とした口座の開設・入出金、振込、住宅ローン・カードローン、各種相談、投資信託・個人年金保険の販売、税金・公共料金の支払いなど。個人事業主を含む法人の顧客は取引できない。同出張所で開設した口座は、母店となる山下支店の口座になる。窓口の営業時間は平日午前9時から午後3時。ATMの営業時間は、平日が午前8時から午後9時、休日が午前9時から午後7時。車椅子の顧客でも利用しやすいATMや着席型記帳台を導入したほか、高齢の顧客や体が不自由な人に配慮し、肘掛け付きのロビーチェアを設置。ATMは目の不自由な人も利用できるよう、受話器による音声ガイダンス機能を備えている。ちなみに、ミニ店舗の第1号店は呉服町支店静岡緑町出張所(2008年11月)、第2号店は砂山支店(2009年7月)、第3号店は本町支店(2011年4月)、第4号店は追分支店(2012年9月)となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月15日JR東海は12月9日、特急用電車371系車両による臨時快速列車「いわたウォーキング」号を沼津~浜松間で運行する。白地にブルーのラインが入った371系は、今年3月のダイヤ改正まで、おもに特急「あさぎり」として新宿(小田急線)~沼津間で運転されていた。12月9日に東海道本線磐田駅で開催される「さわやかウォーキング」に合わせ、371系による臨時快速列車が運行されることに。371系「いわたウォーキング」号は沼津~浜松間を1往復運行。7両編成で全車指定席となり、定員は408名(普通車344名、グリーン車64名)。途中、富士駅、清水駅、静岡駅、島田駅、掛川駅、磐田駅に停車する。指定席および指定席グリーン券は、11月9日午前10時より、全国のJRのおもな駅および旅行会社の窓口にて発売する。「さわやかウォーキング」は磐田駅を発着点とし、約8kmのコースをおよそ2時間半かけて歩くウォーキングイベント。なお、「いわたウォーキング」号には、同イベントの参加者でなくても乗車できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月08日浜松市は、天竜茶の産地として有名な静岡県浜松市北部、天竜区の水窪町で、浜松市の秋の風物詩である「峠の国盗り綱引き合戦」を10月28日に開催する。同イベントは、旧静岡県水窪町(現浜松市天竜区水窪町)と、旧長野県南信濃村(現飯田市南信濃)の親睦を深める目的で1987年に開始。毎年10月の第4日曜日に行われ、今年で26回目を迎える。現在では、豊橋市を巻き込み、「三遠南信地域」(豊橋市を中心とする愛知県東三河地方、浜松市を中心とする静岡県遠州地方、飯田市を中心とする長野県南信州地方の地域の名称)の親睦に発展しているという。今回は、行司役を「三河」の豊橋市長、「遠州軍」の総大将を浜松市長、「信州軍」の総大将を飯田市長が務め、双方の総大将が率いる家臣10名による3本勝負で行われる。この合戦で2本先取した軍は、「県境」を相手側へ1m動かすことが可能。去年は「信州軍」が勝利し、現在「県境」は「遠州側」に1m進出しているという。なお、行政上の県境が移動するわけではなく、実際には「告 この標識 国盗り綱引き合戦に於て定めた国境である 行政の境に非ず」と書かれた立て札が移動するとのこと。会場は、浜松市天竜区水窪町 兵越峠。開催時間は10時30分からで、本戦は12時開始となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月25日世界を代表するバイクメーカー・SUZUKI、HONDA、YAMAHAの創業の地である静岡県浜松市は、8月25日・26日の2日間、浜松市総合産業展示館で「バイクのふるさと浜松2012」を開催する。同イベントは、毎年「バイクの日」である8月19日付近に行われており、全国から多くのバイクファンが来場することで知られているという。10回目となる今年は「バイクとデザイン」をテーマに掲げ、SUZUKI、HONDA、YAMAHAのデザイナーによるフォーラムを開催。また、「The Future of Motorcycle」と題して、各メーカーによるバイクの未来を感じさせるコンセプト車両を一同に展示する。さらに、3社の最新バイクを実際に触れることができる「タッチ&トライ」などの恒例イベントも行う。そのほか、トライアル国際A級スーパークラスライダーの小川友幸選手と柴田暁選手による「トライアルデモンストレーション」や「トークショー&フォトセッション握手会」、「近未来(20から30年後)のバイク」のテーマにした「夢のバイクデザイン画コンテスト」などが行われる予定。また、静岡県警察本部交通機動隊西部支隊の先導のもと、指定されたコース(約15km)を、交通法令を順守しながらパレードする「交通安全宣言パレード・ラン」なども見所とのこと。■バイクのふるさと浜松2012・開催日時:8月25日10:00から17:00、8月26日10:00から16:00・会場:浜松市総合産業展示館(静岡県浜松市東区流通元町20-2)・参加費:無料・主催:浜松市・実施団体:バイクのふるさと浜松実行委員会・トライアルデモンストレーション:8月25日・26日(11:30から12:00、15:00から15:30)・トークショー&フォトセッション握手会:8月25日(13:00から13:30)・交通安全宣言パレード・ラン:8月26日(スタート10:30、終了12:00)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月22日浜松餃子学会は9月29日・30日、静岡県浜松市のアクト通りおよび東ふれあい公園にて「浜松餃子まつり2012」を開催する。6回目となる今回は、栃木県宇都宮市の宇都宮餃子が初めて参加する。同イベントは浜松餃子の普及・振興活動を行う、静岡県浜松市の民間団体「浜松餃子学会」が主催。浜松市内の餃子店と餃子で町おこしを行っている日本全国の自治体から多くの餃子店が出店し、浜松と全国の餃子が集結するイベントとして注目を集めている。2011年の同イベントには浜松市および全国から20店が出店し、2日間で約5万人が来場したという。今年は餃子の街として知られる栃木県宇都宮市の店舗「餃子会館」の参加が決定。初めて「宇都宮餃子」を迎えての開催となる。その他、すその水餃子(すそのギョーザ倶楽部・静岡県)、津餃子まつぜん(津ぎょうざ協会・三重県)、じゃげな(長野県)、雁飯店(大阪府)、岐阜夢餃子製作所(岐阜県)、夏目屋(愛知県)、餃子のポン(旭川餃子・北海道)ふくしま餃子(ふくしま餃子の会・福島県)が参加予定となっている。また、当日限定の特製餃子を来場者の投票で決定する「G1餃王座決定戦」も併せて開催。参加店舗が同決定戦のために作った特製餃子でグランプリ獲得を目指すもので、今年で3回目の開催となる。各店舗の餃子を購入した来場者の投票によりグランプリが選出され、金のフライパンが授与される。同イベントは9月29日・30日の10時から16時まで、静岡県浜松市中区中央1丁目11付近のアクト通りおよび東ふれあい公園で開催。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月22日静岡県浜松市は原動機付自転車オリジナルナンバープレートを作成するにあたり、2012年5月10日~6月15日まで「バイクのふるさと浜松」をテーマにデザインを募集していたが、このほど選考委員会での審査を経て採用作品が決定した。採用となったのは、浜松市中区在住の良知寛子さんによる作品。「浜松をイメージさせる爽やかな色合い」「環境にもやさしいバイクを連想させる未来志向のデザイン」といった理由で、応募総数は380点(うち市内284点、県内36点、県外60点)の中から選ばれた。採用作品と優秀作品10点については、8月25日、26日に浜松市総合産業展示館にて行われる「バイクのふるさと浜松2012」のイベント会場において作品を展示する。オリジナルナンバープレートは、2013年1月4日から交付予定。従来型ナンバーとオリジナルナンバーとどちらか選択可能となっている。現在ついているナンバープレートからの交換も可能(原則無料)。オリジナルナンバープレートの対象車種と開始番号は、原付第一種(白:~50cc)A10001~、原付第二種乙(黄色:~90cc)か10001~、原付第二種甲(桃色:~125cc) さ10001。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月21日浜松餃子学会は9月29日・30日、静岡県浜松市のアクト通りおよび東ふれあい公園にて「浜松餃子まつり2012」を開催する。6回目となる今回は、栃木県宇都宮市の宇都宮餃子が初めて参加する。同イベントは浜松餃子の普及・振興活動を行う、静岡県浜松市の民間団体「浜松餃子学会」が主催。浜松市内の餃子店と餃子で町おこしを行っている日本全国の自治体から多くの餃子店が出店し、浜松と全国の餃子が集結するイベントとして注目を集めている。2011年の同イベントには浜松市および全国から20店が出店し、2日間で約5万人が来場したという。今年は餃子の街として知られる栃木県宇都宮市の店舗「餃子会館」の参加が決定。初めて「宇都宮餃子」を迎えての開催となる。その他、すその水餃子(すそのギョーザ倶楽部・静岡県)、津餃子まつぜん(津ぎょうざ協会・三重県)、じゃげな(長野県)、雁飯店(大阪府)、岐阜夢餃子製作所(岐阜県)、夏目屋(愛知県)、餃子のポン(旭川餃子・北海道)ふくしま餃子(ふくしま餃子の会・福島県)が参加予定となっている。また、当日限定の特製餃子を来場者の投票で決定する「G1餃王座決定戦」も併せて開催。参加店舗が同決定戦のために作った特製餃子でグランプリ獲得を目指すもので、今年で3回目の開催となる。各店舗の餃子を購入した来場者の投票によりグランプリが選出され、金のフライパンが授与される。同イベントは9月29日・30日の10時から16時まで、静岡県浜松市中区中央1丁目11付近のアクト通りおよび東ふれあい公園で開催。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月20日静岡県浜松市は原動機付自転車オリジナルナンバープレートを作成するにあたり、2012年5月10日~6月15日まで「バイクのふるさと浜松」をテーマにデザインを募集していたが、このほど選考委員会での審査を経て採用作品が決定した。採用となったのは、浜松市中区在住の良知寛子さんによる作品。「浜松をイメージさせる爽やかな色合い」「環境にもやさしいバイクを連想させる未来志向のデザイン」といった理由で、応募総数は380点(うち市内284点、県内36点、県外60点)の中から選ばれた。採用作品と優秀作品10点については、8月25日、26日に浜松市総合産業展示館にて行われる「バイクのふるさと浜松2012」のイベント会場において作品を展示する。オリジナルナンバープレートは、2013年1月4日から交付予定。従来型ナンバーとオリジナルナンバーとどちらか選択可能となっている。現在ついているナンバープレートからの交換も可能(原則無料)。オリジナルナンバープレートの対象車種と開始番号は、原付第一種(白:~50cc)A10001~、原付第二種乙(黄色:~90cc)か10001~、原付第二種甲(桃色:~125cc) さ10001。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月20日WILLER EXPRESSは世界貿易センタービルディングにある浜松町バスターミナルに、同社高速ツアーバス専用のインフォメーションカウンター「WILLER INFORMATION」を7月25日に開設した。浜松町バスターミナルは現在、12社のバス会社が1日約160便の高速バスを発着している。その中で同社は関西、名古屋、仙台、金沢の4方面に1日12便の高速ツアーバスを発着している。このほど顧客の利便性とサービスを向上させるため、同社高速ツアーバス「ウィラーエクスプレス」専用のインフォメーションカウンターを設置した。新宿西口と大阪梅田のWILLERバスターミナルと同じく「ヒューマネス&コンフォート」をコンセプトにした造りで、ブランドカラーのピンクと白を基調としたデザインとなっている。今後、スペースの狭い他の発着地においては、今回設置したタイプのカウンターを設置していく予定だという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月26日静岡県は12日、浜松市沿岸域の防潮堤等の整備に関する、同県、一条工務店グループ、浜松市の三者による基本合意について発表した。基本合意によれば、一条工務店グループは、静岡県に対し浜松市沿岸域の防潮堤整備に用いる費用として、2012年度、工事の進捗に応じて2013年度以降の2カ年度において各100億円、合計300億円を寄附する。静岡県は、できるだけ早い時期において、防潮堤の整備に着工し、これを竣工。工事対象区間は、浜名湖入口東岸から天竜川西岸までの約17.5㎞とする。防潮堤の規格は、静岡県第4次地震被害想定の前提となる津波高を上回る高さを確保するものとし、三者協議の上、十分な安全性が確保できる構造、強度等とする。また静岡県は、馬込川河口部の津波対策として、三者協議の上、水門整備など必要な対策を迅速に行う。一方、浜松市は、防潮堤整備に必要となる土砂を確保するとともに、防潮堤の整備等に関する地域住民の協力、理解促進のため、県と連携・協力して住民・各種団体等への説明を行うとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月12日