胎動を感じる瞬間。それは、命が宿っていることを再認識できるとても素敵な瞬間です。最初は小さな動きだったものが、だんだん大きな動きになり、より実感が増していきます。そんななか、私は不思議な胎動を体験しました。その正体とは……。 頻繁に続く、不思議な胎動私が最初に感じた胎動は、ぐるんと腸の中で何かが動いたかのような感覚でした。その感覚を頻繁に感じるようになり、「これは胎動だ!」と気付き、とても感激したことを覚えています。 つわりなどはあるものの、最初はなかなか実感がわかない妊娠。でも胎動によって、おなかの中で赤ちゃんが生きていると実感できるようになりました。ところがあるとき、「ポクン、ポクン」という定期的な胎動が続くようになり、少し心配になってしまいました。 不思議な胎動の正体は…頻繁に不思議な胎動が続くため、定期健診で先生に相談しました。「それは赤ちゃんがしゃっくりをしているからですよ」と先生。おなかの中の赤ちゃんも人間なので当たり前ですが、そのときは「赤ちゃんもしゃっくりするんだ!」とびっくりしました。 先生によると、私のおなかが冷えているため、赤ちゃんの体も冷えてしゃっくりが出やすくなっているのではないかとのこと。よくあることで心配はないそうですが、改善するためのアドバイスをいただきました。 おなか周りを温めて対策大人も子どももしゃっくりが出やすくなるのは、冷えているときとのこと。ちょうどその不思議な胎動を感じていたのは冬の寒い時期だったので納得しました。 先生によると赤ちゃんがおなかにいると体は温かいように感じられますが、おなか周りは意外と冷えやすいものらしいです。そこで先生のアドバイス通り、温かい服装に替え、腹巻きをして、できるだけおなかが冷えないようにしたところ、しゃっくりによる胎動の回数は減りました。 「ポクン、ポクン」と規則正しく続く胎動は、赤ちゃんがしゃっくりをしているからかもしれません。その不思議な胎動の感覚を今でも思い出します。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 先輩ママの体験談、いかがでしたか?「共感した」「私の場合はこうだった」など、ぜひベビーカレンダーサイトのコメント欄にご感想をお寄せください。また、ベビーカレンダーでは皆さんから募集した体験談を記事でご紹介させていただくことも。ベビーカレンダーに会員登録すると届くメルマガから、皆さんのオリジナル体験談をご応募ください。 著者:石原みどり知的障害を持つ子どもと口唇口蓋裂を持つ子どもの母。波乱万丈で大変なこともあるが、子どもたちと幸せいっぱいに生活している。経験を踏まえ、子育てに関する情報を発信中。
2020年04月10日「オーシャン バイ ネイキッド 光の深海展」が、2020年1月27日(月)まで、横浜駅直通の複合型エンターテイメントビル・アソビルで開催される。光溢れる“深海世界”を巡るストーリー「オーシャン バイ ネイキッド 光の深海展」は、「フラワーズバイネイキッド」などを手掛けてきたクリエイティブカンパニーのネイキッド(NAKED Inc.)による、最先端の映像演出を駆使した没入型デジタルアート展。海底6,500mの光溢れる“深海世界”を巡るという、ストーリー性の高い演出が特徴で、日本に先駆けて開催された上海では、連日行列ができるほどの人気ぶり。中国の全大手チケット販売サイトにおいては、<展覧会・演出カテゴリ>部門で首位をキープし続けた。海底へと潜り浅瀬へ、全8エリアで構成全8エリアで構成される横浜会場は、一歩進むごとに海底へと潜り、ラストは波の中を潜り抜けて浅瀬に打ち上げられるという仕組み。その途中には、カラフルなクラゲのアート演出や光の魚群が織りなすショーなど、海の中のファンタジックな世界観を楽しむことができる。エリア1:エントランスエントランスでは、命なきものに命を吹き込む“生命の起源”となる海をデジタルアートによって表現。エリア2:トゥーザシー「オーシャン バイ ネイキッド」の世界の幕明けとなるエリア2では、まるで水に包まれているかのようなリアルな体験が可能。流れる水音も広がり、神秘的な海の世界へと誘われていく。エリア3:フルイドウォール続くエリア3は、クラゲにフォーカス。身体の95%が水分でできたクラゲが、海の中で生まれ、流れるように消えていく、儚き様子をフルイドアートに重ねて表現する。海流を表現したカラフルなフルイドを混ぜることで幻想的な空間を作り出した。エリア4: ショール オブ シャドウズ巨大な魚群が動き出すダイナミックなインタラクション。自分の影までも魚化し、魚群の一部になる不思議な体験ができる。エリア5:イントゥ ザ ディープ現実では人間が決して立ち入ることのできない深海の世界へ。光の届かない深海世界にあふれる生命の輝き、そして特殊な環境だからこそ誕生した生き物たちの美しさに触れることができる。エリア6:パラダイス広大な海の世界に没入することで、海の生き物たちが織り成す幻想的なストーリーを体験することができる。エリア7:ディープ シー トンネル深海から浅瀬へとつながる海中トンネル。海上から神秘的な光が差し込み、「オーシャン バイ ネイキッド」はいよいよフィナーレへ。エリア8:サーフNリーフ自然が生み出す奇跡の造形チューブライディングをバーチャル体験。波の中を通り抜け、海の世界から陸上へと上がっていく。“触ると”新海生物が現れる仕掛けまたメインとなる深海エリアには、様々な海域から集まった海洋生物たちが優雅に泳ぐオアシスのような空間が出現。映し出された海中世界に来場者が触れると、メンダコやテマリクラゲなど、深海にすむ生物たちが生み出されるというインタラクティブな演出も施されている。雪の結晶が降り注ぐクリスマス限定演出もさらに、クリスマスの期間限定で、バーチャルで創り出された雪の結晶やダイヤモンドダストによるロマンティックな演出が、エリア3「フルイドウォール」とエリア6「パラダイス」に登場。降り注ぐ雪の中に隠れるハート型の結晶を撮影するとプレゼントがもらえるキャンペーンも実施するので、是非探してみて。また、12月1日(日)から12月25日(水)までの期間、アソビル 1階 横浜駅東口 POST STREET駅側入り口には、「OCEAN BY NAKED 光の深海展」と連動した巨大海中クリスマスツリーが出現。極彩色に彩ったデジタルアートが楽しめるほか、相性占いが出来るスペシャルコンテンツを用意。友達や恋人とスクリーンの前に設置されたフットステップに立つと、中央にあるサンゴが積み重なったクリスマスツリーが変化し、その人との相性率が表示される。カラフルタピオカでティータイムまた、新しい海のエンターテインメントだけでなく海にまつわるショッピングや食事、ティータイムが楽しめるのも「オーシャン バイ ネイキッド 光の深海展」の魅力。1Fカフェでは、シュワシュワとはじける炭酸とタピオカをあわせた「OCEAN BY NAKEDオリジナルフルイドタピオカ」や、カラフルなクラゲのフルイドアートをイメージしたタピオカドリンク「OCEAN BY NAKEDオリジナルフルイドタピオカ」を発売する。物販コーナーでは、神魚(かみざかな)のマスコット付きボールペン、「オーシャン バイ ネイキッド 光の深海展」のノートやマスキングテープなどのグッズを展開。自分へのご褒美にも、友人へのプレゼントにもピッタリなアイテムが揃っている。【詳細】オーシャン バイ ネイキッド 光の深海展期間:2019年10月11日(金)~2020年1月27日(月) ※会期中無休(12/31、1/1、1/2は除く)場所:横浜駅直通「アソビル」2F住所:神奈川県横浜市西区高島 2-14-9入場料:<平日デイパス(入場時間 10:00~17:30)>大人 1,400円、高校・大学生 1,200円、小学・中学生 1,000円<平日ナイトパス(入場時間 18:00~20:30)>大人 1,200円、高校・大学生 1,000円、小学・中学生 1,000円<土日祝ホリデーパス(入場時間 10:00~20:30)>大人 1,700円、高校・大学生 1,500円、小学・中学生 1,000円■当日販売<平日デイパス(入場時間 10:00~17:30)>大人 1,700円、高校・大学生 1,500円、小学・中学生 1,000円<平日ナイトパス(入場時間 18:00~20:30)>大人 1,500円、高校・大学生 1,300円、小学・中学生 1,000円<土日祝ホリデーパス(入場時間 10:00~20:30)> 大人 2,000円、高校・大学生 1,800円、小学・中学生 1,000円※小学生未満無料。※チケットは全て税込価格。※前売販売は入場前日23:59まで、当日販売は当日0:00から開始。※空き状況次第ではアソビルで当日販売。※入れ替え制ではない。※各パスに表記された入場時間に入場すること。【クリスマスハッシュタグキャンペーン】キャンペーン期間:12月1日(日)〜12月25日(水)応募方法:1)作品内に出てくる「ハート型の雪の結晶」を撮影/2)NAKED Inc. Instagram アカウントをフォロー/3)光の深海展、oceanbynaked、京王プラザホテル樹林のハッシュタグをつけて投稿内容:「OCEAN BY NAKED 光の深海展」の作品に出てくる深海に降り注ぐ「ハート型の雪の結晶」を見つけて撮影し、インスタグラムにハッシュタグをつけて投稿。参加した人の中から抽選で、京王プラザホテル「キャンドルディナー collaborated with NAKED」のペアチケットが当たる。当選連絡:インスタグラム ダイレクトメッセージ※ハッシュタグは「光の深海展」「oceanbynaked 」「京王プラザホテル樹林」の3つを記載。※インスタグラム非公開アカウント設定をオフにしている必要がある。
2019年09月07日こんにちは! ゆゆです。 今回 は 子供 は 不思議だなと 思ったことについて描きました。 皆さんこんなことありませんか? 子供どうし 見つめあってる 時って ほんと何 考えてるんでしょう … ●ライター/ゆゆ
2019年09月04日ストリングスホテル 八事 NAGOYAでは、「不思議の国のアリス」をモチーフにしたスイーツブッフェ「不思議の国のハロウィンパーティー」を、2019年9月2日(月)から11月10日(日)までの期間限定で開催する。「不思議の国のアリス」のハロウィンスイーツブッフェ毎シーズン様々なテーマのブッフェを開催している、ストリングスホテル 八事 NAGOYAのブッフェレストラン 「スカラ テラス」。今回は“不思議の国のハロウィンパーティー”をテーマに、「不思議の国のアリス」の物語に登場するキャラクターをモチーフにしたハロウィンスイーツや、金時芋、栗といった秋の味覚を活かした秋スイーツなどの数々が楽しめる。ブッフェ台を飾る見た目にも華やかなスイーツと、アリスの世界観を表現した様々な装飾で、一足先に秋の訪れを楽しんでみてはいかがだろう。ランチ・ディナー付きプランまた、スイーツだけではなくフードメニューも楽しめるランチ・ディナー付きプランも販売。かぼちゃのニョッキと鶏肉のシチューパイや、パンプキンミートパイ、大きなオムライスなど、秋の味覚をふんだんに使用した、子供から大人まで楽しめるメニューが用意されている。開催概要「不思議の国のハロウィンパーティー」開催期間:2019年9月2日(月)〜11月10日(日)※ディナー付きプランは別日程。場所:ブッフェレストラン「スカラ テラス」■スイーツブッフェ単体提供時間:1部 14:00~15:30(90分制)/2部 16:00~17:30(90分制) ※入替制料金:・[平日]大人 3,200円/小学生 2,000円/3~5歳 1,000円/0~2歳 無料・[土日祝]大人 3,600円/小学生 2,000円/3~5歳 1,000円/0~2歳 無料■ランチ付きスイーツブッフェ提供時間:11:30~13:00(90分制)料金:・[平日]大人 3,800円/小学生 2,200円/3~5歳 1,200円/0~2歳 無料・[土日祝]大人 4,300円/小学生 2,200円/3~5歳 1,200円/0~2歳 無料■ディナー付きスイーツブッフェ ※日程限定開催日:2019年9月13日(金)・14日(土)・10月4日(金)・5日(土)・18日(金)・19日(土)・31日(木)提供時間:18:30~20:30(120分制)料金:[全日]大人 4,500円/小学生 2,300円/3~5歳 1,300円/0~2歳 無料※全て税・サービス料込<メニュー(※スイーツブッフェ単体プラン)>■D.I.Yクレープ温かいチョコレートソース、オレンジソース、ベリーソースにカラースプレー、生クリームなどをトッピング■フードポテトチップス/ポップコーン/つぶつぶコーンスープ/フライドポテト お好みのシーズニングで/クロックムッシュ/焼きたてクロワッサン■スイーツアリスのティーパーティー/おばけ白うさぎ/ご機嫌イモムシの伊勢茶(抹茶)ムース/チェシャ猫のシフォンケーキ/帽子屋のブラックマフィン/ディーとダムの仲良しゼリー/ハートの女王ムース/Drink Me!!ハーブジュレ/Eat Me!!アメリカンクッキー/金時芋のタルト(きんこ芋使用)/スパイダーチーズケーキ/ショートケーキ/いちごロールケーキ/カフェ パリブレスト/アップルパイ/アップルティーゼリー/キャラメルポワール/マカロン/ロリポップ/モンブランケーキ■ドリンクコーヒー、紅茶、各種ジュースなど※季節・時期により変更となる場合あり。【問い合わせ先】「スカラ テラス」TEL:052-861-7874
2019年08月03日「沼津深海プリン工房」2号店となるプリンとジェラートの専門店「沼津深海プリン工房 青とプリンとジェラートと」が、2019年7月13日(土)に静岡・沼津港にオープンする。「沼津深海プリン工房」は、日本一深い湾として知られる駿河湾に面した沼津港に位置するプリン専門店。深海をテーマにした鮮やかなブルーのプリンで話題を呼び、1日に2,500個以上を売り上げた。そんな「沼津深海プリン工房」の2号店となる「沼津深海プリン工房 青とプリンとジェラートと」は、プリンに加えジェラートも専門に取り扱う。看板メニューは、深深海プリン。「沼津深海プリン工房」の深海プリンがより深くなって表現された2号店限定のメニューだ。また、人気プリン4種をそのままジェラートにした4種類の深海ジェラートも、同店限定で提供する。店頭には、日本初のブルーミュージアムをコンセプトに、深海の世界を体験できるフォトスポットやトリックアートを設置。さらに、青一色で深海世界を表現したカフェ「深海カフェ2500」を併設し、オリジナル深海プリンとクリームソーダをセットにしたカフェ限定メニューなども展開する。【詳細】沼津深海プリン工房 青とプリンとジェラートとオープン日:2019年7月13日(土)住所:静岡県沼津市千本港町124営業時間:10:00~17:30
2019年07月15日「不思議の国のアリス展」神戸展が、2019年5月26日(日)まで兵庫県立美術館で開催される。その後、巡回展を松本で2019年7月13日(土)から9月8日(日)まで、横浜で2019年9月21日(土)から11月17日(日)まで、福岡で2019年12月3日(火)から2020年1月19日(日)まで、静岡で2020年2月1日(土)から3月29日(日)まで開催。さらに、名古屋、新潟にも巡回予定だ。『不思議の国のアリス』の世界観に迫る展覧会イギリスの作家、ルイス・キャロルによる世界的ベストセラー『不思議の国のアリス』は、誕生から約150年を迎えてもなお、少女アリスが迷い込む不思議な世界とキャラクターによって多くの人を魅了し続けている。「不思議の国のアリス展」では、「不思議の国のアリス」の原点や、物語の魅力を、日本初公開を含む貴重な作品と共に紹介。様々な角度から、『不思議の国のアリス』の世界観に迫っていく。大学の数学講師として働いていたルイス・キャロルは、学校に新しく赴任してきたリデル学寮長の娘、アリス・リデルとその姉妹のために『不思議の国のアリス』の原点となる『地下の国のアリス』を生み出した。自筆の挿絵入りの本を完成させ、アリス・リデルに贈ると物語の面白さが評判を呼び、出版することに。人気画家ジョン・テニエルが挿絵をつけた『不思議の国のアリス』が出版されると、キャロルは一躍人気作家となる。草間彌生やダリ、清川あさみの「アリス」も会場内には、日本初公開となるルイス・キャロルによる「アリス」のスケッチや、テニエルによる挿絵のための下絵を展示する他、アーサー・ラッカム、エリック・カール、ヤン・シュヴァンクマイエル、サルバドール・ダリ、マリー・ローランサン、草間彌生、清川あさみ、山本容子など多彩なアーティストが独自の世界観で表現した「アリス」が集結。それぞれのアーティストのフィルターを通した「アリス」を楽しめる。また、『不思議の国のアリス』と『鏡の国のアリス』、2つの物語に登場する、シロウサギやチェシャ猫、ハンプティ・ダンプティといった、ユニークなキャラクターたちを魅力的に描いた作品なども展示される。〈神戸展〉リアル脱出ゲームとコラボさらに、神戸会場では、「不思議の国のアリス展」と「リアル脱出ゲーム」がコラボレーション。本展のためだけに作られた特別なキットを持って、入口をくぐると、アリスのようにシロウサギの後を追って、不思議の国へ飛び込むことができる。物語の主人公として「謎解き体験」をしながら『不思議の国のアリス』の世界を楽しむことが可能だ。詳細「不思議の国のアリス展」〈神戸展〉会期:2019年3月16日(土)~5月26日(日)※月曜日、5月7日は休館。ただし、4月29日、5月6日は開館。会場:兵庫県立美術館 ギャラリー棟3F住所:兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1開館時間:10:00~17:00(最終入場は、16:30まで)問い合わせ先TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル、全日8:00~22:00)観覧料金:・当日券 一般 1,400円/高校・大学生 1,000円/小・中学生 600円※小学生未満無料。金額はすべて税込み。※障がい者手帳持参者は、本人と介添者1名まで当日料金の半額。他の割引とは併用不可。※当日券は、ローソンチケット(Lコード53878)、チケットぴあ(Pコード992-018)、セブンチケット、CNプレイガイド、阪神プレイガイド、チケットポートほかにて販売。※リアル脱出ゲームの謎解きキットは会期中、会場にて1,500円(税込)で販売。詳細は公式ホームページに記載。■巡回・松本(松本市美術館)会期:2019年7月13日(土)~9月8日(日)※月曜日休館(祝日の場合はその翌日)。ただし、8月は無休。住所:長野県松本市中央4-2-22観覧料金:大人 1,200円(1,000円)、高校生・大学生 800円(600円)※ 中学生以下無料、障がい者手帳携帯者とその介助者1名は無料※( )内は20名以上の団体および前売券 ※前売り券の販売期間は2019年4月27日(土)~7月12日(金)・横浜(そごう美術館)会期:2019年9月21日(土)~11月17日(日) ※会期中無休住所:神奈川県横浜市西区高島2-18-1 (横浜駅東口 そごう横浜店 6階)観覧料金:大人 1,500円(1,300円)、大学・高校生 800円(600円)※( )内は20名以上の団体および前売券 ※障がい者手帳各種持参者、および同伴者1名は入館無料※ミレニアム/クラブ・オンカード、セブンカード・プラス、セブンカードの持参者は前売・団体料金にて観覧可能※前売券は2019年7月4日(木)~2019年9月20日(金)に販売。・福岡(福岡市美術館)会期:2019年12月3日(火)~2020年1月19日(日)住所:福岡県福岡市中央区大濠公園1-6・静岡(静岡市美術館)会期:2020年2月1日(土)~3月29日(日)住所:静岡県静岡市葵区紺屋町17-1葵タワー3F・名古屋 ※会期など詳細未定。・新潟 ※会期など詳細未定。
2019年04月26日トップライター:須藤美紀子どもが借りてきた科学絵本『くじら号のちきゅう大ぼうけん』を読んだら、親子ともに見たこともない世界に引き込まれました。でも、すごく興味をもった子どもからいろいろと質問されても文系のわたしに科学的な説明はちょっと…。そこで、絵本の作者で、海や地球の研究所に所属し、ご自身の絵本の読み聞かせ活動も精力的に行っているという佐藤孝子先生に絵本のテーマである深海の世界や科学絵本の楽しみ方などのお話を聞いてきました。佐藤孝子(さとうたかこ) 東京都生まれ。理学博士。立教大学大学院修士課程修了後、学習研究社植物工学研究所の研究員を経て、海洋研究開発機構(JAMSTEC:ジャムステック)に所属。専門は圧力生理学、微生物学、分子生物学。一男一女の母。NPO法人チームくじら号のキャプテン「さとちゃん先生」として、国内外で150回以上絵本の読み聞かせライブを行い、深海ファンを増やしている。研究者だからこそ伝えたい! 深い海の生きものたちのこと――小3の長男と『くじら号のちきゅう大ぼうけん深い海のいきものたち』(JAMSTEC BOOK)(以下、『くじら号』)を読んだのですが、見たこともない世界に母子ともども引き込まれました。そもそも深海の世界を絵本にしようと思ったのはなぜですか?娘が小3のとき、小学校で読み聞かせをしていた友人から「深海について読み聞かせできる本がない」と相談されたんです。図鑑はたくさんあるけれど、読み聞かせには向いていないですよね。せっかく“お母さん”が研究者をやっているのに、子どもにその世界の面白さを伝えられないのはもったいない……と思い、生きものや海に興味はないけど物語を読むのは大好き、という子どもたちにアプローチできる絵本を作ろうということになりました。意外かもしれませんが、わたし自身が図鑑より絵本派。安野光雅さんの本などが大好きだったので、絵本制作はずっと胸に秘めていた夢だったんです。でも、実際に作り始めたら想像以上に大変な作業でした。有人潜水調査船「しんかい6500」が出てくるシーン。さとちゃん先生は実際に調査で6300mまでもぐったことがある。―― 科学的な内容を「子ども用に文章をかみくだく」という作業だけでも大変そうですね。確かに「小学校低学年に届く文章を書く」というだけでも七転八倒しましたが、紹介したい深海の世界や生きものをどう表現するかが本当に大変でした。絵本って、論文とはまったく違うテクニックを使うんですね。だから、絵を描いてくださった阿部伸二さんにも最初のディスカッションから入っていただいて、物語の展開の仕方などたくさんアイデアをいただきました。わたしは「盛る」タイプなのでいろいろな世界を子どもたちに紹介したいけれど、そういう写真がただ「並んでいるだけ」にしないために、物語の途中でドラマチックに子どもたちを引きこむシーンを入れたほうがいいとか、主人公が旅に出たらちゃんと元の世界に戻って終わらせたほうがいいとか。とにかく勉強の連続でした。最終的に、昔話の「浦島太郎」をモチーフにした物語の始まり部分はファンタジックに絵で見せて、途中から深海や深海生物の写真を入れて、最後くじら号が宇宙に飛び出す部分でまたファンタジーに戻る、という構成に落ち着きました。解説のあとのおまけページは、解説をちゃんと読んだお子さんやお母さんへのサプライズです。ただ、『くじら号』を当時3歳だった息子に読み聞かせたら「(写真が)くらくてこわい」と言われてしまった。それでもっと幼い子のために作ったのが2作目の『しんかいくんとうみのおともだち』です。佐藤先生の著著。写真左上が『しんかいくんとうみのおともだち』。――こちらはキャラクターがかわいらしくて、文系ママでも手に取りやすそうです。シンプルでかわいらしい絵本に仕上がって、読み聞かせ活動でも子どもたちに大人気なのですが、文章表現は『くじら号』以上に大変でした。たとえば作品に登場する「アイスワームきょうだい」はメタンガスを含んだ海水が凍ってできる「メタンハイドレート」という特殊な氷にすんでいるのですが、彼らは氷の上以外の温かい場所に行くと体がトロトロに溶けたようになってしまうんです。そもそも彼らは温度が非常に低くて圧力が高い深海だからこそ生きられるわけですが、そんな解説は書けないから「こおりのうえでもげんきなの」というひと言で表現しています。アイスワームきょうだいのページ深海って不思議だな、と興味をもってもらえれば十分――大人にとっては、本の最後についている解説が参考になりますね。目指したのは「子どもはもちろん、大人も興味を引かれる本」。せっかく専門家が作るんですから、言葉はシンプルでも決して本質は外さないようにしよう、そうでなければ意味がないと思ったんです。たとえば絵本の最後にキャラクターが大集合する場面。光合成に頼らない生きものがすんでいる「チムニーくん(熱水噴出孔:ねっすいふんしゅつこう)」の周辺は地面を暗い色に、コウモリダコのように光が必要な生きものがいる場所は地面を明るい色にしました。文字で説明できない分、目で見て違いがわかるという工夫です。チムニーくん(左ページ左上)の説明をするさとちゃん先生。手前のぬいぐるみは保育園や小学校での読み聞かせ活動で実際に使っているもの。――鋭い子どもなら海底の色の違いに気づいて「ママ、何で?」って言いそうですね。ただ、文系ママ的には「光合成に頼らない生きものがいる」というところですでにクラクラしてきました。深海は光が届かないから生き物のエサとなる植物は生えることができない。だから生き物の豊富な海の浅いほうから、暗い深海へわずかに降ってくる生物の死骸を深海生物がエサとして奪い合う、ある意味過酷な世界なんです。でも海底から湧き出る熱水に含まれる硫化水素などの“還元物質”は、特定の微生物にとって太陽の光に代わるエネルギーとなります。つまり、地球から湧くエネルギーで生きる微生物をエサとする生きものが熱水噴出孔の周辺に集まっているということ。彼らは比較的平和な生態系を築いているんです。たとえばゴエモンコシオリエビというヤドカリの仲間は、お腹に生えた毛に還元物質で生きる微生物をすまわせて、それをこそげ取って食べている。自分のお腹に畑を持っているようなものですよね。――自分の体でエサを育ててるんですね!絵本に出てくるシロウリガイもその仲間ですか。彼らはもっとユニークで、簡単に言うと口や消化器がないんです。退化してしまっている。自分の体の中に微生物をすまわせていて、メタンや硫化水素のような“還元物質”を体の中に送り込むと、その微生物がエネルギーを取り出し、植物と同じしくみでエサを作ってくれる。そうやって作られたエサを栄養にして生きています。光が届かない深海ならではの不思議な現象ですよね。スケーリーフットという巻貝がいるインド洋沖のブラックスモーカー(黒いけむりのような熱水をふきだす熱水噴出孔)は、煙突のような形なので絵本の中では「チムニーくん」というキャラクターで登場させました。海底にはもう熱水は出ていないのに“チムニー”だけが残っている場所もあります。そこを観察すると、以前噴出していた熱水は、なにか地殻変動などの理由でとまってしまったんだろうな、とわかる。一方、日本の相模湾はプレートが面白いぶつかり方をしていて、熱水は湧いていませんが、なぜかメタンが湧きだしていて、ユニークな生きものがたくさん生息しています。こういうことをお子さんが全部理解するのは当然無理だし、お母さんによっては「自分が解説できないから」と拒絶してしまうかもしれない。でもまずは「深い海ってなんだか不思議だな」って興味を持ってもらえるだけで十分なんです。――「興味を持つ」という意味で男子に受けそうなのは、『くじら号』のマッコウクジラとダイオウイカのバトルシーンですね!スクリーンを使った絵本読み聞かせでは、大迫力のマッコウクジラとダイオウイカのシーン。わたしは微生物の専門家なのでくわしくないんですが、専門家に言わせると彼らは「たたかっている」わけではないそうです(笑)。マッコウクジラはただエサを食べようとしているだけ。ダイオウイカは鋭い吸盤を持っていて危険だから、マッコウクジラは食べる前に超音波で気絶させちゃう、という説もあるそうですよ。ただ、それはまだ誰も見たことがないので、ファンタジーな絵を入れこむことができました。このシーンとくじら号がブラックスモーカーに突っ込むシーンは、読み聞かせでも子どもたちからいいリアクションをいただいています。ブラックスモーカーにくじら号が突っ込むシーン。文系ママが楽しく読み聞かせするコツは?――文系ママが科学絵本を楽しく読み聞かせをするためのアドバイスはありますか。わたしが読み聞かせをするときは、最後に簡単なクイズを出します。読み聞かせ前に解説を読めばお母さんの理解も深まると思いますし、その解説を参考にクイズを作ってみても面白いかもしれません。それから、実際に深海生物を見に行くのは難しいので動画を使うのもオススメ。「JAMSTEC」のウェブサイトでは、おススメ深海映像なども無料公開されているので、絵本に登場する生きものが実際に動いている様子を見ることができますよ。(企画・編集:学研キッズネット編集部)関連リンク取材協力:国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)おススメの深海映像などが見られる「深海映像・画像アーカイブス」海や地球のことを親子で学べる「ジャムステック・キッズ」須藤美紀(すどうみき)東京都在住・40代夫と兄太(小3)とチビ太(4歳)の4人家族。好物は映画とビール、昭和のアイドル。最近はベランダで育てたミントで淹れるお茶がお気に入り。
2018年10月30日お盆の時期にスーパーなどで見かける機会が増える、おはぎ。お供えしたり、親戚みんなで食べたりしますよね。つい先日、セブン-イレブンで不思議なおはぎに出合いました!プチプチ食感のおはぎ!?そのおはぎは、2018年8月7日に発売された「もち麦もっちり小さなおはぎ」(税込181円)というもの。「おはぎ」自体が珍しいものではないため、名前だけでは驚きが伝わらないと思いますが、このおはぎは一般的なおはぎと少し違うんです。商品情報にも記載されていますが、「もち麦もっちり小さなおはぎ」は、「もち麦を使ったプチプチとした食感が楽しめる」おはぎ。ひとつで粒あん・きなこ・黒ゴマの3種類が楽しめ、食物繊維はレタス2個分も摂取できるのだとか。プチプチが違和感…この情報を見てから、「もち麦もっちり小さなおはぎ」のことがどうしても気になり頭から離れず、先日、ようやくゲット。実際に食べてみると…?粒あん・きなこ・黒ゴマ、それぞれの風味がよく出ていて、甘さも控えめ。和菓子ならではの上品な味で、美味。一つひとつのサイズが小さめで、3つの味が楽しめるのはお得感もあり、うれしいポイントですよね。しかし、“もち麦を使ったプチプチとした食感”は、好みが分かれそう…。“いつもと違う”のを楽しめる人なら、プチプチ食感を「面白い!」「楽しい!」と感じられるのでしょうが、筆者としては、「あまり得意ではない」というのがホンネ。やはりプチプチしていないおはぎに慣れ親しんでいるからか、プチプチ食感に違和感を覚えてしまいました…。“いつものおはぎ”を求めるならコレ!筆者のように、プチプチ食感を求めていないという人には、同じく8月7日に発売された「北海道産小豆使用おはぎ」(税込100円)がおすすめ!こちらは、まさに我々がいつも食べているオーソドックスなおはぎで、北海道・十勝産の小豆を炊き上げて作った香り高い粒あんと、もち米の“モチモチ食感”が味わえるシンプルなおはぎですよ。“プチプチ食感”を楽しみたい人は、「もち麦もっちり小さなおはぎ」。“モチモチ食感”を楽しみたい人は、「北海道産小豆使用おはぎ」。さあ、あなたはどっち派!?(文・奈古善晴/考務店)
2018年08月11日沼津港をイメージしたプリン専門店「沼津深海プリン工房」が、静岡・沼津に2018年7月13日(金)にオープンする。「沼津深海プリン工房」は、沼津で1,500年以上の歴史が続く戸田塩を使用した塩キャラメル味のプリンや、静岡県産の抹茶・ぐり茶を利用した抹茶プリンなど、地元・静岡県産の厳選素材を使用したプリンを店内の工房で製造し、販売。とろけるようななめらかさと、素材そのものの風味を生かした、深みのある味わいが魅力だ。プレオープンの際には、2日間で2,000個以上ものプリンを販売した。「深海プリン」は、鮮やかなブルーのジュレで駿河湾の深海を表現した1品。爽やかなラムネの風味が広がり、どこか昔懐かしく清涼感のある味わいを楽しめる。その他、深海をイメージしたソフトクリームなども販売される。【詳細】沼津深海プリン工房オープン日:2018年7月13日(金)営業時間:10:00~18:00所在地:静岡県沼津市千本港町97定休日:年中無休
2018年07月14日今日マチ子さんの『センネン画報+10years』は、絵とコマだけで物語性を感じさせる、不思議な雰囲気を持つマンガ。2004年からブログでほぼ毎日発表された1ページ漫画「センネン画報」。今日マチ子さん初の単行本がまとめられた日から10年。オールカラー増補改訂版となる『センネン画報+ 10years』が完成した。「自画自賛のようになってしまうのですが、これがこの作品の本来の姿だ!と思えるほど素晴らしい仕上がりです。1冊目の単行本はモノクロページも多かったのでカラーで出したいという思いをずっと持っていて、10年目にしてようやく叶いました。収録作品にはかなり古いものも交じっているので、表現にも技術にも稚拙なところはやっぱりある。でもそこに後期の作品が合わさり、連続するページに別々の作品が並べられて一冊にまとめられることで、新しいストーリー性が生まれました」ページをめくったり戻ったり、ひとつの絵をじっと眺めたり。読み手に委ねられた時間のなかで、作品と作品の行間が立ち上がるような不思議な作用も感じられる。その後、多くのストーリー漫画を手がけるようになる今日さんが、『センネン画報』で描きたかったものとは?「これを描き始めた頃は、漫画の描き方も知らないまま、憧れだけで描いていました。でもあるところまで進んだら、漫画って何だろう?漫画らしさって本当に必要なのかな?と疑問を持つようになり、じゃあセリフもナレーションも取り払ってみよう、登場人物のキャラクター性をなくしてみよう、と表現の冒険に気持ちが移っていきました。言葉にしたくてもできないものを絵とコマで表現したい。日常に存在しているけれどあえて描写されることのない、記憶にも残らないような微妙な瞬間をスケッチしたかったんです」描かれる情景や感覚は、どんなふうに記憶されているのだろうか。「記憶ではなく観察して考えることの繰り返しですね。メモに残すとつまらなくなってしまうので、メモする時間があったら漫画として描いてしまおうという感じです」「センネン画報」は、ひたすら描きたいものを描いていたデビュー前の時期に生まれた。「漫画を描いてる時間は1日で実質1時間くらい。それなのに、1枚描いただけでもどっと疲れてしまうくらい、絵に対して集中していました。もっと速く描けとか、面白くしろとか言われることもなく、何をやってもいいという気持ちの自由さに満ちていて、そういう意味では贅沢に描くことができた、とても幸せな作品だと思います。セリフのない1ページ漫画なので、本が苦手な人や、長い文章や漫画を読み通すのが苦手な人は、パッと開いたページを眺めてみてください。本好きな人は、バラバラに見える並びの中から、自分だけの物語を紡いでいってほしい。鞄に忍ばせて、いろいろなところに連れて歩いてもらえたら幸せです」冬の朝の一瞬を切り取った美しい1枚絵。「これが描けた時は、自分も新しいスタートラインに立てたような、清々しい気持ちになりました」と今日マチ子さんに言わせた、作家渾身の一枚。扉に映った影は一体誰のもの?指も視線も絡まないまま繋がっていく二人。5コマが連続してリズムを作る。淡くもカラフルな画面と、白く抜けるような青春の爽やかさ。その向こう側に、「七夕」の日に語られる、切ない恋の逸話が思い起こされる。『センネン画報+10years』淡く繊細な色で彩られた世界は、言葉はなくとも音と思いにあふれている。『センネン画報』を底本に、新たな収録作を多く加え、編み直されたオールカラー改訂版。通常版1、2巻も発売中。太田出版1600円きょう・まちこマンガ家。2004年にブログ「センネン画報」をスタート。短編、長編、エッセイマンガまで、これまで30作以上を出版。’15年に日本漫画家協会賞大賞を受賞。※『anan』2018年6月13日号より。インタビュー、文・鳥澤 光©Machiko Kyo
2018年06月11日アリスの世界で楽しむティーパーティー“いちご×イースター”をテーマにした、可愛いスイーツたちが揃うブッフェイベント「アリスのスイートティーパーティー~不思議の国のイースターガーデン~」が、3月~4月の特定日に「青山セントグレース大聖堂」の隣で開催されます。物語に登場するキャラクターや世界観をモチーフとした、SNS映え抜群のスイーツたちが並ぶこのイベントは、20種類ものスイーツと軽食が食べ放題。まるで「不思議の国のアリス」の世界に迷い込んでしまったようなフォトジェニックな空間で、ティーパーティーを楽しむことができるでしょう。青い炎が立ち上がるサービスタイムの演出にも注目!受付を終えるとウェルカムドリンクを受け取り、会場へと続く階段を降りていきます。階段を降りるとシャンデリア、円卓のテーブル、白を基調とした豪華でフォトジェニックな空間が広がります。席に着くとハンプティーダンプティをイメージしたスイーツがお出迎え。可愛らしいデザートを食べて後にデザートブッフェのスタートです。ブッフェのテーブル席には、ロールケーキやカップケーキなど春の花々をモチーフとした色鮮やかなデザートがたくさん。どれを食べようか迷ってしまいます。サービスタイムではパティシエが青い炎でフランベする演出も。バニラアイスにあつあついちごソースをかけた「フレーズジュビレ」を目の前で作り上げます。あつあつひんやりとしたデザートは、溶けていくバニラといちごの甘酸っぱい味わいを堪能しながら食べてみてください。可愛いスイーツでいいねをたくさんゲットしよう!約20種類のスイーツが揃うこのイベントの魅力は、美味しいデザートを食べることはもちろん、可愛い写真を撮ることができるのも楽しみ方の1つ。綺麗に可愛く作られたデザートは、どれを撮っても写真映えするものばかり。SNS共有するといいねがたくさん貰えるかも。数々のドラマのロケ地でもある「青山セントグレース大聖堂」の隣の建物で楽しめるデザートブッフェ「アリスのスイートティーパーティー~不思議の国のイースターガーデン~」は、東京メトロ各線「表参道駅」徒歩3分のところにあります。「青山セントグレース大聖堂」以外でも5会場で開催されるので、興味のある方は公式HPをご覧ください。デザートブッフェ概要青山セントグレース大聖堂開催日:3月21日(水・祝)、25日(日)4月3日(火)、10日(火)、17日(火)、24日(火)開催時間:1部11:30~13:00/2部13:30~15:00/3部16:00~17:30ディナーブッフェ18:30~20:00※日によって開催時間が異なります(詳細は公式ホームページをご覧ください)デザートブッフェ:3,920円デザート&ディナーブッフェ:5,000円※消費税・サービス料込イベント情報イベント名:『アリスのスイートティーパーティー~不思議の国のイースターガーデン~』催行期間:2018年03月21日 〜 2018年04月24日住所:東京都港区北青山3-9-14電話番号:03-5774-0758
2018年04月10日「不思議の国のアリス」がテーマのスイーツブッフェ「アリスのスイートティーパーティー ~不思議の国のイースターガーデン~」が、ストリングス ホテル 名古屋と青山セントグレース大聖堂にて2018年3月と4月の特定日に開催される。「不思議の国のアリス」×"イースター"「アリスのスイートティーパーティー」は、「不思議の国のアリス」の世界に迷い込んでしまったような空間でスイーツを楽しめるブッフェ。季節ごとにその世界観を変化させる人気ブッフェが、今回は春の訪れを祝うイースターをテーマに開催される。旬の苺を使用したタルトやショートケーキ、ロールケーキ、ゼリー、ムースなどに加え、イースターのモチーフを取り入れたスイーツも新登場。約20種類を提供する。"ひよこ"や"たまご"、"うさぎ"のモチーフのスイーツブッフェ台の上には、"ひよこ"をイメージしたシュークリーム、"たまご"や"うさぎ"のモチーフを飾ったキュートなケーキが並ぶ。イースターの世界観を散りばめたスイーツと共に、春の訪れを祝ってみてはいかが。【開催概要】「アリスのスイートティーパーティー ~不思議の国のイースターガーデン~」■ストリングス ホテル 名古屋 イタリアンダイニング「ジリオン」開催日時:2018年3月15日(木)、3月31日(土)、4月5日(木)、4月19日(木)営業時間:・1部 11:30~13:30(120分) ランチ付きデザートブッフェ 1名4,000円+税 ※前菜・スープ・パスタ付き・2部 15:00~16:30(90分) デザートブッフェのみ 1名3,500円+税・3部 19:00〜21:00(120分)ディナー付きデザートブッフェ 1名5,000円+税 ※前菜・スープ・メイン付き※価格は全て、サービス料別途住所:愛知県名古屋市中村区平池町4-60-7問い合わせ先:052-589-0787■青山セントグレース大聖堂 ゲストハウス内開催日時:3月21日(水・祝)、3月25日(日)、4月3日(火)、4月10日(火)、4月17日(火)、4月24日(火)営業時間:・1部 11:30~13:00(90分)、2部 13:30~15:00(90分)、3部 16:00〜17:30(90分)・ディナーブッフェ 18:30~20:00 ※一部内容及び料金が異なる。価格:1部~3部 1名 3,920円(税・サービス料込)、ディナーブッフェ 1名 5,000円(税・サービス料込)住所:東京都港区北青山3-9-14問い合わせ先:03-5774-0758
2018年01月28日水深数百mの深海に棲む生き物を観て触れて味わえる冬限定のイベント「ゾクゾク深海生物2018」が、2018年1月13日(土)から3月11日(日)まで、東京・池袋のサンシャイン水族館にて開催される。深海に棲む生き物たち深海に棲む深海生物は、水温が10℃程度でないと生息できないデリケートな生き物。サンシャイン水族館では、海水の表面水温が下がる冬のタイミングに、深海生物を採集し飼育を行っている。2017年には「ゾクゾク深海生物」が開催された。2018年は、館内入口特設水槽や館内1階「冷たい海」水槽、館内1階「生き物たちの不思議」水槽を使ってたくさんの深海生物を紹介。珍しいメンダコやタチウオ、魚なのに泳ぎが不得意でめったに動かないミドリフサアンコウ、実はヤドカリの仲間であるオオコシオリエビなどの展示を予定している。中でも注目は、最大50センチまで成長するダイオウグソクムシ。活発に動くことはないが、深海生物の中でも人気のある生物だ。また“レアキャラ”であるハリイバラガニも見所。捕獲数が少ないためなかなか見ることができない貴重な生物で、長いトゲに覆われた甲や脚がポイントだ。オオグソクムシやギンザメなどの約20種類の生物は、違った角度から観察できるよう樹脂標本を用意。さらに、“ゾクゾクしながら”深海生物にタッチできる「ゾクゾクタッチ」などのイベントも行われる。深海生物がケーキになって登場また、サンシャイン水族館内「カナロア カフェ」では、深海生物をモチーフにしたスイーツを数量限定で発売。鮮やかなオレンジがポイントの「サンシャイン水族館オリジナル メンダコケーキ」や身体表面の模様を再現した「サンシャイン水族館オリジナル ミドリフサアンコウケーキ」がラインナップする。【イベント詳細】ゾクゾク深海生物2018開催期間:2018年1月13日(土)~3月11日(日)会場:サンシャイン水族館住所:東京都豊島区東池袋3−1 ワールドインポートマートビル・屋上TEL:03-3989-3466入場料:サンシャイン水族館の入場料金のみ。大人(高校生以上) 2,200円、こども(小・中学生) 1,200円、幼児(4才以上) 700円※採集状況や生物の状態により展示内容が変更になる場合有。<メニュー例>・サンシャイン水族館オリジナル メンダコケーキ 650円・サンシャイン水族館オリジナル ミドリフサアンコウケーキ 650円※どちらも数量限定販売。
2017年12月15日「不思議の国のアリス」がテーマのスイーツブッフェ「アリスのスイートティーパーティー ~不思議の国のいちご畑~」が、2018年1月12日(金)、1月27日土)、2月18日(日)、2月24日(土)の4日間、東京・青山セントグレース大聖堂披露宴会場で、1月20日(土)と2月25日(日)の2日間は、ストリングス ホテル 名古屋で開催される。なお、名古屋での開催は今回が初めて。「アリスのスイートティーパーティー」は、誰もが子どもの頃に憧れた「不思議の国のアリス」の世界に迷い込んでしまったかのような空間で楽しむデザートブッフェ。今回は「不思議の国のいちご畑」をテーマに、旬を迎える苺を贅沢に使用したショートケーキやモンブラン、タルト、ティラミス、ムース、パンナコッタなど、20種類以上のデザートと軽食の数々が用意されている。また、東京会場では、バニラアイスに熱々のいちごソースをかけて頂く「フレーズジュビレ」が振る舞われる。温かいソースと冷たいアイスの不思議なハーモニーが楽しめる、タイムサービス限定の注目の一品だ。なお、神奈川、千葉、埼玉の別会場でも、同じく「不思議の国のアリス」をモチーフにしたスイーツブッフェが開催される。【開催概要】「アリスのスイートティーパーティー ~不思議の国のいちご畑~」■東京会場開催日:2018年1月12日(金)、1月27日土)、2月18日(日)、2月24日(土)開催時間:1部 11:30~13:00/2部13:30~15:00/3部16:00~17:30/4部18:30~20:00※4部はディナーブッフェの為、一部内容及び料金が変更となる開催場所:青山セントグレース大聖堂 ゲストハウス内住所:東京都港区北青山3-9-14料金:1名 3,920円(税込) ※サービス料込※ディナーブッフェ(4部)は1名5,800円問い合わせ先TEL:VINO BUONO(ヴィーノボーノ) 03-5774-0758■名古屋会場開催日時:1月20日(土) 1部11:30~13:00(90分) 入替制 / 2部13:30~15:00(90分)2月25日(日) 1部13:30~15:00(90分) 入替制 / 2部15:30~17:00(90分)開催場所:ストリングスホテル 名古屋イタリアンダイニング「ジリオン」住所:愛知県名古屋市中村区平池町4-60-7料金:1名 3,780円(税込) ※サービス料別問い合わせ先TEL:052-589-0787 【他会場での開催概要】■リストランテ マンジャーレ伊勢山×伊勢山ヒルズ開催日:2018年1月21日(日)、2月18日(日)料金:1名3,500円(税込) ※サービス料込開催場所:伊勢山ヒルズ ゲストハウス内予約・問い合わせ先:045-260-8845(リストランテ マンジャーレ 伊勢山)■リストランテ マンジャーレ ウォーターエッジ YOKOHAMA×横浜アートグレイス・ポートサイドヴィラ開催日:2018年1月14日(日)、2月24日(土)料金:1名3,500円(税込) ※サービス料込開催場所:横浜アートグレイス・ポートサイドヴィラゲストハウス内予約・問い合わせ先:045-440-6881(リストランテ マンジャーレ ウォーターエッジYOKOHAMA)■グリルレストランマンジャーレ シェフズライブステージ×新浦安アートグレイス・ウエディングコースト開催日:2018年1月21日(日)、2月25日(日)料金:1名3,500円(税込) ※サービス料込開催場所:新浦安アートグレイス・ウエディングコーストゲストハウス内予約・問い合わせ先:047-301-8055(グリルレストラン マンジャーレ シェフズライブステージ)■リストランテ マンジャーレ 千葉×千葉セントグレースヴィラ開催日:2018年1月21日(日)、2月10日(土)料金:1名3,500円(税込) ※サービス料込開催場所:千葉セントグレースヴィラゲストハウス内予約・問い合わせ先:043-379-8341(リストランテ マンジャーレ 千葉)■リストランテ マンジャーレ オリエンタルテラス 大宮×大宮アートグレイス ウエディングシャトー/大宮璃宮開催日:2018年1月7日(日)、2月25日(日)料金:1名3,5000円(税込) ※サービス料込開催場所:大宮璃宮ゲストハウス内予約・問い合わせ先:048-612-8762(リストランテ マンジャーレ オリエンタルテラス 大宮)※内容は会場ごとに異なる。
2017年12月03日深海生物を紹介するイベント「ゾクゾク深海生物」が、2017年1月27日(金)から3月5日(日)まで東京・池袋のサンシャイン水族館にて開催される。サンシャイン水族館は、毎年冬にしか行えない深海生物の採集を今年も実施。実際に採集した生物たちを展示する「深海で採集してきた生き物からゾクゾク展示します」水槽をはじめ、「冷たい海」水槽や「生き物たちの不思議」水槽の一部で深海生物の姿を紹介する。ダイオウグソクムシやメンダコを展示、実際に触れるコーナーも展示されるのは、深海生物の中でも有名な“ダイオウグソクムシ”や、同じく深海の代表的存在の“メンダコ”、魚なのに泳ぎが不得意な“ミドリフサアンコウ”、すべての足にハサミがついた不思議なエビ“センジュエビ”などだ。デリケートで飼育の難しい生物が集まる貴重な機会となる。展示に加えて、深海生物に触れる「深海生物ゾクゾクタッチ」や、彼らが暮らす深海の水圧を再現する、水圧実験装置でミニカップラーメンを使用した「水圧実験」といった体験型企画も用意される。深海生物を模した限定ケーキやグッズも登場深海生物を鑑賞したあとは、サンシャイン水族館内のカフェ「カナロア カフェ」にて、グソクムシを模した「グソクムシケーキ」や、深海生物を具汁にした「深海汁」といった限定メニューを楽しめる。さらに、館内のショップ「アクアポケット」では深海生物のぬいぐるみなどのグッズが販売され、サンシャイン水族館全体で深海の不思議な魅力を知ることができる。概要サンシャイン水族館「ゾクゾク深海生物」期間:2017年1月27日(金)~3月5日(日)場所:サンシャイン水族館住所:東京都豊島区東池袋 3-1 サンシャインシティ ワールドインポートマートビル・屋上開館時間:10:00~18:00(11月~3月) ※最終入場は終了 1 時間前入場料金:高校生以上 2,000円、小・中学生 1,000円、4歳以上 700円、シニア 1,700円■展示予定生物ダイオウグソクムシ、メンダコ、ミドリフサアンコウ、オオコシオリエビ、アカザエビ、トックリウミグモ、センジュエビ※採集状況や生物の状態により展示内容は変更になる。■体験イベント・深海生物ゾクゾクタッチ時間:各日13:30~、14:30~料金:300円(各回定員20名) ※別途水族館入場料が必要。受付場所:サンシャイン水族館年間パスポート受付カウンター・水圧実験時間:各日15:45~場所:サンシャイン水族館館内1階クラゲトンネル水槽前■カナロア カフェ・グソクムシケーキ 600円・深海汁 300円 ※1月28日(土)・29日(日)、2月11日(土)・12日(日)、3月4日(土)・5日(日)の計6日間のみ、各日限定50食。【問い合わせ先】サンシャイン水族館TEL:03-3989-3466
2017年01月28日レスポートサック(LeSportsac)は、不思議の国のアリス(Alice in Wonderland)をモチーフにしたコレクション「ハウス・オブ・ハックニー×レスポートサック(House of Hackney× LeSportsac)」を2016年11月9日(水)より日本限定で発売する。これまでディズニー ミニーマウスや人気コミック・『ピーナッツ』とコラボレーションしてきた、レスポートサック。今回は、19世紀のアーティストC.F.A. Voyseyが描いた、不思議の国のアリスのデザインを起用した。アリスや白うさぎ、チェシャ猫、ハートの女王など、アイコニックなキャラクターたちが、ファンタジーな世界観を創り上げる。ラインナップは全2種。「カードギンガム(Card Gingham)」は、ギンガムチェックの上に、キャラクターたちとトランプのモチーフを描き、ユーモアと愛情に溢れるデザインに仕上げた。裏地には、パープルカラーを採り入れ、不思議の国のイメージへとリンクさせる。一方、薔薇が咲くイングリッシュガーデンを描いた「ブリティッシュガーデン(British Garden)」は、大人っぽいドローイングで描かれた草花がキャラクターたちと融合され、シックなムード。裏地もモスグリーンカラーをチョイスし、クラシックな佇まいだ。カードギンガムからは、スペシャルスタイルでラッフル付きポーチ「レクタンギュラー コスメティック」が登場する。同コレクションは、ロンドン発のインテリア・テキスタイルブランド「ハウス・オブ・ハックニー(House of Hackney)」のテキスタイルを使用。伝統とモダンを融合させたアイコニックなデザインで定評のある「ハウス・オブ・ハックニー」ならではの、ユーモア溢れるコレクションに仕上がっている。【アイテム詳細】レスポートサック「ハウス・オブ・ハックニー×レスポートサック」発売日:2016年11月9日(水)<日本限定発売>取扱い店舗:全国レスポートサック店舗及び、公式オンラインストア<アイテム例>■カードギンガム・スモール クレオ クロスボディ ホーボー 12,500円+税・レクタンギュラー コスメティック 5,000円+税■ブリティッシュガーデン・ミディアム ウィークエンダー 21,000円+税【問い合わせ先】レスポートサックジャパンTEL:0120-141-333参考URL:
2016年11月10日わたしたち人間からすると、動物の冬眠は不思議に思えるものです。そもそも、なぜ動物は冬眠を行うのでしょうか。また同じ動物であるにもかかわらず、なぜ人間は冬眠をしないのでしょうか。今回は冬眠をテーマに、睡眠の不思議について考えてみましょう。そもそも「冬眠」って?冬眠とは恒温動物(哺乳類と鳥類)の一部が、気温が低く食料の少ない冬を乗り越えるために、活動力を極度に低下させた状態で過ごすことをいいます。恒温動物の中でも冬眠をする生き物のほとんどは哺乳類ですが、実は哺乳類の中でも冬眠をするのは約4000種のうち183種のみ。冬眠中、運動量や臓器の働きを極端に少なくすることで代謝を下げ、それによってエネルギー消費量を極限まで抑えているのだそうです。また冬眠と似たものに、爬虫類や魚類などの変温動物、昆虫や貝類などが冬の時期にそれぞれ違った方法で冬を過ごす「冬越し」があります。冬眠の方法は動物によって違う同じ冬眠でも、その方法は動物の種類によって少しずつ違っています。・シマリスの冬眠シマリスは冬が近づくと、食物を冬眠用に作った空間に貯蔵します。そして秋から翌年の春にかけて冬眠をするのですが、その間ずっと寝ているわけではなく、ときどき目を覚まして食事や排せつをするそうです。・コウモリの冬眠コウモリは秋から少しずつ一日の活動時間を減らしていき、それによって脂肪を体に蓄積しながら冬眠の準備をします。そして、たっぷりと体に脂肪を蓄えたところで冬眠に入るのですが、周期的に目を覚ましているようです。・クマの冬眠冬眠をする動物のほとんどは冬眠中に体温が2~8度くらいまで下がっているのですが、クマは冬眠中でも31~35度くらいまでしか低下しません。また冬眠中は中途覚醒をせず、食事や排せつも一切しないという特徴もあります。なぜ人間は冬眠ができない人間の体は、体温が30度以下に下がると体温調節ができなくなり、さらに20度以下になると心臓が停止してしまうので、理論的に冬眠はできません。しかしその一方で、こんな興味深い事例が世界中で話題になったことがありました。ある男性が崖から落ちて骨折したため歩けなくなり、その24日後に発見されたのですが、男性は食べ物も水も口にしていなかったにもかかわらず生存していたというものです。遭難した2日後から23日間意識不明の状態だったことと発見時の体温が22度だったこと、そして臓器のほとんどが機能を停止していたにもかかわらず、後遺症もなく回復したのです。男性はその期間を冬眠に近い状態で過ごしていたのではないかと推測されています。これを冬眠と呼べるかどうかは難しいところですが、もしかしたら人間の体は命の危険が迫った極限の状態では冬眠をすることだってできるのかもしれません。photo by pixabay
2016年03月25日海洋研究開発機構(JAMSTEC)は2月24日、2013年に行われた有人潜水調査船「しんかい6500」世界周航研究航海において、大西洋の深海海底で鯨骨生物群集を発見したことを発表した。これまでに発見されている鯨骨生物群集のなかでは世界最深となる。同成果は、JAMSTEC 東日本海洋生態系変動解析プロジェクトチーム 北里洋 プロジェクト長および海洋生物多様性研究分野 藤原義弘 分野長代理、サンパウロ大学 海洋研究所、バレ・ド・イタジャイ大学、日本大学 生物資源科学部、フルミネンセ連邦大学の研究者らの研究グループによるもので、2月24日付けの英科学誌「Scientific Reports」に掲載された。海の生態系には、太陽エネルギーによる光合成を通じて生産される有機物に依存して暮らす「光合成生態系」と、硫化水素やメタン、水素など、地球内部から噴出する化学物質をエネルギー源として有機物をつくる化学合成微生物が生産者として働く「化学合成生態系」が存在する。化学合成生態系は、光の届かない深海の熱水域や湧水域に形成されており、そこに生息する多くの動物は、化学合成細菌を体の中や外に共生させ、細菌が生産した有機物を利用している。化学合成生態系と同様な生態系として、クジラ、イルカなどの大型海生哺乳類の遺骸に形成される「鯨骨生物群集」が知られている。クジラなどの海生哺乳類は、死後に深海に沈降した遺骸が分解されることで硫化水素を発生するようになるため、硫化水素を餌とする化学合成生態系を構成する生物が好んで住み付くようになるというわけだ。同研究グループは2013年4月24日、ブラジル沖サンパウロ海嶺で行われた「しんかい6500」の潜航調査において、世界最深となる水深4204mの海底から鯨骨生物群集を発見した。自然死による鯨骨生物群集としては世界で8例目となる。北里氏および藤原氏によると、今回の発見は「まったくの偶然」であるという。同生物群集を分析した結果、発見された鯨骨は死後5~10年ほど経過したクロミンククジラのものであることが確認されており、その骨からは、大型底生生物であるゴカイの仲間28種、コシオリエビ数種、ルビスピラ属など巻貝2種、ホネクイハナムシの1種など、多様な生物が少なくとも41種発見されている。形態レベルの検討ではこれらのほとんどが新種である可能性が高く、これらのうち巻貝のルビスピラ属やホネクイハナムシなどいくつかのグループについては、遺伝子レベルの検討の結果においても新種であることが判明している。一方で、これらの構成種を属レベルで見ると、北東太平洋カリフォルニア沖でこれまでに見つかっている鯨骨生物群集や熱水/湧水生物群集の構成種と類似しており、同じ系統群に所属していることがわかった。これは1989年にハワイ大学 クレイグ・スミス博士が提唱した、鯨骨生物群集が熱水噴出孔/湧水生物群集の間をつなぐ飛び石の役割を果たしているという「飛び石仮説」が全球的な広がりを持つことを支持する結果となっている。同研究グループでは今後、実験的にクジラの遺骸をさまざまな海域に設置し、クジラの遺骸が深海で分解されて化学合成生物群集の飛び石となるまでの成立過程とその過程で存在する生物の全球的な類似性の検討を行っていくとしている。
2016年02月25日「二次元コスパ」ブランドより、『艦隊これくしょん -艦これ-』の新グッズとして、「深海棲姫」のフルグラフィックパーカーや「戦艦レ級」のネックフード、「榛名改二」のリバーシブルメッセンジャーバッグなどが登場する。★限定★深海棲姫フルグラフィックパーカー提督の脅威となる"深海棲姫"たちをプリントしたフルグラフィックパーカー。"北方棲姫"、"駆逐棲姫"、"空母棲姫"、"港湾棲姫"、"戦艦棲姫"、"飛行場姫"、"防空棲姫"の7隻がプリントされており、フード裏にまで真っ赤に彩られた深海棲姫たちが提督の逃げ道を塞ぐ。なお、こちらの商品は「イベント&予約分限定商品」。『コミックマーケット89』二次元コスパブース(No.412)販売分および、予約分のみの販売となる。価格は13,800円(税別)。★限定★戦艦レ級ネックフード深海棲艦「戦艦レ級」をイメージした、ネックフード。フードの内側はボア素材で暖かく、ネック部は戦艦レ級の特徴的なラインが再現されている。こちらの商品は「2015年生産分200個限定」商品です、「コミックマーケット89販売分」と「通信販売 予約分」に分けて販売される。■榛名改二 リバーシブルメッセンジャーバッグ2パターンのデザインが楽しめる「榛名改二」のメッセンジャーバッグ。「榛名改二」がフルカラーでプリントされた表面と、カレッジテイストなデザインの裏面は、フラップをはずしてマジックテープで付け替えるだけで、その日の気分や用途に合わせて簡単に付け替えることができる。発売は2016年4月上旬の予定で、価格は6,400円(税別)。なお、こちらの商品は2015年12月29日(火)~31日(木)に東京ビッグサイトで開催される『コミックマーケット89』二次元コスパブース(No.412)にて先行販売予定となっている。各商品の詳細および限定販売・先行販売に関しては二次元コスパの「コミックマーケット89」グッズ販売情報ページをチェックしてほしい。(C)2015 DMM.com POWERCHORD STUDIO / C2 / KADOKAWA All Rights Reserved.
2015年12月16日「地球最後の秘境・深海はどんな世界? - しんかい6500パイロットに聞いてみた」はコチラ「地球最後の秘境・深海はどんな世界? - 日本人映像監督初! 山本氏の深海体験」はコチラ前回は全面ガラス球で、超深海に1~2日滞在可能、最大6人が乗船できる有人深海調査船「しんかい12000」構想についてお聞きした。詳細を聞けば聞くほど実現が楽しみになる。いつごろの実現を目指しているのか、課題は何か、磯崎芳男 JAMSTEC海洋工学センター長に迫る。○国のプロジェクトとして議論がスタート―現在はどういう段階でしょうか?磯崎:我々JAMSTECだけでなく、国のプロジェクトとして扱ってほしいといろいろなところでお話ししてきました。「しんかい12000」という名前を広め、世論を喚起したかったのです。そのような活動の中で日本学術会議の速やかに実現するべき「重点大型研究計画」(2014年3月公表)に応募して、27件の中に選んでいただきました。そしてこの7月に開催された文部科学省・海洋開発分科会で「次世代深海探査システム委員会」が設置されることになりました。―それは素晴らしい! 会合はいつ開かれるのですか?磯崎:第一回が近いうちに開かれるようです。会議では無人探査も含めた深海探査システムとして何が必要か、ということを学識経験者も含めて議論されるようです。―今までは議論の俎上にあがっていなかった「しんかい12000」について、国の問題としての議論がようやく始まるわけですね。大きなステップアップですね磯崎: はい。有人無人も当然議論されると思いますが、次世代に何が必要かという議論が始まる第一歩だと思っています。―ちなみにもし「しんかい12000」を建造した場合、予算規模はどのくらいですか?磯崎:学術会議の検討では、トータルでざっと約500億円と想定しています。300億円が「しんかい12000」で、200億円が母船です。ちなみに「しんかい6500」は125億円、支援母船よこすかが75億円。トータルで200億円です。―日本の国際宇宙ステーションに対する年間予算が300数十億円ですから、それと比較すると2年分弱ですね磯崎:そうですね。私たちも費用対効果の意識をもって、6Kと比べて長い時間、多くの目で見れば新しいものを発見するチャンスが増えると伝えていきたいと思っています。○技術的課題はガラス球―技術的な課題として、気になるのはフルビジョンのガラス球ですが磯崎:ガラスは非常に強い材料です。東京タワーの展望台の床にガラスがありますよね。あそこは誰も立ち入りを制限していません。飛び跳ねても大丈夫なのです。上海のテレビ塔の床にはガラスがいっぱい広がっています。本当はガラスは強いのです。何が問題かといえば、強いけれどパリンと一瞬で割れること。鉄は粘りがあるのですけどね。―東京の町工場が作った「江戸っ子一号」はガラスを使って水深7800mまで潜りましたね磯崎:そうですね。ただ「江戸っ子1号」は無人の探査機です。「しんかい12000」は人が乗りますから、万が一にも割れてはいけない。ガラスには高級時計のサファイアガラスなどいろいろな種類があります。きれいに磨けば強いのですが、傷があると弱くてパリッといってしまう。製造するときの傷がなく、磨いて表面の凹凸がないガラスがあれば、強いと思っています。世界では1000mぐらい潜れるアクリル製の潜水船があります。ダイオウイカのテレビ番組の撮影用に使われていた潜水船です。周囲が見えるのでレジャー用で使われていますね。JAMSTECの研究者も乗ったことがあって、「買ってくれ」と言われていますよ(笑)。―アクリルではダメなのですか?磯崎:無理ですね。水深1万mで強度を確保しようとすると、とてつもなく厚いものになってしまうのです。―水深12000メートルの水圧はどのくらいになりますか?磯崎:指の先に1.2トン、小型乗用車一台が乗るぐらいの圧力がかかります。でも見込みとしてはガラス球で行けると思っています。アメリカのガラス会社がガラスを作る装置、磨く装置を一生懸命作っています。―アメリカで作るのですか?磯崎:できれば日本でやりたい。ガラスだっていろいろなものがあるはずです。これから出てくるかもしれないし、現状はこうだからではなく、貪欲に探していきたい。次に起こる技術開発は何か、研究者だけでなく、技術者もこれから起こることにアンテナを高くして、嗅覚を研ぎ澄まし、「五感+アルファ」で探しにいきます。―今一番の課題はなんですか?磯崎:やはりガラス球です。トップに来るのは安全性。人が乗りますから。研究者がその場にいる感覚を得ることと安全性とのバランスをどうとるか。最初からあきらめるわけにはいかない。狙うのはあくまでフルビジョン、フルデプス。そこに挑戦する。でも安全性は譲れない。「ちょっと危ないけど、まぁいいや」は絶対にない。最後は石橋を叩いて渡ります。○超深海は謎だらけ - もっと深い場所があるかも!?―耐圧殻の大きさは変わりませんか?磯崎:だいたい同じです。期待しているのは中に載せるものをいかに減らせるか。たとえば酸素ボンベを外置きにしたり、コントロールボックスを電子パネルにして薄くすれば、中は相対的に広くなります。内径2mが1.9mになれば、強度(の設計)が楽になります。―浮力材を積んで浮かせるという6Kのシステムの考え方は変わりませんか?磯崎:基本的に同じです。ただガラスは軽いので、浮力材が少なくてすみます。浮力材が少なくてすめば全体がコンパクトになりますね。―地上との通信は変わりますか?磯崎:今は6Kから画像を10秒に一枚の割合で、音波を使って送っています。「しんかい12000」では1秒に1枚の画像送信を目指しています。音響通信の中の圧縮度を高める。光やレーザーは使えないし、音波のスピード自体はどうにもならないので詰め込むデータを多くする考え方です。―本当に興味深いプロジェクトです。目標としてはいつごろの実現を目指していますか?磯崎:もちろん国での議論を踏まえての話ですし、その上で予算が認められるということも必要になります。もし、「しんかい12000」を建造することになれば、10年規模のプロジェクトとなると考えています。5年ぐらいは技術開発、さらに製造して動かすのに5年くらいはかかるでしょう。―早く建造が決まるといいですね磯崎:もし建造するとなれば、早ければ早いほどいいですが、最初から300億円が必要ということではありません。最初に少しずつでもやれるところから技術開発を進めていって5年経って「これでいきます」と言えるようにしたい。まずは技術開発のために、ステップバイステップで始めさせてほしいとお願いしていきます。今も自分たちの予算で準備を少しずつ始めています。小さい窓を試作しようとか、どんなガラスがいいかとか。―しんかい12000で見えてくる超深海の世界を見るのが今から楽しみです磯崎:地球は生き物だと思うのです。我々が知っている世界はほんの一部です。まだ知らないポイントが存在するかもしれない。マリアナ海溝よりさらに深い場所だってあるかもしれないし、これから出来る可能性だってあります。―だから「しんかいは12000」と(マリアナ海溝の1万911mより)余裕を持たせているのですね。将来への贈り物だと磯崎:そうです。深く潜ることも大事ですが、海底に長くいる「時間軸」の考え方も必要です。研究者は潮汐の変化に合わせた生物の営みを見るために海底に6時間いたいと言います。現在の3時間では中途半端なのです。12時間あれば、満潮や干潮の時間サイクルに応じた変化が見られます。今は人間側の事情で潜航時間が決まっていますが、生物側の生活時間スケールに合わせて観察できることになります。私が子供の頃はSF「海底二万哩」のノーチラス号を「なんてすごい!」と憧れていましたが、今は現実が先を行っているのですよ。
2015年12月11日「地球最後の秘境・深海はどんな世界? - しんかい6500パイロットに聞いてみた」はコチラ「地球最後の秘境・深海はどんな世界? - 日本人映像監督初! 山本氏の深海体験」はコチラJAMSTECが約10年後の実現を目指す有人深海調査船「しんかい12000」構想。気になるのが「しんかい12000」とはいったいどのような船なのか、という点。現在の「しんかい6500」から何がどう進化し、何ができるのか。磯崎芳男JAMSTEC海洋工学センター長に詳しく聞いた。○全面ガラス窓で「フルビジョン」を―しんかい12000の特徴を聞かせてください磯崎:コンセプトは「フルデプス」、そして「フルビジョン」です。研究者が超深海に触れるような感覚をできるだけもたせることをキーにしています。現在の「しんかい6500(6K)」にある直径約12cmの小さい窓ではなくて、全面をガラス窓にしたい。―全面ガラスですか?磯崎:そうです。究極の「フルビジョン」です。―それは楽しみですね!磯崎:実は一度、6Kに乗せてもらったことがあるのです。「センター長を一度乗せろ」と(笑)。震災の後に乗りたかったのですが「センター長を乗せる暇はありません」と言われてね(笑)。実現したのは翌年の2012年4月です。そのときに何を感じたか。自分が想像していたより深海が豊かな世界であることです。相模湾初島南東沖1227mまで潜ったのですが、赤や紫のイソギンチャクなどがいてカラフルなのです。そのときに「外に出たい」と思いました。出たらそこはもっと素晴らしい世界だろうなと。だからできるだけ研究者にもそういう感覚を持ってもらえるようにしたいですね。―だから全面をガラスに?磯崎:はい。もうひとつは効率的に潜りたい。6Kは3人乗りで研究者は一人だけです。研究者が二人乗れるようにしようと現在計画していますが、潜航の約8時間の中で往復に5時間かかるので、研究に使えるのが約3時間。研究者一人の目は二つあるから「6時間アイ(Eye)」だと言っています。準備に膨大な時間と予算を投じて、6時間アイではもったいないねと。複数の研究者ができるだけ長い時間潜れるようにしたい。もし、24時間潜れれば、たとえ片道5時間(現在は2.5時間)かかるとしても往復10時間で残りは14時間あります。さらに研究者を複数潜れるようにするつもりです。たとえば二人とすると、14時間×4つの目で「56時間アイ」。二日間に1回の潜航とすると一日あたりは「28時間アイ」で、6Kの約5倍になります。だから6Kの5倍の予算を投じてもいいだろうと。そこまで費用はかかりませんけどね(笑)。―今の6Kは日帰りですが、超深海底に滞在するのですか?磯崎:海底に1~2日程度は滞在できるようにしたいです。そのために耐圧殻を二つ作り、進行方向の耐圧殻はガラス球で、後方はチタン合金の耐圧殻にしてパイロットが横になれるレストルーム兼用にするつもりです。簡易トイレも作ります。でも上のイラストをよく見てください。後方の耐圧殻に出窓がありますね。研究者は眠らずに深海の様子を観察し続けるでしょう。そこで耐圧殻から頭を半分出して、ぐるっとまわりが全部見られるように、半球型の窓を出しているのです。―国際宇宙ステーションの出窓「キューポラ」みたいですね。最大何人まで乗れますか?磯崎:最大6人乗りで、そのうち4人が研究者です。―イラストでは2人が椅子に座っていますね。6Kでは寝転んだ姿勢ですが磯崎:研究者も椅子に座らせる予定です。だから居住性はよいと思いますよ。内部も6Kは昔風に箱ものが多いです。6Kが開発されたのは1980年代、ブラウン管テレビの時代ですからね。でも今は有機ELの時代でタッチパネルが主流です。耐圧殻のガラス球に文字を映せばいいのです。―6Kはあえてアナログにしているのかと思いました磯崎:アナログにもよい面はあります。たとえば航空機のコックピットはどんなに発達してもアナログのメーターがあります。デジタル画面の数字を読むのではなく、針が上をさしているから正常だとか、ぱっと判断できるように。でもアナログ画面をガラス球に映せばいい。○母船からのクレーン方式も変わる!―フルデプス、フルビジョン、効率性アップ……楽しみです磯崎:母船も新しくするつもりです。今は支援母船「よこすか」の後ろからクレーンで下ろして着水させ、スイマーがケーブルを手ではずしています。そのスイマーたちの安全を確保するために天候の条件があるのです。「ちきゅう」(地球深部探査船)という船の内部を見たことはありますか?―はい、つい先日……磯崎:船の真中にムーンプールという開口部があって、そこから掘削しますよね。「しんかい12000」の母船も真中に開口部が欲しい。そこから「しんかい12000」を出し入れしたいのです。―そうすると、スイマーは必要なくなるんですか?磯崎:はい。揺れずに静かに海におろすことができます。現状はたとえばインド洋まで出かけて行ったのに、天候条件が悪くて「今日は潜れません」と潜航しないことがあります。安全第一とわかっていても研究者にしてみれば、せっかく得た機会だし、はるばるインド洋まで行って潜れなかったりすると、愚痴のひとつも言いたくなります。潜れる機会をいかに増やすかも効率化にとって大事です。―ムーンプールを作れば天候にはほとんど左右されなくなりますか?磯崎:船が留まれる限り大丈夫です。―それはよいですね。着水するまでの揺れも解消されそうです。ところでロボットアームは研究者が操作できるようにするのですか?磯崎:それは遠からずできると思います。日本はロボットアームの技術が発達しています。現在ロボットアームはコパイロットが操作していますが、研究者が自分で操作できるようにしたい。研究者が船内からグローブを装着して動かすと、関節の動きが船外のアームに伝わって動かすことができる。さらに圧力センサーや温度センサーなどをつけることで、アームがふれた対象物の温度や触覚などを研究者が指先に感じられるようにする。そんなに難しくないと思っています。海底から噴き出す熱水は200度や300度もあって火傷してしまうので、それは防いであげないといけないですけどね(笑)。―かなり最先端の技術ですね。今最先端の技術を盛り込もうとしているのですか?磯崎:もし「しんかい12000」ができるとすれば10年ぐらい先です。そのとき世の中はもっと先を行っているでしょう。今は夢かもしれませんが、絶対に世の中の技術は追いついてくる。逆に今ある技術でやったら10年先にはもう古びてしまいます。―さまざまな挑戦があり、開発段階自体もとても興味深いですね。磯崎さん自身の6K乗船経験が元になっているだけに、目指す船のカタチが明確ですね磯崎:深海に潜ったときの発光体が非常に印象深かったのです。深海に潜ったあとに水深500mぐらいまで戻ってくると発光生物が漂っています。上昇してくる6Kに発光生物が当たって光ります。上昇する6Kの中から見ると、相対的に海底に沈んでいくように見えます。まるで海の中に無数の星が降るような、光の世界に包まれるのです。―きれいでしょうね……磯崎:微弱な光なので、人間の目でないと見られない。乗った人しか見られない世界があってもいいのかなと思います。聞けば聞くほど魅力的な「しんかい12000」構想。次回は、実現に向けた現状と課題について伺う。
2015年12月04日「地球最後の秘境・深海はどんな世界? - しんかい6500パイロットに聞いてみた」はコチラ「地球最後の秘境・深海はどんな世界? - 日本人映像監督初! 山本氏の深海体験」はコチラ宇宙へ頻繁にアクセスできる時代になったが、足元には未開拓の未知の世界が広がっている。水深6000m以下の「超深海」は、光が届かず水圧1000気圧を超える過酷な世界。だが2015年、水深1万mを超える世界最深部のマリアナ海溝に、独自の生命圏が広がっていることをJAMSTECの研究者らが世界で初めて明らかにした。いったいどんな生命が? なぜ? 興味は尽きない。この超深海ゾーンを徹底的に探査しようという日本の有人潜水調査船構想がある。その名は「しんかい12000」。約10年後の実現を目指すこの計画は、生命や惑星地球に関する知見を大きく塗り替えるはずだ。磯崎芳男JAMSTEC海洋工学センター長に、背景から未来までじっくり伺った。○「しんかい12000」の使命とは―改めて今なぜ「しんかい12000」なのか、その背景を教えていただけますか?磯崎:二つの意味があります。ひとつは技術者として。「しんかい6500(以下6K)」建造から25年以上経ち、これまで(2015年11月現在)1440回潜航し、非常に多くの方に乗って頂きました。日本は約90年前の1929年に西村一松さんがサンゴ礁の採取を目的に有人潜水調査船を開発し、技術が継承されてきた歴史があります。それなのに6Kは四半世紀たち、マイナーチェンジはしているものの基本的なところは変わっていない。6Kを作った人たちもリタイヤしています。長年培われてきた日本の技術を次の世代にどう渡せるか。技術屋としての使命があります。技術的挑戦という意味では6Kと同じことをしても意味はない。ひとつ上の技術を狙うという点で、究極はフルデプス、地球でもっとも深いところを狙いたい。―世界で一番深い場所まで「全部潜る船」という意味でフルデプス(FULL DEPTH)ですね?磯崎:はい。世界で一番深いのはマリアナ海溝チャレンジャー海淵の1万911m。我々としてはそこに潜れるものに挑戦するしかないと思っています。もうひとつは研究者のニーズです。超深海は真っ暗で何もないところと思われていましたが、研究者がマリアナ海溝の泥を採取して調べたところ、水深6000mの泥よりも1万mの泥のほうが酸素の消費量が多い。水深1万mに我々の知らない生命圏が広がっているということです。圧力が高く、餌のない場所であるにもかかわらず。また2011年3月には東北地方太平洋沖地震が起きました。巨大地震の震源域を調査して海溝型の巨大地震のメカニズムを解明することも、非常に重要です。―2011年夏に6Kが東北地方太平洋沖地震の震源域である日本海溝の水深約3000m~5000mに潜航して、巨大地震の影響と思われる大きな亀裂を確認しましたね磯崎:はい。震源域である日本海溝の水深は8000mを超えます。伊豆小笠原海溝は9780m、つまり1万m近い。日本周辺のこれら海溝域を探査したい。無人探査機もありますが、研究者がそこに行って五感+アルファを駆使して何が起きたのか、何が起きようとしているのか、調査するツールを持ちたいのです。―五感+アルファのアルファとは?磯崎:第六感です。ダーウィンはビーグル号という船に乗ってガラパゴス島に着き、足を踏み入れたところ、それまで考えていたこととは違うのではないかと進化論のヒントを得て著書「種の起源」をまとめたと言われます。諸説ありますが私はそれを信じています。写真ではなく、現場に人間が行くことで、それまでの知見に加えて五感とインスピレーションによって発見をすることはままある。その場に研究者を運ぶことが大事なのです。―無人機だけでは難しいということですか?磯崎:無人機から母船に送られてくる写真だけを見ていると、重要な発見を見逃すことがあります。たとえば2013年の世界一周研究航海(QUELLE2013)で、6Kに乗っていた生物研究者が深海底を見ていたら「石がちょっと違うんじゃないか」と気づいた。鯨の骨だったのです。世界で二番目に深いところで発見された鯨骨で、大発見になりました。無人機でさーっと通り過ぎただけでは気づかなかったのではないか。―人間の目って、一瞬でとらえるところがすごいですね磯崎:長い間、そのテーマに心血を注いできた研究者が集大成として行っているわけですからね。私は(現状の深海探査は)「お釈迦様の手のひらの上にいるようなもの」と言っています。広く深い深海の中で今は水深6500mまでしかいけない。でも12000mまで深く潜れるようにすれば孫悟空の活躍できるエリアを広げることができるのです。深く潜りたい研究者はたくさんいるんです。○「無人か有人か」ではなく、「無人も有人も」―資源探査についてはどうですか?磯崎:もちろん資源探査のニーズもあります。ただ我々は研究機関ですから、資源を回収して利益をあげようという企業を手伝うというより、なぜそこに資源があるのか、たとえば鉄マンガンクラストや熱水鉱床がなぜここにあるのか、どうやって出来るのかを調べるのが仕事。なぜできたかがわかれば、どこにあるかがわかってくるのです。―資源探査についても研究者が行ったほうがいいですか?磯崎:行く意味は大きいですね。ただし有人調査船ひとつではダメで、トータルで動かすことが大事です。有人潜水調査船は言ってみれば「ガンダム」型。人間が乗って動かす。そのほかに「鉄人28号」型と呼んでいる無人探査機(ROV)があります。ケーブルでつないで遠隔で動かします。動ける範囲に限界はありますが。電力を直接送れるし映像はリアルタイムでとれるメリットがあります。そして今、非常に進歩しているのは自律型無人探査機(AUV)。「鉄腕アトム」型です。ケーブルはなく、自分で考えて海底の様々な調査をして帰ってくる。ただし映像を見るのは母船に戻ってからになります。さらに大型の海洋調査船がある。順番としては、まず調査船で広い範囲にわたって海底の地形を見ます。ただしきれいな画像は得られないので、「ここは面白そうだ」というところにAUVをおろして構造を詳しく調べる。さらにピンポイントに絞り込んだ場所にROVを降ろしでサンプルをとる。最終的に6Kで人が潜る。―なるほど、そういう役割分担があるんですね磯崎:それぞれの長所を生かしながら総合的に使いたい。海は広くて深い。我々が知っている場所は、ほんのピンポイントにすぎません。有人も無人もあらゆるツールを統合的に駆使して、探査する必要があるのです。○実は中国の船より潜れる日本!?―世界の有人深海潜水船で気になるのが、中国の動きです磯崎:中国も水深11000mを目指すという構想(有人潜水船「彩虹鱼」)を2015年春に発表していますね。―中国は2012年6月に有人深海潜水船「蛟竜号(ジャオロン号)」で水深7000mを超える潜航に成功し、6Kの記録を塗り替えたと報じられていますね磯崎:深さ競争をするつもりはないのですが、ひとつだけ理解していただきたいのは、中国の耐圧殻(人が乗り込むコックピット)の安全基準の考え方です。日本と違っているのです。―どう違うのですか?磯崎:中国のほうが低い。アメリカもそうですが耐圧殻の安全率は水深に対して1.25倍の圧力をかけなさいと決めています。たとえば水深4000mなら水深5000mの圧力に耐える強度を持ちなさいと。中国も最大1.25倍と言われています。―日本は?磯崎:水深の1.5倍に300mを足しています。つまり6500mなら6500×1.5+300で水深1万500mの圧力に耐える強度で設計しています。―では水深1万mの世界にすでに行ける!磯崎:もしアメリカや中国の基準(1.25倍)を当てはめれば、今の6Kでそのまま8040mまで潜ることができるのです。―え、では中国の7000mを超えてしまう?磯崎:数字のマジックみたいなものですよ(笑)。―それは悔しい気がします。中国はいったいどこまで潜り、何が目的なのでしょうか?磯崎:試験で7000mを超えて潜り中国の旗を立てたと報じられていますが、日々の活動はわかりません。蛟竜号を動かしているのはCOMRA(China Ocean Mineral Resources R&D Association)と呼ばれる中国の資源の研究開発機関です。資源関連で動いているとすれば、どこで何を見つけようとしているかはオープンにはしないでしょう。―なるほど……謎が多いわけですね磯崎:実は中国の蛟竜号を2013年に見せてもらったことがあるのです。日本のある機関が中国の有人潜水船を調査するというので、COMRAの方に頼んだら快諾してくださり、中国で大歓迎してくれました。「待っていた」と。―何を待っていたのですか?磯崎:質問集をいっぱい持っていました。中国は水深7000mに潜れる船を作ったが、当時我々6Kは23年間安全に事故なく動かしていた。どうやって検査しメンテナンスして、どのように動かしているのか知りたいと。技術者として当然の話ですよね。「作ること」と「間違いなく安全に動かしていくこと」は別の技術であって、それをぜひ教えてくれと。私たちのノウハウなので全部はオープンにしませんけどね(笑)。―中国以外の国々で有人深海調査船を持っているのは?磯崎:現在、世界で7隻が動いています。日本の「しんかい6500」、フランスの「ノチール」、アメリカの「アルビン」、ロシアの「ミール」1号、2号と「コンスル」、中国の「蛟竜号」です。みな6000m級です。耐圧殻など現在の技術では6000mがひとつのターゲットなのです。―12000mを狙っている国はありますか?磯崎:中国以外はないです。アメリカやフランスは周りに深いところがありませんからね。日本はちょっと南に行けばマリアナ海溝もあるという特殊な環境にあります。これから有人深海潜水船を作りたい国では韓国、ブラジル、インドがあります。たとえばブラジルに6Kが2013年に行ったときに教えてほしいと。韓国も予算がついて勉強していますと聞きに来たことがありますね。ただしフルデプスを目指すのは我々だけです。―フルデプスという言葉自体が魅力的です。では実際に「しんかい12000」でどのような船を作ろうとしているのか、具体的に聞かせてください(続く)
2015年11月27日「地球最後の秘境・深海はどんな世界? - しんかい6500パイロットに聞いてみた」はコチラ明日最終回を迎える、連続ドラマW「海に降る」(WOWOW)。JAMSTECの全面協力を得て、有人潜水調査船「しんかい6500(以下、6K)」の女性パイロットがトラウマやピンチを乗り越えて深海に挑む過程を圧倒的リアリティで描く。山本剛義監督が頭を悩ませたのは実際の6Kが安全性を誇り、ピンチに遭遇しないことだった。そんな安全の塊ともいえる6Kをドラマの舞台とするための苦労とは、そして制作チームがドラマで伝えたいこととは?○仮に、仮に、仮に、の果てに――ドラマ後半では6Kが大ピンチに陥るそうですが、想定しえない内容で困ったと、記者会見でJAMSTEC元パイロットの吉梅剛さんが言われてましたね山本:ドラマでは、6Kでどうしても主人公の有村架純さんや、お父さん役の時任三郎さんがピンチに陥って、そこからどうやって脱出するかを描きます。でも実際の6Kでは、ピンチにならないように何重にもセーフティが張られています。だから、本当はピンチにはならないんです。――本当はピンチにならないものを、どうしたんですか?山本:「『たとえば』ピンチになったら」とか「『仮に』こうなったとしたら」と、そもそもありえない設定について、吉梅さんや6K運航チームの櫻井利明 司令に問いかけました。ありえないこと、そもそも起こらないことではあるのですが、「『仮に、仮に、仮に…』そうなったとしたら、こういう対処のしようがあるんじゃないですか?」と聞いて。なかなか難しい質問だったにも関わらず、お2人は「こういうことが起こり得るかもしれないです」と、台本でのやりとりを作って下さったんです。――クライマックスシーンでは、本当の6K史上ではありえなかったピンチが訪れるわけですか?山本:そうですね。6K運航チームの長である櫻井司令ですら、押したことがないエマージェンシーボタンがドラマでは押されることになります。「このボタンを押すとどうなりますか?」と聞くと「押したことがないけど理論上はこことこのつなぎ目が離れて、こうなります」と教えてもらいました。○原作とドラマで変えた点 - 資源探査か、それとも有人調査か――そのシーンはぜひ注目したいです。ドラマの原作となった小説「海に降る」もとても面白いのですが、ドラマは原作とかなり違うところもありますね山本:今回、JAMSTECが100%、本当に全面的に協力して頂いたので、せっかくJAMSTECがそこまで協力して下さるなら、JAMSTECの中にドラマを作ろうと考えました。原作では有村架純さん演じる主人公・深雪のプライベートなところが丁寧に描かれていますが、プライベートな部分をあえてそぎ落としています。――資源探査と有人探査という、まさしく今話題になっている現実的なテーマを取り上げていますね山本:ドラマの浅野敦也プロデューサーが取材をする過程で、海洋資源探査が世間で騒がれているけれど、JAMSTECは資源を掘る機関ではなくて100年、200年後に結果が出るかもしれない研究もしている場所なんだ、そこにプライドがあるんだ、と伝わってきたそうです。もちろん資源探査につながる研究をすることもJAMSTECの重要な仕事の一部ではありますが、それだけではないところ、海洋資源と有人深海探査が共存したところにJAMSTECの存在意義があるんだというところをうまく描ければと思いました。――取材をするうちにJAMSTECや深海の魅力に引き込まれていったわけですね?山本:JAMSTECの方たちからは「JAMSTECが世の中に認知されて、海洋研究にみなさんが興味を持ってくれるなら何でもしますよ」と言っていただきました。本当に海の人って気持ちがいいんですよ。平朝彦 理事長とも話をさせてもらったのですけど、「理事長をやっているが、研究者魂も忘れてはいない」と。こういう研究者がトップにいるのは素敵だなと思いました。だから、ドラマで「深海の宇宙を見ました」イコール終わり、ではなくてJAMSTECという海を研究する機関がこの先もリアルにあることを、純粋に世の中に知ってほしいんです。櫻井司令と最後にお話しさせてもらった時に10年、20年後に「昔、『海に降る』というドラマを見たことがきっかけでJAMSTECを受けに来ました」と就職の面接で話す子が絶対に来ると。そうなればいいなと思っています。――ありえるかもしれませんね!山本:実はドラマでちょっと照れくさいセリフもいっぱいあるんです。「深海の宇宙がある」もそうですよね。だけど実際に研究者や運航チームの方の話を聞いていると、照れくさいとかそういうことじゃなくて、本当に純粋に深海の研究をしていたり、研究者たちを安全に深海に送り届けるのが自分たちの仕事だということに、何のよどみもないんです。――そんな彼らをもっと知ってほしいと。あえて深海と宇宙を結びつけたのはなぜですか?山本:浅野がJAMSTECの研究者である高井研さんを取材した時、一番感動した点なんです。地球の深海底の過酷な環境には生物がいますが、土星の衛星(エンセラダス)の氷の下には海があるんじゃないかと言われています。地球の深海で生物が生き延びられるなら、土星の衛星に生命がいてもおかしくない。深海生物の研究と宇宙で生命が存在しえるかという研究がリンクしている。それを聞いた浅野が「じゃあ、深海と宇宙はつながっているんですね!」と目をらんらんと輝かせた(笑)。ドラマでは高井研さんにもJAXAの川口淳一郎教授にも出演して頂いていますよ。○見てくれた人の心に、爪痕を残したい――今(取材時は9月の初頭)は編集段階ですよね? どんな気持ちで編集作業をなさっていますか?山本:せっかくWOWOWで連続ドラマをやらせてもらえる、JAMSTECも全面協力してくれる、有村架純ちゃんが主演してくれる。だからこそ、何か爪痕を残したいです。単純にお父さんが亡くなって犯人は誰だ、というストーリーではないし、朝ドラのような主人公の成長劇でもない。深海をベースにした海洋ロマン。地上波のドラマではなかなかできないと思うんです。WOWOWだからやらせてもらえる。だからこそ、作品を作っている人間として、爪痕を残したいと思っています。つまり、見る人の心に何かひっかかるものを作りたい。――WOWOWだからやらせてもらえるというのは、具体的にどういうことですか?山本:WOWOWに加入している視聴者の方々は、30代から50代の男性が圧倒的に多いんです。つまり、見て下さる方と自分が同じ年代で、自分が面白いと思っているものを、どんと突きつけられる。地上波の民放局で今ドラマを見ている視聴者の方は女性が中心です。僕たち40代の男性が、女性に向けてドラマを作らないといけない。僕は「夜行観覧車」(TBS)などのドラマを作ってきましたし、これからも作りますが、いいものを作ろうという気持ちと、テレビを見ている視聴者が必要としているものや視聴率に向かって作らないといけないという現実が、必ずしもリンクしなかったりなど、苦労があるんです。――なるほど。WOWOWでは硬派なドラマをどんとぶつけていけるわけですね山本:そうですね。政治的なことも織り交ぜながら。たとえば、ただ研究したいから国に予算が欲しいといっても純粋なだけじゃうまくいかない。ドラマでJAMSTECの石堂理事長が「お前たち忘れるな、研究はすべて国の税金で賄われているんだ」というセリフがあります。そういう、ぐうの音の出ない感じも描いてますね。――現実もしっかり台本に反映されている?山本:高峰という地質学研究者が「すぐに結果を出せ」と言われて「すぐとはいかほどのものですか」と。「地球誕生の歴史を一年としたら、千年や二千年だってほんの一瞬でしょう」と問い返すシーンがあります。税金を出す方はすぐ結果を出せというけれど、研究しているほうは200年後に結果が出るかもしれないことを今やることに意味があるわけです。――研究は積み重ねですからね。ところで私は次世代の有人潜水調査船「しんかい12000」の実現を願っている1人ですが、ドラマでもとりあげられていますね?山本:櫻井司令や運航チームの人たちに話を聞くと、やはり水深12000mに行ってみたいと熱く語られていたのが印象的です。ただ莫大な予算がかかる。この作品の中でも有人潜水調査船である必要があるのかないのか、答えが出ない。ドラマ制作にあたっては、無人機の方たちにも取材させて頂いているんですよ。「なんか今回、悪者みたいに描いてすみません」と言ったら、「いや、いいです、いいです」と。彼らも答えは出ないと仰ってました。人間が肉眼で見る必要があるのかないのか。見えるか見えないという点では、カメラのほうが鮮明に見える。研究者は実際に現象を見るのが第一歩と仰るけれど、それすらカメラを通してみればいい。でも答えが出るものがすべてじゃない。アポロ計画で初めて月に行く人間に「月に行く必要があるの?」と問いかけるのと同じで、人類が月に行くことのもっと大きな素晴らしさがあると思う。――監督も実際に「しんかい6500」に乗ってみて、息苦しさや、それを忘れさせる神々しさを体感されたわけですよね山本:そうですね。やはり人が乗っていくことに意味はあるんだと。ただ、それに何百億もの税金をかけて新たに作る必要があるのかということだと思います。答えはないですが、個人的には「しんかい12000」はぜひ実現してほしいです。ただしもっと快適な空間でね(笑)。(次回より、JAMSTEC海洋工学センターの磯崎芳男センター長による「しんかい12000」のインタビューをお送りします。掲載は11月下旬予定です)
2015年11月13日「地球最後の秘境・深海はどんな世界? - しんかい6500パイロットに聞いてみた」はコチラ前回の記事では、現在放送中の連続ドラマW「海に降る」(WOWOW)の山本剛義監督が、2015年4月、ドラマのために「しんかい6500」に乗船するという千載一遇のチャンスを得ながら、内径2mのコックピットの中に大男3人が乗り込み、息苦しさと暑さと気持ち悪さのトリプルパンチに「出してくれ」という心の叫びと葛藤する、危機的状況を紹介した。その三重苦をどう乗り越えて、深海にたどり着いたのか?○キャラメルの力――「しんかい6500」が着水するまでものすごく揺れて、監督は酔ってしまったと。酔うとどうしようもないんですか?山本:パイロットの方がすごく優しくて。僕が気分悪くなっているのを感じ取って、リラックスさせてくださるんです。「気分が悪かったら寝てて大丈夫ですよ」とかキャラメルを出してくれたりとか。――キャラメル、ですか?山本:甘いものを食べると落ち着くみたいなんです。気分が高揚したり、緊張しているのをほぐすために、お2人とも勧めてくれるんですよ。「キャラメルどうですか?」「ハイチュウありますよ」とか。――胸ポケットから?山本:ええ、そんな感じで。「え、キャラメル持ってるの?」と思って(笑)。内心、気持ち悪くて早く海中におろしてほしい、キャラメルどころじゃないんだけど、と思いながら「頂きます」と食べたら、不思議なことに落ち着くんですよ(笑)。急に窓の外を見たり、もうそろそろ着水かな、と思えるぐらいに。――キャラメルの力恐るべし! ですね。で、実際揺れが収まるのはいつごろでした?山本:「しんかい6500」が着水して10~20mも沈むと揺れがピタッとおさまりました。と同時にそれまですごく暑かったのに、深海の水温は3~4度ぐらいで直接船内に伝わってきて、急に涼しくなるんです。揺れも暑さもなくなって、なんとなく落ち着く。それからですよ、ようやくカメラをまわして仕事を始めたのは(笑)。○深海で感じた「神々しさ」――深海では、何を見ましたか?山本:「しんかい6500」の投光器の明かりをつけない限り、本当の漆黒の闇なんです。投光器の明かりが点いた時にだけ光があてられて浮かび上がる世界は、神秘的であり、神々しく見えました。宗教観は人によっていろいろあると思いますが、「天国ってこういうところかもしれない」と思いましたね。――天国! どんなところが天国と感じたのですか?山本:音もまったくなければ、潮の流れもない。生き物もいない。光もない。光が100%ない世界は日常ではなかなか体験しないですよね。光がない世界なんだと思うと、ただの岩場が急に神々しく見える。お花が咲いてきらきらしている天国もあるのかもしれないけれど、もしかしたらこういう静寂で音も光もない、「無の世界」のような天国もあり得るかもと思ったんです。――宇宙もそうだと聞きますね。生き物の気配がない世界…山本:そうなんです。気配が何もない。音も動きもない沈黙の世界ですね。水深50mぐらいまでは6K(しんかい6500)から出る気泡みたいなものもありますが、それもやがておさまって、あとは無の世界です。――海の色の変化について感じるところはありましたか?山本:水深50mを過ぎたあたりからほぼ光が入ってこなくなって、水深100m前後で濃い群青色になり、そのあとは漆黒の闇です。映画「グランブルー」の(ようなブルーの)世界が一瞬あったあとは真っ暗な世界なんです。ビデオカメラを通すとどうしても機械のほうで色や明かりの補正をしてしまうので、これは肉眼で見ないと、と思ってずっと肉眼で見ていました。――真っ暗闇の中、深海底に向かう時はどんな気持ちだったんでしょう?山本:不安な気持ちと、この光景と出会えるのは世界中で数人しかいないという神秘的なものを見ている高揚感と。ポジティブな気持ちとネガティブな気持ちが同居するような、今まで味わったことのない感情ですね。○男が惚れる男、深海パイロットたち――パイロットとコパイロットのやりとりで気づいた点はありますか?山本:仕事に対して純粋に向き合っている点ですね。人の命を預かっているし、研究者のオーダーに従って、泥を採取したり生態系の記録をとったりする。その仕事ぶりが真摯で手を抜かない。プロフェッショナルだと思いました。――具体的には?山本:通常の潜航では「しんかい6500」に乗船する研究者の要望にそって操縦されますが、僕が潜航した時は母船から研究者の指示がありました。たとえば研究者が水温を測ってほしいと母船から言ってきたんですけど、あまりにも頻繁で。素人の僕が見ていても「(さっき測ったばかりなのに)、そんなに変わらないんじゃないの?」「早く、次の目的地に行こうよ」と思うぐらい。でもパイロットはまったく表情に出さない。指示通りに作業して「これでいいですか」と。僕が乗船したときのパイロットは松本恵太さんで現役パイロットの中で一番潜航回数が多い、おそらくエースパイロットです。研究者に対する態度が紳士的で、たからこそ指名されて一番多く潜っているんだろうと思います。――深海パイロットは使う用語や所作も特殊だそうですね?山本:潜航時はパイロットとコパイロットのお2人で作業を互いに確認していましたね。コパイが作業のチェックリストのようなものを持っていて、たとえばコパイが「○電源オン確認する」と言うとパイロットが「○電源オン確認した」というように一項目ずつ確認していく。だから有村さんにも、主人公がどんなに不安を抱えていても、潜る前の確認作業だけは、プロとして厳しい表情でやってほしいと伝えました。――なるほど。監督が実際に潜ったからこそ、伝えたいのはどんな点ですか?山本:やはりパイロットたちの仕事に対する姿勢ですね。プライドを持って仕事に当たりながら、物腰はすごく柔らかくて。ぺらぺら喋るわけでなく、こっちが聞いたことに丁寧に答えて下さる。男が見てカッコいいなと思う男。それは(ドラマでパイロットを演じる)筒井道隆さん、そのまんまなんです。あまり言わなくても、筒井さんも同じような感じなんで安心したんです。もちろん、ドラマで出てくる近藤整備長のように「海は男の職場」だとちょっと思っているような怖いパイロットもいらっしゃる。JAMSTECには「しんかい6500」の女性初のコパイロットが実際におられたんですが、厳しくてすごい怖いパイロットもいると聞いています(笑)。――いろんな人がいて、面白いですね山本:人間くさい職場なんです。でもなんだろう、あの紳士的な感じは。海で働く人たちってすごい統率がとれているんです。外洋で何かがあると死んでしまうし、法律の目が行き届きにくい場所ですよね。極端なことを言えば、もめごとがあって殺人事件が起こったとしても事故です、と言ってしまえばそれまで。だからこそ、ルールをきちんと決める。母船での食事は襟付きのシャツを着ること、とかね。短パンにビーサンはだめなんです。――無法地帯だからこそ山本:母船の食事も毎回豪華なので、「いつもそうなんですか?」と聞いたら「法律で決まっている」というんです。何千キロカロリー以上のものを出しなさいと。厳しい仕事だし命がかかっているから、品疎な食事を出してはいけないわけです。――プロフェッショナルの集団だからこそ、これまで25年間事故なく運航してきたわけですね。でも、ドラマはピンチがないと成立しないですよね?山本:そうなんです。僕たちはピンチありきで台本を作ろうとする。でも実際はピンチにならないように何重にもセーフティをはっているわけです。「しんかい6500」は25年以上事故なく運航してきた世界一安全な有人潜水調査船。だが、ドラマはピンチがなければ面白くない。実際ドラマでは6Kで過去に起こっていない最大の危機、海底拘束が描かれていてハラハラドキドキ。あのストーリーはどのように作り出されていったのか? 次回をお楽しみに。(第3回は11月13日に掲載予定です)
2015年11月06日「二次元コスパ」ブランドより『艦隊これくしょん -艦これ-』の新グッズとして、「深海棲艦」のシルバーリングや睦月改二&如月改二のパーカー、睦月型ブローチなどが続々と登場する。■深海棲艦艦首シルバーリング深海棲艦の艤装部分の艦首をモチーフにデザインしたシルバーリング。歯にあたる部分以外の本体部分に光沢のある上品なブラックが特徴のルテニウムコーティングを施し、色分けを再現している。発売は2016年1月末の予定で、価格は13,000円(税別)。■睦月改二パーカー■如月改二パーカー睦月改二&如月改二が着ているパーカーが登場。特徴的な胸の"三日月"マークは刺繍で再現されており、左袖の「睦月改二」「如月改二」の文字は刺繍で、その下にある2本のラインはテープを縫い付けて再現されている。発売はいずれも2016年2月上旬の予定で、価格は各13,00円(税別)。■睦月型ブローチ"睦月型"がつけている三日月型のアクセサリーを再現。本体は金属製で、オモテ面は丸みのある立体的な表現となっている。裏側には2つピンズタイプの留め具がついており、先述の「睦月改二パーカー」「如月改二パーカー」とあわせてみるのも面白い。発売は2016年1月末の予定で、価格は1,300円(税別)。■第六駆逐隊ジップパーカー リニューアルVer.■金剛ジップパーカー リニューアルVer.■島風ジップパーカー リニューアルVer.■加賀ジップパーカー リニューアルVer.■長門ジップパーカー リニューアルVer.暁・響・雷・電の4艦から構成された「第六駆逐隊」、戦艦「金剛」、駆逐艦「島風」、航空母艦「加賀」、戦艦「長門」をミリタリー風にデザインしたパーカー。デザインの各所に装備や竣工年などの要素を散りばめたこだわりのデザインとなっている。発売はいずれも2015年12月下旬の予定で、価格は各6,000円(税別)。各アイテムの詳細は、二次元コスパの『艦隊これくしょん -艦これ-』グッズ一覧をチェックしてほしい。(C)2015 DMM.com POWERCHORD STUDIO / C2 / KADOKAWA All Rights Reserved.
2015年11月03日横浜・八景島シーパラダイス(神奈川県横浜市)では7月25日、新展示エリア「未知なる海底谷 深海リウム」を同施設内の水族館「アクアミュージアム」に新設する。同館によると、東京湾には、水深500m以深、長さにして40kmにも及ぶ「東京海底谷」(とうきょうかいていこく)と呼ばれるエリアがあるという。「深海リウム」では、既存の深海生物の展示を一新。東京海底谷に生息する深海生物を中心に、生態や姿かたちの変わった約40種250点の生物を展示する。「海底に潜む掃除屋」コーナーでは「オオグソクムシ」や「ヌタウナギ」「スソウミヘビ」などを展示する。「小型甲殻類の宝庫」コーナーでは、水深~500mに生息する「イガグリガニ」や「コツノガニ」などを公開する。東京湾だけではなく、相模湾の深海生物も公開する。色鮮やかな「シキシマハナダイ」「アカイサキ」「アズマハナダイ」「べニテリ」や、大きな口の深海魚「マトウダイ」、水深800mほどに生息し両ハサミ脚を広げると3mにもなる「タカアシガニ」も登場するとのこと。さらに、世界最大の等脚類「ダイオウグソクムシ」や、生きる化石とも称される「オウムガイ」、寒天のような皮膚をもつ「ザラビクニン」など、日本には生息しない深海生物も展示する。また、未知の深海生物「ミツクリザメ」の捕獲・長期飼育展示に取り組んできた飼育エピソードも公開するとのこと。また、同館内「アクアシアター」では、オリジナル・アドベンチャー・ショートムービー「THE深海 ~発見!驚異の深海生物~」(有料)も上映する。4つの水族館からなる「アクアリゾーツ」では、東京湾に生息するサメに注目し、30種もの生体・標本を展示する「東京湾 サメコレクション」も開始している。
2015年07月27日深海を舞台にた朱野帰子が執筆した同名小説のドラマ化「連続ドラマW 海に降る」が、主演に有村架純を迎え10月よりWOWOWにて放送されることがこのほど決定した。JAMSTEC(海洋研究開発機構)で、有人潜水調査船「しんかい6500(6K)」の運航チームに所属する天谷深雪(有村架純)は、6Kのパイロットになることを夢見ていた。父・厚志もパイロット兼研究者だったが、志半ばで病死。深雪は、幼少期に父が話してくれた“深海の宇宙”を探索することを目標に、パイロット候補生として日々業務にいそしむ。そんなある日、深雪は6Kに搭乗するチャンスをつかむ。JAMSTECも日本人初の女性パイロット誕生とあって広報活動に余念がない。しかし潜航直前、深雪は父のロッカーの中から1本のテープを見つける。そこに記録されていたのは、未知なる巨大な物体や深海に取り残されたパイロットたちの恐怖の映像であった。そこには父の最期の姿も映っていた。美しき深海とは程遠い、衝撃的な映像を目にした深雪は、激しい恐怖に襲われる。果たして彼女は、暗黒の深海から無事に帰還できるのか――。実在する海洋科学研究機関、「JAMSTEC」(海洋研究開発機構)を舞台にした朱野帰子の小説を、JAMSTECの全面協力を得てドラマ化に挑む本作。2014年に完成25周年を迎えた有人潜水調査船「しんかい6500」をはじめとした潜水船、研究船内にクルーが搭乗し、沖縄本島近海、水深1500mでの撮影を敢行。「リアルな深海世界」と「海洋科学技術の最先端」が圧倒的なリアリティで描かれている。物語の主人公を演じるのは、主演映画『ビリギャル』の大ヒットが記憶に新しい有村架純。連続ドラマ初主演となる本作では、組織の中で奮闘し、亡き父の遺志を受け継ぎ、深海の謎に命を懸けて臨むパイロット役に挑戦している。有村さんは、本作の主演を務めるにあたって「海洋研究が担っているのは、日本や世界の未来です。だからこの作品の背負っているテーマは、すごく大きなもので本当に身が引き締まりました。 初めての連続ドラマの主演という大役を頂き、不安や戸惑いはありますが、 男社会の厳しい環境の中で立っている深雪のように、 私も甘えることなく、強くたくましく演じられたらと思います」と、意気込みを語っている。また、未知の生物が存在し、新たな資源が眠っているといわれる深海を、全編4Kで収録したフルハイビジョンで放送し、神秘的でかつ驚異的な映像美を体感できるのも本作の大きな魅力だ。深海を舞台にした前代未聞の本格派ドラマとして、大きな注目を集めそうだ。「連続ドラマW 海に降る」は、10月よりWOWOWにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年07月03日女優の有村架純が、連続ドラマ初主演を果たすことが2日、分かった。WOWOWで10月にスタートする『海に降る』で、深海調査船のパイロットを演じる。同作は、朱野帰子の同名小説を映像化するもの。JAMSTEC(海洋研究開発機構)の全面協力により、本物の潜水船、研究船で撮影を行った。フルハイビジョン放送だが、全編4K撮影しており、リアルな深海の世界を描く。有村演じる天谷深雪は、亡き父の遺志を受け継ぎ、日本で初めて有人潜水調査船「しんかい6500」の女性パイロットとなった。しかし、最後に父が行ったとされる、潜航の衝撃的な映像を見つけてしまい、深雪は恐怖心に襲われることになる――。有村は「台本を初めて読んだとき、心臓がドキドキというよりもバクバクしました」と、その衝撃を振り返る。それでも、JAMSTECの使命から、作品の背負う大きなテーマを知り「本当に身が引き締まりました」と語っている。また、今作が連ドラ初主演となることに「不安や戸惑いはありますが、男社会の厳しい環境の中で立っている深雪のように、私も甘えることなく、強くたくましく演じられたらと思います」と意気込む。原作の朱野氏は、ドラマ化の話があったときから「深雪が有村架純さんだったらいいな…」と希望を抱いていたそうで、有村の主演が決まった際は「心のなかでガッツポーズをとってしまいました」と大喜び。有村の愛らしさや、凛々(りり)しさが、本物の女性パイロットに似ていると感じたといい、「潜航服姿を拝見するのがとても楽しみです」と語っている。山本監督も「今、一番輝いている女優の一人である有村架純さんと脇を固める豪華な俳優陣がどんな化学反応を見せてくれるか僕自身楽しみであり、良い意味で緊張しています」とコメント。「深海の世界は遠い場所かもしれませんが、それに関わる人々はとても身近で人間臭く、さまざまなドラマが詰まっています」と見どころを語っている。
2015年07月03日東京都新宿区の「コニカミノルタプラザ」イベントスペースでは、7月16日より「"海底散歩"暗闇の中で美世界に出会う~超・深海展2015~」を開催する。東京都新宿区の「コニカミノルタプラザ」イベントスペースでは、7月16日より「"海底散歩"暗闇の中で美世界に出会う~超・深海展2015~」を開催する。今年で3回目となる「超・深海展」では、毎年好評の深海探査機の模型や深海生物の標本/大伴プリント、チムニー(熱水噴出孔)の大型模型の展示を実施する。また、2014年には「ダイオウグソクムシ」の展示を行ったが、今年は"流氷の天使"とも呼ばれる「クリオネ」を生体展示する。クリオネはいまだにはっきりとした生態が分かっていない動物で、会場ではその様々な表情をじっくり見ることができる。さらに今年は、新たに「超・深海展検定」や「NHKスペシャル世界初撮影! 深海の超巨大イカ」特別上映も行う。「超・深海展検定」は、難易度(初級・中級・上級)を選んで会場スタッフから解答用紙を受け取り、その場でチャレンジするというもの。問題は深海ファンならずとも知っておきたいえりすぐりのものを用意する。各級とも10問中8問以上正解した人に、その場で認定バッジをプレゼントする(なくなり次第終了)。「NHKスペシャル世界初撮影! 深海の超巨大イカ」は、2013年に放送されて深海ブームの火つけ役となった海洋科学ドキュメンタリー番組。10年におよぶ地道な調査の末、人類が初めて遭遇したその姿を大画面で楽しむことができる。上映は1日1回上映(月~金曜日: 17:30~、土・日曜日と祝日: 12:00~)。そのほか、海洋研究開発機構(JAMSTEC)研究員の和辻智郎氏が語る「深海動物の深い話」では、チムニーの周りに住むゴエモンコシオリエビをはじめとする、様々な深海動物の生態を子供から大人まで楽しめる内容で披露する。開催日時は7月25日14:00~15:00で、定員は50人。当日の12:00から会場にて整理券を配布する。コニカミノルタプラザ特別企画展「"海底散歩"暗闇の中で美世界に出会う~超・深海展2015~」は、7月16日~8月11日の10:30~19:00に開催する。期間中無休で入場は無料となっている。なお、同スペースのギャラリーA では、日経ナショナルジオグラフィック社 監修・協力のもと、日本の海をテーマにした写真展「『日本縦断 3つの海』~presented by ナショナル ジオグラフィック~」を同時開催する。同展では全館"海"の展示となるコニカミノルタプラザで、様々な視点から海の不思議を感じることができる。
2015年06月23日富山県滑川市の道の駅ウエーブパークなめりかわ内・ほたるいかミュージアムで、旬のホタルイカを楽しめる「春のホタルイカ祭り2015 in滑川」が行われる。開催日は4月25日、フリーマーケットが9時から、ステージ企画は10時から実施し、終了は15時頃となる。○ホタルイカを使った催しが目白押し!同イベントでは、ホタルイカボイル大食いコンテストやホタルイカすくい、ホタルイカ目玉飛ばしコンテストなどの企画のほか、てんぷらやボイルなど様々なホタルイカ料理を味わえる。そのほか、ホタルイカ音頭の三味線演奏や、よさこいステージ、藤本秀君保会による踊りなどのステージイベントや、3歳児から小学生限定の「チビッコビンゴ大会」、フリーマーケットなど、大人から子供まで楽しめるイベントを用意する。会場となる「ほたるいかミュージアム」は、ほたるいかの生態や、棲息する富山湾の神秘について学べる体験型のミュージアム。ほたるいかの発光ショーが見られる「ライブシアター」や、深層水で飼育している富山湾の生きものとふれあえる「深海不思議の海」などの展示を楽しめる。
2015年04月24日