インナービューティーダイエットで内側から美しく一般社団法人 日本インナービューティーダイエット協会は2日、岐阜県安八郡輪之内町が行う地方創生プロジェクトにて、「インナービューティーダイエット輪之内町農業コラボ事業実行委員会」を設立したことを発表した。同協会は、食事方法を整えることで体の内側(腸・心)から美しさを手に入れるという「インナービューティーダイエット」を提唱している。食材や調味料を吟味するだけでなく、自分で食材を選択し調理する技術を身につけることで、健やかな食生活を継続していくことを目指すものだ。野菜から日本を盛り上げるそのため同協会は、食事方法慣行農法以上に農薬を使用しない農業を推進し、その貢献を目標としている。また、そうして生まれた安心・安全の野菜をマルシェ等で販売することで日本の農産を一層盛り上げていき、若者の就労に「農業」という選択肢を持ってもらうというねらいもあるのだそう。今後は協会が主宰する料理サロンとのコラボレーションも行い、「美しくなるためには、料理を作る、食べること」というメッセージを発信していきたいとしている。(画像はプレスリリースより)【参考】※一般社団法人 日本インナービューティーダイエット協会
2016年12月07日時代を嗅き分けながら、独自の変貌を続けるパリ。「去る者追わず、来る者選ぶ」な姿勢のこの街は、新しいトレンドを柔軟に受け入れながら、古き良きノスタルジックも決して忘れない。「4days in Paris」では、ファッション、食、芸術、文化に触れられるパリでの過ごし方を、現地在住のライターELIE INOUEがご紹介!>>【4days in Paris】DAY 1:行く度に新しい出会いがある、最新トレンド発信地マレへ戻る。>>【4days in Paris】DAY 2:芸術と文化の交差点サンジェルマン・デ・プレで感性を磨くへ戻る。>>【4days in Paris】DAY 3:映画ヒロイン気分でモンマルトルの丘を散策へ戻る。◇DAY4AM8:00@Marche決して仕事の奴隷にはならないフランス人。そもそもお金よりも生活の質を重視する傾向があるためか、オンオフの切り替えはしっかりとつける。日本で耳にするようなブラック企業なんて有り得ない!現在政府で議論されている内容の一つに、バカンス中に仕事の電話があった際に、対応する責任の有無について。たとえその人の顧客やその人にしか出来ないことがあっても、バカンス中には無視してもOKという声が強いみたい。それくらい休みをしっかり取るフランス人は、週末日曜日は完全オフモード。でも日曜日にしか出来ないこともある!それがマルシェ(Marche)や蚤の市へ行くこと。パリ市内のマルシェの中で規模も活気が最大級なのがバスティーユのマルシェ・バスティーユ(Marche Bastille)。家族連れの地元の人たちで大賑わいで、まさにパリの台所といった感じ。日本では見かけない野菜や、チーズやパンなどの種類の多さに驚くはず。ガレット、クレープ、サンドイッチといったフランス料理から、パエリアなどのスペイン料理、日本では馴染みの薄いチュニジア料理など、その場で調理してくれる屋台や総菜屋も多く、日曜日の朝ご飯調達にぴったり!AM11:00@Marche aux Puces de Clignancourtパリ最大の城壁の跡地にあり、100年以上の歴史をもつ蚤の市がクリニャンクール蚤の市(Marche aux Puces de Clignancourt)。約2,500店舗がひしめき合い、雑貨、家具、古着、美術品など掘り出し物の宝庫。土日のみの開催だが土曜日は閉まっているお店も多いため、日曜日に訪れるべき。誰かにとって不要な物が、誰かにとっての宝物に。物も所有者や価値を変えながら、次の世代へと受け継がれていく、その発想自体がフランス人らしい。一期一会の出会いを大切に、じっくりお目当てのものを探してみて。AM19:00@Le Clown Bar20世紀初頭に誕生した超老舗ビストロル・クラウン・バー(Le Clown Bar)は、2015年FOODINGというグルメガイドで最優秀ビストロに輝いた話題のお店。すぐ隣に位置しているサーカス場の団員が足繁く通ったお店として有名で、店内はピエロ(Clown)の絵が描かれた、レトロで可愛らしい内装。2014年のリニューアルをきっかけに貴重なワインメニューを揃え、シェフには日本人の渥美創太さんが就任し、予約が取れないほどの大人気に。(事前に予約をするか、バーだけなら予約がなくても入れることもある。)進化と挑戦を続けるパリの食文化の中で活躍する日本人のフレンチ。美味しいワインとともに、パリの夜を締めくくろう。
2016年10月16日2016年10月8日(土)・9日(日)・10日(月・祝)の3日間、佐賀県唐津市で地産食材を使用した料理とオリジナルの有田焼を融合したイベント「DINING OUT ARITA& with LEXUS(ダイニング アウト アリタ アンド ウィズ レクサス)」が開催されます。DINING OUTとは、日本全国のどこかで数日だけオープンするプレミアムな野外レストランです。尾道で開催した前回は、発売から数日でチケットが完売しました。五感を通して佐賀の地の豊かな食を味わってみませんか。1泊2日のプレミアムなツアー佐賀県唐津市で開催するダイニング アウトは、新進気鋭のシェフ・渥美創太氏と、伝統工芸に新たな風を吹かせているクリエイターの丸若裕俊氏、コラムニストの中村孝則氏の3人が手がけます。イベントは1泊2日のツアーで1日目の夜に「DINING OUT ARITA& with LEXUS」が開催され、2日目は伊万里と唐津で有田焼の源流を辿りながら焼き物にふれあうオリジナルツアーを開催する予定です。テーマは「Re-spect(リ・スペクト)」テーマの「リ・スペクト」に挑むのは、世界で活躍する3人のプロフェッショナルです。ニューヨークタイムズでも紹介され、いま最もパリで人気のレストラン「CLOWN BAR」のシェフ・渥美創太氏が料理を担当します。世界で活躍する新進気鋭の若き才能は、有田焼400年超の歴史を果たしてどう捉えどういった料理を生み出すのでしょうか。また、オリジナルの器制作を担当するのは、有田・伊万里・唐津の職人と作家です。クリエイティブプロデューサーを務めるのは、日本の伝統工芸に新たな付加価値を見出し世の中に発信している「丸若屋」の丸若裕俊氏。ホスト役は昨年に引き続き、世界ベストレストラン50の日本評議委員長を務め、食以外にもファッション、カルチャーをテーマに活躍するコラムニスト・中村孝則氏です。有田焼の歴史とその起源を振り返りながら次世代の器のあり方を提示します。壮大なテーマへのチャレンジに期待が高まりますね。ステージは有田焼創業400年の佐賀県有田ダイニングアウトは、世界的なスターシェフを招き、開催地の食材や風土に焦点をあてた食宴を演出してきました。そのプロダクト版ともいえるのがデザイニングアウトです。その土地について詳しいクリエーターが地域の伝統文化や価値を掘り起こし、そこに宿るストーリーを添え新しい価値をまとめながら繋げていきます。初の試みにチャレンジするのが、伝統工芸の老舗や著名デザイナーとのコラボで斬新なプロダクトを世に生み出してきた丸若裕俊氏です。彼はヨーローッパが誇る8つのジュエリーブランドと有田焼の競演を実現させた「SEEDS of ARITA」など、日本の伝統美や文化を世界に発信することに長けています。そして今回、デザイニングアウトの最初の会場として選ばれたのが、有田焼創業400年で盛り上がる佐賀県有田市です。開催日程について日程は2016年10月8日(土)から9日(日)まで、10月9日(日)から10日(月・祝)まで、10月10日(月・祝)から11日(火)までの3日間限定で、募集人数は各回40名、トータルで120名。チケットはJTB九州佐賀支店で販売中です。チケット発売とDINING OUTについては下記サイトからご覧ください。出演者についてご紹介●シェフ・渥美創太(あつみ そうた):パリ「CLOWN BAR」千葉県出身の渥美創太氏は、辻調理師専門学校フランス校を卒業後、ロアンヌの「トロワグロ」で研修を積み、吉野建氏の料理に感銘を受けパリの「ステラマリス」で3年働きました。その後ジョエル・ロブション研究所で1年、高田賢三氏のお抱え料理人を務めていた中山豊光氏の「レストラン・トヨ」を経て、2012年に「ヴィヴァン・ターブル」のシェフに。20世紀初頭にサーカス関係者が通い詰めた往年の老舗「CLOWNBAR」を自然派ワインで人気のレストラン「サチュルヌ」が買い取り再オープンした2014年5月に、シェフに抜擢されたのです。2015年、「CLOWN BAR」は、フランスのレストランガイドとして大きな影響力を持つ「ル・フーディング」の全仏最優秀ビストロ賞を受賞しました。類まれな若き才能が話題沸騰の人気店です。CLOWN BAR オフィシャルサイト:●クリエイティブプロデューサー・丸若裕俊(まるわか ひろとし):丸若屋株式会社丸若屋の代表を務める丸若裕俊氏は、日本文化の再生者と言っても過言ではありません。2010年に株式会社丸若屋を設立し伝統工芸から最先端の工業技術に至るまで、今ある姿に時代の空気を加味し再構築。新たな視点から更なる魅力を提案しています。2014年、パリのサンジェルマンにギャラリーショップ「NAKANIWA」をオープンしました。日本とフランスを拠点に、21世紀だからこそ見出せる価値創造に挑み新しい日本文化のカタチを追求しています。丸若屋オフィシャルサイト:●ホスト・中村孝則(なかむら たかのり):コラムニスト神奈川県葉山生まれの中村孝則氏は、グルメ以外にファッション、文化、ホテル、旅など「ラグジュアリー・ライフ」をテーマに新聞、テレビ、雑誌で活躍しています。2007年にフランス・シャンパーニュ騎士団のシュバリエ(騎士爵位)の称号を授勲し、更に2010年には、スペインよりカヴァ騎士の称号も授勲。ちなみにカヴァは、スペインのスパークリングワインの呼称です。2013年より世界のレストランの人気ランキングを決める、世界ベストレストラン50の日本評議委員長も任務しています。剣道教士七段を誇り、大日本茶道学会茶道教授も務めています。主な著書に「名店レシピの巡礼修業」(世界文化社)があります。中村孝則オフィシャルサイト: 舞台に選ばれた佐賀県は、唐津・伊万里・有田など古くから陶磁器の産地として全国的にも知られています。また玄界灘と有明海の2つの海に隣接しており、海苔や蟹などの海産物が豊富です。唐津城や、有田ポーセリンパーク、御船山楽園など観光スポットも沢山あります。ぜひプレミアムなチケットを入手して佐賀のグルメと観光を堪能しませんか。イベント詳細名称:DINING OUT ARITA& with LEXUS開催地:佐賀県唐津市開催日:2016年10月8日(土)~9日(日)、2016年10月9日(日)~10日(月・祝)、2016年10月10日(月・祝)~11日(火) ※3日間限定募集人数:各回40名、計120名限定宿泊先:洋々閣()など公式サイト:
2016年08月21日パナソニックは4月5日、持続的成長に向けた共創型イノベーションの実践を目的として、西門真拠点(大阪府門真市)の構内に共創の場となる「Wonder LAB Osaka」(ワンダーラボ・大阪)を新設した。同施設は延床面積は約2640平方メートル(約800坪)。「社外パートナーも含めた多様な人々と一緒に、新たな価値を創造するプレイフルな共創空間」をコンセプトとして、「組織を超えたオープンなイベントができる交流の場」「最新技術やプロトタイプも導入評価できる実証の場」「社内外のコミュニティやメディアと繋がる発信の場」を特徴として挙げている。以下の表は具体的な施設内容。同社は同施設を利用して、幅広いヒューマン・ネットワーク構築を行いながら、ビジネスや産学連携のパートナーと共に、新たなコア技術や「Wonder!」な商品などを生み出していく活動に取り組んでいくとしている。
2016年04月06日旭化成ファーマは3月28日、ペプチドリームと複数の創薬標的分子に対する「特殊ペプチド」を創製することを目的とした共同研究開発契約を締結したと発表した。同契約は、旭化成ファーマが開発を目指す創薬ターゲットに対して、ペプチドリーム独自の創薬開発プラットフォームシステム「PDPS(Peptide Discovery Platform System)」を用いて特殊環状ペプチドを創製し、旭化成ファーマにおいて当該特殊ペプチドに係る臨床開発を目指す内容となっている。ペプチドリームはこれまでにも、国内製薬企業5社、海外製薬企業10社との間で創薬共同研究開発契約を結んでいる。旭化成ファーマは今回の契約締結について、「今後の創薬研究において医薬品候補物質取得の可能性を飛躍的に向上させることができるものと期待している」とコメントしている。
2016年03月28日日本マイクロソフトは2月9日、東京エレクトロンデバイスなど9社と協力して「IoTビジネス共創ラボ」を発足したことを発表した。Microsoft AzureをベースとしたIoTソリューションの開発促進や、共同検証結果を発表するセミナー開催など、各企業がマッチングする場を提供する。登壇した日本マイクロソフト 代表執行役 会長の樋口泰行氏は、「Azure IoT Suite」による迅速な共同検証の支援で、スモールスタートから本格導入までスムーズに行えるとアピールした。日本のICT産業を語る上で「IoT(Internet of Things)」は、今もっとも注力しなければならない分野である。米国のように官民一体となってIoT事業を推進しなければならないのは、誰の目にも明らかだ。このことを改めて強く感じさせたのが、日本マイクロソフトが2016年2月9日に開催した「IoT分野の新たな取り組みに関する共同記者発表会」である。東京エレクトロンデバイス IoTカンパニー(幹事社)、日本マイクロソフト(事務局)、アクセンチュア、アバナード、テクノスデータサイエンス・マーケティング、電通国際情報サービス、ナレッジコミュニケーション、日本ユニシス、ブレインパッド、ユニアデックスの計10社が協力して「IoTビジネス共創ラボ」を発足したことを発表した。登壇した東京エレクトロンデバイス IoTカンパニー カンパニープレジデントの八幡浩司氏は、「IoTのエキスパートによるエコシステム構築や、プロジェクトの共同検証によるノウハウ共有、先進事例の共有によるIoT導入の促進といった目的を持って、各企業がエコシステム的に協力しあう。自由な議論から生まれる発想を活かしたい」と発足理由を語る。そもそも東京エレクトロン デバイスは、産業用エレクトロニクス製品の設計や開発、半導体電子デバイスおよび情報通信機器の販売や保守を行う企業として、さまざまなデバイスを世に送り出してきた。日本マイクロソフトとは23年前から組み込み分野で付き合いがあるというから、Windows Embedded CompactがまだWindows CEと呼ばれていた時代までさかのぼる。そこで東京エレクトロンデバイスと日本マイクロソフトが中心となって、ビジネスソリューション開発やサイエンス分野など幅広い専門分野に声をかける形で、IoTビジネス共創ラボの発足に至った。IoT分野における未来予測はIDCやGartnerの調査結果が顕著だが、八幡氏は2020年までにIoT接続数は250億(Gartner)、市場売り上げ規模は1.7兆ドル(IDC)を引用し、「数字だけではピンと来ないが、我々が関わるすべてのものがインターネットにつながる世界を想像してほしい。より良い行動指針を提示する未来が訪れる」とIoTで変わる未来を語った。また、McKinsey&Companyの調査結果である"IoTがもたらす価値の70パーセントはB2Bシナリオから"についても、「正しい予測だ。我々も同様に始める」という。さらに日本国内のIoT市場についても言及し、「(IDC Japanの調査結果によれば)現在のICT市場は25兆円だが、そのうちIoT市場は9兆円。今後はIoTが市場全体を牽引し、年12パーセントの成長率がある」と説明した。特にサーバーやストレージ、分析ソフトウェアなどが成長分野となり、IDC Japanの調査結果では4年後の2019年には16兆円まで拡大する。この7兆円の部分を参画する企業たちで盛り上げようというのが、IoTビジネス共創ラボの存在理由だ。IoT導入で問題視されるのがセキュリティや投資対効果、そして人材不足である。この点についてはMicrosoft Azureで解決することが可能であると八幡氏はいう。記者からの他社製パブリッククラウドの導入について検討しなかったのか、という質問に対して、「(東京エレクトロン デバイスの調査によれば)あらゆるモジュールを持っているのはMicrosoft Azureだけだった。顧客がオンプレミスサーバーでデーターを管理している場合も、データーだけをPower BIに投げるなど柔軟なシナリオに対応できる」と、日本マイクロソフトを協業パートナーに選択した理由を説明した。さらに日本国内にデーターセンターを保有している点も大きいという。IoTビジネス共創ラボではプロジェクトを検証するため、5つのワーキングループを設けることを明らかにした。各分野に特化した「製造ワーキンググループ(リーダー: 東京エレクトロンデバイス)」「物流・社会インフラワーキンググループ(リーダー: ブレインパッド)」「ヘルスケアワーキンググループ(リーダー: ユニアデックス)」の3つに加え、ビジネスインパクトがあるIoTシナリオを検討する「ビジネスワーキンググループ(リーダー: アクセンチュア)」と、多様なデーターを分析、活用する「分析ワーキンググループ(リーダー: ブレインパッド)」が脇を固める。八幡氏は「ホワイトボードに書き殴りながら議論を進めたい」と語った。日本マイクロソフト 代表執行役 会長の樋口泰行氏は、「IoTはクラウドとデバイスを結びつけることで高い付加価値を生み出せる。弊社は後出しジャンケンが得意な会社だが、より良いもの目指した結果、機能的には(他社製パブリッククラウドよりも)先に進んでいる」と述べている。IoT市場においてはMMI(マンマシンインタフェース: 人と機械の間で情報伝達を行うデバイスやソフトウェア)が重要だが、Microsoftは同分野の研究を長年続けてきた。この点についても「M2M(Machine to Machine)からIoT、最終的には人とつながることに価値を見いだしたい」という。樋口氏はIoTデバイスの多様化を、自社のSurface HubやHoloLensといったデバイスと機械学習などのIT技術を例に挙げ、「別々に存在したものがクラウドやIoTでつながり、それが人につながっていく」と説明した。近年の日本マイクロソフトは国内にデーターセンター設置してから、Microsoft Azureを用いたビジネスを開く展開している。シェア拡大の理由について樋口氏に尋ねると「最近はオンプレミスサーバーを自社で購入する企業はかなり減ってきている。その環境変化に合致したのだろう。『Azure Stack(IaaSやPaaSの機能をオンプレミスで利用可能にするパッケージ)』や他社製パブリッククラウド、企業内クラウドなどにシームレスに対応し、その裏でもインテリジェンスな機能が多数存在するため選んでもらっている」と、Microsoft Azureの強みを語った。IoTビジネス共創ラボにおける日本マイクロソフトの役割は事務局ということだが、容易なクラウドとIoT導入を実現すると同時に遠隔監視や予兆保全、資産管理などのシナリオをパッケージ化する「Azure IoT Suite」や、IoTデバイスとソリューションバックエンド間でセキュアな双方向通信を認定する「Azure Certified for IoTプログラム」を提供。後者は2015年9月から米国本社で始めたプログラムだが、認証済みデバイスなどをリスト化することで、ユーザーのIoT導入支援につなげる意図がある。既に8社のゲートウェイパートナーが申請を開始し、内1社認証を取得済みだという。その他にも、「Azure IoT Hub(何百万台ものIoTデバイスとクラウド双方向通信やセキュリティ保護を確立するサービス)」を2月3日から最終版として提供を始めている。さらにIoT市場の需要喚起として、製造や流通といった各種業界の意思決定者5,000人を対象にしたイベントやセミナーを開催。既に3月10日には1回目の勉強会を予定している。さらにパートナーマッチングや先進事例のモデル化などを行いながら、1年以内に100案件の送出を目指すという。加えてIoT技術者不足を改善するため、無償トレーニングも提供する。年90回以上のトレーニング開催を予定し、合計1万人の技術者育成を目指す。最後に活動目標として八幡氏が「1年以内に(顧客企業を)100社に拡大する」と語った。その理由として「日本は製造業の土壌がある。長年付き合いのある企業は3,000社、常に取引のある企業は2,500社以上。各社からIoT市場への参画をほのめかす声を頂いている」からだという。今回の取り組みがIoT市場へどのようにコミットし、成果を生み出すのか現時点では分からない。だが、IoTへの取り組みは世界レベルで切磋琢磨する時代となった。IoTビジネス共創ラボには次世代のICT市場を盛り上げる役割を期待したい。阿久津良和(Cactus)
2016年02月09日田辺三菱製薬、日本電気(NEC)、理論創薬研究所は12月9日、ICTを駆使した創薬技術「インシリコ創薬」の高精度かつ高速なアプローチを3社共同で開発したと発表した。田辺三菱製薬と理論創薬研究所は2012年より、膨大な化合物情報が一元化されたデータベースから、医薬品創製に役立つ過去の成功/失敗事例といった「創薬ナレッジ」を目的に応じて効率的に抽出できるシステム「改良版MMPA」を研究・構築してきた。2014年よりNECも参画。オープンソースのデータベース「PostgreSQL」に検索を並列処理させるソフトウェア「NEC PostgreSQL Accelerator」を適用させることで、改良版MMPAを用いた創薬ナレッジの抽出速度を最大で約24倍向上させたという。3社は、改良版MMPAとNEC PostgreSQL Acceleratorを効果的に用いたICTによるインシリコ創薬で、医薬候補品の選択を効率化させることが可能になるとしている。
2015年12月09日日立製作所は10月15日、顧客と共に事業機会を探索・発見し、新事業コンセプトを創生してビジネスモデルを検討するための手法、ITツール、空間を体系化した顧客協創方法論「NEXPERIENCE」を構築したと発表した。「NEXPERIENCE」は、顧客との協創過程を「ビジョンの共有」と「新コンセプトの創出、プロトタイプ開発とデモンストレーション」という2段階に大別し、過程ごとに適した手法とITツールを体系化したもの。ITツールには検討に必要な枠組みやデータをコンテンツとして格納するなど、議論を円滑にすすめるための要素を盛り込んでおり、導き出されたアイデアなどの結果やその検討過程を自動整理する機能を備えている。例えば、「プロトタイプ開発」過程で提供される「ビジネスモデル設計ツール」では、参加者がタッチパネル上でアイコンを簡単に並べながらビジネスモデルの設計を検討できると同時に、描き出されたモデルを別の視点で俯瞰できる図やグラフに、リアルタイムで自動的に置き換えて提示することが可能となっている。また、同社の独自性を生かした協創を促進するために必要な「空間」として、プレゼンテーションスペース、協創スペース、ラウンジスペース、ミーティングスペースを備えた顧客協創空間をCSI東京内(東京・赤坂)に開設。協創スペースには、手法やITツールを利用できるタッチパネル仕様の大型マルチディスプレイとテーブルディスプレイを備えた端末や、タブレット端末が設置されている。これらの端末は連携しているため、ファシリテーターと参加者が一緒に使うことで、多角的な視点による濃密な議論を支援し、創造性の発揮と共感の醸成が期待できるという。ラウンジスペースは、東京都心を一望できる開放的な空間で、リラックスした雰囲気で打ち解けた対話を誘発するような作りとなっている。「NEXPERIENCE」は北米、中国、欧州にある社会イノベーション協創センタにも展開される予定。
2015年10月16日大垣共立銀行はこのたび、愛知県の春日井市と「地方創生に関する連携協定」を締結したと発表した。○産業および経済の活性化、地域活力の創造に寄与する「地方創生に関する連携協定」は、大垣共立銀行と春日井市の相互連携・協力により、春日井市における地方創生の諸課題に取り組むことで、地域活力の創造などに寄与することを目的としているという。政府が地方創生を重要政策として推進するなか、OKB垣共立銀行は6月、「地方創生センター」を新設して地方公共団体の取り組みをグループ一体となって積極的に支援しているという。同協定の締結により春日井市との連携をさらに強固なものとし、地方版総合戦略の策定・推進や高蔵寺ニュータウンを始めとした市内への移住・定住促進など、春日井市の地方創生に向けた取り組みへの支援を強化するとしている。OKB大垣共立銀行はこれからも、地域金融機関として地域における地方創生への取り組みに積極的に参画し、地域の活性化に寄与していくとしている。
2015年08月06日これから間違いなく日本のロックシーンを席巻する存在になるであろう、ポテンシャルあふれるロックバンドが登場しました。その名も、空創ワルツ。ファンタジックなバンド名ですが、サウンドはキャッチーさを兼ね備えた、骨太なロックです。メンバーは、ヴォーカル・ギターの中川悠太さん、ベースの太治さん、ドラムのTAHARAさんの3人。中川さんと太治さんは福岡県出身、TAHARAさんは山口県出身という、関門橋がつなぐ縁で結成されたバンドです。その空創ワルツの2ndミニアルバムが、『Waltzer Waltz』(ワルツァーワルツ)です。全6曲入りというアルバムではありますが、それぞれの楽曲の充実度が凄まじく、フルアルバムを聴いたかのような充足感を持っています。どの曲も個性的で面白いアレンジが施されているので、ライブ感満載ですし、何よりメンバーが音楽を楽しんでいる様子が伝わって来ます。このバンドは、必ず時代を作り上げるはずです……空創ワルツ、要注目!リリース情報:『Waltzer Waltz/空創ワルツ』(2015.8.5発売/¥1500(tax out)/CLMR0035)
2015年08月03日山口フィナンシャルグループは26日、地方創生を専門に手掛けるコンサルティング会社「株式会社YMFG ZONEプラニング(仮称)」を同社100%出資にて設立すると発表した。山口フィナンシャルグループ(YMFG)の主要営業エリアである山口・広島・北九州(YMFG ZONE)において、民間中心の地方創生に特化した専門的な業務展開を行うとしている。○会社概要企業名/株式会社YMFG ZONE プラニング(仮称)略称:YM-ZOP(ワイエムゾップ)本社所在地/山口県下関市(予定)代表者/未定設立/7月(予定)資本金/3,000万円事業概要/地域・域内企業の生産性向上に向けた総合的な事業活動支援。(1)中堅・中小企業の総合的成長支援、(2)経済構造分析・企業分析等データベース整備、(3)各種ネットワークを活用したオープン・イノベーションを提供、(4)官民連携によるインフラ整備の促進、(5)女性活用支援など労働生産性向上に資するコンサルティング○山口フィナンシャルグループ(YMFG)の考える地方創生の5つの柱「面(地域・経済レイアウト、事業環境提供など)」の視点でのコンサルティング業務をYMFGがリーダーシップを発揮して展開し、今までの「点(個社・個人)」への対応が主であった態勢の機能強化・拡充を図り、地方創生のキーワードである地域・域内企業の生産性向上に向けた総合的な事業活動支援を行う。○グループ内での位置づけ3銀行・ワイエムコンサルティング・YMFG ZONEプランニングが相互に連携し、地域・域内企業の生産性向上に向けた、総合的な事業活動支援を行う。
2015年06月29日千葉興業銀行は13日、政府による「まち・ひと・しごと創生総合戦略」の決定を受け、県・市町村がまとめる「地方版総合戦略」の策定や推進を支援するため、行内に「地方創生推進会議」を設置したと発表した。「地方創生推進会議」では、「環境」「観光」「医療・介護」「アグリ・フード」などの分野における地域産業を強化するための活動を行っていくという。具体的には、「創業支援」「事業承継・M&A」「海外進出支援」「ビジネスマッチング」といった同行が持つコンサルティング機能を発揮し、地元企業の持続的成長を支援する活動をさらに強化していくとしている。同行は、引続き千葉県のさらなる発展に寄与するため、「地方創生」への取組みに、積極的に参画していくとしている。○「地方創生推進会議」概要議長:営業統括部担当役員活動内容:「まち・ひと・しごと創生総合戦略」への対応状況に関する情報共有・進捗管理・総合調整事務局:営業統括部ナレッジ企画室[地方創生デスクを配置]メンバー:営業統括部長、経営企画部長、審査部長、事業戦略部長、その他関係部部長地方創生推進サポーター:営業店長○今後の取組みについて(1)「地方版総合戦略」の策定にあたり「地方創生デスク」と「営業店長」が中心となって情報提供・提案を行う(2)「地方版総合戦略」の推進にあたり、各個別の施策について、同行が持つコンサルティング機能を発揮し、積極的に参画していく
2015年04月15日パナソニックは4月3日、扇風機とサーキュレーターの役割を果たす創風機「Q(キュー) F-BL25Z」を発表した。発売は5月20日。価格はオープンで、推定市場価格は税別40,000円前後だ。F-BL25Zは、吸気口から吸い込んだ風量を約7倍に増幅する独自の誘引気流構造を採用した創風機。吸い込んだ空気をターボファンによって高圧化し、高速な噴出気流として送り出す。パワフルで直進的なターボ気流を送り出すことで、室内の空気を効率よくかく拌。冷房や暖房と併用して温度ムラを解消するサーキュレーターとしても使用可能だ。誘引気流の特性を活かせるボール形状になっており、送風方向は真下を除いて自由に選べる。長野県の蓼科高原に吹く風を再現した「1/fゆらぎ」機能を持つ。各風量に合わせてDCモーターの回転数を細かくコントロールし、自然に近い風を実現した。不規則な強弱の風を送り出すことで体温の低下を抑制でき、長時間当たっても疲れにくいとしている。スタンドを含むサイズはW250×D250×H277mm、重量は2.1kg。風量は5段階で切り替え可能だ。切タイマーは1時間・3時間でセットできる。消費電力は最大時で18.5W、最小時で2.5W。カラーはクリスタルレッド、シャンパンゴールド、パールホワイト。
2015年04月03日大光銀行はこのたび、「まち・ひと・しごと創生総合戦略」のアクションプランにおいて取り上げられている「空き家対策の推進」に関し、空き家の解体・リフォーム資金を支援する商品を3月9日から取扱いを開始すると発表した。同行は、このたびの新商品のほか、既に取扱いを開始している「リバースモーゲージローン」と併せ、空き家対策の推進に積極的に取り組んでいくとしている。○取組内容「たいこう空き家解体ローン」の取扱い開始老朽化し、居住予定のない空き家の解体を検討している人を対象とした個人向けローン商品の取扱いを新潟県内限定で開始する既往商品「新リフォームローン」の商品改正使いみちに「空き家」のリフォーム費用を追加する商品改正を行い、リフォームによる空き家の円滑な流通・マッチングの促進をサポートする「空き家解体ローン」および「新リフォームローン」のいずれも個人の不動産賃貸業に該当する人は、対象外とする。
2015年02月23日NECは12月11日、社会ソリューション事業において社会価値を生み出していくため、顧客などのステークホルダーと共に考え、一緒に解決策を見出していく「共創型ワークショップスペース」を開設すると発表した。「共創型ワークショップスペース」は、NEC本社の最上階に位置し、非日常を楽しみながらセッションができる場となっており、同社の屋根裏部屋のような空間デザインとなっている。「共創型ワークショップスペース」では、同社の社会価値を生み出すプロセスを実践する場として、「Touching(顧客や現場のさまざまな実態に直接触れ体感していく)」「Finding(体感した多くの事象から気づきを深めていく)」「Orchestrating(さまざまなステークホルダと協奏し、解決策を共創していく)」「Landing(社会価値創造を実現・運用していく)」という4つのプロセスが活用される。具体的には、アイデア創発や共創を促す、東京のウォーターフロントを一望できるパノラマビューやアーチ状の高い天井を備えた開放的な空間、新しい発想や新しい取り組み方を促す、普段は使わないテーブルや椅子などの非日常性デザイン、リラックスして取り組むための、家の室内を思わせる絨毯やソファ、書棚などのデザインを取り入れている。また、アイデア創発や共創を促す、随所に遊び心を取り入れたポップな色遣いやツール類、アイデアや考えを、素早くより多く一度に可視化するために壁すべてがホワイトボードを備えている。
2014年12月12日総務省は10月31日、モバイルによる国の創生と国民負担の軽減を目指し、モバイルを利用できる環境を実現するための「モバイル創生プラン」を取りまとめ公表した。現在、スマートフォンなど携帯電話は、国民生活に必要不可欠なサービスとなるまでに普及しているが、今後、ウェアラブル端末、M2M、IoTなど、モバイルは経済社会活動全体に広く浸透していくものと考えられる。そのため、モバイルについて、利用者が、もっと自由に、もっと身近で、もっと速く、もっと便利に利用できる環境の整備が重要となる。そこで、「モバイル創生プラン」では、モバイルの利用環境整備として、「1.自由に選べるモバイルの推進」「2.安くて安心して使えるモバイルの推進」「3.モバイルの更なる高速化」「4.新たなモバイルサービスの創出」について、必要な取組事項を実施時期とともに記載している。同プランでは成果のイメージを、「MVNO契約数」を現状(2013年末)の670万契約から2016年中に倍増(約1,500万契約)することや、モバイル等の電波関連の産業規模(予測)を現状(2013年)の34.3兆円から 2016年中に約45兆円としている。
2014年11月06日第一三共は9月29日、米創薬ベンチャーAmbit Biosciencesを買収すると発表した。Ambit Biosciencesはキナーゼ阻害剤の創薬・開発を手がけるバイオベンチャー企業で、急性骨髄性白血病治療薬の化合物である「AC220」などを有している。全株式、新株予約権、ワラントなどの対価は約3億1500万米ドル。さらに、「AC220」の開発マイルストーンに応じた対価が支払われるとのことで、合計で最大4億1000万ドルの支払いとなる。第一三共はがん領域において画期的な治療薬を提供することを中長期的な目標としており、今回の買収を通じてがん領域のポートフォリオを強化していくという。
2014年09月29日3月29日(土)に公開される仮面ライダーシリーズ最新作『平成ライダー対昭和ライダー仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』で、板尾創路が仮面ライダーフィフティーンに“初変身”することが発表された。その他の写真本作は、藤岡弘が演じた仮面ライダー1号をはじめとする昭和ライダー15人と、新しい時代を担ってきた平成ライダー15人が豪華共演を果たす“仮面ライダー史”の集大成ともいうべき作品で、平成と昭和ライダーの前代未聞の大戦が繰り広げられる。板尾が演じるのは、映画オリジナル仮面ライダーとして誕生した“仮面ライダーフィフティーン”。板尾は「50歳になって仮面ライダーに変身出来るなんて夢のようです! しかも1号ライダーと共演なんて死にそうでした。フィフティーンの贅沢な15種類の変身を劇場に観に来て下さい」とコメントした。本作では、初代ライダー・本郷猛をはじめ、伝説の戦士たち、さらにスーパー戦隊までもが登場。さらに1980年放送の『スカイライダー』で“仮面ライダーX”役で活躍したの速水亮が33年ぶりに復活を遂げる。世代を超えて活躍し続ける仮面ライダーの新たな戦いは、新旧ファン共に楽しめる見どころ満載の内容になりそうだ。『平成ライダー対昭和ライダー仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』3月29日(土)全国ロードショー
2014年01月31日板尾創路監督第二弾作品映画『月光ノ仮面』の公開に先駆け、ノベライズ小説が発売!こちらを記念して、1月5日(木)リブロ渋谷店にて板尾創路のサイン会が行われた。●映画の見どころを映画だけでなく小説にもなったことで、いろんな楽しみ方ができる作品になったと思います。表現の仕方も違うし、映画では語られていないことも小説では描かれているので全然別物として楽しんでいただけると思います。映画を観て、小説を読むとまた楽しいかなと。●そうそうたるキャストですね。浅野くんは僕のイメージにぴったり。石原さんもですが、ばっちりはまったと。本当に理想のキャストが揃いました。実はこの作品はクライマックスのシーンが最初に思い浮かんで、それを映像にしたいと思ったところから、前を考え始めたんです。落語の「粗忽長屋」がモチーフになっていますが、落語だけじゃなく、僕と石原さん、浅野くんの三角関係もありますし、見どころは多いと思います。●昭和初期が舞台ですが。昭和初期の街並みや雰囲気というか、まだ完成されてない空気が好きなんですよね。ドラマチックなことが起こりやすいというか、すごく創作意欲を掻き立てられる。予算はそんなにかけられないんですけど、時代背景を作りこんじゃって結構かかってしまったので、今回も三週間しか撮影期間に割けなくて。●監督業はいかがですか。脱獄王のときよりは要領がわかってきたので、だいぶ楽になりましたね。ただ、監督としての次回作の構想はまだまだですけど。予定がないときに次のことを考えられないたちなんです、僕(笑)。監督主演で脚本もやらせてもらってますし、テレビ局映画とかだと、この俳優を使ってくれとか、このホンで、という指示があったりすると思うんですけど、そういうところが一切ないので、今回は完全に僕のやりたい俳優さん、100%僕のやりたいことを実現できたかなと。吉本からも、一切何も制限はないです。予算と撮影期間だけは指示がありますけど。その範囲内であれば何でも。だからもうほぼ自主映画に近い環境なので、本当にありがたい中でやらせていただいてるなと。映画人として幸せだなと。●新年の抱負は。とりあえずは映画の成功ができれば、今年一年いいスタートを切れるのかなとは思ってますが、正直なところを言いますと、年末からまったく休みが取れていないので、2、3日でいいから休みをみらって、温泉でもいきたいかな、といのがささやかな望みですかね((笑)。●最後に本作のPRを。みなさんもぜひ映画館に足を運んでいただいたら嬉しいです。そうしたら僕のところにも多少は(お金が)入りますので(笑)僕のふところが潤ったらそのぶん作品でお返ししますので、投資やと思って。ぜひ観に来てください(笑)。サイン会では、来場者に「板尾創路」とプリントされた“名前シール”を板尾監督自身が手渡し。ファンとの交流を通して、映画にも手ごたえを感じていた。作品情報『月光ノ仮面』1月14日(土) 角川シネマ有楽町,シアターN渋谷他 全国ロードショー!
2012年01月08日まもなく公開となる映画『月光ノ仮面』で監督2作目のメガホンを取った板尾創路が、本作の小説版となる「月光ノ仮面」(ワニブックス刊)の出版を記念して1月5日(木)、都内書店でサイン会を開催。先日、所属する吉本興業の大崎洋社長が会見で昨年芸能界を引退した島田紳助さんの復帰を希望する発言をしたことについて「僕も全く同じ気持ちです」と賛意を明らかにした。落語の「粗忽長屋」をモチーフにした本作。記憶をなくして戦地から帰ってきた男と、彼をかつての婚約者・森乃家うさぎと信じて受け入れる女、自分こそが“本物”の森乃家うさぎだと主張する男が織りなす三角関係が描き出される。オリジナル脚本で映画を作ったのちに、改めて小説を出版する運びとなったが「映画と小説で表現の仕方も違い、映画では語られていないことを小説では細かく書いてもいるので、いろんな楽しみ方ができると思います」とアピール。特に映画に関しては限られた予算とスケジュールの中で「イメージしてたものが撮れた感じ」と満足そうに語り、「普通はTV局がついたりして、製作主導でやるものですが、そういうのが一切なかった。やりたい脚本、使いたい俳優で100%僕のやりたいことだけで成立している映画なので、すごく幸せな環境で撮らせてもらえたと思う」と充実した表情で語った。年末からずっと仕事続きでようやく昨日、久々のオフが取れたそうで「2、3日でいいからどこか温泉にでも行けたら」と本音も漏らしたが、14日(土)に公開が迫っていることもあり「とりあえずこれで成功すれば、良い一年のスタートになりそう」と気合いを入れ直していた。吉本興業の大崎社長による紳助さん復帰発言については「(よしもとの)タレントはみんなそう思ってるんじゃないかと思います。(今後)どうなるかは分かりませんが、また一緒にお仕事させていただけたら」と復帰を願う胸の内を明かした。『月光ノ仮面』は1月14日(土)より角川シネマ有楽町ほか全国にて公開。■関連作品:月光ノ仮面 2012年1月14日より角川シネマ有楽町ほか全国にて公開© 「月光ノ仮面」製作委員会■関連記事:石原さとみ、シュールな新宿ゴールデン街練り歩きに笑顔!ヴェネチア、モントリオールにトロント…世界の映画祭での邦画の奮闘に期待!
2012年01月05日第19回日本映画批評家大賞の授賞式が5月7日(木)、東京・青山スパイラルホールで行われ、新人監督賞受賞の板尾創路、主演女優賞受賞の薬師丸ひろ子、新人賞受賞の岡田将生らが出席した。『板尾創路の脱獄王』で受賞した板尾さんは、「驚きと喜びが混在している。映画批評家のおじさん、おばさんにすごく怒られる映画を作ろう、と思ったら褒められた…それが戸惑い。でもやっぱり嬉しい。まあ矛盾しているんですけど。この後、このままずっと撮らないでいたら、もっと怒られるんでしょうねぇ」と思案顔。監督第2作について「『板尾創路の遠山の金さん』ですかね」とおトボけも。一方、3日(月)に大沢たかお似というトランペット教室の講師と入籍した吉本の後輩、山田花子について「すごく女らしく人間として可愛らしいから、いつかは(結婚する)と」と祝福。結婚を機に芸風が変わる?との問いに「加速するかどうなのか…でも持って生まれたコメディエンヌだから」とミセス花子の活躍に期待を込めた。『今度は愛妻家』で受賞した薬師丸さんは、愛する妻を失った夫の喪失感を描いた本作に「私の周りにもパートナーを失ってつらい思いをしている友人がいて、『観て』と勧めたら何回も観てくれたそうで。どこかで見守ってくれる存在がいる、と感じてほしい」とメッセージ。自身について「デビューから約33年経って、演じる機会を与えられることは奇跡。これからもがんばります」と笑顔を弾けさせた。新人賞は『ホノカアボーイ』で受賞した岡田さんのほか、『愛のむきだし』の満島ひかり、『ちゃんと伝える』のAKIRA(EXILE)の3人。映画での活躍が著しい岡田さんは「映画が好きなのでこれからもずっと映画に携わりたい」とはにかみ笑い。全編237分の『愛のむきだし』で熱演を繰り広げた満島さんは「470シーンを6週間で撮るハードな撮影を満身創痍でがんばりました。まだうずらの卵みたいなものですが、新人賞のようにキラキラ輝く新鮮な、針で突き刺すような役者になっていきたい」と、それぞれ精進を誓っていた。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:今度は愛妻家 2010年1月16日より全国にて公開©2010 映画「今度は愛妻家」製作委員会板尾創路の脱獄王 2010年1月16日より角川シネマ新宿ほか全国にて公開©2009「板尾創路の脱獄王」製作委員会愛のむきだし 2009年1月31日より渋谷ユーロスペースほかにて公開© 愛のむきだしフィルムパートナーズホノカアボーイ 2009年3月14日より全国東宝系にて公開© 2009 フジテレビジョン/電通/ROBOTちゃんと伝える 2009年8月22日よりシネカノン有楽町1丁目ほか全国にて公開© 「ちゃんと伝える」製作委員会■関連記事:映画館大賞『グラン・トリノ』に栄冠!中谷美紀が選ぶ1本は『アンヴィル!』薬師丸ひろ子バレンタインのチョコは「50、100と用意するのはタ・イ・ヘ・ン」井上真央、新CMでのトヨエツのお姫さま抱っこにウットリ薬師丸ひろ子&豊川悦司、水川あさみ&石橋蓮司が“漫才”トーク『今度は愛妻家』板尾、新成人に「いい男見つけて!変な男いっぱいいるから」と大人の警告
2010年05月07日