タレントのテリー伊藤(66)が7日、TBS系バラエティ番組『サンデー・ジャポン』(毎週日曜9:54~11:30)に生出演。歌舞伎俳優・片岡愛之助との破局騒動で話題を呼んだ熊切あさ美に、愛之助と藤原紀香の結婚式を報告すると約束した。この日、『サンデー・ジャポン』のスタジオに初登場した熊切は、「緊張しています」とコメント。爆笑問題の太田光に「なんか歌舞伎の人といろいろあって…」と愛之助との過去をイジられると、「もうスッキリしました」と吹っ切れた表情を見せた。するとテリーが「俺、愛之助さんの結婚式に呼ばれてるよ」と熊切に話しかけ、「呼ばれてないの?」と質問。熊切は「呼ばれてないです。行くんですか?」と返し、テリーが「行ってきますよ。報告してあげるから」と言うと、「聞きたくないけど聞きます」と苦笑していた。そんな熊切に共演者から「きれいになった」という声が上がり、熊切は「吹っ切れました」と笑顔。太田が「一緒にマンション…」などと過去を思い出させようとしても、「大丈夫です! もう忘れちゃいました、その過去」とはね返した。
2016年08月07日ビューティフルピープル(beautiful people)が2017年リゾートコレクションを発表した。今シーズンは「everywhere and nowhere」をテーマに、定番アイテムをブランドらしいユニークな視点と様々な手法で再構築した。ブランドの定番アイテムである、ピーコートやダッフルコートは新しいシルエットや素材感で提案。またトレンチコートは、今シーズンの新しいテクニックである「ヨークから流れるフレアスリーブ」のデザインを取り入れ、袖のボリューム感が特徴になっている。さらに、レングスも長めに変化を加えた。また、人気のライダースジャケットは新型の「アヴィエータースタイル」が登場。1930年代、モーターサイクリストの安全性を考えて生み出されたアヴィエータージャケットからインスピレーションを受けて作られたものだ。男性の大きいライダースを着たようなサイズ感に。クチュールライクな要素、そしてストリートテイストのミックススタイルも今シーズンのポイント。まるでビスチェを付けているようなディテールのドレスや、クチュールシルエットのようにウエストを絞ったデニムジャケットなど、ボディコンシャスなラインを描いている。そんなウェアに、ストリート感を感じるビビッドカラーのソックスやカラーシューズを合わせることで、新鮮なミックススタイルを提案した。アクセサリーにも目を向けよう。人気の「ライダースバック」シリーズは、リバーシブル仕様にアップデートし、裏地をキルティングにリニューアル。新型として、旬なバケツ型が登場した。さらに、デザイナー・熊切秀典の「熊」をモチーフにしたシルバーアクセサリーからは、熊が耳に噛み付いているようなイヤリングやチェーンブレスレット、メンズライクなボリュームリングが展開される。
2016年07月27日タレントの熊切あさ美が、4日深夜に放送されたテレビ朝日系バラエティ番組『EXD44』(毎週月曜24:15~24:45 ※一部地域を除く)に出演。ネット上での自身に対する厳しいコメントに対し、涙目になりながら反論した。今回、熊切、お笑い芸人の永野、山田ルイ53世(髭男爵)の3人が集結し、「ネットで一番叩かれているのは誰だ!?エゴサーチGP」を実施。ネット上で自分の名前を検索して自らの評判を調べる"エゴサーチ"を行い、誰が一番叩かれているかを競い合った。歌舞伎俳優の片岡愛之助との恋愛スキャンダルで話題となった熊切は、「熊切未練」で検索すると、「裏切られただとかどうとか未練がましく被害者ヅラして何弱者ぶっているんでしょう。そういうみっともないところが嫌われたんだよ?」という厳しいコメントが書き込まれていた。これに対し、熊切は「だって裏切られたんだもん。しょうがないじゃん。でも、被害者ぶってないし」と反論。「全然自分が弱いとも思ってない。確かにみっともない時期もあったと思いますけど強いと思ってます。だって、よく恥ずかしげなくテレビに出てんなって思いますもん」と強がるも、永野が「涙目になってない? 目が濡れてる」とツッコんだ。また、「熊切が嫌いすぎる。上沼恵美子さんにメチャクチャにしてほしい」という意見に対して、熊切は「みんなに好かれようと思ったら無理なんでしょうがない」と大人なコメント。そして、「上沼さんは『私が元気なうちは守ってやる』って言ってくださいました。だから全然大丈夫です」と明かした。最後に、観客が3人の中で一番同情した人を選んだ結果、熊切が圧勝。「何でも一番ってうれしいこと」と言いつつ、「ちょっと複雑」と漏らした熊切だが、「みんなそれぞれ傷ついて頑張っているんだって仲間意識が生まれたんで、今日来てよかったです」と笑顔で話した。
2016年07月05日お笑い芸人の永野、山田ルイ53世(髭男爵)、タレントの熊切あさ美が、きょう4日深夜に放送されるテレビ朝日系バラエティ番組『EXD44』(毎週月曜24:15~24:45 ※一部地域を除く)で、"エゴサーチ"を敢行する。この番組は、"EXD44"と命名されたテレ朝の若手ディレクター11人が、映像コンテンツを制作して競い合っていくもの。今回は、3人がインターネット上で自分の名前を検索し、自らの評判を調べる"エゴサーチ"を行い、誰が一番「ボロカスに言われているか」を競い合う。歌舞伎俳優・片岡愛之助との恋愛スキャンダルで話題となった熊切は「熊切未練」で検索すると「未練がましく被害者面」「何弱者ぶっているんでしょう」と辛らつなコメントが続々。しかし、「私、自分が強いと思ってます。だって、よく恥ずかしげなくテレビに出てんなって思ってますもん」と、涙目で開き直る。また、最近テレビの露出が激減している山田は、「君は『エンタの神様』がゴリ押ししただけの一発屋芸人」「過去の栄光だけを引きずって落ちぶれていくのみだろう」と、熊切に負けないボソクソ具合。これに対し、「人を異常に叩く人間はミーハーであることに変わりない」と、バラエティであることを忘れて真面目に反論する。そして、最近ブレイクしたはずの永野には、「嫌い」「おもしろくない」とバッサリ。永野はブチ切れして「こんなこと初めて言うけど…」と切り出し、世間を敵に回しかねない衝撃的な発言を放つ。
2016年07月04日タレントの熊切あさ美(35)とお笑いタレントの陣内智則が、31日に放送された日本テレビ系トーク番組『踊る!さんま御殿!!』(毎週火曜19:56~20:54)にそろって出演した。熊切は以前、女優の藤原紀香と結婚した歌舞伎俳優の片岡愛之助と交際。紀香の元夫である陣内のことを「他人の気がしない」「お兄ちゃん」とブログなどで発言していたが、そんな2人が今回、隣同士の席に座った。MCの明石家さんまは、熊切と陣内を見て、「お前らお似合いやわ。この2人が結ばれたら一番世の中ま~るくおさまる」と爆笑。陣内はフジテレビの松村未央アナウンサーと交際しているため、熊切は「相手いるからダメです。人のものはいらないです」ときっぱり否定した。それでもやはり親近感を抱いているようで、「お兄ちゃんみたいな気がする」と話した。熊切は、「今の時点でどのくらい貯金しとかないといけないとか、将来老人ホームにいくお金とか考えている」と将来への不安も告白。「母親に『人間の孫が見たい』と言われて、なんて返したらいいかわからなくて」という悩みも明かした。
2016年05月31日明石家さんまが司会のトークバラエティ「踊る!さんま御殿!!」の5月31日(火)今夜の放送に、“あの”女性で共通点のある陣内智則と熊切あさ美が共演する。今夜は、なにかと話題の芸能人たちが集結、世間も気になる秘密の悩みをぶっちゃける。今夜の目玉はなんと言っても陣内さんと熊切さんの夢の(?)共演。熊切さんは陣内さんを「お兄ちゃんみたい」と、切っても切れぬあの“繋がり”で親しみを感じ、番組開始早々傷のなめ合いが。このイジりがいある2ショットにはさんまさんも大張り切り!そんな中、熊切さんがまさかの告白!?さらに、ようやく離婚が決まった高橋ジョージも登場。同じ人生を歩んだ“先輩”であるさんまさんに負のオーラ全開で相談をする高橋さん。しかし、熊切さんからの「ハラスメント」発言でガチギレ!タブーに触れたかと思いきや、「ハラスメント評論家」を名乗って開き直る高橋さんにはスタジオも爆笑。また、仲里依紗を妻に持ち、6月4日(土)公開の映画『任侠野郎』の公開も控える中尾明慶が、妻・仲さんとの大喧嘩を暴露。仲良し夫婦で知られる2人だが、中尾さんがカレーまみれになったという大惨事が…。バラエティに悩むという中尾さんだが、この事態にさんまさんも「離婚はウケるで!」ととんでもない提案をする。ほかゲストには、原宿ショップで働くニュー“カマー”オネエのぺえや、永野、「メイプル超合金」、石川恋、岡田結実、高橋真麻、「シクラメン」DEppa、「MAX」NANAといういま話題の絶えない面々が勢揃いだ。「踊る!さんま御殿!!」は、毎週火曜19時56分~日本テレビ系で放送。(text:cinemacafe.net)
2016年05月31日ビューティフル ピープル(beautiful people)が、10月の東京ファッションウィーク(Mercedes-Benz Fashion Week TOKYO 2016 S/S)中に、渋谷で16SSコレクションを発表した。デザイナーは熊切秀典。昨シーズンに引き続き、エレガント路線は継続。熊切によるとテーマの「オールドトリック」は、常套手段や使い古されたテクニックを意味し、今季は昔のクチュールをもう一度きちんと勉強した集大成だという。パターンの良さが評判のBPだが、更に磨きをかけてコレクション発表に臨んだ。コレクションの裏テーマは「トワル(シーチング)」で、インスパイアされたのは50年代ヴィンテージのディオールなど。確かにクリスチャン・ディオールのバージャケットを想起させるような、ウエストはシェイプしボトムはフレアになったシルエットも多く見られるし、ファーストルックにはコルセットを模したようなトップスが登場した。また、クラシカルな表現はテキスタイルにも見られる。18世紀ロココ調の絵柄のトワルド ジュイをBP流に作り直し、ジャックと豆の木のグラフィックで表現している。ヴィンテージテイストなレース使いも特徴的。優雅なワイドシルエットのパンツルックが多く登場したが、中でも目を引いたのはバックスタイルがスカートにラップされているようなデザインのオールインワン。色味としては白、ブラック、赤茶をベースに明るいラベンダーやミントグリーンが挿されており、爽やかなコントラストが印象に残った。
2015年10月27日細田守監督の最新作となるアニメーション映画『バケモノの子』(11日公開)と熊本県の営業部長・くまモンのタイアップが決定し、本作の主人公・熊徹とくまモンが6日、劇中の舞台である東京・渋谷にて対面を果たした。「クマモトの子」と題した今回のタイアップは、映画を観た後にその半券を送ると熊本産の食肉が当たるという企画で、キャンペーンポスターも公開中。従来の『バケモノの子』のポスタービジュアルの真中に熊徹と同じ衣装をまとったくまモンが大きく描かれている。このタイアップを受け、熊徹とくまモン(どちらも着ぐるみ)が渋谷に登場。本編にも登場するスクランブル交差点をバックに写真撮影を行い、渋谷を散策することに。ポスターと同様に、熊徹とおそろいの衣装のくまモンは手を振ったり、あいきょうを振りまいたりして往来の人々と交流。また、身長2,2メートルの熊徹に驚き、立ち止まって写真を撮る人もみられた。また、熊徹から渋谷を特徴づけるスクランブル交差点を紹介されたくまモンが、「実はスクランブル交差点発祥の地は熊本なんだモン!」と得意げに返す一幕もあった。さらに、2人は金王八幡宮にて映画のヒットを祈願。キャンペーンの成功も祈願するため、くまモンが熊本の特産物であるスイカを持参し奉納した。あいにくの雨模様にもかかわらず、境内では熊徹が得意の剣術をくまモンに披露。くまモンは、熊本特産の赤ナスを刀に見立てて受け太刀し、"クマ"同士の友情を深めた。熊徹に『バケモノの子』の感想を聞かれたくまモンは、「とっても面白かったモン!」と返しながら、「細田守監督に、次は熊本が舞台の映画を作って欲しいモン!」と大胆に発言。さらに「お前も俺と同じバケモノだよな?」と問われると、「バケモノじゃないモン!熊本県の公務員だモン!!」とツッコミを入れつつ、弟子はいるかとの質問には「弟子はいないけど、ボクは部長だから部下がたくさんいるんだモン!」と営業部長っぷりをアピールした。映画『バケモノの子』は、『サマーウォーズ』(2009年)、『おおかみこどもの雨と雪』(2012年)などを手がけた細田監督による、3年ぶりのアニメーション映画。バケモノと少年の奇妙な師弟関係を軸に、バケモノたちのすむ異世界「渋天街」での修行と冒険、リアルな渋谷を舞台にした壮大なアクション、そして親子の絆やヒロインとの淡い恋愛などが繰り広げられる新冒険活劇が描かれる。(C)2015 THE BOY AND THE BEAST FILM PARTNERS
2015年07月09日コンビニエンスストアや書店、ホビーショップなどを中心に展開している"ハズレなしのキャラクターくじ"「一番くじ」より、『一番くじV ユリ熊嵐』が、7月11日より一部のホビーショップなどで順次販売される(取り扱いのない店舗あり)。価格は1回310円(税込)。今回の「一番くじ」は、『少女革命ウテナ』で知られる幾原邦彦監督が手がけ、2015年3月に最終回を迎えたオリジナルアニメーション作品『ユリ熊嵐』より、最終回の内容を中心に、アニメの名シーンにスポットを当てた、アイテム3等級全13種+ラストワン賞をラインナップ。1等は、アニメのエンディングのワンシーンが描かれた「ビジュアライズボード」(B3サイズ/台紙含む/全1種)、2等には、そのまま飾っても大丈夫なA4サイズの「ステッカー」(全4種)を用意。3等は、最終回の場面を中心にセレクトされたプロマイドがセットになった、「生プロマイドセット」(全長約15cm/全8種)がラインナップされている。恒例となったラストワン賞には、幾原監督のサインデザインが入った「幾原監督サイン入りビジュアライズボード」(B3サイズ/台紙含む)。なお、ダブルチャンスキャンペーンも同時に展開され、『幾原監督直筆サイン入りビジュアライズボード』が3名に当たる。(C)2015 イクニゴマモナカ/ユリクマニクル
2015年07月07日変わった切り口のアニメグッズでおなじみのグルーヴガレージは、幾原邦彦監督によるスタイリッシュな画像演出と独特のストリー展開で注目を集めたオリジナルアニメ『ユリ熊嵐』から2種類の「熊」グッズをリリースする。1つ目は、かわいい姿とは裏腹に人間を食べるクマの銀子とるるを表と裏でデザインした「【オモテウラバー】銀子/るる」。半立体のソフトPVCによるほど良い大きさと厚みで、ミニフィギュアを思わせる可愛い仕上がりとなっている。価格は1,200円(税別)。2つ目は、本編の中でも印象的に登場していた「熊警報」の垂れ幕をモチーフにした「熊警報マフラータオル」。こちらは首にかけた状態で、両側に「熊警報」のデザインが正体で見えるようにデザインされている。イベントや普段使いでも注目されること間違いなし。洗濯後、干した場合はご近所に「熊警報」を発令できる!? サイズは1,400mm×210mmで、価格は2,500円(税別)。いずれのアイテムも5月28日(木)より予約販売を開始。「【オモテウラバー】銀子/るる」は6月14日(日)に日比谷公会堂で開催される「~あなたのスキは本物? ユリ裁判を始めます!!~」にて数量限定で先行販売、6月下旬より一般販売される。「熊警報マフラータオル」は7月下旬の発売予定。(C)2015 イクニゴマモナカ/ユリクマニクル
2015年05月28日和菓子・洋菓子の製造販売を行っている「十勝たちばな」は4月28日、松竹映画『駆込み女と駆出し男』の公開を記念して、「縁切どら焼き(えんきりどらやき)」の販売を開始した。○食べると幸せな気分になる"縁切どらやき"同商品は、4月に業務協力を発表した「松竹ナビ」とのコラボレーション商品第一弾で、5月16日公開の松竹映画『駆込み女と駆出し男』を記念して作られたというもの。江戸時代を舞台にした離婚調停人と、離婚を希望する女性たちを描いた同作品は、悪縁を絶って良い縁を呼び寄せる人情味溢れる作品となっており、そんな幸せや希望に満ちたストーリーのように、食べると幸せな気分になるどら焼きを、コラボ商品として開発したという。○「縁切どら」と「松竹創業120年記念ロゴ」焼印2種表面には、「縁切どら」の文字と、映画タイトルのロゴやフライヤー、ホームページ、パンフレット等でもモチーフとして使われているダイヤ型のアイコンを合わせた焼印が押されており、中にはつぶあんが挟まれているとのこと。価格は、単品(個包装)で200円、5個入で1,000円、10個入で2,000円(全て税抜き)となっており、10個入りパッケージには、松竹の創業120年を記念したロゴが押印されたどら焼きが入ったセットとなっている。十勝甘納豆本舗、菓心たちばな、甘味しゅり春秋全店舗、十勝たちばな楽天サイトのほか、主に松竹が運営する全国の映画館やタイアップ先チャネルでも販売される。
2015年04月28日東京都中野区・中野ブロードウェイ2階のギャラリー「pixiv Zingaro」にて、アニメ「ユリ熊嵐」のアニメーション原画などを展示する「『ユリ熊嵐』展」が開催される。会期は、4月9日~21日(水曜定休)、開場時間は12:00~19:00。入場無料。同展は、2015年1月から3月まで放送されたTVアニメ「ユリ熊嵐」の関連資料を展示するもの。最終回を迎えた今だからこそ公開できる貴重なアニメ初期設定や複製原画、幾原邦彦監督のコメントなど、同展でしかみることができない内容を予定しているとのことだ。なお、「ユリ熊嵐」は、「少女革命ウテナ」、「輪るピングドラム」など、独特の作風で人気を集める作品を手がけてきたことで知られるアニメ監督・幾原邦彦氏の最新作。流星群が降り注いで以降、「ヒト」と「クマ」が互いに対立し争うようになった地球を舞台に、「嵐が丘学園」に通う少女たちの葛藤や心の機微を描いた物語となっている。
2015年03月27日吉田大八の『桐島、部活やめるってよ』、呉美保の『そこのみにて光輝く』、熊切和嘉の『私の男』、そして石井裕也の『バンクーバーの朝日』など、現在の邦画界をけん引する監督から多大なる信頼を寄せられ、国内外から注目を集める数々の名作の撮影を手掛けるカメラマン・近藤龍人。そんな近藤さんの魅力に迫る特集上映が、4月11日(土)に開催されることが分かった。近藤さんは1976年、愛知県生まれ。大阪芸術大学在学中に熊切監督の卒業制作『鬼畜大宴会』にスタッフとして参加、その後、大学同期である山下敦弘監督らと多くの作品を制作。その撮影作品は、『私の男』から『四十九日のレシピ』『夏の終り』『横道世之介』など、話題作ばかり。2010年には『パーマネント野ばら』で第54回日本映画撮影監督協会「新人賞(三浦賞)」、今年『そこのみにて光輝く』で第36回ヨコハマ映画祭「撮影賞」を受賞し、公開待機作品には、岡田将生主演・瀬々敬久監督の『ストレイヤーズ・クロニクル』も控えている。今回、4月11日(土)にオールナイト上映される今回の特集では、近藤さんが自ら選んだ、山下監督、岡田さん&夏帆出演、くらもちふさこ原作の『天然コケッコー』(’07)、近藤さんと親交の深い松江哲明監督がシンガーソングライター・前野健太を追ったドキュメンタリー『ライブテープ』(’09)などを上映。縁のあるゲストを招いたトークイベントも行われる。松江監督は、製作当時をふり返り、こうコメントを寄せている。「『ライブテープ』の撮影を決めて、最初に声を掛けたのは近藤君だ。前野さんはライブで2時間以上、歌っているのを見たことがあったけど、ワンカットで映画が撮れるかは僕には分からなかったからだ。近藤君は『ゲリラで撮るってことは周囲に人が映っても大丈夫ですか』とだけ聞き、僕は『これは僕の自主制作だから責任は取るよ』と答えた。そして『分かりました』と言って引き受けてくれた」。「最初に完成したバージョンでは“演出・構成”といういつも使っていたクレジットを入れていたが、違和感があったので“監督”に変えた。僕がした仕事はスタッフに『スタート』と言って『カット』と締めることだったからだ。あのとき、近藤君が了解してくれたお陰で、僕は映画監督になれた」。松江監督を始め、厚い信頼を寄せられる日本映画界の先端を活写するカメラマンが映し出す、光と影、ひらめきと計算。その魅力を堪能できるイベントとなりそうだ。「カメラマン 近藤龍人、オールナイト特集上映」は4月11日(土)、テアトル新宿にてオールナイト上映。(text:cinemacafe.net)
2015年03月13日来年1月より放送されるテレビアニメ『ユリ熊嵐』の先行上映会が、12月7日(日)に角川シネマ新宿で開催され、キャスト・監督による舞台あいさつが行われる。その他の情報テレビアニメ『ユリ熊嵐』は、イクニゴマキナコ(作)、森島明子(画)による人気コミックを、『輪るピングドラム』『少女革命ウテナ』の幾原邦彦監督と、『ストライクウィッチーズ』などを手がけるアニメ制作会社SILVER LINK.がアニメ化するSFファンタジー。本イベントではテレビ放送に先駆けて1話を先行上映するほか、幾原監督と荒川美穂(銀子役)による舞台あいさつが行われる。チケットはプレリザーブ(先行抽選)は受付中。一般発売は、29日(土)午前10時より開始される。『ユリ熊嵐』1話先行上映会12月7日(日)会場:角川シネマ新宿開場18:00/開映18:30登壇者(予定):幾原邦彦、荒川美穂料金:1500円(税込)プレリザーブ:11月23日(日)11:00AMまでチケット発売:11月29日(土)10:00AMより
2014年11月15日「ビューティフルピープル(beautiful people)」は10月16日、明治神宮外苑のテニスクラブにて15SSコレクションを発表した。今シーズンのテーマは「LOVE ALL」(0対0)で、70年代のテニスプレーヤーに着目した。ラリー音が響く会場にファーストルックとして登場したのは、真っ白なTシャツに膝丈のパンツ姿で颯爽と歩くモデル。首元にループノットで巻かれたスカーフと、ソックスのリブ、「アディダス(adidas)」のスニーカーのロゴに用いられたグリーンがアクセントとなる。ギミックの効いた独自のトラッドスタイルを見せた先シーズン<とは雰囲気を一新し、スコート風プリーツスカートやスタジアムジャンパー、レーサーバックのタンクトップなど、スポーティーかつクリーンで爽やかな印象。カラーはレッドのポロシャツにベージュのキュロット、イエローのセットアップ、グリーンやブルーのプリント柄などこれまでと比べて随分鮮やかだが、どのルックも派手になりすぎない清潔感で統一されている。また、どこか懐かしさを感じるヘアバンド、ウエストポーチやバックパックなども相性良く組み合わされた。中盤になると、カーディガン、ブレザー、チェックのハーフパンツやメンズのスーツなども登場し、得意のトラッド要素も垣間見える。ヘアバンドやウエアのワンポイント、更にはニットのモチーフになっているカメレオンには、デザイナー熊切秀典の「外見のカラーは変わっていくが、根本的なブランドのカラーは変わらない」という思いが込められている。ラストには、ショー開始寸前までテニスをしていた男性がモデルとして登場し、観客を沸かせた。
2014年10月17日「ビューティフルピープル(beautiful people)」の14-15AWコレクションのインスピレーション源は、1969年に行われたビートルズのルーフトップコンサート。ロンドン・サヴィル・ロウにあるアップル・コア社の屋上で行われたその伝説的ライブでのビートルズのメンバー達と、昼休みにライブを観に集まってきたスーツ姿のビジネスマンやOL達のエレガントなスタイルを現代のトラッドスタイルとして表現した。前シーズン、プレフォールと今デザイナー熊切秀典はビートルズにはまっているようだ。今季はポール・マッカートニーがライブで着ていたテーラー「トミー・ナッター」のジャケットからインスパイアされ、特にジャケットやアウターに力を入れた。長めの丈のジャケットやチェスターフィールドコート、オフショルダーのダブルフェイスのジャケットなど、テーラリングをより意識してエレガントに仕上げた。ラペルは大き目。ブランドのアイコンでもあるライダースは、ウエストベルトを省いてシャープに。ゴージャスなカルガンファーのコートは、寒空の下、ジョン・レノンやジョージ・ハリスンが妻のファーコートを羽織って演奏したという逸話から想を得たもの。名曲「GET BACK」の歌詞にも出てくるハイネックやクルーネックのセーター、そしてピーコートやモッズコート、白のシャツにピンストライプやチェックなど、60年代を代表するアイテムを今すぐ着たくなるようなバランスでアップデートしている。その頃のビートルズはブーツカットのパンツを合わせていたが、今コレクションではクロップドパンツやロールアップしたノンウォッシュデニムでブランドらしいモダントラッドスタイルに。ウィメンズではリブ編みのニットパンツやタイツなど暖かみのあるボトムも登場した。カラーはベージュやグレー、ネイビー、グリーンなどベーシックトーンをベースに、カラフルなサイドゴアブーツやローヒールのストラップシューズで色を加えた。バッグは、ボア素材の四角いクラッチや、ライダース風のクラッチを携えている。ラストの曲は、コレクションのタイトルでもある「ACROSS THE UNIVERSE」。この選曲には趣味趣向や年代を超えた服を作りたいという思いが込めたという。「キッズサイズから、(今コレクションで登場した)肩を落としたエレガントな大人のアイテムまで、服作りの幅を広げることができた。テーマはあったけれど、それを超えるコレクションが作れたと思う」と熊切。ランウエイには、LEDで光る大きなユニオンジャックが置かれ、ギターを抱えた熊切とその仲間達で結成されたロックバンドが登場。「デザイナーだけ頑張っても良いモノ作りはできない」(熊切)というビューティフルピープルのクリエーションへの姿勢を反映した演出だ。
2014年03月19日「プリーツ・プリーズ・イッセイ・ミヤケ(PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE)」が、”熊”をモチーフにしたシリーズ「ポーラー・ベア(POLAR BEAR)」を発売した。今秋冬のテーマは、ブランド創立時からのキーワードでもある「ON THE ROAD AGAIN - 旅」。"旅先の動物園で出逢った白熊"をモチーフとして、毛足の長い素材を使用したアイテムを展開している。ラインアップは、カーディガン(4万8,300円)やパンツ(3万9,900円)、ショートパンツ(3万5,700円)、トップス(3万8,850円)など。全国のPLEATS PLEASE ISSEY MIYAKEショップで取り扱う。更に路面店限定で、細かく切ったプリーツの余り布を編んで作った熊の人形「KACHINA BEAR」(小6,300円、大8,925円)も販売する。
2013年10月18日女流作家、尼僧として活躍する瀬戸内寂聴が自身の不倫体験を元に描き、女流文学賞を受賞した著書「夏の終り」(新潮文庫刊)が、『莫逆家族 バクギャクファミーリア』の熊切和嘉監督により映画化される。このほど満島ひかり、綾野剛らを収めた本作のビジュアルが到着した。妻子ある年上の男性・慎吾(小林薫)と同棲する主人公・知子(満島ひかり)、そこにある日彼女の元を訪ねてきた年下の男・涼太(綾野剛)の三角関係が描かれる。不倫相手の慎吾との平穏な生活に満足していると思っていた知子だが、かつて夫と子供を捨てて駆け落ちした男・涼太の出現により、微妙に狂い始める生活。知子は慎吾との生活を続けながら、涼太と再び関係をもってしまい…。今回、解禁となったのは満島さん扮する知子が慎吾に寄り添うかたちで肩に寄りかかっている。小林さんは優しく支えるように肩を貸しているように見えるが、奥には年下の男・涼太を演じる綾野さんの姿が!2人から少し距離を置いて、どこか切ない表情で知子を見つめる。まさに年上の男と年下の男との三角関係が確認できる。寛容さとずるさを併せ持つ年上の男、女を求め嫉妬と孤独に苦しむ年下の男。そして自身の女の業に苦悩しながらも一途に独自の愛を生きようとする女性。この三角関係がどのように絡んでいくのだろうか。公開を楽しみに待ちたい。『夏の終り』は8月31日(土)、有楽町スバル座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:夏の終り 2013年8月31日より有楽町スバル座ほか全国にて公開(C) 2012年映画「夏の終り」製作委員会
2013年04月12日beautiful people (ビューティフルピープル)は、2012年秋、東京、大阪、福岡の計5店舗展開していたポップアップショップの追加開催を発表。藤井大丸にて、2012年11月14日(水)~20日(火)まで開催する。beautiful people はデザイナーの熊切秀典氏を中心とした4人のデザインチームが手がける今注目の東京ブランド。2012年秋冬新作コレクションに加え、2種類のコートが別注アイテムとして限定販売される。2色の生地をランダムに組み合わせたパッチワークトレンチコートとスタンダードな仕立てでクラッシックでありながらもコンパクトに着こなせるキッズチェスターコート。どちらも、レディースサイズに加え、要望が多かったメンズサイズも用意される。また、今年の夏に青山店で限定発売されたアーカイブTシャツも登場。(アーカイブTシャツ詳細:)今回のポップアップショップでは、限定アイテムが手に入るラストチャンスとなっている。【beautiful peoplePOPUP SHOP】期間:2012年12年 11 月 14日(水)~11 月 20 日(火)場所:藤井大丸京都府市下区寺町通 四条下ル貞安前之町 605 4F営業時間:10 :30 ~20 :00TEL: 075 -221-8181【beautiful people】公式サイト:元の記事を読む
2012年11月09日beautiful people(ビューティフルピープル)は、2013春夏コレクションを2012年10月19日(金)に発表した。デザイナーは、熊切秀典。今シーズンのコレクションテーマは「EDOMAE TRAD」。ウィメンズは”ちょんまげ”のようなヘアスタイルから見て取れるように、江戸時代の雰囲気を取り込んだトラッドスタイルを提案した。ベーシックなスタイルをベーズに、チェック、ボーダー、小花柄などをあしらった。また、足元は全て蛇革の雪駄で統一し、江戸と現代のファッションの融合を実現させた。Photo:Mari Mitsuoka元の記事を読む
2012年10月24日笑いを生業とするこの男の瞳の奥の“哀しい光”に惹かれて、熊切和嘉監督は主演をオファーしたという。「僕は元々決して明るい方ではなく、どちらかというとネクラ。それを監督に見抜かれたのかな?」。お笑いコンビ「チュートリアル」として活躍する徳井義実は少し自虐的な笑みを浮かべる。映画は『莫逆家族 バクギャグファミーリア』、役柄はかつては関東一の暴走族のアタマを張り、いまは家族のために建設作業員として働く男・鉄。中学、高校とヤンキー的な要素が全くなかったという徳井さんはオファーに戸惑い、一度は断ろうとしたが「監督の人柄」を理由に出演を決める。この決断がこれまで思いもよらなかった自身の中の様々な思いや感情を発見させることになった。撮影を通して芽生えた「父親」の思い「正直、ヤバいな」――。元・不良という設定に加え、玉山鉄二、阿部サダヲ、大森南朋に倍賞美津子といった実力派の共演陣。オファーを受けた当初の徳井さんの偽らざる心情である。さらに、人気漫画が原作であるということも「オレでホンマに大丈夫か?」という不安を増幅させた。「(原作者の)田中宏先生には現場でも何度かお会いしましたが、『僕で大丈夫ですか?』という言葉が出かかりましたよ。その段階で聞いて『本当は…』とか言われたらシャレにならないんで聞けませんでしたが(苦笑)。僕もレベルは違えどモノを作る人間。僕らは自分が書いたネタを自分でやるけど、もし他人がやることになったら『この人じゃないのに』とか『こんな言い方じゃない』っていう思いは絶対にあると思うんです。あとから先生に聞いたら(徳井さんが主演ということに)最初は『えっ?』って思ったらしいです。そりゃそうだと思います(笑)。出来上がった映画を観て『よかった』と言ってくださいましたけど」。「メンタルの部分での役作りというのもなく、ワンシーンワンシーンを積み重ねていった」と徳井さん。これまで体験したことのない不良の世界に身を置く中で「自分はこういうとき、こんな声を出すのか?とか、自分で感じたことのない感情を初めて体験することが多い作品だった」とも。特に“父親”を演じることで強く感じる部分があったという。「どちらかというと役になりきるというよりも冷静に演じてる感じだったんですが、父親ということに関しては、撮影が進むにつれて自分の中に“父”としての感情が徐々に芽生えてくるのを感じました。林(遣都)くんのことが本当に息子のように思えてきて…。ラストの遊園地での林くんとの2人きりのシーンはグッとくるものがありましたね。あれは撮影の最初の頃だったらできなかっただろうと思います」。演じながら自身の10代の頃の父親との関係に思いを馳せることも。「何となくコミュニケーションがうまくいかなかったり、ピリピリしたものがあるという意味では、うちのオヤジとの関係に近かったです。演じながら“中1のときにタバコ吸ってどつかれたとき、親父はこんな気持ちだったのかな?”なんて思いながらやっていた部分もありますね」。父とのギクシャクした関係は20歳を超えても続いた。当初、徳井さんの父は息子がお笑いの道を志すことに対し、あまりいい顔をしなかったという。「面と向かって『お前、そんなのやめろ』とか言うわけではないんですよ(笑)。オカンを通して『やめさせた方がええぞ』とか言ってたらしいです。こっちも黙って続けてたんですがあるとき、オヤジが僕らの舞台を見に来たらしくて、それを見て納得してそこから何も言わなくなりましたね。それも後からオカンに聞いたんですが」。ちょっとした父と息子の感動の和解のドラマだが、それを語る徳井さんの口調は淡々としている。「僕自身、割と冷静な方であまり感情的になることがないんですよ。だから『あのオヤジに認めさせてやろう』みたいな気持ちもなかったし(笑)。どちらかと言えば、当時から『オヤジもそりゃ反対するよな』と当然のような気持ちでいたので」と何だか申し訳なさそうに語る。俳優・徳井義実の次なる野望は?しかし、それだけ冷静に自分も周りも見渡せる男が、決して“カタギな世界”とは言えないお笑いの道をなぜ選んだのか?そう尋ねると「友達に誘われて…(笑)」とまたも申し訳なさそうに、しかしあっさりと答えが返ってきた。「でも素人なりに自信があったんですよ、『おれは面白い』って。ただ、まさかプロになろうとは思ってなかったし、浪人することも決まってたんです。なのに友達がNSC(吉本総合芸能学院)の願書を持ってきて『あとはお前の名前とハンコだけや』って(笑)。浪人しながらでいいからと言われてNSCに行くことになったんです。でもその後で、僕を誘ったその友達がお笑いをやめてしまって(苦笑)、僕もお笑いをやめて大学に行ったんです。『何なんやろうな、おれは?どうせ大したとこに就職もできんやろうな』って思ってたときに、やっぱり俺はお笑いが好きなんだって思えたんです。そこから福田(充徳)と組んでようやくやり始めて、それが僕らにとっての就活でしたね」。劇中の鉄は時の流れの中でいつの間にか熱いものを失っていた自分に気づき忸怩たる思いを抱くが、徳井さん自身は一度は手放し、再びつかんだ大切なものの大きさを自覚しているだけに「僕は『あの頃はああだったのに』という思いや後悔、『いつから俺はこんな風になったんだ』と思うことがないように生きてきた」と力強くうなずく。俳優の仕事もきっとこの男の確固たる選択の結果なのだ。では“俳優”徳井義実としての野望は?「そうですね…大河ドラマとかはカツラつけるの嫌だし待ち時間もエグそうですしね…(笑)。オカマの役とかやってみたいかな」。(photo/text:Naoki Kurozu)■関連作品:莫逆家族バクギャクファミーリア 2012年9月8日より全国にて公開© 2011「莫逆家族」製作委員会
2012年09月06日ユニクロは20日より、ユニクロ「Designers Invitation Project」2012年秋冬コレクションの販売をスタートした。同コレクションには4名のデザイナーが参加する。「Designers Invitation Project」は、世界中の第一線で活躍するデザイナーやブランドとユニクロがコラボレーションし、新たな世界観を表現する商品を生み出すプロジェクトで、2006年にスタートして以来、毎年好評を博し、今年で7年目を迎えた。今秋冬に同プロジェクトに登場するデザイナーは、「DOUBLE STANDARD CLOTHING」滝野雅久氏、「G.V.G.V.」MUG氏、「Balcony and Bed」野口アヤ氏、「good morning beautiful people」熊切秀典氏。同プロジェクト特設webサイトでは、各ブランドの世界観を感じながら楽しくショッピングできるよう、ユニクロで初めてインタラクティブムービーを使用した動画ショッピングサイトを設置。いままでのユニクロでは経験したことがない、新しい感覚のショッピングを提供する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月21日田中宏の人気コミックを実写化した映画『莫逆家族 バクギャクファミーリア』の特別試写会が20日に都内で行なわれ、狂気に走る難役を演じた村上淳と、メガホンを執った熊切和嘉監督が撮影現場での裏話などを語った。その他の写真『莫逆家族…』は、不良たちのその後の人生に焦点を当て、不器用だが誠実に生きようとする男たちの姿を描いたヒューマン・アクションドラマ。チュートリアルの徳井義実が主演を務めるほか、阿部サダヲ、玉山鉄二、中村達也、新井浩文、井浦新ら豪華キャストが出演している。主人公・火野鉄(徳井)と敵対する五十嵐けんを演じた村上は、「撮影前の打ち合わせで、監督から“跳ねた役”という指示があり、豹変していく様を視覚的に見せたいという話しをされた」と説明。また「(五十嵐は)悪役という役割ではなく、健全な光があって、生まれる“闇”という部分だと感じていた」と語り、「いい歳をしたキャリアもある俳優たちがコントロール内の顔とか芝居をしていてはおもしろくない。監督の要求も高かったし、みんなそれに応えていた。『監督って猛獣使いだよね』と、現場で監督に言ったのを覚えていますね」と振り返った。村上と組むのは3作目となる熊切監督は「淳さんは僕のプランを簡単に飛び越えてくれる。イメージを覆されるのがいいな」と話し、村上の演じた役について「“真っ白い狂気”というイメージがあり、五十嵐と、新井浩文さんの演じた緒方のふたりには特に思い入れがあった」と語った。さらに、村上は共演した徳井について「この人以外に主演は考えられない、と現場で直感的に思った。相当に魅力的でした」とべた褒め。最後に熊切監督は死にもの狂いで撮ったという本作を「自分のクセというか、どうも爽快な映画にはならないが、やりたい放題やった映画でして、賛否両論は覚悟の上」とPRした。『莫逆家族 バクギャクファミーリア』9月8日(土)全国ロードショー
2012年08月21日ユニクロは20日より、ユニクロ「Designers Invitation Project」2012年秋冬コレクションの販売をスタートした。同コレクションには4名のデザイナーが参加する。「Designers Invitation Project」は、世界中の第一線で活躍するデザイナーやブランドとユニクロがコラボレーションし、新たな世界観を表現する商品を生み出すプロジェクトで、2006年にスタートして以来、毎年好評を博し、今年で7年目を迎えた。今秋冬に同プロジェクトに登場するデザイナーは、「DOUBLE STANDARD CLOTHING」滝野雅久氏、「G.V.G.V.」MUG氏、「Balcony and Bed」野口アヤ氏、「good morning beautiful people」熊切秀典氏。同プロジェクト特設webサイトでは、各ブランドの世界観を感じながら楽しくショッピングできるよう、ユニクロで初めてインタラクティブムービーを使用した動画ショッピングサイトを設置。いままでのユニクロでは経験したことがない、新しい感覚のショッピングを提供する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月21日その名の通り「熊の脂」韓国発の「オルベアオイル」が10月24日に日本上陸した。オルベアオイルの商品はハイドロリピッドベアオイル、オルベアオイル クレンジングバー、オルベアオイル モイスチャーライザー、スーシングクリームと、その4つがセットになったベーシックケアセットと、サンローションが販売される。株式会社オルカンパニーは世界で初めて熊の脂を「ベアオイル」としてアメリカ国際化粧品原材料(ICID)に登録した。熊脂は、韓国だけでなく、中国、北米インディアン、古代エジプトでも美容にいいと言い伝えられてきた。「オルベアオイル」は無着色料・無香料・無凝固剤の無添加で作られている。オープン記念に特別価格!通常価格が17,850円のベーシックケアセットが10月24日から11月30日までの期間は、特別価格の16,800円で販売される。シンプルな熊のロゴがとてもかわいらしい。使い方は、クレンジングバーでクレンジングをし、モイスチャーライザー、スーシングクリームの順につける。ハイドロリピットベアオイルは入浴の後などに、特に乾燥がひどい局所に使う。スーシングクリームはモイスチャーライザーの2倍、熊脂が配合されている。元の記事を読む
2011年10月25日第23回東京国際映画祭(TIFF)でコンペティション部門に出品された日本映画2作のうちのひとつ『海炭市叙景』。その才能を高く評価されつつも生前、不遇を囲った作家・佐藤泰志の遺作となった小説を映画化した本作。自身も北海道の出身である熊切和嘉監督は、佐藤さんが実際に作品のモチーフとした北海道の函館市でロケを行い、静かな、そして確かな“生”の物語を積み上げていった。TIFFでの上映を記念して、熊切監督と谷村美月、南果歩、そして熊切作品の常連、竹原ピストルに話を聞いた。決して大きな事件が起こるわけでもドラマチックな何かがあるわけでもない。海炭市で暮らす市井の人々の暮らしが綴られる。――まずはキャストのみなさんに。最初に脚本を読み、物語に触れたときの印象は?そしてこの作品に「出たい」と思ったポイントは?南:私が出ているエピソードは、連れ添ったある夫婦が少しずつ噛み合わなくなっていき、でも一つ屋根の下に暮らしている、という物語。読みながら、シナリオに書いてある以前の2人の心の遍歴、ここには書いていない時間を感じることができたんです。原作も読んでいたんですが「あぁ、いい本だな」と素直に思いました。それはほかのエピソードも同じで、出てくる人々の人生が感じられるんですね。熊切監督がこのお話をどう撮るのか?そこも興味津々でした(笑)」。谷村:私は、まず脚本を読む以前から、熊切監督と一緒にお仕事をさせていただきたいという気持ちがすごくあったんです。それでお話を読んでみて、こういう“雰囲気”、“空気”を持った作品にずっと出たかったけど、これまで縁がなくて…どちらかというと役柄に対して分かりやすい作品が多かったというか。だから素直に自分で出たいと思える作品で熊切監督に声を掛けていただけてすごく嬉しかったです。竹原:僕もまず「やった!また熊切さんの作品に出させてもらえるぞー!やるやる!」って感じでして(笑)。そこから読んでみて、こういう話か。「自分なら、最後にこういう決断はしないだろうな」という違和感を持ったんです。じゃあ実際、やってみたらどうなるか?という好奇心があってやってみました。――“違和感”を抱えつつ、実際に演じてみての感想は?竹原:絶対的に自分とは違う、そういう思いを持ちつつ演じてみて…やはりというべきか…やってみて切なくなりましたね。――監督はこの物語とどのように向き合い、どういう作品にしたいと考えていたのでしょうか?熊切監督:原作も映像的な部分が強いので、読んでいく内にイメージがわいてきましたね。そして何より原作に“嘘”がないんです。人間の綺麗なところも、汚いところも全てを肯定して描いていて、だからこそ存在感がある。僕も北海道出身で、以前から例えば家族や友人だったりという、地元の生活者の目線の物語を撮りたいと思っていたんです。そう思っていたところで、ちょうどこのお話をいただけました。――製作の過程や予算、公開の規模なども大手の大作とは全く異なる道のりを歩み、ここまでこぎつけた本作。作品が辿ってきたプロセスそのものが、どこか映画の内容とも重なるように感じられますが…。熊切監督:あまり確信を持って、狙ってそういう方向に持っていこうという意識はなかったです。ただ、状況でそうなっていったという感じで。でも、地元の方の佐藤さんへの思いは本当に熱い。その意思はしっかりと受け継ぎたいとは思ってました。だから、地元の方にも多く参加してほしいと思ったし…そういうひとつひとつの思いを積み重ねて作り上げていきましたね。――谷村さんは、印象深いシーンとして、兄(竹原さん)と2人で朝日を見るシーンを挙げています。また、監督の演出の印象を「ただ、そこにいるだけでいい」という言葉で表現されていましたね。谷村:説明するのが難しいんですが…(苦笑)。これまで私が参加してきた作品では、相手の役者さんがいようが映っていまいが、目線だけで芝居をする――つまり、お芝居の中でお芝居をしているような、そこに“ある”と見せかけるようなことが多かったんです。そういう中で熊切監督は、どれだけ時間がかかっても、そこに必要なもの、あるべきものを実際に用意する。逆に“素直にリアクションする”ということを難しく感じる現場でした(笑)。でも、そこで実際に朝日を見て「あぁ、人は実際に朝日を見たら、こういう反応をするんだな」というのを知ることができた。それは役者としてだけではなく、谷村美月としても。そういう状況にならないと自分は分からない、そういう発見がたくさんありました。――南さん、竹原さんにも改めて作品中、もしくは撮影で印象に残っている部分や全てを終えての思いなどを教えていただけますか?南:映画の中の何てことない電車の乗客の表情や、坂道を上がっていくうしろ姿…そういう日常のひとコマが随所にあるんですが、それがすごく好きです。同じ街に住んでいて、顔見知りだったりそうでなかったり、道ですれ違ったり。人生は交差しているようで、実は人とはなかなか交じり合えない、そんな真理が何気ないショットに出てくるんです。竹原:さっきも言いましたが、“違和感”をずっと持ちながらやっていて(笑)。全てが終わったとき「そうするしかなかったんだな、お前は」とは思わなかった。でも「それでしょうがなかったのかな」と思えるくらいには肯定できるようになってました。うまく言葉にできないけど、それがこの映画の優しさであり、魅力なのかな、と。出てくる人たちに「そうだ!それでいい!」とは言ってやれないけど「そうだよなぁ…生きるって、そうだよなぁ…」って共感してしまい「頼むから幸せになれよ、お前!」とそういう気持ちの入り方をしてしまう不思議な映画なんです。それが“何”なのか、言葉にはできない。だからこそ、見て感じてほしい。海炭市の街並み、人々の息づかいから――。特集「東京国際映画祭のススメ2010」■関連作品:第23回東京国際映画祭 [映画祭] 2010年10月23日から10月31日まで六本木ヒルズをメイン会場に都内各所にて開催© 2010 TIFF海炭市叙景 2010年11月27日より函館先行公開、12月上旬、渋谷ユーロスペースにて公開© 2010佐藤泰志/『海炭市叙景』製作委員会■関連記事:【TIFFレポート】加瀬亮映画初主演作と同じ脚本家作品に「光栄でプレッシャー」TIFFクロージングにハズレなし?『ザ・タウン』“監督”ベン・アフレックに称賛の声【TIFFレポート】『チェブラーシカ』原作者ビックリ?日本の観客は「大人ばかり」【シネマモード】今年はドレスも省エネ気味?第23回東京国際映画祭【TIFFレポート】堀北真希初の究極悪女役「すごく悩みました」
2010年10月28日