こんにちは!kzkです!今回は産後あるある特集ということで、「産後の理想と現実のギャップ… 」 そんなことについて書いていきます。妊娠中、出産前に、“産後は忙しい眠れない”とは聞いていたものの、それは想像を絶するものでした…(笑)出産前は、『子供が寝ている間に洗濯や夕飯の支度をちょこちょこやっていこう。なんならお茶飲んだり、マンガよんだりできたりして♪ 』と、能天気な事を正直考えておりました。そんな能天気な私も出産して1日目から経験するのです。地獄の寝不足!産まれたばかりの我が子はほぼ一日中泣いていました。ピッタリ抱っこしてないと泣きやまず…朝から夜まで授乳してオムツ変えて授乳して沐浴して授乳してオムツ変えての繰り返し!そして赤ちゃんはまとまて2時間眠ってくれれば良いほうだ!その2時間、眠る場所はママの抱っこ。抱っこで、寝られたら私は動けません…そして赤ちゃんが昼寝したらママも睡眠をとるチャンス!溜まった家事なんてやってられない です…そんな時間を一日中、繰り返していると時間が経つのが地獄のように遅く感じたり、光のように速く感じたり、自分の中の体内時計もバカになってきます。そして、一日中家にいて、赤ちゃんの身の回りのことばかりしていたら、もう夜!「えっ?!夕飯つくってないよ…。 どうしよう…」ってことは日常茶飯事です。出産前に描いた理想は、「赤ちゃん昼寝中に作っておく!」だったのですが…現実は違いました!「そろそろ寝そうだ!そーーっと布団に置いて、そーーーっとその場を離れる!寝たぞ!寝たぞーーー!さぁ、ここからが私の時間だ!家事?!そんなことより、ティータイムよー! 」と意気込んでいたんですが…はい、泣きます。束縛モード搭載されているのか、布団に置いて少しでも私が離れると泣かれます。まさに自由時間も休憩時間も睡眠時間もない自分の時間なんて皆無!出産の前の私にちゃんと細かく教えてあげたい!「理想は捨てろ! 隙間時間は存在しない!割りとワイルドな子育てライフが待ってるぞ!」と。でも不思議なのは、子育てって時が経つと大変だったことすら愛しくなるんだからスゴいですよね。●ライター/kzk
2018年05月09日産後ダイエットをしてきたこの2年を振り返ると、さまざまなことがありました。そこで、あらためて産後ダイエットをして良かったこと、良くなかったことをランキング形式でまとめてみようと思います。まずは良かったことベスト3から!産後ダイエットをして良かったこと ベスト3 3位 肌や髪が20代のころよりも綺麗になったダイエットを始めて食事に気を付けるようになってから、高タンパク+野菜+果物を意識してとるようになってから、肌や髪が20代のころよりも綺麗になりました! ダイエットは痩せることだけではなく、食事を見直すことで身体の組織も変わっていくことが実感できました。2位 自信がつき、性格が前向きになったダイエットを始めるまでは、自分に自信がなく「どうせ私なんて」が心の中での口癖でした。それがダイエットで自己目標を立て、それを達成することで、自信がつくようになっていきました。次第にダイエット以外のことでも挑戦しようという気持ちになり、産後忙しい中でも仕事をして、資格を取って、、と何事にも挑戦するようになりました。1位 着たい服が着れるようになったダイエット前までは、着たい服があってもサイズが合わなかったり、フリーサイズと書かれてあっても着れなくて悔しい思いをしたので、いつしかサイズを見てから判断するようになっていました。それがいつしか、XL→M→Sサイズになり、今では着たいと思った服が着れるように。服を選ぶのがとっても楽しいです。そして、ダイエットを決意した時に目標としていた「スーツを綺麗に着こなせるようになること」。再就職でスーツが着れないのではないかと不安だったのがちゃんと着れるようになりました!産後ダイエットをして良くなかったこと ベスト3そして、次はダイエットをして良くなかったことベスト3。まずは第三位から!3位 寒がりになった太っていたころは夏のエアコンがとっても快適でしたが、今はエアコンが寒すぎて冷えないように気をつけています。職場やスーパーはとても冷えてしまうので、上着必須です。産後ダイエットで体型が変わり、意識も生活も性格も変わるようになり、人生が変わりました。初めから成功していたわけではなく紆余曲折していた時期もあります。その中で、「食事ってこうなんだ」「運動ってこうなんだ」「生活習慣ってこうした方が自分に合っていた」など気付いたことが沢山あります。短期的なダイエットではなく、何歳になっても健康的でいたいから、「ダイエット=生活」と考えるようになり、何歳になっても続けていけることをしようと思います。2位 太ってしまったらどうしようというプレッシャーがたまにあるもともとは食べるのも大好きで、いつ爆食いしてリバウンドするかわからない、いつかまた戻ってしまわないようにしないといけないというプレッシャーはあります。太ることで誰かを困らせることはありませんが、(家族は嫌がるかもですが)緊張感は少なからずあります。1位 太っていたころの洋服をすべて処分することに嬉しい悲鳴なのですが、正直服をオールシーズン総替えすることとなり少し寂しい気持ちとサイズダウンした嬉しい気持ちで断捨離しました。その後は、サイズダウンした服を買うのが楽しみになってしまい、金銭面で厳しかったです。いかがでしたでしょうか。産後ダイエットは、やってみると意外と良い点、良くなかった点がありましたが、やってよかったことの方が多いような気がします。次回からは、産後ダイエットに興味のあるママたちがお子さんと一緒に楽しみながらエクササイズできる「産後-15kg痩せた! MONAのダイエット法 ~子どもと一緒にエクササイズ編~」の新連載が始まります。お楽しみに!
2018年05月08日産後ダイエットを始めてからの、リバウンド体験談です。実は、これまでSNSでリバウンドについてあまり書いたことはありませんでしたが、産後ダイエットを開始してからダイエットがずっとスムーズに痩せていったかというと、決してそうではなく、色々と試してきたからこそ失敗も何度か繰り返しました……。リバウンドした原因は、曖昧な知識でトライしてしまった「〇日断食」。酵素と水だけ、ヨーグルトだけで過ごすものなど、さまざまな種類のダイエットです。ほかにも、「置き換えダイエット」など、3食のうちの1食をスムージーに置き換えるダイエットも試しました。もともと食べることが大好きなのに、それをあえて制限してしまったことでストレスが溜まってしまい、数値だけでみると減量できていたものの、普通の食事をしたら元の体重に戻ってしまい、リバウンドしやすい体質を自ら作ってしまっていたのです。リバウンドの原因は人それぞれあるかと思いますが、私がリバウンドした1番の原因は「ストレス」でした。何より、産後太ってしまった原因も同じくストレス。食べたいのに食べられないストレス、ドカ食いや過食にどうしても繋がってしまっていたので、それに気付いてからは、ストレスのない食事方法をしようと食事制限をすることから、食事改善をすることへシフトチェンジしました。そのため、・夜は糖質オフ・タンパク質たっぷりの食事にする・食べるなら夜寝る4時間前までにする・甘いものが食べたくなった場合、おやつの時間は15時ごろまでにすると、自分の中でルールを決めておきます。また、血糖値を急激に上昇させないよう、あえて「間食」を取り入れるなど「食べて痩せる」ダイエットに定着できるようになりました。もちろん、適度な筋トレも欠かせません。脂肪燃焼と聞くと有酸素運動のイメージですが、同時に、基礎代謝や筋力を上げてくれるので、筋トレなどの無酸素運動も行うことがオススメです。食べることが大好きな分、ちゃんと動いて燃焼できる「燃費のいい身体づくり」に今も奮闘中です!
2018年03月23日赤ちゃんが生まれて、幸せいっぱいのはずの家庭に忍び寄る、「産後クライシス」という恐ろしい現象をご存知ですか?すれ違いを防ぎ、夫婦仲を良好に保つためのコツをご紹介します。ホルモンバランスについて知っておく出産すると、女性の暮らしは一変します。それまでどんなに夫のことが大好きだったとしても、それをたやすく上回る存在が赤ちゃんです。すると、これまで気にならなかった夫の言動や見た目、においなどが、やけに気になり始めます。「わたしと赤ちゃんに近づいてほしくない」とさえ思ってしまう場合も。女性は妊娠出産を経て、ホルモンバランスが通常とは違った状態になります。産後の動物は気が立っていて攻撃的になりますが、人間も同じように、子どもを守ろうとする本能がはたらくのです。通常、時間が経てば少しずつ元の状態に戻っていきます。このホルモンの仕組みを夫婦で理解しておかないと、夫は「俺より子どもの方が大事なんだ」とヤキモチを焼き、それに対して妻はどんどん苛立つという悪循環に陥ります。これが、いわゆる産後クライシス(産後、夫婦仲が悪化すること)のきっかけになるのです。家事にまで手がまわらないことを理解してもらう産後、何より重視すべきはママの体力を回復させること。次に赤ちゃんのお世話、家事はもっとも後回しです。産褥期に無理をすると、体の回復が遅くなるばかりでなく、最悪の場合、命に関わることにも……。ママが無理をしないで済むためには、パパをはじめ周りの人の理解が欠かせません。洗濯やゴミ出しなど、パパに代わってもらえるものは徹底的にやってもらえるよう、産前からお願いをしておきましょう。掃除やご飯の用意などは、自治体のサポートや家事代行に頼むことも検討します。1ヶ月だけは、宅食を頼むのも手ですね。どうしたって、赤ちゃんのお世話はせざるを得ません。夜だって数時間おきに授乳が必要になるので、まとまった睡眠時間を確保することもできません。そのうえ家事までなんて、とても無理!これをあらかじめわかっておいてもらうだけで、その後の夫婦関係が変わってきます。まとめ初めての妊娠・出産では、パパもママもわからないことだらけ。手探りで試行錯誤していくなかで、戸惑いや苛立ちを感じることもあるでしょう。その都度お互いにきちんと話し合い、不満を溜め込まないこと。これが、産後クライシスを防ぎ良好な夫婦関係を維持していくコツですよ。Written by 七尾 なお
2018年02月27日産後のママと赤ちゃんのさまざまなケアをしてくれる産後ケア施設。名前は聞いたことがあっても、具体的にどういったところなのか知らない人も多いのでは?というわけで、私が実際に産後ケア施設を利用してみて感じたメリットを紹介します。産後ケア施設ってどんなところなの?日本での出産での入院期間は、自然分娩で5日~7日、帝王切開でも1週間から10日とされています。産後1ヵ月は養生して体を休めて…と言うけれど、退院後待ったなしで始まるのは新生児のお世話と家事。家族のサポートがなければ、それらをすべて1人でこなさなければなりません。そんなママとして最も大変な時期を心身ともにサポートしてくれるのが産後ケア施設です。施設によって詳細は違いますが、子育てが始まったママが休養を取りながら、助産師や看護師のサポートのもと、子育ての情報や技術支援を受けることができるようになっているのが通常です。赤ちゃんは産院でもよく使われるコットで移動するので産後の体でも楽々!赤ちゃんを見てもらいながらゆっくり食事がありがたい!私が利用した産後ケア施設ではケア内容は主に、新生児のケア、ママのケア、そして育児のサポートと大きく3つに分かれていました。新生児のケアは、発育や発達、体重や排便などのチェックをママと一緒に行ないます。排尿と排便は記録する表が用意されており、ママと助産師さんどちらがオムツ替えをしても表に記入する仕組みなっているので、便秘などの症状もひと目で分かるようになっていました。体重は毎日決まった時間に計測時間が設けられていて、その際に助産師さんのアドバイスを受けることができます。ママのケアは、まずは栄養満点のおいしい食事。食事中は赤ちゃんを助産師さんたちが見てくれているので、ゆっくり食事を楽しむことができます。そのほか、個別のカウセリングで細かく対応してくれます。私の場合、睡眠不足でフラフラだった時にこどもを見てもらって半日睡眠を取らせてもらった時には本当に助かりました。また、乳腺炎などの母乳トラブルにもマッサージなどで対応してくれます。そのほか、出産時の会陰切開の傷が治ってないママのためのドーナツクッションや、出産でむくんだ体を癒やすためのマッサージ機や足湯グッズなども豊富に用意してありました。有料ですが、出産でのむくみや乳腺炎などのトラブルにも対応してくれるエステのコースや、母乳外来などもあります。最後に育児のサポート。初産だと手探り状態で始めることになる授乳や沐浴を、しっかりサポートしてくれます。そのほかは、寝ない赤ちゃんやモロー反射で起きてしまう赤ちゃんに抜群の効果を発揮するおひなまきの巻き方や、抱っこひもやスリングのフィッティング、赤ちゃんの爪の切り方など、ベテランの助産師さんが育児のコツを次から次へと伝授してくれました。助産師さんに教えてもらったおひなまき。なかなか寝ないうちの子もぐっすり。ママと赤ちゃんは基本的には個室で過ごすようになっており、個室には、シャワー、トイレ、テレビ、冷蔵庫、空気清浄機、ポット、ドライヤーのほか、ナースコールがついていました。また、和室や洋室両方の部屋があって希望すればどちらか選べるようになっていました。授乳や沐浴はスタッフステーションに隣接したケアルームで行い、ママの食事の間は、ケアルームで赤ちゃんを見ててもらえるのがとても助かりました。気になる費用は?育児の大変さはさまざまですが、厄介なのは出産という大仕事を終えて本調子ではない状態で、待ったなしで育児をしなければならないこと。そんな状態で同じ思いをしているママたちと共に励まし合いながら、育児のプロフェッショナルの助産師の力を借りることができたのは本当に心強かったです。電動バウンサーや授乳クッションなど、豊富なベビーグッズが揃えてあり、購入前にいろいろと試せたのも、その後の育児にとても役立ちました。気になる費用ですが、産後ケアセンターは大体1日2~3万円くらいが相場となっています。一流ホテルに宿泊ができる値段に思わず躊躇(ちゅうちょ)してしまいますが、自治体からの補助が受けられる場合もあるので、お住いの自治体に確認してみてくださいね。また、最近宿泊型以外にも日帰り型の産後ケア施設もあり、こちらの方がお値段が安い場合が多いです。私が利用した施設は現在予約を受け入れしていないので、産後ケア施設の一例として紹介させてもらいましたが、詳細は施設によって違うものの、ほとんどの施設が見学を受け入れていますので、まずは近くの産後ケア施設を見学してみるのがいいかもしれません。ただ、まだまだ数が少ない産後ケア施設ですので、常にキャンセル待ち状態のところも。予約は早めの方が良さそうです。<文・写真:フリーランス記者芳賀千歳>
2018年02月21日私の産後ダイエットを知ってくださった方から一番聞かれるのが『モチベーション維持はどうしていますか?』という質問です。それほど、みなさんも私と同じようにモチベーションのアップダウンが激しく、産後ダイエットを続けるのが難しい、ということですよね。私は常にモチベーションを高く過ごしているかと聞かれるとそうでもなく、何か目的がないと駄目なタイプです。そう、モチベーションキープのコツは、「目的」がないとなかなか難しいということ。目的は勿論沢山あると思います。ただ、できるだけ目的は、ぼんやりしたものではなく明確なものが一つあるといいと思っています。わかりやすい例で言うと、よく結婚式前に花嫁さんがダイエットを頑張る光景を目にすると思います。彼女たちは「結婚式でドレスを綺麗に着こなす」「大勢の人に注目されるので少しでも綺麗になる」というような目的があるため、ダイエットの成功率はとっても高いと言われているんです。例えば、私の場合は「再就職する上で、面接に着るスーツが入るようにすること」、これを目標にしてからは、「以前に着ていたスーツが着れるようになる」よりも、「スーツが似合う細身の自分」を妄想してワクワクしながら産後ダイエットに励むようになりました。このほかにも…・年子の娘たちと将来一緒に買い物に行ったり、姉妹と間違えられてみたい(笑)・子どもたちから自慢のママだと思われたい・サイズを気にして服を買うのではなく、着たい服を買える楽しみが欲しい・年を重ねていくほど綺麗な女性になりたい。目指すは美魔女!(笑)です・友人から「痩せたね!」と言われたい。(ダイエット始めるまで細いと か言われたことがない)こんなことを目標にして産後ダイエットに挑んできました。たまにお菓子が食べたくなった時など、目標からブレないように目標はきちんと文字にして書き、いつも見える場所(冷蔵庫がオススメです)に貼っておきます。結果、服のサイズは1年でXL→Sサイズに! スーツだけではなく、今では服を選ぶこともこんなに楽しいことだったのかと、アラサーになって初めて知るようになりました(笑)。このように、まずは理想の体型を手に入れたら何をしたいのか、自問自答してみることをオススメします。私も、まだまだ理想の体型まで到達できていません。理想の体型(細いだけでなく、筋肉をつけてひきしまった身体)になったら次の夏こそは海で水着を着れるようになりたいと思っています。
2018年02月17日ブログなどでは書いているのですが、わたしは第一子出産後に育児ノイローゼからの産後うつを経験しました。産後うつは、うつの症状もつらいのですが、そこに待ったなしの育児がのしかかってきます。その時のことを漫画にしてみました。では、どうぞ~。うつ病の人が「やる気が出ない」とか「体が動かない」とかいうのは、正直気力の問題だと思っていたし、やる気があればなんだってできるはずでしょ!? と思っていましたが…自分がなってみてわかりました。ほんとうに、体が動かない…!!!体全体が鉛のように重いし、頭もうまく回らない。買い物に行っても何を買っていいかわからず立ち尽くしてしまうし、簡単な料理の手順もわからなくなってしまいました。こんな状況で理想的な育児なんてできるはずもなく、毎日なんとか最低限の衣食住を満たすのに精いっぱい。ちゃんとした母親になりたかったのに、ろくに母親らしいことをしてやれない。そんな理想とはかけ離れた現実が苦しくて、当時は毎日自分のことを責めていました。ですが、うつになったからこそ気づけたことや、うつのときに助けてくれた人たちもたくさんいました。そのことについてはまた次回…。
2018年02月06日4歳と3歳の年子の女の子二人を育てるママ、MONAさん。産後ストレスを食事に当て激太りしてしまった子育て奮闘中のママがお金を掛けずに自宅でストレスなく続けられるダイエットを開始。なんと産後15キロの産後ダイエットに成功したのです。今回は出産後、間もなくダイエットを決心したMONAさんのダイエット奮闘記の第三話です。私が産後ダイエットを決意したのは、二人目を出産した1年後の2016年から。まず食生活の見直しからはじめました。ダイエット前の食生活を箇条書きにしてみると…・冷凍庫にレンジでチンすればすぐに食べられるもの(たこ焼き・唐揚げ)・お菓子BOXには常に満タン(子供用、自分用)・朝食は、仕事をしていた時はコンビニでおにぎりのみ・産後は朝昼兼用でがっつりメニュー(ラーメンなど)・昼食は簡単なもの=炭水化物だらけ。袋麺、炒飯、パスタなど・夜ごはんを食べて、寝かしつけ終わりにまたお菓子やアイス・ストレスを感じたら満腹になることでストレスを解消書き出してみると、よくこんな生活をしていたものだなとゾッとします。■産後ダイエットを始める前までの生活1番の原因はストレスが溜まりやすい環境を自分で作っていたことです。地元が遠く、身寄りも知り合いも少なかったので、出かける先は近所の公園やコンビニ、スーパーのみ。唯一の楽しみはお菓子コーナーで新作のお菓子(主にポテトチップス)を食べることでした。特に2人目の産後は、慣れない年子育児で寝不足になってしまったのと、寝不足になることでいつもお腹が空いていて、食べていないと満足できなかったことでした。荒療治かもしれませんが、まずは1番太ったのではないかと思われるポテトチップスや冷凍たこ焼きを断ち、規則正しい食生活にすることから始めました。それまで、週4、5日のペースで食べていたので最初は頭の中がお菓子のことでいっぱいになるほど辛かったですが、私の場合、辛いのは最初の1週間だけでした。スナック菓子を断つようになってからは、嘘のようにお菓子を食べなくても平気になったので、次のステップへ進むことができました。しかし、スナック菓子を断つことは出来ても、基本的には食べることが大好きだったので、食事制限は無理だな……、と思っていました。そんな矢先、工夫すればきちんと食べても痩せることができる糖質オフにたどり着いたのです。■私が産後ダイエットは始めた時期ちなみに、私が産後ダイエットを始めたのは、下の子の卒乳が終わってから。授乳中の食欲は産前よりも増しますし、ママの体も本調子ではないので、あまりおすすめできません。しかし、私は卒乳後も授乳中のように炭水化物が大好きなことに変わりはありませんでした。そこで、まずは試しにと色々と糖質オフのメニューを勉強してみることに。すると、好みのメニューが沢山あることに気付き、産後ダイエットを始めた2年前から今もなお、継続して糖質オフをしています。ただ、徹底したスーパー糖質制限ではなく、パワーのいる朝や昼は炭水化物(玄米など)OK、夜のみ糖質オフという食生活が根付くようになりました。※この連載は筆者のMONAさんが出産してから1年後の2016年から始めた独自のダイエット方法を綴っています。あくまでも筆者の体験談であり、痩せることを保証する内容ではありません。
2018年01月27日4歳と3歳の年子の女の子二人のママのMONAさん。産後の年子育児は想像以上に大変で、ストレスを食事に当て激太り。実家も遠く、子どもを預ける人も居ない…。そんな子育てママがお金を掛けずに自宅でストレスなく続けられるダイエットを開始。なんと産後15キロの産後ダイエットに成功したのです。今回は出産の後、ダイエットを決心したMONAさんの奮闘記の第二話です。産後ダイエットを決意したもののダイエット初心者の私がまず思いついたことは食事制限。食べないダイエットでした。しかし、食べないという選択は簡単ですが、何を食べていいのかわからず結局お菓子などの誘惑に負けてあえなく失敗。私には食べないダイエットはむいていないんだと知りました。世の中にはたくさんありとあらゆるダイエット方法で溢れています。まずは、自分ができそうなダイエットを何でも挑戦してみて、継続できそうであればやってみる、だめだったら諦めるというように試行錯誤方法に切り替えました。ちょうど2年前の2016年1月、最初に挑戦したのはダイエットDVD(モムチャンダイエット、トレーシーメソッド)です。運動は得意ではなかったので、どんな運動をしていいのかわから分からず、見よう見まねでやってみましたが、きれいなお姉さんを見ながらの運動は、「自分もこうなりたい!」と、モチベーションアップにつながり、結果楽しく続けることができました。今思えば特にモムチャンダイエットは、身体をキレイに引き締めるための、基礎的な動きを凝縮したトレーニングだったので、ダイエット初心者の方にはとってもオススメです。モムチャンダイエットに慣れてきた方は次にトレーシーメソッドへ挑戦という流れがいいと思います。次に、大好きなスナック菓子などのお菓子断ちを決意しました。それまで、ストレス解消方法はコンビニへ行きスナック菓子を買い漁ることだったので、まずはこの行いを改める必要があるなと思ったのです。そのお菓子断ちを決意した1週間はさほどきつくなく、むしろ「ここで負けてお菓子に手を出してしまってはもったいない」という気持ちが勝っていました。1週間後、1ヶ月後と経過しお菓子を断ってみると、まるで中毒が抜けたように食べなくても平気になり、私は肌荒れが改善し体重が落ちやすくなりました。このように、無理に自分に合わないダイエットを続けるのではなく、まずはいくつかのダイエット方法を1週間ずつやってみて、自分にできそうかどうか試行錯誤する方法が長続きできて成功率がアップします。ストレスだらけのダイエットではかえって逆効果。日々小さな子どもたちを相手にしている子育て中ならばなおさらです。次回は、無理なく効率的に食生活を変えた方法についてお話します。※この連載は筆者のMONAさんが出産してから1年後の2016年から始めた独自のダイエット方法を綴っています。あくまでも筆者の体験談であり、痩せることを保証する内容ではありません。
2018年01月20日ウーマンエキサイトのみなさまはじめまして。MONAと申します。私は4歳と3歳の年子になる娘がいます。娘達は本当に可愛くてしょうがないのですが、年子育児は想像以上に大変で、ストレスを食事にぶつけて激太りという絵にかいたような産後太りをしていました。実家も遠く、子どもを預けたり頼る人も近くにいない、そんな私がお金をかけずに自宅でストレス無くできるダイエットをして産前よりも痩せることができました! 産後、どうやって体型戻しをしていいのか解らない方が多くいらっしゃると思います。そんな方に是非これからこの連載を読んでもらいたいなと思っています。■太ってしまった理由や生活習慣産後は想像以上に大変で、自分のことなんてあとまわし、メイクやネイルなんてしてもいなかったし服もプチプラショップでゆったりサイズを着て毎日公園と家、スーパーを往復する毎日でした。唯一の楽しみだったのが、子どもたちが夜寝た後の夜食タイム。地元からも遠く、知り合いも少なかったので出かけることもあまりなく、日常のストレスをすべて食にあてていました。満腹になることがストレス解消になると、体が覚えてしまったので、イライラするとすぐに冷蔵庫に走ってしまう始末。外ではついコンビニを探してしまう、完全なるデブ脳でした。その中でも1番好きではまっていたのがたこ焼きの冷凍食品。手軽だし、最近の冷凍食品は本当に美味しく、すぐにお腹が満たされるのです。しかし、いつも食べた後に少し後悔をします。またそれがストレスとなり、積もってまた食べてしまうという負のループでした。もう一つは車生活中心の生活。自分には運動を取り入れるのなんて無理だと思い込んでいました。どこに行くにも車が必要なのです…。そして小さいわが子を2人連れての外出はすごく体力がいるので、どうしても歩いて行くという手段はありませんでした。また、車の中は人目も気にすることもないので、お腹が空くとなんでも食べれてしまうのです。こんな負のループを抜け出せたきっかけは、ある写真を撮られた時の自分の姿にショックを受けたからです。「これ誰!?おばさんやん!!」そう思ったのです。その写真がこちら。このまま年をとっていったら、おばさん化が加速してしまう…。そんな考えが頭をよぎりました。そこで私は、「一度きりの人生、せっかく女性に産まれてきたのですから目標は年を重ねるごとに美しく! むしろ産前よりもきれいになりたい!!」と、強く決心して本気の産後ダイエットを始めました。ダイエットを決意した時、まず始めに身近な人(家族、友人、遠く離れた両親)にダイエット宣言をしました。その時、周囲のほとんどは「へ~頑張って……」のような反応で、きっと私のことだから続かないだろうなと思っている様子でした。逆にこの反応が私の心に火が宿り、「絶対成功してびっくりさせてみせる!」と自分に誓いました。ここから私の人生が変わった本気の産後ダイエットがスタートします。
2017年12月01日以前、産婦人科の先生に“産後うつ”について取材にした時のこと。「産後うつは、ママだけでなく、パパもなるんですよ」と言われ、衝撃を受けました。「出産をしていないパパが、なぜうつになるの?」と疑問がいっぱいでした。なぜパパが“産後うつ”になるのでしょう?「広尾レディース」院長で医学博士の宗田 聡先生によると、“産後うつ”は“うつ”と同じで、男女問わず几帳面な性格・真面目な人がなりやすいです。産後の定義が、産後1年のため、“産後うつ”とされてしまいますが、ママはもちろん、パパにも十分になる可能性があるといいます。約10人に1人がなると言われる“産後うつ”。パパもなる可能性が「“産後うつ”は、約10人に1人がなる可能性があると言われています。ママはもちろん、パパも同じ割合でなる可能性があります。国立成育医療研究センターの2016年の調査によると、産後の父親の約17%に産後うつのリスクがありました。初めての育児や慣れないお世話が大変なのは、パパも同じです。最近はイクメンも増えてきて、育児するパパが普通になってきました。そんな中で『きちんと育児をしなくては』『決めた通りにちゃんとしないと』とストレスを感じてしてしまい、“うつ”になってしまうことがあります」“うつ”になる原因は2つ。もともともっている真面目・几帳面といった性格的要因に加えて、「弱音を吐けない」「自分1人でうまくやらなければ」など、周りからのサポートがない状況で、1人で育児をしているように感じる環境要因が混ざり合って、“うつ”になってしまうのだとか。「『うちのパパは大雑把だから大丈夫』『近くに実家もあるし安心だよね』と思わず、どちらかの要因だけでも“うつ”になることもあるので注意しましょう。以下に“うつ”でないかをチェックする項目を挙げました。子育て中なら夫婦でチェックしてみて、お互いにどんな状況で育児をしているか、よく話し合い、共有しておくと安心ですよ」産後うつを簡単チェック! こんな症状ありませんか?□眠れない□やる気がおきない□疲れやすい□ちょっとしたことで涙が出る□イライラする□情緒不安定になる□いろいろなことに興味がもてない□赤ちゃんがかわいく思えない「これらの症状が1つでもあるようなら、定期検診の際に産婦人科医や助産師さんに相談したり、区や市の保健師さんに相談してみると良いでしょう」「出産したママだけのもの」「ホルモンの乱れが原因」と勘違いしていた“産後うつ”。イクメン全盛期とはいえ、パパも初めての育児に不安に思ったり、孤独を感じたりするのは普通のことだと思います。1人で育児を抱え込まないで、友人や周りの人に相談することも大切な息抜きになります。無理をせずに夫婦でお互いに気遣いながら、楽しく子育てをしていきたいものです。取材協力/・宗田聡(そうださとし)医師:医学博士・産婦人科医。著書に「EPDS活用ガイド」(南山堂刊、2017年10月発行予定)「これからはじめる周産期メンタルヘルス-産後うつかな-と思ったら-宗田-聡」「これからはじまる周産期メンタルヘルス」(南山堂刊 )など・広尾レディース<文:フリーランス記者武田由紀子>
2017年10月12日こんにちは、こじらせ美容オタク家のともです。産後は、体型が変わってしまったからといって無理なダイエットは禁物。太ったことばかりを気にせず、育児を楽しみたいものです。ただ一方でおしゃれを諦めたくないというのも本音。 そんなママが選ぶべきものは今の体型のままでも自信が持てる服。無理せず体型をカバーしつつもおしゃれで女らしいというのが理想ですね。そこでウエスト周りを中心に隠せる、おしゃれなコーデを伝授します。●(1)オールオーバーは幼く見せないのがコツ『何よりもリラックス感が欲しいので、ほとんど毎日オールオーバー。オールオーバーはそれだけでしゃれてる感は出るし、カジュアルにも大人っぽくも着られるから便利。まだ戻らない産後の体形隠しに欠かせない』(20代女性/専業主婦)楽チンとかわいさを両立してくれるのがオールオーバーやオールインワン。いわゆる“ツナギ”がミニマルスタイルの中にも女っぽさを感じさせてくれるのは、メンズっぽいものを女性が着ることによって大人の色気もプラス されるから。ウエストを締めつけず涼しいので、赤ちゃんを抱っこするママにも重宝するアイテム。オールオーバーを子どもっぽく着ないために、色はベージュ系を選ぶとベター。小物も存在感があるもので。カジュアルな中にも品を醸し出してくれるような、上品な存在感とモダンさのあるシルバージュエリーを選べば間違いナシ。●(3)ワンピースはだらしなく見せないこと『ワンピースなら、バタバタでコーデを考える時間がなくなった産後でも何も考えずすぐに着られる。ただ、パジャマみたいにならないように、小物で盛るなどおしゃれを足すことは忘れない』(20代女性/アパレル)ワンピースは、お腹周りが気になる産後ママにはマストバイ。ストンと着るだけでお腹周りは楽に、しかもサマになるのも魅力。サラリとした素材のゆるワンピを選んでもいいし、カットソーワンピースは着心地がいいのもうれしいところ。肩を覆えるデザインのワンピースを選べば、気になるお腹に加え二の腕も隠せて安心 。ただあまり楽チンを重視しすぎるとだらしない印象になるので、あえて心がウキウキするような甘めの花柄キャミワンピに。露出が気になるならインナーに肩幅があるタンクトップ、またはTシャツを合わせてもいいですね。コーデの飾りにストロー素材の帽子を合わせると主張しすぎず、とても自然にフィット。ワンピースはデザインも豊富で、デイリーにも着やすくて便利。●(3)ウエストゴムはネオコンサバを狙って『ウエストゴムのボトムはお腹周りには伸びてくれていいけれど、やはりおばさんっぽく見えてしまう……。そこでトップスでウエスト部分を隠すようにしたら、ゴムということもごまかせるし、トレンドにも乗っかっている感じ』(30代女性/会社員)楽チンと言えばウエストゴム。スカートやパンツをゴムにしちゃえば楽チンではありますが、どうしてもおしゃれから遠のいてしまうところ。ただ今季の主流はちょっとダボッとしたTシャツで、さらにボトムにイン。トップスをゴムのボトムにインしてちょい出し すれば、ウエストの太さやゴム部分もきちんと隠れているうえにおしゃれ見えが可能に。ネオコンサバを狙った、カジュアルにハマりすぎないようトップスはロゴT、ボトムはウエストゴムのスカートを合わせればおしゃれなキレイめもキープ。ゴムパンツにして同色で合わせればオールインワンっぽくも着こなせちゃいます。----------カジュアルな中にも女らしさを取り入れることが、おしゃれ見えのコツ。上手にウエスト周りを隠しながら、ストレスフリーなファッションでママのテンションも上げていきましょう。●ライター/とも(こじらせ美容オタク家)
2017年08月03日亜耶バネッサの産後ダイエットトータルビューティーアドバイザーの亜耶バネッサは、妊娠を機に25kgの激太り。産後8ヶ月ぐらいは全く痩せなかったという彼女を変えたのは、週一回のストレッチとキックボクシングだった。姉である美希レベッカのストレッチで身体をほぐし、伊原ジムのキックボクシングで、動きをつけながら、さらに身体を伸ばしたという。さらに、SSS渋谷店のスーパートレーナー越前によるストレッチを受け、身体が柔らかく使えるようになったことで、どんどん痩せ始めたと、自身のオフィシャルブログに綴っている。亜耶バネッサ オフィシャルブログには、激太りをした産後2ヶ月頃の写真と、本来の自分を取り戻したという、現在の写真がアップされている。衝撃のBefore & Afterを、その目でチェックしてみてはいかがだろうか。亜耶バネッサとはトータルビューティーアドバイザーとして活躍している亜耶バネッサは、兵庫県神戸市出身。空手ジュニア全国・世界大会チャンピオン、女優、モデルなど異色の経歴を持つ。慶應義塾大学総合政策学部を卒業後、Be-STAFF Makeup Universalにてヘアメイクの技術を取得。現在は、メイク、ヘアスタイル、姿勢、メイクカラーをトータルでサポートするビューティーアドバイザーとして活動している。(画像は亜耶バネッサ オフィシャルホームページより)【参考】※亜耶バネッサ オフィシャルブログ※亜耶バネッサ オフィシャルホームページ
2017年05月31日こんにちは、ママライターのましゅままです。出産が近づいてくると、お産や育児の準備だけでなく、産前産後のママのヘアケアのことも考えなくてはなりません。出産前後の美容院のタイミングを悩むママは多いです。どれくらい大きなおなかで行っても大丈夫なのか?臨月に入ってしまったらやめたほうがいいのかな?赤ちゃんが生まれたら次はいつ行けるんだろう……などなど気になるポイントが盛りだくさん。今回は、先輩ママに聞く産前産後の美容院のタイミングについての体験談をご紹介します。●先輩ママが産前産後に美容院に行ったタイミング『出産前に最後に美容院に行ったのは9か月のとき。カット、カラーをしてもらいました。ちょっと短めにカットしてもらい、髪も暗めのカラーにしてもらいました。産後は約3か月くらいで行けたかな……。子どもを連れて行くのは無理そうだったので主人に見てもらって、授乳と授乳のあいだにカットしてもらいました!妊娠前からの行きつけの美容院なので、時間がないことを伝えて2時間以内に終わらせてもらいました』(30代/男の子ママ)9か月でもかなりおなかは大きいですが、出産予定日間近に行くより安心感がありますね。産後のことも考慮に入れて、妊娠中から行きつけの美容院を探しておく と通いやすいです。託児付きの美容院もありますので検討してみてくださいね。『わたしはギリギリまで仕事をしていたので、美容院に行けたのは臨月に入ってからでした。おなかが大きいため、ずっと座ってるとおしりや腰が痛くなるかな?と思いドーナツクッションを持ち込まさせてもらってなんとかしのぎました。もうしばらく行けないから!と思ってボブに初挑戦してみたのですが、乾かすのはとっても楽なんですがブローが大変だし、意外と結べないのがお産のときも邪魔だし、産んでからも授乳中に髪が落ちてくるのが気になるし、ちょっと失敗したかなと思いました。ボブの形をキープするために産後は1か月くらいで結局また美容院に行きました。いまは結べるようになるまで伸ばしてます』(20代/女の子ママ)臨月近くになった妊婦さんでも、施術を断る美容院は少ないです。筆者も最後の美容院は予定日の2週間前でしたが、家の近くの美容院を選び、むくみ対策で足を温めたりマッサージをしたりして、数時間の施術もなんとか耐えられました。ママ=ショートヘアというイメージがありますが、意外とロングヘアのほうがまとめられますし、美容院へ行くスパンも長めにとることができます 。ただ、ブローに時間がかかるためお風呂上りは大変です。『もともとマメに美容院に行くので、妊娠中も月1回は美容院へ通っていて、出産予定日2週間前くらいまで通う予定でしたが、後期つわりがひどく7か月のときのカットが最後になりました。出産後は1か月半でまたカットへ。赤ちゃんがおとなしくてよく寝る子だったので、ベビーカーに乗せて連れて行きました』(20代/女の子ママ)後期に最後の美容院へ行く予定を組んでおいても、後期つわりやむくみ、腰痛、切迫早産などで思いがけず体調が崩れてしまうこともあるので、体調が良い時期に一度は美容院に行っておくことをおすすめします。赤ちゃんを連れて美容院を予約する際は、必ずベビーカーのスペースを取っていただけるか事前に確認 をしましょう。『妊娠7か月くらいでカットとパーマ、臨月に入ってすぐにカラーをしに行きました。カラーは根元が伸びてきてもわかりづらいグラデーションカラーにしてもらいました。長さは鎖骨くらいの長さにしてもらい、しばらく伸ばすことにしました。パーマのおかげでブローはラクだし、ある程度長さもあるからまとめるのも簡単。グラデーションカラーのおかげで根元も気にならずで産後もしばらく美容院に行かずに済みました。パーマが落ちてきた産後5か月くらいで初めて美容院に行ったかな。授乳間隔もかなりあいていたので、子どもも連れて行きました!』(30代/男の子ママ)グラデーションカラーはどんな長さでも抜け感が出せるうえ、根元が伸びてしまってもわかりづらい のでマメにリタッチできないママにはおすすめ。パープル系やグレーの色味を加えたアッシュや、赤みをおさえたベージュ系がママらしく落ち着いたカラーですね。毛先はカールがあったほうがグラデーションのカラーも出やすく、スタイリングも時短できるのでパーマもかけておくと便利です。●体調や赤ちゃんのご機嫌しだいで美容院のタイミングも選べるいかがでしたか?妊娠中は時期によって体調も変わりやすいので、ご自分のコンディションで行きやすい時期に行けば大丈夫。妊婦さんはお断り、という美容院は少ないですが、長時間座ることを想定した対策 は考えておいたほうがベター。トイレが近いことや、クッションを持ち込むこと、姿勢を変える必要があることを伝えておきましょう。また、なるべく自宅やお産をする産婦人科から近い美容院を選択するようにしましょう。産後は美容院へ行く時間はママの大切なリラックスタイムとなりますので、ご主人やご実家に預けられるようならなるべく預かってもらって、ママは羽を伸ばせるようにしましょうね。●ライター/ましゅまま(ママライター)●モデル/赤松侑里(さゆりちゃん)
2017年04月10日出産という大仕事を終えると、独特の奇妙なハイテンションに陥ってしまうことがあります。それが「産後ハイ」。これは決して珍しいことではなく、産後の女性なら誰にでも起こりうる体や心の変化です。多少であれば「ママらしくなったんだなあ」と微笑ましく受け取ってもらえますが、行き過ぎると大変。煙たがられるだけではなく、ときには周囲をイラつかせ、多大な迷惑をかけてしまうこともあります。今回は、そんな「産後ハイ」についてまとめました。一体どのような状態になってしまうのでしょうか。●(1)「出産すべき」「授乳は神々しい」……価値感の押しつけ『子どもを産んだとたん、「母親になるって素晴らしい、女に生まれたなら出産するべき! 」と全方位に向けて主張するようになった妹。アラフォー彼氏ナシの私に向かっても「お姉ちゃんは人生損してる。グズグズしてると間に合わなくなるよ」と言い始めて超ウザかったです』(39歳女性/独身)確かに、妊娠や出産は女性の特権。人生の一大イベントでもあるため、その経験を語りたくなってしまう気持ちも分かります。でも、誰もがその話に興味をもつわけではありません。中には不快に感じる人もいますので、注意したいところですね。更に上を行く、こんな産後ハイの話もありました。『友人は産後、買い物先、飲食店、移動中の電車の中……どこにいても構わず堂々と授乳しちゃってました。人の目があるからやめなよ、せめて授乳室使いなよと指摘すると、「授乳は恥ずかしいことじゃないでしょ?むしろ神々しいくらいだと思うけど?」と反論してくる始末。あまりにもヒドイので、ちょっと距離をおきました』(35歳女性/2児のママ)いわゆる“公開授乳”という行為ですね。授乳そのものは赤ちゃんに栄養を与えるための重要なことですが、公の場で行うことには賛否両論があります。少なくとも、授乳室がある場所ならそこを使うのが最低限のマナーではないでしょうか。●(2)赤ちゃん写真連投、授乳フォト大公開……SNS上のトラブル『同僚は産後、1日に何回もSNSを更新するようになりました。私のタイムラインが彼女の赤ちゃんと、添えられた謎のポエムで埋め尽くされたので、そっとフォローを解除しました……』(22歳女性/独身)これはよく聞く話ですね。本人にとっては悪気なく、むしろ独り言に近い呟きなのかもしれません。しかし、その呟きはフォロワーのタイムラインに流れていきます。相手のことを考え、過剰な連投は控えたほうがいいでしょう。『トップやアイコンの写真が、スタジオで撮ったらしい授乳フォトに変わっていました 。目のやり場に困るし、正直言ってそんなの見たくないですよね。撮影するにとどまらず、全世界に発信しちゃうあたりが産後ハイの恐ろしいところですね』(32女性/1児のママ)再び出ました、授乳に関するエピソードです。何気なくネットサーフィンをしていて、知り合いの授乳フォト画像にぶちあたってしまったら……軽くトラウマになってしまうかもしれません。撮影したものは、あくまで個人で楽しむにとどめておきましょう。●(3)寝付きが悪くなった、という人もかつて自分自身が産後ハイに陥っていた、と語ってくれたママたちもいます。そんな彼女たちから一番多く集まったのが、「眠れなくなった」という話です。『初めての育児で疲れ切っているのに、目がギンギンで全く寝付けなかった 。ものすごく眠いのに一睡もできないまま、むなしく夜明けを迎えてばかり。ストレスとイライラでおかしくなりそうでしたね……』(29歳女性/2児のママ)この不眠、新生児がいるという緊張感や、ホルモンバランスの乱れが引き起こすのでしょう。新米ママにはとてもツラいですが、多くの場合一過性のもの。細切れに休みながら、うまく乗り越えましょう。『アレもやらなきゃ、コレもやらなきゃって焦りまくり、妙なテンションになっていたと思います。赤ちゃん向け通信教育の資料を山ほど取りよせてみたり、通販サイトで目につく授乳服を片っ端から買い漁ったり。あまりにも変だったようで、夫に注意されちゃいました』(43歳女性/1児のママ)この方のように、精神的な焦りとなって出てしまうこともあるようです。注意したいところですね。----------いかがでしたか?せっかくの幸せな出産です。産後ハイが過ぎて、周囲との関係にヒビが入ってしまうのは避けたいもの。そうならないためにも、身近に冷静な第三者がいるなら、その人の意見は素直に聞き入れましょう。ご主人、ご両親、仲の良い友人などに、都度自分の状態を確認してみてもいいかもしれませんね。●文/パピマミ編集部●モデル/坂井由有紀(央将くん)
2017年03月29日こんにちは。保育士でライターのyossyです。産後のママは心身ともに不安定になるうえに、赤ちゃんの育児も始まります。睡眠時間が削られ、常に真剣勝負。夫や親族の手伝いが得られない人は、特に負担が大きいですね。実家と離れて暮らしている人もいるでしょうし、近年は晩婚化が進んでおり、自身の両親が高齢化していて、手伝いを頼めないケースも増えているでしょう。そんなときにママの助けになるのが“産後ケア施設 ”です。具体的にどんなことをしてくれるのでしょうか?ご紹介します。●ママと赤ちゃんの健康をサポート産後のママや赤ちゃんを、日帰りもしくは宿泊でサポートしてくれる施設を、一般的に「産後ケア施設」「産後ケアセンター」などと呼びます。例えば、下記のようなサービスをしてくれるのです。・赤ちゃん、ママの体調チェック・ママの休養のために赤ちゃんを預かる・骨盤ケア・母乳ケア・育児アドバイス場合によっては、エステ、アロママッサージなどのサービスがあることも 。産後はママの体がダメージを負っていますし、育児もわからないことだらけです。そんなときにサポートが受けられるのはうれしいですね。●1泊2日で2~3万円程度が相場では、費用はどれくらいかかるのでしょうか。サービス内容や施設によって大きく異なりますが、首都圏の場合、1泊2日で2~3万円程度からが目安 のようです。『日本産後ケア協会』のホームページから、施設の一覧と費用の目安がチェックできます。一度見てみるといいでしょう。●自治体の産後ケア事業がないかも確認を世田谷区や横浜市など、産後ケア事業を行っている自治体もあります。例えば世田谷区の場合、生後4か月未満の赤ちゃんとそのママを対象に、最大7日までサービスを利用できます。育児不安や体調不良などがあり、家族の支援を受けられない人、といった条件も。利用者の負担額は、原則下記の通りです。・母子ショートステイ1泊2日:6,400円(1日3,200円)・母子デイケア1日:2,060円一般的にかかる費用の目安を考えると、かなり負担が軽減されていますね。ただし、人気のサービスなので、早めにリサーチをして問い合わせておく といいでしょう。●孤独なママを救うために産後のママは体調面だけではなく、精神面でも負担が大きいものです。特に、産後手伝ってもらえる人がいない場合や、家族がいても意見の相違などがある場合、非常に孤独感を感じるでしょう。“産後うつ”になってしまう人もいます。産後ケア施設に行くことで、1人になれる時間が得られてゆっくり休めたという人や、自信をもって育児できるようになった という人も。選択肢のひとつに入れて、リサーチしてみてはいかがでしょうか。【参考リンク】・産後ケアセンターとは | 一般社団法人 日本産後ケア協会()・横浜市産後母子ケア事業について | 横浜市こども青少年局()・産後ケア事業産後のお母さんを応援します | 世田谷区()●ライター/yossy(フリーライター)●モデル/坂井由有紀(央将くん)
2017年03月04日産後ケアセンターは、産後の身体をゆっくり休めながら、ママとちゃんがリラックスして過ごせるように工夫されています。今回は、産後ケアセンターについての情報をご紹介します。産後ケアセンターって?産後ケアセンターは、出産後の育児支援を大きな目的として、ママと赤ちゃんが一緒に過ごせるように配慮されている宿泊型ケア施設です。基本的に全て個室となっており、リラックスした時間を過ごすことができるようになっており、パパや他のご家族も一緒に宿泊できるようになっています。産後ケアセンターでは、看護師や助産師が中心となってケアリストや心理士も在籍していて、24時間体制で産後のケアにあたってくれます。センターではさまざまなプログラムがあり、産後ママの回復を目的としたケアを行っています。例えば、骨盤ケアやヨガといった身体の歪みを調整するプログラムや、アロママッサージなどでリラックスしながら調子を整えることを目指す産後ケアがあります。産後ケアとはそもそも何なのか産後ケアと言われてもいまいちピンと来ない方もいらっしゃると思います。ここでは、ケア内容や目的、活動を紹介します。産後ケアシステムと継続ケア日本産後協会では、産後ケアシステムと呼ばれる独自のシステムがあります。これは、ケアの対象であるママを「母親」ではなく「ひとりの女性」として扱うことからスタートしています。産前と産後で、女性の心や身体には大きな負荷がかかると言われています。出産は女性にとって大きな人生の節目です。そんな不安定な時期だからこそ、寄り添って専門的な知識や経験を持って支えることでサポートするのが産後ケアシステムです。産後ケアリストとは産後ケアリストは、産後ケアセンターにおいてアドバイザーやサポーターといった立場からケアを行っている専門のケアリストです。産前産後のケアだけでなく、その後の子育てや育児に関する長期的なアドバイスも行います。実際に出産や育児をしたことがある方が資格を取得する場合が多く、経験を活かしてケアを行ってくれるため、産後ケアセンターにおいて欠かせない存在になっています。主に産後のママの身体の不調や育児に関する悩みなどの解決を行っていて、寝付きが悪い赤ちゃんや、育児生活に疲れて悩んでいる方のサポートも行っています。産後ケアセンターを利用するときに注意したいこと産後ケアセンターの利用を考えている方には、注意しておきたいポイントがいくつかあります。まず産後ケアセンターは保険適用外になるということ。サポート内容や各センターによって金額が異なることが多いので、事前に近くのセンターをチェックしておきましょう。人気が高く、予約が必要なセンターも多いので、妊娠中から下調べをしておくと良いでしょう。また、産後ケアセンターは宿泊以外でも利用できる施設も多く、デイサービスのような形で、子育てに不安がある場合や気になることがあれば通って利用することもできます。産後ケアも病院で行っていることがありますが、こうしたケアがない場合に利用するとよいでしょう。産後ケアセンターで賢くケア&育児!今回は産後ケアセンターについてご紹介しました。出産の後の産褥期と呼ばれる時期に利用しているママが殆どで、初めてのお産で不安な場合や、育児に自信がなく、誰かに相談して頑張りたいと考えているママに人気です。核家族化や高齢出産が増えている日本では、こうしたサービスを行っている施設の需要が増え続けており、全国的に施設数が増加傾向にあります。ママ一人で無理をし過ぎずに、こうしたサービスを利用するのも手です。
2016年11月28日出産を終えたママは、精神的に不安定になってしまうことがあります。そんなママたちの悩みに答えてくれるのが産後ケアセンターです。今回は、産後のママをサポートしてくれる産後ケアセンターについての情報をご紹介します。産後ケアを行う産後ケアセンター産後ケアセンターは、出産後のママの育児支援を目的としており、ママと赤ちゃんが専門家のもとで指導や支援を受けながら一緒に過ごせる、宿泊型ケア施設のことを言います。主に生後4カ月までの赤ちゃんを育てているママが対象となっています。施設では看護師や助産師、臨床心理士や産後ケアリストと呼ばれる専門家が中心となって、24時間ママと赤ちゃんのケアにあたっています。まだ数はそれほど多くありませんが、自治体が取り組んでいる地域もあり、今後は増えてくることが予想されます。産後ケアセンターを利用するにはでは、実際に産後ケアセンターを利用するにはどうすればよいのでしょう。まずは施設のサービス内容や費用についてご紹介します。どんなサービスが受けられるの?施設によってもかわってきますが、主に母体へのケア、赤ちゃんへのケア、育児相談や授乳指導などの育児サポートなどになります。自治体が行っている施設はこれらが基本ですが、大学の付属施設や病院、助産院などが運営している民間の施設ではマッサージやヨガ、骨盤ケアなど、ママの体の回復を促すようなケア、また、ぐっすり眠れるように夜間は赤ちゃんのお世話を助産師が行ってくれるところもあります。費用はどのくらい?施設によって費用は異なりますが、一番安いのはやはり自治体が行っている施設でしょう。1日2食の日帰りですと2000円前後から、1泊2日になると5000円前後からという料金設定になっています。ですが、希望者も多いため、2回目以降の利用になると優先順位が低くなるのが現状のようです。一方、民間の施設ですと、日帰りで3万円前後から、1泊2日になると6万円前後からと割高になっています。自治体の施設を利用するよりも手続きはシンプルで、サービス内容も手厚いものとなっています。住んでいる地域によっては自治体から補助金が出る場合もありますので、確認してみると良いでしょう。出張型の産後ケアもあります出産後に自宅で育児のサポートをしてほしい、自宅で育児相談や母体の様子を見てほしい、というママには出張型の産後ケアも用意されています。料金は施設や内容によって異なりますが、ショートステイよりは安くなっていますので、比較的利用しやすいと言えるでしょう。産後はママにとって大事な時期出産を終えて、すぐに頑張ろうとするママも多いことでしょう。けれども、産後は体を充分に休ませなければいけない大事な期間でもあります。一人で抱え込まずに、無理をせずに産後ケアを利用してみてはいかがでしょうか。ライフスタイルや体調を考慮して、自分に合った施設を選びましょう。
2016年11月16日産後ママにとって気になるのは、産後の“体形戻し”。体重は落ちたのに、妊娠前に履いていたズボンが入らない!?ということはありませんか?それはもしかすると骨盤のゆがみが関係しているかもしれません。最近は入院グッズの中に“骨盤ベルト”の指示がある産院もあるほど。私も出産前に骨盤ベルトを購入したのですが、帝王切開で出産したため傷の痛みもありすぐには付けることが出来ませんでした。産後しばらく経って、体形も気になるし傷口の痛みも減ってきたのでそろそろ……と思ってつけてみることに。でもなんだか正しく使えているのか不安。そこで、プロの力を借りることにしました。骨盤のゆがみは、放っておくと大変?!そこで、骨盤矯正を行っている整骨院へ。検査を受けたところ、私の骨盤は通常よりも20度もずれていました。でも出産後はみんなこのくらいずれているものですよ、とのこと。出産のため、色々な骨をつないでいるじん帯を緩めるホルモンが妊娠中から出続け、さらに出産によって骨盤が開き、育児による無理な姿勢がかさなりこのようなことが起きるそう。このゆがみを放っておくと、体形のくずれや腰痛などだけでなく更年期の症状も重くなってしまう可能性があるそうです……。産後の骨盤矯正は、思った以上に大切そうです。骨盤矯正ってどんなことをするの?産後のママケアにはマッサージや整体などもありますが、骨盤矯正を行っている整骨院は“柔道整復師”という国家資格を持っている先生が施術をしてくれます。専門的な知識を持った方に施術していただけるので、私も身体のメカニズムを理解しながら治療を進められました。私がはじめて受けたのは産後ケアコース。はじめに写真を撮ってゆがみを確認し、産後ママの身体に起こっていることを教えていただきながら治療方針を決めて行きます。その結果、①骨盤まわりを中心とした骨を元の位置に戻す②筋肉のバランスを整える③おなかと背中のインナーマッスルを鍛えるという3つのアプローチをすることに。骨盤を元に戻すだけでなく、腹筋背筋を鍛えることで正しい位置に矯正された骨盤をキープすることで、くびれができて体形維持ができるそうです。整骨院での骨盤矯正、メリット・デメリットは?《メリット》・プロの手で正しく骨盤矯正ができる・育児ででてくる腰の痛みなどにも事前に予防できる・体形のもどりがよくなる・更年期になったときに症状が軽くなる可能性がある・姿勢がよくなることによって抱っこなども楽になる《デメリット》・費用がかかる(料金設定は様々ですが、平均5〜6000円/回)・小さな赤ちゃんがいるなか、通わなければならない(週1〜2回を3ヶ月が目安)やっぱり一番のデメリットはお金がかかることと、赤ちゃんを預けて通うのが大変なこと。しかし、思い切って集中してケアをし早めに身体を整えていくことで育児が楽になれば結果的にはお得かもしれません!骨盤矯正をするベストなタイミングって?じん帯を緩めるホルモンのおかげで、産後1年は骨盤のゆがみが比較的戻りやすいと言われています。骨盤矯正は産後2ヶ月くらいからできるそうですが、体力も回復し悪露も落ち着いた頃がいいそうで、3ヶ月くらいから通われる方が多いそう。私は5ヶ月から始めましたが、まだまだ間に合うとのこと。産後の身体の状態や赤ちゃんの状態、さらに通うことが負担にならないタイミングを選ぶのがいいかと思います。子連れでも安心な整骨院が増えている!“結婚式を挙げるか挙げないかと同じくらい、産後の骨盤矯正をするかしないかを選ぶのは大切なこと”と先生は言っていました。私自身通ってみてよかったなと思うことは、産後の身体に最も負担がかかる時期に定期的に身体のメンテナンスをしてもらえることで身体的に育児が楽になったこと。毎回行く度に「腰痛はありますか?」など身体のこと聞いてくださり、安心。おかげで腰痛知らず!産後はネイルサロンや美容院などに行く時間がどうしても減ってしまいがちですが、、自分をケアする時間が心のゆとりにつながっていると思います。赤ちゃんをなかなか預けることが難しいママ向けにバウンサーを用意してくれたり、赤ちゃんを見てくれるスタッフがいる子連れ歓迎の整骨院も増えているそう!向き不向きもあるので一度話を聞きに行くのもおすすめです。人生の中で数回しかない出産は、大きく身体の変わるタイミング。慣れない育児に追われてしまいがちですが、これから長く続く子育てのためにも自分に合ったママケアを探してみてください♪
2016年08月25日数年前、女優の小雪さんが出産で利用したことで知られるようになった、韓国の産後ケア施設。日本にも産後ケア施設があるって知っていましたか?韓国と日本、両国の産後ケア事情について「日本産後ケア協会」代表、大久保ともみさんに話を聞きました。韓国の産後ケア施設「産後調理院」視察で何度も韓国を訪れた大久保さん曰く、韓国では産後1カ月は水も触ってはいけないというほど、産後の養生(ようじょう)が重視されているそう。昔は実母や家族が産婦のサポートをしていましたが、現在は「産後調理院(サヌチョリウォン)」とよばれる産後ケア施設が韓国全土に750カ所以上あり、産婦の3人に1人が利用しているのだとか。産後すぐから利用できるこの施設には、“松・竹・梅”のグレードがあり、お財布事情に合わせてほとんどの人が利用できるサービスとして、社会に定着しています。一般的な施設では産婦さんに個室が与えられ、快適な環境で心身の回復をはかります。滞在中は母乳や沐浴の仕方など赤ちゃんのお世話についてはもちろん、ママに対しては美容マッサージ・ヨガ・アロマ・漢方・よもぎ蒸しなど、きめ細かいケアサービスが提供されます。希望するだけ滞在できるこの施設、約2週間から1カ月の滞在期間中に、産婦同士の横のつながりができるのも利点のひとつ。「オプションによっては家族の滞在も可能で、ここから会社に通うパパも多いのですよ」と大久保さん。芸能人やセレブが利用する施設は、まるで超高級ホテル。ドクター、助産師はもちろん、小児科医、エステティシャン、コックが常駐。施設によっては「美容整形」や「女性器形成」も可能で、産後だれにも会わない期間にちょっとお直しということも!さすが“美”に対しての意識が高い国、韓国ですね。ケア費用は実家が負担?しかし近年の少子高齢化は日本と同じく深刻です。親と産婦の高齢化が進む中、産婦の実家が大切な娘のために、産後ケア施設の料金を負担する傾向にあるのだとか。「高齢になった親が24時間体制で娘のケアをするのは難しい。けれど、お金を出してサービスを買う方法でならサポートできるという、合理的な考え方でもあります」と大久保さん。それと同時に“命をかけて赤ちゃんを産んだ産婦さんを大切にする”ということが、文化として根付いているといいます。日本でも産後に自分の母親や家族を頼らない人が増えてきました。実家に帰ると夫が出産に立ち会えない、産前・産後を一緒に過ごせないデメリットから里帰りを選ばない人も少なくありません。そのような中、退院後に産後ケアセンターなどの施設に入院し、体の回復をはかりながら育児指導・相談をうけられる「産褥入院(さんじょくにゅういん)」が少しずつ知られるようになってきました。日本の「産後ケア」事情産後ケア施設も増えつつあります。(日本産後ケア協会のWebサイトに全国産後ケア施設一覧が掲載。)昨年にオープンした「綾瀬産後ケア」(東京都葛飾区)はママのケアサポートを中心に、産前・産後の切れ目のない支援を目的としています。日帰りも可能で、日帰りプランは21600円(税込)。宿泊プランの料金は1日につき32400円(税込)×利用日数(利用時間は初日10:00~最終日の19:00)。滞在中には赤ちゃんのケア、育児相談や助産師・看護師によるカウンセリング、産婦のケアも行われ、オプションとしてアロマトリートメントやスタジオクラスなどの癒しのプログラムも提供、養生とリラクゼーション、学びを兼ね備えた滞在ができます。産後に一人で不安になるよりも、こういったサービスを上手に利用して、疲れと不安を解消していくのも良い方法ですね。(お部屋)(授乳室)(アロマトリートメントルーム)その他、産褥入院や産後デイケアに力を入れている助産院もあります。家のようなアットホームな雰囲気の中、ママと赤ちゃんのペースに寄り添った助産師さんのケアは、ママの気持ちを癒し、こちらも利用者が少しずつ増えています。今後注目の“産後ケアリスト”とは?「赤ちゃんのケアばかりに目がいきがちな、産後。子育てに大変な時期のママの心と体をケアしなければ、家族は幸せになれない」と大久保さん。現状の制度だけでは補えない部分を埋めるため、2013年3月5日「一般社団法人日本産後ケア協会」を設立しました。協会のキャッチコピーは「産後ママを全力でエコヒイキ」。2014年からは、出産直後のママをプロとしてサポートできる資格、「産後ケアリスト®」認定講座が開始され、受講者数は2級約270人、1級約100人と、年々人気が高まっています。大久保さんによると、受講者は産後うつなどの辛い経験をされた方や子どもの手が離れた人、看護師・助産師さんなどさまざま。精神的ケアや家事サポート、母子の環境を整えるアドバイスや子育ての知識の共有方法などを専門的に学び、それぞれの場所で社会に還元しているそうです。最後に、日本産後ケア協会の今後の目標を聞きました。「“産後ケアの重要性”を一人でも多くの人に認知してもらい、“ひとつの家庭に一人の産後ケアリスト®”を定着させるのが目標です。さらに出産と子育てを経験した女性が産後ケアリスト®として自らの経験を活かせる場も創出し、相互助け合いの循環型の子育て社会となるよう、産後ケアリスト®とママをつないでいきます」と語ってくれました。子どもたちが親になっていてもおかしくない10~20年後、ひとつの家庭に一人の産後ケアリスト®が定着し、より楽しく有意義な子育てができる社会・環境になっていて欲しいと思いました。<取材協力・写真提供:一般社団法人「日本産後ケア協会」綾瀬産後ケア ><文・写真:フリーランス記者林未香>
2016年07月14日イタリアでは、産後に外出を再開するママたちをよく見ます。「家にこもるのをやめてどんどん外にでる!」というアクティブな傾向が強い彼女たちですが、さすがに育児疲れは隠せないよう。「最近メイクがぱっとしない、いつも疲れてるように見えちゃう」と、あるママがグチるのを聞きました。とはいえ、そうは見えないキラキラ(に見える)ママもいて、エステとかスペシャルケアをしているの? と聞くと「そんなヒマはないわよ。メイクでなんとかするの」と笑っていたのが印象に残っています。ここでは、疲れていても美しくありたい! と願うイタリアママが実践している「メイクのコツ」についてご紹介します。 ■下地+パウダーで目の下のクマとばし双子を出産した知人女性は「産後、これほど体力が必要になるとは思わなかった」と、育児の大変さを毎日かみしめていました。「二人とも母乳で育てたせいか、食べても食べてもおなかが空く。子供の世話と家事に追われていたから、産後太りとはまったく縁がなかった」と語る彼女。そのかわり、疲れでやつれた顔に見えてしまい、仕事に復帰した後も同僚から心配されることがありました。一番困ったのは目の下に出るクマで、コンシーラーを使ってもあまり効果がなく、かえって老けて見えてしまうのが悩みだったそう。最終的に彼女が行き着いたのは、ピーチオレンジの下地にゴールドのパウダーを重ね、その上からファンデーションをつける方法。「くまが青っぽく見えるから、反対の色を重ねれば目立たなくなると思ったのがきっかけ。ゴールドのパウダーを上からつけることでぼかされて見えるから、最後にファンデーションをぬっても厚ぼったく見えない」と、その効果に驚かされたといいます。 ■白色ワセリンで自然なツヤ感銀行で働く知人女性が4年前に出産したときは「出産前は普通肌だったのに、産後急に乾燥肌になって困った」と肌の変化を実感したそう。とは言え、育児の合間にできるセルフケアは限られ「せいぜい週イチの長風呂が精一杯」と自分のことは後回しになりがちでした。それでも、ボディケアは市販のクリームでなんとかしのいだのですが、顔の乾燥はそうはいかず「メイクしてから2、3時間で頬の皮膚がポロっとめくれた」ほどで、皮膚科に行くこともありました。「ドクターはなるべくメイクを控えるよう言うけれど、オフィスで仕事している以上、そういうわけにはいかない」と試行錯誤した結果、基礎化粧品の後に白色ワセリンをつけてから下地を重ね、ファンデーションで薄くカバーする方法に落ちつきました。「これだとメイクが直接顔の皮膚に密着するのを防げるから、肌が乾燥しなくてすむ。時間が経つと自然なツヤが出てきて、くずれても汚くなく直すのがラク」と、ドレッサーにはワセリンのチューブを今でも常備しているそうです。 「家に帰ってきて、仕事や育児で疲れた自分の顔を見たときに気分が下がるのがイヤ。せめてメイクで気持ちを上げて、少しでも心に余裕のあるママでいたい」と語る人もいて、筆者も考えさせられたものです。育児の忙しい時期は、「ムリをしない」程度のゆるい心構えでいることもポイントのよう。普段のメイクに工夫をこらし、育児期間中でもキレイを楽しみたいですね。
2016年07月12日妊娠中から出産後、育児中のママのためのサービスには、意外といろいろなものがあります。なかには、自治体が支援を行っていて、安価で利用できるお得なサービスも。私の場合、後から知って「あのとき知っていれば利用したのに…」と後悔したことが何度もありました。そこで今回は、ママを助けてくれる便利なサービスをまとめてご紹介。妊娠出産を考えている女性は、ぜひ前もってチェックしておきましょう!■産後ケア施設産後ケア施設は、出産したママが病産院を退院した後も、専門家からケアや育児サポートを受けながら、赤ちゃんといっしょに休養できる施設のこと。産後ケア専門の施設もありますが、産婦人科や助産院などで「産後入院」としてサービスを提供している場合もあります。費用は施設やプログラムの内容によってまちまちですが、1日で数万円、5日間から1週間の入院になると40万円以上かかることも。ただ、最近では産後入院に補助金を出す自治体も増えているので、一度住んでいる自治体のサイトや窓口で確認してみましょう。■育児支援ヘルパー長期の産後入院は難しいけれど、どうしても体調が悪いときだけ誰かに育児や家事を助けてほしい…。そんな人は、ヘルパーを検討してみてもいいかもしれません。民間のヘルパー派遣会社もありますが、自治体が育児支援ヘルパーを派遣している場合もあります。料金は自治体や各家庭の所得によっても異なりますが、多くの場合は1時間1,000円以内という低料金で、中には産後はもちろん、妊娠中にも利用できるものもあるようです。■認可保育所の一時保育病院や買い物、パートの仕事などに行くために、一時的に、もしくは週に何日か子どもを預かってほしいというママのために、自治体の認可保育所の一部が実施している一時保育という制度があります。料金や申し込み方法、利用システムは、自治体・施設によって異なりますが、一般的に、民間の託児所よりは安価ですし、自治体が認可した施設なので安心して預けられるのが魅力。ただし、地域によっては希望者が殺到する場合があるので、利用したい人は早めにチェック・申し込みすることをおすすめします。■ファミリー・サポート・センター一時的に子どもを預かってもらうなら、国が推進している子育て支援事業の一つであるファミリー・サポート・センターを利用する方法もあります。この制度は、地域に住む一般の人が会員になって子育て家庭をサポートしてくれる仕組みで、一時預かりや保育園へのお迎えなどを頼むことができます。公的な制度なので、子どもを預かってくれる会員はセンターによる講習を受けていますし、保険にも加入しています。料金(会員への活動報酬)は自治体ごとに異なりますが、通常、民間のベビーシッターや託児所を利用するより安価です。利用するには事前の登録や顔合わせなどが必要なので、当面は利用する予定がないママも、まずは登録だけでもしておくといいかもしれません。周囲に頼れる人がいない核家族の子育て家庭も多い昨今。アラフォーで出産するママの場合は、たとえ近くに両親がいても、高齢でサポートを頼めないこともありますよね。そんなママこそ、上記のようなサービスを積極的に利用してみてはいかがでしょうか。
2016年05月24日産後クライシスとは産後クライシスとは、産後に起こる夫婦の危機のことで「出産後2年以内に、夫婦の愛情が急速に冷え込んでしまう状況」を指します。それまで良好だった夫婦でも、子どもの誕生や、パパとママ双方の心情的な理由などから関係が変化し、一時的から慢性的に至る夫婦不仲や、離婚にまで発展することもあります。産後クライシスが起きる原因って?出産によってママの生活が激変し、自分の心身を顧みる時間が激減することと、対するパパの親の自覚のなさによる夫婦間の意識のずれが原因だと言われています。パパの家事育児参加が期待できなかったり、無遠慮なパパの言動を実感したりしたことから、ママの、パパへの愛情が急激に低下することなどが原因の一つです。出産後は24時間365日いつでも赤ちゃんのお世話中心の生活を送るママと、出産前と同じ生活を送る傾向が高いパパの暮らし方の差は大きく、溝が埋まらないまま離婚を迎えることは少なくありません。また実際に夫婦生活が破たんしたケースでは、子どもの年齢が0歳~2歳の間に離婚した夫婦が全体のおよそ30%を占めると言われ、離婚につながる重度の産後クライシスは子どもが2歳までの間に発生しやすいと考えられています。ママがこんな態度の場合、産後クライシスに陥っている可能性がある?ママがパートナーへの愛情を低下させている場合、パパ自体はその自覚がないことが多いと言われます。ママの愛情低下は、主に本人の態度から推測することができます。・子どもが生まれてから、夫婦の時間や会話が減った・夫婦の会話のぎこちなさが増えた・出産後、セックスレスである・ママの態度が冷たくなった・ママが常にイライラしており攻撃的に見える・ママになじられたり、責められたりする・ママが子どもと家にこもることが多くなり、出かけなくなった・ママが実家に帰省する回数が極端に増えた・ママに、当てにされていないと感じる・ママが自分のことを見ていない時間が増えた・夫婦喧嘩が増えた・よそのご主人との比較をされる・周りのイクメンブームに焦りを感じる・父親としての自覚が持てないと感じることがあるこんなパパが産後クライシスを引き起こす!産後クライシスは夫婦の関係性や環境、意識のずれの大きさ、お互いの家事育児への貢献度など、さまざまな理由が複合的に絡み合い、さまざまな形で現れます。症例は夫婦ごとに異なりますが、産後クライシスを引き起こしやすいパパのタイプがあります。言われなければやらないタイプ家事育児には協力的な姿勢を見せるものの、言われなければやらないタイプ。口癖は「言ってくれたら俺がやるから」などであることが多く、ママが依頼するまで気が回らないときは自分からは動きません。自分の生活が大切なタイプ子どもが生まれてからも、独身時代と同じ生活を送りたがるタイプ。自分の趣味にお金を投じたり、休日に一人で出かけたりするほか、友達の予定を優先する人もここに含まれます。産後、生活が激変したママの心身のストレスを理解していながら、自分の人生とはどこか関係がないと線引きをしている傾向があります。仕事が忙しすぎるタイプ早朝に出勤して深夜に帰宅するなど、付き合いの飲み会などの回数も多く多忙を極めるため、家では体を休めることが大切だというタイプ休日は睡眠に充てることが多く、家事育児への貢献度は低い傾向があります。ワガママな子どもタイプ赤ちゃんのお世話に追われ、家事を充分に行える時間が取れないママを責めるタイプ。代わりに自分が家事を行おうという意識も低く、家事能力にも期待できません。赤ちゃんのお世話にも非協力的である傾向があります。産後クライシスの乗り越え方産後クライシスに陥ったら、率先して家事育児参加を行うよう意識を変えてみましょう。手伝うではなく “ママに負担をかけないという意味で”ママを当てにせず、自分でやる”という考え方が大切で、パパ自らが、家庭の中心人物であるという当事者意識を持つことが大切です。また、夫婦のコミュニケーション不足から産後クライシスに陥る傾向も強くあります。1日のうち5分でも、お互いがお互いをしっかり認識して言葉を交わすことがコミュニケーションの軸となります。会話を意識的に増やし、1日の出来事や、感じたことなどをパートナーと共有しましょう。また、ママが心身のストレスを感じ、誰にも相談できず一人で抱え込んでしまう場合にも現れやすい傾向があります。ママ一人の時間を意識して作ったり、実家などを頼ることをパパから提案したりすることで、ママの心にも余裕が持て、結果的に産後クライシスを回避できることがあります。ママは、パパの家事育児参加や、これまでの関係改善のための工夫を感じたら、感謝の気持ちと労いの言葉をこまめにかけていきましょう。その行動は“ママと赤ちゃんを労わる気持ち”や“自分が頑張ろうという気持ち”が動機になっています。パパの当事者意識や親の自覚を大切に伸ばしながら、お互いが家庭内のどんなことでも頼れるパートナー同士として、ともに成長していきましょう。
2016年04月04日赤ちゃんはかわいいけれど、どうにも気持ちが晴れなかったり、イライラしてしまったり、理由もなく不安になったり。これらは、いわゆる産後うつに見られる現象です。産後うつというと赤ちゃんを産んだお母さん特有の現象のように思われてきましたが、このたび、お父さんの16.7%、つまり約2割にも、産後3か月までの間に産後うつのリスクが高かった時期があったという研究結果が、国立成育医療研究センターにより発表されました。夫の、また自分の、産後うつを回避するためには、いったいどうしたらいいのでしょうか。研究員の竹原健二さんに、詳しいお話を伺ってきました。■いいにくいけどお父さんもしんどい竹原さんは、もともと妊娠・出産や、妊産婦のケアの研究を専門にしていたそうですが、実際に自分が子どもを育てる側になったとき、「意外にお父さんも大変だぞ」と思ったといいます。しかし、世の風潮は、「お母さんは大変なんだから、お父さんはがんばって手伝ってあげてね」の一色。もちろん、子育てにおいてお母さんの方が大変なことはわかっているのですが、だからといって、お父さんが大変ではないというわけではないのだけどなあ……と竹原さんは内心思ったそうです。竹原さんは、やはり子どものいる男友だち同士で、「子育てって、がんばるほどしんどいよね、楽しいけどしんどいよね」、「だけど、しんどいって言う場所がないよね」という点で意見の一致をみたそうです。女性は身体からお母さんモードになっていきますが、男性はそうはいきません。通常の仕事の負担・責任に加え、家事・育児の負担、夜泣きや夜の授乳・ミルクにつきあうことによる睡眠不足などが加わり、完全にキャパシティオーバーなのです。さらに、定時に退社したくても、上司や周りの理解が得られなかったり、子どもの世話がうまくできなくて、それを妻に指摘されて落ち込んでしまったりすることもあります。そんなときに、共感してくれる友人もなく、行き場のない悩みがたまってしまったら、心の体調を崩すことは大いにありえることではないでしょうか?■父親の産後うつは時代が産んだ現象海外ではすでに1990年代にPaternal Depression(父親の産後うつ)についての論文が発表されていたといいます。その後、2005年頃には、医学系の専門雑誌に父親の産後うつについての記事が数多く掲載されていたそうです。ところが、当時、日本ではほとんど話題にならなかったとか。その理由を竹原さんにお尋ねしてみたところ、「イクメンという言葉が出てきたのが2009、2010年頃ということを考えると、2005年は、お父さんが家事や子育てをするという考えが、まだ日本に定着していない時期でしたよね。そういう意味では、当時の日本では父親の産後うつというのは、あまりなじまない考え方だったのだと思います」とのことでした。長いあいだ、日本では女性は家、男性は外で仕事、という考え方は根強く、それが日本の経済成長を支えてもきました。それが、ここに来て、労働力の不足や、経済、および雇用の不安定化に伴い、働いていなかった女性のなかにも働かざるを得なくなる女性が出てきました。また、男性は男性で家事や子育てを手伝わなくてはならなくなりました。イクメンという言葉はその現実をポップに表現することで、社会に、お父さんがいままでに選んでこなかった生き方の提言をすることに成功したといえるでしょう。その反面、もしかしたらわが国における父親の産後うつは「イクメンという言葉が生まれた時代が作り出した現象」なのかもしれません。■夫婦で産後うつにならないためには女性の多くは、まさか自分の夫が産後うつになるなどとは思いもしないでしょう。妻の方からできること、また夫婦で危機を乗り切るためにはどうしたらいいかをうかがいました。まず、「男性も産後うつになる可能性があることを、女性にも知っておいてほしい」と竹原さん。また、お母さん向けの産後うつに対応するカウンセリングは存在しますが、お父さんの場合、そもそも産後うつを疑って診察を受けるケースはほとんどないと考えられています。ですから産後うつと診断される人もほとんどおらず、ケア体制もないのです。さらにこわいのは、夫婦そろって産後うつになってしまうことです。センターの調査によると、100家族のうち、1~2家族は、同時期にうつのリスクありと判定された夫婦がいた、という結果が出ています。夫が産後うつになると、妻もそうなるリスクが高くなり、そうなると、意図しないまでも、ネグレクトに近い養育状況に陥ってしまいかねないそうです。「元気じゃないと、子育てってできないですからね」という竹原さんの言葉に大きくうなずきました。竹原さんは、研究者として医師や看護師、助産師、保健師と接する際、子どもを持つお父さんのメンタルヘルスにも気を配るよう勧めているそうです。お父さんを、単にお母さんや子どものケア提供者としてみるのではなく、メンタルヘルスを悪化させる可能性のある未来の患者としてみること、具体的にいうと、赤ちゃんの検診に一緒についてきたお父さんにも、一声かける、といった類のことですね。*夫婦にとって、産後はもっとも大変な時期のひとつであることは間違いありません。竹原さんは強調します。「一般的にお母さんの方が大変ということは確かなのです。ですから、お互いにどちらが大変かを競い合うという不毛なことはやめて、子育てという大変だけれどやりがいのあるプロジェクトをいかにしてふたりで協力して乗り切るか、ということに力を注いでください」子どもが大きくなるまでには、決して短くない時間がかかります。それまで、お父さんとお母さんができるだけ笑っていられる時間を増やせるといいですよね。(文/石渡紀美)【取材協力】※竹原健二・・・国立成育医療研究センター研究所研究員。専門は母子保健の疫学。妊娠・出産や妊産婦ケアに関する研究を国内外で手がける。近年は産前産後の父親に関する調査研究を複数実施している。三児の父親でもある。
2016年01月30日出産後、夫の何気ない一言でイライラしたり、育児に対する協力が見られないことがストレスとなったりして、夫への愛情が薄れてしまうことを「産後クライシス」と呼んでいます。出産後の女性は、急激なホルモンバランスの変化で、体だけでなく精神的にもデリケートになる時期。そんな大切な時期に夫の理解が得られないと、その後の夫婦関係に亀裂が生じてしまい、夫に対する愛情がなくなってしまうことも。最悪の場合、離婚に至るケースもあるようです。産後クライシスは事前の工夫で、防ぐことができます。今回は、産後クライシスに陥らないためにしておきたい3つのポイントをピックアップしてみました!■1.実母や義母など、家族に協力してもらう産後のデリケートな時期は、ホルモンバランスの乱れも影響しているので、ママだけの力でどうこうできるものでもありません。1人で頑張りすぎると余計にストレスを感じて精神的にまいってしまい、夫婦関係が悪化しやすい原因となってしまいます。夫のちょっとした言葉にもイライラしてしまい、かえって負のスパイラルが生じてしまうおそれがあるので、夫だけでなく、実母や義母などの家族にも協力してもらえるよう、事前に働きかけておくことが大切です。双方の両親が遠方に住んでいる場合は、電話で愚痴を言ったり、相談をしたりして、精神的な負担を軽減する工夫をしてみましょう。■2.自分の気持ちは素直に夫に伝えよう出産した女性の悩みや体の変化は、男性には到底理解できないものです。そのため、今どんな状態なのか、どうしてほしいのかを明確に夫に伝えることが必要になります。要領の良い男性なら、一を伝えるだけで十を理解してくれますが、大抵の男性は1つずつわかりやすく説明しないと理解してくれないようです。たとえば、洗濯物を干しておいてもらいたい時に、「洗濯を干しておいて」とだけ伝えても、思った通りにはしてもらえないことが多いもの。実際に、「洗濯物は干してくれていたけど、雨が降ってきたのに取り込んでくれていなかった」というケースがあります。男性の言い分としては「干しておいてとは言われたけど、取り込んでとは言われていないから」だそう。こうした事態を避けるためには、「ここに洗濯を干して、雨が降ったらすぐに取り込んでおいてね。あと、洗濯物が乾いていたら、片付けてくれたら嬉しいな」と、面倒でも細かく伝えておくことが大切です。そのほか、「イライラしてぶつかるときもあるけど、本音じゃないからわかってね」と、あらかじめ伝えておけば、多少は衝突が防げるはずです。■3.夫婦で家事や育児の担当を決める産後クライシスで悩むママの多くは、夫が家事、育児に協力的ではないと思っているようです。まずは、少しずつでも夫に、家事へ協力する姿勢を持ってもらうことが、産後クライシスを防ぐポイントになるでしょう。まずは家事をやってもらうことからスタート。いつもやっている家事を1つずつ箇条書きにして、それぞれ夫と妻、どちらが担当するかを決めておくと、ママの負担や不満も解消されるはずです。初めての家事に戸惑う男性もいると思いますが、はじめから完璧を求めるのはNGです。。最初は、家事をすることに意義がある、ということをわかってもらうことが大切。「本当に助かる!」「パパがしてくれるから安心ね」などと褒め言葉を添えて、感謝の気持ちを伝えておきましょう。夫としても、妻がいつもこんな大変な思いをしているのかと理解するきっかけとなり、より一層労わってくれるようになるかもしれません。夫婦で互いに理解し、歩み寄ることで、産後クライシスを防いでください!
2014年11月27日このところ「おむつなし育児」という育児法が話題になっています。多くのママは、「おむつなし」と聞くと、まった全くおむつをしないの? 床や部屋が汚れはしないのかな? などと疑問に思うかもしれません。そこで今回は話題の育児法、「おむつなし育児」について解説、検証してみます。■「おむつなし育児」は、かつては日本でもやっていた「おむつなし育児」は、決して目新しいものではなく、布おむつも紙おむつもなかった時代、当たり前にやっていた方法です。いつのまにか日本では途切れてしまいましたが、今再び注目されています。簡単に言えば、「おむつの中でおしっこやうんちをすることを当たり前にせず、なるべくおむつの外でさせることで、赤ちゃんのうちに排せつの気持ちよさを伝えてあげる方法」です。言い換えれば、「おむつでうんちやおしっこをすると気持ち悪い」という感覚を当たり前にすることだといえます。■おむつをまったくしないわけではありません「おむつなし」とは言っても、普段はおむつをしています。赤ちゃんをよく観察して、おしっこやうんちが出そうかな? というタイミングでおむつを外し、なるべくおまる・トイレなどでさせてあげるのが、おむつなし育児の基本です。とはいえ、何がなんでもおむつなしで! と気合いを入れ過ぎる必要はありません。家ではおまるでしていても、外出時は紙おむつでしてOK! くらいの緩やかな気持ちで取り組むことがポイントです。「おむつを外す」ことが目的ではなく、赤ちゃんの頃から排せつの仕組みや楽しさを親子で共有することが最も大切な目的。そこが、いわゆるトイレトレーニングとは違うところでもあります。歌を歌ったり、掛け声をかけたり、時には遊んでみたりと、コミュニケーションしながら行うのもおすすめです。■ママにとって子育ての自信につながります! 出産してすぐは、赤ちゃんがどうして泣いているのか、何を求めているのかがわからなくて戸惑うママがほとんどです。でも、時間を重ねて赤ちゃんに向き合っていくうちに、だんだんと赤ちゃんの欲求に気付きやすくなっていきます。これと同じように、おむつなし育児を続けていくと、徐々に子ども自身のサインやタイミングが、自然にわかってくるようになるそうです。しかも赤ちゃんは自分の欲求がすぐに満たされるとご機嫌な時間が長くなります。それは、ママにとって育てやすさを感じることにも繋がります。また、排せつ以外の欲求も気付きやすくなることが多く、結果的に子育ての自信に繋がることにもなります。とある国では、生後数ヵ月間は、家の床に赤ちゃんを置いてはいけないという風習があり、赤ちゃんはずっと、スリングのような布の中でママに抱っこされて過ごすそうです。すると、赤ちゃんとママがずっと密着しているため、五感で感じ合うようになり、排せつのタイミングがわかるようになる、という話を聞いたことがあります。おむつなし育児とは、まさにこうした感覚なのでしょうね。■おむつなし育児を実践しているママに聞いてみました!「いつの間にか子どもの排せつのタイミングがわかるようになって、親として自信が持てたような気がします!」(6ヵ月の子のママ)「ずっと便秘がちでしたが、おむつの外に出すほうがたくさん出るようで、便秘も自然に解消できました!」(7ヵ月の子のママ)「以前は布おむつを使っていましたが、だんだんおしっこの量が増え、洗濯が大変になってきたので、おむつなし育児に切り替えました。今では助かっています」(5ヵ月の子のママ)「オムツ代が節約できます! しかもエコですよね」(8ヵ月の子のママ)「トイレでうんちやおしっこをすることに抵抗を感じることがなかったので、トイレトレーニングに苦労せずに済みました」(1歳6ヵ月の子のママ)おむつオムツなし育児とはつまり、赤ちゃんとじっくり丁寧に向き合うこと、そして、親子のコミュニケーションを豊かにするためのひとつの方法だと感じました。軽い気持ちで構わないので、興味がある人はぜひ実践してみてはいかがでしょうか。
2014年09月19日出産の後も意外と体重って減らないよ、という経産婦さんの言葉を聞いたことはありませんか? 実際に私も、妊娠中に7kg増えた体重が産後すぐでは3kgしか減っていなくて、残り4kgは脂肪!? と驚愕しましたものです。とはいえ、産後は骨盤が緩んでいる時期なので体型を整える絶好のチャンスです。出産を機に、妊娠前よりもスタイルが良くなったという人もいます。私は、骨盤ケアと授乳効果で、産後1ヵ月で妊娠前より2kg痩せることができました。そこで今回は、自分でできる産後骨盤矯正についてお伝えします。■あなたの骨盤はどのくらいゆがんでいますか?まずは骨盤のゆがみ具合をチェックしてみましょう。仰向けに寝て両足を腰幅に開き、左右の骨盤の一番高いところに親指を、床に中指をつけて、高さを比べてみましょう。骨盤の左右で高さに差があれば、骨盤がゆがんでいるサインです。もっと簡単に見分ける方法として、靴底の減り方を見る方法もあります。靴底の内と外のすり減り方に違いがあれば、骨盤がゆがんでいるといえます。■お尻歩き体操私が産後行った骨盤矯正運動とは「お尻歩き体操」です。やり方は簡単。1.足を伸ばして床に座る2.腕を体の前で組んで、お尻を左右交互に動かしながら前に10歩、後ろに10歩移動を繰り返すというものです。進む時にはお尻が床から離れないように注意してくださいね。■骨盤ケアベルトを使ってみましょう骨盤は分娩台から降りる一歩目からゆがむといわれています。そのため、産後はすぐに「さらし」で骨盤を締めるのが効果的です。私も、産後2ヵ月間は24時間骨盤ベルトをするようにしていました。骨盤は正しい位置でしっかりと固定されると、ウエストの引き締めやO脚改善にも効果があります。ただし、つける位置を間違えると骨盤がゆがんだ状態で固定されてしまうので逆効果になることも。しっかりと着け方を確認し、「気持ちいい」「楽」と感じる場合は着用を続けてください。妊娠中についた脂肪は、水分を多く含んでいて落ちやすい脂肪だといわれています。しかし、産後6ヵ月を過ぎると、それも定着した脂肪になってしまいます。そうなる前に、しっかりと骨盤ケアをして、妊娠中についた脂肪を落としましょう。
2014年08月24日ブライト・ウェイが運営する子育て・育児支援のポータルサイト「こそだて」は、産後の母親の状況についてアンケートを実施。調査は7月3日から8月31日にかけて行い、男女528人が回答した。最初に、「産院からママが帰宅したのはいつですか?」と質問。すると、出産後4~5日目と回答した人が約半数で、入院日数は短縮傾向にあるようだ。また、「里帰り出産をしなかった」と回答した人は45.5%で、退院後すぐに慣れない新生児との生活をスタートさせる母親が多いことが分かった。次に、産後の母親の外出について質問。最初に外出したのは「産後1週間以内」と答えた人が最も多く29.6%。9割近くが1カ月以内には初めての外出をしているようだ。しかし、その外出の目的は「子どもの検診(48.1%)」「買い物(41.2%)、「ママの検診(22.0%)」「役所への届け出(17.3%)」など。友人と会ったり外食をしたりなど、自身のリフレッシュのために外出している人はわずかだった。また、「出産後1カ月のパパの帰宅時間は何時ですか?」と尋ねたところ、19時頃と20時頃がそれぞれ2割弱。合わせて4割近くの父親が、20時頃までに帰宅しているようだ。一方、22時以降の帰宅と回答している人も2割近くいた。「産後1カ月、大人と話さなかったとママが感じた日が1日でもありましたか?」という質問に対し、33.9%が「はい」と回答するなど、産後のママの孤独な状況がうかがえる。「産後のママの悩みを聞いてくれた相手は?」という質問では、トップは「夫」で69.6%。「実母(67.2%)」「ママ友・パパ友(40.3%)がそれに続いた。産後の母親のフォローをするのは、やはり夫であるようだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月12日産後1カ月半の小雪が、育児の大変さを吐露出産後も、見事なプロポーションを保っている女優の小雪が、最初は子供が可愛いと思えなかったと、育児の苦労を明かした。22日、小雪は都内での映画『ALWAYS 三丁目の夕日’64』の上映会にゲスト出演し、育児の大変さを語った。夜泣きで眠れぬ毎日産後1カ月半の小雪は、「最初の(産後)1ヶ月は疲れがひどくて、こんなこと言ったらあれですけど、子どもがかわいいと思えなかった。男の子とあって、繊細でよく泣くので、1時間おきに起こされて、寝れなくて、思考能力も落ちたりした」と、大変だった1カ月を振り返った。しかし、今は息子も笑うようになり、睡眠時間も伸び可愛く感じるようになったという。松山ケンイチパパの協力は?この日の上映会はママさん上映会だったため、客席のお母さんから松山の育児ぶりを聞かれた小雪は「時間に余裕がある時は手伝ってくれようとしてくれる。私も、大変なことは共有した方が夫婦の仲も深まると思うので、お願いしてる」と、良い家庭を築こうとする姿がうかがえた。また、赤ちゃんの顔は最初は宇宙人顔で、次がお猿さんで、最近は上がママ似で下がパパ似だと楽しそうに話した。元の記事を読む
2012年02月25日