タレントでグラビアアイドルの矢吹春奈が5日、東京・新宿の福家書店新宿サブナード店で写真集『春奈』(発売中 3,700円税別 講談社刊)の発売記念イベントを行った。かつては彼女が掲載された雑誌の売れいきから"完売クイーン"と呼ばれるなどグラビアアイドルとして人気を誇った矢吹春奈。最近は映画や舞台などに活動の拠点を移し、女優としても活躍している。そんな彼女の最新写真集は、巨匠・篠山紀信がカメラマンを務め、今年2月に訪れた伊豆の旅館などで完全フルヌードを披露。矢吹にとって最初で最後のフルヌード写真集となっている。初夏らしいノースリーブのワンピース姿で取材に応じた矢吹は「大人の女をイメージしてきました(笑)」と茶目っ気たっぷりで、「本当に1本の映画を見終わった感じがする内容の濃い作品になりました。篠山先生とコンセプトを決めず、その場の雰囲気で生まれたものを撮ってきました。先生に撮っていただく中でどんどん奥の奥まで撮っていただいた写真が沢山あります」と内容について紹介。同写真集は最初で最後のフルヌード写真集だが「一皮むけたかったというか、モヤモヤしていた訳ではないんですが、自分で変化を求めたかったし、新たなことにチャレンジしてスッキリしたかったんです」と経緯を説明しながら「私の転機はこの作品だと思います。ヌードが最後のつもりで撮りました」と胸を張った。矢吹は現在31歳。恋愛の話題を振られると「恋愛は今ないんですよ…。欲しいんですけどね。残念ながら気になる人もいないんです。常に求めていまけど、なかなか素敵な男性に出会えてなくて」とどことなく寂しげな表情も「お仕事をいただけるように自分を磨いていきたいです」と力を込めていた。
2016年06月11日●「悪役をやってみたい」と思っていた"天才子役"として人気を集めた須賀健太。現在21歳となり、"子役"からひとりの役者へと変貌を遂げている。その活躍は映像作品のみにとどまらず、バラエティ番組出演、そして舞台で同世代をまとめる座長として、ベテランキャストからも一目置かれる存在感を示すようになった。最新映画『シマウマ』(5月21日公開)では、奇抜なメイクで快楽殺人犯を演じるなど、一筋縄ではいかない役を怪演する一方で、ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』では、まっすぐすぎるほどに熱い少年漫画の主人公となる。振り幅の大きい役者に成長したが、その途中には、あせりや葛藤も存在したという。○口にだすことで、決まることはある――以前から悪役をやってみたいと言われていましたが、『シマウマ』でアカという役を演じることになって、どう思われましたか?前から悪役をやりたいということがあったので、機会をいただいてうれしかったです。悪役といってもいろいろな形がありますが、今回はすごく振り切ってやってくれということだったので、非日常的な濃いキャラクターになったのではないかと思います。――ビジュアル的には須賀さんが演じられたライブ・スペクタクル『NARUTO-ナルト-』の我愛羅にも近い感じがします。ちょうどこの映画の撮影と、ライブ・スペクタクル『NARUTO-ナルト-』の舞台が重なっていたので、昼は我愛羅で、夜はアカを演じていました。だから、その頃は現実世界を離れたような感覚でしたね。でも、我愛羅とアカの本質は違っているので、その違う本質を意識しながら演じていました。――今回のアカはどういう本質を意識しながら演じられましたか?やってる事は非道なんですけど、かっこいいビジュアル像はあったので、そういう風に見える瞬間を意識しながら演じていました。作品自体が残酷で他ではなかなか見られない感じなので、だからこそどういうテンションを作っていくかということは考えました。撮影になると、「いいね」という基準が、どれだけ暴力的な表現ができるかになる空気はありましたね。誰しもが持っている闇を表現できたらと思いました。――これから公開される映画『ディアスポリス -DIRTY YELLOW BOYS-』でも、残忍で狂気的な男を演じられて、そういう役が続きますが、これは偶然ですか?偶然ですね。悪を演じるにしても『シマウマ』が動だったら、『ディアスポリス』は静という感じで、対照的です。アカは濃いお芝居だったので、そこから減らしていくという感覚でした。どちらの作品でも、新しいものを引き出してもらえたので、いい環境にいるなと思います。昔から悪役がやりたいと言ってきたんですけど、言うことで始まるのだなということは実感しています。――どうして悪役に起用されたのか、監督に理由は聞きましたか?深くは聞いていないんですが、皆さんが言ってくださったのは、「須賀君のイメージをぶち壊したい」ということでした。僕としても、ひとつのイメージよりも、いろんな雰囲気を出せる人になりたかったので、ありがたいなと思いました。●周囲には止まって見えているのでは? という葛藤○明石家さんまさんや、森田剛さんのあり方に憧れ――子役のときのイメージに対しての葛藤もあったとのことですが。高校生の頃はありましたね。どこに行っても過去の作品の話題が出てくるので、現在進行形で役者をやっていても、周りには止まって見えるのではないかと。でも今は、過去の作品が自分の財産になっていることは間違いないので、マイナスに感じなくなりました。――先ほども出てきましたが、ライブ・スペクタクル『NARUTO-ナルト-』やハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』などの、2.5次元の世界でも活躍されています。それも見ている側からすると新しい一面に思えました。漫画原作がこれだけたくさんありますが、すごくやりたい作品、役でもあったし、舞台でもお芝居したかったというのはありました。自分の中では、「2.5次元なめんなよ」という気持ちもあって、勝負させてもらっています。――特に『ハイキュー!!』では座長で、共演者の方からも頼れる座長だったとの評判でしたが。座長だからという気構えは特になかったんです。でも、以前、明石家さんまさんと舞台『七人ぐらいの兵士』で共演させていただいたことがあって、そのとき、理想の座長像を見たんですね。周りを楽しませることに重きをおいていて、稽古場でのあり方みたいなものを見て憧れました。また、舞台『鉈切り丸』で共演した森田剛さんは、袖から毎日でもお芝居を観ていたいくらいだったので、僕も芝居で現場をひっぱれたらとも思いました。○自信がなくなるのは、良いこと――そうやって芝居をつきつめるほどに、悔しい気持ちが出てくるということのことですが……。年々、自分の芝居に自信がなくなっているというのがあって。でも、良いことかなとも思うんです。もっと吸収しないといけないし、最近はつらい思いをしただけ良い作品ができるという経験をしています。映画『スイートプールサイド』でも、松居大悟監督に「新しい須賀健太を見たい」と、それまでとは違うやり方をするために、かなりボロクソに言われて。でも僕はそれにしがみついて新しいものを見せないといけないし、そういう苦しさはいいことだなという思いが、ここ数年あるんです。――悔しさというのは、他の人に対してですか、自分に対してですか?同世代の役者さんの芝居を見て「この雰囲気いいな」と思うこともあるし、この作品に自分も出たかったなとか、両方ありますね。さっき、森田剛さんが今度の映画『ヒメアノ~ル』に出演されるのは、監督が『鉈切り丸』を見たからだと聞いて、そうかー俺の演技も見てたはずなのにって思いましたし(笑)。――今まで子の仕事をしてきて、誰かに言われた言葉で響いたものはありますか?色々な人に言われた、「あせらないで、自分のやりたいことをやるのが一番」という言葉が心に残っています。高校生の時などは、どうしても自分のイメージを変えたいということが一番になっていて、あせっているように見えたのかもしれません。でも、今は少しずつ自分のやりたいことが出来るようになってきたし、巡り合いとか、ちょうどいいタイミングというのが、あるんだなと思いました。映画『シマウマ』美人局で仲間達と一緒に金稼ぎをしていた倉神竜夫(竜星涼)は、ある日ヤクザを引っ掛けてしまったことから、転がるように闇へと堕ちていき、"回収屋"の"ドラ"として、禁断の世界へ足を踏み入れることになるが……。西森路代ライター。地方のOLを経て上京。派遣社員、編集プロダクション勤務を経てフリーに。香港、台湾、韓国、日本などアジアのエンターテイメントと、女性の生き方について執筆中。現在、TBS RADIO「文化系トーラジオLIFE」にも出演中。著書に『K-POPがアジアを制覇する』(原書房)、共著に『女子会2.0』(NHK出版)などがある。
2016年05月27日フリーアナウンサーの福澤朗が、28日(21:00~23:10)に放送されるフジテレビ系オムニバスドラマ『世にも奇妙な物語’16春の特別編』に、本職の司会者として出演する。今回の『世にも奇妙な物語』で語られるエピソードは4本で、福澤が出演するのは「クイズのおっさん」。何の面白みもない毎日に嫌気が差した古賀三郎(高橋一生)が、軽い気持ちで出演したクイズ番組の司会者として登場し、スタジオ中に響き渡る声で古賀の優勝の瞬間を彩る。しかし古賀は、この番組をきっかけに、クイズを出題してくるおっさん(松重豊)に追いかけ回されるという、奇妙な日々を送ることになる。さらに、俳優・浦井健治が、佐々木希主演の「美人税」に出演することも決定。美人であるが故に"美人税"を払わされることになった愛子(佐々木)に、救いの手をさしのべる魅力的な男性・野々村健一役を演じる。ほかにも、さまざまな出演者が4作品の随所に登場。加えて、番組の最後のエンドロールにも趣向が凝らされており、それぞれの作品内容に関わるスペシャル映像が準備されている。
2016年05月23日映画『ターザン:REBORN』の日本語吹き替え版で、桐谷健太が主人公ターザンの声を演じることが発表になり、桐谷がコメントを寄せた。本作は、誰もが知るジャングルの王“ターザン”の物語を新たな視点から描くアクション大作だ。その他の画像1912年にエドガー・ライス・バローズが小説『ターザン』を発表して以来、1918年に公開された初の映画版など、何度となく映画化やTVシリーズ化されてきた『ターザン』。映画は“すべてを手に入れた男が、愛するものを救うためジャングルに戻る”という真逆のオリジナルストーリーで描かれる。桐谷は「初の実写声優で、あの誰もが知っているターザンの声をやらせて頂けるということで、気合いはもちろん、今から自然をもっと身体にまぶして、実写に負けないワイルドでパワフルなターザンの声を演じたいと思います!」と意気込みを語っている。本作の監督を務めるデイヴィッド・イエーツ(『ハリー・ポッター』シリーズ後期4作品)と、プロデューサーのデイビッド・バロン(『ハリー・ポッター』シリーズ、『シンデレラ』)は桐谷に向けて「桐谷健太さんが日本のターザンになってくれて嬉しいよ!時代を超越して愛される『ターザン』が本作では新たに生まれ変わる。我々は桐谷さんが日本の皆様に新たなターザンの魅力を届けてくれることを確信しているよ!」とコメントを寄せている。『ターザン:REBORN』7月30日(土)全国ロードショー(C)2016 Edgar Rice Burroughs, Inc. and Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2016年05月13日俳優の桐谷健太が、映画『ターザン:REBORN』(7月30日公開)で主人公ターザンの日本語吹き替え声優を務めることがこのほど、明らかになった。実写声優初挑戦となる。『ハリー・ポッター』シリーズのデヴィッド・イエーツ監督とデイビッド・バロンプロデューサーが、『ターザン』の新たな物語を描く本作。俳優のアレクサンダー・スカルスガルドが、ジャングル王としてのたけだけしい姿と、英国貴族としての気品を兼ね備えた、これまでのイメージから一新されたターザン像を作り出す。そんな新たなターザンの吹き替えを、ワイルドな雰囲気、人間味ある魅力、美しく健康的な体を武器に、桐谷が挑戦する。桐谷は、オファーを受けた翌日に快諾。「初の実写声優で、あの誰もが知っているターザンの声をやらせていただけるということで、気合はもちろん、今から自然をもっと身体にまぶして、実写に負けないワイルドでパワフルなターザンの声を演じたいと思います!」とコメントを寄せている。デヴィッド・イエーツ監督とデイビッド・バロンプロデューサーも、「桐谷健太さんが日本のターザンになってくれてうれしいよ! 時代を超越して愛される『ターザン』が本作では新たに生まれ変わる。我々は桐谷さんが日本の皆さまに新たなターザンの魅力を届けてくれることを確信しているよ!」と喜んでいる。(C)2016 Edgar Rice Burroughs, Inc. and Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2016年05月13日Kenta Matsushigeの16-17AWコレクションでは、服作りへの情熱だけでなく技術の高さも存分に発揮されている。モダンで構築的だが、モード過ぎず純粋に“着たい”と駆り立てられる秀逸さがある。虚飾のない慎ましさは、日本文化を表しているようでもありフランスの粋なアティチュードも漂う。渡仏から4年後にはブランド立ち上げと、順調に見えるパリでの活動だが「2、3シーズン目は戸惑っていた」と語る松重さん。デザイナーとして初めて直面した、生みの苦しみ。山場を乗り越え迎える今回のコレクションテーマは“日本”。海を渡ってから日本文化の魅力を初めて認識できたという。ブランドの礎を固め、彼が目指す新境地とは。ーー今シーズンのテーマを“日本”に決めたきっかけは?2、3シーズン目、モダンを意識し過ぎるあまりに表現したいものを生み出せず、納得できないまま世に出ました。シャネルがスポンサーとなり、アトリエを借りて傘下のブランドにアクセサリーを制作してもらいましたが、ウェアラブルとクリエーションの狭間で道に迷い、戸惑っていたんです。そんな状態の中、今回の4シーズン目に取り掛かる前に日本へ一人旅に出ることにしました。一度海外へ出たからこそ、日本の中に無意識に存在しているものに目を向けることができ、刺激を受けましたね。ーー具体的に、どんなものからインスピレーションを受けましたか?江戸時代の浮世絵です。浮世絵師歌川豊国の「御あつらへ三色弁慶」や歌川国貞の「月の夜忍逢ふ夜」は特に感動しました。200年程前にこれほどの彩美な色使いとまっすぐな光が描けるとは信じ難く、初めて目にした時は描き直されたのだと思ったほど。また、市川団十郎の舞台「暫(しばらく)」で使われている着物衣装の中で、袖が正方形の斬新なデザインが着想元となり、腕を少し曲げた状態のままで形成した袖を作りました。浮世絵という平面の図を立体に構築できるのか、自分への挑戦でもありました。試行錯誤の連続でしたが、今シーズンのコレクションの完成度には納得しています。浮世絵だけでなく、滋賀県の老舗菓子屋「たねや」が掲げる“ひなびた美しさ”という世界観にも共鳴しました。生活様式の変化や時代の移り変わりを敏感に感じながらも受継ぐものを大事にし、同時に新しい時代へアプローチしていく姿勢。日本文化に触れて、ブランドの基盤となるアイデンティティを確立できたように感じています。Kenta Matsushige 16-17AWコレクションーーKenta Matsushigeが思い描く女性像とは?あえて女性像は設けず“その人なりに”というのが僕のブランドですね。清楚、質素、シックなどブランドを形容する言葉はいくつもありますが、合わせ方次第で変幻するようなアイテムをこれからも作っていきます。一目でどこのブランドか分かるような、押しの強いデザインが好きではなく、むしろ「それどこの?」と聞かれるくらいの方がいい。ーーデザイナーとして、松重さんの今後の展望を聞かせて下さい。抽象的な言い方ですが、とにかくブランドを大きくしたいです。常に課題を持って刺激を受けながら、感じるままにクリエーションしていきます。優れたデザイナーが数多くいるパリで、サカイ(Sacai)のようにビッグメメゾンにも引けを取らないブランドは素晴らしいですよね。次々と新しいデザイナーが生まれ、目新しい個性はもう出ないんじゃないかとも思ってしまいますが、僕は僕なりに、まだ存在しない唯一無二のブランドに磨いていきたいです。前編に戻る。
2016年03月22日ドラマ「ROOKIES」や『クローズZERO』など数々のドラマや映画に出演し、現在、auのTVCM「三太郎」シリーズの“浦ちゃん”役で話題沸騰中の俳優・桐谷健太が、2月11日、公式サイトにて自身の名前で第2子が誕生したことを明かした。「空とみんなに感謝をこめて」と題されたコメントでは、「お久しぶりです。桐谷健太です。みなさんお元気ですか?俺は相変わらず元気です」と自身の名前で近況を報告。続けて「突然ですが、俺、桐谷健太の世界に、2人目の天使が誕生してくれました。春風もつかめそうな気分です」と、第2子誕生の喜びを、独自の言葉で表現した。最後に「これからも柔らかく、芝居に唄に、全身全霊全魂で爆発していきたいと思います。これまでもありがとう。これからもよろしく。みなさんもあたたかい気持ちに包まれますように」と綴り、今後益々の活躍へ意欲をみせた。桐谷さんは映画『ゲロッパ!』で銀幕デビューを果たすと、2007年の映画『GROW 愚郎』で映画初主演を飾る。2008年にはテレビドラマ「ROOKIES」平塚平役で一気に知名度を上げると、その後は「JIN-仁-」、大河ドラマ「龍馬伝」、『ソラニン』『BECK』『GONIN サーガ』『バクマン。』と立て続けに話題作に出演。最近ではauのTVCM「三太郎」シリーズの“浦ちゃん”役で持ち前の美声も披露しており、活躍の幅を広げている。2014年に一般女性と結婚、同年に第1子が誕生している。SNS上では「第二子かー。いいパパだろーなー」「桐谷健太さん第二子産まれるんやなー!わー!めでたい」と祝福の声が上がっている。(text:cinemacafe.net)
2016年02月12日須賀健太がアニマックスで放送中の人気アニメ「新あたしンち」のゲスト声優を務めることになり、2月9日(火)に都内スタジオでアフレコに臨んだ。けらえいこの独特のタッチによる漫画「あたしンち」のTVアニメ版で、2002年に放送が開始され、2003年、2010年には映画化もされた人気作。現在放送中の「新あたしンち」は昨秋よりアニマックスで放送されており、ほのぼのとしたホームコメディが展開する。須賀さんは、3月22日(火)放送の第24話「ユズヒコ、野球部(前編・後編)」のゲスト声優として、一家の長男で中学生のユズヒコの先輩の大野の声を担当。野球部のエースという設定となっている。須賀さんは役どころを「チャラチャラしてて女好き(笑)」と説明。「個性的なキャラの多い作品の中でも特に個性的です」と笑い「自分の性格とは正反対なので、振り切って演じました!」と語った。『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズなどで知られ、21歳にしてすでに芸歴17年の須賀さんだが、声優に関しては今回が初挑戦!子どものころから「サザエさん」や「ポケモン」といった作品を見て育っており「声優にチャレンジしたいという思いは昔からありました。お話が来たときは嬉しかったです」と明かす。改めて「声だけでのお芝居が非常に難しかったです。緊張しましたが、声色を変えるという視点が新鮮でした」と初めてのチャレンジを振り返った。タイトルコールを言わせてもらったことが「一番の記念」と嬉しそうな笑みを浮かべていた。「新あたしンち」は毎週火曜19時より放送中。須賀さんが出演する第24話は3月22日(火)放送。(text:cinemacafe.net)
2016年02月09日WOWOWの連続ドラマW『メガバンク最終決戦』の完成披露試写会が4日、都内で行われ、キャストの椎名桔平、桐谷健太、緒川たまき、音月桂、石橋凌が出席した。14日(毎週日曜 22:00~)にスタートする本作は、波多野聖の小説を実写化した経済ドラマ。日本国債の暴落により、巨大な負債を抱えたメガバンクを舞台に、買収合戦に挑む敏腕ディーラーの桂(椎名)と総務部の二瓶(桐谷)の活躍を描く。主演の椎名は、「ノンフィクションに近い作品。メガバンクの内幕は我々が知る由もないけど、日本経済とつながっていることが多々ある。スケールの大きさを堪能してほしい」と胸を張ってアピール。また、劇中で椎名とタッグを組んだ桐谷は、「普段は目立たない存在だけど、銀行が危機に陥った時に誰よりも男らしくて格好良かった」と役柄の印象を語り、「社会派ドラマに出ることが少ないですが、演じていて楽しかったです」と撮影を振り返った。イベント中は、ネタバレ話をする椎名に、「ちょっとダメでしょ!」と桐谷が慌てて突っ込むなど和気あいあいの雰囲気。この日、36歳の誕生日を迎えた桐谷に、サプライズのバースデーケーキがプレゼントされる場面もあったが、その反応はいまいち。「台本に『サプライズでケーキ』って書いてあって、俺かなと思ってた」とサプライズにはならなかったようだが、「俺の誕生日パーティーみたいになってるけど大丈夫?」とうれしそうな笑みをこぼしていた。
2016年02月05日WOWOW「連続ドラマW メガバンク最終決戦」の第1話完成試写会が4日(木)都内で行われ、主演の椎名桔平、共演の桐谷健太、緒川たまき、音月桂、石橋凌が出席。この日36回目の誕生日を迎えた桐谷さんにサプライズでバースデーケーキが用意されるも、意外な結末が待っていた。会見終了後にバースデーソングが鳴り響き、ドラマにちなんだ“お札型の特大バースデーケーキ”がサプライズで登場。石橋さんも「ハッピーバースデー、健太」と渋い歌声で祝福し、客席からもクラッカーが一斉に鳴らされた。驚き顔でケーキを見つめる桐谷さんだったが実は「台本を読んだ時に“サプライズケーキ”と書いてあった。“まさか俺か?”とは思っていた」とネタバレを正直に告白。それでも「ただクラッカーは知りませんでした」と客席からの粋な計らいだけは大成功だった。「銭の戦争」シリーズなどの著者で、5千億円もの日本株を運用する伝説のファンドマネージャー・波多野聖氏による小説を連続ドラマ化。巨大な負債を抱えたメガバンクを立て直すべく、買収合戦と社内の陰謀に立ち向かうスーパー銀行マン(椎名さん)と、気転が効き柔和な雰囲気を持つ総務部員(桐谷さん)の活躍を描く。東西帝都EFG銀行専務でディーラーでもある桂光義役の椎名さんは「ノンフィクションに近いようなドラマで、我々が知る由もないメガバンクという巨大な銀行の裏側をエンターテインメントとして知ることが出来る。力強く、スペクタクルがあり、スケールの大きな作品」とアピール。連続ドラマW初主演となったが「WOWOWは、クオリティの高い作品が作られてきたし、難しい題材に果敢にチャレンジしてドラマ化している印象があった。機会があったら是非飛び込みたいと思っていた矢先にお話を頂いたので、思い切ってやろうと挑んだ」と念願の抜擢を喜んだ。一方「勝負時の願掛け」の話になると、桐谷さんは「しっかり食べる。白米もガッツリ喰うみたいな感じ」と桐谷ルーティンを紹介し、さらに「飛ぶ。いざ行くぞ!という時は」と返答。それに対して椎名さんが「え?飛びます、飛びます、ってやつ?」といじると、桐谷さんは「それはコント55号でしょ!」と夫婦漫才のような掛け合いを見せていた。WOWOW「連続ドラマW メガバンク最終決戦」は、2月14日(日)22:00スタート。(text:cinemacafe.net)
2016年02月04日愛は燃えあがるほど、深く激しく私たちを貫く。抑えようがないこの激情の行きつく先には、どのような光景が広がっているのだろう。ここでは、桐谷健太さん自身が考える、深く激しい愛のあり方を紹介します。* **“愛する人に、愛を表現する”という行為は、作為的にするものではなく、滲み出るものだと思います。俺は激しく、そして深く愛している相手を、優しく抱きしめたいと思う。でもそれは、相手を愛しいと思うから、抱きしめたくなってしまうわけで、決して“分かってほしい”から抱きしめるわけではない。深い愛は、表現しなくても伝わるものだと思う。眼差しを見るだけでも、一緒にそばにいるだけでも、あるいは一緒にいないときでさえも、想いは感じられる。そういうものが、本当の愛だと思う。相手を温かく包み込むような愛は、激しく、深くなればなるほど、透き通った状態になる。太陽の光や風のように。だから表現しようとさえ思わなくなるのかもしれません。なぜなら、その愛が自分の中にあるだけでもう十分幸せだし、話したり、見つめたりといった自分の一挙手一投足に、自然に溢れ出てしまうから。そしてその愛はきっと届く。だから自分の想いを分かってもらいたい、と思う段階では、それは愛ではなく、“恋”なんじゃないかな。一方で、“今日の空は明日にはないぜ”的な熱い気持ちも、常に心に置いておくことも大事。人生は、“今しかない”の連続だから、もし愛する人がいて、その人とキスしたい、ハグしたいと思うなら、俺はできる限り行動に出たほうがいいと思う。もう二度と会えないかもしれないんだから。でも一方的にはダメよ(笑)。映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』の主人公・大助は、好きな子とキスしたいから生き返りたいと願うし、地獄の赤鬼・キラーKは、二度と会えない妻に曲を書く。そういった衝動的な行動は、心の奥にある“激しく深い愛”に突き動かされた結果なんだろうなと、俺は思います。◇きりたに・けんた1980年生まれ。2月からはWOWOWでドラマもスタート。スーツ¥1,038,000シャツ 参考商品シューズ参考商品ベルト¥72,000(以上ブリオーニ/ブリオーニ ジャパンTEL:03・3234・0022)※『anan』2016年2月3日号より。写真・永禮 賢スタイリスト・岡井雄介ヘア&メイク・石崎達也
2016年02月01日2015年12月13日(日)、TVアニメ『ToLOVEる-とらぶる-ダークネス 2nd』のイベント「ToLOVEる-とらぶる-ダークネス 2nd ワンダフルサンデー」が、東京・日本教育会館 一ツ橋ホールにて開催された。イベントでは、 豊崎愛生(モモ・べリア・デビルーク役)、福圓美里(金色の闇役)、井口裕香(黒咲芽亜役)、渡辺明乃(結城リト役)、戸松遥(ララ・サタリン・デビルーク役)、矢作紗友里(西連寺春菜役)、伊藤かな恵(ナナ・アスタ・デビルーク役)、日高里菜(マスター・ネメシス役)といったキャスト陣が、キャラクターのセリフに合わせて登場。まずは「すごろく振り返りトーク」コーナーがスタートする。こちらのコーナーは、豊崎・戸松・伊藤のデビルークチーム、福圓・井口・日高のダークネスチーム、渡辺・矢作の地球人チーム(本人曰く、両想いチーム)に分かれてゴールを目指し、止まったマスに書かれたお題をするというものなのだが、一番多い「振り返りトーク!」のマスにまったく止まらないというまさかの事態に……。だが、たったひとマスしかない「笑顔でステージ前へ歩いて行き、くるっとターンしてポーズ」にダークネスチームと地球人チームが止まり、しっかり会場を盛り上げたところはさすがだった。ちなみに、すごろくは地球人チームが勝利した。続くラジオコーナーでは、『ラジオ ToLOVE るダークネス 2nd ~えっちぃのはキライですが、やっぱり素敵です♥~』のパーソナリティーである福圓と井口がMCになり進行。ここでは、ラジオのコーナーから、心理テストを行い深層心理に迫る「サイコダイブのお部屋」と、お悩みを何かにトランスした状態で解決するという「トランスアドバイス!」が行われた。ライブコーナーでは、RayがOPテーマ「secret arms」、川田まみがEDテーマ「Gardens」を、観客総立ちの中、歌い上げる。最後は、この日の出演者全員が登壇し、作品を応援してくれるファンへの感謝の気持ちを言葉にし、「ToLOVE る-とらぶる-ダークネス 2nd ワンダフルサンデー」を締めくくった。なお、現在Blu-ray&DVDが発売中のTVアニメ『ToLOVEる-とらぶる-ダークネス 2nd』だが、12月23日に第5巻が発売され、来年1月29日に第6巻、2月26日に第7巻が発売予定。また、今週末2015年12月19日(土)に開催される「ジャンプフェスタ2016」でも、原作者の矢吹健太朗氏、長谷見沙貴氏やキャスト陣から福圓美里、渡辺明乃、豊崎愛生、戸松遥らが出演するステージが行われるので、こちらもチェックしておきたい。詳細は公式サイト「To LOVEる.com」にて。(C矢吹健太朗・長谷見沙貴/集英社・とらぶるダークネス製作委員会
2015年12月15日アルターは、TVアニメ『To LOVEる-とらぶる-ダークネス』より、"黒咲芽亜"を1/7スケールのPVC塗装済み完成品フィギュアとして立体化。発売は2016年4月の予定で、価格は12,800円(税別)となる。大胆なポージングで机に腰掛けた姿の"芽亜"を立体化した本作。太ももや胸元に添えた手の仕草など細部までこだわった造形が注目の一品で、瑞々しさを感じさせる肌の質感も丁寧に再現されており、特徴的な濃紺の衣装とのコントラストも相まって、魅力溢れる仕上がりとなっている。原型製作は本宮あまと氏が担当。(C) 矢吹健太朗・長谷見沙貴/集英社・とらぶるダークネス製作委員会
2015年12月02日宮藤官九郎監督最新作『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』に出演する神木隆之介、桐谷健太、清野菜名、皆川猿時と宮藤監督が、12月29日(火)に開催される「COUNTDOWN JAPAN 15/16」に出演することがこのほど明らかとなった。フツーの高校生・大助は、同級生のひろ美ちゃんのことが大好き。修学旅行中のある日、大助は不慮の事故に遭ってしまう。目覚めるとそこは―深紅に染まった空と炎、髑髏(どくろ)が転がり人々が責め苦を受ける、ホンモノの【地獄】だった!!死ぬには若すぎる17歳の主人公・大助が、不慮の事故による死後、地獄でロックバンド”地獄図(ヘルズ)”率いる赤鬼・キラーKとの出会いを描く本作。主演の長瀬智也&神木さんをはじめ、尾野真千子、森川葵、桐谷さん、清野さん、古舘寛治、皆川さん、古田新太、宮沢りえら豪華キャストの配役が話題を呼んでいる。このほど、宮藤監督をはじめ神木さん、桐谷さん、清野さん、皆川さんらの参戦が決定したのは、12月28日(月)~31日(木)の4日間にわたって、千葉・幕張メッセで行われている真冬のロックフェス「rockin’on presents COUNTDOWN JAPAN 15/16 supported by Windows 10」。毎年規模が拡大し、昨年は各日約4万5,000人、4日間で過去最大となるのべ18万人を動員した年末恒例イベントだ。本作のメンバーは2日目の29日(水)に登場し、キャスト陣のトークショーをはじめ、本作の主題歌を手掛けた元「THE MAD CAPSULE MARKETS」のKYONO率いる「WAGDUG FUTURISTIC UNITY」と、音楽を手掛けた向井秀徳のライブを実施!KYONOによる主題歌「TOO YOUNG TO DIE!」、向井さんによる劇中で重要な役割を担う楽曲「天国」が初めてお披露目される。さらに、皆川さんが劇中登場の地獄のガールズバンドメンバーじゅんことしてMCを務め、当日イベントには不参加となる長瀬さんからの動画コメントも放映予定だという。白熱必至のイベントに映画を引っ提げての出演とあって、大きな注目を集めそうだ。『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』は、2016年2月6日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ 2016年2月6日より全国にて公開(C) 2016 Asmik Ace, Inc. / TOHO CO., LTD. / J Storm Inc. / PARCO CO., LTD. / AMUSE INC. / Otonakeikaku Inc. /KDDI CORPORATION / GYAO Corporation
2015年11月20日2015年7月より放送開始となったTVアニメ『To LOVEる-とらぶる-ダークネス 2nd』だが、そのBlu-ray&DVD第1巻が9月26日にリリースされる。そこで今回は、Blu-ray&DVD発売記念企画として行われた、原作者である矢吹健太朗氏と大槻敦史監督、中山信宏プロデューサーによる座談会の模様を紹介しよう。○アニメ2期は「ダークネス編」完全収録中山信宏プロデューサー「『To LOVEる-とらぶる-ダークネス 2nd』(以下、『ダークネス2nd』)Blu-ray&DVD第1巻発売記念ということで、お二人に色々と伺わせて頂きたく思います。ではまず『ダークネス2nd』の製作が決定した時の感想をお聞かせ下さい」矢吹健太朗氏「1期が終わってからずっと『2期はいつかな?』と期待して連載を続けていたので、アニメが動くと聞いてテンション上がりました。そして『ダークネス編』をアニメはどう描いていくのか、大分溜まっていた原作ストックをどう使っていくのか、そこも気になりましたね」中山P「製作サイドも『ダークネス編』は全て描き切ることを決めていて、原作のシリーズがまとまる時期を見計らっていた部分もあったんです。今回が全14話になっているのも、シリーズを綺麗に収めるために必要だからなんです。大槻監督はいかがですか?」大槻敦史監督「『またこの世界に没頭する日が来たのか!』とワクワクしました。その一方で、あれだけある原作の話数を、どう繋いでいくかが一番の悩みどころでしたね」中山P「その悩みどころに関わると思いますが、『ダークネス2nd』の制作コンセプトをお聞かせ下さい。1期は芽亜の内面が見えて一段落……みたいなところで纏まりましたが?」大槻監督「1期はいわば導入というか、これから動き出そう!……というところで終わっています。となると、2期はそこから一気に動いていくストーリーになりますよね。原作も途中から一気に話が進んでいく印象があったので。アニメ2期も、どこまでを助走期間にして、どこから物語を加速させていくかで悩みましたね」中山P「3話ではナナと芽亜とのやりとりで一瞬重い空気になりましたが、スタッフの皆さんは、そこをかなり注意していましたよね。大事な部分ではあるけれど、重くし過ぎちゃうと『To LOVEる-とらぶる-』のドタバタ感が下がってしまうかも……と」大槻監督「あの回は重くなりますが、作品として大事な話なんですよね。ナナもそうですが、芽亜が一番成長するエピソードですから。『To LOVEる-とらぶる-』ってストーリー全体を見ると、キャラクターたちが順番に成長しているんですよ。ナナが成長して、芽亜が成長して、そして最終的に行きつく先はヤミの成長と一つの解決。それで作品全体も盛り上がっていくんですよね。その原作の流れをアニメでも実現させたかった」中山P「矢吹先生は原作を描かれる際、全体の流れをどのように考えているのですか?」矢吹氏「全体のストーリーは連載しながら考えていて、既に自分の中に縦筋のプロットができています。展開のポイントとなるエピソードは『そろそろ芽亜の変化を入れたい』『この辺でダークネスの伏線を入れたい』と、計算ではなく、感覚的に入れている感じがありますね。自分が欲しいと思ったタイミングというか。そこから長谷見(沙貴)さんに話して、打ち合わせで詰めていきます」中山P「まず矢吹先生の中にイメージがあり、そこからお二人で話し合われるんですね」矢吹氏「『ジャンプSQ.』で『ダークネス』の連載を始める際、プロットや世界観を全部長谷見さんに渡しているんです。例えば銀河大戦とか、作中では触れなくてもバックボーンもそこで掴んで頂いて。その時点でダークネス計画や芽亜たちの設定は決めていました」中山P「そうなると、『ダークネス編』はかなり予定していた形で進んでいたのでしょうか?」矢吹氏「そうですね。もっとも最初のプロットだともう少しシンプルな構成でした。ただ、先の展開に繋げるには必要なエピソードが出てきて、それを足していったらどんどん膨らんでいってしまい……(笑)」大槻監督「物語として描かれなくても、バックボーンの存在って大切ですよね。アニメでも銀河大戦はいいアクセントになっています。実際に戦っている場面がなくても、台詞にあるだけで世界に広がりが出てきて。『この世界は彩南町だけじゃない』という感じで」○キャラの感情で各話をリレー中山P「続けて矢吹先生に伺いたいのですが、『ダークネス2nd』をご覧になっての感想をお聞かせ下さい」矢吹「まず話数(全14話)を聞いた時点で『ちゃんと話が収まるのだろうか』と思っていましたが、同時にエピソード順を入れ替えながら収めていくとも聞いていたので、どういう風になるのか期待していました。実際に観て『この話がこう繋がるのか!?』『この構成、上手いなぁ』とか、自分が描いた話なのに予想がつかないところがあり、楽しいです」中山P「大槻監督はシリーズ構成も担って頂いているのですが、そこで特にこだわった部分は何ですか?」大槻監督「原作を読んでいると感じるのですが、それぞれのキャラクターの感情が動き、それが各エピソードを繋げているんですよね。あるキャラが成長したら、そこから話が広がって次のキャラの成長の話に繋がり、そしてまた次のキャラに……と、バトンタッチしながら成長曲線が続いているんですよ。アニメも同じように、キャラの感情なり成長なりで話数を区切り、次の話は次のキャラにバトンタッチ……という指針で考えていきました。ただ、その中でリトは変わらないんですよね。次にララ。他はキャラ同士の付き合いで、ちょっとずつ変わっているのに」中山P「ララは難しいですよね。例えば9話のキスの話も、知識として知らなかっただけで、知った後も彼女自身は変わらない。そう考えると、既に完成されたキャラですよね」大槻監督「ララは『To LOVEる-とらぶる-』(無印)の終盤でひとつ成長して、あとはリトと同じ側になったというか……」矢吹氏「何かふっきれた感じですよね。そしてモモは、成長したと思ったら下がっちゃう。成長ステップがあっても、土壇場で踏み切れないキャラです(笑)」大槻監督「……で、関わっている他のキャラが先に成長するんですよね。やっぱり縦軸のキャラだからでしょうか? そんな風に、各キャラの成長曲線がそれぞれ違うんですよね」矢吹氏「原作ではネタ的な話だとしても、キャラの何かが変わることを意識しているんです。で、アニメで構成し直すとこの流れが変わってしまうから、どう繋げるのかと思っていたら……。『これがアニメの繋げ方か!』と驚くことが多いです」大槻監督「アニメだとどうしても尺が足りず、2、3話分をひとまとめにしてしまうんです」中山P「シリーズ構成の序盤でもその話をしましたよね。最初は存在する原作エピソードを挙げていって、各話の尺に収まるように『エピソードの長さ』で機械的に配分していたんですよ。でもそこに感情の繋がりがなく、通しで観ると違和感が出てしまう。それに気づいて、キャラの内面を意識して構成し直しましたね」大槻監督「ちなみに物議を醸した6話の美柑のお風呂エピソードも、実はキャラの感情線を意識しての配置です(笑)。6話後半にモモとネメシスのお風呂バトルがあり、それを受けて今度は美柑のお風呂話に繋げたんです」中山P「まずあの話を、TVで放送して良いものかというのがありますが……(笑)。6話のキャラの橋渡しは、内容が派手なので視聴者の皆さんは気づきにくいかも知れませんが、キャラの感情線が上手く繋がったいい例ですよね」大槻監督「ネメシスに対してモモが嫉妬する。そのモモに対して美柑が反応して行動に移す…と、キャラの感情がバトンタッチされていくんです」矢吹氏「ああ、だから繋ぎがすごいしっくりしていたんですね。僕は『TVでもOKなんだ!?』と、単純にびっくりしながら観ていました(笑)」○最も色気があるキャラは……!?中山P「ところで矢吹先生にとって、美柑はどのようなキャラと捉えていますか?」矢吹氏「一番、背徳感があるキャラです(笑)。あと、結構描きがいがあるんですよ。美柑は小学生だけれど色気のあるキャラなので、喋り方も仕草も、他のキャラより色っぽくなるように工夫しています。小学生なのに高校生より色っぽい……そういうギャップが好きで、それが絵できちんと表現できたら楽しいんですよ」大槻監督「セリーヌを除いたメンバーの中で一番年下だけれど、一番お母さんなんですよね。そのアンバランスな感じが面白い!」矢吹氏「美柑は母性も持っていて、リトたちにとっては、最終的に帰ってくる場所でもあるんです。だから『ダークネス編』の最後に登場させました。本編に絡ませる案もあったのですが、殺伐とした場面に出すよりも、解決したところに出た方が美柑は映えると思ったので」大槻監督「ある意味傍観者だけれど、その一方で皆を包んでいるキャラですよね。僕は美柑が家事をしている場面が好きなんですよ。だからアニメでも、ついシーンを足してしまいます(笑)。僕にとっては『美柑=結城家』なんです」矢吹氏「よく洗濯物を干したりしていますよね。アニメで家事シーンが増えているところ、自分も好きなんです。登校シーンが増えているのも良かった。日常感覚がきちんと出ているところも嬉しいですね」大槻監督「『To LOVEる-とらぶる-』は日常の中に宇宙人というSF要素が入って、さらにそこにお色気がドバっと入って……。日常の中にあるちょっと不思議なところが魅力です。だからアニメで描かれているドタバタ以外の時間は、各キャラはそれぞれ普通に生活している感じを出したいんです。限られたアニメの尺でどれだけ日常感を演出できるかは、いつも悩みどころですが(笑)」矢吹氏「それに日常シーンって、存在するとギャップでお色気シーンも映えるんですよね」○お色気シーンはアニメならではのバランス矢吹氏「アニメのお色気シーンって、エロいけれど生々しくならないように工夫されていますよね」中山P「ええ。特に音響的に生っぽくならないようにしています。TV放送への配慮という訳ではなく、リアルなエロに寄せる程、『To LOVEる-とらぶる-』の楽しい空気から外れていくんですよ。だから敢えてコミカルにギャグっぽい部分も入れています。それが顕著だったのが5話の唯の猫の手のSEです。あれくらい音で面白くすると、Hだけどなぜか丸く収まってしまうというか(笑)」大槻監督「アニメは音を生々しくすると、もう……(笑)。だからお色気シーンは『祭りだ、わっしょい!!』とテンションを上げて、面白い方向に振るんです。漫画の絶妙なバランスからは少々ずれますが、やはりメディアの違いは大きいですね」中山P「絵だけでも凄まじいのに、そこに色がついて動きと声が入り、音楽とSEまで加わるから、どんどん破壊力が増していってしまう! それに『To LOVEる-とらぶる-』はあくまでラブコメであることを守りたいんですよね。『エロス』ではなく『お色気』でありたい」矢吹氏「原作は『ダークネス』になってからお色気をかなり厚めにしていますが、実はこれって、漫画の画面が白黒だから緩和されて成立しているのかも。アニメの方も、アニメならではの方法で模索してくれていると分かります」大槻監督「例えば胸の揺れの付け方にしても、風船みたいにボヨンボヨン動かしても『To LOVEる-とらぶる-』らしくない。かといってリアルに寄せても違う。何回もトライして『これじゃないよなぁ……』と煮詰まったりもしていました」中山P「そのシーンごとの正解はあるにしても『これこそがとらぶるの文法!』みたいな完成形はないような気もしますね」矢吹氏「難しいですよね。漫画の方でもお色気シーンのさじ加減に迷うんですよ。単純に、どんどん過激になればいいというものでもない。踏み込むところは踏み込みつつも、例えばお色気シーンでもリトだけギャグ顔していたりして、バランスを取るようにしています」大槻監督「リトまで真剣な顔で向き合っていたりすると、それは生々しい! 別の漫画になっちゃいますね」○改めて語る『To LOVEる-とらぶる-』の魅力!中山P「改めてお聞きしたいのですが、大槻監督は『To LOVEる-とらぶる-』の魅力は何だと思いますか? また矢吹先生は、作品の何を一番大事にされていますか?」大槻監督「日常の中に非日常なキャラクターが登場するけれど、皆、感情や考え方が真っ直ぐで純粋なんですよね。そしてそこに関わってくるHなハプニングのギャップ、この絶妙なバランスが魅力だと思います。そしてアニメを作っていると、キャラたちをどんどん好きになっていくんですよ。『ダークネス2nd』の終盤ではネメシスがすごく可愛くなってきました。悪役でトラブルメーカーなのに。そんな風に、話を追うごとにキャラが好きになっていく作りが素晴らしいと思っています」矢吹氏「自分はまず、キャラそれぞれの感情を意識しています。『今回、このキャラはこんな気分だから、こんなドタバタの話を作ろう』と。そして感情を追って話を作っていくと、キャラの内面も変化していき、それが面白いんです。作品全体としては『皆楽しく暮らしている』という空気を大切にしています。お色気やドタバタもあるけれど、安心して見ていられる優しい世界にしたい。そこは無印の頃からずっと変わりません」大槻監督「確かに。『To LOVEる-とらぶる-』って、嫌なキャラが一人もいないんですよね」中山P「次に、いよいよ『ダークネス2nd』1巻が発売となります。収録話の中でのお気に入りを教えて下さい。ちなみに自分は1話の全体の構成です。朝起きて物語が始まり、夜帰って終わるところが綺麗に1話に収まっているのが気に入っています」矢吹氏「自分が好きなのは1話冒頭です。皆で朝食を食べて登校する日常シーンが好きです。あと、同じく1話の春菜の部屋の雰囲気も。好きな女の子の部屋、しかも外は夕焼けというシチュエーションは凄くいいなぁと思いました。漫画って、ああいう夕焼けの雰囲気が出しにくいので、アニメでイメージが増して嬉しかったです」大槻監督「僕は2話のリトネズミが何気に好きです。作画さんも頑張ってくれて、ヤミの身体の中をまさぐっているところとか、凄い動いてくれて良かった」中山P「ところで矢吹先生はインタビューなどで『アニメでエロいシーンがあると対抗心で燃える』と仰っていますが、『ダークネス2nd』で一番燃えたのはどこですか?」矢吹氏「迷いますね……どのエピソードも踏み込んでくれているからなぁ……。敢えて挙げるなら芽亜のお色気シーン全般です。井口(裕香)さんの声がハマっていて、出番も増えて生活感も出て、これまで以上に存在感がありますよね。今では原稿中も井口さんの声で台詞が浮かんで来ています。それで芽亜がますます可愛くなっています」中山P「そして放送は『ダークネス編』がクライマックスです! 大槻監督は『ここをお楽しみに!』を、そして矢吹先生は『ここが楽しみ!』なところを教えて下さい。……すいません、監督にはプレッシャーですが(笑)」大槻監督「11話でヤミがダークネスの能力を発動する場面ですね。ここでヤミが成長し、そして一気に急転します。これまでのヤミの積み重ねが最大限に発揮される瞬間なので、ぜひ観て頂きたいです」矢吹氏「自分が楽しみにしているのは、ダークネスが覚醒してからの展開です。原作ではあれ以降、リトたちはずっと動き回っているんですよね。その疾走感がアニメでどう表現されるのか楽しみです。あと、連載ではバトル中のお色気描写にかなり苦労していましたが、アニメではどう見せてくれるのか楽しみです」中山P「それでは最後に、読者&視聴者にメッセージをお願いします」大槻監督「毎週の放送は12話で一旦終わり、いよいよクライマックスの13・14話が放送されます。そこでしっかりと物語が解決します。ぜひ見逃さないようにお願いします」矢吹氏「アニメは大槻監督や岡(勇一)さんたちが、非常にこだわって作ってくれているのが伝わってきます。『To LOVEる-とらぶる-』読者には『あのシーンはどうなっているのか』と楽しんで頂けると思うし、原作とは異なる流れで繋がっていくストーリーにも期待して頂きたいです。そしてクライマックスはどうまとめ上げるのかも注目です。さらに、皆さんにはますます応援して頂き、ぜひ次に繋げて頂けるとありがたいです(笑)。もちろん原作も次を意識して描いています!」中山P「ここまで続いているのは、やはり熱心に追いかけて下さるファンがいるからです。皆さんの期待に応えたいと、スタッフ一同頑張っていますので、引き続き宜しくお願い致します! 矢吹先生、大槻監督、本日はありがとうございました!!」TVアニメ『To LOVEる-とらぶる-ダークネス 2nd』のBlu-ray&DVD第1巻は、2015年9月26日の発売予定。【初回生産限定特典】1. 原作・矢吹健太朗描き下ろしイラスト&長谷見沙貴書き下ろしシナリオ収録特製ブックレット(解説書つき)2. 本編アイキャッチイラストカード(2枚)3. 特殊パッケージ仕様4. クリアケース5. イベントチケット優先販売申込券(昼の部)【初回・通常共通特典】1. オーディオコメンタリー2. ピクチャーレーベル仕様放送とは一部異なる本編映像を収録!○ニコ生で『To LOVEる-とらぶる-ダークネス2nd』リテイク上映会本日22:30よりニコニコ生放送にて「『To LOVEる-とらぶる-ダークネス2nd』リテイク上映会~ニコ生ver.~」が配信される。こちらは第1話、第2話のBlu-ray&DVD収録に際し、さらに映像クオリティーを高めるべくテレビ放送版にリテイクを加えた"プチドキドキバージョン"となっている(Blu-ray&DVDとは一部映像内容は異なる)。本放送は、タイムシフト視聴に対応していないので注意!(C)矢吹健太朗・長谷見沙貴/集英社・とらぶるダークネス製作委員会
2015年09月16日7月よりTVアニメ2期の放送もスタートしている『To LOVEる-とらぶる- ダークネス』に登場する「金色の闇」が浴衣姿でフィギュア化され(FREEing)、2016年3月に発売されることが決定した。現在「GOOD SMILE ONLINESHOP」にて予約受付中で、価格は11,852円(税別)。ヤミこと金色の闇は、矢吹健太朗が作画、長谷見沙貴が脚本を務める漫画が原作のTVアニメ『To LOVEる-とらぶる- ダークネス』のメインヒロイン。全身を武器に変化させる"変身能力"を持つ伝説の殺し屋だが、主人公・結城梨斗と出会い、エッチでドタバタな日々へと発展していく。今回は魅惑の浴衣姿でのフィギュア化となる。実際のフィギュアでは、はだけた浴衣、見返り姿も美しく、見えそうで見えない絶妙なポーズを再現。ちょっとエッチなフィギュアで、2015年9月に発売が予定されている『モモ・ベリア・デビルーク 浴衣Ver.』と合わせてディスプレイしたい仕上がりとなっている。スケールは1/8で専用台座付属が付属、全高は約210mm。商品価格は11,852円(税別)で、「GOOD SMILE ONLINESHOP」の予約締切は、2015年9月30日21:00。商品の発売および発送は、2016年3月を予定している。(C)矢吹健太朗・長谷見沙貴/集英社・とらぶるダークネス製作委員会
2015年08月25日松田翔太、桐谷健太、濱田岳が、それぞれ桃太郎、浦島太郎、金太郎を演じるauのCM「三太郎」シリーズ。このほど、本シリーズ「海の声」編で桐谷さんが歌う「海の声」が、auの音楽配信サービスの「うたパス」「LISMO Store」で配信されることが決定した。このほど配信が決定した楽曲「海の声」は、「涙そうそう」や「恋しくて」などの名曲を世に送り続ける「BEGIN」が、本CMのために作曲したオリジナル楽曲。CMの中では、桐谷さん演じる“浦ちゃん”が三線弾き語りで切なくも甘い歌声を披露している。収録に際して、桐谷さんは歌だけでなく、三線の演奏も実際に行って制作されたようだ。CM「海の声」篇は、7月17日(金)に公開以降、2週間でYouTubeの再生回数が100万回を突破。 桐谷さんの歌声や美しいメロディに、多く絶賛が寄せられ、フルバージョンでの配信要望が多数寄せられたことから、今回の配信決定に至った。「うたパス」および「LISMO Store」にて配信されるフルバージョンは、CMでは使われていない部分も全て収録されており、浦ちゃんが乙姫を想う歌詞と、桐谷さんの歌声を存分に堪能することができる。『ソラニン』でのドラム演奏や、『BECK』で披露したラップなど、演技だけでなく音楽の才も披露する桐谷さんの歌声に、大きな注目が集まりそうだ。「海の声」は、7月31日(金)14時より「うたパス」「LISMO Store」にて配信。(text:cinemacafe.net)
2015年07月31日7月26日に千葉県・幕張メッセ国際展示場にて開催される「ワンダーフェスティバル2015[夏]」の企業ブースに出展する、マックスファクトリーとグッドスマイルカンパニーの合同ブース「WONDERFUL HOBBY LIFE FOR YOU!! 22」の、展示やイベント情報が公開された。マックスファクトリーとグッドスマイルカンパニーの合同ブースは、1ホール内に登場。フィギュア関連の展示としては、『艦隊これくしょん -艦これ-』『ラブライブ!』『アイドルマスターシンデレラガールズ』『刀剣乱舞-ONLINE-』といった人気作品の各ブースが用意されるほか、男性キャラクター専門のフィギュアやグッズを販売する新ブランド「Orange Rouge(オランジュ・ルージュ)」コーナーも。さらに、世界的アーティストであるアシュレイ・ウッド率いる「ThreeA」と、香港のデザイナーでフィギュアのスタイルを確立させた初期のプロデューサーの一人であるキム・フン・ウォンが設立のトイ・メーカー「threezero」のアイテムを展示したコーナーなども設けられる。フィギュア以外では、グッドスマイルカンパニーとKOTORIが開発し、発売間近となったオリジナルイヤホン「KOTORI loves.」の展示に加え、可変型ヘッドホンとして話題を集めている「TOON WORKSHOP」の第1弾商品『THP-01』など、実機試聴やコラボレーション予定のモデルがすべて展示されるという。グッズ販売コーナーでは『THP-01』の先行発売も行われる。そして、ブース内の中央に設置された「ユーザーステーション」では、"フィギュアをもっと楽しむ"をコンセプトに、壊れたフィギュアをその場で治す「実演リペアリングコーナー」や、フィギュアに関する質問に答える「Q&Aコーナー」、フィギュアの写真を展示した「フィギュア’sフォトギャラリー」や「デラックス撮影体験コーナー」など、多彩な企画も用意。まなぶ、あそぶ、つくるをもとにしたイベントが展開される。そのほかにも「東京おもちゃショー2015」で好評だった「プリパラスタンプラリー」、30分で3本のショートアニメ(『ミス・モノクローム -The Animation- 2』『うーさーの日暮らし 夢幻編』『わかば*ガール』)を放送する「ウルトラスーパーアニメタイム(USAT)」では、新作アニメ映像の上映やうーさーの住む部屋などを予定。さらに、着ぐるみうーさーとの記念撮影、「GOODSMILE RACING&サイクルウェアコーナー」「アルテリアベーカリー」「新作フィギュア3D原型VR体験コーナー」、1/1スケール「モモ・ベリア・デビルーク」、「ワンダちゃん NEXT DOOR プロジェクト」の展示なども企画されている。また、フィギュア販売コーナーやグッズ販売コーナーでは、人気アニメ・ゲームをはじめとする作品のフィギュアやキャラクターグッズの販売を実施する(各商品は在庫がなくなり次第、販売を終了)。イベント情報や詳しい販売商品について詳細は特設サイトまで。(C)2015 DMM.com POWERCHORD STUDIO / C2 / KADOKAWA All Rights Reserved.(C)2013 プロジェクトラブライブ!(C)BNEI/PROJECT CINDERELLA(C)2015 DMMゲームズ/Nitroplus(C)T-ARTS / syn Sophia / テレビ東京 / PP製作委員会(C)Project wooser 3(C)ULTRA SUPER PICTURES(C)ミス・モノクローム -The Animation- 2製作委員会(C)原悠衣・芳文社/白詰女子高一年藤組(C)2015 pixiv production inc.(C)矢吹健太朗・長谷見沙貴/集英社・とらぶるダークネス製作委員会
2015年07月18日7月6日より放送がスタートするTVアニメ『To LOVEる-とらぶる-ダークネス 2nd』(TOKYO MX 毎週月曜24:30~ほか)に出演する主要キャスト陣のコメントが到着した。本作は、女の子が苦手な純情高校生・結城リトが、宇宙人ララをはじめとした美少女たちと繰り広げるラブコメディーを描いた『To LOVEる -とらぶる-』のスピンオフ作品『To LOVEる -とらぶる- ダークネス』が原作。ララの妹モモが企てる「楽園(ハーレム)計画」と、リトを狙う殺し屋・金色の闇(ヤミ)の妹である黒咲芽亜と彼女を操るネメシスが進める「ダークネス計画」を軸に物語は展開される。第一期アニメは、2012年10月より放送され、本作はその続編となる。モモ役の豊崎愛生は「原作のあの話もアニメになって動きます! さらにドキドキが増す新シリーズをお楽しみに!」と伝え、ララ役の戸松遥は「前回以上のトラブル、ハプニング続きで、いろいろなところがとにかくよりパワーアップしてます!」と自信。リトが思いを寄せる同級生・春菜を演じる矢作紗友里も「春菜ちゃんの妄想がさく裂してます」と語り、リトの妹・美柑を演じる花澤香菜は「かわいいキャラクターたちを見てキュンキュンしてください」と話している。続くヤミ役の福圓美里は「え!? こんなに!? みたいなシーンの連続です(笑)」とアピール。さらに風紀委員の古手川唯演じる名塚佳織が「真面目な子なのに結城くんが絡むとなぜかハレンチな方向へ…(笑)」と話すと、リトを演じる渡辺明乃は、「リトと言えばラッキースケベです。もちろんそれも見どころですが、リトくんの男の子としての魅力も見どころかと! 本当にいい子なんです!!」とフォローした。今回のキーパーソンとなる黒咲芽亜を演じる井口裕香は、「メアが地球人にどんどんなじんでいく姿がとてもほほえましい」と見どころを語り、ネメシス役の日高里菜も「二期ではネメシスが活躍します! 今回も色んなトラブルが起こります。最後までぜひ楽しんでください」と伝えている。(C)矢吹健太朗・長谷見沙貴/集英社・とらぶるダークネス製作委員会
2015年07月06日ディズニー/ピクサー最新作『インサイド・ヘッド』の特別試写会が7月3日に、都内で行われ、日本語吹替え版で声優を務める俳優の佐藤二朗が出席。「3歳になる子どものことを考えたら、父親として号泣し嗚咽してしまった」と本作が描き出す家族愛に“パパ目線”で感動していた。『インサイド・ヘッド』特別試写会その他の写真『トイ・ストーリー』を皮切りに、数々の名作を生み出すピクサー長編アニメーション20周年を記念し、この夏公開される感動ファンタジー。11歳の少女・ライリーの幸せな成長を願う5つの感情(ヨロコビ、カナシミ、イカリ、ムカムカ、ビビリ)が、彼女の脳内で大冒険を繰り広げる。佐藤はライリーが幼い頃に作り上げた“想像上の友だち”ビンボンの声を演じている。名脇役として幅広いジャンルで活躍するが、「声優は初めて」だといい、「しかも、ディズニー作品でしょ?こんな薄汚れた中年男でいいんだろうかと不安でしたよ」。劇中には歌唱シーンもあり「楽譜も読めないし、『そこは半音あげてください』って言われてもね…。体感的には800回くらい(笑)歌った気がする」と悪戦苦闘だったが、「感情のふり幅を普段の100~200倍にし、純粋に童心に戻れた。刺激的な体験でした」と初の声優に手応えを示した。また、ヨロコビ役の竹内結子、カナシミ役の大竹しのぶとの共演を「竹内さんは普段から明るくて笑顔が印象的だから、ヨロコビにぴったり。大竹さんが演じるカナシミもチャーミングで、こちらもぴったりですよね。大先輩なので、こういう言い方は失礼かもしれませんが…」と振り返った。一番好きなキャラクターは、カナシミだといい「負の部分こそ、生きる糧になるというテーマに感動しました。なんせ頭の中が舞台ですから、誰もが“自分の物語”として共感できるはず」とアピールした。『インサイド・ヘッド』7月18日(土)全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2015年07月04日俳優の佐藤二朗がディズニー/ピクサーの最新作『インサイド・ヘッド』の日本語版で物語の重要なキャラクター、ビンボンの声を演じることが発表になった。その他の写真本作の舞台は11歳の少女ライリーの頭の中。そこではヨロコビ(JOY)、カナシミ(SADNESS)、イカリ(ANGER)、ムカムカ(DISGUST)、ビビリ(FEAR)が暮していて、彼女の感情を決めているが、ライリーの一家が引越しをしたのを機に様々なトラブルが発生。映画は、ライリーと感情たちの予想もつかないドラマを描く。ビンボンはライリーが幼い頃に空想で作り上げた“友だち”で、ライリーの頭の中で暮している。ある事件が発生して、司令部から放り出されたヨロコビとカナシミは、司令部へと帰ろうと奔走する中でビンボンに出会う。「普段はふくみのある役や、ひねくれ役、または思慮深い役が多いので、本当にビンボンのように童心で素直な役は今までやったことがない。まったく初めての挑戦でした」という佐藤は「とにかく童心にかえる、ということを心がけました。なるべく感情のふり幅を大きく持つようにしました。楽しい時は本当に楽しいし、悲しい時に本当に悲しいし、というふり幅を、大人になった自分とは比べて100倍200倍のふり幅でやってみたいなと思いました」とコメント。また、佐藤は本作について「世の中って公平では決して無いし、理不尽もたくさんあるじゃないですか。そんな理不尽に対しても腐らずに頑張るということがひとつのメッセージだと思うんです。そういう意味で、カナシミも必要だというのはすごく良いテーマですよね。人生経験を積んだ大人の心にこそ響く作品だと思います」と語っている。『インサイド・ヘッド』7月18日(土) 全国ロードショー
2015年06月29日2015年7月より、TVアニメ2期の放送もスタートする『To LOVEる-とらぶる- ダークネス』の「金色の闇」がフィギュア化され(アクアマリン)、2015年10月に発売されることが決定した。現在「GOOD SMILE ONLINESHOP」にて予約受付中で、価格は13,000円(税別)。ヤミこと金色の闇は、矢吹健太朗が作画、長谷見沙貴が脚本を務める漫画が原作のTVアニメ『To LOVEる-とらぶる- ダークネス』のメインヒロイン。全身を武器に変化させる"変身能力"を持つ伝説の殺し屋だが、主人公・結城梨斗と出会い、エッチでドタバタな日々へと発展していく。今回は1/8スケールで立体化され、全高は約165mm。原型制作は、アビラ(プラヅマ法力模型)が担当している。実際のフィギュアでは、ヤミが禁断のトランス、ダークネスを発動させた姿で立体化。長い髪をなびかせ、ふわりと空中に浮かぶ見事な空間構成が楽しめるとともに、禍々しい角や鉤爪、露出度の高い衣装に彩られたヤミを堪能することができる。商品価格は13,000円(税別)で、「GOOD SMILE ONLINESHOP」の予約締切は、2015年7月22日21:00。商品の発売および発送は、2015年10月を予定している。(C)矢吹健太朗・長谷見沙貴/集英社・とらぶるダークネス製作委員会
2015年06月20日TVアニメ『To LOVEる-とらぶる- ダークネス』に登場する「モモ・ベリア・デビルーク」が浴衣姿でフィギュア化され(FREEing)、2015年9月に発売されることが決定した。現在「GOOD SMILE ONLINESHOP」にて予約受付中で、価格は10,000円(税別)。モモ・ベリア・デビルークは、矢吹健太朗が作画、長谷見沙貴が脚本を務める漫画が原作のTVアニメ『To LOVEる-とらぶる- ダークネス』に登場するヒロインで、デビルーク星の第3王女でララとナナの妹。『ダークネス』では、物語のもう1人の主人公として活躍している。『モモ・ベリア・デビルーク 浴衣Ver.』は、商品名のとおり艶やかな浴衣姿でフィギュア化。はだけた浴衣、はじける若さ、そして見えそうで見えない絶妙なポージングを楽しむことができる。また、金色の闇/ヤミのも浴衣姿で鋭意制作中で、追って発表されるという。商品価格は10,000円(税別)で、「GOOD SMILE ONLINESHOP」の予約締切は、2015年6月17日21:00。商品の発売および発送は、2015年9月を予定している。(C)矢吹健太朗・長谷見沙貴/集英社・とらぶるダークネス製作委員会
2015年05月19日TVアニメ『To LOVEる-とらぶる- ダークネス』に登場する「西連寺春菜」が、1/6スケールでフィギュア化され(マックスファクトリー)、2015年11月に発売されることが決定した。現在「GOOD SMILE ONLINESHOP」にて予約受付中で、価格は11,111円(税別)。西連寺春菜は、矢吹健太朗が作画、長谷見沙貴が脚本を務める漫画が原作のTVアニメ『To LOVEる-とらぶる- ダークネス』のヒロインで、主人公の結城梨斗が中学時代から想いを寄せている同級生。マックスファクトリーによるフィギュア化は、「モモ・ベリア・デビルーク」「黒咲芽亜」に続く商品化となる。実際のフィギュアでは、モモや黒咲と同じくセクシーなランジェリー姿でフィギュア化され、クリア素材で再現したヴェールのドレープは着脱可能。シンプルで品のあるデザインの下着をツンと引っ張った、ちょっぴりセクシーな春菜を楽しむことができる。商品価格は11,111円(税別)で、「GOOD SMILE ONLINESHOP」の予約締切は、2015年6月10日21:00。商品の発売および発送は、2015年11月を予定している。(C)矢吹健太朗・長谷見沙貴/集英社・とらぶるダークネス製作委員会
2015年05月16日プチバトー(PETIT BATEAU)が、日本人デザイナーの松重健太とコラボレーションしたコレクションを5月上旬に発売する。松重はディオール(Dior)を始め数々のブランドで経験を積んできたパリ在住の日本人デザイナー。情熱的なミニマリストとして知られており、クリーンで構築的な作品を発表し続けている。14年に行われた「イエール国際モード&写真フェスティバル」では、ファッション部門のグランプリを受賞した。「イエール国際モード&写真フェスティバル」は、13年にプチバトーとのパートナーシップを締結。グランプリ受賞者には、ブランドのアイテムを再構築する自由裁量(カルテ・ブランシュ)が与えられる。14年、満場一致でグランプリを受賞した松重は、着物から着想を得、クラシックなTシャツのシェイプを変形させたり、プリントを重ねあわせてセーラーストライプを再構築するなどして、伝統的な色彩や素材に新たな息吹をもたらした。ラインアップはワンピース(2万4,000円)、セーラーシャツ(1万6,000円)、Tシャツ(8,500円)など。
2015年03月02日STRIDEは、ママ向け情報サイト「Ameba mama(アメーバママ)」と日本財団が共同で運営する「ママ総研」に参画し、「ママの"朗働(朗らかに働く)"をみんなで考えるプロジェクト」を発足する。同社が参画した「ママ総研」は、育児中の女性に最新情報を提供する「アメーバママ」と、日本財団の「ママの笑顔を増やすプロジェクト」が2014年1月に共同で立ち上げたもので、育児中の女性の声を社会に発信する活動を行っている。このほど、「ママ総研」に参画する3団体は、"ママが働くことを通じて、ワクワクしながら朗らかになれる未来を考える"を活動指針に、「ママの"朗働(朗らかに働く)"をみんなで考えるプロジェクト」を発足した。2015年3月までに延べ30万人に同プロジェクトの想いを届けることを目標に活動を行う。プロジェクトでは「朗働」を考えるセミナーやイベントを開催。第1弾企画として渋谷ヒカリエで開催されるTWDW(Tokyo WorkDesign Week)期間内に共同セミナーを実施する。テーマは「渋谷ではたらくママ社員」。その他にも、同社が運営する女性向けクラウドソーシングサービス「Woman&Crowd(ウーマン&クラウド)」や「アメーバママ」のユーザーなどを対象にしたセミナーを順次開催する。また、「ウーマン&クラウド」「アメーバママ」のインターネットサービスを活用し、育児中の女性のリアルな声を社会に発信し、"ママにとっての働くこと"について考える機会を提供する活動もあわせて行っていく。
2014年10月30日桐谷健太が映画俳優になることを決意したのは、保育園の頃だったという。夢が叶ったのは20代前半。井筒和幸監督がメガホンを握った『ゲロッパ!』で銀幕デビューを飾る。井筒監督について尋ねたとき、真っ先に出てきた言葉は「確実に自分の人生を変えてくれた人」。それは決して大げさではない。続いて出演した井筒作品『パッチギ!』ではエキセントリックな不良学生役で存在感を発揮。この作品での爆発に誘発されるかのようにその後、『ROOKIES』や『BECK ベック』などハマり役とも言えるハジけた役柄を次々と好演し、着実に若手人気俳優としての道を歩み始めた。そして2012年、井筒監督が三度、桐谷さんを変える!まもなく公開となる『黄金を抱いて翔べ』で桐谷さんはメガバンクの地下に眠る黄金強奪を目論む一味に加わっている。本作で桐谷さんが自らに感じた変化、成長とは――?公開を前に熱く語ってくれた。「井筒さんが『映画を撮る』、『健太をメインどころで使いたい』と言っていると聞いて、内容も何も全然聞かずに『はい、やります!』と言ってました(笑)」と明かす桐谷さん。原作は人気サスペンス作家・高村薫のデビュー小説で、井筒監督が長年、映画化を切望してきた作品でもある。大阪のメガバンク本店から240億円相当の黄金を盗もうとする6人の男たちの姿を描く。『ゲロッパ!』に始まり、『パッチギ』シリーズ2本を経て、井筒作品への参加は本作が4作目。「抽象的な言い方しかできないけど…」と前置きしつつ、井筒組に漂う独特なムードをこう表現する。「空気の粒子が細かいというか、クッキリしている気がします。あの空気に触れると『うわぁ、始まるんだ』って感じがして、撮影中も『オレはいま、映画を撮っているんだ』というのを強く感じます。緊張感とみんなが一つの方向を向いている一体感がある。それができるのは監督の中で自分がやりたいこと、撮りたいものがはっきりとあるからだと思います」。ちなみに過去3作品で桐谷さんは、監督からの罵倒あり、ムチャぶりありという厳しさの中で鍛えられたという。「メチャクチャに怒鳴られてましたよ。『このシロウトがっ!』とか平気で言ってきますし、『健太、なんか面白いことやれ。はい、本番!』みたいな指示も出るし(笑)。こっちは考える間もなく直感でやってました。やってみたら『面白いやんけ。それでええんや』って。そのおかげでテストからどんどん自分のやりたいことをアピールするようになりました。直接、そういう言葉を掛けられたわけじゃないけど『やりたいことを全力でやってみたらええんや』ってことを教わったと思います。そこからブッ飛んだ役やテンションの高いキャラクターのオファーがどんどん来るようになりましたね」。黄金強奪を企てるチームのメンバーを演じる共演陣には妻夫木聡に浅野忠信、溝端淳平、チャンミン(東方神起)に西田敏行と錚々たる顔ぶれが並ぶ。井筒監督が、この俳優たちとならできると確信を持って撮影に臨んだということもあってか「監督が現場で大声を出すことはほとんどなかった」と桐谷さんはこれまでの現場との違いを証言する。そしてもう一つ、これまでと何より大きく違うのが桐谷さんに与えられたキャラクター。井筒作品で、しかもこの面々の中に桐谷さんの名が並んでいると、どうしても桐谷さんが演じた野田という男に対し、ハジケっぷりのよいイケイケのムードメーカーの男を想像してしまうが、意外にも野田はクールなシステムエンジニア(!)。黄金強奪に向けてブレーキをかけることを知らない“肉食系”、“野獣系”の男たちの中にあって、逃げ腰でビビリ気味の一面を覗かせる。「こういう役を井筒監督からいただけたというのが何より嬉しかったです。最初に話を聞いたときは『またブッ飛んだ役かな?』と思ったので、システムエンジニアと聞いて一瞬『マジで!?』って(笑)。このメンバーの中で野田がどういう存在かと考えたら、映画を観ている人の感覚に一番近い男だと思うんですよね。逆にほかの連中は『なんで?』って言いたくなるくらい飛んでるから(笑)。その意味で、観る人にこの物語をありそうな話だと感じてもらう上でキーになる男。一方で、すごく奇妙さを感じさせる男でもあるんです。しかも第一印象で『こいつおかしいよね』と思わせるのではなく、じわじわと胡散臭さがにじみ出てくる。そこは意識しましたし、演じていて楽しかったです」。また新たな一面を井筒監督に引き出してもらった形だが、桐谷さん自身、20代から30代と年齢を重ねていく中での自身の変化に“必然”を感じていたとも明かす。「なかなか言葉にはできないけど、日常を含めてあらゆる面で自分が変わっていっていることを感じてます。そういう内面的なところでの変化がない限り、入ってくる役柄も変わらないんじゃないか?という思いもありました。芝居って結局、自分以上のものはできない、全ては自分の中から出てくるものだと思ってます」。冒頭でも述べたように映画俳優になることは保育園のときからの夢であり、20代前半でその夢を叶えたが、桐谷さんはそこから一度として立ち止まったことはない。常に演じることへの飢餓感をもって10年もの年月を疾走してきた。「もうガムシャラですよね。思い返せばいろいろな作品をやってきたけど、その一つ一つで瞬間を生きてきたというか、あまり意識的じゃなかった。ようやく30歳を超えたあたりで、俯瞰で物語を見られるようになってきたかなと思います。でも、変わらないのは喜びも幸福も一瞬だということ。夢が叶ったときであれ、芝居がうまくいった瞬間であれ、幸福感はあるけどほんの一瞬で、すぐにフラットに戻るんです。だからこそ常に何かに挑戦したいし、変化し続けたいです」。(photo/text:Naoki Kurozu)■関連作品:BECK ベック 2010年9月4日より全国にて公開© 2010『BECK』製作委員会/© ハロルド作石/講談社ROOKIES−卒業− 2009年5月30日より全国東宝系にて公開© 2009 映画「ROOKIES」製作委員会黄金を抱いて翔べ 2012年11月3日より全国にて公開© 2012「黄金を抱いて翔べ」製作委員会
2012年11月01日9月16日(木)、東京・新宿ピカデリーにて公開中の映画『BECK ベック』の大ヒット御礼舞台挨拶が行われ、桐谷健太が劇中同様にラップを披露し会場をわかせた。累計発行部数1,500万部を誇る同名漫画を原作に、音楽の世界でのし上がっていこうとする若者たちの姿が描き出される。劇中、桐谷さんが演じたのはバンド「BECK」のムードメーカー的存在と言えるラッパーの千葉。この千葉が男性層の熱い支持を集めていることもあり、この日の客席は異例の“男性限定”。桐谷さんが登場すると、通常の女性客が目立つ舞台挨拶とは違った、低い歓声が響き渡った。桐谷さんも異様な(?)光景に「わーすげー!!本当に男だけですか?初めての経験です」と興奮気味。劇中、千葉が楽曲「EVOLUTION」を歌うシーンは6回あるが、全て桐谷さん自身が、自分の声で熱唱している。この日は、桐谷さんにラップを指導したKOJIも姿を見せたが、撮影中の秘話として「一度レコーディングで『EVOLUTION』を録音したんです。でも、録った後に桐谷さんがわざわざ電話をしてきて、「俺、言葉を追ってしまって、気持ちが乗らなかった。俺、もうちょっと出来る!』って。それから『もう1度やろうか』ということになって、録り直し、劇中の『EVOLUTION』が生まれました」と千葉さんの真剣エピソードを明かしてくれた。そしてこの日も桐谷さんは壇上で急遽、予定になかった生ラップを披露!これには男性で埋まった客席も大興奮で、大きな拍手がわき起こった。『BECK ベック』は全国にて公開中。水嶋ヒロロングインタビュー シネマカフェSweet「見つめられてドキっ」■関連作品:BECK ベック 2010年9月4日より全国にて公開© 2010『BECK』製作委員会/© ハロルド作石/講談社■関連記事:向井理が半裸でVサイン!水嶋ヒロはギター練習『BECK』メイキング映像が到着川島海荷と中村蒼が難病のカップル役で共演!ラブシーンはどちらがリード?水嶋ヒロ、佐藤健らバンドメンバーの感謝の言葉に汗びっしょり!水嶋ヒロインタビュー天才ギタリストを演じるための役作りはビジュアルから?無人島に一緒に流れ着きたい俳優1位は意外にも?… 向井理!クールな知性に期待
2010年09月18日宮崎あおいが4月3日(土)、東京・新宿ピカデリーで主演映画『ソラニン』(三木孝浩監督)の初日舞台挨拶を、共演の桐谷健太、高良健吾らと行った。同名漫画を原作に、自由を求めて会社を辞めた芽衣子(宮崎さん)とフリーターのバンドマン・種田(高良さん)、種田のバンド仲間らが夢と現実の間で葛藤しながらも新たな一歩を歩み出そうとする姿を描く青春恋愛ストーリー。キャスト陣はそれぞれ撮影中にグッときた瞬間を告白。今回、歌とギターに初挑戦した宮崎さんは、ラストのライヴシーンを撮影してクランクアップした日をふり返り「朝から夜中の2時ごろまで撮影して終わって、みんなテンションが高くなったままだったので、そのまま(撮影を行ったライヴハウスの)隣の居酒屋に行ったら、健ちゃん(桐谷さん)が『膝笑っているわ』って言って…」と思い出し笑い。すかさず桐谷さんが「膝笑おとる、と言って膝を見せたら笑い顔が描いてあって。反対の膝も笑ってるやろな、と言って見せたら、こっち(反対の膝)は怒っている顔。みんな疲れているやろうなー、笑ってもらおうと思って撮影の後、トイレで着替えながら描いたんです」と解説し種明かし。「そんな細かいネタを仕込んで、あおいちゃんの心をグッと掴んだんです」と拳を握り、共演陣と観客の笑いを誘った。この日は原作者の漫画家・浅野いにおも来場。グッときたのは「高良くんの不器用さ」で「種田のバイクシーンで心情が分からないと悩んでいた高良くんのもやもやしている様子が種田と重なった。ぴったりだと思った」と絶賛。高良さんは「嬉しいです」とひと言述べるだけの不器用な感情表現。会場の温かい笑いを誘っていた。『ソラニン』は全国にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:ソラニン 2010年4月3日より全国にて公開© 2010浅野いにお・小学館/「ソラニン」製作委員会写真:太田好治■関連記事:『ソラニン』三木孝浩監督動画インタビュー!宮崎あおいが監督に漏らした思いとは?芽衣子は理想の恋人?あなたの青春恋愛ソングは?『ソラニン』アンケート結果発表映画公開直前!『ソラニン』原作者・浅野いにおから動画メッセージが到着超豪華!宮崎あおい、高良健吾らキャストサイン入り『ソラニン』プレスを1名様にプレゼント桐谷健太×近藤洋一インタビュー「そっくりなベーシストが出てくるマンガがあるよ」
2010年04月03日