コントラストは東京・神楽坂にインドアゴルフ練習場、「神楽坂シミュレーション ZEN GOLF RANGE」を11月1日にオープンした。同施設は全7打席に最新のシミュレーター「X‐GOLF」を配備したゴルフ練習場。フリータイム制のため、フィットネスクラブのような感覚で毎日利用できる。会員は月会費にプラス5,250円(月額)で、プロ在中時に限りプロのレッスンが受け放題。プライベートルームでは、格安の料金で同伴者とのラウンドプレイも楽しめる。クラブ・シューズ等は無料でレンタル可能。料金は全日会員で、月会費1万2,600円、1コマ55分(別途登録事務手数料5,250円、都度施設利用料525円が必要)。11月1日~12月28日まで「オープニングキャンペーン」を実施。無料体験が可能(1人1回まで)な上、先着200名は永久割引で全日会員月会費1万2,600円が1万1,550円、デイ会員月会費9,450円が8,400円になる。さらにプリペイドカード2,000円分、スクール会員入会者にはグローブをプレゼント。また、女性は1,050円割引となる(永年割と併用可)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月02日昨今、全国各地でうまさと個性を競って様々なオリジナルキムチが誕生している。中でも、岐阜県各務原(かかみがはら)市でまちおこしのための一品として生まれた「各務原キムチ」は珍しい特徴があるのだとか……。「各務原キムチの特徴は、第一に各務原市の特産品であるニンジン、そして松の実が入っていることです」。そう語ってくれたのは、市の観光文化課内にある「キムチ日本一の都市研究会事務局」の西村さん。同事務局は、各務原キムチの総元締めである。しかし、ニンジンは各務原名物だから分かるとしても、なんで松の実なの?なんか妙にエスニックな気がしてしまう。「松の実は各務原市と姉妹都市提携を結んでいる、韓国の春川(チュンチョン)市の特産品なんですよ」。西村さんが答えてくれた。西村さんによれば、各務原市は1999年からキムチ漬け講習会を開くなど、もともとキムチ作りに熱心な町だったようだ。さらにタイミングよく2003年、韓国の春川市と姉妹都市提携を結んだのだ。ここで「春川市」というキーワードにピンときた人は、筋金入りの韓流好きだろう。何しろ春川市は、かの「冬のソナタ」のロケ地として、冬ソナファンの間では知らぬ者はない韓国ドラマの聖地である。そんな春川市と「姉妹」になった各務原市は、当然のごとく、1周年事業として「冬のソナタ」に関するイベントを開催。その時、ヨン様ことペ・ヨンジュンのグッズと同じくらい、そりゃあもう爆発的に売れたのが、この「手作りキムチ」だったというわけだ。「キムチがまちおこしに役立つ」。そう直観した各務原市が立ち上げたのが、先に登場した「キムチ日本一の都市研究会事務局」だ。ここで、各務原キムチのアイデンティティーが確立して、2005年11月に「各務原キムチ」が誕生した。その後、2008年の第3回B-1グランプリでは「各務原キムチ鍋」が堂々の3位に入賞。一躍全国区の脚光を浴びることになる。各務原キムチは、自由度が高いことも特徴のひとつ。各務原酸の野菜を漬けることと、ニンジンと松の実を入れること。このふたつの条件さえクリアしていれば、基本的にはどんなアレンジもOKなのだ。その味がいかなるものか確認しようと各務原市内のスーパーで探してみたら、都合のいいことに「和風あっさり」と「本格風」というふたつの対照的な商品を発見した。はじめに「和風あっさり」キムチを試食してみる。漬け方が浅めだというのは、見た目からも分かる。「日本人好みのあっさりとした味」というだけあり、辛さ控えめ。白菜はパリパリしっとり、ニンジンはパリポリパリポリ。そして松の実を一摘みすると、一気に独特のコクが口に広がりうまい。次に、「本格風」キムチだ。パッケージを開けた瞬間に分かる、少しくすんだ色合い。かなり長時間漬け込んだようで、その証拠に、食べると白菜はしんなりしている。その分、ニンジンの程よい歯ごたえにインパクトありだ。辛さは、いうなれば「後をひく程よい辛さ」。発酵食品ならではの酸味があり、これがよいコクを生み出している。キムチチャーハンにしたり、ラーメンにトッピングしたりするなら、「本格風」キムチをオススメする。キムチを入れるだけで味にコクが出る。発売元は、どちらも各務原市の明和商事だ。ちなみに、各務原キムチが誕生したいきさつについては、「恋するキムチ」というドラマにも描かれている。同番組のオンエアは2011年。NHK岐阜放送局の開局70周年記念番組として制作されたものだ。また、各務原市では毎年11月に「各務原キムチまつり」が開催されている。鍋やギョーザ、カレーなど、各務原キムチを駆使したメニューが勢ぞろいするこの祭り、今年は11月23日から25日まで開催される予定だ。会場は岐阜県の河川環境楽園(岐阜県各務原市川島笠田町)。キムチ好きならぜひとも足を運んでほしい。マスコットキャラクターの「キムぴ~」が出迎えてくれるというので、カメラのご持参をお忘れなく!●information 明和商事 岐阜県各務原市鵜沼各務原町5-290 【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月02日したまちコメディ映画祭に新しく創設された「ソフト・スルー・コメディ大賞」が、東京都美術館で17日に開催され、投票で選ばれた大賞作品の発表と、ソフト・スルー新作『Mr. ズーキーパーの婚活動物園』が上映された。その他の写真“ソフト・スルー”とは、外国映画などを日本で劇場公開をしないまま、DVDやブルーレイなどでソフト化することを言い、特にコメディ作品に多い傾向にある。本賞は、ソフト・スルー作品の活性化を目的として、したまちコメディ映画祭と雑誌&WEB媒体「DVD&ブルーレイでーた」とのコラボレーションにより実現。2011年8月~2012年7月にDVD、ブルーレイでリリースされた外国映画のソフト・スルー作品の中から、「DVD&ブルーレイでーた」特設WEBページでの投票により“最も笑える映画”を選出、表彰した。会場では、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントの杉本光成氏、映画祭ディレクターの大場しょう太氏らが登壇。大場氏はコメディ作品のソフト・スルーについて、「『ハングオーバー…』や『キック・アス』などの成功例もあり、ニーズが出てきているのではないか?」と分析。杉本氏は「言葉の違いもあるので、コメディは文化色、ローカル食が強くなるが、コメディ=国の文化だと思っている。(今日来場している)お客さんはそこがわかっている方だと思う。どんどん広まっていけば」とアピールした。また、「DVD&ブルーレイでーた」の新井京子氏は、「劇場公開されずにDVD化される作品が増えてきている。読者に作品を観て欲しい、来年もやります!」と意気込みを見せ、大場氏は、「ミニシアターが減っているのがこの現象の原因なのかなと思う。シネコンでちょっとでもこういう作品が上映できるように、映画祭で頑張っていきたいと思う」と語った。大賞は、『聖トリニアンズ女学院 史上最強!?不良女子校生の華麗なる強奪作戦』(発売・販売元/アットエンタテインメント)が受賞。本作は『英国王のスピーチ』でアカデミー賞を受賞したコリン・ファースや、ルパート・エベレットらが出演するイギリスの青春コメディで、シリーズ2作目もDVDでリリースされている。
2012年09月18日園子温監督の『恋の罪』が11月12日(土)に公開を迎え、園監督を始め、主演の水野美紀、冨樫真、神楽坂恵、津田寛治、小林竜樹が都内劇場で行われた舞台挨拶に登壇した。園監督が、渋谷のラブホテル街で起きた殺人事件にインスパイアされる形で作り上げた本作。円満な家庭を持ちつつも浮気する女刑事、満たされない小説家の妻、夜になると娼婦としてホテル街を徘徊する大学助教授という3人の女性を中心に女の業や欲望が描き出される。念願叶って園作品への出演を果たした水野さんは「監督に新しい一面を引き出していただいた」と充実の表情。自身が演じた女刑事・吉田役について「セックスが愛を確認するためだけの行為でなく、女性にとって渇望や心を満たす代償行為であるということは、女性なら肌で分かると思います」と女性ならではの共感を口にした。大学助教授の美津子を演じた冨樫さんは「美津子の言葉のひとつひとつが印象に残ってますが、『セックス』という言葉を大声で言うところは『こんな大声で言ってたのか…』と驚きました。普段、言う機会がないので…良い体験でした(笑)」と語り、会場の笑いを誘った。小説家の妻・いずみ役の神楽坂さんは、園監督と共にカンヌ国際映画祭に赴いた。夫役の津田さんとのお風呂場でのやりとりに現地の観客が大爆笑していたことを明かし、風呂に入り裸の津田さんと向き合ってのシーンについて「すごく真剣にやってて、私も(津田さんに)触りたかったです」と過激発言。映画を鑑賞したばかりの客席は大いに沸いた。その津田さんはオーディションで小説家の夫役をつかんだ。「何とかオーディションに行けるように仕組んで、監督の前で演技したんですが、緊張して落ちたと思ってたら受かった。涙が出るほど嬉しかった」と大興奮。監督に言われたという「おれが役者に求めているのは『カーペンターズ』の歌声じゃなくてジャニス・ジョプリン」という言葉を紹介し「あかをかなぐり捨てて裸でぶつかりました」と胸を張った。映画初出演となった小林さんは女優陣による強烈なシーンに触れ「ただただ凄まじいとしか言えない。素晴らしい女優さんたちと監督による凄まじいセリフ。それが彼女たちの口から発せられるとき、目がカッと変わるんです。パワーとエネルギーを感じました」と圧倒されたようだ。監督は立ち見もありの大盛況に「感無量です」。「こういう映画でも(客が)入るんだと映画界に教えられるし、映画の可能性として多くのプロデューサーに驚きと意外性を与えられる」と語り、感謝の思いを伝えた。『恋の罪』はテアトル新宿ほか全国にて公開中。■関連作品:恋の罪 2011年11月12日よりテアトル新宿ほか公開にて公開© 2011「恋の罪」製作委員会■関連記事:『恋の罪』水野美紀インタビュー「愛じゃなくて、恋なんです」川島なお美、園子温監督の新作『恋の罪』は…性悪女みたいなブルゴーニュワイン園子温&神楽坂恵が婚約を改めて報告「私の“恋の罪”でお騒がせして」と照れ笑い冨樫真トークショー付き『恋の罪』女子会試写会に40組80名様ご招待園子温が「稲中卓球部」古谷実の人気漫画「ヒミズ」を映画化!主演に染谷将太
2011年11月14日先日、婚約を発表したばかりの映画監督の園子温と女優の神楽坂恵が11月2日(水)、映画『恋の罪』の完成記者会見に水野美紀、冨樫真と共に出席。改めて婚約を報告した。90年代に渋谷のラブホテル街・円山町で実際に起きた殺人事件にインスパイアされて生まれた本作。大学助教授という社会的地位を得ながらも体を売る女性に満たされない思いを抱える人気小説家の妻、不倫にハマる女刑事という3人の女性を軸に女性の業を描き出す。園監督は司会者から婚約を祝福されると「ありがとうございます。私の“恋の罪”でお騒がせしてすみません。こんなことになるとは…」と照れくさそう。着物姿の神楽坂さんは「このたび園子温監督と婚約いたしました。『冷たい熱帯魚』、『恋の罪』という素晴らしい作品を通して人としても女優としても成長させてもらいました。尊敬、信頼できる方と巡り合えたことを嬉しく思います」と喜びを明かした。水野さんは、以前からファンだったという園組に参加して「楽しかったです。エネルギーが高くて、芝居に集中できる環境を作ってくださるので緊張感を保って現場にいられました」と笑顔。円満な家庭を持ちつつも不倫に走る刑事という役柄については「脚本を読んでそれほど特別な人という気はしませんでした。取材を受けても女性のインタビュアーは『女はそういうもの』と特に不思議に感じてないのに、男性のインタビュアーの方からは『役作り難しかったですか?』と聞かれるのが面白い」と男女の感じ方の違いに言及した。昼は助教授、夜は売春婦という異なる2つの顔を持つ女性を演じた冨樫さんは「憑依したのかもしれないですね。何をしても半端になる気がしたので、現場の空気感を大事にして演じました」とふり返った。神楽坂さんは「この役になりきれなかったら女優をやめようと思った」と背水の陣で臨んだことを明かし「思い入れの強い作品になりました」と充実した表情を見せた。本作はすでにイギリスとアイルランドでは公開されており、12月に台湾でも公開。さらに韓国、香港、マカオ、ドイツ、フランス、イタリアなど30か国以上で公開される予定であることが発表された。各国の映画祭でも驚きと称賛をもって迎えられたが、園監督は「女性の立ち位置によって捉え方もいろいろ。女性への抑圧が強い国では悲しい作品に捉えられたり、見方が異なって面白い」と語る。一方で、外部からの評価については「僕はただ撮るだけ。何も感じないです。外部の評価を気にするとダメになるので、淡々と撮り続けたい」とマイペースを強調した。『恋の罪』は11月12日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。■関連作品:恋の罪 2011年11月12日よりテアトル新宿ほか公開にて公開© 2011「恋の罪」製作委員会ヒミズ 2012年春、シネクイントほか全国にて順次公開© 『ヒミズ』フィルムパートナーズ■関連記事:冨樫真トークショー付き『恋の罪』女子会試写会に40組80名様ご招待海外での活躍に期待する俳優は?「acteur」最新号を5名様にプレゼント第68回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞はソクーロフ監督に。日本映画人も健闘ヴェネチア新人賞の染谷将太、被災地での撮影で「頭の中が真っ白になった」園子温監督、震災後に『ヒミズ』シナリオ変更し被災地で撮影していたことを明かす
2011年11月02日日本映画界の鬼才を魅了した?女優神楽坂さん元グラビアアイドルで女優の 神楽坂恵さん(30)が、10月24日、自身のブログで、映画監督の園子温さん(49)と婚約したことを報告している。園子温さんは「愛のむきだし」「冷たい熱帯魚」などの作品が高く評価される、今最も注目される映画監督のひとり。神楽坂さんを女優として覚醒させた「冷たい熱帯魚」神楽坂さんは、園監督作品「冷たい熱帯魚(1月29日一般公開)に出演、女優として覚醒・飛躍させられた作品となり、続く「恋の罪」(11月公開)、「ヒミズ」(12年1月公開)にも起用されている。写真集は「月刊NEO神楽坂恵THELAST」(荒木経惟撮影イーネット・フロンティア) が7月に発売され、同DVDが、9月にリリースされた。元の記事を読む
2011年10月26日9月4日より東京・シアタークリエにて上演されている『わらいのまち』。近年飛躍的に観客動員数を増やしている劇団・東京セレソンデラックスと東宝がタッグを組み、「東宝セレソンデラックス」として上演している舞台だ。6日、この作・演出・主演を務める宅間孝行、出演する片桐仁、岡田義徳、田畑智子、柴田理恵が同劇場にて会見に応じた。チケット情報作品は、とある寂れた田舎町の温泉旅館「まつばら」が舞台。お笑いで町おこしをしようと奮闘する「まつばら」の主人・信雄らが企画するイベントが翌日に控えている中、国会議員の大関先生が視察のために急遽泊まりにくることになった。イベントが成功し、大関先生が口をきいてくれれば町おこし資金が県の予算に組み込まれるとあって丁重なおもてなしの準備がされるが、そこへ“疫病神”とあだ名され、さらに“先生”というものが大嫌いという「まつばら」の長男・富雄が帰って来てしまった。なんとかふたりが鉢合わせしないように画策する「まつばら」の面々だが、勘違いが勘違いを呼び……。「初日の幕を開けてみたら、ウケすぎて次のセリフが聴き取れないところがあって、(後で)その調整が入ったくらい」と片桐が語ったように、とにかく劇場は爆笑の渦。必死な登場人物が生む勘違いや誤解が数珠繋ぎで襲ってくる、ある意味ベタな展開が、悪意のないスカっとした笑いを生む。シリアスやロマンスも数秒後には笑いに変換されてしまうのでご用心。とはいえ強引なギャグや強烈なキャラクターで笑わせるのではない、よく見ると細かいタイミングや登場人物の丁寧な造形が物語世界を支えていることがわかり、その手腕に唸らされる、良質のシチュエーション・コメディだ。この日の会見では、先ごろ発売された田畑の写真集を手に開口一番「本日は『月刊 田畑智子』のPR会見にお越しくださいましてありがとうございます」と報道陣の笑いを誘った宅間だが、「初日に予想をこえた盛り上がりをみせました。初日打ち上げの席で東宝の専務さんが『これを英訳してブロードウェイにもっていこう』と言ってくれてとても嬉しかったです。…勢い余って言ったんだとは思うんですが(笑)」というエピソードを嬉しそうに明かした。出演者も「お客さんの意識がぐいぐいお話に入ってくる様子が、やっていてよくわかる」(柴田)、「毎日本当に楽しくやらせてもらってる」(岡田)、「お客さんと一体となる感覚がすごく心地いい」(田畑)とそれぞれ楽しんでいる様子。「2時間、純粋に楽しめるものを作っています。日本語で観るなら今です、あとはブロードウェイに行かないと観れませんから(笑)」と宅間もアピールするこの公演は9月24日(土)まで同所にて。その後札幌、名古屋、大阪、広島、福島でも上演される。チケットはいずれも発売中。
2011年09月07日