アイドルグループ・乃木坂46の生田絵梨花が19日、東京・帝国劇場で行われたミュージカル『レ・ミゼラブル』の初日会見に、福井晶一、吉原光夫、佐藤隆紀、濱田めぐみ、森公美子とともに登場した。同作はフランスの作家・ヴィクトル・ユゴーの同名小説を原作に、1985年ロンドンで初演。以来、世界中で上演されており、日本では1987年の初演から公演数は3,172回を数える。19世紀初頭のフランスを舞台に、社会情勢や民衆の生活を描いていく。前回と同じくコゼットを演じる生田は「演出家さんも変わったり、キャストも半分くらい新しくなったり。私自身も2年たってから演じるということで、また新鮮な気持ちで一から取り組めています。キャストの皆さんとまた新たな長い旅を1日1日、しっかりと生きていきたいと思います」と意気込む。前回は、キャスト陣の中で1番年下だったという生田だが、「今回、コゼットの(熊谷)彩春ちゃん、マリウスの三浦(宏規)くんも年下で、『これはどうするんですか?』と質問されたり」と稽古を振り返る。「ちょっとお姉さん的ポジションになることに、最初はすごくふわふわしてたんですけど、稽古を重ねるごとに『しっかりしなきゃ』とか、逆にそういう子たちのフレッシュさを見て、私は今度はどこを広げられるかなとか、今までの私だけじゃないところをどう追求しようかなとか、刺激を受けさせてもらっています」と語った。東京公演は帝国劇場にて2019年4月19日〜5月28日(プレビュー公演 4月15日〜4月18日)。他、名古屋公演、大阪公演、福岡公演、北海道公演と全国ツアーを予定している。
2019年04月19日ミュージカル『レ・ミゼラブル』の初日会見が19日に東京・帝国劇場で行われ、福井晶一、吉原光夫、佐藤隆紀、濱田めぐみ、生田絵梨花、森公美子が登場した。同作はフランスの作家・ヴィクトル・ユゴーの同名小説を原作に、1985年ロンドンで初演。以来、世界中で上演されており、日本では1987年の初演から公演数は3,172回を数える。19世紀初頭のフランスを舞台に、社会情勢や民衆の生活を描いていく。役者出身の演出補に変わり、「旧演出、新演出の間のシンプルなものを提示されている」(吉原)、「それぞれの個性を引き出してくれてる」(福井)と変化を語るキャスト陣。一方、初出演となった佐藤は「このナンバーをもうちょっと楽に歌えるかなと思ってたんですけど、流れで行くと、なんでこんなにきついんだろう、みたいな」と苦笑する。「バルジャンの先輩から『やった人じゃないとわかんないんだよ』って言われて、本当にそうだな。1人の人生をかけぬけて生きていくことのエネルギーは、見ている以上に大きいものだった」と、心境を明かした。福井は「シュガー(佐藤)が33歳でジャン・バルジャンということで、余計な予備知識なく飛び込んできてくれて、逆にハッと気づかされる。どんどん質問してくれるので、惜しみなく共有しながら稽古をすすめていきました」と、新キャストからの刺激を実感。吉原も「前回前々回は、ジャベールと2役やってたので、ディスカションする暇もなかった」と振り返り、「今回3人でいろいろ話し合ったり語ったりする時間がすごくとれた。3人で話したことをまずシュガーがやってみて、こうなるんだって検証したり。シュガーが入ったことで自分のやってることを具現化できた」と、チーム感が増した様子だった。森は、夫役で新キャストの斎藤司について「お笑いの仕事がなくなるんじゃないかってくらい真面目なんですよ。きちきちやるので、『こうですよね』確認してくれて、『斎藤さんなりにやれば』と言うんですけど、本当に真面目!」と語る。「たぶん、レミゼが終わったあと仕事が減るだろうと思うので、ミュージカルの方で仕事を入れてあげてください」と訴えた。また、初日前の気持ちを色に例えたキャスト陣は、「青。すがすがしい気持ちと、青い炎を燃やしたい」(福井)、「朱色。新しい化学反応だし、赤というより、あったかいものもあって見守ろうという感じ」(吉原)、「黄色。やってやるぞという気持ちと、芝居の中での神とのつながってく光につながってくイメージ」(佐藤)、「白金です。カーテンコールのときに白金の光に包まれているような充実感を得て、お客様も共有して、思いがひとつになる」(濱田)、「黄色。コゼットは光を宿す存在だと思うので、輝かしい、光のようなイメージ」(生田)とそれぞれのイメージを表す。最後の森は「トリコロールです。今回(ノートルダム)大聖堂が火災に見舞われて、フランス国民みんなが落胆している。フランスという大きな国が一つになって、再現しようとしている。私たちは自由に向かって前に行くわけですけど、フランスの国旗から力をもらえたかな」と、パリの火災に触れる。「少しでもこの作品をやってる限りは募金したいなと思って。日本も震災のときにいろいろ助けてもらってますから」と涙を見せた。東京公演は帝国劇場にて2019年4月19日〜5月28日(プレビュー公演 4月15日〜4月18日)。他、名古屋公演、大阪公演、福岡公演、北海道公演と全国ツアーを予定している。
2019年04月19日絶景イルミネーション「水仙岬のかがやき2019」が、2019年3月24日(日)から5月26日(日)まで福井の越前岬水仙ランドにて開催される。福井県越前町にある越前岬水仙ランド周辺は、日本水仙の三大群生地として知られ、その面積は日本最大を誇る。「水仙岬のかがやき2019」では、LEDを16,100個設置し、水仙をイメージした電飾の花を咲かせる。LEDの光は30分ごとに「白+ゴールド」から「緑+紫」へと色を変え、幻想的に揺れ動きながら辺り一面を照らし出す。遊歩道を散策しながら、神秘的な光の世界を楽しんでみては。【詳細】水仙岬のかがやき2019期間:2019年3月24日(日)~5月26日(日)場所:福井県越前町「越前岬水仙ランド」住所:福井県丹生郡越前町血ヶ平27-1-2点灯時間:日没後自動点灯(約4時間点灯)※入場無料※観賞時間が夜につき、宿泊を推奨。【問い合わせ先】・越前岬水仙ランド TEL:0778-37-2501・越前町商工観光課 TEL:0778-34-8720
2019年02月21日福井のテーマパーク「芝政ワールド」では、北陸最大級の屋内イルミネーションイベント「ファンタジックイルミネーション」を、2018年10月27日(土)から2019年4月7日(日)まで開催する。2016年の開催から、今回で3回目を迎える「ファンタジックイルミネーション」。2018年は“光とハートのシンフォニー”をテーマに、国内最大級のスケールを誇る会場を5つのカラーエリアに分けて新たな演出に挑戦。森の中に迷い込んだような「グリーンオアシス」や、魚たちが頭上を泳ぐ海のような空間「ブルーオーシャン」、金色の光が煌めく「ゴールドリーフ」など、テーマごとに分かれた鮮やかな色彩とランタンなどのデコレーションで、幻想的な空間を作り上げる。また各エリアには、「恋人の聖地」にも選定された芝政ワールドの象徴“ハート”のオブジェが至る所に出現。大きな樹のようなハートや、可愛らしいイルカたちが作るハートなど、各エリアに合わせたロマンティックなデコレーションが施されている。もちろん写真撮影も可能なので、優しく光るハートを背景に記念の一枚を撮ってみてはいかが。【開催概要】芝政ワールド「ファンタジックイルミネーション」開催期間:2018年10月27日(土)~2019年4月7日(日)※2018年12月1日(土)~12月21日(金)、および2019年1月8日(火)~3月20日(水)は土日祝のみ営業会場:芝政ワールド内 特設会場営業時間:15:00~20:00 ※10月27日~11月30日の平日は19:00まで※12月22日~12月24日は21:00まで料金:おとな800円、こども・シニア600円 ※別途、芝政ワールドの入場料必要 ※パスポート利用可入場料:おとな1,500円/こども・シニア1,000円(おとな:中学生以上、こども:3歳~小学生、シニア:65歳以上)※10月27日~11月30日、3月1日~4月7日の開催日の17:00以降および、12月1日~2月28日の期間は芝政ワールドの入場料が無料■施設情報芝政ワールド所在地:福井県坂井市三国町浜地45-1
2018年10月25日ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』の初日前取材が5日、東京・シアタークリエで行われ、中川晃教、中河内雅貴、伊礼彼方、海宝直人、矢崎広、福井晶一、spi、演出の藤田俊太郎が登場した。同作はフランキー・ヴァリ&ザ・フォー・シーズンズの名曲と物語で、トニー賞最優秀ミュージカル賞やグラミー賞などを受賞し、2014年にはクリント・イーストウッド監督による映画化も好評を博した。2016年に初演を迎え、数々の賞を受賞した日本版が、初演と同じメンバーのチームWHITE(中川、中河内、海宝、福井)、新キャストを加えたチームBLUE(中川、伊礼、矢崎、spi)の2チームで凱旋&全国ツアーを行う。中川は「初演の経験がすごく力になっている」と実感。チームWHITEについては安定感もあり、「初演より良いものにしようという向上心を感じるので、和気藹々としながらも良い意味でピリッとした緊張感がある」と表した。中河内は「研ぎ澄まされた白米のようになっています。白チームだけに」と周囲を笑わせる。伊礼から「何の白米?」とつっこまれると、「『新之助』です。新潟の新しいお米」と、米へのこだわりもある様子。さらに海宝は「初演はとにかく必死に食らいついていたけど、今回は新しい発見がたくさんあった」、福井は「あたたかい、ホームに帰ってきたような気持ち」と、それぞれ自信を見せた。一方、チームBLUEの魅力について話が及ぶと、伊礼が「言ってやれ、言ってやれ」とけしかけ、中川は「一筋縄ではいかない感じがあるんですけど」と苦笑する。中川は「物語の中でこの4人がどういう風に思っていたのかが語られているところと、4人が体当たりで役にぶつかっていくところがリンクした時に、感動につながっていくことを、稽古場で実感しています」と稽古を振り返った。初演から続いて出演する矢崎は、「(再演で)気張りすぎた時もあって、その時に助けてくれたのが伊礼さんとspiさん」と新キャストに感謝する。新たに加わった伊礼は「まさに僕らが今がむしゃらで彼ら(チームWHITE)は高みから見ている。いつかあそこにたどり着いてやろうなんて言ってます。BLUEのカラーもあって、クールでスタイリッシュに仕上がっていると思います」と闘志を燃やし、spiも「とても愛情の溢れる作品で、必死に作品に食らいつく気持ちで稽古させてもらっています」と意気込んだ。演出の藤田は初演時の好評を振り返り「受賞はとても嬉しいことですけど、甘えは全くありません」ときっぱり。「もう一度台本を読み直す、もう一度ハーモニーを追求する、この作品の意義や形作っているものを、チームそれぞれに追求しました」という。チームWHITEについては「まとまりのホワイトは、いつの間にかまとまりを飛び越えて、それぞれが荒くれ者になりました。それぞれの個性が、白米のように粒立って輝いています」と表した。またチームBLUEについて、藤田が「見ていただいてわかる通り、空気感がもう日本人ではないです」と紹介すると、伊礼が「日本もグローバルになってるんだよ!」とツッコミ。藤田は伊礼の勢いにたじたじになりつつ「アッキーさんは、アッキーさんという国から生まれた方だと思います。それくらいアーティストとして突出しています。ここに誇り高き東北出身の矢崎君、この4人が集まった時新たなハーモニーが生まれました」とメンバーを表現し、両チームともに「控えめに見て、世界中の劇場、どこに持って行っても恥ずかしくない作品を作りました」と語った。最後に中川は「ミュージカルは今本当に熱くなってきています。伊礼彼方さんも中河内さんもそうですし、本当に幅広いフィールドからこの作品に集まっています。ミュージカルがなぜ熱いのか、それは劇場に足を運んで体感していただけたらわかっていただけると思います。音楽、芝居、そして何よりもライブ感が熱くさせているのだと思います」と魅力をアピールした。東京公演はシアタークリエにて9月7日〜10月3日。さらに10月8日〜11月11日にかけて、秋田、岩手、愛知、大阪、福岡と全国ツアーを実施、最後に神奈川にて凱旋公演を行う。
2018年09月05日福井発のアイウェアブランド・FACTORY900(ファクトリーキュウヒャク)から、2018年春夏シーズンの新作が登場。デザインから製造まで、ほぼ全ての工程を自分達の手で行うファクトリーブランドのFACTORY900。"THE FUTURES EYEWEAR"をブランドコンセプトとして、世界に類をみない特殊加工技術を駆使して新しいメガネの可能性を模索し続けている。“FEEL”をテーマに9型の新作が登場今季は、“FEEL”(=感じる)をテーマに、ブランドの根幹的な世界観を反映した太さ、野暮ったさ、重厚感を落とし込んだ合計9型を発表。3Dモデリングで立体的に造形されたアイウェアコレクション「FACTORY900(大文字)」より1型、“半世紀タイムスリップして未来のメガネを追求する”という発想からデザインされた未来的かつクラシカルなコレクション「FACTORY900 RETRO(ファクトリーキュウヒャク レトロ)」より8型の新作を展開する。個性的なデザインから、ベーシックに使えるモデルまで、多彩なラインナップが揃う。メタルパーツのブリッジ滑らかな造形の「RF-020」は、大きくえぐったブリッジ部分にメタルパーツを渡らせ、ツーブリッジのデザインに仕上げたモデル。ミニマルな雰囲気と、大胆な素材使いでモードな雰囲気を演出する。インパクト大のレトロなデザイン重厚感のあるフレームに、黒とブルーのまだら模様をあしらったインパクトのあるデザインが魅力の「RF-026」。半世紀前当時を彷彿とさせるような、印象的な佇まいが魅力となっている。コンビフレーム「RF-053」は、厚みのあるコンビフレームであえての“野暮ったさ”を表現した1品。ブリッジ部分のメタルパーツもバランスを保つためしっかりとした作りに仕立てられており、バイカラーのデザインも相まってユニークな存在感を放っている。ティアドロップサングラス「FACTORY900(大文字)」の新作モデル「FA-135」は、奥行きと厚みを残しながらも、正面から見た時の印象はすっきりと仕上げたツーブリッジティアドロップサングラス。8カーブのレンズを搭載した、クラシカルで近未来的なモデルだ。詳細FACTORY900 新作アイウェア価格:■FACTORY900 RETRO・RF-025 43,200円・RF-026 37,800円・RF-053 45,360円・RF-054 43,200円・RF-070 37,800円・RF-071 37,800円・RF-303 32,400円・RF-304 32,400円■FACTORY900・FA-135 37,800円※価格はすべて税込。取り扱い:FACTORY900 TOKYO BASE(東京)、FACTORY900 YOKOHAMA BASE(横浜)、FACTORY900 GIFU BASE(岐阜)、FACTORY900 GUNMA BASE (群馬)、その他取り扱いショップ
2018年04月13日花總まりが主演を務める「ミュージカル『Romale』~ロマを生き抜いた女 カルメン~」が、東京芸術劇場プレイハウスにて上演中だ。【チケット情報はこちら】本作は、オペラとしても有名なメリメの小説「カルメン」をベースに、次々と男性を翻弄し“魔性の女”と呼ばれるカルメンが、ロマ(ジプシー)として当時の社会でどのように生き抜いてきたかを演出・振付の謝珠栄の視点で描く作品。10年前に謝珠栄の演出・振付で上演された『Calli~炎の女カルメン~』をもとに台本・音楽を一新したもので、何もかもが違う白人男性への恋の苦しみや葛藤、そしてロマの女への差別など、カルメンの別の一面が描かれる。カルメンを演じるのは花總まり。カルメンによって人生が変わるドン・ホセを演じるのは松下優也。カルメンに翻弄される、ホセの上司スニーガを伊礼彼方、カルメンの夫ガルシアをKENTARO、イギリス貴族のローレンスを太田基裕が演じる。物語は、カルメンの真実を研究する社会人類学者ジャン(福井晶一)が、カルメンを知っているという老人(団時朗)と出会うことから始まる。「あの女と暮らしたジプシーから聞いた」と話し始める老人。そこで語られるのは、白人の衛兵ホセがロマの女カルメンと出会い始まった宿命の恋だった。カルメンに身も心も溺れ、「私って女はきっとあんたを不幸にする」と告げられながらも共に生きることを選んだホセ。だが、その狂おしいほどの想いはいつしか嫉妬で乱れ、カルメンが関わる別の男たちに手をかけるようになっていく――。カルメンをロマの女として“自分のもの”にしたがる男たちの中で、すべてを飛び越えひとりの女性として恋するホセ。松下の真っ直ぐに伸びる歌声や、わき目もふらず彼女を愛する芝居はホセという男の心情だけでなく、カルメンがこれまで男たちにどう扱われてきたのかをもあぶり出す。そんなホセを嫉妬させる男たちを演じる伊礼やKENTARO、太田は、傲慢さやしたたかさを感じさせながらも、それぞれが違うタイプの男性としての魅力や色気も漂わせる。そしてその中で踊るように自由にふるまう、花總のカルメン。男に取り入る姿や、情熱的なフラメンコダンス、自分を殺せとホセに迫る姿など、いわゆるカルメン像が描かれながらも、この作品ではその一歩奥へと踏み込んだ想いや視点が存在する。花總が演じるカルメンは、定番のカルメン像とリンクさせながらも本作ならではの魅力や美しさが鮮明に表現されていた。舞台となるスペインのテイストが取り込まれた音楽やダンス、華やかな殺陣も注目の公演は、4月8日(日)まで東京芸術劇場プレイハウスにて上演中。その後、4月11日(水)から21日(土)まで大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて上演。取材・文:中川實穂
2018年03月26日ミュージカル『Romale ~ロマを生き抜いた女 カルメン~』の制作発表会見が2月14日、都内で開催された。主役のカルメンは、元宝塚歌劇団トップ娘役の花總まりが扮する。ホセ役は松下優也。ミュージカル「Romale」チケット情報オペラなどでもよく知られる物語だが、今回の舞台では、演出・振付の謝珠栄が新たな視点でカルメンを描くという。謝は「カルメンという女性の印象が強い物語ですが、私はホセとカルメンの愛の絆についてもっと知りたかった。またメリメの原作も“白人の男性から見たカルメン像”であって、女性の私から見るとカルメンはもっと違う女だったのではという疑問を抱きました。そのことがこの作品を作り出すきっかけ。情熱的で男を魅了する恋多き女の代名詞のように言われているカルメンですが、その光の部分ではなく影の部分、そして(虐げられながらも誇り高く生きる)ロマ族として生きた女・カルメンに焦点を当てたい」と創作意図を熱く語る。そのカルメンに扮する花總は1999年、宝塚時代に同じく謝が演出した『激情-ホセとカルメン-』でカルメンを演じ、好評を得ている。脚本・音楽は違えど同じ役に再び挑むことになるが「カルメンを知り尽くした謝先生と一緒に、もっと深く深く、カルメンという女性を作っていきたい」と意気込みを。またカルメンについては「すべてが魅力。その魅力をたくさん皆さまにお見せできるような作品にできれば。いい意味で皆様の期待を裏切りたいですし、期待通りのところにもいきたい」と話した。ホセ役にはNHK朝の連続テレビ小説『べっぴんさん』栄輔役でも話題になった松下が抜擢された。この日は会見冒頭で劇中歌を花總とデュエットで披露、まずは「歌い終わってほっとしています」と心境を語る。そして「今回、このように素晴らしい役を演じさせていただくこと、すごく嬉しく思っています。このメンバーの中では一番若いので、自分で言うのは変ですが“若いパワー”で頑張っていきたい」と話した。さらに「役者人生初、ヒゲをはやしました。今回はドスケベな役。自分も少し前だったらホセのポジションだったんですが、こうやってヒーローからヒールにシフトチェンジしていくんですね」と語った伊礼彼方、「僕は根っからの悪役でヒーローをやったことがない」と迫力のメイク姿でボヤいたKENTAROらが場を盛り上げ、カンパニーの和気藹々とした空気感も伝わってくる会見だった。ほか、太田基裕、福井晶一、団時朗らが出演する。公演は3月23日(金)から4月8日(日)まで東京芸術劇場 プレイハウス、4月11日(水)から21日(土)まで梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて上演。チケットは発売中。
2018年02月15日ミュージカル界のスター達が名ナンバーを歌い、昨年好評を博した「THE BEST OF MUSICAL CONCERT」の第2弾が行われる。今回新たに参加するのは、樋口麻美。劇団四季を退団して以来の本格的な舞台だ。THE BEST OF MUSICAL CONCERT 2017 チケット情報「この数年、李涛さんや木村花代さんのライブに出演する以外、舞台に携わることなくのんびり過ごしていました」と言う樋口。「演劇人としてまだまだ登るべきところがあったと思いますが、私自身はひとつの時代が終わった感覚があり、引退したつもりでした。主体性がないので(笑)置かれた場所で咲けたらと思っていたところ、今回、有難いお誘いをいただいたんです」待望久しい登場にふさわしく、コンサートには樋口自身「思い入れが強い」と語る四季時代の代表作がずらり。『ライオンキング』の「シャドウランド」、『マンマ・ミーア!』の「手をすり抜けて」「ダンシング・クイーン」、『夢から醒めた夢』の「二人の世界」、『ウィキッド』の「自由を求めて」……。さらに『アイーダ』や『コーラスライン』の名曲も予定している。「声にも歴史があり、最初はソプラノ系だったのが『ライオンキング』辺りから地声に挑戦し、『壁抜け男』ではファルセットを、『ウィキッド』では高いFまで出すなど、その都度歌い方を開拓していったものを、ひとつの舞台で調整するのは挑戦ですね。今の私の声を楽しんでいただけるのか、不安もあります」同じ劇団出身の頼もしい共演者たちの存在も、大きな支えだ。「鈴木壮麻さんは私が観客として『美女と野獣』などの舞台を拝見していた“天上人”のような方。同じ板の上に立たせていただくなんて光栄でしかないです。今回もリハーサルで鈴木さんの『オペラ座の怪人』を聴くだけで『やったー!』と幸せで(笑)。福井晶一さんとは『アイーダ』のアイーダとラダメスをペアで演じた間柄。私の長所も短所も、音のピッチ感も、全部わかってアジャストしてくれます。(木村)花代は同期で、唯一無二の親友。ふたりで『夢から醒めた夢』のピコとマコを演じた、『阿吽』の『阿』の字すら要らない相手なんです。彼女のライブでデュエットした時も自分の体の一部がみつかったような感覚でしたね。やはり皆さん、方法論が同じところで育っているだけに、歌詞の立て方、音の伸ばし方や切り方、リズムの取り方などが自然に合う。楽しいし、心強いです」久々の大舞台で、樋口がどのような表現者の顔を見せるのか、気になるところ。「歌を通してミュージカルの素晴らしい世界が広がり、お客様に届けばいいなと。そこに私が少しでも力添えでき、応援してくださる皆様に恩返しできたらと願っています」「THE BEST OF MUSICAL CONCERT 2017」は12月20日(水)・21日(木)、新国立劇場 中劇場にて。チケット発売中。取材・文:高橋彩子
2017年12月12日福井県の特産品と観光情報をPRするイベント「ドーンと福井in神楽坂 越前・若狭まつり」が11月18日(土)、19日(日)に、東京都新宿区神楽坂通り(メイン会場:赤城神社境内)にて開催されます。福井県および若狭湾観光連盟が開催し、今回で10周年となるこのイベント。今年は、初めてキッチンカーによる「いちほまれ」の炊き出し・試食コーナーが登場します。「いちほまれ」は「コシヒカリ発祥の地」として知られる福井が持てる技術の粋を尽くし、約6年の歳月を掛けて開発した新ブランド米。絹のような白さと艶、口に広がる優しい甘さ、粒感と粘りの調和が特徴でコシヒカリの後継米として、福井県農業試験場で開発されました。会場では越前がにや鯖のへしこ、焼き鯖寿司、若狭ぐじ、小鯛の笹漬けなど日本海で獲れる魚介類を使った逸品や、福井特産の「紅さし梅」を使った、福井県若狭「エコファームみかた」の梅酒「BENICHU」、人気の若狭塗箸など福井県が誇る品々の試食・販売も展開。そのほかにも神楽坂周辺の9店では福井県の食材をふんだんに使った特別メニューをワンコインで食べられる「越前・若狭ランチ」を数量限定で提供されます。来年の幕末明治福井150年博プレ展として、幕末から明治にかけて新しい時代を切り拓いた福井県ゆかりの先人の功績等も紹介するコーナーや19日の午後には時代衣装を身に着けた総勢24人が神楽坂通りを練り歩く「小浜藩酒井大老登城行列」といったイベントも。そのほかにも、福井恐竜博物館からやってくるトリケラトプスの頭蓋が見られたり、空中散歩が楽しめる360度VR映像子どもたちが楽しめたりと、親子で楽しめる盛りだくさんの内容です。週末は神楽坂で、越前・若狭の魅力を堪能してみては?1.日時:平成29年11月18日(土)・19日(日) 午前11時~午後5時(雨天決行)2.場所:東京都新宿区神楽坂通り(メイン会場:赤城神社境内)3.内容・キッチンカーによる「いちほまれ」試食会・越前・若狭の特産品 試食・販売会・幕末明治福井150年博プレ展・「小浜藩酒井大老登城行列」の神楽坂行進(19日)・ふくい空中散歩360°VR映像コーナー・世界の標準時計「水月湖年稿」の紹介・大型恐竜トリケラトプスの頭骨化石の展示・若狭路浪漫教室(“鯖のへしこ料理教室")(18日、19日両日 13:00~、15:30~各回15名 参加費500円)
2017年11月10日ミュージカル『レ・ミゼラブル』の日本初演30周年記念日 スペシャル・カーテンコールが17日、帝国劇場で行われ、鹿賀丈史、岩崎宏美、島田歌穂、鳳蘭、今井清隆、別所哲也、福井晶一、ヤン・ジュンモ、吉原光夫が取材に応じた。同作はフランスの作家・ヴィクトル・ユゴーの同名小説を原作に、1985年ロンドンで初演。以来、世界中で上演されており、日本では1987年6月17日に初演を迎えた。19世紀初頭のフランスを舞台に、社会情勢や民衆の生活を描いていく。30周年を記念し、1週間のスペシャル・カーテンコールを行っていた同作。30周年当日となる17日は、歴代キャストに加え、作・脚本のアラン・ブーブリル、作・音楽のクロード=ミッシェル・シェーンベルクらが登場し、祝福のメッセージを贈った。また、シェーンベルクが自らピアノを弾き、福井&ヤン&吉原の現役バルジャン、鹿賀&別所&今井のOBバルジャンが歌った「彼を帰して 30周年バージョン」には多くの観客が涙していた。鹿賀、島田、岩崎、鳳の4人は初演時にステージに立っていたメンバーだが、鹿賀は30年前の今日について「もちろん覚えています」と力強い一言。「一生懸命稽古したせいですが、そんな緊張することもなく、結構伸び伸びやった気がしますけど、今日の方が緊張しました」と笑顔を見せた。別所も久しぶりの『レミゼ』曲に「蘇るものがたくさんあった」としみじみ。「スペシャルな編曲で、このために作られたものだったのでとても僕にとって思い出に残りました」と語る。今井は「キーが転調して、いつもより高い声を出さなきゃいけなくて、慌てて練習して」と、現役後に起こっていた変化を明かし、周囲を笑わせた。また、初演時は宝塚歌劇団退団直後だったという鳳は、コゼットをいじめるマダム・テナルディエ役に「毎日ファンの人が減っていくので、子供をいじめる役はダメだなと思いました」と苦笑した。現役で『レ・ミゼラブル』のステージに立つ後輩たちの姿に、鹿賀は「アドバイスなんかとんでもないです。素晴らしいですよ。僕らも一生懸命やってましたけど、力強くて、あったかくて、熱がね、すごい熱いものがあるので」と絶賛。「楽屋にいたんですけど、一緒に歌わせてもらったんです」と裏側の様子を明かした。鹿賀は改めて「今日、若い連中の演技や歌っている姿を見て、逆に力をいただいた気がします」と語り、「非常に幸せな30周年です」と喜びを表した。
2017年06月17日ミュージカル『レ・ミゼラブル』が、プレビュー公演を経て5月25日、初日の幕を開けた。日本でもコンスタントに上演され続けている人気作だが、今回は1987年の日本初演から数えて30年目の節目の公演で、いつも以上に注目が集まっている。同日、初日キャストである福井晶一、吉原光夫、知念里奈、昆夏美、生田絵梨花、森公美子が取材に応じた。チケット情報はこちらヴィクトル・ユゴーの同名小説を原作に、19世紀初頭のフランスの動乱期に生きる人々の姿を描く群像劇。パンを盗んだことから19年投獄されたのち、名を変え新しい人生をまっとうに生きていこうとする主人公ジャン・バルジャンを演じる福井は「日本初演30周年。日本の皆さまにこれだけ愛され続けてきた作品に出演出来て嬉しく思います。先輩方が築き上げ、繋いできたバトンをしっかり守っていきたい」と意気込みを。バルジャンを追う刑事ジャベール役の吉原も「感慨深い。30年、たくさんのキャストやお客さまが携わり作り上げてきたものに負けないよう、でも意識しすぎないよう冷静に演じたい」と話した。30年のあいだ、多くの新しいキャストが加わり、卒業を繰り返していった作品。今回も、1987年の日本初演でバルジャンの養女・コゼットを演じた鈴木ほのかが、コゼットをいじめる宿屋のおかみマダム・テナルディエとして初参加するなど話題も多い。初日メンバーの中ではコゼット役の生田がニュー・キャストだが「先輩方が築き上げてくださったものをしっかり受け継ぎながら、新しい空気感を出していけるように頑張っていきたい」と初々しく挨拶した。乃木坂46のメンバーとして活躍する生田だが、1月に『ロミオ&ジュリエット』で本格的にミュージカルデビューを果たし、今回が歴史ある帝国劇場への初出演。ファンテーヌ役の知念が「いくちゃんはどんどん進化している。私もかつてコゼットを演じていたので、ファンテーヌ役もいつかやってくれたら嬉しい」、エポニーヌ役の昆が「自分の大好きな人が生田さん演じるコゼットに思いを寄せているという物語なのですが、生田さんを見ていると、これだけ美しく歌声も素敵なので、完敗だなと…」と話すなど、共演者からも高い評価を得ているよう。またマダム・テナルディエ役の森も「生田さんは本当にまっすぐで、声も素直に出る。何も言うことがない。最初はキスシーンなどにぎこちなさがあったけれど、今はもう“大女優”! ファンの方たちが相手役に嫉妬するんじゃないかと思うほど。素晴らしい」と絶賛、さらに「イギリス人のスタッフの方が、わざわざ生田さんを呼び出して「綺麗」って言ったのよ」とも明かした。最後に改めて福井が「ひとりひとりが作品と向き合い、いい仕上がりになっている。たくさんの方にこの作品の感動を届けたい」と話し、キャストは初日の舞台へと向かった。30年愛され続ける名作を、節目の年にぜひ。なお、メインキャストはすべてトリプルキャストで、日によって出演者は異なる。東京公演は7月17日(月・祝)まで同所にて。その後8月に福岡、9月に大阪、9~10月に愛知でも上演される。
2017年05月25日アイドルグループ・乃木坂46の生田絵梨花が25日、東京・帝国劇場で行われたミュージカル『レ・ミゼラブル』初日囲み取材に、福井晶一、吉原光夫、知念里奈、昆夏美、森公美子とともに登場した。同作はフランスの作家・ヴィクトル・ユゴーの同名小説を原作に、1985年ロンドンで初演。以来、世界中で上演されており、日本では1987年の初演から公演数は3,006回を数える。19世紀初頭のフランスを舞台に、社会情勢や民衆の生活を描いていく。同作には初出演となる生田だが、「最初はプレッシャーだったり緊張感もありました」と振り返る。稽古の中で「背景をすごく考えるようになった」と自分でも成長を実感している様子。「最初は歌い上げようとしちゃうところが多かったんですけど、どうやって感情をのせていくか、たくさん演出を受けて」と感謝を表した。森も「本当に真っ直ぐで、素直にパーンと声が出てるんですよ」と生田を絶賛。父親役や恋人役との場面についても「最初はぎこちなくて、普段女子だけでやってるからかなと思ってたけど、今はもう大女優ですよ」と成長に太鼓判を押した。生田演じるコゼットの恋敵役となる昆も「こんだけ美しくて、とても歌声も素敵で、完全に完敗だなというのをひしひしと感じる」と頷くと、森は「イギリス人のスタッフが、呼び出して『綺麗』って言った」と明かし、「他の子は嫉妬したんじゃないか」と心配していた。また生田は「円陣に入りそびれた時に、(吉原)光夫さんが小さい円陣を4人位で組んでくださって」とエピソードを披露。「『自分のことだけじゃなくて、周りの人に集中して』ということをおっしゃっていたのでこれからも心がけていきたい」と意気込んだ。さらにアイドルと女優、どちらが楽しいか質問されると、生田は「両方楽しいです!」と苦笑。「両方違った楽しさがあるので」と主張した。東京公演は帝国劇場にて2017年5月25日~7月17日、福岡公演は博多座にて8月1日~26日、大阪公演はフェスティバルホールにて9月2日~15日、名古屋公演は中日劇場にて9月25日~10月16日を予定している。
2017年05月25日ミュージカル『レ・ミゼラブル』初日囲み取材が25日、東京・帝国劇場で行われ、福井晶一、吉原光夫、知念里奈、昆夏美、生田絵梨花(乃木坂46)、森公美子が登場した。同作はフランスの作家・ヴィクトル・ユゴーの同名小説を原作に、1985年ロンドンで初演。以来、世界中で上演されており、日本では1987年の初演から公演数は3,006回を数える。19世紀初頭のフランスを舞台に、社会情勢や民衆の生活を描いていく。森が生田とLINE友達ということを明かすと、吉原が「LINE交換してるんだ……」と羨ましそうな様子に。森が「LINEグループがあるんですよ」と説明すると、吉原は改めて「地方公演に行くまでに生田さんとLINEを交換したい」と意気込みを語った。吉原が「ジャベール(役)をやってるんで、招待されてないんですよ」とぼやくと、森は「ごめん忘れてた」と大爆笑。さらに知念も「私も入ってない……」、福井も「僕も入ってないんです」と、次々と“グループ漏れ”が発覚し、生田が「まだできたばかりなので、募集中です」と弁解する展開になった。また、今回が日本初演から30周年の記念公演となるが、それぞれの発見を聞かれると、ファンテーヌ役の知念は「ジャン・バルジャンに、娘をこんなに美しくこんなに聡明に育ててくれてありがとうと思いました。新たな発見だったかなと思います」としみじみ。生田は「今までのイメージのコゼットはおとなしかったけど、今回はそうじゃない」と明かし、「現代の女の子にも通じるような心を持ってやれたら」と語った。福井は「特に二幕からのバルジャンの心の持ちかたで発見があった」と稽古を振り返り、「相手を優先していく心持ちを前よりも理解できるようになった」という。吉原は毎回の演出の変化に「いい意味で、現代にそったような人格や性質を持っていくんではないのかな」と作品について考えを述べた。マダム・テナルディエ役の森は「どちらが頭がいいか、毎回テナルディエとの関係が変わっていくんですね。今回はテナルディエ」と演出について説明。「私はついていく方で、手数が増えたので、覚えるだけでなかなか大変」と苦笑し、「次の『レミゼ』には私がいるかいないか、またオーディションを受けて頑張りたいとは思います」と心境を吐露した。最後に、昆は演出家から言われた「音楽の力に、もっと寄り添ってほしい」という言葉をあげ、「感情を伝えつつも、音楽の力に少し寄り添えたらなというのが発見であり、目標です」と公演へ意気込んだ。東京公演は帝国劇場にて2017年5月25日~7月17日、福岡公演は博多座にて8月1日~26日、大阪公演はフェスティバルホールにて9月2日~15日、名古屋公演は中日劇場にて9月25日~10月16日を予定している。
2017年05月25日1987年の日本初演以来、30周年を迎えるミュージカル『レ・ミゼラブル』。2013年には演出を一新した“新演出版”が上演され、2015年には上演回数3000回を達成と、上演されるたびに話題を呼ぶ人気作だ。2013年からジャン・バルジャン役で出演する福井晶一に、本作にかける思いや意気込みを聞いた。ミュージカル「レ・ミゼラブル」チケット情報ヴィクトル・ユゴーの同名小説を原作に、19世紀初頭のフランス動乱期の社会情勢や、民衆の生活を描いた物語。日本初演から30年、変わらず愛され続ける作品の魅力について尋ねると、「一番は音楽。特別なことをしなくても、そのときどきのキャラクターの感情を音楽が表現してくれます。それにオーケストラが素晴らしい。ミュージカルの中でもこれだけ豪華な編成でやることはなかなかないですよね。僕たちもオーバーチュア演奏が始まるだけでテンションが上がります」と語る。さらにもうひとつの魅力は“普遍的なテーマ”だ。「観終わって劇場を後にしたとき、明日から強く生きていこうって思えたり、希望や光を感じられる作品だと思います。どの人物に感情移入するかは観る人によって異なると思いますが、時代や世代を越えて感情移入できる。僕は20歳の頃に初めて観ましたが、40歳を過ぎた今でもまた違う見方ができるんです。そこが愛され続ける理由のひとつかなと思います」。バルジャン役はトリプルキャストで、2015年と同じ顔ぶれ。吉原光夫、ヤン・ジュンモと共に日替わりで演じる。「3人それぞれに個性があるので敢えて意識することはありません。お芝居に関しては、自分で劇団や演出もやっている光夫から、また神に対しての思いをクリスチャンであるジュンモから学ぶことがありました。そんな中自分の強みかなと思うのは、劇団四季の頃から大切にしてきた、しっかりと言葉を伝えることです。素晴らしい歌詞をしっかりとお客さまに伝えていく、僕はその使命を担っているなと感じます」。上演されるたびに進化する演出もさることながら、新キャストが加わるのも楽しみなところ。「新しいキャストが起爆剤になって新たな発見が出てきますし、キャストが変わると芝居も変わるんですよね。新しいメンバーがどんなお芝居をしてくるのか、どう歌うのか、僕もその化学反応がとても楽しみです。役はダブル、トリプルで演じられるので、いろんな組み合わせの妙を楽しんでいただけたら嬉しいですね」。公演は、5月25日(木)から7月17日(月・祝)まで東京・帝国劇場、8月1日(火)から26日(土)まで福岡・博多座、9月2日(土)から15日(金)まで大阪・フェスティバルホール、9月25日(月)から10月16日(月)まで愛知・中日劇場にて上演。チケットの一般発売は、大阪公演は6月3日(土)10:00より、福岡・愛知公演は6月10日(土)10:00より開始。取材・文:黒石悦子
2017年05月22日「カツ丼といえばソースカツ丼やのぉ」が福井県のそれまでの日常。ある日、友人の「なんで醤油カツ丼作らないの?」というひと言に触発された大野市の老舗「野村醤油」の野村社長。専用タレの開発に着手し、’10年にあっさり味の「醤油カツ丼」別名“SK”が誕生、野村さんほか野菜ソムリエなどの“醤油カツ丼好き”が集まり「世界醤油カツ丼機構」を結成。SNSなどで情報が広がり、今では大野市をはじめ約50店舗のメニューに加わった。 醤油カツ丼の“掟”は、1.県内産醤油を使った醤油カツ丼のタレを使う。2.カツを盛る。3.野菜を盛る。「各店、野菜の種類や調理法を工夫して、独創性あふれる醤油カツ丼が生まれたんやざ〜」と、野村さん。新メイブツ・醤油カツ丼を食べてみたいけど……あの、ソースカツ丼も“SK”じゃないの? 福井県民が40年近く愛し、県外に移住した人にとっては望郷の思いが詰まった「さわやかメロン」。かき氷のシロップのような甘い香りで、子どもでも飲みやすい微発泡の甘いメロン味のサイダー。福井出身者いわく「のど越しすっきりで、懐かしい味やざ〜」。時代とともに瓶からペットボトルに変わったが、昔を懐かしむ声に応え、瓶入りが復活。地元で「さわやか」と言えば、この定番人気のメロン味を指すのだそう。こちらはさしずめ、“SM”ですか?
2017年04月24日1987年の帝劇日本初演以来、30周年となる『レ・ミゼラブル』の制作発表記者会見が帝国劇場で行われた。オーディエンス800人と記者たちが見守る中、まず橋本じゅんと鈴木ほのか、アンサンブル48名が「宿屋の主人の歌」で場を盛り上げる。その後、男性アンサンブル&女性アンサンブル、子役キャストをひとりひとり役名とともに紹介。そしてプリンシパルが登場し、意気込みを語った。ミュージカル『レ・ミゼラブル』チケット情報特別ゲストとして登場したのは、1987年日本初演のオリジナルキャスト、エポニーヌ役の島田歌穂。「帝劇のこの舞台に立たせていただくと、初演初日の幸せな緊張感とカーテンコールの大感動が一気に蘇ってきて感無量です。レミゼとの出会いは生涯の宝物。40周年、50周年に向かって、どこまでも大きな感動の輪を広げ続けてください」(島田)。6月11日(日)~17日(土)は日本30周年スペシャルウィークとして、特別カーテンコールがあり、歴代のキャストや海外ゲストが登場するという嬉しい発表も!キャストの質疑応答では、作品の魅力について問われると、「まず音楽。スコアが深く、台本を読み、映画を読んでいるような気持ちに。原作数巻を3時間に濃縮している、その濃厚さを食らう感じはクセになるのでは?」(吉原光夫)。「一気に作品世界に誘う音楽。またユゴーのメッセージ、蔑まれた弱き者たちに焦点を当てた点はいつの時代も共感できると思います。登場人物誰かしらに感情移入できますし、キャストが変わればまた新たな発見がある」(福井晶一)。「ドラマと音楽。中でも、最後、バルジャンが天に召されるシーンの『誰かを愛することは神様のおそばにいることだ』という台詞には、全ての登場人物の魅力が込められていると思います」(ヤン・ジュンモ)。「主役は民衆で、実はアンサンブルの皆さんが主役。「民衆の歌」を力強く歌ってくださることで、私たちは生きることの素晴らしさを感じられます。生きるというテーマ、そして愛なくして生きることは成立しないと教えてくれます」(森公美子)。またコゼットとして初出演となる生田絵梨花は、稽古の感想を聞かれ、「すごい迫力で、鳥肌が立つぐらいの素晴らしい歌声が集まっています。私もそこにしっかり乗っていけるように頑張ります」と語った。歌唱披露では、まずは新キャストがレ・ミゼラブルの数々の名曲をパフォーマス。皆、役にハマる美声で、堂々とした歌いっぷり。最後には全員で「ワン・デイ・モア」。30周年にふさわしい。ダイナミックな多重唱に引き込まれ、心が躍った。ああ、幸せなレミゼの季節がもうすぐやってくる!『レ・ミゼラブル』は2017年5月25日(木)から7月17日(月・祝)まで、東京・帝国劇場にて。プレビュー公演5月21日(日)から24日(水)まで、日本初演30周年スペシャルウィーク6月11日(日)から17日(土)まで。全国ツアー公演あり。取材・文/三浦真紀
2017年03月06日福井「芝政ワールド」では、北陸最大級の屋内イルミネーションイベント「ファンタジックイルミネーション」を、2016年11月19日(土)より開催する。「ファンタジックイルミネーション」は、日本海側最大級のテーマパーク「芝政ワールド」として初開催となるイルミネーションイベントだ。メイン会場「光の国のアリス」では、やさしく光る巨大ランタンがつくり出す幻想的な空間の中で、まるで自分のからだが小さくなっておとぎ話の中に迷い込んでしまったかのようなファンタジックな空間が体験出来る。ほかにも、美しい光が連なる約60メートルのトンネル「ファンタジーロード~光のトンネル~」や、物語のワンシーンがやわらかい光の中で穏やかに浮かびあがる「ファンタジーシャドウ~影絵の小径~」など、様々なテーマのイルミネーションが用意されている。【開催概要】芝政ワールド ファンタジックイルミネーション開催期間:2016年11月19日(土)~2017年3月31日(金)※12月1日~12月22日および1月10日~2月28日は土日祝日のみ営業営業時間:15:00~20:00※12月23日~12月31日は21:00まで。※終了時間の30分前に入場受付終了。料金:おとな 800円/こども・シニア 600円※パスポートに含まる。芝政ワールド入場料:おとな 1,500円/こども・シニア 1,000円(おとな…中学生以上/こども3歳~小学生/シニア…65歳以上)※11月19日~11月30日、3月1日~3月31日の15時以降の入場および、12月1日~2月28日の期間は、芝政ワールド入場料は無料。※上記以外は、芝政ワールドの入場料が別途必要となる。会場:芝政ワールド内 特設会場【施設情報】芝政ワールド所在地:福井県坂井市三国町浜地45-1アクセス:・北陸自動車道「金津IC」より車で約15分・JR北陸本線「芦原温泉駅」より車で約20分
2016年11月11日元フジテレビアナウンサーの福井謙二が、きょう20日(19:00~20:54)に放送される日本テレビ系バラエティ番組『真実解明バラエティー! トリックハンター』(レギュラーは毎週水曜19:00~19:56)の2時間スペシャルで、同局の番組に初出演する。今回は、ひらめきと直感で答えるクイズ企画をスペシャル版に拡大して放送。福井は、田中みな実、ハリセンボン・近藤春菜、ピース・又吉直樹と共に「人気キャスターチーム」として出演し、長谷川博己、石原さとみ、竹野内豊らの「映画『シン・ゴジラ』チーム」、「トリックハンターチーム」と三つどもえで対決する。福井は、3枚の写真から富士山以外を選んだら負けとなるクイズで自信満々に回答。意気揚々と「私は局アナ時代に、富士登山マラソンで実況をやっていたから絶対に分かる」と口にするが…。一方で、名曲のカバーを歌っているアーティストを当てるクイズ「誰ミファドン」では、正解を連発。"誰ミファキング"の称号を獲得するなど、活躍を見せる。ほかにも、石原や竹野内といったクールな印象の強い俳優陣が、興奮のあまり思わず飛び上がって反応してしまうような問題も出題。長谷川がケンドーコバヤシと息の合ったやりとりを見せる一幕もあり、クイズに加え、普段あまり見られないゲストたちのはしゃぐ姿も見どころとなっている。
2016年07月20日福井発アイウェアブランド「FACTORY900(ファクトリーキュウヒャク)」は、FACTORY900 スプリング コレクション 2016として、新作9モデルを発表。旗艦店「FACTORY900 TOKYO BASE」および国内販売店にて、2016年4月より順次展開予定だ。5モデルが新たに仲間に加わる「RETRO FUTURE BY 900」ラインの新作は、より‟機能的”なヴィンテージスタイルがテーマ。今のメガネに求められるかけ心地を追求し、より大胆なカットによるフロント部分の軽量化と調整しやすさを考えたテンプル、そして、FACTORY900独自のバネ丁番を用いたかけ心地で、ヴィンテージスタイルを表現する。どのモデルも眼鏡としてもサングラスとしても使用でき、今期はRETRO FUTUREの重量感あるデザイン性を保ちながら軽量化を実現。かけ心地を追求した機能性とファッション性を兼ね備える。一方、アセテート素材の新しい可能性を模索する「factory900」のコレクションラインからは、4つの新作がラインナップ。折り紙をテーマとした「fa-1090」番台より優しいウェリントン型とフォックス型の2型が、また「顔の上にメガネの落書き」をテーマとした「fa-1120」番台より2型が登場する。【アイテム詳細】FACTORY900 スプリング コレクション 2016展開時期:2016年4月より順次展開予定■RETRO FUTURE BY 900・RF-011 全4色 各50,000円+税・RF-012 全5色 各35,000円+税・RF-013 全5色 各37,000円+税・RF-014 全5色 各35,000円+税・RF-015 全6色 各35,000円+税■factory900・fa-1092 全5色 各33,000円+税・fa-1094 全5色 各33,000円+税・fa-1125 全5色 各33,000円+税・fa-1126 全5色 各33,000円+税取り扱い店舗:FACTORY900 TOKYO BASE、FACTORY900 GIFU BASE、FACTORY900 GUNMA BASEほか
2016年04月17日今夏、日本初演を迎えるミュージカル『ジャージー・ボーイズ』の記者会見が2月15日、都内にて開催された。アメリカのポップ・グループ、ザ・フォー・シーズンズの栄光とその裏の影を描いた作品。会見ではグループのメインボーカルであるフランキー・ヴァリ役を演じる中川晃教をはじめ、メインキャスト7名が顔を揃え、意気込みを語った。ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』チケット情報2005年にブロードウェイで初演され、2014年にはクリント・イーストウッド監督が映画化もしている人気ミュージカル。ザ・フォー・シーズンズという実在するグループの光と影を、『君の瞳に恋してる』『シェリー』といった、彼ら自身のヒットナンバーで綴っていく。4人グループであるザ・フォー・シーズンズのメンバーは、中川以外はWキャストであり、〈チームRED〉は中川晃教、藤岡正明、矢崎 広、吉原光夫、〈チームWHITE〉は中川晃教、中河内雅貴、海宝直人、福井晶一という顔ぶれ。いまの日本ミュージカル界を牽引する実力者が揃い、演出の藤田俊太郎とともに、日本版の『ジャージー・ボーイズ』を作る。中でも、中川の演じるフランキー・ヴァリは“天使の歌声”と称され、演じるにあたってもハイトーン・ボイスと独特の歌唱が必要とされる難役。中川は実際のザ・フォー・シーズンズのメンバーであるボブ・ゴーディオにデモ音源を送り、演じることが許されたという。「トワングという独特の発声法があるのですが、それを使った、かなり具体的なテクニックを用いなければ歌えないナンバーを歌うことが望まれている。自分が持っている声とはまた違う声……第3の声とでも言うような新しい声を、自分自身も発見している最中です」と中川。さらに、「何より、ボーカルグループの物語です。この物語が感動の渦の中にいけるように、みんなで力をあわせて良い作品にできるように頑張りたい」と意気込みを語った。公演は7月1日(金)から31日(日)まで、東京・シアタークリエにて上演。チケットは4月30日(土)に一般発売を開始する。
2016年02月19日人気シリーズの完結編となる舞台『私のホストちゃん THE FINAL ~激突!名古屋栄編~』が1月29日より東京・天王洲 銀河劇場で開幕。初日には座長を務める廣瀬智紀、福井晶一、小川菜摘らによる初日挨拶と公開ゲネプロが行われた。【チケット情報はこちら】『私のホストちゃん』は、人気モバイルゲームからドラマ化を経て2013年に舞台化。ホストのきらびやかで厳しい世界をコメディ・タッチで描き、歌やダンスだけでなく、その場のアドリブでお客さんを実際に口説く“口説きタイム”などを導入し、臨場感溢れる演出で人気を博しているライブ・エンターテインメント。今回ホストに名を連ねるのは、なんと史上最多の20人。“不動の人気No.1”夕妃役を務める廣瀬は2011年のドラマ版より出演。「5年間携わることができて、今こうしてファイナルの舞台に立てていることをとても嬉しく思います。舞台の1作目では山本裕典くんが座長を務め、しかもランキングに参加してくれたことによって、僕たちはすごく勇気をいただきました。2作目では松岡充さんが絶対的な兄貴で、僕たちを引っ張って行ってくれて。その2作が、『ホストちゃん』という舞台の枠組みを作ってくれたと思います」とこれまでを振り返った。同シリーズの目玉ともいえる、観客からの投票結果によってフィナーレの主役が決まる「ランキングシステム」。廣瀬は出演当初、このシステムに不安を抱いていたそうだが、「幕が開いてみれば、ワクワク、ドキドキを共有できる新しいエンタテインメントをお客様と一緒に生み出しているような気持ちになって。僕らも楽しく演じることができました」と語った。今作がシリーズ初出演となる福井晶一と小川菜摘。それぞれ、「ここは歌わなくても良いんじゃないかという所でも歌で登場するので、思いっきり歌わせてもらってます」(福井)。「彼らの、毎日行われるランキング1位をかけての争いは、楽しみでもあり、涙する日もあるんだろうな、と私もワクワクドキドキしています」(小川)と見所を語った。また「稽古では小川さんにいつも美味しい差し入れをしていただいて・・・ねえみんな?」と福井が出演者に問いかけると、全員が大きく「はい!」と返事。これを受けて小川は「とにかく彼らは食べ盛りの年齢なんで、お腹だけはすかさないように稽古のときから気にしていて。お腹が空くと争いごととかも起きますし(笑)。母のような存在でありたいなと思っています」と話した。廣瀬は「この舞台は本作でファイナルを迎えますが、これまで携わってきたスタッフの想いも背負って、舞台に立とうと思います」と意気込みを語った。舞台『私のホストちゃんTHE FINAL~激突!名古屋栄編~』は東京・天王洲銀河劇場で2月14日(日)まで上演。その後、福岡、大阪、愛知を周る。チケットは発売中。
2016年02月02日福井県のアンテナショップ「ふくい南青山291」(東京都・南青山)は23日と24日に、福井の冬のスイーツ「冬水ようかん」を作る5店舗の食べ比べイベントを店舗内で開催する。○福井県の冬スイーツが集結イベント期間中は、さまざまな味・特徴がある各店の「冬水ようかん」を試食・購入することができる。開催時間は10時から17時まで。参加料は無料。参加店舗は以下の通りで、各日数量限定となる。また、観光PRブースを設置して、食品の振る舞いや物販も行う。「えがわ」は創業76年。バランスのとれた冬水ようかんのスタンダードと言われているという。「久保田製菓」は、昭和から続く甘納豆専門店。小豆を知り尽くした甘納豆屋の職人が作る冬水ようかんを提供。「丸岡家」は、福井市中心部、呉服町の老舗の和菓子店。沖縄波照間産の黒糖を使用。しっかりした口当たりが特徴とのこと。いずれも試食と販売を行う。「餅の田中屋」は、福井市勝見にある創業150年の老舗。「藤雲堂」は、福井市内の明治10年に創業した老舗和菓子店。コクを出しながらも優しい味に仕上げた冬水ようかんが特徴だという。両店舗は、同イベント初登場で、試食のみを行う。そのほか同店では、23日、24日と31日に「若狭・美浜うまいもんマルシェ」を開催。特産の「へしこ&梅茶漬け」の試食や、地酒の販売などを行う。また、東京都・銀座にある同県2店目のアンテナショップ「食の國福井館」では、23日と24日に「ふくいの恵み」PRイベントを開催。福井市の伝統的大豆保存食「打ち豆」の試食販売を行う。
2016年01月06日県民性に詳しい矢野新一さんが、手みやげと県民の関係を分析する密かな人気企画、47都道府県別ネタがまた登場!どれもおいしさ満点なので、ぜひ注文してみて~。■福井県えがわの水羊かん1箱¥670(税込み)えがわTEL:0120・55・4952(11月~3月のみ)日本一の負けず嫌い、福井男子。経済観念がしっかりしている商売上手。その気質とも相まって、社長を日本一多く生み出す県としてお馴染みです。恋愛も得意教科で、マメだし、押すときは一気にゴー。その分、独占欲も強いのはご愛嬌。彼らは上昇志向が強いので、モノ選びの際には“どこどこの、なになに”というブランド感を重視。それは食べ物のチョイスにも表れていて、地元の名店の羊羹が昔から大人気。この「えがわの水羊かん」、なぜか11月から3月末までの期間限定販売という、ユニークな和菓子。時の流れや流行なんかには目もくれず、“冬に水羊羹”という伝統を貫き通す。その心の強さ、まさに福井男子の魂!■岐阜県登り鮎化粧箱7個入り¥1,030、10個入り¥1,441、モロブタ(杉製器)10個入り¥3,240(すべて税込み)など玉井屋本舗TEL:0120・601・276戦国時代、戦乱で荒らされた経験を持つ土地、岐阜。また、古くから水害に悩まされることが多かったため、仲間内の結束が固く、結果、よそ者には強い警戒心を持つ“輪中(わじゅう)根性”の県民性が生まれた。北部・飛騨育ちの男子は朴訥で少々とっつきにくく、大酒飲みで有名。南部・美濃エリアの男子はお金にシビアなのにブランド品が大好きという、ミステリアスな性格の持ち主。どちらも真面目で仕事熱心。その、一心不乱に上を目指す精神が、上流に、上流にと川を遡上する鮎とよく似ている…ということかどうかはわかりませんが、こちらの名物手みやげは「登り鮎」ということで!カステラの中にモチモチの求肥入り♪■大阪府秘伝しょう油味たこ焼10個入り¥648、14個入り¥1,080、28個入り¥2,160(すべて税込み)元祖たこ昌TEL:0120・18・0838裏表なし、素直な性格の持ち主で、行動力も満点な大阪育ち男子。気さくで明るく会話上手、バイタリティも豊富。しかも恋愛好きで、気になった女の子にはガンガンアプローチ。人を笑わせることなんて朝飯前な彼らは、当然のごとく、モテます!でも熱しやすく冷めやすいところが少々難点で、恋心がしぼんだらさっさと次、なタイプです。それって、熱いときにハフハフ頬張りたい、大阪名物のたこ焼きと同じかも!なんとたこ焼き割烹のお店も出している名店・たこ昌のあの味が、レンジでチンで再現できるというこちらは、手みやげに大人気。おうちでも常にアツアツなんて、大阪男子とずっと一緒にいるみたいでイイ。■奈良県まほろば大仏プリン6個セット¥2,592、10個セット¥4,104(共に税込み)などまほろば大仏プリン本舗TEL:0742・23・7515深い歴史のある街、奈良。最近では大阪のベッドタウンとしての役割も大きく、昔から奈良にルーツがある“旧奈良県人”と、ベッドタウン地域に越してきた“新奈良県人”の2つに、県民性も分かれる。旧奈良県人はのんびり屋さんで、スローペースの恋が好き。一方の新奈良県人は大阪ノリの明るいペースと、奈良のほっこりさも併せ持つ。そんな新旧のセンスと文化が合体したのが、この新名物「まほろば大仏プリン」。ご当地産の素材をふんだんに使った、優しい味が自慢です。プリンという洋風のお菓子に、自分たちの土地の歴史に深い敬意を払って大仏やシカのマークをプラス。このバランス感覚、奈良男子っぽい!※『anan』2015年12月2日号より。監修・矢野新一(ナンバーワン戦略研究所)
2015年11月28日福井県の名産品をお得に手に入れられる「福井県ふるさと名物商品券」が、2015年11月27日から2016年2月29日の約3ヶ月間、東京都内の福井県アンテナショップ「ふくい南青山291」(青山)、「食の國 福井館」(銀座)にて販売されます。こちらの商品券は、1,000円券の3枚つづり(3,000円分)を2,100円で購入でき、なんと3割もお得。1人に付き1回当たり100セットまで購入可能です。上手に使って、都内にいながら福井県を満喫しちゃいましょう。購入は現金のみで、使用の際は他の割引サービスとの併用不可。おつりは出ないのでご注意を。「福井県ふるさと名物商品券」は、都内の福井県アンテナショップ2店舗と「ふくい、望洋楼」「グラスギャラリー291」の全4店舗で利用できます。なかでも、福井の名産品が集う福井県アンテナショップ「ふくい南青山291」「銀座 食の國 福井館」から、今味わいたい冬の味覚をご紹介します! ■福井の冬の味覚といえば、なんといっても越前がに! 越前ガニのメス「せいこがに」は、毎年11月6日の解禁日から約2ヶ月間しか水揚げされないため、この時期しか味わうことができません。甲羅の中に、プチプチとした食感の外子と別名赤いダイヤと呼ばれる濃い橙色の内子、濃厚な蟹ミソがたっぷり入っています。「せいこがにの甲羅詰め」( 1,080円)は、外子・内子・蟹ミソに加え、きれいに身出しした足も丸ごと甲羅に盛り付けてあるので、身出しに苦労することなく、せいこがにを丸ごと味わうことができます。 ■ブランド里芋が絶品寒くなると恋しくなる煮物も、福井県の人気ブランド里芋「上庄里芋」(1kg:Lサイズ 920円/Mサイズ 860円、500g:Lサイズ 460円/Mサイズ 430円)で作れば格別な味に。「上庄里芋」のふるさと、福井県東部の大野市上庄地区は、晩夏から秋にかけては寒暖の差が大きく、その温度の差が作物をおいしくするのだそう。さらに土地や水など、おいしい里芋を作る環境が整っています。作物にとって恵まれた環境で育てられた「上庄里芋」は、小ぶりで身が締まり煮崩れしにくいので、ぜひ煮っころがして食べてみて。煮込むほどおいしくなるおでんやシチューにもおすすめです。■ちょっと意外な逸品スイーツ冬にこたつで食べるものといえば、みかんが一般的ですが、福井県ではなんと、水羊かん! 厳しい冬に、暖かい部屋の中で仲間や家族との団らんの際には、なくてはならないお菓子なのだそう。毎年11月より翌年3月31日までの期間限定で販売される「江川の水羊かん」(大:670円/中:340円)は、昭和12年創業の老舗の水羊かん専門店で作られた福井県では定番の一品。黒砂糖の優しい香りと、口に含んだ時の上品な甘さが特徴です。水分を多く含み柔らかく、寒天をベースにしているので、一般的な練り羊かんよりヘルシーなのもおすすめポイント。「福井県ふるさと名物商品券」は、明治創業、名勝・東尋坊近く、三国温泉の著名な料理旅館「望洋楼」のメニューが味わえるレストラン「ふくい、望洋楼」、世界でも有数の眼鏡産地、鯖江市・福井市の直営眼鏡ショールーム「グラスギャラリー291」でも利用できます。都心にいながらにして、福井の冬の味覚を満喫できるチャンス! 商品券を上手に使って、福井の冬を疑似体験してみては? ・福井県アンテナショップ /都内2か所(南青山店・銀座店) ・ふくい、望洋楼 ・グラスギャラリー291
2015年11月27日パルコは、愛知県・名古屋市中区の「名古屋パルコ」に、福井県鯖江市のものづくりに触れることのできるアンテナショップ「SAVA!STORE(サヴァ!ストア)」を期間限定でオープンすることを発表した。期間は11月16日~11月29日の14日間。会場は名古屋パルコ 東館B1F SHOW PLATE3。このたび、名古屋パルコにオープンする「SAVA!STORE」は、眼鏡、漆器、繊維、和紙などの地場産業が集積し、手仕事によるモノづくりが息づく福井県鯖江市を拠点に活動する、クリエイティブカンパニー「TSUGI(ツギ)」がセレクトした"鯖江のいいもの"を一同に並べる架空のショップ。会場には、眼鏡の素材として使われるアセテートの端材に新たな価値を見出した、TSUGIのアクセサリーブランド「Sur(サー)」や、越前漆器の丸物木地の技術を生かした木製プロダクトを制作するろくろ舎が、杉の間伐材(福井県河和田産)を丸太から削り出して"土に還る"ことをコンセプトに製作した「TIMBER POT」、漆器の飯碗、汁椀を横に並べると、それぞれの器の輪郭が重なり寄り添うデザインが特徴的な、関坂漆器のオリジナル器シリーズ"familyware"の第一弾となる夫婦グラス「ataW(アタウ)」などが並ぶということだ。なお、「TSUGI」は、鯖江市に魅せられ移住したデザイナーや職人など6名のメンバー(全員が大阪出身)で構成されるクリエイティブカンパニー。大阪市で開催されている河和田アートキャンプへの参加をきっかけに、2013年、福井に息づくモノづくりや文化の魅力を多くの人に知ってもらいたいという思いで結成。今年10月には福井県鯖江市の河和田地区で活動するメーカーやクリエイターが一同に工房を開き、つくり手の思いやものづくりの背景に触れながら商品を購入できる体験型マーケット「RENEW」を企画・開催。
2015年11月13日福井県越前町の道の駅「越前」駐車場で11月14日~15日の各日9時~16時に、「越前かにまつり2015」が開催される。○冬の味覚をたっぷり味わえる同イベントは、11月6日の「越前がに」解禁にあわせて行われる。越前がにをはじめ、地元で水揚げされた新鮮な魚介類や干物が販売されるほか、同イベントの名物「セイコガニ汁」が1杯300円(各日500食限定)で提供される。そのほか、旬の魚の即売会「新鮮屋台市」や、焼ガニやカニの甲羅蒸し、カニ丼ぶりなど、カニを始めとした海鮮グルメを味わえる「新鮮グルメ屋台」、さらに越前がになど、越前海岸の豪華賞品がその場で当たる「日本海大抽選会」も行われる。
2015年11月10日福井県のアンテナショップ「ふくい南青山291」(東京都港区南青山)は31日~11月3日の4日間、福井の秋の味覚を届ける「ふくい南青山291秋祭り」を開催する。○期間限定のアイテムをはじめ、福井の秋の味覚がそろう期間中は、蕎麦どころ福井からそば茶で作った濃厚ソフトクリーム「けんぞうソフト」を期間限定(11月1日~3日)で販売するほか、とろける甘さで天然のスイートポテトのような味わいの「とみつ金時焼き芋」(11月1日~)、毎年秋冬シーズンに人気の「水ようかん」(11月1日~)、「上庄里芋」(10月31日~11月下旬)も取りそろえる。また、福井県で生まれた米「コシヒカリ」と、「コシヒカリ」を品種改良した「夢ごこち」の新米を、イカのへしこのオイル漬けとともに味わえる試食も用意した。販売期間は、10月31日~11月1日。さらに、10月31日~11月1日限定で、来場者へ秋の実りに感謝を込めたプレゼントも用意。先着200名に福井県の新米300gをプレゼントするほか、1,000円以上の購入者にはすてきな景品が当たる抽選会も実施する。店内には、越前ふくいを全国にPRする宣伝隊長「朝倉ゆめまる」も登場し、期間中のお祭りを盛り上げるという。開催日時は、10月31日~11月3日 10時30分~19時。会場は、ふくい南青山291(東京都港区南青山・グラッセリア青山内)。
2015年10月19日ネットワンシステムズは10月6日、ヴイエムウェアの仮想ネットワーク・ソフトウェア「VMware NSX」を用いて、福井県済生会病院の医療情報システム用の共通仮想基盤を構築した。これにより、福井県済生会病院は約60台の物理サーバ上で稼働していた放射線部門システム(一部除く)/検体検査部門システム/薬剤部門システムなどの約40種類の診療部門システムを共通仮想基盤上に移行して11台のブレードサーバに集約することで、設備投資コストと運用管理工数を50%以上削減するとともに、医療情報システムの可用性を向上する。共通仮想基盤では、セキュリティ強化のために「VMware NSX」を活用して仮想マシン単位で仮想ファイアウォールを実装しており、万が一不正侵入された場合も被害拡散を防止する手法「マイクロセグメンテーション」を採用している。あわせて、診療部門システムのメンテナンス用の仮想デスクトップ環境も構築しており、「VMware NSX」とセキュリティ対策ソフト「Trend Micro Deep Security」の連携で、ウイルスに感染したデスクトップを検知すると自動的に隔離し、検疫後に自動復旧する仕組みも整備されている。今後、仮想環境監視・管理ソフト「VMware vRealize Operations Manager」によって仮想マシンの実際の稼働状況をモニタリングし、より効率的かつ安定的にシステムが稼働するようなリソース配分も実現する予定。
2015年10月08日ミュージカル『レ・ミゼラブル』が、9月20日の夜公演をもって国内上演回数3000回に到達した。日本では1987年に初演。2015年公演は4月に東京・帝国劇場で開幕し、愛知、福岡、大阪、富山公演を経て、静岡市清水文化会館マリナートにてこの日、3000回の大台に達した。当日は特別カーテンコールが行われ、主人公ジャン・バルジャンをトリプルキャストで演じている福井晶一、吉原光夫、ヤン・ジュンモらが挨拶をした。ヴィクトル・ユゴーの同名小説を原作とし、19世紀初頭のフランスの動乱期を舞台に「無知と貧困」「愛と信念」「革命と正義」「誇りと尊厳」といったテーマを荘厳な楽曲に乗せ描き出す作品。ミュージカルの金字塔と呼ばれるほど、幅広い層に愛され続け、28年という長きにわたり上演を重ねている。この日のカーテンコールでは「ミュージカル『レ・ミゼラブル』日本上演通算3000回達成!」という文字がスクリーンに大写しになると、客席からは大きな歓声と拍手が沸いた。その中で、マダム・テナルディエ役、森公美子の進行で特別カーテンコールはスタート。「3000回とひと言で言っても、本当にたくさんの出来事があって、たくさんの努力があって、この回数を重ねてこれたのだと思う。初演からたくさんの方々がこの作品に携わって、作り上げてきた3000回。僕たちはその気持ちを受け継いで、明日の3001回目からまた毎日、1回1回を大切に演じていきたい」(福井晶一)、「3000回という歴史的な瞬間を皆さんと一緒に過ごすことができ、光栄です。これからも続く『レ・ミゼラブル』の歴史が楽しみです」(ヤン・ジュンモ)、「28年間で3000回と訊いて「重いな」と思った。このお芝居に役者として立つということは、すべての役において、非常に重いこと。そして今までその重みを背負って、ずっと繋げてきてくれた人たちがいるんだなと思うとすごく感慨深くなります」(吉原光夫)と、口々に支えてくれたファンや、これまで作品に携わったキャスト・スタッフへの感謝を述べていた。2015年公演は9月24日に大千秋楽を迎えたが、さらにその千秋楽の場で、2017年春の再演が発表に。日本初演30周年記念公演としての上演になるとのこと。これからも重ねられていく『レ・ミゼラブル』の歴史をお楽しみに。
2015年09月24日