台湾には、古くから“縁結びの神様”として崇められている「月下老人」がいる。その月下老人が一番最初に祀られた場所が、歴史ある古都、ここ台南なのだとか。台湾にいくつもある寺廟の中でも、台南の月下老人は特に底知れぬ威力を持っている、と大評判!恋の強力なパワースポットとして、海外観光客の間でも参拝に訪れる人が急増している。その最強の恋愛パワースポットをご紹介!◆祀典武廟(スーティエンウーミアオ)片思いや夫婦関係良好の祈願に強い。月下老人は50cmほどで小さいけれど、動きは機敏。パートナーが浮気をしようものなら、杖でポコポコ叩きに来るとか!●台南市中西區永福路二段229號◆大観音亭(タークワンインティン)台南の中では一番大きな月下老人。この大きな口元と、少し横を向いている顔が特徴。ここは成婚率が断トツといわれ、婚活中の女性の駆け込み寺。●台南市北區成功路86號◆台南大天后宮(タイナンターティエンホウコン)「彼との絆をより強くしたい」「相手も好きかどうかを確かめたい」そんな願いに最も効力を発揮。ハート型の絵馬に願い事を綴ろう。●台南市中西區永福路二段227巷18號(今回の内容は、2016年1月に取材させていただいたものです。台湾南部地震の被害に遭われた皆様に心からお見舞い申し上げます。編集部一同、一日も早い復興をお祈り申し上げます)※『anan』2016年2月24日号より。写真・田村昌裕(FREAKS)コーディネーター・片倉真理、楊 岱宗
2016年02月20日杏が映画初主演を務めることで話題の『オケ老人!』のキャストがこのほど解禁。坂口健太郎、黒島結菜、光石研ほか、豪華ベテラン俳優陣が出演することが明らかとなった。梅が岡高校に赴任してきた数学教師の小山千鶴(杏さん)は、着任早々地元の文化会館でのアマチュアのオーケストラ「梅が岡フィルハーモニー」の演奏を聴き、入団を決意する。だが、向かった「梅が岡交響楽団」は、老人ばかりの下手くそなアマオケだった。若者の入団を大喜びする老人たちに千鶴は自分の勘違いを言い出せないまま、ついには指揮棒を振るはめに。そんなとき、フランスから世界最高と言われる指揮者ロンバールが来日、「梅フィル」を指揮することになるのだが――。「妖怪人間ベム」(日本テレビ)や「花咲舞が黙ってない」(日本テレビ)など様々な役どころを演じる杏さんが、初の映画主演を果たす本作。錦戸亮主演で映画化された『ちょんまげぷりん』や『探偵の栄光』など映像化が相次ぐ荒木源の同名原作を、クラシック音楽をより身近に感じる“痛快スポ根クラシック音楽ドラマ”として実写映画化する。このほど公開となった共演陣には、フレッシュなキャストからベテランキャストまで豪華な面々が集結。千鶴の同僚で後輩の英語教師坂下くん役を、塩顔男として大注目を集め、『ヒロイン失格』や『俺物語!!』、「コウノドリ」(TBS)など映画やドラマに引っ張りだこの坂口さんが演じ、笹野さん演じる野々村の孫・和音役に『ストロボ・エッジ』や『at home』の黒島さんが配役されている。さらに、「梅が岡フィルハーモニー」のコンマス・大沢義郎役には「サイレーン」に出演中の光石さん、老人だらけの「梅が岡交響楽団」のアマオケ・メンバーには、第一ヴァイオリン奏者・野々村秀太郎役に笹野高史、クラリネット担当のクラさん役に左とん平、チェロ担当のトミー役に小松政夫、オーボエ担当のマーサ役に藤田弓子、ティンパニ担当棟梁役に石倉三郎、第二ヴァイオリン担当のしま子役に喜多道枝、フルート担当真弓センセイ役に茅島成美、そしてトランペット担当のラバウル役に森下能幸と、豪華ベテラン勢が出演している。杏さんは、今回の撮影を振り返り「初主演映画でしたが、大先輩方があまりに多く、みなさん相当飛ばしていくので、テンションが持つかとハラハラしました。(笑)1日中その高いテンションを持続される体力にびっくりしましたし、遊び心や若さというものも大先輩達の方があったように思います」と、初主演への感慨とベテラン俳優陣との共演についてコメント。また、「クラシックは敷居が高く、お金持ちでないとできないイメージだったのですが、こうしてアマチュアのオーケストラで老人たちが一所懸命演奏している姿を見て、みんなで1つのことを成し遂げるというのは楽しいことはもちろん、尊いことですし、大事なことだなと改めて感じました。好きなことをやるのに年齢や環境は関係ない、想いさえあれば楽しく挑むことができるんだ、やりたいことをやっていいんだというメッセージが伝わればいいなと思います」と本作への想いを語っている。普遍的な人気を誇るクラシック音楽の世界を舞台に、“痛快スポ根クラシック音楽ドラマ”として注目の本作。杏さん、坂口さん、黒島さんらフレッシュなキャストとベテラン勢の共演に期待したい。『オケ老人!』は2016年秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2015年12月02日俳優の坂口健太郎らが、女優・杏の初主演映画『オケ老人!』(2016年秋公開)に出演することが2日、発表された。原作は、荒木源氏による同名小説。杏は、梅が岡高校に赴任してきた数学教師・小山千鶴を演じる。着任早々、地元の文化会館でアマチュアオーケストラの演奏を聴いて、入団を決意。しかし、向かった"梅が岡交響楽団"(以下"梅響")は年寄りだらけで、感激したコンサートはエリート集団"梅が岡フィルハーモニー"と判明。"梅響"は老人たちの下手くそなオケとわかりつつ、指揮棒を振ることになる千鶴の姿と"梅響"の面々を描く。発表されたキャストは坂口のほか、黒島結菜、光石研ら。坂口は梅が岡高校の後輩英語教師で千鶴がひそかに恋心を抱いている坂下くん役を、黒島は千鶴が数学を教えるクラスの生徒・野々村和音役を、光石は"梅が岡フィルハーモニー"のコンマスでありOSAWA電器の社長・大沢義郎役をそれぞれ務める。加えて"梅響"のメンバーには、笹野高史、左とん平、小松政夫、藤田弓子、石倉三郎、喜多道枝、茅島成美、森下能幸らベテランキャストが集結。笹野は商店街にある電器店を経営するがOSAWA電器に買収される危機に直面している第一バイオリン担当の野々村秀太郎を、左は寿司屋を経営するクラリネット担当のクラさんを、小松は呉服屋経営のチェロ担当・トミーを、藤田はトミーの連れ合いのオーボエ担当・マーサを、石倉はティンパニ担当の大工の棟梁役を、喜多は軽い認知症を患う第二バイオリン担当・しま子を、茅島は元高校教師のフルート担当・真弓センセイを、森下はトランペット担当のラバウルを演じる。クランクアップを迎えた杏は、「大先輩方があまりに多く、皆さん相当飛ばしていくので、テンションが持つかとハラハラしました(笑)」と吐露。続けて、「1日中その高いテンションを持続される体力にびっくりしましたし、遊び心や若さというものも大先輩たちの方があったように思います」と初主演だけでなく、ベテランの共演者がいてこその経験を口にする。また、「クラシックは敷居が高く、お金持ちでないとできないイメージだった」と先入観があったことを告げながらも、「老人たちが一所懸命演奏している姿を見て、皆で1つのことを成し遂げるというのは楽しいことはもちろん、尊いことですし、大事なことなんだ」と実感。その上で、「好きなことをやるのに年齢や環境は関係ない、思いさえあれば楽しく挑むことができるんだ、やりたいことをやってもいいんだというメッセージが伝われば」「若い方だけでなく、お年を召した方にも見ていただき、楽しんで元気になっていただければなと思います」とアピールしている。
2015年12月02日最近、60代以上の一般女性たちを被写体にした写真集が売れている。そんなニュースを耳にしたのですが、実際に書店に行って実感しました。書店の一部コーナーに、60代以上の女性たちの写真集やライフスタイル本などがずらり並んでいるではないですか! そこで今回は、アラフォー世代もいずれは迎える60代を、ステキに過ごすためのヒントを探るべく、Over60の魅力に迫りたいと思います。NYの60歳以上はスタイリッシュでかっこいい数ある書籍の中でまず中で気になったのが、『Advanced Style--ニューヨークで見つけた上級者のおしゃれスナップ』(アリ・セス・コーエン著/大和書房刊)。もともとは、NYの街角を歩く60代以上のおしゃれな女性たちを取り上げたファッションブログが始まりだそうで、そのブログが人気となり、写真集として出版されたもの。さらに映画『アドバンスト・スタイル そのファッションが、人生』まで作られ、最近、日本でも公開されたばかり。注目度の高さがうかがえます。本書には、さすがNY!といった、超個性的なおしゃれを楽しんでいる60代以上の女性たちの姿が収められているのですが、みなさん、とびきりおしゃれで、さらに、とてもパワフルでかっこいい! この年齢だからこそ着こなせる、ともいえるかもしれません。見ているだけで自然と元気をもらえます。パリのマダムたちの暮しぶりも見習いたいまた、パリに暮らすおしゃれなマダム14人の暮らしを紹介した『Around 60 パリジェンヌ・スタイル--ファッション、インテリア、素顔の暮らしと生き方』(ジュウ・ドゥ・ポゥム著/主婦の友社刊)は、この9月に発売されたばかりの注目の本。ファッションはもちろん、自宅のインテリアや趣味など、ライフスタイルにもフォーカス。自分らしく生きることを大事にしている、大人のパリジェンヌたちの暮しぶりは、やはりステキで憧れてしまいます。これからは “美老人” (ビロード)を目指してNY、パリ、どちらのマダムたちもステキですが、日本だって負けてはいません! それを証明してくれたのが、9月21日の敬老の日に開催された、60歳以上の日本の一般女性たちによる「TOKYO 美老人(ビロード)ファッションショー」。実は、1927年(昭和2年)の9月21日、日本で初となるファッションショーが行なわれたのが日本橋の三越だったそうで、88年後の今年、同じ地で開催することが企画されたそうです。このショーには、総勢20名の“美老人”たちが参加。思い思い、とっておきにおしゃれをしたファッションに身を包み、ランウェイを歩きました。65歳で始めたアルゼンチンタンゴのきらびやかな衣装で登場した73歳の女性や、80歳のときに超難関の「宅建」に最年長で合格し、現在、不動産会社の現役社長という85歳の女性。また、日舞一筋76年で、身のこなしもしなやかで着物姿が最高に似合う81歳の女性など。みなさん、“おばあちゃん”と呼ぶのもはばかれるほどお若くて、はつらつとしていてチャーミング。おしゃれを自分流に楽しんでいる様子も伝わってきました。“芸能界の美老人”のゲストとして、会場にいらしていた小松政夫さん、研ナオコさん、家田荘子さん、錦野旦さんも、そんな“美老人”たちの姿、ファッションに魅せられていたようです。ちなみに、美老人と書いてビロードとは、「美しい道」=美ロードにもかけた言葉だそう。今回登場した“美老人”の方々はみなさん、容姿だけではなく、自分らしく、美しい生き方をされてきたことが見てとれて、こんなふうに年を重ねられたら素晴らしい! そんなふうにも思わせてくれました。いずれは迎える60代に向けて…ステキな先輩たちをお手本にしながら、日々、キレイを磨いていきたいですね。
2015年09月26日愛知県丹羽郡大口町にある「さくら荘」は、医療法人 医仁会が運営する老人保健施設で、明治時代のイメージを取り入れた建物だ。老人保健施設は病気や障害の症状が安定し、病気での治療や入院の必要はないが家庭で過ごすには少し不安な心身の状態の人、また介護やリハビリテーション、身の回りの世話などを必要としている人が利用する施設で、医師・看護師・介護職員・理学療法士(PT)・作業療法士(OT)・言語聴覚士(ST)・管理栄養士・介護支援専門員(ケアマネジャー)・支援相談員などが関わっている。同施設の定員は一般棟89床、認知症専門棟29床の計118名で、40室の居室のほか、食堂(レクリエーションルーム兼用)、診察室、特殊浴などを備える。敷地内には、同じ医仁会が運営するさくら総合病院があり、こちらの医師や看護士もサポートする。そんなさくら荘が3階建て建物内の各フロアーに無線LANを導入する検討を始めたのは、今年の4月のことだ○「ライフタイム保証」が決め手同施設では、これまで入居者の状態の記録は紙ベースで行っていたが、これを電子化するにあたって、無線LAN環境が必要になったのだ。データを入力する機器はiPad。入力するデータは、入居者の日々の体温、呼吸数、血圧などのバイタル情報やカルテの代わりとなる情報だ。利用するiPadの台数は15台ほどで、これを複数のスタッフで共用利用するiPad導入はもともとさくら総合病院が先行して実施していたが、利便性が高いということで、さくら荘にも導入されることになったのだ。さくら病院が導入したiPadの台数は250台という大規模なものだ。さくら総合病院 情報部 課長 下端一弘氏は、「ナースステーションに戻ってデータを入力するのではなく、ベットサイドで入力したいというニーズがあり、無線環境が絶対必要でした」と、無線LANを導入するに至った背景を説明する。導入にあたっては複数のベンダーの製品を検討し、最終的にネットギアの製品を採用した。具体的には、ワイヤレスLANアクセスポイント「WNDAP360」×19台、ワイヤレスLANコントローラー「WC7520」×1台、ギガビットスマートスイッチ「GS510TP」×3台だ。アクセスポイント(AP)はPoEによってスイッチからLANケーブルを通して電源供給されている。設定も含めて無線LANの工事は2-3日で完了。実運用が開始されたのは今年の6月末だという。下端氏は、ネットギア製品を採用した理由を次のように説明する。「決め手は製品価格の安さとライフタイム保証によって保守費用がかからない点です。ネットワーク機器では、保守費用が非常に大きくなります。しかし、ネットギアさんの製品では故障の場合でも無償で交換していただけるので、ほとんど必要ありません。他社さんと比較すると、今回の規模であれば年間100万円程度の削減になるのではないでしょうか。また、これまで他社製品を使って部分的に無線LANを導入していましたが、通信が安定しませんでした。今回、ネットギアさんの製品を導入して2カ月ほど経ちましたが、トラブルはまったくなく、導入時のまま使っています」ネットギアの「ライフタイム保証」とは、ユーザーが対象製品を持っている間、期間を定めずハードウェア故障に対する保証を提供する無償製品保証のことだ。今回、無線LANの導入作業を行ったトーテックアメニティ ネットワークソリューション事業部 第1システム部の岩谷真司氏は、「さくら荘(さくら総合病院)様のように、今後も医療現場のネットワークシステム無線化が進むことを想定し、導入のし易さ、運用のし易さ、将来的な拡張性を考慮し一括管理機能を備えた無線環境をご提案しました。ネットギアさんの製品は、さまざまな無線規格に対応し、PoE機能での無線APへの給電も可能であったため、さくら荘様の運用にあった製品だと感じました。ネットワーク製品もそうですが、最近のITインフラは価格勝負の面があります。ネットギアさんの製品は、性能の割に安価で、機器にはライフタイム保障が付いているため、運用のトータルコストを抑えられ、お客様に提案する際の訴求ポイントは大きいと思います。また、仕様もエンタープライズ用になっていますので、安定が求められる病院にも提案できます」と続ける。○APコントローラーの導入で管理負担を低減無線LANを導入する場合、APコントローラーを導入しないケースもあるが、さくら荘では、APコントローラーを導入し、APを一括管理している。その理由について下端氏は、「APコントローラーは絶対必要ですね。APコントローラーを導入すると、APを1つ1つ設定しなくても、1カ所だけ変更すれば、それがすべてに反映されその効果は大きいと思います。圧倒的に管理コストが下がります。特に、MACアドレスで端末を制限するときのコスト削減効果は大きいと思います。利用する端末が変更されるたびにすべてのAPの設定を変えるのは、非常に手間がかかると思います」と説明した。iPadは看護士だけでなく、事務所の人が入居者の基本情報や家族との面談記録用に利用しているほか、ケアマネージャーも日々の食事量や排せつ状況を入力している。また、iPadからはさくら総合病院に保存されているカルテ情報も参照可能だ。これは、地域の中核病院と、患者に身近にあるかかりつけ医院とで連携して医療を行うために構築したシステムを利用している。下端氏は無線LANの導入効果について、「システムが円滑に回るようになりました、また、入力場所の制限もなくなり、作業効率が上がっています」と語る。9月1日からは、飛行機内での電子機器の利用が緩和されたが、病院内での電子機器の利用も緩和されつつあり、今後、医療機関でのネットワーク化はさらに進んでいくだろう。下端氏も、「最近は医療機器もほとんどネットワーク対応になっており、移動式のレントゲン機器なども、撮影した写真を離れた場所で見ることができるようになっています。そういう意味で、病院のネットワーク化は今後もどんどん進むと思います」と語る。医仁会が運営する施設には有料老人ホームもあり、今後はこちらに無線LAN環境も整備する予定だという。
2014年11月25日ワタミの介護は5月1日、介護付有料老人ホーム(一般型特定施設入居者生活介護・申請予定)「レストヴィラ羽田」を開設する。○"子供たちと触れあえる"老人ホーム同施設は、中小製造会社や住宅がひろがる下町情緒豊かな場所に立地している。1階には、同社初の事業所内保育所があり、一緒にアクティビティを行うなど子供たちと触れあうことができる。各階には、冬にこたつを設置し、入居者同士でお茶を飲みながらテレビを楽しめる「お茶の間」スペースや、LPレコードが流れる喫茶室で読書、おしゃべりなどが楽しめる「昭和喫茶」スペースなど、ホームでの生活を楽しめる空間を用意するという。事業所内保育所を設置することは、同社の「子育て支援制度」の一つでもあり、"産前-出産-職場復帰"まで、安心して働くことができるようスタッフを応援する取り組みとのこと。所在地は、東京都大田区東糀谷5-19-18。鉄筋コンクリート造地上5階建で、居室総数100室、定員数100名(全室個室)。協力医療機関は、医療法人社団 至高会 たかせクリニックと田園二子クリニック。詳細は、同施設Webページを参照のこと。
2014年03月24日三井住友銀行は30日、有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅(以下介護施設)を融資対象不動産とする「介護施設提携ローン」(以下同商品)を開発し、大和ハウス工業との提携により同商品の取扱いを開始した。わが国で高齢化が急速に進展している中、厚生労働省は「平成24年版厚生労働白書」において、高齢者支援サービスを提供する住宅の確保が極めて重要である一方、欧米各国と比較してその整備が立ち遅れているため、国土交通省と連携しながら介護施設の供給促進を図っていくこととしている。また、2011年10月に施行された「高齢者の居住の安定確保に関する法律等の一部を改正する法律」により「サービス付き高齢者向け住宅制度」が定義され、超高齢社会の本格的到来に応じた環境整備が進展しつつあるという。このような背景のもと、同行は高齢者向け商品・サービスの充実は社会的な課題の解決に向けた重要な取り組みであるととらえ、このたび超高齢社会における重要な社会基盤である介護施設の供給促進に向けて、ストラクチャードファイナンスのノウハウを活用し、介護施設を専らの融資対象不動産とする新たな融資商品を開発した。同商品は、土地の有効利用を希望する顧客(以下オーナー)、不動産の転貸事業を営む同行との提携企業、同行の3者が介護施設の建設、建設資金の融資、高齢者支援サービスの提供などの役割をそれぞれ分担して協力する点において特長ある商品。具体的には、同行からの借入によりオーナーが建設した介護施設を提携企業が一括して賃借した上で、高齢者支援サービスを提供するという商品内容であり、同行は同商品により市場への介護施設の新規供給をサボートするもの。このたび同行は、サービス付高齢者住宅の賃貸事業と建設工事受注の拡大をグループの中期経営計画の主要施策として掲げ、かつ同商品の趣旨を評価した大和ハウス工業と、同商品の取扱いにおいて第1号となる提携基本契約を締結した。この提携により、同行の顧客のみならず、大和ハウス工業の顧客にも介護施設の供給促進に協力してもらえる可能性が広がるだけでなく、大和ハウス工業の豊富な不動産賃貸と介護施設建設のノウハウを提供してもらうことで、質の高い介護施設をより安定的に市場に供給することの出来る体制が構築されることになるという。今後も同行は、同商品の提携企業を増やしていくことなどを通じて、介護施設の供給促進に向けた取り組みを継続することにより、高齢者向け商品・サービスの充実を先駆的・積極的に推進し、高齢者が安心していきいきと生活できる社会の実現に貢献していくとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年05月31日